録画中継

令和5年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月11日(月) 一般質問
第3 質疑
第4 決算特別委員会の設置及び委員の選任
第5 委員会付託
△日程第3 質疑
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第3、質疑に入ります。
 9月7日に追加提案されました3件について、会第11号及び会第13号について1名から発言通告がありましたので、これを許します。
 青木勝治君の発言を許します。
 青木勝治君。
◆4番(青木勝治君) 皆さん、改めましてこんにちは。育政会の青木でございます。
 それでは、許可をいただきましたので、質疑をさせていただきたいと思います。
 まず、会第11号精神障害者2級まで福祉医療の対象にすることを求める意見書について質疑をさせていただきます。
 精神障害者は、手帳の制度も含めまして身体障害、知的障害の方々よりも遅く制度化されたという歴史もございますし、まだまだいろんな医療以外の分野も含めて比較しても、改善されつつ部分もございますけど、まだまだ制度、施策面で不十分、また格差が生じてる実態があるというのが共通の認識だと思っております。そういう中で、精神障害者が置かれてる厳しい経済また生活実態も承知しているつもりではございますけれども、そういうことで引き続き格差是正は必要ということで、その部分でまず医療の話をされてるんだと思うんですけど、賛否の判断をしなければなりませんのでまず意見書の内容の事実確認について行わさせていただきたいと思うんですけど、初問として、ここでは福祉医療ということで簡略して書かれてますけど、この福祉医療とは県のどの制度のことを指しておられるのか初問としてお尋ねしたいと思います。
○議長(岡田彦士君) 議案提出者の回答を求めます。
             〔15番 森原陽子君 登壇〕
◆15番(森原陽子君) 失礼いたします。日本共産党の森原陽子です。
 意見書提出者としてただいまの質問で回答させていただきたいと思います。
 障害者の福祉医療という形で定められているものでございます。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
 青木勝治君。
◆4番(青木勝治君) ありがとうございます。
 それでは、再質疑をさせていただきます。
 今の医療の部分は、重度心身障害者児福祉医療費助成制度ということだと思います。文字どおり、障害者基本法が今3障害になってますけど、その前から、いわゆる心身の障害者の対策基本法時代から重度の身体また重度の知的障害の方を対象に制度化されてきた部分で、身障手帳では1級、2級、療育手帳がA1、A2ということで対象になっておられます。重度というレベルでこの助成制度をつくっておられるんですけど、そこで精神障害者の場合、精神障害者保健福祉手帳の等級に置き換えると何級になるんでしょうか、今2級ってことをおっしゃってますが、2級は重度という範疇なのか確認をさせてください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
◆16番(玉木弘子君) 今の再質疑に対しまして、精神障害者の福祉手帳の1級の所持者ということです。そして、身体3級とか療育B1それと精神2級のいずれかの2種所得、そういうふうに県の資料で書いております。
 以上です。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
 青木勝治君。
◆4番(青木勝治君) ありがとうございます。
 再質疑をさせていただきます。
 私の認識では、精神障害者の手帳でいいますと、保健福祉手帳でいうと1級が重度で2級は中度だと思います。それでいうと、身障手帳でいうと3級、療育手帳でいうと、Bの部分になりますが、B1ということになりますけれども、そこについては県の制度では対象には今はなってない、そこは重複すれば市のマル福ということで救済、助成をされる制度がありますけども、そうするとここで今この意見書は精神の方だけは2級単独であっても県のマル福にするべきという意見書という理解でよろしいですか、確認をさせてください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
◆16番(玉木弘子君) 現在県では、先ほど言いました重度の方、1級を対象に今県としては提案されております。ここの意見書にも書かせていただきましたように、近江八幡市では令和元年12月議会において精神障害者に対する福祉医療費助成制度の充実を求め県に意見書を提出してくださいという請願が出されております。その中で特に当事者の方が求めておられたのは、入院医療費、他科受診の医療費を福祉医療費助成制度として同等に適用するようにということで、特に精神障害者1級とか2級とかも含めて精神障害者が安心して医療にかかれるようにということで要望されておりましたので、この趣旨を受けて今回意見書とさせていただきました。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
 青木勝治君。
◆4番(青木勝治君) ありがとうございます。質疑なので、自分の考え、思いっていうのはあるんですが、述べるわけにはいかないので、事実確認だけをさせていただきたいと思います。
 当然2級の方も、1級の方がほとんど入院をされてる、2級の方が地域でお暮らしになっておられていろいろ他科受診もされてるっていうお困りな状況っていうのは承知をしておりますけれども、そういうことは分かってはおりますけれども、今先ほど県は1級の重度ということで制度創設をされて整合性を取られようとしておられる制度っていうことで、あえて2級を、今回意見書としては精神だけ2級という中度をそこに拡充したいという思いの部分は、精神の方は、ここに書いてあることは、困っておられるからということの理由ということでよろしいですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
◆16番(玉木弘子君) 青木議員がおっしゃっていただいたように、本当にお困りな状況というのは障害基礎年金が年間で79万5,000円、月額にすると約6万6,000円程度になって、実際グループホームで暮らしている方で、作業所に行くときに昼食を持っていく必要があるんですけど、100円のパン1個で過ごしていたり、パンは買えてもジャムが買えないっていうことをおっしゃった方もいらっしゃいますし、こういう対象の方は歯が悪い方も多いんですけど、なかなか歯科診療が受けられない、こういう生の声も聞いておりますので、やはりこの辺での拡充ということを求めたい、そのように考えております。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
 青木勝治君。
◆4番(青木勝治君) 何度もすいません。身体とか知的の重度の方が年金を受給される状況に比べて精神の方は同じような状況でもなかなか年金自体がもらえるような状況にないっていう状況も把握をしておりますけれども、あくまでもこの県のマル福という制度の中で精神だけをさらに拡大しようということで、ほかの精神で困っておられる方に対しての医療助成を別の制度で支援をするってことじゃなくてこの中で入れるという意見書ということでよろしいですかね。この意見書の中では障害者差別解消法の合理的配慮とかを出されてるんですけど、この部分でいうと、逆に言うとほんなら療育手帳のB1の方とか身障の3級の方、なら私たちもっていう話になると、なら合理性なり整合性は図れるのかなと思う部分、これは意見になりますんですけども、そういう部分も思いながらしておりました。
 それでは次に、2つ目の会第13号県立小児保健医療センターのベッド削減の中止を求める意見書について質疑をさせていただきます。
 まず、その意見書に書かれてる内容について、大幅に削減ということになっておりますけれども、令和2年12月の段階では現在100床ある病床数を私が承知してる当時の資料では68床に減らしていくという計画があったというのは存じ上げておりますが、今回ここで書いておられるようにもう既に公式に、大幅にっていうのはどんだけのベッド数なのか知りませんけども、減らすということがオープンな情報としてあるのか、その事実についてまずお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
◆16番(玉木弘子君) 青木議員の質疑にお答えいたします。
 公式かどうかとおっしゃっていただきましたことに関しては、まだ公式ではないというふうに伺っております。病院事業庁の経営管理課に確認したところ、今年度に入って病院の職員に対する説明会の中で建て替え費用については10億円から20億円削減、病床数については100床から38床に削減、建物については地上4階、地下1階から2階建てに、大幅なこういう改修の検討をしているということを職員向けの説明で明らかにされたということです。
 以上です。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
 青木勝治君。
◆4番(青木勝治君) 再質疑をさせていただきます。
 実際、100床ですけども、稼働状況、稼働率もあると思います。病院も含め、一定公立と言いながらも経営のこともございますし、限られた有効な部分の活用も必要と思いますが、現在100床の小保さんのベッドですけども、実際の、コロナ禍で最近は減ってるのかもしれませんし逆に増えてのかもしれません、また社会的入院っていえばちょっと言葉が悪いのかもしれませんが、なかなか福祉的な部分で医療的なケアが必要な方が支援を受けられないので実際ショートステイ的な使い方もされてる事実もありますけれども、実際100床に対してどれぐらい実際問題利用されてるかっていうのをご存じであればお聞かせください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
◆16番(玉木弘子君) すいません。今稼働率のデータは持ち合わせておりませんけれども、コロナ禍でやっぱりレスパイト入院も受けていただけなかったということでお困りの方もあります。本当に命に関わるような事態になればどこが責任を持ってくれるんかなっていうような保護者さんの声も聞いております。申し訳ありませんが、データは持ち合わせておりません。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
 青木勝治君。
◆4番(青木勝治君) 再質疑をいたします。
 当然ベッドが減る部分はありますけども、新しく整備されるということは当然面積基準やらを含めてより入院患者さんにとって快適な医療空間ということもあって、床面積等も増えると逆に言うと一定数ベッド数が減ったりとか、稼働状況を踏まえて、もともと68にされたときあたりでいうと実際働率が大体70ぐらいやったので、適正なラインかなという状況もあります。一方で、医療的ケア児が増えていったりする部分で、もちろん入院が必要な方も増えますけども、ただ医療的ケア児の方、逆に言うとずっとそのまま成長されて成人になっても医療的ケア児さんが先天性の部分として一定そこの支援を受けなければならなくなると、やっぱり一定ほかの病院ではなくってってこともあります。そうすると、総合病院さんと統合される部分の中で、全体で病床数を確認して決してやみくもに減らすわけではないというようにも聞いてるんですが、その辺の説明とかはなかったんでしょうか、お聞かせください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
◆16番(玉木弘子君) その辺は把握はしてないんですけれども、10月に入りまして県の厚生・産業委員会の中で説明がされる予定になっております。ということで、現在は、すいません、把握ができておりません。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
 青木勝治君。
◆4番(青木勝治君) すいません。最後の質疑をさせていただきます。
 これが実際に正確に公式に情報が出た部分で意見書であればよく分かるんですが、今の状況ですとなかなかこの部分っていうのはよく分かんない部分もあるんですけども、今職員さん向けでされたっていうことは、最後ですけど、もう一度確認しますが、ほぼ確かに38床まで減らされるという情報なんでしょうか、再度それだけ質疑をしたいと思います。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
◆16番(玉木弘子君) 職員向けの説明ではほぼ38床というふうに伺っております。
 以上です。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
◆4番(青木勝治君) ありがとうございました。
 以上で私の質疑を終わらせていただきます。
○議長(岡田彦士君) 以上で青木勝治君の質疑を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 決算特別委員会の設置及び委員の選任
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第4、決算特別委員会の設置及び委員の選任を議題とします。
 お諮りします。
 今定例会に上程されております議案中、議第80号令和4年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについては、16人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田彦士君) ご異議なしと認めます。よって、議第80号については、16人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託することに決しました。
 引き続き、お諮りします。
 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付しております一覧表のとおり指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田彦士君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 委員会付託
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第5、委員会付託に入ります。
 ここでお諮りします。
 今定例会に上程されております議案中、議第99号近江八幡市庁舎整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについては、市庁舎整備等特別委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田彦士君) ご異議なしと認めます。よって、議第99号については市庁舎整備等特別委員会に付託することに決しました。
 本定例会に上程しました他の諸案件は、お手元に配付しました議案付託表のとおり、所管の各常任委員会に付託します。
 来る9月21日の再開日に審査報告が願えるよう、よろしくお願いします。
 なお、各常任委員会及び特別委員会は、12日及び13日に予算常任委員会を、同じく13日に市庁舎整備等特別委員会を、14日に総務常任委員会を、15日に教育厚生常任委員会を、19日に産業建設常任委員会を、予算常任委員会は本会議場で、他の常任委員会及び特別委員会は第3・4委員会室で開議されます。
 各常任委員会はいずれも午前9時30分から、市庁舎整備等特別委員会は午後1時30分から開議されますので、ご留意願います。
 また、決算特別委員会は、本日本会議解散後、第3・4委員会室にて開議され、委員長及び副委員長の互選をよろしくお願いします。
 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。
 9月21日は定刻から本会議を再開することといたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 ご苦労さまでした。
               午後4時36分 散会
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