令和6年第1回(4月)近江八幡市議会臨時会
4月26日(金)
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案の上程(提案理由説明)
議第59号~議第62号
第4 質疑
第5 委員会付託
第6 委員会審査報告
第7 討論・採決
第8 諸般の報告
市長報告、議長報告
第9 議長の辞職許可
第10 選第1号 議長の選挙
第11 副議長の辞職許可
第12 選第2号 副議長の選挙
第13 常任委員会委員の所属変更
第14 議会運営委員会委員の選任
第15 選第3号 東近江行政組合議会議員の補欠選挙
第16 議案の上程(提案理由説明)
議第63号
第17 質疑
第18 委員会付託
第19 委員会審査報告
第20 討論・採決
午前9時31分 開会
○議長(岡田彦士君) 皆さんおはようございます。
本日招集されました令和6年第1回近江八幡市議会臨時会をただいまから開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(岡田彦士君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、
南 祐輔君
山元聡子君
の両名を指名します。
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△日程第2 会期の決定
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。
本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田彦士君) ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定しました。
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△日程第3 議案の上程(提案理由説明)
議第59号~議第62号
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第3、議案の上程を行います。
議第59号から議第62号までの4件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
大橋事務局長。
◎事務局長(大橋則夫君) 朗読いたします。
令和6年第1回(4月)近江八幡市議会臨時会提出議案
議第59号 専決処分の承認を求めることについて
令和5年度近江八幡市一般会計補正予算(第12号)
議第60号 専決処分の承認を求めることについて
(1) 近江八幡市市民バス条例の一部を改正する条例の制定についてほか条例4件
議第61号 令和6年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)
議第62号 近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについて
以上であります。
○議長(岡田彦士君) 次に、提案理由の説明を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 皆さんおはようございます。
本日、令和6年第1回市議会臨時会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方におかれましては、公私何かとご多用の中ご出席を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
それでは、開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げたいと存じます。
4月に入りまして新年度が始まったところでございます。今年は、皆さんご承知のように桜の開花も若干遅く、市内各地では桜が咲き誇る中、市内の学校、園で入学式、入園式が行われたところでございます。新入生や園児の子どもたち、新しい門出を迎えたことに目を輝かせた姿は本当にほほ笑ましく、未来への希望を感じさせてくれました。
また、国選択無形民俗文化財であります八幡祭をはじめ、地域のお祭りにも多くの市民の皆様が暖かく穏やかな晴天の中、活気に満ちた雰囲気を楽しみ、にぎわう姿が各地で見られ、コロナも明けて日常の生活も大分戻ってきたかなと実感させていただくところでございます。近年少子化や都市化の影響で参加者が減少してる地域もございますけれども、地域の住民の皆様が交流を深め、コミュニティーの活性化を図るとともに連帯感を醸成するにはお祭りのような地域の行事やイベントが非常に大切な機会になるということは言をまたないところでございます。また、市民の皆様が自分たちの地域を自ら盛り上げようとされる姿は、大変頼もしく感じるところでもございます。
さて、市政運営におきましては、新たな取組をスタートさせていただいております。この4月から子育て支援といたしまして市内の1歳未満のお子様がおられるご家庭におむつ等の育児用品をお届けし、単なる経済支援にとどまらず、その際子育て家庭への見守りや声かけを行うおむつおとどけ みまもり便の運行を開始いたしました。また、こども家庭センターも、これから充実させるべく、運営を開始させていただいたところでございます。
また、本市では、昨年度から各学区の地域の実情に応じた移動手段を確保するため、主にバス停までの移動が難しい方の通院や買物などの移動や外出を支援する目的として互助輸送の取組を昨年度実証実験という形でさせていただきました。今年は、引き続き島学区、沖島、それから安土学区におきまして本格的な運行をこの4月から行っていただいているところでございます。今後もあかこんバスをはじめとしました公共交通機関のより皆様の実態の生活に適応したような形で充実を図ってまいりたいと考えております。
これからも市民の皆様が近江八幡市のために活力を注いでもらえるよう一人一人に寄り添ったハートフルなまちづくりを政策目的の主眼といたしまして事業を推進するとともに、子育ての支援また文化、観光の振興を図り、活力ある地域づくりを実現し、憧れを持ってもらえるまち近江八幡を目指してまいりたいと考えております。議員の皆様方におかれましても、今後とも格別のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げますとともに、あわせて近江八幡市政の発展のためますますのご活躍をされますことを重ねてお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきたいと存じます。
それでは、本日提出いたします議案について説明をさせていただきます。
議第59号及び議第60号専決処分の承認を求めることの2議案につきましては、緊急を要し、議会を招集する時間的な余裕がなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
まず、議第59号専決処分の承認を求めること、令和5年度近江八幡市一般会計補正予算(第12号)につきましては、歳入歳出それぞれ6億1,832万5,000円を追加し、予算総額を467億7,077万4,000円とさせていただいたものでございます。
主な内容といたしましては、総務費におきまして減債基金及び公共施設等整備基金に積立金を追加、民生費におきまして障害福祉サービス等給付事業で扶助費等を追加させていただいたものでございます。
これらの財源につきましては、令和6年3月29日に地方譲与税が確定したことにより、地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、法人事業税交付金、地方消費税交付金、環境性能割交付金、地方特例交付金、地方交付税、国庫支出金及び県支出金並びに繰入金で財源調整し、充当させていただくものでございます。
次に、議第60号専決処分の承認を求めること、近江八幡市市民バス条例の一部を改正する条例の制定につきましては、令和6年4月1日から市民バスの土曜日の運行を開始するに当たり、所要の改正を行ったものでございます。
次に、近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定及び近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令、地方税法施行規則等の一部を改正する省令、地方税法施行規則及び航空機燃料譲与税法施行規則の一部を改正する省令が令和6年4月1日から施行されたことに伴い、所要の改正を行ったものでございます。
次に、近江八幡市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、生活衛生等関係行政の機能強化のための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い厚生労働大臣が所管している水道整備・管理行政が国土交通大臣及び環境大臣に移管され、水道法施行規則においても同様の改正が行われたことから、所要の改正を行ったものでございます。
次に、近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令第6条の2第1項の規定に基づき総務大臣が定める金額を定める件の一部改正が令和6年4月1日から施行されたことに伴い、所要の改正を行ったものでございます。
次に、議第61号令和6年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ9億2,160万3,000円を追加し、予算総額を439億2,160万3,000円とさせていただくものでございます。
主な内容といたしましては、民生費におきまして、低所得者支援及び定額減税補足給付金事業で令和6年度住民税情報等を基に低所得者支援及び定額減税を補足する給付を実施するため、負担金補助及び交付金等を追加させていただくものでございます。
これらの財源につきましては、全額国庫支出金を充当させていただくものでございます。
次に、議第62号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることにつきましては、地方自治法第196条第1項の規定に基づき近江八幡市監査委員に高木茂氏を選任したく、議会の同意を求めるものでございます。
以上、専決処分の承認を求めます議案2件と予算議案1件、その他議案1件につきましてご審議いただき、ご可決賜りますようお願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いを申し上げます。
○議長(岡田彦士君) 以上で議案の上程を終わります。
それでは、ただいま上程しました議第59号から議第62号の4件について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
休憩します。
午前9時44分 休憩
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午前9時48分 再開
○議長(岡田彦士君) 再開します。
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△日程第4 質疑
○議長(岡田彦士君) それでは、日程第4、質疑に入ります。
1名から発言通告がありましたので、これを許します。
森原陽子君の発言を許します。
森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 皆さんおはようございます。日本共産党の森原陽子です。
それでは、議第60号と議第61号につきまして質疑を行います。
まず最初に、議第60号専決処分の承認を求めることについて、近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。
今回市税条例が改正されます。これらの改正について、そもそもどのような理由をもって上位法の改正が行われるのか、また改正の対象者、市民への影響についてお伺いいたします。
まず初めに、職権による市民税、固定資産税、特別土地保有税の減免についてどのような理由、場合において対象者となるのでしょうか、お伺いいたします。
これを初問といたします。
○議長(岡田彦士君) 当局の回答を求めます。
岡田総務部長。
〔総務部長 岡田清久君 登壇〕
◎総務部長(岡田清久君) 皆さんおはようございます。
それでは、森原議員の議第60号専決処分の承認を求めることについて、近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定についてのうち、職権による市民税、固定資産税、特別土地保有税の減免についての質疑にお答えを申し上げます。
市民税、固定資産税、特別土地保有税の減免につきましては、市税条例におきまして市長に減免申請書を提出しなければならないと規定をされております。今回地方税法の改正に伴い、生活保護を受給された方や災害、盗難、傷病などにより減免申請書の提出が困難であるものの減免事由に該当することが明らかであり、かつ減免する必要があると市長が認める場合は職権により減免することができることとなります。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) それでは、続きまして定額減税に係る規定の新設について質疑をさせていただきます。
このたびの定額減税の理由についてお伺いいたします。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 森原議員の再質疑にお答えをいたします。
定額減税の関係でございますが、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策におきまして、物価高により厳しい状況にある生活者、事業者への支援といたしまして令和6年分所得税及び令和6年度分の個人住民税の減税を実施をされることとなりました。また、定額減税し切れないと見込まれる方への調整給付金支給など、新たな経済に向けた給付金・定額減税一体措置の制度に基づきまして今回令和6年度市民税賦課徴収に当たって納税義務者及びその扶養親族1人当たり1万円の定額減税の実施並びに徴収方法等について適正に事務を執行するため、上位法である地方税法等の一部改正に基づきまして近江八幡市税条例を改正したものでございます。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) ご説明ありがとうございます。
この定額減税の対象者とならないのはどのような方でしょうか、全ての市民が対象者となるのでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 森原議員の再質疑にお答えいたします。
市民税におけます定額減税の対象者は令和5年分の合計所得金額が1,805万円以下である場合に限られますので、合計所得金額が1,805万円を超える場合は対象外となります。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 住民税非課税世帯と住民税均等割のみ課税世帯については既に給付等が行われておりまして、年収、今おっしゃっていただいた1,805万円以下の全ての市民に対しましては切れ目なく1人当たり4万円の減税もしくは調整給付、補足給付が行われるという理解でよろしいでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 再質疑にお答え申し上げます。
先ほど国の制度設計を申し上げましたとおり、そのように我々も理解をしているところでございます。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 続きまして、この定額減税はどのようなスケジュールで行われるのか教えてください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 森原議員の定額減税のスケジュールについての再質疑にお答えを申し上げます。
市民税の場合、徴収方法に応じて定額減税の適用時期が異なります。具体的に申し上げますと、給与所得に係る特別徴収となる給与所得者の方の場合、令和6年6月分は徴収されず、定額減税後の税額が令和6年7月分から令和7年5月分の11か月で徴収することとなります。次に、普通徴収となる事業所得者等の方の場合でございますが、定額減税前の税額を基に算出をされた第1期分、令和6年6月分の税額から控除されまして、控除し切れない場合は第2期分、令和6年8月分以降の税額から順次控除することとなります。次に、公的年金等の所得に係る特別徴収となる年金所得者の方の場合でございますが、定額減税前の税額を基に算出された令和6年10月分の特別徴収税額から控除されまして、控除し切れない場合は令和6年12月分以降の特別徴収税額から順次控除することとなります。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 今ご説明いただきましたが、かなりこの減税は複雑な手続になるということが分かりました。
この定額減税に係る給与事務手続等はかなり複雑になると予想されます。事務量の増加が見込まれますけれども、各事業者への事務手続及び助成金等の国の支援はあるのでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 森原議員の再質疑にお答えを申し上げます。
市民税の定額減税につきましては、特別徴収義務者、いわゆる給与支払い事業者に対しまして5月末までに市から各納税義務者、いわゆる従業員さんの特別徴収税額通知を送付をいたしますので、給与支払い事業者の給与事務手続において大幅な負担増になることはございません。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 市でカバーしていただけるということが分かりました。
事業主とか公的年金については、もし分かりましたら教えてください、何か支援はあるんでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 再質疑にお答えを申し上げます。
先ほど答弁申し上げたのは市民税のいわゆる賦課に対しての部分でございますので、定額減税の中でいわゆる所得税の部分につきましては国税となりますので、国税庁あるいは税務署から各給与関係の源泉徴収をされている事業者さんであるとかいわゆる確定申告をなさっておられる一般の事業者さんであるとかについては周知がそれぞれされているというふうに聞き及んでおります。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) ありがとうございました。
それでは続きまして、次に地域決定型地方税制特別措置、通称わがまち特例というものに関しまして質疑をいたします。
この減免についてはどのような場合に行われて、対象者はどのようになるでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 森原議員の通称わがまち特例についての再質疑にお答えを申し上げます。
わがまち特例は、地方税法に規定をいたします固定資産税及び都市計画税の特例措置のうち、法に定める範囲内において自治体が自主的に判断し特例割合を決定できる仕組みとして平成24年度から導入をされております。対象となる資産は市税条例及び都市計画条例に規定をするものになりますが、今回の法改正によりまして新たに特例の対象となる資産は、再生可能エネルギー発電設備の特例対象に追加されたバイオマス発電設備のうち、出力が1万キロワット以上2万キロワット未満で一般木質・農作物残さ区分に該当する事業用資産となる償却資産が対象となります。また、都市再生特別措置法に規定をします一体型滞在快適性等向上事業において自治体における公共施設の整備と一体的に土地の所有者が整備した施設等の事業用資産が対象となり、具体的な事例といたしましては静岡県静岡市の駿府ふれあい地区におけるビルの建て替えに併せた全天候型広場の整備による土地と人工芝やウッドデッキなどの交流、滞在空間の創出に係る償却資産でございます。いずれにいたしましても個人の居住用資産ではなく大規模な設備並びに施設整備等の事業用資産に対する特例措置となりますので、ご理解をお願いをいたします。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 事例までありがとうございました。
これに対応しそうな事柄というのはあるんでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 森原議員の再質疑にお答えをいたします。
バイオマス発電設備の部分につきましては、かなり出力が大きい部分でございますので、該当する事業所があるかどうかっていうのは未知数でございます。
それから、2つ目に申し上げました都市再生特別措置法の関係の部分につきましては、官民一体となって市街地再整備であるとか、そういうふうな事業をしていくときの税の優遇措置ということでございますので、今後市の中でのいろんな構想の中で考えていける部分はあると思うんですが、今たちまち何かがこれで活用できるというものは現状ではございません。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 続きまして、認定長期優良住宅に係る特例についてお伺いいたします。
文中にある一定の要件を満たす場合とはどのようなことが当てはまるのでしょうか、またその場合の手続についてお伺いいたします。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
岡田総務部長。
◎総務部長(岡田清久君) 森原議員の認定長期優良住宅に係る特例についての再質疑にお答えをいたします。
認定長期優良住宅とは、長期にわたって耐震性、耐久性、可変性等に優れ、適切な維持保全が確保される状態で使用される住宅のことで、所有者が申告をすることにより新築住宅に係る固定資産税の減額措置が適用できることとなってございます。この特例の適用につきましては、本来所有者から申告書の提出によりまして適用することとなっておりますが、今回の改正におきましてマンションなどの区分所有に係る住宅についてはマンションの管理組合の管理者等から長期優良住宅の普及の促進に関する法律施行規則第9条に規定をいたします認定通知書の写しが提出され、かつ当該減額措置の要件に該当するという場合には適用することができるようになったところでございます。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) それでは、続きまして議第61号令和6年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)について質疑をさせていただきます。
定額減税において、納税額が所得税3万円、住民税1万円に満たない方への定額減税はどのようになりますでしょうか。
これをもって初問といたします。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
〔福祉保険部長 長村周作君 登壇〕
◎福祉保険部長(長村周作君) 皆さんおはようございます。
森原議員からの質疑、議第61号令和6年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)のうち、納税額が所得税3万円、住民税1万円に満たない方の定額減税についてお答えいたします。
議員ご指摘のとおり、納税義務者の所得や控除内容などにより住民税の所得割及び所得税、それぞれの課税額を減税し切れない場合、つまりは課税額が定額減税よりも少ない納税義務者の方が想定されます。今回の調整給付事業では、このような方々を対象に定額減税に満たない金額を補足するために現金を給付いたします。具体的には、住民税の所得割の減税できなかった額と所得税で減税できなかった額を足し合わせ、1万円単位に切り上げて支給いたします。この調整給付をもって定額減税と併せて考えることで定額減税のみの対象となる納税義務者と同等の支援になるものと考えております。
以上です。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 本市においてこの調整給付金の対象者は何人が見込まれているでしょうか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 再質疑にお答えします。
正確な対象者につきましては、令和6年6月1日に賦課決定される住民税情報により決定いたします。そのため、昨年度、令和5年度住民税課税情報により対象者数を算出したところ、定額減税し切れない納税者、すなわち調整給付金の対象となる納税者の方は約1万6,000人と確認いたしております。令和6年6月1日以降、住民税所管課である税務課と連携をし、対象者数を確定させていきたいと考えております。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) この1万6,000人の方の、扶養者については含まれるという理解でよろしいですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
◆15番(森原陽子君) 1万6,000人の方には、世帯主及びその中で扶養されている方も含めて1万6,000人という理解でよろしいんですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 納税対象者の方が1万6,000人と想定しております。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 納税対象者、分かりました。
じゃあ、合計何人の方に給付が行われるのかお伺いします。予定で何人になるかお伺いします。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 給付予定とさせていただく方は納税対象者になりますので、納税対象者の方に給付させていただきます。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 補足給付のスケジュールはどのようになりますか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 森原議員の再質疑にお答えします。
さきに申し上げましたとおり住民税の課税決定日である令和6年6月1日以降、調整給付金の対象情報を精査いたします。遅くとも7月下旬には発送準備を完了させ、対象者へ通知し、返信用封筒を用いた郵便による給付申請の受付を開始いたします。そして、8月下旬より随時指定口座への給付をいたします。申請受付の終了日や国の方針に基づき10月31日とする予定で、未申請の対象者につきましては申請を促す勧奨通知の送付を予定しております。複雑な制度でありますが、市民の方に分かりやすく、かつ適切に早期支給できるよう取り組んでまいります。
○議長(岡田彦士君) 質疑はありませんか。
森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 市として業務の増加に対してどのように対策されるかということがありますが、事務費の内訳についてご説明ください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 再質疑にお答えいたします。
調整給付金の業務の増加への対策や事務費の内訳ですが、この事業は複雑な制度でございますのでたくさんの方から質問等多数が寄せられるほか、申請受付事務においても対象数が多いことから職員の業務増加が見込まれております。今回の補正予算では、これらの業務増加を見込み、この事業に特化したコールセンターの運営、窓口業務、申請内容の精査などを一括委託することを検討しており、十分な体制を整え、多数のお問合せ、分かりやすく説明するほか、迅速な支給を目指す想定でございます。
その他の補正予算の内訳につきましては、事務に従事する市職員の人件費、郵送に係る通信運搬費等を計上しております。委託料に関しましては、給付に係るシステム改修や封入封緘などの委託料を計上しております。
なお、これらの事務費は、全額国の交付金事業対象となる見込みでございます。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 人件費それからシステム改修費、それぞれ幾らで人件費はどのような雇用をされるのかお伺いします。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) すいません、再問にお答えいたします。
委託料のうち、システム開発費は約800万円でございます。人件費につきましては、職員の時間外を計上しております。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 新たに会計年度任用職員等は雇用はされないという理解でよかったですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 再問にお答えいたします。
議員おっしゃるとおり、雇用は考えておりません。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 分かりました。
すいません、再度お伺いします。
先ほどの補足給付金の対象者は納税者であるというふうにおっしゃって、1万6,000人であると言われました。ということは、それ、1万6,000人以外の方は、非課税の方を除いて、所得税3万円、住民税1万円以上を納税されていて定額減税がされる方という理解でよかったですか。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
よろしいですか。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 議員がおっしゃるとおりでございます。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) そしたら、この市のこの補足給付金は幾らを試算されているのか伺います。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 再問にお答えいたします。
補助金といたしまして8億7,500万円計上しております。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 算定されている根拠があると思いますので、それはどういう計算なのか教えてください。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 再問にお答えいたします。
納税対象者は、1万6,000人見込んでおります。それに伴う扶養者、被扶養者の方を1万4,000人見込んでおります。それで、1人当たり2万3,000円を考えております。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) じゃあ、補足給付金を給付される市民は合計3万人という理解でよろしいですね。
○議長(岡田彦士君) 回答を求めます。
長村福祉保険部長。
◎福祉保険部長(長村周作君) 対象者は納税義務者になりますので、補足給付金を給付する方は納税義務者になるなので1万6,000人です。この調整給付金につきましては、納税されてる方がその1万円、3万円、それに満たない方に満たない額を給付しますが、扶養者の方についてはそれぞれ1万円と3万円をしてますので、例えば納税されてる方が1人おられまして、その方が扶養者、被扶養者が2人いられる場合は12万円の減額給付になります。減額給付になって、それに満たない部分を今回補足給付金として納税対象者に給付いたしますので、給付される方は1万6,000人を対象としております。
○議長(岡田彦士君) 森原陽子君。
◆15番(森原陽子君) 質問した意図、きっと受け止めがちょっと違うのかと思いますけれども、先ほどの説明で分かりましたので、これで終わらせていただきます。説明ありがとうございました。
○議長(岡田彦士君) 以上で森原陽子君の質疑を終わります。
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△日程第5 委員会付託
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第5、委員会付託に入ります。
お諮りします。
ただいま議題となっております議第62号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田彦士君) ご異議なしと認めます。よって、議第62号は委員会付託を省略することに決しました。
なお、本臨時会に上程しました他の諸案件は、お手元に配付しました議案付託表のとおり、所管の各常任委員会に付託します。
後刻、再開後に審査報告が願えますようよろしくお願いします。
なお、この後、予算常任委員会は本会議場にて、予算常任委員会終了後、総務常任委員会は第1委員会室にて開議されます。
休憩します。
午前10時17分 休憩
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午前11時50分 再開
○議長(岡田彦士君) 再開します。
~~~~~~~~~~~
△日程第6 委員会審査報告
○議長(岡田彦士君) それでは、日程第6、委員会審査報告に入ります。
各委員会に審査を付託していました諸案件を一括議題とし、各委員会の報告を求めます。
まず、予算常任委員会の報告を求めます。
予算常任委員長山本妙子君。
〔10番 山本妙子君 登壇〕
◆10番(山本妙子君) ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
本臨時会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第59号 専決処分の承認を求めることについて
令和5年度近江八幡市一般会計補正予算(第12号)
は、全員賛成で原案を承認すべきものと決しました。
続きまして、
議第61号 令和6年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
なお、審査過程における意見として、議第61号令和6年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)について、事務手続が簡素ではなく、迅速に行えているとは思えず、また単年度での対策では物価高騰に対応できるとは思えないとの反対討論がありました。
以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(岡田彦士君) 次に、総務常任委員会の報告を求めます。
総務常任委員長沖茂樹君。
〔13番 沖 茂樹君 登壇〕
◆13番(沖茂樹君) 引き続きまして、総務常任委員会の審査報告を行います。
本臨時会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第60号 専決処分の承認を求めることについて
(1) 近江八幡市市民バス条例の一部を改正する条例の制定について
(2) 近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について
(3) 近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について
(4) 近江八幡市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
(5) 近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
は、賛成多数で原案を承認すべきものと決しました。
なお、審査過程における意見として、議第60号専決処分の承認を求めることについて、(2)近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について、予算常任委員会の審査報告でもありましたように、定額減税に関しては国の経済対策として妥当性が認められないことからそれに関する条例改正にも反対するとの反対討論がございました。
以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(岡田彦士君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岡田彦士君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
それでは、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
休憩します。
午前11時57分 休憩
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午後0時1分 再開
○議長(岡田彦士君) 再開します。
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△日程第7 討論・採決
○議長(岡田彦士君) それでは、日程第7、討論・採決に入ります。
討論を行います。
1名から発言通告がありましたので、これを許します。
玉木弘子君の発言を許します。
玉木弘子君。
〔16番 玉木弘子君 登壇〕
◆16番(玉木弘子君) 日本共産党の玉木弘子です。会派を代表いたしまして反対討論を行います。
定額減税に関連する議第60号専決処分の承認を求めることについてのうち近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について及び議第61号令和6年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)について反対の立場で討論を行います。
今回の市税条例の改正は、昨年岸田政権が17兆円規模の総合経済対策を閣議決定し、1人当たり4万円の所得税、住民税の定額減税を上げたことによります。当初から世論調査で評価しないとの回答が6割前後を占めておりました。効果のない場当たり的な減税であることを国民は見抜いています。
労働者の実質賃金がピーク時の1996年から64万円も減っている下で、2024年度の1回だけの所得税減税では焼け石に水でしかありません。しかも、岸田政権は、大軍拡の財源を確保する所得税増税の方針を決めています。24年度の実施は見送るものの、これらは恒久的な増税となります。そして、現在所得税に上乗せされている東日本大震災の復興特別所得税2.1%については、徴収期限を2037年としていましたが、延長して増収分を軍事費に流用するとしています。首相は、減税することと防衛力強化の税制措置は矛盾するものではないと述べるなど、軍拡増税を実施する方針に変わりはありません。増税路線が批判を浴び、内閣支持率が下がるからと1回だけの僅かな所得税減税で批判をかわそうとするのは、誰が見ても短絡的な考えです。
直接物価を下げるという点で、消費税減税は全ての国民に行き届く最も効果的な経済対策と言えます。経済専門家からも、消費税減税によるGDPの押し上げ効果は所得税減税より大きいとする試算が出されています。物価高に苦しむ国民の暮らしを支えるためには、世界100か国で行われている消費税の減税こそすべき施策です。
補正予算では、低所得者支援給付金及び定額減税補足給付金の予算が提案されております。定額減税補足給付は、定額減税のうち所得税3万円と住民税1万円の4万円に満たない対象者で、扶養家族を含め3万人と試算されております。平均で1人当たり2万3,000円の給付が見込まれています。これは、定額減税の狙いとされている物価高に対応し可処分所得を増やすことに十分とは言えません。
内閣府が示す新たな経済に向けた給付金・定額減税一体措置の説明書に書かれております「様々な層の国民に丁寧に対応しながら、物価高に対応し、可処分所得を増やす」、簡素、迅速、適切、このバランスについて問題があると考えております。簡素で分かりやすく事務負担が少ないについては、そうではなくて複雑で事務負担が増えることが予測されています。迅速については、低所得者層については当てはまりますが、公的年金の方等には10月以降になる、このことからも迅速な対策とは言えません。また、適切に、できるだけ公平についてですが、子どもの支援給付金については低所得者層に対して加算5万円はされます。しかし、僅かに所得が上回るぎりぎりの生活をしている世帯には恩恵がなく、低所得者に公平な施策とは言えないと考えます。
定額減税に係る事務手続については、年収や扶養親族の人数により減税のタイミングが異なるケースが予測され、複雑化することが見込まれています。給与の支払い、税金を源泉徴収する企業にも住民税を通知している地方自治体にも実務関係者の負担が増え、ミスの多発を心配する指摘もあります。1回限りの定額減税ではなく、物価高に苦しむ国民の暮らしを支えるためには消費税こそ減税すべきとの立場から、定額減税に関連する議第60号のうち近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について、議第61号令和6年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)についての反対討論といたします。
○議長(岡田彦士君) 以上で討論を終わり、これより採決します。
それでは、議第59号から議第62号までの4件について、順次起立により採決します。
まず、議第59号を採決します。
お諮りします。
議第59号専決処分の承認を求めることについて、令和5年度近江八幡市一般会計補正予算(第12号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(岡田彦士君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第59号は原案を承認することに決しました。
次に、議第60号を採決します。
お諮りします。
議第60号専決処分の承認を求めることについて、(1)近江八幡市市民バス条例の一部を改正する条例の制定について、(2)近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について、(3)近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、(4)近江八幡市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、(5)近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(岡田彦士君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第60号は原案を承認することに決しました。
次に、議第61号を採決します。
お諮りします。
議第61号令和6年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(岡田彦士君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第61号は原案を可決することに決しました。
次に、議第62号を採決します。
お諮りします。
議第62号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(岡田彦士君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第62号は原案に同意することに決しました。
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△日程第8 諸般の報告
○議長(岡田彦士君) 次に、日程第8、諸般の報告を行います。
まず、市長報告を行います。
地方自治法の規定に基づき、報第2号専決処分の報告について、和解及び損害賠償の額を定めることについて、以上1件の専決処分の報告が提出されましたので、ご了承をお願いいたします。
以上で市長報告を終わります。
次に、議長報告に入ります。
東近江行政組合議会議員の辞職願が沖茂樹君から同組合の議長に提出され、許可されましたので、ご報告します。
次に、議会運営委員会委員の辞任願が三上英夫君から議長に提出され、許可いたしましたので、報告いたします。
以上をもちまして諸般の報告を終わります。
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△日程第9 議長の辞職許可
○議長(岡田彦士君) このたび、私は一身上の都合によりまして議長の辞職願を副議長に提出いたしました。よって、日程第9、議長の辞職許可を議題とします。
これより私、一身上の事件に関しますので、地方自治法第117条の規定により除斥のため退席することとし、副議長と交代いたします。
この場で休憩します。
〔議長 岡田彦士君 退席〕
午後0時13分 休憩
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(副議長と交代)
午後0時13分 再開
○副議長(辻正隆君) 再開します。
ただいま岡田彦士君から議長の辞職願が提出されましたので、地方自治法第106条第1項の規定に基づき、副議長の私が議長の職務を行います。
事務局長に辞職願を朗読させます。
大橋議会事務局長。
◎事務局長(大橋則夫君) 朗読いたします。
辞職願
今般、都合により議長の職を辞したく存じますので、許可されるよう願い出ます。
令和6年4月26日
近江八幡市議会
副議長 辻正隆様
近江八幡市議会
議長 岡田彦士
以上でございます。
○副議長(辻正隆君) お諮りします。
岡田彦士君の議長辞職を許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(辻正隆君) ご異議なしと認めます。よって、岡田彦士君の議長辞職を許可することに決しました。
ここで岡田彦士君の入場を許します。
この場で休憩します。
午後0時15分 休憩
〔19番 岡田彦士君 入場〕
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午後0時15分 再開
○副議長(辻正隆君) 再開します。
岡田彦士君にお伝えします。
さきに提出されました議長の辞職願は、ただいま許可されましたので、ご報告いたします。
ここで、岡田彦士君から議長退任の挨拶を許されたい旨の申出がございましたので、これを許します。
岡田彦士君。
〔19番 岡田彦士君 登壇〕
◆19番(岡田彦士君) 議長退任に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
令和5年5月の臨時会において、第14代議長としてこの1年務めを果たさせていただきました。これ、ひとえに議員の皆様をはじめ職員の皆様、そして何よりも市民の皆様の温かいご支援があったたまものと感謝申し上げるところであります。改めて御礼申し上げます。
さて、コロナ禍は、パンデミックと形容されるなど、グローバル化が進む人流、物流とも相まって急速に全世界へと感染が拡大していき、多くの命が失われました。我が国においても、この事態に対応するため、感染症に関する情報が国、地方公共団体、報道機関等から通達や放送を通じて積極的に発信され、不要不急の外出やイベント開催の自粛が呼びかけられるまでに至りました。しかしながら、一面、感染症の拡大を契機としてこれまでオンライン化があまり進まなかった領域においてデジタル化の波が押し寄せ、情報通信技術、ICTは国民生活や経済生活に大きな変化をもたらし、新型コロナウイルス感染症終息後の我が国の社会経済はウイルスの蔓延前とは別の新たな社会経済へと進化を遂げ、長年にわたる慣行が崩され、デジタル化、リモート化が定着しつつ、個人、産業、社会といったあらゆるレベルにおいて変革が生まれ、議会においてもタブレット端末が導入されるなどペーパーレス化が進んだ1年でもありました。
このような中、私のような者が議長の職を預からせていただき、近江八幡市議会の中心の議長として公平公正かつ円滑な議会運営に努め、そして市民福祉向上と市政発展のためにと自分なりに一生懸命働かせていただきました。超高齢化社会を前に子育て支援施策の充実や、そして紆余曲折もありながらもようやく新庁舎建設の契約議決などの重要な審議を行った1年でもありました。今まさに議長職を終え、一議員に戻りますが、初心を忘れることなく、民信なくば立たずを座右の銘として、また議長職で学んだことを生かしながら議員活動に全力を傾けてまいる所存でございます。今後ともよろしくお願い申し上げ、退任のご挨拶に代えさせていただきます。
結びになりますが、この1年大変お世話になり、ありがとうございました。(拍手)
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△日程第10 選第1号 議長の選挙
○副議長(辻正隆君) それでは、日程第10、選第1号議長の選挙を行います。
なお、選挙は投票により行います。
それでは、会議規則第27条の規定により事務局に議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○副議長(辻正隆君) ただいまの出席議員数は21名でございます。
投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○副議長(辻正隆君) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(辻正隆君) 配付漏れはなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○副議長(辻正隆君) 異状なしと認めます。
なお、念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の1名の姓と名を記載願います。
〔投票記載〕
○副議長(辻正隆君) それでは、点呼に従って順次投票願います。
事務局長に点呼を命じます。
大橋議会事務局長。
◎事務局長(大橋則夫君) それでは、点呼いたします。
〔局長氏名点呼、投票〕
○副議長(辻正隆君) 投票漏れはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(辻正隆君) 投票漏れはなしと認めます。
投票を終了します。
投票箱の閉鎖を命じます。
〔投票箱閉鎖〕
○副議長(辻正隆君) 議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○副議長(辻正隆君) 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に中塚理恵君、藤村健造君を指名します。
両人の立会いを求めます。
開票を行います。
〔開 票〕
○副議長(辻正隆君) 立会人の方は席へお戻りください。
選挙の結果を報告します。
投票総数 21票
これは先ほどの出席議員数と符合しております。
そのうち
有効投数 21票
無効投票 0票です。
有効投票中
辻 正隆君 18票
山元聡子君 1票
山本英夫君 2票
以上のとおりでございます。
この選挙の法定得票数は6票であります。よって、得票数を超え、かつ最高得票数でありました私辻正隆が議長に当選しましたことを会議規則第32条第1項の規定により報告いたします。
◆18番(辻正隆君) ここで議長就任に当たり一言、高いところからではございますが、自席から失礼をさせていただきまして皆様方にご挨拶を申し上げさせていただきます。
このたび不肖私が、皆様方のご推挙をいただきまして、市議会議長の重責を預からさせていただくことと相なりました。心から感謝を申し上げるところでございます。
私自身にとりましても大変光栄に思いますとともに、身の引き締まる思いでございます。これからは、市民の皆様方に負託を受けたこの議会が議会の使命がしっかりと果たせますよう、中立公平な立場で臨まさせていただき、議会運営に誠心誠意努力をさせていただく所存でございます。しかしながら、もとより微力な私どもでございますゆえに、どうか皆様方におかれましては特段のご支援、ご鞭撻いただきますことをこの場を借りてお願いを申し上げます。
最後になりましたが、先ほど退任をされました前議長、岡田彦士様におかれましては、1年間私も副議長という立場で歩みを共にさせていただきました。いろいろと市政が動く中、いろんな状況の中、岡田様におかれましてはしっかりと体調管理をされ、市政の品位また議会の品位、質向上へとお努めをいただきました。大変1年間ご苦労さまでございました。私も岡田前議長様に見習いさせていただき、自己の体調管理に努める中、市政の発展に努めさせていただきたい、このように思っております。そのことを申し添えまして、簡単措辞でございますが、議長就任に当たってのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
~~~~~~~~~~~
△日程第12 選第2号 副議長の選挙
○議長(辻正隆君) それでは、ただいまから議事運営を務めさせていただきます。皆様の格別なるご協力をよろしくお願いいたします。
ただいま議長選挙により不肖私が議長に選出されましたため、副議長が欠員となりました。よって、日程第11を省略し、ただいまから日程第12、選第2号副議長の選挙を行います。
なお、選挙は投票により行います。
それでは、会議規則第27条の規定により事務局に議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
○議長(辻正隆君) ただいまの出席議員数は21名であります。
投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○議長(辻正隆君) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻正隆君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(辻正隆君) 異状なしと認めます。
なお、念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人1名の姓と名を記載願います。
〔投票記載〕
○議長(辻正隆君) それでは、点呼に従って順次投票をお願いします。
事務局長に点呼を命じます。
大橋議会事務局長。
◎事務局長(大橋則夫君) 点呼いたします。
〔局長氏名点呼、投票〕
○議長(辻正隆君) 投票漏れはございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻正隆君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了します。
投票箱の閉鎖を命じます。
〔投票箱閉鎖〕
〔議場開鎖〕
○議長(辻正隆君) 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に松村務君、三上英夫君を指名します。
両人の立会いを求めます。
開票を行います。
〔開 票〕
○議長(辻正隆君) 立会人の方は席へお戻りください。
選挙の結果を報告します。
投票総数 21票
これは先ほどの出席議員数と符合しています。
そのうち
有効投票数 21票
無効投票 0票です。
有効投票中
大川恒彦君が17票
森原陽子君 2票
中塚理恵君 1票
山元聡子君 1票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票であります。よって、法定得票数を超え、かつ最高得票数でありました大川恒彦君が副議長に当選されました。
ただいま副議長に当選されました大川恒彦君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をします。
ここで、副議長に当選されました大川恒彦君のご挨拶をお願いをいたします。
大川恒彦君。
〔14番 大川恒彦君 登壇〕
◆14番(大川恒彦君) いつもお世話になっております。議席番号14番大川恒彦です。
ただいま議長より副議長就任に当たり発言のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。
このたびの4月臨時会におきまして図らずも栄誉ある近江八幡市議会の副議長にご選任を賜り、大変光栄に存じますとともに、心より厚くお礼を申し上げる次第でございます。今まさに歴史と伝統のある近江八幡市議会の副議長という大任を拝し、その職責の重大さをひしひしと痛感し、身の引き締まる思いでありまして、ここにご推挙をいただきましたからには、微力ではありますが、辻議長をお支えし、皆様方のお力添えをいただきながら広聴機能の充実を図り、公正公平かつ透明で円滑な議会運営と議会のさらなる発展及び活性化に全力を尽くし、職務に努めてまいる所存でございます。
また、少子・高齢化、人口減少、防災・減災、持続可能な社会環境の対策など課題は山積しており、二元代表制の一翼を担う議会として市民皆様方の負託に応えられるよう市民様の声を背景に提言、提案を行い、行政としっかりと議論を重ね、監視機能を果たし、市政の両輪として行政施策の充実、市民福祉の向上、住民の安全・安心を確保し、活力に満ちた心豊かなまちづくりを形成するためにも議長とともに責務を全うし、市議会の総合力を発揮できるよう誠心誠意全力で取り組み、頑張る決意でございます。つきましては、どうか先輩諸氏並びに同僚議員及び議会関係各位のより一層のご支援とご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、甚だ簡単措辞ではありますが、就任の挨拶と代えさせていただきます。
今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
~~~~~~~~~~~
△日程第13 常任委員会委員の所属変更
○議長(辻正隆君) 次に、日程第13、常任委員会委員の所属変更を議題とします。
お諮りします。
常任委員会委員につきまして、一部所属を変更したい旨の申出がありましたので、委員会条例第8条第3項の規定により、総務常任委員会委員には、岡田彦士君を。
産業建設常任委員会には、沖茂樹君を、それぞれ指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻正隆君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました方々をそれぞれの常任委員会委員に指名することに決しました。
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△日程第14 議会運営委員会委員の選任
○議長(辻正隆君) 次に、日程第14、議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
お諮りします。
議会運営委員会委員の選任については、委員の辞任に伴い、委員会条例第8条第1項の規定により、新たに藤村健造君を指名したいと思いますが、これにご異議はございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻正隆君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました1名の方を新たに議会運営委員会委員に選任することを決しました。
~~~~~~~~~~~
△日程第15 選第3号 東近江行政組合議会議員の補欠選挙
○議長(辻正隆君) 次に、日程第15、選第3号東近江行政組合議会議員の補欠選挙を行います。
先ほど辞職が許可され、欠員となりました1名について補欠選挙を行います。
お諮りします。
補欠選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議はございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻正隆君) ご異議なしと認めます。よって、補欠選挙の方法は指名選挙によることに決しました。
引き続き、お諮りします。
本件については、議長から指名することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻正隆君) ご異議なしと認めます。よって、議長から指名することに決しました。
それでは、東近江行政組合議員に中塚理恵君をご指名します。
お諮りします。
ただいま指名しました1名を東近江行政組合議会議員の当選人に定めることについてご異議はございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻正隆君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました1名を東近江行政組合議会議員の当選人と決定しました。
会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選人に当選の告知をいたします。
それでは、各常任委員会、議会運営委員会及び市庁舎整備等特別委員会は、後刻休憩中に委員会を開催され、委員長及び副委員長の互選をお願いいたします。
なお、この後、予算常任委員会は本会議場で、その後、同会場で市庁舎整備等特別委員会を、市庁舎整備等特別委員会終了後、総務常任委員会は第1委員会室で、教育厚生常任委員会は議長応接室で、産業建設常任委員会は第5委員会室で、また議会運営委員会は総務常任委員会、教育厚生常任委員会、産業建設常任委員会終了後、第3・4委員会室で、それぞれ順次開催されます。
休憩します。
午後0時53分 休憩
~~~~~~~~~~~
午後3時30分 再開
○議長(辻正隆君) 再開します。
先ほど休憩中に各常任委員会及び特別委員会の委員長及び副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告します。
予算常任委員会委員長に道下直樹君、副委員長に藤村健造君。
総務常任委員会委員長に岡田彦士君、副委員長に久郷定彦君。
教育厚生常任委員会委員長に山本英夫君、副委員長に青木勝治君。
産業建設常任委員会委員長に竹尾耕児君、副委員長に間宮泰樹君。
市庁舎整備等特別委員会委員長に小川広司君、副委員長に三上英夫君。
以上のとおりであります。
次に、議会運営委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を報告します。
議会運営委員会委員長に沖茂樹君、副委員長に松村務君。
以上のとおりであります。
~~~~~~~~~~~
△日程第16 議案の上程(提案理由説明)
議第63号
○議長(辻正隆君) 次に、日程第16、議案の上程を行います。
議第63号を上程し、件名を事務局から朗読させます。
大橋議会事務局長。
◎事務局長(大橋則夫君) 朗読します。
令和6年第1回(4月)近江八幡市議会臨時会追加提出議案
議第63号 近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについて
以上であります。
○議長(辻正隆君) なお、本件については、地方自治法第117条の規定により南祐輔君が除斥の対象となりますので、議員の退席を求めます。
〔11番 南 祐輔君 退場〕
○議長(辻正隆君) それでは、提案理由の説明を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 追加提案させていただきます人事案件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議第63号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることにつきましては、議員のうちから近江八幡市監査委員に南祐輔氏を選任したく、本議案を提出するものでございます。
ご審議いただき、ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻正隆君) 以上で議案の上程を終わります。
それでは、ただいま上程しました議第63号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
休憩します。
午後3時34分 休憩
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午後3時34分 再開
○議長(辻正隆君) 再開します。
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△日程第17 質疑
○議長(辻正隆君) 日程第17、質疑に入ります。
発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
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△日程第18 委員会付託
○議長(辻正隆君) 次に、日程第18、委員会付託に入ります。
お諮りします。
ただいま議題となっておりますのは、議第63号については会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻正隆君) ご異議なしと認めます。よって、議第63号は委員会付託を省略することに決しました。
それでは、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
休憩します。
午後3時35分 休憩
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午後3時35分 再開
○議長(辻正隆君) 再開します。
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△日程第20 討論・採決
○議長(辻正隆君) それでは、日程第20、討論・採決に入ります。
発言通告がありませんので、討論なしと認め、これにより採決します。
それでは、議第63号を起立により採決します。
お諮りします。
議第63号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(辻正隆君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第63号は原案に同意することに決しました。
ここで除斥人の入場を許しますので、この場で休憩します。
午後3時36分 休憩
〔11番 南 祐輔君 入場〕
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午後3時36分 再開
○議長(辻正隆君) 再開します。
以上で本日の日程を全部終了し、本臨時会に付議されました案件は全て議了いたしました。
ここで市長のご挨拶をいただきます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 令和6年第1回市議会臨時会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
今臨時会に当たりまして、議員の皆様方には熱心にご審議をいただき、誠にありがとうございました。提案させていただきました議案につきまして、全議案とも原案どおりご承認、ご可決を賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。重ねて、誠にありがとうございました。
市民の皆様の期待に応えられるよう今後も職員共々全力で取り組んでまいりますので、変わらぬご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
また、今臨時会におきまして、辻正隆議長、大川恒彦副議長をはじめ各常任委員会などの役員構成を終えられました。新たな議会構成の下で今後の運営にお取組をいただくわけでございますけれども、引き続き市政発展のため、より一層の皆様方のお力添えを賜りますよう、高席からでございますけども、改めてお願いを申し上げる次第でございます。
最後になりましたけれども、議員の皆様におかれましては、今まで以上に健康にはくれぐれもご留意いただきまして、ご活躍されますようご祈念申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
○議長(辻正隆君) 令和6年第1回臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。
本臨時会におきましては、皆様方の格別のご協力をいただき、ここに無事閉会の運びとなりました。衷心より厚くお礼を申し上げさせていただきます。
また、本日は、議員の皆様方のご推挙をいただき、図らずも私が議長の重責を担わせていただくこととなり、大変身の引き締まる思いでございます。この上は、皆様方のご指導をいただきながら議会の円滑な運営に向け、誠心誠意努力してまいる所存でございますので、皆様方の一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
さて、我が国の人口は、2040年頃にかけて大きく変容していくことが予想されます。人口減少は加速し、高齢者人口はピークを迎えることになります。今後経営資源が制約される中で多様化、複雑化する住民ニーズや地域課題に市が対応していくためには、団体の意思を決定するという議会に対して広い見地から個々の住民の利害や立場の違いを包摂する地域社会の在り方を議論する役割がより一層求められてまいります。二元代表制の一翼を担う議会が果たすべき役割と責任は、今後ますます重要になってまいります。引き続き議会基本条例の趣旨の下、市民の皆様の負託に応えるべく、議会運営、議会改革を進めてまいる所存でございますので、市長をはじめ当局の皆様方にはご理解を賜りますようにお願いを申し上げます。
4月も終わりに近づきまして、青葉が美しい季節となってまいりました。「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」と歌われますように、初夏に向けて季節が移り変わりつつあります。どうか皆様方におかれましても、引き続きご健勝で、市政の発展と市民福祉の向上のためにご尽力賜りますようお願いを申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
それでは、これをもちまして令和6年第1回近江八幡市議会臨時会を閉会といたします。
どちら様も大変ご苦労さまでございました。
午後3時42分 閉会