録画中継

平成27年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月8日(火) 個人質問
奥田 孝司 議員
(1)近江八幡市庁舎建設について
   ①建設の手法について
   ②建設中の市民サービス業務について
(2)認知症による徘徊高齢者に対する対応について
   ①認知症高齢者の行方不明者の捜索について
(3)まち・ひと・しごと創生事業、DMO設立事業について
   ①組織の具体的な業務について
(4)八幡堀周辺交通渋滞解消(一方通行規制)について
   ①一方通行等行なった検証と今後の取組について
◆6番(奥田孝司 君) 創政会の奥田孝司でございます。議長より発言の許可をいただきましたので、発言通告書に従いまして一括で質問させていただきます。
 質問は、大きく4項目させていただきます。わかりやすく回答していただきますよう、よろしくお願いいたします。
 それでは、1項目めです。近江八幡市庁舎建設についてお伺いいたします。
 平成26年6月、近江八幡市庁舎整備基本構想、新たな生業を育む歴史薫るまちづくり計画によりますと、新庁舎の基本理念及び役割では、近江八幡市の未来を育み、町のシンボルとなる市庁舎。地域を育み人づくりを先導する安全・安心や地球環境保全など、地域の先導的施設として社会に貢献する。官庁街エリアの考え方では、新たな文化やなりわいを育み、多様な人々が集うきずなの拠点、まちづくり方針は歴史に学び、新たな文化やなりわいを創造発信するまち、多様な人の交流により新しい出会いが生まれるまち、日常の生活サービスが一括して受けられ、地域のきずなが育まれるまちとありました。
 今後、パブリックコメントやこれからの市民報告会、市庁舎基本計画策定に向けて議論されていくわけですが、議員となり、10月より近江八幡市の全学区において議会報告会が開催され、各学区出席させていただきました。報告会の中においても、新庁舎建設は関心が高かったと感じました。
 そこで、地域の方々からの意見の中から、新市庁舎構図で現敷地建てかえが決定されているとお聞きしておりますが、建設の手法はどのようなお考えであるのか、お聞かせください。
 また、建設中、市民サービスはどのように業務されるのか、対策をお聞かせください。
 2項目めに、認知症による徘回高齢者に対する対応についてお伺いします。
 近年、認知症の高齢者の増加で、その方が徘回し行方不明になるケースが発生しております。実際の例でありますが、1カ月前に八幡学区内において、認知症の高齢者の行方不明捜索願が出され、地元自治会を初め消防団八幡分団などが捜索活動に当たったわけであります。幸いにして、捜査2日目の早朝、安土城趾付近で無事発見、保護されましたが、特にこういった場合には地元消防団としても連携協力が必要になってくると認識をしているところでありますが、早期発見、保護につなげるために、より効果的な捜索活動に寄与していきたいと考えております。
 近江八幡市としては、認知症高齢者の行方不明者の捜索はどういった対策をとられているのか、お伺いします。
 昨年1年間に、認知症が原因で行方不明になり、警察に捜索願、行方不明者届けが出されたのは、延べ1万783人で、統計をとり始めた2012年以降最多であったとありました。認知症の人のために家族や市民ができることは、市民講座や啓発イベントに参加し知識をつける、子どもが認知症の人に接する機会を設け理解を促す、偏見やネガティブな印象を捨て笑顔で接する、困っているお年寄りを見かけたら優しく声をかける、認知症を隠そうとしない、周囲は一般的な病気であることを理解し受け入れる、徘回を考え認知症の人の衣類や所持品に氏名や電話番号などを書いていく、認知症の人にGPS機能のついたアクセサリーなどを身につけてもらうなどが上げられています。
 認知症の高齢者が行方不明になられたときに、早期発見、保護につなげるために情報を共有する地域自治会、市内集配されている企業等、自治体のネットワークの作成、また多くの人に協力をお願いするために、登録してもらい、スマートフォンなど電子媒体により行方不明者の捜索に情報提供できる仕組みに取り組んでいただけないでしょうか。取り組みについてお聞かせください。
 3項目めに、まち・ひと・しごと創生、国の地方創生先行型交付金によるDMO設立事業についてお伺いします。
 DMOとは、デスティネーション・マーケティングマネジメント・オーガニゼーションの略で、直訳すると地域をマネジメントする組織であります。官公庁のホームページによりますと、日本版DMOは、地域の稼ぐ力を引き出すとともに、地域への誇りと愛着を醸成する観光経営の視点に立った観光地域づくりのかじ取り役として、多様な関係者と協働しながら、観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備え、必ず実施する基本的な役割、機能、観光地域マーケティングマネジメントとして地域の官民の関係との効果的な役割分担した上で、地域の実情に応じて観光地域づくりを実施することを考えられてありますとありました。
 また、近江八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中では、八幡、安土の連携強化と新たな拠点設備、産業の再生と雇用の拡大、人を呼び込む仕組みづくりを基本的なまちづくりの方向とされています。
 近江八幡版DMOとして、観光地域づくりを行うことについて、多様な関係者の合意形成が行われ、近江八幡市に誇りと愛着を持ち、豊かな地域づくりを進めていかなければなりません。
 近江八幡版DMOマーケティングとマネジメントを行う組織の具体的な業務はどのように取り組んでいかれるのか、お聞かせください。
 4項目めに、八幡学区内、特に観光拠点の一つ、八幡堀周辺における観光地周辺の交通渋滞解消についてであります。
 去る10月からですが、白雲橋から八幡山ロープウエーに向かって車両の一方通行の規制が行われ、警備員の配置も増員していただきました。経過としては、まだ数カ月ではありますが、その対応によって周辺の交通渋滞の状況に改善効果が見られているのか。その検証と今後の取り組みの考え方についてお伺いします。
 秋の行楽シーズンには、平日においても多くの観光客が来られていたように感じました。特に、土日祝日においては日牟礼八幡宮境内が混雑することから、大型バスの乗り入れができないため、大杉町通りにおいて観光客の乗降される大型バスもかなりあり、白雲館前においても鳥居をくぐるために待つ車両が多く、周辺に交通渋滞が起きています。
 行楽シーズンの土日祝日の一方通行は、6年前ほどから始められました取り組みでありますが、解消には至っておりません。また、近江八幡市版DMOを取り組んでいかれる中において、観光の入込み客数を伸ばすためには、観光地周辺のインフラ整備に取り組んでいかなければならないと感じます。
 地元や周辺自治会、観光に携わっている関係機関、行政が知恵を出し合い、議論する機会をつくり、検証していってはいかがでしょうか。今後、どのような取り組みを考えておられるのか、お聞かせください。
 以上4項目の質問とさせていただきます。以上、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 奥田議員のご質問のうち、近江八幡市庁舎建設についてお答えをいたしたいと存じます。
 まず、1点目の建設の手法につきましては、新庁舎を現庁舎位置で建てかえを行うことから、本庁舎並びに別館など、既存建物に及ぼす影響や電源や情報通信施設や上下水道の引き込みなど、設備、インフラに及ぼす影響などを考慮して、現時点で考えられる新庁舎の標準的な配置パターンのシミュレーションを行い、仮の移転を含みます建設の経済性や工期のほか、官庁街とのつながりや景観性などの比較検討を行っているところでございます。
 しかし、いずれの配置パターンにつきましても、それぞれ優劣があることから、最終的な建設の手法につきましては、基本設計業務において専門的な知識と経験を有する業者から提案を受けて決定するものと考えているところであります。
 次に、建設中の市民サービスについてでございますが、新庁舎建設中は市民サービスの一定の低下が懸念されます。このことにつきましても、建設の手法によって対策が異なるとは思いますが、いずれの建設の手法となった場合においても、窓口業務を集約することや来庁者の安全でわかりやすい動線を確保するための案内サインなどを設置するなど、市民サービスの低下を最小限に抑える対策を講じてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 吉田副市長。
             〔副市長 吉田正樹君 登壇〕
◎副市長(吉田正樹 君) それでは、お尋ねのひと・まち・しごと創生事業、国の交付金によりますDMO事業の設立についてのご質問についてお答えをさせていただきます。
 現在、本市の観光振興は、主に行政と観光物産協会が連携をしながら各種観光情報発信やキャンペーン、イベント等を実施してきております。今後、新たに発足させます近江八幡版DMOにつきましては、これらの取り組みに加え、従来業務ではデータ不足しておりました部分でございますところを綿密な市場調査を基礎に本市観光に関する積極的なマーケティングを展開するとともに、そのために必要とされる観光に携わる全ての団体、商工会議所や企業、そして地元などの全体の調整を行っていくことで本市への誘客と受け入れ機能の一層の強化を図るものでございます。
 そして、観光振興による交流人口の増大をそれに付随する経済効果の側面とともに、最終的には定住促進を初めとした地域全体の基盤強化につなげていくことを目的としてございます。
 近江八幡版DMOの設立を目指すに当たりましては、本市におけますDMOのあるべき姿の議論から始まり、想定されます機能及び運営を最適に実施していくための組織や仕組みの検討など、さまざまな観点からの考察が事前に必要となるわけでございます。
 そのため、今回の補正予算におけますDMO事業では設立の基礎となる各調査研究と分析を行うとともに、組織を実際に設立し、軌道に乗せていくことを想定した関係団体や地域代表者などを中心といたしました会議を開催し、近江八幡版DMOについての共通理解と方向性を固めた上で、最終的にこれらをまとめる形で本市のDMO構想の計画概要の策定を考えていきたいと考えております。
 したがいまして、近江八幡版DMOの組織の運営形態や詳細な業務内容につきましては、これから本格的に議論をさせていただくわけでございますが、想定される業務といたしましては、情報発信とニーズに応じたサービスの提供に関する窓口の一元化、中でも従来にはなかった顧客との双方向性の強化、また市場消費者動向などサービス構築の基礎となる調査やデータの収集とそれらを基礎としたマーケティングの展開と新たな客層の掘り起こしにつながる新規の企画の実施、特に地域におけます一定期間滞在を想定した体験受け入れ型のプログラムの組み入れや外国人の方々の観光客の誘致、対応などがございます。
 さらに、これらの業務を円滑に遂行するための企業団体、地域間の調整を中心といたしました一体的なマネジメントなどを主な業務としていくことは現段階では考えておりますので、一層のご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 江南市民部長。
             〔市民部長 江南仁一郎君 登壇〕
◎市民部長(江南仁一郎 君) 奥田議員の八幡堀周辺の観光地の交通渋滞解消についてのご質問にお答えをいたします。
 まず初めに、この10月3日から11月23日まで実施をさせていただきました日牟礼八幡宮周辺の交通規制に際しましては、地元住民の皆様や周辺地域の関係者の方々の多大なご理解とご協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 今回の交通規制に当たりましては、事前に地元のご意見をお聞きした上で、車の流れをより円滑にするため、休日における警備員を1名増員するとともに、市営観光駐車場への車両誘導を図るため、臨時誘導看板の増設や主な旅行会社や近隣府県のバス協会、バス事業者等に規制周知と市営駐車場利用の呼びかけを継続して行ってまいりました。
 これにより、大型バスの誘導については一定の成果が出ておりますが、自家用車を中心とした八幡堀周辺及び境内地の混雑については、まだまだ解消に至っておりません。
 また、今回の規制期間中、車や人の流れ、また警備の効果などについて地元第5区自治会から詳細な情報を提供いただきながら、週ごとに対応についての検討、協議を行いました。ここで得られた情報やご意見をもとに、交通規制内容の視認性をより高めた看板の増設や状況に応じた効果的な警備員の配置位置の見直しや指導など、可能なものは直ちに対応するとともに、交通規制期間の検討や大幅な警備体制の見直しなどについては、引き続き検討を進めているところでございます。
 議員ご指摘のとおり、季節的な交通規制については、平成19年度から試行錯誤を重ね、対策に取り組んでおりますが、渋滞や混雑などの根本的な解消には至っていないのが実情でございます。
 今期の規制期間に前後し、エリア内の渋滞や交通規制に直接影響のある第2区、第5区、第16区、第17区のそれぞれ自治会の皆様と市の観光、道路、交通安全を担当する部署が観光施策や交通対策に関するご意見をいただく場を設けさせていただき、日ごろ感じておられる地元としてのご意見を直接お伺いさせていただく中でも、一部からは年間を通した交通規制を検討すべきとのご提案をいただいております。
 今後は、観光振興と地域住民の生活環境の改善の両面から、日牟礼八幡宮を初め関係する周辺事業所の皆様からのご意見もお伺いした後、集約した意見、課題をもとに地元自治会、関係事業者、観光物産協会及び近江八幡警察署による安全対策協議会を開催し、議員ご提案のようにこれまでの交通規制の検証を踏まえ、今後の対策の検討協議を行いながら、八幡堀周辺の交通混雑解消に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 津田福祉子ども部理事。
             〔福祉子ども部理事 津田幸子君 登壇〕
◎福祉子ども部理事(津田幸子 君) 議員の認知症による徘回高齢者に対する対応についてのご質問にお答えします。
 高齢者社会の進展に伴い、今後認知症の高齢者がふえると推計されている中、認知症の人が住みなれた地域で可能な限り生活を続けていくためには、これまで以上に地域における認知症施策の推進を図ることが重要となります。
 認知症の人やその家族が安心して暮らすためには、地域住民による見守りが不可欠であり、日常生活の中でのさりげない見守り態勢づくりこそが有効性のあるネットワークの基盤になると考えます。
 そのためには、認知症サポーターの養成などによる認知症の正しい理解や普及啓発、また徘回高齢者の捜索、発見、通報、保護や見守りに関するネットワークの構築は、地域での認知症の人の徘回事案に対応するための有効な方法と考えます。
 本市におきましては、生命の危険の及ぶおそれのある認知症高齢者の徘回対応として、民生委員、警察、市行政の3者が情報共有、役割分担、連携し取り組む3者連携会議や認知症高齢者等が行方不明になった際の捜索及び身元不明の高齢者等が保護された際の身元確認について、県内市町や他都道府県と広域で連携しています。
 また、位置情報の端末機、いわゆるGPSを所持することで徘回高齢者の所在を把握し、その情報を提供するサービスに対し、市が指定する事業者の位置情報提供サービス利用に係る加入金等の初期費用を助成対象要件に該当する方に対して助成しております。
 議員ご提案にある行方不明になった認知症高齢者等の早期発見、保護のために電子媒体等を利用することに関しましては、さきに申し上げましたネットワークづくりにも言えることですが、多様な関係機関等との共通ルールづくりや個人情報の取り扱いが課題となってまいります。情報の共有化に当たっては、個人情報の保護に関する法律や市条例の規定により対応してまいりますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) まことにわかりやすい回答ありがとうございます。
 それでは、1つずつ、再問をさせていただきます。
 まず、近江八幡市庁舎建設について再問をさせていただきます。
 現敷地で建てかえということでありますと、この現敷地の中に市民の個人情報が入ったホストコンピューターが現敷地の中にあるように思うんですけども、そのホストコンピューターを移設されるということを考えておられるのか、お聞きします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) コンピューターの移設についてのご質問でございます。
 移転に関するシミュレーション、情報の共有化を目的に庁内の中で解体部会というものを設けまして、関係課と協議をしております。この中で、システムの移転につきましても協議を行っております。
 そういうときの市民の情報、そういうものの流出があってはならないんですが、そういうことも十分な協議の中でテスト作業等を行いながら、新しい庁舎ができれば庁舎のほうにコンピューターの移設を行っていかなければなりませんので、そういうときに最終的な日数ですが、4日間の停止期間を設けなければならないというふうに現在確認をいたしております。
 そういう中で、バックアップ体制とか電源ダウンに伴うような、そういう問題が起きないよう、十分に、また市民サービスが影響が出ないよう取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) ありがとうございます。
 個人情報が入ったホストコンピューターですので、どういうふうに移設されるかということを私は聞きたいんですけども、現あるホストコンピューターをまた違う、仮に持っていかれて、また新しくできた庁舎に持っていかれるのか、または仮に持っていかれて、新たにできた庁舎の中には新しいホストコンピューターが入るのかどうか、お聞きしたいんですけども、そこら辺お示しください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 庁舎の建設手法によってコンピューターの取り扱いがまず変わります。1点先にご承知おきいただきたいのは、現在のホストコンピューター、私ども基幹系システムと情報系システムと呼んでおりますが、基幹系というのが住民票でありますとか税情報とか国民健康保険であるとか、そういう非常に個人情報にかかわる部分を有しておるシステムでございます。これにつきましては、国との専用回線を除いて外部とは接続をしておりません。もう一方、情報系システムと申しまして、我々が日常使っているデスクトップのパソコン等で通常の業務、また外とのインターネットでのメール等のやりとりに使う2つの系統がございます。
 いずれも、ホストコンピューターということで現在は3階のシステム管理課内のほうに設置をしております。
 仮に、仮設庁舎をつくるにしても、現庁舎を置いたまま新庁舎を建てるにしても、階数は変わりますが、1階もしくは2階の移転が伴います。
 もう一つ課題は、そのホストコンピューターが現在かなり老朽化をしておりまして、あと数年後には入れかえの検討をしなければならないという時期に来ております。そのときに自前で持つのか外部に設置する、クラウド化といいますが、外部のしかるべきところに設置して、一番いいのが他の公共団体と連携してそれを設置すると非常に安く済むというのがございますが、単独でも外部に設置するというクラウド化もございます。そのようなものをいろいろと総合的に判断して、新庁舎建設に向けてのホストコンピューターのあり方というのを検討しなければならない状況にございます。
 いずれにしましても、移設にしましても、例えば移設ですと割と簡単でございまして、あらかじめ線を引っ張っといて配線をしておいて、ホストコンピューターごとどんと持っていくと、で、つなぐというようなやり方もございますし、クラウド化にしますと、例えば現ホストコンピューターを動かしながら、別のところで動かして並行でしばらく動かして、ある一定時期に情報を移しかえていくというようなやり方がございます。
 いずれにしましても、先ほど総合政策部長がお答えしましたように、その際に情報漏えい等ないように徹底した管理のもと対応してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) ホストコンピューター、特に今言われた基幹系の情報システム、個人情報が入っているのを移設されるわけでありますから、個人情報は安全に移設していただきますようにくれぐれもよろしくお願いします。
 また、市庁舎建設のときには、市民サービスの低下にもつながらないようによろしくお願いいたしたいと思います。
 それでは、2項目めの認知症の高齢者の行方不明の捜索について再問をさせていただきます。
 認知症徘回者の早期発見保護訓練は、栗東、草津市、守山市、最近になり東近江、五個荘町、菩提寺などの地域が住民の方にアプリのダウンロードをお願いし、訓練に参加協力しておられます。自治体として取り組みが増加傾向にあります。
 行方不明者の捜査に対して、こういった訓練は有事の際には必要があるし、発揮されなければならないというふうに考えております。
 9月議会では、自治会単位での取り組みとしてするという、実践されることがありましたら支援してまいりますというふうに考えておりますと回答されております。従来の訓練も必要やと思いますけども、新たに他の市町が取り組んでおられる認知症徘回者早期発見保護につながるアプリを作成し、訓練に取り組んでいただけないでしょうか。
 そのアプリも、やっぱり考えどころによっては個人情報をクリアできるというアプリも作成できると思うんで、そのアプリを作成して訓練に取り組んでいってもらうということは取り組んでいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 津田福祉子ども部理事。
◎福祉子ども部理事(津田幸子 君) 今、議員のほうからご紹介いただきました栗東市、守山市等のアプリ等につきましては、栗東市のIT企業が開発しました「みつけてnet」というものをご利用いただいてというふうに少し情報を得ました。それを今、五個荘町のある地区で実証実験をされてるというふうに聞いております。
 本市におきましても、そういったネットによる形につきましても、今後は必要かなというふうには考えておりますけれども、何よりも徘回高齢者の捜索とか発見、通報に関する実効性のあるということでは、先進事例をもう少し情報収集してからというふうに考えております。
 それから、特に先ほどの訓練ということも地域の中で行っていくということも提案ございましたけれども、地域住民の認知症に対する正しい理解、それから高齢者の見守りということにつきましては、地域の方々に認知症に対する関心を広めてもらう、深めてもらうということが第一義的に大事だというふうに考えておりますので、そういったネットワークづくりを進めていくということを今後も進めていきたいというふうに思っています。
 そういった中で、9月議会でお答えしましたとおり、地域の中でそういった体制を組んでいきたいということの支援要請がありましたら、そこについてはこちらのほうもいろんな考え方を示しつつ協力をしていきたいというふうに思っております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) ありがとうございます。
 取り組んでいただけるということを認識させていただいてよろしいですね。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 津田福祉子ども部理事。
◎福祉子ども部理事(津田幸子 君) 今いろいろ検討しなければならないこともたくさんございますので、そういったことを検証していきながら、どういった方法があるかどうかについては、今後また考えていきたいというふうに思いますので、ご理解いただきますようお願いします。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) 今回のことにつきまして、私は自分なりにいろいろ勉強させていただきましたけども、まず個人情報でありますと総務部へ行かさせてもらったりとか、高齢者のことでありましたら高齢者の窓口でありますとか、訓練であったら地域包括の窓口であったりとか、いろんな窓口に行かさせてもらっていろいろ意見を聞くなり勉強もさせていただきました。
 このアプリを作成して訓練に取り組んでいただけるのであれば、私はどこの窓口に行ったら、このことがまた取り組んでいってもらえることが聞きに行ったりとか、そういうことができるんであるか、それをお答えいただけますか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 津田福祉子ども部理事。
◎福祉子ども部理事(津田幸子 君) 今の具体的な訓練ということだけを取り上げますと、まだこれもさまざまな担当課に分かれるというふうに思います。いろんなところと連携しながら進めていくということになってございますので、当初の最初の回答に申し上げました全体の窓口としましては、高齢福祉介護課が第一義的にはなると思いますけれども、内容によっては他課に分散しながら一体的に進めていくということになろうかと思いますので、よろしくご理解お願いいたします。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) ありがとうございます。
 それではまた、いろんな窓口に行って意見なり勉強させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 行方不明の捜査は生死にかかわることでありますし、今後、早期発見保護につなげるために取り組んでいっていただきますように、よろしくお願いいたします。
 それでは、近江八幡版DMO設立事業の再問をさせていただきます。
 このDMOという言葉は我々市民にとっては聞きなれない言葉でありますし、DMOは英語の略称でもありますので、この言葉を聞いただけでは市民には理解されるということが多くないのではないかというふうに私は感じます。
 ですから、まず市民の方に多く知っていただくために、この設立事業の一体定義とは何かという質問をさせていただきたいというふうに思います。
 マネジメントといいますと、世界で一番多く読まれてる書物でピーター・F・ドラッカーの著書の「マネジメント」が非常に世界では多く読まれているというふうに私は認識しております。その中で、定義とは何かということにつきまして、定義は、企業の目的を定義するとき出発点は1つしかない、顧客である。顧客によって定義される。事業は社名や定款や設立趣意書ではなく、よってではない、顧客が財やサービスを購入することにより満足させようとする欲求によって定義される。顧客を満足させることこそ企業の使命であり目的である。したがって、我々の事業は何かとの問いは、事業を外部、すなわち顧客と市場の観点から見て初めて答えることができるということになっています。
 また、したがって、顧客は誰かとの問いにこそ、我々の使命を定義する上で最も重要な問いであるというふうにマネジメントには書かれております。
 ですから、このDMO設立事業に対して定義とは一体どのように報告をされるのか、お示しいただきたいというふうに思います。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 吉田副市長。
◎副市長(吉田正樹 君) これは、例えば1980年から2000年までは、先ほど申し上げました行政と観光協会と事業者がやってきたんですね。2003年に小泉さんが観光立国宣言をやったんです。日本は観光立国しなきゃならない、しかしながら何にも動かなかったというところから、欧米には先ほど言いましたDMOがあったんですね。何が違うたんやというところなんですが、こういうことなんですね。例えば桜を守る地域がいっぱいありましたよと。よくよく考えたら、お客さんというのは桜を守ってはるところにぐるぐる回っていくようなサービスを望むお客さんがいるんですね。近江八幡でも少し考えてみますと、うちは中山道とかいろんな街道がございますね。この間もある企業の方としゃべりますと、東京で七十数万円のお金を払って回ってるようですわ。そういったときに何もきらびやかなところに行きたくないんやと。ただ、ふだんのほのぼのとした場所に行ってやっていきたいと。そういったときに、これをプロデュースする今まで組織がなかったじゃないかというところなんですね。
 だから、手間暇かけた教育の場所をつくるのは観光になるんですね。手間暇かけた教育といいますのは、今までみんなが一生懸命守り育てた地域を今新たに光を当てる時代だというところやと思います。だから、大きな企業が来ましてこうするああするじゃなくて、日々の人たちが地域でいろんなことをおやりになっとることを表に出すようなことをするのがDMOなんですよ。
 だから、大きな大上段に掲げまして、何やあの大きな組織でやるんじゃないんですね。例えば農業者のおじさんがいたよと、漁業者いましたよと、連携させましていろんな商品をつくろうじゃないかという司令塔をつくるということですね。言いかえましたら、手間暇かけた教育の場所が観光であるということを対外的に対して発信していくというのが僕はDMOやと思いますね。
 だから、地方版地方創生ですから、まさしく魅力は地域の人たちがつくる、今まで持ってたんですね。これをいかに商業ベースじゃないところで発信してお金を集める、お金じゃないかね、お金は来るんですね。みんなが守り育ったところにみんなの方、いろんな方たちが説明者に回るんですね。桜を守ったおじいさんが桜を説明するということでいろんな形で来られるということですね。
 飯田市、長野県南信州観光公社があるんですけど、ここなんかは今は日本のDMOの先進と言われてますが、まさしくそういった事業を展開されてますね。一例ですが、もしも八幡でするとするならば、歴史資産と水辺めぐりとかという題材で地域でつくればプロデューサーは僕はできると思います、DMOの中で。
 ただ、主人公は住民なんです。今までは物を売りましたけれど、DMOというのはここなんですね。自分たちで今まで守り育てたものを光を当てて発信して、ここに来ていただくお客さんに満足していただくということです。社会は変わったということですね。いろんなニーズの方たちは地域のよさを見に来たくなると。だから、インバウンドの方たちもそうなんですね。本当の日本のよさというところに来たいということで、民宿に泊まったりというようなことをされるということを聞いております。まさしくそういった時代が来たということが、僕はDMOやということを思っております。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) ありがとうございます。
 いろんな、顧客は誰かということに対しましてはいろんな意見があるかもわかりませんけども、私は地域の住民であるのではないかというふうな感じはいたしております。地域がよくなれば地域の住民が近江八幡に住んでよかった、育ってよかったということであれば、それを来ていただく観光客の方にも近江八幡のよさを知ってもらって、近江八幡はこういうところがいいんやぞ、こういうふうな観光地があるんやぞというふうな感じ、ことでいろんな人に知ってもらうというのが非常に必要やというふうに私は感じております。
 この設立事業でありますから、この設立する組織のメンバー構成、これはどうなっているのか、お聞きしたいと思います。現に今、近江八幡観光物産協会なり商工会議所なりが、たくさん観光に携わっているところ、機関がたくさんありますけども、この設立する組織のメンバーの構成はどういうふうにされていくのかというのをお聞きします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 組織メンバーの構成につきましては、DMOの組織自体これからの取り組みでございますので、これからなんでございますが、まず準備のためのDMOの推進協議会というものを設けてまいりたいなというふうに考えております。
 その構成については、観光物産協会や商工会議所、ボランティアガイド協会などに金融機関とか交通機関、宿泊施設、旅行業者、また地域の代表の方、幅広い参画の上で推進してまいりたいなと、こういうふうに現在のところは考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) ありがとうございます。
 いろんな近江八幡市のよさをわかってもらうためには、また違う観点からのメンバーを構成していただくのも一つの手かなというふうに私は思います。
 この次、予算についてお伺いいたしたいというふうに思います。
 このDMO設立事業につきましては、1,029万1,000円が予算されていますが、このDMO設立事業についてどういうふうな方向で進めるためにこの金額を算出されたのか、お聞かせください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 今回の12月補正の予算の内訳ということになりますが、DMOの設立事業全体で1,029万の予算をさせていただきました、補正予算を。そのうち、DMOの計画策定に800万、今後の業務で必要とされる情報の一元化のための基盤となりますプラットホームづくりのために200万、そして先進地等の調査費に29万というふうな内訳になっております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) この予算を執行されるに当たり計画がスムーズに行われてええ結果が出せるように、計画が絵に描いた餅にならないようによろしくお願いしたいというふうに私は思います。
 それでは、常々私が言うています八幡堀周辺の交通渋滞の解消について再問させていただきます。
 この交通安全の面からいたしましては、いろんな一方通行を取り組んでもらったり警備員の配置の増員をしてもらって、非常にいろんな対策を打っていただいておるんですけども、小・中学生の通学路にもなっておりますので、いつ大きな事故がなるともわからないんで、また地元の自治会等と協議していただいて取り組んでいっていただきたいというふうに思います。
 しかし、私はかねてから議会において、近江八幡市の観光拠点である八幡堀周辺の交通渋滞の解消に向けて質問させていただいているわけであります。観光施策としての検証が示されていないことが私としては非常に残念です。近江八幡市が誇りとする観光拠点にお越しになる観光客をふやし、また再度訪れていただけるようにするのは、どのようにするべきか、質問させていただいております。
 観光客は、増加はマイカーによる交通渋滞のみならず、一部の心もとない観光客によるごみの投棄など、地域住民の生活がまさに今脅かされています。このことをいかに解決するかとの思いで、私はこの議会でいつも質問させていただいております。
 今回、インフラ整備のことも言わさせていただきましたけども、インフラ整備するにはいろんな、時間もかかりますし大きな予算も必要であるかというふうに思います。私は、やはり今ある施設を利用してこの交通渋滞に向けて少しでも解消していただいたらいいかなということで、ここの現庁舎の駐車場なり病院跡地の駐車場を利用することはできないでしょうかという質問をさせていただきたいと思います。
 なぜそういうふうに思うかといいますと、新たな動線をつくる面からと、それとまた滞在される時間が長くなるという観点から、私はそういうふうな考えを起こしたわけであります。
 ここ、この市役所の駐車場から観光客が八幡堀に向かっていっていただくなれば、滞在時間が非常に長くなりますし、動線ももしも八商の第2グラウンド横から行っていただけるであるならば、八幡商業高校は、今楽天ゴールデンイーグルスのエースの則本投手がここで練習したグラウンドである、また八幡商業の横を歩いていただくと八幡商業には政界、内閣総理大臣を輩出したでありますとか、伊藤忠商事の伊藤忠兵衛さん、ワコールの塚本幸一さん、日本生命の川瀬源太郎さん、いろんな方が政界、財界に八幡商業が輩出しておりますし、また建築はヴォーリズ建築であります。
 そういうふうな観点から、そこから新町通りを抜けて八幡堀に行かれるなり、為心町を抜けて歩いていかれるなり、また為心町は歩いていっていただけるんであれば、近江牛を見られることもありますし地酒を見られることもありますし、赤こんにゃくを製造販売されているところもありますし、丁子麩を販売されているところもあります。そういった観点から、私はここから観光客の方に行ってもらうという方法はとれないでしょうかということを考えておりますので、そこら辺はどういうふうに考えておられるのか、お聞かせください。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 初問で市民部長が回答させていただいたように、今後の交通渋滞の問題については課題がございますが、日牟礼八幡宮を初めとするその辺の周辺の皆さんからのご意見もいただきながら、今後、安全対策協議会の中でも議論してまいりたいというふうに考えておりますのと、本市の観光というのはやはり旧の町並み、その辺、市民の生活とともにあるその生きざまを見てもらう、その辺にあろうかなと、こう思っております。そういうところが魅力になって全国から多数の方がお越しになられる。
 今回のことしの取り組みでございますが、いろいろと地域の方々にご協力をいただきながら、相談してすぐ取り組める対策はその都度取り組んでやってまいりました。その辺、やはり将来的にも抜本的な改革というか、改正が必要ではないかなと。やはり、中心地に日牟礼八幡宮付近に無料の駐車場があるという、こういう根本的な課題もございます。
 今、奥田議員のほうから、旧の市民病院跡地を利用した駐車場に開放して、そういう歩いて観光地へ入ってもらうような動線ができないかという提案をいただきました。まさに、これは今、近江八幡のまちづくりの中でもそういう流れが、人の流れができないか、取り組みをしとるところなんですが、今申し上げましたように、本市のように日牟礼八幡宮の境内地が駐車場として開放されている中では、どうしてもなかなかそういう効果が見られない現状がございます。
 旧の市民病院跡地を活用したパーク・アンド・バスライド、季節的には実施をしておりますが、これを無料駐車場として開放した場合、やはり八幡堀まで歩いていただけるような、そういうような交通アクセスがないとなかなか厳しいものがあるんではないかなと考えるんですが、先ほど言いましたように、近江八幡市のまちづくりを考える中で、やはり奥田議員言われるように、駅から、要は車を利用しないで交通機関を利用した観光に訪れていただけるような、そういうようなまちづくりを進めていかなければならないのかなと考えております。
 駅をおりていただいて、まず官庁街の一つのにぎわい、そこを通っていただいて八幡堀の観光地へ結ぶという、こういうような今後の官庁街を拠点にしたにぎわい機能を持たせたそういう整備とともに、人の流れをつくっていくということでは、非常にいただいたご意見というのは参考になるんではないかなと、こういうふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) ありがとうございます。
 私は、できます限り、観光地、今の観光地より遠いところから歩いていただくのが、私は非常にベターやというふうに感じます。そのためにも、もう一つ足りないのは私は駐車場の案内サインやというふうに考えております。八幡堀周辺には、立て看板なりそういうふうな駐車場の案内看板はあります。近くにあるだけでわざわざ遠くから来られた方にはなかなかその案内サインがどこにあるのかわからない。大きな看板があったらええなあというふうに私は考えておりますけども、そのところ、今後、大きな案内サイン、案内看板を出されることは考えておられるかどうか、お聞きいたします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 先ほど答弁させていただきましたように、ことしの取り組みの成果の中では、毎週月曜日に地元5区の自治会長さんと副自治会長さんと協議を行いまして、情報の共有を図りながら改善事項は速やかに対応してまいりました。例えば警備員の対応のまずいところについては改善、指導をさせていただく、また今お話しいただいた市営駐車場への誘導看板、そういう看板の配置場所、向き、そういう修正等も速やかに対応してまいります。
 看板を大きくするとか、その辺につきましても、やはり今後視認性を明らかにするということで、どうしても伝建的な地域でもありますので景観にも配慮しながら、その辺も今後考えてまいりたいというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 奥田孝司君。
◆6番(奥田孝司 君) ありがとうございます。
 私は、伝建地区とかそういうところには看板を立ててくださいよということは決して言うてるわけではございません。朝鮮人街道なり国道8号線なり、そこら辺からやってもらったら、もっと駐車場に誘導できるんじゃないかというふうに考えております。
 今後、観光振興と考えていっていただけるのであれば、もう少し交通渋滞の解消に取り組んでいっていただきたいなというふうに私は思います。
 観光振興と地域住民の穏やかな生活をどっちを優先するのか、観光地のインフラ整備、またお見えになる方がいい思い出を胸に再度来幡してもらうのには何が欠けているのか、と考えるのか、まちづくりの視点からも、総合施策、総合調整機能を発揮し、取り組むべきではないのでしょうか。今後、検討していっていただく中に、そういった課題を盛り込んでいってもらって、市街地の観光地の交通渋滞解消に向けて取り組みをお願いしたいというふうに思います。
 これで私の質問を終わらさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(園田新一 君) 以上で奥田孝司君の個人質問を終わります。
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