録画中継

令和6年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月9日(月) 一般質問
中塚 理恵 議員
1 ヒアリングフレイル予防について
  ①フレイル予防について
  ②ヒアリングフレイルについて
  ③高齢者補聴器購入費助成事業について
  ④軟骨伝導イヤホンとコミューンの設置について
  ⑤ヒアリングフレイルチェックについて
2 子どもたちが遊び学べる室内施設について
◆5番(中塚理恵君) 皆様おはようございます。公明党の中塚理恵でございます。
 発言通告書に基づき、大きく2項目にわたり質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 大項目1、ヒアリングフレイル予防について。
 小項目1、フレイル予防について。
 いつまでも元気に活動し、家族や友人、地域の人たちとつながり、社会参加しながら毎日を送る、そんな高齢期を過ごすにはフレイルの予防、対策が重要となります。
 フレイル予防の最大の目的は、高齢者ができるだけ長く自立した生活を送ることができるようにすることです。フレイルの進行を防ぐことで、日常生活を自分の力で行う能力が維持され、介護や支援が必要になる時期を遅らせることができます。
 東京大学高齢社会総合研究機構、機構長飯島勝矢先生は、広報誌「厚生労働」2021年11月号に、フレイルを大きく3つの種類に分け、1つ目は、運動器の障害で移動機能が低下したり筋肉が衰えたりする身体的フレイル。2つ目の、高齢になり、定年退職やパートナーを失ったりすることで引き起こされる鬱状態や軽度の認知症の状態などを指す精神・心理的フレイル。3つ目の、加齢に伴って社会とのつながりが希薄化することで生じる独居や経済的困窮の状態などをいう社会的フレイル。これら3つのフレイルが連鎖していくことで、老い、すなわち自立度の低下は急速に進みます。この連鎖はどこが入り口になるかはその人次第で、老いとは決して身体の問題だけではないのです。
 しかし、フレイルは、自分の状態と向き合い、予防に取り組むことでその進行を緩やかにし、健康に過ごせていた状態に戻すことができます。予防で掲げている柱は3つあり、資料1を見てください。
 1つは、たんぱく質を取り、バランスよく食事をし、水分も十分に摂取するなどの栄養です。次に、歩いたり筋トレをしたりするなどの身体活動、さらに就労や余暇活動、ボランティアなどに取り組む社会参加ですと記載されています。
 資料を閉じてください。
 そこで、1点目に、本市におけるフレイル予防の取組をお伺いします。
 小項目2、ヒアリングフレイルについて。
 WHOの世界聴覚報告書によると、2050年までに世界で約25億人、4人に1人が難聴を抱えて生活することになると警告しています。近年、難聴はQOLの低下や認知機能の悪化に影響を与えることが分かってきており、介護予防や生活の質を維持していくための重要な要素の一つとして、難聴の早期発見と介入が上げられるようになってきました。
 加齢に伴う難聴は、65歳以上では半数超が当てはまると言われています。本市では、本年7月現在の65歳以上の人口が2万2,950人ですので、1万1,475人ぐらいの人が聞こえにくくなっているとも言えます。しかし、加齢性難聴は本人や周囲が気がつかないうちに進行してしまうことが多く、適切な支援や受診につながりにくいとも聞くところです。
 そこで、ヒアリングフレイルへの取組を行ってはと考えます。ヒアリングフレイルとは、2018年に東京大学名誉教授、秋山弘子先生の協力の下、超脳科学総合研究所、中石真一路所長により示された新しい概念で、加齢に伴う聴覚機能の低下によりコミュニケーションの困難さや日常生活の質の低下が見られるフレイルの一つとされています。
 ヒアリングフレイルが疑われる状態、症状としては以下のようなものがあります。
 資料2をご覧ください。
 1、話しかけても以前より反応しなくなった。2、外出することがおっくうになった。3、部屋に引き籠もることが多くなった。4、以前より怒りっぽくなった。5、大好きだったテレビを急に見なくなった。6、以前に比べ会話が難しくなった。
 資料を閉じてください。
 加齢に伴う聞こえの低下による社会参加の減少や会話がかみ合わないなどの症状は、周囲から見ると心身のフレイルや認知機能の低下の問題と間違えられやすく、適切な対応がなされないまま心身機能の低下につながり、要介護状態へと進行することもあります。中石所長の提唱により、ヒアリングフレイル予防は全国の自治体でも注目されるようになってきました。
 そこで2点目に、ヒアリングフレイルの認識と本市における加齢性難聴の早期発見について、どのような取組がなされているのかをお伺いします。
 小項目3、高齢者補聴器購入費助成事業について。
 奈良県立医科大学の細井裕司学長が4月に公明党の奈良県本部での講演の際、現在日本では1,400万人の難聴者のうち200万人しか補聴器を使っていないと言われていたと聞きました。これは高齢者だから耳が遠くなるのは仕方がないとの諦めや耳鼻科受診ができていないからではないかと言われています。
 我が国の難聴者の補聴器装用率は約15%であり、欧米諸国の約50%と比較すると非常に低くなっております。補聴器の装用は、正しく使用することにより難聴をさらに悪化させない効果があると言われています。
 その中で、本市では、中程度の難聴のある65歳以上の高齢者を対象に、補聴器購入費用の助成を始めてくださいました。私も5月号の広報、お知らせ伝言板に掲載されたとき、地域の集まりや市民さんとの懇談の際、5月号の広報とホームページから事業の概要を印刷し、このお知らせをさせていただきました。
 説明の際、まず「先に購入しては駄目ですよ」から始まります。申請までの流れは、耳鼻科で受診を行い、オージオグラム検査結果をもらい、医師に意見書を作成してもらう。それを持って販売店で補聴器の選定をし、見積りをもらう。そして、8月1日以降、申請書、医師の意見書、検査結果、見積書を持って、ひまわり館で申請ができます。その後、市が助成の可否の審査を行い、助成の決定通知書が届くと補聴器の購入ができます。助成金の支払いは、請求書、領収書のコピー、振込先口座の通帳のコピーを提出すると、市から口座に支払いがされます。この一連の流れ、特に申請までの説明を丁寧に伝えるようにしました。補聴器購入に悩んでおられた方への大きな助けになり、喜ばれていることと思います。
 申請から、一月がたちました。そこで、現在の申請状況と問合せや現状からの課題をお伺いします。
 小項目4、軟骨伝導イヤホンとコミューンの設置について。
 一般的に補聴器と呼ばれているものは、収集した音を増幅して外耳道に送る気道補聴器で、様々な原因で外耳道が閉鎖している方には骨導聴力を活用する骨導補聴器が用いられてきました。
 近年、これらの2種類の補聴器に加えて、奈良県立医科大学、細井裕司学長により発見された、耳の軟骨を振動させて音を伝える軟骨伝導の新しい技術を用いたイヤホンが開発されています。軟骨電動イヤホンは、外耳道を取り巻く軟骨組織に振動を与え、耳の中に音を増幅させ、音声をクリアに伝える仕組みで、耳穴を塞がないので、周囲の音もよく聞こえ、より自然な聞こえ方になり、さらに従来からある骨伝導に比べると装着時の痛みが少ないなど、メリットがあります。
 これが軟骨伝導イヤホンです。
 ボックス形状をしてるのが集音器になります。これは個人用ですけれども、窓口などで設置するときには、このコードが1.8メートル長くなりますので、話をしてくださる方の声がきちっと聞き取れるという形のものです。
 県内におきましては、東近江市が6月に、また栗東市は7月に福祉課などの窓口に設置をされました。
 また、東京都豊島区では、聞こえ支援のため、コミューンを導入し、窓口に設置しております。
 資料3を開けてください。
 コミューンは、話す側から聞こえの支援ができる全く新しい形の対話支援機です。マイクが拾った話者の声をスピーカーがクリアにし、難聴者の方に届けます。聞こえに悩む人が自ら工夫するのではなく、話す側から聞こえの改善に歩み寄るという逆転の発想から生まれた対話支援機で、実際に活用し、窓口のやり取りで高齢者の方とのコミュニケーションがスムーズに進むようになったと伺いました。
 資料3を閉じてください。
 そこで4点目に、合理的配慮の一環として、老眼鏡が様々な窓口に設置してあるように、取り扱いしやすく清潔を保てる軟骨伝導イヤホンやコミューンを窓口に導入してはいかがでしょうか。
 小項目5、ヒアリングフレイルチェックについて。
 繰り返しになりますが、加齢により耳の虚弱、聞き取る機能の衰え、ヒアリングフレイルを放置すると、心身の活力の衰えが進み、認知症や鬱になるリスクが高まる心配があります。
 資料4を見てください。
 小さくて少し見づらいですけれども、公明党、山本香苗参議院議員は4月18日の厚生労働委員会において、聴力検査については、新生児聴力検査、学校での聴力検査、職域での聴力検査はありますが、定年後など高齢期には聴力検査の機会がない状況を示し、資料を閉じてください。
 難聴は個人の生活や健康に大きな影響を及ぼすものであり、医療費の拡大や経済損失まで関連するため、高齢者の聴力低下を早期に発見し、受診など適切な支援につなげる取組を全ての自治体で実施できるように、ぜひ新たな事業の創出をご検討いただきたいと訴えております。
 東京都豊島区では、コロナ禍、感染防止のためのパーティションを窓口に設置したところ、聞こえづらいと訴える高齢者が相次ぎ、難聴の早期発見の重要性を認識されたそうです。そこで、令和3年度から5年度に区内在住・在勤の65歳以上の高齢者300人を対象に、みんなの聴脳力チェックアプリを活用したヒアリングフレイルチェックを無料で行い、豊島区医師会と連携し、アプリの結果で誤音聴取率60%未満の方には耳鼻咽喉科を案内しています。
 みんなの聴脳力チェックアプリとは、資料5を見てください。
 一般的なピー、プーという純音を使った聴力検査とは違い、スピーカーから流れる、あ、た、がなどの日本語の20文字の単音を当てるクイズ形式で、母音と子音の聞き取り状態を分けて表示し、言葉の聞き間違いが分かります。実施時間も5分程度で、素早くチェックが可能なアプリです。
 資料を閉じてください。
 チェックを受けた300人のうち、誤音聴取率60%未満は30%、3人に1人との結果が出ています。誤音聴取率60%未満とは、日頃から対話においても聞き返すことが増え、話しても大きな声でのコミュニケーションが必要となるレベルで、要注意と判断し、耳鼻科での精密検査を勧めるレベルです。
 加齢による難聴は、本人が聞こえているつもりでも、実際には完全に聞こえていない人が多いそうです。早期発見こそがまずは大切だと考えます。
 大阪府豊中市でも令和4年度、ヒアリングフレイル対策を事業化し、取り組んでおられます。市のホームページに「ヒアリングフレイル(聴覚機能の衰え)を予防しよう」とのページがあり、ヒアリングフレイルに対する知識の啓発や難聴の説明、ヒアリングフレイルの予防について詳しく説明をされています。また、市民向けのチラシや、動画、講演会などによる啓発と、みんなの聴脳力チェックアプリを活用したヒアリングフレイルチェックを行い、QOLの向上、認知症予防へとつなげています。
 5点目に、本市においてもヒアリングフレイルチェックの取組のお考えはありますでしょうか。
 以上を初問といたします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
 川端福祉保険部理事。
             〔福祉保険部理事 川端あゆみ君 登壇〕
◎福祉保険部理事(川端あゆみ君) 皆様おはようございます。
 それでは、中塚議員の本市におけるヒアリングフレイル予防についてのご質問にお答えします。
 まず、1点目のフレイル予防についてのご質問にお答えします。
 フレイルを予防、改善するためには、運動、食事、社会参加の3つの要素が重要となります。食事については、栄養面だけではなく、口腔機能も含めた要素となっております。
 本市におけるフレイル予防の取組としては、市民の方の主体的な活動として、いきいき百歳体操の普及を進めております。このいきいき百歳体操は、身体機能の維持向上を目的に、おもりを使った体操を毎週1回以上、地域の身近なところで集まって取り組んでいただいているものになっております。毎週1回以上の定期的な運動だけではなく、加えて、毎週地域の方が集まるところに出かけ、交流を図れるきっかけとなり、フレイル予防の要素である運動と社会参加を満たした取組となっております。
 また、いきいき百歳体操だけではなく、併せてかみかみ百歳体操にも取り組んでいただいております。このかみかみ百歳体操はオーラルフレイル予防を目的としたものになります。
 そのほかの取組として、高齢者の保健事業と介護予防等の一体的な実施事業において、栄養士や歯科衛生士、薬剤師がフレイル予防に関する普及啓発を目的に、いきいき百歳体操の場に出向き、出前講座を実施しております。また、高齢者の健康調査や後期高齢者健診受診者の中で、フレイルに関する抽出基準に該当した方を対象に、栄養士や歯科衛生士が訪問や電話などにより個別にアプローチを行い、フレイル予防に関する取組を展開しております。フレイル予防の取組につきましては、引き続き実施していきたいと考えております。
 次に、2点目のヒアリングフレイルについてのご質問にお答えします。
 聴力の低下はコミュニケーション能力に影響があることが指摘されており、ひいては高齢者の社会参加にも関わることと認識しております。
 本市では、今年度から高齢者補聴器購入助成事業を開始いたしました。適正な補聴器使用により、高齢者の円滑なコミュニケーションが確保され、地域活動など社会参加の促進に期待をしているところでございます。
 次に、3点目の高齢者補聴器購入費助成事業についてのご質問にお答えします。
 当該事業は、高齢者の生活支援及び社会参加の促進を図るため、聴力の低下により日常生活に支障がある高齢者に対し、補聴器の購入に要する費用を助成することを目的として、本年8月1日より開始しており、申請件数につきましては8月末時点で18件となっております。
 市民の方からの問合せにつきましては、申請方法や対象となる聞こえの範囲、自身が対象となるのかなどについてお尋ねいただいております。
 現状からの課題といたしましては、事業を開始してまだ間もないことから、補聴器の装用を検討されている方に本事業をご活用いただけるよう、引き続き周知啓発が必要であると考えております。
 4点目の軟骨伝導イヤホンとコミューンの設置についてのご質問にお答えします。
 耳が遠く、会話が聞き取りにくい様子の方が窓口に来所された際には、分かりやすい言葉でゆっくりと話しかける、また筆談をするなどの工夫をし、窓口に来所された方の表情や反応をうかがいながらの対応を実施しております。
 ご質問いただいた軟骨伝導イヤホンやコミューンについては、利用することで聞こえづらさが緩和されるものであり、自治体だけではなく金融機関などの窓口でも導入されていることを把握しております。
 県内で窓口に軟骨伝導イヤホンを導入している他市に活用状況など確認させていただきましたが、窓口には当事者の方だけではなくご家族が来所されることが多く、現在のところ利用実績はないということでした。
 本市におきましては、必要であれば使用できるよう、補聴支援器具である簡易的ヒアリングループシステム、ループヒア102を設置しております。
 軟骨伝導イヤホンやコミューンの設置につきましては、他市の取組や利用状況などを踏まえた上で検討したいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 最後に、5点目のヒアリングフレイルチェックについてのご質問にお答えします。
 聴力低下はコミュニケーション能力に影響を与えることが指摘されており、難聴を適時に発見し、補聴器の装用など、治療が推奨されているところでございます。
 議員がご紹介されたアプリにつきましては、チェック後に聞こえの状態やヒアリングフレイル予防に関するアドバイスが必要になることから、本市で取り組む考えは持っておりません。
 高齢者ご自身の聞こえに関して不安や気になることがあれば、耳鼻咽喉科を受診いただき、早期発見、早期治療につなげていただきたいと考えますので、ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 質問ございますか。
 中塚議員。
◆5番(中塚理恵君) ありがとうございます。
 最初に、再問で1つ目に、フレイル予防については、運動、食事、社会参加の3つの要素を踏まえ、丁寧に取り組んでくださっていることが理解できました。そこで、いきいき百歳体操は市内何か所で実施され、1回の平均的な参加人数と参加啓発の取組についてお伺いします。
 私の地元の新中小森自治会では、1回に10人から15人の方の参加と聞いております。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 川端福祉保険部理事。
             〔福祉保険部理事 川端あゆみ君 登壇〕
◎福祉保険部理事(川端あゆみ君) 中塚議員の再問にお答えします。
 令和6年8月末現在のいきいき百歳体操実施箇所数は118か所となります。
 参加人数につきましては、グループによって差があるんですけれども、令和6年度初めに把握してるデータによりますと、1回平均14.9人の方が参加されております。
 参加に向けた啓発につきましては、いきいき百歳体操支援者から回覧板を回すなど、参加に向けた啓発をされているグループもございます。
 また、いきいき百歳体操の場に薬剤師や管理栄養士、歯科衛生士を派遣いたしまして、フレイル予防に関する出前講座の実施や、いきいき百歳体操を応援するボランティアを派遣しておりまして、このことをきっかけに、いきいき百歳体操支援者から地域の方に対し、いきいき百歳体操の場に参加してもらえるよう呼びかけを実施されているというところになります。
○議長(辻正隆君) 中塚議員。
◆5番(中塚理恵君) ありがとうございます。
 いきいき百歳体操は、市と地域が一体となって取り組むフレイル予防の場です。参加者からの周りへの呼びかけも大事ですし、また一人でも新たな参加者が増えるよう、これからも工夫を凝らし、取り組んでいただけるようお願いいたします。
 続いて、小項目2のご回答の確認になりますが、加齢性難聴の早期発見についての取組が高齢者補聴器購入費助成事業ということになるのでしょうか。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 川端福祉保険部理事。
◎福祉保険部理事(川端あゆみ君) 再問にお答えいたします。
 現時点での本市の取組といたしましては、高齢者補聴器購入費助成事業がご自身の聞こえに対して意識していただくきっかけの一つと考えております。
○議長(辻正隆君) 中塚議員。
◆5番(中塚理恵君) 続いて、その助成事業ですが、課題として、引き続き周知啓発とありましたが、5月号の広報での案内以降、何か周知啓発をされてきましたか。また、今後の取組として、例えば9月16日の敬老の日に合わせ、LINEでの発信やいきいき百歳体操の会場で啓発を行うなど、具体的な考えがあればお教えください。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
 川端福祉保険部理事。
◎福祉保険部理事(川端あゆみ君) 再問にお答えいたします。
 広報5月号でのご案内以降の啓発といたしましては、周知としてホームページに周知をしている状況でございますが、いきいき百歳体操の場や老人クラブなどを通しまして、今後も啓発を進めていきたいと考えております。
○議長(辻正隆君) 中塚議員。
◆5番(中塚理恵君) 加齢性難聴の早期発見のためというのでしたら、もっと周知啓発が必要だと考えます。まだまだ認知されていませんので、よろしくお願いいたします。
 次に、本市においてループヒア102を設置されているとのことですが、その利用状況をお教えください。
○議長(辻正隆君) 川端福祉保険部理事。
◎福祉保険部理事(川端あゆみ君) 再問にお答えいたします。
 利用状況といたしましては、現在障がい福祉課において月2回程度、介護保険課におきましては月1回程度使用されてるというような状況でございます。
○議長(辻正隆君) 中塚議員。
◆5番(中塚理恵君) ありがとうございます。
 今後のスムーズな窓口対応のためにも、老眼鏡のように気軽に利用のできる軟骨伝導イヤホンと、また聞き手の側が何も操作の必要のないコミューンの設置の検討もどうぞよろしくお願いいたします。
 次に、アプリを使ってのヒアリングフレイルチェックの考えはないとのことですが、加齢性難聴の早期発見の観点からも、先ほどの資料のとおり、定年後の高齢期には聴力検査の機会がないということを踏まえ、検査の必要性はどのようにお考えでしょうか。
○議長(辻正隆君) 川端福祉保険部理事。
◎福祉保険部理事(川端あゆみ君) 再問にお答えいたします。
 聞こえ方につきましては、急速に衰えるというものではなく、年齢とともに徐々に衰えていくということから、ご自身で認識するのは難しいと言われております。ヒアリングフレイルに関しまして興味を持っていただくことはとても大切なことと認識をしておりますが、どんなチェック方法を活用したとしても、それで自己判断することなく、耳鼻咽喉科を受診いただくことを推進していく必要があるというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 中塚議員。
◆5番(中塚理恵君) それでは、誰がどのタイミングで耳鼻咽喉科の受診を推進していくのでしょうか。自ら受診をされないのであれば、自己判断ではなく、自身の聞こえの状態を専門家によって身近なところで気軽にチェックができ、結果が数値で表れることによって耳鼻咽喉科の受診につながると考えます。そのことから、みんなの聴脳力チェックアプリを活用したヒアリングフレイルチェックは有効と考えます。
 しかし、このアプリを活用するためには、事前にヒアリングフレイルサポーター講座とチェック後のアドバイスを行うためのアプリマイスター講座の受講が必要です。例えば認知症サポーター、健康推進員の方にこれらの講座を受けていただき、ヒアリングフレイルの知識を深め、その上で、いきいき百歳体操など高齢者の集まりの場でチェックができないかと考えます。
 また、9月3日の公明新聞に、加齢性難聴の早期発見に向け、名古屋市はこのほど、聞こえの状態などの相談に無料で応じるヒアリングフレイルチェックを、愛知県言語聴覚士会に所属する言語聴覚士6人が協力し、市内の商業施設で初めて実施をした。初めにセルフチェックの用紙を記入し、会話をしているときに聞き返すことがよくある、集会や会議など数人での会話がうまく聞き取れないなどの9項目で聞こえの状態を確かめ、一つでも当てはまる人には受診を勧めるというものです。当日は、ブースを設けた4時間に71人がセルフチェックを実施し、60人程度が受診用のチラシを持ち帰ったとありました。
 滋賀県下には言語聴覚士が100人、そのうち東近江圏域には16人いらっしゃいますので、力をお借りできないかと考えます。
 また、別の取組として、フレイル予防についての初問の回答でいただいた高齢者の健康調査や後期高齢者健診の中に聴覚検査を導入できないかと考えます。
 そこで最後に、高齢者補聴器購入費助成事業が加齢性難聴の早期発見につながったと言えるためにも、自己判断ではない専門家によるチェック、検査の機会を設け、その結果で耳鼻咽喉科の受診を勧めることが適切であり、検査は必要と考えますが、見解をお伺いいたします。
○議長(辻正隆君) 回答求めます。
 川端福祉保険部理事。
◎福祉保険部理事(川端あゆみ君) 再問にお答えいたします。
 イベントなどの開催をするときに、アンケートやチェックリストなどを用いまして啓発をしていくということは、ご自身の聞こえ方に関心を持っていただくというような一つの機会となるのではないかと考えますので、検討していきたいと考えます。検査自体につきましては、やはり耳鼻咽喉科の受診をしていただいてということで、ご理解をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 中塚議員。
◆5番(中塚理恵君) オーラルフレイル予防が広く定着されたように、必ずヒアリングフレイル予防も重要になると考えます。本市においても、ヒアリングフレイル予防へのさらなる取組を行っていただきたいことを要望としまして、この質問を終わらせていただきます。
 続いて、大項目2、子どもたちが遊び学べる室内施設について。
 夏休み、子どもたちはどこで遊んでいたのでしょうか。外で遊んでおいで、そんなふうに我が子に声をかけたお母さんが果たしてこの夏休みにいたでしょうか。公園の遊具は、触るとやけどをしてしまうほど高温に、毎日天気予報は猛暑日、猛暑日、最高気温は体温並み、熱中症に気をつけましょう、外出は控えましょう、家の中はエアコンをつけて涼しく過ごしましょうと、外での活動を制限するアナウンスを毎日聞いていたように思います。
 8月25日、公園の利用状況と、7月に設置をしていただいたミストシャワーを見に、運動公園、安土文芸の郷公園、健康ふれあい公園に行ってきました。私は児童遊戯場にもミストシャワーを設置していただけると思っていましたが、そうではなく、運動公園と安土文芸の郷公園は体育館の前や館内に設置されていました。
 ふれあい公園ではスケートパークの前に設置されており、子どもたちが前に立って、気持ちよさそうにミストを浴びていました。
 また、プール棟入り口左手のスペースに冷却用の製氷器も設置されており、いずれにしても、熱中症対策に大変喜ばれていました。
 さて、公園の様子は、運動公園は14時過ぎに曇っていましたが、誰も遊んでおらず、職員の方から、夕方からは何人か来られていると聞きました。また、こちらにはミストシャワーが設置されていました。
 文芸の郷公園は、3組ほどの親子が僅かな時間、遊具で遊んでいかれました。
 健康ふれあい公園は、お父さんと幼児が1組おられました。
 やはり、外で遊ぶには、気温が30℃以下にならないと厳しいのかなと思います。
 そこで、子どもたちが熱中症の心配もなく、雨も気にせず、元気に走り回り、体を使って遊べるところ、室内で遊具のある広い遊戯場は市内にはどういったところがあるのでしょうか。
 ある小学生と幼稚園の子どもさんを持つお母さんから、こまきこども未来館を例に挙げて、近江八幡にもこのような施設を造ってほしいと、率直な要望を伺いました。
 また、お孫さんをよく預かっているというご婦人からは、孫を連れていって見ておける室内の施設があればいいですねとの相談もいただきました。
 こまきこども未来館は、小牧市の子育て支援の中核施設として、子どもたちの好奇心や探究心を刺激する様々な遊びや体験を通して豊かな学びを見つけることができる中央児童館です。館内では、アスレチックやボルダリングなどの遊具のほか、ドローン体験やデジタル遊びなど、学校や家庭ではなかなか体験できない遊びや体験が充実しており、未就学のお子さんを対象としたフロアもあり、親子で安心して遊ぶことができます。また、2階から4階の吹き抜けには、国内最大級の大型ネット遊具、シンボルツリーを設置され、登ったり跳ねたり滑ったり、とても遊びがいがある施設です。利用料は、市内在住者は無料で、市外の方も平日は無料と、大変好評です。
 要望をくださった方も、例えば栗東市や草津市にある民間の子ども向け室内大型遊戯施設や、市内にも商業施設内に小学6年生までが保護者同伴で利用のできる遊戯場がありますが、やはり民間の施設は利用料が高くて気軽には行けないので、少しでも安価なところを探し、この夏休みには草津市のロクハ公園プールや福井県のキッズパークつるがへ行き、家族で楽しんで過ごすことができたと話しておられました。
 そこで、1点目に、本市では室内で子どもたちが遊べる施設として、子どもセンターや子育て支援センターなどがありますが、この夏休み期間の利用状況を伺います。
 2点目に、他市町の事例を参考に、今後本市において、子どもが家族と共に遊びや体験を通して学ぶことができる大型施設を造ることへのお考えはお持ちでしょうか。
 以上を初問といたします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
             〔子ども健康部長 中川菜穂子君 登壇〕
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 中塚議員の子どもたちが遊び学べる室内施設についてのご質問にお答えいたします。
 まず、1点目の子どもセンターなどの夏休み期間中の利用状況についてですが、令和6年7月、8月の市内3か所の子どもセンターにおける子どもの利用者数は1,491名、市内2か所の子育て支援センターにおいては1,512名の利用がございました。
 2点目の本市において大型施設を造ることへの考えがあるのかのご質問についてですが、沖議員の質問の回答にもございましたように、子どもの心身の健やかな成長や自立性を促すための遊びや学習ができる場、子育て中の人は子どもを自由に遊ばせ、悩みを話したりくつろげる場となるような魅力的な取組が展開できる場として、既存施設の活用とともに、室内遊具施設の整備等を関係課と協議検討しておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻正隆君) 回答漏れはございませんか。
 中塚議員。
◆5番(中塚理恵君) ありがとうございます。
 子どもセンターの利用者が1,491人のうち、小学生の利用が355人と伺いました。市内に3施設ですので、単純計算で、休館日を除き、1日平均2.6人の利用だと思われます。また、時間的にも制限があるので利用しづらいと考えます。
 私は、子どもたちが気象状況にとらわれず、室内で心身を使い、元気に過ごせる遊戯場との観点で質問をさせていただきました。6日の沖議員への回答からも、本市が取り組まれようとされていることを理解できました。ぜひ子どもたちの意見を取り入れて、魅力ある施設の整備へと進めていっていただきたいことを要望といたします。
 以上で私の個人質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(辻正隆君) 以上で中塚理恵議員の個人質問を終わります。
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