録画中継

平成29年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月13日(水) 個人質問
井上 さゆり 議員
(1)新庁舎建設全般について
(2)旧悠々元気園の今後について
(3)学童保育所について
◆22番(井上佐由利 君) 日本共産党の井上佐由利です。
 午前中、井狩議員が庁舎建設について目いっぱい見えを張って建てろと、こういうふうにおっしゃっておりましたけれども、私は身の丈に合った庁舎建設を求めて、そういう立場で質問していきたいと、このように思います。よろしくお願いします。
 まず、新庁舎建設全般についてお聞きしたいと思います。
 臨時議会の庁舎の住民投票条例が議会で否決されましたが、市民が95億円を望んでいないことが明確になりました。というのが、住民投票を求める署名の結果であります。市長はこの署名を議会を否定する無政府主義と、署名に委ねられた市民の声を無視するだけでなく、臨時議会の審議中に少数賛成で否決されたという広報を市民に配布して、市民の声にも耳をかさないだけでなく、議会は市長の言いなりにできるということを白日の元にさらしたのであります。しかし、それでも使いにくくて、危険な立体駐車場に対して市民の声と議会の意見の結果だとして、立体駐車場を取りやめると市長は発表しました。しかし、市長は庁舎全体は基本設計どおりで行う強硬姿勢を崩してはいません。現施設の3倍の面積を持つ新庁舎は、市民は望んではいません。実施設計、平面図を検討すればするほど、市民の立場から見れば、変更すべき点が多々あるというのが率直な思いであります。実施設計の変更についても、立体駐車場変更で示された市民の声、議会の意見に耳を傾ける姿勢が求められます。
 さて今般、中期財政計画の見直しの中で、庁舎建設工事費84.4億円から95億円の建設工事費を織り込まれたのですが、当初84.4億円としていたものを95億円まで事業費設定された理由、そして財源の内訳をお答えください。
 また、財政計画の中で建設費以外に入っている事業費についてもお示しください。
 財源については、過日から答弁も幾つか出ておりますけれども、改めてお聞きをするものです。よろしくお願いします。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 市長、冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 井上議員の中期財政計画に係るご質問にお答えいたしたいと存じます。
 今質問で市民の声にも耳をかさないだけでなくて、いろいろと言っていただいたんですけれども、これ全て何ら根拠がないといいますか、住民投票を求める署名の結果ですが、これは市民が95億円を望んでいないことが見えるのは、8,000人はそうかもわからないんですが、市民は、有権者はあと5万2,000人おられるわけでありますから、そのことをどういうふうに思ってなさるか、意味もわからない。ただ一方的に、議員の考えだけを言われることはいかがなのか、そんな感じがします。
 ほんで、僕が常々申し上げてますのは、皆さん方の会合等か何かあったら僕を呼んでくれと、呼んで、場合によったらつるし上げでもしてくださいということを何度も言うてるんですけど、一度も呼んでくれないわけでありますから、それでもって呼んで行かなかったら、あんた市民の声を全然聞いてないやないかということ、これは言えると思うんですけれども、ぜひこれからそんな声がありましたら、どこでも行きますから、時間さえあったらどこでも行きます。ぜひ呼んでください。それをお願いを申し上げます。
 そして、ご自分の考えが全てだというふうにお思いになられることも、これはいかがなもんかなと、大体そういうふうに思うとか、断定されないと、まだ議論の余地があるんですけれども、自分は言うだけ言って、ほいで相手はそれは自分の中で受け入れることができないということが、まだ耳をかさないほうに近い言葉がふさわしいのではないのかな、こんな思いをいたします。
 さて、質問にお答えしますが、中期財政計画は平成27年度の策定時より毎年決算状況、事業の進捗、社会情勢、制度改正などの状況によりまして、将来見通しも含め見直すこととしております。
 また、将来を見据え、可能な限りリスクを反映したものとしていることから、本年度の見直しでは市庁舎建設工事費が議論されてる中において、最大限のリスクを見込んだ上で議会を初め市民等への情報を提供するために、現在実施設計中であり、整備内容等は別にして、新庁舎建設工事費を95億円としたものでございます。
 この中期財政計画におけます市庁舎建設工事費の財源につきましては、国庫補助金を7億円、市債につきましては、昨日の池上議員や本日の井狩議員の個人質問の際にも、るる説明をさせていただきましたが、市町合併の優遇措置である発行額の4割が地方交付税へ算入されます合併推進債を60億円、その他を基金としてるところでございます。
 また、中期財政計画には、市庁舎建設工事費のほか、設計費や工事管理費など4億2,000万円を見込んでいるところでございます。
○議長(田中好 君) 質問ありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) それでは、再問に入っていきたいというように思います。
 まず、きのうからもいろいろ数字出てますけど、今おっしゃったように、合併推進債の件なんですけれども、この合併推進債の借り入れ20年として利率及び返済の額、毎年幾らずつ返済されているのか、その点ちょっとお答え願えますでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 井上議員の中期財政計画上における市庁舎建設に見込みました合併推進債の償還につきまして、お答えをさせていただきます。
 中期財政計画において、市庁舎建設を見込んだ合併推進債については、市長がお答えしましたように、発行額は60億円。複数年の建設整備になることから、一応見込みとしては分割、複数年の借り入れとしております。
 それから、利率でございますが、一応1.5%及び1.7%としております。あと償還年数ですが、中期財政計画上においては、これまでからも申し上げてますように、財政リスクをできるだけ多く見るという観点から、利息が多くなる30年償還で一応計算をしております。
 償還につきましては、年額元利合わせてです、元金と利息を合わせて償還金としては約2億9,000万円を見込んでおります。ただ、ただいま利息については、1.5%と1.7%というように申し上げましたが、景気動向が不透明な部分がございますので、利息につきましてもかなり高目で見ております。
 参考に申し上げますと、現在の政府系の資金調達で言いますと、30年償還ですと0.6%ということですので、利率につきましては2倍以上で見込んでおるということでございますので、今の時期のような情勢が続きますと、利息についても半分または3分の1ぐらいになるのではないかなというように見込んでおります。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) もう一度確認なんですけど、返済については、一応私、勝手な思いで20年ぐらいというように思ってたんですけど、30年で年2億9,000万円ということでよろしいんですね。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 償還の期限でございますが、これにつきましては、さきにも回答させていただいておりますが、交付税の措置が一応20年ということになりますので、財政運営上といたしますと、利息も含めた市債の発行と交付税の措置年数を勘案しますと、いわゆる交付税措置をベースとして、いわゆる20年をベースとしてできるだけ財政負担の少ない平準化された返済とするほうが一番効果的だということを回答させていただいておりますので、最終償還を20年にするか、25年になるかはわかりませんが、そこら辺を含めてできるだけ財政効果の高い20年という方向では考えていきたいということでございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 次に、先ほど市長の答弁で95億円の中期財政計画に建設費を入れておられて、ほかの設計費云々で4億2,000万円、今全体で言うたら99億2,000万円という理解でよろしいんでしょうか、お願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 市庁舎整備に係ります建設費の関係でございますが、さきに市長の答弁もありましたように、今現在実施設計中でございますので、いわゆる整備内容は別として、建設工事費は95億円を最大リスクとして見込んだと。そのほかは当然ながら、今現在実施設計中ということは、実施設計の契約をしてるわけでございます。ですから、その契約額が1億2,000万円、それから今後建設工事費の契約が締結されましたら、建設に伴いまして工事監理費が発生するわけでございます。これは必須の経費としてあと3億円を見込んでるということでございますので、あくまでも中期財政計画上の話ですので、今現在実施設計中ということで、何度も申し上げますが、整備内容等々はまだ詳細は決まっていないという状況でございますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 続いて、総合政策にお聞きしたいんですけれども、今は実施設計なので、きのうの答弁でもそうですけど、それ以上お答えできないという話もたくさん出ているんですけれども、今後追加で出てくるというか、予定しなければならないものというのは何があるのか、担当部長としてどう考えておられるのか、お答えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 今実施設計の中、詳細説明させてもらっとります。今現在については建物建設工事費の中で見込まれる分検討しておりますので、別に建設費の中においての追加はないというふうに思っとります。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 今建設費の中の追加はないとおっしゃったんですけど、私、理解がちょっと間違ってるかもしれませんが、今後本庁舎の解体費は既にもう入っておるんでしょうか、お願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 解体については、1次と2次でございまして、今はきのうお答えさせてもらいましたとおり、1次については福祉事務所であったり西別館であったり、その辺の周辺の部分についての部分は1次でもう既に今お願いしている部分でございます。今後2次については、その中で別に、それはまだ金額は確定をしておりませんので、その中で見ていくという形になります。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) ということは、2次の工事については今後また金額が発生するという理解でよろしいんですか。それについても、総合政策部ではほぼ大体段取りというか、そういうのを考えておられて当然やと思うんですが、その辺についてはいかがでしょう。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 2次の当然解体については、その段階でまた計画を今現在も、これから実際の建設についての契約が予算を計上させてもらって承認した後、工事の業者入札をした後、実質決まって、始まりましたら、それに対して当然スケジュールが決まっとりますから、それに合わせて解体の時期も生じてきますから、それに応じて整備、また協議させてもらいながらお示しをしていきたいと思っております。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 今の答弁では、今後も解体費等、整備についても2次で金額がまた予想されるであろうという答弁であります。
 続いていきます。
 さきの6月議会でも言ったように、オリンピックとの関係で非常に単価が上がってる話も言いました。やめておられる自治体も、ちょっと見合わせる自治体も出ています。今現時点で、当初84プラス11億円ということを示さはったときの84億円の内訳は、平米単価35万円から42万円ということで説明もされてきましたけれども、今のこの28年2月にそれを発表された段階から見て、この28年、29年の1平米の単価ですね、これどれぐらい上がっていると見ておられるのか、お願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) それぞれどの部分で捉えるか、地域性もございますし、東京オリンピック、また東日本大震災、東日本で引っ張られてる部分もありますし、西日本の部分もございますんで、それぞれ地域差もございます。その中におきましては、現在4%ぐらいかなというふうに思っとります。
◆22番(井上佐由利 君) もう一度。最後まできっちり。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 4%ぐらいだと思っとります。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) では、4%は単価幾らになるんでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 現在、実施設計に向けて、積算に向けて調整をしておりますので、その中でもともと上昇も含めておさまるようにやっとりますので、その中で今現在鋭意詰めてるというとこでございますし、先ほどの解体につきましても、一定の部分は当然95億円の中に、2次が幾らになるかというのは固まっておりませんが、95億円の中には2次の部分の解体も含めて位置づけているという形ではご理解いただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) ちょっと調べたんですね。うちの市は4%ぐらい、平米単価が引き上がるであろうということになるんですが、これ42万円に対しての4%ですよね。ちょっともう一回後でお答えくださいね。
 西日本地域どうかというと、26年度以降に発注された自治体庁舎の状況を調査したところ、これ去年建てとこはる自治体なんですが、その工事単価は平均で約46万7,000円ということも発表しておられる自治体がありましてね、そういうふうに思うと、今本当に引き上がっていくんであろうというふうに予想されますので、その辺は担当としても、平米単価は大体おおむねこれぐらいというのはもうつかんだ上で仕事をされてると私は思うんですが、もう一度お答えください。
 4%は何に対する4%なのか、42万円に対する4%なのか、お答えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 機能とコストのバランスをはかっていく必要がございますんで、一律どの部分をしていくかにつきましては、当然内部の部材の見直しとかもありますから、現在そこを詰めておるわけですから、平米単価幾らについてというのは、あくまでも基本計画の段階での総枠という部分でのお示しの形でございますんで、実質面積の部分についても鋭意詰めさせてもらったり、共有スペースを活用していくなり、いろいろ設計を詰めてるわけでございますから、その中ででき上がってくるもんでございますので、今正確に幾ら、お金に関して今正確に幾らという形で答弁させてもらう状況ではないというふうに思っております。
◆22番(井上佐由利 君) 答弁漏れあります。とめて。
○議長(田中好 君) もう一度質問してください。
 とめて。
◆22番(井上佐由利 君) 答弁漏れは42万円に対しての物価上昇で4%ということなのかどうか、お願いします。
○議長(田中好 君) 青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) これは市場の部分の、業界の部分の率として一応そういうデータがあるということを申し上げたので、近江八幡市の場合に4%がずばりかかるという形で申し上げたわけではございません。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 他市なんかで見たら、こういう状況だよねということをよく聞くんでね、例えば複雑な設計でしたら、大体50万円近くかかるというところを計算しておられる自治体もありますので、そういうところはちょっとうちの市はどうして計算しないんだろうかなというふうに思います。
 続いて、次の質問に入ります。
 パブリックコメントの折に、これは95億円以内とおっしゃるかもしれませんが、パブリックコメントの折に建設工事費は基本計画に示す想定額84億円と11億円足して95億円を超えないことを基本とするというふうに市民に説明されてきましたが、先ほどの答弁からしても、ちょっとどうなのかなと心配しますが、それは今後も95億円を超えるということはないのかどうか、いかがでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 基本的にその方向で今も建設工事費については95億円という部分で想定をして、それを上限として設定していく中で、鋭意縮減を含めて実施設計の中で詰めさせてもらっているところでございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 備品のことをお聞きします。甲賀市では備品は大体3億円ぐらい見ておられました。ほんで、さっきの6月議会で平米単価の中に備品は入っているかと、こう質問しましたら、その単価に入ってるというふうに部長おっしゃったんですけれども、これは今もそのように考えていいんでしょうか。もしくは別で備品は見ていかなければならないというふうに考えておられるのか、明確にご答弁ください。
○議長(田中好 君) 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 部屋の机なり椅子の部分の配置も含めて、家具につきましても、備えつけとかたてつけ家具とかについては当然入っておりますし、それから使えるもん、使えないもんについても精査していく中で、その分は見積もっているところでございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 細かいことなので、これは特別委員会の中で何が入って何が入っていないのか、明確に私は委員会で示していただきたいと、このように申し上げておきます。
 次に行きます。
 今回、立体駐車場をやめられたという決断を市長はされたんですけれども、これはどの段階でどういう手順で、最後市長が決められたと思いますけれども、これは何が聞きたいかといいますと、パブリックコメントのときには絶対に基本設計はそのとおりにやるということをおっしゃってきて、幾ら意見を言っても変更はきかないんだろうなという感じはしたんですが、今回見直されたということですので、これは基本設計の変更になるのかどうか、お答えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) さきの議員にもお答えいたしましたように、立体駐車場を平面駐車場に変更するということは変更しますが、もともと目指しているものとの基本的方針には大きく変わりもございませんので、想定内と──想定内というか、もともとコンセプトについては揺るぎはないというふうに思っております。
○議長(田中好 君) 市長、冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) いろんなことを聞いていただくのはいいんですけれども、今の質問からいいますと、それいわゆる基本設計に入ってるかどうか、入ってると言やあ入っているわけです。入ってないと言やあ入ってない。なぜかといいますと、今のいわゆる形状を変えるとなったら、これは明らかに基本設計にも触れるわけですから、午前中も井狩議員の質問にありましたように、6つのコンセプトをきっちりと確保する中でやっていく。立体駐車場はなくしても、代替えがあればそれでいいわけであります。だから、理屈じゃないと思います、それは。議員のおっしゃってんのは、全て理詰めでやろうとされてますけれども、この建設費だってあとは入札になるわけなんですよ。必ず落ちるという保証は、僕らは落ちるように努力します、いろんな情報を仕入れながら。だけれども、今までも不調というのは契約の中であったわけです。そのときは不調になったらどうするかというようなやり方がある。これは前に申し上げたと思いますけれども、業者をごろっとかえるのも一つの方法でしょうし、あるいは図面を、設計見直すということも一つの方法だろうし、あるいは財源をそこに充てるというのも方法なんですね。それはわからないんです。だから、一応目安としちゃこのぐらいです。だから、95億円で予定価格を設定をさせてもらったとしても、結果としたら90億円で落ちるかもわからない。だから、わからんようなことを、わからない不確定要素が多いことを、どうや、さあ、東京オリンピックがある4%、4%だって全てじゃないと思うんですよ。資材によると思います。本当たくさんある資材だったらそんなに上がらないと思う。だけども、数が少ないとか何かあれば、これはやっぱり高騰すると思います。また、人件費だって、じゃあ東京はこんだけ上がったら関西が上がるかといったら、それは保証ないわけなんですよ。だから、議員のおっしゃってるように、一からぴちぴち質問するほうがやりやすい、誰だって。僕だって逆に、みんな言いますよ。だけれども、現実に目を向けていただくと、そんなもんじゃないでしょう。いわゆる追加だって、どこの家庭だって、どこだって、小学校の問題、これ4校建てさせてもらいましたね。こんな議論されましたか、一度だって。それ庁舎ばっかりでしょう、言われてるのは。それは議員がほかに思いを持って言うてんなさるかどうか知りませんが、もう少し僕は何ていいますかね、市民の皆さん方も聞いてんなさるわけですから、もうちょっとわかりやすいといいますか、腹蔵のないところで質問していただければ大変ありがたいかなあと思います。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 私は市民の皆さんにわかりやすい質問しようと思うて努めて今質問しとります。
 先ほどの市長の答弁、立体駐車場をやめたのは、本体には影響がないということでおやめになったということですよね。
 次に行きます。
 中身について言います。キッズライブラリーのことなんですけれども、ちょっと確認をさせていただきたいんですが、これはこの間特別委員会で資料をいただきましたら330平米ほどある図書館というんですかね──になります。これができたときには、図書館司書も置いて配置して本を借りるということができる図書館なんでしょうか。これはどちらに聞いたらいいんでしょうか、教育委員会に聞いたらいいんでしょうか。
○議長(田中好 君) 市長、冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 詳細についてはこれから詰めていきたいと思っています。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 今市長がお答えになられたのでお聞きしますが、広さが330平米ですからね、これは3つ目の図書館という認識なのか、一度お答えください。
 この図書館、私余り必要じゃないというふうに思ってるんですけど、なぜかというたら、八幡と安土図書館をもっと充実すべきにこのお金を使うべきではないかと私は思うんですが、その点についてもお願いします。
○議長(田中好 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) この話、以前にもさせていただいたと思いますが、福祉トータルサポートセンター構想が入っとるわけですね、コンセプトとして。したがって、子どもの福祉も教育も一体的にそこでやろう、低層棟ですね、3階のところで。だから、子どもをわざわざ八幡や、あるいは安土の今ある図書館に行かなくたって、いろんな格好でその低層棟に来られる人たちが時間があれば図書館へ行って、書に親しんでいただくと、こういうことでしてるわけでありますから、3つ目ならば3つ目ということも言えますし、いや、それは図書館じゃないなと言われたら、その方の判断であります。それは何も、これは3つ目や、いや、そうじゃない、2つ目や、そういうことじゃないでしょうと、現に子ども専用の図書館をつくったんです。だから、図書館というのは、大人も入って図書館というんやったら、これは3つ目になりませんわな。でも、名前だけの図書館だったら3つ目になるわけですよ。そういう質問の目的は僕にはさっぱりわからない。中身をもう少し考えていただく。子どもの書に親しむ、どれだけ大事なのかということを。しかも、市役所に来られた人が時間待ちも、あるいは相談もありますよ、いっぱい。その間に図書館に入ってみていただこうと、物すごい有効だと思います。
 以上です。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 市長お答えいただいたので、そしたら反対に、これは総合政策部長になると思いますが、どのような特徴を持ったキッズ図書館なのか、キッズライブラリーなのか、お答えください。
○議長(田中好 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 読んでごとく、聞いてごとくキッズ図書館です。子ども専用の図書館ですやないですか。それだけです。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) それと、この図面を見まして、これずっと私は思ってるんですが、関係部署と連携してこの計画を進めてきたというふうにずっと言われてきました。図書館の配置なんですが、これ北西に向いております。気になるところは、西日が入るというふうに思うんですね。大体図書館建設というのは、西日を避けるというか、そういうふうに建築されるんですが、今回北西方向にあって、それは非常に図書館にふさわしくないレイアウトではないかというふうに思ったし、専門家として図書館の司書もいらっしゃいますし、そういう意味ではこの位置に配置するというのは、やっぱり1番目に考えなあかんかったはずやと私は思うんですが、それも協議した結果でこの低層棟の北西向きに設置されたのか、お答えいただけますか。
○議長(田中好 君) 市長、冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 理想はいろいろあると思うんです。だけども、それは後ろに山があれば、西日は入ってきませんし、その場所場所によってなんですね。だから、必ずしもそれが西日が入っちゃいけないということではないと思う。また、入らない方法は幾らでもあるわけでありますから。だから、それはレイアウト全体を考えて、この場所がいいということで、この場所にしたんです。それで、西日が入らないようにする方法は幾らでもあるわけでありますから、それはご心配を僕はなさらないでいいと思います。
○議長(田中好 君) 質問ありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 北西向きはふさわしくないというふうに言ってるんですが、ほれは改善するということを言っておられるんやと思いますが、私はそういうふうに思いますので、これはほんまふさわしくないなというふうに伝えておきます。
 次に行きます。
 ちょっと私、もう一つ気になっているんですけれども、今まで保健センターとかで集団健診を行っておられました、車で。私はこの集団健診はすごい効果があるというふうに思いますけれども、先に福祉子ども部長、この集団健診については、今どのようにこの効果があるというふうに認識されているのか、お答え願えますでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 集団健診という……。
◆22番(井上佐由利 君) 大人の特定健診。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 特定健診についてのお尋ねということなんですけれども、受診される方の動向、年齢、いろいろだと思います。受診率の向上に向けて今は取り組みをさせていただいております。集団健診もその中の一つの手法ではあるとは思いますので、そこの点は効果を見つつ、今後も計画はつくっていくというふうに考えているところでございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) というのは、この設計に関して一つで全て集中しようということですので、ひまわり館の部分も本庁に返ってくる。保健センターで成人のそういう健診についても、引き続き集団健診として実施してほしいと私は思っていますけど、これは本庁舎一つになった場合、そのことは見直しも、見直しというのはやめるということですけど、そういうことも今考えておられるのかどうか、その点が心配なんです。なので、その辺は今どないなっているのか、お答え願えますでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 先ほども申し上げましたとおり、ご心配をいただいているということは、心にとめさせてはいただきますけれども、健診の受診の、集団健診の動向も踏まえて、今後新庁舎になって相談体制等も検討はさせていただきます。ただ、受診率の向上というものは必要でございますので、現在今どうするという方向性がはっきりと出ているとか、そういうものではございませんので、ご了解をいただきたいというふうに思います。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) ただ、集団健診が保健センターでやっておられるので、成人のね、それがなくなることがないように求めておきたいというふうに思います。
 次に、新庁舎建設後の安土総合支所、南別館、ひまわり館、市民保健センター、これはどうされるのか、ちょっと市長のご所見をいただきたいと思います。というのは、ひまわり館は6月議会でも地域福祉に使うと、このようにおっしゃいました。ほんで、安土総合支所はさきの奥田議員の質問で、無線の質問をされておりまして、支所の取り扱いは現状定まっていませんと、どなたかな、市長やったか、おっしゃられたと思います。今後庁舎が一本になれば、当然総合支所をどうするのかという議論にもなると思うので、今言いましたように、安土の総合支所、南別館、ひまわり館はこの間地域福祉とおっしゃいましたけど、市民保健センター、全部集約されるというふうに、いつも常々言われてますけれども、ほんまにそうしはるのかどうか、もう一度ご所見願えますか。
○議長(田中好 君) 市長、冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) ほんまにそうしはりますかと言われると、ほんまにそうしますと、こういうふうに言いたいんですが、保健センターはこれはもう使わなくなれば不用なもんになりますから、利用方法はまた考えたいと思います。いわゆる解体するのか、ほかに使えるもんがあるのかということを含めてですね。安土町は、地域協議会ですね、それがあと2年半ですが、あります。その間は支所はそのままやっぱり存続するというのが僕の考えでありまして、それからはどうなるのか、これは検討していきたいと思います。
○議長(田中好 君) 質問ありませんか。
◆22番(井上佐由利 君) 南別館。
○議長(田中好 君) 南別館、教育委員会のところですか。
◎市長(冨士谷英正 君) それはもう全部こちらに入れますから、それはもう不用なもんになりますから、もし使い道があるならばという、それも含めて検討しますけれども、なければこれはやっぱり解体をして有効にあの土地を使うとかということも考えられると思います。
○議長(田中好 君) 質問ありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) それぞれ利用方法を言われますけど、利用方法がなかったら解体するということを今お示しされたんですけどね、ひまわり館はそのまま地域福祉で使うというふうにおっしゃっていました。ただ、私はこの4つ使っていってほしいという立場ですので、これ言うてもあかんのですけど、ただ安土総合支所については、地域自治区が10年間終わった後でも支所は私は存続すべきだと思っています。地域自治区は10年間はあるけれども、その後は地域自治区がなくなったら、じゃあ支所も同時に解散だよという制度設計にはなってなかったと思います。なので、これはきっちりと自治区がなくなった後でも支所をどうするかというのをほんまに議論していただかないとあかんと思うてますので、これはちょっと市長にきっちりとこれは求めておきたいと、このように思います。本当に地域自治区がなくなったからといって、支所がなくなるという自動的なそんな制度設計ではありませんでしたので、ここはもう一回見ていただきたいと、このように思います。
 次に行きます。
 それで、コストについてなんですが、これもお答えないかもしれませんが、大きなものを建設すれば、その分維持管理費というのは当然上がるのはもう常な話です。省エネ等で比較もされているというふうに思うんですが、大体最初、建設されたらすぐに維持管理が発生するというふうに思えませんけれども、大体建設費の5%というふうに言われておるんですが、この点については維持管理どのように今見ておられるのか、これは本当に電力とか水道とか、あるいは光熱費、新しい庁舎になったら非常にふえるというふうに私は思いますが、どのように考えておられるのかご所見いただきたいと思います。これはちょっと事務的なことにもなろうかと思いますので、総合政策部長にお願いしたいと思います。
○議長(田中好 君) 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 今実施設計を詰めておるとこでございますから、具体的にどの機器を最終的にするかによって、当然ランニングコストが変わってくるわけでございますので、具体につきましては、また示せる状況になりましたら、特別委員会等も含めてその中でお示しをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 細かい話ですから、こういう特別委員会ってあと何回もあると思えないので、どの時期の特別委員会で示していただけるんでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 次回の特別委員会につきましては、実施設計が大詰めになってきますんで、現在小さい部分の修正等のご意見等をいただくような機会でもございますし、またその中で予算に向けて一定お話をさせてもらうような状況の部分になってくるかと思っておりますが、その部分でタイミングもございますから、次回必ず詳細まで全部積み切れてお話できるかまでは、ちょっと今の段階ではお約束できませんが、一定その部分については特別委員会でお示しできる部分についてはしていきたいというふうに思っております。
○議長(田中好 君) 市長、冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 特別委員会は議員の先生方の委員会ですから、毎日でもやろうと言われたら、これはもうしていただいて、我々は説明員として出席をさせていただくわけでありますから。だから、議員さんの質問、我々よりも内部に目を向けて質問していただいたほうが明確な答えが出るんじゃないかなと。我々が開催をさせてもらうんじゃないんですよ。議員の皆さん方、委員長もおられて、それで委員長の判断で、毎日なら毎日でもいいんです、それは。そういうことです。とにかく目的は議員の皆さん方の少なくとも大半の皆さんが理解をしていただく、これが大事なことなんですよ。そのためには、今おっしゃっているいろんなことをやれば、微に入り細に入りやりますと、これは恐らく30分では全然足らないと思うんですね、時間が。だから、それは僕は特別委員会で事務的なことも何%のいわゆる維持費が削減なんねやというふうなことも、これはやっぱり太陽光パネルが設置されますし、もちろん照明だって今はやりの省エネのやつを使いますから、そういうことも考えて、そんなん全部特別委員会で僕はしていただければ大変ありがたいかなあと思う。だから、その回数は議員さんでご検討していただければありがたいと思います。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) それでは、ちょっと細か過ぎたので質問を変えます。
 市長自身どうお考えかちょっとわからないんですけれども、建設とか、あるいは設備とか、電気とか、よく分けて入札される場合がありますけれども、それは地元の業者育成という点で、仕事をおろすという点で入札されるんですが、今回この庁舎に関しては市長はどのようにお考えでしょうか、入札の件について。
○議長(田中好 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 現時点では、総合評価方式、これは国土交通省も県もかなり強い指導が入ってますから、だから総合評価方式というのを実は考えてるところであります。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) ということは、別に設備とか電気なんか地元に落とそうというお考えはないんでしょうか。というのは、大体おろしてはるところは、大体3割ぐらいは地元の業者に仕事がおりていったということを、研修に行くとよく言われます。なので、これは大きな金額がかかるものなので、やっぱり地元育成という点でおろしていくべきではないかと、このように思いますが、いかがでしょう。
○議長(田中好 君) 市長、冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 井上議員は本当に全てご存じの人だなあと思うておったんですけれども、95億円の仕事を、例えば電気設備を地元でおろせというてされる業者が見えるかというたら、僕は非常に疑問に感じます。だから、今おっしゃったこと、地元というのは市内のことでしょう。市内の人で、人というか業者さんで例えば95億円の中で設備をやってください、電気をやってくださいって、これできないんですよ。それをしろと言われてるんですか。
◆22番(井上佐由利 君) どう考えるか。
◎市長(冨士谷英正 君) だから、できない。どう考えるというかより、できるからどう考えてるかという質問じゃないんですか。だから、そこのところをやっぱり通り一遍じゃなくして、もうちょっと中身に触れていただいての質問していただけりゃありがたいなあと思います。だから、学校でもそうですね。何するんでも、いわゆる地元の業者を使ってください。これは口が酸っぱくなるほど言ってるんですよ、施工業者には。だから、ほとんどかどうかわかりませんが、それはその追跡調査したことないからわかりませんけど、かなり地元の業者は営業に回ってはりますやんか、行政がどうこうびしっとするよりも。だから、それはやっぱり業者さんも努力をしていただいて、仕事をとりに行く。実際、分割でしたときには、八幡の業者が電気にしても、設備にしてもできるかというのは、僕は非常に疑問に感じる。だから、無理だから、総合評価方式でどっかにしていただいて、それはどうかわかりませんぞな。それがゼネコンか何かどうかわかりません。だけれども、その後の仕事は地元の業者が営業で回っていただいて、こっからここまでの仕事はうちでさせてくれやと、こっからここ、全部の電気をしろというたって、絶対できません、それは、というように思います。
 以上です。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 絶対できないと言われるかもしれませんけれども、よく市長もおっしゃいます。JVとかようおっしゃいますけれども、そういう研究も含めてされるべきではないかなと、私は思うんですが、市長はそれは無理やと。
 関連して、できない、市長のお考えはわかりました。ほんで、それともう一つ聞きます。きのう公用車の件で市が所有する市有地でというふうに言われたんですが、またこれ具体的な市有地というのは近くにあるんでしょうか、お答えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 敷地内、それから警察署跡地で来客者を優先して、その他の周辺の市所有地、例えば南別館のさらに南側であったり、そのまた南側であったり、休日急患の南側であったりというのを想定しております。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) この質問は、市長は多分新庁舎建設については、本会議で言うてはるとおり、今の詳細設計でほぼ進めていかれるだろうというふうに思うんですが、でも本当にこの1万8,500平米ですか、延べ面積、こんなに大きいものを、議場の中では市長の声が通って、大きいものでいいというふうな雰囲気になるかもしれませんけど、庁舎を出て町の中に行けば、ほんまにもっと、今ある施設を使ってしたらできへんのかということをほんまたくさん聞くんですよ。私はたくさん聞くんですね。なので、今回市民の声と議会の声で立体駐車場が変更できたわけですから、ほれは本体と関係ないからできたと言われるかもしれませんが、でも見直すことができたんですよ。なので、私はましてまた、第2期工事ですか、ということになれば、100億円超える可能性もあるというふうに思うんですね。なので、そうなると、やっぱりもともとのつくりが、つくりがですよ、2万平米が基本に、基本構想から出ておりまして、このことが問題やと思うんです。だから、私は面積を減らせば、金額は確実に減るということは、もうずっと再々言っております。なので、私はこの規模の庁舎建設を進めても、市民は絶対納得しはらへんというふうに思いますし、立体駐車場をせっかく変更された、これを第一歩として、私は例えばL字型の低階層の面積を見直して、面積を減らすことをしてほしいぐらい、こう思っております。なので、設計を見直して、あらゆる縮減を行って、市民合意の得られる庁舎にしていただくことを求めてこの質問は終わりたいと、このように思います。これは最後、私の意見ですので、聞き流しといてください。
 次に行きます。
 悠々元気園の今後についてお聞きしたいと思います。
 今回の補正予算で、先ほど井上芳夫議員が質問されておりました1,543万円の元気園の宿泊棟の解体費が提案されております。元気園は言うてこられたように、3月議会の時点で障害者のグループホーム、作業所に利活用する説明もされてこられました。7月21日全員協議会で、法人の募集について説明があったところでもあります。今回の法人選定はどのような基準で選ばれたのか、お示しください。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
             〔福祉子ども部長 鳥居広子君 登壇〕
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 井上議員の悠々元気園の今後についてのご質問にお答えをいたします。
 今回の悠々元気園を障害福祉施設として整備及び運営をいただく法人を選定する際の選定基準につきましては、公募要項に定めますとおり、施設の運営を希望する理由、施設の運営方針、運営実績、人員体制の確保、危機管理体制などをその項目としており、その法人がこれまで障害福祉に関してどのように力を注いでこられたか、そして今後この施設の運営を担うことができるかを主な視点といたしました。
 8月24日の法人選定委員会では、法人からの概要説明や質疑応答の後、その選定基準に基づき公平、公正、透明性を持って審査、選定をいただきました。
○議長(田中好 君) 質問ありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 今回のこの募集に手を挙げられた法人さんは幾つあったんでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 施設見学会の時点におきましては、4事業者の方がご参加をいただきましたが、最終的には応募がありましたのは1法人という形になっております。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 済いません。1法人しか手を挙げられないのであれば、今回それは選定委員会の対象になるのかどうか、1法人しかないんだけども、それで決めていいのかどうか、そのあたりの説明をお願いしたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) あくまで公募におきまして、選定事業者が応募が1社しかない、1事業所しかないということがまま起きてくる場合がございます。ただ、それに際しましては、今回の公募においてもそうですけれども、一応最低基準の点数、それぞれの項目におきまして、最低基準の点数というものを事前に定めておきます。その中で公募が1社でございまして、審査をさせていただいた結果、その最低基準を満たした事業所については選定をさせていただく、もしも満たさない場合については、選定をしないという考え方を持つ中で審査をさせていただき、今回の事業所につきましては、広報、ホームページにも載せさせていただいておりますが、60点平均のところを75.71点の平均点をとっていただいたということで、事業者として選定をさせていただいたという結果となりました。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 今回、今の答弁で1法人でまあまあ基準を満たして75.71点ですか、もらわはって、1法人だけでも決まったという答弁なんですが、先ほどおっしゃったように、見学会では4業者来られていたということなんですが、そこは何でなんかなと思うんですが、一括で法人が受けなければならないという、この条件が非常にハードルが高かったんではないんかなというふうに思うんですね。一括で受けてもらうという方針は一体どこで決まったのか、お答え願えますでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 一括での募集となった経過はということをお尋ねのことだというふうに感じております。議員もご存じのとおり、本市の障害者福祉施設の整備状況というのは、非常に少ない状況がずっと続いております。特にグループホームにつきましては、多くの方が市外の事業所、また果ては県外の事業所をご利用になっているということがございます。また、現在応募いただきましたこの事業所、法人のグループホームにも、施設にも実は近江八幡からご利用があるという事業所でもございます。また、就労支援のB型、作業所ですね、作業所も現在定員をいっぱい受け入れていただいているという現状がございます。また、相談支援につきましても、相談支援事業所で計画を立てていただくのに、なかなかそれが十分に人数が、相談支援者の人数がなかなか不足しているという状況、またショートステイがないという状況、全ての部分をやはり一つ一つを整備をしていては、なかなか解決できないということで、いろいろな課題もありましたが、一応一括でできれば生活支援の拠点としての整備をという形の中で、今回の提案をさせていただいた中での公募というふうに至ったというふうにご理解をいただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) どの会議で決められたのかというのは、後でまたご答弁いただきたいと思います。
 市内の各法人さんにもちょっと幾つかお話を聞いてまいりました。先ほどおっしゃったように、グループホームが足りないとか、作業所が足りないとかということで、市は26年10月に日中活動と住まいの場の会議というのを立ち上げられて、3年間、その調査やニーズをつかんでこられたと、市内の業者さんと一緒にね、ということもお聞きしました。具体的にも議論もされてきたと思うんですが、しかし市内の事業所さん、法人さんも7月21日に突然知ることになりましてね、今回の募集については期間が短い上に、最低でも自己資金が法人が7,000万円ぐらいを用意しなければなかなかできない事業だというふうにおっしゃっていました。資金の段取り、そして理事会も開かなくてはならない、こういう状況があったので、短期間でなかなかできなかったよという話も聞きました。
 何が言いたいかといいますと、市内の法人さんが例えば共同体で運営することも可能だったと考えますし、市内の法人に受けてもらうという市の考えはなかったのかどうか、この点についてもう一度お聞きしたいと思います。
 それと、先ほどの一括で決まったという会議の名前もお聞かせください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 市内の法人に出す考えはなかったのかということなんですが、一応公募という形をとらさせていただいておりますので、議会としては皆様方にも提示をさせていただいたというふうに理解をしております。
 また、こういうふうなやり方をする、一括で出すということの方針につきましては、いろいろな会議の中で現在まで整備を進める方策については検討させていただきましたが、市としての一定悠々元気園の跡地の活用というところの中で一体整備、地域の生活拠点をつくっていくという方針の中で決めさせていただいたというところでございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) もう一つ、今回の岡山、先ほどの三穂の園でしたっけ、岡山の法人さんは募集に関しては情報も市内の法人さんと同じように知らはったということでよろしいですね。情報を例えば前もって知っておられたとか、そういうことはありませんですよね。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 公募の条件につきましては、同様に募集をしておりますので、同一条件であるということでございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 今回元気園のところにグループホームと作業所がつくられるんですが、ちょっと考え方を教えてほしいんですが、グループホームを利用される方は、同じ敷地の作業所に通いはるのか、その点についてどうされるのかお答えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) このことにつきましては、あくまでもグループホームは住まいの場という形での30床の提供になります。作業所は日中活動の場ということで、そこのグループホームにお住まいの方につきましては、その方の状況、障害の程度を判断させていただいて、その方に最も合った作業所をマッチングをしていって、サービス計画の中で決めていくという作業の中で作業所を決めていくということになります。ですから、現在日中活動の作業所を市内に何事業所かございますが、その中と同等というふうにお考えをいただければというふうに思いますが。多分その作業所に全てが行かれるのかというお問い合わせだと思いますが、原則的には住まいの場は住まいの場、作業所は作業所という形で分けて考えるということになります。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) ということは、グループホームに入られた方は元気園にある作業所ではなくって、違う作業所に皆通われるっていうことだと思うんです。そういうことですね。グループホームに、もう一度お願いします。
○議長(田中好 君) 鳥居部長、回答してください。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 1点、ご理解をいただきたいんですが、原則としてはそうですけれども、ただご利用の日中活動の作業所の市内の利用状況、また作業の種類等々ございますので、そのマッチングいかんによっては同じところになる場合もありますし、違うところになる場合もあるというふうにご理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 住むとこと作業するとこというのは、基本的には別なのかなとずっと思ってきましたので、同じになる場合もあるということだと思うんですね。そうなると、ちょっともう一つ聞きたいんですが、そうなるんやったら県との協議なんかでは、それで補助金っておりるんでしょうか。住むとこと働くとこは基本的には別というふうに、滋賀県の障害者づくりはそういうふうになってきたと私は理解してるんですが、その点いかがでしょう。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) お答えをいたします。
 マッチングの結果、たまたまその方が、同一法人が運営する作業所の作業メニューが合う場合については、その法人の作業所をマッチングしていくということでございますので、別にそれは県の規定に反するというものではないというふうに理解をしております、同じところになっても。それを申しますと、現状の法人でもそういうことが実際起きておりますので、それはいかにその方に合った作業所のメニューがマッチングできるかというところですので、いろんな種類の作業所が入ることによって、いろんな作業のメニューが出てくるということに関しては、近江八幡市としても非常に障害者の皆様にとって喜ばしいことになるのではないかというふうに考えております。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 職住分離が基本だというふうにちょっと思っていたのでお尋ねいたしました。
 もう一つ聞きたいんですが、全員協議会の折に、施設は無償貸与、土地も30年無償貸与というふうに聞いてきたんですが、宿泊棟の部分は今回は補正予算が出まして、市が解体するということも募集の段階から決まっていたということも、私も後でそれを知るんですが、割と事業者さんに至れり尽くせりというふうに思うんですが、その宿泊棟を解体するというふうに決めた経過ですね、これはどこの会議で決まったのか、お示しください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) さきの議員にもご説明をさせていただきましたとおり、悠々元気園の跡地を障害福祉施設に活用するということに決まりまして、一応施設の確認で委託をとっておりましたので、検査に入らせていただいて、その中で使用に耐え切れないという結果が出ましたので、解体をするということに決定をさせていただいたということでございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) それで、またこれ後ほどで結構なんですが、8月24日の選定委員会の議事録ってございますでしょうか。今回決まられた法人の近江八幡市へ申請をするよという理事会で承認された議事録は、市も持っておられないのかな、持っておられていいのかなと思うんですが、そういう議事録も一度議会にも提出をされたいと、このように思いますが、いかがでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 公表できる文書については、議会にご提示をさせていただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) よろしくお願いします。
 次に、学童保育所についてお聞きします。
 ことし、金田地域、安土、桐原東地域で学童保育所をふやしていくというふうに聞いておりました。現在どのような状況になっておりますでしょうか。委託される業者さんといいますか、その募集はどのようになったのか、お答えいただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 福祉子ども部久郷理事。
             〔福祉子ども部理事 久郷浩之君 登壇〕
◎福祉子ども部理事(久郷浩之 君) 井上議員の学童保育所の整備についてのご質問にお答えをいたします。
 放課後児童クラブの整備については、急増する利用者のため、毎年受け皿の確保に努めているところです。今年度におきましては、今後不足することが予想される金田、桐原東、安土小学校を対象に民間による放課後児童クラブの開設について公募を実施いたしましたが、応募がなかった状況でございます。
 その結果を受けまして、再度整備の方向を検討したところ、桐原東小学校区においては、今年度より旧の桐原コミュニティセンターを使用し、運営されている事業所から引き続き使用したい旨の申し入れがあり、また金田小学校区については昨年度幼稚園に外階段を設け、クラブの増設を図ったことや、既存のクラブから定員拡大の意向を聞いているところから、受け入れの定員は確保できると見込んでおります。
 安土小学校区につきましては、現在安土こどもの家と安土シルバー人材センターを活用し、定員を超えた受け入れとなる運営となっており、適切な受け入れ人数に是正するため、クラブの増設は必要であると考えております。
 引き続き再公募や地域の皆さんのご協力をいただきながら、来年度からの増設に向け、あらゆる手法での整備を検討し、最優先課題として取り組んでまいります。
 議員の皆様方におかれましては、地域の子どもたちのため、ぜひともお力添えをいただきますようお願いをいたします。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 質問ありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 安土の地域は定員を超えているから、来年からの受け入れのためにするということなんですが、このされる事業所さんの決定はいつぐらいになるんですか。事業者名等ではなくて、いつぐらいに決まるんでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部久郷理事。
◎福祉子ども部理事(久郷浩之 君) 事業者の決定についてのご質問ですけれども、初問でもお答えさせていただきましたが、1回目の公募で応募がなかったことから、今後、近々に再公募の手続をとらせていただきたいと思っておりますので、早ければ年内にも事業者は決定をしていきたいというふうには考えてございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 最初に聞けばよかったんですが、安土の今回新しく募集しはる規模は、学童保育所は何人の規模なのか、お願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部久郷理事。
◎福祉子ども部理事(久郷浩之 君) 規模につきましては、公募の中で要件といたしまして、40名の定員ということでしております。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 1つ考え方を教えていただきたいんですが、学童保育所の設置は、今まではこどもの家という感じでつくって、市が責任を持って施設を提供してこられたんですが、今後はこういう業者さんに公募をしてやろうという対応で行っていかれるのか、その辺はどのようにお考えでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部久郷理事。
◎福祉子ども部理事(久郷浩之 君) 今後の整備の考え方につきましては、公募という形をとらせていただいて整備を進めていくということでございます。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) もう一つ、安土の事業所がまたいずれは決定するという話なんですが、その場合、公がつくった場合は、グラウンドがあったりとか、そういうことが普通にあるんですが、外遊びができる、そういう環境というか、そういう条件の場所であることを市がちゃんと確認して公募というか、事業所を決めていくとか、そういうふうに考えておられるのか、お伺いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部久郷理事。
◎福祉子ども部理事(久郷浩之 君) クラブでの外遊びとかにつきましては、その要件の中にはないということです。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) ないということは、もしお外に広場とかがなかったら、お部屋の中だけで過ごさなければならないという環境であるかもしれないということなんでしょうか、もう一度お答えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部久郷理事。
◎福祉子ども部理事(久郷浩之 君) お答えさせていただいたとおり、環境がない状態であれば、屋内で過ごしていただくという形になろうかと思います。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 国のガイドラインでは、子どもの成長に安心して過ごせる生活の場としてふさわしい環境を整えてというふうにうたっているんですね。それはすなわち外遊びができるかを含めてそういう環境だと私は思うんですが、やっぱりそのことも市は確認した上で、事業所を決定しなければならないと、このように私は考えますけれども、だって子どもですからお外で遊ぶのは当然ですから。なので、その辺はちょっと私はきっちりと確認をしていただきたいと、確認する項目がないとしても、確認していただきたいと、このように思います。もう一度お答えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部久郷理事。
◎福祉子ども部理事(久郷浩之 君) 今後公募していく中で、そのような要件も含めて確認等はしていくようにしたいと思います。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 絶対に外で遊べる広場とかがないと、子どもなんか遊ぶんですから、そんなん当然やと私は思います。しっかりそれは見きわめていただきたいと思います。強く求めます。
 それと、この間、ちょっと学童保育所を幾つも見てまいりました。私ちょっとびっくりしたことが1つあるんですが、今回、ことし6月30日に、障害児加算で市の配置基準を満たしてない場合は、障害児に例えば担当者を配置していても、加算分ですね、障害児加算分を減額するということを今担当課は学童に言っておられるんでしょうか。そのことを私は保護者からも聞きましたし、学童からも聞きましたけれども、これはどういうことなのか、説明をお願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部久郷理事。
◎福祉子ども部理事(久郷浩之 君) 現在学童保育所の運営につきましては、事業委託という形で事業者に委託をさせていただいております。委託ですので、事業の仕様書というものが当然ございまして、その中で人員基準等を定めさせていただいております。その人員基準プラス障害児加配であるというような項目も設けておりますので、現状、点検等させていただいた中で、そもそもの仕様に合ってない場合には、今議員がおっしゃられたように、仕様に合ってない。ですので、委託料の見直しはさせていただくというふうに申し上げてるところです。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 仕様に合ってない場合は、障害児加算を減額するということをおっしゃっているんですね、今。じゃあ、聞きたいのは、現実に障害児の子どもたちが学童に来ているのに、障害児加算を何で廃止するんですかって、このように思うんですね。だから、その点についてもう一回お答えください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部久郷理事。
◎福祉子ども部理事(久郷浩之 君) 障害児加配のその方を、そのもととなる人員基準は例えば4人なら4人の人員基準にもう一人の障害児加配の人で、全員5人の配置いただいてあれば、それが仕様の基準なんですけれども、これが4人でされてて、その4人のうち1人が障害児加配であるというふうに言われた場合は、そもそもの基準とは合わないということです。
○議長(田中好 君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) でも、現実に障害児の子たちが来ていてね、ついてはる、加配をしててついてはるんだけども、全体の数が足りないから減額するよということをおっしゃっているんだと思うんですね。なんだけど、それを言わはるんやったら、何で人が今学童保育所の指導員になり手がないか、もっと考えていただきたいというふうに思います。何でかというたら、市の配置基準も厳しいなというふうに、国は2人以上示してますけど、今言わはる4人とかという話なんですが、市の配置基準が満たせてない背景には、給与が低いということなんですよ。何が言いたいかというたら、東近江市とかにみんな人が流れちゃうんですね。なので、先にすることは、国の処遇改善事業に手を挙げた上で、それで人件費もちゃんと見た上で考えるべきではないんでしょうか。それなしに障害児加配をやめるなんて絶対やめていただきたいと、私はこのように強く求めておきたいというふうに思います。
 繰り返します。処遇改善に先に手を挙げる。そのことが一番だと思います。
 以上です。
○議長(田中好 君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正 君) 最後の学童は一応もう少し詳しく調べたいと思ってます。いわゆる養護学校に行ってなさる人の学童はまたきちっとありますし、ほんで普通学校ですね、養護学校以外の学校に行ってなさる人の障害児がどの程度なのか、それ等含めてひとつ検討をしていきたいなと思ってます。
 ただ、井上議員に本当に言いにくいことなんですけど、先ほど言われました議会では何とかいくという発言がありましたよね、いわゆる庁舎建設で。市民は反対してんねや、しかし議会では何とかです。ああいう発言は僕は、議会人は同じ議会人として仲間をよく言うならいいですけれども、何か市民とかけ離れたようなことやということを言われてるという、これは僕は民主主義を否定することじゃないですかということを言うてるんです。これは無政府主義と一緒なんですよ。やっぱり何期もなさった議員さんですから、僕はそこらはきっちりと判断をしていただきたいなあというふうに思います。
 ほいで、もう一つは、変更したら何でもできる。せっかく議員の皆さん方の意見も聞きながら変更したら、それを逆手にとって、そういう発想も、そんなこと言われたら、これから変更なんかしにくうなるということを申し上げておかなきゃいけないなあと思います。
 何の場合でも、市長が市長がと言うけど、先ほどでもどこの会議でやと言うけど、あなたじきに市長が決めてしもうて、決めてと言いながら、どこの会議で決まったと言うてなさるけど、物すごい矛盾してるということをね。じゃあ、市長がなんて言わないでくださいよ。
◆22番(井上佐由利 君) 反論できないじゃないですか。ずるいですよ。
◎市長(冨士谷英正 君) いやいや、12月議会に期待しています。反論は、12月、それだけ申しておきます。
○議長(田中好 君) いいですか。
 以上で井上佐由利君の個人質問を終わります。
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