録画中継

令和元年第1回(6月)近江八幡市議会定例会
6月25日(火) 個人質問
西津 善樹 議員
(1)投票率向上に向けた取り組みについて
   ①投票所設置基準について
   ②開票作業のスピードアップについて
(2)公共交通について
   ①赤コンバスについて
   ②近江鉄道について
(3)行政組織について
   ①各組織の設置根拠等
(4)合併10年を迎える安土地域の課題等について
   ①合併効果と現状課題について
   ②10周年記念事業について
   ③自治区長の選任について
   ④一体化整備について
   ⑤安土住民意識調査について
(5)社会福祉協議会について
   ①安土地域の不明金について
◆16番(西津善樹君) 皆さんおはようございます。
 公政会のやる気と元気の西津善樹でございます。
 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告の順に従いまして発言させていただきます。
 統一地方選挙を終え、初めての定例本会議を迎え、私もみたびこの議場の場に立たせていただいております重みを感じるとともに、今まで以上に地域に根づくこと、そしていま一度初心に立ち返り、ぶれない政治を目指すことを改めて市民の皆様にこの場をおかりしてお誓い申し上げ、質問に入らせていただきます。
 さて、このたびの私の個人質問ですが、投票率向上に向けた取り組みについて、公共交通について、行政組織について、合併10年を経過し安土地域の課題について、安土社会福祉協議会の問題について、この大きく5項目を分割方式により質問させていただきます。
 さきの議員と重複するところもございますが、当局におかれましては簡単かつ明確な回答をよろしくお願い申し上げます。
 それではまず最初に、大きく1項目め、投票率向上に向けた取り組みについての質問をさせていただきます。
 市民生活に最もかかわりの深い統一地方選挙、県議会選挙、そして市議会議員選挙が先日行われました。本市におきましても、新議員が誕生し、現在第1回目の定例本会議が行われているわけですが、まずこの統一地方選挙での本市の投票率は県議会議員選挙では46.90%、市議会議員選挙では51.36%という結果でございました。
 また、近年の投票率の推移で言いますと、県議会議員選挙におきまして、前回は無投票でございましたので前々回の8年前では50.28%ですので、今回におきましてはおよそマイナス4%、市議選におきましても前回の4年前の投票率は55.26%でございましたので、今回の市議会議員選挙ではおよそマイナス4%という結果でございます。
 つまり、我々の市民生活にとって最もかかわりの深いはずである統一地方選挙の投票率が県議選、市議選両選挙ともおよそマイナス4%という低迷の結果となっているわけです。
 選挙というものについて、私はやはり民主主義の根幹であるべきであると考えます。投票権は主権者である我々の権利なんです。その権利を保持しながら実に2分の1の市民の方々が投票に行かれないという痛ましい現実のどこに課題があると思われているのか。また、どこにその原因があり、なぜ投票率が低いのかという点について、当局のお考えをお示しください。
 投票所の減少によって選挙に行きにくくなったという声をよく耳にします。これは先ほどの議員もおっしゃっておりましたが、以前の市内投票所数と現在の投票所数をお示しください。
 また、選挙開票についてですが、開票速報をテレビ等で拝見していますと、他市町では既に数十%の開票が進んでいるにもかかわらず、本市ではいつまでたってもゼロ%で開票状況がわからないということがよくあります。他市、他町と比較して開票が遅いのはなぜなのかについてもお答えいただきたいと思います。
 以上、初問とさせていただきます。
○議長(北川誠次君) 当局の回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
             〔選挙管理委員会委員長 安川正樹君 登壇〕
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 西津議員ご質問の統一地方選における投票率についてお答えをいたします。
 本市では、平成28年12月に投票区の再編を行い、平成29年から平成30年までに3回の選挙が執行されました。平成29年10月に執行されました衆議院議員小選挙区の投票率は、前回の同選挙より0.34ポイント増加し54.93%、平成30年4月に執行しました近江八幡市長選挙の投票率は、前回の同選挙より6.31ポイント増加し49.97%、平成30年6月に執行されました滋賀県知事選挙の投票率は、前回の同選挙より9.13ポイント低下し40.15%でございました。
 衆議院議員総選挙及び近江八幡市長選挙において投票率は増加し、滋賀県知事選挙においては滋賀県全体の投票率が9.53ポイント低下する中、本市でもほぼ同様の結果となったことから、市全体として投票区再編が投票率に大きな影響を及ぼしたことはないと考えております。
 その後、平成31年4月に執行されました統一地方選挙においては、滋賀県議会議員一般選挙の投票率は平成23年の同選挙より4.2ポイント低下し46.08%、近江八幡市議会議員一般選挙の投票率は前回の同選挙より3.9ポイント低下し51.36%でございました。
 投票率につきましては、国政選挙や地方選挙という選挙の種類や選挙執行時の政治に対する意識やそのときに執行される選挙の関心の度合いに左右されたり、さまざまな要因があると考えております。
 次に、投票所数についてでございますが、投票区再編前は45カ所、平成28年12月以降では34カ所でございます。
 次に、開票の進捗状況をお知らせする中間速報についてお答えをいたします。
 本委員会では、候補者や市民の方々に正確な情報を提供するため、一部候補者のみの得票発表や票数の逆転などが発生しないよう、開票の中間速報を適正に、また慎重にしております。
 なお、県内の市における開票終了時刻は、平成29年10月の衆議院議員総選挙の小選挙区で13市中9番目、比例区で13市中3番目、平成30年6月の滋賀県知事選挙で13市中3番目、平成31年4月の県議会議員一般選挙は10市中4番目でございました。
 開票作業は、職員による票の仕分け、点検、審査、開票立会人による確認、開票管理者による決定など、多くのチェック過程を経て確定することとなります。
 開票が遅いというご指摘でございますが、開票事務の適正執行を初め終了時刻としても特に問題ないと考えております。
○議長(北川誠次君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ありがとうございます。
 それでは、再問に移ります。
 選挙投票率というものをどのようにお考えであられるのか、前回より投票率が少しふえたくらいで満足されるのではなく、100%に近づけようとするのが本来の目標とするべきところなのではないでしょうか。
 選挙の関心の度合いに左右されると答弁いただきましたが、では政治に関心が薄いということについてはどのようにお考えであるのか、お示しいただけますか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 政治に関しましては、選挙管理委員会としてコメントする立場ではないと認識しております。が、投票することは国民の大切な権利であり、選挙管理委員会としては、議員ご指摘のとおり、全ての有権者に投票していただき、権利を行使されることが望ましいことと考えておりますので、できる限り多くの方に投票していただけるよう、今後も啓発活動をしてまいりたいと考えております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) さて、市民生活向上のために、市民の皆様の声を反映させる議会議員を決める最も大切な選挙におきまして、投票率が50%台というのは非常に残念でございます。
 先ほどの答弁で、投票所再編による大きな影響はないとの答弁でした。市政に対する興味や関心が薄いということのあらわれ、これは我々議会人にとっても一定の責任はあるのかもしれませんが、投票所が遠いから選挙に行きにくいという声がある以上、これを無視するわけにはいきません。
 そこで、私は投票に行きやすいところに投票所を持っていくのが当然であろうと思いますが、現在の投票所設置の基準について、距離はおよそ何キロ以内に設置されていますか、また1投票所当たりの住民数も合わせてお答えください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 投票所の設置基準につきましては、1投票区の規模は2,000人以内を投票所までの距離2キロメートルなど、徒歩圏内を目標とし、適正な投票スペース、駐車場、バリアフリー対応であることなどをベースの基準とし、投票区再編を実施したところでございます。
 なお、国の基準におきましては、投票所までの道程が3キロメートル以上である地区を遠距離地区とされております。
 なお、地域の状況により投票所の設置のベースの基準に全て適合しない投票所もありますことをご理解いただきますようお願いをいたします。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 2キロ徒歩圏内で1投票区2,000人以内を目標とされているということですが、その根拠をお示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 先ほど回答いたしました国の基準は、昭和44年5月15日付で各都道府県選挙管理委員会委員長充てに当時の自治省選挙部長から通知されており、現在も国政選挙等が実施されるごとに市選挙管理委員会にも通知があるもので、1投票区の規模を2,000人以内と設定しており、本市においてもこれを基準としております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 2キロ徒歩圏内という、国の基準以内ということですが、これは先ほどの議員の答弁にありました直線距離での2キロということですが、例えば安土学区でいえば東西およそ2.5キロ、南北およそ4.5キロです。となると、距離だけでいえば安土学区には1カ所という投票所配置基準になりかねません。
 今後、高齢化社会になる中において、実際2キロを徒歩圏内とおっしゃるのには非常に無理があると思いますが、お考えをお示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 2キロメートルという基準はあくまでも原則的なものであり、その地域の人口の集中度、また道路や鉄道などの地理的な状況や投票所までの実際の距離、そしてその地域の地域性などを考慮に入れ設置しているものでございますので、2キロメートルという距離だけで決めているわけではございませんので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) やはり、この基準というものはいま一度見直していただきたいと思います。
 それでは、現在の職員の配置基準についてはいかがでしょうか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 現在の職員の配置基準についてでございますが、投票管理者、投票管理者職務代理者と受付係、名簿対照係、用紙交付係の業務別、業務量に応じて配置しております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 職員の配置基準についての人数や資格などはあるのでしょうか。また、市職員でなければならないのでしょうか。立会人についても近隣自治会長さんがおられます。本来、替え玉投票等を防ぐためにおられるのではないかと思いますが、近年では新興住宅地もふえ、ご近所さんの顔もわからないのではその効果も見込めないと考えます。
 そこで、業務を兼務させたり当日立会人を公募するなど、より合理的な手法をとられてはと考えますが、お考えをお示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 現在、投票事務は市職員でなければならないということはありませんが、選挙という業務の関係上、選挙人の個人情報を取り扱い、投票用紙の交付など間違いが許されない業務であります。また、その業務は専門的なところがあり、経験が必要であることから、現在は市職員の皆さんにお願いをしており、今後もその予定をしております。
 また、投票立会人は、投票事務の執行が公正に行われるよう立ち会うことがその役目であり、その投票区の地域をよくご存じである自治会から推薦していただいた方を依頼して選任しているところであります。
 現状のところは、市職員の事務を含めて適正に投票事務が執行されているものと考えております。
 議員からご提案いただいた内容につきましては、今後の参考にさせていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ぜひ前向きに検討をお願いします。
 では、高齢化率が30%を超えるような自治会については、自治会内に投票所を設置してはと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 高齢化率が30%を超えれば投票所を自治会内に設置してはというご提案についてでございますが、当市における高齢化率は平成31年4月1日の県の情報によりますと、27.5%と県内13市のうち5番目の高さとなっておりますが、自治会ごとの高齢化率によって投票所を設置することは考えておりません。
 投票区再編においては、バリアフリー対応、高齢化に対する投票環境を整えた施設の確保をしてきたところでありますので、今後必要に応じ投票所の移動支援等の充実を検討してまいりたいと考えております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 移動支援の充実を検討されるということでございますが、これはいつまでに検討されるのでしょうか。検討中に選挙が実施されればどのようにされるのか、たちまち来月には参議院選挙が実施されますが、どのような対応をされるのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 移動支援につきましては、投票所から直線距離で2キロメートル以上離れている3つの地域の有権者の方に対し、投票当日に無料で乗車できるバスまたはタクシーを運行しております。
 バス及びタクシーの運行回数は、各3回、午前、正午、午後でその運行時刻を記載したチラシを対象地区にあらかじめ各戸配布し、ご利用いただいている状況です。
 現在の利用者数は、各選挙で5名程度であり、今後執行されます参議院議員通常選挙では、まずはより多くの方にご利用いただけるように周知を図ってまいりたいと考えております。
 その結果を受けまして、必要に応じ次回の選挙に向けて対応していきたいと考えております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) では、総合医療センターや、また18歳選挙も開始されているわけですが、主権者教育も含め、高校生にもより身近に選挙というものを感じてもらえるように市内の高校等に期日前投票所の設置を呼びかけるなど、このような工夫をされてはと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安川選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(安川正樹君) 総合医療センターまたは市内高等学校に期日前投票所の設置を呼びかけるなどしてはというご提案についてでございますが、現在3つの期日前投票所を設置しておりますが、議員ご指摘のとおり、人の出入りが多い場所での期日前投票の設置は有効であると考えますが、現行の3カ所の設置で期日前投票所としては機能しているかと判断しております。
 現在、総合医療センターにおいては、病院施設での不在者投票を実施しております。
 また、市内高等学校等においては光回線等工事が必要である一方、市内4高等学校のうちいずれの場所に設置するか、また統一地方選は4月に実施されるため、18歳に到達する生徒は全体のわずかであることなどから、期日前投票所の設置ではなく、今後主権者教育の推進や現在実施しておりますバースデーカードの送付等の啓発により、投票への呼びかけをしてまいりたいと考えております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ぜひとも投票率100%に近づけるお取り組みを実施していただくことを申し添えさせていただきまして、次の質問に移ります。
 大きく2項目めの公共交通についての質問です。
 本市では、あかこんバスの愛称でご存じの市民バスを導入されており、平成20年から、市内の公共交通空白地域解消と高齢者などの交通弱者の利便性を図ることなどに努められておられます。
 まず、あかこんバスの現況と利用者数、課題についてお示しください。
 岡山学区から北里学区にかけましては、路線バスが廃線になることから、今後のあかこんバスに対する期待度は非常に高いようでございます。
 これらのことは当局におかれましてもご存じかと思いますが、何か対応策はお考えでしょうか。
 また、本市におきましても、JRとともに私鉄として近江鉄道があるわけですが、近江鉄道沿線の5市5町で形成されました近江鉄道線活性化再生協議会の中で、各市町はどのような協議をされているのか、現状と課題について、さらにその課題が近江八幡市にとりましてどのような影響をもたらすのか、お示しください。
 その中で、近江八幡市としてどのようなスタンスで協議に参加されておられるのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 当局の回答を求めます。
 江南副市長。
             〔副市長 江南仁一郎君 登壇〕
◎副市長(江南仁一郎君) 西津議員の公共交通についてのご質問についてお答えを申し上げます。
 まず、1点目のあかこんバスについてでございますが、議員ご指摘のとおり、市民バスはあかこんバスの愛称で高齢者の方を中心に多くの市民の皆様に親しまれ、平成30年度には約12万人、1日当たり約500人の方々にご利用をいただいております。
 お尋ねの岡山学区、北里学区のエリアを運行されておりました民間のバス路線につきましては、去る6月1日から一部路線廃止をされたものでございます。
 近江鉄道株式会社によりますと、今回の廃止に至るまでには運転手の確保が困難となったほか、利用者減少による赤字額の増加で維持が難しくなったことから、近隣市町運行の路線バスの見直しなどを行い、本市の路線の継続維持に向けた努力も重ねてこられたとお聞きをしております。
 このような状況の中、現在運行しております市民バスのルートを今後見直すことによる対応の必要性も認識しているところでございます。
 しかしながら、今日まで地元自治会のご要望に基づき、必要なところにつきましてはルートの変更改正を行い、バス停の位置につきましても定着を現在しております。
 今回のコースに限らず、ルートを変更するには、ほかのルートの見直しやバス停の廃止、また位置の変更など、現在ご利用いただいている方々にも影響を及ぼすことから、コース変更で生じる運行距離の制約や乗務員のハンドル時間、運転手の1日当たりの運転時間でございますが、これらの影響、また時間配分などを精査いたしまして、地元学区自治会と調整また協議をさせていただきながら、今後対応してまいりたいと考えております。
 次に、2点目の近江鉄道についてのご質問でございますが、近江鉄道線活性化再生協議会につきましては、近江鉄道線の今後のあり方を検討するため、県、沿線自治体5市5町の各担当部長級職員、また近江鉄道、学識経験者などで構成される組織で県がその事務局となっております。
 この協議会の設置に至る経緯につきましては、去る平成28年6月、近江鉄道から県に対し、鉄道事業を同社単独で将来にわたり維持することは困難として、近江鉄道線のあり方を検討する仕組みを構築してほしいとの要請をされたこと、その後、沿線の各市町に対しても状況説明等をされたことが発端でございます。
 その後、平成29年1月から、平成30年2月にかけまして、県や各市町の担当課を対象に勉強会が計8回開催された後、同年12月に現在の協議会が設置されたものでございまして、ことしの5月までに計4回開催をされております。
 この協議会での協議状況についてでございますが、市として県が委託しましたコンサルタント会社による調査の報告概要などに基づき、地域鉄道を取り巻く全国的な情勢のほか、近江鉄道線の利用実態や経営状況等についての情報共有を進めているところでございます。
 また、本市に対する影響等につきましても、この調査報告の中で一部その方向性が出ておりますので、こういったものを参考に本市の考え方をまとめていきたいと考えております。
 なお、現在のところ、この協議会の中では地域鉄道を取り巻く情勢というものにつきまして一定の共通認識は図られていると考えますけれども、現在のところ、各市町とも考え方あるいは対応方針を明確に示されているところはございません。こういう状況でございますので、ご理解を賜りたいと思います。
○議長(北川誠次君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) コミュニティー市民バスとしてこのあかこんバスのよりよい移動手段となることを願うものでございますが、やはりあかこんバスを何とか土曜日、日曜日も走らせてもらえないかという市民の皆様の声をよく耳にすることは否めません。
 当然、費用対効果やさまざまな検証や民間公共交通との共存も踏まえた交渉、そして交通規制についてもさまざまな調整が必要なことも十分に理解します。
 しかし、市民目線に立ってハートフルな行政を進めると言われたのは小西市長です。この市民の声は既に市長のお耳にも届いているはずだと思いますが、どのようにお考えなのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 今お答えしたあかこんバスは、市民に根づいている大変有効な手段だということはご理解いただいておると思いますけども、現状、やっぱり運転手の問題等ございまして、一定の限界を示していると考えております。
 市民のさまざまな移動ニーズについては了解するところでございます。先ほど沖議員のご質問にもお答えしましたように、まちづくり協議会、また地域のさまざまな形の中で、あかこんバスを埋め合わせるような交通手段、移動手段を考えていくというのが最も有効な手段だと思っております。
 そういう中で、それぞれ市民部、また交通政策課もつくらせていただきましたので、地域の皆さん方と協議しながら、このあかこんバスの穴を埋めるような形の手段を考えてまいりたいと考えておるところでございます。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ありがとうございます。
 あかこんバスは当初福祉の観点から事業をスタートされたわけですが、今後につきましては、通勤や通学というさらに市民生活に密着したものにしていくべきではないかと考えます。
 先ほどの答弁にもありましたように、現在の利用者に影響なくということでございましたが、これにつきましては路線を増加するということも一つ検討していただければと思います。
 そこで、路線バスの代替としての、市の一般路線バスの代替として市の試算としてどれくらいの費用がかかるのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一君) 西津議員の再問にお答えをしたいというふうに思います。
 仮に、今の土日運行等の試算というのも従前にもさせてはいただいております。そういった部分につきまして、現行が今年度予算ベースでいきますと委託額も8,500万円程度で運行いただいているという中でございますので、仮に同じコースで今の同じルートで全便走らせると、当時の試算でございますと4,000万円程度のまた増加が見込めるのではないかなというようなところも試算としては出ております。
 ただ、それよりも大きな問題となりますのが、やっぱり先ほど市長から答弁ございましたように、運転手の確保そのものがなかなか難しいと、こういう課題が、今その委託業者からはそこが一番のネックになっているということをお聞きしているところでございます。
 以上でございます。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 今後、より市民生活に密着したコミュニティー市民バスとして、検討されることをお願いします。
 さて、近江鉄道についてですけれども、この再生協議会の中で、近江鉄道側は企業としてどのようなスタンスで臨まれているのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一君) 西津議員の再問にお答えをいたします。
 なかなか今の近江鉄道さんは状況のご説明等はさせていただいているところなんですけども、近江鉄道さん自体のスタンスとしましては、協議をできる場をまずは設けてほしいというのをまず県に申し出をされているという状況でございますので、近江鉄道さんそのものがスタンスを明確に何かお示しされているというようなところは、私どもはお聞きしておりません。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) それでは、こういう再生協議会を持ってくれという近江鉄道側からのということですけれども、近江鉄道さんの企業努力としてどのようなものがあるのか、お示しいただけますか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一君) 西津議員の再問にお答えをいたします。
 こういった協議会の中でお示しをされている内容にはなりますけども、例えば信号の自動化による駅業務の合理化あるいは駅の終日無人化、ワンマン運転実施による人員削減等、こういった経営の合理化をされていると。また、新しく大きな工場等の近くに駅を設けられて、そちらでの利用者を増加させる取り組み、あるいはイベント列車等、こういったもので増収を図られているというご報告は受けております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 近江鉄道につきましては、本市の負担することなく存続していただくというスタンスで、この本市側としてはしっかりとそういうスタンスを持って協議に参加されることを申し添えておきたいと思います。
 次に、大きく3項目めの行政の。
○議長(北川誠次君) 質問の途中ですが、ここで休憩いたします。
               午前10時51分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時5分 再開
○議長(北川誠次君) 再開します。
 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) それでは、休憩を挟みまして気持ちをリフレッシュさせて後半戦に臨みたいと思います。
 次に、大きく3項目めの行政組織についての質問に移ります。
 市役所業務も多岐にわたる業務がございまして、現在、7部38課室とさまざまな担当部、担当課が設置されております。
 この3月末までとは、この課室については変わりございませんが、この4月から47グループから45グループへとグループが減少し、突然部署名が変わったりしていまして、市民の皆さんはもちろんのこと、私たち議員としても戸惑いを隠せない状況でございます。
 なくなった課室や新設の課室、名称変更や役割変更されるのであれば、せめて議会に対してあらかじめその根拠などを明確にされ、説明があってから設置されるべきではなかったかと思いますが、この4月から役割、そして名称も含め変更された部署をその変更根拠を踏まえて改めてお示しください。
 さて、私たち市議会議員は、当局側の担当課やさまざまな団体様から連絡文書などをやりとりするいわば私書箱的な役割をするボックスというものが議会事務局内に置かれています。
 実は、先日、このような封筒が私のボックスに入っておりましたので、同会派の議員に聞いたところ皆さんご存じありませんでした。
 不思議に思いましたので、ここに担当課と書かれております安土未来づくり課にお伺いしたところ、安土学区の保守系議員のボックスに投函されたとのことでございました。
 内容はと申しますと、(仮称)安土城を復元する会の設立発起人就任のお願いという文書でございました。本来、担当部署というものは、公益性、合法制に基づいて法や条例、規則によって設置されるべきであると考えますが、設立準備段階である任意団体の事務局を庁内の課内に設置されるのはどのような設置根拠に基づいたものなのか。
 例えば国際協会のような団体の場合は、公益財団法人としての実績と市の委託事業も数多いわけですが、このたびの場合は、委託事業としての実績もなく、単なる任意団体ではないかとも受け取れます。
 事務局が安土町総合支所未来づくり課とされ、電話、メールアドレス等も同所で、事務局員は総合支所長または嘱託職員とされていますが、この任意の会の位置づけや取り組み内容に関して、市は政策決定等の内部手続はされたのか。また、議会に対しての説明はいつ行われるのかもあわせてお示しください。
○議長(北川誠次君) 当局の回答を求めます。
 益田総務部長。
             〔総務部長 益田卓弥君 登壇〕
◎総務部長(益田卓弥君) 西津議員の行政組織についてのご質問にお答えをいたします。
 議員のご質問のとおり、本年4月に行政組織の一部の見直しを行い、市長部局につきましては7部38課室、45グループの体制としたところであります。
 その内容といたしましては、岡山民間認定こども園及び桐原東民間認定こども園を初めとする子ども・子育て関連の施設整備を重点的に進めるために、子ども施設整備推進室を、それから都市としての魅力の向上や少子・高齢社会への対応においてご質問にも上がっております市民バス、あかこんバスの運行や近江鉄道線活性化再生協議会関係の地域公共交通の確保や交通安全対策などを推進するために交通政策課を、それぞれ新設をしましたところでございます。
 そのほか、安土町総合支所住民課を安土城の再建など高まる安土へのブームを初め安土町地域の地域資源を生かした振興を図るため安土未来づくり課とし、総務部行政経営室を行政改革、業務改善を市庁舎整備や市行政の総合調整と一層の連携を図りつつ推進していくために、総合政策部に移管し、行政経営改革室といたしました。
 それから、市庁舎対策室を新たな市庁舎の整備計画を検討、策定するに当たって市庁舎整備推進室とするなどの名称変更をしたところでございます。
 また、岡山コミュニティエリア整備推進室及び駅周辺整備推進室につきましては、それぞれ一定事業が完了したことを受けまして廃止をいたしたところでございます。
 ご指摘の行政組織や事務分掌の改正につきましては、3月市議会定例会で行政改革に関する事務を総務部から総合政策部に移管しましたように、部の組織や事務分掌の変更につきましては条例改正を伴うものであり、議会に説明し議決、ご承認をいただいているところでございます。
 課の設置や名称など、規則で定めているものに関しましては、新たな行政需要や行政課題に迅速かつ的確に対応するため、効率的かつ効果的な行政組織を整備しているところでございます。
 なお、これらの行政組織の見直しにつきましては、人事異動の内示とともにその概要の資料を配付させていただき、あわせて市民などへの皆様への周知につきましては、広報紙などを通じましてしているところでございます。ご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(北川誠次君) 当局の回答を求めます。
 川端安土町総合支所長。
             〔安土町総合支所長 川端勝彦君 登壇〕
◎安土町総合支所長(川端勝彦君) 西津議員のご質問の行政組織に係るご質問のうち、民間任意団体の安土町総合支所における事務局機能などのご質問につきましてお答えをいたします。
 議員のご質問にありましたとおり、現在、安土未来づくり課におきまして、市との協働の立場から民間団体の設立準備に係る事務を行っております。
 これは、安土城再建など高まる安土へのブームを初め安土町地域の歴史、文化、自然などの地域資源の振興を図るという安土未来づくり課の設置趣旨を根拠に、同団体との協働によります情報収集や機運醸成に係る方策検討が安土のまちづくりへの支援と合致すると考えられますことから、事務を支援しているところでございます。
 現状におきましては、安土町の再建を視野に入れたさまざまな検討を行うため、団体との協働もあわせまして、情報収集などを行っているところでございます。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 丁寧な答弁ありがとうございます。
 ところで、市長、人事権というのはどなたがお持ちなのか、お答え願えますか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 益田総務部長。
◎総務部長(益田卓弥君) 西津議員の再問にお答えをいたします。
 市長の権限といたしまして、職員の任免等につきましては地方自治法の第172条に規定をされております。
 それから、事務の管理及び執行権ということで、地方自治法の第148条に規定をされておりまして、地方公共団体の長はその地方公共団体の事務を管理し、これを執行するというように定められております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 市長にお伺いしたわけですが、そのとおりです。市長には管理運営権というものがありますが、人事権というものは、あくまでもやはり市民の皆さんの委任を受けられての役割があるのみでございます。
 そのことを踏まえた上でお伺いします。
 (仮称)安土城を復元する会事務局の嘱託職員はこれに類似したNPO法人の理事長をされ、その活動として精力的にシンポジウム等を開催もされておられますが、ことし4月から既に採用されているこの嘱託職員の職務を明確にお示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 益田総務部長。
◎総務部長(益田卓弥君) 西津議員のご質問にお答えをいたします。
 当該職員につきましては、平成31年3月1日に嘱託員の参事員といたしまして近江八幡市嘱託職員選考採用要領を定めまして、職員の職につきましては安土地域の歴史、文化、観光に関する高度な知識、経験やすぐれた識見により、安土地域の振興に関する庶務等を調整し処理する職といたしまして採用選考をしたものでございます。
 以上でございます。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) いま一度お伺いしますが、嘱託職員の募集は通常ハローワーク等にて募集をされているように思いますが、今回の募集はどのような募集形式をとられ、どのような採用基準だったのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 益田総務部長。
◎総務部長(益田卓弥君) 再問にお答えをいたします。
 職員の採用につきましては、一般的に2つございます。競争試験によるもの、それから選考採用によるものというものでございます。
 この嘱託員につきましては、地方公務員法の第3条第3項第3号に定める職員でございまして、高度な知識、経験、それからこれまでのすぐれた識見によるというところにおきまして、この職員につきましては選考による採用をいたしました。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) やはり、この公務との線引きといいますか、いわゆる行政組織としてのガバナンスはそこにきいているのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 益田総務部長。
◎総務部長(益田卓弥君) 行政に関するガバナンスの問題につきましては、内部統制に係るものでございますので、仮に議員がご指摘をされているようなことで行政の執行に関して不都合があるということでございましたら、内部のガバナンスによって適正を図っていきたいというように思います。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) この嘱託職員さんにつきまして、現在、NPO法人の代表はおやめになっておられるのか、お伺いできますか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安土総合支所長。
◎安土町総合支所長(川端勝彦君) 西津議員の再問についてお答えをいたします。
 本日現在、NPO法人の役員と併任されております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 兼任されていると今お答えになられました。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安土町総合支所長川端君。
◎安土町総合支所長(川端勝彦君) 改めてお答えをさせていただきます。
 併任とお答えをさせていただきます。
○議長(北川誠次君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 他の団体の役員を併任されているというのは、この市の職員として採用するのはおかしいのではないかと思うんですが、この辺についてお示しいただけますか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 併任につきましては、それぞれ許可制によりまして許可の申請が出ておりましたので、許可をいたしました。
 それから、民間職員の任用につきましては、今我々が持つ目標について官は官、民は民、峻別するのではなく、法の許す範囲において官民協働して力を合わせて目標に向かっていくというのが私の方針でございますので、そういう形で置かせていただいております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) では、発起人名簿案が既に送付されているようですが、もし仮に市がかかわりを認めているとすれば、どのような基準による人選によるものなのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 安土総合支所長川端君。
◎安土町総合支所長(川端勝彦君) 西津議員の再問についてお答えをさせていただきます。
 事務のお手伝いを今現在させていただいておりますが、人選については私どもの裁量の範囲ではないというふうに理解をいたしております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) そうしましたら、この人選は誰が行われたんでしょうか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 川端安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(川端勝彦君) 西津議員の再問についてお答えをいたします。
 民間団体の今設立発起の方々の人選によるものでございます。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 民間団体とおっしゃいますが、これは市の嘱託職員さんが事務長をされているんですよね。それをご存じないというのはいかがなものかと思いますが、もう一度お答え願えますか。
○議長(北川誠次君) 川端安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(川端勝彦君) 再問についてお答えをいたします。
 先ほどお答えしたとおりでございます。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 市の組織内に任意団体の取り組みの事務局があり、これに職員がかかわっていることは、公費、人件費等支出を含めて妥当性が問われるのではないでしょうか。お考えをお示しください。
 ちなみに、同封されておりましたこの返信用封筒、この任意団体の支出によるものか、それとも市の公費からの支出であるものか、あわせてお示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 川端安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(川端勝彦君) 西津議員の再問についてお答えをさせていただきます。
 先ほど後段でお尋ねいただいております郵送に係るものにつきましては、ごらんいただいたとおり公費としての取り扱いでございます。
 初問でお答えをさせていただきましたとおり、私どもは今現在事務局としてお手伝いをさせていただいている業務につきましては、安土未来づくり課の設置趣旨を根拠に、同団体との協働によります情報収集、機運醸成に係ります方策検討が安土の未来づくりのまちづくりの支援に合致しているという立場で、事務局を担当させていただいております。
 このことにつきましては、郵送の執行、あわせまして裁量の範囲で公正に適正に業務を遂行させていただいているというふうに考えているところでございます。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 先ほど市長、官民連携とおっしゃいましたが、これは官と民がぐちゃぐちゃになっているんじゃないでしょうか。この任意団体が市の公費からこういった封筒で返信用封筒を事務局として出される。これは非常におかしいんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 今、総合支所長の答えたとおり、ご回答申し上げたとおり、機運醸成の中として、我々として必要な業務としてなしたということでございます。
○議長(北川誠次君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 安土城復元、再建には数百億円とも数千億円とも言われています。市庁舎の整備費がぜいたくで高価だといって契約解除され、いまだに庁舎整備についての先行きも不透明な状況で、安土城復元の位置づけはまさか夢物語で終わらせるということはないと思いますんで、どのような位置づけをされているのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 安土城の復元につきましては、三日月知事、県の施策としても示されており、多くの市民、そしてまた県民が夢として描いている範囲でございます。
 議員ご指摘のように、越えなければならないハードルというのは数多くございます。さまざまな状況、歴史的なバックグラウンド、それから今ある安土城が本当にその形のものなのかどうかという時代考証、また今ご指摘ありましたような多くの資金という面でもあります。
 今このままこのプロジェクトに関しましては、安土まちづくりの一環としてその夢を実現していく、また安土の安土城、また繖山を含めた一帯の観光資源等の開発の中で位置づけております。
 将来的に市がどういう形でかかわっていくのか、資金的に、それが県費なのか、国費なのか、そしてまた民間の費用をどういうふうに利用していくのかというのは、今後検討していく中で明らかになっていくことだと考えております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 夢と現実というものをしっかりと見据えていただきたいと思うわけですけども、行政組織は市民に規範を示すべくして組織されなければならないと考えます。また、市長みずからおっしゃっているように、公平で公正でなければならないとも考えます。
 今回の任意団体の組織編成と人事につきましては、誰が見ても公平公正とは言いがたく、改められるべきであると考えます。
 さらに、安土城を再建するという住民コンセンサスはどこでとられたかというのも非常に不明確でございます。このことが単に私の個人質問ではなく、議会としても見逃してはならない大きな問題であるということを再認識していただきますことを申し添えさせていただき、次の質問に移ります。
 大きく4項目めの質問です。
 3月議会にも同様の質問をさせていただきましたが、いま一度改めて合併10年を迎える安土地域の合併効果とその現状の課題についてお示しください。
 次に、合併10周年記念事業計画の進捗状況と開催予定時期の見込みをお示しください。
 さきの臨時議会において副市長が選任されたわけですが、安土地域自治区長についてはいまだ選任されておりません。自治区長不在になり1年以上経過し、3月定例本会議でも指摘させていただいており、安土地域自治区が法定設置期間を満了するラストイヤーに突入しているにもかかわらず、地域自治区長不在のまま地域自治区の終えんを迎えさせるのか、それで旧安土町の不公平感の是正を真剣にお考えであると言えるのか。地域自治区長の選任について、いま一度市長のお考えをお示しください。
 安土学区の課題として、一体型コミュニティエリア整備については避けて通れない課題であると思います。
 3月定例本会議で安土小学校施設整備事業として、小学校の現地建てかえや移転建てかえのメリット、デメリット、そしてその候補地となる面積や地質調査、平地の状況調査をして比較検討するための委託費用910万円が見込まれましたが、この進捗状況をお示しください。
 さて、安土まちづくり協議会では、安土学区住民の世帯対象ではなく、老いも若きも高校生以上の住民を対象に、住民が何に困っているのか、今後どんな町になってほしいと希望をするのかという意識調査を行われました。
 その結果をまとめられました。このような冊子としてまとめられ、5月18日にはその意識調査結果発表学習会が行われたわけです。調査結果をまとめられたものを市長のお手元にも届けられていると思います。
 これを受けて市長の率直なお考えをお示しください。
○議長(北川誠次君) 当局の回答を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 西津議員ご質問のうち、安土町地域の合併の効果と現状の課題についてお答えをいたします。
 安土町地域自治区は、住民の意見を行政サービスの反映させるとともに、住民と行政の連携強化を図ることを目的として、平成22年3月に発足いたしました。
 地域協議会は、地域自治区内の住民と行政をつなぐための市の総合審議機関として同年1月に設置され、今年度が法定設置期間の満了年度となります。
 地域協議会の大きな役割であった合併協定項目の調整については、協働のまちづくり基本条例、学区まちづくり協議会、都市計画税など、新市において調整するとされた96項目について、平成29年度をもって全ての項目の調整が完了となったところでございます。
 その他両学区まちづくり協議会の設立時において、情報共有や連携支援に努めてこられました。
 また、安土駅周辺整備事業においては、完成までに約20回にわたり意見交換が行われ、事業の実施に際しては地域協議会の意見を尊重して事業が進められました。
 また、これからのまちづくりに生かすことを目的とした先進地視察研修を行うとともに、安土、老蘇両学区の自治連合会やまちづくり協議会、地域在住の市議会議員との意見交換にも取り組まれました。
 このように、地域協議会は地域自治区の住民と行政をつなぐ役割を担い、よりよい地域となるよう取り組まれております。
 今年度は、法定設置期間の満了年度であることから、地域協議会としての総括として、地域課題やその解決策についての取りまとめを進められているところでございます。
 次に、合併10周年記念事業の進捗と開催予定時期についてお答えさせていただきます。
 令和2年3月に市制施行10周年を迎えるに当たり、今日までのまちづくりを振り返るとともに、次世代に誇れるまちづくりの推進をしていくための事業実施を考えておるところでございます。
 また、具体的内容につきましては、現在、庁内でプロジェクトチームを立ち上げ、検討を進めております。
 既に10周年記念事業としてはマントヴァ音楽祭記念公演等を実施し、多くの市民の皆様にお越しいただいたところであります。
 今年度は、10周年記念事業ロゴマークの制作等さまざまな事業を通じ、より多くの市民の皆様にこの10年の節目を感じていただき、お祝いできるよう機運の醸成に努めてまいりたいと考えております。
 また、具体的な事業が決まりましたら市広報等で皆さんにお知らせさせていただきたいと考えております。
 次に、地域自治区長の選任についてのご質問にお答えいたします。
 この間、地域自治区長の選任に向けて鋭意努力をしてまいりました。私自身としましては、3つほど条件を求めておりまして、1つは、安土の未来に対して積極的に新しいアイデアを持って取り組める人材、2番目に、責任を持ってそのことを実現していける人材、3番目に、これは私の私見も入っておりますかもしれませんけど安土の住民の方である。
 この3つの条件で適切な人材を当たってまいりましたけども、残念ながら私の力至りませんで、今日に至るまでそのような方と邂逅することはできておりません。
 一方、ただおればよい、それからまた論功行賞という考え方はしておりません。現在、両学区ともにまちづくり協議会が地域に則したまちづくり活動を積極的に展開しておられることから、引き続きこうした活動を支援すること、そしてまた自治区長のかわりとして安土総合支所長が十分のその任にたえると考えております。
 したがいまして、今後において何らかの事情において必要性を感じるという場面もあろうかと思いますけども、現在のところ地域自治区長については選任しない考えになっております。
 次に、安土住民意識調査についてのご質問にお答えをいたします。
 安土学区まちづくり協議会におきまして、昨年、高校生以上の住民を対象に、1戸1票制ではなく、1人1票制の住民意識調査を実施されました。この調査の回収率は6割以上と非常に高く、調査結果を住民協力のもと、若年層や女性の声も反映できるよう、年代別、男女別に集計、分析されたところでございます。
 また、学区民への報告会を実施されており、これまでに取り組んでこられた事業の見直しや改善がさらに図られ、必要とされる事業の洗い出しが可能になるものと考えております。
 今後、さらなる少子・高齢化が進み、人口や生産年齢人口が減少する中で、暮らしの中での不安や困り事を抽出し、これらの課題解決に向けた取り組みが必要でございます。
 そういう中で、この安土学区まちづくり協議会の1人1票制の住民意識調査は非常に先進的な取り組みであり、自分たちの町のことは自分たちで行う住民自治の姿勢と力の集結であり、大変すばらしい取り組みであると高く評価し、敬意を表し、また実際まちづくり協議会でやっていかれるさまざまな事業について可能な支援を考えてまいりたいと考えております。
 各学区まちづくり協議会におかれましても、さまざまな事業の取り組みの中、毎年事業の見直しを実施されていると思いますけれども、この安土学区まちづくり協議会の取り組みをぜひ参考にしていただき、住民がみずから考え、参画する10年先、20年先を見据えた住みよいまちづくりの取り組みの一助としていただければと考えておるところでございます。
○議長(北川誠次君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 済いません、地域自治区長についてですが、今の答弁をお伺いしていますと、安土の未来についてしっかり考えを持って責任を持つことのできて、安土の住民の方ではおられないという答弁にうかがいとれます。
 その中で選任しない考えであるということですが、ちょっといささか市長の選任という考えについてもう一度お伺いできませんでしょうか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 多分、ひっかかっておられるのはそういう資質の方がおられる、おられないかということだと思いますけれども、資質のある方というのはおられると思いますけれども、やはりその方が意欲を持って積極的に取り組んでいただくということが大事でございますので、その間含めてなかなか人選は思うようにならなかったということでございます。
○議長(北川誠次君) 回答漏れはありませんか。
 小林教育部長。
             〔教育部長 小林一代君 登壇〕
◎教育部長(小林一代君) 西津議員の安土小学校整備事業に係る比較検討業務の進捗状況についてお答えをいたします。
 本業務は、本日入札が行われます。落札者と契約締結ができ次第、早期着手、早期完了を目指して取り組んでまいります。
 本業務は、議員もご承知のとおり、現地建てかえ、移転建てかえのメリット、デメリット、また候補地それぞれの面積、底地の状況、土地規制、土地利用等諸条件についての現状分析及び地質調査を行い、比較検討資料を作成するものですが、ボーリング調査の時期につきましては、稲を刈り取りされた後の9月から10月を予定しております。
○議長(北川誠次君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ありがとうございます。
 3月議会で、より大切なのは総合支所がしっかりと自覚を持って安土地域の発展というものを考えることが大切だとおっしゃいました。
 市長が今やらなければならないのは、安土城を復元することなのでしょうか。それとも、安土地域の現状と課題を解決することなのでしょうか。どちらを最優先に比重を置かれるのですか。いま一度答弁を求めます。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 短期、中期という意味で申し上げますと、先ほど、今教育部長からもお答えしましたように、安土小学校の建てかえを初めとする地域の喫緊の課題が優先事であるというように言えるかと思います。
 ただし、長期的な意味合いから見ますと、議員ご指摘のいただいた例のまちづくりのアンケートにもありますように、やっぱりにぎわいをつくる、そして観光の振興、地域の働く場を含めた産業の振興ということに関しての関心というのは非常に高い。そういう面で、それの一つの起爆剤、きっかけとしまして安土城の復元に向けてのプロジェクトというのも重要性という意味においては決して劣るものではないと考えております。
 これら長期的なもの、さまざまな状況の中で考えていかなければならないもの、そして喫緊のすぐに手当てをしながら住民のニーズに応えていかなければならないもの、それぞれ腑分けしながら考えてまいりたいと考えております。
○議長(北川誠次君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 合併10周年記念事業につきましては、まさしく10年という大きな節目でもございますんで、今後の近江八幡市政にとって歴史に残るような事業になることを期待しております。
 また、安土のコミュニティエリア一体化整備につきまして、教育委員会については初問でお答えいただいたわけですが、市長に再度お伺いします。
 安土のコミュニティエリア一体化整備について、3月議会では先延ばしではなく促進するということで理解してほしいと市長から答弁をしていただきました。後から追加工事費等不慮の事態が生じないように、一体幾らかかるのか、どういう問題があってどう解決するのか、早急に進めるための基礎的調査であるという答弁でしたが、いま一度安土のコミュニティエリア一体化整備を早急に進めるための今後のタイムスケジュールをお示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 今議員もおっしゃっているように、今回の基礎調査の中でいろんな課題を抽出する中で、このタイムスケジュールというのをお示しできるかと思います。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 早急なタイムスケジュールのお示しを要望します。
 さて、安土学区住民意識調査集計分析レポートを市長に対して手渡され、それを受け取られて率直な意見をお伺いしたわけですけれども、単によくできました、ありがとうでは困るわけです。これを何のために市長に手渡されたのか、しっかりとこの住民意識調査から行政がやらなければならないことをお酌み取りいただけなければ困るわけです。
 そのあたりについての認識をどのようにお持ちなのか、再度お伺いします。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 今回の意識調査におきまして、まず我々の考えているところと住民の意識というのはまず大きく乖離はしていないなというのを一つ感じさせていただきました。
 その中で、行政としてやるべきことはしっかりとやっていきたいというふうに思っております。
 それと同時に、今回の住民アンケートの大きな意味は、住民みずからがやるべきことを考えやっていくという、ここに大きな意義があろうかと思います。
 行政としましては、それを住民任せにするのではなく、しっかりと手を携えて支援すべきところは支援できるように、しっかりした形が実を結ぶように、支援を図ってまいりたいと考えております。
○議長(北川誠次君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) すばらしい合併10周年が迎えられることに期待して、次の質問に移りたいと思います。
 3月28日、本市社会福祉協議会の安土地域の市民から、自治会を通じて集められた赤い羽根共同募金や歳末助け合い募金などの計118万円が不明金になっているとされた問題についての質問です。
 27自治会、2,355世帯分に相当し、赤い羽根募金45万6,760円、歳末助け合い募金28万7,310円、日本赤十字社会費43万8,200円が、昨年5月からことし1月までの間、領収書があるにもかかわらず、市社会福祉協議会口座に入金されていなかったわけですが、その後、どのような解決先をとられたのか、お示しください。
 また、その原因究明と二度とこのようなことが生じないための対策はどのようにされたのか、お示しください。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 久郷福祉保険部長。
             〔福祉保険部長 久郷浩之君 登壇〕
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 西津議員の近江八幡市社会福祉協議会安土支所の不明金についてのご質問にお答えをいたします。
 社会福祉法人近江八幡市社会福祉協議会は、民間非営利組織であり、市が直接関与しているものではございません。しかし、市民の皆様からの浄財が不明になっていることに関しては、市といたしましてもまことに遺憾であると考えております。
 事件の経緯は、市社協が3月28日に記者発表を行い、謝罪報告をした後、近江八幡警察署に被害届を提出し、5月7日に受理されたと聞いております。
 次に、防止策についてですが、市社協では金銭取扱事務の管理適正化方針を定め、現金等取り扱い基本マニュアルにて運用管理を徹底すること、現金はできるだけ取り扱わずに、必要な場合はその日のうちに責任者が確認を行い、内部牽制機能が働くように改善に努めていくとのことです。
 今回の件に関しては、市社協の事務運営のあり方の問題であると考えます。市としましては、二度とこのようなことが起こらないよう、社会福祉法人指導監査等で適正な運営が行われているかを注意深く確認していきたいと考えております。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) それでは、市長は、日本赤十字の責任者として、このたびの一連の金銭管理問題についてどのようにお考えでしょうか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 今回の金銭問題につきましては、市民の善意ということから非常に大きな社会的影響がある事案として認識をしております。
 このようなことが繰り返されるようなことでありましたら、市民の善意に対する意欲というものは非常に減退すると考えますので、逆に社会福祉協議会に関しましても、しっかりとしたガバナンスを持つように私からもお願いを申し上げておりますし、真剣にこの問題に取り組むよう申し述べさせていただいているところでございます。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 自治会として善意の心をもって必死で集めているにもかかわらず、このような金銭管理をされているなら、自治会としては集めない、このようにおっしゃる自治会長さんもおられますが、しっかりとした対応マニュアルや金銭管理マニュアルは作成されているのでしょうか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 西津議員の再問にお答えをいたします。
 初問でもお答えをさせていただきましたが、防止策につきまして、市社協におきましては金銭取扱事務の管理方針並びに現金等の取り扱いの基本マニュアルを作成されまして、適正に管理をされていくということでございますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
○議長(北川誠次君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 誤解しないでいただきたいんですけれども、自治会長さん方は募金などを集めること自体にはしっかりと理解を示されておられます。しかし、今回の問題解決ができていない、また先ほど答弁にもありました市が直接関与していないといって責任回避されている。市としての管理責任が徹底されていないことに対して、憤慨されているわけでございます。そのことをしっかり理解された上で、問題解決に取り組まれることを申し上げさせていただきます。
 以上5項目について質問をさせていただきましたが、私の個人質問を終わらせていただきます。丁寧な答弁ありがとうございました。
○議長(北川誠次君) 以上で西津善樹君の個人質問を終わります。
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