録画中継

令和4年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月9日(金) 一般質問
玉木 弘子 議員
(1)コロナ禍におけるインフォームドコンセントの現状と課題について
(2)整備地付近及び安土川の流域治水について
(3)国民健康保険について
(4)生活道路関連の市民要望について
(5)安土学区の地域課題について
  ①障がい者活動の支援について
  ②安土福祉自動車の現状と今後の方向性について
◆9番(玉木弘子君) 皆さん、こんにちは。日本共産党、玉木弘子です。
 発言通告に基づきまして、分割で質問させていただきます。
 まず1点目、コロナ禍におけるインフォームド・コンセントの現状と課題について。
 近江八幡市立総合医療センターでは、東近江圏域の中核病院として高度医療の提供、救急医療、周産期母子医療、地域医療の拠点病院として役割を担っていただいているところです。平常の医療提供に加えて、長期化する新型コロナ感染症対策で、職員の皆さんだけでなく、ご家族を含めてストレスやプレッシャーを抱えて仕事をしていただいていることに感謝いたします。
 現在、コロナ感染防止対策として面会制限が行われています。そのような状況の中で、病状の説明や治療方針決定についてのインフォームド・コンセントの現状と課題についてお伺いいたします。
 以上、初問とします。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
 白山総合医療センター院長。
             〔総合医療センター院長 白山武司君 登壇〕
◎総合医療センター院長(白山武司君) 玉木議員の総合医療センターにおける感染防止対策として面会制限を行っている中でのインフォームド・コンセントの現状と課題についてのご質問にお答えします。
 議員ご指摘のとおり、総合医療センターにおきましては、現在面会制限を行っております。入院患者様、ご家族様への術前や術後の説明、重要なものや同意が必要なものは、来院いただいて直接患者様及びご家族様に説明しております。コロナ禍前と同様に、入院患者様に急な処置が必要で、ご家族が当院へ来られない場合や簡単な経過説明をする場合は、ご家族へ電話で説明することもあります。説明する医師は状況が許す限り詳しく説明させていただいており、ご理解賜りますようによろしくお願い申し上げます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) コロナ禍であっても通常どおりやっていただいているということのご答弁でした。
 医療センターのホームページで、令和4年3月に実施されました入院患者さんの満足度調査結果が公開されております。総合評価では86.6%の方が「親しい人に医療センターを勧める」と回答されています。また、医師との対話についても、「とても満足」、「やや満足」を合わせると96.4%の方が回答されておりますし、さらに看護師の対応、態度、接遇においても、同様に96.4%の方が「満足」と回答されているなど、病院が組織横断的に医療サービスの質向上を図る取組をしていただいてることを読み取ることができました。
 今回、重症患者さんのご家族からちょっとお話を伺ったことがありまして、それに関連して質問をさせていただきます。
 入院当初、いろいろな葛藤があり、悩んでおられました。病状の説明を聞いた後、いろんな疑問や思いがありましたが、医師になかなか伝えられずということで悩んでおられました。入院当初より命に関わる状態で、1週間を経過した頃、主治医から、もうこれ以上の治療はできませんと説明をされ、見放されたように感じたということです。そしてまた、看護師から家族に床擦れを、これ見てくださいというように見せて、「こんなひどい状態です。人工呼吸器がついているので体を動かせません。かわいそうだと思わないのですか」と声かけがあったようです。ご家族としては、治療を続けて命に希望を持つことを責められているように感じた、このようにおっしゃっておりました。
 また、あるとき、意識がない患者さんの枕元で医師から厳しい病状の説明がされ、ご家族としては、人は死の間際、最後に残る感覚は聴覚であると思っておられたことから、倫理的にどうなんだろうというような疑問も持たれました。ご家族は、生死をさまよってる状態でも、一日でも生きてほしいと、治療を続けて回復してほしいという強い希望をお持ちでした。高度救命救急病院であり、同じような生命の危機的状態の患者さんは多くおられることと思います。説明の場でご家族のこのような思いをしっかりと受け止めていただき、安心できる対応をしていただけたらと思います。この点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 白山総合医療センター院長。
◎総合医療センター院長(白山武司君) ご意見ありがとうございます。
 行き届かなかったことにつきましては申し訳ないと思いますけれど、日頃、できるだけ患者様、ご家族様に寄り添った形で説明、それから対応できるようにと心がけるように話などしているつもりです。時間を取っていろいろと話しを伺うのがいいのかもしれませんけども、褥瘡につきましては、褥瘡チームというのがありまして、週1回ラウンドして、いろんな傷のある方の対処について、多職種で集まって対応するようにしております。結局それを患者様のご家族様にうまく説明できていなかったのかもしれませんので、そこは今後注意していきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) ぜひよろしくお願いします。
 次に、説明の同意書の件で、コロナ前と同様にきちっと説明して同意書を渡しているということでした。今日的な水準で入院診療計画書なり、検査、手術に伴う説明同意書については、標準化されたものをきちんと説明しながら、患者さんのサインもいただきながら、ほぼ100%それは実施されていると思います。
 ごく個別の事例になるかとは思うんですけど、今回も、危機的状況になるたびに、何度か説明を受けられたんですけれども、そのときに主治医の方に説明書を文書でいただけますかと、説明内容をお願いされたんですけど、ちょっとそれは出せませんということでいただけなかったというふうに聞いてるんですけど、このような現状があるということについてはいかがでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 白山総合医療センター院長。
◎総合医療センター院長(白山武司君) ご家族様のご要望になるべく応えるようにしているつもりではいるつもりですけど、今の事例は私も存じ上げませんでしたので、またどのような状況だったか調べますけれども、これからも注意していきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) ちょっと一般化した話で、でも特別にこの事例に関してだけという思いで質問させていただいたわけではないので、あまり個人を特定されると、私もちょっと不安になりますので、よろしくお願いします。
 今回、いつ急変してもおかしくない状態で入院されて、結局1か月以上、命をつないでいただいたということで、最終的には面会時間についてもご配慮いただけたということで、ご家族としては、医師をはじめ病院スタッフの皆さんには感謝されています。ただ、私が申し上げたかったのは、それぞれ個々の患者さんのご家族やご本人の思い、そのことが説明の場で表出できるようなそういう関わり、ご家族にそういうきめ細かな対応をお願いしたいなと思って質問させていただきました。これで質問を終わります。ありがとうございます。
 次に2点目、整備地付近及び安土川の流域治水について。
 9月議会におきまして、安土コミュニティエリア等整備地の周りの田んぼや整備地付近の県道に浸水被害は起こると回答いただきました。住民向けの安土コミュニティエリア整備検討通信、このようなものが住民に配布されております。このNo.2の中で、コミュニティエリアの果たす役割としては、地区の災害対策司令部、学区の約1割の避難者の中・長期的な避難生活を確保する避難所であることを記載されています。また、浸水時の対応の考え方を示されました。No.3では雨水対策の検討、調整池について、河川が持つ流下能力に対して、開発区域からの雨水の放流を調整するものであり、豪雨などで発生する氾濫を抑制するものではないこと、河川氾濫の対策は抜本的な河川改修が必要となると説明をされています。
 整備地付近及び安土川の流域治水について、市の認識をお伺いいたします。
 以上、初問とします。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
 栄畑都市整備部理事。
             〔都市整備部理事 栄畑隆夫君 登壇〕
◎都市整備部理事(栄畑隆夫君) 玉木議員ご質問の整備地付近及び安土川の流域治水についてお答えいたします。
 安土川は一級河川であり、滋賀県の管理河川となります。県としましては、安土川は東近江圏域河川整備計画に位置づけはないが、適切な維持管理が必要であると認識されているところです。
 近年、全国各地で豪雨による水害や土砂災害が発生するなど、人命や社会経済に甚大な被害が生じております。実際に安土コミュニティエリア整備地付近においても浸水被害が発生している状況から、今年度県において安土川の測量を実施され、来年6月には測量作業を完了する見込みであり、その測量結果をもってしゅんせつ等の必要性を検討される予定となっております。
 しかしながら、気候変動による水災害リスクの増大に備えるためには、これまでの河川管理者による取組だけでなく、流域に関わるあらゆる関係者が地域の特性に応じた治水対策を総合的に推進する流域治水への転換が必要であると考えております。
 滋賀県において平成26年に制定されました滋賀県流域治水の推進に関する条例では、これまでの河川整備やしゅんせつで流水を安全に流す川の中の対策だけではなく、降った雨をグラウンドなどに一時的にためる対策、地域特性に応じた避難対象を検討する備える対策、避難空間を確保することで被害を最小限にとどめる対策を加えた4つの対策を軸に流域治水を総合的に推進されています。このことから本市といたしましても、地域の皆様とともに水害に備えたまちづくりを進め、人命被害等を回避するために、必要に応じて総合的な治水対策に取り組んでまいります。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 回答の中で、気候変動によるリスク増大に備えるためには、河川管理者の取組だけでなく、流域に関わる関係者が地域の特性に応じた治水対策を総合的に推進するというふうに答えていただきました。
 安土川の場合、関係者と、それから地域特性とはどのようなものなのか、具体的にお願いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 栄畑都市整備部理事。
◎都市整備部理事(栄畑隆夫君) 再問にお答えをいたします。
 初問でもお答えをいたしましたように、流域治水につきましては、4つの対策を総合的に行っていくということでございます。この区域につきましても、河川改修は県でございますけれども、県だけではなくて、例えば市でありますとか、あとまた避難体制等も関わってくるのであれば、地域の皆さん、多くの皆さんのご賛同も必要になってまいりますし、また個人のお宅のところについても、必要に応じて今回対策を進めるということも考えられますので、自治会をはじめまして地域の皆さんが広く該当するものと考えております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) それでは、流す対策を県が行うまで、安土川の氾濫は従来どおり起こり得るということで、ハザードマップどおりの浸水被害はあるという想定をされているんでしょうか、お伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一君) 玉木議員の再問にお答えいたします。
 ハザードマップにつきましては、計画規模のデータにつきまして、おおむね100年に一回起こり得る大雨、それから想定される規模のデータにつきましては、おおむね200年確率で発生しておりまして、日野川や琵琶湖等における降雨量や中小河川の氾濫を作成当時の地形等をベースに当てはめた場合のシミュレーション結果を掲載しているものでございます。したがいまして、土地形状等の変化がなければ、示されています浸水深が発生するものと考えております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) もう一度確認ですけど、この整備地域の想定浸水深、200年確率でどれくらいか、お答えください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一君) 玉木議員の再問にお答えします。
 災害想定ということでございますので、今想定されていますエリアでいきますと、およそ50センチ程度のものになっているかなというふうに思っております。それから、実際に配置されるところでございますが、1メートルか2メートルの表示になってます。ということで表示されています。失礼しました。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 整備地は1から2メートルの浸水想定区域であるということでした。
 次に、このNo.2の通信で、浸水時の対応の考え方が示されています。ここで4番に垂直避難と書いてあって、避難所へ避難することが必ずしも適切な行動ではないと、このように書かれていますけれども、これはどういう意味か、お願いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 再問にお答えをいたします。
 今ご指摘がありました安土コミュニティエリア整備検討通信No.2に避難の概念というものを掲載させていただいております。議員にご指摘いただきました部分につきましては、切迫した状況というのは、原則的に水平移動が可能である状態を超えた場合、この場合にはその場にとどまって垂直避難等を行うという手法を掲載したものでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 水平移動ができないということは道を歩いてはいけないということかなと理解しました。
 そうしますと、浸水時の対応の考え方といたしまして、今現在のコミセンを避難所とした場合、それとこの移転先を避難所とした場合では避難の方法が変わってくると思うんですけど、その辺の違いについてお願いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 再問にお答えいたします。
 まず、避難方法は、立地が違うと当然変わってこようかと思いますけども、いずれにしても共通いたしますのは、現地であろうが、改めて整備するエリアであろうが、まずは避難ができる状態のときに早期に避難していただく、これが非常に水害にとっては肝要なところかというふうに思っております。それに加えましてエリア整備におきましては、いつ起こるか分からない、例えば大地震ですね、大きな地震が起こった際に、移動がスムーズに行ける郊外の立地という利点を生かした整備、これを想定してございますので、現地に決定したということでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 現地に決定した理由を述べていただいたんですけど、質問は、今のコミセンが避難所になった場合と、その移転先、移転先は水平避難が困難なこともあるというふうに説明していただいているんですけど、現コミセンとの違いをお聞きしました。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 先ほどの答弁は、水害のみならず地震の際の違いをご説明を申し上げましたとご理解をいただきたいと思います。
 なお、いずれにいたしましても避難というものは徒歩、それから車両、そういったものを市民の皆さんは利用される。これを想定した上で、タイミングである、あるいは避難経路である、そして肝腎の避難設備となる施設の整備、こういったものを検討して実現させていくものというふうに今考えてございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 違いについてはっきりと言っていただけなかったんですけど、現コミセンは浸水想定区域でもありませんし、地盤も比較的しっかりしていますし、水平移動も、整備地に浸水被害があったとしても可能であると。しかも、現コミセンは整備地より2.9メーター高いと。安全性という点では優位かというふうに思います。その辺ちょっと答えにくいところで、答えていただけなかったのは残念ですけど。
 次に、このようなことから、現コミセンにつきましては避難所として安全であり適しています。それをあえて浸水地域に移転することには無理があるし、住民もなかなか納得できないものです。一体整備は市の方針ですが、浸水時に避難所にもならないところに移転するのは無理があって、避難所としてふさわしくないのではないでしょうか。避難所として本当に適切と判断されているんでしょうか、お伺いします。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 今ご指摘いただいた不安等も含めた上で、そういった不安を払拭された避難施設、防災施設となるような施設の整備を現在検討しているということでございます。
○議長(小西励君) 玉木議員に申し上げます。通告で出されているのは、コミセン整備地付近及び流域治水についてということでございますので、建設がどうのこうのというのは、ちょっと質問を変えてもらっていいですか。
◆9番(玉木弘子君) いや、建設のことを言ってなくて、避難所に関して言っているので、No.2の通信に基づいて質問しているつもりです。
○議長(小西励君) よろしくお願いします。
 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 安土学区には3メートル以上の浸水区域があるのをご存じかと思うんですけど、ハザードマップではここは垂直避難でなく、早めに避難所に避難というふうになっております。整備地の場合、浸水時に避難所へは行けないということをこの資料で説明されているんですか、お伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 そうした浸水深が大きいところについては、早期に避難をしていただくということでございます。したがいまして、避難所が浸水する以前、お住まいの地域が浸水する以前、この段階で避難していただくというところが肝要になってこようかと思います。したがいまして、こうした場合に、例えば気象予報、それから災害情報、こういったものをいち早く把握することによって、市民の皆様が円滑に安全に避難されるように、こういった取組を事前に、先ほど流域治水の対策にもございましたように、備えるという部分で取り組んでいくということも必要かというふうに思っております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) そうしますと、いろんな気象情報を自己判断して判断するんかなというふうに聞こえたんですけど、それでは避難所に避難するのか、避難所に行っては駄目なのか、誰が判断して住民に知らせるのでしょうか。それは今の話では住民自身で判断しなさいというふうに求められているんでしょうか、お伺いします。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 まずは、そういった情報を発信するところが防災本部としての役割の非常に大事なところかなというふうに思います。そうしたときに、こういった情報が流れたときにどう行動されるのか、するべきなのか、こうしたところをふだん、日常から住民の皆様のほうでも備えていただく。こういったところで、行政、それから住民の皆様が一体となった取組をするということが大事なことでございまして、それが流域治水の備えるというところでもうたわれていると、このように理解をしております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 行政と住民と一緒に備えるということはとても大事なことだと思います。しかし、なかなか、ハザードマップを配布していただいておりますし、通信も配布していただきましたけれども、この中身をどれだけの住民が知っているか、その辺について今後もきちっと取り組んでいただきたいなと思います。
 それで、次に農業用排水路について少しお伺いしたいと思います。
 農業用排水路では、大雨が降った場合、排水し切れずに内水氾濫する可能性がありますが、この点については、この整備に関連してどのように考えておられるのか、お伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 小西産業経済部長。
◎産業経済部長(小西勝己君) 玉木議員の再問にお答えいたします。
 下流の改修がなければ、現在と同様、冠水、水が溜まるという可能性はあると考えております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 現状では冠水は起こる。気候変動の影響で豪雨になれば、さらに内水氾濫は起こるということだと思います。
 安土地下道の冠水で、県は排水の課題があると言われておりますが、排水路について整備計画に含まれているということでしょうか、お伺いします。
 行動計画の素案ができたということなので、その点についてお伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 現時点で、今ご指摘されました構想案が完成したというものは、現在まだ構想案を作成中でございますので、案としてまだ整っておりません。その中で、農業用排水計画に関しては、先ほど答弁もございましたけども、私どもの整備に関連するものといたしましては、調整池、それから先ほどの流域治水、ためるという部分で、必要な場合に、現在調査をしておりますいわゆる流域のネックポイントというんですけども、流下能力が著しく低いところとか、そういうところで大きな調整池が必要になるというところが、その部分を改修することによって軽減されるというような場合には、その部分の改修というものは整備の中でも想定すべきというふうに考えて今調査をしておるところでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) ネックポイントについては、計画の対象になっているけれども、排水路については含まれていないかなというふうにお聞きいたしました。
 次に、もう一度確認ですけれども、周辺に水害がある地域のところが整備地になり、さらに避難所になるんですけれども、この点について、情報も発信していただいておりますけれども、市は、住民がこのことを、避難所になることについて、また水害があることについて理解していると、そのように受け止められているんでしょうか、お伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 今回の安土コミュニティエリア整備に関しましては、平成28年の安土学区連合自治会長からの一体化整備に向けた要望書、それから議論が始まりまして、令和4年に市として、一体整備の方針をまちづくり協議会にご提示をさせていただきました。これに対しまして、同年2月に了知すると回答をいただいております。また、今年になって開催をいたしました推進協議会での説明で、地域の災害対策指令部としての役割、それから先ほど来申し上げております学区住民の約1割の避難者の中長期的な避難生活を確保する役割、こうした整備の方向性というか、目的ですね、これも併せてご説明をさせていただいております。その中で、現時点では早期整備を望むご意見が寄せられているということで、これまでの検討の方針につきましては、地域の皆様の要望に始まりまして、これまで様々な方の多種多様なご意見を伺いながら進めてきたものでございますので、住民の皆様のご理解は得られているものと考えております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 今までの議会でもお話ししてきましたけれども、市としては住民の皆さんの理解を得られているというふうに何度もお答えをいただいておりますけれども、備える災害の対策にいたしましても、もっともっときめ細やかに住民への説明が必要かと思います。
 次に、想定される最大浸水深でも避難が可能となる外周道路の整備を検討とあります。今回の整備計画にこのことが含まれているのか、お伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 再問にお答えをいたします。
 先ほど来申し上げておりますように、水害時には、まず早期の段階で避難をいただくというものが原則になってこようかというふうに思います。ただ、議員がご懸念をされておりますように、切迫した状況になってから避難施設となる、コミュニティエリアに避難される方ももちろんいらっしゃるというふうに想定しております。したがいまして、外周道路ですね、これにつきまして自動車、いわゆる緊急車両、それから消防団のパトロール、そういったものの出動可能な水位として示されている30センチ未満の冠水というものを基準に、外周道路の計画高を設定するよう今検討をしております。それとは別に、水中歩行、いわゆる徒歩であれば可能な領域というのは水位50センチというふうな位置づけをされております。したがいまして、県道の安土西生来線のカーブ、直角のカーブそこがちょうど浸水しない高さになってございますので、それを参酌をしながら外周道路を通してエリアに安全に進入できるような、こういった一つの進入を考えていきたい、このような検討を進めておるところでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 確認ですけれども、外周道路は整備地周辺の道路、それと先ほど言われました県道のカーブ、フレンドマート前からその外周道路に接続するような新たな道路を今回の計画に入れられたということでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 エリアに進入する幹線道路は、先ほど申し上げました県道安土西生来線になりますので、こちらに接道するために必要な外周道路を設定していくということでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 接道する部分は、9月議会で安土フレンドマート前のカーブあたりが現整備地の横の県道よりも50センチ高いし、そこは浸水しないから、そこに接道するというふうに聞いたような気がするんですけど、その点どうでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 今ほども申し上げましたように、カーブ付近の標高ですね、これを参酌した上で、先ほど申し上げました緊急自動車の通行、それから徒歩による水中歩行、これが可能になる範囲での接道を検討しているというところでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 理解が悪くてすみません。
 新たな道路を造られるということではないんですか、お伺いします。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 現況の県道に接続をするために必要な外周道路を設定するという方向で現在検討を進めております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) そうしますと、県道に接続するその接続地点としては、フレンドマート前のカーブということでしょうか。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 用地の関係がでてますので、まだ断定はしておりませんけども、あくまでカーブ付近の標高を参酌した上で、跨道に渡るまでの間のできるだけカーブ寄りというのを想定はしてございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) また詳しく聞かせていただきたいんですけど、カーブ付近の標高を参酌にというと、一体接道地点がどこになるんかなというのが理解し難いので、もう一回そこを聞かせてもらってよろしいですか。すいません、何回も。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えいたします。
 カーブのところで直接接続するのではなくて、カーブから跨道ですね、陸橋に向かって行った直線の間の部分で接続をしたいと、このように考えております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) カーブから跨線橋までの間で接続するということは、この地域は50センチ、最大の場合つく危険があるとここにも書いてあるんですけれども、そこにつなぐということで、できるだけそれを30センチ以内にするとかというふうにおっしゃっていたかと思うんですけれども、県道のかさ上げというのは今までからできないと聞いてるんですけど、その整備までに数年間かかりますけれども、その間にそういうことをされるということでしょうか。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 今ほど来申し上げてますように、50センチであれば水中歩行が可能領域です。ただ、車の進入は難しいということになりますので、県道自体のかさ上げが必要ということであれば、道路管理者の県になるのか、制度上で私どもになるのか、それはともかくといたしまして。必要な整備ということであるならば、実施する必要はあろうかというふうに思います。現在、それも含めて検討しているということでご理解をお願いします。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 何度もすいません。
 県道も含めてということは、県と相談をされてるんでしょうか。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 浸水被害のいかんにかかわらず、県道に接続をする場合は、県道の管理者と協議をする必要がございます。またその一方で、公安委員会、こちらに交差点形状等の協議をもって整える必要があるということで、現在その双方に協議をかけているという段階でございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) また詳しくお聞きしたいなというふうに思います。
 今までから安土小学校の整備地検討委員会のときも、県道のかさ上げはできないというふうにずっと回答されているんです。おっしゃったように、県道との接続について、県と、それから公安と調整されるのは当然のことかと思いますけれども、私は道路整備、本当にこの整備地、ここに建てられるまでに本当に道路が簡単にできるんかなということを疑問に持っているので、この質問をさせていただきました。
 次に、住民への説明会で、12月に素案の住民説明会を行うということを聞いておりました。また、素案の説明ということで、整備地の面積とかコミセンの延べ床面積もおよそ作成されていると思うんですけど、その点についてお伺いしたいと思います。
 住民説明について9月議会で市長は、しっかりと根拠を持って説明する、住民が不安を持たないように提案しないといけないというふうにもおっしゃっていただきました。先ほどの質問についてお答えください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 当初、12月に住民説明会を開催するというご指摘は議員ご指摘のとおりでございます。今、議員からご説明いただきましたように、しっかりした根拠を持って説明をするということが一番大事なことになろうかと思います。
 先ほど来申し上げてますように、市の内部の検討、調整のほかに、県道管理者、公安委員会、河川管理者、これらとの協議も同時進行で進めてございまして、今持ちあわせている整備構想というものが果たしてしっかりとした根拠に足るものかという検討を行っております。結果、現時点で、予定として申し上げました期日よりも、根拠の熟度ですね、精度を高めることが大切であろうということで、現時点では12月の説明会の開催を見送りまして、年明け1月あるいは2月の早いうちに説明会を開催していきたい、このように考えているところでございます。
◆9番(玉木弘子君) 面積。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 失礼をいたしました。各個別の面積ですが、今ちょっと資料を持ち合わせておりませんので、後ほど示させていただきます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 今まで住民に対しては、12月に素案説明を行うというふうに広報されていたと思うんですけれども、これの修正についてはまた何か広報か何かをされるんでしょうか。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 当然ながら、日程の変更もございましたことですので、そもそも開催に当たっては、周知ということで、まちづくり協議会であったりとか自治会であったりとか、ご協力をいただきながら広く周知をさせていただく予定をしております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 当初、12月が素案で、2月にもう一度住民説明会があるというふうに伺ってて、今回、1月下旬か、2月上旬というふうにおっしゃっていただいたということは、素案説明も、それからもう決定した構想策定も同じにされるということなんでしょうか、お伺いします。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 先ほど来申し上げましたように、当初12月に予定をしておりました案の状態での説明会を1月から2月に変更するということでございます。したがいまして、これがいわゆる確定案という形での説明ではございません。その確定案については、今後の収用手続であるとか、そういった手続の中で適時適切な時期に開催を別途予定をしております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 当初提案していただいた予定よりも、しっかりした根拠を持つためにということで遅れているようですけれども、そうしますと、もう一度確認しますけど、素案ではなくて本案の住民説明会、それから収用認定の申請の時期ですね、それと収用認定後の公告縦覧の時期についてお伺いします。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 仮に1月末か2月に住民説明会を開催したというところで、現時点で収用申請の時期というのは、当初見込んでおりました、今年度末の令和5年3月から年度明けまして5月ぐらいになろうかというふうに想定をしております。この想定といいますのは、私どもがつくり上げた案をもって、収用申請に係る県との事前協議がございますので、こちらで私どもの案が変更される可能性がございます。変更が生じましたら、それはその都度、時期を見極めて改めて説明会をするということになります。収用申請が例えば5月になったとすれば、それ以降県で審査をされて、公告、それから縦覧、意見書の提出の受付、公聴会、こういったところを県で適宜法に準じて実施されると、こういう流れになります。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 一体整備については、市は今までから桐原コミセンエリア、それから岡山コミセンエリアと経験をお持ちで、なぜ安土だけここまで遅れるんかなというふうな疑問があります。
 それで、盛土をして整備をしたとしましても、避難所に行けない、避難所として適切でない場所への移転になかなかやっぱり住民の納得を得られないと。まち協としては受け入れておられるかもしれないんですけど、一住民としては受け入れられない方も多いです。一体整備ありきでなく、コミセンは現地での整備も検討するべきかと思います。
 水害に備えるには、浸水の危険性が高いエリアの開発は規制して、浸水がない地域の土地を利用する、これが適切かと思います。
 この質問の最後になりますけれども、小学校の整備につきましては、早くても令和8年度中の竣工というふうに伺っております。小学校のトイレの洋式化について、この間質問もしてまいりましたけれども、児童や保護者から改修の声が出ていますので、早期改修をしていただきますよう要望しまして、この質問を終わらせていただきます。
 次に、国民健康保険について4点伺います。
 今年の保険料の引下げの背景、理由について伺います。
 次年度の保険料の見通しを教えてください。
 そして、昨年に比べて今年の資格証明書の発行世帯数が減った理由をお伺いします。
 4点目としては、子どもに係る均等割につきまして、国の施策で今年10月から未就学児の軽減措置が導入されており、2分の1の負担軽減が実施されています。来年4月から子育て支援の経済的負担の軽減や子どもの健やかな成長を図るための施策として、18歳までの子どもの医療費無料化が拡充されます。子どもに係る均等割は、国保に加入する全ての世帯に家族一人一人に定額の負担がかかるために、人頭税のような仕組みであると、このことが従来から問題として取り上げられています。国民健康保険料の負担は子育て世帯にとってとりわけ重いものになります。子どもの均等割は、子どもの貧困対策としても子育て支援にも逆行するようなものだと考えます。米原市のように、工夫して子どもに係る均等割ゼロを実施することはできませんか。
 以上、初問といたします。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
 久郷福祉保険部長。
             〔福祉保険部長 久郷浩之君 登壇〕
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 玉木議員の国民健康保険についてのご質問にお答えします。
 まず1点目の今年の保険料の引下げの背景、理由につきましては、令和4年度の各市町の標準保険料率は、県の推計によりますと、令和4年度の医療費が県の試算した平均的な医療費の伸び率よりも高くなる見込みであること。また、県の国保会計に国から歳入される公費の中でも比率の高い前期高齢者交付金が令和3年度に比べ大幅に減額となったことなどから、急激な標準保険料率の上昇を抑えるため、県が標準保険料率の本算定時に県の国保会計の余剰金約22億円を活用したことにより、本市の現行の保険料率より低い水準となりました。
 本市の国民健康保険料率につきましては、令和6年度以降の県内保険料率の統一を踏まえ、県の示す標準保険料率と本市の現行保険料率について、その差異並びに応能、応益のバランスを調整した上で、全被保険者に公平な負担となるよう決定したところです。
 2点目の令和5年度の国民健康保険標準保険料額の見通しにつきましては、現在県により令和5年度の国民健康保険事業費納付金及び標準保険料率の仮算定が進められており、本算定結果が県より示されるのが1月中旬以降となっておりますので、具体的な数値はお示しできませんが、県の説明によりますと、令和5年度においては1人当たりの医療費の推計が令和4年度に比べて約3%程度増加すると見込んでいること。団塊の世代の後期高齢者医療への移行に伴う後期高齢者支援分への負担の増加、国から県の国保会計に歳入される前期高齢者交付金の減少等によりまして、令和5年度の標準保険料は令和4年度より大幅に上昇する見込みであり、急激な上昇とならないよう県の余剰金を活用するなど、県が主催する市町連携会議により協議を進めていくことになりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
 3点目の今年の国民健康保険被保険者資格証明書の発行世帯数が減った理由につきましては、国民健康保険被保険者資格証明書の交付に当たっては、県内市町によって交付条件等に相違があることから、県が主催する市町連携会議において交付条件等の標準化を検討され、新たな交付基準が県より示され、本市においては今年度よりこの新たな基準で対応しているところです。
 この交付基準に基づきまして、新たに国民健康保険被保険者資格証明書の交付対象に該当することとなった世帯には、資格証明書を交付せず、短期証を交付することとし、また納期限から1年を越えない保険料の2分の1を越える納付がある場合には、通常1年の被保険者証の交付をすることとなったため、前年度の件数を下回ることとなったものです。
 なお、継続的にきめ細かな納付相談や納付勧奨等を行っておりますが、納付相談等ない方については、引き続き資格者証を交付しております。
 4点目の子どもの均等割につきましては、昨年の12月議会におきまして玉木議員のご質問にお答えしましたが、国民健康保険制度において未就学児の子どもの均等割保険料の軽減を実施するに当たり、補填財源については、公費により国2分の1、県4分の1、市4分の1の負担割合で実施するものであり、法定事項であるため、保険者判断で上乗せ等を行うことは認められないという見解が厚生労働省より示されておりますことから、本市におきましては独自の軽減措置の拡大は考えておりません。
 滋賀県下の保険料統一を目指していく中で、各市町が行っている独自事業の取扱いが課題となっているところであり、未就学児の子どもの均等割の全額減免の実施は、広域的な施策として県あるいは国が進めていくべきものと考えており、今後も国の施策の動向を注視し、県や国にさらなる制度の拡充を要望してまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 再問させていただきます。
 具体的に保険料について、昨年に比べて引下げ額が今年どれだけだったかということをお伺いします。
 そしてまた、保険料、来年の見通し、今年一旦下げて、また来年引き上げることはないのか。
 そして、近江八幡市は県下でかなり高い保険料になっているんですけど、この理由についてお伺いします。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 玉木議員の再問にお答えをさせていただきます。
 今年度の引き下げた金額ですけれども、これまで国民健康保険の運営協議会等で示させていただいていますモデルケースでご説明をさせていただきますと、世帯所得が160万円で介護納付金該当のお二人が加入のモデル世帯で計算をいたしますと、昨年度の保険料率と比較いたしますと、今年は年間6,100円の引下げということになってございます。
 次、2点目に、今後保険料の引上げはあるのかというご質問であったと思います。これは先ほど初問でもお答えをさせていただきましたけれども、現在県によりまして次年度の国民健康保険事業納付金、それから標準保険料率の仮算定が進められておるという状況でございます。したがいまして、標準保険料率につきましては、今年度より大幅に上昇する見込みであるというような説明も受けてございます。本算定の国民健康保険事業納付金、それから標準保険料率と今年度の決算状況など、国保財政の状況を鑑みまして次年度の保険料については慎重に算定をしていくというふうに考えてございます。
 また、3点目に、引き下げても他市に比べて高いのではないかというご質問であったかと思います。
 国民健康保険につきましては、平成30年度より国保が広域化をされまして、県より各市町の標準保険料率が示されておりますけれども、実際の保険料率の設定は各市町の国保財源の状況によって決定されておりますので、各市町の所得割、均等割、平等割の設定には違いがございますので、各市町によって差が出るものというふうに考えてございます。
 当市におきましては、県の示します標準保険料率を参考に、今後も医療費の動向や被保険者数の減少、それから所得の状況など、様々な要因を勘案しまして料率の設定を行っておるところでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 今年引き下げていただいたことについては、多くの方が引き下がったかどうかということを知っておられるか分からないんですけど、実際引き下がったことはありがたいことかと思います。
 平成28年から今回引き下げるまでずっと据え置きされてこられたので、これを引き上げることのないように、次年度ぜひ頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 市町の標準保険料率の問題は説明を受けましたけれども、それぞれ市町も事情があるし、市町の財政状況もありますけれども、やはりこの一覧を見ていますと、どうしても市町も標準保険料率、県の言うことに従えばかなり高い設定になるかと思うんですけど、市町の裁量で引き下げられていると、こういう実態もあるかと思いますので、今後引下げも含めて、財政的には困難とお聞きしましたけれども、検討をお願いしたいなというふうに思います。
 次に、配付させていただきました資料ですけれども、今年6月1日現在の国保の滞納、資格証、短期証の交付世帯数の一覧となっております。これ見ていただきますと、私いつも資格証のことを取り上げさせてもらうんですけれども、県内でやはり滞納者数は少ないんですけれども、この資格者証の発行が断トツ多いというのが一覧で分かると思います。県全体で滞納者数、それからその中の資格者証の交付世帯というのは1.6%ですけど、近江八幡市は滞納が少ないのに資格証の発行が120と、24.6%と、めっちゃ高くなっております。そして、例えばこれ2020年ですけど、国の資料によりますと、国保滞納世帯数における資格者証の交付世帯数は5.2%という資料が示されております。それから見ても多いので、丁寧な納付相談をしているというふうにおっしゃってましたけれども、納付相談に来られない方の対応も今後検討いただきたいと思うんですけど、その点いかがでしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 玉木議員の再問にお答えをさせていただきます。
 資格証明書の発行基準につきましては、先ほど初問でお答えさせていただきましたとおり、これまで市町によって差があったというようなところ、一定標準化してきたところでございます。一定発行の事務の流れや方法までにつきましては、市町の裁量の余地が残っておるものでございます。本市につきましては、これまでの資格者証の発行の運用を踏まえまして、負担の公平公正という観点から、大きく逸脱しないように業務を行っておるところでもございます。
 保険料の未納の世帯につきましては、督促状、催告書、それから資格者証の発行に係る弁明の機会等の通知もさせていただいておりますので、納付が困難ということであれば、担当課の窓口にて納付のご相談をいただければ、丁寧に対応させていただきたいというふうに考えてございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 先ほども申しましたけれども、やっぱり窓口に来られない方が近江八幡は多いかなというふうに思いますので、そこの対策も今後検討していただきたいと思います。
 ところで、その資格証の発行することの問題ですね、市民にとって、どういうふうに問題と認識されているのか、お伺いしたいと思います。
 また、改善点として、資格証をやめて短期証を交付したと。県の統一した基準に従ってと回答いただいたんですけれども、資格証をやめて短期証を交付したらどんな問題が起こるのか、お聞かせください。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 玉木議員の再問にお答えをさせていただきます。
 資格者証を発行した場合の問題をどのように考えているかというご質問であったかというふうに思います。
 資格者証というものにつきましては、通常保険証ですと、病院へ行きますと3割負担をいただく、それで医療を受けていただく、自己負担していただくことになりますが、資格者証になりますと10割をまず負担いただくという形になろうかと思います。
 そうならないためにも、先ほども申しましたように、納付が困難である、あるいは体、健康のことですので、病院にかかるというようなことであれば、まず相談をいただきたい。我々は何も門戸を閉ざしているわけではございませんので、しっかりと対応させていただきたいというふうに考えてございます。
 それから、資格者証をやめて短期者証を交付すればどうかということでございますけれども、先ほどの再問でもお答えさせていただきましたけれども、やはり保険料というのは国保特別会計を運営する上では重要な財源でもございますので、多くの方が保険料を負担いただいております。この負担の公平を確保するという観点から、逸脱するのではということで、一律に短期証を発行するということは考えてございません。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 先ほどもおっしゃっていただきましたけど、10割かかるということは受診抑制になりますし、手後れで死亡事故が起こったという報道もありました。ぜひその点をしっかり受け止めていただきたいなというふうに思います。
 次に、18歳以下の子どもの場合、資格証でなくて短期証が発行されてるんですけど、当市の場合6か月、基準に基づいて発行されています。市によっては1年交付のところもあるので、1年にすれば事務手続も軽減するかと思うんですけど、その点についていかがでしょうか。
○議長(小西励君) 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 玉木議員の再問にお答えをさせていただきます。
 国民健康保険法では、被保険者資格証明書の交付を受けている世帯に属する18歳に達する日以降最初の3月31日までの間にある被保険者に対しては、有効期間を6か月とする短期被保険者証を交付するというふうにされてございます。したがいまして、本市におきましては、この法の定めに従いまして、18歳未満の被保険者の方には6か月証を交付しているところでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 法に基づいてやってるというご答弁です。
 次に、子どもの均等割について、できないということでお聞きいたしました。国保財政ではなく、法定事項であるのでできないということでしたので、ほかの方法で、例えば米原市みたいに工夫をできないかという質問をさせていただいたんですけど、その点についてお願いします。
○議長(小西励君) 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 ほかの方法でというふうなご質問でございますけれども、国民健康保険制度は法で定められた公的医療保険制度というものでございます。したがいまして、この制度の内容等につきましては、地方自治体によって差が出ないように、広域的な取組として国で検討されるものであるというふうに考えます。
 市としましては、県や国に対しまして要望等をしていきたいというふうに考えてございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 法律に基づいて施行されてるというのは当然のことかと思うんですけど、この一覧表とか見ますと、あまりにも市町裁量が今でもあるんやなというふうに、可能やなというふうに取れますので、その辺で、やはり物価高騰に苦しむ市民が大変な中で、少しでも負担軽減するように取り組んでいただきたいということで質問させていただきました。
 次に、移らせてもらいます。生活関連道路の市民要望について。
 先ほどの議員に市民要望についてご回答がありました。今年度の自治会要望のうち、生活道路の改修要望件数というのは、先ほど全体の7割というふうにお聞きしたんですけど、改修要望件数と対応についてお伺いします。
 2点目は、市道管理のデジタル化に向けてどのように検討を進めておられるのか、状況についてお伺いします。
 以上、初問とさせていただきます。
○議長(小西励君) 福本都市整備部長。
             〔都市整備部長 福本盛重君 登壇〕
◎都市整備部長(福本盛重君) 玉木議員ご質問の生活道路関連の市民要望についてお答えいたします。
 令和4年11月末、自治会要望のうち、生活道路の改修は管理調整課及び土木課合わせて175件あり、担当職員と地元役員等が現場立会を行い、119件が事業化に向けた予算化や応急対応などの措置済みで予算確保が必要な要望や緊急性が低く、経過観察等を必要とする要望が56件となっております。
 次に、市道管理のデジタル化に向けての検討につきましては、市民の方からLINE、近江八幡市にて道路上の穴等がある場合、場所の写真情報を送っていただければ、情報政策課を経由し、管理調整課へ連絡が入るようになっております。令和3年9月からLINEを運用して、現在3,821人の登録があり、管理調整課へは5件の情報提供がありました。ただし、これは一つの連絡方法でございます。通常は電話で連絡をいただき、現場対応させていただいております。
 議員ご指摘のデジタル化については、他市の状況を情報収集しながら検討していきたいと考えております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 1点だけ再問させていただきます。
 連絡方法の一つとして、市のLINEアプリで道路の穴などの異常を写真撮って、場所をつけて送ってもらえれば、対応していただけるというふうにありましたけれど、これをルールとして活用することはできるんでしょうか。現在は、どちらかといえば、道路の異常については自治会要望で出すのが市のルールかなと思っていたんですけれども、今後こういうことを拡大していくことは可能でしょうか。
○議長(小西励君) 回答を求めます。
 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重君) 自治会要望をこういう形のLINEで出すということですね。穴ぼこの分ですね。
 今現在、そういう情報をいただく形ができておりますので、継続してそういうふうなことがあるということも発信をしていきたいなというふうに思いますし、ただ、なかなか日常のことでありますので、その穴ぼこだけで情報等をいただくという部分までには求めておりませんので、ただそういう分については、よく電話等で連絡いただいて、その日のうちにすぐ対応できる分については対応させていただいておりますので、LINEを使って、なかなか市役所に連絡できないということで、正確な場所とか、そういうことを教えていただけるようのであれば、そういうLINEの方法についてもご活用いただければなというふうに考えております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) ということは、小さな修理を求めるところは写真で送らせていただくということで、今後も対応していただけると。現状も対応していただいているし、今後も対応していただけるということで、よろしいですね。ありがとうございます。
 次に、安土学区の地域課題について2点お伺いします。
 障害者活動の支援については、以前すまいるの会のサマーホリデーへの助成がありましたが、今どうなっているのか、お伺いします。
 2点目としましては、安土福祉自動車、事業計画で見直しをされてるんですけれども、現状と今後の方向性についてお伺いいたします。
 以上、初問といたします。
○議長(小西励君) 当局の回答を求めます。
 久郷福祉保険部長。
             〔福祉保険部長 久郷浩之君 登壇〕
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 玉木議員の安土学区の地域課題についてのご質問のうち、障害者活動の支援について、以前はすまいるの会のサマーホリデーへの助成があったと聞いていますが、今はどうなっていますかについてお答えします。
 最初に、本市の夏休みを含む障害児のホリデーサービス事業については、平成29年度までは旧近江八幡地域を余暇支援クラブはちの子に、また旧安土地域を近江八幡市社会福祉協議会にそれぞれ委託することで事業を実施してきました。しかし、市社会福祉協議会の人員確保の観点から、平成30年度より委託先を余暇支援クラブはちの子に一本化する形で、市内全域の障害児を対象に新たな体制で事業を再スタートしております。
 議員お尋ねの安土すまいるの会は、安土地区の障害のある子どもたちが地域のつながりの中で安心して余暇を過ごすことができるよう、余暇活動を支援するために平成30年度に有志により立ち上げられた団体で、様々な工夫を凝らされ、地域ならではのユニークな取組をされているとお聞きしています。
 また、財源につきましては、発足当初より市からの助成は実施しておらず、参加者からの参加費のほか、安土学区と老蘇学区のまちづくり協議会や社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、特別支援教育振興会などからの協力金等を活用して事業を運営されており、本年度は市よりまちづくり団体育成支援補助金の採択も受け、活動されています。
 このように安土すまいるの会については、地域の力で独自性を持ってすばらしい取組を続けてこられていますが、本市のこれからの余暇活動支援につきましては、市障害児者地域自立支援協議会の障害児者余暇活動支援検討プロジェクトチームにおいて、既存の余暇活動支援事業や放課後等デイサービス事業、日中一時支援事業等の障害児者の居場所づくりに関する事業なども総合的に勘案して、引き続き検討してまいりたいと考えております。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
             〔安土町総合支所長 濱本 浩君 登壇〕
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員お尋ねのご質問にお答えいたします。
 まず、現状についてですが、安土福祉自動車は安土町地域の医療、公共機関等の65か所を停留所としており、道路運送法施行規則第49条2項に基づく身体障害者、要介護認定者などであらかじめ登録された方が対象です。令和3年度の延べ利用者数は2,554人、令和3年度末利用登録者数は182人となっており、令和2年度以降、利用者数は減少傾向となっております。
 福祉自動車は、旧安土町地域のみの運行となっており、市施策としての公平性の観点から、昨年度の事業評価において見直し検討を要するとの指摘を受けております。このことから、今後の方向性については、利用者の動向や利用状況を把握し、市長公約にもあるとおり、全市的な施策としての互助輸送の拡充を視野に、関係課との協議調整を図りながら、交通弱者支援策としての施策展開を引き続き検討してまいりたいと考えております。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) では、障害者支援の活動についてお伺いします。
 先ほど、自立支援協議会等で余暇活動の支援について引き続き検討していくというふうにご回答いただいたんですけれども、具体的にどのような検討をしていかれるのか、お聞かせください。
○議長(小西励君) 久郷福祉保険部長。
◎福祉保険部長(久郷浩之君) 玉木議員の再問にお答えをさせていただきます。
 現在、障害児者余暇活動支援検討プロジェクトチームにおきまして、本市の障害児者の余暇活動支援の今後の方向性について整理協議を行っている状況でございます。ホリデーサービス事業の事業見直しであるとか、安土すまいるの会への補助の在り方なども含めまして、来年度中には一定の方向性を見いだしたいというふうに考えているところでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) ありがとうございます。
 まちづくり団体育成支援補助金というのは3年で終了してしまいますので、ぜひ継続して前向きに支援していただくよう要望いたします。
 次に、福祉自動車についてですけれども、交通弱者の対策として、公平性の観点もあって、互助輸送の拡充を視野に施策を検討するということですけれども、どのような内容を検討されるのか、この互助輸送についてもう少し詳しくお願いいたします。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 先ほども申し上げましたが、令和3年度の外部事業評価において、公平性、それから持続性、市民ニーズの充足、これらを念頭にした上での見直しを検討してくださいこのようなご指摘です。それを受けまして、高齢者、それから障害者などの交通弱者への支援策として、既存公共交通機関の補完、それからより地域と生活に密着した形になる、そのような形態でもって、交通弱者が安全・安心、便利に活用できる移動手段、これらを満たす施策として展開したい、これを目指したいというふうに考えておるところでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) 目指す方向性は理解できたんですけれども、具体的に何か今検討されてるんでしょうか。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 私どもの特に安土学区さんでも実際にやられておられるようなんですけども、例えばボランティアによる送迎とか、そうしたものを拡充できないか、それらを切り口に検討を進めてまいりたいなと、このように考えておるところでございます。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) ボランティアによる送迎というのは、社協とかで取り組まれてるような見守り支え合い運動的なことをイメージされてるんでしょうか。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えをいたします。
 そうしたところを発展拡充できないか、このようなところで検討をしてまいりたいこのように思います。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) ボランティア活動ではちょっと限界があるなというふうに思います。今利用している方はすごい重宝されておりますし、もっともっと、令和4年から令和7年3月までは運行されるので、もう少しこの利用方法について住民に周知していただくとか、広報では年1回ぐらいお示しいただいてるんですけれども、やはり免許返納でこれに該当するとは限らないんですけれども、そういうきめ細やかな施策として、もっと住民の方にこの内容を、やめるまでは現行ですので、周知していただけたらと思うんですけど、その点いかがでしょうか。
○議長(小西励君) 濱本安土町総合支所長。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 玉木議員の再問にお答えいたします。
 現行制度が許認可、許されているこの3年間については、今議員のご指摘を念頭に施策の展開をしてまいりたいと思います。次の施策への移行が完了するというようなことになりましたら、それも併せて周知をした上でスムーズな移行ができますように、利用者さんにも周知させて頂きたい、このように思います。
○議長(小西励君) 玉木弘子君。
◆9番(玉木弘子君) ほかとの公平性と言われますけど、安土町時代からのよい施策なので、今利用されている方は本当に、先ほども言いましたけれども重宝されています。何としても拡充ということで、ボランティアに移行してしまうだけでなく、行政としても手だてをお願いして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(小西励君) 玉木議員、大変申し訳ないんですけど、質問席でちょっとお待ちいただいていいですか。
 濱本安土町総合支所長から答弁漏れがあるということでございますので、発言を許します。よろしくお願いします。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 議長のお許しをいただきました。
 先ほど玉木議員のご質問の中で、資料に基づいて後ほどご回答をということを申し上げました。その件につきましてご回答を申し上げます。
 現時点でコミュニティエリアの区域内に整備する各施設の床面積ということでございました。現時点では、先ほどのご質問の中でお答えをしておりますように、素案の作成をしておるという段階です。この素案の作成に当たりまして、過去の実績、他学区の現況を参照にした数値を持っております。ただ、この数値に関しては、今後地元さんのご要望、実際の法規制、そういったところで変動する数値でございますので、ご了承いただいた上でご報告を申し上げたいと思います。
 まず、小学校なんですけども、体育館を含めて約7,000平米を超えるぐらい、7,000から7,500平米。それから、コミュニティセンターですが、ほぼ岡山学区同等ということで、1,500平米前後になるかと思います。消防団の詰所については、このコミュニティエリアの中に含むという想定で現在考えております。
 それから、放課後児童クラブですが、3クラブ分で約500平米という想定で、現時点はあくまで素案を作る上での参照数値として持っております。以上です。
◆9番(玉木弘子君) もう一つ、全体の面積も聞いていたのですが。
◎安土町総合支所長(濱本浩君) 申し訳ございません。全体の面積につきましては、これらの床面積を有する各施設の整備、それから共用になります駐車場、外周道路、それから調整池、こういったものを含めましての面積になります。したがいまして、現時点では調整池の規模が決まっているわけでもなく、外周道路の確定はいたしておりません。現時点で申し上げられるのは、対象地域の調査対象面積が約5万平米を切るというところで、その範囲内で整備をしていきたいと、このような状況になっておるということでご理解をお願いいたします。
○議長(小西励君) ありがとうございました。
 以上で玉木弘子君の個人質問を終わります。
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