録画中継

平成28年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月16日(木) 個人質問
大林 宏 議員
(1)合併6年老蘇学区の身近なデータとしてのアンケート結果について
   ①活動報告「自治をめざして」の質問2から質問7までについて
(2)安土町地域自治区、老蘇コミュニティセンター施設関係者と選挙について
   ①公共施設の政治的中立について
   ②安土町地域自治区「地域協議会だより」の構成内容について
   ③老蘇コミュニティセンターが中立を保って活動できる保障をするべき。
(3)安土町繖山防災道路について
   ①行政指導と施行者の思いの調整及び工事許可の経緯と理由について
   ②桑実寺重要文化財を守る方法としての防火水槽の採用検討について
   ③安全性の検討について
◆14番(大林宏 君) 14番、地域力みんなの会の大林宏です。
 さきの3月議会では、私ごとで、入院治療のため全休をさせていただきまして、大変申しわけなく思っております。おかげさまで、手術後の経過もよく、この場に立たせていただくことができました。関係くださった皆様に厚く御礼を申し上げます。
 これから6月議会の質問をさせていただきますが、今回、分割方式で3項目を準備しております。ちょうど入院中に、老蘇学区世帯を対象にしましたアンケートはがきが届くことと重なりましたが、身近なデータとしましてまとまりましたから、老蘇学区の皆さんの思いを質問してまいりますので、ご回答よろしくお願いしたいと思います。
 調査は政務活動費で調査しました。既に市民の皆様には、私の発行しております「自治をめざして」、これで全市の新聞折り込みをし、公表をしております。老蘇学区の675世帯に調査票を配付し、回答は受取人払いによるはがきを回収する方法をとっております。
 合併し6年、果たして合併してよかったと老蘇学区の皆さんは実感されているのかどうか、冨士谷市長、津村元安土町長は、合併を推進された当事者の責任においてしっかりとこのデータを見ていただきたいと思います。新庁舎の建設も、地震で庁舎機能が失われては大変ですから、対策は必要と考えますが、それよりも、合併後の町民皆様の思いにどう応えられるのかはやはり優先されるべきものと考え、質問をしていきたいと思います。
 はがきによる回答ですから、なぜそのように思いますかなど、原因や理由などを尋ねることはスペース上はできておりませんが、市長は全体としてどう感じられておられますか、初問としてお答えをしていただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 青木総合政策部長。
             〔総合政策部長 青木勝治君 登壇〕
◎総合政策部長(青木勝治 君) それでは、昼一番ですけど、よろしくお願いいたします。
 お尋ねのアンケートについてでございますが、今回大林議員が政務活動費をもって調査されたものは、老蘇学区の方々からのみの意見でございます。お尋ねがありましたことから、アンケート質問の2番から5番についての結果を拝見いたしましたが、老蘇学区でのアンケート結果があたかも安土町全体の意見として捉えられておられるように見受けられました。このことから、今回の回答結果を旧安土町の皆様からのご意見として捉えて議会において回答することはできかねますので、ご了承賜りたいと思います。
 続きまして、アンケート質問の6番、7番について回答はさせていただきます。
 老蘇学区におかれましては、大林議員が旧安土町長当時の平成21年10月に、老蘇学区地域コミュニティセンター整備構想委員会が住民主体によって設置され、住民が自分たちの力で地域を守り育てる力強いまちづくりの拠点、皆が気軽に立ち寄り集える楽しいまちづくりの拠点を必要とする基本プランを作成されておられます。その後、平成23年8月には、学区まちづくり協議会より、コミュニティセンター建設要望が市長宛てに提出されており、町民合意が不十分であったという記述は適切ではないと思います。
 また、建築物は安定感がなく好印象ではないという記述もありますが、多くの学区住民に参画いただいた建設委員会において基本設計が策定されており、学区住民の合意のもと進められた経過を考えますと、このような記述は議員の個人的な感想としか思えません。
 次に、市から交付される行政事務委託料のうち64%が会費として天引きされているということですが、学区自治連合会は主体的に活動されており、その運営に対し市行政が申し上げることはございません。それが地方自治というものであると考えております。
 また、アンケートでは、コミュニティセンターが年間120万円の経費を使い、1戸当たり200円を500円に負担をふやしたとされておりますが、これは老蘇学区まちづくり協議会予算と各家庭にお願いされている協力金のことでありまして、行政事務委託料とは何ら関係はありません。コミュニティセンターの維持管理やまちづくり協議会予算、行政事務委託料は、それぞれ異なる、関係のない性質のものでございますので、混同なされませんようお願いいたします。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 質問ありませんか。
 大林宏君。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 済いません。
○議長(井狩光男 君) 青木総合政策部長から発言を求められておりますので、これを許します。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 済いません。
○議長(井狩光男 君) 青木総合政策部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 申しわけございません。今の回答の中で、コミュニティセンターが年間「1,200万円」の経費ということを「120万円」と申し上げました。正しくは、年間「1,200万円」の経費を使うということでございますので、訂正をさせていただきます。申しわけございませんでした。
○議長(井狩光男 君) じゃあ、質問続けてください。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) では、再問のほうに入らせていただきます。
 アンケートの2項目めについてからですけども、合併したことについて今どう思いますかということでありますが、合併して悪くなった76%と高率を示されておりますが、市長は合併はうまくいっていると言われておりますけども、老蘇学区のほうではアンケート結果を見る限りそういうふうには受けとめられないわけでありますが、市長はどういうふうにお考えでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) ただいま部長が答弁をしたとおりでございまして、老蘇学区でのアンケート結果だけであります。それがあたかも安土町全体の意見として捉えることはこれはできませんので、1人ずつ聞いたらそりゃいろんな方があります。これは質問をされるのは自由ですけれども、これは回答はできないんです。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 今、市長のお話がある前に、私は老蘇学区の調査として、老蘇学区民の調査ですよということを先に断って質問しておりますので、安土町全体の話をしてないということはしっかりと先に申し上げたつもりであります。
 それで、津村副市長にも同じ質問をしたいんですけども、合併して悪くなったというふうに考えられる方がなぜ多いのか、そういうふうに思われておるということについては副市長としてどういうふうに考えておられるのか、お答えをいただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 津村副市長。
◎副市長(津村孝司 君) このアンケートでございますが、母数が28.3%、これ世帯数に対してですね、人口じゃなしに。ということから考えましても、通常は、アンケート、統計というのは分母がどれだけかというのがかなり重要な位置を占めるわけでございまして、そういう観点から申し上げますと若干信頼性には欠けるものではないかというふうに認識をしております。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 先ほど僕にも質問頂戴したわけで、ちょっと申しおくれましたが、合併は老蘇学区と旧の八幡だけがしたわけじゃございませんので、安土全体としてるわけですから、そういう答弁はできないと、こういうに申し上げたわけであります。
○議長(井狩光男 君) 質問はありませんか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) では、合併効果という問題を皆さんがどういうふうに考えておられるのか、こういうことは合併後、大変重要な課題というふうに位置づけておりまして、アンケートの質問3項目めに調査をいたしました。今後も期待できると思いますか、こういうことでは、期待できないが50%、全く期待ができないが29%、合わせまして79%の方が、新市6年を体験の上に、合併効果に期待できないと感じておられることです。何のために合併したのか、合併した意味がありませんということになります。合併当時、自治区10年が設けられ、住民の理解を得ながら、行政サービスは落とさない、サービスの向上を図ると説明されてきましたけども、アンケートでは、不便になった、税金も上がったし、合併は失敗だったとの声が大きいのです。
 冨士谷市長は本当にこの市民の答えに対してどう対処されようと考えておりますか、お考えをお聞きしたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 何度も申し上げますが、安土学区全体のアンケートならばこれはお答えのしようがあると思いますけど、老蘇学区という1つの、しかも旧の安土町から見ますと何分の1になるんですかね、10分の1か8分の1かわかりませんけれども、その中の二十何%ですから、そういう質問されるほうが僕はちょっと疑問に感じるんですけどね。
 合併というのは、もう一度言いますよ、安土町としたんですわ。老蘇学区としてないんです、老蘇学区だけとは。だから、安土町全体で見たら全然違う結果かもわかりませんわね。僕ら聞いてるのは、よかった、よかった、よかったという声がすごく多いんですね。そら一軒家だって5人家族やったら反対する人もいるだろうし賛成する人もいると思う。それで反対してる人どう思う、それはその方の勝手でしょうということになるんじゃないでしょうかね。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 今の問題は、合併というのは、これは全体安土だけといいましたら、近江八幡市でどうかということが言われるわけですからね。私は老蘇学区で調査をした結果を申し上げているんですよ。ですから、多い少ない関係なし、やっぱりそこに住んでいる住民がどのように考えておるのかという小さな固まりとしましても、やはりこういうふうな答えは大切にしていただきたいということですから、誠心誠意答えていただきたいというふうに思います。
 ですから、津村副市長は合併を進めた側に立たれておりまして、6年間やっぱりここで副市長として務められておられるんですよ。だから、分母がどうのこうのやなしに、やっぱりこれだけの答えが出てることについて責任はどういうふうに考えておられるのか、答えていただきたい。
○議長(井狩光男 君) 津村副市長。
◎副市長(津村孝司 君) 何度も申し上げますが、信頼性のないアンケート調査結果については私は責任をとる必要もないものと、このように考えます。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) このアンケートの信頼性、どこにないのか、どうしたら信頼性があるのか、教えてください。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 津村副市長。
◎副市長(津村孝司 君) それは大林議員みずからが考えられて、そういうアンケート結果が出るような形をとられたらいいと、このように考えます。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 副市長として本当に合併について真剣に考えていない証拠の答えですよ。一般の皆さんがもっと真剣に考えられてる、合併したらもっと生活が楽になるのかな、行政がもっと立派になるのかな、そういうことを思われて調査をして、6年たってるんですよ、合併して。その調査結果が出てるのに、本当に人ごとみたいに、私は、副市長でしたら、合併進めたんですよ。何でそんなことになっとんのやろって真剣になぜ考えないんですか。どうですか、その気持ちは決して許されるもんではないと私は思いますが。
○議長(井狩光男 君) 津村副市長。
◎副市長(津村孝司 君) お言葉を返すようでございますが、合併をしてよかったなという方も多くおられるわけでありますので、そういう方の声がこの今なされた結果のほうには反映がされていないということでございます。したがいまして、合併についてはよかった、悪かった、双方のやっぱり意見があると思います。それを総合的に判断するとどちらのほうがウエートが高いか、これによって合併の成果といいますか、それが判断をされるものと考えます。
 以上でございます。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 合併したことについては、市長もその後真剣に取り組んでこられたと思うんですよ。しかし、実際の歯車がかみ合っておりませんわ。ですから、そんな声聞いてないとか言うけども、本当に住みにくくなったというふうな思いは結構あるんですよ。だから、そういうものにどうして耳や心を傾けないのかね。だから、いつまでたってもこういうことを言われてなるんですよ。
 いや、何のために、じゃあアンケートで出てきたことを私は申し上げてるのであってね。ですから、近江八幡市がよいというのはわずかにこのアンケートで見ましても16%しかないんですよ。やっぱり安土のほうがええと。だから、この分立についても尋ねましたら、65%の人が、できたらもとの安土に戻りたいという結果が出てるんですよ。
 ですから、今度からそこへ入りますけど、市長も合併前から、市の広報紙にも載っておりますけども、安土町の皆さんが以前のほうがいいという声が高ければ分立はやるべきだと市長は言ってるんですよ。もう書いてもあります。じゃあ、合併6年たっても今まだこの不満が解消されてない、少ない人数といえども不満が解消されてないんですよ。だから、私は、分立というのは本当に考えなければならんのかなあと。
 ですから、ここで市長に分立に対する考え方についても一度お聞かせをいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) その前に、今、安土ではご存じのように一体型の要求が自治会3分の2の賛同を得て、要望も上がってきてるわけですよ。あるいは、先ほどの答弁でも言われましたように、老蘇学区のコミセンを建てるにしても、老蘇学区を代表して誰も反対の団体もなかったんですよ。建ててくれと言われてる。大林議員が言われてるように反対だったら、一体型なんてのはそんなもん門前払いだと思いますよ。あるいは、コミュニティセンターを建ててくれという発想にもならないと思います。それよりも、合併反対と、分立分町してる、先に。この実態を、我々は、自治会が3分の2の人が要望書上げてきてるんです。PTAの団体も、あるいはまちづくり協議会も。あなたのおっしゃってるのはあなたしか聞かない、僕は。あなたしか聞かない。
 だから、何か知らんけれども、どういうふうな表現がいいんかわかりませんけれども、分立分町というのを考えることはありませんわ。これだけ皆さんが期待されて、あれしてくれ、これしてくれ、合併してよかった、安土駅もいわば稲枝よりもずうっと後でして、もうひょっとして稲枝駅よりも先に完成するんじゃないか、喜ばれてるんですよ。それはやっぱり結果として要望が出てきてると、このほうが非常に強いと思いますよ。二十何%の同意が、アンケートは十分に読んだつもりですけどね。そこら辺、もう少し常識あると言ったら失礼かもわからんけれども、安土町民の皆さんに、あるいは議員の皆さん方でも休み時間に聞いていただいたら、おのずと答えは出てくると思いますけどね。
 以上。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 私の質問にまともに答えられておりませんけど、正直なとこ、そこまで言われるのなら、約束しましたね、2年6カ月したらアンケートとるとおっしゃったんで、それをしっかりやって、市民の皆さんの声を市長みずからが確かめていただきたい。ぜひお願いしたいと思います。
 では、アンケートの5項目めに、津村副市長についての評価なんですよ。しっかり聞いてくださいよ。81%、評価できないと出たんですよ。だから、これは偏ったもんやとかいろいろおっしゃるけども、とんでもない数字が上がってるんですよ。この評価見て、あなたどう思いますか。副市長として答えてください。
○議長(井狩光男 君) 津村副市長。
◎副市長(津村孝司 君) 再三申し上げますが、信憑性のない、信頼性のないアンケートはただのでっち上げでございますので、そういう意味では私は答える必要は全くございません。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 大林議員もやっぱり町長さん6カ月といえどもされた経験あるわけですよ。それで、今議員さんなんですよ。よくご存じだと思いますけど、大体議会でこのように副市長は選任されてるんですよ。議会というのは、そら反対の方もありましたよ。だけれど、大多数の人が賛成されてるということは、普通は代表制でありますから、市民の皆さん方もそれは理解されてるというふうに考えるのが民主主義ではないでしょうかね。大林さんぐらいだと思いますよ、そういうふうに考えられてるのは。議会で信任されたんちゃいますのか。それをこういうアンケートをされること自体がちょっと僕は本当に、良識を疑うという言葉が近いと思いますけど、もう少し思慮深く質問していただければと思います。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 市長、副市長ともに、このアンケート結果をでっち上げとかとんでもないことをおっしゃるが、これはやっぱり市民の声としてまともに聞いていないだけの状況しか今まで合併した後つくれてない証拠なんです。そういうことを思います。
 では、老蘇コミュニティセンター、先ほど回答いただいてますが、皆さんの声や声やおっしゃるけども、調査してみたら、必要と思うが33%、必要でないが40%という回答が出とるんですよ。大体、親しみを持っているのかなあと実は思っていたけども、アンケートをとってみたらそうでもないと。
 じゃあ、これどういうふうに分析されますか。これ自治区長さんに聞いたほうがいいのか、お答えをいただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) まず、二十何%の回収率自体が発行者の信を問うてなさると思いますよ。これが信用のあるマスコミだとかそういうところのアンケートだったら、違う結果だと思いますね。だから、どなたがアンケートをとってんのということのほうが問題だと思います、僕は。だから、老蘇の方々ははるかに賢いんじゃないかなと、よく理解されてるなあと、こういうに思います。そのところ、大林議員はもう少しやっぱり、胸に手を当ててとは言いませんが、自分の心に目をやって深く考えていただければ、おのずと結論は出てくると思います。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) コミュニティセンターについては、これは市民の思い、これは公共施設を市が建てたらやっぱり税金で賄うべきだと、運営費はね。それが市民の負担を求めるような公共施設は建ててほしくないというのが多くの声なんですよ。すなわち、公共施設を建てても運営費の負担を市民に求めるべきでない、こういうふうに市民が要求されておるということであります。
 では、市行政から、老蘇コミセンについては先ほど説明がありましたが、行政事務委託料が110万7,490円が払われております。私もことし班長をしておりました。ところが、実際集落で文書を配ったりいろんなお金を集めたりしてる班長のところに、このせっかくいただいております110万7,490円、これが班長の中に入ってこない、払われてないんですよ。ですから、これは1戸当たり1,553円、実際もらってるのは553円、これ何やといえば、コミセンがピンはねを先にしてしまってるんですよ。
 ですから、これ自治区長、どのように指導助言されてるのか、お答えをいただきたい。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 1,500円何ぼ、1,390円だと僕は理解しております、まず1つはね。
 もう一つは、それは個人に渡すお金ではないと思ってるんですよ。それはやっぱりいろんなことでお世話にもなってるし、それで活動費として渡してるという面もございますので、そら老蘇学区でご判断をされるわけですよ、自治会長会で。それをこの場で、何してんねや言われたところで、犯罪でない限りは、これが自治なんですやん。先ほどの答弁のように、これが地域自治なん。地域で決められたことを、いわゆる許される範囲で何されても、これは行政が口挟むこと自体が問題だと僕思ってるんですよ。それをまた質問されてるほうがもっと問題じゃないですかね。
 だからやっぱり、もう一度言いますけれども、あなたも町長さん6カ月といえどもされたわけですから、自治って何なの。皆さんが寄って選挙で選ばれた自治会長が寄られてそこで決められたことは最高じゃないですか。そのときに、これでは不足するがどうしよう、そりゃみんなが出そか、嫌な人は出さない人もいはるでしょう、それは。それは老蘇学区の問題なんですやんか。それをこの場で言われたって、答弁のしようがありません。
 以上。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) まず、市からの行政事務委託料というのはコミュニティセンターが先にピンはねするようなことはしてはならんわけですよ。ですから、コミュニティセンターには1戸当たりまち協会費500円、また自治連合会会費500円が別にまた徴収されておるんですよ。ですから、これはやっぱり行政としてその範囲で回るように指導せないかん。それに配付手数料までピンはねしてコミュニティセンターが使うということは決してあってはならん、これは私はそのように思います。これを、自治やからそこに任せとくんやなしに、やっぱり指導してるわけですから、自治区長もおられまして、ぜひ自治区長のほうからもぜひこれの言葉をいただきたい。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 私は自治区長でないからですけれども、もう一度申し上げますけれども、議員さんは本会議で質問していただくのも議員さんの大きな仕事ですよ。でも、日常ふだん感じられたことは、やはり大林議員の背中には1,000人近い人がやっぱり支持されてると思うんですよ。そういった人たちも言って、それで大林議員みずからがまち協のやり方おかしいなというふうに感じられたり、あるいは自治会のほうがおかしいな思われたら、あなたが行って言う、それも議員の僕は仕事だと思うんですよ。それはどこまでされたのかわかりません。恐らくされてないと思いますね。だから、ご自分でなさらないことを行政にしろと言うところがまた問題なんです。
 以上。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) かなり手荒い回答をいただいておるんですけど、実際、老蘇学区のアンケートを見る限り、税金は上がるし不便になった、サービスも悪うなった、合併効果は今後も期待できない、市民の声が多く寄せられている結果なんですよ。ですから、市長、副市長は合併課題をもっと丁寧に把握されて、本当に合併して安心・安全のこういう効果が得られるようにもっとやらなければならんと私は思います。
 ですから、先ほど言いましたけど、合併し6年になります。約束した2年6カ月のまだアンケートも実施されてない。そこまでおっしゃるのなら、ぜひ市長、実態をつかんでいただきたい、こういうふうなことを要望して、次の質問に入らせていただきます。
 安土町地域自治区並びに老蘇コミュニティセンターの関係する方々が、私の目から見れば、各種選挙に活動しているのではないかとの疑問を持って、改善を求め、質問をしていきます。
 公共施設の政治的中立について、また地域協議会だよりの構成内容についてであります。
 地域自治区や各コミュニティセンターには、人件費を含む運営費は市民の税金が使われております。また、老蘇コミュニティセンターには、さきに言いましたように、税金以外にも1戸当たり500円が徴収されております。
 これらのことから、関係者の行動は公金を使ってるという認識が必要となります。できる限り民生委員さんのように各種選挙から遠ざかる、そういうことが市民の力を最大限に引き出せることと私は結びつくというふうに思います。
 ここでも、自治区長としてどう考えて業務指導されているのか、答弁を求め、初問としたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 大林区長。
             〔区長 大林輝男君 登壇〕
◎区長(大林輝男 君) 大林議員のお尋ねの、老蘇コミュニティー施設と選挙についての質問の、まず①の部分、そして③の部分についてのご質問にお答えをしたいと、このように思います。
 老蘇地域にかかわらず全てのコミュニティセンターは、コミュニティセンター条例並びに管理運営規則に基づきまして適正に管理運営されておられまして、その範囲内であれば誰もが平等に使用できる公正中立な施設でございますので、ご承知おきをお願いしたいと、このように思います。
 続きまして、質問の②に当たります、直近の市会議員選挙に係る地域協議会だよりの構成から公費を使った事前運動をしていたのではないかと、この質問についてお答えをしたいというふうに思います。
 安土町地域自治区は、市町村の合併の特例等に関する法律第23条第1項に基づきまして、合併前の安土町を区域として設置をされました。さらに、自治区に地域協議会を置いておるところでございます。
 地域自治区では、合併後の新市基本計画の推進のため、さまざまな調整の役割を果たすために、今日まで地域協議会におきまして合併調整項目の進捗管理、また地域課題の把握、協議等を公開の場で進めてきておりまして、その協議事項や活動内容につきましては、年4回の地域協議会だよりに、また市ホームページを通じまして、自治区内にお住まいの皆様方に逐次公表をさせていただいております。
 この地域自治区が、議員ご指摘のような選挙の事前運動に係ることは一切ありませんし、これまで発行しております地域協議会だよりにおきましてもそのような内容の記事、記載は行った事実はございません。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 何度も言いますが、私は市行政ちゅうのは税金を使っておりますから、自治区の委員さんとかコミセンの委員さんはやっぱりおっしゃるように中立を政治的には守って日常の活動をぜひされないかんなあというふうに思っております。
 今もおっしゃった地域協議会だよりなんですけども、これはやっぱり地域協議会だより、これは税金を使って発行されてるもんですよ。ですから、この地域協議会だより、私ずうっと集計をしてみたんです。創刊号が平成22年に発行されまして、3期目の35号が28年3月1日までの調査をしております。
 この調査をずっと見ますと、私が問題にしたいのは第2期目なんですよ。1期2年間の1期が過ぎまして、第2期が始まりますと、10人の委員さんのうちの7名がかわられておりまして、これが赤い印がしておりますけども、このあたりから市長がツーショット写真なんかで出てきておられて、また講師先生の顔写真と対談が出てきたりして、これは本人さんは多分、議員になられた本人さんは知らないかもわからんけども、この構成ぐあい、非常に私、最初こうして一覧表として顔写真と抱負が載っておるんです。これ第14号です。
 次が、18号になりますと、表紙は同じような写真がばんと使われておりまして、そしてこの18号になりますと、ばっとあけますと、もう真ん中全部顔写真と抱負で埋まっとんですよ。ほんで、今度また19号になりますと、講師先生とか市長が出てきて写真を撮っている。これが市長は1年に1回ずつ、こういうふうな形で発行されておりますのは、この前後を見ますと一回もされてない。議員は10名おられて、市議会議員になられた以外の方は目立った扱いはほとんどされてないんです。これが第1期と3期なんですよ。
 これを見たら、私としては、こら随分選挙目当てにやられたんではないかなあと、こういう疑問を私は持っておりまして、こういうふうな扱いは本当に自治区長として構成上慎まないかんと。私は、これは選挙の公平性が失われる問題だというふうに思って質問をこの場でしてるんですが、いかがでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 大林区長。
◎区長(大林輝男 君) 大林議員ももうその辺はおわかりやと思いますが、決してこのことがどうのではなしに、公正な立場の中で厳粛に選任をされて、地域協議会の委員として、地域の振興を含めて課題解消をすると、で、一生懸命務めていただくということで選任がされたというふうに思いますので、当然このときには地域の皆さんが、こういう方々が一生懸命地域のために協議をしてもらってるなあという顔写真を載せる、これが何が悪いんですか。これがどうの、これはあなたの大林議員の一人の妄想にすぎないと私は判断をしております。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 私は妄想って、疑いを持つのでここで確認してるんですよ。いうのは、これやられておられる議員になられた方は知らんでおられるかもわからんですよ。意識としてこういう形、なぜでは2期目だけ何でこんなたくさん写真が出てくるのか。
 これ何でかといいますと、6月号の市の広報見たら、表紙に、子どもがタケノコを持ってる表紙があったんですよ。あのタケノコを見ますと、土の中におるタケノコはよくよく観察しないと、例えばひびが入ってるとか、歩いて足の裏にきゅっとかたいもんを感じるとか、ほで土どけるとそこにタケノコがあるんですよ。ですから、今のようなこういうふうな行為は、私はタケノコと同じで、注意して見ないとわからん。しかも、選挙の前の1年は、議員皆さん知っておるが、何も選挙運動できへんのですよ。だから、選挙の1年前、選挙の2年前、3年前に選挙をやらんと、本当の選挙はなかなかできん。これが本当の今のこういうふうなことから、私はそういうふうなことでやられたんではないかというふうに感じて質問をしてるんです。
 ですから、なられてる議員は立派な方で、この議員を責めてるわけは一つもないんですよ。公費を使ってこういうふうにやられるのは公平性に欠ける。決してこういうことは二度とされないようにというふうに考えて質問をしております。
 では、3つ目のほうに入らせていただきます。
 3つ目は、繖山の工事中の防災道路についてであります。
 これは市民の皆さんが本当に自然破壊だと怒っておられるし、こういう写真です。この写真はちょっと夕日で赤く染まって、緑の山まで赤うなってるんですけども、ちょっと見にくいんですけどもよく見ていただきたいと思います。
 これは言葉を失うほどの自然破壊、一体行政は何を許可してんねやと、こういうブーイングが、批判が出ております。県道大津能登川線を八幡のほうから、高いところですからすぐに丸見えで、山肌が露出をしております。むごたらしい光景、これが見えるわけですから、市のイメージダウンは私ははかり知れないものと考えます。
 山裾には県立の考古博物館と安土文芸の郷の建物が、緑に包まれた大自然をバックに、建物がより生かされる形で大事にされてきた場所でありまして、この場所は安土の誇りでもあった場所なんです。これらのすぐれた立地を台なしにした工事、これで市民の不評が出ているということは当然なことであります。
 特にこの地域は、歴史的にも、観音寺城跡、繖山ちゅうのは文化財の保護用地に一帯がなっておりますし、北は安土山があります特別史跡になってます。南は、昭和32年に史跡指定されました瓢箪山古墳があります。この一帯は非常に大事な場所なんですよ。その大事な場所として今までみんなが守ってきたわけですから、こうしたすばらしい自然の中を突然工事がされたわけですから、ふんまんやる方ないというのが地域の皆さんの声であります。
 そこで、行政は、こうした市民の思いと施行者側の思いをどのように協議され検討され、知恵を出してこられたのか、工事許可の経緯並びに理由など詳しく説明を求めて、初問としたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 繖山の防災道路についてのご質問についてお答えをいたします。
 まず、本事業は、平成13年に発生しました山火事の経験から、国が指定します重要文化財であります桑実寺本堂の所有者であります宗教法人桑実寺が施行者となり、本堂を火災から守るために国の補助金事業を活用して実施されている消防用道路工事でございます。植栽等を実施し、自然等に及ぼす影響を最小限にとめる計画ともなっているものであります。
 次に、文化財を火災から守る方法としては、既に本堂付近に水量75トンの防火水槽が設置されていますが、消火能力は初期消火に限定され、また岩盤のため増設に適しません。加えて、上水道の利用も困難であり、本格的な消火のためにはポンプ車等が迅速に駆けつけることのできる消防用道路の敷設の方法が最適であると判断され、国において承認されたものでございます。道路の安全性についても、国が設計内容等を確認して認可しているため、問題はないものと考えております。
○議長(井狩光男 君) 質問はありませんか。
 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 今の説明によりますと、文化財を守る消防用の防災道路、こういうことでございますけども、歴史的に見まして、文化的にも、この自然景観を残す必要のあった場所、こういうことですから、私はもっと慎重に事を運んでいただきたかった。これは今、防火水槽があるとおっしゃって、余り知らなかったんですけども、防火水槽は例えば自動的にスプリンクラーが稼働して消火ができるわけですから、その場所に留守にされていても、そういう機能が働くことによってやはり文化財を守る可能性は十分期待できると思うんですが、山を削るような工法を選定された、これ幾ら国の許可とはいえども、市の文化行政の考え方が私は不十分ではないかなというふうに思うんですが、そういった点のお考え、協議されたことは、どういうふうな点について協議されてきたのか、お示しをいただきたいというふうに思います。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) もちろん景観も大事でありますけれども、これは国の宝ですね。文化財というのは国なんですね。近江八幡市の宝というよりも国、1億2,700万人の宝ですね。
 そこで、防火、防災、今一番大事であります。景観ももちろん大事でありますけれども、人命とどちらを優先すんのか、こういうふうに言われますと、答えは1つだと思います。景観だと言う人はないと思います。そのところ、まずご理解いただきたいということ。
 だから、桑実寺で人が参拝された、あるいは観光客が行かれた、そこで火災が起こったときに人命にやっぱりかかわりますね。だから、しかもこれは国の文化財で、国の事業なんですね。例えば市がやめてくれ言うたって、何を言ってるんだねと、人命大事じゃないと笑われてしまいだと思いますので、そこのところをご理解をいただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 青木総合政策部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 済いません、再問にお答えいたします。
 今の答弁にありましたように、13年に繖山で発生した大きな火災のときにおきましては、火の粉が本堂の屋根まで達したというぐらい非常に際どい、危ない状況になっております。そういうことで、桑実寺さんとしては早急に対策を講じたかったんですが、なかなかいろんな関係ございまして遅々と進まなかったという経過の中で、十分検討されてきた結果でございます。
 それと、その部分の背景といたしましては、今申し上げました既存の防火水槽なんですけど、山腹にございますので、上水道で上げることは難しくございまして、付近の谷水をポンプアップして防火水槽に貯水しているという状況がありまして、なおかつ今75トンの防火水槽を設置してると申しましたが、岩盤上でございますんで、さらにもう一つ傾斜地に設置するのは立地的に困難でございます。したがいまして、今既存の放水銃をもって消火できる時間はわずか15分でございます。
 そういうことで、とても重要な文化財を守るに当たっては十分な消化機能になってないということで、本当に初期消火しかできないということでございますので、国もこういう形の判断をされたというふうに思っておりますので、ご理解よろしくお願いいたします。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 今、行政のほうのご説明も理解はするわけですけども、やはりこの地域一帯というのは山があってこそ建物が生かされておりまして、景観上すぐれた場所であります。そこから自然破壊の防災道路、これは防火道路ですけども、これは一帯のイメージをやっぱり一新させてしまったということを真剣にもっと考えていただかないかんというふうに考えております。
 特に私は、先ほども言いましたけど、市のやっぱり文化価値の不足なり指導力が不足してたんではないかなと。旧の安土町の文化政策からはこれは考えられないというふうに私は思います。
 平成13年に、文芸の郷の子どもの森として安土キッズランドの公園整備が協議をされましたときは、文化財の保護用地だから山の形状を一切変えてはならん、遊具においても派手な色や長い滑り台は許可されなかったという経緯があります。同じ行政基準から何が変わったのか、説明をしていただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 青木総合政策部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 先ほども申し上げましたように、本当に火事の、平成13年の話ですね、このもともとの出発点は。安土町当時、本当に大きな、近隣住民の方はもとより、本当に多くの署の職員、消防団員含めまして総動員で何とか鎮火にこぎつけたという背景がございます。そういうことを考えると、本当に守る、再発防止というためには非常に重要な工事だと思っておりますんで、自然も景観も大事ですけど、先ほど初問の回答で答弁させてもらいましたように、できる限り配慮する中で、植栽もするということで国のほうにも提案される中で、その方策で採択されてございますので、市のほうの行政のほうの判断で判断したものではございませんので、重ねてご理解賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) では次に、防災道路と言われますけども、山裾の安全対策、大変重要な課題だと考えておりますが、これを十分検討されたのかどうかについて質問をしたいと思います。
 この写真は、明治29年の大雨、このときは琵琶湖の水位が4メートルも上昇したと聞いております。これ今から110年前のことであります。この大雨のときに土石流が発生した場所が、今の道路工事のされております300メートル南に位置したところであります。それがこの写真であります。ちょうど今の工事の高さぐらいから大規模な土石流が発生して、山裾に住まいされておりました宮津集落の29戸のうち26戸が流されたという大災害が起こった写真であります。
 この写真は安土小学校に実は保管、展示されておりましたものですが、この記録写真から、安土町のときは55年に建設省に補助金をもらって、この山の上流部を調査しております。そしたら、1万2,800立米もの災害のもととなった残土がまだ残っているということが明らかになっておりまして、土質は湖東流紋岩と言われ、これは土石流になりやすいというふうに聞いております土質であります。
 ですから、同じ山続きにありますから、土石流の危険は十分検討されたのでしょうか。防災道路が災害発生道路にならないか心配をして、お聞きしたいというふうに思います。
○議長(井狩光男 君) 青木総合政策部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) お答えいたします。
 先ほども申し上げましたように、13年の火事の発生以来、この間、非常に長い期間を要しております。その背景には、いろいろ検討しなければならないことがいっぱいあったわけでございます。何よりも、この部分の工事の部分につきましては宗教法人桑実寺さんが施行者ということで、当然その現地に古くからそこで営まれておられるわけでございますんで、今までの経過も含めた上、当然国のほうにも説明されてる中でやられてると思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(井狩光男 君) 大林宏君。
◆14番(大林宏 君) 行政は常に、危険な地域に対する注意を怠ってはならないというふうに思います。何よりも優先して安全対策、人命に係る対策を事前に行うことを重んじる行政指導こそ必要だというふうに思います。
 この今の工事の道路の両側には2本の谷筋が見えておりますが、これは本当に全国的にも土石流の被害が発生している中で、土石流というのは直進性があって、とにかく誘導していくことはできない、例えば砂防事業をやっても乗り越えていくという、そういうふうな性質のあるものでありますから、下流の安全に対して十分土石流災害についても今後検討されて対処していって、安全のためにお願いを、ご尽力いただきたいというふうに思います。
 以上をもって私の質問は終わります。
○議長(井狩光男 君) 以上で大林宏君の個人質問を終わります。
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