近江八幡市議会
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令和5年第1回(3月)近江八幡市議会定例会
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3月10日(金) 一般質問
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内容
会議録
令和5年第1回(3月)近江八幡市議会定例会
3月10日(金) 一般質問
竹尾 耕児 議員
(1)市営住宅の老朽化について
(2)市民広場と庁舎連携について
◆10番(竹尾耕児 君) 皆さんこんにちは。チームはちまんの竹尾耕児でございます。
今議会最後の登壇者となりました。今議会最後の登壇者というのは、今期の最後の登壇者ということでございまして、あっという間の4年間でございました。特に記憶に残っておりますのは、今期1年目に、今期でご勇退される北川誠次議員と共に正副議長をあずかったこと、その際に本当にもう多くの課題をいただきまして、日々議長室で当時の北川議長と一緒にいろいろと頭を悩ませながら、課題に取り組んだことというのが、一番私の記憶に残っております。当時は、本当に本当に苦しかったんですけれども、今となれば貴重な経験をさせていただいたなというふうに思います。
また、4月には統一地方選挙を迎えます。今期は、私の知る限り、新市になって以降、30名前後という最大級の方が立候補を予定されているということで、昨今メディアでは地方議会の成り手不足とかというようなことが話題になっていたりするんですけれども、当市はどこ吹く風で、非常に多くの方がまちづくりに関心を持っていただいているのと同時に、私ども、今期の4年間、私も含めですけれども、多くの市民の方に不信といいますか、議会は何をやっとるんだというようなお怒りをいただくようなことも多々ございまして、そうした議会に対する問題意識も、ひょっとすれば新人の立候補予定者の方の中には、そうした問題意識が立候補の動機といいますか、原因性になっておられるような気もいたしまして、再選を目指します私も含め現職の議員は、非常に厳しい通信簿を市民の皆様からいただくことになるのではないかなというふうに思っております。
さりとて、私も、自分自身を大きく見せることもできませんし、かといって小さく見せるというような器用なこともできませんので、僕は僕らしく最後の質問を、いつもどおり素直に感じたところを市長はじめ当局の皆様にぶつけさせていただきながら、近江八幡市の課題をどうしていくのか、また私はこう考えるけれども市長はどう考えているのかというようなことを取り上げさせていただきたいと、このように思います。
私が今回取り上げます質問は、2点でございます。1点目は、老朽化する市営住宅についてということで、2点目は市民広場と新しい市役所の連携についてということなんです。
老朽化する市営住宅ということを最初に質問をさせていただきたいと思うのですけれども、ご承知のように、私が住まいます八幡地域は、二戸一、中層含めて多くの市営住宅を抱えておる地域でございます。また、末広地域にもたくさん住宅がございまして、改良住宅といいまして、地区改良事業によって整備された住宅というものが、いわゆる老朽化、どんどんどんどん古くなっていくことに対して、市はどう考えているのか、そしてどう取り組んでいきたいのかっていうことをお尋ねしたいと、このように思います。同じ市営住宅といっても、入居された経過というものはそれぞれございまして、住むところに困って入居されてきた方や、あるいは改良事業によって立ち退きで入居された方というものもあって、住宅に関する考え方というものも、それぞれ入居者によって違うというようなことが背景であります。
私、改良住宅の整備年代を調べさせていただきました。私の住まいます八幡地域では、1974年の整備というのが一番古い整備になっているかなというふうに思っておりまして、1974年というと、もうもうほぼほぼ50年、74年って、ちょっと調べたんです。1974年というと、長嶋茂雄さんが引退された年が1974年でして、僕はスポーツが好きなのでスポーツを調べるのが好きなんですけれども、サッカーでいくと、ワールドカップでベッケンバウアーが西ドイツを優勝させた時代、あるいはモハメド・アリがジョージ・フォアマンを逆転でやっつけたとか、政治の分野でいくと、ウオーターゲート事件でニクソン大統領が逮捕されたとか、内閣で言うと三木武夫内閣が発足したとか。まあまあ僕は昭和57年で、僕より年少の道下議員なんかからすると、もう歴史なんです、これって。近現代史で習うというような時代のことでして、そうした1974年あたりに整備をされた、もういわゆる50年をたとうとする公営住宅が、果たして憲法が認める、いわゆる文化的、健康的な最低限度の生活というものに見合ってきているのかどうか。その金科玉条がもう崩れてくるんじゃないのかなと、老朽化に伴って。近江八幡市は、今後それをどうしていきたいのかというふうにお尋ねしたいと思うんですけれども。
まず、初問です。二戸一という住宅があって、そこはもうどんどんどんどん譲渡を進めていく。いわゆる買ってくださいねということで譲渡を進めていく方針であるということは、よくよく理解しているんですけれども、老朽化に対しては、市は今どのように考えて、どういう対応をされているのか、まず初問でお尋ねいたします。
○議長(小西励 君) 福本都市整備部長。
〔都市整備部長 福本盛重君 登壇〕
◎都市整備部長(福本盛重 君) 竹尾議員の老朽化する市営住宅についてのご質問にお答えいたします。
議員ご指摘の市営住宅のうち改良住宅におきましては、昭和49年から住宅地区改良事業により538戸、小集落地区改良事業により58戸、計596戸の改良住宅を建設いたしました。
また、中層住宅は、八幡末広地区に昭和48年度から建設を行い、安土地区には昭和41年度に建設した住宅がございます。このように建設から50年以上経過し、老朽化が著しい住宅は、新たな募集を停止し、入居者の住み替えの検討を行っているところでございます。
改良住宅は、地区改良事業により立ち退きをされた方が入居され、その方々の譲渡を推進しております。平成23年度から譲渡を開始して、令和4年12月末現在、149戸の譲渡が完了したところでございます。
しかしながら、高齢化等で譲渡が困難な世帯もおられることから、譲渡推進の方針を検討する必要があると考えております。
老朽化する市営住宅につきましては、近江八幡市営住宅マスタープラン見直しの中で、住宅に困窮されている方や低廉家賃で入居したい方などの必要確保戸数を把握し、市営住宅の確保戸数と住み替え住宅の確保戸数を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
3月議会ということもあって、当初予算を見させていただきますと、住宅に関して、いわゆる修繕費、壊れたところを直すお金なんですけれども、修繕費というものが5,000万円計上されています。私、この4年間、いわゆる産建の委員会に所属をしておりまして、毎年毎年こうした予算であるとか住宅の状況とかっていうことを当局からは詳しくお聞きすることができるんですけれども、毎年のように修繕費っていうのが補正予算として、だから足りないから追加の予算として上がってくるわけなんですけれども、決算ベースと、いわゆる5,000万円用意しているものが毎年足りてないっていう状況が続いているかと思うんです。この辺、当局としては、修繕費っていうところの考え方、今どのように考えておられるのか、お尋ねいたします。
○議長(小西励 君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重 君) 竹尾議員の再問にお答えいたします。
当初予算は、大体、過去の実績の部分の数字的なこともご説明させていただきますと、令和元年度で決算ベースで修繕費が6,670万円余り、令和2年度で6,850万円余り、令和3年度で6,150万円余りです。今年度も、今の時点で6,000万円近くの修繕費を使っている状況でございます。建物の修繕以外に浄化槽の修繕というのも、この修繕費用には含まれてる状況です。
ただ、初年度、予算要求のベースでは、修繕自体がどれぐらいあるのかというのは読めないところがありますので、当初予算では大体5,000万円ベース、また年度途中である程度執行予算を見ながら補正を上げさせていただいている状況でございます。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
私も、資料を調べましたところ、毎年毎年足りてない状況というのが続いている中で、じゃあ当初予算の組み方、概算の組み方が、果たしてこれが正しい数字なのかどうか。5,000万円というのが毎年毎年足りてない、これは多分委員会とかでも議論になったと思うんですけれども、毎回補正が上がってくるんやったら、当初でしっかりと予算組みをしておけば、いわゆる行政って難しいところがあって、補正を上げて、補正がまた通らないと修繕が始まらない。ということは、その間、待たされてる住民さんというのがいるわけですので、修繕費用の適正化といいますか、本当に正しい近似値って一体幾らなのかっていうようなことを決算ベースで考えていただけるとありがたいなというふうに思うんですけれども。これだけの修繕がかかっているということは、市営住宅、公営住宅に対するニーズというものが一定あるのかなというふうに考えてしまうんですけれども、住宅に対するニーズというものは、低下しているのでしょうか。それとも、今なお高いニーズがあるのかどうか、お尋ねいたします。
○議長(小西励 君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重 君) 竹尾議員の再問にお答えいたします。
ニーズについては、どういうような形で計らせていただくかという部分はあるんですけども、ただ担当課に入居についての今までの募集しているところの募集戸数とか、そういうなのも募集よりも多い募集状況もございますし、また問合せ等も、担当課に住宅の募集についての問合せも現在ございますので、一定のニーズはあると考えております。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) 部長、ありがとうございます。
私も同意見でして、低廉な住宅へのニーズっていうのは、実はあまり下がっていないのじゃないかっていうふうに考えています。これは、一概には言えないんですけども、一例を申し上げますと、今3組に1組が離婚するという時代になってきています。離婚をすると、世帯というものが分かれてしまうので、人口減少社会ではあるんですけれども、人口減少に伴って世帯数が減少しているかというと、実はそれほど下がってない。というのは、どんどんどんどん世帯が分離していく。これもデータ上明らかなんですけれども、そのときに子どもを引き取るのは女性という、数字上、が高くなっている。男性と女性の賃金格差というものは、女性がまだ低位に置かれている状況の中で、今まで一緒に暮らしてたけど、家を出なくちゃいけないというような方、いわゆる緊急的に住まいを探さなくちゃいけないという方も現実におられる。こうした世帯というものが、いわゆる分裂をして、どんどんどんどん、単身世帯も含めなんですけれども、増えていくという状況の中で、低廉な住宅へのニーズというのがあるという都市整備部さんの考え方というのは、僕は非常に同意をいたしております。
ですので、二戸一を譲渡して、どんどん持家化していこうという方針も、これも間違いじゃないとは思うんですけれども、市として、一定数公営住宅のストックというものは絶対必要だと思うんです。ストックの考え方というものは、都市整備部では今どのようにお考えなのか、教えてください。
○議長(小西励 君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重 君) 竹尾議員の再問にお答えいたします。
議員ご指摘のとおり、住宅確保に配慮が必要な高齢者の方などの住み替え住宅のストックとか、また災害により住宅を消失された方へのストックなど、一定のストックを確保しておく必要があると考えておりますし、また入居できるような状況にしておく必要もあると考えております。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) 部長、ありがとうございます。
初問答弁の中で、住宅についてのマスタープラン云々っていう回答をいただきましたし、マスタープランの中にしっかりとストックというとこの考え方、ストックって何のためにストックしてあるのか。それが一体何戸程度必要で、そして維持管理をしっかりとしていこうと。ただただ空き家で放置しているわけではなくて、ストックとしてしっかりと維持管理していって、必要に応じて出していくという考え方っていうのをマスタープランの中でしっかりと私は位置づけてほしいなというふうに思っております。
そこで、こうしたストックが必要ですよねという課題を共有させていただいたところで、今、いわゆる中層、中層っていうとなじみがなくて、僕たちは小さいところは団地って言うんです。アパート型の4階建てのことを団地、団地って言うんですけど、団地について、特に古いところでは1974年、もう50年たとうというような団地があるんですけれども、現在募集を停止されている層、3階とか4階とかがそうだと思うんですけれども、募集を停止しているところもあると思うんです。そこの維持管理っていうのは、今どうされているのか、お尋ねいたします。
○議長(小西励 君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重 君) 竹尾議員の再問にお答えいたします。
中層の建物につきましては、一定耐用年数は来ていないんですけども、老朽化している住宅については、集約できるものは集約し、整理をしなければいけないと考えております。その中で、募集停止しているところの維持管理につきましては、定期的ではございませんが、入居者の居住修繕、またはその住宅の近くに行ったときに空き家の点検等を実施している状況でございます。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
見ていますと、先日も末広町の9丁目であるとか7丁目のいわゆるアパート、団地を見てきましたし、西団地ですか、武佐小学校のほうから末広町に入ってくるところにある西団地であるとか、いわゆる私が住まいます八幡地域にある市井町の1号棟とか2号棟とか、募集が停止されているところの空き家、ここの空き室、ここの考え方が、耐用年数があるから維持していくのであれば、維持していくでリノベーションするとか、いわゆるストックにカウントできるようにリノベーションしていくとか、あるいはもうエレベーターをつけるとか、何だとか活用していくというような検討も一方であるかと思うんです。今部長の答弁の中で、非常に大事な答弁をしてくださってまして、集約できるものは集約して整理していかなければならないと考えているっていうふうに都市整備部さんはお考えだと思うんです。これは、僕は非常に重要な観点でして、何を残して何を砕いて、砕いた分、じゃあ次はどうしていくのかっていうような考え方が大事かと思うんですけれども、仮に今募集停止してます理由は、古いから、今住める状況にないからという理由で募集停止してます。でも、我々、近隣住民、僕は近隣住民の一人ですけれども、近隣住民からすると、これはいつまで一体どうするのというような、これは単純な疑問ですけれども、多くの住民さんが抱えてる疑問だと思うんです。いつまでこれはどうするのかっていうようなことが必要かと思うんですけれども、エレベーターを整備したりとか室内をリノベーションしたりとかっていうような考え方というのはお持ちなんでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(小西励 君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重 君) 竹尾議員の再問にお答えいたします。
エレベーターとかリノベーションとかにつきましては、現在の住み替えの検討の中で、市営住宅の市民ニーズなど、意識調査の実施も検討してまいりたいなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
高齢の方もたくさん入居されてまして、階段がしんどいとか、いろいろなご相談を受けることもございます。私、中層、いわゆる団地について、エレベーターの設置はどうかというふうに考えたんです。ただ、勉強してみますと、エレベーターの設置が、構造上、難しくはないんだけれども、行政職員さんは詳しいかと思うんですけれども、もう廊下が取れない状況、構造物になっていて、エレベーターをつけても絶対数段階段が現れてしまうので、完全なバリアフリー化というものが非常に難しいアパートになっているというふうに思います。
大事なのは、住民さんがどうしていきたいのか。今、耐用年数はまだまだあるにせよ、50年を超えてくる中で、住民さんが一体どうしていきたいのかっていうようなことを市としてつかんでいく必要があるかと思うんですけれども、こうした住み替えも一つですし、二戸一が空き家になってきたら二戸一にまず、住み替え施策として、目の前の二戸一が空いてるんですがどうですかというような提案も含めて、住んでいる住民さんへのいわゆる意識調査というか、今後どうしていきたいのかというふうに考えることを1つずつ丁寧に聞き取っていく必要があるかと思うんですけれども、そうした聞き取り等々っていうものは、都市整備部としてはどのようにお考えでしょうか。
○議長(小西励 君) 福本都市整備部長。
◎都市整備部長(福本盛重 君) 竹尾議員の再問にお答えいたします。
議員からもそういうご提案をいただいておりますので、我々もしっかり意識調査については対応していきたいなというふうに考えておりますので、今後そこら辺をしっかり、市営住宅のマスタープランの作成も進めながら、そういう点についてもしっかり調査等確認はしてまいりたいなと考えております。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
これは、非常に難しいというか、どういうふうに政策を打っていくのかということを、単純に答えが出る問題ではないかと思うんです。ただ、前市政もそうですし、現市政もそうなんですけれども、市長、ここ15年来ぐらい近江八幡市の住宅政策って変わってないんです。譲渡を進めていきます。老朽化が著しいところは募集を止めます。住み替え譲渡を検討していきますっていうところで、今高齢者の方もそうですし、先ほど言った離婚率の高さとかもそうなんですけれども、公営住宅っていうのは、そもそも福祉的な意味合いが物すごく強い住宅群だと思うんです。ここで、今都市整備部さんもマスタープランの中でしっかりと検討していきたいとおっしゃってるんですけれども、住み替え一つ取っても、とってもとっても時間がかかる。これは、夕張がやって失敗というか、夕張がやってなかなかうまくいってない事案とか等も他の市町であるので。ですから、今50年を迎えようとしている中で、今政策立案しても、実現可能までには5年、10年とかってかかっちゃうわけなんです。
国は今どうやって考えているのかっていうと、僕なんかは単純で、もう古いところは砕いて、新しい、いわゆる更新住宅って言うんですけれども、更新住宅に変えればいいじゃないかっていうふうに考えてたんですけれども、国は、国交省の住宅局っていう住まいのことばっかり考えている部署と厚労省の援護局、いわゆる福祉的な意味合いのことを考えているところっていうのが合同で協議してるんです。この協議の中でどんな結論を持っているかっていうと、なかなか国っていうのはすごくて、公営住宅を増やしていくっていうのは、人口減少社会において、増やしていくっていうのはそれほど得策ではないと言ってる。じゃあ、どうしていくのかっていうと、資料、都市整備部さんはお持ちだと思うんですけれども、住宅セーフティーネット制度っていう考え方を示されてる。近江八幡市でも漏れなくなんですけれども、空き家、空き室は増加傾向にありますよねと。そこに、いわゆる市が借り上げるなり、家賃の一部補助とかをするなりして、いわゆる公営住宅の家賃並みで入れる民間との官民の連携をしていきましょうっていうような考え方も示唆されている。これは、僕は一つの考え方だと思うんです。空いてる空き家が増えていく中で、更新住宅を建てるよりかは、空き家をいわゆる住宅要確保者、お住まいに困っている方のことを住宅要確保者と言うんですが、住宅要確保者のために、市もそこも含めてストック、いわゆる準ストックです。市が確実に持っている市営住宅、これはストック、官民との連携が取れてますよという準ストック型の住宅セーフティーネット制度というのも、こういう制度もいわゆる国はやっていきましょうよというようなことは、これは結構前に言われている制度なんですけれども、こうした考えも持っておられるようです。確かに、こういう考え方もうなずける。だけれども、住民さんが離れたくない、こういう考え方をお持ちの住民さんももちろんいらっしゃる。ですから、一人一人オーダーメードの住宅政策っていうのが、大変な作業なんですけれども、必要になってくるかなというふうに思うんです。
そうして見ると、今の都市整備部住宅課のいわゆる予算的な側面であるとか人的な側面、この間も相談事があって住宅課さんに寄せてもらいましたら、もうほとんど職員さんが出払ってまして、恐らく修繕とか相談とかに行っておられると思うんですけれども、なかなか腰を据えた住宅政策を練り上げるというような、いわゆる人的な数も予算も足りてないんじゃないかっていうのが、私がこの問題を考える上で見えてきた今の市政の問題なんです。ですから、市長として、いわゆる住宅政策は僕は転換期にあるというか、転換期に持ってこれる時代になってきてると思うんですけれども、市長、その辺の住宅政策をどのようにお考えなのか、お尋ねいたします。
○議長(小西励 君) 小西市長。
◎市長(小西理 君) 竹尾議員の再問にお答えを申し上げます。
議員おっしゃっているように、住宅政策を抜本的に考えていかないといけない時期にやってきてるなというように思います。ご指摘いただいたように、中層をはじめとして、前議会で岡山議員からもご指摘いただいたように、いわゆる高齢者のバリアフリーの問題等、様々なものがあります。
また、社会情勢についても、公営住宅の必要性が今後減少するということもないだろうと、こういう状況にもあろうかというふうに思います。
ご指摘いただいたように、今できてる、いわゆるニーズ調査っていいますか、どれぐらいのニーズが将来に向けて存在していくかっていうことをしっかりと踏まえながら、これまでの延長線上じゃない形で、未来に向けてどういう住宅が、今ご指摘いただいたように、空き家を改装する、バリアフリーとして改装していくとか、様々な形がファイナンス含めていろんな手法はあろうかと思いますけども、抜本的に見直し、予算についても、当然そういう中で、全く違った時限で物を考えていかなきゃいけない局面であろうかというふうに思いますので、しっかりと職員含めまして、マスタープラン、部長も申しましたけども、早急に組み立てていく中で、対応を図っていきたいと思っております。
当市において、この住宅問題、しばらく手をつけてきませんでしたけれども、非常に重要な課題でございますので、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) るる問題提起ばかりさせていただいて、政策提案というと、住宅セーフティーネットとか更新住宅の考え方とか、そういうレベルに僕もとどまってしまうんですけれども、マスタープラン、僕は急いでつくれとまでは思ってないんです。むしろしっかりと練り上げていただきたい。早くつくって早く実行しましょうというよりかは、住民さんの目線というか、住まわれる主権者は住民さんですので、そうした方々の思いがいわゆる丁寧に反映されてる形のマスタープランがいいのかなというふうに思いますので、市長、早急にという気持ちも分かるんですけれども、かつ丁寧にしっかりとしたマスタープランを練り上げていってほしいと思いますので。本日申し上げた問題提起と、もう一つ政策提案と、しっかりとまた部内でご検討いただいて、タフで足腰の強い住宅政策に生まれ変わるようにご期待を申し上げ、この質問は閉じさせていただきます。
次に、市民広場と庁舎連携について質問をさせていただきます。
私、この質問は、2年前の3月議会で質問をさせていただきました。いわゆる市民広場というと、まだ市民さんはぴんときてない状態だと思うんですけれども、いわゆる病院の跡地であるとか警察署の跡地であるとか旧の保健所の跡地であるとか、どうしていくんですかという質問を2年前の3月議会でさせていただいたんですけれども、その際に、市民広場の整備を中心に考えていきたいという回答をいただきました。さきの代表質問の中で、創政会の岡田議員に対しての回答の中で一定述べていただいたかと思いますが、改めて市民広場構想、いわゆる病院の跡地とかは一体どうなっていくのかっていう考え方について、市の見解をお尋ねいたします。
○議長(小西励 君) 小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 竹尾議員お尋ねの市民広場と庁舎連携についてのご質問にお答えを申し上げたいと思います。
さきの代表質問でもお答えしましたように、市民広場構想の考え方につきましては、令和元年度に策定した市庁舎整備基本計画に位置づけており、多様な市民の交流や協働を生む創造と集いの拠点づくり、多用途に利用可能な屋外空間づくりをコンセプトに、市民と協働でつくり上げていくものとしております。
市民広場は、多様な市民交流、様々なイベント、各種団体の取組などができる市民活動の中心の場として整備してまいりたいと考えております。
市民広場の整備に関しましては、市庁舎整備とは別に進めるものでございますけども、建設時期や整備の手法の検討を含め、優先順位を設けながら、段階的に広場整備を進めてまいりたいと考えておるところでございます。
庁舎に関しての考え方でございますけど、そもそも行政サービスというのは何のために存在しておるかというと、市民の皆さんが幸せで健康な生活を送り、創造的な人生を送っていただくため、そのために基本的に役所というのは存在しておると私は考えておりますし、行政手続サービスというのも、そのために存在をしているというように思うわけでございます。そういう中で、市としての中心として、市民広場っていうのを位置づけ、そこで活動的な様々な活動が行えるように、まさに市民活動の中心として使っていただけるような広場として整備できればというように考えております。
以上、簡単でございますけども、概要を、質問にお答えさせていただきました。よろしくお願いいたします。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
ちょっと意地悪な聞き方をしますけれども、2年前いただいた回答の中ででして、これは議事録に載っておる回答なんですけれども、官庁街には、市民意識の普遍的ニーズとしてにぎわいの創出が求められているところでございます。このことから、病院跡地には、多様な市民交流、イベント、取組ができる市民活動の中心の場として、市民広場の整備を考えているところでございますという回答を市長からいただいております。
また、その議論の中で、市民活動の一つの大きな拠点として、市民広場を整備していきたいということ、先ほど初問答弁でいただいたように、庁舎についても、市民生活をいかに豊かにし、そしてサービスを提供できるものであろうかということで、この市民広場を含めて一体として愛されるような場にしていきたいというふうに述べられております。
2年前の議論の中では、今それぞれいろんな方からご意見をいただいているところで、そういう中で1つのビジョンをつくり上げていきたいということ、1つこれはという形のものをいわゆる皆さんに提示していきたいという旨をおっしゃられております。
今初問答弁でいただいた内容と2年前に私がいただいた内容と、何がどう変わったのか。どの程度何が進捗したのかっていうことが、同じじゃないかというふうに僕なんかでは捉えてしまうわけなんですけれども、この2年間で一体どういう歩みが進んできたのか。進んでいるのか進んでいないのかも含めて、正直に議論していただきたいなというふうに思います。今、何がどう進んでいるのかっていうことを具体的に示していただきたいと思います。
○議長(小西励 君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史 君) 竹尾議員の再問にお答えいたします。
この2年間の市民広場の検討に係る進捗についてということでございますが、まず令和2年9月に市の広報紙ですとかホームページ、また新しい市庁舎タイムズにおいて、市民の皆様から市民広場へのご意見ということで募集をいたしました。また、その後、令和3年1月には、無作為抽出した市民1,500人を対象に、市民広場に必要な施設や、あと開催してほしいイベント等について、アンケート調査を実施し、市民ニーズの把握を行ってまいりました。その後、少し間が空くんですが、昨年、令和4年11月ですけれども、国土交通省が開催をいたしました官民連携事業の推進のためのブロックプラットフォームサウンディングということで、官民対話ですけれども、そこに当市も参加いたしまして、民間事業者6社と対話を実施し、市民広場の整備手法とか、あと整備施設についての提案や助言をいただいたところでございます。
今後ですけれども、市の庁舎整備基本計画や市民アンケートの結果などを踏まえまして、市民広場の施設や規模、整備手法などを整理して、事業を進めてまいりたいというように考えてございます。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
今の部長のご答弁からいくと、令和2年9月にホームページにて意見を募集したということ、令和3年1月ですか、令和3年1月には市民さんへのアンケートを実施されたということ、令和4年11月、もう半年、まだたってないのかな。令和4年11月には、国交省のそういうサウンディングっていうんですか、官民対話っていうところに入って、民間事業者からの意見等々も意見交換を行ったということ。この2年間で市が取ったアクションというのは、この3つなんです。これは、多分正直なところだと思うんです。これが進んでるか進んでないかというと、捉え方はそれぞれかもしれませんけれども、あまり進んでないなというふうに感じたのが、私の率直な感想でございます。多分、市としても、ごいごいやってるよっていうような感覚ってお持ちじゃないと思うんです。少しスピード感というとゆっくりめというか、かなり遅めのスピード感になってるのかなというふうに思うんですけれども、進めない理由というか、スピード感がなかなか加速していかない理由というのは、何かあるんでしょうか。
○議長(小西励 君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史 君) 竹尾議員の再問にお答えいたします。
市民広場の検討につきましては、市庁舎整備工事事業との関連というものがございまして、まず市民広場の整備の時期としましては、今債務負担行為を見直して上げさせていただいてます市庁舎整備工事が完了した後に、実際の工事に着手していくというふうに考えてございますが、整備を優先し、業務を行っているというところが正直なところでございまして、今後、工事等々の進捗とともに、市庁舎本体の整備の工事と並行しながら進めていきたいというふうに考えております。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
庁舎整備というところが1つ、確かにこれは大きい課題ですので、そこに予算も人も集中してやっておられるというのは分かるんですけれども、初問答弁の中で、庁舎整備とは別にっていう言い方をされてたと思うんです。これは、創政会の代表質問の中でも、別にとおっしゃられていたので、別の組立てができるんじゃないかというふうに期待をしてしまうわけなんですけれども、一体この市民広場、庁舎周辺整備については、どこが担当されていくんでしょうか。
○議長(小西励 君) 回答を求めます。
浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史 君) 再問にお答えいたします。
どこかって、担当ということですか、担当課ということですかね。
市民広場は、先ほど申しましたとおり、市庁舎整備基本計画に位置づけてございますので、現時点では総合政策部が所管しているということでございますが、今後は、広場の機能によって役割分担等を整理しながら、必要に応じて庁内の体制も整えていきたいというふうに考えております。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
ごめんなさい、確認です。現状は、庁舎整備が担っているという認識でよろしいでしょうか。分かりました。別でというのは機能の話をして……。分かりました。すみません、ありがとうございます。
今、令和2年、令和3年、令和4年、こんなことしました、あんなことしましたっていうことをるる説明いただいたんですけれども、いわゆる今期の最後、この3月で当初予算が計上されているかと思うんですけれども、小西市長から考えますと、いわゆるもう6年目の、通算で言うと6年目の小西市政がスタートをこの4月から切ることになるんですけれども、新年度予算の中に、この辺、市民広場とか庁舎周辺整備についてというものは、予算としては、私は見当たらなかったと思うんですけれども、今年度の予算計上、いわゆる計画の立案だとか何だとかっていうところの予算計上というものが何も盛り込まれていなかったのは、何か理由があるんでしょうか。
○議長(小西励 君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史 君) 竹尾議員の再問にお答えいたします。
5年度当初予算としては、議員おっしゃったとおり、関連の経費というのは、計上はございません。繰り返しになりますけれども、今後は、庁舎の進捗とも合わせながら、庁舎整備の基本計画ですとか市民アンケートの結果などを踏まえて、市民広場の施設や規模、整備手法などを整理し、事業を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
丁寧に進めていただいてることはよく分かるんですけれども、私ども議員もそうですし、市長というものは、任期、いわゆる与えられた期間というのがあって、その中で一定どうしていくのかっていうようなことを、行政職員の皆様は、それこそ退職までしっかりと腰を据えたことができるかと思うんですけれども、市長自身、この周辺整備、任期中に一体どこまで進めたいというふうにお考えなのか、お聞かせください。
○議長(小西励 君) 小西市長。
◎市長(小西理 君) 竹尾議員のご質問にお答えを申し上げます。
なかなか進捗が見えんということで、なかなかご心労をかけていることを申し訳ないと思います。取りあえず、庁舎整備をまず行い、それから次に外構、周辺整備がございます。それに引き続いて、市民広場の整備という形で今考えさせていただいております。いずれにしろ、グランドオープンということで、そこまで完了しますのが、一応今現在では令和8年12月ということで今予定していただいております。したがいまして、それ以前に、令和7年度中をめどに具体的な整備計画等を、市民の皆様にご協力いただいた中で、お示しできればと考えております。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) 市長、ありがとうございます。
任期中の着手っていうのがどの程度まで行くのかということはあるかと思いますし、それは、市長の構想の中でしっかりと時間、年月を費やしたいというふうにお考えであるのであれば、それはそれで一つの考え方として受け止めますけれども、改めてお伝えしておきますが、地元住民さんからは、市道黒橋八木線のいわゆる交通の危険性であるとか、あるいは、再三質問しておりますけれども、三明川の課題であるとか、庁舎周辺整備計画というのは、市民広場の整備だけではなくて、この際やってしまわなければいけない。この機を逃すともうできないっていうような地域課題も含まれた課題であるということは、改めて強く申し述べさせていただきます。
そこで、時間の都合で、いろいろと現庁舎との連携についても質問しようかというふうに思っておったんですけれども、時間がございませんので、端的に申し上げますと、私、1つの提案をしたいと思っているんです。というのは、市民広場が、今はっきり言って具体的な計画がまだ見えない中で、1つ政策提案といいますか、そんな立派なものじゃないんですけど、こうしたらどうですかというような提案がございまして、1つは、新庁舎案における9,000平米というものの補完性をどうしていくのかということを私は実は心配をしております。9,000平米で庁舎を建てたいということ自体は、私は反対してないんです。ところが、南別館も使いますよ、ひまわり館も福祉の機能を一部使いますよってなると、それで本当に大丈夫かっていう心配と、いずれ人口が減ると職員数も減るので、いずれコンパクトに9,000平米に収まりますよっていうところが、本当ですか。僕はちょっと信が置けない。というのは、今、今日市民部さんは来られてないですけど、公共交通もいわゆる本当の意味で行政が担っていこうよであるとか、あるいは個人質問でもたくさん出てますけれども、危機管理監を設けないといけないとか、技師さんが足りないとか、子ども健康部でいくと保育士さんの確保に苦戦しているとか、いろいろといわゆる日本経済が少子・高齢化を迎え、経済的にも成長が望めない中で、行政が担っていかなければいけない課題というのは、決してスマートにはなってないというふうに思うんです。これが、DX化、いわゆるICTとかデジタルなもので置き換えていって、全てがスマートになるかというと、僕はそうでもないのかなというふうに思ってるんです。だから、9,000平米をやめろとか、もっと大きくしろとかって言ってるわけではなくて、市民広場、かなり広大なスペースのものになるので、そこには市長の考え方ですと、市民が集う場にしたい。そこには、憩いもそうだし、にぎわいもそうだしっていう場にしたいというふうなお考えがあると思うんです。私の提案なんですけれども、市民広場に、どのみち市民さんはそこに来るんだから、市民サービスの提供、具体的に言いますと、一部庁舎機能を市民広場に持たせてはどうかっていうふうに思うんです。具体的に言うと、窓口機能であるとか、あるいは子育て支援機能であるとか、福祉で言うと、いわゆる相談事業であるとか。市民が気軽に集える場を整備したいよっていうところにしっかりと仕掛けとして市民サービスを盛り込んでいける。健推もそうだと思うんです。健康推進でいろいろと啓発したい、人権もそうなんですけれども、環境問題とか、そうしたところが市民広場の中にしっかりと組み込まれた市民広場になると、非常に市民さんとしてはうれしい。市民広場もあって、こっちには庁舎があって、こっちには南別館があってという3ラインで次の公共施設っていうのは考えていくんですけど、2ラインぐらいにして、いわゆる市民さんに喜ばれるような機能というのは市民広場に持ってきたらどうかというふうに個人的には思うんですけれども、そうした一部庁舎機能を市民広場に整備していくというような考え方、煮え切ってないかもしれませんけれども、考え方について、どうお考えなのか、ご所見をお伺いいたします。
○議長(小西励 君) 小西市長。
◎市長(小西理 君) 竹尾議員の再問にお答えを申し上げます。
デジタル化の話なんですけど、これは何年先を見るかっちゅうところがありまして、今少子・高齢化っていうのは、団塊の世代が後期高齢者に入られます。今、そういう意味じゃ、高齢者の福祉含めた対応っていうのは、今ピークを迎える時代が約10年、20年あろうかと思います。その後、恐らく我々の年代より下の方っていうのは、恐らくデジタル化された方々がほぼほぼになってくるっていう。だから、今の50代以下でスマホを使われない方っていうのは、ほぼいらっしゃらないんじゃないかなっていう。今そういうふうに、ここ15年、20年のピークっていうのをどういうふうに対応していくのかっていう、これは今さっき申し上げました交通手段含めまして、1つの課題があります。そのこととその先を見てっていう、この2つは分けて考えていかなきゃいけないなというふうに思っております。
そういう意味で、先の話をしますと、庁舎機能っていうのは、いわゆるヘッドクオーター機能、いわゆる業務の中枢としての機能と、もう一つ議員がおっしゃっていた窓口としての機能、住民サービスをどこで提供するのかっていう。これについて、今までは皆さん市役所に来ていただいて、いろんなところに来ていただいてっいうのがあるんだと思うんですけど、そういう意味においては、将来的な窓口としては、当然コミュニティセンター、今各小学校区に整備をさせていただいております。
また、議員に今ご指摘いただいたように、市民広場っていうのも人の集まる場所の一つだろうと思いますし、また駅であるとかショッピングセンターであろうとか、それぞれの市民の方が集われる場所、それぞれが今後窓口になっていく、もしくはその機能が。先日も議員の方からご質問ありましたように、場合によっては、いわゆるメタバースのようなものになっていく場面もあろうかっていうふうに思います。いずれの形にしましても、庁舎としてのいわゆるヘッドクオーター、本部としての機能と市民の皆様へサービスを提供していく窓口としての機能っていうのは、今後分けて考えていくことに多分なっていくんだろうなと思います。今は、庁舎の中で、1つ、両方同じところにあるわけですけど、そういう意味では、ご提案いただいた市民広場が当然そういう窓口の一つとして活用され、みんながそこに来て手続が済むというような、当然視野の中に入れていかなきゃいけないですし、そういうものになろうかというふうに思います。皆さんの意見の中で、多分そういう形が出てくるんだろうと思いますけれども、まとめてまいりたいと思います。
○議長(小西励 君) 竹尾耕児君。
◆10番(竹尾耕児 君) ありがとうございます。
また、今後具体的な議論の中で、様々な提案もあろうかと思います。もう時間もございませんので、私の質問を閉じますが、課題を共有してこうした議論を出し合いながら、どちらが正解ということはないと思うんです。
ただ、対話を繰り返すことで、人間というのは、課題解決に向けてしっかりとした道筋が見えるかと思います。今後も……。
時間切れとなりましたので、質問は終わります。ありがとうございました。
○議長(小西励 君) 以上で竹尾耕児君の個人質問を終わります。
以上で個人質問の全てを終了いたしました。
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