録画中継

平成30年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月13日(木) 個人質問
川崎 益弘 議員
(1)岡山認定こども園の進捗状況について
(2)学童保育について
(3)近江八幡八日市都市計画の変更について
◆19番(川崎益弘 君) 日本共産党の川崎益弘でございます。きょうは2番目ということで、最終日になりましたが、私の質問をさせていただきます。
 まず、岡山認定こども園の進捗状況について。
 岡山コミセンエリアの施設整備事業もコミセンや体育館の外部の足場が解体されて、工事も順調に進んでいるように思われますが、認定こども園の用地には草が生え始めましたし、いまだ着工の気配が見えませんが、工事の進捗状況はどのようになっているのか。また、31年4月に開園できるのか、説明を求めます。こういった質問に対して、前の回答もありましたが、再度よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
             〔子ども健康部長 青木勝治君 登壇〕
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 川崎議員の岡山認定こども園の進捗状況についてのご質問にお答えいたします。
 岡山認定こども園の開園に向けた進捗状況につきましては、さきの中田議員の質問にお答えいたしましたとおり、事業主体である社会福祉法人紫雲会が今月末には建築工事の入札を行い、建築業者を決定し、10月より資材発注などを含めた工事を開始、年度内に園舎を完成し、平成31年4月開園予定の建築スケジュールを市に示しておられます。
 また、期限内竣工厳守のほか、県の事業認可、必要な人材確保など、設置運営法人として責任を持って対応する旨の誓約書を8月31日付で市長に提出しておられますので、現時点では間に合うものと考えております。
 市といたしましては、民設民営による整備ではありますが、入園予定者などにご迷惑がかからないよう、これまで以上に事業主体への指導助言などを行い、平成31年4月の開園に向けて進捗を確認、管理していきますので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) では、10月より着工されるということですが、普通こういった工事は着工から約7カ月が必要とされていますが、今の回答では10月より着工ということで、4月には間に合うんだということでございますが、また事業者が誓約書をされたと言われますが、工事計画にはかなり無理があるのではないかと考えます。また、このごろの異常気象から、工事の中で雨や雪の影響で工事が遅くなるということは考えられないのか、そういうことは全然考えていないのか、もう一度お願いいたします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 昨日もお答えいたしましたが、紫雲会が入札をされて、設計の委託の業者さんも選ばれ、そちらと設計を進められる中で、当然工事の日程についても協議をされておられます。確かにご指摘いただいてるような気候の変動でありますとか、そういう部分で予想しがたいような不測の事態が生じることも想定されますが、その中においても現在のスケジュールでは間に合うという形で、実際に設計業者さんから紫雲会さん、その実施主体である紫雲会さんが市にしっかりとお示しをして説明していただいておりますので、現時点ではそのことについて信用して、できるものだというふうに認識をしております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) もしも工事が遅延した場合、4月の開園ができないときは、当然市の責任で子どもさんを一時的にどこかの施設で保育するということが考えられると思うんですが、そのときはそのような考えでよろしいんでしょうか。どこを使われるのか、もしよかったらお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 当然不測の事態というのは、リスク管理としてそれぞれの部署で考えていかなければなりませんけども、まずは10月に一斉募集をするというタイミングが一つのタイミングでございます。今現在、先ほども申し上げましたように、今月末に入札をしていただいてということはまず一つ目のポイントだと思っておりますので、本当にその工事が進んでから後の間に合わないとかということの心配とかもしていただいておりますけども、まずは今月の入札がしっかりと落札されて決まっていかないことにはいけませんので、それぞれの時点におきまして適切な判断をしてまいりたいというふうに思っておりますので、リスク管理をしっかりしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) そのときそのときに判断をしていくということですが、やはり、もしもという、万が一どうしても入れない、開園ができない、こういうことが起こり得るということも想定されると思うんです。その辺では、それだけはやはりきちっとしておかないといけないのではないかと思うんですが、再度お答えください。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 繰り返しになりますけれども、法人さんとして責任を持って、誓約書まで出されて、現在は完遂するという形を言われております。そのことを尊重して、信義に基づいて信頼をしてそこにお願いする。あくまでも民設民営ということでございます。ただ、そこにおいては、市としても責任がございますので、しっかりと、先ほども申し上げましたように、その時点その時点で適切なリスク管理、判断を行いながら、何よりも保護者の方、お子さんにご迷惑かからないように適切な対応をしてまいりたいというふうに思っておりますので、重ねてご理解をお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 最終的には市が責任を持ってということで受けとめておきますので、どうぞその点はよろしく、保護者や子どもさんに迷惑のかからないようにお願いをしたいと思います。
 では、民設民営なので、もうちょっと膨らませて聞いていきたいんですが、岡山のこども園が開園するということになると、これは学校を越えて入園できることになるのか。開園されたときの通園区域をきちっと指定されるのか、そのことをお伺いしたいと思います。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 認定こども園の長時部、また保育所については、ご承知いただいておりますとおり、市内どこからでも入園することができることになっております。当然保護者の皆さんは居住地とこども園の立地、また通勤距離などを考慮して、希望する園を選ばれると思います。ただ、居住地に近いことを第一に選択される方もおられますし、また小学校への滑らかな接続を考えて、地元のこども園に入園されるという保護者の声も多くいただいております。そういう意味で、長時部についてはどこからも入園することはできますけれども、基本的には、今申し上げた考えのもとに保護者の判断で選んでいかれるものだというふうに思っております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) いや、私の予想では、ちゃんと区域が指定されているんだというような思いもあったんです。といいますのは、これちょっとよそへ飛んでしまうんでなんなんですけども、桐原東のこども園の場所、あれが八木の周辺だというようには、前のときも八木町の近くでということを聞いてましたし、今後もあの周辺でというような話が漏れ聞こえるんです。そうすることになると、岡山のこの認定こども園の生徒さんが少なくなるのじゃないのかな、そういうようなことも考えられるんです。例えばエコ村に非常に近い。こういったことから、その辺はどのようになるのか、お願いいたします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 今ご指摘いただきましたように、地理的な要因につきましては、確かに桐原東小学校区の北側にエコ村が隣接しているという状況は間違いなくあります。ただ、平成28年度だったと思いますけども、桐原東の認定こども園の事業者公募のときから、東のこども園については桐原小学校の近傍地付近という形で設定をさせていただいたところでございます。仮に八木のどこの場所を選択していただいたとしても、エコ村からは岡山の認定こども園よりは桐原東認定こども園が近くなってしまうということは事実でございますけども、それについては岡山のコミュニティエリアを定めて、岡山の認定こども園の整備についても同時に進んできたことから、当時からもう織り込み済みというか、保護者についてはその辺も認識をしていただいていることだと思いますし、先ほどの再問でお答えしましたように、いろんなこと、要件を考えながら保護者は選ばれています。その中で、先ほども申し上げたように、就学前から就学後、小学校への滑らかな接続を考えておられる保護者の方も多くいらっしゃると思いますんで、そういう意味では、エコ村の方についても岡山の認定こども園を選択される保護者もおられるものだというふうに思っております。あくまで最後は保護者の判断かなというふうに思っております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 認定こども園から小学校に滑らかにちゃんと入学できるためにとおっしゃいましたが、保育園はそうじゃないんですよね。やっぱり保育園、違うところにもたくさん行っておられるし、それでもやっぱり小学校はそこに行かれる。そういうことなんで、それは余り今のところは関係がないというように考えたんです。
 私がここにこだわっているのは、やはりせっかく紫雲さんがそこで運営をされる、定員をこれだけと見てやられる事業者さんがおられるわけですね。紫雲さんがやられるわけです。そうしたときに、そこが定員に満たなかった場合、本当にそれで経営がうまくいけるのか、その辺までをきちっと市としてカバーできるのか、その辺もう一度お願いします。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 認定こども園を民設民営で整備していく、特に不足している桐原、桐原東、岡山について整備していくということは、今まで申し上げておりますとおり、子ども・子育て支援事業計画にしっかりとその必要性があるから必要な量を位置づけております。別の質問では、待機児童を生まない、減らしていくということですから、そういう意味でいうと、その一つの方策としてこども園をつくって長時部でしっかりと定員を確保して受けていくと。つくっていくといってもまだまだ足らないんじゃないかという話でございますので、そういう意味では、そのことの計画をしっかりと行政としても、民設民営ではありますが、サポートしていく。当然その計画を示して公募したときには、そのことも当然、経営とか運営のことも判断して法人さんは手を挙げて応募していただいているというふうに認識しております。現在もそういう部分の中においてしっかりと計画をされて、工事だけじゃなくて、先ほども言いましたけども、運営をどうするかということも含めてしっかり法人内部で議論された上で臨まれていると思っておりますので、そういう意味でご理解いただきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ちょっとニュアンスが違ったような気がいたします。お話を聞いているとね。それで、こういうことが起こってきて、もし定員が割れることがないように、それはやっぱり市としてきちっとしていってほしい。これは何ぼ待機児童がいっぱいふえてきても、また、多分ふえてくると思うんです。きのうの質問からしますとそういうことは起こり得ると思うんです。でも、近いとか、利便性というか、そういうことも考えていくと、そういうことが起こり得るということがあるから、私はちょっとこの質問をさせていただきました。
 それからもう一点、きのうの質問にもあったんですが、認定こども園の新設は、当初の建設予定地は市が提供するというように私たちは理解しておりました。それが用地を購入するということになったわけですが、その中で事業者が用地を購入するということになったわけですが、ではほかの認定こども園、例えば島の白鷺認定こども園ですか、この用地は市の市有地ではなかったのか、その辺お願いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えします。
 島の件につきましては市有地でございますが、お貸しをしているという状況でございます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 貸している、無償ではないわけですよね。じゃあ、どのぐらいの使用料をどのようにとっておられるかということを教えてください。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 済みません、今現在岡山認定こども園の質問でございましたので、ちょっと手元に島の使用料の金額、資料がございませんので、後ほど調べてご回答したいと思います。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) これ土地の問題なんで聞いておきたいと思ったんです。事前に何も問い合わせもなかったし、私も言ってないのも悪いかもわかりませんけども、ほかに認定こども園以外にもやっぱり市の市有地を無償で貸し付けているという部分があるわけですよね。それは認めていただけますか。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) はい、旧の安土がそうだというふうに思っております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) こういうこともありますので、これはできるだけ早い時間に答えてください。私、また質問の最中にもう一度戻っていきたいと考えますので、次の質問に移らせてもらってもいいですか。もう一遍戻ってもいいですか、議長。
○議長(園田新一 君) 質問の内容が違うと思いますので、後日になると思いますので、変わるとちょっと困りますね。
◆19番(川崎益弘 君) わかりました。
 じゃあ、土地の無償で貸し付けておられるということについてなんですけども、これは例えばほかにもあると思うんです、たくさんね。そうしたら、やはり同じようにこういったものには貸し付けをされるべきだというように考えるんです。例えば旧元気園の跡地は三穂の園へ無償貸し付けをされます。そういうことですよね。それから、社会福祉だとか子育ての支援、待機児童の解消の立場からするならば、民設民営であっても、やはりこれは市有地をそういった園やそういうところにきちっと貸すべきだということを私は申し上げておきたい。そういうことを考えておられるのか。今後はその部分をどのようにされるのかということもあわせて聞きたかったというように思ってます。いかがですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理 君) 川崎議員のご質問でございますけれども、それぞれ施策におきましてそれぞれの時期においてそれぞれの優先度、また状況、整備の仕方等変わってくると、こういう状況にございますので、できる限り不公平感のないようには考えてまいりたいと思いますけれども、一律にあるべきであるということではないという理解をしております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 時期的にその場所によって、そのことによって違うんだということをおっしゃっておられると思うんですが、こうやって民設民営でやっていかれる中では、やっぱり相当な事業者は苦労をしておられると思うんです。そういうことも含めて私は今お願いしたんです。そういうことももう一度調べて、何か回答ありますか。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長、回答してください。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 済みません、お待たせしました。白鷺こども園の土地の賃借料につきましては、年間で99万4,910円ということになっております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) そうですよね。一応私も資料は持っておりますので、そういうことでございます。でも、ほかにももっとあるということを、先ほど申し上げたように、市長が回答していただきましたが、そういうことですので、私はそういうようにしていっていただきたい、そのように考えます。
 次に移ります。学童保育についてでありますが、学童保育の利用者は近年急激に増加しています。本年度は1,000人を超える児童が通っていると聞きます。6月議会で民設事業者への開設補助金の補正予算をつけ、また市長と事業者が懇談をされ、担当課も含めて処遇改善には何の障害もないと一致したと聞いています。市長も早速学童保育の現場を見ていただいたと聞いています。学童保育が子育て支援に果たされていることについて、また現場を見てどのように感じられましたか、市長の所見をお伺いします。
 定員の問題ですが、国の定員規模では40人以下としています。国の運営指針によると、子どもが相互に関係を構築したり、一つの集団としてまとまりをもってともに生活をしたり、支援員が個々の子どもとの信頼関係を築いたりする上での適正規模としていますが、現実には児童の急増に施設整備が追いつかず、定員50人の施設が多く、また待機児童解消のためのとして、定員の120%の受け入れを行っている現状があります。各学童保育所数、クラス数や児童数はどのようになっていますか。定員40人を超えるクラブはどれだけありますか。また、50人定員としているクラブはどれだけありますか。定員の120%として定員を超えた子どもを見ているクラブはどれだけありますか。実態の説明をお願いします。
 岡山小学校の学童クラブ利用者は30年度で115人、31年度は113人を予測されていますが、当初計画では岡山こどもの家、岡山寺子屋水茎は2カ所分の新施設で30年12月竣工の予定でありましたが、工事の着工ができないことから、新しい施設では開園できないことが確定しましたが、いつ開園されるのか。開園まではどの施設をどのように使って運営をされるのか、説明を求めます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 川崎議員お尋ねの学童保育所についてのご質問について回答申し上げます。
 まず、過日放課後児童クラブについて数カ所の現場に伺うとともに、この間事業者の皆様とも懇談の機会をいただき、状況を確認させていただいたところでございますけども、運営方法や利用施設の形態も多様であり、当然ではありますけども、子どもたちの様子もさまざまでございます。また、運営に係る課題も同様さまざまあると感じたところでございます。
 いずれにいたしましても、現場でご尽力いただいております支援員、補助員等スタッフの皆様方には改めて敬意を表するところでございます。
 また、支援員等の処遇改善等につきましては、必要な事業を取り入れる方向でさらなる検討を重ねてまいりたいと考えているところでございます。
 ご質問の市内放課後児童クラブの状況につきましては、市が設置する専用施設が9施設、幼稚園の空き教室利用が1施設、小学校の空き教室利用が2施設、その他の公共施設利用が1施設ございます。このほか、民間施設が5施設の計18施設で25クラブを開設し、平成30年5月1日現在で登録児童数は1,082人となっております。
 なお、25クラブ利用定員の合計は1,047人でございます。
 25クラブのうち40人を超える定員を設定しているのが9クラブ、このうち50人定員としているところが6クラブございます。また、25クラブのうち、定員に対し120%を超えて受け入れているクラブは5クラブとなっております。
 議員ご承知のとおり、放課後児童クラブの日々の平均通所児童数は登録児童数の約80%という実態から、特に利用ニーズの高い小学校区においては、現状定員の120%を受け入れることにより待機児童を発生させないことを優先させているというのが現状でございます。
 岡山小学校区におきましては、子ども・子育て支援事業計画の中で、平成31年度には113人の利用を見込んでいるところでございまして、これを踏まえて、新岡山こどもの家の整備に取り組んできたところでございます。さきの中田議員のご質問にも回答申し上げましたとおり、岡山小学校、岡山コミュニティセンターとあわせて、平成30年12月14日の同時竣工を目指して進めてきたところでございますけれども、残念ながら契約に至らず、その後も早期の竣工を目指して協議を重ねてきましたが、今年度内の竣工は困難な状況でございます。
 しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、平成31年度の岡山小学校区における利用ニーズの増加が見込まれることから、小学校近傍地の既存施設の活用等により、待機児童を発生させないよう代替措置を講じるべく、利用児童の保護者や地元関係者等と協議、相談しながら、次年度の一斉募集までに具体的な代替策を示せるよう鋭意検討と調整を図っているところでございます。
 またあわせて、既存の整備計画を基本とし、必要な補助金及び予算を確保した上で、整備する方向で、またこの管理運営等については公募を原則とする方向で検討、調整するところでございます。ご協力、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
 学童クラブにつきましては、川崎議員にも述べていただきましたように、一番大事なところが、支援員が個々の子どもと信頼関係を築くと、こういう点にあろうかと思いますので、定員の問題についても今後積極的に解決を図ってまいりたいと考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) まず、岡山の学童の開設についてでありますが、旧施設のコミセンやとか小学校近辺の施設を使ってということを今おっしゃいましたが、岡山幼稚園もその対象の中にあると思うんですが、この岡山幼稚園の耐震基準というのは満たされているのか、またそこを使おうとされているのかお答えください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 岡山幼稚園につきましても、候補という形で考えておりますが、耐震については満たしているものと考えております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 耐震を満たしているものと考えているという回答でよろしいですよね。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 済いません、今手元にIs値、正確なものを持っておりませんので、記憶の中ではクリアしているかと思っておりますけども、手元に資料を持ってませんので、確認してお答えいたします。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) もし耐震がなかったら、これはぜひ子どもさんを預かるという立場からも、そういった耐震補強の面も考えた上での受け入れというようになるように、ぜひ考えていただきたい、このことをお願いしておきます。
 では次に、市内の学童クラブに入れない児童はどのぐらいおられるのか。この中で、待機児と申しますが、その学童クラブの待機児がどのぐらいおられるのか教えてください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 学童クラブにつきましては、先ほどの初問で市長が答弁申されましたように、質のことももちろん上げていくんですけども、まずは待機児童を出さないということで、利用の多いところについては一定今120%を超える形で受け入れをしてもらっている形でございますので、また利用調整自体も申し込みも学童さんでお願いしている関係でございますので、市としては今現在待機児童はないという認識をしております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今のとこではそのような把握だということでございます。
 では、今後、きのうもこの話はいろんな質問の中でありました。今後、児童がふえると予測される学区はどこで、何人ぐらいふえるというように考えているのか、まずそこを教えてください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 学童クラブにつきましてのニーズが高いところにつきましては、ことし6月にも補正予算でお願いしたとおり、金田、それから桐原東、安土、この3校区におきましてふえていくという形でありますんで、即効性のある対応という形で、民家改修する中で整備を満たしていきたいというふうに答弁させてもらったとおり、その3つの学区についてということで認識をしております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ちょっと済いません、青木部長の答弁がだんだん早くなってくるんで、もう少しゆっくりしゃべってください。そうじゃないと、私どうも聞き取りにくいんで、お願いをいたします。
 今もおっしゃられたように、金田やとか桐原東、安土が多くなるということでございますが、特に金田学区は、きのうの質問にもありましたように、本当に多くふえていくんだということで、ざっと市営、県営住宅の跡地、それから鷹飼町の間野だとか駅前のマンション、こういったものやとかミニ開発を入れると、450戸ぐらいはふえるんじゃないかなというような予測がされているということです。それから、安土地域でも四ノ坪というところですか、それからまた、今都市計画の見直しもありまして、これらのことからすると、かなりふえていくのが現実です。ですが、今すぐ子どもさんはふえていかなくても、徐々にふえていくんです。だったら、どのような対策を考えておられるのか。先ほど言われたそれ以外の対策というのはございますか。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 放課後児童クラブにつきましては、先ほど初問でお答えしましたように、4つぐらいの形態がございます。市が公設民営で専用施設をつくるこども園の形態と、それから空き教室を使って公設で民営で運営してもらう。それから、民設民営で、法人さんがみずから設置される場合。それから最後に、昨年度の整備でことしの4月から1カ所、安土でオープンしましたが、民家改修の形で、4つぐらいの形態が大きく分けるとあると思っております。
 現在、これからのニーズの増加、それからまた今新たな宅地開発であったりとかという部分がございます。
 いずれにしましても、何の計画も持たずに整備とか方針をしているわけではございませんので、従来から子ども・子育て支援事業計画の中において、しっかりと人口推移、それからまた保護者なり就学前の方のニーズ、また事業者さんのアンケート、ヒアリング等を行う中で、適切に必要な整備を見込む中で、その計画に基づいて事業整備を円滑に進める努力をしているところでございます。
 今後の増についても、そのときそのとき、また今回次期の計画を立てるときにおきましても、今度わかってる範囲におきましては当然宅地造成等の整備量等も見込みながら、しっかりと次期の計画におきまして整備できるように考えていきたい。もちろんそれについては、それぞれの関係者もいる中の会議でしっかりと議論していきながら、どの量が適当なのかということも含めて考えていきたいというふうに思っております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 私もこの夏に学童保育を何カ所か見学させていただきました。本当にたくさんの子どもさんが一つの部屋の中にぎゅうぎゅう詰めでという状態を見てきました。よくこの状態でけがや事故が起きないのかと驚きもありました。本当に早急に改善が必要と実感しました。先ほどの答弁もありましたように、本当にそのことは多くのところがあるということは実感されて回答いただいたわけですが、よくこの中で事故が起きてないなというように思います。大規模改修のための計画が、今聞いていると、本当に大変な状況にあるというのか、きちっと計画はあっても実際は伴っていない、こういうのが状況ではないのかなというように思います。
 多くの学童保育所がぎゅうぎゅう詰めの状態を解消するために、開設補助金を予算化されましたが、関係者も施設探しに奔走されました。なかなか見つからないというのが現状です。このままでは解決できないというのが現状ではないかと思うんです。こういったことから、保育の質を確保することを考えると、学校の敷地に余裕があるところは敷地内に、ないところは近くに市が土地を提供するなど、思い切った解決策が必要ではないかと考えるんですが、その辺についてはどのようにお考えですか。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 先ほども申し上げましたように、いろんな形態、設置の形態もいろいろございますし、運営主体も、社会福祉法人にやっていただいておりましたり、またNPO法人でありましたり、保護者会の運営であったり、その歴史も含めていろんな形態がございます。
 そういう中で、当然この事業については公設でなければならないというだけでなくて、もちろん民間参入もできる事業でございます。そういう中において、それぞれのお話を聞きながら円滑な整備に努めてまいりたいと思いますし、学校の問題につきましては、これから、今宅地の造成の話が出ましたけれども、それについては就学前だけではなくて、学齢期も当然あります。学校教育との関係もあります。また、空き教室の状況とかもございます。その辺も踏まえながら、それぞれ関係課とも連携しながら検討していく必要があることだと思っておりますし、また学童保育の利用者の利用率といいますか、その希望はふえてきているのは事実でございます。実際に通われている方がふえているのは事実でございますけども、一方では学童クラブを利用できないお子さんについても、全てのお子さんに対して児童福祉の視点から支援をしていくということで、どのお子さんにとっても健康で健全な放課後の居場所というのも一方では考えていく、広い意味での児童福祉、子育て支援の中で考えていくことも重要だと思っておりますので、そういうことも含めて、子ども・子育て会議等の中で検討してまいりたいと思っております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 本当に先ほども同じような子育て会議の中でとか、そういうことなんですが、緊急にどうしてもやっていかないといけないんだということを思うんです。例えば私は、旧金田のコミセン跡地、あっこも新しい土地が更地になってる。きのうでは、まだ官民境界がどうのこうのということでございましたが、そういうようなものを利用することはできないのか。市としてそういうものを、民設でもいいですし、そういうようなことができないのか、再度お答えください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 当然、こういう、先ほども申し上げましたように、公設民営でどこまで整備をしていくか。それから一方では、民設民営でやっていただいている分もございます。その辺で、実際に利用率、使用率がどこまでというのはなかなか、今20%を超えておりますけども、それが30までいくのか40までいくのか、なかなかニーズをはかりかねる部分もございます。そういうことも踏まえて、公と民とのあり方、また設置のあり方も含めて総合的にやっぱり考えないと、公でやることが全ていいわけでもなくて、民のよさもございますし、そういう中であくまでも保護者が選択をされるという権利もある中での制度でございますので、公設でやってくださいという制度でもございませんので、そういうことも含めて検討していきたいと思っております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 公設だとか民設だとか言っておられるけども、私は単刀直入に、旧の金田のコミセン跡地が使えないんですか、そういうものを提供して誰かにしてもらうとか、公でやるとか、そういうことじゃなくて、そういうことができないんですかということをお尋ねしたんです。でも、長々と答弁されて、結局はどうなのかというのがはっきりわからない。こういうような状況なんですが、もう一度単刀直入にお願いします。
○議長(園田新一 君) 小西市長。
◎市長(小西理 君) 川崎議員の再問にお答えしたいと思います。
 考えるべき項目につきましては、るる担当部長から述べさせていただきましたけども、当然それも選択肢の一つとして考慮はさせていただくことでございますけれども、当然市のいろいろ経済的負担、保護者の方のニーズ、そしてどうあるべきかということを総合的にやっぱり考えさせていただいて決めさせていただきたい。しっかり対応を考えていくと、こういうことでございます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ぜひ早急にふやしていかないと、人数がふえていくということになると思う。
 それから、市内のどの学童クラブも発達障害などの障害者や食物アレルギーの児童がふえておられるというように聞きます。このような中で、支援員の役目は非常に重要であります。その中で、正規の支援員さんが少ないと聞きますが、市内の学童クラブの支援員さんの体制について、1クラブ当たりの正規、非正規の支援員さんはどのようになっているのか、把握しておられたら教えてください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 済いません、今ちょっと手元に人数の資料がございませんので、後ほど回答させてもらいたいと思います。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 私もそこら何カ所か回らせてもらった中では、なかなか正規の支援員さんが集まっていない。ほとんどが、1人おられたらええほうで、おられないところもあるというように聞いてきました。本当にこういった支援員さんが確保できないと聞きますが、東近江市はそういった中で国の処遇改善を実施し、適正規模のクラブ、40人クラブだそうです、支援員を4人配置し、そのうち2人を正規の雇用で配置されています。何よりも子どもの安全と保育の質を保っていること、保護者、地域、学校との対応など、運営まで担っていることを考えれば、国の支援員の処遇改善補助を最大限利用し、正規の雇用の支援員さんをふやすことを急務の課題と考えていますが、担当課はどのように考えておられますか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 各クラブに配属する指導員の数につきましては、国の基準におきましても2名以上、市も2名以上の配置を求めております。それについては、現在の委託料もその中で積算をしているところでございます。
 正規、非正規につきましては、いろんな働き方の関係もございますので、それについてはまた検討していきたいと。ただ、どの分野についてもやっぱり人材不足というのは大きな課題でございますし、そういうことも含めて、どういう形がいいのかというのは検討していきたいと思っております。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) そうですよね。人材不足は確かなんです。ですから、私が申し上げているように、隣のことばっかり言うて申しわけないんですけども、東近江さんは処遇改善、国のそういった費用を利用してこういうことをやっておられると言っているんです。そういったことをぜひこの近江八幡市でもやっていただきたい、このことを申し上げておきたいと思います。
 近江八幡市は人口が現在わずかながら増加しています。先ほども言いましたように、今後もふえていくというように考えられます。近江八幡に住んで子どもさんが生まれて、そして保育園、認定こども園、小学校、学童保育所など、入園や入学をして、そして中学校卒業まで、これで13年間の居住をこの近江八幡に構えることになるんです。そうなりますと、その後もやっぱり住み続けることになり、また今後もここに住み続けていく、そのことからしても、近江八幡で子育てしてよかったと言えるようにするためにも、子育て支援の強化をくれぐれも重ねてお願いをいたします。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 済いません、先ほどのご質問で答弁ができてない部分がございました。資料が今手元に参りました。
 岡山幼稚園につきましては、建築年度が昭和59年ということで、新基準ということになっておりますんで、耐震は問題ないということでご理解いただきたいと思います。
 それと、先ほどの処遇改善、来年度の分について検討しているというところでございますので、重ねて回答させていただきます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ぜひ処遇改善もよろしくお願いしたい、このように考えています。
 次に、近江八幡八日市都市計画の変更について、市街化区域の編入に伴う地域説明会が8月21日に行われました。十王町地区、西ノ庄町地区、土田町南地区、小船木町地区、安土上豊浦地区、長福寺町地区の6地区が計画に上がっていますが、長福寺町地区を除いて大方が優良農地を商業地域と住宅地域の市街化に変更するものであります。
 農地は、大雨が降ったときには調整池の役割を果たしてきましたが、商業地域や住宅地になりますと、一気に雨水が下流域に流れることになり、その下流域の排水溝や河川は一気の増水で、周辺の農地だけでなく、住宅地の浸水の被害が出る可能性があります。これらのことがこの計画には加味されているのか、説明を求めます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 小西都市整備部長。
             〔都市整備部長 小西正彦君 登壇〕
◎都市整備部長(小西正彦 君) 川崎議員の近江八幡八日市都市計画の変更に関するご質問にお答え申し上げます。
 現在、滋賀県では第6回目の近江八幡八日市都市計画区域における区域区分の見直しが行われております。本市においても、先ほど議員が申されましたように、6地区において市街化区域への編入に向け、これまで地権者、関係機関との協議、調整を行い、去る8月21日に市民説明会を実施したところでございます。
 議員ご質問の市街化区域編入後の開発に伴う雨水対策でございますが、これまで地権者及び地域説明会、また都市計画審議会などでもご説明申し上げましたとおり、開発区域の放流先河川などの流下能力を鑑み、雨水排水計画基準に基づき、区域の全体流域における流下能力の検証を行い、超過する場合は区域内において必要規模の調整池の設置を開発事業者に指導し、流量調整によって下流河川などへの負荷を軽減することにより、区域周辺の浸水など、ご指摘の懸念防止に努めてまいりたいと考えてございます。
 以上であります。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 調整池はその計画によってつくられるということでありますが、商業地域であれば、例えばショッピングセンターなどができるときは、その面積に応じた調整池を設けられると考えられますが、例えば住宅地域で個人が自己の住宅を建設されたときに、調整池は個人でつくることになるのか、その辺をお答えください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 小西都市整備部長。
◎都市整備部長(小西正彦 君) 川崎議員の再問にお答えをしたいと思います。
 そもそも調整池は、雨の状態や排水基盤の脆弱性などにより逼迫した状態があるため求めているものでございます。今回の市街化区域編入では、同時に決定を予定している地区計画において一段の開発を誘導し、排水基盤の整備とともに、編入区域全体での調整池設置を求めていく考えでございます。これにより、区域においては排水基盤が整備されるとともに、開発申請を伴わない一般的な個人住宅等の連続的な建築を抑制することが可能でございます。ご懸念いただいております個人住宅単位での調整池の設置は発生しないと現在のところ考えているところでございます。
 以上であります。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 個人での住宅というのはそこには開発できないというように捉えていいと思うんですが、そういったことから、そこには地域全体での調整池ができるということで理解をさせていただきます。
 この都市計画変更については、地元の土地改良区や各団体と話し合いや説明がされたのか。先ほども説明をしてきたとおっしゃいましたが、なかなか私の近くではそのことが聞こえてこなかったので、もう一度そこのところを確認させていただきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 小西都市整備部長。
◎都市整備部長(小西正彦 君) 再問にお答えします。
 こちらの今川崎議員が申された内容というのは、やはり法の要求事項でもございます。やはり農林との調整というものが必要になってまいりますので、国が示しております農林との調整に順次、関係各土地改良区や東近江農業農村振興事務所などとの協議調整を実施をいたしております。
 それ以外に、初問でもお答えしておりますとおり、地権者、また自治会等地元団体への説明も実施をしているところでございます。先ほど議員が申されましたように、過日8月21日には今の地区計画の内容も含めて、区域区分の見直しに係る市民説明会を開催をさせていただいているところでございます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) きちっとした話し合いができていないと、大変なことに後々なるというように考えています。都市計画の変更について、特に雨水排水問題がありますが、そのほかにも人口の増加など、子どもさんがふえてくる、こういうことについても、保育園やこども園、小・中学校について庁内できちっと議論がされているのか、このことをお聞きします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 小西都市整備部長。
◎都市整備部長(小西正彦 君) 今ご質問をいただいておりますが、当初の初問でございますと、雨水排水に関しては、初問でもお答えしましたように、必要規模の調整池を設置するということでございます。
 これはやはり区域区分の見直しに係る構想段階から庁内の関係各課と協議を得て、現在の状況を鑑みた雨水排水計画、また今ご質問ありました人口の増加、また小学校、中学校等の問題等も含めまして、構想段階から情報の共有をさせてきていただいているという状況でございます。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) どうも本当に情報が共有されていたのか、きのうからこの議会が始まっていろいろ質問されている中で、本当にどれだけの戸数がふえるのかとか、そういったことがきちっとわかっていない、こういうのが状況ではなかったのかなと、このように考えます。ですから、今庁内の中で情報が共有されていたのか、そのことがきちっと私たちには知らされてこなかった、これがおとついからの質問の中で、じゃあどれだけふえるんやろうと、こういうようなことになってきているんではないのかなというように考えたわけです。
 また、今回の都市計画変更地域の開発が進んだときの雨水の大方が農業排水溝に放流される。先ほどからも申し上げているように、現在の農業排水溝は農地の保有者、私も含めて地域の皆さんが清掃やとか維持管理を行っているが、開発に入る業者は各排水溝の管理をしている土地改良区と話し合いができるように指導されているのか、そのことについてお伺いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 小西都市整備部長。
◎都市整備部長(小西正彦 君) 再問にお答えいたします。
 今の開発の関係でございますが、開発審査において、公共性の高い施設、また設備が関連する場合は、やはりその管理者等に照会をさせていただくと。また、本市以外、今申しましたのはやはり市の内部の中での照会がまず大事でございます。また、市の組織以外の管理者、今申されましたように、土地改良区でございますが、そういう関係課から土地改良区などの協議先を教えていただく、教授をいただくと。その中で事業者に対して協議履行を私どもは指導をさせていただいております。
 また、その際に付される管理者からの協議要請、また意見等に対しまして、適正に処理をされているか否かと、されているかどうかということをあわせて審査もさせていただいている状況でございます。
 以上であります。
○議長(園田新一 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) ぜひこれはきちっと開発される業者、また私たちもそこで排水溝の管理をしているわけです。そういった中で、本当にこれができていくのか不安なんです。本当にこういうことができるようにきちっと指導をしていただけるように。本当はどこかの条文の中に規定していただくと一番いいんですが、そのことがあるのか、それはもう一遍だけお願いします。そういう条文を規定されて、きちっとその開発のときに指導されるという条文があるのか教えてください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 小西都市整備部長。
◎都市整備部長(小西正彦 君) 条文というよりも、やはりこの開発指導要綱の中で私どもは指導をさせていただいていると。ですので、今申されているような土地改良区等の同意なり協議要請というのはさせていただきます。その中で、改良区さんの中の判断というもので、一定私どもには回答をいただくというような形になってこようかと思っています。あくまでも指導要綱の中で指導をさせていただいているということでございます。
○議長(園田新一 君) 質問ありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今回質問させていただいて感じましたことというんですか、きちっと答えていただけなかって、そしてもう1回そこから進んでいきたい、こういう質問もあったわけですが、なかなかうまくそれができなかったということを申し上げておきたいと思います。
 そして、岡山学区のコミセンエリアの施設整備事業の中で、岡山学童保育所は問題が多く、同時開園ができなかったこと、岡山認定こども園の建設計画にも当初から無理があったんではないか。また、市内の学童クラブの定員問題にしても、今までからきちんと向き合って対処してこなかったことが見られます。
 また、都市計画の変更については、冨士谷元市長が岩盤規制に風穴をあけた、青地が白地に変えられると意気込んでおられました今回の都市計画の変更について、特に十王町南地区の排水は全て承水溝に流れることになるが、承水溝の改修問題については、前の議会で井狩議員が質問をされていますように、承水溝の改修は喫緊の課題であります。多くの住宅地からの雨水、排水が流れ込んでいます。このことからしても、承水溝は水茎土地改良区のものではないということです。承水溝の改修には大きな問題があります。また、この地区には農業用の送水管が埋設されています。このように大きな問題があります。これらのことから、都市計画の変更についてはもっと総合的に計画して行うべきであるということを申し上げておきたいと思います。
 また、元冨士谷市政の余りにも強引なやり方のツケが今ここに来ているということ、このことを申し上げて質問を終わります。
○議長(園田新一 君) 以上で川崎益弘君の個人質問を終わります。
 青木子ども健康部長より発言の申し出がありますので、これを許します。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 議長から発言のお許しをいただきましたので、さきの川崎議員の再問のうち、後ほど回答すると申し上げておりました件につきまして回答いたします。
 放課後児童クラブの支援員の正規職員と非正規職員の数につきましては、支援員の人数は全クラブ合計で138人の支援員がおられ、そのうち認定資格者数につきましては45人と把握しておりますが、正規、非正規の雇用形態別の人数につきましては市では把握しておりません。
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