録画中継

令和3年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月8日(水) 一般質問
冨士谷 英正 議員
(1)小西市長の政治姿勢と市庁舎整備事業について
   ①9月定例会に債務負担行為として、事業期間と限度額の補正予算を何故上程されなかったのか。これまでのプロセスを含めて、上程しない、上程できないと判断に至った原因(理由)をどの様に分析、評価されているのか。市長、副市長及び担当理事毎に、夫々の立場、職務、職責上において、市民に説明されたい。
(2)新型コロナウイルス感染拡大と行政がやるべき事業等の対応について
   ①緊急事態宣言による理由は一定理解できるが、市行政としても、中止の基準を設けていると思うが、その基準は何か。文、機械的に「全て中止」にすることについて
   ②やるべき訓練や事業は、規模縮小や手法の見直し等も必要と思うが見解を伺う。
◆15番(冨士谷英正君) 午後のトップバッターを務めさせていただきます冨士谷であります。
 まず、皆さん方のそれぞれのお立場でいろんな思い、あるいは感動を受けられたと思いますが、東京オリンピックもいろいろな課題を抱えながら、さらにパラリンピックもまたそれ以上の課題を抱えながら実行され、僕は成功したと思っております。
 そこで、特に感じたことを少し自分なりに考えましたので、これは、これから行政も政治もやっぱり考えなきゃならないなあと、こんな思いをいたしまして、少し触れさせていただきたいと思います。
 まず、オリンピックは、五輪はやはり若年層の、若年層と言うたらおかしいです。青年層の活躍が目立った大会でありました。スピードを競い、タイムを競い、そして技術を競う、これがオリンピックであったかと思います。でも、パラリンピックは、逆に高齢者、例えば42.195キロの女子マラソンで西島美保子さんっていう方、66歳なんですね。視覚障害者であります。この方が何と完走されて8位に入賞されたんですね。すごいなと思ったのは僕だけではないと思います。
 もう一つは、水泳で滋賀県の木村敬一君も頑張られました。だけれども、背泳ぎ、背泳で山田さんっていう選手、14歳ですね。あの方は、ご存じのように両手がない方なんですよ。肢体不自由なんです。その方が銀メダルを実は取られました。2位になった。あとの選手はみんな両手が、背泳ぎですからやって、その方に勝たれたっていうのは、あれは感動を僕が一番受けたところであります。
 それで、その後いろんなコメントが出されました。少し紹介をさせていただきますと、障害の内容や程度は違っていても、自らが秘めてる能力に気づき、伸ばすことによって新たな世界が開ける、こういうことをおっしゃってますね。本当に人間の持つ可能性を肌で感じたところであります。
 また、もっと大切なのは、個性の尊重あるいは多様性と調和、共生社会の実現といった理念を言葉だけに終わらせずに、内容をそしゃくして血肉化、自分のものにしたい。こういうこともおっしゃってます。
 そして、ただ選手のプレーだけに感動するんじゃなくして、我々はそれを称して終わるのではなく、時代につなげる、まさしくレガシー、遺産を残すことに我々はこれから英知を出していかねばならないのかなあと、こんな思いをいたしたところであります。
 まず、重荷に思っていた自分の視覚障害もスポーツで勝ちに転じたって言われるんですね。マイナスの負の部分をこれをプラスに転じた。パラスポーツの熱量が冷めないよう、未来につなぐのも私たちの役目なんだ。なかなかこれは五体満足の我々でも言えない言葉だと思います。そして、目指すのは、ありのままの自分をさらけ出し、お互いを受け入れられる社会や。この言葉が、もう本当にありのまま、誰しもが自分を飾り、あるいは不利なところは隠そうとします。だけど、そうじゃないよ、ありのままの自分をさらけ出してお互いを受け入れられる社会がこれから一日でも早く進化していくように、こんなことが新聞に載っておりました。大変感動を受けたので、少しご紹介をさせていただいて、本文に入らせていただきたいと存じます。
 まず、発言通告で出しておりましたように、小西市長の政治姿勢と市庁舎整備事業についてであります。
 平成30年4月15日執行の近江八幡市長選挙後の、ご存じのように4月25日付で前計画の近江八幡市庁舎整備工事請負契約を小西市長独断での契約解除後、これまで3年6か月、幾多の市議会本会議で契約解除に伴う損害賠償金問題、また新たな庁舎整備計画について、いろんな方がいろんな議員が質問をされてきたところであります。
 また、市庁舎等整備特別委員会は、令和元年7月3日に第1回が開催されまして、令和3年7月15日、2年間開催され、ちょうど3か月に1回になるわけでありますけど、第8回まで当局は足早に議会に説明報告をされたと思っております。これまでの本会議で、小西市長は、早期に整備したいので、私から市民に審判を仰ぐ意思はない。また、事業の延期の考えはない。さらに、事業予算については、9月定例会に債務負担行為として事業期間と限度額の補正予算案を上程する。スケジュールとしての問題点はないと。遅らせる理由はどこを見てもないというふうに言われてきたと思っております。
 しかし、特別委員会の議論、意見を踏まえ、小西市長が市議会議員と意見交換した結果としては、進めることに賛成したのは1会派のみで、その他の会派の議員23名中20人は、当局は市民、議員の声を聞いてきたと言えるのか。あるいはワンストップサービスに問題があるんじゃないか。市民が求める庁舎の形、機能や面積などが問題や、疑問やと、あるいは既存施設を使うコスト面等に課題がある等々、最終段階で基本設計内容を疑問視する意見が相次いだところであります。
 また、予算提案しないことに対して、市長公約として任期中に責任を果たすべきだと、あるいは筋が通らない。議会の審議に諮ることが市長の責任であり、市長選挙後に引き延ばすことは職責の放棄等という市長の政治姿勢に対する厳しい意見もあったことも事実であります。
 いずれにしましても、これまで小西市長は、要は民意を反映した結果として契約解除をしてきて、そして提案を自ら放棄されたとは、これまでの答弁は大言壮語、すなわちどういうことかと言いますと、実力以上に大きなことを言うことであります。大言壮語であったことと、市民や小西市政に携わってきた市職員、そして議会をも裏切った行為ではなかったのか。前回計画時に、市庁舎建設は市長選挙を待って進めよと主張してきたからというのは、これはもう逃げ口上でございまして、契約解除したときから時間軸は分かっていたはずであります。すなわち、4年しか任期はないわけであります。分かっていながら、これは公約が果たせなかったということになります。なぜ、1会派を除き、これまでのプロセスを含めて上程しない、上程できないと判断に至った原因、理由はどのように分析、評価されているのか。また、市長、副市長及び担当理事が、それぞれのお立場、職務、職責上において、市民に説明をしていただきますことをまず第一に質問したいと思います。
 それで、公約っていうのは、これは市長の選挙公報にもありますけれど、20項目ありました。果たされたのは、ご自分の報酬の3割カット、これは認めます。あとは何があったのか。医療費の無料化、あれは豪華庁舎100億円をやめて、そしてシンプルでコンパクトな50億円庁舎、その浮いたお金で、教育、福祉の充実をおっしゃっていたわけでありますが、現実は基金、誰かの積み立てた基金を取り崩しての施策でありますから、これが果たして公約実現に値するのかどうか、これが市民の多くが見ておられることだと思います。
 そして、午前中からいろいろと出ましたように、安土小学校の新築、防災機能を備えた安土コミセンの整備に優先的に取り組む。ここまでを明確に選挙公報でうたっておられるわけであります。
 今まで、大体公約っていうのは、当選後に実行する政策をあらかじめ約束されるわけであります。だけれども、今までどうかしますと、抽象的な事柄が多くて、単なる努力目標として捉えがちであったように思います。そのことが、政治家はうそつきやとか、あるいは議員や政党への信頼が生まれない原因でもあったと言われているところであります。その点、はっきりと公約で、少なくとも今2つ申し上げたことは約束事であります。結果が出ることでありますけれども、結果が出されてない。政治は結果だと私は思っているところであります。どうぞ初問でありますが、市民の皆さんが分かるように明確なご答弁をいただきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 冨士谷議員お尋ねの市庁舎整備事業に係る本定例会における庁舎建設予算の上程を見送ることにいたしました理由についてお答えを申し上げます。
 本定例会の開会のご挨拶でも申し上げましたとおり、本事業は平成30年度に基礎調査に着手して以降、令和元年度には基本計画を策定し、本年7月末に基本設計を完了させていただきました。これまで定例会や市庁舎整備等特別委員会において、都度、整備方針や予算上のご説明を重ね、市民の方々からも市民説明会やパブリックコメントなどの様々な機会を通じて貴重なご意見やご提案をいただき、現基本設計の周知、理解に努めながら、令和5年度中の竣工を目標に本市の重要課題として事業を進めてまいりました。
 本事業の推進に対しまして、令和2年12月定例会には、全国的なコロナ禍を踏まえ、経済対策等を優先させるために整備を一旦見送るべきとのご意見や、本年3月定例会においても、複数の議員の方々から基本設計の市民理解が十分でないとのご指摘もいただいたところでございます。こうした中、現本庁舎の老朽化や防災対策、行政サービスの向上のための重要施策であることを重ねて申し上げ、ご理解をいただけるように努めてまいりました。
 本年6月定例会においても同様の説明をさせていただくとともに、議員の皆様のご意見もお聞きしながら進めたいとお答えしたところでございます。本年8月上旬までに、議員の皆様との意見交換を設けさせていただいたところでもございます。しかしながら、意見交換におきましては、市長任期中に進めるべきとのご意見がある一方で、前回計画における契約解除という事態に陥った経過を踏まえ、予算上程は市長選挙後が望ましいとの意見も多く頂戴したところでございます。
 新庁舎整備は、本市の長い将来にわたって影響を及ぼす重要施策でございます。引き続き、市議会や市民の皆様のご理解を得ながら事業をしていくことが必要であり、来年4月の市長選挙等も通じながら、十分に市民の皆さんの理解を得、信任をしっかりと得られることができた上で上程することが望ましいとの考えに至り、本事業に係る予算上程を見送る判断に至ったところでございます。
○議長(平井せい治君) 回答漏れはありませんか。
 江南副市長。
 〔副市長 江南仁一郎君 登壇〕
◎副市長(江南仁一郎君) 冨士谷議員の市庁舎整備に係りますご質問にお答えをしてまいります。
 市庁舎整備につきましては、ただいま市長からもありましたとおり、平成30年度以降、一歩ずつ丁寧に必要な手順を踏んで進めてまいったところでございます。この間、市庁舎整備等特別委員会など、議員の皆様との協議をはじめ市民説明会の開催や毎月の広報紙面を活用した周知、市庁舎タイムズ等チラシの全戸配布、ユーチューブによる動画配信、SNSなどあらゆる手段を活用しながら、市民の皆様からご理解を得られるよう努めてまいったところでございます。
 しかしながら、設計内容に対しましては、市民の皆様から様々なご意見を頂戴していることを承知しております。また、市長答弁にもありましたとおり、任期中に実施すべきといったご意見がある一方で、市民の理解が十分得られていない、あるいは市長選挙の結果によって庁舎整備の方針転換がないよう、慎重に進めるべきであるといった議員の皆様からのご意見を重く受け止めさせていただきました。市長と同様、選挙によって市民の負託を受けられた市議会のご理解が十分得られているとは言えない現状に鑑み、部長会議にも諮った上で、最終的に市長が熟慮され、総合的に判断されたものとの受け止めをさせていただいております。
○議長(平井せい治君) 嵐総合政策部理事。
〔総合政策部理事 嵐 孝雄君 登壇〕
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 冨士谷議員ご質問の市庁舎整備に関するご質問に対し、担当理事という立場でお答えをさせていただきます。
 庁舎整備の担当といたしましては、先ほど市長、副市長の答弁にもありましたとおり、市民から負託されました議員の皆様のご意見を重く受け止め、部長会議において方針変更を諮り、最終的に市長が債務負担行為の上程を見送る判断をされたものと認識しております。
 本事業は、本市の重要施策であることには変わりなく、引き続きより多くの市民からご理解を賜れるよう、さらに周知に努めてまいりたいと考えております。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 市民や議員の理解がなかなか得られていないということの理由のようであります。12月も3月も6月議会も、それぞれの議員がコロナ禍やと、そしてコロナ禍による税収も減収するだろうと。よその自治体を見ても、公共施設の整備は中止をされるところとか、あるいは延期をされるところが続出している。八幡はどうなんでしょう、考える気はないんですか。こういう質問をそれぞれ何十人という議員がされたと思う、何十回といいますか。そのたんびに延期する理由はない。十分市民にも理解してもらってる、こういうことをおっしゃって続けてこられたんですよ。7月15日の市庁舎整備等特別委員会までは少なくともそうであったと思います。それが急変したということは、理解が得られてない。なぜ、あの12月議会、3月、6月には、9月には債務負担行為で上程すると言われたときは十分説明できてたと思うんですね。それが、この7月15日以降どこが変わったんでしょうか。
 もう一つお尋ねしたいことは、市民の負託と言われた。市民の負託は、8年間の負託を誰もしてないんですよ。4年間でやるということなんですね。これが時間軸なんですよ。それに、市民の負託に応えるために選挙に進んでいる、僕はこういう首長さんっていうのはあまり知ることがないんです。付託を受けたのは4年間なんです。4年間ですることが公約なんです。だから、一生懸命努めてこられたと思いますね。それが、この場に及んで市民の、いろんなことをしてるって言われましたね。SNSもやって、こうだ。じゃあ、次は付託をもっともっと理解を得るために、市民や議員の理解を得るために、どんな手法をされようとされているのか、ひとつお答えをください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えを申し上げます。
 4年前を振り返りますと、全く同じような状況がありまして、私でも、当時は立場は違っておりましたけれども、基本的に市長選挙後に予算の上程をしてくれということを私もずっと申し上げてきた経緯がございます。そういう中で、今回同じような状況が形、形式的にも発生している状況でございますし、中に議員の方にも同じような轍を踏むことがないよう、慎重に進めるべきだというご意見もこれまで議会の中でいただいたところでございます。
 そういう中でさらに、私どもの考えをさらに深めるべく、様々な機会、とりわけ市長選挙という一つの機会を通じまして、皆さんの関心が向いたところで、しっかりとした説明またご理解を得られる機会を得られればというように考えているところでございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 市長、もう一度申し上げますが、付託は4年間でございますので、前回は議会で手続を全部踏んできたんですよ。3分の2以上の議員さんの賛同を得て進めてきた。でも、市長の場合は、議会の付託じゃないんです。議決を得たわけじゃない。ご自分で判断をされたわけですね。そこは全然趣が違います。それとこれと一緒にされるということ自体が、申し訳ないんですけれども、感覚を疑わざるを得ないということになります。
 もう一つは、公約は4年間で実現することなんですよ。思い切って出すべきだったんですよ。出して議決されたらそれでいい。否決されたら、それで小西市長の提案は否決されたということになる。だから、今から思いますと、安土の小学校もそうでしたね。結局、断が下せない。これが今一番近江八幡がスピード感がない、それでムードが沈滞している、市民がよく言われるんですが、そこに僕は通じると思うんです。だから、どんな方法で議員の理解を深めるのか。どんな方法、いろんな機会を通じてって、そんなもん機会はいっぱいあります。手段、手段っていうかやり方を具体的に、理解を深めるために、議員の皆さん方に、市民の皆さんに何をされようと、今まで何が足らなかったというように反省をされてるんですか、それじゃあ。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えを申し上げます。
 これまでもお答えいたしましたように、それぞれ議員の皆様方から、市民がまだいまだ十分に関心がこちらに向いていない、もしくは理解がいただけてないというご意見をいただいたところでございます。したがいまして、先ほども申し上げましたように、市長選挙またそのほかの機会を伝えて、私どもの考えている将来にわたっての、いわゆるビジョンですね。この庁舎を一つの中心としたビジョンについてお話しし、そして理解を得ていきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 何度も申し上げますけれども、今、信を得られた4年間でできなかった方が、仮に再選されたとしても、できる保証は何をもって保証をされるんですか。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 議員のおっしゃる保証という意味がよく理解はできないところではございますけれども、一つ、市長選挙という一つの選挙という形で、一つの洗礼といいますか、考え方についての是非というものをお伺いするということになろうかと思います。その中で、どういう形のものが出てくるかということで、この世の中において保証というようなものがあるというのは私も思いませんけれども、その中で市民のいろんな方のご意見なり、そして考え方、そして私どもが思っている考え方やまた将来の姿というものを照らし合わせながら、しっかりとした形のものを仕上げてまいりたいというように考えているところでございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) そのような今市長が答弁なさったことは、4年間でしなきゃならないことなんですよ。4年間でできるんです。それが公約なんです。時間軸も決まってますよね。なぜそれをされなかったんですか、今まで。12月も3月、6月議会でも、そんなことはみじんもされない。もう十分理解してもらって、議員の皆さん方も、そのことばっかりおっしゃってたんで、この場に及んで、まやかしとは言いませんけれども、言ってたことと矛盾のあるような言い方をされますと、市民は余計不信感を抱かれるのではないかと思いますが、もう一度答弁願います。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えを申し上げます。
 私の公約の中に途上のものがあるということは十分承知しておりますけれども、その実現に向けて一歩一歩確実に歩を進ませていただくという中では、しっかりと公約に基づきながら歩ませていただいていると理解しているところでございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 公約どおり、肝心の市の庁舎一本でされたような気が僕はしてるんですけど、その目玉がもうどこかへ飛んでしまったんです。それで、保証というのはどういうことかといいますと、4年間でするとおっしゃっていたことができなかったんですよ、市長は。次、再選されたらできるという、それを保証と僕は言うてるんです。やれる要素は何があるんですか、当選されたら今度はできますよっていうのは。今まで市民にも議員にも十分説明してきた。あの手この手、広報も使って、SNSも使ってきた、いろんなことをしてきた。次は市長が1軒でも回ると言うんだったら、これは別問題だと思います。いかがでしょうか。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えを申し上げます。
 私は、市長として、この行政の職責を預かる者として、可能なことを一歩ずつ前に進んでいくということだけ申し上げさせていただきたいと思います。結果については、様々なことがあろうかと思います。政治の世界そして経済の世界はいろんな状況が起こり得るということは、私も承知しております。可能な限りの努力を進めさせていただきたいというのが私の務めだと理解しております。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) この議論だけで堂々巡りですから、いろんな結果がある、結果を出してないから言ってるんですよ。結果を出せなかった理由を聞いてるんです。もう一度申し上げますと、市民や議員に、今までさんざん我々も延期したらどうですか、あるいは中止したらどうですか言うても、いや、大丈夫です。市民の了解も得てんねや、議員の理解も得てんねや、だから9月には出すと。そこまで自信を持って言われてた。今度はそれが十分でなかったんやということなんですよね、それは。そういうお方が、次はできるっていうのを市民に信じよと言うほうが無理ですね。
 言ってみたら、言葉はきついですけど、前科、前科とは言いませんけど、前に約束してできない方が、次、約束しますからさせてください。市民は、そうか、じゃあしてもらおうかっていう方は、なかなか僕は見当たらないと思います。
 そこのところは、やはり本当の為政者って何なの。釈迦に説法かも分かりませんけれども、市民の期待を裏切らない、約束したことはやる、結果を出す。政治は結果、僕はいつも言うてるんですけれども、そのように努力をされますことをお願いをして、次の質問に入らせていただきたいと存じます。
 新型ウイルス感染拡大と行政がやるべき事業等の対応についてお尋ねします。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴いまして、8月27日から滋賀県も緊急事態宣言対象地域とされておりますけれども、これまでの経過としては、感染拡大に伴い、滋賀県は8月8日からまん延防止等重点措置を県内全市に適用することとされ、また全県を対象とした「コロナとのつきあい方滋賀プラン」におけるステージを警戒ステージ3から最上位の特別警戒ステージ4に引き上げられたのであります。それに伴いまして、市当局は、平和祈念式や防災総合訓練を相次ぎ開催中止を発表されました。その他議会で取り上げられ、重要で早急な取組を期待されております子ども・若者支援に係る研修講習会等も中止されたように仄聞をしているところであります。
 新型コロナウイルス感染症のまん延防止措置や緊急事態宣言の理由は、一定十分理解をするところでございますが、市行政としても中止の基準を設けておられるのか分からないわけでありますけれども、機械的にこれも中止、あれも中止というように全て中止することはいかがなものかと感じるところでございます。
 滋賀県としましても、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言に伴い、イベント開催や施設の取扱い等を示しておりまして、市の施設もその基準に沿った取扱いをされていると考えているところであります。平和祈念式にしましても防災総合訓練にしましても、非常に重要な事業であることは言をまたないところであります。東京都の緊急事態宣言下においても、全国戦没者追悼式は、規模縮小であるけれども、やるべきことは実施されていることはご存じのとおりであります。市民、遺族会をはじめ関係者にとっては、重要な事業であるからであります。
 また、特に防災総合訓練は、新型コロナウイルス感染症による避難所運営や今回契約議決議案になっております、なったといいますか、災害対策用ワンタッチパーティションの購入がありまして、幸いここ2年間、本市は避難するような事態には見舞われていないものの、計画全てを中止でなく、行政として、リスク管理、コロナ感染拡大の防止策を含めて、リスク管理も含めて、もちろん感染防止対策も徹底をして、やるべき訓練や事業は規模縮小や手法を見直すなどの対応をすべきと考えるんですが、いかがなのかご答弁いただきたいと存じます。
 他の事業の実施や取組事例から中止しなければならない根拠はあるのか、もっと柔軟な姿勢で取組をしないと、事の本質に伴った成果が得られないのではないのかな、こんな思いであります。議会も、このように役員の皆さん方がご努力をいただいて、いわゆる拡大防止策の一環として、議員も3分の2は議場、3分の1は控室で、こういう手も打っていただきました。また、場合によれば、全員がやっぱりしたほうがいいじゃない。それならば、あづちマリエートだったら、冷暖完備でそこでもできるんじゃないかという人もあったわけでありますけれども、そのように議会もそういうふうにやりながら、じゃあコロナ感染だから、防止のために議会をやめる、これはできないわけです。そんな必要なものは、リスクを超えながらやらなきゃならないのかなと思うんですが、いかがでしょうか、答弁を願います。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
 田村市民部長。
 〔市民部長 田村裕一君 登壇〕
◎市民部長(田村裕一君) 冨士谷議員お尋ねの新型コロナウイルス感染拡大と行政がやるべき事業等の対応についてお答えいたします。
 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、政府において緊急事態宣言の対象区域に滋賀県が追加され、滋賀県知事によって県内全域を対象とした措置内容が示されました。本市主催のイベント等の実施判断につきましては、このことを踏まえながら、各部において所管するイベント等の方針を感染拡大の状況を鑑み、検討した上で、市新型コロナウイルス感染症対策本部会議に付議し、本部として決定いたしました。
 次に、訓練や事業の規模縮小や手法の見直しについてでございますが、今回、市ホームページに掲載させていただきました中止する事業は、3事業ございます。
 まず、市防災総合訓練につきましては、市や関係機関等で構成する実行委員会において実施しておりますが、実施要綱を定めており、その中の開催中止要件に、滋賀県が「コロナとのつきあい方滋賀プラン」におけるステージを特別警戒ステージ、ステージ4へ引き上げた場合がございます。今回、これに該当いたしましたので、中止とさせていただきました。運動公園、体育館を会場とした訓練は中止といたしましたが、各学区へワンタッチパーティションを導入予定であることから、その取扱いに係る知識、経験の習得は必要であるため、市防災総合訓練にて実施予定でありました市職員の現地班員によるワンタッチパーティションを設営する訓練をワンタッチパーティションの取扱講習として、8月30日月曜日から9月3日金曜日の5日間、午前と午後の2つの時間帯に分けた分散開催とし、3密を避けながら実施したところでございます。
 次に、市民相談事業であります行政相談及び人権相談の2つの相談事業を中止とさせていただいております。行政相談は、所管する総務省滋賀行政監視行政相談センターより、宣言発令期間中の行政相談委員が解説する相談所等の外部で人と接触する委員活動の中止を依頼する通知があったことによるものです。
 また、人権相談は、滋賀県へのまん延防止等重点措置が適用された時点で、人権擁護委員による相談活動、啓発活動、その他の事業等を延期または中止するよう、大津地方法務局彦根支局長及び彦根人権擁護委員協議会長名で通知があったことによります。
 なお、人権相談につきましては、人権市民生活課職員が相談者の了解の下、相談を聞き取り、後日人権擁護委員に引き継ぐ対応を行っているところでございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 要は、やりたかったけれども、いろんな各方面から中止の要請もあったからやめたということをおっしゃったと思います。
 そこで、お伺いしますけれども、各部において所管するイベント等の方針を感染拡大の状況を鑑みながら検討した上で、市新型コロナウイルス感染症対策本部会議に付議して本部で決定をされたということですね。
 じゃあ、ここで本部長として聞きますけれども、僕が心配しますのは、コロナの問題で今までの大切な事業、行事、それが何か薄らいでいくような気がしてならない。コロナによって世の仕組みが変わっていくんではないかなというような危惧もするんです。だから、じゃあ幾らコロナが蔓延したからといって、議会まで閉鎖はなかなかできないと思うんですね。それは、みんなが努力してできる方向を探していく。
 だから、本部長にお伺いしたいのは、対策本部会議において、できる方法があるかないか、そういうことを議論されたのかどうなのか。頭から、こう言うてきたから、やめよかやめよかということは、ちょっとこれは中身が乏しいと思うんですね。やるならば何が課題なの、じゃあこの課題解決のためにはどうしたらいいのというところまでが非常に大事なことなんです。
 特にやっぱり防災訓練なんか、こういう災害も全国的に発生していますし、あるいはコロナの問題も災害といえば災害なんですね、これは。あるいは、平和祈念式典だって、密を防いだら、これは規模を縮小されて、されようと思ったら僕はできないことはなかったんじゃないのかなと思います。だから、遺族会の皆さん方も本当に残念がっておられました。やっぱり身内が戦没者であるわけでありますから、思いはひとしおだと思うんです。そういう人たちの、対象の人の立場に立ってやる、これが今一番行政として大事ではないのかなと思うんです。だから、本部長として、どういうことが本部会議で議論されたのか、ひとつお示しください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えを申し上げます。
 議員がまさにご指摘いただいたように、こういう機会に様々な行事を中止したり延期したりすることによって、その意義というものをいろいろお感じになるということは重々あるかというように理解をしております。今回につきましては、緊急事態宣言ということで、それぞれ現場の状況を一番よく知っております所管部、それからそれぞれ実行委員会等、所管の部門におきまして、その実態の可否について十分検討をしながら、その結果を持ち寄り、合議で決めさせていただいたというところでございます。
 我々行政としては、いろんな方の思いはございますけれども、こういう緊急事態宣言下においては、かなり慎重な判断をしなければならないなという意味を持ちながら、私も決めさせたという点はございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 僕の質問に答えていただけない。本部長として、本部会議でどういう問題があったのか、じゃあそれを解決するにはどういうふうな議論があったのか、こういうことが聞きたいんですよ。だから、今の話を聞いてますと、本部会議で皆さんの意見、現場を知っている人の意見を聞いて、そして合議の上で決めた。こういう答弁ですからね。コロナによってかなり世の仕組みを、いわゆる助長されてるような気がしてならないんですよ。だから、何で今まで平和祈念式なんかは、それを規模縮小されてなぜできなかったんかなと。単純に思うんです。
 それで、冒頭に言いましたように、オリンピックでもパラリンピックでも、いわゆるインタビューを受けられる選手の人たちは、必ず二言目には、いや、一言目には、感謝という言葉が出ますね。周りの人、親、あるいは関係の皆さんと言われます。もちろんコーチも入るんでしょう。全て感謝、感謝、感謝の気持ちがああいう大会を僕は盛り上げられたと思うんです。平和祈念式だって、ああいうような貴い命をささげられたんですよ。その人たちに感謝するって、これも僕は非常に大事だと思うんです。だから、人数は縮小されても、これはされるべきではなかったのかなと思うんです。もう一度、ご答弁をいただきたい。人間としてどうなのということです。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えを申し上げます。
 戦没者に関して、感謝の気持ち、そして我々が今こうして日本の国が繁栄をしているという、その礎になられたと、これは同じような言葉がずっと使い古されているんでございますけれども、心からそのように思っておるところでございます。
 一方で、高齢の方の多い状況等を鑑み、やはりこういう状況においては、様々なご意見の方、様々なお考えの方がおられるという中で、どちらかといえば感染防止をすべき時期ということで、基本的にはそういう判断をさせていただいたところでございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 市長とこの議論をしても、昔以前に韓国でタマネギ大臣っていう言葉でしたか、ありましたね。めくってもめくっても出てくるのはタマネギばっかりや。そんな議論をしているような感じですね、市長としゃべってますと。何にも中身が出てこない。これで市民が何を期待されるかということだと思うんですね、市長に。4年間の猶予があったけど、それもできてない。じゃあ、今度当選させてもらったら今度やりますよ、その保証が何にもない。できなかったら、またもう4年間、そんなもんは政治家じゃないと僕は思うんですね。やっぱり政治家は、約束した以上は、どんな困難があったとしても、パラリンピックと一緒なんです。困難を乗り越えて結論を出してもらわなきゃならない。このことは、非常にこれから大事だと思います。これからって、今までも大事だったんですが、ちょっと市長にはその点が僕は欠けていたように思います。約束したことは守るんだ。
 だから、最後に申し上げますけど、こういうときですから、市長はどこかに行って一杯飲まれたとか、第1波から第2波、第5波までありますけど、そういうことはやっぱり肝に銘じてされてないということでよろしいでしょうか。そういう席には出ておられませんか。もし出ておられたら言うてください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 議員のおっしゃってる、どういう席っていうあれでございますか。
◆15番(冨士谷英正君) 酒宴、酒宴、酒の出る席。
◎市長(小西理君) 酒の出る席につきましては、7月にライオンズの年度初めの例会に出席をさせていただきました。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) それだけだったらいいと思いますが、後でぼろぼろ出ないようにしていただかないことには、弁解の余地がないと思いますので、これだけ申し上げて、ちょっと珍しい、1分40秒あるんですが、これで質問を終わります。
○議長(平井せい治君) 以上で冨士谷英正君の個人質問を終わります。
ご利用について
  • この議会中継は近江八幡市議会の公式記録ではありません。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 「近江八幡市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。近江八幡市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。
  • 許可無く放送を中止させていただく場合がございます。