録画中継

令和5年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月8日(金) 一般質問
森原 陽子 議員
(1)待機児童の解消と北里幼稚園の今後について
(2)放課後児童クラブの整備について
(3)北里学区のコミュニティエリア整備について
(4)庁舎整備工事の入札について
◆15番(森原陽子君) 皆さんこんにちは。日本共産党の森原陽子でございます。
 本日、4つの大項目にわたって質問をさせていただきます。
 では早速、第1項目から、待機児童の解消と北里幼稚園の今後について。
 北里学区のサンシャインタウン209戸の造成で就学前児童の大幅な増加が見込まれるため、9月議会において、旧看護学校を改築して公私連携型のこども園の設置の議案が提案されました。それに伴って、市立北里幼稚園は令和7年3月末をもって閉園となります。
 現在、市内のあちこちで宅地開発が進められており、少子化の傾向もあって、保育所、こども園の利用は増加すると市も分析されています。待機児童の解消は全市的な課題です。
 1番、北里学区だけでなく、市内各所で宅地開発がされております。多くは、新築されているのは子育て世代の方々です。学区別の待機児童の見通しと、全市を視野に入れた今後の対策についてお示しください。
 2つ目、今回北里学区においては、旧看護学校を市が改築した後、公私連携型こども園で整備としていますが、それは民間委託ということでしょうか。公立こども園とどこが違いますか。公私連携の場合、市はどのようなところまで関与ができますか。
 3つ目、北里学区認定こども園等の整備については、8月16日の定例教育委員会に初めて協議事項として上げられました。8月16日の会議録を情報公開で求めたところ、意思決定過程における未成熟な情報であり、公開することで市民に不正確な理解や誤解を与え、混乱を生じさせるおそれがあるため、非公開とするとされました。教育委員会で未成熟とされた内容が翌日に議案予定として説明されました。これはどういうことでしょうか。
 以上、初問といたします。
○議長(岡田彦士君) 当局の回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
             〔子ども健康部長 中川菜穂子君 登壇〕
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の待機児童の見通しと今後の対策についてのご質問にお答えします。
 就学前施設の入所については、学区制ではないため、学区別の待機児童としてではなく、市全体の待機児童として把握しております。市全体としては少子化の傾向ではあるものの、保育ニーズが高まっており、待機児童解消には至っておりません。
 今後の待機児童の見通しにつきましては、出生数や転入転出、また宅地開発や保護者ニーズとの兼ね合い、育児休暇制度など、様々な要因が影響するため、中・長期的な予測が難しいですが、人口動態や入所申込数などを注視しながら、保育ニーズの動向を踏まえた対策を進めていく必要があると考えております。
 今後の対策としては、募集人数を確保するため、保育人材の確保や幼稚園での預かり保育など多様な形での受入れ等、様々な方策に取り組んでまいりたいと考えております。また、保護者ニーズが偏る地域については、ハード整備の取組も進めてまいりたいと考えております。
 次に、公私連携型認定こども園についてのご質問にお答えします。
 北里学区に整備を予定しています公私連携型認定こども園は、公立の認定こども園と異なり、運営主体が民間法人となります。今回の公私連携方式は、市が民間法人に対し、土地や建物などの設備について無償または廉価な貸付けなど、設備設置の支援を行うとともに、締結した協定書に基づいた適正な運営がされているか市が指導するなど、民間法人の運営でありながらも、運営に対し市の関与を明確にすることができるものです。その運営等の関与について記載する協定書につきましては、認定こども園の名称、教育・保育・子育て支援事業に関する基本的事項、必要な設備の貸付け、譲渡、その他の協力に関する基本的事項、協定の有効期間、協定に違反した場合の措置など、記載する事項が法律により定められています。
 今後、北里学区の認定こども園の協定書作成時には、市と民間法人だけでなく、北里幼稚園の保護者代表や地域の代表者なども含めた協議会を設置し、協定書に記載する内容の確認及び協議を行い、合意形成を図りながら進めてまいりたいと考えております。
○議長(岡田彦士君) 田村教育部長。
             〔教育部長 田村裕一君 登壇〕
◎教育部長(田村裕一君) 森原議員の待機児童の解消と北里幼稚園の今後についてのご質問のうち、定例教育委員会の会議録を非公開とした理由についてお答えいたします。
 教育委員会の会議の議事は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項ただし書において、教育長または委員の発議により、出席者の3分の2以上の多数で議決したときは非公開とすることができるとされており、本案件については、当該内容を総合的に判断し、定例教育委員会の会議は非公開が適切であると決定されました。このことを踏まえ、近江八幡市情報公開条例第8条第5項の規定により、公文書公開請求により公開を求められた会議録は非公開と決定したものでございます。
○議長(岡田彦士君) 回答漏れはありませんか。
 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) それでは、最初に確認をさせていただきたいと思います。
 7月21日に北里学区選出3議員に対して、8月31日にはまた北里幼稚園の保護者に対して、北里学区の大型分譲地に係る就学前施設の整備という説明がされました。これは令和7年3月末をもって公立北里幼稚園を廃園にして、旧看護学校を市が施設を改修し、公私連携の認定こども園を新たにつくるという理解でよろしいでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えいたします。
 森原議員申されたように、まず地元選出議員の方々に説明を行わさせてもらった後、保護者につきましては、夏休みの明けた段階で8月31日に保護者の方々に説明をさせていただきました。
 まずは、市が方策として進めている内容を一定説明をさせていただいた後、検討していった内容、整備の方針、北里幼稚園への影響などを資料に基づき説明をさせていただき、その質疑を受けさせていただきました。ある一定、いろいろなご意見をいただきました。その中で、北里幼稚園を統合する形で進めていくという方針の説明をさせていただいたところでございます。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 統合するとおっしゃったんですけれども、市立北里幼稚園はなくなるという説明と理解してよろしいですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えします。
 令和7年4月に開所予定ということで、新たなこども園の施設を進めさせていただく予定で説明をさせていただきました。その時点において、北里幼稚園につきましては統合という形で説明をさせていただいて、一応廃園云々という明言はちょっとさせてはもらってはいただいておりません。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 廃園は明言されなかったということだと確認させていただきました。
 続いてですけれども、この協定が結ばれるということで説明されましたけど、この協定の有効期間は何年ぐらいを考えておられますか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 今、サンシャインタウンの就学前児童のお子さんの推移を考慮させていただきまして、約15年間はニーズがあるというふうに想定をさせていただいておりますので、市の期間につきましても15年という期間で設定をさせていただく予定で進めております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 明言はされませんでしたけれども、北里幼稚園が統合されて、もう市立北里幼稚園ということではなくなるという説明だったと思います。このことは北里幼稚園の廃園を含んでいる問題であると思いますけれども、教育委員さんは承諾されましたのでしょうか。8月16日にはどんな意見が出されたのか、お伺いします。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 大喜多教育長。
◎教育長(大喜多悦子君) 森原議員の再問にお答えします。
 本件については、教育委員会では8月16日の定例会において初めて協議事項として提案されました。そのため、必要な協議が十分にできたとは言えない状態でしたので、このことから8月23日に協議を行ったところです。
 そこでの意見書につきましては、1つ目に地域や保護者の理解が必要であること、そして2つ目に教育委員会においても慎重かつ十分な審議を重ねた上で進めるべきであること、3つ目に民営化が就学前教育にとって望ましいのかどうか、これまで民営化してきたこども園の教育・保育の内容、施設や設備、運営実態などについての検証が必要であることを意見書としてまとめ、本市の就学前教育の在り方について考えていただきたいということで、提出させていただきました。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今、教育長は、2度目のお話合いの後意見書を出されたということですが、提出先はどちらへ出してくださったんでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 大喜多教育長。
◎教育長(大喜多悦子君) 教育委員会から市長に提出させていただきました。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) この北里幼稚園を廃園にして旧看護学校を民間のこども園にするという内容で補正予算が上げられております。市としてかなり大きな決断だと思うんですけれど、どの部署が起案されまして、どういった形で協議をされてきたのか、そこを教えてください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えいたします。
 就学前施設の整備に関しましては、子ども健康部所管の部署で検討を進めさせていただいておりますので、市長部局の子ども健康部の担当部署で検討を進めさせていただいたところでございます。一応、サンシャインタウンのある一定の保育ニーズを解消するために、ある一定の施設の整備が必要という判断をして、こういう方針を定めさせていただいたところでございます。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 提案をしていただいたんですけれども、どこでこれを協議されてきたのか。すごく重要な案件だと思うんですけど、どういう会議で協議されたのか教えてください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 会議体というものはちょっと存在しておりませんので、市の施策、方針という形で、担当部署等と協議を進めてまいった結果でございます。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 当然この幼稚園が存続するかどうかという大きな問題があるわけですから、文科省の管轄である幼稚園の存廃については、教育委員の承諾が必要な案件であると思うのですけれども、私が見せていただいた結果、回議書の中には教育委員会の観点がございませんでした。これはどういったことなんでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 回議書というのは、情報公開をされた回議書ということですかね。そちらにつきましては一応、今回サンシャインタウンにおきましてどの部分のニーズが高いかというと、保育ニーズ、要はゼロ歳から2歳までの就学前児童に対しての保育ニーズが高いということから、今回の会議で方針等を進めさせていただいたという結果になっております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) この回議書において、市長をはじめ部長の方々、判こを押していらっしゃるんですけれども、この回議書に判こを押すということは、この方向で物事が進むという理解でよろしいですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 一定その方針で進めていくというご理解でいいかと思います。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) ここに教育長の判こも教育部長の判こもあるわけですけれども、これは先ほどは意見書を出されたということですが、実際問題、北里幼稚園を廃園にするということについてはまだ決まってないのか、決まったのか、どちらなんでしょう。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 幼稚園の廃止、設置につきましては、ある一定教育委員会のご意見等が重要ということで、そちらで最終決定をされるということなんですけれども、今現在におきまして協議の中においては、廃園という明記の言葉で進めさせていただいているわけではございません。ある一定のこども園という中に幼稚園も統合した形でということで進めさせていただいております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今おっしゃいましたけれども、実際問題、民間園になるわけですから、統合というお言葉であっても廃園という意味だと私は取っておりますけれども、先ほど教育委員会に決定権があるというふうにおっしゃったと思いますので、この件に関しては差し戻しであると。民間こども園に統合するという統合の部分と、北里幼稚園が廃園になるという部分については未決定であるという理解でよろしいですね。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 森原議員の再問にお答え申し上げます。
 厳密に言いますと、議員おっしゃるように、廃園とか統合という意味で、廃園するということを厳密に意味するわけではございませんけども、我々として、まず1番に今考えないかんのは待機児童をいかになくすか、また地域で暮らしておられる方にいかに保育、また幼稚園で就学前の教育のサービスと言い方が適当かどうか分かりませんけども、そこをしっかりと提供していくというのが我々第1の義務だというふうに思っております。
 それと、昨今のやっぱり短時部から長時部へという大きな流れ、昨今の若い世代ほど、ほぼ共稼ぎをされる、夫婦そろって働かれるという状況を見ると、多くの方が保育を選択される可能性が非常に高いと。そういう中で、やっぱこども園の整備というのは必要だろうという中で、我々財政とかいろんな人事のことを考えまして、やはり民の力を借りていかないとなかなかそこは難しいだろうという中で、今回こういうような決定をさせていただいたということでございます。
 園につきましては、そういう中で我々の方向性として、やっぱり今の現状において一つの園を北里ということで、こども園ができた後に運営していくというのは、様々な面から難しいのではないかという想定のうちで、一番ベストな方法として今こういうことが考えられるという中でまとめさせていただいたと、そういうところでございます。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今市長がおっしゃいましたように、私も待機児童を出さないということは非常に重要であると考えております。今回、待機児童15名というふうに言われましたけれども、望んでいる園に行けないという状況の方が60人もいらっしゃるという中で、本当に市内での就学前施設の、特に長時部の整備は喫緊の課題であるということも分かっております。
 ただし、保育ニーズが増えているということと、幼稚園を廃園にするということは全く別問題であるのに、そこをつなげていらっしゃるのはどうしてなのか、そこについてお伺いしたいと思います。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 森原議員の再問にお答え申し上げます。
 運営が難しくなるのではないかという想定をしているということでございます。これはご存じのように、いわゆる適正人員含めましてどういう形のものか、今後検討していかないかんところだと思いますけど、現状を想定する中では、様々財政的な観点、今言った教育的な観点を含めまして、なかなか難しいのではないかという想定の中で、我々は今計画させていただいているということでございます。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 想定については分かりました。
 皆さんのお手元に近江八幡市立北里幼稚園の教育目標、特色というのとともに、ふれあい教育対談通信、これは平成30年のものですけれども、滋賀県の教育委員会のチラシですね、それを配らせていただきました。こういうふうに、特に裏側の「教育委員より」というところを見ていただきましたらば、滑らかな接続ということについて非常に早期から北里幼稚園が取り組んでいただいて、その連携のリーダーシップをお願いしますというようなことを書かれてるような、本当にすばらしい園だと思うんですけれど。
 教育長、この北里幼稚園について、これまでの市内で果たしてこられた北里幼稚園の役割とか評価はどのようにお感じでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 大喜多教育長。
◎教育長(大喜多悦子君) 森原議員の再問にお答えします。
 ここに議員がお示ししていただいたように、県の学びに向かう事業ということで、北里幼稚園と、それから2つの民間園、幼・保の連携、そして北里小学校への滑らかな接続について、早くからお取り組みいただいております。そして、アプローチカリキュラム、就学前の、そして小学校のスタートカリキュラムを作成していただいて、先進的に取り組んでいただいております。また、今も近江八幡市内全体でも進めていかなければならないということで、今年は金田小学校区で学びに向かう県の事業も受けながら、市としても重点取組で進めているところです。
 公立の幼稚園が北里学区においても中心的な存在となりながら、民間の園とともに連携してくださったおかげで、このようなカリキュラムの作成ができているかなというふうに思っております。子どもたちの発達をよく考えて、学びの連続性、それを実践していただいている園だと思っております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 本当に私もそう感じております。
 さて、この間の8月31日に北里幼稚園の保護者の皆さんに説明会が行われました。この説明会についてどのような保護者さんからの意見が出ていたのか、ちょっとここで皆さんに紹介していただけないでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 8月31日に北里幼稚園の保護者を対象に説明会をさせていただきました。いろいろなご意見を頂戴いたしたところでございます。大きくは、民で存続してもらいたいという声もたくさんいただきました。その中において、あとはやはり今の3歳児さんが新たにこども園ができたときに転園というふうな形になるということで、そちらの転園することへの不安という部分もお話をされました。あと、いろいろなご意見等をいただいたんですけれども、大きなところでもそういったところが多かったかなと思っております。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) この保護者説明会の様子を、今回市長部局でこの計画を練られたということですけれども、市長にも報告とかは上げられているんでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 保護者説明会の内容等につきましては、市長にも報告をさせていただいております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) かなりまとめて、今こういう意見でしたということを言われましたけれど、ちょっと印象的だった意見を私から紹介させていただきます。
 まず、公立の園はなくなってほしくない。地域のつながりが薄れていく不安がある。保護者にもっと考える時間を欲しいということから始まって、なぜ公立園を選んでいるのかということが保護者の皆さんから切々と語られました。働く時間が短くてもここを選んでいるんだ。それはなぜか。子どもたちがどう育つのか、自分では子どもたちは選べないんだけれども、ここでは本当にゆっくり時間を見てもらって、自分で選んで考える時間を保障してもらっている。これは自主的に育っていくことであり、行く行く子どもたちは、その土台というものが大きいから、すごく大きな問題だと思っている。それから、この幼稚園は大変歴史がある幼稚園だということで、この幼稚園をみんなが選んでいるわけやし、下の子どもにも行かせたい。こういう思いもいろいろ聞きました。後からもありますけれど。それで、保育ニーズのピークがあるのは分かります。そのピークのために幼稚園を壊していいんですか。一回この歴史ある幼稚園をなくしてしまったら、もう二度とつくることはできない。そして、どうして北里だけは民間になるんですか。武佐こども園、老蘇こども園、馬淵こども園と、公立の園があるのに、どうして北里だけが民間なのか。公立でこども園にしてもらうとかということはできないんですか。こういう願いが出されて、本当に納得していない。でも、納得していなくても進むんですか。私たちが反対しても進むんですか。住民の意見も聞いてくれへんのですか。怒りがあります。悲しみがあります。こういうことを言われました。反対署名をどんだけしたらいいんですか。どんだけ集めたら聞いてくれはるんですかって、ここまで保護者さんが言わはった。
 本当に園に対する絶大な信頼と、わざわざ選んでいるという願いがあるんですけれど、私その回議書読ませていただきましたけど、子どもたちの育ちをどうするかという観点はなかったと思います。もうこういう形で民間園に、人数の関係で、受入れの関係で、運営が難しくなるからといって進めるということは、本当にいいんでしょうか。
 この点について、特に八幡の幼児保育というのは、北里幼稚園は六十数年かもしれませんけれど、八幡幼稚園に至っては明治39年にできて、その直後にヴォーリズさんの幼稚園もできて、130年の幼児教育の歴史があるんです。そういう中で培ってきたものが全市の幼稚園にあって、今どんどんなくなってきた中で、本当に私もこの思いを聞いて、ちゃんとこんな難しい書類を読んではるわけじゃなくても、毎日の先生の頑張りが保護者さんに、子どもに届いてると思うんです。このことについて、市長、どういうふうに思ってはるのか、ちょっと聞かせてください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 森原議員の再問にお答え申し上げます。
 我々市の行政として考えなければいけないことというのは多々あるかと思います。また、それぞれの保護者さんの皆さんにおかれましても、様々なお考えをお持ちだということも重々承知しております。できる限り保護者の皆さん、また実際に園に通っておられるお子様方、園児の皆さん方、何が一番よいのか。当然我々も考えながら進めさせていただくわけでございます。
 そういう中で、市全体を見ながら、100人が100人全て丸というようなことにならないような決断も我々はしなきゃいけない状況があろうかというのもご理解いただきながら、市全体として、どういう方向を向いていくのかということで進めさせていただければというふうに思っております。
 実際、公立という面で言っていただければ、様々な選択肢というのはあり得るというふうに思っておりますし、そういう中で個々にきめ細かな対応を多分現場でもこれからさせていただくと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) この幼児教育の質の高さに対して、まず小西市長としてはどのようにお考えか、まだ伺えていませんので、そこをお願いします。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 森原議員の再問にお答え申し上げます。
 市の幼稚園の教員の皆さん方におかれましては、非常に高いモチベーションを持って幼児教育に取り組んでおられるという方が多いということも十分承知しておりますけども、必ずしもやっぱり公がよくて民が悪いというふうに私は考えておりません。様々な中でいろんな選択肢がある中で考えていく。そういう中で、今回公私連携ということでございますので、形として我々としてもしっかりした幼児教育の場としてつくれるように努力してまいりたいと考えております。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) モチベーション高く頑張ってくださっているということについては認めていただいたというふうに思いますけれども、様々な方法があるとおっしゃった中に、例えば北里幼稚園を残して看護学校に公立の保育所をつくるというのが私は一番ニーズに合っていると思います。今、本当に15年と言われましたけれども、その山の裾から裾まで15年ですから、途中は少ない人数もありますし、そういう面では民間で経営していただくことのリスクというのはあるんじゃないんですか。そのあたりはいかがなんでしょう。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 ある一定のニーズということで、15年間という形を示させていただいております。民間におけますリスクという部分につきましては、はっきりしたお答えがさせていただけない部分があるかと思うんですけれども、申し訳ないです。
○議長(岡田彦士君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 私から答えさせていただきますけど、民間のリスクと言われますけど、リスクということがね、なぜ民間がリスクなのかというのがやはりちょっと解せないわけでございます。我々は、先ほど申し上げましたように、協定を結び、指導という中で物事を進めていくわけでございまして、そこで何か多少不具合があるかどうか、我々はいかなる作業においても、いかなるものにおいても、何かありましたらお互いに話し合いながら接点を見つけていくということをやっているわけでございまして、ここであえてリスクと言われるところが我々もちょっと理解し難いところがございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今、私たちの学区選出3議員に説明をされた折には、保育士の確保が難しいということが説明されたと思います。実際、保育士の確保が難しいこと、例えば支援が必要なお子さんが増えているとか、医療ケアの方が増えているとか、そういう説明もありました。しかし、これ民間の方やったら保育士さんは集められるということなんですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 先ほど、保育人材の確保ということで、公立においても厳しい状況にございます。今回の整備、175名の定員も想定をしておりますけれども、こちらのこども園を運営しようと思うと、全体でいきますと40名近い保育士の確保が必要になってくるというふうに想定されます。なかなか現在においては、やはり公立においてそれだけの確保をするということはまず一定厳しいかなと思っております。
 民間園につきましては、いろいろ独自で保育方針を示されているところもございますので、そういったところで共感される学生さんも多いというふうに聞いております。また、面接時においては、私立では実習生養成校との連携、紹介会社等の活用であったりとか、職員からの紹介などによる採用につなげる方法というような、あらゆる手法も取られているというふうにお聞きしておりますので、採用という部分については、公立とは大きく採用方法がちょっと変わってくるのかなという点では、民間においては人材確保というのはある一定してもらえるのではないかというふうに想定をしております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 確かに方法は違うと思います。しかし、今本当に厳しい状況で働いておられる方々は、やっぱり賃金の問題、大きな決定をするに当たって、どこに就職するかの大きな部分を占めていると思うんですけれども、公立と民間、同じレベルの給与体系、給与体系は違うと思いますけれども、例えば初任給とかは同程度なんでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせてもらいます。
 民間における初任給等の把握は、申し訳ございません。こちらではつかんでおりませんので、詳細については分かりかねます。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 以前に質問させていただいたときに、官民比率は10対6というふうに聞いたことがございます。それぐらい民間の方は賃金も低い状況もある。もし同程度だとしても、公立であれば長く勤められる状況とか、正規であれば違うと思います。例えばこの15年が過ぎ去ったときに、お願いしていた、例えば民間の法人さんの中で働いていらっしゃった方はどうなるのか。こういう働き方をどんどん進めていくのかということは、私はすごく問題だと思っております。
 さて、こういうふうに民間が悪くないんじゃないかみたいな形で、公立の値打ちについて十分に教育委員会にもかけず、これ前からこの209戸が増えていくであろうということはもう何年も前から分かっていて、保護者さんの中からも、北里幼稚園の耐震工事が行われた直後にこれが分かったのだから、もう随分前から分かっているのに、どうして今になってこういう話になるのかという質問出ておりましたよね。本当にそこまでいかなくても、昨年の暮れ自体で50軒ぐらいの方が住んでいらっしゃったと思います。その時点でなぜきちっと教育委員会等に図って考えられなかったのか。なぜこの問題が6月2日の起案になっていて、そして定例の教育委員さんにも諮らず進めてこられたのか、非常に私は疑問に思っております。
 1つ、市長にお伺いいたします。
 冨士谷市長の時代に、公立園は中学校区に1園だけにするという方針でした。今もその方針でこの整備を行っておられるのか、この方針生きているのか、お伺いします。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 森原議員の再問にお答え申し上げます。
 現在の状況、いろいろなことを考えますと、中学校区に今1園というよりは、市全体を見てどういう形のものがいいのか、また実際に公で受けざるを得ないようなところ、また民で受けられるところ、そのあたりを考慮しながら、市全体としての最適を考えるべきだと。当初そういうことを伺っておりましたけど、過去からの経緯としてですね。今は全体の子どもたちの分布、世代の分布等を含めて考えなきゃいけない時期かなというふうに思っております。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 栗東市から転居された方が、こども園だけれども、ほぼ公立であると、全然違うということを言われて、そのことに、それは市町の考え方の在り方が違っているからやというふうな回答をされてましたけれども、近江八幡市としては、民間活力を生かすというのが方針であって、公立を残すということよりもそっちが勝っているという理解でよろしいですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) そういうご自身の考えに引っ張っていかれても、我々とても困るわけでございますけども、公で担わなきゃならない部分というのも一定あるというふうに理解しておりますし、この近江八幡市の歴史的経緯の中で担っていかなきゃいけない部分というのもあろうかというふうに思っておりますけども、民で民でそれぞれ特徴ある中で特徴ある教育等をされるわけでございます。できる限り自由な様々な選択肢のある中で、考えながら、セーフティーネット、また様々な標準という部分で、公が一定担わなきゃいけない部分というのがあろうかと思っておりますので、そこはバランスの中で最適を考えていくべきだと思っております。どうこうだ、こうだというように決めつけなさらないようによろしくお願いいたします。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 分かりました。バランスの問題だと。
 今、桐原学区、岡山学区には公立の幼稚園長時部はありませんので、そういう意味で言えば、どっしりとバランスを取っていただいて、公立のこども園長時部、または公立の幼稚園として北里幼稚園を残していただくということは重要なことだと思います。
 それと、保護者さんや教育委員の意見を聞かないで進めていくということについて、こんなスピードアップで突然決まると、まだ決まってないんですよね。違いますよね。そこについてはまだこれから決まるんだという理解をさせていただきましたけれども、こんな決め方で市役所の中で物事が決まるとしたら、本当にそれは市民とか住民に対して本当にどうなんでしょうかね。きちっと意見聞けた、寄り添った市政になってるんでしょうか。
 それともう一つは、こういう形で提案されるということは、教育委員の方々に専門的見地やとか、保護者の立場からきちっとご意見くださいと言ってお願いをしているのに、大変失礼なやり方ではないかと私は思います。その点については考えていただきたいと思います。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 森原議員の、再問でもないですけど、ご意見に対して申し上げないかんと思うんですけれども。
 我々として、様々なことを考えながらこういう決断をさせていただいておるわけでございます。それが拙速か拙速でないかという議論はそれぞれの受け止め方だと思いますけれども、我々としては、この令和7年度というものですね、過去もいろいろ、北里学区は様々な検討する課題がありました。令和7年3月末ですかね、これを目標にやっていくという中で、何が一番適切かということを考えながら我々はやらせていただいたということでございます。
 立てつけに関して言いますと、この幼・保連携こども園というものについては、担当部、子ども健康部でございますので、そちらで考えさせていただくと。教育委員会との連携につきましては、議員もご指摘のように、園の改廃並びに長時部による教育課程について、これについては意見を伺いながら進めていくというふうに明記されているところでございます。そこのところは幼・保連携型こども園の設置という話と分けてお考えいただければというように思いますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今のご意見、しっかり聞きました。改廃については別問題であると、まだ決定ではないということを確認しました。
 私、ハチピープランを読ませていただきましたけれど、大切にすべき視点は、子どもの権利を守ろう、子どもを人とし尊び、社会の一員として重んじよう。目指すまちの姿として、子どもの幸せを考えるようと1番に書いてございます。
 残念ながら、今回の提案の中に子どもの視点、保護者の視点、住民の視点抜けてるように思いますので、その点しっかりと今後検討の中に入れていただきますように要望いたしまして、放課後児童クラブの整備について質問させていただきます。
 今回の補正予算で桐原東校区に放課後児童クラブの新設の予算が上げられました。既に数年前から利用希望が多く、学区内の整備は喫緊の課題であると考えます。
 昨年、利用者が増加している3学区で民設民営での整備が行われました。しかし、不足が生じている桐原東学区には今回も整備できず、八幡学区のクラブの増設となり、通所はバスでの送迎となりました。馬淵学区の場合も、学区内ではありますが、小学校から遠く、国道8号を越えるため、送迎を行う事業者に決定しました。
 北里学区では、すいません、3社ですね、3社の応募があった中で、放課後児童クラブの事業経験がなく、施設建設がこれからという事業者に設定されました。放課後児童クラブの選定委員はどのような基準で評価し決定されたのか、説明を求めます。
 今回、再度、桐原東学区に1か所、民設民営で拡充する予算が計上されました。これまで民設民営で数回整備計画が上げられてきましたが、いずれも適切な施設が見つからないために、学区内では処置できず、近隣学区への整備となっています。小学生の生活圏は小学校区が基本です。行政が真剣に向き合い、学区内で公設でこどもの家を整備し、公設民営とするべきではないですか。
 放課後児童クラブの場合、保育所やこども園と違い、応募時の点数によって、既に利用しているクラブを継続利用できないことが起こっています。子どもたちの心が置き去りになっています。児童の家庭の代わりとなる放課後児童クラブも、保育所、こども園と同様に、一旦入所した場合、継続利用できるように規則を変えていただきたいと思います。
 以上、初問といたします。
○議長(岡田彦士君) 当局の回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
             〔子ども健康部長 中川菜穂子君 登壇〕
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の放課後児童クラブの整備についての1つ目の放課後児童クラブの選定基準についてのご質問にお答えします。
 公募に応じた放課後児童クラブの設置運営事業者の選定につきましては、応募者からの事業提案について、行政、学識経験者、保護者、学校の代表者で構成されている近江八幡市放課後児童クラブ設置運営事業者選定委員会において審査を実施いたしました。
 審査基準といたしましては、事業者の経営状況、運営方針や過去の実績、予定施設の状況、安全衛生管理対策、サービス向上策等であり、これらについて提出書類及び事業者によるプレゼンテーション、ヒアリング審査を行い、各委員が評価項目に基づき採点し、その合計点に基づき最終優秀提案者を特定いたしました。
 次に、2つ目の桐原東小学校区域に公設の放課後児童クラブを設置することについてのご質問にお答えします。
 今回、整備の手法としまして民設民営、すなわち児童福祉法の規定に基づく放課後児童健全育成事業を行う事業者を公募することとした理由につきましては、これまでの整備実績を踏まえ、来年度に向けて待機児童を生じさせないよう、速やかな整備を図るための手法として採用したところでございます。
 今後の中・長期的な見通しにつきましては、少子化による利用対象である児童が全体として減少することは確実視されておりますが、その一方で放課後児童クラブの利用希望者は全体として増加傾向にあります。しかし、利用ニーズも地域や年によりばらつきがあるほか、転入転出等の社会増減については不確定要素も多いこともあり、量についての長期的見通しが立てにくい状況でございます。
 また、現在の桐原東小学校の敷地には新たな施設を建設する余裕スペースがほとんどございませんので、仮に施設を新たに整備する場合、土地の取得から整備、運営事業者の公募等、事業開始までに多大な費用と一定の期間を要することになります。こういった社会情勢や地域の実情を総合的に勘案して、現時点において受皿を速やかに確保することを重視して、設置運営事業者の公募により整備を図ることが適当であると考えております。
 次に、3つ目の放課後児童クラブの利用決定基準における継続利用者の取扱いについて、ご質問にお答えします。
 本市の放課後児童クラブの利用決定基準につきましては、各クラブにおいて受入れ可能人数を上回る申込みがあった場合、放課後児童健全育成事業の制度の趣旨に基づき、優先的に受け入れるべきものを公平公正に決定するための基準として定めたものでございます。これは特に規則などの強制力があるものではございませんが、市内で放課後児童クラブを運営する事業者と市との協議により基準を統一しているもので、各事業者には基準を尊重して運用いただいているところでございます。
 この基準につきまして、保護者の就労状況、病気やご家族の介護等の状況に加え、児童の学年、独り親、障害等の子どもの状況について、様々な項目を設けており、必要に応じて都度見直しを行っているところです。
 お尋ねの継続利用につきましては、昨年度から、3年以上継続して同じクラブを利用する場合として加点対象とさせていただいております。最終的な利用決定は各項目の総合点により審査されるため、このことが利用を決定づけるものではございませんが、現状において優先利用と位置づけて運用されているところでございます。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今のご回答の中で、継続利用も優先的な条件とされて改善されたことについてうれしく思います。
 さて、再問をさせていただきます。
 今回の令和5年度4月からの3つのクラブの選定をされる折に、その折だけじゃないんですけれど、選定委員さんの中には専門家が入っておられます。これはどういう意図なのか、教えてください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 一応学識経験者の方につきましては、子ども・子育て支援に関する学識経験を有する方という形で選定をさせていただいております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 事業者の選定に当たっては、専門的見地からきちっと採点していただくという意味ですね。
 今回、実は今回の選定委員さんの中のその方は、名簿にはありましたが、当日その専門的立場の方も保護者の代表も欠席でした。そういうような事態のときに選定委員会というのは普通開かれるものなんですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えいたします。
 一応会議の開催については、過半数をもって有効というふうにさせていただいておりますので、開催については問題ないかと思っております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 問題はないかもしれませんけど、何のために学識経験者を入れているのかという意味はなくなってるということですよね。そういうやり方って本当どうなんでしょうか。今後はそういうことがないように、欠席されるというようなら、日付を変えるとかしてきちっと専門的見地からの評価をいただいて決めていただくように、必ず変えていただきたいと思います。その点よろしいでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 今後、設置につきましては、委員さんの各日程調整を十分に行いながら、出席をいただけるよう調整を図ってまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 私は、選定委員会というのはもともと調整して行うもんやと思います。
 さて、今年4月に新設をされましたけれども、北里のみらいっこさんは登録人数11人と、馬淵の三楽さんは8人という人数になっております。予想よりかなり少なかったのではないかと思うんですけど、この点についてどのように考察されてますでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中川子ども健康部長。
◎子ども健康部長(中川菜穂子君) 森原議員の再問にお答えさせていただきます。
 4月1日時点の人数におきましては、少ないという形になっておりますけれども、考察につきましては、開所当初ということで少ない人数になっているかなと思っておりますが、今後登録人数については各月でちょっと確認をさせていただきたいと思っております。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今後考察していただくということですけれども、やはり本当に子どもたちが通いたい場所につくるのが難しいということがあったのではないかと思います。やっぱり公設できちっと場所を確保するということが必要ではないでしょうか。近江八幡市に子育て世代の皆さんに来てほしいということを、選んでもらえる近江八幡市と今までずっと市長言われてきましたし、やっぱり就学前施設にしても放課後児童クラブにしても、きちっとこの場所から充実していくということがあってこそ初めて子育て支援だと考えます。その点、市長の今後のお考えをお伺いします。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 小西市長。
◎市長(小西理君) 森原議員の再問にお答え申し上げます。
 様々な観点がありますけども、我々としてはやっぱり利便性、そして民間活力の活用ですね、様々な知恵、またノウハウの利用、そして様々な我々市としての財政的観点、どこにどういうふうに重点的に資源を投入するか、これらを勘案しながら判断させていただいているとこでございます。
 そういう中におきまして、放課後児童クラブにおきましては基本的にいけるところは、整備できるところは整備という形で進めさせていただいておりますけども、あえて民間でいける所について、公の整備をその小学校エリア、本来は空き教室を使うということが大前提で始まった制度でございます。できる限りそのような形を取りながら、できる限り保護者の方のニーズに沿いながら、かつ、先ほど申し上げました全体のバランスの中で選択をしていきたいと考えております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 聞いていると、様々な要素の中の財政部分が大変大きいんだなということを感じます。本当にそれも確かにあると思いますけれども、本当に子どもを大切にする子育て支援の近江八幡市と、きらっと光るそういう近江八幡市にするために、子どもを真ん中に考えていただきたいという要望を強く申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。
 北里学区コミュニティエリア整備について。
 老朽化してきました北里学区のコミュニティセンターの建て替えは学区の喫緊の課題であります。既に2021年6月議会で、コミセンは他学区と同規模、同機能で建て替えるとの回答が出ています。
 一方、小学校については、建設は1984年で新耐震基準を満たしており、新築建て替えはしない、長寿命化で使用していくというのがこれまでの市の見解でした。
 しかし、6月議会の大川議員と久郷議員の質問に市は、市の基本は一体型整備である。北里小学校も他学区と同様に一体型整備を進めていくと回答されました。いつ、このように方針が変わったのでしょうか。それはなぜですか。一体化整備の方針であれば小学校の建て替えが必要ですが、北里小学校は体育館を含め耐震に問題はありません。現在、エレベーターの設置工事が行われています。トイレも改修済みです。このような学校の建て替えはできるのでしょうか。可能なんでしょうか。
 以上を初問とします。
○議長(岡田彦士君) 当局の回答を求めます。
 高尾総合政策部長。
             〔総合政策部長 高尾一成君 登壇〕
◎総合政策部長(高尾一成君) 森原議員ご質問の北里学区コミュニティエリア整備のうち、1点目の方針はいつ、なぜ変わったのかについてお答えをいたします。
 本市では平成19年度以降、防災上の観点や施設の効率的な利用の観点から、小学校、コミュニティセンター及び放課後児童クラブなどを一体的、複合的に整備することを基本的整備方針とし、各学区の要望や実情に応じましてコミュニティエリアの整備を進めてまいりました。
 北里学区では、コミュニティセンターの老朽化などの課題に対しまして、地元で整備方針を検討され、市とも協議を重ねてきたところでございます。その過程で、令和4年10月に北里学区連合自治会及び北里学区まちづくり協議会から、コミュニティエリア一体整備のご要望をいただき、地元のご要望に可能な限りお応えすべきという考えから、一体整備を目指して検討を進めることとなりました。議員ご指摘の令和5年6月議会の答弁は、この地元のご要望を踏まえて市としての考え方を明確にさせていただいたものでございます。
 今後、整備に向けた検討を進める過程では、候補地や小学校の校舎、また整備スケジュールなど、様々な課題がございますことから、北里学区の今後のまちづくりの観点から、望ましいコミュニティエリアの在り方を地元でご協議いただき、地元と市との協働で整備に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をいただきますようによろしくお願いいたします。
○議長(岡田彦士君) 田村教育部長。
             〔教育部長 田村裕一君 登壇〕
◎教育部長(田村裕一君) 森原議員の北里学区コミュニティエリア整備についてのご質問のうち、一体化整備の方針であれば小学校の建て替えはできるのかについてお答えいたします。
 これまで小学校及びコミュニティセンター等の一体化整備は2通りの方法で行ってまいりました。1つ目は、既存の小学校隣接地にコミュニティセンターを整備する方法であり、馬淵や老蘇コミュニティエリアが該当いたします。この場合は小学校の建て替えは必要となりません。2つ目は、新たな場所にコミュニティセンターとともに小学校を移転整備する方法です。これは桐原や岡山のコミュニティエリアのように、小学校の建て替えを伴う整備となります。
 校舎の整備に対する国庫補助対象事業に危険建物の改築の項目があり、構造上危険な状態にある義務教育諸学校の建物の整備に要する経費の一部を国庫補助し、教育条件の改善を図ることが趣旨となっております。耐力度調査の結果、基準点以下になると構造上危険な状態にある建物とみなされ、建て替えに要する費用が国庫補助の対象となりますが、構造上危険な状態でないと判断された場合は対象とはなりませんので、市の財政負担は前者と比べると大きくなります。
 また、現在工事を行っているエレベーター設置や令和3年度に整備を行った屋内運動場の非構造部材耐震化に国の補助を受けており、10年以内に取壊し等を行う場合、補助金の返還となる場合があります。
○議長(岡田彦士君) 回答漏れはありませんか。
 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今、小学校の建て替え要件についてはお伺いしました。今のところ、施設整備計画等を見ましても、耐震は問題ないという状況にあるということで、岡山小学校であるとか桐原小学校のような危険建物ではないと理解でよろしいでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 田村教育部長。
◎教育部長(田村裕一君) 森原議員の再問にお答えいたします。
 耐震という部分におきましては、そういった部分については該当していないと。ただ、耐力度調査自体はまだ行っておりませんので、その調査結果次第になろうかというふうには思います。
○議長(岡田彦士君) 質問はありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今、耐力度調査というのはまだであるというふうにおっしゃったんですけど、市内公共施設いろいろありますけれども、新耐震基準で建築されているものについては、そういう形でいつも耐力度調査というのは行われるんですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 田村教育部長。
◎教育部長(田村裕一君) 森原議員の再問にお答えいたします。
 耐震につきましては、いわゆる建築基準法の改正後の建物ですので、クリアされていると。耐力度というのは、いわゆるコンクリートとか老朽具合を調査する検査でございますので、こちらは年々、ともかく経年によってその数値はまた変わってまいりますので、その辺の調査というのは必要な時期においてまたやっていくというような形になってまいります。
○議長(岡田彦士君) 質問はありますか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 先ほど、部長から今説明いただきましたが、総合政策部長から、地域の地元の要望に応える形でということで一体型整備ということを考えていくというふうにおっしゃったんですけれども、防災上の観点からというふうに言われましたが、小学校とコミュニティセンターなどを一体的、複合的に整備することということは、本当に防災上有効であるのかとか、そういう検証というのはされたんでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中村危機管理監。
◎危機管理監(中村治雄君) 再問にお答えいたします。
 本市の地域防災計画におきましては、避難施設という形で、災害時に対応した給水や自家発電等の設備を備え、中期的に避難生活が可能な防災地区の拠点となる施設というのを避難施設という形で位置づけております。
 また、避難施設の整備に関しましては、地区のコミュニティセンター、小学校などをコミュニティエリアとして整備し、災害時に安全な施設を避難施設として位置づけ、これらの施設に対して必要な設備等の整備を図るというふうに明記しておりますので、一定こちらの整備の方針は地域防災計画に定めております。
○議長(岡田彦士君) 回答漏れはありませんか。
 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今おっしゃいましたけれども、もともと北里小学校の場合も、小学校の近くに公民館や幼稚園などがありまして、一体的な地域になっております。先ほど回答いただいた中にも、2つの方法でコミュニティエリアはやっていくということで、小学校の建て替えが必要な場合とそうでない場合があって、コミュニティエリアの整備の仕方は2通りあるということの回答をいただきましたし、ただ、本当に日本中で激甚災害が起こっているときに、災害対策本部と避難所というものが一体になっているのが本当によかったのかとか、そういう部分は、東日本の場合であるとか、熊本やとかの大災害、いろいろございますけれども、反省が出てると思うんですね、そういうことで。そういうことについてたくさん症例を見た上で、この方針でいくというふうに決定されているんですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中村危機管理監。
◎危機管理監(中村治雄君) 再問にお答えいたします。
 こういった過去に災害があった市町の首長さんのお話というような冊子とかも市に送られてきますので、そちらを読んでというようなこともしておりますので、一定今の整備方針というような形で地域防災計画に記載をさせていただいております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 具体的なそういう結果が送られてきているということですけれども、それを1か所でなく、何か所も分析した結果とかを庁内で共有されているということはあるんですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 中村危機管理監。
◎危機管理監(中村治雄君) 首長のトップセミナーを見ておりますけども、庁内で共有ということではなくて、そういった形の中で、全て地域防災計画の中へ反映させておるというところでございます。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 危機管理として専門的に分析を行っていただきたいなというふうに思います。東日本大震災のときとか熊本のときとかも、災害対策本部の中に避難者が入ってこられて、情報を守るべきところと拡散するべきところが大変だったとか、なかなか分けていないことによる混乱があったということも伺っております、ボランティアに行かれた方から。ぜひそこは分析をして、きちっと見ていただきたいと思います。この点についてぜひよろしくお願いします。
○議長(岡田彦士君) 回答。
 中村危機管理監。
◎危機管理監(中村治雄君) 再問ということではないですけども、災害対策本部は本庁舎になります。コミュニティエリアというのは現地本部になります。それで、現地本部と災害対策本部とのいろんな情報のやり取りというような形で、現地本部を置いているコミュニティエリアに避難所であって、最低水であったり飲料水の確保、自家発電の確保等、そういった設備を整備するということでございます。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 現地の対策本部ということで、言い方悪かったですけど、検証をお願いします。
 さて、まちづくり協働課から地元要望やということを言われましたが、この地元要望というのはどういう形でつかんでいただいたんでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
 高尾総合政策部長。
◎総合政策部長(高尾一成君) 再問にお答えいたします。
 北里学区連合自治会及び北里学区まちづくり協議会のお名前で要望書という形でご提出をいただいております。
○議長(岡田彦士君) 質問ありませんか。
 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) そういう名前で要望書が出ていることは私も確認しておりますけれども、実際問題、今私の自治会の昨年の副自治会長さんも全くこういうことが起こっているということはご存じありませんでした。地域の中でも知らない方がほとんどで、どうなっているんやという状況です。そこは庁内にも北里学区の職員さんたくさんいらっしゃいますので、本当にどういう議論されてるのか確かめてください。これをこういう形で懇談会を開いて進めていくんやと言われたら、本当にこれ私たち住民の目から見たら、どこで決まったのか、いつ誰が決めはったのか全く分からない状況で、今物事が進んでいっている状況で、6月議会の回答に私は本当にびっくりしました。ぜひそこは確かめていただきたいと思います。一度でもそういうことで話合いが行われたとか、各自治会に下ろされたとか、そういう状況ではないと思います。こういう形で、本来住民が主役になって進めていくべき問題、それはもちろんそこにいらっしゃった100人の人が一致するかというたら、難しいと思いますよ。しかし、大本、何を大事にするかとかは、みんなの合意があるべき問題やと思います。そこを連合自治会長さんとセンター長さんのその中の多数決で決めたんやということも聞いてますけど、そういう15人ほどの皆さんの中で決めていただいていいのか。5,000人近い、5,000人以上ですかね、5,000人の人口ありますけど、どういう形で進めるのがいいか。やっぱり住民合意で進めていただくと。どういう最終結果になろうとも、住民が合意できるように進めていただくということを、この前の議論が大切だと総合政策部長おっしゃったように、私もそれが一番大事やと思いますので、その点については誤解のないようにお願いしたいと思います。
 それでは、最後、1分になりましたけれども、最後4項目めについて質問します。庁舎建設工事の入札について。
 小西市長は、小さな庁舎で大きな福祉の方針で市庁舎整備を進めてこられました。2年前の2021年7月、各学区の説明会も終わり、次の9月議会には新庁舎整備案が提案され、いよいよ建設着工かと市民の期待が高まりました。しかし、市長の政治判断により、市庁舎整備は9月議会では上程されず、次期市長選挙へと延期されました。その決断の半年後の2月、ロシアによるウクライナ侵攻で一気に資材の高騰となり、市長選挙後の入札は不調に終わりました。その結果、当初50億円での計画が67億円へと大きく膨らむことになりました。予想できない国際情勢だったとはいえ、市長の政治判断でやるなら、市民に対して丁寧な説明が必要であると思います。
 1社入札でもよいということが決められた変更点を教えてください。
 今回の入札について、前冨士谷市長の庁舎建設とどこが違うのか、そういう点について経緯と結果について説明ください。
○議長(岡田彦士君) 当局の回答を求めます。
 高尾総合政策部長。
             〔総合政策部長 高尾一成君 登壇〕
◎総合政策部長(高尾一成君) 森原議員お尋ねの市庁舎整備工事の入札についてのご質問にお答えをいたします。
 まずは、入札当日に1社でもよいと変更した経緯についてでございますが、昨年10月の入札中止後に要因分析を行いまして、再公告に向け様々な見直しをしている中で、入札参加申請時点で2社以上あれば十分に競争性が担保できると判断し、変更したものでございます。
 次に、平成29年度の市庁舎整備工事の入札とどこが違うのかとのことですが、平成29年度の入札では、入札参加申請時点におきまして1社でも申請があれば入札可能であるとし、また予定価格は事後公表としておりましたが、今回の入札は実施設計業務と施工業務を一体的に実施するBB、デザインビルド方式を採用しており、実施設計ができていない段階であるため、入札時におきまして予定価格を事前公表としておりました。このことによりまして、今回の入札につきましては予定価格を確認された上で経費を積算し、参加の判断をすることが可能となり、2社の事業者が入札参加意向を示しておられました。
 入札書提出日に辞退届が提出されたものの、入札における競争性は担保されていると考えております。結果的に99%の落札結果となりましたが、予定価格を事前公表していることから、予定価格に近い額になったものではないかと考えております。
○議長(岡田彦士君) 以上で森原陽子君個人質問を終わります。
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