録画中継

令和3年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月9日(木) 一般質問
竹尾 耕児 議員
(1)小西市政の歩みとこれからのまちづくりについて
◆10番(竹尾耕児君) 皆さんこんにちは。チームはちまんの竹尾でございます。
 市役所の1階のロビーに人権週間、市民部さんですかね、人権市民生活課の皆さんが人権週間の催しをしてくださっていまして、昨日足を止めて読んでおりました。12月4日から12月10日までは人権週間ということで、これはあした12月10日が世界人権宣言が批准された日でして、この1週間を人権週間ということで人権の啓発により取り組んでいこうということであります。
 1948年に世界人権宣言が批准されました。これはさきの大戦の犠牲の中から生まれた教訓と反省を生かして、世界平和宣言の前に、まずこの戦争の過ちというものは他者の人権を尊重し切れなかった人類の反省にあるということで、人類が選択したのは世界平和宣言ではなく、世界人権宣言であったと、このように私は理解しております。
 ただ一方で、じゃあ基本的人権て何ですかと、こう問われると立ち止まって考えてしまう自分もいるわけです。
 基本的人権というのは、社会権とか生存権とか自然権とか、いわゆる国定法、実定法に定められない、そこでは制約を設けることのできない人として当然の諸権利というのが基本的人権ということなのでありますが、これを尊重していくというと、またもう一つ難しい、尊重のための足がかり第一歩というのは理解ということでございます。
 午前中、西津議員の質問の中にもありましたが、命の大切さということ、あの悲劇を私もテレビの報道などで見ておりますけれども、理解をしていく、相手のことを、立場を思いやって理解をしていくということがこれほど難しいことであるのかということを感じております。
 また、本日個人質問のちょうど折り返し、2日目なんですけれども、これまでの小西市長並びに幹部職員の皆さんと議員側のやり取りを見ていると、これまた理解というのがなかなか難しい部分もあったりするのかなと。人間が人間を理解するというのが本当に難しいことであるというのは感じております。
 ですから、私たちは意思を伝達しよう、そして相手を理解しようとするために、手話言語とか音声言語、言葉を使います。文字を使います。あらゆるコミュニケーションを使って私たちは理解し合おうという取組をしてきたわけであります。
 これがある種、多くの反省、犠牲を踏まえながら人が歩んできた歴史あるいはまちづくりの歴史と言い換えてもいいかもしれませんが、私も今回の質問のテーマは理解であります。
 何を、じゃあ竹尾は理解したいのかといいますと、小西市政の現在地を理解したい。そして、次の市長選に出馬を決められたというふうに聞き及んでおりますが、じゃあ次のビジョンが果たして市民さんの信頼に足り得るものなのかどうなのかということを理解したい。
 この理解というのは、口で言うのは簡単なんですけれども、しっかりと実績等々を検証させていただきながらこの現在地を理解しなければ、私は議会人として市民さんにどのような言葉を今後この小西市政に向かってお話ししていけばいいのか、分からないということがありますので、特に市長の所信表明等々の中で気になったことを幾つか質問させていただいて、現在地点を理解させていただきたいと、このように思います。
 市長選に向けて、私最初に知ったのは新聞報道であります。少し寂しい気持ちもしましたけれども、その後9月議会で正式に所信を表明されまして、議事録、事務局の皆さんに協力していただきまして議事録を読ませていただきました。
 正直、ちょっと何がされたいのか、よく分からなかったというのが正直な本音でございまして、恐らく市民の皆さんでもちょっと分からなかったなという、感じておられる方もおられるのかもしれません。
 市長が申されました所信表明を私なりに要約させていただきますと、まず今市長になろうとした動機としては、前庁舎の計画案、前庁舎の計画に大きな問題があった、これは市民の声と違うんじゃないかと、こういう庁舎は市民は望んでいないんじゃないかということを大きな問題と感じて選挙に臨まれて、結果、前庁舎というのは工事途中での解約となりましたということ。
 これは解約の方法について議会では大きな議論ありましたが、市長は市民との約束ですということで、そういう認識であったということです。
 2点目、現在、総合政策部で進められておられる現庁舎は、9月議会で提案しますよということをずっと私たちは説明を受けてきたわけなんですけれども、9月議会では市長選後に先送りをするということになった。
 理由は2つ、1つは前回のように庁舎、選挙結果によって賠償金等々が生じないようにするためというのと、市民への説明が十分ではないということ、この2点。
 そして、行政のデジタル化、ICT化を推進していきたい。その他インフラ整備等々の日本が抱えている問題等も取り上げられておられました。
 理念としては、市民が主役でハートフルな市政運営をしていきたいということ。加えて、私個人的に加えますと、これに子ども医療費の無償化でありますとか安土小学校の移転の件など、市民さんが気にかかっている問題はこういった点なのかなと、このように思います。
 市長、確認のためなんですけれども、初問といたしまして、この所信、お間違いないものとして受け取らせていただいていいのか。また、過去からの継続的な事業ではなく、小西市政4年、これは成果なんですよというのが付け加えてあるのでしたら、初問としてお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○副議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 竹尾議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。
 9月議会の所信でございますけども、本来私も議会で申し上げたかったんですが、新庁舎の予算を後送りするということで、記者会見で理由を説明するという中で申し上げたのが記者に取り上げられたということ、大変申し訳なくは思うところでございますけど、そういう中で、過去からの経緯を申し述べさせていただきますと、議員がご指摘いただきましたように、まず最初の大きな私の市政の原点は、前庁舎の大き過ぎる負担と、後年度への負担が非常に大きいという中で、果たしてこれが本当に市民が望んでいるものなのかどうなのか、住民投票条例を求めるということで、聞いてはどうでしょうかということが原点であったわけでございます。
 そういう中で、小さな庁舎、大きな福祉ということで、大きな福祉というのは今申し上げて議員がご理解いただいたような、特に子育て世代を含めまして弱者にしわ寄せが行かないということで、施策を立案させていただいたということでございます。
 そういう中で、これまでもご説明してきましたように、いわゆる今選挙の公報に載せさせていただいた多くの項目、二十数項目あろうかと思いますけど、それを、庁舎をやめたら、じゃあおまえは何をするんだという部分で上げさせていただいた項目が二十数項目あります。
 一番簡単なやつは、これまでご説明したように、私の給料カットですけど、これはおまけでございますけど、公平公正な政治、それから今言いました子育てしやすい、また弱者にしわ寄せの行かないいわゆる市政、それから観光を中心とした産業の育成、それから安土地域の不公平感の是正ということで、安土地域の、これはまたそのときありました時事の課題でございますので、ちょっと横によけておいても、そのようなことを概略載せさせていただいたわけでございます。
 そういう中で主眼は、主に言いますと、これは道下議員のときにでもお話しさせていただきましたけど、やはり1つは、今の若い世代が基本的には社会的にいわゆる右肩上がりの成長から止まりまして、なかなか将来にビジョンが持ちづらい、子育てが非常に厳しいという状況に置かれている。これをできるだけ緩和していく、少子・高齢化に対応して、これが1つ大きな課題だということと。
 もう一つは、これも道下議員のご質問にお答えしましたけども、やっぱり地方としての一つのベースとして、ここで、我々東京へ出た世代ですけど、若者がしっかりとした仕事があって一定以上の収入がきっちりあって、未来が見えて、ここで生活し、ここで世代を超えて暮らしていけるというような基盤をつくっていくと。
 そういうことで、新しい産業の振興、特にそういう意味では、この部分においては農業と、また近隣含めまして子育てしやすい環境、また魅力ある地域、これは今言いました歴史、文化、環境、湖があります。いわゆる西の湖があります。安土城があります。様々なこの周りの環境、そういうものをしっかり磨き上げていきましょうということでございます。
 そういう中で、じゃあそれだけで全てかというと、やはり何かの化学反応が起きないとなかなか難しいということで、様々な観光というのも単にお土産を買ってきてもらう観光ではなくて、地域の人間とよそから来た人間が触れ合うことによって新たな化学変化であるとか、新たな産業の芽、こんなものが生まれていくんだろうなということで、そういう面を含めまして観光の振興等を入れさせていただいたわけであります。
 そういう中で、成果という点になりますと、今議員に先ほどおっしゃっていただいた子ども医療費の無料化を含め、なかなか時間がかかりましたけど大型遊具の設置、遊び場所、様々なものを前には進めさせていただきました。
 前任からの計画ではございますけども、竹町のサッカー場、そしてテニスコート等、多目的の屋内運動場等も整備をさせていただいたところであります。
 もう一つにつきましては、基本的にこれは私が最初申し上げた公約が頭にありますけれども、市民が主役という中で、今、近江八幡市というのは日本中様々なところで取り上げられ、それも主に市民の皆さんの活動が中心になって、いわゆる八幡堀、それから八幡山、ほかにも権座であるとか、様々なところが取り上げられ、よく知られるようになってまいりました。
 これは私が市として、いろんな補助を全くしていないわけじゃないんですけど、市民の皆さんのこの地域に対する愛着、こういうものを大事に育てていこうと、こういうことで心にかけてきたところでございます。
 大まかに申し上げまして、今のような形でございます。これを実現していく、じゃあ手段としてはどういうものがあるかと。
 手段の論になりますと、今まで含めまして、今年令和4年度の予算編成でも申し上げておりますけども、これまで議会でもございましたけども、じゃあこの地域はどのように魅力的になっていくのかという意味では、生活面も含めまして、まずこれは骨太の方針で言われているのと同じことで、繰り返しになりますけども、1つはICT技術の活用。これは福祉の分野を含めまして様々なことがありますし、これは細かく述べませんけども、これは必要なことだと思っております。
 2番目に、いわゆるGXですね。グリーン、環境への配慮した生活の在り方、また社会の在り方ですね。
 それから3つ目は、これも子育てになりますけど子どもですね。
 子どもというのは、いわゆる経済的なものだけではなくて、議員も多分よくご理解いただけていると思います。子ども自身ですよね。自身のいわゆるアイデンティティーであるとか、子どもの権利条約と言われていますけど、そういう子どもですね。
 単に保護者としての経済的負担だけではなくて、その子どもの生き方、そういうものを含めまして子どもというもの。
 それから、今言われている地方ですね。地方については、今まで述べさせていただいたような様々なこの近江八幡市の持っている地域資源をどのように生かしていくかというところが、いわゆる4つの柱、実行していく上での4つの柱になろうかというように思います。
 そういう中で、前庁舎の計画をやめて、今度新しい庁舎を今計画させていただいて、議員がご指摘いただきましたように、本来このままいこうかということで進めさせていただきましたけども、地域から、また議員の皆様から様々な意見を聞く中で、まさに私が今示しているような方針を含めまして、新しい庁舎というのは当然今言いました中でのDX、GXに対応したような形で、環境への配慮、そして行政の事務に特化し、また様々な意味で近江八幡市の景観その他にも配慮したような状況でご提案させていただいた最良のものだというように考えておりますので、方向性も併せまして、ご信任、ご判断をいただければということで考えておるところでございます。
 以上、簡単でございますけども、初問に対する回答とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○副議長(小西励君) 質問はありませんか。
 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございました。分かりました。言いたいことは分かりました。要するに、住み続けられるまちをつくりたいと、そういうことなのかなというふうに思います。
 そのために、例えば近江八幡の文化であるとか、もちろんアイデンティティーを子どもの中で醸成させていくときに、近江八幡という文化をしっかりと伝えていきたいであるとか、あるいは環境に配慮したまちづくりをしていきたいとか、住み続けられるまちをつくっていくためにどのような手法、方法があるのかということ。これはこれからの議論になるかと思うんですけれども、先に今の現在地をちょっと確認させていただきたいと思います。
 テレビの向こうの皆さんから、もっと突っ込んだ質問をやってほしいなと言われるんですけれども、個人質問というのは1人30分しかございませんので、この30分はフルに活用させていただいて、でき得る限り小西市政が目指す市民像、そして現在地を見ていきたいと思うんですけれども、まず現在の問題から、市庁舎についての議論は、これは避けて通れない課題なのかなと、このように思います。
 今回、特に延期の判断ということについて、議員の皆様、これはちょっと語弊のある言い方で、議会の総意ではないんです。複数名の議員の意見であって、市長から議員の皆様からこういう意見を頂戴したということが出てしまうと、まるで議員全員が延期を求めたかのように受け取られてしまいますので、そこはちょっと誤解なきようお伝えすることが望ましいかと、このように思います。
 まず1点目、賠償金が生じない、それは避けたいという思いをお持ちなんですけれども、前回、4億600万円ですか、賠償金を前計画からは払うことになった。解約したのはやはり市長なんです。これは市長の基本的な考え方、誰のせいだ、どっちが悪いとかというようなレベルではなく、市長の基本的な物の考え方として、市長選等々の結果によって賠償金が生じるあるいはその可能性がある、そしてその賠償金は市民が基本的に負担すべき、被るべき負担ではないというお考えは、そういう決断でよろしいのでしょうか。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答えを申し上げます。
 これは、前の選挙前から申し上げていましたように、賠償金は当然生じるものという理解をしておりました。額については、全く不明瞭なものがございましたけども、大体の目算というのは持っておりましたけども、そこに収まるかどうかというのは、これは分からないという状況でございました。
 しかしながら、これまでもお答え申し上げましたように、いわゆる後年度の負担、いわゆる維持管理費というのは建設費の3.7倍、当時私は3倍という認識をしておりましたけど、この額については非常に大きな額になる。
 例えば100億円で50億円であれば差額が50億円、50億円の例えば60年間で3倍というと150億円という額の負担が後年度に追加で生じるということを考えると、この賠償金額というのは当然後年度の負担を抑えるための必要経費であるということで説明を申し上げてきましたし、そういう立場でおります。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 ちょっと聞きたいことが、ごめんなさい、うまく伝わっていなくて。前回の解約云々のことではなく、市長として延期されたわけじゃないですか。延期された判断の一つの中に、賠償金の発生は生じないようにするためというご助言いただいて、それを採択されたわけですよね。
 ということは、市長としては、やっぱり賠償金という性格のものは基本的に市民さんに負担するべきものではないというふうなスタンスでこういう判断をされたということかをお聞きしています。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 議員の再問にきっちり沿うような答えになっているか分かりませんけれども、避けられるものは避けるべきだというふうに考えております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) 安心しました。公約であったら何でもやってもいいというわけではないですし、基本的に極力避け得るべき性格のものであったということは、市長のご認識の中であったということは安心させていただきました。
 ただ一方で、市長選後の先送りによって、庁舎建設がちょっと人質のように取られてしまったという感はあろうかと思います。小西市長、私でなければまた庁舎は遅れちゃうんですよというような不安をあおるような公約だと、これはいただけません。
 執行部サイドは、9月に提案する準備ができていて、あとは議会に提案するだけの状況だったと思うんですけれども、市長選があるからねという理由では、庁舎建設が市長選の政治的材料に使われたのじゃないかというふうに捉えられても、そういうふうに思われかねない可能性はあります。
 延期されたのならば延期されたので、どういう政策的なメリットが市民さんに生じるのか、これは政策的に議員に言われたからというのではなくて、これは政策的に行政当局としては述べるべきだと思うんです。
 これを延期されたことで、どのようなメリットが市民側には生まれるのでしょうか。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) これは、4年前まで遡るわけでございますけども、私は全く同じことを申し上げていて、結局4年前に市長選挙まで契約は延ばしてほしいという署名を1万以上集めて提出させていただいたわけでございますが、残念ながら、そのようなことは延期をされずに契約はされたと。契約されたに関しては様々当局の思いや様々なお考えがあったと思いますので、私がここでそれ以上のことは申し上げませんけども、現在において、やはり私がこの計画において今出したこのものについて、10か月ほど遅れることは遅れます。
 そのことに対して、市民さんへの利益があるかといえば利益はありません。遅れた部分だけ、それだけサービスの提供は遅くなると、これは事実でございますけども、過去の反省を踏まえまして、もし違うものを市民の皆さんが求めるのであれば、しっかりと選挙というものを通じて、この考え方をご理解いただけた上で進めさせていただきたいというのが私の考えでございます。
 ゆえに、ここでできなかったらまた遅れるとか、そういう考えが人質に取るような考え方を持っているわけではございませんので、ご理解のほどよろしくお願いをいたしたいと思います。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 市長選というのは、庁舎の建設だけを決める選挙ではありませんから、ただ様々その他の課題等々議論されていくかと思いますが、ただ今回の判断は、市長の思いとしては市民には、この判断で、のみに限ってはメリットはない、利益はないというふうにお感じになられたということで、やはりその辺、筋道の立て方、いわゆる組織の在り方等々含めて、しっかりと4年の中で契約にまでたどり着けなかったという点は、私は反省材料なのではないかなというふうに感じております。
 1つ、市長にまたお尋ねしたいんですけれども、さきの議員、西津議員でしたかね、質問の中であったと思うんですけれども、市長は自信を持って今の基本計画、基本設計、自信を持って提案されるおつもりでしょうか。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答え申し上げます。
 これまでの議会のご質問にもお答えしたように、私は自信を持ってこの庁舎をご提案申し上げております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 向きとか、例えば傾斜屋根の形であるとか、既存施設の活用とか、様々まだ現在進行形でご指摘はあろうかと思いますが、はっきりと現基本計画は、もし再選された場合、現基本計画は一ミリも見直すことなく提案されるということでよろしいですか。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答えを申し上げます。
 一ミリもと言うと非常にあれがありますけれども、現基本計画について、その基本設計の中身の内容については、このまま進める予定をしております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 ちょっとしつこいような質問になってしまったんですけれども、実は心配をしているんです。9月までは、提案しますよと言われていたことが変わってしまったりとか、他の政策でもちょっと急に方針転換されたりという、することがありましたので、やはりこれは市長選に臨む、市長選後に延期されたというのであれば、もうこれは絶対変わりませんという公約をいただきたい。
 それは疑問をお持ちの方に対してもそういう説明をしなければ、市長として、しなければならないと思います。と申しますのは、これは今当局が発表されたスケジュールを確認していますと、まだ議会の議決は得ていませんが、議会の議決を得たとして、市民さんの説明であるとかあるいは部品等々の調達であるとか、何の遅れもないにしても、令和7年10月になるんです。今のスケジュールを、完成が。
 令和7年10月ですと、次の市長選の半年前ですから、一日一歩の遅れがまた次の市長選ということになるんです。ですから、こうした長期にわたる大型事業について、これは市長は絶対にぶれちゃいけないんです。やると言ったらやらなきゃいけない。
 またどうしよう、またどうしようと言っている間に、また市長選があって、任期の4年の中にはできませんでしたという結果しか、残しては、これではやはり市民さんが、人件費も含め市民さんから預かっている税金がどのように使われたのかというのが、非常に残念な結果になってしまってはいけないので、これはもう最終、この基本設計見直さないという今のお考えを受けて、これは選挙戦われるべきだと私は思います。選挙があればですけれども。
 もう一点、ちょっと心配していることがあります。延期という判断をされたことで予算に影響は及ばないのでしょうか。教えてください。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答えを申し上げます。
 予算というといろいろございますけど、今、中期財政計画に織り込んでいる額に関しましては、その範囲内で影響なく完成できるものと考えております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) 影響はないというふうに考えておられるようなんですけれども、そういうお答えでしたが、実はこれも心配をしています。
 市長は、オリンピック・パラリンピックが終わった後は建築単価が下がるんだというふうに私たちには説明をされてきました。でも、実態はどうかというと、鋼材とか木材というのは高止まりを続けておりまして、ご承知のように重油代も上がり続けています。給湯器などの設備は入ってこない。半導体も調達できないという状況が続いています。
 オリパラの後、建築単価が下がるよというのは何らかのそのお考えがあって話されていたことだと思うんですけれども、こうした不測の事態というのは起こり得るんです。これは予想が外れたから、いい悪いを言っているのではなくて、予測ができない事態が起こり得ることも考えると、例えばこの半年の延期に、仮に工事費に影響があった場合、計画を見直すのか、あるいは予算を見直すのか、それぐらいの方針は今立てておかないといけないと思うんですけれども、どうした、不測の事態に備えたどういう対応を考えておられるのか、お聞かせください。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答え申し上げます。
 多少専門的な話になりますけど、今回デザインビルドということで、予算を今回認めていただけましたら、詳細設計と建設併せてという形で進めさせていただくということでございます。
 そういう中で、様々な仕様、部材等関係があると思いますので、そういう中で吸収できるというふうに考えております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) 予測が外れたということにならないようにしていただきたいと、このように思います。
 次に、延期された理由の2点目です。
 市民への説明が十分でない、だから延期をさせていただいたということなんですけれども、私も実は同様な意見を持っております。
 基本計画で策定委員を務めた方からも、わしら言うてたんとやっぱり違うでと、もうこれはちょっと残念やったわというようなお声を率直にお伺いをしております。
 前庁舎、市長が解約された前庁舎案は市民の思いと違うやないかと、だから署名活動をして市民の声というのはこういう声なんやでということを届けて、それを背景に市長選に臨まれて当選された市長ですから、今回の庁舎案は基本的に市民の思いとマッチした庁舎じゃないと矛盾が生じるように思います。
 市長の肌感覚として、市民の思いを十分に酌み取って十分にマッチした今回の庁舎だと言えるのでしょうか。お聞かせください。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答え申し上げます。
 庁舎に関しては、様々な方が様々なご意見というのをお持ちだというのは承知しておりますけども、大宗において、私自身は少なくとも市民のこれからの潜在的なものを含めて、ニーズには合致したものだという理解をしております。
 その意も含めて、市長選挙にこの案を含めまして信を問うていきたいというふうに考えておるところでございます。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 市民への説明は十分でないということ、8分なのか7分なのかというところの判断で、今基本的に進められてきたことについては、市民の思い、ニーズにマッチしているという評価でございます。
 私は、もう少し市民の意見の集約の仕方、時間、その量を含めて、もう少し私は物足りなかったんじゃないのかなというのは私の考えでありますが、市長はそのようにお考えでしたら自信を持って提案されればいいかなと思います。
 一方で、その十分な理解への努力なんですけれども、これもさきの議員の回答にありました。
 広報紙によって発信をされているということ、あと庁舎Times、庁舎Timesを発行していますよということ。ただ、これはこれまでの努力でされてきた部分なのかなというふうに思います。これまでも、庁舎Timesも出されていましたし、広報にも必ず記事として上げられていたかと思うんですけれども、それで足りなかったこと、同じ手法でやられても理解というのは進まないのじゃないのかなというふうに思います。
 また、動画配信もおっしゃってくださっていましたけれども、私も動画配信を見させていただきました。
 12月6日の時点で再生回数は112回でした。ちなみに、いいねは2件。これはデジタルでやりたい、ICT化をいろいろしたいとおっしゃられている割には少し寂しい数字だなというのが私の評価です。
 その中で、市長は、より多くの市民の皆さんに関心を持っていただきたいということも述べられておられました。何が足りないかと申しますと、私なりに申し上げますと、やはり市長の能動的な説明不足、もう少し積極的に発信をされるべきなのかなというふうに思うのですけれども、延期についてでありますとか、現の庁舎案のええところ、またあるいは課題等々含めて、市長はこの間、任期中の間にどういった説明責任を果たそうとお考えでしょうか。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答えを申し上げます。
 今、動画の再生回数等、そういう部分で反省すべきところはあろうかと思いますけど、1つには、さきの議員のご質問にお答えしましたように、ZTVを通して1週間、私の考えを市民にお届けをした、かなりの方に見ていただけたかどうか分かりませんけども、それなりに強力な形でさせていただけたというふうに思っておりますし、もう一つは、やっぱりどうしても市民の関心が高まるという中で、おっしゃっていただいたような選挙というのは一つの機会でありますので、ここは大きな理解をいただく機会だなというふうに理解をしております。
 そういう中で、この庁舎に関しても訴えてまいりたいと考えております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 いずれ、この任期中でもし再選をされますと、議会議決を得ないといけないというところですから、これは本当に粉骨砕身努力をしていただいて、少しでも私ども、市民を代表する私ども議員に、ええ庁舎やんかと、こういう声が届くまで本当はもう少し努力をされたほうがいいのかなと思います。
 説明が少ないあるいは広報紙に市長自ら書かない、あんまり発信をされないというのでは、何をどう信じていいのかも分からないですし、こうしたことは再三再四お伝えしておるんですけれども、市長の言葉というのは非常にこうした大型事業には求められてくるのかなと思います。
 今、ちょっと動画の話に触れましたので、次にデジタル化についてもう少し市長のお考えをお伺いしたいと、このように思います。
 デジタル化、ICT化というのはついていくのが精いっぱいというのは私個人なんですけれども、苦手な方、高齢者の方とか苦手な方にとっては、デジタル化やICT化について不安な方とか抵抗感をお持ちの方がおられます。
 コロナワクチンの予約の際に、私はそのことをまざまざと見せつけられました。おっしゃっているICT化、デジタル技術の活用というのは、置いてけぼりをつくるのではなくて、より幅広くサービスを展開して、より便利に豊かになっていくためのツールだと私は認識しておるのですが、就任時より市長はよくそのデジタル化、ICT化の技術については口にされていたと思います。
 今、現在地の実績を見てみますと、住民票の交付がコンビニで取れるようになりましたよ、コンビニ交付がスタートしましたよとか、一定のご努力の成果というのは見られるんですけれども、これは近江八幡市民だとあまり感じないかもしれませんけれども、19市町中19番目という評価でして、ようやく他の市町の水準並みなのかなというふうに私としては言わざるを得ません。
 デジタル化、ICT化をばんと看板にうたっているにもかかわらず、時代に並走しているだけのようにも見えてしまいます。これは私が感じている部分ですので、市として、他の市町よりも先駆けて今現在一歩、二歩、これだけはうちが勝っているんやと、うちはこれは胸張ってデジタル化、ICT化が進んでいるんやというような取組がなされ、この4年でなされてきたのであれば、今教えてください。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答えを申し上げます。
 まさに議員が感じておられることが正鵠を射ておるかなというふうに思います。当市においては、デジタル化は、非常に遅れていた状況からやっと真ん中ぐらいまで取り戻してきたというのが感じているところでございますし、そこまで努力を重ねてきたというような状況でございます。
 これからその先を見詰めたところをやっていかなければならないというふうに思っております。
 そういう中では2つあります。
 1つは、いわゆるずっと申し上げているんですけど、なかなか難しいんですけど、いわゆるプロファイリング、いわゆる福祉の分野を含めて様々な方が情報共有、職員側の情報共有を含めて、どういうサービスをその方に提供するのか、様々なものが今複合的になっています。いじめを含めて、高齢者も障害者も子どもたちも、複合的になっている。当然、情報公開の問題はございますけれども、ここはICT技術でしっかりとフォローしていくということが、これからの福祉政策においては必要欠くべからざるもんだと。
 なかなかハードル高いんですけども、そこはしっかりとやっていきたいというのがまず1つ。
 したがって、本当にいわゆるデジタル弱者と言われる方のと、本当に弱者の方にはデジタルと、これは無理なので、我々がそこまで出ていっていろんなことができるようなものができる環境をつくっていかなきゃいけないというのが1つ。
 もう一つ、デジタルディバイドの話ですけども、徐々に活動を始めておりますけど、いわゆる出前講座です。今のスマホですと私はよう使いこなさんのですけど、音声を入れると検索してくれるとか、いわゆる手指を使わなくても操作ができる部分、細かい、そういう部分の高齢者でも使いこなせるようなやり方の出前講座といいますか、方をだんだん増やしていくという、こういう活動も地道ながら必要だと考えております。
 この2点、大きなところでやっていかなきゃいけないと思っております。
 そのほか、徐々にいろんな行政内部、外部含めまして、最新のIT技術、今でいきますと例えばグラファーとか、いろんな申請等含めまして使っておるわけでございますけども、可能なものからどんどん導入をしつつ、追いつけ追い越せで、やっと追いついてきましたけども、前に進めるように進めてまいりたいと思っております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 特に福祉分野、例えば電子カルテのようなものをつくって、本当に福祉の課題というのは複合的な課題が多うございますので、これをやったらこれが解決ということではありません。
 今のおっしゃられたような点というのは、活用の方法というのはめどを立てていただきたいのですが、今市長がおっしゃられた部分というのが、今後市のストロングポイントになるのか、それともやっぱりハリボテのようになるかというのは、これは分岐点がございます。
 ぜひ市の組織構造、組織体制、各課が各課のできる範囲でデジタル化、ICT化に取り組んでいますというのではなくて、やはり全庁的にこうした課題に取り組める課がないと、率先してやっているというふうにはなかなか映りません。
 私は、産業建設常任委員会の中で視察等々も行かせていただきましたけれども、やっぱり一歩、二歩先を行くデジタル化、ICT化を実現しているところというのはかなりのスキルをお持ちの職員がおられて、いろんな課に出向いていきながらそのノウハウ、技術、スキルを教えていらっしゃいます。
 市の組織構成、行革でいろいろと実験的な取組をされておられると思うんですけれども、庁舎と兼務されているんですよね。これはやっぱりちょっといただけないのかなと思いますので、市の組織構成など、構想を持ちであればお聞かせください。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 議員おっしゃっていただいたように、組織構成といいますか、やっぱり外部の経験者を中に入れながら進めていくという必要性は感じております。
 一応、今いろんなことを整理している最中でございますけども、庁舎建設に先立ってICT化のベースというのはつくっていかなきゃいけない項目でございますので、そのあたり勘案しながら、体制を組んでまいりたいというふうに思っております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 次に、子ども医療費の無償化についてお尋ねいたします。
 非常に見栄えがいいといいますか、小西市政下で行われた大きな事業なだけに、事業の実施に向けては議会でもかなりの議論がございまして、特に財源について大丈夫なのかというご意見があったかと思います。
 本当に想定内でいけますか、子ども・子育て基金7億5,000万円ですか、それ内で本当に大丈夫ですか、それ以降の継続性はどうなんですかということをかなりの議論があったと思います。
 私は、提示していただいた年間1億5,000万円ベースですよというところ、この提示していただいた予測を信じて、私は賛成した議員なんですけれども、賛成した議員であればこそ、この2年半、事業がスタートして2年半、ここで継続性についての検証はしっかりとさせていただきたいのかなと思いますが、まず市長、率直にこの事業は続けていきたいと感じておられますでしょうか。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答え申し上げます。
 この事業は続けなければならない事業だというふうに認識をしております。担当課では、いわゆる事業継承、こちらをしっかりした中で考えていかなきゃいけないところでございますけども、今私ども感じている範囲で申し上げますと、継続しなければならない事業だというふうに理解をしております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございました。
 私もこの2年半の実績に基づいてどうだったのかという積算をしていきますと、これは残念ながら市の積算がちょっと甘かった、5年目、今3年目なんですけど、5年目でこれは基金が枯渇する可能性というのはあると思います。
 少なく見積もっても1,000万円、もしもの場合だと5,000万円程度、これは足りなくなる可能性がある。もし年間ベース1億5,000万円以内、5年トータルで7億5,000万円という見込み、それを私たちは信じて可決したわけなんですけれども、これは外れていた場合、どのような措置を講ずるのでしょうか。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 当然どれくらい外れているかという部分はあろうかと思いますけれども、その状況において我々が考えている範囲内ということに収まるのであれば、これは新たに基金を積んで継続すべきものだというふうに考えております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 これは決算ベースで見させていただいたんですけど、今新たな基金でというお言葉がありましたけれども、実はこれは大きな問題があるんです。
 5年間で、今市の積算では7億5,000万円、恐らく私は8億円近いお金がかかると思うんですけれども、この5年間、子ども・子育て基金という別のお財布、このお財布の中でやりくりしていきましょうよということでスタートしたんですけれども、6年目以降続けるとなれば、スタートしたこの1年目からこのお財布には6年目のお金をためておかないと継続性の担保というのは取れていないんですよ。
 これは、なぜ実施して2年半、一円の積立ても子ども・子育て基金の中ではできていないんでしょうか。教えてください。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 今増えてきているコロナ禍の状況もございます。今年度、若干状況が増えて予想を超えるという状況にあろうかというように思いますけれども、一つ財政について言いますと、これまでもご説明してきましたように、中期財政計画の中ではこの金額は基本的に1億5,000万円として織り込まれているものだと。織り込まれております。
 それを超える分については、今後考えていくという話になりますけれども、我々の今の中期財政計画、財政の状況を考えて、これが間に合わないというような状況ではないという理解をしております。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 この子ども・子育て基金ができる前はコロナ前でした。不測の事態というのが起こったときに緊急的に必要な財源、市も一般の独自施策であるとか様々講じられてきたと思います。
 こうした不測の事態に影響されないために、基金というのは個別に積み立てていくんです。これはこのためにしか使いませんよ、子ども・子育てのためにしか使わない基金ですよという、これがやはり一円の積立てもこの2年半されていない状況を見ると、継続的にどうなの、これは多分予算で見ると単年度、1年では7億円、8億円集めるのはなかなか無理というか、かなりの大変な作業で、関係部はどのような予算的な影響が出るのかというのも考えておかなければいけない。
 なくなったら次積み立てますよ、今の中期財政計画ではいける予定ですよというのではなく、続けるのであれば基金をためておかなければいけないと、このように思うんです。
 しっかりと見通しを持った財源の構築、これは今お約束されないと、続けるの続けないの、基金は空になっちゃうよ、このままで市長選、やります、やります。これはやっぱり担保がないと思うんです。信頼性に足らないと思うんですよ。
 ですから、しっかりとこの財源の構築は今この場でお約束していただけますでしょうか。
○副議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 竹尾議員の再問にお答えを申し上げます。
 どういう形が望ましいのかというのはございますけれども、財源の確保については約束をさせていただきます。
○副議長(小西励君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児君) ありがとうございます。
 本当はもう少しハートフルな市政の形であるとか、もう少しビジョンについてお話をさせていただきたかったところなんですけれども、残すところ時間が4分を切ってまいりました。
 今日の僅か、私の下手な質問の中でいただけたものというのは、庁舎は基本計画のままいく、そしてデジタルについてはより進めて一歩先行くデジタル化をしたい、できれば福祉分野並びにデジタルに弱い方に対するフォローあるいはサポートを体制として構築していきたいということ、そして子ども医療費の無料化については今後も継続していきたい、この3つのお約束は得ることができました。
 るる耳の痛いことを申し上げたのではないかというふうに反省もしておるわけでありますが、嫌われてでも言うべきことを言うのは議員の仕事であります。庁舎の件もそうですが、安土小学校もそうです。オリンピック終了後の建築単価であるとか子ども医療費の継続性であるとか、なかなか予定どおりいかなかった4年間じゃなかったのかなと。見通しが外れることも多かった4年間じゃなかったのかなというふうに思います。
 私は議員の立場と市長の首長の立場とは違いますから、首長の立場というのは私の想像を絶するほど難しいことはあるかと思いますが、できること、できなかったこと、これはあるのは当然です。難しい局面を迎えたこともあろうかと思いますが、できたことについてはその成果を持って堂々と市民さんに述べられたらいいと思うんですけれども、できなかったことに対して誠実さを持って説明は尽くされるべきなのかなというふうに思います。
 私は、総務部に頼みまして過去の事業でありますとか予算でありますとか、4年ではなく5年、6年分、取り寄せさせていただいて調べさせていただきました。量質ともにやっぱり少し少ないのかなというふうに感じております。ちょっと成果に乏しい4年間だったんじゃないかなと。
 それについて市長の説明が、市民さんに向けての説明が少ない。やっぱり広報に書かない。市民が主役という言葉についても、市長が市民と開かれた場で懇談する機会というのがやっぱりこれも少なかったという、このように思います。何となく市民が置き去りというような形、これは市長が思っている市民像とやっぱり違うのかもしれませんが、市民が置き去りにされているようにも感じます。
 実は多くの不信が生まれているんじゃないかなというふうに、小西市政については大きい心配をしております。
 特に、率直に申し上げますと、小西市長を支援されていた方、応援されていた方、期待されていた方から、よく失望の声とかお怒りの声を受けることがこの二、三年ぐっと増えてきました。
 不信というのは、やっぱり不安を生みます。不安は不満に変わります。不満は怒りに変わります。この怒りを受けるのは市長や幹部職員の皆さんだけじゃなくて、窓口で働いている若い職員さんや会計年度任用職員さんだったりします。こうした市民と最前線で向き合っている職員さんたちが、不信やん、近江八幡市あかんやんと思われながら市民さんと向き合うのか、来てよかったと言える市役所になるのかというのは、やはり市長の方針、市長のお考えだと思います。
 強いメッセージが市長には求められていると思います。何を大切にし、何を守り、何に怒り、何を育てるのか、これが私なんだ、これが私の市政なんだという強いメッセージをもっともっと発していってくださらないと、近江八幡市は黄色信号がともるのではないかなと、このように心配をしております。
 要らぬ心配かもしれませんが、私の個人質問はこれで閉じさせていただきます。ありがとうございました。
○副議長(小西励君) 以上で竹尾耕児君の個人質問を終わります。
ご利用について
  • この議会中継は近江八幡市議会の公式記録ではありません。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 「近江八幡市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。近江八幡市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。
  • 許可無く放送を中止させていただく場合がございます。