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岡田 彦士 議員
令和3年第2回(6月)近江八幡市議会定例会 6月17日(木) 一般質問
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内容
会議録
令和3年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月17日(木) 一般質問
岡田 彦士 議員
(1)市庁舎整備基本計画に係る安土町総合支所の利活用について
(2)西の湖の環境保全について
(3)西の湖廻遊路整備について
(4)安寧のまちづくり近江八幡市版CCRC事業について
◆14番(岡田彦士君) 14番、創政会の岡田彦士でございます。
ただいま議長の発言の許可をいただきまして、通告に従い、市長をはじめ関係部局の皆様方に質問させていただきます。質問の形式は、分割でよろしくお願いします。
今回は、4項目に大きく分けて、1つ、市庁舎整備基本計画に係る安土町総合支所の利活用について、2つ、西の湖の環境保全について、3つ、西の湖回遊路整備について、4つ、安寧のまちづくり(近江八幡市版CCRC)事業についてを質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
まず初めに、市庁舎整備基本計画に係る安土町総合支所の利活用についてでございます。
安土学区民や老蘇学区民からすると、ある意味においては、安土町総合支所の具体的な利活用が今示されるべきかと思ったりもしています。今回の新庁舎建築が合併推進債ありきということならば、余計に安土町総合支所も、もっと計画が示されるべきではないでしょうか。
しかるに、今般提出されました近江八幡市庁舎整備基本設計の4月発行の概要版には、敷地概要、計画概要の中、安土町総合支所既存活用では、その中身として、1階には、従来ある戸籍、税、保険年金や福祉等の市民生活に密接に関わりある窓口機能を配置、また資料等の収蔵機能や地域活動等の活用を含め、いまだ検討するとしかないのは、疑問に思うところでございます。現に、安土町総合支所を活用するため、現状耐震化を今年度予算に上げられ、実行されるとする中でございます。その中において、提案、検討するだけでは、あまりにも議論が進んでないように私は感じております。
安土町総合支所は、皆さんもご存じのように、旧安土町の本丸でありまして、言わばよりどころとして存在した経緯がございます。今回の新庁舎建設については、総論では賛成でございますが、安土町総合支所の有効な利活用抜きでは、また合併推進債ありきから考えると、少し後回しのように感じております。
令和2年9月議会でも、安土町総合支所の利活用ということで質問いたしましたところ、移転後の活用について現在検討している。安土町総合支所の耐震化については、市民サービスの提供や収蔵機能、防災機能のほか、市民活用の大枠を示した上で、まずは来庁者や働く職員の安全確保を最優先に進めると説明をされておられました。
また、安土町総合支所の有効な活用方法についても、再問の中、令和2年9月の回答といたしましては、プロジェクトの設置も考えてまいりたいと回答されています。現状どのような状況にあるのか、進捗状況や今後のスケジュール等をお示しをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
森村安土町総合支所長。
〔安土町総合支所長 森村 肇君 登壇〕
◎安土町総合支所長(森村肇君) 皆さんおはようございます。
岡田議員お尋ねの市庁舎整備計画に係る安土町総合支所の利活用についてのご質問にお答えします。
令和2年9月議会におきまして、岡田議員より同様のご質問に回答していますことから、ご存じのことと存じますが、新市基本計画における総合支所の活用については、地域住民の最も身近な市民サービスを提供するための拠点施設とするとともに、地域の活性化や市民活動に資するよう、総合的な機能を有する施設として有効に活用するとしています。このような考え方を踏まえ、新庁舎完成後においても、引き続き活用することとしております。
このことから、新庁舎完成後の活用方法について、段階的に議論を始めているところでございます。具体的には、庁内から活用案の調査を行うとともに、昨年12月には市広報紙やホームページにおいて、広く市民の皆様に活用方法についての意見の募集を行い、個人、団体から各1件のご意見を頂戴しましたが、基本的な活用への直接的なご意見ではなかったため、庁内からの11件の活用案について、ヒアリングを実施し、方向性をまとめ、検討を進めているところでございます。
その方向性につきましては、令和2年9月議会におきまして岡田議員よりご提案がありました歴史的公文書館機能を有する活用方法と同様の内容であり、まずは総合支所の庁舎の活用に向け、総務課、文化観光課、市庁舎整備推進室、安土未来づくり課の4課により、具体的な検討を始めたところです。今後の予定としましては、他市の事例なども参考にしながら、基本的な概要について、今年度中をめどにまとめてまいりたいと考えております。
次に、安土町総合支所の有効な利活用の検討が後回しになっているとのご指摘についてでございますが、総合支所の敷地内では、現在活用いただいております団体の利用計画が現時点では不確定であるため、安土地域はもとより全市的に活用できる施設を目指し、段階的に進めてまいりたいと考えております。現時点におきましては、前述の状況であることから、目標年次をお示しできませんが、関連する情報収集に努め、適切な時期に、計画性を持ち、関係各位との協議をしつつ取り組んでまいりますので、ご理解賜りますようお願いします。
○議長(平井せい治君) 回答漏れはありませんか。
岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) 再問させていただきます。
令和2年9月の答弁者が嵐部長でございましたので、ひとつお答えをお願いしたいと思います。
そのときに、必要に応じてプロジェクトの設置も考えたいと、このように回答されておりますが、幾か月経過しました今、プロジェクトの必要性についてどのようにお感じになられますか。ひとつご所見をお願いしたいと思います。
○議長(平井せい治君) 回答を求めます。
嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 再問にお答えさせていただきます。
先ほど、森村支所長からも話がありましたけれども、市民の皆様からもご意見をお伺いしたところ、有効なご意見っていうのが現時点でないということもありまして、現時点におきましては、先ほどありましたように、安土未来づくり課を中心に、市庁舎整備推進室、また文化観光課、それから総務課等において、まずは建物内の活用方法についての協議を始めさせていただいているところでございます。よって、現時点におきましては、プロジェクト等の設置には至っておりません。今後も、引き続き有効な活用方法については、安土未来づくり課を中心に検討を重ねる中で、必要な部分についてさらなる検討を深めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) どうもありがとうございました。
市長に回答を求めたいので、よろしくお願いいたします。
令和2年9月議会の質問でも、効果的な活用を検討すると回答されてからもうすぐ3か月先には1年でございますが、何か私の思いでは、話が遅々として進んでないように思ったりしています。安土町総合支所について、新庁舎建設後に引き続き活用するとしております。また、新庁舎完成後の活用方法について、段階的に議論を始めるところとされておりますが、もし新庁舎を令和5年完成と、目指すということであれば、もっと安土町総合支所の中身について検討をすべきではないのかなと思っています。安土町総合支所の今の耐震をされまして、活用されるのなら、配置計画というのをもっと明らかにして、新庁舎建設と併せて検討するのが筋やないかなと思ったりしています。
もう一つは、安土町総合支所の有効な利活用が後回しになっていると、指摘についての回答でございますが、その中の敷地内の活用をしている団体の利用計画が不確定とのことでありますが、それは、市が総合庁舎やその敷地をどう活用するのかという、保育園の本園、分園が今分かれている、そのあるべき姿がいろいろあると思うんですけれども、総合庁舎に対する将来の基本となる構想は、持ってないの違うかなと。新市基本計画としての、先ほど申されました総合支所の地域住民に最も身近な市民サービスを提供するための拠点施設とともに、地域の活性化や市民生活に資するような総合的な機能を有する施設として有効に利用するということが、まだ私には掛け声ぐらいでしか聞こえてないのです。
合併推進債は、旧の近江八幡市と旧の安土町双方の合意で合併したことによって活用できるものでありまして、そのことがちょっとおざなりになっていないかな。市長の安土町総合支所の利活用についての考え方、どのようにお考えになっているんかなと。よろしくお願いしたいと思います。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 岡田議員の再問にお答えを申し上げます。
私も、従来から申し上げてますように、安土町総合支所については、地域の資産として新市基本計画にあるようにしっかり活用していくと、こういう方針で取り組まさせていただいているところでございます。これまでも北川議員ほかご質問にお答えしてきましたように、地域の住民サービス機能と併せて、私どもが今抱えておる大きな課題でありますいわゆる公文書の保管、もしくは歴史的文物等の収蔵等、課題を抱えておりますので、それに向けて一つの大きな候補地っていいますか、対象となる場所であるというふうには考えております。
そういう中で、庁内にも、そのほか活用できる場所でございますので、様々な部署から、また市民団体さん、またいろんな市民活動の場として、ご要望等もございます。今も保護司会様には使っていただいておりますし、様々なニーズがありますので、これらを総合的にまとめて、本当に地域として愛されるような、地域としてつくり上げていきたいというふうに考えております。
スケジュールにつきまして、議員お考えのスケジュールからなかなか進捗が遅いんじゃないかというご感想もお持ちかとは思いますけれども、しっかりと仕上げてまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) 市長、どうもありがとうございます。
私も安土でございますので、気になって仕方がない。ひとつよろしくお願いしたい。
市庁舎整備等特別委員会の等は、私は、安土町総合支所というのではないのかなと思っています。まずは、全庁的な今議論をすると。さらには、安土学区民や老蘇学区民を交えた安土町総合支所のいわゆるその敷地内の中、総合支所内やその敷地の活用について、意見の交換の場を早く持っていただきたいと思います。
次の質問に移りたいと思います。
2つ目、西の湖の環境保全についてであります。
平成22年3月に近江八幡市と安土町の合併により、新近江八幡市が成立し、行政界で分断されていた幻想的な自然の美術館とも言われている西の湖が市の中心に位置する本市にとって、シンボルとも言える財産となりました。
また、今6月議会に、近江八幡市気候非常事態宣言をすることにつき決議を求められているタイミングといい、西の湖の環境問題として、湖畔のヨシ群落が水、土、空気を浄化して環境の保全に重要な役割を果たしているということを再認識する絶好の機会でもあります。
さて、令和3年4月8日の報道によりますと、NPO法人、滋賀県などでつくるマザーレイクフォーラム運営委員会は、琵琶湖の環境を守る活動にSDGsの視点を取り入れた新たな目標、マザーレイクゴールズの策定を進めているとのことでございます。琵琶湖版のSDGsで、既に素案をまとめられており、7月1日、びわ湖の日の制定の40周年に合わせて策定するという記事が投稿されております。
そこで、お尋ねします。
まず、1点目として、西の湖は、琵琶湖の最大内湖でありながらも、こうした活動について、市はどのように受け止めておられますか。琵琶湖の環境を守る活動にSDGsの視点を取り入れた新たな目標、マザーレイクゴールズの策定と西の湖がどう連動しているのか。西の湖は琵琶湖の一部であることは承知しておりますが、環境を守る活動にSDGsの視点を取り入れた西の湖独自の新たな目標を策定する考えはございませんか、伺いたいと思います。
2点目、1度質問いたしましたが、県は、先ほど申し上げましたように、環境保全活動の意欲を高めるために、びわ湖の日、7月1日を制定されていて、それに合わせて40周年のPRポスターを作成するとされております。本市においても、環境保全活動に意欲を高めるために、7月1日前後に西の湖の日を制定して、環境保全活動の啓発のためのPRポスターを出す考えがありませんか、伺いたいと思います。
3つ目、西の湖の浄化でございますが、根本的に下豊浦地先の湾奥部の水が滞留し、アオコの発生が毎年のように続き、豊浦港に押し寄せます。しゅんせつ等は、平成25年、29年度を区切りとして終わっています。継続して水質改善を進めていくためには、流域対策のさらなる推進と効率的な河川対策が有効であり、それと同時に浄化対策目標を明確にし、流域一帯となった浄化対策の枠組みを講じていく必要があると考えます。対策として、県は、本年度当初予算に西の湖水質改善対策検討事業として850万円を計上されていますが、その中身について、また本市の連携についても伺いたいと思います。
4つ目、西の湖の環境に関心を持っておられる湖岸に住む人々の多くは、いまだ住民同士のネットワークがあまりなく、集まって環境問題を話し合う場がないように思ったりします。そういった西の湖湖岸住民環境ネットワーク会議等を当局が主催して立ち上げ、地域住民の皆さんと一堂に会して会合を持つことが必要だと思いますが、いかがお考えでしょうか。よろしく回答願いたいと思います。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
田村市民部長。
〔市民部長 田村裕一君 登壇〕
◎市民部長(田村裕一君) 岡田議員の西の湖の環境保全についてのご質問にお答えいたします。
まず、1点目のマザーレイクゴールズの策定についての市の受け止め等についてでございますが、議員のご質問にもございますように、マザーレイクゴールズは、琵琶湖版のSDGsとして2030年の環境と経済、社会活動をつなぐ健全な循環の構築に向け、琵琶湖を切り口とした独自の13の目標を設定するものでございます。琵琶湖はもとより、内湖である西の湖や琵琶湖に流入する河川につきましても、目標の対象とされております。
本市では、毎年市内の主要な河川の水質分析を行い、環境報告書を作成し、その結果をホームページ等で公表しておりますが、近年西の湖でアオコの発生が見られることを考慮し、西の湖に流入する河川にも重点を置き、採水地点の追加を行ったところでございます。こうしたことからも、流入河川も対象としたマザーレイクゴールズが策定されることの意義は大きいと考えており、全県の取組と連携しながら、マザーレイクゴールズにある13の目標に合わせた取組を本市も推進していくことで、より一層の効果が期待できるものと考えております。
また、本議会で気候非常事態宣言をご決議いただけましたら、びわ湖の日の制定40周年に当たる7月1日に宣言を行いたいと考えております。この宣言とマザーレイクゴールズは、目指すところは共通しており、これらの普及啓発において、琵琶湖の水質保全や地球温暖化防止に重要な役割を果たす西の湖のヨシ群落の保全の重要性についても、訴えてまいりたいと考えております。
2点目の西の湖の日の制定やポスター作成に関しましては、県において西の湖の重要性を改めて認識してもらい、琵琶湖と一体のものとして取り扱われるべきものと考えており、今後県においてポスター等が追加作成される機会に、西の湖の風景等も取り入れられるよう要望してまいりたいと考えております。
3点目の県の西の湖水質改善対策検討事業との連携及び4点目の西の湖岸住民等の環境ネットワーク会議につきましては、議員のご質問にもございましたように、今年度、県で西の湖水質改善対策検討事業を実施するために850万円の予算が措置されており、濁水等が西の湖に与える影響を検証することを目的に、県機関や学識経験者だけではなく、地元関係者もメンバーとして含め、各関係機関で情報交換を行い、水質改善に向けた対策を検討されると伺っております。その取組の中で、西の湖の環境問題についての話合いが進められるものと考えており、市といたしましても、情報を共有し、県と連携してまいりたいと考えております。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) 部長、どうもありがとうございました。
再問はありませんねけれども、要望として、琵琶湖版SDGsで自分のこととして13の目標を掲げられております。西の湖の日の設定やそれに伴うPR用のポスターの作成は、本市の皆さんに西の湖の環境保全に関心を持っていただきたい。普及啓発のためのものであります。今回の回答に、琵琶湖と一体のものとして取り扱われるべきと考えており、追加措置としてポスター等の作成があれば、西の湖の風景も取り入れるよう要望されるとございますが、本市が気候非常事態宣言をすることに決議を求められていることやこの宣言とマザーレイクゴールズとの目指すところは共通していると回答されていることからすると、もう少し前のめりになって考えていただいたらいいのではないでしょうか。冒頭に申しましたように、本市のシンボルという位置づけからして、また琵琶湖、西の湖との区分があるのなら、目の前に広がる西の湖の環境保全のことを近江八幡市市民の皆様に周知していただきたい、また琵琶湖版SDGsを身近な西の湖のSDGsに置き換え、市民が自分のこととして捉える行動の指針として周知をしていただきたいと思うからでございます。
また、本年度、県は西の湖水質改善対策事業の当初予算として850万円が計上されています、農業、環境、水産、観光、土木が一緒になって、情報交換を行い、目指す西の湖の姿として検討がされると聞いております。今後に期待したいものであります。よろしくお願いして、次の質問に移りたいと思います。
3項目め、西の湖回遊路整備について。
このたび、令和3年度当初予算として西の湖回遊路整備に係る経費約25万円が計上されました。西の湖を中心とした市内回遊性の向上については、旧近江八幡市と旧安土町の合併以降、その必要性が訴え続けられてきたところであり、いよいよ本格的に整備に着手されるものとして、大変期待をしております。市内周遊性の向上が求められる根拠となる事実の一つとして、県内最大の観光客数を誇るラコリーナ近江八幡には、令和元年実績で年間約320万人の観光客がお越しになられ、同じく八幡堀かいわいにも年間約72万人が訪れる一方で、西の湖を挟んで対岸にある安土城跡の観光客は、令和元年実績では年間約7万人にとどまっております。本市には、大変多くの観光客にお越しいただいておりますが、その効果が西の湖や旧安土町エリアまで波及しておらず、貴重な地域資源が生かされていないことが挙げられます。さらに、今般の新型コロナウイルス感染症の影響から、昨年度の観光客数は、前年度対比32%マイナスとなったとの報道もありました。観光が主要産業の一つである本市にとって、話題である観光客の周遊箇所数の少なさ、滞在時間の短さを解消し、地域経済を活性化させることにつながっている本事業の実施が今まさに求められているのだと考えております。
そこで、西の湖回遊路整備について、今後どのような展開を考えておられるのでしょうか、伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 岡田議員お尋ねの西の湖回遊路整備についてお答えを申し上げます。
西の湖に関するこれまでの経過といたしまして、平成22年3月、旧近江八幡市と旧安土町の合併により、これまで行政界で分断されていた西の湖が一つとなり、本市にとってシンボルと言えるものとなりました。合併に伴い、平成23年4月、産官学民によるまちづくりの推進を目的として、滋賀県立大学、近江八幡商工会議所、安土町商工会及び本市による4者連携協定を締結。また、同年11月には、4者の代表を中心に組織された近江八幡まちづくり懇話会において、安土-八幡を結ぶ西の湖を回遊するアクセスの整備が提言されました。その後、平成30年度には、4者連携の枠組みにより設置された地域資源活用まちづくり会議で、西の湖を地域資源として生かすための議論が行われ、琵琶湖保全再生計画、西の湖に関する提案がなされております。
議員お尋ねの西の湖回遊路整備における今後の展開といたしましては、今年4者連携をベースに、(仮称)西の湖回遊路整備推進会議を設置し、整備に向けた検討を進めてまいります。推進会議では、これまでの議論を継承しつつ、自然環境の保護や景観の保全、交流、活性化、プロモーションなど、幅広い視点を持ちながら、ハード、ソフト両面で整備方針を検討し、回遊性の向上につなげてまいりたいと考えております。
これらの検討を進めるに当たりまして、国土交通省所管のかわまちづくり計画の策定によるかわまちづくり支援制度の活用や内閣府所管の地方創生関連の交付金の活用など、補助制度についても併せて情報収集を行ってまいりたいと考えております。
また、現在、西の湖周辺の活性化に向けた動きといたしましては、東京大学が実施するフィールドスタディー型政策協働プログラムにより、7名の学生が本年度末までの期間、西の湖エリアをフィールドに地域が掲げる課題解決に向けた現地調査やヒアリング調査などを行い、設置を予定しております推進会議と連携を図りながら、若者のトレンドを取り入れた西の湖回遊に関する提案をいただく予定でございます。
今後の予定といたしましては、令和3年度で西の湖エリアの整備に関する方針及び構想を取りまとめ、令和4年度には整備を行うために必要な事前調査や実証実験などが実施できるよう進めてまいりたいと考えております。
西の湖につきましては、議員もご指摘いただきましたように、今は琵琶湖の内湖っていう位置づけがあろうかと思いますけども、近江八幡市としては、琵琶湖と並ぶ位置づけに西の湖を持っていき、いろんな情報発信をしていかなければならないんじゃないかなと、お話を聞きながら改めて思わさせていただきました。それだけの価値があるものだというふうに思いますし、環境省でも、景観地域の安土町域への拡大の答申もしていただいたところだと聞いております。
また、そういう中で、情報発信につきまして、市民の環境保全活動というものが一つの大きなベースにもなっていこうと思いますので、また議員のお力添え、ほかまた安土学区の皆さん、また市民の皆さんのお力添えをよろしくお願い申し上げます。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) 市長、どうも本当にありがとうございました。
再問をさせていただきます。
西の湖を中心とした市内回遊性の向上、近江八幡-安土を結ぶ自然と人をつなぐ湖上交通の観点からでございますが、旧の八幡市街と安土町とを結ぶ西の湖の観光ルートがいまだ確立されず、合併11年を迎え、チャンスとしたNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」が大いに期待され、それに合わせるように、昨年、大津港から出発して、光秀が築城した坂本城址がある坂本地区を背にしながら、約1時間をかけ近江八幡市の長命寺港へ、さらに小型船に数隻乗り換えまして、西の湖を渡って、安土町常楽寺の常浜水辺公園までの琵琶湖の湖上観光コースの実証実験をされました。この実証実験を通して、どのようにつなげ、観光ルート化をして観光客を呼び込もうとしているのか。旧の近江八幡市街と安土町とを結ぶ湖上ルートや琵琶湖からの湖上観光ルートツアーの開発の確実について伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(平井せい治君) 回答を求めます。
嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 再問にお答えさせていただきます。
議員もご指摘いただきましたとおり、昨年度放映されました大河ドラマ「麒麟がくる」を契機に、戦国をテーマにした観光プロモーションが県下を挙げて展開されました。本市におきましても、明智光秀が織田信長公に拝謁する際、大津坂本から琵琶湖を渡って安土へ赴いたという足跡を体感する体験ツアーを企画し、令和元年11月それから令和2年3月に、大津港から長命寺港を経由して安土地域の西の湖の港まで船で移動するモニターツアーを実施いたしました。これには、一部の旅行会社、それから旅行ライターの方々にもご参加いただいたところでございますけれども、直後の4月に入って、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が全国に発出されたことから、残念ながらこの時点で湖上ルートの商品化に至ることはできませんでした。
しかしながら、西の湖を活用した湖上観光ルートは、本市における特色ある観光資源であり、大きな魅力と可能性を感じているところでございますので、その開発につきましては、これからの旅行スタイルやニーズ、そして業界の情勢を踏まえながら、今年度から進める西の湖回遊路整備との整合を念頭に検討させていただきたいというふうに考えております。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) どうもありがとうございました。
再問2つ目、西の湖回遊路整備の中、湖岸東側に位置する豊浦港の整備、活用は、必要なことで欠かせないものだと私は考えております。
しかし、現状として、豊浦港には放置船や沈没船があり、また船が停泊するためのくい等の障害物も放置され、西の湖の独特の美しい景観を損ねている状態となっています。
豊浦港は、かつては魚介類が水揚げされ、漁港として利用されており、現在はその役割を終えましたが、現在も市が県の占用許可をいただいて、管理をしているところであります。豊浦港の整備、活用が行われることにより、市民の憩いの場となり、人が集い、また観光客が増えるということでにぎわいが創出できればと思うところであります。
そこで、西の湖の魅力のさらなる向上のためにも、今後豊浦港の活用が西の湖回遊路整備の一環として取り組まれる可能性についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(平井せい治君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 岡田議員の再問にお答えいたします。
豊浦船だまりは、西の湖の魅力を高め、向上させるために重要な拠点であるというふうに考えてございます。このことから、回遊路整備における検討の中で、豊浦船だまりの活用方法について議論を深めてまいりたいというふうに考えております。
なお、豊浦船だまりの活用に向けた課題を解決するために、今年度設置を予定しております回遊路整備に係る推進会議の中で、必要に応じて部会を設ける体制の構築も検討してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) 部長、どうもありがとうございました。
3つ目、昨年度、実は予算を使っていただきまして、豊浦港の船だまりで石垣の防波堤から伸びる雑木の伐採をしていただきました。どうもありがとうございます。またいつしか雑木が景観を阻害しています。1年に1度ぐらいのメンテナンスが必要かと思いますが、その対策について伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(平井せい治君) 森村安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(森村肇君) 岡田議員の再問にお答えします。
議員ご承知のとおり、豊浦船だまりの防波堤の雑木につきましては、これまで地元住民の皆様によりまして、伐採作業を行っていただいておりました。しかしながら、地元地域住民の皆さんの高齢化により作業が困難となったことから、昨年度、市におきまして、雑木の伐採を委託したところでございます。昨年度の伐採作業によりまして、地元地域住民の皆さんや市職員では作業が難しい高木などの全ての伐採をすることができました。
今後は、毎年生えてくる低木や草木の伐採、除草作業を行うことで、豊浦船だまりの景観を維持することができると考えておりますけれども、防波堤は湖上にありまして、伐採作業、除草作業を行うことが容易ではありません。今後の対策につきましては、地域住民の皆さんや西の湖で観光和船を運営している団体などと協議を行いながら、景観を維持するための方策について検討を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) どうもありがとうございました。
4つ目、西の湖、今の回遊路整備の中、初期検討段階としての対策として、かわまちづくりの計画の策定によるかわまちづくり支援制度の活用も考えられておられるようですので、その支援政策の概要についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(平井せい治君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 岡田議員の再問にお答えいたします。
国のかわまちづくり支援制度の概要についてでございますが、観光などの活性化につながる景観、歴史、文化等の河川が有する魅力ある地域資源とあと地域の創意としての知恵、この2つ、魅力ある地域資源と地域の知恵、この2つを生かして、地方公共団体や地元住民との連携の下で立案された実現性の高い河川や水辺の整備、利活用計画によって、良好な町と水辺が融合した空間形成を目指す取組、これをかわまちづくりと呼んでおりますが、このかわまちづくりの取組に対して、国が支援を行うことを目的とした制度でございます。
また、かわまちづくり支援制度を活用するためには、かわまちづくり計画を策定する必要があるのですが、計画の策定につきましては、市、民間事業者、それと市を構成団体に含む協議会のいずれかを推進主体として、河川管理者である県と共同で作成するものでございまして、水辺のまちづくりに関する基本方針、ハード、ソフトの事業内容を定める計画でございます。
また、本計画の作成までのプロセスにおいて、地域住民との意見交換やアイデアの収集、意欲の向上を図ることも重要な要素となってございます。
このことから、河川管理者や地域住民と連携しながら作成する本計画は、実現性が高く、良好な町と水辺が融合した空間形成の円滑な推進を図れるものと考えられております。本支援制度の活用につきましては、進捗に合わせ、国、県と情報共有を行いながら、活用に当たってのメリット、デメリットや活用条件の整理、活用の可否なども含め、今年度設置予定の推進会議にて検討してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) どうもありがとうございました。
なかなかいろんな政策が出てくるわけなんですけども、よく中途でなくなったりしますので、何とかこういう制度を使いながらちょっとでも前に進めていきたい、そういうふうに思いますので、地元といたしましても、できるだけ協力したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
西の湖に関するもう一つの思いですねやけども、今申されました4者連携を核といたしまして、若者のトレンドや新しい考え方、また地元の思いなどを取り入れながら、西の湖の魅力を最大限高めていただけるような整備をお願いしたいと思います。
また、豊浦港の護岸全体については、西の湖回遊路整備の一環としてまして、仮称ではございますが、豊浦港親水公園の整備を推進していただき、市民が憩いの場として、船だまりには観光用の港として、昔のようなにぎわいのある場所になればと思ったりもしております。西の湖回遊路整備は、市だけでなく、他の地域の住民や市民、県が一体となって取り組む必要があると考えており、今後しっかりと議論をしていただき、整備に向けて進めてくださいますようよろしくお願いを申し上げ、次の質問に移りたいと思います。
最後の質問でございますが、安寧のまちづくり(近江八幡市版CCRC)事業についてでございます。
近江八幡市安寧のまちづくりの基本計画における5つの想定整備の区域のうち、西の湖周辺、下豊浦、弁天地先を候補として、「静かな水辺で暮らす」エリアがリーディングプロジェクトとして立ち上げられ、際限として5年、総額約2,000万円もの費用が支出されましたが、令和2年3月に会された安寧のまちづくり推進協議会において、白紙とする結論を結論づけられたことは、皆さんもご承知のはずでございます。その後、同年12月の同僚議員の質問への回答では、当局は、令和2年4月27日にパートナー事業者に対して、当該事業計画の白紙に向けた協議を申し入れたとのことでありましたが、推進協議会の方針決定、事業者への協議申込みから既に1年以上が経過しています。
そこでまず、第1点目でございますが、その後の事業者との協議の進捗状況並びに今後の事業の方向性について伺いたいと思います。
また、2つ目として、活用を検討しておられた周辺の国有地につきまして、令和2年6月議会の回答では、国が一般公募での売却を行う予定であると聞いておられるとのことでしたが、現在はどのような状況となっているのでしょうか。把握しておられる範囲でご回答願いたいと思います。
次、3点目、「静かな水辺で暮らす」以外で進められておられる老蘇学区での「晴耕雨読の暮らし」と沖島での「レイクサイドの暮らし」における事業の進捗状況についても回答をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
浪江総合政策部長。
〔総合政策部長 浪江尚史君 登壇〕
◎総合政策部長(浪江尚史君) 皆様こんにちは。
岡田議員お尋ねの安寧のまちづくり事業に関するご質問にお答えいたします。
まず、1点目の「静かな水辺で暮らす」事業におけるパートナー事業者との協議の進捗状況といたしましては、議員のご質問にございましたとおり、令和2年3月の安寧のまちづくり推進協議会において、本エリアでの事業計画を白紙とするべきとの意見が取りまとめられました。これを受け、本市といたしましては、令和2年12月議会でもお答えいたしましたとおり、近江八幡市安寧のまちづくり推進協議会の判断を尊重し、事業計画を白紙とすることを決定いたしました。その後、パートナー事業者との間で、パートナー事業実施協定の解除を含めた事業計画を白紙とする協議を進め、本年1月12日付で近江八幡市安寧のまちづくりパートナー事業実施協定の解除通知を送付し、同年3月にパートナー事業者より協定の解除を受け入れる旨の報告を受けたところでございます。
今後の事業の方向性といたしましては、「静かな水辺で暮らす」タイプにおける市有地整備事業については中止することとし、安寧のまちづくり基本計画に定める地域主体のまちづくりを進めてまいります。
加えて、今年度より予算化いたしました西の湖回遊路整備事業におきまして、安寧のまちづくり事業で策定いたしました事業計画の理念を引き継ぎながら、地域住民の皆様が活躍できる場の整備へとつなげてまいります。
次に、2点目の活用を検討しておりました安土町下豊浦地先の国有地の現状でございますが、近畿財務局により、令和3年5月12日付で国有財産売却に係る一般競争入札の公示がなされており、この6月23日に開札される予定というふうに聞いてございます。
最後に、3点目の「静かな水辺で暮らす」以外の事業進捗でございますが、「晴耕雨読の暮らし」につきましては、老蘇学区において、老蘇学区安寧のまちづくり推進委員会が立ち上げられ、住民主体での住み続けたいと思えるまちづくりに向け、老蘇学区まちづくりプランを策定されたところでございます。今年度以降は、地域が主体となって、プランに掲げた取組、このプランではアクションと呼んでおられますが、このアクションの実現に向けた具体的な取組を進めていかれる予定であり、本市といたしましても、引き続きサポートを行ってまいりたいというふうに思ってございます。
また、沖島で取り組んでおりました「レイクサイドの暮らし」につきましても、老蘇学区同様に住民主体でのまちづくりの推進に向け、住民ワークショップの開催などを重ねてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響から協議を中止されております。今後につきましては、安寧のまちづくりに携わる地域おこし協力隊を中心として、離島振興の取組とも歩調を合わせながら、地域の方々が最後まで沖島で活躍できる暮らしの実現に向けて、引き続き取り組んでまいりたいと思っております。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) どうもありがとうございました。
再問を1つだけいたします。
安寧のまちづくり(近江八幡市版CCRC)事業は、話が出てから足かけ6年、もっとになりますか、また数千万円の予算を投入したにもかかわらず、全体ではどうだったんでしょうか。まだ最終的な結果は出ていませんが、疑問に残る事業であったと思っています。ほかならぬ私にとりましては、一番期待した「静かな水辺で暮らす」事業が頓挫したこと、また町なかの古民家で暮らす事業、「新世代アーバンビレッジ」についても、地元を対象としたワークショップなどの取組の状況や地元の機運が盛り上がらなかったことから、前に進まなかった。「レイクサイドの暮らし」については、進捗状況は、先ほどの回答からでございますが、前に進んだものの、現状のコロナ禍のために足踏みの状態であります。唯一「晴耕雨読の暮らし」のみが前に進んでいるようです。
そこで、多くの時間と多額の費用をかけてまでやってこられた安寧のまちづくり(近江八幡市版CCRC)事業の今までの現状の評価、それと今後について伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(平井せい治君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 岡田議員の再問にお答えいたします。
安寧のまちづくり推進事業の現状評価といたしましては、これまでの事業進捗は、近江八幡市安寧のまちづくり推進協議会を中心とした議論の積み重ねの結果であるというふうに考えております。安寧のまちづくり推進事業の今後につきましては、地域住民の方々が主体的に自らの町の未来を考え、住み続けたい、住んでよかったと思えるまちづくりに取り組まれることが何よりも大切であると考えており、本市といたしましては、そのような取組を全力でサポートしてまいります。
加えて、事業計画の中で検討された本市のCCRCに対する理念やコンセプト及び方向性を西の湖回遊路整備をはじめ今後のまちづくりに生かすことで、愛着のある地域で生きがいを持ち、最後まで暮らし続けられるまちづくりを進めてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(平井せい治君) 岡田彦士君。
◆14番(岡田彦士君) どうもありがとうございます。
安寧のまちづくり(近江八幡市版CCRC)の事業の中、「静かな水辺で暮らす」事業は、西の湖の持つ貴重な地域資源を活用し、また周辺地域だけでなく本市全体にとっても、西の湖の魅力を最大限に引き出すことにもつながるものとして大いに期待をしていました。当局には、多額の費用をつぎ込んだにもかかわらず、また地元としては、やっとこの土地が生かされると思うと、なぜもっとCCRCに対するコンセプトや考え方を事業開始までに地元や事業者に理解をしてもらえなかったのか。結果として、最終的にプロジェクトが実現に至らなかったことについては、僕は少し当局にも責任があるのではないかと思っています。
しかしながら、先ほど来、質問でお答えをいただきましたように、安寧のまちづくり(近江八幡市版CCRC)事業、「静かな水辺で暮らす」事業の延長は、西の湖回遊路整備に引き継がれますし、周辺の既存施設や市有地、いわゆる弁天住宅跡地などを中心に、西の湖周辺に点在するあらゆる資源の活用を再び検討していただける、そのように思っております。
最終的には、地元をはじめとする地域の住民が、一層西の湖を誇りに思うことのできるような事業の展開となることをお願いしたいと思います。
また、他の「晴耕雨読の暮らし」、「レイクサイドの暮らし」の事業がうまく事業化されることを期待して、質問を終わります。どうもありがとうございました。
○議長(平井せい治君) 以上で岡田彦士君の個人質問を終わります。
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