録画中継

平成30年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月12日(水) 個人質問
中田 幸雄 議員
(1)ビワイチ観光に伴う近江八幡周辺道路の環境整備について
(2)岡山学区エリア整備について
(3)議第88号 平成30年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)
   ①認定こども園施設整備事業について
◆10番(中田幸雄 君) 皆さんこんにちは。近江湖誠会の中田幸雄でございます。
 2日目の最後ということで皆様お疲れでございますけども、少しの時間、おつき合いよろしくお願いいたします。
 9月4日の日に日本に上陸いたしました台風21号は、非常に強い勢力で、特に近畿地方を中心に大きな被害をもたらしました。死者9名、負傷者467名の方々が被害に遭われました。また、関西国際空港では、高潮による滑走路の浸水やターミナルビルの浸水、停電などによる閉鎖、さらに連絡橋にタンカーが衝突し、中破したため、多くの利用者が孤立いたしました。
 本市近江八幡市におきましても、強風のために多くのお宮さんでも、また私ども鎮守の森でございますけども、境内でも多くの木が倒木いたしまして被害がありまして、また大中ではハウス等も倒壊したということで、多くの被害を近江八幡にももたらしたと思っております。
 また、9月6日には北海道胆振東部を震源とした震度7の地震が発生し、死者41名の方がお亡くなりになられまして、現在も1,700余名の方が避難生活を余儀なくされておられます。台風及び地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。一日も早い復興を望んでおります。
 それでは、議長の発言許可をいただきましたので、通告書に従いまして質問をさせていただきます。
 まず1点目、ビワイチ観光に伴う近江八幡周辺、湖周道路の環境整備について質問させていただきます。
 ビワイチ観光について。
 滋賀県は、日本の国土の1%の面積、4,700平方キロであります。また、約6分の1、670平方キロメートルが琵琶湖であります。その周囲235キロに湖周道路として1972年に制定されました琵琶湖総合開発の一環事業としてつくられました。琵琶湖を自転車で一周するビワイチサイクルツーリズムを三日月滋賀県知事が推進されて、昨年は5万2,000人が挑戦されました。1泊2日で反時計回りに走行し、左側に琵琶湖を眺め、自然を楽しまれております。大津、草津、守山、マイアミは、琵琶湖と調和した公園整備がされており、実にすばらしい景観であります。野洲市を通過し、近江八幡市の看板を越えますと、景観は一変し、松林と雑草と雑木がこの景色が続きます。実に6.9キロメートル、岡山の山を越えますと、岡山園地が見えてきます。ちょっと一休みしようと思いトイレを見つけましたが、このトイレは9月1日から11月末までしか使用できない状態であります。現在9月でございますので、私もけさ見に行きましたら、トイレはあいておりまして、また門もあいておりました。そのような状態が11月末までしか使えない状態であります。駐車場の入り口にはトイレの閉鎖中の看板、これはもう11月になったらまた看板が掲げられるということでございますけども、入り口の湖岸堤・管理用道路の看板には園地で遊ぶ子どもたちの姿と園地のマップが掲げてあります。また、もう一枚の看板には、これは看板があるんですけども、それに書かれている言葉の中に、「湖岸緑地は琵琶湖の自然を取り戻し、みんなの憩いの場とするためにつくられました。砂浜や芝生でくつろぎ、湖を眺め、野鳥の声を聞く。仲間と野外ステージで大合唱もいいでしょう。片時も休まず、移ろい行く琵琶湖の自然は、きっとあなたの声に安らぎを与えることでしょう」、こんな言葉が書かれております。どこに芝生があるんでしょうか。野外ステージは見るも無残な姿であります。2020年にはオリンピック・パラリンピック、また2024年には国民スポーツ大会が滋賀県で開催される予定であります。今以上に多くの方が観光に来られると思います。
 そこで、何点か質問させていただきます。
 まず1点目、琵琶湖に面する6.9キロの雑草、雑木は県の事業と思いますが、本市の周辺環境への取り組みの考え方についてお伺いいたします。
 2点目、老朽化した園地内のトイレ、ビワイチ対応の休憩所の必要性をどのように考えておられるのか、お伺いいたします。
 3点目、本市の岡山園地の利活用をどのように考えておられるのか、お伺いいたします。
 4点目、本市のビワイチを活用したビワイチ・プラスでございますけども、観光開発について本市はどのように考えておられるのか、以上4点についてお伺いいたします。
 初問といたしますので、よろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理 君) 中田議員ご質問のうち、本市のビワイチを活用した観光開発についてお答えを申し上げたいと思います。
 自転車により主に湖周道路を走って琵琶湖を一周するビワイチが一般的でございますけれども、滋賀県では、このビワイチに加え、湖周道路から離れた内陸部を周遊するビワイチをビワイチ・プラスと名づけて、自転車による観光周遊を推進しておるところでございます。本市としては、こちらは非常に重要なものだという理解をしております。自転車を活用した健康増進に加え、県外からのビワイチ挑戦者に向けて、滋賀県の認知度の向上や観光地への立ち寄りによる交流人口の増加を図り、地域活性化につなげていこうという取り組みでございます。自転車を観光に利用していこうと、こういう取り組みであります。
 滋賀県が発行するぐるっとびわ湖サイクリングマップなどでは、ビワイチ・プラスとして、史跡をめぐったり、旧街道を走ったりする琵琶湖岸を走らない内陸コースも紹介され、短期間のビワイチではなく、宿泊したり、日数をかけたりして、県内をゆっくりと回るビワイチを推奨もしております。
 本市内では、昨年度に近江八幡観光物産協会と民間事業者の協働により、近江八幡&安土楽しい寄り道スポットと名づけたビワイチ連携事業が行われ、チラシに印刷されたクーポンを持って自転車などで市内をめぐり、指定された観光スポットの入館料などの割引が受けられたり、オリジナルグッズがもらえたりするものがございました。
 自転車活用による観光振興では、瀬戸内海を挟んで広島県と愛媛県をつなぐしまなみ海道が挙げられますけれども、風光明媚な瀬戸内海の島々を渡るサイクリストらは、それまで観光とは縁のなかった島に立ち寄り、それらの土地の景色や食などを楽しんでいると聞いております。
 日本一の琵琶湖をめぐるビワイチも、負けず劣らず琵琶湖やそれを取り囲む山々の風景、そして県内各地の特色ある歴史、文化、食がございます。これらをめぐりながら楽しむ観光ルートは、今後もまだまだ開発の余地があると考えるところでございます。
 しかし一方で、自転車利用者の増加により、対自動車や自転車同士、歩行者との接触など、交通事故の増加も懸念されております。滋賀県にはビワイチ活用による観光推進とともに、自転車利用者の交通安全マナーの啓発のほか、さらなる道路などのインフラ整備や駐輪スペースの確保、路面標示など十分な安全対策の実施、また県が整備した西の湖周辺のびわ湖よし笛ロードの改修などを働きかけてまいりたいと考えております。
 本市としましては、ビワイチを行う方々に本市の歴史、文化、自然などを体感してもらえる絶好の機会と捉え、滋賀県や関係団体などとともに観光振興につながる取り組みを進めてまいりたいと考えております。
 また、当地のように公共交通機関が全ての地域、東近江地域含めまして十分に時間どおり、要は短い間隔で発達していないような地域におきまして、この自転車を利用してでの観光の可能性というのは非常に大きなものがあるという認識をしております。
 残余の質問につきましては、関係部から回答させていただきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 小西都市整備部長。
             〔都市整備部長 小西正彦君 登壇〕
◎都市整備部長(小西正彦 君) 中田議員のビワイチ観光に伴う近江八幡周辺、湖周道路の環境整備に関するご質問にお答え申し上げます。
 まず、琵琶湖に面する6.9キロの雑草、雑木など、周辺環境への取り組みの考え方についてですが、議員ご指摘の区間は、野洲市との境界である佐波江町地先から長命寺町地先の湖岸約6.9キロメートルであると思います。この区間は、琵琶湖総合開発により水資源開発機構と滋賀県により整備され、それぞれが管理を行っていただいているところでございます。
 本市が自然公園の施設として県から管理を受託している場所は、湖岸6.9キロメートルのうち、湖岸緑地岡山園地として指定されている約1.5キロメートルのうち、トイレが設置されてる周辺の200メートルでございます。面積的には大体1ヘクぐらいかなと思ってございます。
 その業務受託の内容は、園地内のトイレ周辺の清掃を年5回、トイレと駐車場周辺の草刈りを年4回、また議員が先ほど申されましたように、9月から11月までの3カ月間のトイレ、浄化槽の維持管理作業であり、この内容につきましても、地元自治会の協力を得ながら管理を行っているところでございます。
 また、牧浄水場から東側の2区間につきましては、県の直接管理により県当局に再三の要望を行い、一昨年から年に2回の除草作業を行われております。
 いずれにしましても、滋賀県の管理であることから、琵琶湖南部地域と同様に美しい湖岸となるよう県に要望しているところでございます。
 次に、老朽化した園地内のトイレ、ビワイチ対応の休憩所の必要性についてですが、トイレ、休憩所は、自然公園施設として整備されたものであり、所有者は滋賀県となっております。これらの施設のビワイチでの活用については、県の担当課であります自然環境保全課とも協議を行っていますが、過去の経過として、バーベキュー、花火、キャンプなどの多量のごみの散乱や家庭から排出される廃棄物の不法投棄、トイレの故障、火災などさまざまな問題があったことから、9月から11月までの3カ月間に限定した開設とされています。通年のオープンについては、地元自治会との調整、管理費用などの予算面から慎重に検討されているところでございます。
 市といたしましては、自然公園の施設が適切に維持管理されることを前提に、年間開放いただきたいと考えております。
 次に、岡山園地の利用、活用につきましては、子どもから高齢者までが緑と水に囲まれた琵琶湖湖岸で自然に触れ合い、心身ともリフレッシュいただける自然公園として活用できることを願っておりますが、先ほどの施設利用者のマナーや施設の老朽化などの問題も山積していることから、維持管理にご協力いただいている地元自治会とも協議しながら検討しなければならないと考えているところでございます。
 湖岸緑地岡山園地の管理者は県となりますので、滋賀県が平成29年3月に策定された琵琶湖保全再生施策に関する計画に基づき、適切な施設整備と維持管理に必要な予算を確保いただき、景観に配慮した湖岸緑地岡山園地の再整備プランを策定の上、計画的な施設整備並びに適切な維持管理を県当局に要望してまいる所存でございます。
 議員におかれましても、地域のリーダーとして地域とともにお力添えを賜りますよう、切にお願い申し上げるものでございます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 中田幸雄君。
◆10番(中田幸雄 君) ありがとうございました。
 けさほどもトイレは見てきたわけなんですけども、木、松林というか雑草がかなり多くって、トイレにドアあけて入ったんですけども、少し気味が悪いような感じ、環境としてはトイレはあったらいいんですけども、やっぱり明るさがないというのがあって、そんなトイレは本当に今の時代にはふさわしくないんじゃないかなというのは思っておりますので、そういうようなとこも県にもお願いして、要望活動もしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、再問をさせていただきます。
 今の答弁の中に、景観に配慮した湖岸緑地岡山園地の再整備プランを策定すると言われておりましたが、具体的にどのような形で取り組まれるのか、お教え願いたいと思います。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 小西都市整備部長。
◎都市整備部長(小西正彦 君) 再問にお答えしたいと思います。
 初問でも、こちらにございますが、平成29年3月に滋賀県が策定されました琵琶湖保全再生施策に関する計画というのがございます。この中をひもといてみますと、まず湖辺の自然環境の保全及び再生という項目の中に、砂浜、湖岸、湖岸の緑地の保全及び再生という項目がございます。先ほど申し上げましたように、この計画の中には景観の整備及び保全に関する事項、また観光、交通、その他に関する事項、それと財源確保の検討に関する事項というものも全て入ってある計画になってございます。ですので、先ほど申し上げましたように、この再生プランというのは、やはり所有者は県でございます。滋賀県において策定をいただき、その中で今申し上げたようなこの再生計画に匹敵するような形の中のプランづくりをお願いをしていきたい、そのように考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上であります。
○議長(園田新一 君) 中田幸雄君。
◆10番(中田幸雄 君) ありがとうございます。
 この写真は見えますかね、平成14年に琵琶湖総合開発で湖岸堤が完了したときの写真でございますけども、この辺が芝生でございます。芝生になって、こういうような形として整備をされたということでございます。現在はここの部分はまだ岡山、牧の自治会で少し刈り入れをして、その分はやっとるんですけども、それでもなかなかこの間の台風の後、ああいった状態でなっております。ここでは、キャンプはできんことないですけども、芝生の上で楽しむとかという当初の目的から外れた形になっております。私、望むのは、当初の計画を遂行してほしいということで、もう少し県にも要望活動もお願いしてほしいということでございますので、ここで子どもたちが遊び、またここでの環境学習等ができるような施設整備、原状の回復ということを要望し、市民はもとより県内外の方々が少し休まれる、また休める場所として、安らぎを与えられる景観整備を強く推し進めていただきたいと思いますので、これは要望でございますけども、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、次の項目に移らせていただきたいと思います。
 2点目に、岡山学区のエリア整備についてお伺いいたします。
 平成25年9月27日、岡山学区教育施設等整備促進協議会が発足して、数々の協議を経て、本年12月14日の竣工を目指し、工事が進められております。
 岡山コミセン、岡山分団消防施設、認定こども園、放課後児童クラブ等を一体化しての施設整備には、地元大房町、加茂町の皆様方の大切な田んぼ等提供していただき、この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。
 当学区は、田園風景の豊かな自然、水茎ヶ丘を初め、多くの歴史と文化遺産を要し、住民参画による協働のまちづくりを市内でもいち早く取り組み、安全で安心して暮らせる地域づくりを進めております。地域の子どもは地域で育て、学区に愛着と誇りを持ってもらい、地域の将来の担い手にすべく、昭和54年ごろから6年生を中心にしたブラスバンド活動を行い、我が学区の宝として今も続けられております。私もこの地で育ち66年、3回目の新校舎完成を楽しみにしております。本エリア整備が進められておりますが、気になる点がありますので質問をさせていただきます。
 まず1点、放課後児童クラブ、こどもの家の整備についての工事進捗状況はいかがでございましょうか。
 また、2点目、認定こども園がまだ工事着工されておりませんが、来年4月開園に間に合いますか、お伺いいたします。
 3点目、現存のコミセン、幼稚園、小学校、体育館の施設及び敷地の利用、活用はどのように考えておられるのか、以上3点について質問させていただきます。よろしくお願いします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 江南総合政策部長。
             〔総合政策部長 江南仁一郎君 登壇〕
◎総合政策部長(江南仁一郎 君) 中田議員の岡山学区エリア整備についてのご質問のうち、現存のコミセン施設及び敷地の利活用についてお答えをいたします。
 現存のコミセンにつきましては、他の用途での施設利用がなければ、現施設は解体し、敷地部分については行政財産から普通財産へ変更をする予定でございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
             〔子ども健康部長 青木勝治君 登壇〕
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 中田議員の岡山学区エリア整備についてのご質問にお答えいたします。
 まず初めに、1つ目の放課後児童クラブの整備についての進捗状況についてお答えをいたします。
 新岡山こどもの家につきましては、今後の児童数の増加とニーズの高まりを見据え、新たな専用施設を確保するため、岡山小学校、岡山コミュニティセンターとあわせて、平成30年12月14日の同時竣工を目指して進めてきたところでございます。
 また、予算確保のため申請する予定の整備補助金は、単年度工事が前提となることから、小学校などの契約時期とは異なる平成30年度に着工するスケジュールで進めてきたところでございます。このため、既に平成29年度から着工している小学校などの同一工事区画内で岡山こどもの家を新たに施工することになりましたが、一般的に安全な施工を担保する意味からも、同時に工事できる株式会社松村組と契約を締結すべく努力をいたしましたが、落札、契約に至ることはできませんでした。このため、今後保護者や支援者、地元関係者などと協議し、既存計画を基本として、可能な限り早期に整備を進めたいと考えているところでございます。
 そして、何よりも平成31年度には利用者数の増加が見込まれていることから、待機児童を生じさせないことを優先的に考え、当面の措置として既存施設を活用したいと考えております。
 なお、活用する施設につきましては、次年度の一斉募集時期までにはお示しできるよう、鋭意検討や調整等を行っているところでございますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
 次に、2つ目の認定こども園の来年4月開園についてのご質問にお答えをいたします。
 岡山認定こども園の建築工事が着手していないことにより、議員の皆様だけではなく、入園予定の保護者の皆様、また地域の皆様に大変ご心配をおかけしておりますが、予定どおり平成31年4月開園に向けて、整備運営法人である社会福祉法人紫雲会が必要な手続を進めておられます。
 事業主体である紫雲会が入札を経て契約された委託設計業者との間で設計業務に時間を要し、建設工事の入札などが当初の予定よりおくれてはいますが、今月末には建築工事の入札を行い、建築業者を決定し、10月より資材発注などを含めた工事を開始し、年度内に園舎を完成し、平成31年4月の開園には間に合うというスケジュールが紫雲会から市に提出され、事業主体としても保護者向け説明会も開催され、市に対しても誓約書を提出されているところでございます。
 市といたしましては、民設民営の手法による認定こども園の整備事業ではありますが、入所予定のお子さんや保護者にご迷惑をかけないよう、これまで法人に必要な指導、助言や連携を図ってまいりましたが、今後より一層円滑な進捗が図れるよう、関係機関、関係各課との調整を行い、平成31年4月の開園に向けて取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
 最後に、3つ目の現存の施設のうち、幼稚園の施設及び敷地の利活用についてお答えをいたします。
 平成30年度に岡山こどもの家の新築整備ができなくなり、新年度の放課後児童クラブの利用ニーズに応えることや、新たな待機児童を生じさせないことを最優先事項として取り組む必要があることから、現時点では代替施設の候補として現存の岡山幼稚園を検討しているところでございます。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 小林教育部長。
             〔教育部長 小林一代君 登壇〕
◎教育部長(小林一代 君) 中田議員の岡山学区エリア整備のご質問のうち、現小学校体育館の施設及び敷地の利用、活用についてお答えをいたします。
 まず、小学校の校舎につきましては、新校舎建築に文部科学省所管の学校施設環境改善交付金を活用している関係上、速やかに解体する必要がありますので、来年度解体工事に着手する予定をしております。その後、教育財産の用途廃止を行い、普通財産として管財契約課へ所管がえの手続を行う予定です。
 次に、体育館につきましても、校舎同様に交付金を活用しておりますので、速やかに解体する必要がありますが、地元岡山学区から社会体育施設として活用したいとの強い要望がありますので、現在のところ文部科学省へ取り壊し免除申請を行い、その承認が得られるという前提で、社会体育施設として活用する方向で進めております。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 中田幸雄君。
◆10番(中田幸雄 君) ありがとうございました。
 今お聞きしましたけど、まず小学校を解体されるということですけども、これで今の既存の幼稚園の施設を放課後児童クラブに使われるということ。そうすると、4月から入園というか、放課後児童クラブが使われたときに、児童の送迎とかされるときに解体の工事等はバッティングするとかということは、安全対策はどのように考えておられますか。お答え願います。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 小林教育部長。
◎教育部長(小林一代 君) 解体工事につきましては、また関係課と十分協議をいたしまして、児童の安全については最重要に考えていきたいと思いますので、配慮していきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 中田幸雄君。
◆10番(中田幸雄 君) 運動場とかの跡の敷地についてはどのようなお考えを持たれてるのか、お聞かせ願えますか。
○議長(園田新一 君) 小林教育部長。
◎教育部長(小林一代 君) 今後の活用ということでよろしいでございますか。
 現在のところは、今後の活用については、まだ考えてっていうか、案がございませんので、今の教育財産から普通財産に変更するというふうな手続になろうかと思います。
○議長(園田新一 君) 中田幸雄君。
◆10番(中田幸雄 君) この新しい小学校ができてしまうと、今加茂町から通ってる子どもは、狭い道ですけども、僕がグラウンドの裏と障害者施設の間が3メーターぐらいの道になったんですけども、運動場をどのように利活用されるか次の方法はまだ決まってないということなんですけども、その節には道路幅を拡張していただいて、子どもの安全対策も一緒に考えていただくという方向で取り組んでいただきたいなと、これは要望なんですけども思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 要望やけど、お答えがありましたらお答えいただきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 回答できますですか。
 小林教育部長。
◎教育部長(小林一代 君) ご要望ということでお聞きさせていただいときます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 中田幸雄君。
◆10番(中田幸雄 君) よろしくお願いします。安全対策を十分気をつけていただいて、考えていただきたいと思います。
 それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。
 3番でございますけども、議第88号平成30年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)の認定こども園施設整備事業につきまして、今回補正予算において認定こども園整備事業補助金3億1,149万8,000円が減額補正されておりますが、どこの認定こども園の補助金なのか、お伺いいたします。
 以上、初問といたします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
             〔子ども健康部長 青木勝治君 登壇〕
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 中田議員の認定こども園施設整備事業に関するご質問にお答えをいたします。
 認定こども園整備事業補助金の減額補正につきましては、桐原東認定こども園の整備補助金でございます。
 桐原東認定こども園につきましては、さきの6月議会で説明させていただきましたとおり、平成31年4月の開園が困難な状況となり、開園を平成32年4月と1年延期して取り組むこととさせていただきました。そのため、今年度の事業予算は減額補正させていただき、平成32年度予算として改めて予算計上させていただく予定をしておりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 中田幸雄君。
◆10番(中田幸雄 君) ありがとうございました。
 来年度の開園ができないということなんですけども、補助金は3月31日までは有効期限があると思うんですけども、土地等の交渉とかというのは進めていく、またその土地に対して何らかアクションかけていくとかというのはできているわけ、できないんですか。それだけお伺いいたします。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えいたします。
 桐原東につきましては、さきの答弁させていただきましたとおり、現在整備予定地の確定に向けて、10月末をタイムリミットとして、鋭意地元と調整を図っている、協議を行っているところでございますんで、このスケジュール感からいいますと、今の段階で実現は可能ではないということで、さきの6月のときにも1年延期させてもらうということで説明させてもらったとおりでございますんで、重ねてご理解をお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 質問はありませんか。
 中田幸雄君。
◆10番(中田幸雄 君) 先ほどの西津議員の答弁も聞かせていただいたんですけども、今度岡山の認定こども園と桐原のこども園が2つ開園されるということで、ほぼ待機児童は解消されるという回答だったと思うんですけども、ほうすると桐原東の認定こども園はまだ急がなくてもいいような感じじゃないんかなと思うんですけども、先ほどにはもういけるということを言われましたけども、あとの枠がどのようにされるのか、どのような形で思われてるのか、お伺いしたいんですけども。
○議長(園田新一 君) 青木子ども健康部長。
◎子ども健康部長(青木勝治 君) 再問にお答えをいたします。
 先ほど申し上げたのは、岡山、それから桐原で、長時部で合計170名という話をさせていただきました。東ですと、さらにそこに90乗って、合計260名という形になります。
 ただ、先ほどもほかの議員さんの質問ありましたように、今後無償化の話でありますとか、それからまだまだそういう女性の社会進出等の関係もございまして、より一層ニーズはふえてくると思っておりますんで、現在この計画については既に子ども・子育て支援事業計画にのっとった部分でございますので、必要な量という形で、それに対する円滑な推進、整備ということで進めていきたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(園田新一 君) 中田幸雄君。
◆10番(中田幸雄 君) 子どもさんの保護者の方も望んでおられる施設でございますので、一日も早く整備が進んでいきますように、子育て支援には十分力を注いでいただきますようにお願いをいたしまして、最後、本日の質問を終わらせていただきたいと思います。
 長時間おつき合いいただきまして、ありがとうございます。
○議長(園田新一 君) 以上で中田幸雄君の個人質問を終わります。
 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。
 明13日は定刻から再開し、個人質問の15番目重田剛君から続行することといたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 ご苦労さまでした。
               午後6時25分 散会
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