録画中継

令和6年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月19日(水) 一般質問
岡田 彦士 議員
1 安土学区の未来づくりについて
  ①安土城跡周辺整備の計画立案について
  ②西の湖の活用と周辺整備の取り組みについて
2 安土城築城450年について
3 モザンビーク国との国際交流事業について
4 来訪者用の案内アプリの開発について
◆19番(岡田彦士君) 皆さんこんにちは。19番、創政会の岡田彦士でございます。
 令和5年3月議会の代表質問以来、久しぶりの質問となり、適当でない発言があるかもしれませんが、お許しをいただきますようにお願いいたします。
 では、ただいま議長の発言の許可をいただきましたので、通告書に従い、分割にて市長及び関係部局の皆様に質問させていただきます。
 今回の質問は、大項目として安土学区の未来づくりについて、詳細として、安土城址周辺整備の計画立案について、西の湖の活用と周辺整備の取組について、2つ、安土城築城450年について、3つ、モザンビーク国との国際交流事業について、4、来訪者用の案内アプリの開発についてを質問します。当局には簡潔明快な回答をお願いします。
 まず初めに、安土学区の未来づくりについて。
 安土学区の全体構想を描くには、安土城址周辺を整備し、どう活用するかということと、西の湖をどう生かすかが中心的な課題であると私は捉えております。
 抜粋でございますが、令和4年の6月議会で当局からは、これからの安土の未来づくりについて、近江八幡市安土城下町地区都市再生整備計画をはじめとするこれまでの取組の成果を生かしながら、安土の町全体の将来像を描いたグランドデザインをもって進めていくことが何よりも重要になると考えていますと回答をいただいております。
 そこで、現状安土学区のコミュニティエリア整備と県道2号安土バイパスの道路整備が確実に一歩ずつ進められようとしている中、安土の町のグランドデザインの中心と思われる安土城址周辺整備の計画立案について、まず初めに伺いたいと思います。
 併せて、安土のグランドデザインを立案する詳細としてでございますが、安土山周辺の整備として聞き及んでいますことは、安土山の整備は特別史跡、国宝ゆえに県の担当、一方その麓にある平地、安土城下町の整備は市の担当とのことですが、県道2号南側にある安土城の伝外堀と言われています五反田川の整備は、現状特別史跡地でないため、特別史跡地にすべく計画されておられ、現に令和元年9月議会でも、特別史跡安土城跡は文化財保護法に基づき、国から管理団体として指定された滋賀県が特別史跡安土城跡保存管理計画書を平成28年3月に作成され、特別史跡安土城跡の外堀とも言われている五反田川を含め、保存の方針等の方向性を示されております。
 また、現在この計画に基づいて、外堀の取扱いは史跡指定を視野に入れた記載となっていて、その保存計画の中で今後の整備計画と、その方針として県道2号バイパス工事に絡めた史跡の追加指定や整備方針が記載されておりますので、今後滋賀県の道路整備所管と特別史跡安土城跡の管理所管、そして土地所有者や管理者、地域の方々と十分協議を重ねた上で、特別史跡の追加認定や整備、公有化の具体的な方針を定めていきたいと考えておるところでございますと回答いただいております。
 そうすると、五反田川と県道2号の間にある農地はどんな位置づけをされようとするのか。特別史跡に入れるということは容易いかもしれませんが、制限のある土地となるようなことが思われます。価値ある土地をどうしようとするのか。考え方によっては、観光利用を含めて道路沿いの農地を規制されてしまうのではないかと心配しています。どう市は考えておられるのか、伺います。
 また、この県道2号の農地から南側に隣接する五反田川のみを改修して、しゅんせつをしていただいて、きれいな川で通れる川、そしてその中を行く船という整備計画なら問題ないと思われますが、現状、五反田川が農業用排水路として使用されている事実からも、泥水が流れる五反田川をもし特別史跡に入れることによって、しっかりどう管理をしていただけるのか、今の状況よりもよくなるのか等、市はどういった河川整備を考えておられるのか、伺います。
 次に、特別史跡内にある伝内堀についても、安土城の伝内堀についてもこのままでよいのでしょうか。整備の対象になっているのか。もし整備をしていただくならば、どちらの所管になるのか、ご教示ください。
 詳細の2番目、西の湖の活用と周辺整備の取組について。
 平成22年3月、旧の近江八幡市と旧の安土町が合併して以来のテーマとして、西の湖をどう活用するかが大きな課題であります。今年度、ようやく西の湖護岸の豊浦港が国スポ・障スポ、西の湖ウオークがきっかけで、船の撤去は秋から冬にかけて作業をしていただけると聞いていますが、以前示された2020年3月作成の安土未来づくりアイデアブックの中、豊浦船だまり改修整備のイメージからはまだまだ程遠い状態で、現状の西の湖はますます悪化をして、憂いでいます。この5月15日にも、昨年に引き続き、県から西の湖のアオコ対策について経過説明があり、対策をしていただいているものの、解決策は見つかっていないのが現状です。
 平成28年度、西の湖、下豊浦、弁天地先の旧弁天団地の活用として、皆さんもご存じのとおり、安寧のまちづくり近江八幡市版CCRC、「静かな水辺で暮らす」事業がリーディングプロジェクトとして立ち上がりました。しかしながら、令和2年3月に正式に安寧のまちづくり推進協議会で、開発の中心であった弁天住宅跡地の整備は白紙となり、断念することになりました。その後、弁天住宅跡地は未整備のまま今を迎えています。
 令和3年6月議会の回答では、今後の事業の方向性として、「静かな水辺で暮らす」タイプにおける市有地整備事業については中止することとして、安寧のまちづくり基本計画に定める地域主体のまちづくりを進めていくことと回答されています。
 そこで、当局は現状の弁天住宅跡地の土地活用をどのようにされようとするのか。また、このあたりのことを十分考えた上での豊浦港を中心とする西の湖の活性化計画について整備の方針について伺います。
 以上を初問といたします。よろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
 高尾総合政策部長。
             〔総合政策部長 高尾一成君 登壇〕
◎総合政策部長(高尾一成君) 本日もどうぞよろしくお願いいたします。
 では、岡田議員ご質問の西の湖の活用と周辺整備の取組につきまして、お答えをいたします。
 西の湖の全体的な活用につきましては、令和4年3月に作成した安土未来づくりアイデアブックや同年8月の西の湖回遊路整備推進会議の答申を参考に、豊浦港を中心とした西の湖周辺の活性化に努めていきたいと考えております。
 西の湖回遊路整備推進会議の基本方針答申では、西の湖を守り生かすことを基本理念とし、西の湖ならではの唯一無二の風景と営みを次世代へと継承するため、拠点整備による回遊性向上や多様な主体をつなぐプラットフォームの設置などにより、地域一体となってにぎわいと魅力の創出、定着を進めるとされており、この答申を踏まえまして、現在は地域主体のまちづくりを進めていくべく、地域で活動されている団体、個人などをつなぎ、地域の活性化に結びつくようなプラットフォームの在り方について検討しているところでございます。その中で、西の湖に関わる多くの事業者の皆さんや団体の皆さんとも連携をしながら、具体的な西の湖活性化を進めていくよう努めてまいりたいと考えております。
 こうした取組を進めていくことで、西の湖そのものや西の湖すてーしょん、B&G海洋センター、弁天住宅跡地などあらゆる地域資源につきましても、活用の有無を検討し、方針決定をしていきたいというふうに考えております。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
             〔総合政策部理事 嵐 孝雄君 登壇〕
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 岡田議員お尋ねの安土学区の未来づくりのうち、安土城跡周辺整備の特別史跡安土城跡追加指定と指定後の整備についてお答えいたします。
 議員ご指摘の県道2号と五反田川付近の特別史跡追加指定につきましては、特別史跡安土城跡の管理団体である滋賀県が平成28年3月に策定した特別史跡安土城跡保存管理計画において、追加指定の方針が示されました。
 また、令和5年3月に策定した特別史跡安土城跡整備基本計画において、追加指定については近江八幡市が担当し、外堀、藤兵衛浜までの追加指定後、指定地内の公有化を進めながら、県道2号のバイパス計画の進捗に合わせて県、市で整備計画を立案し、役割分担を明確にして実施することが明記されております。このことから、本市といたしましては、県や土地所有者、地域の方々との十分な協議を含め、追加指定に向けた取組が必要と考えております。
 なお、特別史跡の追加指定により、現状の農地は史跡の保存にふさわしい規制はかかるものの、特別史跡安土城跡の価値をより高める活用への転換は可能と考えており、地域の安土城跡の保存に対する機運の醸成や観光事業の推進においてもプラスになるものと考えております。
 次に、五反田川の河川整備につきましては、史跡化後、県と協議を進めながら保存管理計画、整備計画の策定により、文化庁の補助金を活用することが可能となりますので、石垣の環境整備など、現状よりは良好な状態で維持できるのではないかと考えております。
 内堀及びその周辺につきましては、県の整備計画の中で復元の方針を示されておりますが、今後、県、市いずれの所管とするかを含め、県と協議を進めながら内堀及びその周辺の整備を検討することとなります。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 深尾安土町総合支所長。
             〔安土町総合支所長 深尾朋広君 登壇〕
◎安土町総合支所長(深尾朋広君) 岡田議員お尋ねの安土学区の未来づくりについてのご質問のうち、安土城跡周辺整備の計画立案についてお答えをします。
 現在、安土地域において実施されている各事業の状況を見てみますと、安土城跡では、県が幻の安土城復元プロジェクトの3つの柱の事業のうち、柱の一つであります「実像と解明と保全」として、令和の大調査及び史跡の保全、整備を特別史跡安土城跡整備基本計画に基づき進められているところでございます。
 また、県道バイパス整備につきましては、県道2号線安土バイパス整備促進協議会において関係機関等と協議を進められているところです。
 本市におきましても、安土学区の地域防災拠点として安土コミュニティエリア整備事業では、用地の取得に向けて担当課が取り組むなど、安土の地域は今大きく変化していく節目にあると考えております。
 これらのことを踏まえ、これからの安土の未来づくりがどの方向に向かって進んでいくのかを考えますと、近江八幡市安土城下町地区都市再生整備計画をはじめとするこれまでの取組成果を生かしながら、安土の町全体の将来像を描いたグランドデザインをもって進めていくことが何よりも重要になると考えておりますことに加え、安土地域はもちろん、市全体の地域振興への寄与が期待できるものと考えますので、主要地方道大津能登川長浜線のバイパス工事や特別史跡安土城跡整備基本計画に基づく整備等の進捗に合わせ、今後、議員からご質問いただきました安土城跡周辺整備の計画立案につきましては、策定に向けて関係機関等を含め庁内協議を行ってまいりたいと考えております。
○議長(辻正隆君) 回答漏れはございませんか。
 質問はございませんか。
 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) どうもご丁寧な回答ありがとうございます。
 再問させていただきます。
 特別史跡安土城址の追加に関しまして、県、土地所有者、地域の方々を含め十分な協議が必要と考えておられるようでございますが、地域の所有者はもちろん、地域外の観光業者等の幅広い人選も大事じゃないかと思っています。単なる文化保護行政からの視点では不十分であると考えますが、協議の人選について伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 特別史跡の追加指定でございますので、文化庁、それから滋賀県との調整によって進めていくことになるんですけれども、特別史跡の保存活用だけではなく、県道2号バイパスの整備方針も含めた検討となるというふうに考えております。したがいまして、追加指定を進める際には、ご指摘にあるような商業事業者、また観光関連団体等も含め協議させていただきたいというように考えております。
○議長(辻正隆君) 質問ございますか。
 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) どうもありがとうございました。
 続けて再問いたします。
 特別史跡の追加指定により、現状の農地は史跡保存にふさわしい規制がかかるものの、特別史跡安土城跡の価値をより高める活用への転換は可能だということでございますが、限りある農地をより価値を高める施策とはどういう取組を想定されているのか。文化財保護行政を否定するものではございませんが、よりよい商業的・観光的施設として活用できるのか。規制は商業的・観光的価値を阻害するものでないかと心配しています。回答をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 特別史跡の追加指定になりますので、史跡価値を損なうような商業活用などの原状変更は不適というふうになりますけれども、例えば歴史公園、また特別史跡に関連づけた施設、そうした特別史跡安土城跡の保存活用に資する土地利用につきましては可能というように考えております。今後、文化庁並びに県等とも協議しながら進めていければというように考えております。
○議長(辻正隆君) 質問ございますか。
 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) ありがとうございました。
 いわゆる農地ですね、五反田川と県道2号線の間なんですけど、来訪者へのサービスとして飲食店ができたり、あるいはアルコールを提供したり等については無理なのかなと。除外をしていただくという何か方法、いろいろありませんやろか、ひとつお答え願いたいと思います。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 端的に申し上げますと、商業目的の飲食であったりアルコールの提供ということはできないということになります。ただ、文化財を活用していくという観点におきましては、訪れてくださる方々に対する面も意識する必要があるというように思いますので、活用方法を検討する際に、そのような必要があるのかということも含めて検討した上で、どのようにすれば今岡田議員がご提案いただくようなことができるのかも文化庁とまずは相談ということになろうかというように考えております。
○議長(辻正隆君) 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) ありがとうございます。
 続きまして、観光事業の推進ということに関しまして、魅力のある史跡指定となり得るのか。言い換えると、現状よりも臨場感あふれるお堀めぐりが可能になるのか、その辺につきましてもお答えいただきたいと思います。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 史跡範囲の見直しにつきましては、将来的な土地利用において、特別史跡として景観にふさわしくない開発を抑制することにもなりますので、特別史跡安土城跡の魅力向上が来的には見込むことが可能というように考えております。結果としましては、観光客等にとっても魅力ある地域づくりになるというように考えております。
○議長(辻正隆君) 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) ありがとうございます。
 続けて再問します。
 五反田川の整備の史跡化後、石垣の環境が現状よりよくなると、こういうことでございますが、石垣を修理しただけでは不十分でありまして、その周辺の整備をしなければならないと考えますが、その概要について今後示す予定はあるのでしょうか。石垣から安土城のすごさを連想されるような整備を考えておられるか伺いたいと思います。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 現時点におきましては具体的に提示できる予定というのがございません。滋賀県が策定しております特別史跡安土城跡整備基本計画に基づきまして、県道2号バイパス整備方針も確認しながら、文化庁と調整し、県との役割分担も含め、整備内容を協議していきたいというように考えております。
○議長(辻正隆君) 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) 伝内堀の整備でございますが、所管が決まっていないということですが、以前より特別史跡に認定しておきながらまだ決まっていない。これは行政の姿勢を問われかねない問題と考えています。伝という扱いならば、外堀も内堀も同じ時期の整備を進めるべきと考え、また水利のことを考え合わせると、やはり同じ時期に整備をしていただいたほうがよいと思いますが、ご所見を伺いたいと思います。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 先ほど岡田議員から安土城跡について、山の部分については県、それから下の部分については市というようなお話がありましたが、県としてはそのように考えておりますけれども、実際に内堀、外堀共にですけれども、具体的な整備内容は決まっていないという状況にあります。滋賀県による、先ほど申し上げました安土城跡整備基本計画に基づく現状の調査整備、また県道2号バイパスの整備方針など、それぞれの整備内容方針も踏まえながら、文化庁や滋賀県と協議を重ねた上で、どちらがどのように担当していくのかということもありますし、また同時あるいは段階的な整備も視野に入れて進めてまいりたいというように考えております。
○議長(辻正隆君) 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) 安土城の関係はこれくらいにいたしまして、弁天住宅の跡地ですね、西の湖周辺整備。なぜ活用方法を示されないのか。令和2年3月に中止をされて4年経過しています。それに付随した以前の国有地は売却され、民間が活用されています。懸案事項であるこの弁天住宅跡地、市有地の活用方法について提案をしていただきたいと、こういうふうに思いますが、当局のご所見を伺いたいと思います。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 高尾総合政策部長。
◎総合政策部長(高尾一成君) 再問にお答えいたします。
 初問でもお答えをいたしましたとおり、現在地域主体のまちづくりを進めるべく、地域で活動されている皆さんをつなぎ、地域の活性化に結びつくようなプラットフォームの在り方について検討をしておるところです。取組を進めていく中で、各区皆さんと相談させていただく中で、弁天住宅跡地につきましても、活用の有無も含めまして検討し、方針決定をしていきたいというふうに考えております。
○議長(辻正隆君) 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) どうもありがとうございます。
 続けて、今やっと国スポ・障スポの関係から、ようやく西の湖の船は初めて秋から冬にかけて大がかりな撤去作業をしていただいた。くいの除去についてはどうでございましょうか。令和元年9月議会には、不明くいの除去、第1回が予定を示され、その後2回目のくいの除去の作業をしていただきました。
 私の思いは、旧の八幡と旧の安土町の東西航路をつなぐことです。令和元年9月の議会時点で、後で出てくる令和8年の安土城築城450年を迎えることから、このことは重要であると言われて久しく、観光用の湖上ルートの確保、当然くいの除去についても積極的に進めていくと解釈していましたが、どうでしょうか。文頭の課題、安土城址の周辺整備、西の湖の活用と周辺整備の取組の第一歩、くいの除去は完了したと考えておられるのか伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 高尾総合政策部長。
◎総合政策部長(高尾一成君) 不明くいの除去についての再問にお答えをいたします。
 不明くいの除去の2回目につきましては、西の湖占用物検討検討会議において利用者の皆さんにもご意見を伺いし、航行上の問題のあるくいにつきまして、令和5年2月に撤去をしております。
 今後につきましては、関係の皆さんから具体的な申出等ございました場合には、必要に応じて同会議において相談、協議しながら対応していきたいというふうに考えております。
○議長(辻正隆君) 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) 安土学区は、安土城址や観音寺城址など、名城百選にも名を連ねる歴史的な城跡や自然豊かな西の湖など、活用が期待される地域でもあり、こういった観光資源をいかにしてまちのために役立てるかが業者の手腕を問われるところでございます。安土学区のグランドデザインを描くのに、令和4年の6月議会の質問からはや2年、また弁天住宅跡地の活用は令和2年3月に中止と、4年以上に及び進展が見られません。英知を結集していただきまして早々に個別対応としての安土城周辺整備の計画立案と令和3年6月議会で提案させていただいた、まずは豊浦港親水公園を核とした西の湖護岸の活性化計画や弁天住宅跡地の利用計画、さらにはB&Gへとつながる周辺の一体整備をお願いして、次の質問に移ります。
 2つ目、安土城築城450年について。
 本市は1年半後、令和8年に行われる安土城築城450年に様々なイベントを計画、準備をされているかと思います。3月議会の創政会の代表質問の中、民間と行政が力を合わせることにより具体的な事業計画について協議し、議論を深めるとの回答をいただいていますが、民間の協力団体である安土城築城450年協議会との定期的な会合はいまだ進んでおらず、またこの5月11日に行われたまち協総会でも、準備はしているが、具体的な内容やスケジュールについては触れられることなく、私自身、大変不安に思っています。
 また、その延長にある実務者の会議がどうなっているのか、具体的な動きが見えません。加えて、安土城築城450年、市は市民の理解醸成に努め、積極的にPRするとともに、安土地域だけでなく、オール八幡で取り組むとされていますが、オール八幡で取り組むとされるPRの状況の実態はどうなっているのか見えてきていません。
 さらには、本年2月3日に副知事をお招きし、安土城びょうぶ絵探索の結果の報告会を安土城復元協議会主催の講演で行っていただいた際、席上、県より、いまだ安土城築城450年に関しては検討中と聞かされました。本当にあと一年半後に迫った安土城築城450年事業に対して県との連携はできるのか不安であります。
 また、市のそもそもの安土城築城450年事業の姿勢、いわゆる事業遂行の身構え方、なぜ安土城築城450年を祝わなければならないのか。その視線の先に見えてくるのは何なのか。その関わり方が分かっていない。対比をして恐縮なのでございますが、市はわたSHIGA輝く国スポ・障スポ近江八幡実行委員会というプロジェクトチームを立ち上げ取り組んでおられ、この5月16日も第3回目の総会を開催され、十数名による市職員が配置され、いやが上でも大会を盛り上げようと努力されています。
 一方、令和8年度の安土城築城450年はどうでしょうか。声ばかりで、オール八幡には程遠いと思いますが、どうなっているんでしょうか。安土だけのお祭りに終わらせるつもりですか。どう思われるんでしょう。国スポ・障スポと比較することが間違っているのかもしれませんが、安土城築城450年に対してあまりに関心がないように思われてなりません。
 民間では、安土城築城450年に向け、オール八幡体制で地域の活性化や魅力発信につなげられるよう検討されていて、特に新しい時代にふさわしい新しい取組を多く取り入れることで、若者等の参画や関心を高め、次の500年へとつなげていくための安土城築城450年の具体的な事業計画を立案しようということで、この6月10日に本事業への提案等を行う会議が持たれました。そこで、行政も新たな提案として、今の段階で安土城築城450年企画対策チーム等を編成していただきまして、官民合同でこの祭りを成功させようではありませんか。
 現状、具体的には駅前にのぼり旗は企画の段階に入っているとも聞いていますが、市長の安土城築城450年にかける熱い思いについて伺いたいと思います。
 また併せて、県は具体的に安土城築城450年に対して現状どのような計画を持っておられるのでしょうか、お尋ねいたしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
 深尾安土町総合支所長。
             〔安土町総合支所長 深尾朋広君 登壇〕
◎安土町総合支所長(深尾朋広君) 岡田議員お尋ねの安土城築城450年についてのご質問にお答えいたします。
 これまでの取組といたしましては、令和4年12月に地元団体や関係機関などの代表者で構成する安土城築城450年協議会を設立いただき、具体的な内容も含め、協議検討を実施しながら進めてまいりました。令和6年1月の協議会では、メインテーマや活動方針、事業計画等の方向性が示されました。
 現在の状況といたしましては、協議会事務局であります一般社団法人近江八幡観光物産協会と協議を行い、その後事務局及び関係各課等と今後の取組などについて協議検討を行ったところでございます。また、7月には協議会を開催し、おおむねの年間事業計画を確定する予定であります。
 今後は、令和8年度の安土城築城450年に向けて実行委員会を立ち上げ、オール近江八幡体制で取り組むための機運醸成を図るとともに、安土城築城450年啓発PR横断幕やのぼり旗を活用して、市民をはじめ、来訪される観光客や国スポ・障スポ大会等でPRできるよう取り組んでまいります。
 また、県の取組としましては、安土城考古博物館におけるリニューアルや特別企画展を計画していただいており、このほかにもシークレットツアーなどの企画もいただいているようでございます。
 本市としましては、築城450年の節目の年を盛り上げていくために、地元をはじめオール近江八幡として一体となった令和の時代に適合した取組となるよう、連携を図っていきたいと考えております。
○議長(辻正隆君) 質問ございませんか。
 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) 安土未来づくり課の深尾さんに答えていただき、大変ありがとうございます。
 オール八幡体制ということで市長に1つお願いできたらという思いがありましたけど、それはそれで結構でございます。
 再問させていただきます。
 県の安土城考古博物館はリニューアルオープンされると聞いていますが、その連動として、市が所有する安土城資料館、安土城天主信長の館、城なび館等は、安土城築城450年に備え、リニューアルをはじめとして特別企画展等の計画をお持ちでありますか、伺います。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 今年度、安土城天主信長の館内のVRシアターにおきまして画像の高精細化を行う予定でございますけれども、築城450年に合わせて新たなシナリオの追加も検討させていただいております。また、城なび館におきましては、特別史跡安土城跡整備に伴う発掘調査のパネル展示を行う予定としております。これらに加えて、安土城城郭資料館におきましても、築城450年事業に向けた特別展示等を検討してまいりたいというように考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) 続きまして、再問いたします。
 県との連動として、その窓口はどこですか。イベントを盛り上げるには、県の観光振興局が本市と連絡を取って、いかに安土城築城450年を祝うかであります。県と本市が共に安土城築城450年を祝える体制づくりについてお伺いしたいと思います。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 深尾安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(深尾朋広君) 岡田議員の再問にお答えをいたします。
 初問でも少し述べましたが、先日も一般社団法人近江八幡観光物産協会を含みます関係各課と今後に向けて協議を行い、今後は民を含めた実行委員会で取組を進めていく予定でございます。
 県との連携や窓口につきましては、庁内において各課連携を図っていることから、例えば観光であれば観光の所管課が窓口になりまして、県とも連携し、場合によっては協議会にも同席をいただくなど、計画を進めてまいります。
○議長(辻正隆君) 質問はございますか。
 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) どうもありがとうございました。
 安土城築城450年は、これから私たち近江八幡市にとってどのように影響を与えるのか。次の安土城築城500年の基礎になる今回の安土城築城450年をいかに成功裏に収めるか。行政と市民が一体となって盛り上げていくかが焦点となります。そのために何が必要で、今何をやっていかなければならないか、経過にかかっています。今、私の願いは、少なくとも旧安土町時代の400年祭を凌駕するイベントお願いするとともに、オール八幡体制で取り組む姿勢、やっぱり近江八幡市と安土が一緒になってよかったわと思える地域振興策をお願いして、次の質問へと移らせていただきます。
 次に、モザンビーク国との国際交流事業について。
 モザンビーク国では現在、令和7年4月から行われる大阪・関西万博、弥助プロジェクト、いわゆる信長が最初に小姓と取り立てた黒人侍弥助について、確証はありませんが、モザンビーク国の出身だったということで、大阪・関西万博においてモザンビーク国が弥助に関する出展計画をお持ちと聞き及んでいます。
 一方、本市では、安土山の麓にある市の施設である城なび館で、安土町商工会によってもう既に弥助の関連パネルとして展示されています。
 私見としてですが、安土城築城450年の節目から令和の交流事業、モザンビーク国との弥助プロジェクトをはじめとする文化交流、経済交流、スポーツ交流、本市とモザンビーク国の首都マプト市との提携を前提とした交流事業と進展させることを望んでいます。
 昨年8月3日にJR安土駅にモザンビーク国の運輸通信大臣、マテウス・マガラ氏をはじめご一行様が個人的に安土を訪問されたことを契機に、引き続き駐日大使館の臨時大使、ジョゼ・アントニーニオ・ジュスチーノ・ニャルンゴ氏等にもお目にかかることを許され、また昨年12月18日には安土山へ登っていただき、弥助が宣教師バリニャーノのお供として確実に立ち寄ったとされるセミナリヨへも訪問される等、安土にしかできない、安土ならではの交流を親しくしていただいています。
 また、この5月にもマガラ運輸通信大臣の要請によって、中国へ行く途中、本市に立ち寄るとの連絡があり、マプト近郊のマラクエーネの市長とマニッサの市長、両市長が本市を訪問される予定でしたが、残念なことに、ビザの発給が間に合わず、来幡できないとのことです。
 同国は本市と熱心に国際交流を望んでいるようです。そうなると、今後安土の信長公・弥助プロジェクトがただならぬ関係となり、国際事業となり、市とモザンビーク国内の市町と国際交流が始まるのではないかと思えてなりません。
 そこで、本市ではどういった対応をされるのか。既に安土では昨年の文化祭に馬耕米、無農薬のモザンビーク産の酒米を使った清酒を販売していますが、これを契機として経済交流へと進展するのかと期待が高まっています。
 国の動きとしては、外務省が令和5年5月1日から6日まで山田賢司外務副大臣を団長として、アフリカ貿易・投資促進官民合同ミッションがモザンビーク共和国を訪問されたとのことを伝えています。官民連携はアフリカとの関係強化における主要なテーマであり、岸田総理はアフリカに対して、官民合わせて3年間で300億ドル以上の資金を投入することも表明しました。
 そこで、本市としてもこういった情勢を踏まえて、本市とモザンビーク国の関係から、令和7年大阪万博、令和8年の安土城築城450年をご縁として、国際交流、経済交流、そして姉妹提携へと前向きに考えていく必要があると思いますが、ご所見を伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
 高尾総合政策部長。
             〔総合政策部長 高尾一成君 登壇〕
◎総合政策部長(高尾一成君) 岡田議員ご質問のモザンビーク国との国際交流事業についてお答えいたします。
 議員にご説明いただきましたとおり、昨年8月の運輸通信大臣や12月のニャルンゴ臨時代理大使の来幡の実現は、安土町商工会様をはじめとする関係の皆様の弥助への熱い思いが原動力となってご尽力いただいたたまものであると思っております。
 本市としましても、信長公と弥助のご縁をきっかけとしたモザンビーク共和国との新たな国際交流は、国際親善、相互理解や文化・産業交流だけではなく、歴史をはじめとする本市の魅力を再発見し、地域の活性化につながる貴重な機会になると考えております。
 来年開催される大阪・関西万博や令和8年に予定されている安土城築城450年での取組は、交流のきっかけづくりやPRの面でも大きな契機となります。
 市としましては、民間交流をベースとした相互の交流が一過性のものとならないよう、関係者の皆さんや新たに活動される各団体の皆さんとも連携しながら、協力してまいりたいと考えております。
 今後、議員ご提案の姉妹都市提携も視野に入れて、本市とモザンビーク共和国の自治体との関係を構築し、様々な分野での交流が持続、発展するよう支援してまいりたいと考えておりますので、引き続きご理解とご協力をいただきますようによろしくお願い申し上げます。
○議長(辻正隆君) 回答漏れはございませんか。
 質問はございませんか。
 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) 1つだけ再問いたします。
 県は、2025年大阪・関西万博を契機とした県内誘客が目標とする300万人に達した場合は、誘客に伴う経済効果は208億円に上るということを明らかにされています。
 琵琶湖を紹介するブース展示や伝統文化を伝えるステージイベントなど、万博会場での発言に加え、万博来場者を県に呼び込むツアーなどを計画し、湖国を訪れてもらう企画を進めていると報道されていて、知事も弥助を通じた交流に大変関心を持っていただいていると聞き及んでおりますが、そうしたことについてモザンビーク国と県、そして本市との連携強化から、本市に呼び込む手段の一つとして弥助プロジェクト等の企画は考えていただけないでしょうか、伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) モザンビーク国が大阪・関西万博において、同国の生まれであるとされます弥助に関する企画展示も行う考えがあると、そういうことでございますので、その内容が明らかになりましたら、本市への誘客に結びつけることができないか、同国や滋賀県とも相談しながら検討させていただければというように考えております。
○議長(辻正隆君) 質問ございますか。
 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) どうもありがとうございます。
 弥助の紹介でございますが、日本の歴史の中でも魅力的で神秘的な人物であり、何十年にもわたり、今日メディアでも関心を集めています。本能寺を生き延びた黒人侍、信長が愛した黒人侍、その生涯に様々な海外メディアで脚光を浴びる弥助という存在、信長が弥助を通じて見詰めていた日本と世界をつなぐ、この本でございます。この本で弥助の存在が浮かび上がってきています。弥助がモザンビーク国の出身の根拠はないですが、交流の観点からは大変重要なキーワードだと考えます。
 そういう意味から、新しく国との交流は新しい近江八幡市の創造であり、何を生んでいくのか想像することの楽しさと未知への挑戦でもあります。新しい付き合いが新しい発想を生み、新しい近江八幡市をつくる、そして新しい付加価値商品を生み出す。これこそ国際感覚豊かな近江八幡市、商人の町近江八幡市ではないでしょうか。
 次の質問に移りたいと思います。
 最後になりましたが、来訪者用の案内アプリの開発について質問いたします。
 古今東西、本市は歴史文化都市を宣言をしてもよいくらい、一品の価値ある宝物を所有する地域でもあります。また、先人たちの息遣いを感じられる町でもあります。
 そこで、安土町商工会が作成した古地図を参考に近江八幡市全体の古地図のアプリを開発して観光に役立ててはと思うんですが、どうでございましょうか。
 では、本市にはどういうパンフレットや施設があるかということでありますが、各地域には安土の古地図をはじめ、北之庄町散歩のしおり等が出ていて、また歴史資料館、城跡、社寺など、見るところも多岐にわたり、古代から近現代までその歴史を顧みるおもしろさと学術的見地から観光に至るまで、いかに多いか、それをまとめ、来訪者に使っていただき、各地を回っていただくことによって、このアプリのすごさが分かっていただけるものではないかと思っています。来訪者の視点は様々であり、興味ある分野に固執される方もあれば、全体から捉える方もあり、様々であります。せっかく本市を訪れられ、来てよかったと思ってもらうことは大切な要素であり、本市は今後、来訪者の案内アプリの開発に取り組むべきと考えますが、いかがでございますか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
 嵐総合政策部理事。
             〔総合政策部理事 嵐 孝雄君 登壇〕
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 岡田議員ご質問の来訪者用の案内アプリの開発についてお答えいたします。
 議員ご指摘のとおり、本市は学術的見地から観光的見地まで幅広い観点から来訪者の方に学び、体験していただける歴史文化遺産を数多く有しております。こうした場所をより多くの来訪者の方に知っていただくため、令和2年度に大河ドラマ「麒麟がくる」近江八幡市推進協議会において制作しました安土城下の古地図を取り込んだアプリ「安土ぶらりまちあるき」を近江八幡観光物産協会と安土町商工会とで協力して現在も公開いただいております。
 しかしながら、このような高度な機能を有するアプリを利用した情報発信においては、使用する際にモバイル端末にアプリをインストールしていただく必要があり、その点において気軽に利用していただけないという問題もございます。
 こうしたことから、今年度着手しました観光プロモーション事業では、さらなる観光振興を促進するため、多様な来訪者の興味や関心事について調査を行い、SNSなどを活用して、旅前から旅中、そして旅後まで、より効果的に情報が届けられる観光戦略を策定していく予定でございます。
 議員ご提案の近江八幡市全体の古地図を取り込んだアプリについては、戦国時代などのテーマに興味のある方にとっては有効なツールになると考えますが、この観光プロモーション事業の中で、多様な発信手段の一つとして検討していきたいというように考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 質問はございますか。
 岡田彦士君。
◆19番(岡田彦士君) 先ほど、安土ぶらりまちあるきの古地図なんですが、こういうものをもう数年前に安土の商工会で開発が進んでおります。私も入れておりますが、この近江八幡市で入れますと、真っ白になりまして何も出てこない。なので、私は安土と八幡をつなげて、一緒に古地図を見ながら、そしてここでこういういいスイーツが食べられるであるとか、そういうものを開発いただきたい、そういう思いでございます。
 もう既に販売されているようでございますが、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が設計された市内の建築物が音声で案内されるスマートフォンアプリが完成をしたということでございます。建物のイラストカードや古い写真、古地図とセットになっていて、建物に近づくと由来や歴史が説明される仕組みとのことで、ヴォーリズ氏の本市での足跡をたどるアイテムとして開発されたと報道がありました。この仕組みを民間でも取り入れて活用されている実例からも、本市全体の案内をしてくれるツールの開発は、本市にとっても来訪者にとっても必要不可欠であるように思っております。よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 なお、長らく質問していませんので、時間的調整ができなくて早口になりまして、本当にお聞き苦しい点がございましたことをおわび申し上げまして、これで私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
○議長(辻正隆君) 以上で岡田彦士君のご個人質問を終わります。
ご利用について
  • この議会中継は近江八幡市議会の公式記録ではありません。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 「近江八幡市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。近江八幡市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。
  • 許可無く放送を中止させていただく場合がございます。