録画中継

平成30年第1回(3月)近江八幡市議会定例会
3月5日(月) 質疑
第3 質疑
第4 委員会付託
△日程第3 質疑
○議長(田中好 君) 次に、日程第3、質疑に入ります。
 去る2月28日に提案されました議第41号、会第2号及び会第3号について、1名から発言通告がありましたので、これを許します。
 川崎益弘君の発言を許します。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 共産党の川崎益弘でございます。議第41号29年度近江八幡市一般会計補正予算(第8号)繰越明許費について質疑をさせていただきます。
 まず最初に、総務費、市庁舎整備事業に対する繰越明許の理由の中に旧庁舎よりアスベストが検出され、解体工事の完了が延期したことにより、建設工事の着手が延期したことになるというように書かれているんですが、一体アスベストというのは大体この庁舎であればどこにどうあるのかということは事前にわかっていたのではないかなというように思うんですが、その辺はどのように捉えておられたのか、まず聞きたいと思います。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
             〔総合政策部長 青木勝治君 登壇〕
◎総合政策部長(青木勝治 君) 川崎議員の質疑にお答えをいたします。
 まず、アスベストにつきましては、発注前の実施設計では、既存の資料や現場の目視確認などで把握できる可能な限りの範囲でのアスベスト除去作業を反映しております。しかし、それ以外に含有している可能性がゼロとは言えないことから、これまでの他の公共施設の解体工事と同様に、工事着工前にアスベスト含有状況の詳細調査を行うことを指示しております。これはアスベスト事故に対する二重のセキュリティーで行っているものでありまして、より安全な手法と認識しております。
 それから、今の部分でもともとわかっていなかったのかということですが、例えば議員もご承知いただいていると思いますけども、第2西別館等本市が設計から建設まで、一からかかわり建設した、整備した建物ばかりでなく、ほかが建築されて使用された建物をその後本市が譲り受けて使用してきた建物もございます。残念ながら、建設図書全てを引き継げていなかったという状況もございますので、全てを把握できる状況にはなく、一定の限界はある事実といたしましてご理解をいただきたいというように思っております。
 その上で、繰り返しになりますが、安全の上にも安全を期すために工事着工前にアスベスト含有状況の詳細調査を義務づけ、実施した結果でございますので、その結果として含有が確認されたということでございます。
 以上です。
○議長(田中好 君) 質疑はございますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 事前に調査をしたと言われるのが、これがいつのことなのか、それともう一点は、ほかの建物から、市のもともとの建物じゃないというように言われましたが、やっぱりこれは事前に調査をしておられるのであればやっぱりこれはきちっと把握されているものだというように思うんですが、その辺はいかがですか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総合政策部青木部長。
◎総合政策部長(青木勝治 君) 川崎議員の再質疑にお答えいたします。
 既に11月16日に開催をいたしました市庁舎の整備等特別委員会におきまして、当時、そのとき小西委員からご質問をいただきまして、アスベストの処理状況についてはその特別委員会でもお答えしておりますので、川崎議員におかれましても十分その時点でご承知いただいているものと思っております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 非常に、後から出てきてこういうようにこう伸びていくと、やっぱり非常に不安に思われるところもあるし、やっぱりアスベストということですので異常なものがあろうかと思うんです。それについては庁舎の中にでもまだ今後の中に出てくるのかなというような思いもありますので、再度お尋ねしているわけですから、ぜひこれはこういうことのないようにきちっとされるべきではないのかなというように考えたわけです。
 それから次に、民生費の中で、第2ディーワークスの整備、障害者福祉の施設整備補助金というところで行われておりますが、民間ではありますが、やっぱり市から補助金を出す補助の事業という形でやっておられる、こういうことですので、一体これはこの当時の事業は当初は幾らであったのか、既にここでは国、県の補助金は全額繰り越しをしたことにするというように書いてあるんですが、一体それはどういうことなのか、もう少し詳しい説明を求めたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) それでは、第2ディーワークスの施設整備の繰り越しについてお答えをさせていただきます。
 この事業につきましては、国庫補助金、県補助金、市補助金、この部分に基づきまして事業を実施しております。市が計上しておりますこの金額につきましては、市補助金の部分のみを計上しております。このことにつきましては、障害者福祉施設の施設整備自体が県が直接事業所に補助金を国、県の部分を交付するということで、本市といたしましてはその部分について県補助額と同等額について補助をするという形をしております。
 この事業について繰り越しになった理由でございますが、法人によります事業の入札でございますが、当初は11月からの実施を予定しておりましたが、2度にわたりまして入札が不調になりました。このことによりまして、実際の工事の契約開始が12月20日になったということでございます。
 これに伴いまして、事業実施が年度内に完了しないということから国、県の補助金が全額繰り越しをされることが決定いたしましたことから、市につきましても交付する当該補助金について全額繰り越しをすることとなったということでございますので、ご了解をいただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 質疑はありませんか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) この事業に対する民間だからということで出てないのかもわかりませんが、この予算書を見ていてもどこに出てくるのか、一体どういうことなのかというのが見落としをしておりました。私もわかりませんでしたので、予算書を見ておりましたが、やはりわかりません。
 そういったことから、この事業費というのは、一体、民間であるがこの補助をしただけで、こんだけの補助金を県が出したから私たちも、市もこんだけやったんやと、こういうことになるんだというように思うのですが、全体のその事業費というのは一体幾らであったのか。その辺もきちっと当初から出されるべきではあったし、今、再度教えてください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 福祉子ども部鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子 君) 当初予算の説明の中でご説明をさせていただいておりますが、民生費の中の社会福祉費の中で民間心身障害児者社会福祉施設整備事業という中で、補助金ということで当初予算におきましては2,264万7,000円を計上させていただいております。補助金につきましては、第2ディーワークスの工事につきましては国が3,811万8,000円、県が1,905万9,000円、市補助金が今回繰り越しをさせていただいております1,905万9,000円、総額7,623万6,000円ということになります。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) こういうようにわかりにくい部分があったので、やっぱりきちっとそういうことがわかるような資料をつけてこのために繰り越しになったんだということを書かれるべきだというように、説明されるべきだというように考えます。
 次に、今回の繰越明許の中で大変多く目につくのがいろいろありまして、土木費だとか、それから公共土木施設費やとかいろんなものにあるんですが、日数を要したと、地元との協議に不測の日数を要したためというのが非常にたくさんあるわけですよね。こういったことは事前にきちっとやっていればこんなに繰越明許になるものではないというように考えるんです。
 事業というのは最初に計画して1年間でやる。それが基本でしょう。だったら、こういうような事業などは特にそうではないのかなというように考えるんですが、その辺はどのようにお考えか教えてください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 都市整備部小西部長。
◎都市整備部長(小西正彦 君) ただいまご質問いただきました内容、地元協議に不測の日数を要しているという部分、確かに私ども土木費で多うございます。
 今議員おっしゃったように、事業計画では確かにそのようなことがあろうかと思います。私ども道路をつくる場合、数年間にわたって一つの道路を完成するため努力してございます。地元説明、該当自治会なり関係自治会、関係機関には全体の事業概要の説明をさせていただいております。
 そのときには、地元では大体了承いただいております。その中で、個々のお宅の財産、土地ですね、宅地とか農地とか、そういうものを譲っていただいて初めて道路が完成するわけです。そのときに個々のお宅の用地買収に入らせていただいたときに、やはり協力をいただく方がいろいろとこういう場合はこうしてほしいとかというような調整なり要望が出てまいります。その中で、行政としてできるもの、できないものを精査させていただきながら交渉させていただいております。
 きょう行ってすぐ、わかりましたよ、売買契約に調印をしてあげましょうというところはなかなか少のうございます。やはり、今まで先祖代々から受け継がれた財産を譲っていただくわけでございますので、そのようなところで不測の日数を要するという部分はこのようなものがございますのでご理解のほどお願い申し上げたいと思います。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) そういうことは事前にわかっているわけですよね、こういうようものを今までからずっとやってこられて、ずっとやってきたわけじゃないですか。だったら、そのようにきちっと詰めて、最初からもっと詰めてやるとか、やっぱり年度内に工事を仕上げるんだというような、そういった気持ちが足らなかったのではないのか。もしやしたら、職員さんが不足しているんですか。そういうことではないんですか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 都市整備部小西部長。
◎都市整備部長(小西正彦 君) 今、職員が足らないとかというお話がございました。私どもの職員は精いっぱい頑張っております。その中で、今おっしゃったような形で一軒一軒そのお宅の事情が異なるわけですよね。全てのお宅が想定できるわけではないわけです。一軒一軒お宅を訪問させていただいて、そのときに初めて出てくる条件、そのようなお話の中でケース・バイ・ケースが出てきます。
 それともう一点、事前に協議をしておけばよろしいんじゃないですかという話がございます。ただいま明許繰り越しに上げさせていただいているのは、国の交付金をいただきながら私ども整備を進めさせていただいております。国から内示、交付決定をいただいて、その後に初めて調印をしたものが国の補助対象の経費としてできるわけです。事前に話ができてあれば、それは本来補助対象であっても市の単費で購入しなければならない。ですので、事前に説明をしながら交付決定を受けた後に、個々のお宅に訪問をさせていただいている。その中で、いろんなお話があって、やむなく財源を翌年度に繰り越しながら工事をさせていただく、事業を進めさせていただくという形のものですのでご理解のほどお願い申し上げたいと思います。
○議長(田中好 君) 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) やっぱり繰越明許というのがこんだけ多く出てくることによって、やっぱり不信感というんですか、やっぱりおかしいなというように思う方もするし、事業というのはやっぱり当初から市が、最初申し上げましたように、やっぱり年度初めから年度末に終わる、これが正常な形だというように私は考えています。そういった点から、今回の質疑をさせていただきました。
 じゃあ、これで質問を終わります。
○議長(田中好 君) 以上で川崎益弘君の質疑を終わります。
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△日程第4 委員会付託
○議長(田中好 君) 次に、日程第4、委員会付託に入ります。
 本定例会に上程いたしました案件は、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。
 来る3月19日の再開日に審査報告が願えますようよろしくお願いをいたします。
 なお、各常任委員会は、あす6日から9日まで予算常任委員会をこの本会議場で午前9時から、12日に総務常任委員会を、14日に教育厚生常任委員会を、15日に産業建設常任委員会を、それぞれ第3・4委員会室で、総務及び教育厚生常任委員会は午前9時30分から、産業建設常任委員会は午後1時30分から、開議をされますのでご留意を願います。
 以上をもって本日の日程は全て終了をいたしました。
 来る3月19日は定刻から本会議を再開をいたすことにいたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 ご苦労さまでございました。
               午後4時43分 散会
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