録画中継

平成27年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月24日(水) 個人質問
重田 剛 議員
(1)市内教育施設の整備(現況報告と今後の計画)について
   ①公立保、幼、小、中の施設整備計画について
   ②岡山小学校の施設整備について
   ③桐原幼稚園、岡山幼稚園、北里幼稚園について
(2)通学路も含めた安全対策について
   ①集落間の防犯灯について
(3)市道若宮上田線の道路整備について
   ①市道若宮上田線の道路整備について
   ②県道東横関・八木線の整備について
   ③町内の点滅信号について
(4)あかこんバスについて
   ①あかこんバスのコース、停留所について
◆2番(重田剛 君) 皆さんおはようございます。翔政会の重田剛でございます。
 降る雨にアジサイの美しい季節となりました。これからいよいよ夏本番へと向かうわけですが、子どもたちの未来へつなぐべく皆様の声に耳を傾け、皆様の声を議会に届け、一人でも多くの方々の願いがかない、市民の皆様お一人お一人が輝き、活力ある近江八幡市を目指して、精いっぱい頑張らせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。
 それでは、議長のお許しをいただきましたので、発言通告に基づき、質問させていただきます。
 本日は、教育施設の整備計画、通学路も含めた安全対策、市道若宮上田線周辺の道路整備計画、あかこんバスについての4点について、一括方式で質問させていただきます。
 まず、市内の教育施設の整備計画についてお伺いいたします。
 冨士谷市長は教育施設の整備に力を注いでくださり、耐震診断で基準値以下であった金田小学校、島小学校を建設し、現在は桐原小学校を建設中であります。今後の公立の教育施設の整備計画について当局のご見解をお聞かせください。
 次に、岡山小学校は、最近特に急激に児童数が増加し、今後ますますふえていくと見込まれます。耐震診断でも基準値以下であり、今後の整備計画について当局のご見解をお聞かせください。
 また、現在、桐原コミュニティエリアを建設中でありますが、桐原幼稚園は計画されておりません。今後の整備計画について当局のご見解をお聞かせください。
 あわせて、耐震基準値以下である北里幼稚園並びに園児急増の岡山幼稚園の今後の整備計画についても、当局のご見解をお聞かせください。
 2点目に、通学路も含めた安全対策についてお伺いいたします。
 近江八幡市内はほとんどの地域で集落から集落の間に水田が広がり、自然豊かな町であります。一方で、集落間の道路は人家も少なく、時間帯によっては防犯上不安に思われます。子どもたちの通学路を初め、多くの市民がそこを通って生活しています。自治会内の防犯灯は町で管理していますが、子どもたちの安全・安心、市民のためにも集落間の道路にさらに防犯灯の設置を望みますが、当局のご見解をお聞かせください。
 3点目に、市道若宮上田線と周辺の道路整備についてお伺いいたします。
 竹町に現在、近江八幡市環境エネルギーセンターが建設中でありますが、周辺道路の整備計画について当局のご見解をお聞かせください。
 また、市道若宮上田線は現在でも朝夕の通勤ラッシュ、休日の買い物客により交通量が非常に多く、絶えず渋滞しております。ふるさと農道、野洲側が開通し、環境エネルギーセンターや篠原駅舎が完成すると、今後ますます交通量がふえると見込まれます。一日も早い拡幅工事が必要に思われますが、当局のご見解をお聞かせください。
 また、県道東横関大房線も同様でありますが、当局のご見解をお聞かせください。
 次に、市道若宮上田線の若宮町内の1灯式黄色点滅信号も子どもたちの通学路になっておりますが、交通量が多くなかなか渡れず、とても危険でありますので、押しボタン式信号機に変更していただくことを望みますが、当局のご見解をお聞かせください。
 以上の件は、合併前の旧近江八幡市議会平成元年12月議会の請願第12号にも上がっております件でございます。
 4点目は、あかこんバスについてお伺いします。
 あかこんバスが市内を循環して市民の足として定着しつつありますが、まだまだもっと多くの市民の皆様に利用していただく方法があるのではと思います。路線バスとの兼ね合いもあるのでしょうが、市民サービス第一の観点から、コース、停留所の検討をしていただきたいと思っております。現在、八幡駅、安土駅はコースに入っておりますが、改装中の篠原駅は近くまで行くが、コースからは外れています。これはなぜですか。せっかく新しい篠原駅ができますので、ぜひとも走っていただきたいと思います。また、お年を召した方が利用したいであろう個人の開業医院なども今後の見直す機会があるときはご検討をよろしくお願いしたいと思いますが、当局のご見解をお聞かせください。
 以上、初問といたします。先日と重なっている質問もあろうかとは存じますが、日付も変わり、朝一番ですから、市民の皆様にわかりやすいご回答をお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) おはようございます、皆さん。
 重田議員の4点にわたりますご質問のうち、幼稚園整備計画についてのご質問にお答えを申し上げたいと存じます。
 まず、桐原幼稚園の今後の計画につきましては、現在整備中の桐原コミュニティエリアに近い場所で幼・保連携型認定こども園を整備する予定で現在検討をしております。時期は、平成30年4月開園を目指して現在鋭意取り組みを進めているところでございます。また、施設規模としましては、保育所部分80人、幼稚園部分130人の合計210人程度、また敷地は8,000平米に幼稚園舎2,000平米のほか、園庭、駐車場等を予定をしているところであります。
 認定こども園のメリットにつきましては、さきの議会でもお答えしておりますが、保護者の就労等にかかわらず、同じ施設に通うことができ、小学校への円滑な連携や子どもの健やかな育ちにつながることから、本市の就学前施設整備における大きな柱として認定こども園の普及促進を掲げているところであります。
 次に、岡山幼稚園の今後の計画につきましては、岡山小学校施設整備計画とあわせて検討をいたしたいと思っております。
 さらに、北里幼稚園につきましては、学区内の保育園のご協力を得ながら、認定こども園化に向けた検討を進めてまいりますので、ぜひご理解、ご協力をお願いを申し上げたいと存じます。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 江南市民部長。
             〔市民部長 江南仁一郎君 登壇〕
◎市民部長(江南仁一郎 君) 皆さんおはようございます。
 それでは、重田議員のご質問のうち、まず集落間の防犯灯の設置についてのご質問にお答えをいたします。
 集落間の防犯灯の設置につきましては、自治会からのご要望に基づき、担当者が現地確認を行い、防犯面からの必要性や緊急性などについて近江八幡市通学路安全推進会議のご意見を受け、また近江八幡警察署からの防犯的な意見を参考とし、設置自治会や道路管理者などとの調整を図りながら、通学路優先に年次的に整備を進めているところでございます。今後も、引き続き防犯上必要な箇所への地域防犯灯の設置を進めてまいりたいと考えております。
 次に、市道若宮上田線の道路整備に関する信号機設置についてのご質問にお答えいたします。
 ご質問をいただいております市道若宮上田線の若宮町内にあります1灯式点滅信号機につきましては、これまでより地元自治会から3灯式信号機への変更設置のご要望をいただいております。市といたしましても、市道若宮上田線は特に朝夕の通行量が多く、通学児童・生徒の横断も危険を伴うことから、信号機の設置が必要であると判断し、このことは議員ご指摘のとおり請願案件でもありますことから、これまでより公安委員会とも毎年協議等を行ってきたところでございます。昨年度も改めて設置要望の副申をさせていただきましたところ、公安委員会からは現況では信号機の設置スペースや歩行者等が信号待ちをする歩行者だまりのスペースなどが確保できないということから、道路拡幅がなされない限り3灯式信号機への変更は困難であるとの回答を得ているところでございます。今後も、引き続きまして道路整備状況に応じて設置に向け努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
 次に、あかこんバスについてのご質問にお答えをさせていただきます。
 現在の篠原駅につきましては、駅北口ロータリーのスペースの関係から乗り入れができず、手前の少し離れた位置にバス停を設けておりますが、現在整備が進められております篠原駅周辺の北口広場の完成にあわせ、北口ロータリー内へのバス停の設置を予定いたしております。これによりまして、篠原駅におけますJR、路線バス、またタクシーなどの他の公共交通への乗り継ぎの利便性が図れるものと考えております。
 また、議員ご指摘のように、市民バスの利用者の多くは通院や買い物のための高齢者であり、ご提案をいただいております開業医近くへのバス停設置も利用者にとっては利便性の向上につながるものと考えておりますけれども、現在運行しております各路線とも運行距離が長く、また所要時間が長いとの利用者からの意見もございまして、また厚生労働省告示の「自動車運転者の労働時間などの改善のための基準」により、乗務員の運転時間にも制限があることから、バス停の新設や、また運行ルートの変更には課題もございますが、ご提案いただいた趣旨も踏まえ、次回の改正に向けまして市の公共交通の計画調整を行う近江八幡市地域公共交通会議に諮り、可能な範囲でのご要望にお応えできるよう努めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、ご利用いただく市民の皆様に利便性を実感いただけるよう、今後も引き続き改善に努めてまいります。
 以上、回答とさせていただきます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 小西市民部理事。
             〔市民部理事 小西正彦君 登壇〕
◎市民部理事(小西正彦 君) 皆さんおはようございます。
 重田議員の竹町に建設中の近江八幡市環境エネルギーセンター周辺道路の整備計画についてのご質問にお答えをいたします。
 近江八幡市環境エネルギーセンターへのアクセスについては、ふるさと農道と呼ばれています市道若宮安養寺線、日野川桐原新橋からの日野川堤防を予定しています。この道路については、道路幅員を7メートルに拡幅し、舗装工事も完了しております。また、一般廃棄物処理施設と都市公園との間の道路についても、道路幅員を14メートルに拡幅し、工事が完了いたしております。今後の周辺道路の整備については、都市公園へのアクセス道路の整備として、歩行者、自転車の通行も増加することから、ふるさと農道から都市公園に通じる市道東横関東町線に自転車と歩行者が通行できる幅員3.5メートルの自歩道の設置を予定しております。
 また、県道大房東横関線からのアクセスについては、公園利用者の安全性と利便性を図ると同時に、周辺地域の生活環境の保全に向け、東横関町北部の道路拡幅を予定しております。それぞれ道路設計が完了いたしましたので、今年度より道路用地の協力をお願いする予定でございます。
 財源につきましては、国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用していることから、交付金の交付状況にあわせ、準備整備を進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 廣瀬都市産業部長。
             〔都市産業部長 廣瀬信之君 登壇〕
◎都市産業部長(廣瀬信之 君) おはようございます。
 重田議員お尋ねの市道若宮上田線道路改良事業についてお答えをいたします。
 議員ご指摘のとおり、当該道路は朝夕の通勤時間帯、休日等の交通量が多く、今後、篠原駅南口の開設、近江八幡市環境エネルギーセンター、都市公園が完成しますと、今まで以上に交通量がふえることが予想されます。当該道路改良事業につきましては、県道大房東横関線側から事業を進めており、平成26年度におきましては補償の再鑑定を行ったところでございます。平成27年度におきましても、引き続き用地補償交渉に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 水都市産業部理事。
             〔都市産業部理事 水 平作君 登壇〕
◎都市産業部理事(水平作 君) おはようございます。
 重田議員ご質問のうち、県道大房東横関線の整備についてお答えをいたします。
 この計画は、県道大房東横関線のうちJR琵琶湖線アンダーの南側にある交差点から東横関町の交差点までの1,540メートルの区間におきまして自歩道を設置するものでございます。この事業を進めている東近江土木事務所道路計画課からは、平成26年度に予備設計を終え、平成27年度は物件調査などを行い、自歩道の設置位置も含めた道路構造の検討を行っているとのことです。今後、市といたしましても、一日も早く事業が進捗しますよう県と協力してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
             〔教育部長 廣瀬 敏君 登壇〕
◎教育部長(廣瀬敏 君) おはようございます。
 重田議員お尋ねの今後の公立の教育施設の整備計画についてお答えします。
 現在、工事を行っております桐原小学校整備工事が完了しますと、耐震対策が必要な学校は、岡山小学校のみとなります。岡山小学校は議員の質問のとおり、耐震性能の問題だけでなく、児童数の増加を見込んでいることから、学校の施設規模を含めて検討を進めているところでございます。
 なお、岡山小学校の今後の計画等につきましては、昨日、中田議員にお答えいたしましたとおり、現在耐力度調査業務の発注手続中でございます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 重田剛君。
◆2番(重田剛 君) ありがとうございます。
 それでは、順次再問させていただきます。
 まず、岡山小学校のことからお尋ねいたします。
 岡山小学校の平成20年ごろの児童数は240名前後でした。しかし、昨年は児童数は333名、ことしの5月1日現在の児童数は392名、16学級であります。住民基本台帳から今後の児童数を予測しますと、来年度は430名、29年度は489名、30年度が534名、31年度が570名、32年度には609名と、非常に多くなります。早急に対応が必要と考えますが、いかがでしょうか。私たちの生活の基盤は自治会であると思います。その自治会の集合体が学区であります。近江八幡市は学区のつながりが強く、体育祭や文化祭など、ほとんどの行事が学区単位で行われております。その核になるのが学校であり、コミュニティセンターであります。岡山学区は、マーチングバンドや通学合宿に泥んこドッジボールなど、地域挙げて子どもたちの健全育成に熱心に取り組んでおられます。学校を学校施設だけではなく地域の活動の拠点施設として考え、ご検討をお願いしたいと思いますが、当局のご見解をお聞かせください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬教育部長。
◎教育部長(廣瀬敏 君) ありがとうございます。
 議員ご提案のように、学校は子どもたちの学びの場としての施設だけでなく地域活動の拠点施設でもございます。学校地域支援本部事業では、たくさんの地域の皆さんに学校にお越しいただき、学習支援や環境整備などを行っていただいております。そうしたことから、岡山小学校を整備するときは、地域コミュニティーの核となる施設として学校と地域の皆様との連携がより密になるような学校となるよう検討したいと考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 重田剛君。
◆2番(重田剛 君) きのうのご答弁でもプレハブ校舎が必要であろうということでございましたけど、冒頭にも言いましたように市長は本当に教育施設に力を注いでくださっております。最近できました金田小学校、それから島小学校、そして今建設中の桐原小学校、それから市内の中学校のトイレ改修であったり、芝生化であったり、いろんなところですばらしい環境をつくってくださっておりますので、岡山の子どもたちもぜひともいい環境で勉学に励めますようによろしくお願いしたいと思いますので、どうかひとつお願いいたします。
 次に、幼稚園についてお尋ねします。
 保護者の就労形態が変わり、保育ニーズが高まり、幼稚園が認定こども園に変わっていくのは時代の流れかなと感じております。今日まで長い間、幼稚園教育が担ってきた初等教育の大切さや小学校へのつなぎや連携、運動会や参観日などの小学校や中学校、または地域行事との調整、PTA活動、校長先生と園長先生との合同の会議や研修など、小学校や中学校と同じ近江八幡市の公立の幼稚園のよいところをよくご理解いただき、慎重に今後の計画を立てていただきたいと思いますが、当局のご見解をお聞かせください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 鳥居福祉子ども部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) ありがとうございます。
 幼児教育ですけれども、生涯における人格形成の基礎を培うために集団生活や遊びの中で多様な体験を通して豊かな心、健やかな体の育成を目指しております。また、議員ご指摘のとおり、女性の社会進出や就労意欲の増大など、幼稚園ではなく保育所へのニーズが高まっていることも事実でございます。こうした中で、子どもたちの健やかな育ちと子育て世帯への支援を社会全体で支えるために、子ども・子育て支援新制度がスタートいたしました。教育、保育及び子育て支援を一体的に提供する幼・保連携型認定こども園を政策的に推進していくことがここに盛り込まれております。これまで本市におきましては、各小学校区に公立幼稚園がございましたが、今後の就学前施設を考える上では、施設の老朽化や運営コストなどを総合的に勘案しますとともに、いわゆる公の果たすべき責務、役割をしっかりと認識しながら、民営化や統廃合も一つの手法として検討する必要があるのかなと考えているところでございます。
 さらには、少子化の進行、出生率の推移、幼稚園、保育所への入所ニーズを把握しつつ、整備だけでなく、安定かつ健全な運営、経営も視野に入れなければならないということも認識をしております。いずれにいたしましても、新制度の大きな目的であります子どもにとっての最善の利益につながるよう、今後の就学前施設のあり方を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 重田剛君。
◆2番(重田剛 君) ありがとうございます。
 今ほどご答弁くださいましたように、子どもにとって最善の利益になりますようよろしくお願いいたします。
 次に、通学路の防犯灯についてお伺いいたします。
 最近では、照明もLEDに変わって、電気代も以前に比べると大分低く抑えられると思いますので、少しでも安心して暮らせる明かりをぜひともともしていただきたいと思いますが、当局のご見解をお聞かせください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 江南市民部長。
◎市民部長(江南仁一郎 君) ありがとうございます。
 この地域間の防犯灯の設置につきましては、確かに各自治会様からも多くのご要望をいただいておるところでございます。自治会内の防犯灯につきましては、地域で管理をいただく。また、多くの学生の方、一般の方が通行される危険道路につきましては、順次計画的に設置をさせていただきたい。また、順次LEDに切りかえをさせていただいておりますので、そういったこともあわせまして可能な限り対応を図ってまいりたいと考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 重田剛君。
◆2番(重田剛 君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 続きまして、市道若宮上田線についてお伺いいたします。
 渋滞の解消の一つの策として、右折レーンだけでも取りかかれませんか。白鳥川から若宮町に入るまでの間は両サイドが水田であります。比較的工事にかかりやすいように思えますが、この区間だけでも先行して拡幅するつもりはございませんか。当局のご見解をお聞かせください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 廣瀬都市産業部長。
◎都市産業部長(廣瀬信之 君) ただいま議員ご提案の右折レーンの設置及び白鳥川から若宮町集落手前までの両側水田区間の先行拡幅ということのご提案にお答えいたします。
 議員ご指摘のとおり、県道大房東横関線は国道8号とつながっていることから、近江八幡市内に入ってくる幹線道路となっており、また市道若宮上田線は県道大房東横関線から近江八幡駅と市の中心市街地へと向かう主要道路となっております。県道大房東横関線との交差点部におけます右折レーンの先行設置につきましては、新たな用地を確保しない限り、現在の現道の幅員では設置することは難しいというふうに考えております。
 また、白鳥川から若宮町集落手前の区間については、市道馬淵若宮線との交差点部の右折レーンの設置を含む交差点改良について過去に検討した経緯もあります。しかしながら、現段階ではさきにお答えさせていただきましたとおり、県道大房東横関線側から順次事業を進めるべく用地補償交渉に鋭意努力取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 ただ、この本年度のこういった用地補償交渉の状況によっては、また議員のご提案の部分につきまして別に検討も踏まえていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 重田剛君。
◆2番(重田剛 君) ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。
 県道東横関大房線は竜王インターから近江八幡に入ってくる幹線道路であります。大型観光バスも連日たくさん通行されております。また、市道若宮上田線は近江八幡駅南口へ向かうバスや車の主要道路であります。歩道の問題、信号の問題、道路拡幅の問題はございますが、請願でも採択されて27年がたちますので、一日も早い着工をお願いいたします。
 次に、1灯式の信号機は子どもたちが通学路として非常によく通ります。私も家が近所なんですけど、非常によく通ります。駅の南口へ向かう高校生や市内の高校に通う高校生など、そしてまた近江八幡だけではなく、竜王町やその周辺の人の横断もたくさんありますので、よろしくお願いしたいと思います。
 最後に、あかこんバスについてお伺いいたします。
 毎年、検討していただいているのでしょうが、そう大きく変わりません。この際、根本的に発想を変えて、利用者の立場に立ったコース、停留所を検討すべきと考えます。例えば、朝夕の時間帯と昼間の時間帯でコースを変えるとか、いろいろなアイデアが出ると思います。各学区のまちづくり協議会にコースを決めてもらう方法もあるでしょう。自治会等の声をさらに聞いていただき、市民の皆様に喜んでいただける事業になりますことを願っておりますが、当局のご見解をお聞かせください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 江南市民部長。
◎市民部長(江南仁一郎 君) お答えを申し上げたいと思います。
 抜本的な改正等ということでご意見頂戴いたしました。このバス路線につきましては、毎年度改正をさせていただいておりまして、この6月1日に新たなバスルートということで若干の変更をさせていただきました。あのバス停の4カ所の追加、あるいは一部ルート変更、バス停名称の変更等々でございます。議員ご承知いただいておりますとおり、このバスのダイヤ等の改正につきましては、各自治会、あるいは連合自治会から毎年度ご要望いただきまして、それにあわせましてバス路線といいますのは学区をまたいで走行いたすものでございますから、そのあたりの調整を踏まえた上で運行委託をしております近江鉄道さんとかの協議を経て公共交通会議、こちらは運輸局でありますとか警察、有識者、さまざまなバス運行会社、タクシー会社もお入りいただいての協議の場でございますけれども、こちらでご承認をいただいてダイヤ改正、あるいはルート変更というのが調うというふうな形になっているところでございます。このバスにつきましては、20年から運行させていただいて、昨年度で11万7,000人のご利用をいただくということで市民の皆様にも定着をしてまいっているというふうにも考えております。初問でもお答えいたしましたように、この道路運送法に基づいて公共空白地域の市民の利便性を高めるというのがこのバスの主目的ということになってございます。そういったことからも、今現在1路線を1人の運転手さんで賄っていただいているということもございますので、その運転時間の制約であるとか、あるいは走行距離の問題、こういったところがやはり課題としてあるわけでございます。今後、検討させていただくに際しましても、やはり現に各バス停でご利用いただいている方がいらっしゃいますので、なかなか大きな変更というのも難しいのも事実でございますが、ご提案いただきましたように、例えば朝夕を含めた1日のこのフレキシブルな運転の見直し、あるいはまたまちづくり協議会さんのご意向もお聞きをしながらというのも1つだろうと思いますので、今後の改正に向けましてはなるべく細かく利用者の方のご意向が反映されるように、改定に際しましては取り組みも進めさせていただきたいと思いますし、また引き続きましてご意見頂戴できるとありがたいと思います。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 重田剛君。
◆2番(重田剛 君) ありがとうございました。
 せんだっての大分前ですけど、文化会館であった地方創生の冨士谷市長がパネリストになられてましたときの片山先生のお話にもございましたけど、バスを走らせてくれ走らせてくれと言って、そしてその方はマイカーで通勤していると。ですから、私たち市民もあかこんバスをできるだけ利用するようにして、そして市民の本当に足となるようなあかこんバスになるようにお互い頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。
 いろいろと質問させていただきましたが、市議会議員の仕事は市民の声を議会に届け、市民を幸せにすることだと考えております。市民の皆様に寄り添って、これから一生懸命勉強して活動してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(園田新一 君) 以上で重田剛君の質問を終わります。
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