録画中継

平成30年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月11日(火) 個人質問
岡山 かよ子 議員
(1)安心・安全で住みよいまちづくりについて
(2)行政機能及び福祉総合相談体制の整備について
◆4番(岡山かよ子 君) 4番、創政会の岡山かよ子でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に基づきまして発言をさせていただきます。
 さきの台風21号はとても勢力が強く、また昼間の台風ということもあり、その猛威を目の当たりにされ、とても不安な時間を過ごされたことと思います。我が家も屋根とといが飛んでしまいました。また、今回停電になり、夕方近くになりますと不安が募り、いつごろ復旧するのか聞きたくて電力会社に何度も連絡をしても全くつながらない状況でした。仕方なく、災害対策本部に連絡をされた方がおっしゃっておられたんですが、非常時にもかかわらずとても対応よく、電話の対応をしていただけたと。ただ、この本部でも、自分たちにも電力会社さんに何回も聞いているがわからないということで、再度、急ぐようでしたら電力会社さんに聞いてくださいというお返事をいただいたということでした。市役所でも本当にわからない状況にあって大変ご苦労をされたと思います。
 いつ回復するともわからない不安、予測できない不安はとても心細いものでした。また、被災された方々の一日も早い復旧を願っております。
 それでは、質問に入らせていただきます。
 大きく1項目めの質問です。
 安心・安全で住みよいまちづくりについてお伺いをいたします。
 安心・安全で住みよいまち近江八幡市の具現化は、市民一人一人が望んでいるところであります。その具現化施策の一つに、街路灯、防犯灯設備の充実があります。市民一人一人の命を守るためにも、街路灯、防犯灯設備の充実は急がれる施策であると考えます。
 国道、県道、市道、農道等種別は別として、道路は日常市民にとって生活道路、通学道路、通勤道路など、不可欠であります。その道路に潜在する危機があってはならないと思います。街路灯、防犯灯の主たる管理は、自治会、商店街、行政おのおのにあると考えますが、日々の管理の中で維持費の問題、老朽化対策、新設等抱える問題は多岐にわたります。老朽化に伴う暗い電灯や電灯の落下事故、設備のない道路での犯罪、事故、事件等が発生しなければ幸いなのですが、私が言う潜在する危機とは、一度起これば想像をはるかに超え、その解決には想像を絶する時間と費用がかかるものです。
 それでは、初問に入らせていただきます。
 主に、道路や集落間の街路灯や防犯灯に対して、危機管理施策として、街路灯、防犯灯対策があるのかどうか、ないのであればなぜないのかをお答えください。あるのであれば、具体的な施策についてお答えください。
 それから、担当課が把握しておられる危険と考えている街路灯、防犯灯の場所について新設箇所、老朽化に伴う改修箇所などを具体的にお教えください。
 また、学校の通学路に対しての防犯灯、街路灯についての対策はどのようにされているのか、お伺いをいたします。
 街路灯、防犯灯問題に付随して、もう一点質問をさせていただきます。
 防犯カメラ設置の状況です。犯罪事件や事故の未然防止策として、先ほどの街路灯、防犯灯施策とあわせて、防犯カメラ施策があると考えますが、防犯カメラ施策はプライバシー問題等、慎重な協議検討が必要ですが、本市における防犯カメラ施策について具体的な対策と設置状況についてお答えください。
 以上、初問といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 田村市民部長。
             〔市民部長 田村裕一君 登壇〕
◎市民部長(田村裕一 君) 岡山議員の安心・安全で住みよいまちづくりについてのご質問にお答えいたします。
 まず、街路灯、防犯灯についてでございますが、集落内の防犯灯につきましては、集落内の道を照らし通行の安全を確保すること及び集落内の防犯を目的とし、それぞれの自治会で設置、管理をいただいており、市のまちづくり支援課で設置に係る経費の支援を行っているところでございます。
 一方、集落と集落の間や集落外の道路に当たる街路灯及び防犯灯は、市で設置管理をしております。車などの通行のために道路を照らす道路照明とは別に、防犯灯は夜間における歩行者や自転車の安全確保や犯罪の防止のため、歩行者や自転車が通行する路面を照らすものとして設置をしております。
 設置に当たっては、近江八幡市防犯灯設置基準を定め、その基準に基づき実施をしております。
 犯罪が発生した場所や発生するおそれがあり防犯上必要と認められるところで不特定の市民が生活の用に供する私道以外の道路であることを要件とするとともに、集落内の建物から40メートル以上離れたところを対象としています。ただし、国道及び県道につきましては、それぞれの道路管理者に設置を求めています。
 新規の設置につきましては、各自治会から要望のあった箇所で現状を確認し設置基準に基づき歩行者や自転車の安全確保及び防犯上必要であると判断したところについて、設置をしております。
 また、通学路につきましては、教育委員会等と合同点検を実施し、危険箇所として上げられた場所について、設置基準に基づき自治会等と協議しながら優先的に設置していくこととしております。
 今年度は、桐原コミュニティエリアに向かう道路上、歩道上に5灯の新規設置を予定しているところでございます。
 修繕につきましては、防犯設備や交通安全設備などの市内パトロールの際に老朽化した防犯灯がないかなどの目視点検を随時行い、必要に応じ修繕を行っております。
 修繕の際には、蛍光灯からLEDに順次交換しており、昨年度は市内全域で98灯の防犯灯をLEDに交換し、安全確保に努めているところでございます。
 次に、防犯カメラについてでございますが、市では、犯罪の未然防止並びに事故や犯罪発生時の迅速な対応など、市民の安全・安心を確保するために、JRの駅舎とその周辺に設置をしています。
 現在、市で所管しています防犯カメラは、JR近江八幡駅北口、南口の広場と自由通路に合わせて11基、JR篠原駅の北口、南口の広場と自由通路に13基設置をしております。また、安土駅舎が昨年供用開始されたことに伴い、自由通路に6基、地下通路に2基設置しており、本年度は北口、南口広場の整備に合わせ、新たに6基を設置する予定でございます。
 防犯カメラの録画映像は運用規定に基づきまして厳重に管理を行っており、プライバシーの保護にも努めているところでございます。
 犯罪等が起こった際には、警察署からの要請に応じ、防犯カメラの録画映像の閲覧や必要に応じて映像の提供を行っており、犯人の検挙及び犯罪抑止に役立てているところでございます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 街路灯、防犯灯設置、修繕については基準に定めて実施していただいているということで理解をいたしました。
 まず、昨年度、ご回答いただいたんですけども、市内全域で98灯の防犯灯をLEDに交換をしていただいたと回答をいただきましたが、自治会管理を含めて市内全域で防犯灯が何基あって、そのうちLED化の進捗状況はどのぐらいになっているのかをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一 君) 岡山議員の再問にお答えいたします。
 これは市の管理の部分の数値ということでご理解いただきたいんですけども、集落間の防犯灯が約900灯、市内全域でございます。そのうちLED化が500灯、いわゆる55%程度がかわっているということでございます。それから、従来からあります蛍光灯は約300灯で33%、その他の水銀灯やナトリウム灯が約100灯で12%と、こういう割合になっておりまして、また随時LED化に向けて対応してまいりたいと考えております。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 LED化、大体55%ぐらいが新しく変わっているということで、お伺いをいたしましたが、このLED化に伴って補助をいただけるということを聞いておりましたが、来年度、31年度で予定件数はほぼ終了しているというふうに伺っておりますが、まだ半分ぐらいがLED化されていないということですけれども、今後、このLED化に向けての補助等についてはどのように考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 江南総合政策部長。
◎総合政策部長(江南仁一郎 君) 自治会管理の防犯灯のLED化のお尋ねだと思います。
 まず、自治会管理の防犯灯のLED化につきましては、平成27年度から5カ年間ということで、計画的にLED化を、切りかえていこうということで補助制度を設けてございまして、各年度、自治会から提出いただきました計画数を上限灯数として補助を実施させていただいているところでございます。
 平成27年度の計画ベースでは、7,600灯程度ということで計画いたしておりまして、ちょっと実績数値と異なるかもわかりませんけれども、平成30年度で大体60%程度の変更になってくるのかなというふうに考えられます。
 その後、最終年度31年度ということで、どの程度までLED化が進められるかというところを見きわめまして、その次の年度ですね、どのような形で対応していくか、検討していきたいなというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 一応31年度までという計画をしていただいているということですが、LEDは明るいですし寿命も長いですし、電気代等もお安く済むということもありますので、利点が多くありますし、積極的にやっぱりLED化を推進していただきたいと思いますので、この年度終了後、補助金等やっぱり補助もご検討いただきたいというふうに思いますけれども、よろしくお願いしたいと、ご要望にさせていただいておきますのでぜひよろしくお願いをいたします。
 それでは、次の再問ですが、防犯カメラについて再問をさせていただきます。
 今、駅周辺に大体設置をしていただいているという回答でございましたが、本市での犯罪率は県下でもワーストスリーに入っていたと記憶をしておりますが、市内でのこういった犯罪の発生件数、発生状況や、またそれに対する取り組みについてお伺いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一 君) 岡山議員の再問にお答えをいたします。
 近江八幡市におけます刑法犯の認知件数でございますが、平成29年度が453件でございました。平成25年度が1,002件でございましたので、これと比較いたしますと509件の減少というような動向となってございます。
 これにつきましては、今ご質問いただいています防犯灯あるいは防犯カメラのいわゆる施設整備等というのも影響もあろうかと思いますが、このほかにも警察署を初め自治会さん、あるいは少年補導員さん、平成防犯見廻り隊の皆さん等々、防犯ボランティアにおけます見回り活動、こういったものも大変大きな効果が出ているもんではないかなというふうに思っております。
 また、この10月には、安全で安心な地域社会を実現するために、11日から20日までの期間でございますが、全国地域安全運動が実施されますので、近江八幡地区防犯自治会等においても近江八幡署と連携して各自治会の自治会長さん及び市と警察署で委嘱しています地域安全推進員の方々を中心に、また実情に応じた活動に取り組んでいただくようにご依頼をさせていただいているというところでもございます。
 具体的な活動としましては、夜間パトロールの実施であったりとか防犯灯の点検、それから地域安全マップの作成あるいはのぼり旗の掲出と、こういったところなどが考えられるかなというように思っております。
 今後も、市としましても、各自治会さん、それから警察、防犯ボランティアさん等と連携しながら、安全・安心のまちづくりに取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 いろいろな方々のご努力で犯罪件数も半数以下に減っていたということで、とてもうれしく思います。本当にありがとうございました。
 あと、防犯灯の関係なんですけれども、いろいろな活動で犯罪件数が減ったとはいえ、まだまだ件数もございます。プライバシー問題があって、設置には慎重な協議検討が必要やということは先ほども申し上げましたけれども、安心・安全な市民生活を考えるのなら、通学路や生活道路、自治会内等、人が多くおられるところにもそのようなカメラの設置も必要ではないかなというふうに考えますけれども、お考えをお聞かせください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一 君) 岡山議員の再問にお答えいたします。
 防犯カメラ等につきましては、行政でも設置しておりますし、また民間でも一定設置が進んでいるかなというふうに思っております。
 こういったところで、例えば犯罪等あったときの犯人検挙等につきましてはこういった情報等というのも有力なものであるかなというふうに思っております。
 こういったことも含めまして、どういった民間さんのカメラが補完的役割を果たしていただけるのかというところ、あるいは警察、教育委員会等もそうですけども、こういう関係機関ともいろいろと情報交換しながら、当然財源のこともございますので、こういったことも踏まえながら、また今後検討してまいりたいというふうに思います。
○議長(園田新一 君) 小林教育部長。
◎教育部長(小林一代 君) 済いません。ただいまの通学路のカメラという話がございましたので、通学路の件についてお答えをさせていただきます。
 現在、通学路対策として設置された防犯カメラというのはございませんけれども、ことし5月に、新潟市で下校中の児童が線路に放置されるという痛ましい事件がありました。その事件を受けまして、文部科学省より、登下校時の子どもの安全確保に関する通知がございまして、本市におきましても、警察、少年センター、県土木、おうみ通学路交通アドバイザー、また市の関係課によりまして、8月に防犯上危険であると思われる箇所の合同点検を実施いたしております。
 この中で、防犯パトロール、青パトの強化、また地域の見守り強化、また学校からは複数で下校するようにという指導を行う等の対策が検討をされました。中でも、防犯カメラの設置が有効であると思われる箇所につきましては、県に対しまして防犯カメラの設置が必要であるというふうな報告をしているような状況でございます。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 いろいろ、いろんな部署で本当に点検やパトロールを含めてカメラ等も検討していただいているということで、お伺いをいたしました。
 確かに、部長おっしゃられるように、行政だけで防犯カメラというのは難しいと思いますので、民間の事業者さんであったりとかそういうとこら辺とも協力しながら、近江八幡市にどの程度防犯カメラが必要なのか、重要なのかというとこら辺も検討いただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、最後の再問をさせていただきます。
 今回、防犯灯のこの質問と防犯カメラの質問をさせていただくに当たり、集落間についてはまちづくり支援課さん、集落と集落の間というのは人権・市民生活課さん、また県道、国道はまた違う管理者さん、また商工会等の防犯等はまた違う課、また学校に関しては学校、教育委員会など、防犯灯一つについても多くの課が対応していただいているということがわかりましたが、市民、私たちはどこが、県道はわかるかもしれませんけど、どこが市道で農道で、どこが集落間から集落間なのか、今40メートルというのはお伺いはいたしましたけれども、どこにどのように相談したらいいのかなどもわからないということも結構あるかなというふうに思います。
 一つの防犯灯だけでも本当に多くの課の方が対応をされていただいておりますが、市全体として見たときに、近江八幡市が目指しておられる安心・安全で住みよい町というのはどのように考えておられるのか、お伺いをしたいと思いますのでよろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一 君) 岡山議員の再問にお答えいたします。
 まず、防犯灯等、この設置におきましては、多分自治会さん等がいろんなふだんの情報収集される中でどこがやはり必要かということは把握いただいているかというふうに思っておりますので、今までもそうでございますが、まずは自治会要望いただいて、その中で先ほどいろんな所管がございますので、そこはまちづくり支援課で交通整理をさせていただいているのが現状でございますので、まずは自治会要望いただけたらなというふうに思うところでございます。
 市としての考え方といたしましては、安全・安心というのはいわゆる行政だけではなく、先ほど申し上げましたように、やはり市民さんあるいは団体さんもそうですし、企業さん、こういった連携があってこそ、初めて実現できるのかなというふうに思っております。それぞれの役割というのがあろうかと思いますけども、当然、警察等の機関も含めまして、こういったところとまた連携を密にしながら取り組んでいくというのがやはり一番効果が大きいというように思っておりますので、今後も連携した取り組みに尽力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 今後も連携をしながら積極的に取り組んでいただくということで、ありがとうございました。
 福祉、教育の充実ももちろんのことですが、市民一人一人の命、財産の安全が担保されてこそ、真に安心・安全で住みよい町と言えると考えております。今後も、行政のさらなる能動的な行動をお願いしてこの質問は終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
 続けて、2つ目の質問に入らせていただきます。
 行政機能及び福祉総合相談体制の整備についてお伺いをいたします。
 今回、市長に就任され、各課へのヒアリングを積極的かつ能動的に実施されると聞き及んでおります。市政改革を実施される上で重要なことだと考えております。市民と目線を合わせることは課題発掘に有効だと思います。ともすれば行政マンや議員と市民との目線にずれがあるケースが散見されるのも事実です。
 市民一人一人の生の声を聞き届けることが、私ども議員であり行政職員の重要な業務であると考えております。市長が首長として市政改革を実施されていく上で、現状の各部署で一新を図らなければならない部署、また新たに新設を考えておられる部署があれば具体的に本市の抱えている課題と解決に向けてお答えください。
 次に、さきの池上議員の質問の中でもございましたが、総合相談体制の整備についてお伺いします。
 今回、政策懇談会において、福祉総合相談の体制の整備の充実について、今年度中に速やかに組織体制をしっかりとしたものにしていくとのことでございました。福祉総合相談窓口機能の強化とは、単に窓口機能を一元化することではないと思います。以前に出されている福祉トータルサポート構想を含めて、今後の福祉総合相談についての考え方をお教えください。
 以上、初問といたします。よろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 岡山議員の行政機能に係るご質問についてお答えを申し上げます。
 ご承知のとおり、現在、各課の各グループから業務内容について私としてもヒアリングを行っておりまして、その日々どんな業務をしているのかという現状をまず市長として把握することに努めておるところでございます。
 このことにつきましては、常日ごろから申していますとおり、市民一人一人からの意見に十分に耳を傾けると、これが非常に重要だ、原点だと考えておりますと同様に、行政職員の皆様方とも丁寧に対話を行い、市職員の業務や施策のあり方等を、やり方や考え方をどうしているのかということを私としても把握させていただくことにより、今後の行政運営や政策形成を初め施策の展開に生かしていきたいと考えているところでございます。
 一方で、各部署のヒアリングはまだ全て完了しているわけではございませんけども、本市の行政組織につきましては、市民ニーズ、社会情勢、また市の重要な施策の展開等に即して、行政運営上必要かつ適切な機能と体制を一定構築し、またこれからも構築、改良していかなければならないと考えておるところでございます。
 このヒアリングの結果を踏まえまして、またどういう形がいいのかというのを議員の皆さん含めまして考えてまいりたいと思います。
 一方、私の市長就任後、6月におきまして、これからの子ども・子育ての支援施策への取り組みの強化、多様な諸課題の意思決定の迅速化を図るなど、市民サービス充実の観点から、子ども健康部を新設したところでございますけども、設定後、3カ月ほどでございますけれども、十分にその役割、機能は私なりには果たしてくれているものというように了解をしておるところでございます。
 さらなる部署の刷新あるいは新設につきましては、今後の市の各施策の方向性、展開などを見据えながら、また新年度予算の編成等の内容、さまざまな点を考慮しながら必要に応じて検討してまいりたいと考えております。
 また、福祉総合相談体制につきまして、昨今の社会的情勢から非常に問題が複雑多岐になっておりまして、新たな虐待であるとか経済的虐待であるとか、さまざまな新しい課題が出ております。この点につきましても、実質がとれますように検討を重ねておるところでございます。詳細につきましては、担当部局から回答させていただきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 鳥居福祉保険部長。
             〔福祉保険部長 鳥居広子君 登壇〕
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) 岡山議員の福祉総合相談体制の整備についてのご質問にお答えをいたします。
 近江八幡市福祉トータルサポートセンター基本構想については、さきの池上議員のご質問でもお答えしましたが、トータルサポートセンター基本構想の取り組みの方向性の一つに、総合相談窓口の機能の整備を上げております。
 先ほどもお答えさせていただきましたとおり、窓口の集約、一元化は必要と考えておりますが、時間、費用の面で制限があり、すぐに実現できるものではありません。担当部局間のより一層の連携を図り、相談担当職員の相談スキルの向上等に努め、市民の皆様が不安や不便さを感じられることのないよう努めていきたいと考えております。
 また、第2期計画において課題となっておりました相談から把握された市民や地域が抱える福祉課題の解決を図るため、施策化の仕組みの充実についても取り組みの具体化を図ってまいりたいと考えております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 市長さんにおかれましては、ただいまヒアリング中でいろいろ考えていただいて、今後に期待をさせていただくということで、ありがとうございました。
 再問に入らせていただきます。
 今お答えをいただいたんですけれども、トータルサポートセンター構想というのが以前から近江八幡市にはございますが、最近、子どもから高齢までの総合相談を実施されるという考え方が、昨今、国が進めておられる「我が事・丸ごと」と言われている地域共生社会、地域共生社会とは制度、分野ごとの縦割りや支え手、受け手という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が我が事として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超え、丸ごとつながるということで、住民一人一人の暮らしや生きがい、地域をともにつくっていく社会ということが今大きく言われていると思います。
 この実現に向けて、このトータルサポートセンター構想というのを兼ね合わせると、そのかかわりとか取り組みについてお教えいただきたいというふうに思いますが、よろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) ありがとうございます。
 トータルサポートセンター基本構想につきましては、本市の地域福祉計画とある意味両輪をなすものでございまして、トータルサポートにつきましては行政内部の組織体制の充実という捉え方、地域福祉計画につきましては近江八幡市の地域福祉の推進という捉え方の中で、計画の策定をさせていただいております。
 本市の地域福祉計画におきましては、地域包括ケアシステム、「我が事・丸ごと」、どちらも同様の言葉だとは思うんですが、子どもから高齢者まで、逆に言いますと対象者を縛ることなく、地域の皆さん方の困り事を総合的に対応できる、またどんな問題にも対応できる、そういう組織をつくっていこうという中で考えさせていただいておりますし、その対応をさせていただこう、地域福祉計画で充実をしていこうという計画をつくっております。
 また、トータルサポートセンター基本構想につきましては、市民の皆さん方からの相談をきっちりと受けさせていただいて、解決に結びつけていこう、特に昨今はその課題が子どもから高齢者と申しましょうか、非常に高齢者であり障害者、お子さんがいらっしゃって介護の問題がある、またひきこもりの問題であったりとか、非常に複雑多岐にわたる部分がございます。
 そういう部分の課題についてしっかりと受けとめ、対応できる組織をつくっていく、相談窓口をつくっていくということが重要であると考えております。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 子どもから高齢者まで対象を縛ることなく、いろんな方が来られた、相談を受けると、その第一歩として相談に来られる市民に対して専門職を配置して対応するというのが総合相談窓口と理解していいのでしょうか、お伺いします。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) 福祉分野の相談ということで対応させていただきますけれども、あくまでもご本人さんが、私はこの課、例えば障害者手帳の更新が要ります、介護保険の更新申請があります、幼稚園の申し込みがありますというふうに、ご本人それぞれが相談先が明確な場合はそれぞれの所属の中で、その所属で受け付けをさせていただく。ただ、従来からあるんですが、どこに相談していいのかわからない、また相談したいけれどもなかなかどこの課に行っていいかわからないという問題については、従来どおり総合相談の受け付けで対応をさせていただくと。
 また、ご相談者によくあることなんですが、一義的な相談内容と本質的に課題となっていることが異なっている場合も非常に多くあるケースです。また、各課の連携が必要な場合もございます。そういう場合につきましては、各課の調整も含めて総合相談対応の中で実施をさせていただき、支援をさせていただこうというふうに考えております。
 ですから、全ての問題がそこの窓口で一元的に受け付けるというのではなくて、どこに相談していいのかわからないという問題に関しては、その窓口の中で受け付けをさせていただくということでご理解をよろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) わかりました。
 自分が相談する内容が明確な場合は、明らかにその課に多分行かれるかなというふうに思いますので、それは従来どおりということでいいかというふうに私も思います。
 じゃあどうしたらいいかわからないということで、例えば相談に行きました。相談を受けていただきました。うまく法的根拠のある相談であれば介護保険サービスにつなぐ、障害のサービスにつなぐ、子育て支援のサービスのつなぐなど、制度的なものはつなげるかなというふうに思うんですけれども、法的にうまく合うような問題、すき間の問題などに対しては、相談は受けていただけるが、今のところどうしようもないんです、困りましたねということで終わってしまわないでしょうか。
 実際、今そのような相談に行っていただけると、少し考えて調整しますということで終わってしまっているというふうな認識をしているんですけれども、これをどのように具体的に改善をしていただけるのか、お伺いしたいと思います。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) ありがとうございます。
 現在ですけれども、総合相談ということで、室で、実は年間120件ほどのご相談を受け付けさせていただいております。近江八幡市での総合相談は、単なる窓口での振り分けだけに終わらないということは、もともとトータルサポート構想の中でも考えさせていただいておりますことで、本来の課につなぐというのももちろんなんですが、120件受け付けている中で、フォローアップをしながらご支援をさせていただき、終結まで持っていけるような形で現在もかかわりをさせていただいております。
 ただ、今現状、不足をしていることと申しますと、きっちりと各課の調整を行う、その後のフォローアップがまだまだ十分にできていない部分があるというところと、あともう一点につきましては、ご相談に来られる皆様方は一定それでよろしいんですけれども、窓口までも来られない方々、そういう方々につきましても、その方々のご相談、心配事が市役所まで相談の窓口までつながるような体制を今後はつくっていく必要があるのかなというふうには考えております。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 各課の調整、フォローがまだまだできていないのでこれからということをお伺いいたしましたが、私は、単にこの総合相談に専門職を窓口に配置するということだけではなくて、体制の問題ではないかなというふうに考えます。
 縦割りの弊害と言われるんでしょうか、横との連携をするというふうに今言っていただきました。横との連携、横串を刺すというふうな言葉で使われることもあると思うんですけども、この横串を刺すという体制はどのようなことをいうのか、どのようなことを考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) ありがとうございます。
 横串を刺すということなんですけれども、言ってしまうと簡単なんですが、それぞれの所管する業務というのはおのずとありますけれども、それぞれの課題に対応するために、お互いが少しずつその業務を解決するためにどんな方策があるのか、それぞれが知恵を出し合い、そのすき間を埋め合うということが一つの方策かと考えております。
 また、そのすき間を埋めるための手段がなければ、その手段をまた施策的に考えていくということが今後の近江八幡市に求められる総合相談の根本的なあり方ではないのかなというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 所管する業務があるので横の連携をつながるということをお伺いしたんですけれども、横の連携というふうに言われますけども、相談に来ますと、関係課と調整しますと言われて、結局そこでとまっているということが多くあります。
 担当所管課以外の業務は、法的にその担当者には決定権がなくて、隣に担当課があっても、一々相談して許可がないとその施策に踏み切れないというのが実情かなというふうに思います。
 横串を刺すというのは、その相談をされる相談担当者に関係機関、全部、どうなるのかわかりませんが、介護保険、障害福祉、自立支援、生活困窮、包括支援センター、子ども支援その他いろんな業務があると思いますけれども、それぞれその業務に対しての兼務辞令を出されるというのはいかがかなというふうに思うんですけど、いかがでしょうか。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) 横串の連携の方策というものは、今ご提案いただいた兼務辞令等、いろいろ方策はあろうかと思います。今後、その部分については体制的に検討していく中で考えたいと思います。
 ただ、それぞれの個々の相談支援の質を上げるということも重要になってまいると思います。議員おっしゃっていただきましたように、関係課が集まってケース検討会をする中で、その中で個々の力量も資質を向上していける。そのような運営ができるように今後もより一層努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございます。
 兼務をすることで、相談に当たる人がいろんな部分を勉強しなければならないので、とても大変だとは思いますが、質的にも力量的にもアップして課題解決能力が高まるのではないかなというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) ありがとうございます。
 先ほどもご回答申し上げましたとおり、兼務という方策も含めて、今後より充実した市民の皆様にとって本当に相談しやすい体制について、より早急に方針を決定させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) よろしくお願いいたします。
 あと、再度確認をもう一回させていただきたいんですが、総合相談窓口の機能とは、市民が移動しなくてもそこに行けば全て対応していただける、手続ですね、手続上の問題の解決と、あと相談した内容が、困り事が解決できるという2点があるかなというふうに思います。
 手続上の問題は窓口の集約化で、本庁やひまわり館や安土支所へ行かなくても、一定集約をすれば解決するかなというふうに思うんですけれども、相談内容は多岐にわたるため、多くの関係機関との調整が必要になってきます。それは先ほどご回答でもいただきました。
 単に、窓口に専門職をたくさん本当に配置をしても、本当に関係課との連携が必ず必要で、関係課との連携を深めることによって、相談、総合機能が充実していくのかなというふうにも思いますが、そこをもう一度、今、横の連携をとっているというふうにおっしゃられましたけど、具体的にどのように横の連携をとるのが本当にいいのか、もう一度お伺いします。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) ありがとうございます。
 非常に、行政は縦割りということで、ご指摘のとおりかというふうに思います。その中で、横の連携をとっていくということにつきましては、お互いの業務の内容をお互いがよく知るというところ、お互いの課題を理解するというところが重要かと思います。
 幸い、福祉分野の部におきましては、福祉施策調整会議等の会議も持たせていただいております。各福祉分野の部課長が集合して各課題について協議をするという場所もございます。その中で、よりそこを機能的に活用しながら、それぞれの課題を認識しながら、一つの方向を向いて事業を進めさせていただくよう取り組みをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ぜひ、職員さん全てがそのような方向で業務がしていただけるように、よろしくお願いしたいというふうに思います。
 今、部長から福祉施策調整会議というもので政策立案等をしているということでお伺いしましたが、近江八幡市の課題をまとめ、政策として立案していく機能というのがこの政策調整会議と理解してよろしいんでしょうか、お伺いします。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) 近江八幡市全ての福祉の施策という、本来的には主管課がそれぞれ企画立案をする事業が各課の中であります。ただ、それが、例えば高齢者だけのためのもの、障害者だけのためのもの、子どもだけのためのものであってはいけないという、本来地域福祉計画、上位計画において包括的に考えるという方針がございますので、その中でその仕組みをどうやってつくっていくのか、例えば移動支援でしたら移動支援をどういう形でつくっていくのが地域の中で一番いいのかという形の中で、具体的に検討させていただき、施策担当の中でそれの具体化に向けて取り組みを進めるという形で現在は動いているところでございます。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございます。
 それじゃ、今実際の福祉施策調整会議というのが動いているということで、総合調整の役割を果たす部署ということになるかなと思うんですけども、今までに施策化されたようなことは何かあったら教えてください。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) 先ほども申し上げましたが、なかなかその施策の検討までいっておりますが、具体化までは進んでいないというところがあるというのが2期での課題でございました。
 それが具体化に向けて、現在、福祉施策調整会議の担当課でございます福祉政策課におきまして具体化に向けた取り組みを現在行っているということでご了解をいただきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございます。
 今、調整していただけると。この福祉施策調整会議は、福祉に関する課題ということだけでしょうか。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) 主には福祉に関係する課題ということなんですが、なかなか福祉分野の問題は多岐にわたりますので、福祉分野だけでとどまらない場合もございます。その場合につきましては、部をまたがる課題の共有、調整ということになりますので、そういう部分についてもここの中で実施をしていくという形で現在は想定をしているところでございます。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ということは、福祉だけではなくて、総合調整機能を果たす部署というふうに考えてよろしいでしょうか。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) あくまでも福祉分野を中心とした福祉政策の調整機能を果たすという形での機能というふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) ありがとうございました。
 私は、福祉からまちづくりとか子育てとかいろんなとこら辺が広がっていくと思うので、福祉分野だけではなくて、窓口で受けた相談の内容、その課題を集約して政策室、立案していくための総合調整機能を果たす部署というのが必要やと思います。福祉分野だけではなくて、近江八幡市全体としてそのような部署が必要かなというふうに思いますけども、それについてはいかがお考えでしょうか。
○議長(園田新一 君) 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) ありがとうございます。
 行政の施策というのは、切り口が、福祉から見るかまちづくりから見るか、道路行政から見るかというそれぞれの所管課の切り口があろうかと思いますが、先ほど私が申し上げましたのは、あくまでも福祉の課題というところから見た施策の立案が必要なもの、調整が必要なものについて福祉分野を中心とした形で提案をさせていただくという意味でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) はい、わかりました。
 福祉から切り口に向けてということだというふうに思いますけれども、全体的に、できたら考えていただきたいかなというふうに思います。
 それに向けては、先ほども申しました地域共生社会の実現だというふうに思います。そのような実現に向けては、県内の市町では、ほかの市町村では、国からの職員の派遣や大学や専門性の高い人材をうまく活用して自分たちの町にあるべき形に向けた仕組みづくりをされています。
 近江八幡市もふだんの業務、本当に日々大変だと思います。職員だけでは考え切れないことも多く、専門的見地から実践されている方も多くおられます。そのような外部アドバイザーや国などのモデル事業なども活用して、近江八幡市としての仕組みづくりをしてはどうかというふうに思いますが、見解をお伺いいたします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 鳥居福祉保険部長。
◎福祉保険部長(鳥居広子 君) ありがとうございます。
 なかなか、職員だけでは中へ中へと入っていくというの中で、提案として、また将来的、今後ともそういう部分も含めて、アドバイザーであるとかそういう部分の意見を参考にしながら進めていくという体制、現状でも一定アドバイザーも求めながらさせていただいている部分もございますが、今後もそういう部分をより活用しながら、より市民の皆様にとって住みやすい、相談しやすい福祉環境をつくらせていただけるように検討を進めてまいりたいと思います。
○議長(園田新一 君) 岡山かよ子君。
◆4番(岡山かよ子 君) 本当に近江八幡市としてどういう方向でしっかり対応していくのかという、仕組みづくりというのがとてもやっぱし大事かなというふうに思いますので、今後、本当に少子・高齢化はますます進んでいくと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 今いろいろご回答いただきましたが、連携をします、調整をしますというお言葉をいただきました。本当に言葉では連携する、調整するというのはとても簡単だと思いますが、なかなか体制をしっかりしないとできないと思いますので、そこら辺もよろしくお願いしたいというふうに思います。
 質問はこれで終わりなんですけれども、厚生労働省の新たな福祉サービス等のあり方検討プロジェクトチームによる新たな時代に対応した福祉の提供ビジョン、平成27年策定なんですけれども、この中では福祉ニーズの多様化、複雑化を踏まえ、児童、障害児、障害者、高齢者、生活困窮者などに対応した新しい相談支援システムの必要性が示されています。
 今後は、こうした福祉制度のすき間を埋める包括的な総合相談支援システムの構築に向けて取り組んでいくことがますます必要になってくるというふうに言われています。
 このため、本当に庁内の関係部署等が横断的な連携によって仕組みづくりに取り組みいただき、福祉総合相談窓口として近江八幡市としてしっかりと運用していただきたいというふうに思いますので、今後、よろしくお願いしたいと思います。
 これで私の個人質問は終わりです。ありがとうございました。
○議長(園田新一 君) 以上で岡山かよ子君の個人質問を終わります。
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