録画中継

令和3年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月8日(水) 一般質問
北川 誠次 議員
(1)コロナ禍における経済対策(公共事業)について
   ①竹町都市公園整備事業について
   ②日野川・蛇砂川の河川改修事業について
   ③黒橋・八木線西向き先線の農道について
(2)農業問題について
(3)市民バスについて
◆19番(北川誠次君) 創政会の北川でございます。
 本日最後の質問者ということで、大変お疲れのことと存じますけれども、いましばらくの間よろしくお願いいたします。
 それでは、議長のお許しをいただきましたので、ただいまから個人質問を分割で大きく3点させていただきます。
 さて、国内で初めて新型コロナウイルス感染が確認され、はや2年近く経過をいたしました。滋賀県近江八幡市においても患者さんの発生がゼロという日が多く続いており、コロナも収束の方向に向かいつつあるという状況になっておりますが、一方まだ第6波が来ると専門家の間で言われており、また南アフリカでは新たな変異株、オミクロン株が発生しており、日本でも感染者が発生したと確認されたところであります。まだまだ予断を許さない状況にあります。
 一方、コロナ禍で傷んだ日本経済の立て直しが急務となっており、今後の大きな課題になるのではないかと考えております。経済の立て直しもいろいろと市としての施策が考えられますが、その一つに公共事業を活発化することも一つのカンフル剤ではないかと考えているところでございます。
 そこで、3点について質問をさせていただきます。
 1点目の1でございますが、新エネルギーパーク整備事業の関連について。
 竹町都市公園整備事業の中、プール、屋根つき多目的広場、クラブハウス、サッカー場、アクセス道路の一部が完成し、既に供用開始がなされています。また、現在はグラウンドゴルフ場、児童遊園整備の工事がなされておりますが、これらの供用開始時期、用地買収が終わっております東横関町の裏通りに当たります一部残りの道路整備について、県道東川大房線交差点までの道路整備の着工計画はどのようになっているのか、お伺いいたします。
 次に、1点目の2として1つ目、河川整備についてでございますが、西の玄関口に当たります日野川でございます。典型的な天井川で一たび氾濫すれば多くの市民の皆様に被害を及ぼすと言われております。4年前に発生しました台風21号では、日野川は氾濫危険水位を超え、避難勧告が発令される等、危険な状況にありました。沿線の住民の方々にとりましては、日野川河川改修事業により安全性を高めていただくことは永年の願いであります。
 現在、JR鉄道橋の詳細設計が行われていると聞いておりますが、進捗状況はどのようになっているのか。
 また、議会が開催されるたびに質問が出ています北里地区から、特に桐原橋から上流、善光寺川の河口までの堤外民地の用地買収の状況、計画、ジャングル化した雑木林、竹林、雑草の刈取り、個人が造られております構築物の撤去計画は。
 工事着工はされていますが、堤外民地に存在する墓地3か所の移転の進捗状況。
 また、75億円の国土強靱化の予算をいただいて取り組んでいただいているJR鉄橋の完成が4年先になると聞かされておりますが、なぜなのか。
 最後に、令和3年、4年の護岸工事の計画について詳しくお聞かせください。
 なお、この質問につきましては、さきの質問者に回答されましたことについては、回答を省いてくださって結構です。
 2つ目には、蛇砂川河川改修でございますが、昨年武佐こども園地先で橋の架け替え工事が終了し、現在童子ヶ原付近での土砂の掘削が行われております。
 蛇砂川は、ご承知のとおり、上流部では日野川と同じように天井川になっており、下流ほど流下能力が小さく、安土町内野地先、末広町地先ではしばしば浸水被害が発生していました。下流の長命寺川なり山本川は一定の河川整備が行われ、浸水被害は幾分少なくはなってきましたが、近年の台風の大型化、ゲリラ豪雨により蛇砂川本川の越水など、危険な状況にあることは否めません。一日も早い全川改修を待ち望まれておりますが、現在の工事状況、令和4年度の工事計画はどのようになっているのか、お伺いをいたします。
 次に、1点目の3として、道路整備でございますが、国道、県道、農道と、どれを取りましても、国、県にお願いをしなければならない事業でございますが、黒橋八木線の西向きの先線、西部土地改良区所有の農道でございますが、市役所や市街地に入る主要な道路となっていることから、農業以外の交通が多く、また路盤も脆弱であります。
 昨年、ほぼ用地買収が完了したと聞いております。コロナ禍になって工事が一時止まっておりましたが、最近一部区間で側溝工事が再開されています。現在の工事状況、今後の計画についてどのようになっているのか、お伺いいたします。
 以上を初問といたします。
○議長(平井せい治君) 福本都市整備部長。
〔都市整備部長 福本盛重君 登壇〕
◎都市整備部長(福本盛重君) 北川議員ご質問の竹町都市公園整備事業についてお答えいたします。
 議員ご承知のとおり、健康ふれあい公園は、子どもから高齢者までが利用できる健康増進のための運動公園を基本コンセプトとして、全体の工事を5期に分け整備を行っております。既に第1期工事のプール棟をはじめ、第2期工事の屋根つき多目的広場、第3期工事のクラブハウス、園路、第4期工事のサッカー場を供用開始しており、多くの市民の方々にご利用いただいているところでございます。
 現在、最終工区である第5期工事のグラウンドゴルフ場、児童遊戯場が仕上げ段階となってきており、間もなく工事の竣工を迎え、いよいよ念願のグランドオープンとなる見込みとなっております。
 議員お尋ねのグラウンドゴルフ場及び児童遊戯場の供用開始時期についてでございますが、グラウンドゴルフ場については有料施設となり、令和4年4月から供用開始の予定でございます。
 また、児童遊戯場については無料施設となり、子どもたちが待ち望んでいる施設であることから、芝生の張りつきの状況見た中で、教育委員会とも協議しながら、グラウンドゴルフ場の供用開始よりなるべく早い時期に開放したいと考えております。
 次に、公園アクセス道路の整備については、昨年度に引き続き、東横関町地先から県道大房東横関線までの区間において道路改良工事に先行して、今年度、公園アクセス道路を横断する水路部分のボックスカルバート設置工事を実施します。その後、国の交付金の交付状況に合わせて、県道大房東横関線までの区間約500メートルの道路改良工事を分割しながら進めてまいる予定でございます。
 国の交付金の財源確保が大変厳しい状況にありますが、令和5年度の完成を目指して進めてまいりますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。今後とも議員各位より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
○議長(平井せい治君) 栄畑都市整備部理事。
〔都市整備部理事 栄畑隆夫君 登壇〕
◎都市整備部理事(栄畑隆夫君) 北川議員ご質問の日野川及び蛇砂川の河川改修事業についてお答えいたします。
 JR鉄道橋の詳細設計の進捗状況については、県におきまして令和元年にJR西日本と協定を締結し、橋梁移設の実施設計を進められており、令和3年度中に工事に関する協定を締結される予定となっております。
 桐原橋から上流の善光寺川の河口までの買収状況と計画については、JR琵琶湖線橋梁から新幹線橋梁までに未買収地が一部残っており、県により交渉が進められております。
 また、新幹線より上流の堤外民地については、令和4年1月より用地測量に着手するための入札手続を行っていただいております。
 雑木林や雑草の刈取りと構造物撤去計画については、現在JR東海道線からふるさと農道間の伐採を実施されており、用地買収の状況を踏まえながら適宜実施される予定となっております。
 なお、構造物の撤去については、工事時期などを事前に周知した上で、設置された方に撤去をお願いし、雑木林の伐採が進められていることとなります。
 堤外墓地移転の進捗状況については、それまでに霊体調査を終え、引き続き補償調査を進められ、年明けより関係自治会説明が行われる予定となっております。
 護岸工事の計画については、今年度は昨年度に引き続き、桐原橋下流右岸の低水護岸工が実施され、230メーターが完成し、大畑橋上流左岸の低水護岸工400メーターについても着手されたところでございます。令和4年度は桐原橋下流右岸の低水護岸工並びに仁保橋下流の低水護岸工を予定されております。
 次に、蛇砂川改修工事でありますが、今年度は昨年度に引き続き、童子ヶ原のの河道掘削を進めるとともに、分水工に着手をされました。令和4年度は、出水期までに暫々定通水が行われ、新線区間の橋梁工事に着手される予定となっております。
 市としましても、両河川の早期の完成に向けて、国及び県に対しまして引き続き強く要望してまいります。
○議長(平井せい治君) 小西産業経済部長。
〔産業経済部長 小西勝己君 登壇〕
◎産業経済部長(小西勝己君) 北川議員ご質問の農道整備事業についてお答えします。
 八幡西中学校前の農道整備事業は、増加する一般交通量に耐え得る舗装の構築と、安全で安心して農作業ができる場所の確保など、農道機能保全のために、農林水産省の補助金を活用して農道整備を実施しております。
 今年度は、昨年度に未施工区間の擁壁工と新たに一部区間の側溝工、防護柵工、農作業スペースの舗装の施工を実施しております。来年度以降は、未施行区間の側溝工、防護柵工、舗装工を引き続き行うとともに、車道部の舗装や益田町交差点付近の農水管移設及び交差点改良に着手していく予定です。
 今後は令和5年度の完了を目標に取り組んでいきたいと考えておりますので、皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 北川誠次君。
◆19番(北川誠次君) ありがとうございました。
 再問なり要望をさせていただきます。
 まず、竹町都市公園ですが、当初計画からは遅れておりますが、順調に工事進捗をしていただいていることにお礼を申し上げます。
 グラウンドゴルフも年々たしなまれる方も増えてきており、いつ完成するのかと待ちわびられておられます。また、児童遊園も、子どもたちが同じように、いつ完成するのと待っておられます。予定どおり工事進捗ができているとのことですので、よろしくお願いします。
 一方、施設は計画されておりました全てが近々完成いたしますが、アクセスである道路整備が遅れております。グランドオープンになると通行量も多くなると思います。交通安全の立場からも、早急に工事着手をお願いいたします。要望とさせていただきます。
 次に、蛇砂川でございますが、難題であった童子ヶ原のごみ処理も終わり、護岸も整備をされておられます。あとは通水が残っておりますが、川は全川が整備されて初めて事業終了となります。引き続きの工事進捗にご尽力をよろしくお願いします。これも要望とさせていただきます。
 次に、黒橋八木線でございますが、コロナの関係で国費の採択が非常に難しい時期にはなっておりますが、これも全線が完了しなければ整備の意味がないと考えます。全線開通にご尽力をお願いいたします。これも要望とさせていただきます。
 次に、日野川でございますが、さきの質問者にも回答されましたが、1点だけ、確認の意味も込めて再問をさせていただきます。
 国土強靱化の予算をいただいておりますJRの鉄橋付け替え工事で4年遅れるとのことでございますが、遅れることはやむを得ないと考えます。このことが従来から取り組んでいただいている工事進捗に影響を及ぼすのかどうか。従来の予算は、このことには関係なく工事は上流に向けて進めていくと聞いておりますが、再度確認の意味も込めてお尋ねをいたします。
○議長(平井せい治君) 栄畑都市整備部理事。
◎都市整備部理事(栄畑隆夫君) 再問にお答えをいたします。
 JR橋梁の架け替え工事につきましては、完成年度が令和9年度から令和13年度に変更になりますが、JR琵琶湖線より上流の整備に係ります護岸の詳細設計、JR東海道新幹線の概略検討、また堤外民地の墓地移転協議等につきましては、JR橋梁工事と並行して進めていただいていることなどから、上流区間の河川改修スケジュールには影響が出ないよう、工程調整を今後もしていただけるものと考えております。
○議長(平井せい治君) 北川誠治君。
◆19番(北川誠次君) ありがとうございました。
 この計画は、事業認可をいただいている善光寺川河口まで15年、その先の国道8号東川町はじめ馬淵学区域、上流の新巻町地先の工事完成にはそれ以上の年数がかかると言われております。今年は幸い台風の直撃はありませんでしたが、来年は分かりません。沿線住民が台風が来ても枕を高くして寝られるためにも、早急に工事を進めていただきますようお願いいたします。
 また、日野川の期成同盟会とも連携して、少しでも上流へ上流へと工事進捗ができますよう、ご尽力のほどよろしくお願いいたしまして、この質問は終わります。
 次に、大きく2番目、農業問題についてでございますが、農業を取り巻く現状は、米価の下落、高齢化をはじめとする担い手不足等、厳しい経営が強いられております。国は集落営農の法人化を推進されておりますが、法人化しても経営の厳しさは変わっておりません。また、ここに来て、コロナ禍で飲食店等の冷え込みにより米消費が少なくなり、今年度JAさんの概算払いが1俵当たり前年度と比べ2,000円から3,000円程度の減額となっております。併せて、原油の高騰、資材原料の高騰と、深刻な状況になっております。
 近江八幡市の米農家は900世帯と、人口から見ますと少ない割合ですが、国の集落営農制度に積極的に取り組んできた結果、大規模化が進んでおります。したがいまして、個々の打撃が大きくなっております。米農家は今日まで、近江米というブランド名で盛んに稲作に取り組んでまいられました。一方、田んぼが持つ多面的な役割、環境、美観、保水等、国土保全に尽力をされてきたと考えます。また、米農家の戸数は年々少なくなってきていますが、近江八幡市の主要な産業であります。
 コロナ禍が追い打ちをかけた今回の米価下落に対し、市として救いの手を差し出すことはできないものなのか、お伺いをいたします。
 また、農業施策全般について市長の見解があれば、お願いをいたします。
 以上を初問といたします。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 北川議員お尋ねの農業問題についてのご質問にお答えを申し上げます。
 米価下落につきましては、人口減少と高齢化、食文化の多様化による米消費離れに加えて、長引く新型コロナウイルス感染拡大の影響による外食産業の米需要の激減により、米価が大幅に下落いたしました。
 これまでより米価下落への対応策として、生産者が主体的に作付を判断し、需要に応じた生産、販売ができるよう、主食用米の需給見通し等の情報提供を行うとともに、主食用米の急激な需要減少に対応するために、飼料用米等への転換の推進、さらには農業経営の安定化を図るセーフティーネットの普及促進に取り組んでまいりました。これらの取組により、需要に応じた生産と地域の特色ある産地づくりを推進するとともに、持続的な農業発展を目指してきたところでございます。
 今般の米価下落をはじめ、近年多発する自然災害による農業収入の減少等、農業者の経営努力では避けられない農業リスクへの備えを強化するために、収入保険加入促進事業として、収入保険料の一部支援を本定例会において提案しているところでございます。
 また、さらに今回の米価下落につきましては大変大きな影響があるということは認識しておりますので、まだ具体的なアイデア等ございませんけども、農業関係の皆様方のご意見をいただきながら、さらなる追加の施策を考えてまいりたいと思いますので、その節はよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 次に、農業政策全般についてのご質問でございますけども、今般の米価下落をはじめ、議員ご承知のとおり、農業を取り巻く環境は厳しい状況でございます。このことから、本市の農畜水産業が魅力とやりがいのある産業として活気が生まれる姿を目指し、農業に必要な機械、施設等の基盤整備による強い農業の構築、多様な担い手の育成確保、農産物の高付加価値化による3つの視点を軸として農業政策を展開しているところでございます。
 これからの農業におきましても、地域のニーズを見極めながら、需要に応じた生産を基軸に、国や県の事業を最大限に活用し、安定した農業経営の下、もうかる農業の実現に向け取り組んでまいりたいと考えております。その中でも、当市における農業というのはやっぱり観光、それから食文化を支える、広く言いますと、環境まで含めまして、支える大変大きな資源であろうかと思います。土地改良を含め、農業基盤の整備をはじめとして、様々な面で当市の主要な産業を支える一つの基盤として、農業につきましては引き続き力を入れてまいりたいと思っております。
 さらに、やはり大事なところは、いわゆる言い古されておりますけども、6次化ということで、農産品単品ではなくて、付加価値をつけて、より広い市場に対して生産物を供給していくということが大事だと思っておりますので、その点についても引き続き、またさらに力を入れてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(平井せい治君) 北川誠次君。
◆19番(北川誠次君) ありがとうございました。
 この問題は、今議会、議員として国に対し、米価下落に歯止めをとの意見書を出させていただくことを考えております。
 農業行政は、食料自給なり国土保全の立場から国策で国行政の仕事でございます。この米価下落の対応は市では難しいと考えます。当局におかれましても、国、県への要望活動を含めて、国と共同してこのコロナの難局に対処をしていただきたいと思ってます。深刻な状況に置かれている米農家が持続可能な経営ができますようご尽力いただけますことをお願いいたしまして、この質問は終わります。
 次に、大きく3番目、市民バス、通称赤こんバスについてでございますが、平成21年4月から10路線の運行が開始され12年がたちました。今や市民の身近な交通手段として定着してきております。
 議会のたびに、土日、祝の運行はどうかと質問が出ていますが、いい答えはいただけていないのが現状です。
 今回は、特定の路線、イベント開催時に臨時便を走らすことは考えられないのか等をお尋ねするものでございます。
 11月初旬に滋賀県高校サッカー選手権予選の準々決勝が健康ふれあい公園のサッカー場で行われました。非公開でしたけど、どこからか聞きつけて、多くの人たちが訪れられました。駐車場は満杯、堤防にまで車、ガードマンが交通整理に当たっておられました。
 試合が終われば篠原駅まで歩いて帰られる選手、観客、また県道東川大房線に路線バスが通っておりますので、その停留所まで歩かれておられました。それぞれの行き先まで徒歩では少し距離が長いようでございます。赤こんバスで何か手だてが考えられないのかと思い、質問をさせていただいたものです。当局の見解をお願いいたします。
 以上、初問といたします。
○議長(平井せい治君) 江南副市長。
 〔副市長 江南仁一郎君 登壇〕
◎副市長(江南仁一郎君) 北川議員お尋ねの市民バスについてのご質問にお答えをさせていただきます。
 現行の市民バスの運行につきましては、かねてからご説明を申し上げておりますとおり、道路運送法に基づき、市が自家用有償旅客運送として、鉄道や路線バスが運行していない交通空白地域を解消、高齢者や移動手段のない交通弱者などを支援することなどを目的に、平成20年4月から赤こんバスの愛称で市民バスの運行を開始し、市民の皆様にご利用いただいているところでございます。
 現在の12路線の運行につきましては、まずは地域からのご要望を自治会で取りまとめていただき、さらに各学区自治連合会でルートの調整、取りまとめをしていただいた結果を滋賀運輸支局をはじめとする関係機関や、学識経験者などから構成する本市地域公共交通会議に諮り、承認後に運輸局に申請し、国の許可を得た路線の改正を定期的に重ねてきたものでございます。
 このようなことから、交通空白地域解消、交通弱者の支援という市民バスの運行事業の特性上、赤こんバスでのイベント時の臨時的な運行など、国の許可を得た路線以外での運行は困難であると考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。
○議長(平井せい治君) 北川誠次君。
◆19番(北川誠次君) ありがとうございました。
 赤こんバスではなかなか難しそうでございます。赤こんバスも12年たってます。そろそろ次の展開を考える時期に来ているのではとの考えで、臨時便の発着をお伺いさせていただきました。
 今日まで土日、祝日の運行などについて質問をさせていただいておりましたが、近江八幡市の交通行政を見たとき、多くの課題があるかと思います。交通手段を持たない人の買物なり、遠距離通学、イベント開催時の臨時便の運行等々、違った角度から多目的なことに赤こんバスが利用できないのかと思ったところでございます。
 今後、ますます高齢化してまいります。免許証の返上者も多くなると考えます。次の時代を見据えて、赤こんバスの活用も含めて公共交通の在り方を再度ご検討いただきますことをお願いいたしまして、私の全ての質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(平井せい治君) 以上で北川誠次君の個人質問を終わります。
 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。
 明9日は定刻から再開し、個人質問の7番目、道下直樹君から続行することにいたします。
 本日はこれをもって散会します。
 ご苦労さまでした。
               午後5時14分 散会
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