近江八幡市議会
会議録検索サイトへ
文字サイズの変更
標準
大
録画中継
トップ
/
議員名でさがす
/
岡田 彦士 議員
令和6年第3回(9月)近江八幡市議会定例会 9月10日(火) 一般質問
本会議でさがす
議員名でさがす
操作方法について
1倍速
1.2倍速
1.5倍速
2倍速
内容
会議録
令和6年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月10日(火) 一般質問
岡田 彦士 議員
1 北陸新幹線「米原ルート」について
2 安土山・安土城跡に係る周辺整備について
3 ふるさと納税について
◆19番(岡田彦士君) この9月議会の最後の質問者となりました。19番、創政会の岡田彦士でございます。
ただいま議長の発言の許可をいただきましたので、通告書に従い、分割にて市長及び関係部局の皆さんに質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
先ほど小西議員から、忠霊、いわゆる慰霊塔のお話があったんですけども、国の戦争によって戦没された方というお話が出ましたが、私も実はこの5月31日から6月にかけまして、令和6年度の沖縄「近江の塔」戦没者追悼式典及び戦跡慰霊巡拝に行ってまいりました。
令和4年が沖縄本土復帰50年、早いもので今年は終戦から79年、来年は80年の節目を迎えます。
一度、沖縄の平和祈念公園内にある摩文仁の丘の近江の塔にお参りし、沖縄での慰霊の実態を少しでも見たいという思いで参加をさせていただきました。
皆さんもご存じのように、沖縄はさきの大戦に巻き込まれ、じゅうりんを余儀なくされ、滋賀県からも戦没者として1,697の柱がここに祭られています。
今回、これを支え、参加された皆さんの真剣なまなざし、そして行動を見た光景は、一点の曇りもなく、沖縄及び他の戦場に散った英霊、父に対しての呼びかけの言葉であったり、全体の戦没者追悼の言葉でありました。
沖縄の抱える問題は多岐にわたり、現地に行って見て学ばないと分からない。鉄の暴風という言葉に代表されるように、いかにも、そして惨劇を極める戦場であったか。鉄の暴風とは、この沖縄戦で約3か月にわたって米軍の激しい空襲や艦砲射撃を受けたこと、無差別に多量の砲弾が撃ち込まれるさまを暴風に例えたもので、今なお沖縄のどこかで不発弾が眠っているということであります。
顧みれば、沖縄自身を守らなければならないという命令や使命感、そしていや応なしに従わなければならない現実が沖縄の人々を巻き添えにし、捨て石になったという事実があります。涙が出てしまう悲壮感もあり、感無量の慰霊巡拝でありました。
改めて戦争の犠牲になられました英霊に対し深く哀悼の誠をささげますとともに、今なお続く世界の戦争に対し、いち早い終結を、そして世界の恒久平和を願うところであります。
沖縄の大空は全てを見ていた。今なお見ている。この言葉をかみしめ、質問へと入らせていただきます。
今回の質問は、大項目として北陸新幹線米原ルートについて、安土山・安土城址に係る周辺整備について、ふるさと納税について質問をします。当局には簡潔明快な回答をお願いします。
まず、北陸新幹線米原ルートでございますが、経過として、北陸新幹線は国が、1973年と申しますと昭和48年、計画を決めた整備新幹線の一つです。半世紀を経た今日、ようやく今年の3月に金沢-敦賀間が延伸開業いたしました。
平成29年3月15日には与党整備新幹線建設増進プロジェクトチームが、北陸新幹線敦賀-大阪間ルートは敦賀駅、小浜市東小浜付近、京都駅、京田辺市松井山手付近、新大阪駅を結ぶルートと決定をしています。
ところが、この7月、8月の新聞の論調では、毎日のように小浜ルート、米原ルートが話題になり、報道されています。
少し前になりますが、石川県小松市議会では、小浜案が膠着状態になる中、令和5年12月に敦賀以西の延伸の見通しは全く不透明、着工条件はむしろ悪化、令和12年に大阪まで全線開業できると信じている人は一人もいないとし、巨額な工事や湧き水対応の問題等もあるとして、その上で、京都の理解を得るにはまだまだ時間がかかる、極めて至難の業として、北陸新幹線米原ルートへの再考を求める決議が可決されています。
その後も加賀市長や金沢同友会も同調し、石川県議会でも米原ルートの検討を求める決議をされ、採択では自民党あるいは公明党議員さんも賛成されたと聞き及んでおります。
ある県内の市長は6月15日に、米原支持は明言できないとしながらも、小浜に反対とも言えないと、言葉を選ばれまして、小浜ルートに決まる前は米原ルートを推してきた。工期は小浜より5年短い10年で、公費は3分の1以下の5,900億円とされると。また、同市長は、小浜ルートは古都京都の環境や酒文化などが台なしになりかねない。ルート決定以降は市長として引き下がったが、首はかしげている。そして、必要があれば自然と米原ルートになるだろう。その可能性はあると述べられておられます。
8月12日には北陸新幹線の延伸について、「前提が崩れた京都縦断、見直せ」という記事が躍りました。その中の記事から、国土交通省は延伸事業の新試算と、京都の新駅や路線図を与党の整備委員会に示され、既存事業費は8年前の当初の試算から2倍以上も膨張して3.1兆円、最大では5兆3,000億円に、工期も15年から最長28年に延びたとのことであります。
リニア中央新幹線の品川-大阪全線開業との兼ね合いも考慮する必要があるのではないかと言われております。
また、8月22日、京都市長が北陸新幹線延伸に強い懸念と慎重姿勢ということで、トンネルを掘ることが一番価値がある投資なのか。20年後、25年後の市民に納得してもらうために、投資先を違えてはいけないと、慎重な姿勢を示されたと報道されています。
そこで、お尋ねしますが、先ほど申しましたように、本市ではかつて、いわゆる中間駅、ちょうどそのときは篠原付近だと思うんですが、あるいは避難駅として東海道新幹線新駅のお話がこの俎上に上がったというふうに私は記憶しておるわけでございます。
当局には、北陸新幹線米原ルートについてどのような見解を持っておられるのか、伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 岡田議員ご質問の北陸新幹線米原ルートについてお答え申し上げたいと思います。
北陸新幹線の敦賀以西につきましては現在、議員もご指摘いただいておりますように、小浜-京都ルートで決定されているところでございますけど、昨今、米原ルート再考に関する報道も盛んにされているところではございます。
北陸新幹線のルートに関しましては、いまだに様々な議論がなされているところでもあり、実際にルートを通る自治体の方針、経済効果、環境影響、技術的な制約等もいろいろ言われているところでございます。
私としましては、まずは計画沿線の自治体のお考えを尊重してまいりたいと考えております。
また、国挙げてのプロジェクトであり、今後ルートについて再検討しなければならないような時期がございましたら、また滋賀県等を通じて公式に意見を求められるような機会がありましたら、メリット、デメリットを考慮し、本市としても意見を述べさせていただきたいと考えております。
○議長(辻正隆君) 質問はございますか。
岡田議員。
◆19番(岡田彦士君) 市長、ありがとうございました。
米原ルートというのは、当初関西広域連合や滋賀県が求めたいきさつがありました。私は、どうして小浜、京都になったんだろうかなと。もっと強く推し進めてもよかったんじゃないかなという思いがあります。
今日では、先ほど申されましたように、国の方針に従い、小浜ルートで一致された、こういうことでございます。しかし、本市から見ると、当地域から、先ほど申しましたように、新幹線新駅の可能性があったことから、米原ルートをなぜ読み込めなかったのか。何の対案もなく小浜ルートになったのか。あるいは中京圏と北陸圏をつなぐ米原の重要性についてどう考えられたのか。石川との連携、特に観光地の連携はどうだったのか。ほか、全国の遅れている路線のことについても考えられたのか等、あまりに多い報道があったことから、疑問に思い、この質問をさせていただきました。
結びとして、今回当局の回答は了といたします。今後の推移の中でどう変わっていくか分かりませんので、近江八幡市は近江八幡市の中で、やはり新幹線新駅は私は必要やと思ってこんな質問をさせていただきました。
次の質問に移りたいと思います。
次は、安土山・安土城址に係る周辺整備についてですが、まさしく諸問題をたくさん質問しますので、よろしくお願いします。
まずは、安土城の姿の解明を目指す令和の大調査が2年目となり、調査が進んでいるようであります。令和6年8月2日、県は安土城址の令和の大調査は20年計画とのことで、最初4年間、天主が倒れたと見られる天主台の北、東側周辺を調べるとしています。
また、安土城址の令和の大調査の20年計画、いわゆる特別史跡安土城址整備基本計画を示されていて、その目的は、特別史跡安土城址の価値を将来に向けて保存、継承していくため、安土城址の実態解明に向けた調査研究、史跡としての特性や立地環境を踏まえた環境の整備を進めますとしていることから、その計画の概要についてちょっとご教示をお願いしたいと思います。また、現在までどのようなことが調査をされた結果分かったのかもご教示願いたいと思います。これが1つ目です。
2つ目、次に、県が示されている特別史跡安土城址整備基本計画に呼応して本市でも、前回の6月議会でも申されていますように、近江八幡市安土城下町地区都市再生整備計画をはじめとするこれまでの取組の成果を生かしながらの展開として、安土城址周辺整備の計画立案の策定について、関係機関等を含め庁内会議を行ってまいりたいと考えておりますとのことですが、その進捗をお聞きしたいと思います。
3つ目、次に、先ほど申しましたように、県の特別史跡安土城址整備計画の目的は、特別史跡安土城址の価値を将来に向けて保存継承していくため、安土城址の実態解明に向けた調査研究、史跡としての特性や立地環境を踏まえた環境整備を進めますとされています。しかしながら、同時に観光利用を目的とした安土城址の活用について、当局は安土城跡とその周辺の道路あるいは観光、にぎわいについてどうお考えなのか、お聞かせ願いたいと思います。
安土城址の保存継承は当然でありますが、観光を視点とした観光資源を生かしたまちづくりの一環として、安土城の大手口から県道2号、現在あります県道2号へ行って、そして伝外堀に架かる橋を渡って県道2号線バイパスに直結する公道を造ると。かつてあったとされる歴史の駅、道の駅構想を具現化する。このことは来訪者の便宜を図る上で必要であって、滋賀県による県道2号線安土バイパス道路が準備段階に入っていることから、今議論をしなければならないことではないでしょうか。安土城の保存、継承して、なおかつ観光資源を活用する、この両立があってこそ初めて安土城址を生かせるのではないかと思っています。当局のご所見を伺いたいと思います。
次に、県が示されている特別史跡安土城址整備基本計画には、藤兵衛の浜の整備は示されていないようです。しかし、藤兵衛の浜自体が特別史跡に指定されている事実から、民地の石垣の下に眠るとされる信長時代の舟入れ港の遺構調査をすることは大変重要なことです。令和の大調査の項目に追加指定していただく必要があるのではないかと思っています。いかがお考えか、よろしくお願いします。
次に、藤兵衛の浜の関連として、しゅんせつも終わりましたし、ありがとうございました。この特別史跡地から、先ほど申したとおり、信長時代の舟入れ港だからとして特別史跡地に指定されているにもかかわらず、看板の説明はないので、設置をお願いしたところ、多くの看板の見直しをしているので、いましばらく待っていただきたい、こういうことでございます。いつになったら看板を設置していただけるのか。2026年には安土築城450年、間に合うのか心配をしています。特別史跡地にふさわしい看板がなければ、何の浜なのか分からず、文化財保護行政の観点から言うと、あまりに仕事が遅過ぎるのではないかと私は思っています。回答をお願いします。
次に、安土町総合支所近くの竜石山の安土城址、矢印があるんですけども、看板について、当初新幹線を意識して作った看板だとは思われますが、雑木で覆われて見えにくい状態にあります。つい近年、臨時的に見えるように伐採してもらったのですが、また今回、以前と同様に雑木が生い茂り、見えにくい状態です。整備をしていただくなり、外していただくなり、対応をお願いしたいんですが、いかがお考えですか。
外すという考え方は、以前この看板が安土城址かと見間違える方のためと聞き及んでいます。回答をよろしくお願いします。
次に、現在当局では、JRから見える安土山に以前あった安土城址の看板の復活をこの9月議会の補正予算、文化財保存活用事業として408万円を計上されております。いつ頃着手していただけますか。来年、2025年に国スポ・障スポの会場があづちマリエートであることから、PRも兼ねて早く設置をしていただく必要があると思いますが、当局の回答をお願いします。
次に、安土山の麓、県道2号線沿いに、長年廃車と思われる車が放置されていて、見苦しい状態です。所有者が分かっているのですか。それとも分かってないのですか。
また、特別史跡内という、候補地内なんですが、ルールはないんですか。今後の対応について伺います。
次に、6月議会で安土町の特別史跡内にある伝内堀の整備についてお尋ねしたところ、いまだ所管が決まっていないとのことですが、いつ決められるんですか。伝内堀整備は市がされるのか、それとも県がされるのか、いつ頃協議が整うのか、伺います。
次に、安土駅南口の安土城郭資料館にある20分の1で再現された移動式復元模型が昨年から故障しており、開閉ができない状態にあるとのことで、この館の指定管理者である観光物産協会からも要望を聞き及んでいますが、遅々として進んでいません。いつになったら修理していただけるんですか。来年は、先ほど申しましたように、国スポ・障スポが行われ、会場もあづちマリエートであることから、多くの来場者があると考えられます。また、次の年、2026年には安土城築城450年行事が行われることから、早く直してほしいのですが、いつ頃着手していただけますか。安土の呼び物として、資料館の移動式復元模型は観光用として地元が大切にしてきたいきさつあります。答弁をよろしくお願いいたします。
以上、たくさんの質問でございますが、ひとつよろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 岡田議員お尋ねの安土山・安土城跡に係る周辺整備についてのうち、安土城跡及び周辺の道路、観光、にぎわいについてお答えを申し上げたいと思います。
いろいろご質問いただきましたけども、このご質問が一部根底といいますか、前提になる質問でございますので、私からお答えをさせていただきたいと存じます。
安土城跡の整備につきましては、国特別史跡として保存継承のみならず、同時に唯一無二の観光資源として、周辺地域の活性化につなげることが望まれるところでございます。
議員ご指摘いただいてますとおり、現在この安土城跡周辺では、滋賀県による県道2号安土バイパス道路整備が準備段階に入っております。このバイパス道路整備は、産業及び緊急道路としての役割はもちろんのこと、観光面においては特別史跡の活用として、城跡周辺のにぎわい創出につながるアクセス道路として整備されることが重要であると考えております。
まず、様々なもの進めながら、この2号線バイパスの一日も早い完工に向けて、全力で取り組んでまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
その他の質問につきましては担当部のからお答えさせていただきます。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
嵐総合政策部理事。
〔総合政策部理事 嵐 孝雄君 登壇〕
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 岡田議員お尋ねの安土山・安土城跡に係る周辺整備についてお答えいたします。
まず、滋賀県が令和5年3月に策定されました特別史跡安土城跡整備基本計画の概要ですが、特別史跡安土城跡と、これに関連する地域や施設を対象として、史跡の本質的価値を将来に向けて継承していくために、保存、管理と整備、活用を進めるに当たっての諸条件と課題の整理を行い、適切な保存活用事業の実施に向けた今後の計画を示すことを目的としています。
内容といたしましては、幻の城安土城の実態を解明するための発掘調査と、山腹道園路の整備などの環境整備事業を令和24年度まで進めるというものです。初年度となる令和5年度は、天主台周辺地区の環境整備に関わる資料を作成するため、天主台東面及び本丸取付台北側において発掘調査を実施されました。
現在までの発掘調査で分かったことといたしましては、天主、主郭部の建物跡や安土城焼失跡が残る礎石の存在を確認されているほか、天主焼失に関する瓦礫の出土遺物の少なさから、焼失後の火事場整理の可能性や、石垣の破損状態から、意図的に城が壊された可能性があるのではと言及されています。
次に、安土城跡周辺整備の計画立案の進捗についてお答えいたします。
令和6年7月5日に安土コミュニティセンター大ホールにおきまして、県道2号線安土バイパス整備促進協議会の全体会議が開催されましたことから、特別史跡安土城跡整備基本計画との調整を図るため、安土未来づくり課を中心に関係課で庁内会議を開催いたしております。今後、安土未来づくり課において、県の文化財担当や土木担当の意見を交え、詳細な部分について調整を図りつつ、計画を進めることとしております。
次に、藤兵衛浜の遺構調査、説明板の設置についてお答えいたします。
藤兵衛浜の水面部分は既に特別史跡となっておりますが、石垣部分は未指定となっているため、現在追加指定の準備を進めているところでございます。
藤兵衛浜は、特別史跡安土城跡整備基本計画において、南面、内堀、外堀地区の整備事業に位置づけられていますが、遺構調査を含むものではございません。
現在、安土城跡の整備については、県文化財保護課と毎月会議を開催し、情報共有を行っていますので、本件についてもその機会を通して遺構調査の要否を検討してまいります。
また、藤兵衛浜の説明板につきましては、今年度文化振興課で行います文化財説明板改修事業に合わせて設置する予定でございますので、ご理解をお願いいたします。
次に、安土町総合支所近くの竜石山の安土城跡矢印の看板についてお答えいたします。
令和5年の春に看板周囲の雑木を伐採し、薄れた文字及び矢印の補修を行いましたが、約1年半が経過し、樹木の繁茂で一部見えにくい状況となっております。今後は計画性を持って樹木の剪定と対応を進めてまいります。
なお、この看板で安土城跡の位置を誤解される方がおられることは認識しておりますので、看板の必要性や内容などにつきましても、今後検討してまいります。
次に、安土城跡の看板設置についてお答えいたします。
看板設置につきましては、特別史跡内ということもあり、現状変更許可が必要となっております。したがいまして、文化庁と調整を図りつつ、今年度内の設置に向けて速やかに進めてまいります。
次に、県道2号沿いの放置車両についてお答えいたします。
該当の車両は、令和2年から個人により現在の土地に放置されております。市といたしましても、特別史跡の景観に影響を与えているという観点から、これまで所有者、関係者に連絡を取り、早急に撤去するよう申し伝えておりますが、対応いただけていないのが現状です。
ただし、車両が放置されている場所は市の所有している土地ではないため、法令上それ以上の対応が難しいのが現状ですが、引き続き放置自動車の所有者に申し伝えてまいります。
次に、特別史跡安土城跡の内堀及びその周辺についてお答えいたします。
6月議会でもお答えさせていただきましたとおり、県が策定した特別史跡安土場跡整備基本計画の中で、特別史跡安土城跡の内堀、外堀地区としての復元の方針であることが示されていますが、県と市の役割分担を含め、協議することとしております。いずれの所管とするか、またいつから整備を行うかを含めた整備計画を策定するには、県が実施する発掘調査の進捗や、文化庁、県、内堀の所有者である摠見寺や地元との調整を行う必要があることから、引き続き協議してまいりたいと考えております。
次に、安土城郭資料館の20分の1で再現された移動式復元模型の故障の件についてお答えします。
安土城郭資料館につきましては、令和8年の築城450年事業に合わせて、館内の展示物やレイアウトなどの一部リニューアルを検討しておりますので、安土城の復原模型の修理についても、それに合わせて対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 回答漏れはございませんか。
質問はございませんか。
岡田議員。
◆19番(岡田彦士君) 丁寧な回答、ありがとうございました。
再問を二、三させていただきます。
安土城の価値と実像に迫る特別史跡安土城址の令和の大調査は、用意周到な20年計画を立てられていて、最初の4年間、天主が倒れたと見られる天主台の北、東側の周辺を調べるとしていますが、20年計画からして、それ以後の計画、5年目、令和9年度から16年目、令和20年の計画についてどのようになっていますか、お伺いします。よろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 再問にお答えさせていただきます。
20年計画についてでございますけども、特別史跡安土城跡整備基本計画につきましては、5年ごと4期に分け実施することとされております。第2期におきましては、天主台東面及び本丸取付台北側の整備工事、また主郭部南面の樹木整理、伝本丸跡の発掘調査を計画されております。
さらに、第3期につきましては、摠見寺跡、それから天主台北西面、南面の発掘調査、第4期になりますと、それらの整備工事という段階で計画をされているところでございます。
なお、安土城跡南面の石垣調査、それから八角平など、安土山北側の遺構調査につきましては、第2期から第4期にかけて長く行うものとされていると聞いております。
○議長(辻正隆君) 岡田議員。
◆19番(岡田彦士君) ありがとうございます。
子どもの頃は八角平によく遊びに行ったんですけども、もっと早くならんかなというのが実態なんですけど、そうやって着実にやっていただく、大変うれしく思います。
再問をもう一つさせていただきます。
この令和の調査前の段階で、特別史跡地の指定範囲の2割程度しかできてなかったと、こういう記述があったんですが、目標として、この20年間で指定範囲のどの程度、何割程度、調査を進める予定で、分かったら教えていただきたいと思います。
○議長(辻正隆君) 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 特別史跡としての発掘調査が2割程度しか進んでいないということなんですけれども、今後の予定につきまして県に確認したところ、発掘調査は対象範囲をその都度検討しながら行うので、現段階において具体的にお示しすることができないと、このように聞いておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(辻正隆君) 岡田議員。
◆19番(岡田彦士君) そうですか。今始めたばかりなので、答えが難しいということですね。難攻不落の安土城であったように聞いてますので、理解するということにします。
次の再問に移ります。
藤兵衛浜の民地のある石垣部分は特別史跡地の未指定となっているため、現在追加指定の準備をしていただいているとのことですが、浜のしゅんせつとともに、民家に危険が迫っていて、追加認定をしていただくよう再三求めていましたが、いまだ追加認定に至ってないのはどうしてですか。当初、1つに水面を含む浜自体が荒れている状態であり、改修整備をしなければならないこと、2つ目、浜近くの民家にある石垣が劣化により崩落の危険性があり、民家自体に危険が迫っていることで、改修しなければならないことは大きな課題でありました。また、それとともに、同時に並行して進めていただけるよう何度もお願いしたにもかかわらず、民間のこの石垣部分の特別史跡地への追加認定について遅くなっている理由をお聞かせください。あわせて、いつ頃、民地にある石垣部分を追加認定していただけるんですか、再度答弁お願いします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 特別史跡安土城跡の追加指定については、文化庁、それから滋賀県、地元との同意を得ながら進めておりますけれども、既に指定されている範囲の誤差を修正する作業、また新たに指定する石垣の範囲が複雑で整理が必要であることなど、幾つかの課題によって遅れているという状況にございます。誠に申し訳ございません。
現在、文化庁や県の指導を得ながら課題解決に向け努力しておるところでございまして、今年度末をめどに文化庁協議を完了し、申請行為に当たります指定等意見具申書を文化庁に提出できるよう調整したいというふうに考えております。その後、文化庁の審査を経て追加指定となりますので、指定の時期というのは令和7年度以降になる見込みというふうにご理解いただきたいと思います。
○議長(辻正隆君) 質問はございますか。
岡田議員。
◆19番(岡田彦士君) 嵐理事、大変ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。
3つ目ですが、県の話では、安土山は県の担当、安土城下町は市の担当と聞き及んでいます。特別史跡内にある伝内堀は調整中であるとのことですが、滋賀県が策定した特別史跡安土城址整備基本計画の中、伝内堀も伝外堀も復元の方針であるとしているにもかかわらず、遅々として、先ほど申しましたが、進まない。
以前、平成の調査があったとき、これは元年から20年と思うんですが、旧の安土町と県が話し合って決めているんではないんですかと。私の記憶では、平成の大改修が行われた際、俎上にのったが、時間切れとなったとか、あるいは予算のことなのかも分かりませんが、打切りになったと聞いています。その当時、どういったことで整備ができなかったのか、今は知る由もありません。平成の調査から既に16年が経過して、いまだ所管すら分からない、そんな説明では納得がなかなかできないわけであります。
そうしますと、安土周辺整備のグランドデザインもやっぱり描けへんのかと、心配をしているところであります。特別史跡、国宝の認定を受ける安土城は単なる城なんですか。特別史跡地にある伝内堀は放置されて数十年、私は県が示したイメージ図を常に頭に描いてるんですけども、いつ頃伝内堀の改修を誰が主になって決めていかれるのか、再度お答えを願いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(辻正隆君) 回答を求めます。
嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 再問にお答えさせていただきます。
今議員から、県の話では安土山は県の担当、それから城下町は市の担当というように聞いているということでございまして、確かに県の意向としてはそのように言っておりますけれども、そのように合意したわけではございません。こうしたことから、特別史跡安土城跡整備基本計画におきましては、計画協議は国、摠見寺、県、近江八幡市で行い、県道バイパスの進捗及び市行政の方針に合わせて進捗を考えていこうということになっておりますことから、市としましては、令和9年度をめどに県や所有者と役割分担などの調整が整うよう協議していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 質問ございますか。
岡田議員。
◆19番(岡田彦士君) なかなか大変なことと思いますが、安土を近江八幡市として頑張っていただきますようお願いいたします。
安土城は大正15年、1926年に史跡化し、昭和27年、1950年には特別史跡に指定され、国によって文化財として保護されていくことになり、また昭和15年、16年には天主本丸の調査と仮整備が行われ、昭和35年以降には本丸周辺から黒金門にかけての石垣修理が行われるなど、城址の整備も進んでいきました。そして、平成元年度からは、安土城を未来にわたって長く保存し、広く活用を図っていくため、特別史跡安土城址調査整備事業が20年計画でスタートしました。
その後、安土城の価値と実像に迫る安土城址の令和の大調査が始まったのは昨年の令和5年度といいますから、この先の20年、調査、整備に大変期待を寄せるものでございます。
さて、いよいよ、話は変わりますが、安土学区のコミュニティエリアの準備が着実に進む中、新築なった小学校が目に浮かんできています。新築なった安土の小学校の卒業生は、安土山を臨み、ここから卒業するんだと。きっと安土城址が安土小学校の校歌にもあるように、歴史の誉れとして忘れることのできない母校となることでしょう。2026年には安土築城450年、一つの節目であります。それは500年への未来への布石であり、歴史への旅へのいざないなのでしょう。近江八幡市の未来を切り開くため、明日の子どもたちのため、安土城址の調査と整備が進み、そしてその周辺がにぎわう広場となるよう期待しています。ありがとうございました。
次の質問に移ります。
では、最後の大項目、ふるさと納税についてでございますが、8月2日総務省が発表したふるさと納税の調査結果で、滋賀県と県内、市内の2023年度の総額は、全国的な拡大傾向が続く中、前年度比14%増の約144億4,900万円、39万817件であったと報じられています。そのうち本市は、前年度より9%増の約56億2,000万円となっており、県内の寄附額のうち、おおむね40%を本市が担っており、大変大きな額となり、本市に貢献しています。大変ありがたいことで、職員さんのご努力と、全国に本市の魅力や特産品を発信する商業者、農業者の皆さん、そしてそれに携わっておられる関係機関に対して敬意を表し、感謝する次第でございます。
そこで、質問ですが、まず約56億2,800万円のふるさと納税額に対しての経費はどれぐらいかかっているのですか。また、報道からですが、寄附額に対する募集費用の割合を示す経費率の厳格化として、国は5割以下に抑えるよう求めている中で、経費の算定対象を拡大したとありますが、一昨年と昨年の経費の算定対象が拡大したとは具体的にどういうことなのか、教えてください。
次に、ふるさと納税の返礼品の割合はどうなっていますか。
また、9月議会の市長の挨拶の中、令和5年度の全国ふるさと納税の納税寄附額は本市は26位と、こういうふうに聞いていますが、その寄附動向について伺います。
宮津市では、レジャーや観光で訪れていた人が、その場でタブレット端末で納税と返礼品の受け取りができる現地決済型ふるさと納税の取組をされていると聞き及びますが、本市におけるホテル、レストラン等の企業と提携をして、その場で返礼品を受け取れる仕組みについて考えていただいていますか、伺います。
次に、本市のふるさと納税の今後の課題についても伺いたいと思います。
最後に、本市の皆さんからの他の地方自治体にふるさと納税をされていて、それによる減収分については幾らなのかも教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(辻正隆君) 当局の回答を求めます。
吉岡総合政策部理事。
〔総合政策部理事 吉岡俊明君 登壇〕
◎総合政策部理事(吉岡俊明君) 議員ご質問のふるさと納税についてお答えいたします。
初めに、ふるさと納税の募集に要する費用につきましては、総務省の調査結果でも公表されておりますとおり、令和5年度は27億3,619万5,682円の経費を要しており、これは令和5年度受入額の約49%に相当いたします。
また、令和5年6月の総務省告示の改正により、同年10月1日からは、それまで募集費用に該当しないこととされておりました寄附金受領証の発行事務に要する費用、ワンストップ特例に係る申請書の受付事務に要する費用、ふるさと納税以外の業務も兼任している職員に係る人件費のうち、ふるさと納税に関する業務に係るもの、そのほかふるさと納税の募集に付随する費用につきましても、新たに募集費用に計上することとなりました。
次に、本市の返礼品の割合につきましては、加工品を含み、近江牛及び肉関連の返礼品が全体の約70%程度を占めており、このほか寝具、お菓子、近江米、湖魚など、本市ならではの返礼品をお申し込みいただいているところでございます。
次に、最近の全国の寄附動向につきましては、総務省の調査結果によりますと、令和5年度の全国集計で受入額が対前年度比約1.2倍の約1兆1,175億円、件数が対前年度比約1.1倍の約5,895万件と、市場規模は拡大しているところではございますが、ふるさと納税ポータルサイト運営事業者をはじめ関係者の間では、ふるさと納税市場は既にほぼ成熟し切っている状況で、今後の大きな成長は見込めないものと分析されているところでございます。
また、これまでは返礼品としてブランド牛を含め、いわゆる高級食材等の嗜好品への人気が高いと言われておりましたが、昨今の物価高騰などの影響もあり、最近では食用油や飲料水、トイレットペーパーなどの日用品の人気の高まりが顕著であると聞き及んでおります。
次に、現地決済型ふるさと納税につきましては、ゴルフ場などをはじめとする観光レジャー施設やリゾート型宿泊施設など、リピート利用が見込める施設を有する自治体を中心に導入が広がっております。
本市におきましては、これまでより検討を重ね、本市の特性も鑑み、現地決済型の導入には至っておりませんが、宿泊施設や飲食店を含め、市内加盟店で使用できる電子決済型商品券の返礼品を導入するなど、ふるさと納税による来訪を促す取組を実施しているところでございます。
次に、本市の今後の課題についてでございますが、先ほど申し上げましたとおり、ふるさと納税市場は既にほぼ成熟し切っている状況で、今後の大きな成長はほぼほぼ見込めないものと考えられ、こういった環境の中で都市部自治体がふるさと納税への取組を本格化させたことや、寄附者様のニーズの変化への対応を要するなど、自治体間競争はますます厳しさを増すものと考えております。
また、総務省によるふるさと納税制度運用の厳格化も進むなど、今後のふるさと納税を取り巻く環境はますます厳しくなるものと考えております。
いずれにいたしましても、本市といたしましては、現下の状況を注視しながら、これまで以上に認知の向上を図り、全国の皆様に応援していただけるよう、創意工夫を凝らし取り組んでまいる所存でございますので、ご支援、ご協力を賜りますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。
最後に、本市住民が他自治体にふるさと納税をされた減収分についてお答えいたします。
令和5年中に近江八幡市民が他自治体へふるさと納税による寄附をされた額は約5億1,300万円で、令和6年度における市民税の減収額は約2億4,800万円となっております。
○議長(辻正隆君) 質問はございますか。
岡田議員。
◆19番(岡田彦士君) 吉岡理事、ありがとうございました。本当にご尽力を賜っているということでございますので、これ以上、やっぱりどうやったらまだ伸びるのか、創意工夫ということを先ほど申されました。期待をしておりますので、よろしくお願いして今回の質問を終わります。どうもありがとうございました。
○議長(辻正隆君) 以上で岡田彦士議員のご個人質問を終わります。
以上で個人質問の全てを終了いたしました。
ご利用について
この議会中継は近江八幡市議会の公式記録ではありません。
映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
「近江八幡市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。近江八幡市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。
許可無く放送を中止させていただく場合がございます。
戻る