近江八幡市議会
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冨士谷 英正 議員
令和3年第4回(12月)近江八幡市議会定例会 12月8日(水) 一般質問
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内容
会議録
令和3年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月8日(水) 一般質問
冨士谷 英正 議員
(1)小西市長の政治姿勢と市長選立候補について
(2)中期財政計画(財政見通し)について
◆15番(冨士谷英正君) おはようございます、皆さん。
月日のたつのは速いものでございまして、私もこの壇上に立たせていただき、2年8か月が経過をしております。その中、トップバッターというのは初めてでございまして、しかも、今日初めて分かったんで申し訳なかったんですが、僕の後、女性ばかりということで、誰かに言われておったんですが、美女軍団と野獣やなと、こんなふうに言われたんですけど、野獣じゃなく、美女軍団と美男というふうに感じていただけるような質問をしていきたいと思っております。
ひとつ冒頭申し上げながら、分割で、発言通告に従って質問をしていきたいと思います。
まず1点目でありますが、小西市長の政治姿勢と市長選立候補についてであります。
平成30年4月15日執行の近江八幡市長選挙から3年と8か月が経過し、これまで小西市長の政治姿勢をただしてきたところでもございます。
最重要事業であります市庁舎整備につきましては、本会議で、早期に整備したいので、私から市民に審判を仰ぐ意思はない。事業の延期の考えはない。また、事業予算については、9月定例会に債務負担行為として事業期間と限度額の補正予算案を上程するとしてきたものを、9月議会では一転してそれを翻され、為政者、首長としてはあり得ない事業の延期、先送りに加え、4年間のご自身の評価もされずに、来年の市長選への立候補とも受け取れるご挨拶を冒頭されたところであります。
そこで、これまでを振り返った中で、現在の政治姿勢についてまず確認をさせていただきたいと存じます。
市長就任後の平成30年9月市議会定例会におきまして、ある議員──これは井狩光男議員さんでありますが──が選挙公約と市の政策及び事業展開への位置づけ、議員の意見反映として言われていることは、2017年(平成29年)11月15日に支援団体、住みよい近江八幡市をつくる会、いわゆるこの代表者は、後に日本共産党近江八幡市議団の代表者になられた方との政策協定──全部で8項目でありますが──を締結されていることについて質問をなさっておられます。
議事録を確認をしてみますと、質問者は、政策協定を果たすことが全ての市民の民意であるとは限定できないとされている。一方、市長は、質問の支援団体との政策協定には回答をされずに、公約は選挙公報で述べたものが公約と理解しているとされております。しかし、市長選挙及び任期中におけます支援団体との政策協定を締結されているわけでありますけれども、この支援団体、その背後にある政党との関係は、9月市議会に市長選への立候補とも受け取れる挨拶をされましたけれども、現在どのようになっているのか、まず冒頭でありますが、質問をいたします。初問といたします。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 冨士谷議員のご質問にお答えを申し上げます。
議員が支援団体と述べられました住みよい近江八幡市をつくる会、これにつきましては、さきの市長選に市長候補として臨むに当たり、私が掲げた政策のうち、当時の会が掲げる目的と一致した幾つかの政策について協定を結んだところのものであります。結果、会のご支援をいただけたものと認識をしております。
また、当該団体の代表でありました檜山秋彦氏におかれましては、当時でございますけども、市長選1年後の市議会議員選挙にてご当選され、日本共産党所属議員として自ら政策の実現に向けた活動を行っておられたと認識しております。
いずれにいたしましても、それぞれ考える課題解決や政策実現に向け、それぞれの立場や責任において行われる活動でございますので、特定の政党もしくは団体と私個人の活動とは特段の関係はないものと認識しております。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 再問をいたしますが、ただいまの回答では、特定の政党とは特段の関係はないと答弁をされたわけでありますが、政策協定された支援団体とは、任期中であるので継続されているということなんでしょうね。これの回答をぜひ求めたいと思います。
○議長(平井せい治君) 回答を求めます。
小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えします。
関係というものではなく、政策協定でございますので、その政策について真摯に受け止め、政策の中にその趣旨、目指す方向を織り込んでいくという理解をしております。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) ということは、政策協定の破棄、または解消されていないというふうに理解をしていいんでしょうね。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 政策協定の中身について幾つか申し上げますと、95億円の庁舎を白紙に戻し、合理的な庁舎にする。また、子ども・子育ての支援を重視する。また、近江八幡市の産業を振興し、地域を支援する等、ごく一般的な普通の方が考えて、方向性として認められるような内容をほぼ網羅しておりますので、そのことについての関係云々とは関係がないものというように理解をしております。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) ただいま市長の答弁は、8項目の中で全てをおっしゃっておればまだ市民も理解される方もあろうかと思いますが、大変、従来もそうでありますけれど、都合のいい部分だけを言われたわけであります。
じゃあ、僕から聞きますが、2点目で不要不急の大型公共事業は見直しや中止をします。これは何をなさったんでしょうか、1つは。
もう一点質問しますが、いわゆる原発に頼らず、再生可能エネルギーの利用に努めます。どのように努められたのか。あるいは、財政力の問題で無駄な大型事業の見直し、中止により財政を確保しますまで言われてます。どんな大型事業を中止をされて確保されたのか。
以上3点再問します。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 不要不急の大型事業の中止、これにつきましては、大きな庁舎の見直し、小さな庁舎、大きな福祉という中で見直しさせていくというのが最大のものであるというふうに理解をしております。
それから、原発、再生エネルギーにつきましては、今CO2削減、気候緊急事態宣言をさせていただきまして、今計画を策定しておりますけども、多様な再生エネルギーの利用、または電気自動車等の採用等について今検討をしておるところでございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) なるほど。じゃあ、大型事業を中止をしたというのは、市の庁舎の建設を中止したと、こういうことになるわけですね、今おっしゃったことは。だとしますと、先ほど冒頭質問をしましたように、市長は常々、中止は言うてなさらない。先ほど言いましたように、事業の延期は考えていない。議員から、コロナがあって延期、中止をという提案もあったわけでありますけれども、市民に審判を仰ぐ意思はない、事業の延期の考えはない、事業予算については9月定例会で債務負担行為として事業期間と限度額の補正予算を上程すると言われてきたことと、今おっしゃった大型事業、市の庁舎の建設中止した。これはどういう関係、矛盾しているんじゃないでしょうか。答弁願います。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えいたします。
ここに言っておりますが、不要不急ということを申し上げておりますので、必要なものですね、いわゆるその範囲については、公共事業にしても当然それは実施しなきゃいけないという意味で、新たに見直しをさせていただいて、庁舎の建設ということで計画をさせていただいているところのものでございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 答弁を聞いていますとね、分からないんですよ。要は、おっしゃったことは、大型事業を中止した、これは政策協定の1つ、2つに入ってます、だから実行したとおっしゃってるわけですね。しかし、本会議では中止のちの字も言うてない。やりますよと、9月には補正予算を出しますよ、そのときには事業期間と限度額の補正予算を併せて出しますよ、こう言われてるんですよ。中止の意思はないわけですね。それが今言われて、ああ、政策協定これなんな。じゃあ、これは答弁になってないんですね。もう一度正確にご答弁をいただきたい。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) もう一度整理して申し上げますと、まず1点目に、政策協定にあるから実行しているのではなくて、政策が一致したところで実行している、このように理解していただきたいというのが1点と、もう一点は、不要不急の大型公共事業というのは大きな庁舎のことを申し上げているのでありまして、我々が見直すべき次世代に向けた行政サービスを提供するレベルの庁舎というのは、私がここで認識する不要不急という大型公共工事ではないというような認識とご理解いただければと思います。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 政策協定を結ばれるということは、その項目を実行するということで締結ということがあると思うんですね。市長のおっしゃったのは、大型事業、大きな大きな庁舎、これ中止しましたやん。小さなものはやるんやと。こんな理屈って通りますかね。大型事業じゃなかったんですか、市長の言われる新市の庁舎建設、あれ大型ではないんですか。何でしょうか、そしたら。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 議員の再問にお答えを申し上げます。
再三申し上げた不要不急の大型公共事業、身の丈に合ったものは必要という理解でございます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 僕が質問してんのは、市長が提案をされた市の庁舎、新市の庁舎は、あれ大型事業でないのですかと聞いてるんです。不要不急のことを聞いてるんじゃないんですよ。だから、質問したことに対して正確にお答えをいただきたい。もう一度どうぞ。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 公共事業として大型か大型でないかと言えば、大型ということも言えると思います。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) こんな議論してもしようがない。
ということは、結局は、この協定では大型事業を中止するけど、中止されてない。だから、協定が一体何であるのか分からないんですけれどもね。どうもやっぱりそこのとこらは正直に言われほうがいいと思う。結局は、やりたかったけどできなかった。だから、協定に反してますよということになると思うんですね。
ほいで、再生エネルギーだって、地球温暖化で何か言われましたけれども、これだって再生可能エネルギーの利用なんですよ。何を努められたのか、利用を。具体的に話をしていただきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 再生可能エネルギーの利用に関しては、昨年度ですね、今年度の予算で各コミセンへの太陽光パネルの設置等を検討いたしましたけども、現在のところコストパフォーマンスが十分でないということで、今のところ見送らさせていただいているところでございます。
そのほか、様々な検討をしておりますけれども、具体的に財政に対しての影響も勘案しながら、可能なものから取り入れていくという方針で考えております。今のところ、財政への影響、いわゆる大きなマイナスを確保しながら、再生可能エネルギーを入れるというレベルには至っておりませんけれど、今後において政府の補助金、また方向性等を示される中で、当市の財政として再生可能エネルギーの利用についてメリットが見えるような状況になれば、いつでも手を挙げられるような状況として検討してまいりたいと考えております。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) いずれにしても無計画、政策協定結ばれた段階でも腹案何もなしで、ただ選挙に当選すればいい、市民がどう理解しようがというふうに聞こえざるを得ない。
私は常々申し上げておりますように、政治とは結果なんですね。結果を何にも出されていない、市長さんは。ほで、質問すると弁解がましいことを言われる。これは大変寂しい発想だと思います。
それでは、質問を変えます。
小西市長の4年間の任期中の姿勢について、他の議員さんも質問されるようでありますけれども、9月議会の開会日、市長選に立候補される挨拶をされたわけでありますけども、本来ならば市長自ら公約とされました事項の評価を示されるべきであると僕は思ってるんです。また、政策協定されている事項もどうだったか。今申し上げましたように、議員サイドから質問をするということは、非常にこれは寂しいことなんですね。本来ならば、為政者が胸を張って、4年間こういうことをやります、選挙公報でも政策協定でも言われてるんですよ。そうしたら、自らが言われたことを責任を持って、第三者的でもいいと思いますけれども、評価を受けて、それを提示されて、議員から質問をさせていただくのが筋だと思うんですが、一切なしで、そして議員から質問すると、非常にこれは寂しいし、また変則な僕は首長の姿勢ではないのかなと思っている。
で、できたこと、できなかったことを第三者的に評価をぜひされて、ほいで示すべきではなかったのかと思いますが、その点についてどのようにお考えでしょうか。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答え申し上げます。
かつてこの議会におかれましても、議員から公約の進捗について同様の質問をいただきまして、かなり長い時間をかけて逐一ご説明をさせていただいたことを記憶しております。大体において7割から8割実現することができた、今しかかりになってるものも幾つかございます。中には、1つ、2つ、まだめどが非常につきにくいものもある、もしくは国でやってしまったものもあるというようなことを申し上げたことを覚えております。
そういう中で、それから1年余り、以上ですね、時期はたっておりますけども、そういう中でさらに進捗をしながら進めさせていただいておりますし、実際具体的にどういうものを公約を実現したか、していないかというのは、今後、来年度市長選挙がございますので、その中においてまた明らかにはさせていただくものだというように思っております。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) きつい言葉では言わないようにしてるんですけれどもね。7割、8割実現したとおっしゃいますけれども、前回私どもの後援会の編集部で市長の公約通信簿というのを出させていただいた。唯一丸は、市長ご自身の歳費の30%削減、あれ丸でした。あと全部三角やバツであります。如実に表れているのは、公約で安土小学校の新築だとか、あるいは防災機能を備えた安土コミセンの整備を優先的に取り組む。これだって、今ようやく軌道に乗る、ほいで竣工は令和10年と言われてるんじゃないですか、たしか。令和10年でしたよね。令和10年というと、これが7年後なんですよ。7年後の約束をされる。普通人間というのは、よく市長も言われるように、20年後にはこの庁舎廃止します。そのときはもうAIや、あるいはITが進んでるんや、こんなこと誰が予測できますか。それ小西市長さんは優秀だから予測できるけれども、一般論とすれば、10年、20年のことを予測すること自体が首長ではない。やっぱり行政はその都度その都度でいろんな課題があるわけです。課題があればそのときに対応される。そしてまた、いろんな課題がある。それが僕は行政。それが小西市長はこの4年間、7割、うそ八百とは言いませんけれどもね、何をされたのか。ほとんどされてない。前任者の事業計画がほとんどですやんか、これ。それを7割も8割も実現したというのは、これ市民としたらどのように理解されるのか、非常に僕は疑問に思うんですけれどもね。
何が言いたいかというと、本来ならその都度その都度課題を対処しなきゃならない。だけれど、今回でもコロナという予期せぬ問題が発生したわけですね。それで、国挙げてみんなコロナの対応した。だから、課題を次しようと思ってもできなくなる。全部先送りになってる。だから、この4年間で小西市長のされたのは何だったの。ほとんどされてない。何もできない。何の決断もできない。こういう声が市民の中ではもうかなり渦巻いていると思う。僕のところにもいろんな投書が来ます。すごく来るんですね。それ逐一言うと、それはびっくりされることがいっぱい書いてます。そういうことをもう少し謙虚に、僕はやっぱり耳を傾けてひとつ反省すべきところはしていただきたいと思いますが、なぜ、もう一度質問しますが、第三者的に評価されずに、何でされなかったんでしょうか。普通はされますよ。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えいたします。
公約について、私ができてる、できてないことについては十分承知はしている内容だと思います。今ここに私が掲げました選挙の公報を持っておりますけど、繰り返しになりますけど、最初の2つ、3つだけ申し上げたいと思います。
今議員がおっしゃっていただいたような市長給料の30%削減、これは即実行させていただきました。
豪華庁舎の建設を見直す、サービスを提供する明るい市役所、この方向で進めさせていただいております。ご存じのとおりでございます。
子育てしやすく、高齢者、弱者にしわ寄せの行かない、心の通う施設、保育所、学童保育所の待機児童解消に向け施設を増設整備。その中には、前計画として、私の就任以前から計画されていたものも当然含んでおりますけども、それについて用地の取得から含めまして筋道は立てさせていただき、幾つかの園については、予定から多少遅れましたけれども、開園しております。その結果、待機児童の数というのは減少をしております。
幼稚園の保育料引下げ、学童保育所の委託料、これは国で対応されていただきましたので、私としては幸運な状況になりました。
あと、全ての子どもたちを対象に中学校卒業までの通院医療費の窓口無料化、これは実現をさせていただきました。
幼稚園、小学校、中学校の給食費を無料化するための筋道づくりと。これは非常に難しい課題でございますけど、今公会計化に向けて、取りあえず一歩を踏み出させていただきました。
幼・小・中学校の現場教育予算の充実、これについてはいろいろございますけども、市内小・中学校全ての生徒の皆さんにタブレットを、一応国の施策がございましたけども、配布をさせていただき、またWi-Fiルーター等についても必要な分を調達させていただき、また授業の中でも取り組んでいただいておると思います。
細かくはいろいろあろうかと思いますけど、一例を申し上げるとそういう状況になります。
近隣市町の執る介護要支援者の支援体制の充実ということにつきましては、多少方向性は変わりましたけども、総合事業を実施する、また医療支援体制の介護認定の見直し、さらには3B体操を含め、地域の居場所づくりということで対応させていただいております。
また、ゲートボール場を含む運動公園2期工事の早期推進、これは議員が市長をされておったときから計画されていたものでございますけども、順調に計画どおり前に進めさせていただいております。
したがいまして、今申し上げたように、公約につきましてはおおむね手をつける、もしくは前進、もしくは完了するという状況であるというふうにご理解をいただきたいと思います。あと4番、5番、6番、7番でございますけども、時間がございませんので、以上とさせていただきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 最後に申し上げておきます。
公約というのは、任期中にまず明らかにすることなんですね。今してます、最中です。どこまでや、そういうのは言われない。それを公約と言われるならば、これはいずれ4月の市長選で市民はきっちりとそこらに、いわゆる結論を、結論といいますか、評価を含めて結果が出ると思います。それを見ながら、またどういうふうにされるのか分かりませんけれども、議論をできるならばしていきたいと思ってます。できるならばです。
では、次に2点目に入りますが、中期財政計画について。
総合計画、行政経営改革指針等と連携した取組を進めるとともに、少子・高齢社会の課題、大型施設整備事業の実施による財政的な課題を受けて、持続可能な財政基盤の確立に向けた予算の指針とする中期財政計画(令和3年度見直し版)が、市庁舎整備や安土小学校建設といった重要な議論が9月議会にあったにもかかわらず、大事な中期財政計画は意図的とも言えるように、9月市議会定例会閉会後に議員に配付、説明、市民に情報提供をされました。
小西市長にとって3回目の見直しでもあります。小西市長は市長就任前に自身も主要メンバーとして名を連ねられ、後に、これまた市長選挙の支援団体となった市民が考える庁舎の会で、平成29年度版の中期財政計画見通しを指して、形式収支、実質収支の5億円、そして投資的経費は庁舎整備後、同じ数字を並べ、数字合わせで、こんなずさんな財政計画をうのみにしてと、批判をされたのであります。
小西市長就任後の中期財政計画を見ておりますと、小西市長も同様に形式収支、実質収支の5億円、そして投資的経費については、庁舎整備等の大型施設整備後はピーク時の半減以下となっております。中期財政計画を見ていると、小西市政においても財政運営方針は何ら変化をしていないことが、これを見ればうかがい知ることができます。
財政計画では、必要とします事務的経費あるいは一般行政経費及び投資的経費を歳入状況とともに、実施に向けての財政リスクとして示しているものでございまして、前回市長選挙前の小西市長の批判は、市税や国からの交付税等の最低限自治体に入ってくる歳入から、計画しているように計上されない特定財源やふるさと納税等の歳入を確保して、ハード・ソフト事業の実施と持続可能な財政運営の両立の議論をされるべきで、市庁舎に特化した市政批判に利用しただけで、市民に間違った情報を流布したものであると思います。
この4年間は、庁舎整備以外のほとんど前任期からの事業を継続されただけで、また庁舎整備は公約を果たさず、延期、先送りとして、結果として事業を実施しないから財政的数値は良化しているだけであります。何も事業しなかったら財政は良化ということになるかも分かりませんが、使わないわけでありますから。その時々に実施しなければならないハード整備を解決せず、さらに様々な課題を山積にしたという現状でありますけれども、これについてどのような見解を持っておられるのか、ぜひお尋ねをいたします。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 冨士谷議員ご質問の中期財政計画(財政見通し)についてのご質問にお答えを申し上げます。
これまでの議会でも申し上げていますとおり、中期財政計画は、将来的な財政リスクを最大限考慮し、目的を持続可能な財政に向けた指針と位置づけておるところでございます。
また、目まぐるしく変化する社会経済情勢に対応するために、歳入の状況、少子・高齢化の進展に伴う社会保障関係経費の動向、庁舎整備をはじめとする各施設整備事業の規模及び期間など毎年度見直しを行い、議会や市民の皆様に公表しているところでございます。
令和3年度の中期財政計画見直し版におきましては、令和2年度決算に基づく取組成果の反映、コロナ禍における今後の税収見込みの見直し、市庁舎整備事業の事業期間1年間延伸など、大型施設整備事業の進捗に合わせた見直しなどにより、策定をいたしたところのものでございます。
市庁舎建設の見直しにつきましては、コンパクトな庁舎整備による事業費の抑制を図り、後年度における市債償還額や維持管理コストの負担を軽減するという基本的な考えの下、契約解除に伴う違約金を支払った後も、今後の持続可能な財政基盤に向けた政策の転換であると考えております。
前庁舎整備計画が反映されました平成29年度中期財政計画見直し版におきましては、庁舎整備が完了する令和2年度の4年後となる令和6年度末の地方債現在高が316億円、積立金現在高は47億円と見込んでおったところでございます。今回の令和3年度中期財政計画見直し版では、庁舎整備が完了する令和7年度の4年後となる令和11年度末の地方債現在高は320億円、積立金現在高は76億円の見込みとしております。
平成29年度見直し時点では予定しておりませんでしたが、八幡西中学校前農道整備、文芸セミナリヨや文化会館長寿命化事業などは現在工事に取り組んでおるところでございます。このことは小学1年生から中学3年生までの医療費無償化の実現など、きめ細やかな市民福祉サービスを提供しつつ、庁舎整備以外においても安土小学校整備、国スポ・障スポ関連施設整備及び小・中学校長寿命化事業など、将来の主な大型施設整備事業を盛り込んだ財政見通しにおいて、財政的数値は良化しているものでございます。
社会経済情勢をはじめ将来的なことを見通すことは、不透明かつ困難でございます。施設整備においては、適切な規模及び事業費によって、維持管理コストや市債償還などの後年度負担リスクを少しでも減らすことが市民サービスにつながるものと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
現在、今るる申し上げましたように、平成29年度から現在令和3年度に、安土コミュニティエリア整備44.5億円、国スポ・障スポ関連施設整備15.5億円、水茎地区東部承水溝整備2.3億円、文化会館長寿命化事業12.7億円、小・中学校長寿命化事業48億円、これのものを追加した中での中期財政計画として、令和3年度の見直し版ができておると。ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 再問いたしますが、ちょっと市長が答弁された中で、これは違うんじゃないのと思ったことを申し上げます。
平成29年度見直し時点では予定しておりませんでしたが、八幡西中学校前農道、西中前農道、これは予定しておりました。そして、文化会館長寿命化事業も予定しておりました。そこら辺を間違いのないように答弁してもらわないことには、西中前整備道路、じゃあどういうふうにしてこれ予算つけてくれたんですか、国は。もし市長がやられたと言うならば、それは分かっているはずであります。どこの予算でしょうか、これは。そういうふうに正確に答えてもらわんことには、前任期のときの事業を自分の事業と言われてる。みんな知ってるはずです。これは国交省のどこへ行って話ししたのかということを。ぜひご答弁をいただきたい。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答え申し上げます。
中期財政計画として盛り込まれていたものではないということを申し上げておるわけでございます。
それから、農道でございますので、国交省ではなくて農水省でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) だから聞いてる。農道だから農林省なんです、これ。農林省がくれる農道に歩道がついたのは全国にないんです、これ。農林省から言われました、僕は。それをしてくれたということなんです。このことはもう予算入ってたんですよ。これだけは申しておきたいと思います。
それでは、再問でありますが、総務部長にこれはお伺いをします。
平成29年見直し版と現在の中期財政計画における見直し版の考え方は何ら変わりはありませんよね。同様と思いますけれども、当時、同じ数字を並べ、数字合わせ、こんなずさんな財政計画をうのみにしてると批判された形式収支、実質収支あるいは投資的経費の計上の考え方、今も同じでありますよね。これはちょっとひとつ確認をしたいと思います。どうぞ。
○議長(平井せい治君) 岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 冨士谷議員の再問にお答えいたします。
中期財政計画の見直し時点におきましては、先ほど市長が答弁しましたとおり、歳入の状況、それから扶助費なりそういうものの今後の見通し、それから大型施設整備事業等の進捗状況に合わせた見直しをするということでございます。
今、議員からございました形式収支、実質収支につきましては、決算段階において5億円ということで見込んだ中で、計上しているのはその当時も現在も一緒でございます。
また、今後の見通しにおきましては、日々国の制度の状況であるとか、社会経済状況が変わっていく中での見直しということで、毎年度実施をしているものでいます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 総務部長、僕が聞いたのは、形式収支、実質収支、投資的経費の計上の考え方、これ今も同じなんでしょうねと、これを聞いたんですから、それは変わらないとおっしゃってたんですね。ということは、当時の批判は間違っていたということになるわけです。言いますと、あの当時も5億円だった。今も5億円なんですよ、小西市長の出されたのも同じ数字なんです。ということは、あのとき批判されたことを自ら批判を受けるわけです、同じじゃないかということで。それを申し上げておきます。
次の質問に入りますが、この4年間、小西市長は自治体に入ってくる歳入は決まっているとして、歳入確保には努力しなかったのではと思います。ふるさと納税につきましては、小西市長になる前から培ってきた謝礼品の品質維持向上、またプロモーション、すなわち市の宣伝、広告等のノウハウを市職員がさらに向上させた結果であると実は考えているところであります。
小西市長は、様々な事業推進のため国、県に対して補助金の特定財源確保に、市のために先頭に立って特別に努力されたのか、ぜひお伺いしたいと思います。小西市長独自に何か歳入確保をされたのか、実績含めてお伺いをいたします。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えを申し上げます。
先ほどの中期財政計画に関しての話でございますけども、これは考え方は変わりませんけども、先ほど申し述べさせていただいたように、小・中学校の大規模改修48億円等の、将来、その当時も見込まれたものを見込んでおらずにつくられていたということを私は申し上げた。誤解なきようにお願いを申し上げます。
それから、財政確保の方式でございますけれども、ご承知のように、一番大きい財政につきましては、議員もご指摘のようなふるさと納税でございます。ふるさと納税につきましては、確かに議員おっしゃっていただいたように、職員が一生懸命ノウハウをため、また一生懸命育ててきたというのは紛れもない事実でございます。その結果、当市がしかるべき地位を築き上げた。誠にそのとおりでございます。議員にも感謝を申し上げるところでございますけども、それをより大きな形で、2倍、3倍に育てるためには様々な努力を有形無形でさせていただいたところでございます。
この間も、議員もご承知で、ご批判はいただきましたけども、近江牛のブランドをしっかり確立していく。また、農家への導入補助をしっかりしていく。また、様々な品質管理等を含めまして、またプロモーションへの費用の捻出等、様々な手を打たさせていただいておるところでございます。
さらに続きまして、国への要望等、どういう補助金を取ってきたのかということでございますけども、補助金というものは、1つ考え方といたしまして、必ず市のマッチングがございます。これ私の記憶が誤ってたら申し訳ないんですけど、資料館を改修するのに1億5,000万円ということで、非常に大きな補助金を議員が市長を務めておられたときに取ってこられたと思いますけど、合わせた額は市も出さなければならない。補助金というのはもろ刃のやいばでございまして、本当に必要なところに必要なものを持ってこなければ、結局後の維持費その他に影響を与えてくるということで、必ずしも補助金を確実に、当然我々として財政確保という観点から、できるだけ国、県の財源を求めるということは口を酸っぱくそれぞれの所管部門には言っておりますし、できるだけ市の財政に貢献するような形で事業を行うということは鋭意心がけているところでございますけども、そういう中で必要な財源を確保していくことで全力を挙げさせていただいておるところでございます。
一方で、じゃおまえは何をしていたのかということでございますけど、やはり当市において最大の国、県への課題というのは、道路、また河川のインフラ整備でございます。これについては市の持ち出しというものが大きくあるわけではございませんけども、近隣市町と力を合わせて、また県会、国会の先生方、またここにおられる市議会の先生方と力を合わせて、いろんなことを実行していく中で、日野川の上流への改修についての一定のめどをつけさせていただきましたし、また国道8号につきましても、近隣市町として、これは聞くところによると、近江八幡市はここを通る人間がいないとか、かなりおざなりにされていたとも仄聞しておりますけれども、最近では周辺への道路の染み出しによる子どもたちの通学の安全等、私の家の前でも様々な課題が現出しております。いつになるか、なかなか長期の事業でございまして、議員のお考えによると、すぐにできなければそれは事業をやったことにはならんというようなお考えもあろうかと思いますけども、長期的なビジョンにおいて、国道8号、また岩倉バイパス等の様々な道路整備等についても、国、県としっかりとした関係を築きながら対応させていただいておるところでございます。
以上、全て網羅しておるわけではございませんけども、代表的な例として申し上げさせていただきましたので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 相変わらずと言っちゃあ失礼かも分かんないんですけれども、補助金はもろ刃の剣や。それはどこかの政党が言われたように、箱物行政の場合はそれが言えると思う。箱物行政というのは、あってもなくてもどうでもいいような建物を造ることを箱物行政と僕は言うと思っています。過去、少なくとも僕の知ってる限りでは、そのような箱物行政はないと思います。必要だからやるんです。必要ならば費用がかかる、その費用は全額市で持つよりも、国や県から、言って何とか交付金、補助金もらっていこう、これが首長の仕事なんですね。
今おっしゃったように、8号線、あれは僕が市長のときに、何とかせんとあかんというて、期成同盟をつくって初代の会長でやってる。3市2町ですよね。日野川はそれ以前からありました。これはセレモニーですわ、言ってみたら。いわゆる国交省に名刺を置きに行って。そうじゃないんですね。市独自で。西中前の道路だってそうだと思います。あるいは健康ふれあい公園の45億円だってそうなんです。これ市独自なんですよ。それには市長が率先垂範して国へ行って、こういう事業をしたいけれども、いい補助制度ないですか。なかったらひとつつくってくれやと。例えば義務教育の施設に、いわゆるウォシュレットのあのトイレ、あれ制度なかったんですよ。文科省へ行って、制度をわざわざ八幡のためにしてくれたんです。市民バスもそうなんですよ。平成19年です、あれは。そういうことをやっぱりしていただくのは市長さんの仕事だと思うんですね。補助金もろた、市が出す、ほなこれもろ刃の剣や。そんなん承知の上でやるかやらんか、合議でやるんですから。市長さんの判断一つじゃないんですから。市がやろうとなったら、じゃあこれ何ぼかかるねん。それやったら、国行って何とかしてもらおう、これが大事だと僕思うんです。
だから、もう一度聞きますが、市長さんが先頭に立って特別努力したのが、されたのがあったら言うてください。
もう一つは、独自に歳入確保の政策ですね、何をなさったのか。もしあれば実績を含めてぜひお伺いしたい。もうふるさと納税は分かりました。これはもうほんまに職員のノウハウですよ。僕らも頭が下がる。僕、全国ふるさと納税連絡協議会の副会長させてもらった、あのときは。会長は知事会です。これは福井の知事でした。西川一誠さん。一生懸命やって、そして職員さんもそれは分かっていただいたんですよ。それで、今38億5,000万円。また、今年も同じペース、それを上回る、物すごく期待をしているんです。ぜひご答弁を願います。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えを申し上げます。
国にどういう要望をしていたのかと。数々ございますけれども、例えば竹町の公園にすれば、しっかりと交付金のあれが滞りなく行われるように、しっかりと国に要望した結果、予定どおりの完工。それまでは多少遅れていたかもしれませんけど、私の時代で予定どおりの完工を、来年の3月に行えることができるようになりましたし、そういう中で一部道路等、予算の組み替え等ございましたけども、しっかりと据付け道路につきましても前に進めるような要望をいたしながら前に進んででおるところでございます。
一方、合併浄化槽の繰替えにつきましては、今年度、これから来年度の予算化されるかと思いますけれども、協議会方式について、一端切られた国の補助金を復活するために、一つの方向性として前に進めさせていただくことができたかなと思います。これまだ具体的にスキーム等最終的に確定しましたら、また様々考えてまいりたいと思っております。
以上一例でございます。
あと財政につきましては、これはもう日常、皆さん一般の企業であれば十分承知しているように、一挙手一投足、様々なところでコストの削減というのを図っていかなきゃいけないということでございます。そういう中で、1つはやっぱり行政のデジタル化、今はコストがかかってる部分もありますけども、将来においては大きくコストの削減に寄与するものだと思っておりますし、もっと身近な日々行っているところでは、今までほぼ外注しておりました様々な計画等の立案につきまして、内製化できるところはしっかり内製化し、自分たちの力でやっていくようにというようなことのしっかりした切り分けですね、内、外の切り分け等をしっかりやらせていただいてるところです。ご認識のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 抽象的なことを聞いてるんじゃない。具体的に結果が出ておれば、それを聞いているんですが、今の話は全部結果が出ておりませんね。もう少し、やはり首長さんというのは、お金ためるだけじゃないんですね。家庭じゃないんですから。ためたら、それを市民への福祉のサービスへ、市民サービスで使わなきゃならない、このことを申し上げておきたいと思います。
私が申し上げておりますのは、市庁舎の建設の見直しや政策転換、平成29年度見直し版で予定していなかった事業を見込んで、当時の中期財政計画よりは良化しているということを言われているわけでありますけれども、この4年間、市庁舎整備も解決せず、様々なやらなければならない事業を山積にして、財政計画に織り込んだだけで、ふるさと納税以外の歳入確保もほとんどせずに、課題解決できていないではないかということを申し上げているところであります。行政の永続性から、諸課題を大きく残して任期を終えられることの所見をぜひお伺いをしたいと思います。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 冨士谷議員の再問にお答えを申し上げます。
この4年間、様々なことがございましたけども、一番大きなところとして、将来負担を大きくするところの最も私が問題としておりました大きな庁舎の整備、これはいろいろ紆余曲折ございましたけども、しかるべく中止、見直しをさせていただいた、これがまず第1点でございます。
それから第2点として、やっぱり子育てということで非常に力を入れてまいりました。かゆいとこまで、どこまで手届くかという話はあるんですけど、当時の3大要望でありました子ども医療費の無償化、それから遊具のある公園の整備、それから3点目に幼稚園、保育園の保育料の低減ですけど、3つ目につきましては、先ほど言いましたように、国の幼・保無償化によって実現したわけでございますけども、この3点につきまして、取りあえず一丁目一番地の部分につきましてはしっかりと実現をさせていただいたのは間違いないところでございますし、併せまして学童保育の定員の確保等、保育また学童保育の質の向上に対しても大きなあれをさせていただいたところでございます。
高齢者については、様々なご意見があるところでございますけども、ひとつやっぱり外に出ていって元気な体を維持していただくということで、一番最初にやらせていただきましたけども、市のいわゆるスポーツ施設の高齢者の割引を議員の皆さん方のご協力も得ながら実現をさせていただきましたし、十分な成果が出るかどうか、まだこれからの途上でございますけども、高齢者の居場所づくり、また3B体操をはじめとした高齢者の生き生きとした生活、できるだけ元気に送っていただけるような仕組みづくりということで、取組をさせてきていただいたところでございます。
そのほかにつきましては、観光等で言いましたら、それぞれいろんなテレビの番組等、日本内外で、国内様々なところで取り上げていただく、また様々な店舗等も新たにできていただくということで、近江八幡市を日本の国に知っていただいて、新たな産業をつくる一つの基盤として、どういう展開をしていくか分かりませんけど、私は農業が非常に大きな柱であると。食を含めた農業が柱であると考えておりますけど、その基盤づくりの一端はできたなというふうに思っております。
これからそういうものを一つの指標としてまとめて、方向づけをしていく時期になったのかなというふうにも思っております。ぜひご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(平井せい治君) 冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 最後に申し上げておきますけれども、やっぱり政治は結果なんです。進行中じゃないですよ。4年間、まだしてます、いつ結果出るのということになりますから。ぜひ結果だけは早く出してもらわないことには。だから、市民が納得し、満足しなきゃいけないと思う。市長一人が自己満足だ。これは何するんや分かりませんのでね。その点をやかましく。要は、やっぱりリーダーシップを出して、そして決断をしてもらわなきゃならない。今の市長さんは、大変僕は決断力は不足していると思います。ほで、先送り、先送りして、全てがもう山積みのごとく課題が残っている。そこに今度南海トラフ大地震が来て、またそっちにだっと行って、肝腎の市独自の課題の解決、じゃあいつすんのということになりますから。その都度その都度課題を解決する、これはもう常識なんですね、首長さんの。ぜひお願いいたしたいと思います。
併せまして、これはもう今は亡き田中好議員も言われた。スポーツ庁へ行って野球場のことは、当時の次長との話で、あの当時5人が行ったんですけどね、市会議員。ようご存じで、聞いていただいて、国の補助事業、国の補助をぜひもらっていただきたい。そうしたら15億円で野球場は整備できるんです。すばらしいものができる。これだけをぜひお願いをしたいと思います。やっぱり東京へ行かなきゃ駄目なんですよ。ほんで、県へ行くと、滋賀県で危険な自治体があります、こういうことでやゆされますから、よろしく。
○議長(平井せい治君) 以上で冨士谷英正君の個人質問を終わります。
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