録画中継

平成31年第1回(3月)近江八幡市議会定例会
3月8日(金) 個人質問
片岡 信博 議員
(1)金田小学校の定員について
(2)近江八幡・安土連絡道路(武佐老蘇線)について
(3)改良住宅(2戸1)の譲渡推進について
◆11番(片岡信博君) 皆さんおはようございます。創政会の片岡信博でございます。
 議長のお許しをいただきましたので、ただいまから3点について個人質問をさせていただきます。
 1点目は金田小学校の定員について、2点目は近江八幡安土連絡道路と武佐老蘇線について、3点目は改良住宅の譲渡推進についてであります。
 また、質問の中で、小西議員と質問が重なるところがありますがよろしくお願いします。
 それでは、第1問目、金田小学校の定員について。
 金田学区において平成23年に金田小学校が竣工、翌平成24年にコミセンが竣工し、市内で初めて防災機能を持ったコミュニティエリア施設が完成、完備されました。
 金田学区では、駅前に246戸のマンションが建設中であり、西本郷町や金剛寺町では分譲が進んでおります。このように、新たな住宅の建築ラッシュは人口の増加につながりますが、幼児教育のため保育施設、小学校などの受け入れを心配しています。
 今後も人口が増加するとは考えられない状況のもと、新しい小学校に校舎を増築することはいかがなものかと考えております。
 そこでお伺いします。
 金田小学校の整備が完了し10年も経ないで、校舎の増築問題が発生するのではないかと心配しています。金田小学校において、金田校区の増加する子どもたちを受け入れることはできるのでしょうか。
 あわせて、もし人口の増加に伴い校舎の増築が必要となるのであれば、自治会単位で他の小学校区に通学される方法等を検討されているのでしょうか、お伺いいたします。
 以上を初問といたします。
○議長(園田新一君) 当局の回答を求めます。
 小林教育部長。
             〔教育部長 小林一代君 登壇〕
◎教育部長(小林一代君) 皆さんおはようございます。
 それでは、片岡議員の金田小学校の定員に関するご質問にお答えします。
 まず、金田小学校における児童の受け入れにつきましては、校区内の大規模マンションや宅地開発等による児童の増加見込みも含めた2024年度までの児童数の推計から、現校舎での改修等により対応可能と判断しております。
 次に、自治会単位で他の小学校に通学する方法等の検討はしたかとのことですが、さきの議員のご質問にお答えをいたしましたが、近江八幡市通学区域審議会に諮問し、3回の審議を経て答申をいただきましたので、現時点では答申にある学区のまとまりやつながりといった学区意識の強さや子どもたちの地域とのつながりを大切にして、現校舎での対応が可能である間は通学区域の見直しは行わない方向で考えております。
○議長(園田新一君) 質問はありませんか。
 片岡信博君。
◆11番(片岡信博君) 市内には、子どもが少なくなる、空き教室もある小学校もあります。市にとって合理的な通学区の再編について、一日も早く検討していただくことを要望といたします。
 続きまして、近江八幡安土連絡道路、武佐老蘇線についてお伺いします。
 近江八幡市と安土町の合併効果の促進のため、武佐学区と老蘇学区を結ぶ連絡道路整備が実施されています。ご承知のように、国道8号線の渋滞を避ける自動車や国道421号へ向かう自動車が旧中山道や末広町地先を頻繁に通行し、高齢者や児童、自転車で通行されている方々にとっては危険な状況であります。
 この道路は、現在国道421号から武佐小学校への通学道路までの間は完成していますが、その先線が未整備であります。この武佐老蘇連絡道路の整備内容と現在の状況、今後の整備方針並びに完成予定時期についてお伺いいたします。よろしくお願いします。
○議長(園田新一君) 当局の回答を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) おはようございます。
 片岡議員お尋ねの近江八幡安土連絡道路の武佐老蘇線の現状及び今後の予定についてお答えを申し上げます。
 武佐老蘇線の武佐西生来工区につきましては、平成30年3月に策定されました滋賀県道路整備アクションプログラム2018において、2022年までの5年間に着手し整備していく路線として位置づけられております。
 その事業内容といたしましては、既に暫定供用している長光寺武佐線の市道末広通学線との交差点から県道小脇西生来線間の延長約1,100メートル、車道2車線に片側歩道を設けた幅員12.5メートルの道路を計画しております。
 平成29年度には、道路法線、幅員構成、蛇砂川橋梁の構造形式の検討等を行う道路予備設計を実施いたしました。
 平成30年度には、地元自治会に対しまして道路予備設計の内容を説明し、道路法線、幅員構成についておおむね承諾が得られたことから、現在、道路詳細測量設計、蛇砂川橋梁設計に係る土質調査を進めておるところでございます。
 当該事業につきましては、多大な事業費が必要なことから、国の社会資本整備総合交付金を活用しており、交付金の交付状況にもよりますけれども、平成31年度には用地測量及び蛇砂川橋梁の詳細設計を実施、平成32年度には用地買収、順調に進めば平成33年度から工事に着手する予定でございます。
 当該道路整備のように用地買収が伴う事業につきましては、土地所有者の協力が不可欠でありますけれども、早期の工事着手完了を目指し取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(園田新一君) 質問はありませんか。
 片岡信博君。
◆11番(片岡信博君) ありがとうございました。
 旧中山道など交通安全のため、武佐老蘇連絡道路の一日も早い完成に向けて取り組みいただけますよう、要望といたします。
 続きまして、改良住宅二戸一の譲渡推進について。
 昭和50年に実施された住宅地区改良事業並びに小集落地区改良事業で整備された約500戸の改良住宅の譲渡について、国の住宅譲渡の規制が緩和された平成22年から改良住宅の譲渡を積極的に推進しておられます。
 しかしながら、若者の転出と入居者の高齢化により、改良住宅の譲渡を受けるより市営住宅として住宅への入居を希望されている方も年々増加しているように聞き及んでおります。
 改良住宅の譲渡について、平成22年度以降の取り組み内容と譲渡の状況についてお聞かせください。よろしくお願いします。
○議長(園田新一君) 当局の回答を求めます。
 小西都市整備部長。
             〔都市整備部長 小西正彦君 登壇〕
◎都市整備部長(小西正彦君) おはようございます。
 片岡議員ご質問の改良住宅、通称二戸一でございますが、改良住宅の譲渡推進についてお答え申し上げます。
 同和対策事業特別措置法に基づき、旧近江八幡市では、昭和46年に長期計画と言われました近江八幡市同和対策総合推進計画を策定し、昭和49年度から平成8年度までの23年間で住宅地区改良事業などにより590戸の改良住宅、二戸一を建設いたしました。
 また、旧安土町では、昭和57年度、58年度の2カ年で6戸を建設し、合わせて596戸の改良住宅を整備し、適切な管理に努めてまいりました。
 この改良住宅の譲渡については、平成22年度に近江八幡市改良住宅二戸一譲渡基本方針を策定し、鋭意取り組んでいるところでございます。
 譲渡実績といたしまして、平成23年度に6戸、平成24年度には22戸、平成25年度に6戸、平成26年度に19戸、平成27年に22戸、平成28年度に18戸、平成29年度に17戸、平成30年度には12戸の譲渡を見込んでおり、合わせて122戸の譲渡を予定しているところでございます。
 議員ご指摘のとおり、入居者の高齢化により、後継者の問題や譲渡金額などの課題などについて検討しなければならないと考えているところでございます。
 今後は、譲渡廃止後の跡地利用や譲渡に係る国の譲渡条件の緩和を地域改善向け住宅譲渡促進全国協議会を初め、関係自治体と連携を図りながら国に働きかけ、改良住宅譲渡の推進に努めてまいりたいと考えてございます。
 以上であります。
○議長(園田新一君) 質問はありませんか。
 片岡信博君。
◆11番(片岡信博君) ありがとうございました。
 改良住宅に入居されている方の高齢化と住宅の老朽化は日に日に進んでおります。私も微力ながら改良住宅の譲渡推進に協力してまいりますので、当局におかれましても改良住宅の譲渡を進めていただきますよう要望といたします。
 以上をもって私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(園田新一君) 以上で片岡信博君の個人質問を終わります。
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