録画中継

令和5年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
8月29日(火) 初日
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 諸般の報告
   議長報告、監査報告、市長報告
第4 議案の上程(提案理由説明)
   議第80号 ~ 議第103号
第5 質疑
第6 委員会付託
第7 委員会審査報告
第8 討論・採決
               午前9時30分 開会
○議長(岡田彦士君) 皆さんおはようございます。
 これより本日招集されました令和5年第3回近江八幡市議会定例会を開会します。
 直ちに本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(岡田彦士君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 中塚理恵君
 藤村健造君
の両名を指名いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第2 会期の決定
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。
 お諮りします。
 本定例会の会期は、お手元に配付しましたとおり、本日から9月21日までの24日間としたいと思いますが、これにご異議はございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田彦士君) ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から9月21日までの24日間と決定しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第3 諸般の報告
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
 まず、議長報告を行います。
 さきの定例会以降における議長等の活動状況につきましては、お手元に配付いたしました報告書のとおりでございます。ご了承をお願い申し上げます。
 次に、監査報告に入ります。
 監査委員の報告を求めます。
 監査委員大川恒彦君。
             〔14番 大川恒彦君 登壇〕
◆14番(大川恒彦君) 皆様おはようございます。監査委員の大川恒彦です。
 監査結果等をご報告申し上げます。
 最初に、令和4年度の近江八幡市一般会計、各特別会計の歳入歳出決算並びに基金運用状況等の審査についてご報告いたします。
 地方自治法の規定に基づき、市長から審査に付されました決算書等について、公正かつ慎重な審査を実施いたしました。
 その結果、歳入歳出等の決算計数は正確であり、予算執行並びに基金運用等については、所期の目的に向けて適正かつ経済的また効率的に執行されているものと認めました。
 次に、令和4年度の近江八幡市公営企業会計の決算審査についてご報告いたします。
 地方公営企業法の規定に基づき、市長から審査に付されました水道事業会計、下水道事業会計及び病院事業会計の各決算が関係法令に基づいて作成されているか、決算計数は正確か、また財務内容等を正しく表示されているかなどに関しまして、関係書類及び帳簿等の計数を照合いたしました。
 その結果、計数は正確であるとともに、経営成績や財政状況を適切に表しているものと認めました。
 続きまして、令和4年度の近江八幡市財政健全化判断比率及び資金不足比率の審査についてご報告いたします。
 地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、市長から審査に付されました報告書や附属書類について、各書類の計数が適正に作成されているか審査を実施し、いずれも適切に作成されているものと認めました。
 次に、地方自治法の規定に基づき、令和5年4月分、5月分、6月分の一般会計、各特別会計、各基金会計並びに各公営企業会計の現金出納検査を実施いたしました結果、いずれも現金をはじめ歳入歳出等の計数は正しく、適正なものと認めました。
 さて、本市の令和4年度の決算状況を見てみますと、歳入及び歳出とも対前年度比では増加しており、歳入の根幹である市税はコロナ禍の影響は和らぎ回復基調にある中において増加したことやふるさと応援寄附金が引き続き前年度を更新し過去最高額となる増収等により、一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算状況は全会計で黒字決算でありました。
 また、普通会計ベースの決算状況は、形式収支が11億5,000万円余りの黒字となり、翌年度への繰越財源を除いた実質収支についても8億800万円余りの黒字となり、引き続き健全運営を維持されております。
 今後も市庁舎整備をはじめ大型施設整備事業の需要は継続し、投資的経費の増加が見込まれますが、その財源として活用する地方債の取扱いにつきましても、地方交付税措置のない、または措置割合の低い市債の発行抑制に努められるなど、市債残高の適正な管理に極力努められています。
 なお、積立金残高は、ふるさと応援寄附金が大変好調であったこともあり順調に増加しておりますが、今後の制度改正等、国、県の動向を注視しながら、引き続き財源の確保をはじめ財務基金の強化を図られるとともに、ふるさと応援基金については、市民サービス向上のためにさらなる有効活用に努められるよう要望します。
 財政健全化判断比率につきましては、実質赤字比率及び連結実質赤字比率におきまして、全ての会計において黒字決算となったことから、いずれも比率は算定されず、また実質公債費比率につきましても3か年平均で0.7%と、前年度より0.4ポイント減となっております。
 なお、将来負担比率については、充当可能財源等が将来負担額を上回っておりますことから、前年度と同じく比率は算定されず、財政健全化判断比率において現時点における財政状況は良好な状態であると認められます。
 次に、公営企業に係る資金不足比率につきましては、水道事業会計、下水道事業会計、病院事業会計ともに資金不足比率は算定されず、いずれも現時点における経営状況は良好な状態であると認められます。
 さて、令和4年度は長期にわたるコロナ禍からの地域経済の回復基調の要因もあり決算は良好な結果となりましたが、今後におきましては人口減少や高齢化による社会保障関連経費のさらなる増加が想定される中において、本市の喫緊の重要課題である市庁舎整備をはじめ、公共施設の更新や長寿命化対策経費などの増大が見込まれ、厳しい財政運営となることが懸念されるところでありますが、市民の福祉向上のため、引き続き財務規律を維持された堅実な行財政運営を図られますようお願い申し上げます。
 なお、詳細な内容は、決算審査意見書、健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見書、例月現金出納検査報告書のとおりでございますので、ご覧いただきたく、お願いいたします。
 以上をもちまして監査等の結果報告とさせていただきます。
○議長(岡田彦士君) 次に、市長報告に入ります。
 地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、報第8号令和4年度決算に基づく近江八幡市の健全化判断比率について、報第9号令和4年度決算に基づく近江八幡市の資金不足比率について、以上2件の報告が提出されましたので、ご了承をお願いします。
 以上をもちまして諸般の報告を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 議案の上程(提案理由説明)
     議第80号~議第103号
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。
 議第80号から議第103号までの24件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 西川事務局長。
◎事務局長(西川仁司君) 朗読いたします。
 令和5年第3回(9月)近江八幡市議会定例会提出議案
議第80号 令和4年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについてほか決算認定議案9件
議第90号 令和5年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)ほか予算議案4件
議第95号 近江八幡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてほか条例議案3件
議第99号 近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについてほかその他議案4件
 以上であります。
○議長(岡田彦士君) 次に、提案理由の説明を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 皆さんおはようございます。
 令和5年第3回9月定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 8月も終わりを迎えようとしておりますが、毎日暑い日が続いております。二十四節気の処暑を過ぎると暑さも落ち着くと言われておりますが、蝉時雨もいまだ夏の盛りであり、ツクツクボウシが鳴き出し、秋の訪れを感じるにはいましばらくかかりそうでございます。
 今年は久しぶりに移動制限のないお盆休みとなり、ご家族やご友人との交流を楽しまれた方も多かったと存じます。そのような中、台風7号が上陸し、国内多くのところに災害をもたらしました。心から被災された方々、地域にお見舞いを申し上げるところでございますけども、幸いにも本市には接近はしたものの大きな被害もなく過ごすことができました。これも日頃から市民の皆さんにしっかりとした防災意識を持って備えていただくことが大変大切なところでございます。私どもを含めまして、本格的な台風シーズンを前にいま一度日頃の備えを確認をさせていただきたいと存じます。去る日曜日には総合防災訓練にまたご参加された皆さんには心から感謝を申し上げるところでございます。
 さて、改めてご提案を申しますけども、今議会で認定いただきます決算状況につきまして、冒頭、簡単にご報告を申し上げます。
 令和4年度一般会計につきましては、実質収支約8億円余りの黒字決算となりました。基金残高は約28億7,000万円増の259億3,115万5,000円、市債残高については約21億9,000万円減の229億7,559万1,000円となり、基金と市債のバランスに留意し、財政の健全化に努めてまいったところでございます。その他の特別会計につきましても、実質収支の黒字または収支ゼロと良好な状況にあり、公営企業会計につきましても、水道事業、下水道事業、病院事業ともに当期純利益を計上したところでございます。
 なお、財政の健全化を判断する各指標につきましても、実質赤字比率、連結実質赤字比率は共に赤字がないことから、また将来負担比率は充当可能財源が将来負担額を上回っていることから、前年度に引き続き健全な状況であり、実質公債費比率につきましては、前年度より0.4ポイント減の0.7ポイントとなり、前年度よりさらに健全な状況と今のところなっております。
 また、このたび総務省から発表されましたふるさと納税に関する現況調査の結果によりますと、令和4年度受入額等の実績は、全国では金額で対前年度比約1.2倍、件数でも同じく約1.2倍となっております。都市部自治体の本格参入等厳しい自治体間競争により、本市の令和4年度実績は金額で対前年度比約1.1倍の51億5,045万5,500円、件数で対前年度比約1.2倍の15万5,970件となり、全国1,788団体中、受入額が24番目となったところでございます。全国の皆様に近江八幡市を知っていただき、応援いただいた結果、自主財源の充実を図ることができたと考えております。ご寄附をいただきました皆様方には、心から御礼を申し上げるところでございます。誠にありがとうございました。今後もふるさと納税制度の健全な運用を図り、全国の皆様から応援していただけるよう、さらなる取組を推進してまいる所存でございます。
 それでは、本日提出しました議案につきましてご説明を申し上げます。
 まず、提出議案のうち、議第80号から議第86号までの議案につきましては、令和4年度近江八幡市の一般会計及び各特別会計決算に係る議案でございます。地方自治法の規定に基づき議会の認定を求めるものでございます。これらの議案につきましては、後ほど会計管理者からご説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。
 それでは、地方公営企業会計であります水道事業、下水道事業及び病院事業会計決算に係る議案につきましてご説明を申し上げます。
 まず、議第87号令和4年度近江八幡市水道事業会計の利益の処分につき議決を求めること及び決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。
 業務面につきましては、給水戸数は3万5,103戸、給水人口は8万1,450人、有収水量につきましては858万2,207立米となりました。
 続いて、経理面につきましては、収益総額が17億9,418万5,220円で、費用総額が15億9,656万9,259円となり、この金額から消費税を除き、1億5,268万4,636円の純利益となりました。
 工事関係におきましては、建設改良費として重要管路耐震化事業、緊急時用連絡管事業、老朽管更新事業等に5億2,816万3,258円を投入いたしました。
 また、地方公営企業法第32条の規定により、未処分利益剰余金のうち、1億5,300万円を建設改良積立金に積み立てることについて議決を求めるものでございます。
 今後におきましても、良質な水道水を継続して安定的に供給するとともに、公営企業として業務の効率化を図り、持続可能な経営、市民に信頼される水道事業の運営に努めてまいる所存でございます。
 次に、議第88号令和4年度近江八幡市下水道事業会計の利益の処分につき議決を求めること及び決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。
 業務面につきましては、処理区域内水洗化人口は6万2,197人、普及率は84.30%、水洗化率は90.34%、有収水量につきましては645万3,288立米となりました。
 続いて、経理面につきましては、公共下水道事業及び農業集落排水事業を合わせて、収益総額が20億7,637万153円で、費用総額が20億3,482万8,800円となり、この金額から消費税を除き、3,138万4,254円の純利益となりました。
 工事関係におきましては、建設改良費として市街地内水排除対策事業、集中浄化槽区域における公共下水道接続事業等に1億9,194万975円を投入いたしました。
 また、地方公営企業法第32条の規定により、未処分利益剰余金のうち、2,800万円を減債積立金に、400万円を建設改良積立金に積み立てることについて議決を求めるものでございます。
 今後におきましても、計画的な施設の維持修繕を進めていくとともに、持続可能な経営サービスの維持、向上を図り、信頼される下水道事業の運営に努めてまいります。
 次に、議第89号令和4年度近江八幡市病院事業会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。
 まず、患者利用状況につきまして、入院患者は延べ数11万8,681人、1日平均では325人となり、外来患者は延べ数21万4,821人、1日平均では884人でございました。
 次に、経営面につきましては、収益的収入151億1,140万8,852円に対して、収益的支出は145億3,289万2,943円となり、収支差引き5億7,851万5,909円の純利益を計上することができました。
 昨年度もコロナ禍による感染者の対応に追われる中、外来患者は増加したものの入院患者は減少いたしましたが、収益につきましては国の交付金を財源とした新型コロナウイルス感染症入院病床確保支援事業費補助金により財源確保ができたところでございます。
 また、感染症指定医療機関として感染症患者の受入れ、急性期医療の充実を図り、血管撮影装置等の大型機器の更新や手術支援ロボットの導入、適用疾患の拡大を進め、地域の基幹病院として安心・安全な医療に取り組んだところです。
 続きまして、各会計の補正予算に係る議案につきましてご説明を申し上げます。
 議第90号令和5年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出それぞれ10億2,690万2,000円を追加し、予算総額を399億3,661万4,000円とさせていただくものでございます。
 主な内容といたしましては、総務費におきまして、電算システム維持管理事業で総合支所、総合福祉センター等における情報系ネットワークの無線化として委託料を追加、交通安全対策推進事業で65歳以上及び高校生世代以下に自転車ヘルメット購入費の支援として負担金補助及び交付金を追加、通学路安全対策施設整備事業で合同点検に伴うグリーンベルト及び路面標示整備として工事請負費を追加、基金積立金で前年度繰越金に伴う財政調整基金積立金を追加。民生費におきまして、総合福祉センター施設改修事業で空調設備が機能不全及び低下していることから予定時期よりも先行実施経費として工事請負費を追加、乳児おむつ等支給子育て支援事業で令和6年4月から事業開始する準備経費として委託料を追加。衛生費におきまして、0次予防センター整備事業で令和6年10月に診療所を開設するため施設改修設計費として委託料を追加。農林水産業費におきまして、単独治山事業で島町地先のり面崩落対策に係ります設計費として委託料を追加。土木費におきまして、都市公園施設長寿命化整備事業で個性ある公園整備に係ります設計費として委託料を追加。教育費におきまして、小学校施設整備事業及び中学校施設整備事業で不審者の侵入を防止するため意匠及び門扉改修、防犯カメラの設置に係ります設計費として委託料を追加、幼稚園運営事業で全公立幼稚園において預かり保育を実施するため会計年度任用職員報酬を追加、給食センター運営事業でセンター調理機能が不全となった緊急時対応として簡易給食を備蓄するため物件費等を追加するとともに、各費目におきまして、前年度国庫及び県支出金等の精算に伴う償還金利子及び割引料を追加、各施設の緊急修繕に伴う物件費等を精査し、補正させていただくものでございます。
 これらの財源につきましては、使用料及び手数料、国庫支出金、県支出金、寄附金、諸収入及び市債並びに繰入金及び繰越金で財源調整し、充当させていただくものでございます。
 第2表債務負担行為の補正につきましては、令和6年度ふるさと納税ワンストップ特例申請業務委託事業、市民バス運行委託、固定資産税評価業務委託事業、総合福祉センター空調改修事業、乳児おむつ等支給子育て支援業務委託事業、北里学区認定こども園整備工事設計業務委託、令和6年度保健センター集団がん検診業務委託事業、令和6年度指定ごみ袋購入事業、勤労者福祉センター施設管理運営事業、安土城郭資料館管理運営事業、小学校ICT業務支援員派遣委託事業、駅南総合スポーツ施設管理運営事業、以上全12事業に係る債務負担行為の期間及び限度額の設定を追加させていただくものでございます。
 第3表地方債の補正につきましては、総合福祉センター施設改修事業を追加するとともに、国庫補助市道長寿命化事業、都市公園施設長寿命化整備事業及び安土文芸の郷公園施設長寿命化整備事業で国庫補助事業の採択状況、事業進捗等に伴いまして、それぞれの限度額の変更をさせていただくものでございます。
 次に、議第91号令和5年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ8,407万3,000円を追加し、予算総額を82億7,107万3,000円とさせていただくものでございます。
 主な内容といたしましては、総務費におきまして、国保料賦課徴収事業で出産時における保険料負担軽減制度に係るシステム改修費として委託料を追加。基金積立金におきまして、財政調整基金積立金を追加。諸支出金におきまして、保険給付費等交付金償還金等で償還金利子及び割引料を追加させていただくものでございます。
 これらの財源につきましては、県支出金及び諸収入並びに繰越金で財源調整し、充当させていただくものでございます。
 次に、議第92号令和5年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億1,202万6,000円を追加し、予算総額を73億3,202万6,000円とさせていただくものでございます。
 主な内容といたしましては、基金積立金におきまして、介護給付費準備基金積立金を追加。諸支出金におきまして、償還金で償還金利子及び割引料を追加させていただくものでございます。
 これらの財源につきましては、支払基金交付金並びに繰越金で財源調整し、充当させていただくものでございます。
 次に、議第93号令和5年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ196万5,000円を追加し、予算総額を11億4,696万5,000円とさせていただくものでございます。
 失礼いたしました。主な内容といたしましては、後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、負担金補助及び交付金を追加。諸支出金におきまして、過年度収入保険料返還金で償還金利子及び割引料を追加させていただくものでございます。
 これらの財源につきましては、諸収入並びに繰越金で財源調整し、充当させていただくものでございます。
 次に、議第94号令和5年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、債務負担行為のうち、医療事務等業務委託事業におきまして、最低賃金の引上げ等賃上げ率が上昇する状況下において委託料等の再積算を行い、令和6年度の限度額を2億6,548万円に変更させていただくものでございます。
 続きまして、条例その他の議案についてご説明を申し上げます。
 議第95号近江八幡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、放課後児童健全育成事業の内容について定める国の従来の通知が廃止され、新たに発出されたことに伴い、放課後児童支援員とみなすことができる者の要件が変更されたことから、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
 次に、議第96号近江八幡市消防団員の定員、任免、給与及び服務等に関する条例及び近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、団員の確保及び消防団の災害対応能力の向上を図ることを目的に、幅広い層の市民が参加し、それぞれの能力またはメリットを生かしながら特定の消防活動に従事できる仕組みとして機能別団員制度を導入するため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
 次に、議第97号近江八幡市財産区管理会条例の一部を改正する条例の制定につきましては、近江八幡市竹財産区の所有する土地が市に寄附されたことにより当該財産区の全ての財産が消失し、財産区の構成要件が失われたことから、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
 次に、議第98号近江八幡市安土西の湖自然ふれあい施設条例を廃止する条例の制定につきましては、近江八幡市安土西の湖自然ふれあい施設の建物を当該施設を拠点に活動する特定非営利活動法人へ無償譲渡するため、当該施設を廃止したく、提案させていただくものでございます。
 次に、議第99号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては、近江八幡市庁舎整備工事請負契約を締結するに当たり、一般競争入札総合評価方式によって契約金額等が確定いたしましたので、条例の定めるところにより提案させていただくものでございます。
 次に、議第100号近江八幡市立運動公園野球場改修工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては、近江八幡市立運動公園野球場改修工事請負契約を締結するに当たり、一般競争入札によって契約金額等が確定しましたので、条例の定めるところにより提案させていただくものでございます。
 次に、議第101号文芸セミナリヨ外壁改修工事請負契約の変更につき議決を求めることにつきましては、外壁補修材及び石綿含有下地調整材の露見により除去作業等の必要性が生じたため、文芸セミナリヨ外壁改修工事請負契約に係る契約金額の変更を行いたく、提案させていただくものでございます。
 次に、議第102号市有財産を譲渡することにつき議決を求めることにつきましては、市有財産建物特定非営利活動法人へ譲渡したく、地方自治法の定めるところにより提案させていただくものでございます。
 次に、議第103号町及び字の区域の変更につき議決を求めることにつきましては、津田内湖地区非補助土地改良事業2工区の施行に伴い、本市の町及び字の区域の変更を行いたく、地方自治法の定めるところにより提案させていただくものでございます。
 以上、24議案につきましてご審議いただき、ご可決を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、提案の説明とさせていただきます。
 なお、これらのうち、議第94号令和5年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては早期に事業者を選定いたしたく、また議第100号近江八幡市立運動公園野球場改修工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては工期の関係から早期の契約が望ましいことから、本日ご可決を賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。ありがとうございました。
○議長(岡田彦士君) 久郷会計管理者。
             〔会計管理者 久郷浩之君 登壇〕
◎会計管理者(久郷浩之君) 皆さんおはようございます。
 それでは、令和4年度の一般会計及び特別会計決算の認定に関係いたします議案についてご説明申し上げます。
 令和4年度は、4月に市長選挙を控えることから当初予算を新たな政策的経費を除く骨格予算と位置づけ、市長選挙後の6月補正予算において新たな事業を盛り込んだ施策展開を図る肉づけ予算としました。また、新型コロナウイルス感染症の長期化と国際経済の不確実性が増し、エネルギー、食料品等が価格高騰する状況下において、感染拡大防止対策及び市民、事業者への支援対策に傾注し、臨機応変かつちゅうちょなく積極的に取り組みました。
 初めに、議第80号令和4年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについてご説明申し上げます。
 歳入歳出の主な事項のみを申し上げますので、ご了承くだいますようお願いいたします。
 歳入決算額は466億638万4,000円、歳出決算額は454億5,584万7,000円で、歳入歳出差引き額は11億5,053万7,000円の黒字決算とし、翌年度への繰越財源を除く実質収支額においても8億837万8,000円の黒字となりました。
 歳入につきまして、歳入決算額は466億638万4,000円となり、前年度と比較しますとプラス6.2%の27億225万円の増となりました。
 歳入の根幹をなす市税は、コロナ禍の影響が和らぎ回復基調で市民税が増加したこと、固定資産税及び都市計画税が令和3年度限りの新型コロナウイルス感染症対策税制措置として事業用家屋及び償却資産の減免措置終了と分譲地開発における家屋の新築等により増加したことが要因となり、全体として対前年度2億8,752万9,000円増の117億4,299万円となりました。
 市税の徴収率は、現年分で99.36%、滞納繰越分を含めた全体で97.38%となり、前年度より0.34%上昇いたしました。
 地方特例交付金は、固定資産税及び都市計画税に係る令和3年度限りの新型コロナウイルス感染症対策税制措置に係る事業用家屋及び償却資産の減免対応が終了したことから、対前年度1億3,533万1,000円減となりました。地方交付税のうち普通交付税は、当初算定において交付税の原資不足に対応する臨時財政対策債発行可能額が大きく圧縮されたこと、国の補正予算による再算定において臨時経済対策費が創設されたことが影響し、対前年度2億458万7,000円増の58億6,125万1,000円となりました。
 また、国庫支出金は、令和3年度限りであった子育て世帯臨時特別給付金事業及び住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業の影響が大きく、対前年度12億8,472万7,000円減の71億5,797万4,000円となり、また県支出金は、地域密着型介護サービス施設や畜産クラスター施設に対して整備支援を実施したことから、対前年度2億2,739万3,000円増の29億7,617万6,000円となりました。
 その他歳入確保策として進めているふるさと納税は、前年度を更新し、過去最高額となる寄附金を受けることができ、寄附金全体で対前年度3億6,641万4,000円増の51億5,890万3,000円となりました。
 諸収入は、学校給食費の公会計化開始により保護者負担額を計上したことから、対前年度2億8,406万4,000円増の8億3,813万2,000円となりました。
 市債については、交付税措置のない、または低い市債の発行抑制に努めたことに加え、国の地方財政計画に基づき交付税の原資不足に対応する臨時財政対策債発行可能額が大きく圧縮されたことから、対前年度11億1,579万3,000円減となる5億6,915万9,000円で、うち臨時財政対策債は4億1,205万9,000円となりました。
 歳出につきまして、歳出決算額は454億5,584万7,000円で、対前年度プラス6.6%で28億1,392万9,000円の増となりました。
 歳出の主な内容としましては、安土保育園は築40年以上が経過し、老朽化が著しいため、民間事業者による現敷地での建て替え新築整備に支援を行い、受入れ環境の充実に努めました。また、スケートボード専用パークを関西圏屈指の規模で竹町都市公園に設置し、機運が高まっている競技に安全で快適に楽しめる空間を創出しました。
 小学6年生全員を対象に本物で生の舞台芸術に触れる機会を文化会館にて実施し、感性を磨き、豊かな創造性を育む機会を提供しました。
 18歳以下の子を持つ世帯で小・中学校に在籍する児童・生徒の学校給食費について、令和4年10月から第2子を半額に、第3子以降を無償とし、子育て世帯の経済負担を軽減するとともに食育の推進につながるよう努めました。また、十王町地先における民間事業者による地域密着型特別養護老人ホームの新築整備に支援を行い、受入れ環境の充実に努めました。
 ゼロカーボンシティの実現を目指すため、再生可能エネルギーのうち、各家庭でも取り組むことができる太陽光発電設備の導入費用を支援する補助制度を開始しました。また、老朽化が著しい文化会館のうち、大ホール、小ホールの舞台照明及び舞台機構改修設計を完了し、改修工事に着手しました。
 農業従事者の高齢化、後継者不足が深刻な津田干拓地において、新たな担い手を育成するとともに、誘客型農業の実現と地域の活性化を狙いとして果樹団地の整備支援に着手しました。また、本市の観光客滞在時間が短いこと、物の購買消費から体験に価値を見いだすコト消費に変化してきていることから、体験型施設や工房、ツアーを新たに実施する事業者に対して創業経費を支援しました。
 安土小学校区において、小学校、地域防災センター、コミュニティセンター、放課後児童クラブを一体的に整備する方針を決定したことから、エリアの各施設機能や規模を明らかにする基本構想を策定しました。また、消防団の活動は時間帯を問わず長時間に及ぶこともあり、団員の減少が懸念されているため、団員の処遇改善を行い、団員の確保と地域防災力の維持向上を図りました。
 急速に進む社会のデジタル化に合わせて、デジタル技術を利用できる人と利用できない人の格差を解消するため、市民向けに各コミュニティセンターでスマートフォン教室を開催し、職員向けに知識とスキルを習得できる専門研修を始めました。また、市民ニーズの多様化に伴い、職員の業務や働き方を改革する必要があることから、文書管理方法の見直しやオフィスレイアウトについて、新庁舎整備を待たずに令和5年度に一部先行して見える化できる準備を実施しました。
 新型コロナウイルス感染症の長期化とエネルギー、食料品等の価格高騰において、感染拡大防止対策及び市民、事業者への支援対策として切れ目なく補正予算を編成し実施した主な独自施策は、市民、事業者支援として市民生活支援と市内事業者の活性化の両立を目的としたじもと応援クーポン&チケット事業、これはこれまでの市民1人当たり3,000円の規模から市民1人当たり3,000円クーポンと2,000円金券の計5,000円規模に拡充して配布しました。また、市内の観光事業者への支援及び活性化を図るため、観光ガイドブックの作成により観光商品の磨き上げを行い、市民対象に1万円のふるさと観光券を5,000円で前年度と比べ倍の規模で販売しました。
 販売が伸びず滋賀県実施の事業継続支援金を受けた事業者等に事業継続応援金として上乗せ給付、あるいは車両を所有する事業者に燃料費高騰分を給付しました。また、園芸、漁業、畜産業、農業といった生産コストに占めるエネルギー価格等の占める割合が高く、容易に価格転嫁できない産業分野に対して支援を行いました。
 団体等への活動支援として、障害福祉事業所、介護サービス事業所、民間保育等運営事業所及び放課後児童クラブ運営事業所等で日々のサービスを継続するために物価高騰支援として応援金を支給しました。
 感染拡大防止対策として、税や諸証明の自動収納機導入やコミュニティセンター、社会体育施設及びさざなみ浄苑をオンラインで利用予約できるシステムを導入し、非接触による感染対策防止を図るとともに市民の利便性向上に努めました。
 目的別の状況では、総務費においてふるさと応援基金、減債基金及び公共施設等整備基金への積立てにより対前年度8億3,894万円増、民生費において国の施策である子育て世帯や住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業が令和3年度限りであった一方、子ども・子育て支援基金の積立てが大きく、対前年度14億2,547万3,000円増、教育費において学校給食費の公会計化開始により賄い材料を計上したことから対前年度2億9,251万4,000円増が主要因となりました。
 性質別の状況では、義務的な経費である扶助費において、障害福祉サービス等給付事業が増加した一方、国の施策である臨時特別給付金事業が令和3年度限りであった影響が大きく、対前年度12億1,940万6,000円減となりました。補助費等では、物価高騰の影響を受けた市民や事業者に対してきめ細やかに支援を実施したことから、対前年度7億1,194万5,000円増となりました。普通建設事業費は、文化会館整備事業や民間保育所施設整備支援を実施しましたが、八幡小学校整備事業や竹町都市公園整備事業の終了などに伴い、対前年度5,446万4,000円減の24億7,456万3,000円となりました。また、積立金において、市長公約事業である子ども医療費の助成対象世帯を高校生世代まで拡大及び学校給食費多子世帯減免に係る事業の継続性を担保するため、ふるさと応援基金を財源に子ども・子育て支援基金に向こう6年間の事業費を積み立て、今後の施設整備の財源に備え減債基金及び公共施設等整備基金を増強したことから、対前年度24億8,835万7,000円増となりました。
 このように市民生活に密着した様々な事業の着実な実施と新型コロナウイルス感染症対策に係る国庫を活用し、ふるさと納税などの歳入確保に努めた結果、積立金残高は対前年度28億6,974万2,000円増の259億3,115万5,000円となりました。一方、市債残高は、臨時財政対策債発行額の圧縮、財政措置の低い市債の新規発行抑制や任意の繰上償還を実施したことから対前年度21億8,642万5,000円減の229億7,559万1,000円となり、将来を見据えた市債と基金のバランスに留意し、財政運営の健全化の維持に努めました。
 なお、令和4年度末の公有財産等の資産保有状況につきましては、歳入歳出決算書に添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
 続きまして、各特別会計についてご説明申し上げます。
 初めに、議第81号令和4年度近江八幡市国民健康保険特別会計決算の認定を求めることについてご説明申し上げます。
 歳入決算額は74億5,412万7,000円、歳出決算額は74億4,186万3,000円で、歳入歳出差引き額は1,226万4,000円の黒字決算となり、令和4年度末の国民健康保険財政調整基金残高は5億6,885万5,000円となりました。
 令和4年度は、前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症により大きく影響を受けている被保険者に対し、傷病手当金の支給や収入が減少した世帯等に対して保険料の減免の対応を行いました。
 医療給付状況は、新型コロナウイルス感染症拡大前の医療費の水準に戻りつつありますが、団塊の世代の後期高齢者医療制度の移行や被用者保険の適用条件の緩和により被保険者数が減少しており、大幅な医療費の増加はありませんでした。
 次に、議第82号令和4年度近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明申し上げます。
 この特別会計は、1市2町の共同設置で近江八幡市、日野町及び竜王町介護認定審査会の名称で、近江八幡市が事務局を担い、審査判定等の要介護認定業務について構成市町の負担金で運営を行っています。審査会委員には医療従事者等が多く、感染予防の観点から令和3年度の秋からオンラインを活用した審査会を行っており、オンライン審査会は感染予防のほか委員の移動時間短縮にもつながっているため、継続して行っていきます。
 令和4年度は、178回の介護認定審査会を開催し、4,034件の案件について審査判定を行い、令和3年度と比較すると審査件数は312件増加しました。歳入歳出決算額ともに3,016万円となりました。
 次に、議第83号近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)決算の認定を求めることについてご説明申し上げます。
 歳入決算額は66億5,158万2,000円、歳出決算額は64億4,564万9,000円で、歳入歳出差引き額は2億593万3,000円の黒字決算となり、令和4年度末の介護保険給付準備基金残高は10億9,385万円となりました。
 令和3年度から3年間が第8期計画期間であり、これまで高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、住まい、医療、介護、予防、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの深化、推進に加え、2040年を見据えた社会の変化に対応できるサービス基盤整備や人的基盤の整備を進めるとともに、介護保険制度が安定的に持続できるよう介護保険事業特別会計の適正な運営に努め、地域包括ケアシステム確立に向けて介護予防や重度化防止、認知症施策の推進に向けた取組を進めていきます。
 次に、議第84号令和4年度近江八幡市介護保険事業特別会計(サービス事業勘定)決算の認定を求めることについてご説明申し上げます。
 この特別会計は、指定介護予防支援事業所の指定を受け、保健師、社会福祉士、介護支援専門員等が介護予防サービス計画作成を含む介護予防のケアマネジメント業務を行うとともに、その業務の一部を居宅介護支援事業所に委託しています。この予防給付ケアマネジメントは、本人の生活機能改善の可能性を評価し、サービス利用等により本人の意欲を高めることで介護保険の理念である自立支援をより促進し、要介護状態の予防と改善を図ることを目的としており、歳入歳出決算額ともに929万7,000円となりました。
 次に、議第85号令和4年度近江八幡市文化会館事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明申し上げます。
 文化会館は、市民の芸術鑑賞や創造、発表の場、あるいは関係づくりの場として、市民の文化芸術の向上に努めています。
 自主文化事業については、市民の方々に本物の舞台芸術を身近に親しんでいただくために9事業を計画し、新型コロナウイルス感染拡大防止策を行いつつ、全ての事業を実施することができました。
 また、市民の皆様を含め多くの方々の文化芸術や文化団体の活動を行う場を提供するために安全で快適に利用できる施設の管理運営に努めました。貸し館については、手洗い、マスクの着用、3密の回避など、新型コロナウイルス感染対策を取りながら、利用者が安心して使用できる環境づくりに努めました。
 歳入決算額は8,411万1,000円、歳出決算額は8,381万6,000円で、歳入歳出差引き額は29万5,000円の黒字決算となりました。
 次に、議第86号令和4年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計決算の認定を求めることについてご説明申し上げます。
 後期高齢者医療制度は、滋賀県後期高齢者医療広域連合を保険者とした県下統一の医療制度です。広域連合においては、加入者の資格管理や保険給付また保険料額の決定など制度の中心的な事務を行い、各市町は届出の受付や保険証の交付、保険料の徴収など窓口事務と徴収事務を受け持っています。
 歳入決算額は10億9,143万円、歳出決算額は10億9,006万5,000円で、歳入歳出差引き額は136万5,000円となりますが、このうち136万1,000円は、滋賀県後期高齢者医療広域連合へ令和5年度に保険料として納付するものです。
 以上、令和4年度の一般会計及び6つの特別会計決算認定に関係いたします案件につきましてご説明を申し上げました。詳細につきましては、主要な施策の成果に関する説明書、監査委員から提出いただいております一般会計及び各特別会計決算審査意見書を参考にしていただきまして、ご審議を賜り、認定をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(岡田彦士君) 以上で議案の上程を終わります。
 ここでお諮りします。
 ただいま上程しました議案のうち議第94号及び議第100号の2件については、本日採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田彦士君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの2件については本日採決をすることに決しました。
 それでは、本日採決します2件について質疑のある方は、後刻休憩中、事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午前10時36分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前10時36分 再開
○議長(岡田彦士君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 質疑
○議長(岡田彦士君) それでは、日程第5、質疑に入ります。
 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
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△日程第6 委員会付託
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第6、委員会付託に入ります。
 本日採決します議第94号及び議第100号の2件については、お手元に配付しました議案付託表のとおり付託します。
 後刻、再開後に審査報告が願えますようよろしくお願いします。
 なお、総務常任委員会はこの後、第3・4委員会室で、教育厚生常任委員会は第1委員会室で開議をされます。
 休憩します。
               午前10時37分 休憩
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               午前11時20分 再開
○議長(岡田彦士君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第7 委員会審査報告
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第7、委員会審査報告に入ります。
 まず、総務常任委員会の報告を求めます。
 総務常任委員長沖茂樹君。
             〔13番 沖 茂樹君 登壇〕
◆13番(沖茂樹君) それでは、ただいまから総務常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開催し、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
 予算関連議案につきまして、
議第94号 令和5年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(岡田彦士君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。
 教育厚生常任委員長道下直樹君。
             〔9番 道下直樹君 登壇〕
◆9番(道下直樹君) 皆さんこんにちは。
 続きまして、教育厚生常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開催し、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告をいたします。
 その他議案につきまして、
議第100号 近江八幡市立運動公園野球場改修工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○議長(岡田彦士君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田彦士君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
 それでは、議第94号及び議第100号の2件について討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午前11時24分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時26分 再開
○議長(岡田彦士君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 討論・採決
○議長(岡田彦士君) それでは、日程第8、討論・採決に入ります。
 議第100号について1名から通告がありましたので、これを許します。
 藤村健造君の発言を許します。
             〔6番 藤村健造君 登壇〕
◆6番(藤村健造君) 創政会の藤村です。よろしくお願いいたします。
 会派を代表いたしまして、議第100号近江八幡市立運動公園野球場改修工事請負契約の締結につき議決を求めることについて賛成の立場で討論させていただきます。
 運動公園野球場は、1979年3月に竣工され、1981年に開催されましたびわこ国体で軟式野球会場となって以来、市民球場として本市のスポーツ振興の要の施設とともに、高松宮杯や全日本軟式野球大会西日本大会また市民軟式野球大会など広く軟式野球の主要球場として利用されてきました。しかしながら、建設から44年経過していることで老朽化により設備機能や安全面が危惧されるほか、2025年に開催されますわたSHIGA輝く国スポ・障スポ大会の軟式野球大会の競技会場として施設基準を満たす必要があることから、2025年2月までの約17か月間工期として工事が行われます。近年の社会情勢の変化は大変著しく、その影響により資材不足や供給の不安定への懸念、またこの異常気象による大雨や大雪また台風などの影響などでも工事の遅滞等が発生する可能性も高いことから、一日も早く工事に着工していただき、2025年開催の国スポ・障スポ大会に向けて確実に工事が完了していただきたいと強く願うものです。
 また、国スポ・障スポの会場としてではなく、今後本市の新たなスポーツ交流の拠点として市民に愛され、地域の活性化につながるスタジアムの一日も早い完成は、これまでに開催に向けて各種関係団体やこの大会に出場するため日夜トレーニングに励んでおられる全てのアスリートたちの思いと併せて開催を望んでおります。また、市民が期待を寄せるところでもありますので、どうかお願いいたします。
 以上のことから、本議案につきまして賛成させていただくものではございます。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。どうもありがとうございます。
○議長(岡田彦士君) 以上で討論を終わり、これより採決します。
 それでは、議第94号及び議第100号について、順次起立により採決をします。
 お諮りします。
 議第94号令和5年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)は、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(岡田彦士君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第94号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第100号を採決します。
 お諮りします。
 議第100号近江八幡市立運動公園野球場改修工事請負契約の締結につき議決を求めることについては、教育厚生常任委員長の審査の報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(岡田彦士君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第100号は原案を可決することに決しました。
 以上をもって本日の日程は全て終了しました。
 明30日から9月6日までは議案熟読のため休会とし、9月7日定刻に再開し、個人質問を行います。
 発言予定者は、発言通告書に発言内容を詳細かつ具体的に記入の上、8月31日正午までに事務局へ提出をお願いします。
 本日はこれをもちまして散会します。
 ご苦労さまでした。
               午前11時34分 散会
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