録画中継

平成27年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月10日(木) 個人質問
片岡 信博 議員
(1)武佐新コミュニティセンターについて
(2)地域はつらつ商品券について
(3)道路整備について
(4)カーブミラーの点検について
◆11番(片岡信博 君) 2015年12月議会の最後の質問をさせていただきます。創政会の片岡信博です。
 議長のお許しをいただきましたので、ただいまより個人質問を一括で4点質問させていただきます。
 1点目は、武佐新コミュニティセンターについて。
 武佐学区においても、防災拠点となるコミュニティーゾーンの整備について、平成23年8月に学区まちづくり協議会、自治会、社会福祉協議会、消防団など団体で構成する武佐コミュニティセンター建設準備委員会を設け、今もこの建設準備委員会が中心となり、話し合いが進められております。この建設準備委員会では、他学区のようなコミュニティセンター、小学校、こども園などを含めた一体的な施設整備構想を持っておられます。
 この施設整備構想のうち、武佐学区コミュニティセンターの移転新築について、本年4月に冨士谷市長へ要望が出されました。冨士谷市長への要望をされたときには、私と小西議員も同席させていただきました。
 このことから、武佐コミュニティセンターについて何点か質問させていただきます。
 まず、要望から9カ月が過ぎましたが、新コミュニティセンター整備にかかわる進捗状況と今後の予定についてお伺いいたします。
 次に、建設準備委員会では、他学区のような一体的な整備を希望されていますが、小学校やこども園の一体整備についての見込みについてお伺いいたします。
 次に、金田学区、島学区、馬淵学区、老蘇学区、そして現在整備を進められております桐原学区のようにコミュニティセンターと小学校などが一つのゾーンと整備されるには、もうしばらく時間を要するものと伺っております。地震や水害など有事の際に、コミュニティセンターや小学校が避難場所となります。
 一体的な整備がなされるまで、住民の1割の方をどのような方法で収容されるのか、お伺いいたします。
 2点目は、地域はつらつ商品券について。
 近江八幡市の消費拡大を喚起、拡大し、地域経済の活性化のために、プレミアム券発行数3万2,000冊が発売されました地域はつらつ商品券の有効期限が28年1月31日までと迫ってまいりました。登録業者462店舗の協力のもと、現時点での使用率はどのぐらいなのか、また経済効果についてはどうなのか、数値でお示しいただきますようよろしくお願いいたします。
 3点目は、道路整備についてです。
 近江八幡市内では、至るところで道路の継ぎはぎやでこぼこのひどい道が多々あります。特に、金田小学校から近江八幡駅に通じる市道金剛寺鷹飼2号線、そして中小森の信号から近江八幡駅に通じる中小森鷹飼線や、近江八幡駅から上田の信号の近江八幡駅千僧供線などの区間がひどいものです。
 近江八幡駅につながる、いわば近江八幡の南の玄関口の道です。玄関に通じる道をきれいにするのは、誰もが同じ思いだと思います。
 道路整備の地元要望も出ていると思われますが、当局の計画をお伺いいたします。
 4点目は、カーブミラーの点検についてです。
 去る9月30日、大津市において、瀬田小学校の通学路で倒れていた標識を複数の小学生が移動させようとしたところ、小学1年生の男子が標識と縁石に手を挟まれ軽傷を負う事故が発生し、滋賀県警が県内一斉に、老朽化した標識の点検を始められたと伺っております。このようなカーブミラーなど、標識、老朽化が進んでいるように思われます。
 カーブミラーや標識についてはどのような管理をされているのか、お伺いいたします。
 次に、カーブミラーの設置場所についてお伺いします。
 鏡が高いところについていたり、側溝の道路側にカーブミラーのポールが設置されていたりしております。設置場所によって状況は変わると思いますが、カーブミラーの設置される場所はどのような基準で整備されているのか、お伺いします。
 以上を初問とさせていただきます。明快な回答よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) それでは、片岡議員の4点にわたります質問のうち、武佐のコミュニティセンターの整備に関するご質問にお答えをいたしたいと存じます。
 まず、進捗状況と今後の予定についてでございますが、現在、新センターの用地取得のための収用事業認定の手続を進めておりまして、滋賀県の認定許可がおり次第すぐに用地購入を行いまして、造成工事等を進めることとしております。また、建築設計業者が決まって以降、建築設計の地元協議を11月から5回開催をしまして、地域の皆さん方の要望等をお聞きしながら調整を図っているところであります。年内には基本設計をまず固め、28年度における建築工事によって、29年度の供用開始を目指しているところでございます。
 次に、一体整備の見込みについてご説明を申し上げます。
 武佐小学校につきましては、昭和62年に改築されたものでございまして、耐震上の問題はこれはございません。また、武佐こども園は、道路を挟んで隣接していた旧武佐保育所と旧武佐幼稚園の一体的な運営を図るため、幼・保連携型認定こども園として平成22年4月に開園しましたが、本館、いわゆる旧武佐保育所は平成12年度に増築等を行うなど、使用していない別館、すなわち旧武佐幼稚園を除いて、こちらも耐震上問題のない建物でございまして、現時点では小学校、こども園ともに具体的な施設整備計画はございません。
 次に、一体整備されるまでの間、有事の際に学区民の1割の方をどのような方法で収容するかとのご質問でございますが、現在、武佐学区の人口は約4,000人でございまして、避難者数を1割の最大約400人と想定しますと、新しいコミュニティセンターで一定の受け入れは可能にはなりますが、武佐小学校が電気や上下水道機能等を失った際には、避難生活を送っていただくことは困難となります。したがいまして、災害の状況により、いわゆる短、中期的な避難生活が必要な場合には、金田、馬淵、老蘇、あるいは今度予定しております桐原、島といった、もう既に既設になっておりますコミュニティセンターや小学校の利用を想定をしております。特に、隣接地域であります金田、馬淵、さらには老蘇のこの3地域を想定をしております。
 なお、将来の人口減少を踏まえ、人口規模を想定した施設の統廃合も含めた公共施設等総合管理計画の策定を進めておりますが、少子化がさらに進むことを勘案しますと、小学校やこども園等の整備においても、近接する地域間の施設等の統合なども新たな地域づくりとあわせて検討していく必要があるのではないかと考えているところでございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 江南市民部長。
             〔市民部長 江南仁一郎君 登壇〕
◎市民部長(江南仁一郎 君) 片岡議員の、カーブミラーの設置に関するご質問にお答えをいたします。
 カーブミラーは、見通しの悪い交差点などにおいて対向や交差する車両などを事前に認知し、事故を未然に防止することを目的に、公益社団法人日本道路協会が定める道路反射鏡設置指針等に基づいて設置をしています。
 現在、本市では、自治会からのご要望をもとに現地での確認を行い、必要性や安全性を精査した上で設置をしておりますが、設置場所については、ドライバーからカーブミラーにより自動車、歩行者、自転車などが効果的に確認できる位置に設置することを基準に、基礎地盤の状態や周辺の建物、工作物の影響をも考慮しながら、原則、道路上の通行の支障にならない箇所に安全を配慮して設置をしています。また、建物や駐車場前などは、周辺住民や店舗などの方々の出入りなどに影響を及ぼす可能性もあり、設置の際には周囲の方との調整が必要になる場合もあります。
 通常、カーブミラーの設置は、車道に支柱を埋設し、設置指針の基準により、原則、地上2.5メートルの位置に設置をしております。この2.5メートルの高さは、これより高くなると鏡面の視認性が悪くなるとともに、支柱などのコストもかかります。逆に低くなりますと、鏡面が汚れやすくなる上に、交通の障害になりやすいことから、この高さを基準に設定しているものでございます。
 また、設置箇所で何らかの理由により支柱を埋設できないところでは、付近の電柱にカーブミラーを添架するケースもあり、この場合は、関西電力の基準により、車道では地上4.5メートル以上、歩道では地上3メートル以上の高さに設置しなければならないため、通常より高い位置に設置することとなります。また、設置場所によっては、大型車両などによるカーブミラーへの接触を避けるため、車両や歩行者が接触しない位置へ支柱を曲げるなど、設置場所の環境に応じた対応をしております。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 水都市産業部理事。
             〔都市産業部理事 水 平作君 登壇〕
◎都市産業部理事(水平作 君) 片岡議員ご質問の、まず地域はつらつ商品券発行事業についてお答えします。
 地域はつらつ商品券の換金申請状況は、11月末の時点で36万3,732枚が換金申請されており、全体の87.4%となっています。
 なお、経済効果としては、直接的な消費喚起として4億1,600万円、総合的な波及効果として産業連関表の試算で約6億2,000万円を見込んでいます。
 今回の商品券発行事業では、地域の商店街などでのみ使用できる地域券を発行しており、大型小売店に偏ることなく、地元商店への経済波及効果も高まると考えております。
 続きまして、道路整備についてお答えをします。
 議員のご指摘のとおり、市内の道路においては、応急的な修繕で対応し全面的な舗装改修ができていない路線が多数あります。このような道路の老朽化の状況は、本市に限ったことではなく、全国において同様の状況にあります。
 このようなことから、国においては、道路ストック総点検について、国土交通省より平成25年2月27日付で、地方公共団体においても積極的に総点検を推進するようお願いするとの通知があり、これに基づき、本市においても幹線道路などにおいて平成25年度及び平成26年度の2カ年で調査点検を実施し、舗装修繕計画を作成したところです。当該計画の対象路線には、議員ご指摘の市道金剛寺鷹飼2号線、中小森鷹飼線なども含まれています。平成26年度からは、当該舗装修繕計画に基づきまして、国庫補助を活用しながら舗装修繕を実施しており、順次整備を進めてまいります。
 次に、ご質問の、カーブミラー及び道路標識の点検についてお答えします。
 カーブミラー、道路標識の点検などについては、シルバー人材センターに年間委託しており、市道保守及び公園、水路などの維持管理業務の中で、2名の職員が日々道路パトロールを実施しています。目視において異常を見つけた場合には、詳細に点検を行い、状況の報告を受けて、市職員においても確認した後、修繕等の対応を行っております。また、地元自治会などより異常がありましたら連絡をいただき、早急に安全対策及び修繕などの対応をしているところであります。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 回答漏れはありませんか。
 質問ありませんか。
 片岡信博君。
◆11番(片岡信博 君) 武佐の新コミュニティセンターについては、早期の小学校とコミュニティセンターの一体整備を要望といたします。
 次に、地域はつらつ券について、12月1日の広報で、地域はつらつ商品券の有効期限のお知らせのチラシがありました。このピンク色ですね。それと、今聞きますと、まだ87.4%ですから、12.6%の方が換金されていない模様です。枚数にすると5万2,268枚で、金額は1枚1,000円ですので、5,226万8,000円となります。100%換金するように、今後も広報やチラシで締め切りの周知を要望といたします。
 また、道路整備については、早期の道路整備を要望といたします。
 最後に、カーブミラーの点検については、今後も安心・安全のためにカーブミラーの点検を要望といたします。
 以上をもちまして私の個人質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(園田新一 君) 以上で片岡信博君の個人質問を終わります。
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