録画中継

平成27年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月14日(月) 個人質問
加藤 昌宏 議員
(1)市庁舎整備の進め方と総事業費の積算について
   ①基本計画はどのようにまとめられるのか。
   ②建設の段取りはどういう手順を考えているか。
   ③庁舎建設の総事業費見積りは。
(2)新桐原小学校開校と信号機の設置について
   ①信号機の設置は計画に入っているか。
   ②地元からの請願について
(3)近江八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略骨子案について
   ①「市民が主役」となる内発的発展と品格あるまちづくりとは。
   ②CCRC近江八幡版 可能性の検討とは。
   ③「新型交付金」の活用策は何か。
(4)公用マイクロバスの使用について
   ①公用マイクロバスの使用規定について
◆20番(加藤昌宏 君) 最後の質問になりました。日本共産党の加藤昌宏でございます。私は、4つの問題について分割方式で質問をさせていただきます。
 まず最初に、市庁舎の問題について質問いたします。
 市庁舎整備等基本計画策定業務委託仕様書によると、新市庁舎及び官庁街エリアの整備に必要な基本計画の策定を目的とするとあります。委託する場所として、面積で示し、庁舎部分を現庁舎敷地約1万2,500平米、庁舎部分を含めて官庁街約6万4,000平米をゾーン設定して、基本計画の策定を求めています。
 基本計画はどのような内容でまとめられるのでしょうか。庁舎建物の向きや建設位置、官庁街エリア内の施設の位置づけなども計画の業務内容とされているのか、お尋ねします。
 また、庁舎建設については、市の業務は現庁舎内で続けながら、現庁舎の南側と西側の位置に建設する計画が決まっていました。それが、現庁舎を解体してから建設にかかる方策が検討されていますが、いつ、どこで変わったのか、その理由を説明してください。またあわせて、建設の段取りはどういう手順を考えているのか、説明ください。
 庁舎建設の総事業費はどのくらいになるのかも、本市の大型事業が軒を連ねる財政運営の中で心配な事情として出てきます。新国立競技場問題でも、競技場のあり方と予算規模の膨張が議論となり、見直しがなされてきました。長年検討を加えてきた本市の大型事業である庁舎建設総事業費の見積もりを示してください。
 建設の方法による比較も示して、広く市民の意見を聞くことが大事だと考えます。当局の考えをお聞きします。
 以上が初問です。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 野田総合政策部長。
             〔総合政策部長 野田健志君 登壇〕
◎総合政策部長(野田健志 君) 加藤議員お尋ねの市庁舎整備の進め方と総事業費の積算についてお答えをいたします。
 まず、1点目の基本計画はどのようにまとめられるのかにつきましては、現在策定中の近江八幡市庁舎整備等基本計画は、6.4ヘクタールの官庁街エリアにおいて、現庁舎位置で建設する市庁舎を核とした持続可能なにぎわいが創出できるゾーニング計画を行い、それにふさわしい市庁舎の建設の方向性を計画するものとしております。
 なお、市庁舎の向きや建設配置及び官庁街エリア内の施設は、ゾーニング計画を策定していくための重要な要素の一つとして検討してまいりますが、基本計画では決定するものではありません。
 2点目の建設の段取りはどのような手順を考えられるのかについてでございますが、平成26年6月に策定しました近江八幡市庁舎整備基本構想では、現本庁舎を残しながら新庁舎を建設する構想を示し、その後、設計プロポーザルを実施いたしましたが、しかし談合情報が寄せられたことから、談合情報対応マニュアルに基づき調査が開始され、談合と認定されるような事実は見当たらなかったとの調査結果を得ましたが、入札談合等調査委員会の答申を尊重し、プロポーザルを中止したことにより、現庁舎敷地での施行にかかわる建設の手法がふえることとなりました。
 例えば桐原小学校を仮庁舎として活用ができるかなども選択肢の一つとして検討しております。
 いずれにいたしましても、建設のための諸条件の整理や事業スケジュールなどについて比較検討を行い、基本計画策定業務内において決定してまいります。
 3点目の庁舎建設の総事業費の見積もりにつきましては、従来から申し上げておりますとおり、事業費につきましては基本計画において設計に必要な諸条件を整理し、続いて実施する基本設計の段階まで進まなければ平面図や立面図などへの具体化をすることができないため、基本設計の段階において事業費がお示しできるものと考えております。
 また、今回委託しております基本計画の策定におきましても、概算ではありますが、工事費を算出する予定といたしております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 談合情報によって当初の解体せずに建設するというのはなくなったと、こういうことでした。それで、今検討されている解体してから建設するという、こういう事情ですね、これ今、桐原小学校の選択肢が生まれてきたということでしたね。だから、それは、そこで変わったわけですか。それちょっと教えてください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 解体せずに建設するという手法はなくなったというのではなくて、新たに桐原小学校、仮設校舎は今までから現在も建てる考えはございません。しかし、先ほど申し上げましたように、プロポーザルを中止したことにより、建設手法の選択肢がふえたと。桐原小学校の施設を使うという選択肢もふえたということでございます。
 そのほかにも、現敷地の現庁舎敷地の空閑地を活用して建設する手法とか、支障になる建物一部解体して建設するとか、今申し上げました全部解体して建設する手法など、検討する手法がふえてきたということでございます。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) いろいろ事情が変わってきたということですね、建設手法も含めて。
○議長(園田新一 君) 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 事情が変わったというより、選択肢の一つがふえたということだけでございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 当初決まったのは基本構想の中で決めてたと。それが談合情報によって変わったと、こういう説明でしたが、それで事情が大きく変わったわけですね、建設手法も含めて。
○議長(園田新一 君) 吉田副市長。
◎副市長(吉田正樹 君) どうもありがとうございます。
 こういうことなんですね、前回出されたときは、まだ桐原小学校はこの事業をしている状況であります。今回いろんな諸般の事情がございまして、少し1年間ぐらい延びたわけでございます。そうなりますと、桐原小学校がちょうど移転されるという状況になるわけでございますから、こういったところも活用でき得るという条件がふえたということでございまして、時間差ですね、去年は、出されたときにはやはりとんとん拍子にいけば使えなかったと。しかしながら、中止いたしまして延ばしますと、環境条件が変わると、選択肢がふえたという理解でございます。
 だから、あくまでも時間が少し延びたわけでございまして、桐原小学校がたまたま今建てておりますから、こちらが移れば現場があくということで、選択肢ということでございます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 選択肢がふえたということですけれども、それによって建設の手法が変わるということは考えなかったんですか。
○議長(園田新一 君) 吉田副市長。
◎副市長(吉田正樹 君) まだ決定じゃないわけでございましてね、これからいろんな業者さんが来られまして、我がプランナーは、例えば全部かけてやるところもあるかもしれないですね。しかしながら、かけなくてするところもあるかもしれない。これは、これからいろんなプランナーやりますから、選択肢はふえておりますから、決定じゃないわけですね、今の段階ではですね。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 決定じゃないけれども、検討の内容が出てきたわけだから、これまで決めてたことを変えて、そういうことを考えていこうということやからね。そういう意味では、きちっとその方向が変わったということを説明してくれないと、そちらだけで勝手にやってもらったんでは困るというのが私の意見です。
○議長(園田新一 君) 吉田副市長。
◎副市長(吉田正樹 君) 変わってはないんで、選択肢がふえたんですね。決定じゃないんですよ。これからいろんな中を作業をやりまして、こういったもの、全て経済比較もやりますから、決定じゃないですね。選択肢がふえたんですよ。どんなときでも、いろんな状況が変われば、条件よくなれば出せばいいんですね。これはまだまだわからないですよ。たまたまあいたから使えるという選択肢ですわ。これを決められた言わはりますとね、なかなかつらいものがありますからね、そういうなんがふえたということでございます。ここら辺をやっぱり共通理解をしておかんと、これはお互い日進月歩ですね、市の行政がいろんな形、事業させてもらっておりますから、いろんな条件が整っていく、整うといいますか、条件は変わってくるわけでございます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 今検討されてる内容は引っ越しが2回生まれますよね。それから、仮庁舎は2つに分かれますから、市民サービスが今までと変わりますよね。職員さんの仕事の内容も変わる。こういう事情が変わってくるわけです。前のときは、事業、サービスを続けながら建てるということやったんやから全然違うわけですよ。そういうことを大きな変化が生まれるのに、このことについて説明がないと。それでまだ検討中やと、決まっていないと、こういうことでは理解できないと、こういうことです。
○議長(園田新一 君) 吉田副市長。
◎副市長(吉田正樹 君) 何回も申し上げますが、まだ基本計画が決まりまして出してないんですね。基本計画内容見られましてね、いろんな業者さんが応募するんですよ。それからなんですね。今議員おっしゃるのは、想像で物を言われる。まだ決まってないんですよ。じゃあ、いろんなことやりまして、ひょっとしたらいろんな業者が来ていろんなプラン出すかもしれない。選択肢なんですよ。これは市にとってプラスになるように考えてますからね、まだ決まってないんですよ。今言われますように、いろんなバージョン想像できますが、具体的に細かく積算なり説明をさせてもらわんとあかんと思いますけれどね、まだ決まってないことです。これから条件をつくってますから、一方的に決めたと言われますと、これ何も進まないですね。選択肢がふえたということで理解していただかんとですね。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 談合情報前では、場所の選定についてA案、B案がありまして、A案を選定しました。それとセットで新庁舎整備の視点ということで仮庁舎を整備する、現庁舎の機能を確保しながら同一敷地内で新庁舎を整備することが可能であり、公共サービスが中断することなく、現庁舎から新庁舎に移転することができると。これはセットで考えてるんですよ。だから、それだったら建設場所も含めて一からと、こういうことになるんじゃないですか。
○議長(園田新一 君) 吉田副市長。
◎副市長(吉田正樹 君) これはならないと私は思いますね。その時点は、みんなが一生懸命考えまして、こういう話をやったと思います。しかしながら、時間が変わりまして、いろんな遊休地、場所があって、こういう条件を出せばいいんですね。議員おっしゃいますように、前がこうやったからこうじゃないんですね。遊休地ができたらね、ここも活用する方法も一つの選択肢なんですわ。これはやっぱり理解してもらわんと、市にとって条件いいと思うんですよ。細かく積算していかなあかん、まだ決まってないんですよ。仮定で話してもおかしくなりますかね、こう理解をお願いしとうございますね。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) どうも大きく事情が変わるということを認識されてないようで、変わってなかったとしても、ほんな当初からそういういろんな選択肢を準備してやると、最初はここだけで、一つだけでね、ほかの表現はないんですよ、この基本構想には。
○議長(園田新一 君) 吉田副市長。
◎副市長(吉田正樹 君) 当初は、桐原小学校はまだ学校運営をされている状況なんですね。今現在、このままずっといきますと学校が新しいところに移転される。子どもさんがかわれるということで、かわりましたらあくという発想なんですね。ただね、だから何回も申し上げますが、時間的な時点をお互い理解をしていただかんとできないと。ただ、決まってはないですね、まだ。選択肢、選択肢ですね。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 決めてから、ほんなら議論をすると、こういうことなんですか。
○議長(園田新一 君) 吉田副市長。
◎副市長(吉田正樹 君) 庁舎とかいろんなものをつくる場合は、いろんな提案をいただきまして、一番近江八幡市にとっていいものを選択するということでございますから、この時点でいろんなご意見なりあるかもしれませんが、これはこのときの判断というのはみんながやりますので、ほれからわしらは聞いてなかったじゃなくて、選択肢ですから、あくまでも。これは最高の選択肢だったらこれを支持するという発想になりますね。これはまだわからないです、どういう内容出てくるかということがですね。ここら辺ははっきり、選択肢を今、想定で議論されますと非常に進まないんですね。一つの選択肢なんです。まだわからないです、どういう案が出てくるかですね。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) それでは、今検討されてる内容で、市民サービスに影響を与える問題、それから職員さんの作業にも影響を与えるという問題ですね。それから、引っ越し、移転をすることによってシステムとかそのほかのもろもろの稼働がいろいろ支障を来す心配、こういうことは検討されてますか。
○議長(園田新一 君) 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 当然ながら、いろんな手法の中でそれぞれの長所、短所がございますので、各角度から現在も分析をしておりますし、今後もそういうことも総合的に考えながら、検討比較を行ってまいりたいなというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 今、これ常識的に考えただけで、非常に問題がいろいろと出てくるということは容易に推測できると思うんですよ。だから、私はこれね、市民にも迷惑かけるという部分は市民の皆さんにもきちっと相談をするということが必要やと思いますけども、その辺はどうですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 現在も移転の部分とかそういうような要因についても分析も進めながら、まだ判断はしておりませんが、そういう要素等を拾い上げております。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) そうじゃなくて、もう既にそういう想定されるわけでしょう。それと、最初の決定が、決めたことがどう変わったかという、そこもきちっと説明されていないということを私は指摘をしたいんです。
○議長(園田新一 君) 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 最初の現庁舎の敷地に決まった経過については、何回も申し上げておりますが、平成26年6月に策定した市庁舎整備等基本構想の中で、現官庁街が望ましいというふうになっておりました。その中で、現庁舎敷地のA案と市民病院跡地のB案でいろいろと議論をいただき、敷地的な問題、空間の有効利用の問題、ここはオープンスペースの問題とかB案については日影規制による高さの制限とかいろいろございました。
 あと、行政機能の連携ということで公有地の公共施設の連続性、またにぎわいの連続性、既存施設と商業施設との連続性などで、観点に比較検討を行っていただいて、その結果、現庁舎敷地A案に建設することというふうに決定がなされたんです。
 その平成26年6月に現庁舎敷地A案ということで方針が新聞報道され、その後の26年6月、その6月議会で現庁舎敷地、A案に関する建設の事業予算として承認をいただいたという経過がございまして、その結果を8月30日に開催したシンポジウムで報告公表をさせていただいて決まっているという、こういうきちっとしたステップを踏んできているという経過がございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) そのように説明されますけども、A案、B案のときに、B案の病院跡地のときには、この民間の事業者の事業参加意欲に及ぼす影響が大きいと、1年から2年程度の時差が生じるから、こういうことでA案に決まってるわけですよ。もちろん日照権の問題もありました。
 だから、このときにはA案とB案の中にそれぞれこの基本構想の中で示してるわけですよ。そして、そのA案の場合は、先ほど言ったようにこの1つだけしか書いてないんです。市民サービスを継続すると、継続しながらやると。それで、でき上がった段階で新しいところに引っ越すということで、時間的なあれはないから民間のほうも仕事が最初からできると、こういう位置づけだったんですよ。
 この辺が今度は変わるわけですよ。今度変わるんですよ。それ検討してくださいよ。
○議長(園田新一 君) 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 民活の導入というのはあくまでも想定といいますか、予想にすぎない部分が当然出てまいります。相手がまだ未確定でございますので。その辺については、よりそのゾーニング的なものについて現在推進委員会等でも検討をいただいてるところでございますので、想定の部分をこうだったと言われても、ちょっとその辺は大きな課題も残ると思います。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) そういうふうに言われますと、経過からいきますと、やっぱり当局のほうの説明不足ですよ。議会もきちっと理解できるような説明してもらわないと、ある日突然にこういうことを検討してると。事態が変わったから検討してるんやということだけでは、説明不足ですよ、これ。どう思います。
○議長(園田新一 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 加藤議員もよく承知の上での質問ではないかなと思うんですけれども、何をするにしても予期せぬことがよく起こります。先ほどの午前中からの議論では、予想外の災害、これも予想から、予想してないような災害だったわけです。この庁舎問題につきましては、談合情報というのはどなたかが予想されてたんかというと、僕らも予想してなかったんですよ。予期せぬことだったんです。予期せぬことだった。
 だから、あのとき談合情報がなければ、そのままずっと進んでいたと思います。
◆20番(加藤昌宏 君) そりゃあそうでしょう。
◎市長(冨士谷英正 君) それが予期せぬことが起こったわけですね。だから、それならば今度はそれを教訓にして国家百年とは言いませんけれども、さらにいいものを考えていこうということで、基本計画という構想を、これを実は立てたことはご存じのことであります。当初計画ではなかったですよね。もう即、即とは言いませんけれど、基本設計から実施設計に入ってずっと進んでいこうという。そこも大きく変わってますよね。
 だから、やはり世の中社会というのは、僕は生き物だと思うんですよ。だから、情勢が変われば、それは臨機応変という言葉があるように、条件を合わせるということも大事ではないのかな。柔軟性ですね。一旦こうだから、何が何でもがんじがらめということになりますと、これはひょっとして悔いが残るかもわかりませんね。そこのことは、もちろん加藤議員のことでありますからよくご存じの承知の上での質問だと思いますけれども、だから市民へのサービス、これはなるほど例えば二手に分かれたら不便を生じさせることになると思います、僕は。だけれども、国家百年の大計と同じように、一旦庁舎を建てればやっぱり40年、50年そこでやるわけですよ。それで、みんなが納得できるような庁舎をする。立派なものをする。そのために、ものの1年か1年半は市民の皆さんに不便をおかけするけれども、それは許容の範囲であるかどうかというのは議会で議論していただいたらいいんです、それは。
 誰だって、どこのうちだって、建てるときには最初計画した。だけれど、こういう状況下になってきたらどうするのか。やっぱりここで50年、60年住むわけですから、だから変更されることは、僕はこれは多々あることだと思います。そのときにいろんなプラス、いわゆるデメリット、メリットを比較してどちらがいいのかなということを考えると。
 だから、加藤議員のおっしゃったように、一旦決まったら何が何でもやれというのは、僕はこれ非常に硬直した考えではないのかなあと思う。だから、最終的には議会で決めていただくんですぞ。だから、この場で加藤議員が言われたからそれで決めるというもんではないんで、そのことはよくご存じのことだと思いますから。
 だから、状況が変われば、第一ですね、あの談合情報というのは予想外のことだったんですよ。だから、それから、それを教訓にして、今度は災い転じて福となすために、今度は基本計画を、今度はきっちりといろんな委員さんも来ていただいて、それで決めていこうという、今度は白紙とは言いませんけれども、スタートラインに戻っているような感じですよね。
 それでやってるわけであります。だから、何もたまたま桐原小学校、あのままでいったら学校使ってやるからそれはできません。かといって、どっかに、それならば仮庁舎を建てようとなりますと、今度は莫大な費用が要るということで現庁舎ということであったん。それ、たまたま今度は桐原小学校も、これはもう4月になったら移転されるからあそこがあくわねと。それならば、市民の皆さん方への不便さは、これは生じることは間違いありません。それが市民の皆さん方から見て許容範囲であるかないのか、1年間辛抱するか、それは毎日毎日行くなら別ですけれども、年に1回か、あるいは月に何回かわかりませんが、行くことがどれだけ、それよりも50年、60年を見越してすばらしい庁舎がいいと言われるのか。それは皆さん方の最後は判断になると思います。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 予期せぬことが起きるということはそのとおりです。だから、今度の災害でも予期せぬことが起きたけれども、やはり情報提供がよろしくなかったという反省点も出てます。だから、やっぱりそういう取り組みが必要やと。だから、これ今回のやつでも、許容範囲かどうかという問題もあるかもしれませんけど、今回談合情報問題でスタート地点に立ったと言うんだったら、場所の選定もスタート地点に立つと。その中で白紙からもう一度考え直すというのも一つの方法なんです。
 何でそれを言うかというと、私は当時B案を言ってました。今考えたら、B案にあったほうが工期も短くなるはずなんですよ。それと、費用もいろいろとまた検討できるということにもなるんですよ。そういう要素も議論しなければならないんではないかというのが私の問題意識なんですよ。このことを私は盛んに言うてるんですけど、その辺が理解されてないんで非常に困ってるわけです。市長、その辺どう思います。
○議長(園田新一 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 結論から言いますと、それは意見の分かれるところだと思いますね。にぎわいを持たす、にぎわいのある官庁街である。その中の一つとして庁舎を、それをどうするのかということからスタートしてるわけでありますから、だからそれは加藤議員の考えと私の考えとに開きがあると。これはやむを得ないことだと思います。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) そういう議論をしてほしいんです。ほで、議論して最終は議会で決めるというのは当然ですよ。だけど、議論は深めるということは私大事だと思いますんでね。ちょっと時間もないんで、その辺についてまた委員会でも議論をして、今当局の言う言い方ということについても大体わかりました。
 次に、桐原小学校の問題について質問します。
 建設中の桐原小学校は来年4月の新学期から開校予定で進行しています。今、地元住民の皆さんの間では、新しい学校が始まるとき、児童の通学路安全確保で信号機は設置されるだろうかとの心配の声が上がっています。
 新桐原小学校整備工事に信号機設置は計画として入っているのでしょうか、お尋ねをします。
 また、この問題については、この9月議会に地元のまち協、連合自治会、PTAから、桐原の代表議員に請願提出の依頼がされていました。紹介議員が必要なため、桐原の5人の議員に紹介が求められました。5人の相談の中で、その前にまず市長の考えを聞こうとなり、懇談したところ、市長も当然のことながらその必要性は認められました。
 ところが、議員の一部から、市長がやると約束したから請願は見送ろうということで動き、この請願は提出されませんでした。
 そこで、私は市長にお伺いをしますが、市長の約束とは別にこの請願が提出され、議会で可決されれば、市長としてはその実行に努力されることになると思いますが、そのような考えでよろしいんでしょうか。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
             〔教育部長 廣瀬 敏君 登壇〕
◎教育部長(廣瀬敏 君) 加藤議員お尋ねの新桐原小学校開校と信号機の設置の1点目、信号機の設置は計画に入っているかについてお答えいたします。
 桐原コミュニティエリア整備事業には、信号機設置の計画は入っておりません。
 次に第2点目、地元からの請願についてお答えいたします。
 議員もご承知のように、請願は憲法で保障された請願権に基づき、市民と市民などが提出されるもので、議会で採択され、措置するよう執行部へ送付された請願は執行部に実行義務が課されると考えます。しかし、その請願の内容は、執行部で実現することが可能なものでなければならず、例えば信号機の設置は警察の公安委員会が執行するものでありますので、市への請願にはなじまないと考えます。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 計画には入っていないということでした。ということは、最初からここは信号機はつけないと、こういうことで進んどったというふうに理解してよろしいですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 信号機をつけないということじゃなくて、計画にその信号機のことが入ってなかったというところでございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) どういうふうに理解したらよろしいんでしょうか。もう一度お願いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 道路の整備をどうするかというのは計画に入っておりましたが、そのできた道路に信号機をつけるつけないというのは、その中の話には入ってなかったということでございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) この事業で入札するときに、エリア整備設計業務の入札、プロポーザルでやってます。そこの要求水準書には、基本的要求として、4、交通安全、防犯への配慮として、児童の通学の安全を確保するもの、昼夜を問わず交通安全に配慮した道路であることとあります。
 この辺についてこういうふうに述べてるんですけども、これは、この意味はどういうことですか。
○議長(園田新一 君) 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) プロポーザルの要求水準の児童の安全確保の面につきましては、その児童が登校してくるそのルートと、そして駐車場へ車等が入るルート、それが交差しないように、車が、児童が通行するのに同じルートを通らないように、そこは安全を確保するようにということで要求水準に上げさせていただきました。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) あんだけの大きい道路が通ってるんですよね。そして、学校のところの十字路、大きい道路になって十字路になってるんですよ。そういうところは皆さん地域の人は当然信号がつくと思われとったと思いますよ。それが計画になかったというんですからね、これちょっとおかしいなというふうに思います。
 私思うのはね、これこの事業を進めるのに組織上の問題があったんではないかと。縦、縦線でいきましたね、縦割りで。教育委員会、それからどこですか、まちづくり支援課ですか、そういうふうなことになってました。それで、それを統括すると思われとったこのエリアの推進室、これが26年1月1日に設置されました。27年4月1日に廃止されました。1年3カ月ほどです。その中で室長が3人かわってます。それで、これ今ないんですよ。ほしたら、全体を見渡す者がいないと。各部局で、部署でやってるからね、ここはすき間になってるわけですよ。で、気がつかなかったと。今、気がついてみたら信号機の問題が出てきたと。こうではないかなと私は思うんですけども、いかがですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) エリア整備をして、そして道路等拡幅等をして、子どもたちが安全に登校できるようにということで計画を考えておりました。それは、加藤議員おっしゃるんですが、いろんな部局が一緒になってそれぞれがそれぞれの部署でこのようなことをするということで、総合的にそれを一つにまとめて進めていたわけでございます。
 その中で、できた道路に信号機をつけるつけないというのは、そのときの議論の中にもございませんでした。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 最初から、これそういう問題になってなかったという扱いやね。ところが、地元の方々はずっとでき上がるうちにそういう認識になった。これね、ちょっとどういうふうにしたらいいかと。これ今、そしたら地元からそういう声も出てます、請願も出されようとしてました。これについて今何か取り組みされてますか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 教育委員会といたしましても、この場所に信号機の設置は必要と考えます。この7月に通学路の合同点検をしたときも、この箇所は合同点検の中で確認をさせていただいております。必要だということで、県の公安委員会のほうに上申の手続をするように進めさせていただくということを決めさせていただいたところでございます。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 江南市民部長。
◎市民部長(江南仁一郎 君) 1点補足をさせていただきます。
 信号機のご要望に関しましては、まず地元の自治会からこの4月にご要望いただきまして、それにつきましては公安委員会のほうに副申をいたしております。
 それから、9月1日に、地元自治連合会からのご要望もいただきました。この中では、信号機は当初エリアの1カ所のご要望だったんですが、1日の要望では県道沿いにもう一カ所と、加えて横断歩道ということでご要望いただきましたので、これも9月9日の日に改めましてまた警察署のほうに副申を持って協議に伺っております。現在の状況はそういう状況でございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 直ちに手を打ってもらってるようで、それはそれでありがたいんで、最初そういうことが計画になかったというのが私ちょっと解せないんですけれども、今回の経過からも、今いろいろ事業やってますよね、例えば安養寺地先のあそこの篠原駅の広い通りの3差路ですかね、あの場所とか、竹町の新施設に伴うアクセス道路、こういうところも信号機必要になってくる話が出てくるんじゃないかと。あるいは、庁舎建設、この官庁街ですね。だから、これは当然のこの計画の中と、あるいは議論の課題に入れとかなあかんというふうに思うんですよ。
 もちろん、公安委員会のほうは公安委員会の検討されるでしょうけども、土地収用法ではずっと最初の段階から農地転用するために県と交渉するというようなことをやってたんですよ。信号機も同じような観点ですよね。これはやっぱり教訓にすべきだというふうに思います。
 それともう一つは、今いろいろと取り組まれてますけれども、次善の対策として、あそこ信号がない状態で生徒が通学するということを考えますと、ガードマンの設置なんかも検討すべきだと思いますけども、いかがですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 子どもたちの登下校は、今現在、それぞれの地域でスクールガードさん等が見守り活動をしていただいてるところでございます。
 桐原小学校につきましても、今現在も見守り活動をしていただいてるところでございまして、新しい小学校になってもそのような形でお願いをしたいなと思ってるところでございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 見守りで対応する、いわゆるスクールガードさんとかその辺の協力を得ると、こういうことですか。
○議長(園田新一 君) 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) そうです。スクールガードさんとかの見守りでお願いしたいと思っております。
 あと、交通安全の指導、それは学校現場でするように指導したいと思います。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) スクールガードさんは自分の地元のところから送ったりしてやってるんですよ。あそこまで来て、皆さんがということには私なかなか難しいと思うんですよ、何ぼ善意があってもね。だから、やはり皆さんとこれは議論をして、次善の策というのは考えてくださいよ。そうしないと、あそこ信号のないままという、なってくるといろいろ問題が起きたときに困るから、その辺ちょっと約束していただけますか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) 子どもたちの安全な通学路確保できるように、学校現場とも協議して進めたいと考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) よろしくお願いします。
 それと、請願についてですけども、憲法で保障された権利だということで、ただ今回の問題については、ここの執行部が許可権限者ではないという意味のことを言われました。当然そのとおりです。そういう意味からして、要は今回は市長が、関係ないと言われたんですけども、約束したのに何で請願を出すんやとかね、こういう了見の狭いことを市長が言われるはずはないと私は信じてます。
 そういう意味で、みずからの願いをこの請願に託して議会に出そうとしても、このような扱いをされると市民さんにとっては議会や議員への信頼は大きく失墜すると、こういうことになります。そういう意味で、請願者の請願権は最大限尊重されるべきだと私は理解しています。
 あとは、この問題については議会と議員のクオリティーの問題でもありますし、議会での議論が必要だと考えています。
 以上を申し述べて、次の質問に移りたいと思います。
 次に、まち・ひと・しごと創生総合戦略骨子案について。
 8月に近江八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略骨子案がまとめられました。近江八幡の将来の都市像として、市民が主役となる内発的発展と品格あるまちづくりとありますが、将来とはいつごろのことを指すのか、またイメージとしてどのようなことを目指すのでしょうか。頭にその姿が浮かぶように説明をお願いしたいと思います。
 骨子案には、本市の4つの基本計画として、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえるという項目があります。私はここに注目したいと思いますが、具体的にはこれら若い世代に結婚ができる環境、出産しても安心して子育てができる環境が備わることと考えます。それにはやはり福祉や教育の充実した仕組みが求められると考えますが、ここの部分について考えをお聞かせください。
 もう一つ、それから東京圏などの高齢者を近江八幡市に移住してもらい、多世代交流アクティブシニアも含めた雇用を創出するいわゆるCCRCと呼ばれる政府の方向づけについて、可能性を検討すると市長は開会挨拶されました。そこへの期待はどこにあるのか、説明をお願いします。
 地方版総合戦略の策定に対して、新型交付金が創設され、情報面、人材面、財政面の支援が受けられるとされています。新型交付金の活用策、本市の対応と考えを聞かせてください。
 以上、初問とします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 議員お尋ねの近江八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の骨子案におきます将来都市像について、お答えをいたしたいと存じます。
 本市におけますまち・ひと・しごと創生総合戦略はことし10月末の素案策定を目指して取り組んでおりまして、去る8月7日のまち・ひと・しごと創生市民会議において、骨子案をお示ししたところであります。
 お尋ねの将来都市像につきましては、骨子案であり、確定したものではございませんが、内発的発展により心の豊かさがあふれた品格のあるまちとしております。内発的発展とは、1970年代は地域資源を活用し加工したものの移出による地域産業の振興を意味しておりましたが、現代では、加工したものだけではなく、人材、景観、文化等地域に存在する資源や知恵などを活用することで、域外からの来訪あるいは交流を促すことであります。
 それらをもとに、雇用の創出、人口の定着に取り組むことによりまして、心の豊かさがあふれ、いつまでも郷土近江八幡に誇りが持てる持続可能なまちづくりを進めていくというもので、人口減少、高齢化が進むこれからにおいては、過度に外部の人材や企業などに依存せず、今ある地域の人材、景観、文化等を活用した地域内循環に取り組み、物質的な豊かさよりも域外や町への誇りなどの心の豊かさを重視すべきであるとの思いからの表現となっておりまして、こうした思いは福祉や教育の充実した仕組みづくりにつながるものとも考えているところでもあります。
 また、将来とは、総合戦略の計画期間である向こう5年間を想定をしておりますが、中・長期的には本市の人口の長期的見通しとして定めております2060年を想定をしております。
 次に、本市におけます日本版CCRCの可能性についてお答えをいたします。
 日本版CCRCとは、生涯活躍のまちと言われるもので、首都圏のアクティブシニア世代が希望に応じ、地方へ移り住み、そして多世代と交流しながら健康で活動的な生活を送り、必要に応じて医療、介護を受けられる、誰もが安心して安全に暮らせる地域づくりを目指すものであります。
 昨年、内閣官房が東京在住者に実施をした意向調査によりますと、地方への移住希望者は50代で男性は50.8%、女性は34.2%となっており、こうした状況を踏まえて、本市には、先ほどから申し上げておりますとおり恵まれた自然環境や景観、文化等がありまして、これらの魅力を発信することにより、本市での可能性を検討している段階でございます。
 その検討の一環として、去る8月28日に、まち・ひと・しごと創生フォーラムを開催させていただいたところであります。このフォーラムでは、講師である政府有識者会議委員から、日本版CCRCや介護が必要となった高齢者の移住ではなく、元気シニアの移住を促進すること、あるいはCCRCを起点として新たな産業、雇用が創出される地域への波及効果についての可能性が示され、本市としては、これらに加え市独自の視点として、あらゆる世代の方々の移住にも期待しているところでございます。
 今後は、国の地方創生交付金を活用しながら、引き続き本市における可能性を検討してまいりたいと存じます。
 次に、地方創生の深化のための新型交付金についてお答えをいたします。
 この新型交付金は、国のまち・ひと・しごと創生本部において創設が検討されているもので、全国の自治体が策定する地方版総合戦略に基づく事業の推進を支援するものとされております。
 対象事業としては、従来の補助金のメニューにはなかったもの、地方交付税では対応できないものが対象となるとされておりますが、交付対象の個別事業の選定、検証については関係各省庁の参画を得ながら内閣府において対応するとされており、現段階ではつまびらかになってはおりませんが、また内閣府が平成28年度概算要求に盛り込んだ額は1,080億円で、事業費ベースでは2,160億円ということでございますから、国の補助は半分で、もう半分は地方での負担が想定されているところであります。
 こういった状況を踏まえて、現時点では国も制度設計の途中ということでございますから、本市においては160名以上の市民の参画を得て進めております創生市民会議や7つの専門部会において協議されております総合戦略の策定を着実に進めつつ、その実施に向けては、本市の魅力を伝える情報発信事業及び地域課題の解決、地域の文化や伝統を未来へ引き継ぐ人材育成に対して、新型交付金の活用を視野に入れ、引き続き情報収集に努めたいと思っております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 市長の今のご回答で、10月末に策定すると。これは国のほうで言いますと、10月に策定をしたら上乗せ交付金が入ると、こういうふうなことがあったんですが、そこも含めて狙ってるんでしょうか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 上乗せ交付金につきましては、昨年の補正予算で1,700億円の1,400億円が補正がされ、300億円が残っていた部分が上乗せ交付金というふうになっておりまして、現在、各市町がそれの手を挙げたり取り組みを進めてる段階でございまして、本市においては、このCCRCの可能性と観光DMO的な分野で手を挙げておる段階でございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 石破大臣も、この交付金、ばらまきはしないという発言もされてるんですよね。全国的にこれ、この策定をすることによって交付金を出すよと、こういうふうになってるから、全国自治体それぞれ競ってこの短期間の中で策定をすると。こういう動きになってるようですけれども、やはりこの精神は何かというと、やっぱり地域力、地域力をどんだけ発揮して、ほで市民を元気にするかと、住民を元気にするかというところだと思うんです。
 そういう意味で、いろいろな政策課題を上げてますけども、私も注目しているこの辺の福祉の分野ですね、これは本市においても、さまざま待機児童の問題とか、あるいは子どもの医療費の問題とか、この子育ての課題というのはたくさんありますよね。そういうところに優先して計画を立てて、そしてこの交付金を活用するということが必要だと思うんですけれども、その辺はいかがですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 今言われたことも、ぜひ参考にしたいと思ってます。例えば例を言いますと、本当にこの子育てというのは、僕は就学前の子どもさん方の保育料無料にするのが、これは一番いいかなと思ってるんですけれど、かなりの財源が要りますのでね、このところを何とかしたいなというのは、今のところは僕はそのように思っております。
 やはり、福祉と教育、これは第一に考えたいと思ってます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) ぜひともその辺、深く検討していただいて、そういう形をつくっていただきたいと思います。
 ただ、やっぱり待機児童、待機児童と言いますけど、今さまざまな子どもさんのあれ、こども園の問題も含めてありますからね、やっぱり本当に地域が経済も潤う、それで住民さんも元気になる、こういう地域発信の経済振興とか、それから人々が豊かになる、こういうことで考えていただくというのが市民が主役と、こういうことではないかと理解しておりますので、よろしくお願いします。
 それともう一つは、やっぱり雇用の問題ですよね。雇用の問題というのも大事な課題でありまして、これをやはり外に出かけるんじゃなくて、この近江八幡市内、この地域で雇用を生み出すと。しかも今、今度は労働法制も改悪されましたけれども、非正規労働者、これをなくして正規労働者をつくっていくと。地域でそういうことも含めて意識をしていくということも必要だと思いますんで、この問題についての議論については、大いに深めて、そして地域の知恵と力を発揮するということで頑張っていただきたいと思います。
 安倍政権が出したこの総合戦略ですけども、その奥には深い問題を抱えているようですけれども、しかしやっぱり地域を力をつけていくという点で言えば、この内容を生かせるところは生かしていくという立場で私はきょう発言させていただきました。
 次に、公用マイクロバスの使用についてということで、本市所有の公用マイクロバスの使用手続について説明を求めたいと思います。
 議会専用バスだと勘違いもあるようですけれども、正確な説明をお願いします。このバスを使用できるのはどこが対象となるのか、使用制限はあるのか、使用手続などを説明願います。
 以上、初問です。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
             〔総務部長 川端康仁君 登壇〕
◎総務部長(川端康仁 君) それでは、加藤議員お尋ねの公用マイクロバスの使用についてのご質問にお答えをいたします。
 公用マイクロバスにつきましては、公用バス、公用マイクロバス管理要領において管理に関する事項を定めております。
 まず、使用できる対象ですが、同要領第2条で、市議会に関する事業の用に供するとき、市及び行政委員会が主催する事務事業に供するとき、視察団体の送迎等に供するとき、財政援助をしている団体が公共性・公益性の高い活動のために使用するとき、市の議会議員及び行政委員会委員が当該職務遂行する上で必要な事業の用に供するときなどを定めております。
 使用の制限等につきましては、要領の第6条で使用する日、第7条で使用区域、使用時間等の条項がございます。一部、一定の制限をかけております。
 また、使用手続につきましては、同要領第4条で、マイクロバスを使用しようとする者は使用申請書を前もって提出することなどを定めております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) この公用マイクロバスですけれども、昨年もいろいろと議会のほうでは議論になりました。
 今回、私が、このマイクロバスの管理要領というのができて、今説明されたと思うんですけれども、ことしの7月30日、31日にこれを使用されてるということをお聞きしていますが、この内容について説明を求めたいと思います。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 7月31日の使用につきましては、秘書広報課が、いわゆる行政の事務のために愛知県庁におきまして愛知県国家戦略特区についての視察研修と、翌日、国会議員さんとの懇談、陳情に使用するということで使用申請をいただいております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 使用願は秘書広報課からと、こういうことですね。
 それで、これの具体的なあれは、これを使用した方々は市長以下市役所の幹部の皆さん、それと近江八幡の一部会派の議員の皆さん、このところで22名この公用マイクロバスを使って視察研修、それから国会のほうに行かれて陳情活動をやられたと、こういうふうに聞いておりますが、それでよろしいでしょうか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 加藤議員、済いません。一番最後の末尾がちょっと聞こえにくかったもので、申しわけありません。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) いや、私が今説明した、そういうことでよろしいでしょうかと、こう。
○議長(園田新一 君) 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 経過的にはそのとおりであったというふうに聞いております。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 先ほどの管理要領の使用について、使用制限のところですけども、そこの理由としてはどこに当てはまるんですかね。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 使用制限の理由に当てはまらないから使っていただいたというお答えしかできないんですが、制限にひっかかったら動かない、動かせない。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) どこの理由でということで、いわゆる適当と、これを使うことが許可をされたわけですね。
◎総務部長(川端康仁 君) はい。
◆20番(加藤昌宏 君) この規定に基づいて。
◎総務部長(川端康仁 君) はい。
◆20番(加藤昌宏 君) どこの内容でということになりますか。
○議長(園田新一 君) 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) まず、使用の範囲としまして、申し込みのとおり、市及び市行政委員会が主催する事務事業に供するとき、第2条の第1項第2号に該当するのではないかと考えております。
 あと、議員の方が同乗された部分については、追加的って済いません、議員の先生方に申しわけないんですが、同じ目的を持って同乗されたというふうに考えております。
 一方、市職員が8名以上いたということでございますので、マイクロバスは8名以上いないと運行できないということでございますので、それもクリアしているものと考えております。
 あと一点、基本的には県内、県外、県内宿泊を伴わないということではございますけれども、運用で県外でも特にやむを得ない、今回の場合市の職員が8名も行っておりますので、旅費だけを考えても非常にバスで行ったほうが経済的というのも考慮をいたしまして、許可をいたしております。
 したがいまして、要領の制限事項には何ら該当しないというふうに考えております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 要綱に制限に入らないと、こういうことですね。これは、ここに市長が適当と認めた場合というのが最後にありますね、6項ですか。この理由ではないんですか。
○議長(園田新一 君) 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 当局というか、車両の管理部としましては、申し上げたように第2条第1項第2号の市が主催する事務事業、視察または国会議員への陳情、行政としての陳情に使用したというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 市が主催する事務事業と、こういう理解をして許可をしたと。
◎総務部長(川端康仁 君) はい、はい。
◆20番(加藤昌宏 君) こういうことですね。これは、だけど市が主催するというのは市のどこです、秘書課ですか。
◎総務部長(川端康仁 君) はい。
◆20番(加藤昌宏 君) 秘書課が主催したと。
◎総務部長(川端康仁 君) はい。
◆20番(加藤昌宏 君) この中で、陳情も含めてそうですね、ああ。聞きますところによりますと、7月30日の晩ですか、河村建夫衆議院議員、衆議院の予算委員長、こういう方も、この方の議員在職25周年、このパーティーに皆さんで参加されたと、こういうふうに聞いてますが、これも市の事務事業の一つというふうに理解をするわけでしょうか。
○議長(園田新一 君) 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 特別職たる職員は別としまして、市の一般職員がそのようなものに出るというのは事務事業ではないというふうに考えておりますが、あくまでも愛知県庁の視察と翌日の国会議員の陳情を事務事業と考えております。その部分については、各市の特別職、市長等も含め、議員さんも含めて自由時間にされたというふうに理解しております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 私は、こういう使い方はこの管理要領からしますとちょっといろいろと疑わしいと思うんですよ。ほんで、これ議員のほうも特定の会派が政務活動費、これをもらっていながら行くわけでしょう、公用車を使って。ということは、やっぱり税金の二重使いと、こういうそしりを免れないんではないかというふうに思うんですよね。
 だから、これもうちょっとこの要綱をせっかくつくってるんですから、きちっと厳格に運用されるべきではないかというふうに思うんです。しかも、これ重要な市の幹部も結構たくさんの人が行かれるわけでしょう、この日に。だから、こういうことも含めて、この使い方は考えるべきじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。
○議長(園田新一 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) どういう意図で質問していただいてるかわからないんですけどね、加藤議員の場合は。1月15日でしたかね、以来6カ月間ですか、7カ月間、このバスを使ってないんですよ。
◆20番(加藤昌宏 君) えっ。
◎市長(冨士谷英正 君) マイクロバス、公用バスというのを使ってなさらんということは、びっくりしましたね。あのときは皆さん方、こぞっていいのしてくれ、いいのしろということで、しかも改造までしてですね、いわゆる高額なマイクロバス買ったんですね。やはり有効に使ってもらわんと困る。これは一応効用はこういうなってますけれども、精神的には僕は議会バスと等しいと思ってるんです。議員の皆さん方があちこち行って視察をしていただいて、勉強してもらう、見聞を広げてもらう、そのことが資質の向上につながるだろうし、市の発展にもつながると僕は思ってるんです。
 だから、せっかく買ったものを使用を制限をするという発想はいかがなもんかなあと、加藤議員ね、これ思うんですよ。
 だから、議員さんが1人でもええかというと、これはもったいないでしょ、1人ならば。だから、8人という要領ができてるんですよ。8人とは何ぞや、常任委員会がバスで使って行かれますよね。あれは8人なんですよ。それを一つの基準にしてるんで、これ非常に合法的といいますかね、いわゆる理に合った人数だと思ってるんですね。
 もっと議員の皆さんどんどんどんどん使ってほしいんです。せっかくあるもんですから。それを使ったことをどうとかこうとかというよりも、使うことを考えてほしいと思いますね。ほいで、もっと見聞を広げてほしいんですよ。自分たちの考え、そりゃあなるほど、それが正しいこともあると思いますけれども、やはりよそへ行って人の話も聞き、目で確かめて、一回りも二回りも大きくなっていただきたい。こういう気持ちであのバスは買わせてもらったんですよ。
 それは6カ月間ガレージへ眠ってる、これやったら何か行ったときレンタカーでもそれを借りたほうがまだ安いんです、財源的には。しかし、それは皆さん方に責任あるんです、議員さん方も買え買え買え言うたけど、何も使ってない。何でや、いろいろと牽制球がびゃっと投げられて、ちょっと離塁したらぱっと牽制球でやな、封じすんのやと。そういう議会じゃだめだと僕思いますよ。お互いが、おい、行くんやったらわしらも行こうか、勉強しに行こうか、こういうフランクとは言いませんけど、もう少し牽制球投げるところが違うと思う、僕は。
 だから、加藤さんらも行かれたらいいんですよ、3人が足らなんだら8人にしはったら寄るやん、声かけて、職員はだめですとな、議員さんが8人ということですが、議会でそういうところでバスを使っていただく場合は、8人にならなかったら、次に4年後に8人になるように頑張っていただいたらいいんですやから。それがルールなんです。それがないから、その制限を加えるという発想だけは、僕はこれは消極的ではないのかな。それやったら、マイクロバスなんか購入しなくたって、必要なときはレンタカーを借りたほうがずっと僕は安かったんじゃないのんかなと、こんな思いがするんですね。
 やはり、要求された皆さん方に一定の、何で使わんのというのはわからないんですよ、私どもは。大いに使うてください。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) せっかく買ったのだから、有効に使おうというのはよくわかります。だけど、現状ね、やはり8人とかというね、制限がありましてね、共産党3人ですよ。それ8人にしたらいいやないかという話ですけども、やっぱりそういうところに今到達してるわけですわ。だから、例えば議会全体で使う行事をするとか、これは例えば議員クラブでやるとかというときは使ってますよね。そういうのはやってます。
 だけど、今回ね、これはどうも市長が呼びかけて、しかも特定のところに呼びかけて、行こうやないかと、こういうように言ったと。しかも、東京のほうでこの自民党の予算委員長ですか、この人のパーティーに出たと。これはちょっと市民から見たら、市長がこのバスを私物化してるというふうに見られかねないんで、だと私は思ったんですよ。だから、これちょっと指摘させてもらわなあかんかなというて、今回これを出したんですけどね。
 だから、もう一つは、今議論になってるのは、市民の皆さん、福祉バスが、今度はなくしましたよね。ほんで、借り上げて借りると。なら、やっぱりそれなりの負担が出てるわけですね。そういう今まで活動してきとった人、こういう方がやっぱり声があるんですよ。ほんなら、これ、こういうのを見とったら、何やと、議会とか当局はこんな勝手なことをして、市民のほうは削るんかいなと、こういう話になってくるんでね。この辺はやっぱりきちっと規定に基づいた厳格な使い方、これが必要でないかというふうに思ってるんです。どうでしょうか。
○議長(園田新一 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) だから、ルールに従って厳格に使っているのが、先入観でもって色眼鏡で見られるとそういう発想、それが困るんです、議員さんでしたら。だから、そんなことよりも、わしらができんから、おまえらすんなというんじゃなくして、持ってる、そのかわり我々も8人になったら使うでと、こういう議論を僕はしてほしいなと思うんですよ。
 そして、ちょうど今のはやりとは言いませんけども地方創生の先駆的な役割を果たしてるという情報も入りましたから、わざわざそこを見に行ってるわけですね。ほんで、我々がこれから計画したら皆さんに全部声かけますわな。皆さんに。そういう、そのことが市政発展につながるんです。ほで、自由時間になったら、ちょうど自由の時間があったら今度は有効に使おうかというて、今までやっぱり陳情もしたらそれなりの効果も出てきてるわけですやんか。例えば桐原小学校のグラウンドで補助金が出なかった、何とかお願いしますと、それはつけてくれてるんですやん、現に。そういうな成果もあるわけですやん、それが自由な時間を使ってでもやりますとね。それを制限を加えるような発想だけはお互い僕はやめたいなあと思います。
 だから、これから市がどんどんどんどん僕は計画しようと思います。これからの時代はね、地方の時代やから、いろんな知恵の出し比べなん、競争なんですよ。それには本を読んでいただくのもいい、あるいはいろんなところへ行って視察をして、目で見て耳で聞いていただくのもいい、競争の時代ですからいろいろと計画をしますから、ぜひ加藤議員もひとつ参加をしていただきたいと思います。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) ありがとうございます。
 やはり二元代表制のもとですからね、やっぱり市長は市長の役割がある、議会は議会の役割があると。これはきちっとその役割を自覚をして活動するということが必要だと思うんですよ。今回の場合、私思うたのは、こういう国会議員でお世話になってる方かもしれませんけれども。
◎市長(冨士谷英正 君) それは自由時間に行ってる。
◆20番(加藤昌宏 君) ちょっちょっちょっと待って。パーティーにね、出るというのは、これは市長一人でいいんですよ。日ごろからそういうおつき合いをされてるんやから。それをみんな引き連れていく必要はないねん。だから、そういうことのあれをたとえ自由時間かもしれんけれども、そういうことをやってるとやはり何でやと、こういう話になるから私は指摘してるんです。
 だから、私はこの今回のこれ、今管理要領について説明してもらいましたけども、こういった事態も含めて市長は今後どんどん使うんやと言うてるからね、この管理要領の扱いについてはもっと細かくいろんなことを想定して、これをまた見直すということも必要じゃないかなというふうに思いますんで、ちょっとその辺だけ提起させてもらって私質問を終わらせていただきます。
○議長(園田新一 君) 以上で加藤昌宏君の個人質問を終わります。
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