録画中継

平成30年第1回(1月)近江八幡市議会臨時会
1月31日(水)
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案の上程(提案理由説明)
    議第1号 ~ 議第2号
    会第1号
第4 質疑
第5 委員会付託
第6 委員会審査報告
第7 討論・採決
追加日程
   動議・討論・採決
               午前9時30分 開会
○議長(田中好 君) 皆さんおはようございます。
 本日招集されました平成30年第1回近江八幡市議会臨時会をただいまから開会をいたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(田中好 君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員に、
 西津善樹君
 小西 励君
の両名を指名いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第2 会期の決定
○議長(田中好 君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本臨時会の会期は、本日1日といたしますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定をいたしました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第3 議案の上程(提案理由説明)
     議第1号・議第2号
     会第1号
○議長(田中好 君) 次に、日程第3、議案の上程を行います。
 議第1号、議第2号及び会第1号の3件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 川端議会事務局長。
◎事務局長(川端康仁 君) 朗読いたします。
 平成30年第1回(1月)近江八幡市議会臨時会提出議案
市長提出議案
議第1号 平成29年度近江八幡市一般会計補正予算(第6号)
議第2号 近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
議員提出議案
会第1号 道路の整備促進に係る補助率嵩上げ措置の継続を求める意見書の提出について
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
 市長、冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 皆さんおはようございます。
 本日、平成30年第1回市議会臨時会を招集させていただきましたところ、議員の皆さん方におかれましては公私何かとご多用のところをご出席賜りまして、まことにありがとうございます。
 平素は市政発展に格別のご尽力を賜り、心より敬意を表する次第でございます。
 さて、毎年2月4日の立春あたりまでのこの時期、一年のうちでも最も寒さが身にこたえるいわゆる寒の内に当たります。
 既にご承知のとおり、1月14日に予定されておりました第64回近江八幡駅伝競走大会は、当日早朝からの積雪によりコースの安全確保が困難との判断から、大会始まって以来となります2年続けての開催中止とさせていただいたところでございます。遠路はるばるお越しをいただきました夫婦都市静岡県富士宮市の3チームの招待チームを初め、106チームの出場選手や関係者の皆さんにとりましては、いたし方ないとはいえ、心苦しく、大変残念な結果となったところでございます。
 さらにまた、先週に入ってから冬型の気圧配置が強まり、日本列島上空にはこの冬一番の寒気が流れ込んだことから、本格的な降雪により、25日から28日にかけ市内一帯は完全な銀世界となりました。
 今や市民生活に欠かすことのできないあかこんバスは、幸いに現在のところ一部の路線でダイヤに若干のおくれは見られたものの、昨シーズンのように運行を取りやめたり、あるいは学校や幼稚園、保育所、こども園が休校、休園になるまでの積雪には至っておりませんが、今後とも積雪による市民生活への影響を最小限に食いとめるための万全の対策をとってまいりたいと考えているところでございます。
 一方におきまして、ご承知のとおり全国的にインフルエンザが猛威を振るっております。厚生労働省によりますと、1月26日の時点で全国約5,000カ所の医療機関から1月15日から21日までの7日間に報告されたインフルエンザの患者数が1医療機関当たり51.93人となり、統計をとり始めた平成11年4月以降で最多となり、この7日間に医療機関を受診した全国の患者数は約283万人に上ると推計されます。
 急増した要因としましては、例年この時期に多いA型の流行が終息する2月ごろからふえ始めますB型のウイルスによる感染が、シーズンの序盤からA型同様に検出されたことが大流行につながったという見方を示しております。
 いずれにせよ、外出後の手洗い、うがいの徹底や部屋の湿度を保つなどの基本的な予防策をしっかりと行うことが肝要であろうと考えますので、皆さん方におかれましても引き続き十分ご留意をいただきますようお願いを申し上げる次第でございます。
 その一方で、今月23日午前、群馬、長野の県境に位置します草津白根山が前兆もなく突然噴火、近くのスキー場に落下した噴石により訓練中の自衛隊員1人が亡くなられたほか、11人のスキー客らが重軽傷を負いました。ほとんど直前まで前兆が伴わなかった今回の噴火は、地下水がマグマで熱せられて噴き出す水蒸気噴火と見られております。
 噴火予知、火山学の限界が叫ばれる中で、火山列島である我が国において噴火はいつどこで起きてもおかしくない状況下であり、監視カメラによる観測火山をふやしたりハザードマップや避難計画の見直しなどが求められているところでございます。
 火山列島であると同時に地震列島でもある我が国にとりましては、常に自然災害と背中合わせであることを私たちは認識すべきであり、防災体制の整備充実が求められているところであり、そのためにも一日でも早く市の防災拠点であります新庁舎の整備を図らねばと考えるところでございます。
 さらにまた、本市の韓国の姉妹都市であります密陽市で1月26日早朝、大規模な病院火災が発生し、入院患者など31人もの方々が亡くなられるという痛ましい惨事が発生をいたしました。密陽市長様へは早速お見舞いの電報を出させていただいたところでございます。亡くなられた皆さん方に心より哀悼の意を表しますとともに、負傷されました方々の一日も早い回復をお祈り申し上げるものでございます。
 さて、会期を6月20日までの150日間とします第196通常国会が1月22日召集され、衆参両院の本会議で安倍首相は時間外労働の上限規制の法制化や同一労働同一賃金の実現などを内容とした働き方改革や首相自身が国難とみなす少子・高齢社会対策の実現に向け、関連法案の成立に全力を挙げるなどの施政方針を表明しました。
 演説の冒頭で安倍首相は、150年前に会津の白虎隊で政府軍と戦った後、明治政府に重用され東京帝国大学総長を務めた山川健次郎氏が、貧しい学生の支援や女性教育に力を注ぎ、国の力は人にありと訴えたことを引き合いに、あらゆる日本人にチャンスをつくることで少子・高齢化も克服できると一億総活躍社会の実現にも意欲を示し、憲法改正も含め、長期的な課題に与・野党の枠を超えて取り組もうと呼びかけました。
 全国民の代表である与・野党の議員と安倍首相が誠実かつ謙虚に向かい合い、よりよい政治の実現に向け建設的な議論を尽くされることを切に望むものでございます。
 話題は変わりますが、手話を言語と定め、手話等の普及と聴覚障がい者があらゆる場面で手話等による意思疎通ができ、自立した日常生活及び地域における社会参加の促進を目的とした近江八幡市みんなの心と手をつなぐ手話言語条例を県内自治体に先駆けて制定施行し、1周年を迎えたことを記念しての講演会を去る1月13日にひまわり館で開催したところでございます。
 講演会はオープニングで県立八幡高校社会福祉部の生徒の皆さんによります手話歌の披露があり、会場の雰囲気を和ませていただいた後、大阪聴力障害者協会常任理事の栖川興道さんから、「笑顔と手話のあふれるまち近江八幡」と題しての手話による講演と落語をご披露いただき、ご参加いただいた市民の皆さんともども大きな感動をいただいたところでございます。
 手話施策推進方針等の具体的な内容につきましては、手話施策推進会議でご議論いただき、また手話等に対する理解の促進及び普及などの取り組みにつきましては、当事者団体やコミュニケーション支援従事者等の皆さんと行政が協働で進めさせていただいております。
 今後とも、聴覚に障害のある人を初めとした障がい者や高齢者の方々が、住みなれた地域でその人の能力に応じ、その人らしく生きていくことができ、さらに障害のあるなしにかかわらず、ともに支え合い暮らし続けることができる共生型市民社会の構築に向けて、市民の皆さん方と協働で鋭意取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
 この共生型市民社会の推進のみならず、市政のモットーであります市民との協働のまちづくりを進めるために、市内の自治会や各種団体に集う市民の皆さんと膝を交えてお話を交わしながら、市政に対するアイデアやご意見を承る一方で、市の進めます重要施策へのご理解を深めていただく場として、私の市長就任以来続けさせていただいております車座談義は、本年度に限って申し上げれば今月19日までに各コミュニティセンターを会場に市内10学区全てを対象に実施させていただくことができました。
 このことで、市内168の自治会のほぼ全ての自治会長さんを初め学区まちづくり協議会や各種団体の役員の皆さんに、喫緊の課題であり、後ほど述べますとおり、本日その工事請負契約の締結の議決を提案させていただきます新庁舎建設など、市の重要施策について私や担当部長などから正確な情報をお示しさせていただいたところでございます。
 このことで、出席された皆さん方が抱かれていた疑問が少なからず解消し、胸のつかえがとれたような思いをしていただいたのではないかと考えているところでございます。
 改めて、市民の皆さん方との直接対話の大切さを実感したところでもございます。来月も市PTA連合会の役員の方々や自治会など3カ所の車座談義が既に予定されておりまして、日程が調整できるようであれば可能な限りお伺いしたく思っておりますので、議員の皆さん方のなお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきたいと存じます。
 それでは、本日提出いたしました議案につきまして説明をさせていただきます。
 議第1号平成29年度近江八幡市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ7億700万円を追加し、予算総額を360億7,358万円とさせていただくものでございます。
 内容といたしましては、総務費におきましてふるさと応援事業で寄附に対する積み立てを行うとともに、寄附者に対する報償費等を追加するものでございます。
 これらの財源につきましては、寄附金及び繰入金を充当させていただきます。
 次に、議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては、平成30年1月17日に一般競争入札総合評価方式によって契約金額が確定したので、条例の定めるところにより議会の議決を得たく提出するものでございます。
 以上、補正予算1件と近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結議案につきましてご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(田中好 君) 次に、議員提出議案の提案理由の説明を求めます。
 井狩光男君。
             〔17番 井狩光男君 登壇〕
◆17番(井狩光男 君) おはようございます。
 提出者を代表し、会第1号の意見書について朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 道路の整備促進に係る補助率嵩上げ措置の継続を求める意見書の提出について
 道路は市民の安全・安心な生活や地域の経済・社会活動を支えるとともに、災害時においては市民の命を守る社会基盤であることから道路整備の促進は不可欠である。
 道路事業においては、「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」(以下「道路財特法」という。)により、現在、補助率等が嵩上げされているが、平成29年度までの時限措置となっており、平成30年度以降、この嵩上げ措置が廃止されることとなれば、本市が進めている道路整備の推進に大きな影響を及ぼすこととなる。
 よって、国においては道路財特法の補助率等の嵩上げ措置について、平成30年度以降も継続することにより、道路整備の推進に必要な財源を確保するよう要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。
 議員の皆さん、よろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) それでは、ただいま上程いたしました議第1号、議第2号及び会第1号の3件について、質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午前9時53分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前9時57分 再開
○議長(田中好 君) それでは、再開いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 質疑
○議長(田中好 君) それでは、日程第4、質疑に入ります。
 4名から発言通告がありましたので、順次これを許します。
 まず、園田新一君の発言を許します。
 園田新一君。
◆15番(園田新一 君) おはようございます。
 政翔会の園田でございます。
 私から、議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、何点か質疑をしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 まず、1点目でございますが、この市庁舎建設につきましての入札方式につきましては、総合評価方式による一般競争入札で公示をされたわけでございますが、入札参加業者が1社しかなく、評価審査委員会の審議を経て落札となったとのことでございますが、この1社しか応募がなかった経緯というか、総合評価方式による一般競争入札の流れがどういうものであったのか、まず説明をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 市長、冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 園田議員の1社になった経緯と、それとあわせまして総合評価方式を採用した理由の2点についてお答えをいたしたいと思います。
 まず、議第2号の庁舎整備工事請負契約の締結についての入札の経過と入札が成立する根拠も含めてお答えいたしたいと存じます。
 近江八幡市庁舎整備工事に係る入札につきましては、去る平成29年12月7日付で公告を行い、入札に参加希望される業者につきましては同月26日及び27日に一般競争入札総合評価方式参加資格確認申請書の提出を必要としておりましたところ、同月26日に提出をされました株式会社奥村組滋賀営業所1社のみでありました。
 その後、株式会社奥村組滋賀営業所から平成30年1月12日に総合評価に関する提出書類及び入札書の提出を受け、同月17日に総合評価の技術審査及び入札を行い、株式会社奥村組滋賀営業所に落札決定をさせていただいたところでございます。
 地方公共団体契約実務ハンドブックによりますと、一般競争入札は広く公告をして入札希望者を募集するもので、それにもかかわらず入札者が1社であったということは、他の業者は競争に参加する利益を放棄したことにより競争入札に破れたと解釈されております。
 したがって、たとえ入札者が1社だけの場合でも入札に必要な競争性は失われるものではありませんので、その入札は他の入札条件に欠けることがない限り有効であるとされているところであります。
 よって、近江八幡市庁舎整備工事に係る入札におきましても有効であり、適正であるとさせていただいたところでございます。
 引き続きまして、総合評価方式を採用した理由についてのご質問にお答えいたしたいと存じます。
 本工事は、工事の規模、予定工事価格、また発注のための建築仕様の詳細が実施設計図書として完成していることから、請負事業者の選定は一般競争入札総合評価方式が最も適していると11月6日に開催しました近江八幡市契約審査会において判断し、採用しました。
 一般競争入札につきましては、大別して、価格のみについての競争を行います最低価格落札方式と、価格以外の専門的技術やノウハウなどの技術的要素についても提案を受けてそれらの評価を価格に加えて競争を行う総合評価落札方式の2種類がございますが、平成17年に公共工事の品質確保の促進に関する法律が施行されて以来、国の公共工事の多くは総合評価方式が活用されるようになり、平成19年時点における国の契約件数ベースでは約97%の工事に適用されております。また、滋賀県でも総合評価方式で入札を執行されているところでございます。
 これらのことも踏まえて、本工事では公共建築工事の発注者としての責務を果たすため、価格と技術提案等が総合的にすぐれた者を選定する総合評価方式を採用しました。
 以上です。
○議長(田中好 君) 回答漏れはありませんか。
 質疑はありますか。
 園田新一君。
◆15番(園田新一 君) 総合入札方式の採用につきましては、今説明いただきまして理解はできました。私もインターネットでウィキペディアですか、総合評価落札方式というのを調べますと、やはり同じような内容が書いておるんですけども、価格だけではなくて、やはり工事の安全性、成果品質、社会経済に多大な悪影響を及ぼし問題となったその低価格入札というのを防ぐために、従来の発注方式から変わっていったということが書かれております。
 そこで、それはその方式でやられたのは結構かなとは思うんです。この中でもう一点お聞きしたいのは、入札予定価格でございますよね、その予定価格を超えた業者についてはどうなるのか。この場合はたまたま99.何%ですか、予定価格よりも以下であったということで落札ということですけども、超えた場合の業者についてはどうなんでしょう。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 園田議員のただいまの質問にお答えを申し上げます。
 今回の当該工事の場合につきましては、手続といたしましては1月17日の入札で予定価格に達しなかった場合のことだと思うんですが、予定価格に達しなかった場合は公告にあるとおり1月19日に再度入札を実施することになっておりました。2回目、また3回目の入札を実施しても予定価格に達しない場合は入札が不調となったということでございます。
 なお、入札が不調となった場合につきましては、設計書が適正であったのか精査しまして、場合によっては内容の見直しや公告の入札参加状況の見直し等を判断いたしまして、再度公告をし、入札を執行するというようなことになったかと思います。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 園田新一君。
◆15番(園田新一 君) 入札の予定価格を超えたらやり直すというような形になっているということでございます。
 今、彦根でもやはり入札不調なり県の施設でも入札不調ということで、社会状況の変化が影響しているのではないかなと、1社になったというのはね。とは思っているんですけども、考えられる、やはりできるだけ多くの方に参加していただいて競争していただくというのが本来の入札方式ではないかなと思うんですけども、あえて1社しかなかったという、ある意味、何か反省点というんか、その工事の内容的にはどうかなと思うんですけどね。何か社会情勢の変化に対応できてなかったのかどうかということも含めて、何か感じられることがあったら教えていただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 園田議員の再問にお答えいたします。
 結果として1社しかなかったということでございますが、考えられ得る理由はということでございますが、今現在2020年東京オリンピックの関連事業が東京を中心に進んでおります。そういう意味で、大手企業さんについてはそちらに集中して事業をやっておられる形もあると思いますので、なかなか西日本の、関西方面の大型な事業については、入札については状況としては厳しい状況もあったんではないかなというのは、あくまでも推測としては一つはあるのではないかというふうに思っております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 園田新一君。
◆15番(園田新一 君) ありがとうございました。
 以上で質疑を終わります。
○議長(田中好 君) 以上で園田新一君の質疑を終わります。
 次に、池上知世君の発言を許します。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) おはようございます。公明党の池上知世でございます。
 第1号議案、第2号議案について質問させていただきます。
 初めに、第1号議案についてですが、このたびふるさと納税における補正予算が組まれました。その前に、それだけ多くの方が近江八幡市のふるさと納税においてご寄附いただきましたことは大変すばらしいことだと思います。
 初めに、昨年のふるさと納税と今現在のふるさと納税について金額を教えていただきたいと思います。
 次に、第2号議案近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて質問させていただきます。
 このたび市庁舎の整備工事におきまして一般競争入札総合評価方式において1社が入札をされたわけですが、そのことにおける質問をさせていただこうと思っておりましたが、さきの園田議員の質問の答弁でよしとしますので、再問でまた質問をさせていただきます。
 以上よろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 当局の回答求めます。
 市長、冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) それでは、池上議員の多くの方が近江八幡市へふるさと納税の寄附をされ大変すばらしいと、昨年と今現在の寄附金の状況についてのご質問にお答えをいたしたいと存じます。
 まず、昨年度の寄附金額につきましては、件数が年間通じて、すなわち4月1日から3月31日までというようにご理解をいただきたいと存じますが、件数が2万3,183件、金額にいたしまして14億6,015万8,666円のご寄附を頂戴いたしたところでございます。
 また、今年度の寄附金額の見通しにつきましては、さきの12月議会でも11月15日現在の前年同月比と比べて寄附金額は1.7倍となっているものの、ポイント返礼割合変更前の駆け込み寄附の影響や、あるいは野田総務大臣の発言、また他の自治体が本格参入する中で、決して楽観できる状況でないとお答えしたところでございます。
 しかし、昨年末には近江八幡市を応援したいと全国の皆さん方からたくさんのご寄附を頂戴いたしまして、1月28日現在で約2万7,800件、昨年は3月31日で2万3,183件でありましたが、まだ2カ月あるわけでありますが、昨年と比較してももう既に四千五百、六百件ぐらいふえているところであります。約2万7,800件で金額にいたしますと約16億9,400万円のご寄附を頂戴し、既に前年度の寄附金額を上回ることができたところでございます。
 今後、年度末に向けまして新たなポータルサイトを立ち上げる等、さらに取り組みを強化していく予定でございます。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 全国のご寄附いただきました皆様に感謝申し上げますとともに、職員の皆様のご努力におきましても敬意を表します。このたび7億700万円の予算が組まれておりますが、当初予算では幾らを想定して幾らの予算を立てておられ、返礼品の金額は合計で幾らになりますでしょうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部今井理事。
◎総合政策部理事(今井良治 君) 池上議員の再問にお答えいたします。
 本年度の当初予算では、ふるさと応援寄附金を13億円と想定しており、ふるさと応援事業費といたしましては当初予算では全体で20億8,465万円の予算計上をさせていただいております。
 また、返礼品に当たります報償費といたしましては、最終的に8億7,102万3,000円を見込んでいるところでございます。
 以上です。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) ふるさと納税の返礼品についてですけれども、近江八幡市は何割の返礼品を渡されていますでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部今井理事。
◎総合政策部理事(今井良治 君) 12月議会でもお答えをさせていただきましたが、議員ご承知のとおり、昨年4月1日付で総務省よりふるさと納税の返礼等について通知が発出されました。これはあくまでも技術的助言であり、強制力のない文書ではございましたが、総務省から全国の自治体に対し強い要請があり、当市といたしましてもふるさと納税制度を存続させるためという趣旨を尊重し、返礼を一部見直すこととし、10月1日より返礼ポイント数を1万円のご寄附の場合4,000ポイントへと見直すことを昨年6月に決定したところでございます。
 しかしながら、昨年8月に総務大臣が野田聖子氏へ交代され、野田新大臣より4月の通知の内容は維持するが対応等については自治体自身の判断に委ねる旨の通知を出されました。
 これを踏まえ、返礼割合の見直しを延期する自治体や一旦引き下げた返礼割合を再び引き上げる自治体、電化製品等の謝礼品を提供し続ける自治体等が出てまいりました。
 本市といたしましては、返礼割合を引き下げてしまいますと寄附金の大幅な減少を招き、返礼品を提供していただいております事業者等地域の活性化に深刻な打撃を与えることが予想されたため、予定しておりましたポイント付与数の見直しは当面の間延期することとし、10月1日以降も1万円につき5,000ポイントをお送りしているところでございます。
○議長(田中好 君) 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 今後もこの返礼品の金額割合については続けられる予定でしょうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部今井理事。
◎総合政策部理事(今井良治 君) 先ほども申し上げましたとおり、他市町が高返礼率の返礼品、電化製品等の返礼品を出されていることを鑑みますと、今たちまちの返礼割合の変更というのはなかなか困難であると考えます。
 したがいまして、今後も他市町の動向、状況等を見ながら検討を慎重にしてまいりたいと考えております。
 以上です。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 近江八幡市にとりましてふるさと納税は大変ありがたいわけですが、地域活性化につきましても大変すばらしい効果があると考えます。近江八幡市のふるさと納税が始まったことにより、ふるさと納税によります近江八幡市の法人市民税、個人市民税の税収等、近江八幡市にどのような効果をもたらしていますでしょうか。地域活性化の立場からお伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部理事、深尾理事。
◎総務部理事(深尾甚一郎 君) 池上議員の再問にお答えします。
 ふるさと納税の返礼品を扱う事業者に関し、どれだけ法人市民税として市への収入に結びついているかとのご質問であるかと思います。
 関連の法人等におきましては、返礼品に関しての事業収入が伸び、経営にプラスになっていることは確かであると考えております。しかし、法人市民税については、その法人全体としての収入と設備投資や人件費等の支出を差し引いた課税標準、つまり税率を掛ける額が関係することになりますので、一概に返礼品の額がふえた割合で法人市民税がふえるという関係にはならないと考えております。
 また、このような返礼品の収入額に関した法人個々の財務状況の分析はできませんので、ご理解賜りたいと思います。
 なお、地場産品の売り上げには大きな貢献をしており、地域活性化に結びついているものと考えております。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 近江八幡市にとりまして法人市民税の税収以上のふるさと納税をしていただいているということは、返礼品を使ってでもありがたいわけですし、またそのことによります地域活性化にも効果があると考えます。ただ、分析をされていないということですけれども、機会がありましたら、ぜひ昨年、一昨年、ふるさと納税が始まってからその金額の差額を見ていただくと、また大体の数字は出てくるのではないかと思いますので、また検討をよろしくお願いいたします。
 第1号議案についての質問は終わります。
 次の第2号議案近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについての再問をさせていただきます。
 今回落札されました87億6,960万円、消費税を含むとありますが、この工事内容の内訳について教えてください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 池上議員の再問にお答えをいたします。
 今回の契約金額87億6,960万円につきましては、建築工事費として地下駐車場を含む庁舎本体、それから取りつけ家具等の備品工事、それから平面駐車場及び庁舎前広場を含む外構整備費、そして第2期の解体の附帯工事費が含まれております。
 以上です。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 今回、奥村組様が確定された場合、この工事に地元業者の方をどのように使っていただく、活用についてどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 池上議員の地元業者の活用についてということでお答えをいたします。
 地元業者の活用につきましては、今回の総合評価方式の評価項目におきましても、地域性、社会性の観点から市内企業の下請活用などを元請事業者から提案をいただいているところでございます。
 今回提案を受けました下請契約額の割合を履行されることを基本に、地域を支える建設産業の育成の趣旨から、さらに多くの地元企業の活用を求めるなど、工事監督に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。
○議長(田中好 君) 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 市内業者がどのくらいの割合というのはわかりますでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 工事契約額に対する下請契約額の割合につきましては、技術評価点数の点数内訳の公表につながりますので、現時点では本契約締結前でございますので公表できないということでご理解をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 確定した場合、この市庁舎における地元業者の活用に多くの業者を使っていただきますよう、さらなる働きかけをお願いしたいと思います。
 これで質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(田中好 君) 以上で池上知世君の質疑を終わります。
 次に、大林宏君の発言を許します。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につきまして質疑をしてまいりたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
 いろいろな入札方式のある中で、先ほども出ておりますように一般競争入札総合評価方式を庁舎建設に採用されました。これは価格以外の技術提案、これを主に求めたということでございます。ところが、今回の入札では1社の参加しかなかったわけでありまして、入札の目的がこれで果たせたと思っておられるのか、また目に見える技術提案というのはどんなものがあったのか、こういったことをお聞きして初問といたします。よろしくお願いします。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 大林議員の入札参加が1社しか参加しなかった、そのことについてはどのように思っているのかという質問かなと思いますが、まず入札参加者に1社しか参加しなかったこと、先ほども園田議員なり、あるいは池上議員のご質問にもお答えをしておりますとおり、適正な契約手続をとった結果、1社のみの参加であったわけでありますので、何ら問題はないと理解をしているところであります。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 今ご質問させていただきました中の業者の技術提案というのは、目に見えるようなものがあったのかどうか、報告できましたらお願いしたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 大林議員のご質問にお答えします。
 技術提案で提案された内容につきましては、具体的な提案内容でございますので提案者の知的財産に該当する内容も含まれている部分もございます。そういうことから、点数以上に公開することについては慎重を期する必要があるということで国のガイドラインにもそのような形でしっかりとうたわれております。
 したがいまして、具体的な提案内容につきましては本契約締結後、提案者の公開に対する了解が得られればその時点で提案内容をお示しするものだというように思っております。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 近江八幡市としまして、90億円に近い建設物件というのはそうあるわけでありません。請負業者の皆さんにとってもまたとない大型事業との期待があったと考えております。しかし、1社の事業の参加しかなかったことは、私は、何か原因が行政側にあるのではないか、そういう疑問を持っております。
 そこで私は調査をいたしましたところ、入札の告示日から入札提出期日までの期間が余りにも短いのではなかったかと、こういうふうに思います。
 庁舎というビッグ事業の建設の見積もり積算には何カ月の期間があれば十分と判断されたのでしょうか。それとも、市長選挙に合わせた日程を優先されたのかどうか、お聞きしたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 今回の入札におきましては、平成29年12月7日の公告から平成30年1月12日の入札書の受け付け締め切り日まで37日間を設けております。入札における見積期間につきましては、近江八幡市建設工事入札執行要領に基づきまして、1件の予定価格が5,000万円以上の建設工事などにつきましては見積もりの最低期間を15日以上設けることとしており、適切な見積期間が確保できており、問題はないというふうに考えております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 今おっしゃいましたように、市庁舎の日程というのは公告されましたのが12月7日、提出期限が1月12日、こういうことで実質35日というふうに回答いただいておりますけども、この期間の中には年末とお正月の期間が入っております。この期間は資材の見積もりなどしたくても業界全体が休まれておるわけでありますから、見積もりをとることはできません。これら休日を除きますと実質21日間ぐらいというふうに思うんですけども、私が調査いたしましたところ、90億円ともなります大型事業の見積もりにつきましては3カ月間の期間が必要だと、これが常識だというふうに言われております。
 業者としましては、資材の見積もりなり、また協力会社の参入協議なり、下請企業の調整や見積額、作業工程の調整、こういったことを考えますと、これは市が言うております20日ぐらいの期間では到底見積もりはできないということになります。
 ところが、近江八幡市はこのような短い期間をとりましたために、まともな積算はできない、こういう業者の声であります。
 市は、正しい、これでも期間を十分とったというふうに理解されておりますか。今も言われましたように、規則においては5,000万円以上ということで短い期間でもいいようになっておるんですけども、実際私が考えましても膨大な見積もりであります。これを短期間に見積もれということになります。このことは不可能ではないかというふうに判断しておりますが、どのようにお考えか、答弁をお願いしたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 大林議員の再問にお答えいたします。
 今、大林議員もおっしゃっていただきましたとおり、この37日間には年末年始が入っております。それを除くと21日間というお話をされました。先ほど申し上げた最低の期間、15日以上というのは、運用上、土日、いわゆる執務をする日ということで15日以上確保しているということで21日間を確保しておりますので、問題はないというふうに考えております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 5,000万円以上がその日ですが、実際上、90億円という、こういうふうな事業でございますからね、それがあの項に適用されるかどうかは問題があるかというふうに私は思います。
 では次に、総合評価方式といいましても、私は、1社の参加業者では比較する相手がありません。ですから、私たち議員もですけども、競争参加者、これの評点をもって審議を議員に求められておりますけども、価格評価点が0.2886点、技術評価点が13点ということで、今落札を決定されております業者の総合点が13.2886、こういうふうに数字が出ておりますけども、この数字をもちまして議決を求められておりますけども、何のことかさっぱりわからん。この点数見ただけでは。
 ですから、私は、技術評価事項の持ち点、これは30点のところ、業者の評価が13点でありますから、わからないなりに考えますと、この13点が本当に正しいのかどうか、これも半分にも届いていないわけです。ですから、この13点について、私は、技術評価審査会、ここで審査されましたのが13点ということは、私から見ますと評価は不合格を審査会が示したのではないか、暗にそのように私はとるわけであります。
 このような低い評価をされておりますが、実際上、行政としてはこれを落札として見ておるわけです。しかし、一般市民も、私もそうですけども、これは何だと、こんな大切なことで、これでは本当の仕事が最後までできるのかどうか。こういうことで、私はこの13点を見ておるわけであります。
 また、技術評価の中の8つの評価視点があります。このうちの7つの評価項目ごとに配点が配分されておりますけども、その右側には対策欄が出ております。先ほど言われておりますように、業者の秘密事項だということなんですが、これが全て黒塗りされております。ですから、この黒塗りされておるのに、その資料を提出されても私どもは評価することはまず非常に難しい。この市の提案でありますが、本当に議員も市民もこのような資料では評価できるような代物ではないと、こういうふうに思いますがいかがか、答弁いただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 いろいろと視点があったので、まず評価点数の妥当性といいますか、その判断についてお問い合わせいただいている部分があるかと思いますので、そのことについてまずお話をしたいと思います。
 庁舎整備工事の一般競争入札につきましては、本工事の事業内容や事業規模を勘案して、面積規模や免震工法等、事業者のこれまでの実績を参加資格の要件としていることから、今回参加資格を有する事業者については実績等から本工事の施工能力を十分に兼ね備えた事業者ということになります。
 その前提におきまして、さらにより技術力の高い事業者を選定するため、一般競争入札方式の一つであります総合評価方式、この総合評価方式は減点方式ではなくて加点方式を採用しております。
 着目点に対する技術提案を既に公表、その内容については入札の公告のときに示しておりますが、優良可の3段階で評価し、企業の施工能力、技術者の能力、地域性、社会性の加点を加えた技術評価点に価格評価点を加えた総合評価点ということで答えを出しております。
 ご質問の趣旨は、例えば1社による提案で技術評価点が、点数が30点中13点だから適切だったのかということをお問い合わせいただいているというふうに推測しますが、仮の話として、例えば5社による入札参加があったとして、その5社の中で評価点数の最高点数が仮に6点だったとしてもその業者が落札業者ということになります。
 すなわち、総合評価方式とは、繰り返しになりますけども、加点方式であって、今回の技術評価点13点が高いとか、大林議員は低いというようにおっしゃいましたが、何をもって低いと言うのか、30点中13点だからだめだというような評価基準を定めて判断するという制度ではないということを、その点をまず正しくご理解を願いたいというふうに思っております。
 また、技術審査会自体につきましては、建築生産分野の学識経験者や国、県で総合評価方式での経験が豊富な学識経験者が委員として、技術審査会当日は提出された提案について約5時間にも及ぶ長時間にわたりまして各提案、今おっしゃってくださった項目の各提案内容について熱心にご議論いただきまして、そのことからも適切に審査なされたものということで、決して妥当性を欠くような内容ではないというように考えております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 今ご説明いただきました総合評価の加点表もいただいておりますが、先ほど言いましたように日程が1月17日、これには技術審査会というものが今おっしゃったように委員の皆さんが5名おられて、ここで検討されております。
 入札者の技術評価点の審査もこのとき行われておると。そして、価格評価点、これも加算された上で、これは総合点が13.2886、こういうふうなことで落札が決定されておりますけども、実際この点数が今おっしゃったように正しいのかどうか、この判断は、それぞれの自治体が決めるというふうに言われるんですよ。ですから、近江八幡市はこれでも合格やとおっしゃるが、よそのところに行けばこれが不合格になる可能性もあるというふうに私は認識しております。
 それから、議会への説明というのがその発表された17日の6日間の後、私らに資料が配付されまして、この今の総合評価が13.2886というのは、私がこれが出たのを見ますと、実際割ってみました44.3%の力しかないというふうに理解できるような数字になるんですよ。機械的に割りますとね。
 ですから、これが本当に私どもからいえば、この評価が、5名の先生方が評価されておるというふうに理解してこの表を見ていたんですが、実はよく見ますと、これちょっとテレビでも映ったらありがたいと思うんですが、この表には先生方の印鑑が何もないんですよ、これ。ほで、これは誰が評価された点数なのか、この紙を議員にもらっても実際これは先生の印鑑一つ押していない、誰一つ押していないんですよ。これが公文書なのかどうか。
 ですから、これの中で13.2886が出ているんです。だから、私はこういう資料、しかも黒塗りが皆されておるんですが、この黒塗りが委員会で決まったものとは言えへんわけですよ。これは行政で判断されて消されていると思うんですけども、一体どうしてこういう資料が出てきたのか、説明をまず求めたいというふうに思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 公告しております入札説明書におきまして、技術評価点及び価格評価点につきましては、落札決定後、公表しますとしていることから、既に市のホームページにおいても公表しておりますとおり、技術評価点13.0点、価格点0.2886点、総合点13.2886点と公表しておりますけども、当時に入札説明書では、評価項目別の技術評価点内訳については契約締結後公表しますということをうたっておりますので、入札ルールに基づいたコンプライアンスの遵守という視点におきましても現時点ではお答えすることはできませんので、黒塗りにさせてもろうているということでございます。
 それで、そのことについては国のガイドラインに示されておりまして、国だけでなく滋賀県でも同様のルールで運用されているように理解をしております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 市長が最初の挨拶で政治的な情報をしっかりここで説明させてもらえると、こういうふうにおっしゃったんですけど、私はこの審査委員の印鑑も押していないような文書が議員に渡されて、これは正式なものやと言われても、これは信用することはまずできません。
 ですから、市長がこの議会でしっかり説明するとされたけども、やはりこういったものがきちっと公表されないということについては、私たち議員も評価のしようがないということを強く申し上げておきたい。
 それから、契約金額の87億6,960万円、価格評価点が0.2886、こういうふうに数字が出ておるんですが、30点というものの、ここから加算されるということなのか、実際総合評価点から見たら価格が0.何ぼというような数字になりますと、価格評価がほとんど配点表にもあらわれないような非常に低い低い数字になっておるんですが、これは一体どういうふうな考えでこういうふうな低い数字に価格を置かれているのか、この点について説明をお願いしたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) これについても既に出されておりますけど、価格評価点の点数の計算式というのがございます。100掛ける括弧1マイナス入札価格、割ることの予定価格ということで、その計算式に基づいて点数が出ているということでございますので、その応札された金額を後から計算式から後で出しているところでございますので、そういうことでご理解いただきたいと思っております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 今おっしゃった計算式は、これにしっかりと計算方法が書かれておるんですが、やはり予定価格から一応落札価格は87億円もの金額がこの評価点では1点にも満たないような数字が出されているので、僕はこれは価格評価というのはあってもなくても同じようなわずかなもんであるというふうなことで、これは何でこんな数字になるのかなというふうな疑問を抱いておるということであります。
 では、ここでもう一つ心配があるんですよ。これは先ほども出ておりましたけども、彦根市の市役所、これが耐震工事で29億4,000万円の工事が11億円もの裏合意で工事費を減額していくというようなことがされていたということが新聞報道でも出されました。
 私はこれを見たときに、近江八幡市のこの評価点が満点30点なんですが、これが13点になっておりましたと。だから、この13点を例えば15点に上げたいというふうに思ったときに、これはやはり契約金額のアップにつながるのかどうか。例えばこういう点数、いろいろ今言われておりましたように、企業の能力とか技術者の能力、下請の使い方、こういったことがありますけども、実際品質管理やらそういったことがあるわけですけども、これをもう少しアップしようとしたら、これは業者の能力はここで決まっているから、それ以上上げるのなら契約金額を上げてくださいというふうになるのかどうか。どういうふうに理解したらええのか、ご説明お願いしたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 業者から提案いただいたものは自主的、主体的に提案をされたことでございますんで、その内容を審査会で議論いただいて、採用すると、優良可であったとしても採用するとした以上はそれを履行してもらうということが業者には求められます。したがって、仮に1点当たり、例えば今回のケースで直しますと1点当たり8,700万円ほどの部分になります。何が言いたいかというと、もしみずから提案された内容が履行されなければ違約金として8,700万円ほど減額すると。工事費から減額するという形になるということは、それは公告の段階で示させてもらっています。
 したがって、その内容については事業者さんが自分たちの能力に応じて責任を持ってしっかりと提案をされている内容なんで、そのことをしっかりと業界のプロである学識経験者がそれぞれの知見から5時間にも及んで熱心に審議してられたと。その点数でありますんで、そういうような審査会があたかも異常な異様な状況で行われたことではないということをしっかりとここで申し上げたいと思っております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 今おっしゃいましたように、しっかりと工事ができると、こういう保証が本当にこの44%ぐらいの評価しかされておられない業者でできるのか、心配はしているんです。もう一つ、ちょっと先ほどの黒塗りの数字を見ましたときに、技術者の能力の欄でも、工事実績、延べ床面積、これもこの平米数が書いて黒塗りがしてあるんですけど、1の数字ぐらいしか書けるようなところが消されているんですよ。実際、この床面積がもっといかいはずなのに、何で、こういう表が消されているのが、私はどっかの表を持ってきて消やしてはんのかなと、ほんまに近江八幡市のしっかりした工事内容からこういうもんが出されてきているのやないかなと。だから、審査員の先生の判こも何も押してないのかなと、こういうふうなことを思うんですが、この点いかがでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 大林議員の再問にお答えいたします。
 入札説明書を議員も見ていただいた上で言っていただきたいと思いますけども、今おっしゃってくれた工事実績の延べ床面積については、2万平米以上から一番下は1万5,000平米未満まで、それぞれ7項目に分けて既に公表させてもらっております。
 確かに、色の黒墨の塗り方については担当がしたので1桁の分しか塗ってないのでそういうふうに思われたか知りませんが、そこはしっかりと1万5,000から2万の部分の状況で入っております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 説明を聞くとなるほどと思うんですが、もらった資料はこういうふうに非常に雑な資料であります。
 次に行きます。
 新庁舎建設という大型事業のチャンス、これを迎えました業者の参加意欲といいますか、近江八幡市の庁舎についてはこの業者の参加意欲が余り感じられないんです。業者の反応予想というのは、それまでの期間、市長もさっきおっしゃっていましたけども、何回か競争参加の資格審査などをされておるんですが、途中で業者の参加意欲が余りないなと思われたのか、いやいや、そうやないと、もっと入札に参加してくれるはずやったというふうに思われているのか、こういう状況の判断はいつどこでどういうふうにされておるのか。考えがあれば答弁いただきたいというふうに思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) お答えいたします。
 あくまでも、これは推測の域を出ない話でございますけども、ご承知のとおり、例えば新聞紙上でもリニアの中央新幹線関連の工事をめぐる大手ゼネコンの4社による談合事件の報道とかというのも全く影響していないかというと、そうとも一概に言い切れないかなと思っております。
 その辺も含めて、業界においてはそれぞれの責任において入札をされたということでございますので、うちとしてはあくまで結果という形でしかわからないので、そういう形でご理解いただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 全協の説明においては、1社の入札参加業者であっても、先ほども出ておりましたように、他の業者がこの入札を放棄したというふうに解して正当な入札だと、こういうふうに言われております。私もそのことはいろいろ調査して書いた文書も確認をしているんですけども、実際、総合評価方式の入札でありましても、1社だけの業者を市が望んでいるのなら別ですよ、しかし競争入札というからには必ず相手がないことには競争にならんよというふうに私は認識をしております。
 ですから、私は、その入札方式は変えなくても、市長の裁量的な扱いで、そういう判断で、経過の間に1社しかなかった場合はもっと参加してくれるような要請もできたんではないかなと、こういう努力がやはり必要ではなかったのかなと。市が1社でよいとおっしゃるなら別ですよ。けど、そういうふうに私は思うんです。
 それから、99.7%の入札結果、これはいかにも市民はこうしたことを理解しようとしても、理解が非常にしづらい結果であるということが言えるかと思います。こういった点を本当に行政としてもう少し競争があって初めてこういう結果が出てくるような形がなぜとられなかったのかなと。これは私の推測、心配をしております。
 それから、大型事業の庁舎の入札、これは総合評価方式がいいとおっしゃったんですが、私は、公募型指名競争入札、このほうがよかったというふうに思うんですよ。これはやはり業者の技術力、今おっしゃったようにそういう技術力のある業者、何社かは市長が指名してできるわけですし、業者の仕事に対する意欲、これも指名している間に意欲もわかるわけですよ。
 ですから、私は、これを採用すれば1社で競争する、されたというふうにはならないんではないかと。だから、私は公募型の指名競争入札はやはり大型事業には一番適した事業ではないかなと、入札ではないかなと、そういうふうに思います。
 最後には、私が心配しております、何度も言っていますが、30点中13点の技術評価で、これで本当に立派な仕事ができるのか、こういう心配を申し上げまして、以上で私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(田中好 君) 以上で大林議員の質疑を終わります。
 ここで休憩いたします。
               午前11時0分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時12分 再開
○議長(田中好 君) それでは、再開いたします。
 次に、川崎益弘君の発言を許します。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 日本共産党の川崎益弘でございます。
 議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて質疑をしてまいります。
 まず、公告について、先ほどからも前の議員がいろいろとお尋ねをしてこられました。そういった中で、公告期間は12月7日から1月12日まで、年末年始を挟んで35日間で行われましたと。この公告期間の中で、質疑をされてきた、例えばいろんな質問をされてきたと思うんです。そういった件数はどのぐらいあったのか。そのことをまずお聞きしたいと思います。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 総務部益田部長。
             〔総務部長 益田卓弥君 登壇〕
◎総務部長(益田卓弥 君) 川崎議員のただいまのご質問についてお答えをいたします。
 公告期間中における当該発注工事の質疑の件数についてご質問だったと思います。
 大変申しわけございませんが、手元に資料がございませんので、後ほど質疑の件数についてお答えをさせていただきます。
 ただ、これにつきましては、川崎議員が情報公開で資料を求められておった事案でございますので、正確に後ほど答えさせていただきますのでよろしくお願いをいたします。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今答弁をいただきましたように、実は私はどのぐらいあるのかなということで情報公開で資料を請求いたしました。これだけあるんです、これだけね。すごく大きな容量でございます。これは質問数としては546項目、このように言われています。それから、コピー用紙A4にして75枚、それから、A3の図面が34枚ある。このように多くの質問がされてまいりました。この質問があったということは、大変な努力が必要であるというように思うんです。
 先ほどからも言われておりますように、年末年始を挟んで15日間を、規約の中で15日間をとったらそれでいいんだと言われるんですが、もう少し公告の期間が長かったほうがいいのと違うのか。だったら、もし庁舎のように100億円近い工事の中で、他の市町ではどのような日数でこの公告期間を設置しておられるのか。その辺がわかれば教えてください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) お答えいたします。
 今ちょっと正確に他の市町の日数について手持ち資料ございませんので、今ここでお答えするという状況にはないということでご理解いただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 質疑はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ちゃんと事前にそれぐらいのことは調べておいてほしいとは思うんです。先ほど情報公開のそれでもそうですやんか。それぐらいのことは調べておいて、ちゃんと答えられるような対応してほしかったな、このように思います。
 このように、本当にこんな15日間で何でもやれるんやというようなやり方をするから、1社で済んでしまった。多くの業者が参加する機会を奪われたのではないかなと思うんですが、その辺はどのようにお考えですか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 繰り返しになりますけれども、公告をさせてもらって、広く応募を求めているということでございますんで、その手法について一般的な手法で公告をさせてもらっておりますんで、問題ないというふうにご理解をいただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今のは回答になってないやないですか。そういうのをもっと長くすることができなかったのかということを聞いているんですよ。今のでは全然回答になってないじゃないですか。なぜこんなにこの工事を急ぐのか、その辺も踏まえてもう一度回答お願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 12月の議会で予算についてご可決いただきました。ずっとこの間、本会議場でもご審議いただいていますとおり、庁舎について本当に18年の耐震診断の強度不足以来、ずっと大きな問題になっております。そういう中でもう既に10年余も歳月が流れているわけでございます。
 たびたび例に出して申しわけないんですが、例えば熊本地震で宇土市役所、あっこも同じように10年より前から耐震の強度不足になっていました。そういう中で、補強すんのか、建てかえすんのかと議論される中で結論が出ない中で、東日本大震災が起こってしまって、そのことで本庁舎は本当に大事やというような話もあった中で、いよいよ建てかえやということで3月に市長さんが決められた。方針示された途端、その4月にああいう地震になってしまったということで、ショッキングな映像は私らも目にして本当に驚いたところでございます。
 そういうことがあってはならないということで、予算を可決していただいた以上は、本会議でもご答弁しましたとおり、速やかに執行するのが執行機関としての役割でございますので、ルールに基づいて迅速に執行できるという体制をるる進めてまいるということは申し上げたとおりでございます。
 その日程に基づいて、今回その日程設定をさせてもらったところでございますので、一刻も猶予もならないという状況をご理解いただきたいというふうに思っております。
○議長(田中好 君) 質疑はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 耐震のないのはよくわかっておりますし、特に1階の部分の耐震がない。このことは一番よくわかっているわけです。これはこの間1月20日の日に議会報告会が行われまして、私もそこの場に参加していたんですが、参加された方が1階が一番危険なのはよくわかる、わかっていると。市民が一番多く利用するところなのに、なぜ今までから1階だけでも耐震工事をしなかったのか。こんな提案をされたんです。そのとおりだと思いますよ。1階の中にもし避難所的な鉄骨の枠組みをすることは可能ではなかったのか。このようなことをちゃんと検討するならば、もう少しゆっくりと余裕を持ってできたのではないのか。
 先ほどからも、出てございましたリニアの問題もあって大手の企業がやはり参加しにくかったのではないのか、そういうこともあったんではないのかと言われましたし、オリンピック需要が高まっている中で今一番資材の高騰やとか人材不足で人件費の高騰の中で、急いで工事を行う必要があったのか、そのことは検討してこられたのか。再度お答えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 繰り返しになりますけど、本当に急がなければならないという案件というのは共通認識をしていただいていると思っております。いつであればいいかということについては、当然早ければ早いにこしたことはないということが一刻も猶予ならないということでございます。
 仮に2020年東京オリンピックについてもその後、滋賀県において今度は2回目の国体ということですね。国体についてもいろんな工事をされる、なされているという状況がございます。そういうことを考えると、いつがベストやといって熟慮していれば、ずっとそのことは先送りされていくわけです。市民の生命と財産を守るというのが行政の最大の責務であるのであれば、一刻の猶予もならない事態に対して予算を議決いただければ速やかに執行していくというのが執行部の責務だというふうに考えております。
○議長(田中好 君) 質疑はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) よその自治体のことを言うなと市長がよく言われますが、ほかの自治体ではそういうこともあったわけですよね。オリンピックが済んでからやりますよという自治体もあったわけです。
 それからもう一点、今ちゃんと答えられていないんですが、1階の中に避難所的なこういった検討をしたことがあるのかということを質問したんですけども、それはあったんですか、なかったんですか。
○議長(田中好 君) これは契約なんでね、内容になりますとちょっとあれかな、ちょっと質疑を変えてください。
◆19番(川崎益弘 君) 今、最初にこれはちゃんと質疑の中で聞いているんですよね。だったら、それぐらいのことは、答弁の中で答えるべきじゃないんですか。どうなんですかね。
○議長(田中好 君) それは建築の過程の中での議論は委員会の中でも議論されていると思うんですけども、きょうの質疑の場合は請負の関係で質疑をしていってくださいということをお願いしていますので、その範疇でお願いをいたします。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) これをまたもう一度、じゃあその場でもう一度伺ってまいります。
 もう一つは、先ほどからも総合評価方式についてということで議論が大分されてまいりました。庁舎の特別委員会で資料として提出いただいた、先ほど大林議員が見せておられたのはこういうようなもんなんですね。後ろの方はちょっと見にくいかもわかりませんけども、このように本当に全部黒塗り、何にもわからない、こういったものが提示をされたわけです。そして、その中で先ほども言われたようにこの一番下のところに認め印がない、何にもね。ここは何するところと思ってちょっと考えてみたら、やはりここは印鑑を押すところか何かでしょうね。やっぱしそういうものであるならば、もっとちゃんとしたものを出すべきではないですか。
 本当にこの対策の中、この中ででもこれは本当にこんだけしか書いてないのか、もっと行数が書いてあるのと違うのか、先ほども言われました、この平米数のところも1桁しかこれは消してないんですよね。これはほんまもんじゃないのじゃないですか。先ほどの回答からしたら、もっと大きな平米数言われたじゃないですか。だったら、もっと大きく消してあるでしょう。その辺はどうなんですか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 原本は私も確認しておりますけども、下の欄については各委員さん署名をされておられます。内容については、先ほど申し上げたように黒塗りをさせてもらうときに1桁の部分でそういう塗り方をして出しましたが、内容的には今そこをお示しさせてもらっているのはあくまでも技術点、価格点の点数については公表してますとなってますんで、それは入札説明書にもそう書いてあるんで今の段階でお示しできるんで、お示しさせてもろうていると。
 そこの項目については本契約締結後に公表しますと、しませんと言ってない、公表しますということで、初めから公告の段階で申し上げているので、そういうことでご理解をいただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) これは、ここの議会で今議員がこれに対して議決するわけですよね。何にもわからへんのに、これを議員が議決するのかな。本当にその辺ではおかしな話ですよね。
 まず、そしたらこの13点、この評価点の13点、これに対してこの委員さんの意見とかそういったものが出ていたと思うんです。どのような意見が出ていたのか。13点で、それでいいというようにされたのなら、そのような評価がどういうようにされたのか、教えてください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 先ほども申し上げましたように、建築生産に係る、また総合評価の今まで経験をされている国とか県とかの総合評価を経験されている学識経験者が、それぞれ1項目2つの提案をされています内容については当然求める、定められた様式に基づいて出されたものをしっかりと確認された中で、それぞれの委員さんがそれぞれの委員さんの見地からご発言をされています。その中身についてどういうことかということについては、ここで申し上げると提案内容にかかわってきますんで、そうすると提案内容については先ほども申し上げたように知的財産権を含む内容があります。
 ここで審議するということは、仮にそこで不採択になったらその業者さんにとってはその提案内容はよろしくなかったということを決めることにもつながりますんで、決定するまでは公表できないということでご理解をいただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今知的財産の件が出てまいりましたが、それは対策のところであって、点数のところなんかやったら余り関係がないのかなと思うんですよね。何点こういうのがついていたというのはね。そういったところの辺だけでもきちっと出してこなんだら、こんなんこの場で審議をせえと言われても本当に無理な話ではないのかと思うんですが、その辺でもやはり同じことをおっしゃるんですか。もう一度お伺いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 各項目別の点数を見ていただいて、先ほど大林議員の質問で受けた部分だと思うんですけども、何回も申し上げますけど、総合評価方式というのは加点方式なんですね。先ほど大林議員は四十数%しかないとかと言われましたけど、それは全く違う解釈なんですよ。標準が0点なんですわ。技術提案をされた優良可の可で0点なんです。ごく一般、提案としては採用する、採用するということはしっかり履行してもらう、それができひんかったら当然ペナルティーがあるという状況です。そういう中で、標準が0点の積み上げ加点方式なんですね。だから、それで13点しかとれへんかったから、四十何%の能力しかないとかという話じゃなくて、しっかりとそこは提案をされたわけです。
 だから、提案内容を示し、事後に公表しますと言うているのをここに本契約の締結をする前に公表していれば、仮にそこでそれはだめだということでされるんであれば、その業者さんの点数がこれをもってそこは能力ないんやという形で近江八幡市は判断したんやということで、そういう部分で、業者にとっては不利益をこうむるという状況になりますんで、だから事後に公表しますと。契約してもらった事後に公表しますと申し上げていますんで、そういうご理解をお願いしたいと思います。
 事後に公表するというのは、あらかじめ公告の段階でそのように申し上げているルールなんですね。
○議長(田中好 君) 質疑はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今、加点方式だから13点がどうこうじゃないと言われたんですが、よく見てみますと加点の合計数が13点ですよね。だったら、今言われたのはちょっと違うんと違うかな。やっぱり13点は43%ですか、それぐらいにしかならないということになるんですよね。そういうことを申し上げているんです。
 そして、もう一つ先ほどからもずっと言われてきていましたが、1社の入札、こういうことに関してこの評価委員会の中で議論が出たのか、出なかったのか。その辺をお願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 審査の経過ですけども、各委員さんにつきましては、評価をもとに各着目点について対策として取り上げた内容の妥当性、繰り返しになりますけど、重要性、その対策の有効性及び確認方法、出してもらった書類の提案の記述の具体性、またコスト面での現実の可能性、そういうことを提案内容に照らし合わせて意見交換をさせてもらって検討したんです。そういうことでご理解をいただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 質疑はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) それもなかなかきちっとは出てこないということですよね。これはやっぱり1社しか応札がなかったということは競争の原理が働かないということになるわけですよね。そういうことになりますと、そのことからしても今でも多くの自治体、先ほど言われました彦根市なんかはそういうこともあって認めてない、1社入札を認めていないというところもたくさんあるというように聞いています。また、東京都のように、1社入札を認めないということを今検討していると聞きます。
 やっぱり市民の多くの皆さんは、この高額な入札が1社で行われたことについては本当に不審に思われている。先ほど大林議員もそういうように言われたですが、本当にそうなんですよね。やっぱりこれはこの辺では当局は本当にどのように考えているのか、もう一度回答をお願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 川崎議員のご質問にお答えをいたします。
 1社の入札についてどう考えているかということでございますが、今までの議員のご質問にも回答いたしましたように、あくまでも結果に基づいてのご質問というように思います。
 ですから、今までお答えしましたように、一般競争入札というものについては広く公告をして入札希望者を募集していると。それが大前提でございますので、その結果、たとえ入札者が1社だけの場合であっても、入札に必要な競争性は失われたものではないということでございます。
 ですから、手続を含めまして適正に一般競争入札も総合評価方式によって執行をしたということでございます。その大前提をご理解いただかないと、何回も繰り返しのようなご質問がなされるという話でございます。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 次に、予定価格についてなんですけども、市庁舎建設工事費の予定価格の算出は今回のように高額になると建設業者や設計事務所などに委託すると聞くことがあるんですが、今回はどこがどのようにして試算されたのか、教えてください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) ご質問にお答えをいたします。
 予定価格の積算についてのご質問でございますが、ご存じのように、市庁舎整備担当課におきまして、実施設計については業者に委託をしております。石本建築事務所でございます。
 いわゆる積算については、積算資料等に用いて積算がなされております。
 また、特殊な単価につきましては、3社見積もりをとってされております。
 経費につきましては、国土交通省の基準に基づき積算をされており、それぞれ適正に積算された設計金額を予定価格としておりますので、ご理解をよろしくお願いをいたします。
○議長(田中好 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ということは、予定価格は庁内で自主的にやったと。ですから、きちっとやっているんだということを言っておられるわけですが、これはいつごろ、どのようにして出されたのかというのがわかればありがたいんですが、まず市長にお尋ねをいたします。これは市長、当然予定価格をご存じだと思うんですが、いつごろお知りになったのか、教えてください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 僕の記憶ですから、はっきり覚えてないんですが、総務部の管財が持ってきますので、管財でわかればちょっと答えてもらったらいいかなと思うんですが、よくというか、入札かなりやりますので、そんないつ、どの入札で予定価格かというたらちょっと記憶にないんですね。申しわけないですけれども。
 でも、せっかくのご縁ですから、入札のことをちょっと申し上げますと、1社入札というのは何にも今に始まったことではないと思っているんです。議員の皆さん方ご存じやと思いますが、一般廃棄物の処理施設場ですね、あれは大栄環境さんのグループにやってもらいましたね。あれも1社だけだったんですよ。もっと言いますと、20社来ても不調になっているのが玄関の掲示板見ていただいたらわかりますけれども、そういうのがあるんで、20社来てもらってみんな不調で合わなかったんです。そういうのもあるわけですね。
 だから、指名競争はやっぱり地域のために頑張ってもらっている地元の業者の皆さん方に参加できるだけしていただこうというんで金額的には低目で、それは指名競争ですね。6,000万円以上でしたら、それはやっぱり幅広く技術も大事でしょうということで一般競争でやらせているのが常だと思っているんです。
 だから、何がええのかというのは、それには非常に今国交省も神経をとがらせて、国から県、県から市を通じてかなり強い指導が入っていることはご存じだと思うんですね。我々はやっぱり国、県指導を受けながらその範疇で執行させてもらっているということをご理解いただきたいなと思います。
 だから、議員の先生方もこんなんわからんやない、でも、やっぱりそれはまだ公表しちゃあだめよというルールになっているわけなんですね。だから、本契約を結んで翌日だったらいいというルールになっていますから。だから、その中で判断しろというルールですからそれはやむを得ないかなと、それは。条件ですから、それが。
 だから、議員が言われているように、それぞれが思いの中でできればいいと思うんですけど、これやったらルールというのはどうなのという問題になりますので、いろんな制約、制限、条件があって、その中でそれぞれがその範疇で努力をしているのが現状ではないのかなと思っています。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 先ほどの川崎議員の入札に係ります予定価格の調書でございますが、予定価格調書の日付につきましては30年1月10日付でございます。
 それから、済いません、この場をおかりいたしまして最初の質問の質疑、入札に係ります質問の数につきましてのご質問につきまして後ほど回答をさせていただくというように申し上げました。
 川崎議員については、情報公開で請求をされておって質疑の中身についてはご存じだったわけではございますが、正確に申し上げますと、質疑の機会につきましては平成29年12月18日から29年12月19日までの2日間におきまして質疑の期間を設けました。
 内訳につきましては、参加資格、入札に対する質疑が3項目、それから技術提案、設計図書に対する質疑が、質疑の数といたしましては546項目あったということでございます。
 その内容については、川崎議員に情報公開としてお渡しをしているところでございますのでよろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 市長がさっき覚えていないと言われたんですが、驚きました。市庁舎という大きな問題なのに、これに置いてはれへんのかな。本当に驚いております。
 まず、それからもう一つは庁内でこれを試算されているというのはある1カ所の部署でほとんどがやられているということになるのかと思うんですが、おおよそ何人ぐらいの方がこういうような金額を把握しておられるのか、そういうことはお答え願えますか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 入札の調書、いわゆる入札予定価格調書については入札執行は管財契約課が執行をしておりますので、職員といたしましては担当課長が承知をしているということでございます。
 それから、積算の設計につきましては、いわゆる担当課、この工事の場合ですと市庁舎整備推進室というところで最終の工事発注を含めての最終の設計金額を算出しており、業者委託を含めて算出しておりますので、正確に何人というのはあれですけど、庁舎整備推進室の担当室長、課長補佐等については承知はしているはずでございます。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 結構多くの方がこれを知っておられるということになるわけです。
 続きまして、落札価格についてなんですけども、落札価格は81億、皆さんもご承知のように81億2,000万円で、消費税を含んで87億6,960万円、予定価格が81億4,350万8,000円、わずか2,350万円を切る99.7%で落札されましたが、今までの10億円以上の工事では一番高い率ではないのかなと思うんですが、これに近いのがあるというのであれば、どういうところがあったのか、ご存じやったら教えていただきたいんですが、ご存じないですか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 落札率の件でございますが、正直申し上げまして今手元に資料がございませんので、正確にはお答えはできません。
 ただ、記憶でございますが、沖島の浮き桟橋等々につきましては10億円以上ということになります。最近で言うとコミュニティエリア整備しかないかなと私は思うておるところでございますが、仮に沖島の浮き桟橋ですとたしか99以上の落札率だったと思っております。
 落札率についてどうかという話でございますが、基本的には競争原理も働いているというように思っておりますし、先ほどから議員も申されておりますように、他市において特に建設工事につきましては滋賀県でいうと近代美術館の入札、今話題になっています彦根市の庁舎整備、これについては不調が続いておったわけでございます。
 そういう中で、入札不調の事案が多数発生している中で、また資材費とか人件費が非常に流動的な時期にあるというような時期において、いわゆる今回の応札業者においても積算が本当にシビアに求められるというような状況にあるわけでございます。
 その結果として、落札率が99.7%であったと、こういうことでありまして、逆に言えば結果として本市の積算、そして業者さんの適正な積算が証明されているというようにも考えております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) なるほどね。そういうことになるのかもわからないですけどね、一般論としてなんですけども、この99.7%というのは神わざとしか思えないんですよね。本当に。一般的にこの業界で私もいろいろお話をさせてもらっている中でよく言われるのが、95%を超えたら官製談合を疑えと言われていますが、どこから、この予定価格が漏れたのとしか思えないと、こういうように思われるという方もおられるわけです。
 そういった中で、当局はそうでないということをきちっと証明していただきたいんですが、今言われたようなそういうようなことで証明になると思っておられるのか、もう一度その回答をお願いしたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) ご回答申し上げます。
 議員のおっしゃっていることは結果論に基づいてのあくまでも推測でございますので、こちらとしてもそれを証明せよと言われても、適正に入札をした結果でございますので、その点は十分ご理解をいただきたいと思います。
 ただ、率だけで言いますと、全国的に知られている内容でいきますと、いわゆる東京都の豊洲市場の建設でございますが、結果だけで言いますと、これも結果だけです。結果だけで言いますと落札率が99.95%、3つほど発注されておるわけでございますが、大手ゼネコン、JVによった落札でございますが、1つは99.95、もう一つは99.87、3つ目が99.79%ということで、いわゆる全国大手のスーパーゼネコンがそういう率で落としているということでございますので、99.7が不自然だということについては全く何も問題ないというように考えております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) そのように言われますけども、やはり一般的には先ほども言いましたように95%を超えたらそういう官製談合があるんではないのかと、そういうことを疑えよということも言われているわけです。それが通例なんですね。そういうことも申し上げておきたいと思います。そういう疑惑があるんだよということを多くの方が思っておられるということなんです。
 それからもう一つ、仮契約についてなぜ今仮契約が先に行われるのか、今この議会の審議まで、もうすぐ行っているんやから待てなかったのか。その辺と仮契約の内容は本契約とどのように異なるのか、その辺も教えてください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 仮契約のご質問にお答えをいたします。
 地方自治法の第96条第1項第5号の規定にあるとおり、条例で定めている契約は議会の同意議決をもって初めて正規に締結することができるということになっておりますので、議案の提出時点で契約の相手方及び契約内容といったものは特定されなければならないことから、議決をもらう前提としましては、そして正式契約をする前提といたしましては、議案の提出の時点で契約の相手方及び契約内容といったものは特定されていなければならないことから、契約締結の権限を有する長においてあらかじめ相手方と仮契約を締結しておく必要があるということでございます。
 地方公共団体における仮契約とは、地方公共団体が締結する契約に関し議会の同意議決が必要である場合において、議会の同意を得たときに本契約として認められるものと、認められるものとの合意を含む事実上の契約方式というように解されておりますので、ご理解をよろしくお願いをいたします。
 それから、済いません、この場をおかりいたしまして、先ほどの10億円以上の発注の入札に関します落札率について、わかれば回答してほしいということでございました。
 近時のもので申し上げますと、健康ふれあい公園の整備工事、いわゆる第1期、プール棟の工事になるかと思います。これについての落札率が98.67%、それから桐原コミュニティエリア整備工事でございますが、これにつきましても落札率については97.8%、ただし3社ありまして予定価格内であったのがこの1つということで、2番目は予定価格以上、100%を当然ながら超えておったと、3社目についてもはるか予定価格を超えておったというような状況でございます。
 近時の岡山コミュニティエリアの整備事業につきましては96.16%ということで、これらの率につきましては先ほどからも言っていますように、本市の積算の適正、それから施工業者としての積算能力を含めまして、そして近時の資材費、それから人件費の高騰等かなりシビアな積算が業者さんには求められるというような状況になっております。
 ですから、今申し上げました率を含めまして言いますと、川崎議員が言われたように95%以上で限りなく100に近いような応札で適正に業者さんも予定価格、自分なりの積算をされて応札された結果ということがおわかりになると思います。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今、いろいろと公告についてとか、それから総合評価方式、それから予定価格、落札価格、仮契約についてという質問をさせてもらったわけです。
 ですが、本当にわかりづらい、ここにきちっとしたものが提示されていない。そういった中で、議員がこれに対して決めていくということに対しては本当に大きな責任があるんですよね。もっと的確な資料が提出されないことには、ここにいる議員は後々責任をとらなくてはならないことになるんです。
 そういった中で、このような資料しか提出されない、今後開かれる委員会の中で提出されるのか、それは今の回答だったらされないということですよね。そういうことを申し上げて、この質問を終わります。
○議長(田中好 君) 以上で川崎益弘君の質疑を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 委員会付託
○議長(田中好 君) 次に、日程第5、委員会付託に入ります。
 お諮りいたします。
 議第1号は予算常任委員会に、議第2号は市庁舎整備等特別委員会に、それぞれ審議を付託いたします。
 会第1号は会議規則の規定によりまして委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 異議なしと認めます。よって、議第1号は予算常任委員会に、議第2号は市庁舎整備等特別委員会に、それぞれ審議を付託することに、会第1号は委員会付託を省略することに決しました。
 後刻再開後に審査報告が願えますようよろしくお願いを申し上げます。
 なお、予算常任委員会は第3・4委員会室で、市庁舎整備等特別委員会は予算常任委員会終了後、同じく第3・4委員会室で、それぞれ会議を行いますのでよろしくお願いいたします。予算常任委員会は午後1時から第3・4委員会室で開会をいたしますので、お集まりをいただきますようお願いをいたします。
 休憩いたします。
               午前11時56分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後3時26分 再開
○議長(田中好 君) それでは、再開いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第6 委員会審査報告
○議長(田中好 君) 次に、日程第6、委員会審査報告に入ります。
 各委員会に審査を付託していました諸案件を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。
 まず、予算常任委員会の報告を求めます。
 予算常任委員会委員長井狩光男君。
             〔17番 井狩光男君 登壇〕
◆17番(井狩光男 君) それでは、ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会におきまして当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第1号 平成29年度近江八幡市一般会
     計補正予算(第6号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(田中好 君) 次に、市庁舎整備等特別委員会の報告を求めます。
 市庁舎整備等特別委員会委員長橋博君。
             〔21番 橋  博君 登壇〕
◆21番(橋博 君) 続きまして、市庁舎整備等特別委員会の審査報告を行います。
 本臨時会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告をいたします。
議第2号 近江八幡市庁舎整備工事請負
     契約の締結につき議決を求め
     ることについて
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で市庁舎整備等特別委員会の審査報告を終わります。議員の皆さん方のご賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(田中好 君) ただいまの審査報告に対して、質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
 討論のある方は後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午後3時29分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後3時33分 再開
○議長(田中好 君) 再開いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第7 討論・採決
○議長(田中好 君) それでは、日程第7、討論・採決に入ります。
 まず、市長提出議案のうち発言通告がありました案件について討論・採決を行います。
 それでは、議第2号について討論を行います。
 まず、大林宏君の発言を許します。
 大林宏君。
             〔14番 大林 宏君 登壇〕
◆14番(大林宏 君) 議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、反対の立場で討論をいたしたいと思います。
 質疑でも申し上げましたように、入札には多様な入札方法がありますが、近江八幡市は一般競争入札総合評価方式を庁舎建設に採用をされました。担当者の説明では、技術評価事項があると、こういうことでございました。
 しかし、市の新庁舎建設はそれほどの技術評価が必要な建物かどうか、そういうふうには思えない部分も多くありまして、実際このたび公表された価格項目を見ますと、環境対策、品質管理工程や仮設計画、にぎわい交流創出や業者の工事実績、市内業者の下請の活用などといったものであります。
 この項目は普通の入札条件の中でも求められているものでありまして、とりわけ知的財産であるということで公表も控えられておりますけども、それほど高度な技術要件が必要だったというふうには思いません。
 また、私が、市の公共工事の品質確保はどうか、絶えず議会ごとに質問をしてきたところでありますが、工事施工者の技術力に負うことが大きいわけですから、総合評価方式だけがすぐれている入札とは考えられません。
 私は、市庁舎建設のような大規模な工事には公募型指名競争入札のほうが適正だと考えております。
 次に、今回公表された総合評価採点表を見ますと、対策欄は全て黒塗りをされておりまして、落札業者が何をしようとされているのか、提案されているのか、評価と配点、それに加算欄も黒塗りの資料が渡されました。この資料からは私たち議員は何を読み取るのか、非常に難しい判断に迫られております。
 市の説明で、この措置は提案者の知的財産に留意したというものでありますけども、私たち議員が、契約履行がしっかりされているかどうか、施工の確認をする上においても、また公共工事の品質確保の保証の上からも内容が事前に公表されるべきものと強く求めていきたいと思っております。
 次に、今回の入札は総合評価方式ということですけども、問題は1社だけが参加したという競争が働いたと思えない状況であります。
 行政は1社であったほうがよかったと考えておられるのか知りませんけども、業者間の競争意欲が全く感じられない。競争の原理が働いていない入札だと考えております。
 90億円にもなる大型建設工事であればもっと活気ある業者間の活動があってもおかしくないと感じるものであります。何でこんな白けた状況が生まれたのか。必要に迫られ、私もいろいろ調査をいたしました。ところが、90億円もの工事費の見積もり積算期間、これは常識的には3カ月間は必要だと言われておりますけども、しかし市長は35日間程度しか期間を与えなかった。市長が公告された日は12月7日から1月17日という期間でありまして、これには年末年始の休みがあり、業者は一斉に休暇に入ります。材料の見積もりすらできません。まことにひどい日程のとり方を市が決定したことは、常識的には参入を拒んだ、そういう意図があるのではないかと、こういう疑問を持つまでになっております。私は、なぜ十分な積算期間を設けなかったのか不思議でなりません。
 また、入札金額が予定価格の満額と言える契約金額となったことについては、彦根市の庁舎耐震化改修工事において、裏合意が新聞報道され、副市長が引責された事例と重なる思いを多くの市民が持たれたのではないかと、そういうことに憂慮をしているところであります。
 以上、まとめますと、90億円ものビッグ事業にもかかわらず、1社しか入札に参加しなかった。この要因の一つは、積算期日が余りにも短かった。私の調査では3カ月要ったと、そういうふうなことでありまして、積算期日の3分の1にも満たない期日を市が指定した。このことが大きな原因になっておる。だから、参加したくても参加できなかった。棄権をせざるを得なかったということも聞いております。結果として行政は参加を拒んだ、そういう疑いが生じるのであります。
 公平な競争、正しい競争ができない現状にありました。この結果が1社のみの参加となったと考えられるわけであります。
 私も、結果から、さきにも言っておりますように、総合評価方式よりも公募型指名競争入札のほうがよかったと思っております。そして、契約金額も87億3,960万円の満額契約になったことについて市民の信頼は遠のいたものと考えております。
 市長は、新庁舎建設工事において、たった1社だけの参加とならないよう幾らでも途中で対策ができたと、そういう立場におられたというふうに私は考えております。
 最近では、元気園も1社、新庁舎も1社で決定しようとされております。見方を変えれば、今回特に庁舎の積算において1社だけが短い期間にもかかわらずしっかり見積もりを積算していたとしたら、一足先に情報が入っていたのではないかと、そういう疑いすら持たれるような状況であります。市民への説明はされるのか、責任ある公表をされたい。
 以上、疑問の多い結果は市民が誇れる新庁舎建設にはほど遠い、疑問や不信を呼んでおる、こういう状況であります。
 議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につきまして、反対の討論といたしたいと思います。
 以上、議員の皆様のご賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(田中好 君) 次に、重田剛君の発言を許します。
 重田剛君。
             〔2番 重田 剛君 登壇〕
◆2番(重田剛 君) 政翔会の重田剛でございます。
 私は、議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、政翔会を代表して賛成の討論をさせていただきます。
 まず、市庁舎整備については市民とともに長年議論を重ね、課題解決の緊急性、重要性、必要性などの観点に立ち、基本計画から実施設計に至るまで、まちづくり、交流、防災、環境、福祉教育、コストバランスの6つの整備方針をもとに、少子・高齢社会や人知を超えた自然災害にも対応できるよう、我々議員もしっかりとコンセプトを踏まえて本会議や市庁舎整備等特別委員会などの場で幾度となく議論してまいりました。
 その結果、さきの12月定例会におきまして、この10年来の懸案であります市庁舎建築に向けての予算を含む補正予算案はその具現化に向けた不可欠の整備事業費であると確信して賛成の討論を行い、多くの議員各位のご賛同をいただき可決しました。
 先ほどの質疑において今回の一般競争入札総合評価方式により執行された理由や技術審査会及び入札により落札決定されたプロセスにおいて、適正に入札が執行されたものと改めて確認いたしました。
 入札に対して一部の市民においては1社のみが入札した落札結果は無効との反対意見などありますが、今回の入札は国の定めたルールに沿った公平、適正な執行であったことは明白であります。
 また、総合評価方式での入札は国の契約ベースでは約97%の工事に適用され、県でも本市においてもこれまで実施してきた実績のある入札方法であり、今回に限って根拠のない反対意見を言われていることに疑問を感じずにはいられません。
 現在の我が国の建設事業を取り巻く状況は、建設資材の高騰や建設従事者の不足などにより、入札においては不調が多発し、午前中の答弁にもありましたが、滋賀県においても県立近代美術館などの入札不調が続いております。
 繰り返しになりますが、本市の現庁舎は平成18年の耐震診断で強度不足を指摘されており、既に10年余りが経過した状況を鑑みれば、一刻の猶予もできない状況にあります。
 熊本県宇土市役所の建物は、熊本地震より10年以上も前に耐震診断を実施して強度不足が判明していたにもかかわらず、補強か建てかえの抜本的な対策を施せない中で東日本大震災が発生し、その教訓から本庁舎の重要性を鑑み、ようやく市長が新庁舎建設の方針を示されたやさきに人知で予見できない大地震が発生し、本庁舎の4階が損壊するという事態に見舞われました。
 このショッキングなニュースは決して他人事ではありません。本市は幸いにも地震災害に遭っていないだけのことで、あすかもきょうかもしれない状況の中で、市民の命と財産を守ることこそが行政の最大の使命であり、その使命を果たすためには予算可決後速やかに適正な入札執行を行い、今般落札業者が決定されたことは市民にとってようやく工事がスタートできるという点で大きく安堵ができるものと思っております。
 このことから、市議会としては速やかに庁舎整備工事請負契約の締結を認め、一日も早く工事の着工を進めるべきであると明確に申し述べ、賛成討論といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 次に、井上佐由利君の発言を許します。
 井上佐由利君。
             〔22番 井上佐由利君 登壇〕
◆22番(井上佐由利 君) 日本共産党の井上佐由利です。
 議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、反対討論を行います。
 今回の庁舎整備工事請負契約につきましては、私は本当に議会として絶対に認めてはいけないというふうに考えております。幾つかの点で述べます。
 まず、一般競争入札総合評価方式という手法を用い、1社でも入札ができるとしています。本来なら、競争という名がつく以上、当然複数の業者が参加されてこそ入札が成り立つものと考えます。
 1社の公募で入札を行ったこと、1社とわかった段階で中止すべきではなかったかと考えます。なぜ入札を急ぐのでしょうか。なぜ急ぐ必要があったのでしょうか。入札が不調になれば再公告のために発注形態などを見直しを行わなければならず、受注者側も入札の準備をやり直す必要もあって、市長にとっては何としても避けたいところであったことがうかがえます。
 談合疑惑を避けるために1社入札を中止している自治体もある中で、今回のこの市のやり方に市民は絶対に納得できるものではありません。
 次に、落札率99.7%についてです。
 一般的に、95%以上の落札率は談合の疑惑が生まれると関係者から指摘されています。99.7%は神わざか人わざか、つまり官製談合ではないのかという市民の疑問があります。この談合疑惑に市が説明責任を果たし、議会がこれを解明することがきょうの臨時議会の果たすべき仕事であったかなというふうに思います。
 談合とは、入札に際し、入札者が事前に入札価格などを知ることです。落札率99.7%が談合でないことを市が説明しなければならないものです。当局は、予定価格について資材、人件費などをシビアに積算を求められ、結果として業者の正確な数字が証明されたと答弁されました。しかし、これだけ一致した落札額になるという疑問に答えられていないと考えます。
 入札額が漏れて落札率99.7%になっているのではないかと関係者や市民は思っています。談合逃れで他社が入ってこられなかったのではないかという意見もあります。ますます市民は、安土元気園跡地に誘致した社会福祉法人のときのような入札を行ったと見ると思います。99.7%の落札率はどう見ても不自然です。
 そのような疑いを持たれないためにも、公募期間をもっと幅を持つ、あるいは1社しかない場合は中止にすることで、また再公募するなど、何とか市民の合意が得られるようなやり方を見出すべきだったと思います。市民の談合疑惑に答える手だてが必要だったと考えます。
 そして、3つ目です。総合評価制度の配点表も業者が決定しているのなら公表すべきだったと考えます。
 黒塗りの資料でどうやって判断せよというのでしょうか。さまざまな資料も公表されませんでした。公表してこそ透明性も担保できるものだと考えます。また、総合評価制度も複数業者の参入で比較検討ができることでその意義と効果が明確になります。1社だけの総合評価制度、形式だけのことで全く意味がありません。
 市長は、市民の声も聞かず、市長選挙までできるだけ工事を前に進め、市民を諦めさせようとしていることは、この2月に出されております市の広報馳走欄でも明らかです。しかし、この工事を推し進めれば進めるほど、市民は違和感や疑問を持って見ています。市長選挙をおそれ、1月末の入札を急いだとしか言いようがありません。庁舎建設は市民の莫大な税金を使って行うわけです。不公正、不公平、不透明さを一ミリでも感じるようなものならば、市民は黙ってはいません。
 市民の負託を受けようとするのなら、市民にとって一世一代の大事業は堂々と4月の市長選挙で判断を仰ぐべき問題だと考えます。そのことを最後に申し上げて反対討論といたします。
○議長(田中好 君) 次に、井上芳夫君の発言を許します。
 井上芳夫君。
             〔3番 井上芳夫君 登壇〕
◆3番(井上芳夫 君) 創政会の井上芳夫でございます。
 創政会を代表いたしまして、議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて賛成の立場で討論を行います。
 市庁舎整備については、平成18年度以降今日まで10年もの長きにわたり、一般市民、学識経験者、各界代表者、地域の代表者等とともに5つの委員会が延べ32回開催され、2回の市民アンケートが実施されました。また、シンポジウムやフォーラム及び市民報告会も計4回開催されるなど、さまざまな取り組みの中で多くの人々がそれぞれの立場でかかわり、地域ぐるみのまさに市民との協働のまちづくりとして熟成度を高めるために可能な限りの方法により合意形成を努めていただきました。
 そのことから、今日に至るまでの取り組み実績については非常に重みがあり、尊重しなければならないものと考えております。
 近江八幡市議会においても、市庁舎整備等特別委員会を平成24年度に設置して以降、今日まで37回の議論を重ねてまいりました。市庁舎整備に係る基本構想から基本計画、基本設計、そして実施設計へと確実に、そして丁寧にプロセスを積み重ねてきていただいた集大成であると思っております。
 新庁舎は、分散する庁舎の集約による市民に対する行政サービスの利便性の向上、福祉や教育の連携による子育て支援機能の向上、市の対策の中枢機能と八幡学区の防災の拠点機能等をあわせ持ち、加えてこれから50年、100年後の近江八幡市の姿を見据えて、少子・高齢化社会や今後の人口減少社会など新たな環境に柔軟に対応し進化できる庁舎、にぎわい、交流機能としては市民が思い思いの目的で利用できる談話交流スペースなど市民交流センター機能を有するなど、これからの時代を先取りする庁舎整備を早期に実現する必要があります。
 また、実施設計ではそれぞれの機能を単純に施設化し建物を大きくしたわけではなく、行政とにぎわい、交流機能を持った複合施設であるとの利点を生かし、所属間の連携や市民との協働、会議等の共有スペースの活用等、さまざまな角度からコストバランスを常に意識して共有化を図るなど、効率的な活用の考え方をもとに徹底して無駄を省き全体の面積を縮減するなど、効果的なコストバランス策も考えております。
 最後に、新庁舎の建設においてはこれから50年先まで見据えた市民皆さんのための新庁舎になること、また未来の子どもたちのための拠点となる新庁舎になることを大いに期待するものであります。
 以上、議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて賛成であることを明確に申し述べ、賛成討論といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 次に、山本英夫君の発言を許します。
 山本英夫君。
             〔23番 山本英夫君 登壇〕
◆23番(山本英夫 君) チームはちまんの山本です。
 議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、それぞれの立場で討論があったところですが、私はチームはちまんを代表し反対の立場で討論をいたします。
 この庁舎問題に関しては平成26年において市庁舎整備実施設計等業務公募型プロポーザルが実施されましたが、10月に入札談合の疑いがあるとの外部情報から入札が中断された経緯があります。
 それだけでなく、用地問題でも当初より市民からの疑念を受けてきたものであり、そうした事実をあらわすものとしてこの市庁舎の問題では、まず岡山学区への候補予定地選定に関しては八幡学区における署名運動がありました。
 市庁舎整備建設が問題とされる中では、2度の市民による署名運動が行われ、目に見える形、態度として市庁舎整備に関しての疑念をあらわされ、本当に数多くの方々が署名、反対の立場を表明されました。
 それだけ注目をされ続けてきた中であるからこそ、この議案、市庁舎請負契約の締結については議会としてもより慎重に十二分に審査、議決をしなければなりません。
 そうした中にもかかわらず、今回我々議員に対して示された議案書資料は、明確にされているのは落札率99.7%の大変高い、それ自体が疑惑が増幅されかねない入札価格、税抜き81億2,000万円と業者名だけと言えるもんであります。
 一般競争入札であるからと体裁は整っているとし、1社だけの入札であるにもかかわらず入札行為が執行され、業者選定の根拠とされる総合評価方式の技術提案や地域性、社会性などにおいても配点としては満点、30点とされている中、13点の評価しか受けていない、またなぜ13点と評価したのかの理由や各項目における点数加算や根拠、対策さえも何も示されず、我々議員は何を審査すればよいのかも理解できず、責任ある議決をできると言えるものではありません。
 今、市民の安心・安全を考えるなら、私たちとしても速やかな庁舎建設を考えるものであり、この庁舎整備の問題で市民の分断が促進されようかのことは望むものではなく、それであるからこそ、市民合意形成を得られるしっかりした説明があるべきものであります。
 いま一度申し上げますが、この庁舎整備に関しては既に多くの市民の疑義、疑惑のあった案件であります。単に金額の高い入札議決議案ではありません。しかしながら、当局側が示され提案されたこの議案、また資料では、市民の負託を受け責任を持って説明しなければならない立場の議員として、市民の疑惑を払拭できる議会審査議決ができると言えるものではありません。
 これだけ市民の注目を集め疑問を持たれてきた庁舎整備であるだけに、このように疑念を残したままになるかのような入札、不十分としか言えない説明でこの問題の終結を迎えようとすることは許されるべきものとは考えられません。
 よって、この議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについては賛成に回るに値する議案とは理解できず、反対という立場に立たざるを得ないということを述べ反対討論といたします。
○議長(田中好 君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
 まず、議第2号について起立により採決いたします。
 お諮りいたします。
 議第2号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについては、市庁舎整備等特別委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第2号は原案を可決することに決しました。
 次に、市長提出議案のうち討論のない案件を採決いたします。
 それでは、議第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 議第1号平成29年度近江八幡市一般会計補正予算(第6号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 異議なしと認めます。よって、議第1号は原案を可決することに決しました。
 次に、議員提出議案について採決をいたします。
 会第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 会第1号道路の整備促進に係る補助率嵩上げ措置の継続を求める意見書の提出については、原案を可決することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 異議なしと認めます。よって、会第1号は原案を可決することに決しました。
 ここでお諮りをいたします。
 本日意見書が可決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましてはその整理を議長に一任願いたく思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に一任願うことに決しました。
◆22番(井上佐由利 君) 議長。
○議長(田中好 君) はい。動議ですか。
 では、22番井上佐由利君、登壇して発言してください。
             〔22番 井上佐由利君 登壇〕
◆22番(井上佐由利 君) 日本共産党の井上佐由利です。
 ただいま議長のお許しをいただきまして緊急質問の動議を出させていただきたいと思います。
 緊急質問の内容は、元気園を障害者施設に転用して平成29年7月21日に業者を公募、8月24日の公募選定委員会で倉敷市の社会福祉法人三穂の園が決定されたことについてであります。
 公募の1年前から県に三穂の園の名前で補助金申請が行われておりまして、三穂の園は公募以前に2回も理事会で協議していた。そして、公募前に三穂の園に、理事長に市長、安土区長、そして総合政策部長が面談していることなどが判明いたしました。これは本当に大きな問題だと思います。
 そして、平成29年9月議会での福祉子ども部長の公平、公正、透明性を持って公募選定をしていただいたというこの答弁は、虚偽になるのではないかという可能性があります。
 公募は公正、公平さを担保するものであって、手続も内容もそれにふさわしいものでなければなりません。判明した事実は公募が偽装であったという事実を次々と示すものでありまして、当局に対しまして市民に明らかにする責任があります。
 先日、議員の皆様には資料をお配りいたしました。本市が公平、公正の市政であり続けるために緊急質問でただしておきたいと考えます。議員のご賛同をよろしくお願いしたいと思います。
○議長(田中好 君) ただいま22番井上佐由利君より旧元気園跡地の障害者施設設置法人の公募に関し、緊急質問を行いたいと動議が提出されました。賛成者はありますか。
◆20番(加藤昌宏 君) はい。
○議長(田中好 君) 所定の賛成者がありますので、会議規則第16条の規定に基づき、ただいまの動議は成立をいたしました。よって、本動議を議題とし採決いたします。
 これより起立により採決いたします。
 22番井上佐由利君より緊急質問を行いたい旨の申し出につきまして、賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立少数〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、本動議は否決いたしました。
◆20番(加藤昌宏 君) 議長。
○議長(田中好 君) はい。動議。
◆20番(加藤昌宏 君) 動議。
○議長(田中好 君) 登壇して発言を許します。
             〔20番 加藤昌宏君 登壇〕
◆20番(加藤昌宏 君) 動議の提出者として説明をさせていただきます。日本共産党の加藤昌宏でございます。
 旧安土健康づくりセンター、別名悠々元気園は平成28年12月議会(12月20日)において市当局により指定管理者の更新は行わないことが表明され、平成29年3月末で指定管理者による運営をやめました。そして、平成29年7月21日付で近江八幡市障害者施設整備及び運営法人の公募についてが発表されました。
 また、同日付で市内障害者福祉サービス運営社会福祉法人理事長宛てには、施設整備の規模、公募スケジュールが事務連絡文書として送付され、同時に議会全員協議会において健康づくりセンターの活用についてとして同様の内容説明が当局よりなされました。
 この公募に基づく事業者選定の結果は、平成29年9月5日付で倉敷市社会福祉法人三穂の園に決定したことが市ホームページで発表されました。選定委員7人の採点で平均60点以上を条件に75.71点を取得した三穂の園が決定をされたところであります。
 公募された事業者の選考については、運営法人選定委員会が選考基準に基づき決定されたものです。問題は、公募としながらも1事業者のみの選考で、しかもこれらの動きの1年前から特定された社会福祉法人に照準を合わせた市当局の動きがあったことが疑われることであります。
 つまり、事前に決められていた事業者を公募と装って選定の事実を偽ったという疑いがあるということであります。議席24名の近江八幡市議会は、これらのことを知らないままに本件の事業者選定を了承したことになります。これらが事実であるならば、議会としての機能が根底から損なわれたことになります。
 いま一度、議員各位が事態の経過を把握し、議会としての役割を果たさなければなりません。市民の間では森友、加計学園の近江八幡版ではないのかとの声も出ております。この真相解明のために百条委員会の設置を求めるものであります。
 以上、経過と趣旨を申し述べて以下の動議内容を提出いたします。
 近江八幡市障害者福祉施設整備及び運営法人の募集(以下福祉法人募集という)についての調査に関する動議
 地方自治法第100条の規定により、表記に関する事務調査を別紙のとおり行うよう求める。
 (別紙)地方自治法第100条の規定により、次の通り「福祉法人募集」に関して調査を行うものとする。
1.本議会は、委員6名をもって構成する「福祉法人募集」調査特別委員会を設置する。
2.本議会は、「福祉法人募集」調査特別委員会に対し、地方自治法第100条第1項の規定により次の事項の調査を付託する。
 (1) 近江八幡市障害者施設整備及び運営法人の募集に関する事項
 (2) 平成29年度以降における民間心身障害児者社会福祉施設整備事業の所要見込額調査に関する事項
 (3) 法人名「三穂の園」・施設名「住倉安土元気園」を記した、「施設整備計画調査書」に関する事項
 (4) 「三穂の園」の「現況報告書」及び評議員会・理事会の状況に関する事項
 (5) 冨士谷市長・安土自治区長・総合政策部長3名の、「三穂の園」法人理事長訪問に関する事項
 (6) 近江八幡市内の関係福祉法人への意見聴取に関する事項
 (7) 安土地域自治区協議会での腱康づくりセンターの審議に関する事項
3.調査のため必要があるときは、地方自治法第100条第1項の規定により選挙人その他の関係人に対し、出頭、証言及び記録の提出を求め、並びに同条第10項の規定により団体等に対し、紹介をし又は記録の送付を求めることができる。
4.「福祉法人募集」調査特別委員会の本調査に要する費用は、100万円以内とする。
5.「福祉法人募集」調査特別委員会は、2に掲げる調査が終了するまで、議会閉会中もなお、調査を行うことができる。
 以上であります。議員各位のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(田中好 君) ただいま20番加藤昌宏君より近江八幡市障害者福祉施設整備及び運営法人の募集についての調査に関する動議が提出されました。
 賛成者はございますか。
◆19番(川崎益弘 君) 賛成。
○議長(田中好 君) 所定の賛成者がありますので、会議規則第16条の規定に基づき、ただいまの動議は成立をいたしました。
 この後、議会運営委員会にお諮りいたしますので、ここで休憩いたします。
               午後4時17分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後4時56分 再開
○議長(田中好 君) 再開いたします。
 ここでお諮りいたします。
 この際、議事の都合により会議規則第9条の規定に基づき、本日の会議時間を延長したいと思いますが、ご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 異議なしと認めます。
              ~~~~~~~~~~~
△追加日程 近江八幡市障害者福祉施設整備及び運営法人の募集についての調査に関する動議
○議長(田中好 君) 先ほど提出されました近江八幡市障害者福祉施設整備及び運営法人の募集についての調査に関する動議を日程に追加し、議題といたします。
 それでは、議題となっております動議について質疑のある方は後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午後4時56分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後4時56分 再開
○議長(田中好 君) 再開します。
 次に、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 この動議について委員会付託を省略させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 委員会付託を省略し、直ちに討論・採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 異議ありですか。
 じゃあ、今のこの異議ありについて採決いたします。
 委員会付託について委員会付託をするかしないかの採決を行います、起立により。
 お諮りします。
 だから、異議ありという発言でしたので、ここで委員会付託をするかしないかの採決をするということですよ。よろしいでしょうか。
 じゃあ、お諮りいたします。
 ここで委員会付託を省略することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立多数と認めて、委員会付託を省略いたします。
 それでは、討論のある方は後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午後4時59分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後5時1分 再開
○議長(田中好 君) 再開いたします。
 それでは、討論・採決に入ります。
 1名から発言通告がありましたのでこれを許します。
 井上佐由利君の発言を許します。
 井上佐由利君。
             〔22番 井上佐由利君 登壇〕
◆22番(井上佐由利 君) 日本共産党の井上佐由利です。
 ただいま提案されております近江八幡市障害者福祉施設整備及び運営法人の募集についての調査に関する動議の賛成討論を行いたいと思います。
 今回の提案されております元気園の跡地の社会福祉法人の募集についてです。これは経過が本当に不公平で不透明だと考えます。公募1年前から市が県に対しまして倉敷市内の法人名で申請を出していたこと、そして公募前に市長みずからも倉敷市内の法人の理事長を訪ねていることなど、市と社会福祉法人との間で準備が整った段階で公募を行ったとしか映りません。
 公募前から相手先の社会福祉法人の理事会で近江八幡市の協議が話し合われております。一体ここで何が話し合われたのでしょうか。なぜ倉敷市内の社会法人だったのでしょうか。市政に対する疑惑は深まるばかりです。議員の役割は市政のチェック機関です。市民の負託を受ける議会として、何が真実なのか、市民からも疑惑の声が上がっている中で、議会は真摯に地方自治法第100条に基づいて徹底した調査をする必要があります。また、そのことができるのも調査権を持つ議会であります。
 よって、私はこの設置に対して賛成の討論とさせていただきます。
 以上です。
○議長(田中好 君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
 お諮りいたします。
 20番加藤昌宏君より先ほど提出されました近江八幡市障害者福祉施設整備及び運営法人の募集についての調査に関して、委員6名をもって構成する福祉法人募集調査特別委員会を設置し、かつ本特別委員会に対し、地方自治法第100条の規定により調査をすることを求めるとの動議について賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立少数〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、本動議は否決されました。
 以上をもって本日の日程は全て終了し、本臨時会に付議されました案件は全て議了いたしました。
 ここで市長からご挨拶をいただきます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 大変長時間にわたりましての平成30年第1回臨時会閉会を終えることができました。閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げたいと存じます。
 議員の皆さん方におかれましては、本日、平成30年第1回市議会臨時会を招集させていただきましたところ、提案させていただきました2議案につきまして慎重なるご審議をいただき、いずれも原案どおりご可決いただきましたことに対しまして心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。
 今回議員の皆さん方からいただきましたさまざまなご意見につきましては、職員ともども真摯に受けとめるとともに、新庁舎の完成を心待ちにしていただいている市民の皆さんの声に応えるためにも、そして何よりもいつ発生するか予測が困難な大地震など自然災害に備え、市の防災拠点の確立のためにも、一日でも早く庁舎整備工事に着手するとともに、これまでどおり協働のまちづくりのスタンスを堅持し、今後とも公平性、透明性を確保し、また可能な限り市民の皆様への周知を図りながら安全で安心な市民生活の確保に向けた取り組みを完遂させてまいりたいと考えております。
 ご承知のとおり来月9日から17日間の日程で4年に一度の平和の祭典であります第23回冬季オリンピックが韓国平昌におきまして世界92カ国から2,925人の選手の参加のもと、開催いたします。
 我が国からは金メダルが期待されます女子スピードスケートを初め5競技に123人の選手団が派遣されます。これまで精進を重ねてこられた選手の皆さんの活躍を大いに期待するとともに、アイスホッケー女子で南北の合同チームが結成されるなど、北朝鮮のオリンピック参加が今後の南北関係の発展融和や朝鮮半島の平和に寄与し、ひいてはアメリカとの緊張緩和や北朝鮮の核兵器廃絶への契機となることに一縷の望みを託したいと考えております。
 開会の挨拶で申し上げましたとおり、猛威を振るっておりますインフルエンザは今後流行がさらに拡大するおそれがございます。繰り返しになりますが、外出後の手洗い、うがいやさまざまな予防策に努め、感染や再発の予防に努めるなど、健康にはくれぐれもご自愛いただきながら、市政発展のために引き続きご尽瘁あらんことを心からご祈念申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、閉会のご挨拶とさせていただきたいと存じます。
 本日はまことにありがとうございました。
○議長(田中好 君) それでは、閉会に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。
 平成30年第1回臨時会を開催いたしまして、長時間にわたりましてご苦労さまでございました。
 本日開会いたしました本臨時会も、議員各位を初め市長並びに当局の皆様の格別のご協力をいただき、ここに無事閉会の運びとなりましたことに対し、深く御礼を申し上げます。
 寒さは一段と厳しさを増します。一年中で最も寒い時期でございます。先ほど市長の挨拶にもありましたように、インフルエンザが流行しておりまして、市内の小・中学校でも学級閉鎖になっているところもあります。どうか皆様におかれましても、健康に十分ご留意をいただきまして、さらなる近江八幡市政発展、そして福祉向上のためにより一層ご尽力を賜りますようにお願い申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきたいと存じます。
 それでは、これをもちまして平成30年第1回近江八幡市議会臨時会を閉会とさせていただきます。
 大変ご苦労さまでございました。
               午後5時10分 閉会
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