録画中継

平成29年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月12日(火) 個人質問
小西 はげむ 議員
(1)0次予防プラットホーム形成事業について
(2)市職員採用試験、身体障がい者対象試験について
(3)障害児者日常生活用具給付事業について
(4)教育行政について
   ①教育施設整備について
   ②通学路安全対策工事について
   ③就学援助費給付要綱について
◆9番(小西励 君) 創政会の小西励でございます。議長のお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。
 まず、皆様方にうれしいご報告をさせていただきます。
 お手元に議長の許可をいただいて写真つきの文章を配付させていただきました。私、平成23年4月に議員にならせていただいて、今7年目でございますけれども、そのときからかかわらせていただいた案件でございます。私の地元武佐学区内で平成9年に所有者死亡により所有者が不存在になりました空き家が廃屋になっておりまして、草木も繁茂し処理に困っておりました。
 処理するには法律で利害関係人または検察官の請求によってすることになっておりまして、近江八幡市では土地建物の評価点が免税点未満ということで追跡調査をすることができませんでした。で、利害関係人にはなれなかったということであります。
 平成27年1月に、その当時は空き家対策をやるというのはございませんでしたので、繁茂した草木の処理をするにはどうしたらいいかということで環境課にご相談をさせていただきました。それから、環境課から大津の地方検察庁にご相談をいただきまして、相続財産管理人を申し立てるにはどうしたらいいかということでございまして、大津地方検察庁にご相談をいただきました。
 その後、検察庁が利害関係人選任の申し立てというのを大津家庭裁判所彦根支部に行っていただいて、受理をいただきました。その後、選任に係る予納金というのが発生するわけです。これは裁判をする費用でございます。これは近江八幡が利害関係人にございませんでしたので、国の費用で予算を立てていただいて予納金を納めていただいたということでございます。
 その後、国選の弁護人というか、利害関係人を設定いただいたわけでございますけれども、地元近江八幡市の弁護士の方を選んでいただきました。
 今回、やっと公告を経て、官報の公告を経て本当に所有者が不存在であるという裁判で確定をいただいた後に、不動産業者の方に所有権移転をしていただき、現状、後ろにつけておりますちょっと小さい写真でございますので、見にくいかもわかりませんが、上は本当に繁茂した木がある物件であります。下は今重機が入っていただいて、解体処理をしていただいているという物件であります。
 全国でこのような案件は多数ございます。1万5,000例ぐらいございますんですけれども、利害関係人がなく、検察庁による請求ができたということは、全国でも数例であります。特に、滋賀県では初めての事例になるということでございますので、本当に20年に及ぶ案件を環境課、建築課、各関係課の職員の皆さんの粘り強い職務のお力添えで解決することができました。本当に市長初め各職員の皆様には改めて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
 それでは、本題に入らせていただきます。
 まず、まち・ひと・しごと創生事業、0次予防プラットホーム形成事業について伺いたいと思います。
 現在、旧武佐コミュニティセンターを活用していただいて、近江八幡市における生涯活躍のまち推進に向け、未病対策を重点とする健康づくりのため、施設の改修設計が行われていると思います。実際、改修整備が始まるのはいつごろになるのか、お教えをいただきたいと思います。
 さらには、9月の市広報にもございましたが、0次予防健康サポーター養成講座について、目的、対象者、応募期間、応募方法、参加費など詳しくお教えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) それでは、小西議員の0次予防プラットホーム形成事業についてのご質問にお答えいたしたいと存じます。
 まず、旧武佐コミュニティセンターの改修工事につきましては、設計業務が完了しまして、工事の入札手続をしております。10月の中旬ごろからの工事開始を予定しているところでもございます。
 改修の概要につきましては、旧コミュニティセンターはバリアフリー化としてエレベーターの設置、トイレの洋式化、1階に、多目的トイレの増設、健康未来食品の提供のための調理室改修、健康情報発信センターの整備、2階は、健康サポーター人材育成等の講座や、あるいは多世代交流拠点として活用するための研修室並びに託児室に改修をします。
 旧消防コミュニティセンターは、1階を保健師等の専門職によります相談ができる町の保健室、健康未来食品の提供、販売をします保健室カフェに整備をします。
 次に、0次予防健康サポーター養成講座についてのご質問にお答えをいたします。
 本講座は、地方創生の一環として生涯活躍のまちづくりを担う人材を養成するために開催するもので、今後も進展します少子・高齢社会において、市民の方が社会参加や地域で活躍することで健康寿命を延伸し、医療や介護に頼らないまちづくりを目指しているところであります。
 この対象者は、全講座の受講が可能で、講座修了後おおむね週1回以上活躍ができる人で、子育て中の方から高齢者まで幅広く募集しているところであります。
 講座の種類としまして、来年4月から事業を実施する予定のまちの保健室のスタッフとして保健師や看護師、管理栄養士などの専門職、また保健室カフェで健康未来食品を調理、販売するスタッフ、健康情報発信センターで健康機器での測定や運動機能向上のサポートをするスタッフ、認知症の相談や啓発を担うオレンジサポーターの4種類をそれぞれ募集をしております。
 応募期間は9月15日までとしておりまして、電話あるいはメールでも受け付けを行っているところであります。また、自主的な受講を促すために資料代として1回300円を参加費としてご負担いただきます。
 現在、定員には達しておりませんので、ぜひ地域で活躍できる方は応募していただきますようお願いを申し上げる次第であります。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございます。
 10月中旬に業者が決まるということでございます。1点だけ質問をさせていただきます。
 改修整備が行われるまでの間、現在、少し繁茂した草木などが見受けられるわけでございますけれども、適正な管理というのはどのようにされているのか、お伺いをいたしたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 現在、お尋ねをいただきました現施設の敷地の周辺の草木の管理につきましては、現在は総合政策部が所管となっておりますので、この8月に一応除草作業を実施させていただきました。
 今後は、所管がえの手続を経て福祉子ども部に所管が移りますが、それぞれの担当の中で適切に管理を実施させていただきたいと考えております。
○議長(田中好 君) 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございます。
 適正な管理に努めていただきますようにお願いをいたします。近くの自治会から繁茂したやつを管理してほしいという要望も出ているように伺っておりますんで、所管がかわりましても引き続き計画が実施されるまでよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 市長が言っていただきました養成講座ですね、まだ少しあきもあるということでございます。私も微力ながら発信をさせていただきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 それでは、次の質問に移らせていただきます。
 8月21日にホームページに掲載をされていました来春採用の市職員採用試験、身体障害者対象一般職員行政職という案内がございました。ホームページでこれを見させていただいたわけでございますけれども、受験資格についてお教えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 総務部益田部長。
             〔総務部長 益田卓弥君 登壇〕
◎総務部長(益田卓弥 君) 小西議員お尋ねの市職員採用試験身体障害者対象の一般行政職の受験資格についてのご質問にお答えをいたします。
 障害のある方の職業の安定を図ることなどを目的とした障害者の雇用の促進などに関する法律の趣旨を踏まえ、本市においても身体に障害のある方を対象とした採用試験を9月22日までを募集期間とし、10月15日に実施することとしております。
 ご質問いただいておりますこの試験に係る受験資格は、地方公務員法第16条の欠格条項のいずれにも該当しないことを前提といたしまして、昭和63年4月2日から平成12年4月1日までに生まれた方、すなわち来春4月採用時点で18歳から29歳までの方で身体障害者手帳の交付を受け、その障害の程度が1級から6級までの方、あわせて自力通勤、介助者なしに職務の遂行が可能であり、活字印刷物による採用試験の出題、それから口頭による面接に対応できる方としております。
 また、受験時において障害の状況により合理的な配慮を必要とされる方につきましては、具体的な内容について試験申し込み時に申し出ていただくようにご案内をしているところでございます。
○議長(田中好 君) 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございます。
 今、総務部長から資格についてお話をいただきました。なぜ聞かせていただいているかと申しますと、平成28年4月1日から障害者の雇用の促進に関する法律の改正というのがございまして、雇用の分野で障害者に対する差別が禁止をされたということでございます。
 その中で合理的配慮の提供が義務化されたということでございまして、近江八幡市も合理的配慮を義務化していただいているということで、今おっしゃっていただきました。
 さきの7月18日から3日間、創政会会派で秋田県、山形県、福島県に視察研修に伺ってまいりました。全国でいち早く手話言語条例というのを制定された福島県郡山市に伺って6人でいろいろとお話をさせていただいたわけでございますけれども、昨年、近江八幡市でも12月に全会一致で可決成立をいたしましたみんなの心で手をつなぐ手話言語条例の制定、その後の取り組み状況について、特にお話をし、最後のほうで向こうの方と意見交換をする中で、郡山市は先進地であるということでございまして、障害者を対象とした職員採用試験、このお話にもなりました。
 ここで、合理的配慮については詳細に文言を書かれておりまして、視覚障害者の方で受験の際にルーペや携行用文字読み取り機などを持参して使用することを希望される場合または点字による受験を希望される場合、さらには聴覚障害者の方で手話通訳を希望される場合には受験申込書にその旨を記入してくださいと、親切に書かれておりました。
 また、これは滋賀県で調べたわけでございますけども、県においても募集時に点字、音声パソコンによる受験もできます。その場合の試験時間は教養試験の延長などを実施します。こういうふうに事細かく書かれておりました。
 そこで伺いたいんですけれども、当市近江八幡市では合理的配慮の提供についてどのようなことが現在実施をされているのか、伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 小西議員の再問にお答えをいたします。
 これまで本市が対応いたしました合理的配慮といたしましては、平成28年4月の法改正前ではございますが、聴覚障害者の方に対しまして面接の際に手話通訳者を介して質問を行った例がございます。また、試験会場につきましても、エレベーターや多目的トイレが整備された施設において実施をしているところでございます。
 先ほど受験資格として申し上げました活字印刷物による採用試験の出題、口頭による面接に対応できる方といった部分につきましても、受験の際には拡大読書機、またルーペなどの補助具を持参し使用していただくことや筆談、手話通訳などの手段を用いるほか、個々の障害の状況に応じた可能な限りの対応をさせていただくものとしておりますのでご理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。
○議長(田中好 君) 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございます。
 合理的配慮をやっていただいているというのは十分理解できます。ありがとうございます。
 試験案内と申込書に、障害者の状況により合理的配慮を必要とされる場合は、具体的な内容について記入または申し出てくださいということでございました。
 今回の募集案内では、ホームページを見させていただいておりますとトップページには、合理的配慮についての書き方はございませんでした。
 そこで、私は詳しくいろいろ調べてみますと、ホームページの一部にそれが書かれていなかっただけで、その中の資格要項、開いてみますと申込書控えみたいな、そういうところの記入事例を見てみますと、近江八幡市も合理的配慮の提供について記述をしていただいておりました。
 ご案内のトップページにもそういうことをやっぱりうたっていただいたほうが見ていただいた方についてはわかりやすいと思うわけであります。今後、募集時にそういうことも配慮いただけるでしょうか、お伺いをいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 小西議員の再問にお答えをいたします。
 合理的配慮の提供についてということで、ホームページ上でも試験案内もしくは申込書のページを開いていただきますとその記載をごらんいただけるようにしておりましたが、議員のご提案をいただき、早速この採用試験のトップページに記載をさせていただきまして、申し込みされる方にわかりやすくさせていただいたところでございます。
 今後も、対象受験者の方に対しまして丁寧、親切に対応していきたいと、そのように考えております。
○議長(田中好 君) 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございます。
 早速書いていただいたということでございます。ホームページも確認させていただきました。ありがとうございました。
 合理的配慮については、障害者一人一人の状態や職場の状態などに応じて求められるものが異なると思います。多様かつ個別性が高いものだと思われる案件でございますので、具体的にどのような措置をとっていただくかについては、障害者の方々と相互理解の中で十分に協議をしていただいて提供していただけるように、改めてお願いを申し上げておきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
 続きまして、障害児者日常生活用具給付事業について伺いたいと思います。
 この目的については、重度障害者等に対し自立生活支援用具の日常生活用具を給付することにより日常生活の便宜を図り、その福祉の増進に資することを目的にされているということでございます。
 そこで、給付事業の実施要綱について伺いたいと思います。
 用具の種別につきましては、数多くの種別がございます中で、特に今回は盲人用体温計、盲人用体重計、盲人用血圧計について給付していただこうと思いますとどのような条件があるのでしょうか、お教えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
             〔福祉子ども部長 鳥居広子君 登壇〕
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 小西議員の障害児者日常生活用具給付事業についてのご質問にお答えをいたします。
 障害者等の日常生活がより円滑に行われるための日常生活用具につきましては、介護訓練支援用具、自立生活支援用具、在宅療養等支援用具、情報意思疎通支援用具、排せつ管理支援用具、居宅生活動作補助用具とさまざまな種目がございます。
 日常生活用具の種目によって給付対象となる障害の種別や程度は異なりますが、議員ご質問のうち、まず盲人用体温計については視覚障害2級以上の原則学齢期以上の障害児者で、盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯の方が給付対象となっております。
 また、盲人用体重計については、視覚障害2級以上の障害者で盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯の方や医師から食事制限や体重管理を指示されていて視覚障害者と性別が同じ家族がいない方が給付対象となっております。
 最後に、盲人用血圧計については、視覚障害2級以上の障害者で盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯の方や医師から慢性疾患等により在宅での血圧管理が必要であるとされている方が給付対象となっております。
 なお、いずれの種目についても盲人に準ずる世帯とは、視覚障害者同士の世帯をいうとなっております。
 以上が現行上3つの種目の給付条件となっております。
○議長(田中好 君) 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございます。
 たくさんある中から3つのことについてお話をいただいたわけでございますけれども、今条件を説明いただきました。現行の条件の中では、盲人のみの世帯、これに準ずる世帯とのことでございまして、ご家族の中で健常者がおられる場合というのは給付の対象外となると思います。生活の課程において健常者が常時在宅され一緒におられるとは限らず、視覚障害のある方からすれば1人のときでも療養上計測する必要もあると思うわけであります。
 このことからも、この世帯条件の緩和に向けて今後見直しの検討をいただくお考えがあるのかどうか、伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 小西議員の世帯要件の緩和についての今後の考え方についてお答えをさせていただきます。
 この日常生活用具の給付事業につきましては、これまでから東近江圏域におきまして種目ごとの調整、検討を行い、圏域内での統一した給付条件を取り決めながら運用をしてきている経過がございます。
 このような中、議員のご指摘にもございますように、在宅療養等を支援していく上で、当事者の実情を踏まえた見直しも必要であるとの認識から、本市から圏域調整会議において見直し検討を提案の上、各市町間の調整を行いながら今年度の要綱改正の手続の中でこれら3つの種目に係る世帯要件の見直しができるよう、今後進めてまいりたいと考えております。
○議長(田中好 君) 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございます。
 ぜひとも障害のある方に優しい近江八幡市であってほしいと私は思うわけでございますので、ご配慮いただきますようにお願いを申し上げます。
 最後の質問でございますけれども、教育行政について伺いたいと思います。
 まず、教育施設整備、今回はトイレの大規模改修についてでございます。
 開会日市長挨拶にもございましたけれども、学校トイレ改修というのは中学校、小学校で順次進められてきており、平成26年度に中学校全校の整備を終えられ、その後小学校でも進められてまいりました。
 先般、武佐小学校で4校目になったわけでございますけれども、今回の改修計画に当たっては大阪市立大学大学院生らが児童と一緒にサポートをしていただいて、児童の意見を取り入れるワークショップを重ねていただいたということでございます。
 特に、今回は色をテーマに構想を練られたということでございました。ちなみに、紫色では市の初夏の花でありますムシャリンドウを採用していただいて郷土の花を大切にイメージいただいたということでございました。
 児童代表からの謝辞では、いつまでも後輩に気持ちよく使っていただくためにきれいに使いたいともお話をされていました。
 教育施設整備は本当に重点課題事業だと思っているわけでございます。残ります小学校につきましても、早期に実現できるように計画をいただきたいところでございますけれども、次年度につきましてはどのような取り組みになるのか、お教えをいただきたいと思います。
 次に、通学路安全対策工事について伺いたいと思います。
 7月に、近江通学路交通アドバイザーを含め関係機関、各課がお集まりになって合同点検が実施をされたと思います。実施後、各小・中学校の安全対策工事についてどのような対策工事がいつ実施されるのか、工事費については当初予算で確保していただいている範囲なのかどうなのか、お教えをいただきたいと思います。
 最後に、ことしの3月定例議会で質問をさせていただきまして、要望をさせていただきました就学援助費給付要綱の見直しについて、再度精査をいただき、改正を含めた必要な対応をとっていただけるとの前教育部長の回答でありました。
 その後の協議でどのような精査をいただき、改正が行われたのか、また平成30年度にはどのような変更点があるのか、給付金額についても改正があったのか、お教えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 質問の途中でございますが、ここで休憩をさせていただきます。
 休憩いたします。
               午前10時55分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時7分 再開
○議長(田中好 君) それでは、再開いたします。
 当局の回答を求めます。
 教育部長、小林部長。
             〔教育部長 小林一代君 登壇〕
◎教育部長(小林一代 君) 議員お尋ねの教育施設整備、トイレ大規模改修についてお答えします。
 過日、完成披露式を行いました武佐小学校に引き続き、平成30年度は馬淵小学校のトイレ改修を予定しております。これに伴いまして、平成29年度は設計に取りかかり、既に改修を行った他校と同様、大阪市立大学の大学院生のご協力をいただける予定で、ワークショップにより児童の思いを反映し、馬淵小学校の特色を生かしたトイレに整備したいと考えております。
 次に、通学路安全対策工事についてお答えします。
 本年度の通学路合同点検は、通学路安全推進会議のメンバーである各小学校区の近江通学路交通アドバイザーの方々や近江八幡警察署、東近江土木事務所、学校関係者及び本市の関係各課の職員で、7月3日、5日に実施しました。
 事前に近江通学路交通アドバイザーと学校で協議され作成した点検箇所報告書をもとに、市内37カ所の現地確認を行いました。その後、7月24日、関係機関、関係各課で構成する担当者会を開催し、対策の必要性や対応策を検討しました。
 道路の補修や注意喚起の看板設置など軽微なものについては既に実施した箇所もありますが、現在、各関係機関、関係各課において今年度実施する安全対策工事の内容を取りまとめているところです。
 具体的には、グリーンベルトや外側線等の路面標示や転落防止柵の設置、路肩の拡幅工事などです。
 10月5日に第2回近江八幡市通学路安全推進会議を開催し、各学区の近江通学路交通アドバイザーの意見も踏まえ、今年度の安全対策工事の内容を確定し着工、年度内に完了する予定です。
 今年度の合同点検により必要と見込まれる対策工事につきましては、当初予算の範囲内で施行できると見込んでおりますので、議員のご理解をよろしくお願いいたします。
 最後に、就学援助費給付要綱についてお答えします。
 ご質問にありますとおり、さきの3月議会において、議員より新入学児童、生徒学用品費等について会派内の勉強会でも議論をいただき、それまでの7月支給を前倒しし入学前に必要なものが購入できるよう、入学前に支給できないかとのご質問をいただきました。
 これを受け、さまざまな方法を検討した結果、平成29年度については、中学校入学生を対象に給付を行ったところです。
 就学援助費につきましては、国の要保護児童生徒援助費補助金交付要綱の改正に基づき、市の要綱も改正しました。平成29年度より入学前給付を行いました中学校入学対象者も含め、新入学児童、生徒学用品費等の単価を小学生は2万470円から4万600円に、中学生は2万3,550円から4万7,400円に増額変更し給付をしています。
 平成30年度につきましては、小学校、中学校ともに新入学児童、生徒学用品費等の入学前支給ができるよう、近江八幡市就学援助費給付要綱の給付対象者に就学予定者、次年度に小学校に入学する者の追記を行うなど必要な改正を行い、現在準備を進めているところです。ご理解をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございました。
 それでは、順次再問をさせていただきたいと思います。
 教育施設整備、トイレ大規模改修について、まず再問をさせていただきます。
 残ります小学校については、早期に実施できるように引き続きお願いを申し上げたいと思いますが、以前に一部洋式化が完了した学校でも現在ウォシュレット対応というのができていない学校もあるように思います。市内同じような教育環境の実現をお願いいたしたいと思いますけれども、これについてはいかがでしょうか、お教えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 教育部小林部長。
◎教育部長(小林一代 君) ご指摘いただいておりますように、一定洋式化はされている部分がございます。これにつきましては、計画的に温水洗浄便座に取りかえをしていきたいというふうに検討していきたいと思っております。
○議長(田中好 君) 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございます。
 ぜひとも同じ環境の中で勉学ができるようにお願いを申し上げたいと思います。
 次に、通学路の安全対策工事について再問をさせていただきます。
 先ほど回答をいただきました対策工事については、今後安全推進会議というのを2回目を開いてもらって、今年度中に実施をいただいて、当初予算の中で賄っていただける工事だということでございますが、前回も私ちょっと申し上げたと思うんですけれども、地元であります八幡東中学校の通学路でございまして、武佐学区から通学します児童・生徒ですね、歩道もなく、測線は引かれてますけれども、田んぼの中の市道でございます。歩道が本当にありません。通学時、学校においても毎日校長先生を初め教職員の方々が見守っていただいている現状であって、車が本当に頻繁に通って非常に危険であるというふうに感じているわけであります。
 今回の合同点検では調査いただけなかったということでありますけれども、次回の合同点検で実際やっぱり通学時間帯にその調査をぜひいただきたいと思うわけでありますが、いかがでしょうか、お教えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 教育部小林部長。
◎教育部長(小林一代 君) 今お話をいただきました八幡東中学校の近く、野田町、西宿町地先になるかと思います。学校の校長先生にも現状をちょっとお聞かせをいただきました。通学時間帯、通勤で使われる車両の台数もかなりふえている。通学時間帯に重なるということで、かなり注意を要するため見守りをしていただいているということでございます。
 担当課に、先ほどおっしゃっていただきましたように、時間帯、通勤の時間帯に一度現場を確認するように指示をいたしました。その中で対応策というのを考えていきたいと思いますけれども、先ほども申しましたように、アドバイザーの方、また警察の方、県の方、市の担当、5者がちょうど集まります会議がございますので、その中で検討したほうが有効である場合につきましては、またその中で、次回になるとは思いますが合同点検において対応策等を検討していけたらなというふうに考えております。
○議長(田中好 君) 小西励君。
◆9番(小西励 君) ありがとうございます。
 ぜひとも継続した議論をしていただけるようによろしくお願いを申し上げたいと思います。
 最後になりますけれども、就学援助費給付要綱の見直しについてでございます。
 来年度から、国がこれは通達を出しているんですけれども、小学校の新1年生入学準備品購入についても、先払い支給を対象にしてほしいという通達が出ているんですけれども、これに近江八幡市もいち早く対応していただけたということでございますので、ただ職員の皆さんには事前説明など事務処理の負担も多いかと思います。慎重に児童・生徒の就学のために引き続きお取り組みをいただきまして、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 これで私の個人質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
○議長(田中好 君) 以上で小西励君の個人質問を終わります。
 ここで小林教育部長より発言を求められておりますので、これを許します。
 教育部小林部長。
◎教育部長(小林一代 君) 失礼をいたします。午前中の小西議員の教育施設整備、学校トイレ改修に関する再問の回答につきまして、もう少し詳細に回答をさせていただきます。
 平成30年度、馬淵小学校トイレ改修を予定しておりますが、残ります小学校のトイレにつきましては、現在一定洋式化ができておりますので、この洋式トイレの温水洗浄便座への取りかえを計画的に行っていくよう検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
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