平成27年第1回(3月)近江八幡市議会定例会
3月4日(水) 代表質問
北川 誠次 議員
関連質問
(2)平成27年度一般会計予算について
④大型事業、特筆すべき事業について
◆5番(北川誠次君) 世翔会の北川誠次でございます。議長のお許しをいただきましたので、私のほうからは、園田議員の代表質問の大型事業に関連して何点かにわたり質問をさせていただきます。
まず、(仮称)竹町都市公園の関係でございますが、現在、市民公募による名称募集をされておりますが、近江八幡市の施設にふさわしい名前を期待するものです。
その中の一つの施設、サッカー場の利用形態についてでございますが、市内でもサッカー人気は高く、小・中学校から、Jリーグやなでしこリーグ、あるいは日本代表までも目指したジュニア育成も男女を問わずに盛んに行われているところです。皆様もご承知のとおり、本市出身の乾貴士選手もジャパンを背負って活躍をされており、今後も乾選手のようなサッカー選手を輩出できる土壌が本市において整うことが期待されます。
そこで質問ですが、今回、(仮称)竹町都市公園で整備されますサッカー場は、その利用に際しては、大人だけではなくジュニアが練習や試合に利用したいというニーズも多いと思うのですが、その場合のコートの大きさや芝生等はこうしたニーズに対応できるものとして整備される予定なのか、また予約に際しましてはジュニアとしての利用も可能なのかをお伺いいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
市民部小西理事。
◎市民部理事(小西正彦君) 北川議員の、(仮称)竹町都市公園整備事業で整備するサッカー場についての関連質問にお答えします。
現在、サッカー場の設計につきましては、まとめの段階に入ってるところであります。利用方法についても検討しながら計画してるところでございます。
議員ご質問の、ジュニアの練習や試合については、現在、少年サッカーにおいては8人制サッカーによる試合が行われております。コートの大きさは、縦68メートル、横50メートルが標準の大きさとなっております。今回、フィールドは人工芝での整備を計画しており、一般的な公式戦のできる大きさであります縦105メートル、横68メートルのコートとラインの色分けにより、少年の8人制サッカー用のコートが2面とれるように計画してるところでございます。
予約や利用につきましては、サッカー場の全面使用や半面使用などの利用に合わせ、子どもから大人までが利用できるものとして計画してるところでございます。幅広い世代の方々の利用を期待してるところでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
以上でございます。
○議長(田中好君) 質問ありませんか。
北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございました。先のことになりますが、このグラウンドからJリーグの選手なり、なでしこジャパン、全日本の代表選手が輩出できるグラウンドになってほしいという思いから質問をさせていただきました。前向きなお取り組みをよろしくお願いいたします。
もう一点、2024年に第79回の国民体育大会が滋賀県で開催されることが決定をいたしました。今回整備するこのサッカー場は、国体の競技会場として、例えば予選の試合会場として使用できる基準をクリアしているのかどうか、お尋ねをいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
市民部小西理事。
◎市民部理事(小西正彦君) 今ご質問の、国体利用できるのかということでございます。
国体利用できるかということにつきましては、この整備を行います施設は、日本サッカー協会による国民体育大会サッカー競技施設ガイドラインというのがございます。このガイドラインに沿ったフィールド面を計画してるところでございます。国体開催となりますと、競技運営本部の設置など細かな基準があるようでございますが、運営本部については仮設対応などにより受け入れができるものと考えております。
議員ご意見のように、このサッカー場整備により、日本を代表する選手が一人でも多く本市から誕生することを期待しているところでございまして、多くの市民の方がサッカーを通じて交流をし、親しみ、技術を磨き、本公園のコンセプトでございます子どもから高齢者までが利用でき、健康増進につなげていただければと考えているところでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
以上でございます。
○議長(田中好君) 質問ありませんか。
北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございます。基準をクリアしており可能との回答をいただきました。
それでは、国体の会場に名乗りを上げる誘致活動に積極的に対応することを考えておられるのかどうか、お尋ねをいたします。
○議長(田中好君) 教育部廣瀬部長。
◎教育部長(廣瀬敏君) お答えいたします。
2024年に滋賀県で国民体育大会の開催が決定をされております。昨年5月には、彦根市の県立総合運動場陸上競技場をメーン会場とすることが決定いたしました。また、市町におけます競技会場については、11月に県の国民体育大会市町開催希望調査が行われ、本市といたしましては、関係競技団体などとの協議を踏まえ、軟式野球及びバレーボール競技を希望する旨回答をさせていただき、あわせまして(仮称)竹町都市公園に整備されますサッカー場について、競技設置基準がクリアできることを前提に、サブ会場の一つとして希望する旨を回答いたしております。
○議長(田中好君) 質問はありませんか。
北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございました。巨額な費用をかけて整備をいたすものでございますので、近江八幡市をアピールする意味でも、大いに活用することに前向きな対応をよろしくお願いをいたします。
次に、JR篠原駅周辺整備事業関連について2点、1つは、篠原駅の近くに調整池が設置され、水が一気に排水されないよう調整をする機能がつくられました。この水は、道路側溝を通じ、篠原町内を流れております水所川に合流され、安養寺町下の水所を経て古川町光が丘付近から日野川へと排出される予定でありますが、スムーズに排水をするためには、この水所川の土砂堆積の撤去なり草刈り等の改善が必要と考えます。
以前の議会の回答では、この整備は一般施策で対応すると聞いておりますが、その計画、改善工事の着手はいつごろになるのか、お尋ねをいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
都市産業部中塚部長。
◎都市産業部長(中塚靖彦君) ただいまお尋ねのJR篠原駅周辺整備に係る雨水排水への対策についてお答えいたします。
JR篠原駅周辺整備における雨水排水処理については、駅南広場の地下に調整池を設置し、調整池からの排水は、アクセス道路下に埋設した排水管渠を通じまして安養寺町地先の普通河川に合流します。合流先の普通河川は、篠原町から安養寺町下の水所、古川町光が丘を通って日野川へと排水いたします。
議員ご指摘のとおり、この間の普通河川、特に古川町光が丘地先において土砂の堆積あるいは樹木の繁茂が見られ、排水を阻害していることから、一般施策の河川管理事業でしゅんせつ等の対応を篠原駅の供用開始までに実施したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) 質問ありませんか。
北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございました。ぜひとも供用開始までに整備のほうをよろしくお願いいたします。
次に、県道安養寺入町線のバイパス事業の進捗状況についてと、国道477号の安養寺町内の上野神社前踏切、県道守山近江八幡交差点部分の改修計画はあるのかないのかをお尋ねいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
都市産業部水理事。
◎都市産業部理事(水平作君) 北川議員ご質問の、県道安養寺入町線の進捗状況と国道477号の上野神社前から上野町交差点までの改修計画についてお答えをします。
まず、県道安養寺入町線のバイパス工事の進捗ですが、現在、県南部土木事務所で、道路の仕上げとして舗装工事の発注が終わり、この4月には供用開始の予定となっています。
また、国道477号の上野神社前から上野町交差点までの改修工事につきましては、県のアクションプログラムにもなく、具体的な改修計画は立てられていません。この区間は、道路幅が狭い上、見通しの悪い曲線と踏切が続いていることや、事故の多い区間であることなどから、改修の必要性をさらに強く県に投げかけていきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(田中好君) 質問ありませんか。
北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございました。バイパスができることによりまして、従来の県道安養寺入町線、国道477号線、ふるさと農道、JR琵琶湖線の踏切、県道守山近江八幡線と、道路等が複雑に絡み合う場所でございますので、交通安全対策には十分配慮をお願いをいたします。
次に、桐原コミュニティ整備事業について2点、1点目は、桐原学区2カ所の就学前教育施設でございますが、市長の答弁で、必要性を感じていただき、新設で建設をすると聞いておりますが、その時期と計画はいつごろになるのかをお尋ねいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) 桐原学区の就学前施設整備の時期、計画がいつごろになるのかについてお答えをさせていただきます。
桐原学区の2つの小学校区に応じました認定こども園2カ所の整備につきましては、これまでの議会本会議でお答えさせていただきましたとおり、新たに整備をいたします。平成30年4月の開園に向けて、現在、整備場所や手法等について協議検討を進めておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) 質問はありませんか。
北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございました。財政が緊迫しておりますが、待機児童数を見ても必要な施設と考えます。学区民の願いでもありますので、早急なお取り組みをよろしくお願いいたします。
次に、桐原幼稚園、桐原コミュニティセンターの跡地利用についてでございますが、この周辺には菅田神社、熊沢蕃山勉学の地、忠魂碑等があり、桐原学区の文化、歴史の中心地になります。跡地を文化歴史的公園整備へと学区民は望んでおりますが、考え方についてお伺いをいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
総合政策部野田部長。
◎総合政策部長(野田健志君) 桐原コミュニティセンターの跡地利用につきましては、平成26年6月の議会にもお答えいたしましたが、議員のお話のとおり、周辺には菅田神社や熊沢蕃山勉学の地など、地域の文化、歴史の地でありまして、学区の地域文化を守り育むためには地元の協力と環境条件の整備が不可欠であります。行政も地域とともに、多くの業績を残された方々の偉業を顕彰し、地域文化の向上に努めてまいりたいと考えております。
コミュニティセンター等の跡地の具体的な土地利用につきましては決まっておりませんが、地元の皆様方の意見を聞きながら取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(田中好君) 質問はありませんか。
北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございました。ぜひ前向きにご検討いただきますよう要望させていただいておきます。
以上をもちまして私の関連質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(田中好君) 以上で北川誠次君の関連質問を終わります。