午前９時29分　開議
○議長（井狩光男　君）　皆さんおはようございます。
　これより本日の会議を開きます。
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△日程第１　会議録署名議員の指名
○議長（井狩光男　君）　それでは、日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　本日の会議録署名議員に、
　平井せい治君
　大林　宏君
の両名を指名します。
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△日程第２　議案の上程（提案理由説明）
　　　　　　議第７６号
　　　　　　会第３号
○議長（井狩光男　君）　次に、日程第２、議案の上程を行います。
　議第76号及び会第３号の２件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
　川端議会事務局長。
◎事務局長（川端康仁　君）　朗読いたします。
　平成28年第２回（６月）近江八幡市議会定例会追加提出議案
市長提出議案
議第76号　平成28年度近江八幡市一般会計補正予算（第２号）
議員提出議案
会第３号　米軍属による女性死体遺棄事件に関する意見書の提出について
　以上でございます。
○議長（井狩光男　君）　次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
　冨士谷市長。
　　　　　　　　　　　　　〔市長　冨士谷英正君　登壇〕
◎市長（冨士谷英正　君）　おはようございます、皆さん。
　それでは、今回追加提案させていただきます予算議案につきまして説明をさせていただきます。
　議第76号平成28年度近江八幡市一般会計補正予算（第２号）につきましては、歳入歳出それぞれ7,100万円を追加し、予算総額を320億7,229万7,000円とさせていただくものでございます。
　内容といたしましては、教育費におきまして、幼稚園施設整備事業で北里幼稚園の耐震対策に伴う工事請負費等を追加させていただくものでございます。
　なお、財源につきましては、地方交付税措置が70％あります緊急防災・減災事業債を充当させていただくものでございます。
　以上、追加いたしました１議案につきまして、よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長（井狩光男　君）　次に、議員提出議案の提案理由の説明を求めます。
　井上佐由利君。
　　　　　　　　　　　　　〔22番　井上佐由利君　登壇〕
◆２２番（井上佐由利　君）　おはようございます。
　私は、会第３号米軍属による女性死体遺棄事件に関する意見書の提出について提案説明を行いたいと思います。日本共産党の井上佐由利です。
　提案説明の前に、まずこのたび殺害されました20歳の女性に哀悼の意を表明したいというふうに思います。
　それでは、提案説明をいたします。
　このたび５月25日、沖縄県うるま市で20歳の女性が遺体となって雑木林で見つかりました。米軍属の男が殺人容疑で６月９日に再逮捕されました。ご両親の思いは、どれだけやり場のない思いと悔しさ、怒りでいっぱいだと思います。これからの人生に夢と希望を抱いていた女性に対し、突然襲いかかり暴行し、命を奪い取る、こんなことが普通に生活している中で起こってしまう沖縄の実態に怒りを覚えずにはいられません。
　この事件をきっかけに、沖縄県では６月19日に被害者を追悼する県民大集会が行われ、沖縄県民の怒りは沸騰しています。沖縄では、戦後71年、日本から復帰した44年間もの間、絶えずこのような事件が繰り返されてきているのです。
　沖縄県民は、軍属や海兵隊の軍隊によって、軍人によって凶悪な事件に巻き込まれ、常にその危険と隣り合わせに生活を強いられているのです。
　イメージしていただきたいと思いますけれども、国土の面積のわずか0.6％の沖縄に在日米軍専用基地面積の75％が集中しているのが沖縄です。沖縄面積の16％が米軍の基地です。事件が起これば沖縄の負担軽減という言葉がいつも飛び出していますけれども、沖縄の過重負担の実態は変わっておりません。
　政府は、今回も徹底的な再発防止をアメリカに求めるとし、そして米軍は５月30日、１カ月間の軍関係者に対しまして謹慎を決めましたが、しかしその直後、21歳の軍人が飲酒運転で逆走して事故を起こす、こういう事態でもあります。綱紀粛正、再発防止という言葉に、そしてこういう言葉が語られますけれども、再教育も徹底されず、このような事件が後を絶ちません。
　ことし３月にも、名護市の海兵隊キャンプシュワブの軍人が那覇市で寝ている女性を襲い、性的暴行事件がありました。日本政府は、このときもアメリカに再発防止を求めていた直後に、今回の事件は起こりました。
　基地と市民生活はあい入れないし、軍隊は軍人教育を受けているわけで、軍隊の仕事は他者に対し暴力的になるということ、そのことが市民生活の中で起こってしまう限り、日米の地位協定の見直し、あるいは基地提供も含め考えなければ、このような残虐な事件はなくならないというふうに思います。
　私は、沖縄の子どもや女性がどれだけ事件に巻き込まれてきたか、性的暴行されて人生をめちゃくちゃにされた女性がたくさんおられます。女性の人権がないがしろにされる状況を何とか解決するために、沖縄の方たちと連帯する意味も込めて、ぜひこの意見書の提出をしていただきたいと、このように思います。
　女性が軍人や軍属に突然性的暴行され、人間として破壊され、人生を終わらされる、こんな異常な状況を何とかしなければならない。私はそう思います。沖縄の問題は沖縄の局地的な話ではないというふうに思います。
　意見書に記しておりますように、４つの項目を上げております。
　１つ目、遺族への謝罪と完全な補償、２つ目、綱紀粛正と人権教育を徹底すること、３つ目には、日米地位協定に規定されております米軍属の管理体制と責任の所在を明らかにすること、４つ目、基地の整理・縮小を含めた日米地位協定の抜本的な見直しを行うこと。この４つの項目をこの思いを酌み取っていただいて、どうぞ意見書として上げていただきますようにお願いを申し上げまして提案理由にかえさせていただきます。
　以上です。
○議長（井狩光男　君）　以上で議案の上程を終わります。
　それでは、ただいま上程しました議第76号及び会第３号の２件について質疑のある方は、明午後５時までに事務局へ発言通告をお願いします。
　なお、議第76号及び会第３号に対する質疑は、17日の個人質問終了後に行いますので、ご了承をお願いします。
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△日程第３　個人質問
○議長（井狩光男　君）　次に、日程第３、個人質問に入ります。