録画中継

平成28年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月6日(火) 個人質問
川崎 益弘 議員
(1)最終処分場について
(2)北里幼稚園について
(3)庁舎建設について
   ①市民病院跡地について
   ②庁舎建設計画について
◆19番(川崎益弘 君) 日本共産党の川崎益弘でございます。
 今議会も分割方式で質問をしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
 ではまず最初に、最終処分場の今後について。
 最終処分場では、今後ダイオキシン分解装置を使わないとしていますが、説明を求めます。また、最終処分場管理運営検討委員会に、1回目は平成28年1月26日、2回目は2月9日、3回目は2月18日に、運営協議会を兼ねて地元協議会の委員の方々に説明をし、全委員の了承を得ましたとされていますが、市民の皆さんや周辺住民の皆さんにはいつ知らせるのか、説明を求めます。
 焼却灰の分析はエネルギーセンターで行われ、最終処分場に搬入されるので、どちらか1カ所ですればよいと言いますが、現在は何項目の分析調査をされているのか、今後最終処分場の放流水については今までどおりの分析調査をされるのか、説明を求めます。
 最終処分場は今後16年も使えると報告されていますが、遮水シートが劣化してくることから、重力の引っ張りによる亀裂は大丈夫か、また瓦れき等による穴あきなどは大丈夫か、また遮水シートの耐用年数はどのくらいか、説明を求めます。
 遮水シートの劣化防止に遮光シートが使われていますが、遮光シートの耐用年数はどのぐらいなのか、説明を求めます。
 進入道路について、16年が経過し、いまだに工事用道路のまま使用されています。計画された進入路がいまだにできないことは異常ではないのか。今までから再三早急につくるべきとただしてきましたが、水茎土地改良区がかさ上げ工事をされるから二重投資になるとされていましたが、水茎土地改良区のかさ上げ工事の計画は具体化されているのか。進入道路の用地購入はされているのですが、いつになったら完成するのか、説明を求めます。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 姓農市民部長。
             〔市民部長 姓農彰宏君 登壇〕
◎市民部長(姓農彰宏 君) 皆さんおはようございます。
 川崎議員の最終処分場についてのご質問にお答えいたします。
 まず第1に、ダイオキシン分解装置を使わないことについてのご質問ですが、昨年度に最終処分場の維持管理及び運営の効率化を進めるため、竣工以来16年間のデータを取りまとめ、管理運営検討委員会を設置しました。委員長に排水処理等の専門家である福岡大学大学院の樋口壯太郎教授に就任いただき、地元の方々にも委員として検討委員会に入っていただきました。
 ダイオキシン分解装置を設置した当時は、ダイオキシン類は水に溶解すると考えられていましたが、その後水に溶解しないことが判明し、浸出水中の浮遊物質SSを10ミリグラムパーリッター以下にすることによりダイオキシン類対策がとれることが明らかになりました。
 このため、検討委員会では、既存の浮遊物質管理を適正に行えばダイオキシン分解装置は不要と審査評価をいただきました。
 また、最近の最終処分場の実績を調査したところ、焼却灰中心の廃棄物処理場にもかかわらずダイオキシン分解装置を使用しない施設が、新潟市の赤塚埋立処分地やクリーンセンター舘野、豊橋市廃棄物最終処分場等、数多くあります。
 第2に、ダイオキシン分解装置不要の結果を住民にいつ知らせるのかのご質問ですが、平成28年8月に最終処分場運営協議会を開催し、委員の方にお諮りしたところ、それぞれの地元自治会長や役員の判断で口頭により地元の方に説明されることとなりました。さらに、年明けとなりますが、ダイオキシン分解装置不要に伴う設置届の変更により、生活環境影響調査を行いますので、その縦覧を平成29年2月に予定しております。
 第3に、環境エネルギーセンターの焼却灰は何項目分析調査されていて、最終処分場の放流水は今までどおりの分析調査をするのかのご質問ですが、焼却灰の分析測定は9項目となっており、最終処分場の放流水の水質検査は今までどおり行ってまいります。
 第4に、遮水シートの劣化による亀裂や瓦れき等による穴あきは大丈夫か、また耐用年数はどのくらいかのご質問ですが、遮水シート自体にはどの製品にも耐用年数を表記したものはございませんが、平成27年度の劣化診断により埋立地の4カ所の遮水シートを調査した結果、設計時の製品使用時と比較すると、引っ張り強さ、伸び率、引き裂き強さは90から100%となっており、日本遮水工協会自主基準を大きく上回っているところでございます。
 また、平成11年4月に供用開始し16年経過した現在でも、劣化の最大値は10%であり、今後も同様の劣化経過があるといたしましても16年後埋め立て満了期間において80%程度の性能は維持されるものと考えられ、その場合でも日本遮水工協会規格値を十分満足しております。
 瓦れき等による穴あきについては、高密度ポリエチレンシートによる遮水膜を2層にした二重構造とし、土砂やコンクリートと直接に遮水槽が面する部分には遮水シート専用の保護材、緩衝材である不織布、厚さ10ミリの層をその間に挟み、かたいものとシートが直接触れないように配慮しているため、問題はございません。
 第5に、遮光シートの耐用年数はあるのかのご質問ですが、遮水シートと同様、耐用年数を表記したものはございませんが、遮水シートの劣化は紫外線が大きくかかわっており、廃棄物で埋まれば逆に問題はありません。したがいまして、地表に出ている部分については定期点検による遮光シートの補修を実施しておりますので、全く問題はございません。
 最後に、進入道路の計画につきましては、議員ご指摘のとおり、土地改良事業のかさ上げと同時期の施工を考えておりましたが、水茎干拓土地改良区においては現在かさ上げのための盛り土を求めておられる状況と聞き及んでいるところです。また、県道の中部湖東幹線が最終処分場の北側に接して整備される計画となったことから、この進捗状況についても情報収集を行っていきます。したがいまして、進入路の完成時期は未定ではありますが、今後も周辺状況を注視してまいります。
○議長(井狩光男 君) 質問はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 順次説明を、もう一度質問をしてまいります。
 今、最終処分場には灰が主であるというように言われましたが、それ以外にどのようなものが持ち込まれるのか、一般的には何が持ち込まれるのか、ご説明願います。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 最終処分場、ほとんどが環境エネルギーセンターからの焼却灰でございますが、いわゆる埋立ごみ、ブロック、れんが、瓦れき、土、瓦などを受け入れております。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今、れんがやとか瓦やとかブロックやとか、そういうものがと言われましたが、それ以外にももっと入ってますよね。例えば町内の溝掃除なんかのヘドロ、それから火事の現場の瓦れき、こういったものも入ってると思うんですが、そういったものは入ってないんですか。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 瓦れき等も入っております。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 瓦れきが入っていてヘドロは入ってないんですか。どうなんですか。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) ヘドロも河川掃除等のごみということで入っております。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) はい、わかりました。やっぱしいろんなもんが入っているということなんで、ダイオキシン類の発生というのは、私もちょっと余り詳しいことはわからないんですが、ネット等で見ていますと塩素で漂白されたもんやとか塩素を含むビニール類、そういったもので発生するんだと言われてます。
 ところが、家庭で使うものにいっぱいあるんですが、それは常温ではダイオキシンは発生しない、このように言われているんです。
 ですが、火事、こういうように大きな火災になりますと、やはりそれは家にはいっぱい塩ビ系のものが使ってあるし中にあるんで、それは多くダイオキシンが発生するというように言われてるんです。
 それから、中には除草剤、そういったものを使うた土が一緒に入ってきたらそこにもダイオキシンがある。またそれから、ヘドロなんかやとやっぱりそれはそこには先ほども言われたように微粒子の中にくっついて入ってくる。こういうことが言われているんです。
 先ほど言われたように、ダイオキシンは水に溶けないんですが油にはすごく溶けやすいんだと言うんですね。カネミ油症の問題なんかはダイオキシンが米ぬか油に溶けた。それから大きな問題になったんだというように言われてるんですが、最終処分場でもやはりそういった今言われたようなヘドロやとか火事場のそういったものが入ってくる。そういったヘドロの中には少量の油も入ってくるんではないのか。そういった中ではやっぱし溶解するのではないのかと思うんですが、その辺はどのように考えておられるのか、お教えください。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 量的なものはちょっと数値等がございませんであれですけれども、先ほども初問で申し上げましたように、最終処分場、放流水の水質検査はきちんと今までどおりこれからも当然やっていきますので、16年間の、先ほども申しましたように、データについても、今ダイオキシンにつきましてはずっと環境基準の以下であったということでご理解をいただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今後もやっていただきたいんですが、決算特別委員会の中で私こんな質問しまして、答弁もらったんです。でも、ここに書いてあるようですと、経費節減のために、大きな経費節減につながったとか、経費節減のためにこういう調査をできるだけ省いていく、このように読み取れる、こういう経費節減のための調査をやらないとか、そういったものを廃止していくとかというのはいかがなものかと思うんですが、いかがですか。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 初問でも申し上げましたように、最終処分場の維持管理及び運営の効率化を進めるためということで、もちろん経費節減については2次的なものでございますが、きちんとした効率化を行って、できると。そのために、福岡大学の大学院の水処理の日本の第一人者である樋口壯太郎先生に入っていただいて、うちの最終処分場の現状、そして当時はまだ稼働しておりませんでしたけれども環境エネルギーセンターのいろんな処理の仕方等をきちんと検討をしていただいて、こういう結論になったものでございますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) もう一点、ダイオキシンの分解装置をもうやめると言っておられるんですよね。だったら、これは地元の委員会の中には説明したと言われるが、地元の皆さんは何も知らないんです、いまだに。これは地元だけじゃなしに、市民全体の問題だと思うんです。そういったことからするならば、これをなくするんだと、なぜこういうようにしてなくするんだという説明をもっと早くに皆さんにするべきではないんですか。いかがですか。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 先ほども申し上げましたように、8月の委員会の中でお話を、これが議題に上がりまして、事務局としましてはどうさせていただくほうがということでお諮りをいたしましたところ、地元の役員のほうから口頭で説明をしていくと、そういう結論になりました。
 初問の繰り返しにもなりますが、来年2月には生活環境影響調査がありますので、これを縦覧をさせていただきます。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) その来年の2月と言われるけど、これはもう一点は、なくしてから市民に知らせるのか、こういう事情でなくしますよというのを市民に知らせなあかんの違うんですか。今言われたのは、地元の皆さんにはそういうように言われた、委員会でね。でも、地元の皆さんだけの問題じゃないでしょう。これは市民全体の問題でしょう。だったら、市民にはどういうように知らせるんですか、だったら。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 先ほども申し上げましたとおり、縦覧という、生活環境影響調査の縦覧をさせていただきます。また、なくすということが言われてますけども、現在は一時的にとめていると、そういうことでございまして、何らかの当然もしあればいつでも稼働はできる状態です。生活環境影響調査の縦覧を終わらなければ、これをきちんと停止すると、なくすということにはなりませんので、この手続をきちんと経てからということになりますのでご理解のほうよろしくお願いします。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 何かやっぱしなくす前に、市民にこういう事情でなくしますよというのは何かの形で知らせるべきですよ。広報もあるじゃないですか。口頭で、ZTVだって使えるじゃないですか。なぜこれをやらないんですか。何か隠してるように思われるんですが、そのようには考えておられないんですか。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 隠すとかそういうことではありませんので、当然この2月の生活環境影響調査のことにつきましては広報やホームページでお知らせしていくことになります。よろしくお願いいたします。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 話にならんな。
 それからもう一つ、シートの問題なんですが、やはり私も現場を見せてもらってるんです。火災現場の瓦れきが放置してあるんですけども、やっぱりシートのすぐ近くまで行ってるんですよね。本当にその現場を見ておられるのかおられないのか、ほんまに疑問に思うところなんです。
 遮光シートは耐用年数がどうなるのか、今のところわからない、遮水シートもはっきりとわからない。こういうことですが、本当に遮光シートが、土の中にある遮水シートは大丈夫やとずっと聞いているんです。でも、上にあんのは遮光シートで覆われてるだけなんで、本当にそれで大丈夫なのかという保証というのはないでしょう。
 先ほども言われたけども、検査はしてると言われたけども、じゃあいつ幾日に検査をしました、何年にこういう検査をしましたというのは皆さんに公表されているんですか。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 初問で申し上げましたとおり、遮光シートにつきましては、地表面というか表面に出ているものですので、これを現場、毎日のように見て回っております。破れているところがないか等々を検査をして、そのような異常があればすぐに補修もしておりますし、そのような記録、作業の日誌等もございます。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) それからもう一点、最終処分場で近江八幡には浄土寺ですか、あそこにあった最終処分場、あれが最終に閉鎖されてから何年間で安定期に入るのか、もうこれ以上は安全ですよという、そういったことはご存じなんですか。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 済いません。ちょっと資料ございませんので、後刻お答えをさせていただきます。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今、遮水シートもこれから20年ぐらいはもつんだという、こういうことを言われてるわけですよね。ですが、やっぱりそれからあと安定期までどのぐらいかかるんかというのがあるんですよ。そうでしょう。そうやって、それがそこからもう使ったときがそんで終わりじゃないんです。それはやっぱり安定期までが何であるのか、そういったことも踏まえるならば、ずっとあと何年間かはきちっとここを保管していかんならんですよね。だったら、それが、それで大丈夫なのかというのが私の問いかけだったんです。
 それからもう一つ、仮の道路、こういったことも報告をいただきました。その中に、やはりあそこの今の橋は検査をしてもらわれた。そしたら、一般の車も通るのでガードレールはつけるべき、それからもう一つは下のアンカーボルトはきちっととめるべき、かえるべき、このような指摘がされているんですが、いまだに行われていませんが、それはされるんですか。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) ご指摘の点につきましては、予算等を確保しながら進めてまいる予定でございます。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 何かもやもやと言わんとはっきり言うてくださいよ。何かいつされるのか、じゃあしないのか、すると、ここはやっていくつもりやという話だけじゃないですか。じゃあ、いつごろにはするというようなはっきり明快な回答をお願いします。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 繰り返しになりますが、予算を確保して進めてまいる予定でございます。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) それからもう一つ最後に、進入道路なんですが、前にも農業予算の考えとかいろんなほかのもんの補助金を考えてやる、このような話でございましたが、やはりこれは道路というのは施設をこしらえてその中に搬入するための進入路なんですよね。それが16年間もそのまま放置されて何にもしない。用地は購入してある。なのに、だったら仮設でもいいじゃないですか、そこに道路をつけるべきじゃないんですか。なのに、なぜ今まで放ってあって最初の約束事がどうして守られないんですか。こんなことをしていたら、後々こういうようなものをしようとしたときに、これは地元の住民としては納得いきませんよね。どうなんですか、いかがですか。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 先ほどの初問でもお答えをいたしましたが、県道の中部湖東幹線が最終処分場の北側に設置して整備される計画となったこともございますし、この間、当初の地元さんとの協定、覚書ではいわゆる焼却場が北津田町第2クリーンセンターにあったわけですね。ですから、そこからの焼却灰の持ち込み動線につきましては、持ち込み動線と今の現在の環境エネルギーセンター、竹町からの線になっておりますので、その間の状況も変化もしていることでございますので、今後も周辺状況を注視してまいるということでご理解をください。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) それはおかしいですよ。ほんなもん、今変わったさかいって、最初につくると約束したんであったらそこにつくるべきでしょう。そんな、今16年たってきたから、初めて今の新しい焼却場ができたからそう言ってるんじゃないですか。そんなこと地元に説明しましたか。説明してないじゃないですか。なのに、そんなような変え方っておかしいじゃないですか。やっぱり約束したらそのときにはちゃんとつくるんでしょう。今の焼却場だって最初に道路こしらえてるじゃないですか、進入路を。なのに何でつくらないんですか。おかしいですよ、それは。
 もう一度ちゃんと答えてください。
○議長(井狩光男 君) 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 進入道路の件につきましては、この8月の地元の運営協議会の中でも議題として出たところでございます。そのときにも今の初問でお答えしたようなお話もさせていただいております。
 以上です。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) そういうような結果は全て住民に知らせる。このことを大事にしてください。やっぱり地元住民だけの問題ではなしに市民全体の問題なんで、きちっとたんびたんびに市民に知らせるようにやってください。このことを今やってると時間がなくなってしまいます。
 次に移ります。
 次に、北里幼稚園について。
 北里幼稚園の耐震補強工事については、北里小学校の協力を得て仮園舎が決まり、いよいよ耐震補強工事が行われることになりました。幼稚園、小学校の皆さんにも説明会が行われ、大変よかったと思ってますし、多くの方が早くできるといいのにねという、こんな話が聞こえてまいります。
 小学校の一部教室の移転など、幼稚園の移転準備など、どのようになりますか。耐震補強工事となりますと、大改修も行われると思いますが、工事についていつからいつまでの予定で行われますか。工程はどのようになりますか。説明を求めます。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 鳥居福祉子ども部長。
             〔福祉子ども部長 鳥居広子君 登壇〕
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) おはようございます。
 川崎議員の北里幼稚園についてのご質問にお答えをいたします。
 北里幼稚園の耐震補強工事につきましては、9月議会でもお答えしたとおり、この間、仮園舎の場所、耐震補強工事に係る設計内容の精査を行ってまいりました。
 まず、北里小学校の一部を仮園舎として利用することに関しましては、小学校、幼稚園など関係機関において課題精査及び対応策の協議を行い、北里小学校南校舎の図工室及びパソコン教室を幼稚園の保育室として使用し、できるだけ児童及び幼児の交錯を避けるとともに、双方の教育課程に支障がないよう検討してきました。
 また、耐震補強工事及び仮園舎に係る保護者説明会を11月21日に開催し、小学校、幼稚園在園及び入園予定の保護者の皆様60名に出席いただきました。
 仮園舎への移転時期につきましては、終業式の兼ね合いから12月中に完了し、3学期から仮園舎で保育が実施できるよう準備を進めております。
 なお、北里小学校の一部を幼稚園舎として使用することにつきましては、12月議会において繰越明許費の一般会計補正予算(第6号)の可決後、12月教育委員会定例会でご承認いただく予定をしております。
 次に、耐震補強工事の日程につきましては、12月下旬に入札公告を行い、1月中旬に入札、契約の手続、実際の工事は2月上旬から8月中旬の完了を見込んでおります。
 工事完了後、仮園舎から幼稚園への移転を行い、来年2学期からもとの幼稚園舎での保育が実施できるよう、工事の進捗管理に努めたいと考えております。
 なお、耐震補強工事の内容につきましては、耐震性があると認められる基準Is値0.7を満たすため、園舎の外壁、内壁及び天井に補強ブレース等を設置する工事であり、具体的な工程は施工業者決定後に協議調整の上、円滑かつ安全に進捗できるよう努めてまいります。
 いずれにしましても、工事期間中は園児、児童、保護者及び地域の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 園舎のことでありますが、仮園舎の園児の送迎についてでありますが、やっぱり小学生と交錯する、こういったことが考えられると思うんです。多分裏のほうの門からの出入りということになるのかとは思いますが、やはりその間の警備やとかそういったこと、ガードマンをつけるとか、そういったことはもちろんしていただけるもんだというように考えています。
 また、幼稚園の保護者の声にも、公立の幼稚園を残してほしい、こういうようなことが大きく言われて、今までから言われてきました。アンケートの中にもそんな文章が書かれてありましたので、ぜひそのまま公立の幼稚園として今後も残されることをお願いして、この項の質問は終わります。
 次に、市庁舎について質問をしてまいります。
 市民病院の跡地について。
 庁舎整備等基本計画の中に官庁街エリアの地区計画の見直しが上げられていますが、見直しの区域は商業地域として、また特別な規制がされていたと思います。それは何のための規制であったのか、説明を求めます。
 どのような見直しがされるのか、見直しがされると商業地域の一般的な規制になり、個室つき浴場やキャバレー、ダンスホール、ホテルなど1万平米以下の大型の商業施設など、どのようなものでも建設が可能になるのか。何を目的にどのように変わるのか、説明を求めます。
 また、あり方検討委員会の趣旨で、庁舎を現地で建てかえるデメリット、敷地が狭隘で課題の対応が困難である、将来の対応にも課題があること、仮設庁舎の設置費用や移転費用など事業費が高くつくなどが提言されていますが、市民病院跡地に建設するのと現地建てかえの費用など検証されたのか、説明を求めます。
 また、庁舎計画について、現在計画されている庁舎本体の建設について、2万平米で建築費用は1平米当たり42万円、全体で84億円、立体駐車場等解体工事で11億円、合わせて95億円を限度に計画されていますが、その計画では南側の社会福祉事務所、西別館、第2西別館、本庁舎の西側、食堂になっているあの建物や高圧受電装置などの解体費やとか移設費用や仮設費用などはどのようになるのか。また、新庁舎に入る備品等、備品購入費や移転費用などは95億円の庁舎建設費の中に含まれて試算されているのか、説明を求めます。
○議長(井狩光男 君) 回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) おはようございます。
 冒頭に申しわけございませんが、風邪を引きましてちょっと風邪で声が大変聞き取りにくいかと思います。できるだけゆっくりとはっきりと答弁させていただきたいと思いますが、通話が悪くなれば議長さんのほうで采配をしていただいて、副市長のほうで、これは初問に限って、また僕にかわって答弁をしていただこうと思っています。それは、初問は皆さん方から事前に質問内容提出をしていただいてますから、それはちゃんと答弁書をつくってあります。だけど、再問となりますとわかりませんので、そのときは自席のほうで答弁をさせていただく、このことをまずご容赦をいただきたいと存じます。まことに聞き苦しくて申しわけないんですが、ご容赦をいただきたいと。冒頭でございますが、お願い申し上げます。
 なかなか元気のいい川崎議員の質問でございまして、庁舎建設に関連します官庁街エリアの地区計画の見直しに関するご質問にお答えをいたしたいと存じます。
 近江八幡市の行政拠点地区地区計画は、官庁街としての良好なまちづくりを誘導することを目的として、平成4年に実は都市計画決定を行っているところであります。
 このときは、行政拠点地区でありますから法務局もありました、警察もありました、保健所もありました、農林省の出先、あるいは土地改良、あるいは簡易裁判所、全部で11か12の行政拠点となってたわけでありますが、現在、ご存じのように、残っているのは市役所と税務署、2つしかないわけであります。
 11、12もあったわけでありますから、これはいわゆる行政拠点地区地区計画ということを平成4年、今から24年前に都市決定、いわゆる都市計画決定がされているところであります。
 しかしながら、先ほど申し上げましたように、ここ数年来、社会情勢の大きな変化がございまして、行政機関の統合や廃止、また施設更新を契機にしました移転が進みました。したがって、行政拠点としての機能に陰りが見え始めてきたところでもあります。
 また、そうした官庁街の状況を受けまして、今後の当該地区の土地利用に係る議論や市民から寄せられました意見に基づき、平成26年6月に策定しました新たな生業を育む歴史薫るまちづくり計画や、あるいは平成28年2月策定の近江八幡市庁舎整備等基本計画において新たに示されたにぎわいと交流の創出拠点機能の実現と充足を目的に行うものでございます。
 現在、都市計画の変更の手続中でありますが、その内容はにぎわいと交流の創出のための柔軟な土地利用に係る検討やご提案等が可能となるように、現用途である商業地域における規制を基本としつつも、個室つき浴場あるいはキャバレー、ダンスホール等はこれまでどおり禁止としたいと思っております。
 カラオケボックスだとかボウリング場などの遊戯施設、またホテル、旅館といった宿泊施設等が行政拠点の場合は難しいんですが、これは建築可能となるわけであります。にぎわいと交流拠点形成等の視点からの審査を加え、ふさわしいと判断された建築物に限ることで幅広い土地利用の選択を可能としながらも、良好かつ適正な街区、町の姿の形成につなげていきたいと考えているところでございます。
 また、議員ご指摘のあり方検討委員会からの提言は、平成24年3月に近江八幡市庁舎整備についての提言として、市庁舎整備の基本理念、基本方針、庁舎が備えるべき機能、規模の考え方、そして立地の考え方などについて提言をいただいたものでございます。
 このうち、当時の立地の考え方は、市内全域で新庁舎の建てかえを官庁街か、それとも、官庁街は6.4ヘクターございます、この6.4ヘクターある官庁街か、その他の地域に求めるかを比較して、その他地域に求めることが望ましい。すなわち、官庁街の6.4ヘクター以外のところが望ましいとして提言されたものと理解をしております。
 したがいまして、この提言は建設位置を現庁舎敷地と市民病院跡地で比較検討されたものではございません。
 その後、新庁舎の建設位置につきましては、官庁街の活性化とあわせて市庁舎整備の検討を行った各種委員会やアンケートによりまして平成26年6月に策定をいたしました近江八幡市庁舎整備基本構想で、官庁街エリアに6.4ヘクターの中に建設することが望ましいとの結果に至ったところであります。
 なお、現庁舎敷地と市民病院跡地との建てかえの検証につきましては、これまで幾度となく議会で説明をさせていただいておりますとおり、敷地面積、空間の有効利用、行政機能の連携あるいはにぎわいの連続性等の観点から、総合的に判断をし、また議員の皆さん方のご意見も頂戴する中で、現庁舎敷地で建設することとさせていただいて、市議会におかれましても定例会において本件に係る予算の承認をいただいているところでございます。
 次に、庁舎建設計画についてのご質問にお答えをいたしたいと存じます。
 本年2月に策定しました近江八幡市庁舎整備等基本計画で、想定工事費を81億円から95億円とお示ししておりまして、備品購入費や移設費などは想定工事費に含んでいるところであります。
 なお、工事費につきまして、あくまでも予定でございまして、現在作成中の庁舎整備基本計画において内容の精査を行い、市の将来の財政運営への影響を見据え、可能な限り建設費の縮減に努めてまいる所存でございます。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) なぜ私がこのようにここの市民病院跡地にこだわっているかということでありますが、これは私だけではないと思うんです。私どもも議会としても、議会報告会等も行ってまいりましたし、私どもに寄せられる意見は、なぜこんな南側に、庁舎の南側の狭いところになぜ建てるのよと、広い病院跡地があるじゃないの、費用がどんだけ違うのよと、こういうことがよく言われているわけです。そういうことをいっぱい聞きます。
 そういうことからするならば、きちっとした費用の計算はされたのか、どっちがどうなのかという費用を計算されたのか。
 それからもう一つ、さきに含まれてると言われましたが、福祉事務所や西別館、こういったもののインフラの整備等のかかる費用というのはどのぐらいなのか。それをお伺いします。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) いつも申し上げてることですが、川崎議員さん、一人、二人言われることも大事なご意見であります。だけれども、本会議で24人の議員さんが決めていただくんですよ。反対なさったのは3人さんだけじゃないですか、共産党さんの。あとの議長さんを除く20人賛成していただいたと思ってるんですよ。そしたら、その皆さん方を支持されてる人は賛成をされてるというふうに理解するのが普通じゃないですか。多くの方が、多くの方がと言われますけれども、それが民主主義なのかどうかというところは今問題なんですよ。
 そうでしょう。3人が言うてんのや、3人の議員、なるほど1人1,000人の方もおられる、3,000人ですよ。だけれども、残りの20人の方は2万人なんですよ。どちらが多いんですか、声としたら。それでも、川崎議員の言われてることは正論ですか。じゃ、民主主義って何なんですか、こういう質問が出てきますぞな。
 もう少し先輩の議員としても、なるほどほかの若い議員さんが聞いておられて、さすが3期、4期なさってるなあというふうに僕だったら思いながらしゃべります。一つこれだけは厳にご理解をしていただきたいと思います。
 そして、費用だけじゃないんです。この場所は、日照権の問題もある、あるいは観光の拠点にもなる、総合的な判断をしたと言うてるじゃないですか。費用だけだったら数字でやりゃあいいんで、そうじゃない、精査をしたというのは総合的にというの僕は回答しましたね。だから、精査というのはしてません。それよりももっと大枠は95億円ということを示させてもろうてる。これも予定であります。90億円になるかもわからない。できるだけ削減したい。しかし、物価の上昇がこれはどうなるかわからない。100億円になるかもわからない。わからないことは議論してもしょうがないですね。その場その場で皆さんと議論したらいいわけですから。
 だから、もう一度申し上げますと、精査はしておりません。だけど、総合的に見たら今のところがいいということでもう予算も通ってるんじゃないですか。それを覆せと言われるんですか。そうしたら一体民主主義は何なんですか。一旦ここで決まったんですよ、それに関係した予算が。反対3人、賛成20人で。それを言われるということは、もう論外じゃないですか。議員さんとしてどうなんですかということを市民からまた逆に言われるんじゃないですかね。資質を問われるとか、いろんな問題で。ぜひ良識ある判断、ご質問をしていただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 議会で議論をされた、総合的な議論をされた、予算がついた、このようにおっしゃいました。確かに基本設計の予算ですか、そういったものはつきました。でも、だったらいまだに議会報告会などに行った場合、その席上ではいろんな方が来てはるんですよね。私たち共産党の支持者だけではないと思います。ほかの方の支持者もおられると思うんです、その方々が言われるんですよね。やっぱりそれだけ市民になぜというわかりやすいことが言われて、きちっと報告されてないからこういうようになってるんじゃないですか。だったら、市民にもっとわかりやすい報告をされたらどうなんですか。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) お言葉を返す気はないんですけどね、市がやるときはきっちりと返します。我々市長側がやってるんじゃない。議員の皆さんがされてるんだ。皆さん方が決められたんですやん。皆さん方が決められた、なぜ決めたのかというと、それは皆さん方に責任があるんじゃないですか、それは。ほら、そのときに市長来いや、言われて、行って、僕が詰まったら問題でしょう。そのとき呼んでください、そしたら。僕どこでも行きます。そういう問題は。市民にいつでも責任持ってこれは説明をさせてもらう。
 ただ、皆が議会で決めたことは、わしは反対じゃ、知らんで。これは無責任でしょと。決まった以上は、やっぱりそれを前提に進めないことには前進ということはありませんやろう。それはわしら反対してるんや、だからみんな言うてやんねや、だからどう思うてんねや。そんなこと言われたら、どう思うてる、そらいろんな方いやるでしょう。議会で決まったことは厳然たる事実じゃないですか。それで説明をしていただいたら、それは議員さんの皆さん方が説明を避けてなさるのかどうか知りませんけれども、これは議員さん方やられてるから議員さんの責任じゃないですか。それは自問自答してください。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 私が申し上げてんのはそんなこっちゃないんです。事前に、じゃあ市がこういうような計画を出しました、じゃあ市民の皆さんはどうなんですかというきちっとした説明がされてないということなんです。
 例えば今言われましたけども、日照権の問題。市民病院の跡地に建てたら日照権がひっかかるんやと言われました。今、ここに建てられるのは庁舎のところから向こうの道路まで、あれ幅狭いじゃないですか、南側の道路ね。そしたら、市民病院の跡地に行ったら、あそこはもっと広いじゃないですか。もっと、そしたら低い階層の建物が建つんですよ。だったら、日照権なんかないじゃないですか。これ、私こんなことしゃべって、日照権の問題言ったら、ある私の知り合いの建築家がこういうようにおっしゃった。あれ全部に2階建てか、一部3階建てにしてみい、十分今の計画やったら入るんやぞと、日照権なんか問題ないんやぞ、このように言われた。私初めてわかりました。そうなんです。日照権は、それでも日照権がというように言われるのか、それもやっぱり一つの市民に対する説明ではないんですか。いかがですか。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) もう一度申し上げます。
 総合的に判断をしたというのは、日照権だけじゃないんですよ。日照権だけじゃない、日照権が仮に解決したって、じゃあそこでやるかというとそうじゃないです。総合的なんですよ。一つだけとって、鬼の首でも、それをとったかのように、そういうことがわからない、私は。総合的に判断をさせてもらった。人もそこで交流もできるだろう。今のところが、八幡駅から、これやったらどんと市の庁舎が見えて、あるいは逆に八幡堀のほうから八幡駅へ歩いていかれる人も目につくといったこと、それで市民が非常に寄りやすい。寄りやすいところも総合的な判断してるんです。日照権だけじゃないんです。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 総合的にと言われたんで、1つずつやっていかなかったら、総合的にならないじゃないですか。じゃあ、日照権も一つでしょう。だったら、最初に言いましたように、ここのじゃあ南側に建てる。だったら、その南側の解体費用やとか移転費用、そういったものが一体どんだけになるのか、それもそのものが向こうに行ったら何も要らないじゃないですか。じゃあ、それはどういうふうになるんですか。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) もっと言葉きつく言いますと、言葉の遊びしてるんじゃないんですよ、議会は。だから、今基本設計最中やないですか。そういうときにわかる、みんな。そして、基本設計が決まったら、フォーラムやると言うてますやないか。市民の声を聞きましょうというて。前から言うてる、それは。以前から。
 だから、今はわかる範囲で皆さんに全部議会でこれは皆さん方に説明をさせてもらってるんだ。ほれで、市民の守りしていただくためには、もちろんパブコメもやると言うてます。市民会館でフォーラムもやるんで、そのときに言っていただいたらありがたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) そうですよね、今実施設計、基本設計から実施設計に移っていくわけです。その中で議論をする、そして変えていける。それは現地のことでしょう。でもね、今だったら建築してないんだからもとへ戻ることできるんですよ。だから、今私はこういう議論をしてるんです。それはやっぱし私だけの支持者が言っておられるんやったら、それは違いますけども、やっぱりほかにもおられるということをちゃんと覚えといてください。そのことなんです。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 言うからには責任をとってもらわんといけないんですよ。設計を病院の跡に行ったら、今までのこの場で設計出してんの、その金どうなるんですか。監査請求が恐らくされるでしょう。そういうこともある。そのときに川崎議員が、いや、心配要らん、わしが面倒見ると言われるんですか。言えないでしょう。そんな無責任なことは困るんですよ。だから、一つ決まったら次のステップに行く、またそこで決まったらステップ、これが世の流れ違いますか。一旦決まったこと、幾らほじくる、そして言われたとおり仮になったら、議会で決まった皆さんが責任をとってもらいますが、それは。私だけの支持者やない、それはたくさんいはる、だけど議会で決まったこの重さを川崎議員はどのように考え、そこ考えてなさるのか。いつも民主主義民主主義と言うてはりますがな。どこが民主主義かわからない、私聞いてると。自分の意に反したら、ほんなら民主主義でないような、そういうふうに聞き取れるから、それはこの話はもう卒業しましょう。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 卒業はできませんよ。まだもうちょっとやっぱりやりますよね。これはやっぱしそういうことが、多くの方が言われてる。それは議会にも責任はかかりますよ。それは大いにかかって結構です。やっぱり皆さんがそれはだめと言われたらやっぱりそれはだめなんですよ。だから、そういうことは議論していきましょうよね、これからね、やっていきましょう。
 それからもう一つ、前の、随分前だったと思うんですけど、27年の9月議会で加藤議員の質問に対して、遊休地ができたらここも活用する方法も一つの選択肢なのですと。これはやっぱり理解してもらわないと、市にとっても条件はいいと思うんで細かく精査していかなあかん、まだ決まってないんですけどという仮定の話でおかしくなりますよねと、このご理解をよろしくお願いしたいと、こんな回答もされてる。
 だったら、その遊休地と、それは多分市役所の今の市民病院の跡地の問題のときにも言われてるんだと思うんですが、そういったものとどのように比較されているのかということもあるじゃないですか。それはどうなんですか。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 何度も申し上げますけど、執行部は提案権と執行権しかないんですよ。議決権は議員の皆さんにあるんだ。皆さんが決められたことを覆されたら、覆した結果を執行します、我々は。議会で決まったことを一人の議員が言うたから覆すことできませんやろう、ご存じのように。だから、川崎議員はそこまで真剣なら皆さん議員に説得されて、同意を求められるのが筋なんですよ。一旦議会で決まったことを俺違うから別の方法でやれって、できるはずがない。誰が市長になったって。
 我々は執行する義務があるんで、義務とは議会で決まったことをやることなんですよ。違いますか。だから、幾ら言われたってほんなもんはもう不毛の議論よりまだ下だと僕は思いますよ。もうちょっとやっぱり考えて時間も有効に使っていただきたい。我々は、もう一度言います、執行権と提案権はあります。議決権は議員の皆さんにある。だから、議会で決まったことを粛々と執行するのは我々、義務です。
 だから、それと違うからこっちやれと言うたって、それは命落としてでもできないことなんです。それが議会制民主主義と違いますか。違うんだったら言うてください。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 何ですの、その言い方は。その言い方何です。
○議長(井狩光男 君) 議場ですから、発言を注意してください。
◆19番(川崎益弘 君) ちゃんと発言してください。
○議長(井狩光男 君) 次、発言を続けてください。
◆19番(川崎益弘 君) そうですよね。やっぱり私が申し上げてるのは、それは議員が決めたことと言われるけども、やっぱりきちっとした提案をされてるのはここなんですね。そして、問題提起もされ、きちっとされていたらそれでいいんだと思うんです。でも、やっぱりそのことが総合的にと言われても、あの当時、じゃあここに設計をするというその予算のときにはきちっとしたその対比したものが出されていない、提示されていないじゃないですか。どのどこを読んでも。そうでしょう。
 そうして、議員が決めたから、それをひっくり返すことはできないと言われても、それはもう建築に入ってんのやったらそれはできないかもわかりません。今なら、市民の皆さんの大きな力があったらそれはできないとは限らない。だから、私はこういう質問してるんです。いかがですか。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 幾ら言われたって、川崎議員が仮に市長になられたって議会で決まったことを覆すことはできないと思いますよ。そんなんもう法律違反です、憲法違反ですやんか、それは。だから、決まった状況はどんなかわかりませんで、それは23人の議員さん方がどこまでの理解度があったかわかりません。それは温度差があったかもわからない、あるいは統一されてたかもわからん。条件は違えど決まったという事実は事実なんです、これは。
 だから、そのときああやった、こうやった、説明なかった、そんなこと今さら言われたところで何になると思われてるんですか。だから、それはもう川崎議員の意見として聞いときます。それ以上もう答えようがありません。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今やっぱり私が何遍も申し上げてんのは、やっぱり市民の方がやはりそういう声があるということなんです。ここに建てるんやと言うたら、じゃあどうなんのと、いろんなこと言わはりますよね。南側に、あんな狭いところに立体駐車場こしらえて、あんなところ入れるんか、入りにくいじゃないの、だったら何で前の市民病院の跡地を使わないの。これはさっきから申し上げてるように私の支持者だけが言ってるんじゃないんですよね。これは議会報告会というのはずっとそこらじゅう回りますやんか。
 今回でもひまわり館で行いました。あっこに来ておられるのは私どもの支持者だけが来ておられるというような考え方はおかしいと思うんです。それはいろんな方が来ておられて、そういう意見が出てきているということはちゃんと受けとめてほしい。そういうことなんです。
 だから、私は今やったら戻れる、ちゃんと議論をしよう。このように申し上げてる。それでもやはり議論はできないとおっしゃるんですか。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 本当にこれを最後の答弁にさせてください。
 覆すことはできません。一旦決まったことは決まった。もし川崎議員がどうしてもとおっしゃったら、残りの20人の議員さんに理解を求めて川崎議員のご意見に賛同していただいて、この議会で変更議決をしていただく。それしか僕はないと思うてます。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 私らは、総合的に判断されたと言われるけども、やっぱり1つ1つをどういうように、何で総合的なのかという議論のときに1つ1つをやっていかないと、私たちにはわかりませんやん。にぎわいにぎわいと言われても、どんなにぎわいができるのか、そのこともわからない。だったら、前にも市長が言われました。ここの工事と一緒に始まることによって向こうが一緒に始められるんや。市民病院の跡地のにぎわいの工事も一緒に始められる。このようなことまで言われました。
 でも、そんなことは可能なんですか。本当に、あそこには今駐車場もちゃんと使っておられるし、ここで工事が始まったらここには車をとめることができなくなるんですよね、少なくとも。本当に半分ぐらいなくなってしまうんじゃないですか。そうしたら、やっぱりあそこは使わんなん、重要な場所じゃないんですか。
 そういうことも含めて、それから先ほども言いましたように、さきの回答の中で、じゃあその遊休地、それをどのようにするのか、そのことについても、じゃあ今の建てるのとどのぐらいのメリット、デメリットの何があるのか、そのことはやっぱり答えるべきですよ。いかがですか。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 川崎議員は自分の考えに固執し過ぎでなさいますわ。物をやるのに、あれもこれも10あったら10とも条件そろえんことにはしちゃいかんというお考えだと思いますよ。それはやっぱり時と場合ですね。とりあえずは、ここの現庁舎のところに立派な庁舎を建てていこう。それから、病院跡地はこれはまた別の方法も考えられると思いますね。
 前に言うたか、そうじゃない、そういうのも一つ考え方としては存在するでしょうねと、こういうことですから、別にそれが決まったわけじゃありませんのでね。だから、それは順序は100%前の条件を確定してからというときは少ないと思いますけど、ないとは言いませんぞ。でも、こういう大きな仕事はやっぱり1つずつ片づけていく。こういうやり方でいきたいと思ってます。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) そうですよね。総合的にやって、全部私は言うてるんじゃないです。一番大きな部分だけを言ってるんです。費用なんて大きいじゃないですか、一番大きいんじゃないですか。やっぱりそのことを申し上げてるんですよね。やっぱり今度の計画の中ででは立体駐車場、また地下の部分についてもいろいろ考えておられるというようにもあると思うんです。そういったときに、隣には三明川があるんですよね、そういった中でその三明川の増水、それをどういうように対策するのか、そういったものもやっぱりこの費用の中に含まれているのか。そういうこともやっぱし検証しなくてはならないんですよね。だったら、向こうへ行ったらそういうことが考えなくてもいいのか。そのこともやっぱりきちっと検証していかなくてはならんでしょう。だから、私が言ってるように1つ1つをやっぱり重要な部分だけ、十あったら十全部せえとは言うてないんですよ。そうでしょう。だったら、最初のその部分だけでもちゃんと答えてくださいよ。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 今基本設計ができ上がりつつありますから、これから実施設計なんです。その前にちゃんと提示します。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今の基本設計の段階で、少しでも早い時期にそういうのは提示するべきなんですよ。
 市民の皆さんとしてはやっぱし、じゃあどうなるのと言われたときにきちっと答えられないし、やっぱり市もちゃんと答えてないじゃないですか。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 基本設計ですからね。言葉は適当かわかりませんけれども、適切かどうかわからんけど、大枠を決めるわけですやん、基本設計というのは。ほで、微に入り細に入りのところは実施設計でやりますやん。だから、そういうところは実施設計で全部それはやる。だから、基本設計ができた段階で議員の皆さん方にきっちり提示して、また市民の皆さん方にも提示をする。その機会をつくればつくりたいと思う。先ほど言いましたようにフォーラムも大事だと思ってます。そしてもう一つは、何度も言いますけれどパブコメでも市民の声を聞かせていただく。それで、実施設計の中にそういうのを盛り込んでいくと。で、きっちりとでき上がっていくと、設計が。そういうことでございますのでご理解いただきたいと思います。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) これは何遍も言いますけども、これは私だけの意見じゃなくて、そういう意見だということを知っておいてほしいのと、それから今の少しでも早い段階でやっぱりやっていかなかったら、先ほども言われたように被害が大きくなっていくのは事実ですよね。だったら、そういうことからするならば、それはやっぱし少しでも早い時期にしていかなあかんと思うんです。ですから、じゃあ費用対効果はどの費用のメリット、デメリットはどのようになっているのかということを聞いてるわけなんです。
 そして、やっぱり今後、日照権の問題もそうでした。やっぱりそうでしょう。そのことにちゃんときちっと議論がされてないんじゃないですか。やっぱりそのことをきちっと私には返答されてないじゃないですか。いかがですか。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 私にはというの、これは川崎議員の理解待ってては進みませんので、やっぱり議会では決が、とっていきたいな、だから川崎議員が理解されなかったからおかしいというのは僕らから見たら理解に苦しむんです。一旦、どんな事情かわかりませんけれども議会で決めていただいたと、この現前とした事実だけは、どなたと、何ぼ川崎議員といえどもゆがめることできませんので、そこのところはもう何期もなさってる議員さんで多くは語りません。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 今私が申し上げてるのは、私にというのは質問したからそれに答えてくださいよということを言うてるんですよ。費用の問題もそうでしょ、日照権の問題もそうでしょう。そのことを質問したんですよ。そのことが答えられないんですか、答えてくださいと言うてるんです。
○議長(井狩光男 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 答えというのは、今日までの上限を95億円にしたいなということは答えられますわな、それは。そのほか何が聞きたいか、それはこれから基本設計ができて、実施設計を進めていく上できっちりと日に日に姿形が見えてきますよと。そのときに議員の皆さん方のご意見も頂戴しましょうと。こういうことなんですよ。
○議長(井狩光男 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 本当に、やっぱし今の中では多くの市民の皆さんがこの庁舎の問題に、どこになるのか、やっぱり建てられるこのことが一番大きな疑問点であり、問題点であると思うんです。それがやっぱし市民の皆さんに納得ができていない、この部分が一番大きな問題だと私は思ってるんです。ですから、こうやって再度質問させてもらったんです。
 本当に、今先ほども言いましたその三明川の改修の費用やとか裏の費用、こういったものがもし向こうであったら要らなかったんではないのか。日照権もそういうように言われましたが、日照権の問題も、あそこに建てて日照権が、あの土地の中の南側に建てたら、そしてそんな高層階じゃなかったら日照権の問題なんてないんだ。そういうことなんですよね。
 それをやっぱし盾にとって今までずっとそれを言ってこられた。そのことはやっぱしおかしいんじゃないですか。私はそのことを申し上げて今回の質問に立ちました。そのことを私は私個人、やっぱし市民の皆さんから負託を受けて、市民の皆さんが多くの方がこういうことをおっしゃっておられるということを申し上げた。それが私の今回の質問です。
 終わります。
○議長(井狩光男 君) 川崎議員の質問の中で、市民部のほうから回答を申し上げたいという申し入れがありますので、これを許します。
 姓農市民部長。
◎市民部長(姓農彰宏 君) 先ほど浄土寺町の旧の最終処分場を閉鎖してからどうやったんやということでしたので、お答えをさせていただきます。
 まず、安定するのはどのぐらいやということでしたので、おおむね10年ということで、この浄土寺の旧の最終処分場につきましても、平成11年3月に搬入停止をしまして、それから県へ等のいろんな手続を経まして、21年4月に議員もご承知のように雪野山グラウンドということで竣工をしております。
 以上でございます。
○議長(井狩光男 君) 以上で川崎君の個人質問を終わります。
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