近江八幡市議会
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藤村 健造 議員
令和6年第2回(6月)近江八幡市議会定例会 6月19日(水) 一般質問
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内容
会議録
令和6年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月19日(水) 一般質問
藤村 健造 議員
1 改良住宅(二戸一)譲渡について
①現在の譲渡進捗状況について
②譲渡対象住宅戸数に対して譲渡済み戸数件数が低い要因は
③今後の譲渡に向けての対策は
④市営住宅マスタープランと市営住宅長寿命化計画について
2 末広墓地霊園山側(瓶割山)の整備について
①要望書回答後の検討は進んでいるのか
②斜面の樹木等の全撤去は可能か
③全撤去が出来ない場合の対策は
◆6番(藤村健造君) こんにちは。創政会の藤村です。よろしくお願いいたします。
一人一人にリスペクトをスローガンに、近江八幡市に住んでよかったと思えるまちづくりに努めてまいります。
市議会議員となりまして1年目を終え、これまでに議員としての必要な知識と議会責任を学ばせていただきましたが、まだまだ勉強不足と実感しております。また、多くの方々から、市行政が進めている各種事業等に関する問合せや、福祉社会に、特に介護、障害者の相談等に対応をさせていただきました。私自身の経験や行政職時代に学んできた知識を生かし対応してきましたが、相談内容によっては明確な答えができない場合は、該当する担当課等にお聞きをしまして、何件か支援につながったことはよかったと感じた1年でした。
今、2年目を迎えました。今後も相談等に来られた方々が安心して地域で生活できるまちづくりに尽力をしていく所存です。
また、今日は水曜日ということで、来年開催されます国スポ・障スポの啓発の一環として、このポロシャツを着用させていただき、質問をさせていただきます。
私個人としましては、障スポ大会に熱い思いを持っております。過去に障スポ大会に選手として経験したことや、また日本でありましたアジア大会のサッカー日本代表として参加したこともあり、障害者スポーツに対しての熱い思いも強いので、今後近江八幡市で開催される国スポ・障スポに対してしっかり応援をしていきたいと思っております。
それでは、議長のお許しをいただきましたので、質問通告書に従いまして2つの大項目について、分割方式で質問をさせていただきます。
まず大項目1、改良住宅(二戸一)譲渡についての質問をさせていただきます。
令和5年3月に定例市議会と今6月議会においても、改良住宅(二戸一)に関しての質問がございましたが、今回の議会におきましても、関連しますが、質問をさせていただきます。
市内には改良住宅(二戸一)が末広地域と八幡地域にございます。二戸一住宅建設についての経緯は既にご承知と存じますが、昭和44年に国会で同和対策特別措置法が施行され、本市においては昭和49年から住宅改良事業が始まり、平成14年にこの法案が終了しました。この間に、生活環境改善のための改良住宅や中層耐火団地、共同浴場、人権教育等に向けた教育集会場、会館などの建物が建設されました。現在、末広地域には共同浴場は廃止になっています。
このような経緯の中、二戸一住宅に関しては、最初の建築から約55年がたち、住宅の老朽化が進んでおり、本市ではこの現状に対して、平成22年に近江八幡市改良住宅(二戸一)譲渡基本方針が策定され、入居者への譲渡を推奨していくことを方針で進められておりますが、令和3年3月に改定された近江八幡市営住宅マスタープランにも譲渡についての方針が示されております。作成日から3年が経過しております。
そこで、市営住宅マスタープランから、関連しまして二戸一住宅を主に小項目4つの質問をさせていただきます。
小項目1、令和3年の市営住宅マスタープランには譲渡対象外の戸数は記載されておりますが、現在の譲渡対象外と譲渡対象件数は何件と、譲渡進捗状況についてお聞きします。できれば、末広地区と八幡地区と分けてお願いいたします。
続きまして、小項目2、譲渡対象件数に対して譲渡済み件数が低い要因について。
以前から二戸一に入居されている方から相談や悩み事をお聞きしたことですが、二戸一を買い取りたいけど、お互いに高齢者となり、年金暮らしで収入も少ないし、また1人世帯で、特にここ数年右肩上がりで高齢者の独り暮らしも増えています。また、独り暮らしで生活をされている方から、今さら買い取るには難しいとお聞きしました。
このような状況下で市は二戸一住宅譲渡を推奨していますが、譲渡が低い要因は、今申し上げました以外に、譲渡が進まない要因について何か把握をされていますか、お聞きします。
続きまして、小項目3、今後の譲渡に向けての対策について。
先ほどの小項目2での入居者から譲渡に対しての思いを申し上げましたが、入居者に家族や親族がおられたら譲渡に向けての話はできますが、年金収入しかない世帯で家族、親族がおられない方や、独り暮らしで全く家族、親族がおられない方がおられます。このように、買い取りしたくてもできない状況下で、市としては改良住宅(二戸一)譲渡基本方針や市営住宅マスタープランとの方針に、どのように譲渡を推奨していくかをお聞きします。
続きまして、小項目4です。市営住宅マスタープランと市営住宅長寿命化計画について。
市営住宅マスタープランですが、何年期間ごとに見直しをされているか。市営住宅マスタープランに記載されておりますと、令和4年度までに2年間延長しますとなっています。また、市営住宅長寿命化計画は、第1回変更が平成30年度となっています。市営住宅マスタープランには、令和4年度に市営住宅長寿命化計画の見直しに合わせて実施するとありますが、既に延長期間が過ぎておりますが、今年度にこの2つの見直しをする計画はありますか、お聞きします。
以上、初問といたします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
小林都市整備部理事。
〔都市整備部理事 小林良孝君 登壇〕
◎都市整備部理事(小林良孝君) 藤村議員の改良住宅(二戸一)譲渡についてのご質問にお答えします。
本市では、旧近江八幡市及び旧安土町時代、昭和49年度から平成8年度の22年間に住宅地区改良事業と小集落地区改良事業などにより、八幡地区に256戸、末広地区で334戸、安土地区で6戸の計596戸の改良住宅を建設してきました。
その後、平成22年度に策定した近江八幡市改良住宅(二戸一)譲渡基本方針を基に、平成23年度からは改良住宅の譲渡を促進し、令和6年3月末現在で八幡地区22戸、末広地区109戸、安土地区6戸の計157戸を譲渡いたしました。
以上の内容を踏まえまして、1点目の現在の末広地区、八幡地区の譲渡対象外件数と譲渡対象件数、そして譲渡進捗状況でございますが、令和6年3月末現在で譲渡対象外件数は二戸一以外のアパートタイプの中層住宅が八幡地区36戸、末広地区36戸の計72戸でございます。また、譲渡対象件数は、八幡地区213戸、末広地区225戸の計438戸でございます。
譲渡進捗状況といたしましては、建設戸数に対する譲渡率ですが、八幡地区16.4%、末広地区32.6%となっております。
次に、2点目の譲渡対象件数に対して譲渡済み件数が低い要因についてのご質問にお答えします。
議員ご承知のとおり、入居者の高齢化に伴う単身世帯の増加や収入の減少などが譲渡希望が少なくなっている主な要因と考えられます。それ以外には、譲渡後に係る住宅維持費の負担を考慮されるなど、譲渡が進まない要因の一つになっていると考えております。
次に、3点目の今後の譲渡に向けての対策についてのご質問にお答えします。
2点目の譲渡が進まない要因として、入居者の高齢化に伴う単身世帯の増加や収入の減少を理由に譲渡希望されない方に対しましては、入居者ご家族への住宅の承継制度を説明するなどして、若い世代へ承継していただき、この先、譲渡につなげることや、承継する対象家族がおられない場合は、入居者の死亡を含む退去等により市に返還された改良住宅に必要な改修等を行い、新規の入居者募集を行いまして譲渡につなげるなどの対策を考えております。
次に、4点目の市営住宅マスタープラン及び市営住宅長寿命化計画の見直しに関するご質問にお答えします。
市営住宅マスタープランは、市営住宅の現況や将来的な需要見通しを踏まえて、施設の維持管理方針や今後の運営について中・長期的な計画を示すもので、老朽化施設の増大する維持管理費用の課題、今後の人口減少を見込んだ市営住宅の必要戸数の確保など、運営の在り方の検討に時間を要しているところではございますが、今年度中の見直しを行いたいと考えております。
また、市営住宅長寿命化計画は、計画的な修繕により市営住宅の長寿命化を図るものであります。計画期間は、平成30年度の第1回変更から10年間となっておりますが、上位計画である市営住宅マスタープランに合わせて、必要に応じて第2回変更を行うこととしております。
○議長(辻正隆君) 回答漏れはございませんか。
質問はございませんか。
藤村健造君。
◆6番(藤村健造君) ありがとうございます。
改良住宅の背景や歴史に関しては、先日の議員さんの質問でもございましたが、自分の住み慣れた土地を立ち退き、地域の発展のために寄与され、改良住宅建設に証印を押された方のおかげで今の地域形成が構築されました。しかし、建設から45年以上がたち、当初から住んでいた方々も高齢になり、生活環境や経済面にも大きく変化をしてきたのが今の現状でございます。
それでは、ここで再問をさせていただきます。
改良住宅を譲渡し、一括で納めることができない場合には延納方式制度がありますが、延納期間は10年間となっていますが、この間に延納者が亡くなった場合の改良住宅(二戸一)は、既に譲渡をしており、延納する方は亡くなっている、このような状況に対して何らかの措置はございますか、お聞きします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
小林都市整備部理事。
◎都市整備部理事(小林良孝君) 藤村議員の再問にお答えさせていただく前に、初問の回答で訂正がございますので、先にそれをさせていただきたいと思います。
八幡地区の譲渡件数でございますが、初問のときに22戸と回答させていただいたんですけれども、正確には八幡地区42戸でございますので、よろしくお願いしたいと思います。失礼しました。
それでは、藤村議員の再問にお答えします。
改良住宅の譲渡代金の延納期間中に延納者がお亡くなりになった場合の措置についてでございますけれども、改良住宅譲渡代金の支払いは一括納付が原則になっております。しかし、一括納付が困難と認められた場合は、利率を加算させていただいた上で、1年単位で10年まで延納していただくことができます。譲受人が亡くなりますと相続が発生しますが、相続人が不存在または明らかでない場合は、利害関係者である市は家庭裁判所へ相続財産管理人の選任を請求することができますので、家庭裁判所から選任された相続財産管理人に対して、延納の残債務の請求を行うなどの方法により対応を検討しております。
○議長(辻正隆君) 質問ございますか。
藤村健造君。
◆6番(藤村健造君) 大変申し訳ございません。再問の順番をちょっと間違えましたので、申し訳ありません。
では、改めて再問させていただきます。
現在、譲渡が不可能な改良住宅(二戸一)が市に返却され、市が維持管理をしておりますが、このままでは経費がかかる一方と思います。そこで、もし可能ならば、この改良住宅(二戸一)を介護事業者や障害者事業所の法人などに譲渡ということはできないでしょうか。例えばグループホーム等に利用できればと思いますが、各種事業所がグループホーム設置に向けて努力されておりますが、なかなか場所の確保や物件等、また費用に苦慮されているとお聞きします。空き家の改良住宅(二戸一)で市が維持管理をしている改良住宅(二戸一)を社会福祉法人などに譲渡できませんか。それには改良住宅に関する法律や介護保険法及び障害者自立支援法、各条例、規則などに何らかの制限がありますか、お聞きします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
小林都市整備部理事。
◎都市整備部理事(小林良孝君) 藤村議員の再問にお答えします。
改良住宅を介護事業所や障害者事業所等の社会福祉法人への譲渡は可能であるかとのご質問でございますが、平成21年3月31日付で国土交通省住宅局長通知で「改良住宅等の目的外使用に係る運用についての改正について」では、承認基準に該当すれば改良住宅等を社会福祉事業に目的外使用することができるとされております。
物件を譲渡する場合は、住宅の耐用年限が45年を超えていないものは、国土交通大臣の承認を受けることで譲渡は可能となりますが、譲渡代金のうち国費相当額の返納が必要となる場合がございます。一方で、耐用年限が45年を超えているものは、国の承認や国費の返納の必要はございませんので、市の判断で譲渡が可能となります。
このほか、使用用途により、都市計画法や建築基準法等の他法令に係る基準を遵守しなければならないということがございますけれども、譲渡が事務的に処理ができれば可能であるということでございます。
○議長(辻正隆君) 質問ございますか。
藤村健造君。
◆6番(藤村健造君) 回答ありがとうございました。
今後の改良住宅(二戸一)の在り方に対して、今市が持っている市営住宅マスタープランや市営住宅長寿命化計画に、市としての見解と、また空き家となった改良住宅(二戸一)への課題解決には、地元住民と市とが話し合い、前向きに進めていかなければならないと思います。私自身も地元の住民の一員として取り組んでいかなければならないと思っておりますので、今後とも一緒に頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、これでこの質問は終わります。
続きまして、大項目の2、末広墓地霊園山側(瓶割山)の整備について。
現在の末広墓地霊園は、先ほどの質問でも触れましたが、瓶割山霊苑に移転をいたしました。移転する前は、現在の市東子どもセンターと末広町公園の場所に末広墓地があり、町民主体と寺が管理をしておりました。
移転後44年が経過し、市所有の瓶割山西側にある斜面においては、樹木の枝と竹林の落ち葉などで清掃管理がし切れない環境にあります。
映像を見てください。
また、墓地西側山斜面沿いに側道、側溝があり、直線距離で約80メートルあります。
この末広町墓地霊園は、定期的に地元自治会の予算から委託業者に年4回清掃を実施しています。また、自治会と老人クラブや町内の各種団体が参加して、盆までに1回、墓地周辺の清掃を実施しておりますが、特に西側山斜面と側道、側溝については、清掃時に大変苦労されております。山側に所有している墓地区画については、個人でも随時清掃されておりますが、清掃してもすぐに樹木の枝や落ち葉が墓地区画にたまり、せっかくきれいにしても切りがないという声をお聞きしました。側溝も落ち葉や斜面から土がたまり、排水ができない状態でもあります。特に強風や大雨時の墓地はひどい状況です。
墓地霊園は先祖や先人たちが安らかに眠っている聖地と思います。このような環境で、お墓参りに来られた方々が何日前に墓地をきれいにしても、落ち葉や木枝等の影響で汚くなるし、何とかこの山側の整備をしてもらいたいとの声をお聞きしました。
このような状況を踏まえて、地元自治会は末広墓地霊園山斜面整備についての協議を図りました。地元自治会として、令和4年11月に市に改善をお願いいたしたく、市長宛てに要望書を提出されました。その後、令和5年3月付で自治会長宛てに回答が提出されました。市から出された回答の内容としましては、令和4年12月16日に、市として可能な限り樹木伐採及び墓地側溝の清掃を実施したとの回答でしたが、土留めについては設置の予定はありませんが、斜面の樹木繁殖を課題として、伐採などの検討をしていきますとの回答でした。
地域住民と地元自治会の願いは、瓶割山斜面の樹木撤去をしていただき、きれいな墓地霊園を望んでおります。
ここで小項目1で、要望書の回答では樹木の伐採などについては検討していきますの回答でしたが、その後の検討された結果、どのような対策を考えておられるのか、お聞きします。
続きまして、小項目2、斜面の樹木などの全撤去は可能か、お聞きします。
続きまして、小項目3です。斜面の全撤去ができない場合の対策についてお聞きします。
以上、質問とさせていただきます。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
岡田総務部長。
〔総務部長 岡田清久君 登壇〕
◎総務部長(岡田清久君) それでは、藤村議員お尋ねの末広墓地霊園山側(瓶割山)の整備についてのご質問のうち、1点目の要望書回答後の検討は進んでいるのかについてお答えを申し上げます。
末広墓地における斜面の樹木伐採及び側溝の清掃につきましては、令和4年11月に末広町連合自治会からのご要望を受けまして、同年12月16日に庁内関係課職員にて、可能な範囲の樹木の剪定作業や落ち葉などの側溝清掃を実施をいたしました。
また、要望書に対する回答の中で、検討するとしておりましたのり面における樹木の伐採につきましては、関係課におきまして協議検討を行いましたが、のり面上部には道路がございますことから、今年度につきましては、のり面の安定に影響のない部分の樹木の伐採を実施予定でございます。ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(辻正隆君) 回答漏れはございませんか。
濱本都市整備部長。
〔都市整備部長 濱本 浩君 登壇〕
◎都市整備部長(濱本浩君) 藤原議員ご質問の2点目、斜面の樹木等の全撤去は可能かについてお答えをいたします。
末広墓地霊園の東側の約160メートルが斜面に隣接をしており、その斜面の上部には市道長光寺4号線がございます。現地の状況を見ますと、樹木が成長し根を張ることで、斜面の安定的な保全につながっており、市道長光寺4号線を安全に支える道路のり面の役割を果たしているとともに、末広墓地への土砂流出を防ぐ役割も果たしていることから、現時点では樹木等の全撤去の考えはございません。
次に、3点目の全撤去ができない場合の対策についてお答えします。
先ほどの回答でも申し上げましたとおり、道路のり面の安定に影響を及ぼさない範囲での樹木の剪定や伐採は可能であると考えております。しかしながら、延長もあることから、単年度で完了できるものではなく、関係課と協議しながら計画的に取り組む必要があると考えております。
また、末広墓地霊園が整備されたときに植樹されたと思われる樹木も多数あることから、その経緯や景観など、一定考慮する必要があると考えており、地元自治会の協力も得ながら、よりよい環境の確保と管理の両立を踏まえつつ、対応したいと考えております。
○議長(辻正隆君) 質問はありますか。
藤村健造君。
◆6番(藤村健造君) ありがとうございます。
それでは、再問させていただきます。
斜面沿いに側壁の設置は可能かどうか。少しでも側溝の中に枯れ葉や斜面からの土の流入を防ぐことができると思いますが、側壁の設置は可能かどうか。また、設置ができない理由をお聞きします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
濱本都市整備部長。
◎都市整備部長(濱本浩君) 藤村議員の再問にお答えをいたします。
議員ご指摘のとおり、斜面と末広墓地との境界に側壁を設置することで、側溝としての機能確保に対して一定効果が見込まれると思われますが、斜面と末広墓地との境界線が不明確であり、側壁の設置に際しては、後の施設管理面からも土地境界と財産区分を明確にしておく必要がありますので、引き続き関係課と協議検討を進めてまいりたいと考えております。
○議長(辻正隆君) 質問はございますか。
藤村健造君。
◆6番(藤村健造君) ありがとうございます。
それでは、また再問させていただきますね。
回答では、斜面と末広墓地との境界線が不明確であり、施設管理面からも土地境界と財産区分を明確にしていく必要がありますが、境界線が確定をしました後には、早急に側壁の設置に向けての協議検討の予定はございますか、お聞きします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
濱本都市整備部長。
◎都市整備部長(濱本浩君) 藤村議員の再問にお答えをいたします。
今ほど申し上げました土地の境界なんですけども、昭和47年に官民境界確定が手続としてなされております。ただ、当時と現在、土地の利用状況、また現場の状況ですね、大変大きく変わっておりまして、当時の図面を基に現地に境界線の復元をするというのは非常に困難な状況になってございます。
構造物の設置はもとより、維持管理を行う上でも財産区分を明確にする必要があるというのが先ほどの回答の要旨になりますけども、今ほど申し上げましたように、改善に向けて所管課の中では共有をしておりますので、今後、境界の確定作業ですね、これをまずやるべく協議を共有するということで、検討には入っていると、こういう段階であるとご理解をいただきたいと思います。
○議長(辻正隆君) 質問はございますか。
藤村健造君。
◆6番(藤村健造君) ありがとうございます。なるべく早く確定してもらいたいと思います。
やっぱり私もいずれ自分の墓に永遠の眠りにつくと思うんですけど、やっぱり自分の墓の周辺はきれいなところで私は眠りたいと思っております。やっぱり自分のこの場所、枝がいっぱいあって汚かったら、おちおち寝てられんと思うんですわ。やっぱり霊園というだけあって、きれいな墓で、整備を早急に、地元住民も望んでおりますので、早急に検討していただきたい。
市長さんもやっぱりきれいな墓でいずれ眠りたいと思うと思うんですけど、何か一言、もしあったらお願いします。
○議長(辻正隆君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 藤村議員の再問にお答え申し上げます。
当家の墓にもイノシシがふんをしておったということもございまして、きれいな墓にしていきたいと思います。
◆6番(藤村健造君) そういうことで、きれいな墓で眠りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
これで質問を終わります。
○議長(辻正隆君) 以上で藤村健造君の個人質問を終わります。
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