録画中継

平成29年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月14日(水) 個人質問
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案の上程(提案理由説明)
   議第87号~議第91号
   会第4号
第3 個人質問
               午前9時30分 開議
○議長(田中好 君) 皆さんおはようございます。
 まず、中田幸雄君から欠席の届けを受けておりますので、ご報告申し上げます。
 直ちに本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(田中好 君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 西居 勉君
 竹尾耕児君
の両名を指名いたします。
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△日程第2 議案の上程(提案理由説明)
     議第87号~議第91号
     会第4号
○議長(田中好 君) 次に、日程第2、議案の上程を行います。
 議第87号から議第91号まで及び会第4号の6件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 川端議会事務局長。
◎事務局長(川端康仁 君) 朗読いたします。
 平成29年第2回(6月)近江八幡市議会定例会追加提出議案
市長提出議案
議第87号 近江八幡市立第2クリーンセンター解体工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
議第88号 野村財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてほか人事議案3件
議員提出議案
会第4号 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律(共謀罪(テロ等準備罪)法案)の廃案を求める意見書の提出について
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) おはようございます、皆さん。
 提案理由の説明の前に一言おわびを申し上げたいと存じます。
 実は、過日発覚し、また記者発表をいたしました差し押さえ事案における事務の不適切処理につきましては、関係者の方々や市民の皆様に対し、大きな信用、信頼を損なうこととなり、まことに遺憾でありまして、深くおわび申し上げる次第であります。
 今後、二度とこのような事案が起きないように、チェック体制の強化と事務の適正化を徹底してまいりますのでよろしくお願いを申し上げたいと存じます。
 それでは、本日追加いたします案件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議第87号近江八幡市立第2クリーンセンター解体工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては、近江八幡市立第2クリーンセンター解体工事請負契約を締結するに当たり、一般競争入札により契約金額等が確定したので、条例の定めるところにより議案を提出するものでございます。
 次に、議第88号及び議第89号の財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、野村及び江頭の財産区管理委員の任期満了に伴い、委員を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。
 最後に、議第90号及び議第91号の財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、船木及び小船木の財産区の財産区管理委員の欠員に伴い、委員を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。
 以上、追加いたしました5議案につきまして、ご審議いただき、そのうち議第88号から議第91号の財産区管理委員の選任同意に係ります4議案につきましては、任期の関係上、質問日最終日にご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(田中好 君) 次に、議員提出議案の提案理由の説明を求めます。
 川崎益弘君。
             〔19番 川崎益弘君 登壇〕
◆19番(川崎益弘 君) 皆さん、おはようございます。
 会第4号提出者を代表いたしまして、会第4号の意見書について朗読をもって提案理由の説明をさせていただきます。
 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律(共謀罪(テロ等準備罪)法案)の廃案を求める意見書の提出について
 自民、公明の与党及び日本維新の会が衆議院法務委員会で内心を処罰対象にする組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案(共謀罪(テロ等準備罪)法案)を強行採決し、衆議院は5月23日に強行可決しました。
 衆議院法務委員会での審議は30時間です。審議は尽したとしていますが、審議をすればするほど人権を侵害する危険な中身が明らかになり、国民に不安と懸念が広がっています。
 今国会で成立させる必要がないとの世論に逆らい、野党の抗議も無視し質疑を打ち切り数の力で押し切った自民、公明、日本維新の会の責任は重大です。
 衆議院で政府は一般人には関係ないと、内心を処罰するものではないと繰り返していましたが、その後の参議院審議では環境保護団体や人権保護団体なども、それが隠れ蓑だとして監視対象となり得ると衆議院審議ではなかった政府答弁も出されています。
 既に今までも環境保護などを訴える市民までをも不当に調査、監視している警察がこの共謀罪によって、さらに大きな捜査権限を手にすることで国民監視社会への道が加速する危険があることは明白です。犯罪が起こっていない段階で、2人以上が計画し準備したと捜査機関が判断すれば、取り締まり、処罰の対象にする共謀罪法案は近代法体系の大原則を覆す悪法です。
 国連人権理事会から任命された特別報告者が共謀罪法案に対し、プライバシーに関する権利、表現の自由への過度な制限に繋がる可能性があると警告しています。国際ペンクラブ、日本ペンクラブの浅田次郎会長も反対の声明を発表されました。国内外から相次ぐ批判が起こっています。
 憲法が保障する「思想、良心の自由の保障(第19条)」「集会、結社、表現の自由の保障、通信の秘密の不可侵(第21条)」などに根本から反する共謀罪法案は廃案にするしかありません。
 よって、近江八幡市議会において国会での組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律の廃案を強く求めるものです。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 議員の皆さんのご賛同よろしくお願いします。ただし、今国会で審議が継続されていますので、今後、変わればこの中の一部の字句の修正をまたよろしくお願い申し上げておきます。
○議長(田中好 君) 以上で議案の上程を終わります。
 それでは、ただいま上程をいたしました議第87号から議第91号まで及び会第4号の6件について、質疑のある方は、明日午後5時までに事務局へ発言通告をお願いいたします。
 なお、議第87号から議第91号まで及び会第4号に対する質疑は、16日の個人質問終了後に行いますので、ご了承をお願いいたします。
◆20番(加藤昌宏 君) 議長、動議。
○議長(田中好 君) 20番加藤昌宏君、登壇して簡潔に発言をしてください。
             〔20番 加藤昌宏君 登壇〕
◆20番(加藤昌宏 君) 皆さん、おはようございます。加藤昌宏でございます。
 ただいま緊急質問の動議をさせていただきたいと思います。
 内容は、先ほど市長からおわびの発言がありました差し押さえ案件における不適切処理についてであります。
 緊急質問は、執行部の政治責任などに関する問題など、緊急を要するものではないけれども、ぜひとも質問しなければならないような住民の関心の的となっている問題など、緊急質問を求めるものであります。会議規則の中でも、緊急質問は議員の動議によるのが通例、そして議会の同意を得ることとなっております。
 この問題については、本市のこれまでの中で非常に深刻な問題と受けとめなければならない。当局を初め市の職員並びに議会議員それぞれが今回のこの教訓から、二度とこの過ちを犯さないという、こういうことが必要だと。こういう趣旨のもとで緊急質問を提出させていただきました。
 皆さんと一緒にこの内容を共有することによって、この近江八幡市の行政のあり方、しっかりと市民に責任のある形で残していきたいと思いますので、どうぞ議員の皆さん方のご賛同よろしくお願いを申し上げます。
○議長(田中好 君) ただいま20番加藤昌宏君から動議の内容は差し押さえ事案における事務の不適切処理についての緊急質問をされたいとの動議が提出されました。
 この動議に賛成者はおられますか。
◆19番(川崎益弘 君) はい。
○議長(田中好 君) 所定の賛成者がありますので、会議規則第16条の規定に基づき、ただいまの動議は成立をいたしました。
 お諮りいたします。
 この動議を日程に追加し、議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立少数〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、この動議を日程に追加し議題とすることは否決されました。
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△日程第3 個人質問
○議長(田中好 君) それでは、日程第3、個人質問に入ります。
 発言は、お手元に配付いたしました発言順位表に記載されました順序によりお願いをいたします。
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