録画中継

平成27年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月23日(火) 個人質問
川崎 益弘 議員
(1)岡山小学校、岡山幼稚園の今後について
(2)北里幼稚園の耐震について
(3)小1すこやかサポーターと特別支援教育支援員について
(4)国民健康保険について
   ①国保会計へ国からの支援について
   ②低所得者対策、資格証明書の発行について
(5)日野川改修に伴う、道路改修について
(6)最終処分場と進入道路について
◆19番(川崎益弘 君) 日本共産党の川崎益弘でございます。きょうは、朝からも言われましたように、沖縄での戦争が終わって70年という、こういう戦争での犠牲者の慰霊式典が行われていました。さきの大戦が終わって70年、二度と同じ過ちは犯してはなりません。日本国憲法にはそのことが書かれています。平和、安全という名のもとに戦争法案が今国会で審議されています。多くの憲法学者も憲法違反としています。昨日の報道では、元内閣官房の要職につかれていた方々が相次いで憲法違反であると証言されています。戦後70年、この節目の年に戦争で犠牲になられた多くの皆さんに再び戦争する国をつくらないと誓いを新たにし、戦争法案を廃案にしていかなくてはならないと考えています。
 では、質問に入らせていただきます。分割方式で行いますので、よろしくお願い申し上げます。
 さきの質問者とも重なっている部分もございますが、またその回答をいただきましたそういったものを参考にしながら、また再質問もさせていただきますので、この点ひとつよろしくお願い申し上げます。
 ではまず最初に、岡山小学校、岡山幼稚園の今後について。
 岡山小学校が現在の地に建設されたのは、岡山学区には2つの学校があり、あわせて新しく建設されるときに学区の中心である現在の場所が決定され、農地を提供され協力されたと聞きます。現在の学校は、昭和53年、1978年に建設され、37年が経過をしています。市内でただ一つ耐震基準を満たしていない学校であり、早急な耐震大改修が必要であります。
 今年度、耐力度調査費用がやっと予算化されましたが、耐力度調査の日程や具体的な今後の計画と、また耐力度調査の配点により国庫補助金があるかないか、また補助率も異なると聞きますが、具体的にどのような調査がされ、どのような配点がされ、基準が変わるのか、説明を求めます。
 また、岡山学区では児童数が増加傾向であり、今年度は教室が何とか足りましたが、28年度は教室が不足すると聞きます。どのような対策を検討されているのか、説明を求めます。
 次に、岡山幼稚園は、昭和60年に建設されていますが、現在は非常に子どもさんが多く、大変狭い状況が続いています。早急な大改修が必要でありますが、今後の計画はどのようになるのか、説明を求めます。
 以上、初問といたします。どうぞよろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 鳥居福祉子ども部長。
             〔福祉子ども部長 鳥居広子君 登壇〕
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 川崎議員の岡山幼稚園の今後についてのご質問にお答えをいたします。
 現在の岡山幼稚園の園児数の状況につきましては、6月1日現在で3歳児54人、4歳児58人、5歳児65人の合計177人となっております。
 なお、今後の計画につきましては、さきの3月議会でもお答えしたとおり、岡山小学校施設整備計画とあわせて検討をしてまいります。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
             〔教育部長 廣瀬 敏君 登壇〕
◎教育部長(廣瀬敏 君) 川崎議員お尋ねの岡山小学校、岡山幼稚園の今後のうち、岡山小学校の耐力度調査の日程、今後の計画についてお答えします。
 まず、岡山小学校の耐力度調査の日程、今後の計画、国庫補助金の有無等につきましては、さきの中田議員にお答えしましたとおりでございます。
 耐力度調査の結果、合計点数が4,500点以下となった建物は文部科学省の危険改築事業の交付金の対象となります。
 また、岡山小学校の児童数増加対策につきましても、中田議員にお答えしましたとおり、平成28年度から教室が不足する見込みであることから、仮設校舎での対応を検討しております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) では、小学校についてなんですが、4,500点というのが基準点にあるということで今おっしゃられたわけですが、じゃあその4,500点の下回っていく中で、もっと低くなったら、例えば3,000点になったらとか、そういう点では補助率は変わっていくのか、その辺まずお尋ねします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 合計点数につきましては4,500点以下か4,501点以上かというところで、先ほど申し上げました危険改築事業の交付金の対象になるかどうかということになります。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ということは、それ以下の点数になっても補助率は変わらないということでいいんですね。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 補助率は変わりません。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) わかりました。じゃあ、4,500点、この私が一番今思っているのは、岡山小学校は非常に新しいというんですか、先ほども言いましたように、まだ37年しかたっていない。こういった中で、その4,500点を、もし以上の点数になった場合は、この場合は大改修というんですか、それに対しての補助金は全くなくなるということになると思うんです、国の。だったら、その中で耐震補強の大改修には国庫補助金が出ると思うんです。そういったときには、市単独ででも改築や大改修を行うのか、それとも耐震改修だけをするのか、その辺はどのように考えておられるのか、お尋ねします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 耐震補強の対象に国庫交付金がなるかどうかということは、Is値が0.7以下ですと対象になるということになります。そこで、耐震補強は交付金の対象になるということになります。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ちょっと違う、それはわかってる。耐震補強をするということはわかったんですが、もし4,500点以上の場合は改築に対しての補助金が出ないが、それでも市単独でも行うのかということもあわせて聞いてるんですよ。それはどうなんですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 岡山小学校につきましては、Is値が西校舎、東校舎とも0.7以下でございますので、交付金の耐震補強、耐震化については補助金の対象になりますので、国庫交付金の対象ということで工事を考えたいと考えております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 尋ねてることとちょっと答えが違いますよね。まあまあ、4,500点以上もしあったら、これはもう耐力度というんですか、それが4,500以上になったら改築に対しては補助金は出ないということになるんでしょう。そのときにどうするのかということも一つ加えて聞いたんですけどもね。それ、答えられます、いいですか。
 そのときに、もし4,500点以上やったら改築に対しては補助金が出ないよということ、回答でしたよね。だったら、そのときには市が単独で、それでも教室が足らんし改築工事を行うんですかということを聞いてるんです。どうですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 改築につきましては、構造ですね、教室の大きさ等、そういうなんも変えるようなことができるわけでございます。それを国庫交付金の中で、国庫交付金の対象にならない、市だけの費用でやるかどうかということでございますが、かなりの市の予算が必要になりますので、それを市単でするかどうかというのは、またその中で検討させていただきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) まあまあ今後の検討課題やということを言われたんだと思うんですね。それはそれでいいと思うんですがね、前の質問者の回答にはあったんですが、この耐震については、今年度中の課題やと。それ以後になったら国庫補助金も打ち切りたいというような国の方針があるということが言われました。その中で、回答の中で国と相談しながらやっていきたいというように答弁されてるんですね。中田議員のときにね。そしたら、そう長くはこの問題を先送りするわけにはいかないと思うんです。そういうことになってくると、じゃあ何年ぐらいにはここを工事に着手するんだというような計画はお持ちなんですか。それをお尋ねします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 先ほど中田議員にお答えしましたとおり、本年度耐力度調査を実施します。その耐力度調査の結果によって、どういう整備方法をさせていただくかどうかという計画を立てたいと考えております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) それはわかってる。でもね、言ってるのはね、その次ですよ、国が今年度中にやらなかったらどうするのと、補助金を打ち切りますよと言われたという回答されたじゃないですか。そうして、それは国とも相談しながらとおっしゃられたわけです。でもね、国は今年度中と言うたら、やっぱりそれは余り先送りしないと思うんですよね。だったら、具体的にいつごろにはもうかかりたいとか、いつごろにはもう工事にかかりますよとか、そういうことをお持ちなのかということを伺ってるんです。もう一度お願いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 今年度耐力度調査をいたしまして、その結果をもって地元の方等の意向もお聞きしながら、できましたら本年度中にどういう方法で整備をさせていただくかということを協議をさせていただきたいと考えております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 耐力度調査の結果が出たら、今年度中に地元の皆さんと協議をして、そして今年度中に見通しをつけるということでいいんですね。もう一度お願いします。それでいいですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 今年度中に方向は出せるように努力をさせていただきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ぜひね、やっぱり国としては耐震のほうではもう今年度で終わりにしたいというような意向を持っておられて、そういうことで進んでおられる。それはやっぱしそこで子どもさんが勉強しているということなんですよね。耐震のない、極端に言うたらそういう中で子どもさんが勉強しておられる。そういった安全を早く確保しなさいよという意味から、そういうことが行われてるんだと思うんですね。だったら、余り先延ばしをせないようにな、そういった方向で進めていってほしい、このことを申し上げてるんです。
 ほんで、その中で地元との協議もあるのかもわかりませんが、今のところで新しい用地を求めて、そこに桐原方式を考えているのか、その辺もし考えがあったら教えてください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 耐力度調査の結果にもよりますが、選択肢の中には今おっしゃった方法も一つ入っております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) わかりました。そういった方式も一つは考えてると。新しいところも求めていきたい、またそういったことも考えているということでございますよね。わかりました。
 私どもは、私が考えてるのは、現在行われている桐原コミセン方式には財政的にも大きな問題があったと思うんです。大きな負担がかかりましたし、そういった使えるものは使うべきである。このように考えてるのは私たちだけではなかったと思うんです。今回の選挙戦の中ででも、いろんな方とお話しさせていただいた中で、地元の皆さんもやはり財政的に非常に心配だというようなことも言われておられたということなんです。
 そして、先ほども言いましたように、この場所にはもともと一体化したものがあるということなんですよね。そういったことから、用地については現在の地を最優先に考えて使うものは使うべき、このように提案をしておきたいと思います。
 では、次の質問に移っていきますのでよろしくお願いします。
 次に、北里幼稚園について、幼稚園の耐震についてお伺いします。
 市内の公立小・中学校舎、屋内運動場や幼稚園の耐震診断結果が公表されていますが、その中でひときわ目を引くのが北里幼稚園の耐震診断結果であります。北里幼稚園は、昭和55年、鉄骨建設でありますが、Is値は0.06と非常に低い値であります。Is値0.7以上が先ほどからも出てきましたように耐震基準を満たしていると言われている中で、桐原小学校の東校舎はIs値が0.25でありました。北里幼稚園は平家建てでありますが、一桁低い、非常に低いIs値0.06であります。その園舎で園児たちが登園をしてるのですが、子どもたちの安全性をどのように認識しているのか。Is値0.06はどのくらいの地震でどのようになるのか、説明を求めます。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 鳥居福祉子ども部長。
             〔福祉子ども部長 鳥居広子君 登壇〕
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 北里幼稚園の耐震についてのご質問にお答えをいたします。
 北里幼稚園の園舎は、昭和55年建築の鉄骨づくり平家建てで、平成23年に耐震2次診断を受け、Is値、いわゆる構造耐震指標は0.06という判定結果となりました。国土交通省の示すIs値0.3未満の建物では、大規模な地震により倒壊や崩壊の危険性が高いものの、通常の状態ですぐに倒壊の危険があるものではありません。しかしながら、議員ご指摘のとおり、幼児の安全確保はもとより、災害時における住民の避難場所としての役割もあわせ持つことから、耐震補強工事の検討は行いましたが、補強計画では屋根面及び桁面に多数のブレース、いわゆる筋交いの補強と大はり部分のボルト補強が必要であることに加え、堰堤側の開口部ほとんどを補強ブレースにより塞がなければならないことから、耐震補強改修ではなく、改築と結論づけたところでございます。
 また、子どもの健やかな成長並びに就学前教育、保育の一体提供を見据え、認定こども園として整備する方向で検討してまいりますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 質問はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 0.3未満だったら崩壊のおそれがある。本当にね、これ0.06って本当に低い値なんですよね。本当にこれで大丈夫なのか。前の桐原東小学校のときには0.25であったんです。それでも、即使用を中止されてるんですよね。これ、本当にこの26年1月現在でこのホームページに掲載されているので、私それを見て言ってるんですが、これ今言われたんやったら23年のときにやられたということですよね。それからするならば、かなり年数がたっているのにこんな危険な状況でこのまま子どもさんをここに入れている。そのことは父兄やとかそういった方々には知らされていたんですか。まず、そのことをお伺いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 鳥居福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) ホームページのほうに公表をさせていただいておりますので、一応父兄の皆さんにはご存じいただける状況にあったというふうに理解をしております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ホームページに出したら、それで全部知ってはんねやというような考え方はどうかと思うんです。やっぱし、子どもさんがそこで園におられるんですから、園の保護者会の中なりできちっと説明をされるべきではなかったのかと思うんです。私も本当にこんな低い値であるということは存じませんでした。これを初めて知ったときに、周辺の皆さんやその関係者の皆さんにお伺いしましたら、そんなことは知りません、その0.06って一体何なんですか、こういうような反応が非常に大きかったんです。本当にこの0.06、一桁違うんですが、それで、今言われたように、大丈夫なんですか。ここは、先ほども言われましたが、改修が大変だった、ですからやむを得ないんだ、でもここにこのまま子どもさんがここで登園されて、それで大丈夫なんですか。そのことをもう一度お願いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 鳥居福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 議員おっしゃるとおりのことなんですけれども、一応今の現在の基準でいきますと、0.3未満のという先ほど申し上げたとおりでございます。ただし、議員ご指摘のとおり、耐震の部分が非常に低い値であるということは十分理解をしておりますので、今後新たな形でのその部分での検討、建てかえに向けての検討というのは至急進めさせていただきたいと思いますので、ご理解のほうよろしくお願いしたいと思います。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今、先ほどから言われてるのは0.3未満ですか、0.03未満ですか、どっちなんですか。もう一度そこだけお願いします。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 国土交通省の示します基準と申しますのは、Is値の0.3未満という設定になってございます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 0.3未満ですよね。それよりもはるかに低いんですよね。0.06って、これすぐ崩壊するんじゃないんですか。こんなところに、もしね、それで責任がとれるのかね、本当にこんな状況であるのにずっと放ってあるというのはどうかと思うんですが、市長、その辺のお考えはどういうように考えておられますか。
○議長(園田新一 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) いわゆる耐震というのはいろんな見方がありまして、金田小学校だとか島だとか、あるいは今やってる桐原というのは3階建てであります。市の庁舎も4階建てであります。その地震に対する崩壊度と平家、鉄骨の崩壊度とはおのずと違うと思います。
 まず、何が違うかといいますと、避難するときに4階の人ならばやはり階段でずっと歩かなきゃならない。平家の人はすぐに外に出られます。そこが違います。もう一つは、鉄骨ですからね、鉄が曲がることはあっても落ちるということはないと僕は思ってます。曲がることはあっても。だから、それは地震だからすぐに3階、4階の場合は上から来る心配があると思います。平家建てですからね、屋根瓦も乗ってませんし、これはいわば平の鉄板が乗ってるだけですから、屋根は。だから、一般論として言えることは4階建て、5階建てのいわゆる鉄筋の建物とはおのずと僕は被害状況は違うのではないのかなというふうに思ってます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) でもね、0.06なんですよ。0.3未満だったら崩壊のおそれがある、崩壊すると言われてるんですよね。それよりはるかに低いんですよね。そこなんですね。そこがきちっと把握しておられたのかということなんです。本当にね、やっぱりそのときにすぐにでも北里にはほかにも土地もありますやんか。例えば北里小学校の南側にも市の土地もありますしね、そういったこともありますし、そこにやっぱしちゃんとしたものをつくるべきではなかったのか。やっぱり、なぜこれが今まで放置されていたのか。ただ、認定こども園のためというだけで子どもさんの命と引きかえになるのか。その辺はどうなんですかね、もう一度お答えお願いします。
○議長(園田新一 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 川崎議員の言われた崩壊度ですよね、崩壊。先ほど申し上げましたように、3階、4階建ての崩壊と平家鉄骨の崩壊と、おのずと違うと思います、それは。まず、それはご理解いただきたいのがまず1つです。
 そして、このことはきのうきょう始まったわけじゃありませんから、この耐震はいつごろの調査かちょっとわかりませんけれども、恐らく相当前に、十何年前だと思いますね。私が市長になる前じゃなかったですかね、こういう診断が出たのは。金田小学校だって、私が市長になってから出た数字じゃないと思いましたよ、あれもっと前。
◆19番(川崎益弘 君) 23年や。23年です。
◎市長(冨士谷英正 君) ごめんごめん。それで、まあまあ私の、ほんでまあ思い違いであったのであります、それは申しわけないんですけれども。もう一度申し上げますけれども、崩壊というのは一遍にぐしゃっといくことをイメージされとるのであれば、この鉄骨平家建てはそんなことはあり得ません。これはあり得ませんね。3階、4階建ての鉄筋コンクリートの場合は、それは心配ですからすぐに直さなきゃならないで、学校は全部してきました。そのことを、だから崩壊とは何なのというところだと僕は思います。なの、数字が出て、0.03だから崩壊と、崩壊っていうのは川崎議員の思ってるのは地震が来たらばしゃっといくというようにまずお思いなんですか。これは反問権かもわかりませんけれども。どういうふうな理解をされてんのかというんです、その崩壊。だから、びしゃっとくることは僕はあり得ないと思う。これは鉄骨の平家ですからね。曲がることはあるかもわかりません。それを申し上げておきます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 私が崩壊崩壊と言ってるのはね、先ほど鳥居部長が答えられたときに0.3未満はある程度の地震が来たら崩壊しますよと、こういうように言われたんですよ。そういう回答でしたやんか。そういう回答でしたやんか。だったらね、それは崩壊なんですね。そうでしょう。そういうようなおそれがあると、崩壊するおそれがあるというように言われたんですよね。
 私もね、それともう一つ、もっと前に出ていたんかと思うたら、いや、違う、23年やと先ほど言われました。そのときに出てた。でも、私も気づくのは遅かったです。本当にこういった状況にあるというものを、やっぱし今市長は言われましたけども、びしゃっとは潰れへんのやと言わはりましたけどね、0.03って、私、どうなんか、ちょっと数字だけではわからないんですけども、鉄骨やさかいびしゃんといかへんと言わはるかもわからんけども、それはそうやないと思うんですよ。それはわかりませんよね。ほんなんわかりませんよ。ほんなん、ぴしゃんといくかもわかりませんしね。そらあ、そらわかりません。私はそう思うてる。だから、だから子どもさんが中にいるんですよということが言いたかった。だから、ちゃんとしたものをつくるべきだということを申し上げてきたんです。
 やっぱしね、先ほども言いましたように、あの場所が狭い、そういうことも言われると思うんです。だったら、北里小学校の南側に市の土地があり、公立幼稚園の建設ももっと前から考えて維持するべきだというように考えるんですが、それはどうですか。もう一度回答を求めます。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 言葉の遊びをする気はないんですけどね、先ほどの崩壊というのは、わからないでしょ、僕は鉄骨の平家ではないと思うん。これは明言しておきます。だから、川崎議員の崩壊というのはぴしゃっという、だから鳥居部長が、どんな崩壊かというのを質問されたらわかったと思うんで、質問もなかったからどんな崩壊かなと思ってるんですけれどもね。川崎議員の崩壊の認識は。ただ、部長の言うたのは崩壊や、どんな崩壊かわかりませんわな、そこのところ質問がなかったんですから。だから、そういうふうな言葉の遊びをする気は僕はないんですけれども、ご心配なさってるような地震が来てもぴしゃっという、子どもが逃げる時間もないということはあり得ないということは断言をしておきたいと思います。
 それでもう一つ、何でもっと前からやらなかったんだ、そういう考えだったからです、一つはね。鉄骨の平家で地震でびしゃっと一瞬にして潰れたというのがあればちょっと示していただきたいんですけれども、僕の記憶ではちょっとないんですね。いわゆる曲がることはありますと、ぐねぐねとは。びしゃっと屋根が落ちるということはなかったんですよ。
 もっと言えば、体育館でもそうですよね。物すごいひどい、ひどいところがあった、八幡中学校の体育館はあれ平成19年に修復になったと思うんですね。あれできたのが昭和、僕らが八幡中学校卒業したその年ですから35年ぐらいだったですかね。だから、五十何年たってるんですよ。雪がどんと、屋根が曲がることはあっても、それはなかったんですね、崩壊というのは。僕は鉄はそうだと思ってるんですよ。そのことも含めて、だから幼稚園の場合はそのばしゃっといく倒壊、倒壊というのは崩壊ですね、はないというように思ってるのが一つと。何でやと。これは時代とともです。その時代に今のような幼・保一体の、これだけ少子・高齢化、今から見ればそうだったんかなという人がほとんどだと思いますけれども、10年、20年前はこれだけのことはまだ課題として余り僕は取り組んでなかったと思うんですよ。だから、幼稚園、保育園というように分かれてたと思う。でも、今の場合は社会条件違いますから、ご存じのように。だから、やっぱりいわゆる長時部で長く見る。それと短時部ということをうまくいかないかな、しかも小さい人は保育園や、大きいお姉ちゃんは幼稚園、ほうと保護者も大変ですよね、あっちへ送り、こっちへやっぱり送らんといかん。だから、そういうふうなことも、利便性も考えて、保護者の皆さん方も、それで幼・保一体のこども園、すなわちいわゆる認定こども園というのがやっぱり言われてきたわけですよね。だから、そういうふうに時代とともに、時代に合った施策をやっぱり講じるのが僕は行政の一番大事なことだと思うんですよ。以前あったからずっと踏襲するということではあり得ないと思いますので、だからそういうことも鑑みて、ちょうど北里は先ほど部長がきちっと答弁しましたように、こども認定園、認定こども園ということを視野に入れながら、これは取り組むと、こういうことなんです。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 言葉遊びやって言われたんですけど、じゃあ鳥居部長、その建設省ですか、先ほど言われた0.3以下だったら崩壊するという、その崩壊の定義を教えていただけますか。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) まことに申しわけございませんが、私どもも文章の中で判断をさせていただいておりまして、大規模な地震によりということの定義になっております。大規模な地震のように危険性が高いという形で、必ず崩壊するという明言はしておりません、表現的には。ただし、通常の状態でそれがすぐに倒壊の危険があるというものではないというふうにうたっているところでございます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) わかりました。これずっとやっててもなんなんで、私はね、公立幼稚園を残すべきだというように今も考えてるんです。やっぱり現在も公立と私立があって双方が独自のよさを出しておられると考えてます。また、保育料の問題でも公立と私立においては格差がありますよね。今も、現在も島の認定こども園には公立幼稚園との保育料の差額分を補助しています。このように、公立と私立とのいろいろの差があっていいのではないかなというように考えてるんです。
 その中で、どこに入園させるかは子どもさんの保護者が選択されることになります。このことから、公立の幼稚園は残すべきと私は考えてきました。そういうことから、認定こども園が全てよしというんではなしに、やはりそういうことも考えていただきたいというように考えてます。どうぞ。
◎市長(冨士谷英正 君) 何の質問してもうてますのや、今の関係の、何の質問。認定こども園の。
◆19番(川崎益弘 君) まあまあそのことでは、私は市長に答える必要はないので、市長のほう、ちょっと黙らせてください。
○議長(園田新一 君) 静粛に。
 発言を続けてください。
◆19番(川崎益弘 君) はい。そのことを申し上げておきたいと思います。
 次に、小1すこやかサポーターと特別支援教育支援員について、質問してまいります。
 複数の小学校を訪問させていただきました。小1すこやかサポーターさんや特別支援教育支援員さんが入っての授業を見せていただきました。それぞれに大変な支援をされていること、本当にご苦労さまです。市単独で両支援員さんを派遣されていることは評価されますが、その中で同じ学校内で小1すこやかサポーターさんと特別支援教育支援員さん、同じような支援をされているのに、時間当たりの給与が余りにも違い過ぎることに驚きました。同じ市単独での雇用なのに余りにも不自然です。小1すこやかサポーターさんの給与の改善はされないのか。
 また、小1すこやかサポーターさんは、以前の説明では9月までで、児童や先生もなれてもらうことが必要であり、9月までの支援をしていただくということでありますが、授業を見ていますと、9月以降も必要ではないか、9月以降も学校行事も多くあり、児童の中には大変な児童もおられるように見られました。9月以降も、小1すこやか、支援員さんの継続した雇用をし、各学校への支援を続けることが必要と考えるが、説明を求めます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 日岡教育長。
             〔教育長 日岡 昇君 登壇〕
◎教育長(日岡昇 君) 川崎議員のご質問、小1すこやかサポーターと特別支援教育支援員についてお答えいたします。
 小1すこやかサポーターは、地域に開かれた学校づくり推進の一環として、地域の方などに児童の学校生活面でのきめ細やかな指導をしていただく有償ボランティアで、学級全体の支援をしています。そのため、就学前教育から義務教育への移行がスムーズに進んでいます。今年度は、市内5小学校に延べ20名の方々にサポートしていただいています。
 一方、特別支援教育支援員は、教員資格あるいは教員等の経験のある支援員であり、校内の特別に支援の必要な児童・生徒に当たっていただいています。特別支援教育支援員は、市教育委員会が雇用しています。今年度は昨年より2名増員し、24名が市内15小・中学校で勤務していただいています。
 なお、小学校1年生の中にも、特別な支援を必要としている児童がいます。その児童については、小1すこやかサポーターと特別支援教育支援員が両者で支援に当たることもあります。また、小1すこやかサポーターの配置は、3月議会でも答弁いたしましたように、幼稚園の給食が軌道に乗ったことで、小学1年生も給食がスムーズに進められていること、また小学校2年生に向けて子どもたち自身の自立とクラスメートとともに助け合っていく力を育むため、9月いっぱいまでといたしました。
 小1すこやかサポーター配置校では、教師はもとより、保護者にも周知し、10月以降の準備のために尽力しているところです。期限を切ることにより、半期で児童の成長を図る指導意識が向上したこと、今まで担任とサポーターで行ってきたことが学校組織として学校全体で取り組まなければならないという意識が今まで以上に向上したと各校の管理職から手応えを感じております。
 もちろん、先ほど申しました小学校1年生の中に特別な支援の必要な児童については、学校組織として特別支援教育支援員の力をおかりして対応するような体制と引き継ぎを十分に行ってまいります。小学校入学直後、遊びから学びに生活の中心が変わることや1単位時間45分ごとに教科が変わることにより、1年生が落ちつかず安定した学校生活が送れない、いわゆる小1プロブレムの課題がありますが、先送りにせず、児童、教師がともに成長できるように取り組みを進めてまいりたいと思います。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 多くの支援員さんが入っていてくださるということでございまして、有償ボランティア的な考え方で行われているというようにおっしゃいました。私も、見せていただきまして、本当に一人一人に寄り添ってきちっと援助しておられたことが非常にすごいことをやっておられるんだなというように、小1のすこやかサポーターさん、すごいことをやっておられるんだということを感じてきましたし、そしてその中で小1すこやかサポーターさんがおられない小学校では、特別支援教育支援員さんが1年生の授業の中に入っておられるというのも見てまいりました。ほとんどが変わらない支援のように思えたので、もし今切られるんだということであれば、特別支援員さんがもっとふやせないのかな、そういうなことを思ったわけなんですが、そのことはどうでしょうか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 日岡教育長。
◎教育長(日岡昇 君) 先ほど答弁させていただきましたように、本年度はたった2名ですが、ふやさせていただきました。それと同時に、学校の管理職、校長先生、教頭先生も小学校の低学年あるいは中学校も含めて、各課題のある子どもたちに対応するように校長会を通じて常に申しておりますので、校長先生はほかの業務もあるものの、できるだけ子どもと触れ合って、子どもの実態あるいは子どもに寄り添う姿勢を頑張ってとっておられますので、今大きく課題は出てきたことはありません。おっしゃるように、小学校1年生の全体の指導という形、そのクラスの全体の指導ということで小1すこやかの方々がおられます。その中で、個々に課題のある子どもに対して特別支援教育支援員がおられるという認識でお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ぜひ、学校の現場ではどういうように感じておられるのかと思うんですが、できるだけ特別支援教育員の方が、支援員さんが多くなるとやっぱり学校全体がうまく稼働しているんだなということが感じられましたんで、ぜひそのことも今後も増員の方向で考えていただきたい。このように思います。
 次の国民健康保険についてでございますが、国保会計へ国からの支援について、「国保実務」5月25日号に、厚生労働省の武田大臣官房審議官医療保険担当の講演内容が記載されています。その中で、国保の広域化、都道府県単位にするための前段として、国から3,400億円の資金確保ができた。27年度から1,700億円は苦しい市町村の低所得者数などに応じてお配りする。残りの1,700億円は本格的には30年度からになるが、頑張っている自治体をなるべく応援するような支援と自治体の努力ではどうにもならない事情に可能な限り配慮する支援という形で考えたいと説明されています。
 滋賀県は、今年度予算で3億8,600万円を計上されていると聞きますが、近江八幡市の国保会計ではどのようになりますか、説明を求めます。
 2番目に、低所得者対策として、資格証明書の発行について、国保の加入者は国民の誰もが一度は加入する幅広い加入者がおられる保険であります。自営業者、現役を退いた方、高齢者、若者でも派遣労働者でほかの健康保険に加入していない方など、比較的に経済力が弱い方々が多い保険であります。払いたくても払えない保険料であるということもあります。
 その中で、資格証明書の発行については県下の市町でも扱いが異なります。資格証明書の発行していない市町や非常に少数にとどめている市町もあります。その市町は資格証明書の発行はできるだけするべきでないという方針を持っておられました。当市では、26年度の資格証明書の発行は196世帯となっていますが、資格証明書の発行基準はどのようにしているのか、説明を求めます。
 また、低所得者保険料を引き下げる対策として、27年度に何か考えがあるのか、説明を求めます。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 鳥居福祉子ども部長。
             〔福祉子ども部長 鳥居広子君 登壇〕
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 川崎議員の国民健康保険についてのご質問のうち、国保会計への国からの支援について、まずお答えをさせていただきます。
 今国会におきまして、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律が平成27年5月27日に可決され、国保を初めとする医療保険制度の財政基盤の安定化等に対する措置が講じられることとなりました。
 その中で、国民健康保険への財政支援として、平成27年度から約1,700億円が拡充されます。この財政支援は、保険料の軽減対象者数に応じて行われる予定ですが、各市町における具体的な算定方法や額については、秋以降に示される予定と聞いております。
 したがいまして、国保会計については具体的な内容が示された後に対応させていただきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 次に、低所得者対策、資格証明書の発行についてですが、資格証明書の交付基準は国民健康保険法第9条第3項及び第6項に基づき、近江八幡市国民健康保険被保険者証の返還及び被保険者資格証明書の交付並びに保険給付の支払いの差しとめ等に関する取扱要綱で定めているところです。
 資格証明書の交付対象者は、特別な事情がないにもかかわらず、当該保険料等の納期限から1年を経過するまでの間に保険料等を納付しない世帯としており、資格証明書の交付につきましては、ただ機械的に交付するのではなく、該当者に納付相談や訪問による折衝の機会を持つことや弁明の機会を設けるなど、納付しやすい環境を整えることで、できるだけ短期被保険者証に移行できるよう努めております。
 資格証明書の交付につきましては、国保法や要綱に従い、保険料等の納付状況や特別な事情等を勘案し、基準に従い、適正に交付をしております。
 次に、低所得者保険料を引き下げる対策については、従来は国や市の基準に基づいた軽減制度等により、低所得者への保険料の軽減を行っておりますが、今年度から保険料の5割軽減、2割軽減の軽減判定所得の見直しが行われ、軽減判定所得基準額が拡大され、対象となる方がふえました。
 都市における独自の低所得者保険料の引き下げの対策等につきましては、厳しい国保財政の現状でもあり、検討は行っておりません。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 国からのお金というのは、県は予算化しているが、これは秋以降に行われるということでありますので、武田大臣官房審議官の講演にもありました、苦しい市町村の低所得者数などに応じてお配りする。このように国の対応は低所得者対策として支援をされることが明記されている以上、今後はこの繰り入れられたお金で保険料を引き下げられることを考えるが、どのように今後はこの対応をされるのか。それだけお伺いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 鳥居福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 詳細については未定ではございますが、1,700億円につきましては、あくまでも財政支援ということで、配分方法について低所得者の数に応じて配分をするという形になっていると思います。
 それにつきましては、結果を見てから予算措置のほうを講じてまいりたいというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ぜひ、今後の秋以降の算定だということでありますので、また9月議会ででも、また議論をしていきたい、このように考えて、次の質問に移らせていただきます。
 日野川改修に伴う道路改修について、野村町日野川堤防下道路について、この計画は日野川改修による地元との約束事であります。以前からも質問してきましたが、土地の番地が不確定のところがあるのと、回答がされてきましたが、その後の経過はどのようになりましたか。今後の計画の説明を求めます。
 もう一点、小田町にも防災対策として堤防下から小田神社前までの道路計画があります。この計画は、日野川改修による地元との約束事であります。また、北里防災センターが竜王町地先の堤防下に建設されました。この防災センターからの連絡道路としても、必要で重要な道路であります。早急に整備される道路でありますが、今後の計画はどのようになりますか。これもさきの議員との質問が重なりましたので、またそれに基づいて再質問もしたいと思いますのでよろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 議員ご質問の野村町日野川堤防下道路整備については、さきのご質問でもお答えをさせていただいたとおりでございます。
 次に、小田町におけます道路整備についてですが、議員が言われてるとおり、野村町の日野川堤防下道路整備と同様に、日野川改修事業の条件となっていることは承知をしております。この道路整備につきましては、国道477号から日野川堤防下に通じる市道小田11号線の道路拡幅事業で延長約350メートル、幅員6メートルの整備を計画をしてるところであります。
 当該道路整備は、現在、野村町で進めております日野川堤防下道路整備の完了後、引き続き着手する予定となっております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 順次やっていただきたいんですが、野村町の場合は幼稚園等も建設されていたということ、保育園が建設されている、そういったこともありますので、子どもさんの安全についても確保を願いたい。そういうことから、早急に進められるようお願いしておきますし、小田町の道路につきましては日野川工事が始まる前の約束事であったと思いますし、その日野川工事も高水護岸もほとんど終了し、低水護岸の工事の一部を残しておるという、こういうような状況であります。このことからも、早急に着手されるべきであると考えています。
 今後でありますが、下流から準じて、今も言われていますが、順調に進んでいるのならそれはそれでよいといたしますが、工事は長年経過をしたこと、一方は何も問題がないことなどもあります。その状況に応じて工事が進められるべきと考えますが、いかがですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬都市産業部長。
◎都市産業部長(廣瀬信之 君) 野村町の日野川堤防下の道路整備につきましては、さきの西津議員のご質問にお答えさせていただいたとおりでございます。
 本年度、詳細測量設計並びに用地測量業務を実施して、地元自治会と十分協議調整を図ってまいりたいというふうに考えております。
 次に、小田11号線の道路拡幅でございますが、関係する用地の官民境界確定とか一部終了、完了しているんですけど、一部現況民地内に官地である水路が存在するとか、協議調整を図り整理していかんならんというふうな問題もございます。また、計画道路内にも農地も存在するとがございますので、この辺、土地改良区との調整も図っていかんとあかんというふうに考えております。
 したがって、そういうふうなちょっと課題がございますので、小田町地先につきましても、野村町地先の工事が終わり次第、速やかに工事着手、拡幅の工事着手ができるように、今申し上げたような問題の解決を事前に図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 同時と言いませんが、やっぱしできるところからね、できることはしていただきますようによろしくお願いを申し上げます。
 もう一つ、最終処分場と進入道路について、最終処分場ができてから、もう15年も経過しているということであります。最終処分場の使用計画は当初15年とされていましたのに、まだ進入道路がない。こういった、今、工事用の仮橋と道路を使用してまいりました。進入道路を早期につくることは周辺自治会住民との約束事項でありますし、約束を無視するのか、また進入道路計画では用地も既に取得されています。今までは、水茎土地改良区のかさ上げ工事が計画されるなど問題があるとされてきましたが、現在は水茎土地改良区のかさ上げ工事は現在のところではできないと聞きます。最終処分場を今後何年使おうとしているのか、目的使用が終了したその後、公園として聞いていたが、そのほかの使用の計画はあるのか、進入道路の計画はどのようになるのか、説明を求めます。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 江南市民部長。
             〔市民部長 江南仁一郎君 登壇〕
◎市民部長(江南仁一郎 君) 川崎議員の一般廃棄物最終処分場と進入道路につきましてのご質問にお答えを申し上げます。
 最終処分場につきましては、平成11年度に竣工いたしておりまして、今日までの間において、平成24年度から第2クリーンセンターでの焼却を中止をしたことによりまして、焼却灰の搬入がなくなる一方、ごみの減量やリサイクルが進み、施設の空き容量に余裕が生じております。平成26年度末で埋立累計は6万367立米、残存容量は7万2,347立米という状況で、当分の間埋め立てをさせていただくことが可能でございます。
 次に、目的使用が終了した場合でございますが、当初の計画では遮水シートを保護するため、建物の建設はできませんので、跡地を公園として利用することとしております。これにつきましては、現時点でもほかの利用計画はございません。跡地を公園として利用させていただく予定でございます。
 最後に、進入道路の計画につきましては、土地改良事業のかさ上げと同時期の施工を考えておりましたが、かさ上げが進展していないことから、水茎干拓土地改良区が実施されます土地改良事業などの補助制度の活用を検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今、回答していただきましたが、26年度末で約6万立米入っていると。残りの持ち込める量が約7万2,000立米ぐらいあるのと、今まで以上の年数が持ち込めることになりますが、今後どのぐらいの年数使えるのか、約20年ぐらい使えるのちゃうかなというような思いをしてるんですが、いかがですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 江南市民部長。
◎市民部長(江南仁一郎 君) お答えを申し上げます。
 当該最終処分場につきましては、地元、野村町、元水茎町、また北里学区自治連合会、ひいては土地改良区の皆様方のご理解いただきまして、今日まで安定的に運営をさせていただいておりますことに、まず感謝を申し上げたいというふうに思っております。
 初問でも申しましたように、当初の計画よりも若干の搬入が減ってきておりますので、先ほど申しました残存容量があるわけでございます。ご承知のとおり、平成28年8月から新たな新一般廃棄物処理施設が稼働いたしますので、その時期からいわゆる焼却灰の搬入が再開をされるということがございます。そのあたりの数値を見込んで想定をいたしまして試算をいたしますと、現時点では20年以上、具体的には平成50年度まで使用が可能であろうというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ありがとうございます。
 この進入道路の問題は、最終処分場を計画され、建設が始まるときに、まず進入道路をつくるべきであったことができていなかったことであると考えます。水茎土地改良区が以前にかさ上げ工事を計画されていましたが、現在では農業を取り巻く情勢が大きく変わりました。水茎土地改良区の方々に伺いますと、今の米価やその他の農業では農業経営が成り立たない。また、後継者もいない。その中で、かさ上げ工事に多額の費用をかけられないと話をされている方が大方です。かさ上げ工事は土地改良区全体の同意がなければできない事業であります。このことから、かさ上げ工事は特別な事情がない限り行われないと考えます。
 このことから、現状で早期の進入道路をつくれると考えますが、いかがですか。お答えください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 江南市民部長。
◎市民部長(江南仁一郎 君) かさ上げ工事につきましては、今お話しございましたように、現在のところは具体的な進展はないようでございますけれども、もし具体的に動き出すようなことがございましたら、その中で整備をするということもできますので、引き続き土地改良区さんとの情報交換、情報収集に努めてまいりたいというふうに考えております。
 また、議員ご指摘のように、進展しない場合も想定をいたしまして、現在、有利な補助制度がないか、これもあわせて検討させていただいてるところでございます。
 いずれにいたしましても、水茎干拓、また土地改良区の全体としての課題解決という部分とあわせまして、関係団体と十分ご協議をさせていただきながら、解決を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 補助メニューを検討してということで回答いただきました。最終処分場、隣には宗兵衛沢があります。八幡堀のしゅんせつ工事での残土で埋め立ててきた、こういった農村公園にするといったこともありましたので、そういったものも活用しながら、どうぞ早急に道路ができますようにお願いを申し上げて質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(園田新一 君) 以上で川崎益弘君の個人質問を終わります。
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