録画中継

平成30年第2回(5月)近江八幡市議会臨時会
5月17日(木)   
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案の上程(提案理由説明)
    議第47号~49号
第4 質疑
第5 委員会付託
第6 委員会審査報告
第7 討論・採決
第8 諸般の報告
第9 議長の辞職許可
第10 選第1号 議長の選挙
第11 副議長の辞職許可
第12 選第2号 副議長の選挙
第13 常任委員会委員の所属変更
第14 議会運営委員会委員の選任
第15 選第3号 東近江行政組合議会議員の補欠選挙
第16 選第4号 滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
第17 議案の上程(提案理由説明)
    議第50号
第18 質疑
第19 委員会付託
第20 委員会審査報告
第21 討論・採決
第22 議案の上程(提案理由説明)
    会第4号
第23 質疑
第24 委員会付託
第25 委員会審査報告
第26 討論・採決
○議長(田中好 君) 皆さんおはようございます。
 まず、開議の前に皆様方に申し上げます。
 14番大林宏議員が、去る4月26日にご逝去されました。まことに哀悼のきわみにたえません。ここに、生前に尽くされましたご功績をたたえ、哀悼の意を表するため、1分間の黙祷をささげたいと存じます。
 全員ご起立の上、14番の議席のほうをお向き願いたいと思います。
 黙祷。
             〔黙  祷〕
○議長(田中好 君) ありがとうございました。黙祷を終わります。どうぞご着席ください。
               午前9時32分 開会
○議長(田中好 君) ただいまから、本日招集されました平成30年第2回近江八幡市議会臨時会を開催いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(田中好 君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 北川誠次君
 平井せい治君
の両名を指名いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第2 会期の決定
○議長(田中好 君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本臨時会の会期は本日1日としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定をいたしました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第3 議案の上程(提案理由説明)
     議第47号~議第49号
○議長(田中好 君) 次に、日程第3、議案の上程を行います。
 議第47号から議第49号までの3件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 山下議会事務局長。
◎事務局長(山下彰人 君) 朗読いたします。
 平成30年第2回(5月)近江八幡市議会臨時会提出議案
議第47号 専決処分の承認を求めることについて
     (1) 平成29年度近江八幡市一般会計補正予算(第9号)
     (2) 近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定についてほか条例改正2件
議第48号 近江八幡市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について
議第49号 安土駅南北駅前広場整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
 以上であります。
○議長(田中好 君) 次に、提案理由の説明を求めます。
 市長、小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 皆さんおはようございます。
 先月25日より、市民の皆さんの負託を受けまして近江八幡市政の重責を担うことになりました小西理でございます。ひとつよろしくお願いを申し上げます。
 冒頭、提案に先立ちまして、この市政運営に当たりましての私もしくはこの市としての基本的姿勢について若干申し述べさせていただきたいと思います。
 まず、私ども日本国憲法の前文後段にありますこのくだりというのを心してまいりたい、このように思っております。そこにはこのように述べられておるところであります。
 国政に関してでございますけども、「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する」と、このようにあるわけであります。
 しかるに、この国政、国民という言葉を市政、市民と、こう置きかえてみますと我々の立つべき立場、市政のあるべき姿が見えてくるのだと思っております。
 文字を入れかえて読み直してみます。
「そもそも市政は、市民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は市民に由来し、その権力は市民の代表者がこれを行使し、その福利は市民がこれを享受する」と、このような姿勢で臨んでまいりたいというように思っております。
 また、地方自治法の根幹となります第2条には、14項としまして「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」と、このように規定されているところであります。
 私ども市政としましては、近江八幡市としましては、この規定を肝に銘じまして今後市政の運営に当たってまいりたいと、かように存ずるところでございます。
 それでは、本日提出いたします議案につきまして説明をさせていただきます。
 議第47号専決処分の承認を求めることにつきましては、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、去る3月30日及び31日付をもって専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 まず、平成29年度近江八幡市一般会計補正予算(第9号)につきましては、歳入予算におきまして、3月20日に特別交付税が、3月28日に地方譲与税等が確定いたしましたことにより、市税、地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、自動車取得税交付金及び地方交付税と繰入金におきまして財源調整を行うとともに、歳出予算につきましては、総務費におきまして、ふるさと応援事業で寄附に対する積立金を追加し、寄附金を充当させていただいたものでございます。
 次に、近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定及び近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成30年3月31日にそれぞれ公布され、いずれも原則として平成30年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行ったものでございます。
 次に、近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い本市消防団員の補償基礎額と対象について所要の改正を、また同政令第6条の2第1項の規定に基づき総務大臣が定める金額の改定に伴い、本市消防団員の介護補償の額について所要の改定を行ったものでございます。
 次に、議第48号近江八幡市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定につきましては、子ども・子育て支援施策の取り組みを強化し、多様な課題に対して意思決定の迅速化を図るため、関係する事務の分掌変更を行いたく、提案させていただくものでございます。
 最後に、議第49号安土駅南北駅前広場整備工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては、平成30年4月10日に一般競争入札によって契約金額等が確定したので、条例の定めるところにより議会の議決を得たく、提案するものでございます。
 以上、専決処分の承認を求めます予算1件及び条例3件と、条例改正1件、安土駅南北駅前広場整備工事請負契約の締結議案につきまして、ご審議いただきご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(田中好 君) 以上で議案の上程を終わります。
 ただいま上程いたしました議第47号から議第49号までの3件について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午前9時43分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前9時47分 再開
○議長(田中好 君) 再開をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 質疑
○議長(田中好 君) それでは、日程第4、質疑に入ります。
 発言通告が2名からございましたので、順次これを許します。
 まず、橋博君の発言を許します。
 橋博君。
◆21番(橋博 君) 私は政翔会の橋博でございます。
 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、安土駅周辺整備事業の議第49号安土駅南北駅前広場整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、安土地域選出の議員として安土駅南北駅前広場の整備内容についてお伺いをいたしたいと思います。よろしくご答弁のほどお願いします。
 旧安土駅舎は大正3年の開業当時の駅舎そのままで100年、いや、1世紀以上にわたって地域住民の利用者の方々に親しまれてきましたが、老朽化が大変著しく、またエスカレーターなどのバリアフリー化がされていない現状でありました。
 旧安土町議会では、平成17年3月の町議会定例会におきまして安土駅舎整備についての請願を採択いたしましたが、駅舎整備はなかなか進みませんでした。ちょうど近江八幡市と安土町の合併、市町の合併を契機に安土駅舎の改築が大きく進展することになりました。これは市町合併による効果のあらわれであると私は思っているところでございます。
 また、平成26年3月までJR西日本とのたび重なる協議を経て、平成26年4月にJR西日本と安土駅舎改修のための基本協定が締結され、昨年11月まで橋上駅舎の工事を施工いただきました。
 また、この間、有識者を初め関係団体、地域住民などにより構成された第三者協議会において、安土駅舎周辺整備において再三にわたる協議の結果を反映させていただき、中世から近世への扉を開いた織田信長や豊臣秀吉時代の歴史にふさわしい風格あるデザインが採用された橋上駅、南北を結ぶ自由通路にエスカレーターやエレベーター、多目的トイレなどのバリアフリー化機能を備え、利用者等の防犯対策として防犯カメラをも完備した安土駅が昨年11月19日の始発から供用開始がされました。
 このことは、安土地域の住民にとっては、本当に長年の念願がかない、この上もない喜びであります。当局の今日までのご努力に対し、心から敬意と感謝の意を表するところでございます。
 また、旧安土駅舎の駅前の北側広場におきましては、大変狭く、利用するのに安全面において課題がありました。また、駅南の住民の方々は安土駅の西側のトンネルをくぐって地下道をくぐって安土駅を利用するなどの不便な状況でもありました。
 今回、工事請負に係る契約議案として提案をいただいている安土駅南北駅前広場の整備において、本市の東の玄関口となる安土駅にふさわしい南北広場の整備が実施され、地域住民や利用者の方々の安全・安心が確保されるものであると思っているところであります。
 以上のことから、次の点についてお伺いをいたします。
 まず、安土駅を利用される方々の安全対策を含む南北駅前広場の整備内容と竣工予定時期、また周辺住民への周知について、どのように考えておられるのか、この点についてまずお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 市長、小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 橋議員のご質問に対してお答えをいたします。
 議員のご指摘のとおり、旧安土町時代からの悲願でありました安土駅舎及び南北自由通路が昨年11月19日に供用開始し、本年度は安土駅南北駅前広場整備を進めてまいります。
 まず、安土駅南北駅前広場の整備内容につきましては、南口駅前広場が約2,700平米、北口駅前広場が約2,300平米の整備を行います。
 広場整備内容としましては、車道分離の歩道の確保を初め雨天時等の通行に配慮したシェルターの整備、歩行者の安全確保のための街灯、防犯カメラの設置及び障害者車両専用の停車場所の確保などの整備を予定しております。
 また、旧安土駅前広場に設置してありました信長像と信長桜を北口駅前広場へ再設置する予定であります。
 次に、周辺住民への周知についてでありますが、本年4月に安土地域自治区地域協議会を初め安土学区連合自治会、老蘇学区連合自治会及び安土駅の地元自治会に事業内容の説明を終えています。
 今後は、本日の契約議決が得られましたら、地元自治会などに対し工事予定等の説明を行う予定であります。
 次に、竣工予定でありますが、この安土駅周辺整備事業は、この南北駅前広場の整備により事業の完遂となりますので、この事業の竣工予定は本年度末を見込んでいるところであります。
 議員皆様のお力添えを賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(田中好 君) 回答漏れはありませんか。
 質疑はありませんか。
 橋博君。
◆21番(橋博 君) ありがとうございます。しっかりとやっていただくようによろしくお願いをいたしておきます。
 それでは、もう一点だけお伺いをいたしたいと思います。
 南北駅前広場に係る周辺整備は、これら実施されることになるわけでありますが、この中での事業費の変更が生じる可能性もあることは理解をいたしております。
 そこで、今回提案をされています議第49号安土駅南北駅前広場整備工事請負契約に係る財源の内訳について、どのようになっているのか、この点をお教えいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 都市整備部小西部長。
◎都市整備部長(小西正彦 君) ただいま再問いただきました安土駅南北駅前広場整備費の財源内訳についてお答え申し上げたいと思います。
 この安土駅周辺整備事業につきましては、国の社会資本整備総合交付金を活用しながら整備を進めさせていただいております。
 このたび提案しております議第49号安土駅南北駅前広場整備工事請負契約についての財源内訳は、事業費が、お手元にございますように約1億8,800万円でございます。このうち国費が約1億300万円、市債が7,600万円、一般財源が900万円でございます。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 橋博君。
◆21番(橋博 君) ありがとうございます。その国費を使ってしっかりとやっていただきますようよろしくお願いをいたします。
 私も、安土地域選出の議員でありますから、また地域住民の一人でもございます。私たちの長年の願いでありました安土駅舎整備が本年度の安土駅南北広場の整備で完了することになるわけであります。国の社会資本整備総合交付金などの財源の確保、またJRとの折衝、また当局の今日までのご努力に対して改めてここで心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。
 この安土駅南北駅前広場整備につきましては、地域住民を初め観光客などの駅利用者の方々の安全・安心が保たれるような施設整備と、工事期間中にはまず安全第一で工事を施工していただきますよう強く要望をさせていただきます。よろしくお願いをします。
 また、本市は、全国的にはこれは大変まれな中世の代表的な山城である佐々木六角氏の観音寺城、また中世から近世への扉を開いた織田信長公による天守を持つ初めての城と言われています安土城、また豊臣時代における近代の城下町の形成をなした碁盤の目による八幡山城と時代の過程の町並みなどの歴史的な文化を持った近江八幡であると思います。
 この近江八幡の市の東の玄関口として安土駅舎を含む安土駅周辺整備を実施していただきました後には、私たち市民がこのすばらしい施設を有効に活用し、真の財産とすることが市民の役割であると私は認識をいたしております。
 私も微力ながら、地域が安土駅を有効に活用できるよう努めてまいりたいと思っております。どうかこの安土駅南北駅前広場整備工事が立派な整備事業となりますことをお願い申し上げまして、私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(田中好 君) 以上で橋博君の質疑を終わります。
 次に、川崎益弘君の発言を許します。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 日本共産党の川崎益弘です。
 議第49号安土駅南北駅前広場整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについての質疑を行います。よろしくお願いします。
 まず最初に、安土駅南北駅前広場整備工事入札についてでありますが、入札の結果調書を見てみますと、入札には12社が参加されていますが、半数の6社が最低制限価格を下回ったため失格となっています。入札に参加された各社は独自に積算をされ応札されていると思われますが、このことからすると、発注者、市の積算が高額になっていたのではないかと考えますが、説明を求めます。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 市長、小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 川崎議員のご質問にお答えを申し上げます。
 本件の工事積算は滋賀県土木工事標準積算基準書に基づき適正に積算を実施しております。また、積算基準書に示されていない特殊製品につきましては、5社以上の見積もりにおける平均単価を求め積算をしております。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 県の土木の積算資料によって積算をされているからまあまあということでございますが、本当にこうやって見てみますと、参加された半数がこうやって低い価格をこのごろ述べられておる。これとは関係のない入札もそういったことがこのごろは多々見受けられます。本当に全部が、参加された業者さんがこの価格以下というので失格されている、不調になった入札もあります。
 このことはさておきまして、最低制限価格を下回った各社の応札価格は公表されないのか。よろしくお願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 総務部益田部長。
◎総務部長(益田卓弥 君) 川崎議員の再問にお答えをいたします。
 ご質問の内容につきましては、最低制限価格を下回ったものの入札金額の公表についてでございますが、現在、入札において最低制限価格を下回ったものの入札金額については、公表時には失格とのみ表示をしており、入札金額については公表しておりません。
 その理由につきましては、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令の第7条、地方公共団体による入札及び契約の経過並びに契約の内容に関する事項の公表という条項がございます。その条項に基づきまして手続を行っており、最低制限価格未満の価格をもって申し込みをした者の商号または名称しか公表が求められていないことから、入札金額の公表は行っておりませんので、ご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆19番(川崎益弘 君) 非常にこういう場合になってきますと不透明な状況になってきているというように思うんです。本当にこの価格が適正であったのか、そのことが高過ぎたん違うのかなというような思いもあります。
 でも、今の状況ではそういったことしか公表がされない。こういうことでございますので、これは法律に基づいてやむを得ないというようには考えますが、本当にもう少しきちっとした積算の方法をもっとやっていただきたい。このように考えます。
 また次に、私も質問を考えておりましたが、さきの橋議員が質問されましたのとほぼ重複をいたしますのでそれの回答でよしといたします。
 また最後に、私は、この篠原駅ができて、それから安土駅ができて、こういった本当にバリアフリー化が整った中で、市長が今まで公約の中ででも決まっておっしゃっておられた、一生懸命おっしゃっておられた観光、こういった面にも大きな力をなしていくものだというように考えます。どうぞ早急な工事が完成されますことをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
○議長(田中好 君) 以上で川崎益弘君の質疑を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 委員会付託
○議長(田中好 君) 次に、日程第5、委員会付託に入ります。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議第47号から議第49号までの3件については、皆様方のお手元に配付いたしました議案付託表のとおり、総務常任委員会及び産業建設常任委員会に審査を付託いたします。
 後刻、再開後に審査報告が願えますようよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 なお、総務常任委員会は第1委員会室において、産業建設常任委員会は第3・4委員会室において、それぞれ開議されますので、委員の皆様はご集合ください。
 休憩いたします。
               午前10時7分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時0分 再開
○議長(田中好 君) それでは、再開いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第6 委員会審査報告
○議長(田中好 君) それでは、日程第6、委員会審査報告に入ります。
 まず、総務常任委員会の報告を求めます。
 総務常任委員長辻正隆君。
             〔5番 辻 正隆君 登壇〕
◆5番(辻正隆 君) それでは、ただいまから総務常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会において、当委員会に付託された諸案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のように決しましたので報告をいたします。
議第47号 専決処分の承認を求めることについて
     (1) 平成29年度近江八幡市一般会計補正予算(第9号)
     (2) 近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について
     (3) 近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について
     (4) 近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
は、全員賛成で原案を承認すべきものと決しました。
 続きまして、
議第48号 近江八幡市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆さんの賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(田中好 君) 次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員長平井せい治君。
             〔13番 平井せい治君 登壇〕
◆13番(平井せい治 君) 続きまして、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会において、当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告をします。
議第49号 安土駅南北駅前広場整備工事
     請負契約の締結につき議決を
     求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様の賛同をよろしくお願いします。
○議長(田中好 君) ただいまの審査報告に対して、質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好 君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午前11時4分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時4分 再開
○議長(田中好 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第7 討論・採決
○議長(田中好 君) それでは、日程第7、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 それでは、議第47号を起立により採決いたします。
 お諮りいたします。
 議第47号専決処分の承認を求めることについて、(1)平成29年度近江八幡市一般会計補正予算(第9号)、(2)近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について、(3)近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、(4)近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第47号は原案を承認することと決しました。
 次に、議第48号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 議第48号近江八幡市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第48号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第49号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 議第49号安土駅南北駅前広場整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第49号は原案を可決することに決しました。
◆17番(井狩光男 君) 議長、動議。
○議長(田中好 君) 17番井狩光男君、登壇して発言してください。
             〔17番 井狩光男君 登壇〕
◆17番(井狩光男 君) 市庁舎の契約解除にかかわる件につきまして緊急質問いたしたく、議員各位の賛同をよろしくお願いします。
○議長(田中好 君) ただいま17番井狩光男君より新庁舎建設に係る契約解除に関して緊急質問を行いたい、動議が提出されました。
 賛成者はございますか。
             (「賛成」と呼ぶ者あり)
 所定の賛成者がありますので、会議規則第16条の規定に基づき、ただいまの動議は成立をいたしました。よって、本動議を議題といたします。
 そして、採決をいたします。
 これより起立により採決いたします。
 17番井狩光男君より緊急質問を行いたい旨の申し出につきまして、賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、本動議は可決いたしました。
 この後、議会運営委員会を開催いたしますので、これより休憩いたします。
 休憩いたします。
               午前11時9分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時16分 再開
○議長(田中好 君) 再開いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△追加日程 緊急質問
○議長(田中好 君) 17番井狩光男君の発言を許します。
 井狩光男君。
◆17番(井狩光男 君) 緊急質問をさせていただきます。
 政翔会の井狩でございます。よろしくお願いいたします。
 新庁舎建設にかかわる契約解除について緊急質問をいたします。
 4月26日に市長は初登庁をされた、その日のうちに請負業者に対して新庁舎建設解除の通知を行われました。私たち議員団は約10年間に及ぶ調査、研修あるいは視察を重ね、その間当局においては建設の構想から始まり基本設計、実施設計、同時に新庁舎の建設目的であります、すなわち6つのコンセプト、まちづくり、交流、防災、環境、福祉と教育、コストバランスに基づき、所定の手続で一点の曇りもなく進めた一大事業であります。
 にもかかわらず、民意が得られたの一言で契約解除をされました。議員団はその間、庁舎建設に向かっての関連議案に集中して質疑、論議をした上で決議をいたしました。二元代表制のもとで一旦決められたことは完遂するのが議会制民主主義ではないでしょうか。何の説明もなく、執行権の権力のみで契約解除されたことに対しまして緊急質問をいたします。
 1つ、民意による施策の変更により解除したと言われますが、その民意とは庁舎建設に100億円が高い、そしてぜいたく過ぎるとの理由だけでの解除であるならば、1対1の選挙では両者の選択選挙になるため上記理由以外でも対立候補に投票されるため、住民投票でもしない限り本当の上記の意味は確定できないのではないでしょうか。
○議長(田中好 君) 傍聴席に申し上げます。
 議会を見ていただくのには規則がございます。お静かにしていただきたい。そのことを申し上げておきます。
◆17番(井狩光男 君) 質問を続けます。
○議長(田中好 君) 続けてください。
◆17番(井狩光男 君) 市長が言われる選挙による結果が民意であるとするならば、原則として選挙は4年に一度しかありません。その4年に一度の民意を反映することになります。
 しかし、本市では現在議会年間4回開催し、その都度市民生活の諸問題を論議し、その結果を市政に反映されています。そのことこそが議会制民主主義であり、市民理解の本当の意味での民意ではないでしょうか。
 たとえ契約解除するにしても、解除したときのリスクや安くできるであろう庁舎構想を明らかにして解除しますという手続を行うのが適切であり、今回の解除手続は余りにも拙速過ぎるのではないでしょうか。
 また、今回市長が単独でとられた行動の責任はかなり大きいものがあると思います。今後の行政運営に対して大きく影響が与えられるものと考え、この責任についてどのように考えておられるのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 市長、小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 井狩議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。
 何点か、ご質問が、内容は結構盛りだくさんだと思うんですけれども、まず冒頭、私が登庁し解除したのは4月25日でございます。よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 それから、まず順番に、今回の選挙の結果においてこの契約解除ということに相なったわけでありますけれども、皆さん方にはこれまでの経緯というものを十分にご理解を賜りたいと思っております。
 まず、10年の長きにわたりまして議員の皆さん方にこの庁舎の問題について深く議論をいただいたことに関しましては私どもとしても心から敬意を表し、その功績というものは十分に認めるところでございますけれども、2つほどこの点に関しても考えるところがございます。
 まず1点は、日本の国が置かれている情勢の変化というのがこの10年の間に大きく変わってまいりました。10年前といいますと、やはり世間におきましてはバブルの再来を望むような声もございました。また、5年前におきましても一応リーマン・ショックは経たもののアベノミクスということで景気の回復というようなことを考えていた時代を経つつ、昨今、議員の皆さん方もご承知のように、非常に急速な速さで少子・高齢化が進み、日本の社会が人口減少社会に入っていくと。このようなことが社会全体で認識されるというような時代にここ数年来なっておるということであります。
 したがいまして、私どもは選挙前から申し上げておりましたように、小さな庁舎、大きな福祉ということで申し上げておりましたけども、これは冒頭申し上げましたように、地方自治法で述べさせていただいたように最少の費用で最大限の効率を上げると、市政の根幹は住民の福利であるということを考えますと妥当なことではないかなというように思うところであります。
 もう一つは、この10年間かけてこられた検討の中で、今申し上げました費用対効果という面が、初めて数字が上げられてきたのが基本設計ですか、上がりました84億円プラス4億円プラス7億円と、つまり今はなくなりましたけども立体駐車場並びに引っ越し費用を加えた95億円並び本体84億円という数字が初めて我々の目にあらわれた数字ではないかなというように思っております。
 したがいまして、費用対効果という点での検討というのはこの10年のうち大半においてなされてこなかったということは、我々認識しなければならないところであります。
 そういう中で、今回、4月25日、登庁初日に私ども解除をさせていただいたわけでありますけれども、まず1つには、これまでの経緯、住民投票の直接署名による請求、またその後の、これは法定ではございませんけども、市長選挙によってこの可否を決めさせてほしいという署名活動ですね、これらの中を通じて市民の方々には十分な承知をされていた事項だというように了解をしております。
 その中におきましても、私ども常に市民病院跡地を主要候補地としてコンパクトで行政機能に特化した庁舎を目指したいということを常に設けつつ、今回の選挙におきましても主要な公約と、一番地ということで示させていただき、その結果、こういう結論に立ち至ったと、これがまず1点でございます。
 それから2点目に、これも大事なことでございますけれども、庁舎建設というものにつきましては、一日決断がおくれればそれだけ受注者が持つにしろ発注者が持つにしろコストがかさんでいくと、こういう状況にありましたので、一日も早く決断するということが大事であると、こういう判断をいたしたところであります。
 したがいまして、このような判断につきましては、市民の方々にも十分理解を得られ、またこのような緊急性があったという判断をし、このような結論に至ったということでございます。
 なお、市民につきましては、これは非常に、お亡くなりになられ、大変議会でもご貢献された大林宏議員、本当に哀悼の意を表するところでございますけれども、本年度なされた安土町内に限りますアンケートでも、この大きな庁舎を求めないという声は73%、これでよいというのは3%と、一部地域に限られたものでありますけれども、十分に民意を反映した結果も出ておりますし、今回の選挙の結果も十分に民意を反映するに値するものであるという理解をいたしております。
 これは先ほど申し上げましたように、急にこの話が降って湧いたわけではなく、1年以上も前より市民の方にはそういうことをお伝えしながら進めてきたものであると理解をしております。
 それから2番目に、この結果が一部、この選挙においては一部の、これ以外の要因においても投票をなされたことが含まれているのではないかと、そういうご質問もあったかに思いますけれども、それにつきましてはやっぱり主要の公約として市民の多くがこの庁舎問題というのが争点であるという認識を持っていただいていたものという理解をしておりますし、そもそも私が今回の選挙に出馬させていただいたのもこの庁舎問題があったからであります。
 また、議員の質問にありました今後の行政運営についてでございますけれども、これにつきましても今申し上げたとおり、小さな庁舎、大きな福祉ということで、今後の行政運営を責任を持って行うためには、今ここでこの大きな庁舎を建設しては責任ある運営がやることができないということで、私どもはもう放っておけないという形で今回こういうことに立ち至ったわけであります。
 議員の皆さん方におかれましても、近江八幡市の作成しております中期財政計画、これは毎年見直されておりまして、幸いなことにふるさと納税が好調であり、また一部資産の売却ということもありまして、若干の好転をしておりますけれども、今現在におきましても、平成36年度予想でさらなる繰入金の16億円という繰入金がありつつ財政調整基金の額が30億円を下回るという状況の数字が出ております。
 そのあたりを考えますと、逆に今後の行政責任を全うしていくためには、より規模の小さい庁舎を建てなければその責任は全うできないものと考えております。
 以上でございます。
○議長(田中好 君) 傍聴人に申し上げます。
 近江八幡市市議会傍聴規則第8条第1「議場における言論に対して拍手その他の方法により公然と可否を表明しないこと」、そして「私語を控え、騒ぎ立てないこと」、近江八幡市市議会傍聴規則に書いておりますのでお守りください。
 そして、場合によりましたら地方自治法第130条規定により退場を命ずることがございますので、ご承知おきをいただきたいと思います。
 よろしいでしょうか。
 質問はありますか。
 井狩光男君。
◆17番(井狩光男 君) 2項目になります。
 選挙中にも発言されておりましたとおり、この解除によりまして多額の違約金が発生することは十分にご承知のことと存じます。
 その違約金につきまして、全員協議会で市長みずからが発言されたのは、地方自治法に定められている議会の決議が必要であると述べられています。その違約金の額がはっきりとまだ決まらないうちに、我々議会に対して何の説明もなく、契約解除を行われた根拠を市民代表の目線じゃなしに、8万2,000人近江八幡市の長として、この議決事件をどういうふうに見解を持っておられるのかを聞かせていただけますか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 井狩議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 先ほど申し上げましたように、違約金が発生すると、これは基本的に事実でございます。その中で、この違約金の額が発生した場合、いかにそれを少なく抑えるかということも我々行政の役割であります。
 そのゆえをもちまして、登庁1日目に皆さん方への説明をしない段階での解除を決断したということであります。その点、ご理解をいただきたいということをお願い申し上げたいと思います。
 それから、違約金の額が確定していないということでございますけれども、これにつきましては種々検討しなければならない課題がいっぱいございます。契約の経緯その他さまざまな要因がございますので、このような結論を待っていてはいつになるかわからないと。ということは解除ができないということになりますので、違約金の額を確定することなく解除をするというのは当然の理であるというように思っております。
 なお、違約金の額につきましては、今後、契約の経緯、そしてさまざまな要因をしかるべく議会の皆さんにご説明でき、また市民の皆様にご説明できるように、今のところ第三者委員会を設置し、それぞれ弁護士、建設等の専門家を入れてしかるべき調査、交渉に当たりたいと、かように考えておるところでございます。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井狩光男君。
◆17番(井狩光男 君) 選挙中に、たしか違約金は10億円だというようなことも公言されておりました。ひとつその10億円を頭に置いていただきたいと思います。
 もちろん、議会の承認なしに請負契約を解除するということは可能なことは我々も承知しております。我々議会では、この契約締結についての予算処置を決議し、した責任があると同時に、きょうまでさまざまな議論や市民の皆様方との意見交換をしながら、庁舎建設に及んだことはご承知おきのことだと存じます。これも民意を尊重した上での結論であります。
 しかし、民意というものはいろいろな意味合いも考え方もあろうかと思いますが、市長が独断で今回の契約破棄に至られました民意の根拠をひとつお聞かせください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 井狩議員のご質問にお答えをいたします。
 今回の解除につきましては、冒頭申し上げましたように、1年間に直接署名、住民投票条例を求める直接署名から始まり、1年間以上にわたり、1年にわたり市民の皆さん方に状況のご理解を得、そして今回主な争点として選挙によって民意が示されたと。これを忠実に私は実行しているということでございまして、私の独断という批判は当たらないと思っております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井狩光男君。
◆17番(井狩光男 君) さて、今回100億円に及ぶ庁舎建設を解除して、50億円で違約金とそれを含めて庁舎建設を行うというふうにおっしゃっています。そして、浮いた50億円で福祉の向上に寄与するとも言われております。まさしく市民の期待を背負わされているのではないだろうかと、このように思います。
 しかし、実質庁舎建設は87億6,900万円での請負契約金額でした。選挙公約で100億円の庁舎であると言われたが、その根拠を一遍お聞かせください。そしてまた、福祉事業に今後回される50億円の財源の見通し、そして建設費がどのぐらいになるのか、どういうふうに補填されるのか、その辺もお示しをいただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 井狩議員のご質問にお答えします。
 まず、総額100億円という根拠でございますけども、これは本体に加え得るに基本設計、そしてさまざまな実施設計、それから今回の契約の施工管理に要する費用、そして引っ越しの費用、そして内部備品の費用、そして周辺の道路整備の費用、つまり一々数字は今上げませんけれども、これらを全て足すと100億円を超えると、こういうことになろうかと思っております。
 今回の本体工事が88億円弱ということは私も認識をしております。
 100億円と50億円の差額の話でございますけれども、これはちょっと井狩議員のご認識されているものと私のお話ししていたことというのが少しずれがあるかと思いますので、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。
 この話は、例えばの話でございまして、50億円と100億円の庁舎建設に係る費用がもし違ったとすれば、通常建物の維持に係る費用というのは年間その建設費の5%でありますと。このようなお話を申し上げ、差額50億円の差の5%というのは年間にすると2億5,000万円でございますと。この2億5,000万円については補助金等の、いわゆる維持費でございますので市の単費でございますと。この2億5,000万円をもってすれば、例えば私の申し上げておりました中学生までのお子さんの通院医療費の無料化1億8,000万円、さらには学童保育の手当の増額約3,000万円弱というのは優にすることができますでしょうということを申し上げたことでございます。
 なお、実際に市庁舎につきましては、ご存じのように、市庁舎部分は単費、今回合併推進債を幾らか使うと、さらにいわゆるにぎわい機能部分、付加部分につきましては社会資本整備等交付金を使うということは私も承知しております。ですから、この差額全てが単費が浮くというような理解を私もしておるわけではございませんけれども、当然ながら、庁舎が小さくなれば市の単費の持ち出しも当然小さくなる。社会資本整備の交付金の使われる部分についてもできる限りさっき言った最少の費用で最大限の効果を上げるという観点からは、とりあえず既存のものをベースに考えていくのが最も効率的で効果的であろうと、こういうことを申し上げていたところでございます。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井狩光男君。
◆17番(井狩光男 君) 今回の契約解除によりまして、まず国からの補助金は見込めず、本市の公共事業におけます建設業者からの信頼性が大きく失墜したことは言うまでもないと考えます。この契約解除によって本市の信頼性を市としてどのように考えておられるのか、また市民に対して説明はどのようにされるのか、さらに市民に与える影響、市行政に与える影響をどのように考えておられるのか、お聞かせください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 井狩議員の質問の趣旨がよく理解できないところもあるんですけれども、国から補助金が見込めずという話なんですけれども、これは今の交付金の内容につきましては、それぞれプランを出してそれに対して国が認めるということでございます。したがって、今回のいわゆる付加機能部分についてはとりあえず建設しませんから補助金がなくなると。当然、それに見合った交付金は求めないということになるという意味では、補助金を見込めずということはあるかと思いますけども、将来の計画に対して、本市の計画に対して交付金、今交付金と申しますけども、交付金が認められることがなくなるというふうなことは本国の制度として考えられないことでありまして、そのようなことによって本市の信頼が失墜するということはあり得ないことであります。
 また、建設業者につきましても、基本的に契約に基づいた当然の発注者の権利を行使しているわけでありますから、このことによって当該建設会社はもとより、当該業界に対して信頼が失墜するというようなことは全くないと考えております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井狩光男君。
◆17番(井狩光男 君) 次に、選挙公約に掲げられたからといって、もともと考えておりました本市の基本構想あるいは基本設計にのっとった、またコンセプトをつくり上げた上での新庁舎建設を中止されたわけでありますから、これからの将来ビジョンを当然持った上での、また十分検討された上での解約だったと思います。
 例えば現庁舎の南側の旧別館跡地、今広場になっておりますけれども、今後の活用方法についてでも具体的に説明を全く示されておりません。どのような計画をお持ちになっているのか、お聞かせいただけませんでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) まさにその部分にこそ、私が独断ではなく新たに市民の皆様、そして職員の皆様、そして関係さまざまの知恵を結集して、今後どういう庁舎が新しく、10年前ではなく、今この少子・高齢化が進む近江八幡市、そして私が掲げております観光、文化、そういう部分を一つの大きな柱として育てていく、また市民の皆様方、そしてNPOの皆様方が活躍できる、市民一人一人が主役として活躍できる近江八幡市というものを見詰めていくに当たって、どういう利用方法がふさわしいのかと、これを考えていかなければならないと、そういう段階だと思っております。
 私が一方的にそういう検討抜きにアイデアをここでるる敷衍し、それを実行していくというような状況にはないかと理解しております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井狩光男君。
◆17番(井狩光男 君) 全員協議会では、第三者委員会を設置するとお話しされました。この臨時議会に当然またその上程されるものと思っておりましたが、現在上程されておりません。先ほどの話、行政はあくまでスピード感が必要であります。どのような構成員でいつごろ設置され、いつまでに検討結果を出されるのか、計画をお聞かせください。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 井狩議員ご指摘のように、昨今の行政はスピードが求められるということは言うまでもないことでありますけれども、今回のこの解除につきましては第三者委員会と申し上げておりますけれども、人選が極めて大事だというように思っております。
 ここは、そういう意味でいたずらにスピード感を追うということだけではなく、本当に皆さん方にしっかりとした説明ができ、それが当市の利益に結びつくような形で進めてまいりたいと思いますので、今ここでいついつと申し上げることは避けさせていただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井狩光男君。
◆17番(井狩光男 君) 市長として、契約解除につきましては、受注者に対する協議も含めてさまざまな検討結果のもとに理解を求められる後で契約解除の手続されるのが本来の市長の責務であろうと私は思います。
 市民に対しまして一定の説明責任を果たされ、また職員皆様にも速やかに政策方針をお示しいただき、今後健全な市運営に努められることを強く望み、質問を終わります。
 以上です。
○議長(田中好 君) 以上で井狩光男君の緊急質問を終わります。
◆18番(池上知世 君) 議長、動議。
○議長(田中好 君) 18番池上知世君、登壇して発言してください。
             〔18番 池上知世君 登壇〕
◆18番(池上知世 君) 公明党の池上知世でございます。
 今回の選挙におきまして新市長が誕生され、就任と同時に市庁舎が解除になりました。解除とそのことにより起こってまいります課題、問題について緊急性があると考え、緊急質問をさせていただきたいと思います。
 さきに井狩議員が質問をされましたが、なるべく重複は避けて質問をさせていただきたいと思います。ご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好 君) ただいま18番池上知世君より新庁舎建設に係る契約解除に関して緊急質問を行いたい旨の動議が出されました。
 賛成される方はおられますか。
             (「賛成」と呼ぶ者あり)
 所定の賛成者がありますので、会議規則第16条の規定に基づき、ただいまの動議は成立いたしました。よって、本動議を議題といたします。
 採決いたします。
 これより起立により採決いたします。
 18番池上知世君より緊急質問を行いたいとの旨の申し入れにつきまして、賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立全員と認め、本動議は可決いたしました。
 この後、議会運営委員会を開きますので、当該の委員の方は議長応接室にお集まりください。
 休憩いたします。
               午前11時48分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時54分 再開
○議長(田中好 君) 再開いたします。
 18番池上知世君の発言を許します。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 公明党の池上知世でございます。ご賛同いただき、緊急質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。
 早速、新庁舎解除について、またそのことによる課題等について緊急質問をさせていただきます。
 今回の市長選挙におきましては、私は元市長であります冨士谷英正氏を支援させていただきましたが、非常に残念でありますが大差をもって小西市長が当選をされたわけです。このことは、民意として認めざるを得ません。今回の選挙を通して民意という結果において、今後どうすることが大事なのか、これからどうすることが市民の皆様のためになることなのか、考えなければいけないと考えていたやさきに、新庁舎建設が解除になりました。
 今までの10年有余を超す関係者の労苦や努力が一瞬にして消え去ったわけでございます。その費用も莫大であります。たとえその費用が莫大であっても、不必要であればそれは仕方ありません。しかし、95億円という中身が十分伝わらないで、金額だけが先走り、実際には複合施設に対して約8億円の社会資本整備総合交付金、合併推進債は4割、例えば60億円の起債に対して交付税措置として約24億円が使えるという、合わせて約30億円を使わせていただくことが含まれての95億円であります。
 また、解除すれば違約金が発生する、耐震をすれば余分なお金になるわけですが、そうしたことも説明いただいての95億円を解除するということを選挙中に説明いただきましたでしょうか。このことが1つ。
 今、お話をさせていただくと、皆さんはそんなこと聞いていないと言われる方も多くおられます。真実を訴えていただいて、それでも高いので解約するというのであれば仕方がありません。しかし、幾ら言っても市庁舎建設はもとには戻らないわけですが、これから前に進むためにも今質問しておかないと後悔をすると考えますので、質問させていただきます。
 今回、報道等では、現庁舎の耐震をして違約金を払ってコンパクトな庁舎を旧病院跡地に建設をすると言われておりますが、現庁舎の耐震をされるのかどうか、新庁舎は東京オリンピック後、市民や職場の意見を聞き、実施するということですが、その考え方はそのままなのでしょうか。
 また、このたび何の不備もない奥村組様に対して、たとえ民意でありましても解除するためには一方的な申し入れをされたわけですが、奥村組様にはどのように考えておられますでしょうか。
 以上、初問といたしますが、緊急質問ですので、4項目質問させていただきました1項目ずつ、まず1つ目の選挙中の説明についてお伺いいたします。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 市長、小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 池上議員の第1問目の質問にお答えをさせていただきます。
 議員ご指摘のように、選挙前からこの直接署名を集めるに当たりまして、ご指摘のとおり、違約金はどうなるのか、そしてまた95億円のこの中身は何なんだと、こういうことはるる皆さん方に説明をし、進めてきたところであります。
 その中において、今回の結果が出たものというように理解をしますけれども、その中でそのことを聞いておられないという方がおられたとしても、これは多分事実だというように思います。選挙の前におかれましても、まだ市民病院の跡地にできるというように思っておられる方も多くいらっしゃいました。
 そういう中で、全ての市民にご理解をいただくというのが本意ではございますけども、やはり今のこの情勢の中、8万2,000の方全員に、また有権者6万7,000の方全員にこの情報が行き渡るということまではなかなか難しいところであります。
 しかしながら、この1年にわたりまして議員ご指摘の状況につきましては、市民の皆様に十分にご説明をしてきたところだと理解しておりますし、それがなければこういう結果にはならなかったというように考えております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 続きまして、2つ目の現庁舎の耐震をされるのかどうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長、その場で。
◎市長(小西理 君) 池上議員の2つ目の質問にお答えをいたします。
 現庁舎につきましては一応耐震をするという説明をしてまいりました。現実に進めるに当たりましては、再度この庁舎につきまして耐震の調査、またそれだけではなく、そのほかのさまざまな機器使用状況等に関しまして十分な調査をしました上で、適切な計画を立て、遂行してまいりたいと、このように考えております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 3項目めの新庁舎建設の時期についてお伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 計画につきましては、先ほど申し上げましたように、市民の意見、そしてさまざまな意見を聞きつつ、一からということでございますけれども、時期につきましては、これも議員がご指摘いただきましたように、合併推進債というものの使用期限がございますので、平成35年度までには完工したいと、このように考えております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 4項目めの奥村組様に対しての考え方についてお伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 今後の契約に関する経緯の内容をつまびらかにしない限り、確たることは言えませんけれども、奥村組様に対してはご迷惑をかけないというような形で誠意を持って対応してまいりたいと思っております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) ありがとうございます。
 それでは、再問させていただきます。
 最初に、耐震についてお伺いいたします。
 これから調整をして調査をしてということでございますけれども、庁舎建設に携わってこられた担当課や財政状況等意見もお聞きいただいたと思いますが、現庁舎を耐震されるということですが、この庁舎を実際に点検いただきましたでしょうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 私自身専門家でございませんので、一点一点につきましてつまびらかに私自身が調査したことはございません。
○議長(田中好 君) 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) この庁舎は、昭和46年に建設され、ことしで47年目、新庁舎建設のときには50年になる予定でした。長い間頑張ってくれた庁舎であります。
 耐震については、平成24年3月に発表されております近江八幡市庁舎整備についての提言の中で、耐震対応については検討がされ、課題として耐震不足で危険、スペース不足、バリアフリーの対応の限界や省エネ対応が困難等々で耐震をしないでいくということが決定をしており、庁舎の大きさや場所についてはいろいろ意見がございますが、建てかえそのものに対することは、これは全議員が建てかえ賛成だったと記憶をいたしております。
 最近では、特にひどく、4階におきましては雨漏りがしており、一時的に補修されております。また、4階のトイレも、女子トイレも和式で高齢者の方や障害者にとりましては大変つらいわけです。1階までおりれば洋式もございますが。また、男性トイレにおきましては、議会の3個の便器のうち一つは張り紙がされておりまして、使用禁止となっております。2階、3階においてもたびたび詰まっている状況があるとお聞きをいたしております。修理をするとなれば部分的ではなく莫大な費用となります。
 また、台風はもちろんですが、きつい雨の日には、横殴りの雨が降るときですけれども、事務局がこのように新聞を折って窓のサッシのところに新聞紙を詰めていただいております。その下の板も傷んでおります。
 そうした建物の耐震をして補強もし、そこにお金を使い、また新庁舎を建設するというのは大変無駄であると考えるのですが、どのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 議員ご指摘の状況については、私もるる理解するところでございます。
 それをもちまして、今度新庁舎につきましては建設ということで、私どもも考えておるところでございます。
 それまでの期間につきまして、どういう対応が最も好ましいのか、先ほど申し上げましたように、施設の調査をもちまして費用対効果を考えつつ最善の方策を考えてまいりたいと思っております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 公約におきましては、耐震をするというふうに言われておりますけれども、それはどうなんでしょうか。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 基本的にはその方向で考えておりますけれども、具体的にどういう形になるのか、これは施設の調査を待ちたいと思っております。
○議長(田中好 君) 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 耐震費用についてもお聞きをしたかったわけですけれども、またこれからということでございますので。
 耐震をすると何年間もたせようとお考えでしょうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 先ほど申しましたように、合併推進債の期限というものが平成35年度ということになっておりますので、これをめどに新庁舎の建設は終えたいと考えておりますので、最長それまでというように考えております。
○議長(田中好 君) 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 耐震にそのお金を使って、また新庁舎というのは大変無駄なように思いますけれども、次に移らせていただきます。
 選挙期間中や終わってからも、市民の皆様からご意見をお聞きいたします。地下駐車場は要らないと言われます。これは地下駐車場はわざわざつくるわけではありません。免震構造することによって免震構造管理用の地下に空間ができるわけです。市庁舎建設に当たり、他市にも多く視察させていただきましたが、ほとんどのところが免震構造のところは空間を利用して地下駐車場として活用されております。
 近江八幡市は年間の降水確率が約120日とされていますが、空間利用によって雨の日も安心して市役所に来ることができます。
 また、言われましたことは、市長室を100畳は広過ぎると言われました。市長室は他市の平均の広さになっており、77平米とお聞きをいたしております。畳に直しますと京間で42.214畳になります。
 また、3万人規模のときに建てられました庁舎は、今8万2,000人の人口となっております。本来ですと、庁舎でされる業務がひまわり館や教育委員会、水道事業所、保健センターや南中跡も含め、等々市役所周辺の点在しております。現在では、安土支所にも事務所が移転をしております。
 市長は、子育てしやすく高齢者、弱者にしわ寄せのいかない心の通う市政と言われております。また、ひとり暮らしの高齢者が安心して暮らせる社会福祉の充実とも言われておりますが、私もこれまでにも議会において質問をしてまいりましたが、高齢者の方から市役所へ行くと、これはひまわり館ですと言ってまたひまわり館へ、車の人はまだよいけれどタクシーで行くので大変です、同じところでできるようにしてほしいというお声や、また健常者の子どもさんの場合はそんなに市役所やひまわり館へ行く予定はないと考えますが、障害のある子どもさんをお持ちの場合は相談には子どもさんの発達や就労はひまわり館で、学校に関する問題は教育委員会、また児童手当や保育園や学童等の福祉は現庁舎、子育ては保健センターと分かれております。
 今はその都度相談内容に応じていろんなところへ行かれております。トータルサポートができる体制づくりがされるということで、障害をお持ちのお母さん方からは大変喜ばれておりましたが、今は大変残念というか、困っておられます。
 また、一緒に建設予定の複合施設の会議室等はいざというときの八幡学区の避難施設として使われるわけですが、別に八幡学区に防災センターや避難施設を建設するとすれば、3億円、4億円とかかるわけです。
 また、市役所の中に防災対策本部も含まれておりますが、東北の大震災や熊本での大震災、2カ所とも視察をさせていただき、現実に災害が起こったときにいかに指揮機関が体制が整っていることが大事であるか、助かる命も助けることができないということを学ばせていただきました。
 また、金田や馬淵、桐原や島、岡山等のエリアについて、避難施設やコミュニティセンター建設が一緒にされることについては反対がなかったわけですが、なぜ市役所の八幡学区の避難施設を一緒に建設することが余分なのか、子育てのトータルサポートがこのままの状態になっていることについてどのようにお考えなのか。
 まず、避難施設を一緒に建設することが余分であるということについてお伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 避難施設につきましては、この市庁舎に避難施設があるということにつきましては、1次避難施設として考えておられるというように理解をしております。そういう意味では、とりあえず耐震工事を終えました市民文化会館が1次避難の施設としては利用可能なものであるというように理解をしております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) また、6月議会でも質問させていただきますけれども、その防災協定を結んでいるところとかといろんな状況の中で決まっていることでございます。
 次に、子育てのトータルサポートについてはどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 現在におきましては、今の子育てを含めて高齢者の問題につきましても、基本的にはICT等を利用し、できるだけその最新のテクノロジーで身近なところでというような方策を打ってまいりたいというように思っております。
 したがって、市庁舎に来てもらうのではなく、こちらがそちらに伺っていく、もしくはできるだけ身近なところで全ての事務その他が、相談等が済むというような形が将来的には望ましいと思っております。
 多くの高齢者にとっては、この市役所ならずコミュニティセンターまで来るのも大変であるというような声を多く聞いておりますし、その方向は間違ってないものだと考えております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) 今、南中跡の校舎が子ども支援やいろんな活用がされております。お聞きしますと、新庁舎建設に合わせて取り壊しが決定しているとお聞きしておりますが、耐震となった場合は、この場所はこのまま残る予定でしょうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 旧南中学につきましては、基本的に公共施設等総合管理計画の中でこれから検討してまいりますけれども、今ある遊休施設その他、別のところに移動してもらうというようなことを考えておりまして、この残りの施設について耐震するつもりは今のところ考えておりません。
○議長(田中好 君) 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) また、教育委員会、水道事業所と別にある建物も老朽化しております。私も昨年足を骨折いたしまして、松葉づえで水道事業所の3階まで上ったときの大変さは、途中休憩をしながら、座りながら上りました。本当に大変でした。教育委員会も同じであります。
 そうした対応も含め、このままいけば補強改修が必要でございます。こうしたことも市民の皆様にわかっていただいた上で、建設を解除されたと思われますが、現庁舎の耐震とあわせて教育委員会や水道事業所の耐震補強についてはどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 今議員ご指摘の建物の中に一部耐震の調査が終わってない建物があるということは認識しております。したがいまして、この庁舎と同時に、それもあわせて調査等行わせていただきまして、その中で対応してまいりたいというふうに考えております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 池上知世君。
◆18番(池上知世 君) そのときは、耐震だけではなく、本当にエレベーターもありませんので大変な状況でございます。
 今、市民の方とお話をしている中で、今建設することにより合併推進債も使えること、交付税措置として4割が返ってくること、複合施設建設には社会資本整備総合交付金が使えること等をお話しさせていただくと、そこで言われることは4割返ってくるのは大きいなとか、そんなこと聞いていない、説明不足であると叱られております。議会で議論していることは正しく伝わらず、多くの方には95億円が高いということが浸透しております。
 今、庁舎を建てることにより、合併推進債を使うことができるわけですし、60億円の起債であれば交付税措置として24億円が返ってくるわけです。また、複合施設が同時に建設されることにより、社会資本整備総合交付金も約8億円、合わせて約30億円以上の資金を使わせていただくことができます。
 また、八幡学区の防災への取り組み、避難施設を別に建設することを思えば、その金額も含まれています。
 市長が言われますように、現庁舎の耐震をして耐震費用に使われるその金額、そして違約金を払っていつか、35年までには建設をされるということですけれども、そうした無駄な耐震の金額、これからの設計費用等と総額についてはこれからだと思われますが、合併推進債には期限があります。今建設しなければ、建設しようと考えられたときには合併推進債は使えるかどうかわかりません。しかし、現庁舎の耐震をすればすぐに壊すのはもったいないわけです。ばらばらの業務はそのまま続くわけです。
 公約でありましても、一番大切なことは市民にとりましてどうすることが一番大切かであります。そのためにも、どうすればよい方向に進めるのか、一番よい方向へ向かうのを考えなければなりません。私は耐震ではなく、一日も早い新庁舎建設に向けて取り組んでいただくことが大事であると考えるのですが、早期の対応で耐震補強で余分なお金を使うことなく、奥村組様とお話をしていただきたいとも考えましたが、設計変更はしない、今回の対応が工事の一時中止ではなく解除であります。奥村組様には大変申しわけありませんが、もう一度解除を解除できないものかと考えますが、何とも言いようがありません。これからの近江八幡市をどのように考えていただいているのかわかりませんが、8万2,000人の市民の命を守る長として、責任を果たしていただくことを強く要望し、新庁舎における緊急質問を終わります。時間をおとりいただき、ありがとうございました。
○議長(田中好 君) 以上で池上知世君の緊急質問を終わります。
◆22番(井上佐由利 君) 議長、動議。
○議長(田中好 君) 22番井上佐由利君、登壇して発言してください。
             〔22番 井上佐由利君 登壇〕
◆22番(井上佐由利 君) 日本共産党の井上佐由利です。
 市長の初仕事が庁舎建設の契約解除でありまして、幾つかの点が聞いておきたいことがありますので、私に緊急質問の機会を与えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(田中好 君) ただいま22番井上佐由利君より契約解除に関して緊急質問を行いたい、動議が提出されました。
 賛成の方はおられますか。
             (「賛成」と呼ぶ者あり)
 所定の賛成者がございますので、会議規則第16条の規定に基づき、ただいまの動議は成立いたしました。よって、動議を議題といたします。
 これより起立により採決をいたします。
 22番井上佐由利君より緊急質問を行いたい旨の申し入れにつきまして、賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好 君) ご着席ください。起立全員と認め、よって本動議は可決いたしました。
 この後、議会運営委員会を開きますので、議会運営委員の方は議長応接室にお集まりください。
 休憩いたします。
               午後0時19分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後0時27分 再開
○議長(田中好 君) 再開いたします。
 22番井上佐由利君の発言を許します。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 日本共産党の井上佐由利です。
 緊急質問の時間をいただきまして質問をさせていただきたいと思います。
 私自身に緊急質問の許可を与えていただきまして本当にありがとうございます。本当に議会が少しずつ変わるんちゃうかなという期待を持って質問したいと思います。
 まず、市長としての初仕事が庁舎建設の契約解除でありました。市民は、4月25日の市長のこの行いを歓迎しています。3月号の庁舎通信の写真を見て、豪華なホテルのような庁舎はもう要らないということで市民が声を上げて、当選されました。そして、当選翌日には工事はいつとまるのかという声が市民から上がるという、それだけ今回の新庁舎建設ストップは圧倒的な市民の声だったというふうに考えます。
 この間、議会の中でも議会軽視をしていると云々の話ですけれども、私は市長が二元代表制を理解されてきちんと議会に対応されたものと考えております。今回の新庁舎の解除につきましては直近の民意は市長選挙であります。あれだけのWスコアの結果から見て、一日でも早く工事をとめるべきという世論があって、市長は解除の手続を、そしてそのかじを切られたというふうに私は考えております。
 先ほども質問、答弁もありまして、何の説明もなく契約解除した4月25日の件でいえば、4月25日の行動ですね、どういう状況で解除を行われて、そしてその後、議会への対応はどのようにされたのか、まずこの点についてお聞きをしたいと思います。
○議長(田中好 君) 当局の回答を求めます。
 市長、小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 井上議員のご質問にお答えをしたいと思います。
 今回の解除に先立ちまして、選挙の結果を受けまして4月19日でしたか、日にちは正確に覚えておりませんけれども、前市長に対しまして選挙の結果を受けて契約の解除もしくは中止の申し入れをさせていただきました。しかしながら、残念ながらこれは受け入れてもらえず、なおもさらに工事を促進しつつ、よりスピードを上げて工事をするような形に私には見えるような状況が続いておりました。
 これは一番冒頭、井狩議員の質問にもお答えさせていただいておりましたように、一日も早くとめなければそれだけ受注者にしろ発注者にしろかかるコストが大きくなるということがございましたので、この19日の申し入れは本来は受け入れていただきたかったわけでございますけれども、そのような状態でございますので、私はそれ以前、弁護士の先生方とも相談しながら文書を作成し、4月25日の登庁を待ちまして奥村組様に解除の通告をさせていただいたところでございます。
 以上でございます。
 済いません、失礼いたしました。
 議会に対しましては、その当日、議長にこの解除の通告をいたしましたことをご報告申し上げまして、各議員の皆様方に対しましてはファクスもしくは郵送といいますか、ボックスへの投函によってお知らせしたところでございます。
 その後、全員協議会におきまして、この経緯につきまして、先ほど申し上げました実際解除に至る経緯につきましてご説明を申し上げたところでございます。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) その解除については、市長の権限で行われたというふうに、解除権、解除は市長の権限で行われたということは理解しております。その解除をする法的な根拠、この根拠に基づいて解除したと、そのことは決して法にも触れないということがあるのならその説明もいただきたいと思います。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 本契約につきましては、請負契約でございまして、この契約書第45条1項に発注者の契約解除の権限が規定されております。この契約書に基づいて、適法に解除をさせていただいたということでございます。
 一方で、その権限につきましては、さきの選挙におきまして明確な説明、長期にわたる説明と、そして選挙の結果と、争点として争われたこのことに関しまして結果が出たわけでございますので、判例として、民意による政策の変更ということで判例として確立がしている法理に基づいてということと理解をしております。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 先ほどの前段の議論の中にもあったんですが、私自身の考え方は、新庁舎の契約は1月31日の臨時議会で議決がされました。私は、議会が二元代表制のもとでその立場で対応すべきであったというふうに思っています。それは何を言いたいかといいますと、4月15日の市長選挙はそのときからわかっていたことですから、そのときに民意が明確になるわけですから、その判断を議会がしっかり見るべきはずだったというふうに思っています。
 市民の間に、庁舎建設につきましては、先ほどからも答弁幾つも出ておりますけれども、推進とか反対とか大きく異なるこの世論があることは市民の中で生活をしております私たち議員が知らないはずはありません。ですから、このときこそ私は議会が二元代表制の機能を果たして契約議決を市長選挙で待つと、その立ちどまることが議員の役割だったと、私はこのように考えております。
 そうであれば、今後の、先ほどから言われております違約金等の発生もなくて、誰もが納得できる結果が生み出せたのではないかと、このように思っております。
 そもそも庁舎建設につきましては、先ほどからも答弁幾つか出ておりますけれども、昨年の夏には直接請求署名が8,118筆で住民投票を行うべきということを市民からも求められました。そして、市長選挙をまって庁舎議決を決めてほしいという請願署名も昨年の12月ですか、上がってまいりました。この2回にわたる市民から与えられたこのチャンスを、私は、ほごにしてきたのは議会ではなかったのかと、このように思うんですね。
 ですから、私はこの間議会軽視とかよく言われておりますけれども、決して私は議会軽視ではなくて前市長の議会支配があったのではないかと、このように思料しますけれども、この間の庁舎をめぐる一連の議会の対応が市民軽視ではなかったのかと、このように考えております。
 それで、私は市長にお聞きしたいのは、この議会の議決はやっぱり民意とかけ離れた結果だったというふうに思いますけど、それは今も間違いないですか。もう一度お答えいただきたいと思います。議会の議決、庁舎建設の議決は民意とかけ離れた結果だったかどうか。その点、お願いします。
○議長(田中好 君) 回答を求めます。
 市長、小西市長。
◎市長(小西理 君) 非常に難しい質問なんですけれども、今現時点で、4月15日という選挙の時点でこのような公約をもってしてこのような結果が出たということは、その当時民意がどうだったかということは知ることはできませんけれども、4月15日時点での民意はそれ以前の議会の議決とは異なったということは言えると思います。
○議長(田中好 君) 質問はありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) ちょっと今後の議会との関係について、幾つかお聞きをしたいと思います。
 市長と議会との関係というのは、言われるように二元代表制のもとで市民から選ばれているお互いが認め合うというか、尊重し合うということなのかなというふうに思っています。
 国会のように与党とか野党とかという考え方の議院内閣制ともこの市議会は違うのであります。
 私は今思うんですが、今前市長さんを支えておられた議員さんも、小西新市長を支えるために足を踏み出された議員さんもおられます。
 つまり、住民の意見をしっかり議会に届けて、市長との関係ではいいものはいい、あかんものはあかんというこの立場で議会人はあるべきだなというふうに思っておりますので、私はそういう議会を今後議会全体が目指していかなければならないというふうに考えております。
 そこで、今後、市長は議会との信頼関係、信頼関係はどのようにつくっていこうとされているか。
 この点についてお聞きをしておきたいと思います。
○議長(田中好 君) 井上議員に申し上げます。
 先ほどの緊急質問動議のときに発言されましたのは、契約解除についての緊急質問するということでございまして、議会云々というのはちょっと離れておりますので、その辺は控えて質問をお願いいたします。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 言い方を変えます。先ほどのお二方の議員さんも、市長との関係でいろいろ質疑をされております。今後、やっぱり議会全体も含めて、市長との関係で市長と議会との関係は信頼関係が私は必要かと思いますので、そういう意味で議会との信頼関係を市長としてどのようにつくっていかれるのか、お聞きをしたいと思います。
○議長(田中好 君) 契約解除のとはちょっと違いますので、井上議員、ルールを守りましょうや。緊急質問は契約解除についての質問ということでございますんで、この議会と市長さんはまた今後、緊急質問に当たらない。議会とその市長の関係は、今後それぞれの定例会で議論をさせていただいたらいいんじゃないのかな。緊急質問の中でよろしくお願い申し上げたい。議長として申し上げておきます。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利 君) 私は、今後とも議会と市長との関係が、信頼関係ができるような取り組みを求めています。求めまして、この緊急質問を終わりたいと、このように思います。
 以上です。
○議長(田中好 君) 以上で井上佐由利君の緊急質問を終わります。
 ここで休憩いたします。
               午後0時40分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時45分 再開
○議長(田中好 君) 再開をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 諸般の報告
○議長(田中好 君) 次に、日程第8、諸般の報告を行います。
 まず、市長報告を行います。
 地方自治法の規定に基づき、報第2号専決処分の報告について、和解及び損害賠償の額を定めることについて、以上1件の報告が提出されましたのでご了承をお願いいたします。
 次に、東近江行政組合議会議員の辞職願が北川誠次君から同組合の議長に提出され、許可されましたのでご報告を申し上げます。
 次に、議会運営委員会委員の辞任願が、重田剛君、岡田彦士君、北川誠次君、平井せい治君、園田新一君、山本英夫君から議長に提出され、許可いたしましたのでご報告をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第9 議長の辞職許可
○議長(田中好 君) このたび私は一身上の都合によりまして議長の辞職願を副議長に提出いたしたいと思います。よって、日程第9、議長の辞職許可を議題といたします。
 これより私の一身上の事件に関しますので、地方自治法第117条の規定により除斥のため退席することといたします。副議長と交代いたします。
 この場で休憩します。
             〔議長 田中 好君 退席〕
               午後1時47分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
             (副議長と交代)
               午後1時48分 再開
○副議長(片岡信博 君) 再開します。
 ただいま田中好君から議長の辞職願が提出されましたので、地方自治法第106条第1項の規定に基づき、副議長の私が議長の職務を行います。
 事務局長に辞職願を朗読させます。
 山下事務局長。
◎事務局長(山下彰人 君) 朗読いたします。
   辞職願
 今般、都合により議長の職を辞したく存じますので、許可されるよう願い出ます。
平成30年5月17日
近江八幡市議会
  副議長 片岡信博様
 近江八幡市議会
  議長 田中 好
 以上でございます。
○副議長(片岡信博 君) お諮りします。
 田中好君の議長辞職を許可することに異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(片岡信博 君) ご異議なしと認めます。よって、田中好君の議長辞職を許可することに決しました。
 ここで田中好君の入場を許します。
 この場で休憩します。
               午後1時49分 休憩
             〔16番 田中 好君 入場〕
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時50分 再開
○副議長(片岡信博 君) 再開します。
 田中好君にお伝えします。
 さきに提出されました議長の辞職願は、ただいま許可されましたので、ご報告いたします。
 ここで、田中好君から議長退任の挨拶を許されたい旨の申し出がありましたので、これを許します。
 田中好君。
             〔16番 田中 好君 登壇〕
◆16番(田中好 君) それでは、僣越でございますけども、辞任に当たりまして一言ご挨拶申し上げたいと思います。
 昨年の4月28日に多くの議員の皆様方のご推挙によりまして29年度の議長を仰せつかりました。この間1年間、さまざまなことがございましたですけども、私自身もいろんな勉強も、また研修もさせていただきました。
 このこともひとえに議員の皆様方と、そして当局の皆様方のご理解と、そしてお力添え、またご協力のたまものと深く御礼を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。
 この議会は、地方自治法の議会に存続します。そういった自治法を守り、また近江八幡市では会議規則等がございます。そういったものを十分に把握して議会議員として活動しなければなりませんし、また議会運営にもそのように携わっていかなければならないんじゃないかなというふうに思っております。
 今後は、一議員として、来年はまた改選がありますけど、この1年間一生懸命議員として頑張ってまいる所存でございます。どうかこれからも皆様方とともに歩ませていただきますんで、どうかよろしくお願いを申し上げまして、簡単ではございますけども辞任に当たりましてのご挨拶といたしたいと存じます。
 1年間、ありがとうございました。(拍手)
              ~~~~~~~~~~~
△日程第10 選第1号 議長の選挙
○副議長(片岡信博 君) それでは、日程第10、選第1号議長の選挙を行います。
 なお、選挙は投票により行います。
 それでは、会議規則第27条の規定により事務局に議場の閉鎖を命じます。
             〔議場閉鎖〕
○副議長(片岡信博 君) ただいまの出席議員数は23名であります。
 投票用紙を配付させます。
             〔投票用紙配付〕
○副議長(片岡信博 君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(片岡信博 君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
             〔投票箱点検〕
○副議長(片岡信博 君) 異状なしと認めます。
 なお、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人1名の姓と名を記載をお願いいたします。
             〔投票記載〕
○副議長(片岡信博 君) それでは、点呼に従って順次投票をお願いします。
 事務局長に点呼を命じます。
 山下事務局長。
◎事務局長(山下彰人 君) 点呼いたします。
             〔局長氏名点呼、投票〕
○副議長(片岡信博 君) 投票漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(片岡信博 君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了します。
 投票箱の閉鎖を命じます。
             〔投票箱閉鎖〕
○副議長(片岡信博 君) 議場の閉鎖を解きます。
             〔議場開鎖〕
○副議長(片岡信博 君) 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に平井せい治君、園田新一君を指名します。
 両人の立ち会いを求めます。
 開票を行います。
             〔開  票〕
○副議長(片岡信博 君) 立会人の方は席へお戻りください。
 選挙の結果を報告します。
 投票総数 23票
 これは先ほどの出席議員数と符合しています。
 そのうち
 有効投票 23票
 無効投票 0票
 有効投票中
  園田 新一君 18票
  山本 英夫君 5票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。よって、法定得票数を超え、かつ最高得票数でありました園田新一君が議長に当選をされました。
 ただいま議長に当選されました園田新一君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をします。
 ここで、議長に当選されました園田新一君のご挨拶をお願いします。
             〔15番 園田新一君 登壇〕
◆15番(園田新一 君) 一言ご挨拶を申し上げます。
 このたびは多くの議員の皆様方のご推挙をいただき、第9代の議長という大役を仰せつかり、まことに身に余る光栄と深く感謝を申し上げます。
 もとより非力ではございますが、皆様方のご協力のもと、二元代表制の一翼であります議会活動に全力で当たる覚悟でございますので、どうぞよろしくご指導のほどお願いを申し上げます。
 皆様ご存じのように、議会は市民を代表する公選の議員で構成される地方公共団体の意思決定機関でございます。人口減少化、少子・高齢化という地方自治体にとりましては死活問題とも言える大命題に立ち向かうには、行政の長が出された政策だけを議論するのではなく、議会本来の使命であります議員みずからが市民の皆様との対話を重ね、市民の悩みと声を聞きながら、議論を重ねて調査研究をし、その中から具体的な政策を決定し、行政に執行をしていただく。それとともに、行政とともに、市民全体の福祉向上を図りながら、また地域社会の発展を目指していくことが我々議員の職責であると認識をしております。
 市民の負託に応えられる議会活動になるよう精励したいと考えておりますので、どうぞ議員の皆様方のご協力をよろしくお願いを申し上げて議長就任のご挨拶とさせていただきます。
 大変ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○副議長(片岡信博 君) それでは、これをもちまして議長と交代しますので、休憩いたします。
               午後2時5分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
             (新議長と交代)
               午後2時6分 再開
○議長(園田新一 君) 再開いたします。
 それでは、ただいまから議事運営を務めさせていただきますので、皆様方の格別なるご協力をよろしくお願いをいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第11 副議長の辞職許可
○議長(園田新一 君) ただいま副議長片岡信博君から副議長の辞職願が提出されました。よって、日程第11、副議長の辞職許可を議題とします。
 地方自治法第117条の規定により、片岡信博君の退席を求めます。
             〔副議長 片岡信博君 退席〕
○議長(園田新一 君) 事務局長に辞職願を朗読させます。
 山下議会事務局長。
◎事務局長(山下彰人 君) 朗読いたします。
   辞職願
 今般、都合により副議長の職を辞したく存じますので、許可されるよう願い出ます。
平成30年5月17日
近江八幡市議会
  議長 園田新一様
 近江八幡市議会
  副議長 片岡信博
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) ここでお諮りします。
 片岡信博君の副議長辞職を許可することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、片岡信博君の副議長辞職を許可することに決しました。
 片岡信博君の入場を許します。
 この場で休憩します。
               午後2時8分 休憩
             〔11番 片岡信博君 入場〕
              ~~~~~~~~~~~
               午後2時8分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
 片岡信博君にお伝えします。
 さきに提出されました副議長の辞職願は、ただいま許可されましたので報告します。
 ここで、片岡信博君から副議長退任の挨拶を許されたい旨の申し出がありますので、これを許します。
             〔11番 片岡信博君 登壇〕
◆11番(片岡信博 君) 議長のお許しをいただきましたので、一言副議長退任に当たりましてお礼のご挨拶をさせていただきます。
 昨年4月の臨時会におきまして、副議長という大役を仰せつかり、あっという間の1年が過ぎました。この間、議員の皆様方を初め、当局の皆様方に大変なご支援、ご協力をいただきまして、心から厚く御礼を申し上げます。
 微力ではございましたが、1年間私なりに誠心誠意務めさせていただきました。
 当市におきましては、全国の議会から視察対応につきまして副議長が応対させていただいており、この1年間も多くの全国の議員の皆様にお越しいただき、情報の共有や意見交換をさせていただく機会を授かり、この1年大変充実し貴重な経験を重ねることができました。
 これからは副議長としての経験を生かし、今後も皆様方とともに、市政の発展、市民福祉の向上のために議員活動に取り組んでまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 この1年間本当にありがとうございました。(拍手)
              ~~~~~~~~~~~
△日程第12 選第2号 副議長の選挙
○議長(園田新一 君) それでは、日程第12、選第2号副議長の選挙を行います。
 なお、選挙は投票により行います。
 それでは、会議規則第27条の規定により事務局に議場の閉鎖を命じます。
             〔議場閉鎖〕
○議長(園田新一 君) ただいまの出席議員数は23名であります。
 投票用紙を配付させます。
             〔投票用紙配付〕
○議長(園田新一 君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
             〔投票箱点検〕
○議長(園田新一 君) 異状なしと認めます。
 なお、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人1名の姓と名を記載願います。
             〔投票記載〕
○議長(園田新一 君) それでは、点呼に従って順次投票願います。
 事務局長に点呼を命じます。
 山下議会事務局長。
◎事務局長(山下彰人 君) 点呼いたします。
             〔局長氏名点呼、投票〕
○議長(園田新一 君) 投票漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了します。
 投票箱の閉鎖を命じます。
             〔投票箱閉鎖〕
○議長(園田新一 君) 議場の閉鎖を解きます。
             〔議場開鎖〕
○議長(園田新一 君) 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に田中好君、井狩光男君を指名します。
 両人の立ち会いを求めます。
 開票を行います。
             〔開  票〕
○議長(園田新一 君) 立会人の方は席へお戻りください。
 選挙の結果を報告します。
 投票総数 23票
 これは先ほどの出席議員数と符合しています。
 そのうち
 有効投票 23票
 無効投票 0票
 有効投票中
  中田 幸雄君 18票
  山本 英夫君 5票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。よって、法定得票数を超え、かつ最高得票数でありました中田幸雄君が副議長に当選されました。
 ただいま副議長に当選されました中田幸雄君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をします。
 ここで、副議長に当選されました中田幸雄君のご挨拶をお願いします。
             〔10番 中田幸雄君 登壇〕
◆10番(中田幸雄 君) 一言ご挨拶申し上げます。
 今回、図らずも皆様方のご推挙をいただき、市議会副議長の要職につかせていただくことになりました。この上もない栄光と存じ、感激いたしております。
 同時に、その責務の重大さを痛感するものでありますが、幸い、人格、識見とも卓越された園田議長のもとでございます。さらに、先輩、同僚議員の皆様方のご支援をいただきまして、この名誉ある席を汚さないよう一生懸命努めさせていただくつもりでございます。
 どうかよろしくご指導、ご鞭撻賜りますようひとえにお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。(拍手)
              ~~~~~~~~~~~
△日程第13 常任委員会委員の所属変更
○議長(園田新一 君) 次に、日程第13、常任委員会委員の所属変更を議題とします。
 お諮りします。
 常任委員会委員につきまして、一部所属を変更したい旨の申し出がありましたので、委員会条例第8条第3項の規定により、総務常任委員会委員には、岡田彦士君、池上知世君、以上2名を。
 教育厚生常任委員会委員には、平井せい治君、園田新一、以上2名を。
 産業建設常任委員会委員には、井上芳夫君、奥田孝司君、田中好君、以上3名を、それぞれ指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました方々をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第14 議会運営委員会委員の選任
○議長(園田新一 君) 次に、日程第14、議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
 お諮りします。
 議会運営委員会委員の選任については、委員の辞任に伴い、委員会条例第8条第1項の規定により、新たに竹尾耕児君、井上芳夫君、辻正隆君、小西励君、田中好君、井狩光男君の以上6名を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました6名の方々を新たに議会運営委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第15 選第3号 東近江行政組合議会議員の補欠選挙
○議長(園田新一 君) 次に、日程第15、選第3号東近江行政組合議会議員の補欠選挙を行います。
 先ほど辞職が許可され、欠員となりました1名について補欠選挙を行います。
 お諮りします。
 補欠選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、補欠選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 引き続き、お諮りします。
 本件については、議長から指名することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、議長から指名することに決しましたので、片岡信博君を指名します。
 お諮りします。
 ただいま指名しました片岡信博君を東近江行政組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、片岡信博君を東近江行政組合議会議員の当選人と決定しました。
 会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選人に当選の告知をします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第16 選第4号 滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
○議長(園田新一 君) 次に、日程第16、選第4号滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。
 広域連合議会議員につきましては、滋賀県後期高齢者医療広域連合規約第8条の規定により「関係市町の議会の議員並びに長及び副市町長のうちから、各関係市町の議会において1人を選挙する」となっております。
 この際、選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 引き続きお諮りします。
 議長から指名することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) 異議なしと認めます。よって、議長から指名することに決しました。
 それでは、滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員に小西理君を指名します。
 お諮りします。
 ただいま指名しました小西理君を滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました小西理君が滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。
 当選されました小西理君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選人に当選の告知をします。
 それでは、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会は、後刻休憩中に委員会を開催され、委員長及び副委員長の互選をお願いします。
 なお、予算常任委員会は第3・4委員会室で、その後、総務常任委員会は第1委員会室で、教育厚生常任委員会は第5委員会室で、産業建設常任委員会は第3・4委員会室で、また市庁舎整備等特別委員会は第1委員会室で、公共施設等検討特別委員会は第3・4委員会室で、議会運営委員会は議長応接室で、それぞれ順次開議されます。
 休憩します。
               午後2時27分 休憩
 ~~~~~~~~~~~
               午後4時30分 再開
○議長(園田新一 君) 再開をいたします。
 先ほど休憩中に各常任委員会及び特別委員会の委員長及び副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告します。
 予算常任委員会委員長に小西励君、副委員長に橋博君。
 総務常任委員会委員長に岡田彦士君、副委員長に池上知世君。
 教育厚生常任委員会委員長に重田剛君、副委員長に山本英夫君。
 産業建設常任委員会委員長に奥田孝司君、副委員長に田中好君。
 市庁舎整備等特別委員会委員長に橋博君、副委員長に片岡信博君。
 公共施設等検討特別委員会委員長に井上芳夫君、副委員長に岡山かよ子君。
 以上のとおりであります。
 次に、議会運営委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を報告します。
 議会運営委員会委員長に田中好君、副委員長に辻正隆君。
 以上のとおりであります。
 なお、議会運営委員会委員長から、同委員会において、地方自治法第109条第3項に掲げる所管事項を、同条第8項の規定により、同委員会委員の任期中、閉会中の特定事件として審査したい旨の申し出があります。
 お諮りします。
 議会運営委員長からの申し出のとおり、同委員の任期中、閉会中の特定事件として審査に付したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、議会運営委員長の申し出のとおり、閉会中の特定事件として審査に付すことに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第17 議案の上程(提案理由説明)
      議第50号
○議長(園田新一 君) 次に、日程第17、議案の上程を行います。
 議第50号を上程し、件名を事務局から朗読させます。
 山下議会事務局長。
◎事務局長(山下彰人 君) 朗読いたします。
 平成30年第2回(5月)近江八幡市議会臨時会追加提出議案
議第50号 近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについて
 以上であります。
○議長(園田新一 君) なお、本件については、地方自治法第117条の規定により北川誠次君が除斥の対象となりますので議員の退席を求めます。
             〔12番 北川誠次君 退席〕
○議長(園田新一 君) それでは、提案理由の説明を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) それでは、追加提案させていただきます人事案件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議第50号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることにつきましては、議員のうちから近江八幡市監査委員に北川誠次氏を選任したく、本議案を提出するものでございます。
 慎重にご審議をいただき、同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(園田新一 君) 以上で議案の上程を終わります。
 それでは、ただいま上程しました議第50号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午後4時35分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後4時35分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第18 質疑
○議長(園田新一 君) 日程第18、質疑に入ります。
 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第19 委員会付託
○議長(園田新一 君) 次に、日程第19、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっています議第50号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、議第50号は委員会付託を省略することに決しました。
 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午後4時36分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後4時36分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第21 討論・採決
○議長(園田新一 君) それでは、日程第21、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 議第50号を起立により採決します。
 お諮りします。
 議第50号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(園田新一 君) ご着席願います。起立全員と認めます。よって、議第50号は原案に同意することに決しました。
 ここで除斥人の入場を許します。
 この場で休憩します。
               午後4時37分 休憩
             〔12番 北川誠次君 入場〕
              ~~~~~~~~~~~
               午後4時37分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第22 議案の上程(提案理由説明)
      会第4号
○議長(園田新一 君) 次に、日程第22、議案の上程を行います。
 会第4号を上程し、件名を事務局から朗読させます。
 山下議会事務局長。
◎事務局長(山下彰人 君) 朗読いたします。
 平成30年第2回(5月)近江八幡市議会臨時会追加提出議案
会第4号 近江八幡市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
 以上であります。
○議長(園田新一 君) それでは、提案理由の説明を求めます。
 井狩光男君。
             〔17番 井狩光男君 登壇〕
◆17番(井狩光男 君) 提出者を代表いたしまして、会第4号について提案理由の説明をいたします。
 会第4号近江八幡市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定については、近江八幡市事務分掌条例の一部改正に伴い、教育厚生及び産業建設常任委員会における所管部局の名称が変更となり、統一性を図るため所要の改正を行いたく、本議案を提出するものです。
 以上です。よろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 以上で議案の上程を終わります。
 それでは、ただいま上程しました会第4号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午後4時40分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後4時45分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
 お諮りをします。
 この際、議事の都合により会議規則第9条の規定に基づき、本日の会議時間を延長したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、本日の会議時間を延長することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第23 質疑
○議長(園田新一 君) 日程第23、質疑に入ります。
 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第24 委員会付託
○議長(園田新一 君) 次に、日程第24、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっています会第4号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、会第4号は委員会付託を省略することに決しました。
 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午後4時46分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後4時46分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第26 討論・採決
○議長(園田新一 君) それでは、日程第26、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 それでは、会第4号を起立により採決します。
 お諮りします。
 会第4号近江八幡市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(園田新一 君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第4号は原案を可決することに決しました。
 以上をもって本日の日程は全て終了し、本臨時会に付議されました案件は全て議了しました。
 ここで市長からご挨拶をいただきます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 本日、平成30年第2回市議会臨時会を招集させていただきましたところ、提案させていただきました議案につきまして、慎重なるご審議をいただき、原案どおりご承認、ご可決を賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。
 このたび新しくご就任されました園田新一議長並びに中田幸雄副議長におかれましては、ご就任まことにおめでとうございます。引き続き、円滑なる議会運営にご尽力を賜りたく存ずるところでございます。
 また、田中前議長、片岡前副議長におかれましては、在任期間中、近江八幡市環境エネルギーセンターの一般廃棄物の焼却から発生する熱エネルギーを資源として利用し、子どもから高齢者までが利用できる健康増進のための健康ふれあい公園プール棟や、長年の懸案事項でもあり市民の皆様の期待が大きかった安土城をモチーフとした安土駅橋上駅舎及び自由通路、さらには健康寿命を延伸して地域で継続して活躍していただくための健康情報の発信や情報収集の拠点として整備した0次予防センター(はちまん健やかプラザ)など、いずれも次世代への礎となる施設整備の遂行に多大なご理解とご尽力を賜りましたことにつきまして、また厚く御礼を申し上げますとともに、今後とも市政発展のため、なおご一層のご支援、ご尽力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。
 本日は、正副議長初め、各常任委員会などの役員構成を終えられ、新たな議会構成のもとで、今後の運営にお取り組みいただくわけでございますが、市政発展のため、より一層の皆様方のご尽力を賜りますよう、改めてお願いを申し上げる次第でございます。
 市政を預かる者といたしまして、今後とも渾身の力を振り絞り、市政発展のため全力を尽くす所存でございますので、議員の皆様方の格段のご支援とご尽力、また賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが閉会のご挨拶とさせていただきたいと存じます。
 本日はまことにありがとうございました。
○議長(園田新一 君) 平成30年第2回臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 本臨時会におきましては、皆様方の格別のご協力をいただき、ここに無事閉会の運びとなりました。衷心より厚く御礼を申し上げます。
 また、本日は議員の皆様方のご推挙をいただき、不肖私が議長の重責を担わせていただくことになり、大変身の引き締まる思いでございます。この上は、皆様方のご指導をいただきながら、議会の円滑な運営に向け誠心誠意努力してまいる所存でございますので、皆様方の一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
 議会を取り巻く状況にあっては、全国的な人口減少の加速など、社会情勢や地方分権の進展などから、地方自治体では地域間競争を勝ち抜くため、より多くの有効な政策決定をしていくことになり、議会が果たすべき役割と責任は今後ますます重要になってまいります。
 引き続き、議会基本条例の趣旨のもと、さらなる改革の取り組みを進めてまいる所存でございますので、市長初め当局の皆さん方のご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
 5月も半ば、青葉若葉の美しい季節となりました。皆様方におかれましては、引き続きご健勝で市政の発展と市民福祉の向上のためにご尽力賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
 それでは、これをもちまして平成30年第2回近江八幡市議会臨時会を閉会させていただきます。
 皆様大変ご苦労さまでございました。
               午後4時52分 閉会
ご利用について
  • この議会中継は近江八幡市議会の公式記録ではありません。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 「近江八幡市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。近江八幡市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。
  • 許可無く放送を中止させていただく場合がございます。