録画中継

平成26年第1回(5月)近江八幡市議会臨時会
5月2日(金)   
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案の上程(提案理由説明)
   議第56号~議第64号
   会第4号
第4 質疑
第5 委員会付託
第6 委員会審査報告
第7 討論・採決
第8 諸般の報告
第9 議長の辞職許可
第10 選第1号 議長の選挙
第11 副議長の辞職許可
第12 選第2号 副議長の選挙
第13 各常任委員会委員の改選
第14 議会運営委員会委員の選任
第15 新クリーンセンター等整備特別委員会委員の選任
第16 市庁舎整備等特別委員会委員の選任
第17 地域活性化特別委員会委員の選任
第18 議案の上程(提案理由説明)
   議第65号
第19 質疑
第20 委員会付託
第21 委員会審査報告
第22 討論・採決
               午前9時30分 開会
○議長(善住昌弘君) 皆さんおはようございます。
 本日招集されました平成26年第1回近江八幡市議会臨時会をただいまから開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(善住昌弘君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 池上知世議員
 川崎益弘議員
の両名を指名いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第2 会期の決定
○議長(善住昌弘君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りします。
 本臨時会の会期は、本日1日としたいと思いますが、これにご異議はございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(善住昌弘君) ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第3 議案の上程(提案理由説明)
      議第56号~議第64号
      会第4号
○議長(善住昌弘君) 次に、日程第3、議案の上程を行います。
 議第56号から議第64号まで及び会第4号の10件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎君) 朗読します。
 平成26年第1回(5月)近江八幡市議会臨時会提出議案
市長提出議案
議第56号 専決処分の承認を求めることについて
     (1) 平成25年度近江八幡市一般会計補正予算(第8号)
     (2) 平成25年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)
     (3) 近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定について
     (4) 近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について
     (5) 近江八幡市固定資産税の不均一課税条例を廃止する条例の制定について
議第57号 平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)
議第58号 近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてほか条例改正議案1件
議第60号 篠原駅周辺整備に伴う排水及び広場工事請負契約の締結につき議決を求めることについてほかその他議案3件
議第64号 近江八幡市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて
議員提出議案
会第4号 近江八幡市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
 以上です。
○議長(善住昌弘君) お諮りします。
 ただいま上程いたしました会第4号については、会議規則の規定により提出者の説明を省略したいと思いますが、これにご異議はございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(善住昌弘君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま上程いたしました会第4号については、提出者の説明を省略することに決しました。
 次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 皆さんおはようございます。
 本日、平成26年第1回市議会臨時会を招集させていただきましたところ、議員の皆さん方におかれましては、公私何かとご多用の中、ご出席を賜りまして厚くお礼を申し上げます。
 それでは、開会に当たりまして一言ご挨拶申し上げたいと存じます。
 山や街の木々の新緑が目に鮮やかに映り、1年のうちでも一番過ごしやすい季節となりました。農家の方々も田植え並びにその準備にご多忙のことかと存じ上げますが、またちょうどこの時期はあらゆる息吹がスタートするころでもあります。
 さて、私も、去る4月20日に執行されました市長選挙におきまして、市民の皆さん方からのご信任を賜り、引き続き近江八幡市長に就任させていただくこととなりました。今議会が新たな任期での最初の議会となります。身の引き締まる思いでございますとともに、議員の皆さん方と一緒にすばらしい市をつくりたいと強い決意で臨ませていただきたいと考えております。
 それでは、ここで一言所信の一端を述べたく存じます。
 まず、本市も安土町との合併から4年が経過いたしました。合併におけますスケールメリットは明らかには十分見えてきているとは言いがたい中ではございますが、これから4年間は集大成の4年間と位置づけ、しっかり仕事に取り組むことでスケールメリットを遺憾なく発揮し、8万2,000人市民の負託に応える覚悟でもございます。
 何といたしましても、選挙時にお約束いたしました市民の目線に立っての行政を進める所存であります。そのためには、地に足をつけて木の根が張るよう、今までの仕事の総仕上げをしたいとも思っているところであります。
 具体的には、肉づけ予算として位置づけ6月議会定例会におきまして提案させていただいたときに詳しく述べさせていただきたいと思っております。
 私は、選挙時に市民の皆さんにいろいろとお約束をいたしました。私の信条は、約束したことは必ず守る、そして結果を出すことでございます。約束をさせていただいたことは必ず実行させていただきたいとも思っております。そのことは、信頼を得るためには約束したことは実行することであります。そうすることにより初めて信頼していただけ、そこから市民の皆さん方の声が議員の皆さん方を通じて市政に反映され、また文字どおり協働のまちづくりの推進となり、すばらしい世の中になっていくものと思います。
 また、さらなる地方分権社会を目指すためにも、地域の特性を生かし、いろんな角度からいろいろな発想の提言をしていただきたいとも思っております。
 いずれにいたしましても、打ち出しました政策が一定のご理解をいただいたわけでありますから、改革継続に、議員の皆さんを初め、市民の皆さん方の一層のご理解とご協力を衷心よりまずお願いを申し上げる次第であります。
 さて、4月16日に隣国の韓国の南西部の珍島周辺で発生いたしました旅客船沈没事故は、これから国を支えるであろう若者の多くの皆さんが犠牲になられ、国家を揺らがす大惨事となりました。日に日に明らかになります被害状況や事故原因は、我が目や耳を疑うものばかりであります。犠牲になられました方々に心から哀悼の意をささげますとともに、ご家族の方々に心よりお見舞いを申し上げる次第であります。
 また、国内に目を向けますと、これまた皆さん方ご承知のように4月20日に熊本県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザに感染した鶏が発見され、11万2,000羽を殺処分するなど、畜産農家や関係の方々に大きな衝撃と打撃を与えております。そのご労苦とご心労はいかばかりかと推察いたすところでございます。
 仄聞いたすところによりますと、早期通報を受けた県は、簡易検査で陽性反応が出たのを受け、遺伝子検査の結果が出るのを待たず現地に職員を動員し、2011年10月施行の改正家畜伝染病予防法での国の防疫指針に基づいて早期に対応の作業をしたため、感染の拡大の確認はなく、初動のスピードの大切さを痛感いたしたところでもあります。また、国内感染はいつでも起こり得るといつも念頭に置いておく必要があることを痛感いたしたところでもあります。
 幸いと言っては申しわけございませんが、滋賀県では鳥インフルエンザの感染はなく安堵しているところであります。しかし、ウイルスの感染力は強く、日本列島のどこに飛び火しても不思議ではないと言われております。本市におきましては、対応マニュアルを活用し、素早いウイルスの封じ込みが行えるよう万全の態勢をとっているところでもあります。
 また、去る23日は、アメリカのオバマ大統領が国賓として18年ぶりに来日され、安倍首相と首脳会談を行い、共同記者会見では、アジア太平洋地域で主導的な役割を果たす強固な日米同盟をアピールされたところであります。焦点であります環太平洋連携協定、すなわちTPP交渉につきましては、早期妥結に向け協議を継続することで一致したところでもあります。本来の日米同盟の姿について話し合われ、戦略的利益を共有する日米の同盟関係は、アジア太平洋地域の平和と繁栄の礎としてかけがえのないものであることを確認されたところでもあります。
 また、4月17日に政府が発表しました月例経済報告は、消費税増税後の反動減が消費などにあらわれていることを踏まえ、景気の基調判断を1年5カ月ぶりに下方修正されたところであります。判断引き下げは第2次安倍政権発足後初めてであり、内閣府が同日発表した調査でも消費者心理が4カ月連続で悪化した。一方で、日銀は17日公表しました地域経済報告さくらリポートで、全国9地域の景気判断を1地域で上方修正し、8地域で据え置いたところでもございます。また、政府と日銀の景気の見方は、基本的に回復基調にあり、同時に駆け込み需要の反動減は想定の範囲内で一時的なもので景気の基盤は引き続きしっかりしていると強調され、景気は着実に持ち直してきておりまして、自律的回復への基盤が整いつつあると景気認識を上方されたところであります。
 しかし、それぞれの自治体の財政状況は厳しいものがございます。したがいまして、本市も市民の目線で各事業を見直し、本当に必要な事業か、また市が行わなければならない事業か、さらに規模を縮小すべきではないかと検討してまいりたいと考えておりますので、ぜひ議員の皆さん方のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げるところでございます。
 それでは、本日提案いたします議案につきまして説明をさせていただきたいと存じます。
 まず、議第56号専決処分の承認を求めることにつきましては、予算2件及び条例3件につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、去る3月31日付をもって専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 また、専決処分をさせていただきました平成25年度近江八幡市一般会計補正予算(第8号)の内容につきましては、歳入歳出それぞれに5億1,000万円を追加し、予算総額を311億3,000万円とさせていただいたものでございます。
 内容といたしましては、歳入予算において、3月19日に特別交付税が、また3月31日に地方譲与税等が確定しましたことにより、市税、また地方譲与税、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方交付税等と市債等との財源調整を行うとともに、歳出予算におきまして、基金積立金で減債基金積立金、公共施設等整備基金積立金及び後期高齢者医療特別会計への繰出金を追加するとともに、関係事業の財源組み替えを行ったものでございます。
 第2表の地方債補正につきましては、財源調整に伴い当該事業の市債の発行を廃止するものでございます。
 なお、基金につきましては、今後のまちづくりの重要な財源であり、有効に活用してまいりたいと考えておりますので、ぜひご理解賜りますようお願い申し上げます。
 続きまして、平成25年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれに220万円を追加し、予算総額を7億2,140万円とさせていただいたものでございます。
 内容といたしましては、保健事業費におきまして、後期高齢者医療健診事業で健診者数の増加に伴い物件費を追加し、財源につきましては諸収入と繰入金を充当させていただいたものでございます。
 近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、居住用財産の買いかえ等の譲渡損失の損益通算繰越控除及び阪神・淡路大震災に係る雑損控除等の特例に係る規定の削除、また肉用牛売却事業所得に係る市民税の課税特例及び優良住宅地の造成等のために土地を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る市民税の課税特例の適用期限の延長、また耐震改修が行われた要安全確認計画記載建築物等に対する軽減措置の創設、社団法人等の固定資産税非課税範囲の明確化等の改正を行ったものであります。
 近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、当該条例の引用条項のずれによる改正を行ったものであります。
 近江八幡市固定資産税の不均一課税条例を廃止する条例の制定につきましては、近畿圏の近郊整備区域及び都市開発区域の整備及び開発に関する法律施行令において規定する都市開発区域における工場を新設、増設した者に対する固定資産税の不均一課税に伴う減収補填措置制度の適用期限切れにより廃止したものでございます。
 次に、議第57号平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出総額に変更はございませんが、第1表の債務負担行為の補正として、篠原駅周辺整備事業において、資材価格及び労務単価の上昇に伴い、篠原駅自由通路整備事業に係る債務負担行為を追加させていただくものでございます。
 次に、議第58号近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につきましては、滋賀県福祉医療費助成制度の見直しに伴い、ひとり暮らしの高齢寡婦に係る医療費の自己負担割合の不均衡是正を図るため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第59号近江八幡市老人福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につきましては、滋賀県福祉医療費助成制度の見直しに伴い、低所得老人に係る医療費の自己負担割合の不均衡是正を図るため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第60号篠原駅周辺整備に伴う排水及び広場工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては、篠原駅周辺整備に伴う排水及び広場工事請負契約を締結するに当たり、一般競争入札によって契約金額等が確定したので、条例の定めるところにより議案を提出するものであります。
 次に、議第61号(仮称)市営武佐団地新築工事請負契約の変更につき議決を求めることにつきましては、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律の施行により、消費税率等が引き上げられたことに伴い、(仮称)市営武佐団地新築工事請負契約に係る契約金額の変更議決を得たく、議案を提出するものであります。
 次に、議第62号老蘇コミュニティセンター新築工事請負契約の変更につき議決を求めることにつきましては、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部改正する等の法律の施行により、消費税率等が引き上げられたこと並びに複層ガラス仕様への変更及び植栽工事の追加に伴い、老蘇コミュニティセンター新築工事請負契約に係る契約金額の変更議決を得たく、議案を提出するものであります。
 次に、議第63号財産を取得することにつき議決を求めることにつきましては、桐原コミュニティエリア整備事業の実施に当たり、財産、すなわち土地の取得をしたく、地方自治法の定めるところにより議案を提出するものでございます。
 最後に、議第64号近江八幡市固定資産評価員の選任につき同意を求めることにつきましては、平成26年4月1日付人事異動に伴い、井田喜之税務課長を固定資産評価員に選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。
 以上、本日提案いたします案件は、専決処分案件1件と平成26年度補正予算案件1件、条例案件2件、議決案件ほか4件、人事案件1件で合計9件でございます。どうか慎重なるご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶と並びに提案説明とさせていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(善住昌弘君) 以上で議案の上程を終わります。
 ただいま上程いたしました議第56号から議第64号まで及び会第4号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いをいたします。
 ここで休憩いたします。
               午前9時53分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前10時4分 再開
○議長(善住昌弘君) それでは、再開をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 質疑
○議長(善住昌弘君) 日程第4、質疑に入ります。
 ただいま4名の方から発言通告がありましたので、順次これを許します。
 まず、井上佐由利議員の発言を許します。
 井上佐由利議員。
◆22番(井上佐由利君) 改めましておはようございます。日本共産党の井上佐由利です。
 質問の前に、議長に一言お願いしたいと思います。私の質問のときによくやじが飛びます。その折には、しっかりと議長、コントロールをしていただきたいと、このようにお願い申し上げて、質疑に入りたいと思います。
 私は、議第58号近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例について及び議第59号近江八幡市老人福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行いたいと思います。
 先ほど市長から提案された理由では、滋賀県福祉医療費助成制度の不均衡是正を図るためとの理由で条例改正案が提案されております。どのような改正内容になるのか、具体的に概要説明を市民にわかりやすくお願いしたいと思います。これが最初の初問です。よろしくお願いします。
○議長(善住昌弘君) 当局の回答を求めます。
 鳥居福祉子ども部部長。
             〔福祉子ども部長 鳥居広子君 登壇〕
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) 皆さんおはようございます。
 それでは、井上議員の福祉医療費の条例改正に関するご質問についてお答えをさせていただきます。
 国の社会保障制度改革に伴いまして、平成26年4月から、70歳から74歳の方の医療費の自己負担割合が経過措置が外れて2割負担となりました。ただし、経過措置として、既に平成26年4月1日以前に70歳になられた方は1割負担です。これまで滋賀県福祉医療費助成制度でひとり暮らし高齢寡婦、65歳から69歳の低所得老人に対して自己負担割合を1割とする助成を行ってまいりましたが、今回の制度改正により、世代間で負担割合の逆転現象が生じるため、昨年末から県、市において見直しの検討が行われました。その結果、ひとり暮らし高齢寡婦及び低所得老人の助成制度の対象者を65歳から74歳までに拡大し、自己負担割合は平成26年8月2日以降に誕生日を迎える65歳から69歳の方を2割とし、70歳から74歳の方を1割とするもので、これに伴う条例の一部を改正させていただくものです。
 なお、平成26年8月1日までに誕生日を迎えられた経過措置で既に1割負担の対象となっている65歳から69歳の方については、引き続き自己負担割合を1割とします。また、現制度の受給者の方で平成26年4月2日以降に70歳の誕生日を迎える方については、新制度が開始される7月31日までの間についても自己負担割合1割の対象になりますが、医療機関では2割の支払いをお願いし、新制度開始後、領収書の添付の申請をしていただくことによりまして1割分を返金をさせていただくことになります。
 以上です。
○議長(善住昌弘君) 当局の回答漏れはございませんか。
 質疑はございますか。
 井上議員。
◆22番(井上佐由利君) 福祉医療費、なかなかややこしい制度ですので、もう一度おさらいしますと、70歳から74歳においては、新たに70歳を迎える方が2割負担の対象となると、そのうちの低所得者に1割負担をするという理解と、もう一つは、65歳から69歳の方々に対しましては、新たに65歳になられた方々が2割ということで理解してよろしいですね。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) 概要といたしまして、今議員おっしゃられたとおりでございます。
○議長(善住昌弘君) 井上議員。
◆22番(井上佐由利君) その上に立ってなんですが、今回の福祉医療費助成制度を受けられる低所得者の方々、要は軽減措置をとられる方々はどういう所得層の方なのか、低所得なんですが、その範囲はどういうものなのか、ちょっとわかる範囲でご説明いただきたいのと、その対象人数、そして市の予算額はどれぐらいなのか、わかる範囲でお願いしたいと思います。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) 今回の低所得者の方は非課税の方々でございますけれども、予算的にですけれども、医療費助成の予算ということですが、65歳から69歳の低所得老人の当初予算額ですが約3,600万円、ひとり暮らし高齢寡婦についてはおよそ45万円程度というふうに見込んでおります。
○議長(善住昌弘君) もう一度言ってください。
◆22番(井上佐由利君) その対象人数。
○議長(善住昌弘君) 対象人数はわかりますか。
 鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) 対象人数でございますけれども、平成26年3月末現在でございますが、ひとり暮らし高齢寡婦の受給対象者の方は7名、65歳から69歳の低所得老人の方は604名となっております。ただ、現在、昨年中の所得金額がまだ判明しておりませんので実数という形では出せませんけれども、概算で、新規に70歳に到達されます対象者数は、ひとり暮らし高齢寡婦で年間1名ないしは2名、低所得老人で毎月大体10名程度というふうに想定をさせていただいております。
○議長(善住昌弘君) 質疑はありますか。
 井上議員。
◆22番(井上佐由利君) ありがとうございます。
 続いてなんですが、先ほど答弁にありましたように、4月2日以降70歳になられた方のうち低所得者の方は1割負担ということに、こういう状況になるんですが、福祉医療費助成を受けられるその対象者の方々にどのような周知をされるのか、その点にお答え願いたいと思います。それが1点です。
 2つ目には、先ほど初問の答弁でお答えになられたんですが、領収書で還付すると、7月31日までの分を領収書でもって還付するという答弁が先ほどありましたけれども、そのことも含めて、周知についてはどうされるのかお答え願いたいと思います。
○議長(善住昌弘君) 鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) 今のご質問に関してでございますが、周知につきましては、既に対象者となられる方々につきましては文書のほうで周知済みとなっております。
 また、還付方法についても、今ご質問がありましたとおり、領収書をもって申請をいただき、その額の対象額、1割分について還付するという形になります。
○議長(善住昌弘君) 井上議員。
◆22番(井上佐由利君) 済いません。受給券の渡し方につきましては、福祉医療費を受けるときは、今65歳から69歳まではこういう白い受給券をいただいてはるんですが、新しく受給券を受けられる方々は送付されるのか、あるいはとりに来られるのか、その辺のことはいかがでしょうか。
○議長(善住昌弘君) 鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) 今のご質問に関しましては、ちょっと確認をさせていただいてご返答のほうさせていただいてよろしいでしょうか。
○議長(善住昌弘君) 井上議員。
◆22番(井上佐由利君) 続いて、この受給券の中には県内のみ有効というふうになってます。基本的には福祉医療費助成制度は県内のみが有効になっていると思うんですが、それは私も認識しているんですが、県外で受診された場合、この場合はどういう対応をされるのかお答えいただきたいと思います。
○議長(善住昌弘君) 鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) まことに申しわけございませんが、それも含めてあわせての回答とさせていただいてよろしいでしょうか。
○議長(善住昌弘君) よろしいですか。
 井上議員。
◆22番(井上佐由利君) 続きまして、今回、65歳から69歳の方は現行3割負担ですよね、現行3割負担。低所得者老人の方に対して、今日までは本人1割負担で、県と市で福祉医療費助成制度で支えてきたと、こういうふうに認識しております、今日までは。それがこのたび新たに、先ほど言われましたように、平成26年8月1日までに65歳を迎えた方は1割、その後、8月2日以降に65歳を迎えられた方は2割負担となると、先ほどの答弁であります。そうなれば、医療費が倍違うことになりますから、ここはちょっと市民としてやっぱり割り切れないものがあるかなというふうに思うんですが、今後、市として、段階的に65歳の方が上がってこられますので、その低所得者老人の方を市独自で1割負担を考えるつもりがあるのかどうか、その辺については議論があるのかどうかお答えいただきたいと思います。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) 現状といたしましては、先ほども初問で回答させていただきましたが、現行制度の改正において議論のほうをさせていただいておりますが、議員ご質問の件につきましては現状検討はまだできていないという状況でございますので、今後の課題とさせていただきたいと思います。
○議長(善住昌弘君) 井上議員。
◆22番(井上佐由利君) 県の制度のマル福の関係もありますので、多くの市町がこれをどうしようかというふうに多分議論されてることも聞きますので、本市も今までは65歳から69歳の低所得者の方は1割でやってこられた経過があるので、その辺は今後2割というふうになると市独自で支えてもいいかなというふうに私は思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それと、今回の制度改正の中に、先ほども答弁ありましたようにひとり暮らしの高齢寡婦の方が対象になっております。この場合、逆に、この場合は高齢寡婦ですから女性になるんですが、今の改正は高齢寡婦で女性ですね。私、逆に言いたいのは、この高齢寡父、こちらの男性の場合は対象にはならないというふうには条例を見て思うんですけれども、その辺はなぜ男性の場合にはならないのかどうか、ちょっとそこら辺をお聞きしたいと思います。
 なぜかといいますと、例えばマル福の福祉医療制度の中では、母子家庭もあれば父子家庭も今は対象になっておりますけれども、その辺は県の制度も絡んでおりますけれども、議論があったのかどうかお聞きをしておきたいと思います。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 鳥居部長。
◎福祉子ども部長(鳥居広子君) 今ご質問の件については、もう一度確認をさせていただきます。
 それと、先ほどご質問を保留をさせていただいておりました件について回答させていただきたいと思います。
 申請のほうでございますが、申請の通知のほう、申請後また通知をさせていただいて、対象者のほうに今郵送のほうをさせていただくという形で受給券を郵送させていただくという形の対応とさせていただいております。
 また、県外についての医療についてのご質問がございましたが、これについても償還払いで可能という形で現在対応のほうさせていただいております。
○議長(善住昌弘君) 井上議員。
◆22番(井上佐由利君) 幾つか答弁いただきましたので、高齢寡父のほうについてはまた委員会でもまたご答弁いただきたいと思います。
 申請については、もう一度通知をされて、受給券については郵送をさせていただくという答弁でしたので、必ず手元に届くようにお願いしたいと思います。例えば普通郵便でしたら本当に手元に届いたかどうかというのがわからない状況が、介護保険の保険証のときにそういう経験が私もありましたので、例えば国保だとか後期高齢のああいう保険証のようにちゃんと、何通知というんですか、郵便局がちゃんと確認をされる、そういう手だてもやっぱりとっていただきたいなというふうに思います、郵送される場合は。これをお願いしておきたいと思います。
 それと、今回、そもそも70歳から74歳の医療費の窓口負担は、この条例にも書かれておるんですけれども、第3条にも記載されているように、高齢者の医療の確保に関する法律改正により2008年度から自己負担を2割に引き上げることと国はこう決めておりました。しかし、高齢者の反発を避けるために1割に抑える特例措置を国はとってまいりました。今回、国は消費税8%引き上げと同時期に特例措置を外しました。ほんで、今年度から自己負担2割導入を70歳から引き上げていくということを決めたんです。県と市で、そういう意味では、低所得者の老人の方だけは何とか支えていこうというのがこの条例の趣旨だというふうに私も認識しております。しかし、市民から見れば、年金は6月からまた0.何%下がります。そして、消費税も4月から引き上がりました。これでは一体何のために社会保障目的で消費税を引き上げたのかと、こういう素朴な疑問も湧いてくるかと思います。そういう意味では、この条例に当たっては自治創造会議なんかでも議論になったというふうにお聞きしておりますので、市として、市長としても市民の方にどういうメッセージを送るのかという点では何かお考えがあるのかどうか、何かあればご所見がいただきたいと、このように思いますが。あればで結構です。いかがでしょうか。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) 消費増税はこれからでございまして、施行されたから即それが反映されるというもんじゃありませんし、ほんで消費税が増税になる、増税になった分は今のところを改正されるかもわかんない。それよりもこれから非常に社会保障のほうでふえるというところに充当されるということのほうが、軸足がそこに置かれてるというふうに理解をしているところでございます。
○議長(善住昌弘君) 井上議員。
◆22番(井上佐由利君) 今回消費税と同時に医療費改正が行われますので、そういう意味では、市としても県と一緒に福祉医療費で支えていこうというこの趣旨はよくわかりますので、それはそうなんですけれども、市民としては非常に割り切れない思いがあるということをお伝えして、質疑を終わりたいと思います。
 この件については混乱がないようにくれぐれもお願いいたしまして、円滑な事業をお願いしたいと思います。
 以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(善住昌弘君) 以上で井上佐由利議員の質疑を終わります。
 次に、中村巧議員の発言を許します。
 中村議員。
◆15番(中村巧君) おはようございます。
 地域力みんなの会の中村巧でございます。きょうは、議第63号財産を取得することにつき議決を求めることについて質問をさせていただきます。
 同議案は、桐原コミュニティエリア整備事業の実施に当たり、用地の取得に関する随意契約29件、約4万5,700平方メートルについてでありますが、言うまでもなく、用地取得の対象となっている田んぼは国の支援などにより土地改良された優良な農地であり、農業振興にとっても、またその土地の提供によって農業基盤がなくなるか縮小されることになり、農業経営に影響が生じてくるのではないかと考えています。
 ところで、公共用地の取得に当たっては、その土地の正常な取引価格によることが原則となっていると言われています。このたびの用地の取得に関し、この正常な取引価格を求めるに当たり、農地の評価方法及び価格算定はどのようにされましたか。また、同整備計画に当たり、用地取得については今回29件ということですが、用地取得契約者数はどのようになっていますか、わかりやすくお答えください。
 以上で初問を終わります。
○議長(善住昌弘君) 当局の回答を求めます。
 辻本都市産業部理事。
             〔都市産業部理事 辻本隆志君 登壇〕
◎都市産業部理事(辻本隆志君) 皆さんこんにちは。
 それでは、中村議員ご質問の桐原コミュニティエリア整備に係る土地の取得についてお答えいたします。
 まず、買収単価といいますか、取得価格についてですが、過日の全員協議会においてもご質問いただき回答させていただきましたが、不動産鑑定士による鑑定額をもとに設定しております。説明会や用地交渉の場において地権者様にご提示し、ご理解をいただいております。
 次に、買収地の地権者総数と未契約者数でございますが、34筆の取得予定物件に対する地権者数は、相続発生物件があるため確定していません。現在の登記上の所有者は29名ということでご理解をお願いいたします。このうち未契約物件は、4月30日現在、5筆ございまして、うち2筆は相続により所有者が確定していないことに起因するものでございます。これらの物件は、いずれも地権者様による相続手続が完了次第、ご契約いただける予定でございますので、現在のところ、工事のおくれ等の重大な影響を及ぼすおそれはないものと認識しております。
 最後に、買収による農業への影響、あるいは農地が減少することについてですが、今回の用地買収は、所有されている耕作地の全筆をご協力いただく場合、また道路用地に供するために所有されている耕作地の一部を買収する場合がございますが、いずれも地域あるいは市全体の農業に大きな影響を及ぼすとは考えていません。
 以上です。
○議長(善住昌弘君) 回答漏れはございませんか。
 質疑はございますか。
 中村議員。
◆15番(中村巧君) 今土地の評価方法は不動産鑑定士の鑑定によるという回答でございましたんですけれども、評価方法ですね、よくされるのが近傍の取引の価格とか、路線価の評価とか、それから各区画地の個別的な要件を勘案して決められるということなんですけれども、特に土地の形状、それから間口、街路条件、交通条件、環境条件、そういうものを加味して決められるんですけども、ただ単に不動産鑑定士さんの鑑定というだけの回答なんですけど、こういう今私が述べましたいわゆる状況ですね、いわゆる評価の方法についてどのように把握されて、そして価格を決められたか、もう一度ちょっと、もう少し詳しくお答えください。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 辻本理事。
◎都市産業部理事(辻本隆志君) 不動産鑑定士による鑑定方法につきましては、議員言われましたように、近傍価格であったり、路線、そして個別の要件、土地の形状、道路との接道等々条件を加味されて鑑定額を出しているものでございます。
 以上です。
○議長(善住昌弘君) 中村議員。
◆15番(中村巧君) 簡潔に言えばそういうことだと考えるんですけど、しかし今私が述べている、質問しましたものに対して本当に答えていただいているかどうかちょっと私自身まだそうは思ってないんですけれども、例えば具体的にもう少し言いますと、特に竹町の農地の取引のときは反当たり550万円という私理解してるんですけども、今回は580万円ということになってますわね。その点で、なぜその金額差が生まれてるか、ちょっとその辺のところをお聞きしたいんですけど。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 辻本理事。
◎都市産業部理事(辻本隆志君) 今回桐原コミュニティエリアの用地買収につきましては、平米当たり5万8,000円、1反580万円ということなんですけども、竹町のほうの新施設の買収は直接担当はしておらないんですけれども、同じ額であると、今回桐原の買収価格につきましては土地改良の脱退金とかそういうものも含んでの580万円ということで、条件的には同じであるというふうに認識しております。
○議長(善住昌弘君) 中村議員。
◆15番(中村巧君) 今もおっしゃったように、その580万円の中にはいわゆる脱退金とか、いわゆる水利の問題とか賦課金とかそういうものが含まれてるということで認識してもよろしいわけですね。わかりました。
 それから、例えば森尻町の423の1とか428、それから430の1など、道路に沿接してますわね。そういうことと、それとそこからちょっと離れたところとかというところの先ほどの評価方法なんですけども、そういうところについては近江八幡市としてはどのような評価をそこに加味されていらっしゃるか、それちょっと教えてください。
○議長(善住昌弘君) 辻本理事。
◎都市産業部理事(辻本隆志君) 今ちょっと地番をおっしゃられたんですが、もう一度ちょっと地番教えていただけますか。
○議長(善住昌弘君) 中村議員。
◆15番(中村巧君) 例えば森尻町の423の1、428、430の1、全部道路沿いの土地です。
○議長(善住昌弘君) 辻本理事。
◎都市産業部理事(辻本隆志君) わかりました。今回買収させていただく土地は大きく分けて事業用地、桐原コミュニティエリアのまさにその事業用地と、それに伴います道路整備で拡幅等が予定されている部分でございます。結論的に言いますと、全ての土地が道路に接しているわけでございます。今回4ヘクタールの事業用地の北側にも農道があるわけなんですけれども、これも今回の事業でセットバックし、市道に格上げすることを予定しております。ですので、条件的には同じ買収という形でさせていただいております。
 以上です。
○議長(善住昌弘君) 中村議員に申し上げます。今は質疑の場でもございます。細部にわたっては、また委員会もございますので、その辺のところもひとつご配慮いただきたいと思います。
 中村議員。
◆15番(中村巧君) わかりました。そうしましたら、農業補償のほうにちょっとお聞きしたいんですけれども、例えば農業基盤がなくなるか縮小による農家への影響、先ほどはないんだとおっしゃったんですけれども、この中でこれを機会に農業をもうやめるんだという方とか、例えば農業はこれからもしていきたいと、そのために代替地を求められた方とか、そういう方がもしあれば教えていただきたいし、なければないで結構なんですけども、ちょっとその点についてお聞きいたします。
○議長(善住昌弘君) 辻本理事。
◎都市産業部理事(辻本隆志君) 先ほど言いましたように、地権者の方、多数ございます。全ての用地交渉の中身を私も知る状態ではございませんが、現実的には耕作面積が2反に満たない比較的小規模で小作による営農を実施されている耕作者においては、もともと効率性などの理由で小作契約が解除される可能性も含んでおります。部分買収による耕作面積の減少がそれを加速させる可能性は否定できません。万一契約時点で発生した場合には、新たな小作人の紹介等の対応も考えております。
○議長(善住昌弘君) 中村議員。
◆15番(中村巧君) 今おっしゃったように、その場合は対応はさせていただくということなんですけれども、補償も含めてそういうことを行うということですね。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 辻本理事。
◎都市産業部理事(辻本隆志君) 補償といいますのは、用地価格の中に含んでの考え方ですので、金銭的な補償というのは買収価格の中で全てカバーしてるというふうに考えております。
○議長(善住昌弘君) 中村議員。
◆15番(中村巧君) わかりました。それと、この桐原コミュニティエリアの整備によって、いわゆる違った状況のそこに地域ができますわね。その点で、宅地化を助長していくような動きが生まれないかどうなのか私もちょっと疑問を感じるんですけれども、そういう点において改めてお聞きしたいんですけど、農業振興への影響と規制等について市は今後どのようにされて、これをきっかけとしてされようとしておられるのかちょっとお聞きします。
○議長(善住昌弘君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) 中村議員も2期ですかね、議員なさって、よくご存じだと思いますけれども、今は公共事業として必要だということなんですね。だから、そのことが宅地化になるかどうかっていうのは僕は時代の流れとともに変わると思うんです、それは。今の事業が宅地化に即なる、そんな理解は毛頭しておりません。
 もう一つは、やっぱり用地の価格の問題も、これ商品と同じような感じができるわけでありますから、持てるわけでありますから、だから所有者と、それで購入をさせていただく我々側の話になるわけですね。だから、それが農業全体に、その方がまだ売りたいと言われてるかもわからない。だけれども、それはこちらのほうはそこはもう結構ですよと言うたら、これは成立しませんし、だからあくまでもやっぱり資本主義社会でありますから、固有財産でございます、私有財産でございますから、そこにいわゆる着目していると。中村議員のおっしゃるように、社会主義か共産主義か知りませんけれども、全体で見るならばこれまた別問題になると思いますけれども、日本の実態はそうではないわけでありますから、だからあくまでもその所有者と買収をさせていただく側とのやっぱり話にまず重きを置いてると、こういうことでご理解いただきたいと思います。
○議長(善住昌弘君) 中村議員。
◆15番(中村巧君) わかりました。これで質問を終わらさせていただきます。
○議長(善住昌弘君) 以上で中村巧議員の質疑を終わります。
 次に、川崎益弘議員の発言を許します。
 川崎議員。
◆17番(川崎益弘君) 日本共産党の川崎です。よろしくお願いします。
 では、最初に議第57号平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)、篠原駅周辺整備事業の自由通路整備事業の債務負担行為について質問を行います。
 この議題の中で、篠原駅南北自由通路に関する基本契約が行われていますが、一度契約が成立しているのになぜ今回工事費用が大幅に増額されるのか、駅舎橋上化についても増額されるのか、具体的にどのようになるのか説明を求めます。
 次に、平成24年7月に契約され、工事の完成は平成27年3月末と明記されているが、着工はいつからなのか、現在の工事の進捗状況はどのようになっているのか説明を求めます。
 続きまして、議第61号(仮称)市営武佐団地新築工事請負契約の変更につき議決を求めることについて、(仮称)市営武佐団地新築工事については、契約の時点で消費税が8%に値上げされることが明らかであったのに5%で契約されたこと、前議会で契約事項の説明で消費税が値上げされたら工事分に追加する説明がなかったことなどから、なぜ消費税分の値上げがされるのか、具体的な説明を求めます。
 次に、議第63号財産を取得することにつき議決を求めることについては、農地の取得案件でありますが、説明資料を見ますと現時点になって承諾が得られない箇所が5カ所になり、進入道路、主要な部分にありますが、それでも契約は進められるのか、先ほども回答がありましたが、再度説明を求めたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(善住昌弘君) 当局の回答を求めます。
 中塚都市産業部部長。
             〔都市産業部長 中塚靖彦君 登壇〕
◎都市産業部長(中塚靖彦君) 皆さんおはようございます。
 それでは、ただいまの川崎議員のまずJR西日本との協定変更の増額理由、内容についてのご質問にまずお答えをさせていただきます。
 さきの3月20日に行われました全員協議会でも詳細に説明をさせていただきましたし、過日ご来庁いただいたときにも説明をさせていただいたとおりでございますけれども、改めましてお答えいたします。
 今回の協定変更の増額理由は、労務賃金の上昇と東日本大震災後の資材単価の高騰によるものが主な理由でございます。特に労務賃金の上昇は、平成26年1月30日付でも国土交通省から技能労働者への賃金水準の確保についてという通達が出されておりますが、本協定のもととなった平成24年の単価と比べまして労務単価は23.2%もの上昇となっております。あわせて、鋼板材料、鉄ですね、鉄材料ですけれども、こういったものについても2年ぶりの高値となっておりまして、これらの影響を受けまして橋上駅駅舎分で8,394万円、自由通路分で消費税及びJR管理費の上昇分も含めまして1億7,166万6,000円の当初協定金額からの予算不足が生じたものでございます。このため、基本協定書の第7条の規定にあります工事の設計変更及び物価、労賃の変動等により工事費に著しい変更を来す場合は甲乙協議するものとするという条項に当てまして、JR側から申し出がありまして、去る3月13日の2市1町で組織しております協議会総会においてご議論をいただいた結果、増額に対してご承認いただいたところでもございます。
 次に、工事の進捗状況についてのご質問ですが、新しい駅舎、自由通路は現跨線橋の位置に建設することから、まずは仮の跨線橋をつくる必要がありまして、現在、その跨線橋工事に着手されているところでございます。仮跨線橋が完成しますと現跨線橋を解体、その後、駅舎、自由通路の建設が始まるという工程でございます。現在、篠原駅には仮囲い等がされておりますので、またごらんになっていただきたいと思います。
 次に、議第61号市営武佐団地の契約変更に関するご質問についてお答えいたします。
 本工事は、平成26年1月28日に入札を行い、さきの議会において議第42号契約案件としてご審議、可決いただき、消費税率5%で契約を行いました。この工事は、消費税法改正法の移行時期の工事ですが、経過措置の指定日以降の契約で、かつ法施行日以降の引き渡しを受ける工事ですので、請負金額の全体に対して8%の消費税が賦課される工事であり、当初契約において8%の消費税額にすることができる工事でした。しかし、5%の消費税で算出した工事予定価格が平成25年度当初予算額にほぼ近い値となりましたことから、税務署にも問い合わせ、当初契約を5%の消費税額で契約を行い、その後、速やかに8%の消費税額に変更することができることを確認いたしましたので、今回契約変更案件として議会上程いたしましたところです。議員のご理解のほどよろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(善住昌弘君) 辻本都市産業部理事。
             〔都市産業部理事 辻本隆志君 登壇〕
◎都市産業部理事(辻本隆志君) 川崎議員の桐原コミュニティエリアに関する進入道路の一部用地の承諾が得られていない中での事業進捗についてお答えいたします。
 議員もご承知のとおり、今回上程しております財産取得の議案は、桐原小学校、桐原コミュニティセンター、桐原こどもの家に供するコミュニティエリア整備とエリアへの安全なアクセス等を目的に実施する市道拡幅整備に伴う土地の取得であり、地権者様に本計画の実現のためにご協力をお願いしてまいりました。ご指摘の進入道路用地の5筆に関しましては、相続に絡む所定の手続、あるいは後の小作の調整等のためにいましばらく時間が必要ではあるものの、取得が見込めないものではなく、相続登記完了までの間の土地の使用についても一定のご理解をいただいております。そして、本市が施行する他の事業においては、強固な反対を訴えられていたにもかかわらず、工事が進む段階でご理解をいただき、ご協力をいただけたという実例もございます。事業初期において用地の取得が全て完了していないことは一般的にはあることですが、今回はその原因がエリア整備に反対するものではないことや地権者様の理解度の高さから勘案しまして、遅延等の重大な影響を及ぼすおそれはないものと認識しております。したがいまして、今回取得する用地は、これまでの議会への説明や地権者様を初めとする桐原学区の皆様とのお約束のとおり、整備計画の実現に向かって鋭意努力する所存でございます。
○議長(善住昌弘君) 回答漏れはございませんか。
 質疑はございますか。
 川崎議員。
◆17番(川崎益弘君) まず、57号について、篠原駅の関係でございますが、労務単価が上がった、それは技能者と先ほど言われましたが、ほかの労務単価はそんなに上がってないんですか、特に。
○議長(善住昌弘君) 中塚部長。
◎都市産業部長(中塚靖彦君) 技能労働者ということで、関係する労働者全てが労働賃金という形で上がっておりまして、ほかのは上がってないのかということじゃなしに、ご存じのとおりいろんな賃金改定、各企業でもされておりますとおり、全体的な賃金上昇がございますので、そういった意味で、たちまち関係する技能労働者分が23.2%という数字が全国平均で出されてる、こういうことでございます。
○議長(善住昌弘君) 川崎議員。
◆17番(川崎益弘君) もう一点、消費税の関係なんですが、先ほどの説明では自由通路については出されましたが、じゃあ橋上化部分についての消費税の増税分はどのようになったんですか。
○議長(善住昌弘君) 中塚部長。
◎都市産業部長(中塚靖彦君) 今おっしゃっていただいたように自由通路分にしか消費税をかけておりませんけれども、これは自由通路分は近江八幡市の主たる工事の責任でございます。これをあわせてしていただきますけれども、橋上駅分については、駅舎工事分については、これは基本的には補償費ということになります。そういうことで消費税はかかっておりません。
○議長(善住昌弘君) 川崎議員。
◆17番(川崎益弘君) 何かちょっとようわからんかった。補償費、駅舎については補償費とおっしゃいましたが、具体的にはどういうことなんですか、もう少し具体的にわかるように説明していただけます。
○議長(善住昌弘君) 中塚部長。
◎都市産業部長(中塚靖彦君) ご存じのとおり自由通路というのはその後近江八幡市が道路として自由に人々の交流、通行があるということになります。ですから、近江八幡市がその分については今後管理等、そういったものについては責任を持っていく部分でございますので、近江八幡市がJRに委託する工事になると。もう一つ、駅舎そのものは、これは駅舎をそういうふうに改築していただく、これはJRのほうで責任を持って駅舎を使いやすいようにされるわけですから、それを今現在の駅舎にかえてされる、ですから補償工事、こういう形になります。
○議長(善住昌弘君) 川崎議員。
◆17番(川崎益弘君) わかりました。いろいろと消費税の問題もあります。契約されてから1年半年も経過しているんですよね。すぐに着工されていれば労務単価やとか資材の高騰についてももう少し消費税についても増加分が少なく済んだんではないかというような考えもあると思うんですが、その辺ではどのような考えをされてるんですか。
○議長(善住昌弘君) 中塚部長。
◎都市産業部長(中塚靖彦君) 確かに1年半もかかってるじゃないか、実はJRのほうでは駅舎等の設計をされるのはそこから、協定が結べてから始められるということで、1年半前というのはそこからつい最近のところまでは詳細設計をされていて、その設計ができ上がってから金額を積み上げてこられる、その間に今申し上げましたような労務単価、労務賃金等の上昇が起こってきたために金額が回らなくなったと、こういうことで今回の増額の話はその設計、積算ができ上がってから出てくるという話でございますので、前もって何かを買っていたというわけではなしに、その設計をその間されていた、こういうことでございます。
○議長(善住昌弘君) 川崎議員。
◆17番(川崎益弘君) わかりました。また詳しいことは委員会の中で尋ねていきたいと思います。
 次に、議第61号の(仮称)市営武佐団地新築工事請負契約のことについて伺ってまいりますが、契約書の中には消費税8%になったことは明記されていないと思うんですが、これはどこかに明記されてるんですか。
○議長(善住昌弘君) 中塚部長。
◎都市産業部長(中塚靖彦君) おっしゃるとおり契約書にはなく、これは今回5%で契約をしますよということについては、工事発注時点の工事説明書の中に、契約については5%の契約を行い、その後、速やかに8%の変更をするという旨を明記しております。
○議長(善住昌弘君) 川崎議員。
◆17番(川崎益弘君) 以前の消費税増税になった時点では、値上げが実施前に契約が調い着工されているときは、完成まで従前の消費税率が認められてました。今回は4月1日の0時から全て税率が上がったと、こういう経緯がございます。市行政は事業者と対策等は相談しなかったのか。市民の皆さんは、日常使うものの買い置き等をされ、少しでもということから自衛手段をとられました。また、自営業者も、契約した事業では資材や商品を事前に購入され、契約の負担軽減に努力をされてきました。既に着工されている事業で消費税が5%の時点で仕入れや仕事をされていたのではないのか、また消費税が5%で契約されたのであれば、事前に必要な資材、商品は購入されているのではないのか、そのことはどのように精査されたのか、説明を求めます。
○議長(善住昌弘君) 中塚部長。
◎都市産業部長(中塚靖彦君) 今回の工事につきましては、2月28日の契約ですね、ここから今日までの間にどれだけの工事が進むのかということについての部分はわかりませんけれども、実際には準備工という形の中で終わります。今回の5%の消費税の部分では、その部分じゃないのかと、その金額じゃないのかということでございますけれども、当工事につきましては、本体価格を8%と全体をさせていただきます。基本的には3月末、26年3月末までに部分払い等で近江八幡市が引き渡しを受ける分があれば、それについては5%、ただ今回そういうものがありませんので、全てを引き渡しを受けるのは、近江八幡市が受けるのは4月1日以降になるということでございますので、全体についての消費税をかける、これはルールどおりでございます。
○議長(善住昌弘君) 川崎議員。
◆17番(川崎益弘君) わかりました。税務署といいますか、そういう通達といいますか、そういったことに準じて行われてきたんだと思うんですが、市民にとって日常生活の中で消費税の負担というのは大きいものがあるんです。その上にこのような消費税分として市民の税金から支払いをするということになります。少しでも軽減を検討された形跡が見えない、こんなことでは市民には納得してもらえないと思います。市民の税金を使う立場でもっと軽減に努力すべき、このことを申し上げて、次の質問に移ります。
 議第63号財産取得をすることにつき議決を求めることについて、農地の取得案件でありました。このことから、先ほどの説明の中で桐原コミュニティエリア推進事業について、今回の議案は用地の取得であり、土地取得者の多くの皆さんは協力をされたということでありますが、この事業は無駄な事業として指摘してきました。桐原小学校の南校舎や管理棟や体育館は耐震が満たされていること、まだ新しい建物であること、西校舎は耐震大改修を行えば十分使えること、東校舎は耐震がないことから現在も使われていないことから、東校舎は全面建てかえを行うべき、基本的には現地に建てかえすることを共産党議員団は提案してきました。まず、財政も起債が大きくなり、数年後に大きな負担を残すことになります。一方、小学校を基点とした大型の防災拠点を提唱されていますが、その防災拠点の避難施設まで避難できない多くの住民ができることになります。大型の避難施設でなく、各集落の集会所の耐震改修を行い、各集落の避難所を確立すべきであります。集落単位の避難所でありますとコミュニティーのとれた避難所となります。
○議長(善住昌弘君) ここで川崎議員に申し上げます。質疑の場でございますので、その分を十二分にわきまえていただきたい。
◆17番(川崎益弘君) はい、十二分に考えております。新たに購入される用地はほかの使用方法が考えられないか、もう一度説明を求めます。
○議長(善住昌弘君) 辻本理事。
◎都市産業部理事(辻本隆志君) 今回取得する土地は、地域の安全・安心なまちづくりの寄与や子どもたちの教育環境の向上等の見地から、地権者様に非常に高いご理解をいただき、ご協力が得られたことで取得できることとなったものであります。したがいまして、今回取得する財産、すなわち土地につきましては、地元や地権者様にお約束しております桐原コミュニティエリア整備の実現に供することがこうした地元のご期待や地権者様のかけがえのないご意向にお応えできるものであり、本事業に供するべきと考えております。
○議長(善住昌弘君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) 日本だけじゃなく世界そうですが、やっぱりルールっていうのがありまして、ご存じのように、今議員の質問というのは、これは意見であり、しかも今まで本会議で決定していただいたことを言われてるわけですね、それを覆すような。そんなことが議会としていいのかどうなのか、非常に我々は危惧するんですね。一旦これは場所はどこだっていうふうに議会で十分説明させていただいて、地元にも、地元の議員さん全部入っていただいてよくご存じなんですね。それは皆さん方の政党は反対、それは反対でいいんです。でも、一旦議会で決めていただいたことですから、それを覆すわけにいかないんですよ。だから、やっぱり質疑ですから、ここは、臨時議会というのは。一般質問ではないんです。やっぱりルールを守っていただきたい。お互いこれは紳士ですからね。何でも言いたい放題やったらルールなんてないのと同然ですからね。それはやっぱり厳に僕は慎んでいただきたいと、かように思います。
○議長(善住昌弘君) 川崎議員。
◆17番(川崎益弘君) 今市長はこういうふうにおっしゃいましたが、それは議長の判断で整理をされるもんであって、市長が判断されるもんじゃないということを申し上げて、私の質問を終わります。
○議長(善住昌弘君) 以上で川崎益弘議員の質疑を終わります。
 ここで、質疑の途中ではございますけれども、休憩をいたします。
               午前10時58分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時11分 再開
○議長(善住昌弘君) それでは、再開をいたします。
 次に、加藤昌宏議員の発言を許します。
 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) 日本共産党の加藤昌宏でございます。
 私は、提案された議案のうち、議第56号と議第62号について質問をいたします。
 議第56号専決処分の承認を求めることについてのうちの(1)平成25年度近江八幡市一般会計補正予算(第8号)について質問します。
 平成25年度の最終の歳入として特別交付税が約4億円、株式等譲渡所得割交付金、配当割交付金で1億円、合わせて5億円を超える歳入を確保しました。この財源の使い道として、歳出で後期高齢者医療特別会計への繰出金に100万円、減債基金積み立てに2億6,900万円、公共施設等整備基金積み立てに2億4,000万円と貯金に回しました。この財源をどのように使うのか、またどのように生かそうとしているのかを考えを示していただきたいと思います。
 次に、議第62号老蘇コミセン新築工事請負契約の変更につき議決を求めることについて、工事の進捗状況は現在どのくらいまでいっているのか、説明をお願いをいたします。
 また、この段階になって植栽、ペアガラスに変更するとした事情について説明ください。それに、変更された金額、約1,428万円は3%増税分と植栽、ペアガラスへの変更費用と解釈しますが、その内訳はどうなっているのかお尋ねをいたします。
 以上を初問といたします。
○議長(善住昌弘君) 当局の回答を求めます。
 野田総合政策部部長。
             〔総合政策部長 野田健志君 登壇〕
◎総合政策部長(野田健志君) 加藤議員の議第62号老蘇コミュニティセンター新築工事請負契約の変更に関するご質問にお答えを申し上げます。
 現在の建設工事の状況でございますが、本年1月25日の起工式後、くい打ちのための地盤改良を行い、現在基礎工事並びに鉄骨の建て方がほぼ完了いたしております。今後、屋根下地張り、外壁工事に移っていくという段階であり、9月末の竣工を目指し、工程はおおむね順調に進んでおります。
 次に、契約変更の内容についてご説明を申し上げます。
 昨年12月定例会において議決いただきました本建設工事に係る当初契約額は3億7,238万2,500円でしたが、去る3月定例会において繰越明許とともに消費税税率変更による増額分とあわせ追加工事分の補正予算を計上させていただきました。これに基づく今回の変更額は1,428万1,260円の増額であり、内訳といたしましては、当初契約額に対する消費税増額分が1,063万9,500円、追加工事分が364万1,760円でございます。
 次に、追加工事の内容につきましてご説明申し上げます。
 複層ガラスへの変更が直接工事費207万2,209円、植栽工事が83万5,603円であり、これに46万4,188円の経費相当額を加えたものが追加工事分となっております。
 複層ガラスへの変更理由についてでございますが、地域の皆様方と協議の中で省エネ効果の高い仕様を求められたことによるものでございます。一方、植栽につきましては、当初設計において市の条例に規定されておりますとおり事業区域面積の6%以上としておりましたが、中山道に面する部分の景観を考慮し、高木等を充実させるものであり、これにつきましても地域との協議の中で確認された事項でございます。
○議長(善住昌弘君) 川端総務部部長。
             〔総務部長 川端康仁君 登壇〕
◎総務部長(川端康仁君) 総務部の川端と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは、加藤議員の議第56号につきまして回答を申し上げます。
 このたびの補正予算で基金に積み立てた財源をどう使うのかということでございますが、これにつきましては現在進めております大型重点事業、また今後想定される大型事業の財源として有効に活用してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(善住昌弘君) 当局の回答漏れはございませんか。
 質疑はございますか。
 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) それでは、答弁の順に再問させていただきます。
 老蘇コミセンですが、先日、1月25日に起工式と、現在の段階では9月末完成予定と、こういう扱いになっていると思います。この件につきましては、入札の段階で不調が1回ありましておくれるという、こういう事態になりました。私としましては、12月25日に契約議案を議決しましたけれども、今回消費税の8%に4月からなるということで、その分がプラスされてると思うんですが、この辺の消費税の扱いについて、当初と今との違いについてちょっと説明をお願いしたいと思います。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 野田部長。
◎総合政策部長(野田健志君) 消費税でございますが、改正消費税法では、当契約のように25年10月1日以降に締結され、26年4月1日以降に引き渡される工事の請負契約行為につきましては、成果物の引き渡し時の税率を適用し、全体が8%となるものでございます。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) 一つは3月31日を基点に、それまでに完成しておれば5%で、それ以降になれば8%だと、このように理解してよろしいんですかね。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 野田部長。
◎総合政策部長(野田健志君) 経過措置がございまして、当初、9月での契約ができていれば、改正消費税法では平成25年9月末までに締結ができた請負契約は平成26年4月1日を超えても税率を5%とする経過措置が設けられておりました。しかしながら、9月の契約が不調に終わりましたものですから、再度11月に再入札をいたしておりますので、当工事請負契約につきましては引き渡しが税改正以降、4月1日以降でございますので8%になるというものでございます、全体が。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) この工事については当初の計画としては、一般的に市民の皆さんもそうでしょうけども、駆け込みで買うということで生活を防衛しましたよね。それと同じように、やはり消費税の増税分を回避するためのそういう方策も意識されて検討されていたというふうに理解をしてよろしいんでしょうか。
○議長(善住昌弘君) 野田部長。
◎総合政策部長(野田健志君) 税の回避という、そういう意識はございませんが、計画ではプロポーザルから設計を行い入札に進めていったということでございます。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) 私も伝え聞くところによりますと、医療センターがシステムの改修を今回大がかりにやりましたよね。これについては今の消費税の増税というのは回避できたと、こういうふうに聞いてるんですけども、それぞれの事業でタイミングとかいろいろ進捗状況とか、そういうさまざまな要因があってそううまくいくとは思いませんけれど、やっぱりこういう事業についても当然そういうことが検討されて取り組まれたかなと思ってるんです。といいますのは、この2回の9月の段階と、それから11月、9月不調でしたね、11月に入札成立したんですけども、それぞれには工期が3月31日までと、こういうふうに設定をされてましたね。そういう意味からすると、3月31日というのを一つ意識されて、こういう消費税対策というのが頭の中にあったのかなと私は理解をしたんですが、そうではなかったんですか。
○議長(善住昌弘君) 野田部長。
◎総合政策部長(野田健志君) 再入札が11月19日になりました。この段階では工期が確保できない部分がございましたので、入札参加者に対し工事説明書によりまして3月議会の議決を得て工期を変更する旨を提示しております。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) ちょっと私も入札のあれがわからないんですけども、入札で応募されるときに工期なんかも明記されますよね。明記されたのはやはり業者さんもその工期ということを一つの判断材料にして入札に参加するかどうかと、こういうことがあるはずですけども、後になってその工期は変更されたという話ですか。
○議長(善住昌弘君) 野田部長。
◎総合政策部長(野田健志君) 入札時に3月31日の工期になっておりますが、この工期につきましては繰越明許の議決並びに予算の議決を得ます3月議会をもって工期延長をさせていただくという提示を業者のほうにもさせていただいているというものでございます。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) そうですね、3月の議会で繰越明許費としてこれ確認をしています。その後、今回この契約の変更ということで消費税に伴うものと追加工事と、こういう話になってるんですけれども、この辺、いわゆる国のほうの指示から経過措置として、先ほど言われとった、9月末までに契約を完了しておれば、これは今回のあれで言えば5%という扱いにしますよと、こういうことが国のほうから通達がされとったようですけれども、これにも間に合わなかったと、経過的に言えば、ということですから、その後、ほんなら5%で試算をして入札かけて業者を決めたと、今回正式に4月1日から8%になったので、その内容も変更に入れたと、こういうことですね。だから、もっと私、これいろいろあったと思うんですけれども、やはり消費税の増税を回避するための努力もあってもよかったんではないかと思うんですけども、これもう済んだ話ですけども、その辺はどうなんですかね、ちょっと考えだけ聞かせてください。
○議長(善住昌弘君) 野田部長。
◎総合政策部長(野田健志君) 改正消費税法でございますので、やはり我々法に基づいて進めていかなければならないというふうに考えております。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) そういうことでしょうかね。だけど、やはり庶民のレベルでは一生懸命ティッシュ買うたり何かいろいろしたんですよね。だから、これ後でいろいろするとやっぱり、当初こういう事業でこれまでの議会の中で300億円、これの3%といったら9億円の消費税の増税分をやっぱり市から出さなあかんわけですよ。これは何かというと市民の税金がそこへ入ってるわけですから、やっぱりそういう努力も行政として、幾ら国のそういう法律だからということだけでなくて、そういうことの努力も必要ではなかったかなと私は今思っております。
 それともう一つ、それはそのくらいにしときます。それから、今度はペアガラスの仕様にすると、これは地元のほうの要望で省エネ効果もということですか、最近、一般の家庭でもペアガラスというのははやってるというか、重宝されてますけども、これは例えばどういうことで省エネ効果があるのか、ちょっと具体的に議論された内容とか、数値的に何かあれば教えてください。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 野田部長。
◎総合政策部長(野田健志君) 専門的な数値的なものは持ち合わせておりませんが、外気温と室内温を、ガラスとガラスの間に空気層ができますので、そこで温度が直接伝わらない部分がありまして省エネ効果が高いというふうに言われております。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) いや、そういうのはわかるんですよ。そしたら、省エネでその分いわゆる保温効果があって年間を通じてどのくらいの電気代が安くなるとか、ストーブ代が安くなるとか、そういうことになってるのか、費用対効果ですわな、そういうことが検討されたのかというのを聞きたかったんです。それ以外にもペアガラスというたら露がつかないとか、そういうふうなこともありますよね。
 そういうようなことが検討されてやられたのか、それやったら最初からこういうこともやっぱり議論としてやると、途中の段階からでやると、先ほどの報告ではもう鉄骨まででき上がってるわけですよね。窓枠もでき上がってると思うんですよ。そうすると、途中から出てくるのは無駄ではないかという判断が出てくるわけですね。そういう点ではどうですか、無駄ということにはなってないですか。
○議長(善住昌弘君) 野田部長。
◎総合政策部長(野田健志君) 無駄ではないんですが、当初はやはりいろいろ建設委員会を初め建設委員の役員会、また事務局長との協議を重ねております、幾度となく。その協議の中では、間取りの配置とか、施設の規模の協議が中心で、窓の仕様についてはシングルで考えておられたということです。行く行く地域で検討された結果、やはり最近の省エネ効果の高い仕様を求めてこられたということでございます。植栽についても同じことでございます。面積的な基準はクリアしとるんですが、公共施設でもあり、中山道の街道に面している施設でもありますので、高木を配し植栽を充実していこうということで2つの追加を求められたということでございます。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員にも申し上げます。今質疑の場でございますので、また詳細にわたっては委員会等々をご利用いただければと思います。
 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) そういうふうに言われると次の質問が出てこないです。
○議長(善住昌弘君) 質疑の場ですので。
◆18番(加藤昌宏君) いずれにしても、そしたら無駄ではなかったが、ただ、私はちょっとここで指摘というか言いときたいのは、途中からこういう変更があると、このペアガラスは新しい形ですけども、今後もこういう施設をつくるときにペアガラスやペアガラスやということになってはやっぱりあれやから、きちっと前の段階で議論をしてその仕様についてもきちっとしとくということも大事だと思うんですよ。途中から出てくるとどうしてもその費用としてはかさんでいくわけやからね、その辺だけちょっと意見として出しときます。
 それから次に、56号ですね、減債基金と公共施設等整備基金に積み立てたわけですけども、それとあわせて財政調整基金、現在の時点での現在高ですね、これちょっと示してください。
○議長(善住昌弘君) 回答を求めます。
 川端部長。
◎総務部長(川端康仁君) 25年度につきましては、現在出納整理中ということでございます。預金利息等もございますけれども、現在の現在高は補正予算後につきましては基金積立金は総額で136億2,200万円を見込んでおります。その中で、財政調整基金が54億2,350万円、減債基金が30億380万円、公共施設等整備基金が33億7,000万円でございます。その他特定目的基金が18億2,470万円となっております。
 以上でございます。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) それと、その基金にはそのほか、今言われたのは重立った基金なんですが、福祉基金とか地域福祉基金、こういう項目もありますよね、基金の中に。例えばこういうところにも積み立てて、先ほどの答弁では今回これを積み立てたのは今計画されてる大型事業、これに準備してるんだと、こういうことでした。そうじゃなくて、やはり福祉基金とか地域福祉基金、こういうところにも積み立てて、喫緊の課題である保育所の待機児童解消のための保育所建設とか中学校卒業までの通院費の医療費無料化とか、そういったところの使い道は考えられないのかというふうに思うんですけれども、その点についてはいかがですか。
○議長(善住昌弘君) 川端部長。
◎総務部長(川端康仁君) 先ほども申しましたようにその他の基金につきましては特定目的基金で積んでおります。今加藤議員がおっしゃったような資金に充当するとなりますと、どうしても限度があります。今おっしゃられたようなものにつきましては財政的に精査をいたしまして、可能な限り一般財源、また使途の指定がない財政調整基金なりが活用できるのかなと思います。特目の基金を1事業に、継続的な事業に充当していきますと将来的に危ぶまれるということも想定されるかと思います。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) その点は計画的にということを考えれば問題はないんではないかと思うんですけども、これまで市長は財政運営について恒常的経費は削減するという方向性を示されております。これは言ってみればもっと恒常的に市民の暮らしを守るために使うという、そういう方向が今求められてるんではないかと思うんですけれども、そういうことではなくて市民に使う恒常的な経費、これはあかんでと、削減するよと、こういうふうに今言ってるようで、私はこういうことがあってはならないというふうに思っておりますので、一言ちょっと意見だけ言わせてもらいます。よろしいですな。
 それで、もう一つ、地方債の現在高ですね。補正予算のこの説明書の中に23年度末並びに24年度末の現在高、25年度末の現在高見込み額が示されています。これについても26年度現在の状況はどのくらいになっているのか、説明をお願いしたいと思います。ちょっと今回、25年度ですね、この補正の8号をやった後の地方債の見込み額として250億円、24年度に比べますと41億円ほど増加をしてるんですね、市債が。つまり年々借金がふえていると、これをどう考えてるのか、どのようにコントロールしていこうとしてるのか、その辺の考えがあれば教えてください。
○議長(善住昌弘君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) まず、先ほど言われました、ここは臨時議会ですから、意見に対してどうこうは言うあれはないんですけど、間違った解釈されるとちょっと困りますので。僕の申し上げた恒常的というのは、絶えず事業は見直しをかけなきゃならない。見直しをかけて費用対効果を見ながら、あるいは時代とともに、これは縮小、削減というのは、恒常的にやってるのを見直しをかければかなり財政的には改善できると、こういう意味で言ってるのでありまして、必要なものを恒常的でやってるやつをやめろと、そんな気は毛頭ございませんので、ゆがんだ解釈をしていただくと、これは非常に問題になろうかと思います。
 それともう一つは、時宜に言われますけれども、児童待機児の解消という、もう本当に、言いづらいんですけれども、鬼の首をとったようなことを言われますけれども、我々も一生懸命考えてるんですよ。でも、保育園つくるのに何年かかるというふうにご理解されてますか。きょう言うてあしたできるもんじゃないんですね。1年後でもできん、2年かかる、最低、保育園は。だから、ことしは、こんなことどうでもええ、どうでもええとは言いません、この話、ちょっと違うかもわからんけど保健センターで、一生懸命しても6カ月かかるわけですよ。だから、加藤議員のおっしゃるのは何か行政が何もしてないようなことをおっしゃいますけど、だからことしは30人が保健センターでいわゆる通園していただける、27年4月は島のほうで70人と、これはもう全部予定に入ってるわけですね。それより早くできるような方法があったら僕は言うていただきたいなと思うんですよ。そういうふうな提案もされずに、もう一方的に言われるところが、以前にちょっと議論させていただいたようにいわゆるひとりよがりと言われる部分がそこに出てくるんじゃないかなと、いわゆる独善主義者というのは大体往々にしてそういうところがあると思うんですよ。だから、そんなことはもう今の時代ですからお互い卒業させていただいて、もうちょっといわば中身のある議論を、いわゆる市民を惑わすような、全てが全てとは言いませんけれども、そういうことはやっぱりお互い気をつけたいなと思います。
 それで、質問にお答えしますけれども、市債の残高でございますね。これ平成25年度の決算見込みとしましては、繰越明許費の事業財源を精査しますと、これは一般会計の市債残高239億125万2,000円となる見込みでございます。
 ちなみに、合併をしたときは何ぼであったのか、平成22年でございますね、あのときは241億円ですね。それから2億円現在減らしてるんです。たまたま24年は相当努力して努力させていただいて209億4,593万7,000円、だからそれからでも相当努力してるんです。それが今回はいろんな事業をさせていただきます。これはふえるのは、これは至極自然だと思います。それも公債費率なり将来負担比率を見ながら全部、だから市債のほうも今おっしゃったようにことしはふえます、十何億円は。だけれども、いわゆる基金のほうも去年の3月は124億円だったと思うんですね。それ12億円ふえてるわけなんですよ。だから、そういうところ、全体的に財政というのは僕見なきゃいけないと思うんですよ。借金ばかり見ていただいて、預金のほうは何も見ん、それはない、だから我々はやっぱりバランスよく、預金もしていこう、それで必要なものは預金潰したらいいんですよ、だけれども後年度負担というのも大事でしょと、前から申し上げるように。今を生きてなさる市民の皆さんにだけ負担をしていただく、これは行政のやるべきことではないと思います。したがって、後年度の人たちにもそれだけの益を受けていただくわけでありますから、だからそれはそれなりの応分の負担をしていただくということで市債を発行してるわけでありますから。何も市債があったら、あるよりないほうがいいんかわかんないですが、それはどこの自治体でも無理でございます。一方では、もう一度申し上げますが、基金は基金としてきちっと積み上げる、その目的は事業で一定の額を取り崩していく、一方では後年度負担のために市債を発行していただいて、みんなが責任を持ってそれは、いわゆる借金返済するということは維持をしていくと、市民が参加のもとに維持をしていただくと、こういうことでございますので、もう少し大きな視点で見ていただければありがたいかなと思いますね。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) 市長からいろいろと言われました。何や、独善とかひとりよがりとかということも言われましたし、決してそういうつもりはありません。これまで言うてきたことで市長ともいろいろと議論をしてると、論戦をしてるという立場ですから、そのことをわきまえてよろしくお願いしたいと思います。
 先ほど恒常的という問題について、そうではないんだという市長の発言ありました。そのことを確認をさせていただきます。私は、やっぱり市民のレベルで恒常的にそれが削られると、市民のほうに注ぐ予算がですね、ということではないということを言われましたから、そのことがないように、今後ともそういうことがあったらまた言わせてもらいます。
 それから、保育所をつくるのにも何年もかかると、これは保育所の問題はずっとこれまでの課題でありましたし、やはり行政としていち早く取り組まなければならない課題であったと思うんですよ。それを、今の段階から言ったらそりゃそういうことになるでしょう、何年もかかるとか。だけど、市の施設を使ってでもやろうということも含めて提案をしてるわけですから、とりあえず待機児童を解消するためにどう努力するかということが肝心なわけで、そういう立場から言わせてもらいました。
 それと、財政の問題についても、全体を見よと、私も基金のほうも見てますし、借金のほうも見て、全体を見て論じているというつもりです。だから、そういうところも含めて、最近やはり借金がこんだけの大型事業を抱えてるから借金がふえていってるん違うかということですよ。それともう一つは、これ例年ずっと私見ますと、この4月、今回5月ですけども、4月の臨時議会やりますよね。そのときに国のほうのさまざまな税のあれも確定して、そこが歳入として入ってくるわけです。流れを見てみますと大体5億円から6億円、特別交付税も含めてですね。大体特別交付税が多いですよ、これなんか中央に一応陳情に行っていろいろ交渉して入ってくると、こういうこともあるようですけども、この5億円から6億円のお金を、今例えば専決とかそういう形で入れるわけですな、基金に。それも減債基金とか公共施設とかそういう使い勝手のいいところに入れるわけですよ。そりゃ使い勝手いいですよね、ほかにも使えるということやから。それ大体流れ見とるとそういう扱いになってるんです。当初の予算はどうかというと、低く見積もって、最後にそういう五、六億円ぐらいの歳入をがばっと確保するということです。それがどのように使われるのかというのがわからないわけですね。だから、私が今ここで問題提起しているのは、これをしっかりとしたやっぱり市民のために使うようにしてほしいと。だけど、残念ながら今は大型事業を抱えてますから、そっちに使うんだと、こういう話になってるんですよね。だから、私はそうじゃなくしてもっと市民のほうに使う部分を考えてもいいん違うかというのが私の考えですから、そういう立場でここの問題を提起をしてるということですけれども、ちょっと最後に一言だけ聞きます。ここの最後の歳入の部分、予算を低くして最後5億円なり6億円なりの歳入確保をしようというそういう財政上の事務手続上の操作もやられてるのかなと思うんですけども、その辺いかがですか。
○議長(善住昌弘君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) 非常にこういう不安定な時代になりますと、いわゆる石橋たたいて渡るということが財政運営大変大事かと思います。だから、これだけの税収がことしあるだろうということで想定をしながら予算組んで、それが税収がなかったときの責任、大変な問題にもなりかねないわけでありますから。したがって、それは安全度を踏みながら、だから結果とすれば、今加藤議員のおっしゃったように予算編成でそれだけのテクニックを使ってんじゃないかっておっしゃるかもわかんない。そんなテクニック、これはテクニックの問題じゃないと思いますね。やっぱり財政を預かる者とすれば、それをどこでさじかげんをしていくのか、それが結果としていい結果が出れば、それは評価をいただけると思います。そういうふうなご理解をまずしていただきたいと僕は思うんですね。だから、最初からテクニックでもってこんだけあるのにそれを少な目にして、そんなん全然思ってませんので、ひとつご理解を賜りたいと思います。
 ほいでもう一つは、またさっきの話で、待機児童は毎年毎年解消してるんですよ、これ。今までの人が積み残しではないんですよ。毎年、ことし30、去年は五十何人もしてるわけです。何で待機児童ができたかということですよね。生まれたときはわかる、みんな数は。だけど、それはお母さんが家におられて保育に欠けない子どもだった、だから保育所に来られない。だけれども、いわゆる経済の変化とか、あるいは家庭の事情でもう保育に欠ける子になったと、そういう人が出てきてるわけで、だんだんだんだん。それまでの予測が難しいんです。皆さん、できんのやったら言うていただきたい、それやったら保育所何ぼ建てるかわかるわけです。わからないんです。だから、わかった段階でやるからどうしても、場当たりとは言いませんけれども、最大限努力してるのはことしもそうなんですよ。施設を使って6カ月後には30人何とか確保しようと、そして来年は70人確保しよう、こういうことをさせていただいているわけであります。
 ほいでもう一つは、市民のため市民のためとおっしゃるけど、この大型事業はそしたら誰のためにしてるんですか。これこそまさに市民のためじゃないですか。いわゆるコミュニティセンターにしても、学校にしても、これはまさに安全・安心の施設であるから、これ市民のためでなかったら誰のためなんですか。それが僕わからないんです、そういう発想が。そうと違いますか、議員の皆さん方も。これ全て市民のため、我々が財政を使わせていただいてるのは、たとえ10円の金といえども全然使えないんですよ、みんな議会で報告してるじゃないですか。だから、毎年毎年議員の皆さん方にはことしはこれだけの基金ためてる、全部説明、それが何に使われてるかわからん、わからないのは議員さんの皆さんがそのときに質問してくれないからですよ。どんどんどんどんしていただいたら懇切丁寧に何ぼでも答えます、それは。そういう皆さん方の努力されずに何か責任が執行部に全部あるように、そういうことを言われるから僕は独善主義者だ、こういうふうに断定せざるを得ない、今度は。そんなことはしたかないんですよ。だから、もう少しお互いに、あんたが絶対正しいっちゅうんじゃなくて、もう少し針の穴から天を見ることなく、両目でこの大空を見ていただければ僕は必ず変わってくると思います。
 ちなみに、市債のほう、239億円何がしは滋賀県13市で一番少ない、一番少ない、このことを申し上げときます。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
 加藤議員にもう一度申し上げます。先ほどの流れを聞いておりますと一般質問的なところがございますので、十二分にご注意をいただきたいと思います。
 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) 今回何か市長とも議論が大分できたようですけども、また別の機会にでもやりたいと思います。市長も言いたいことを言うてもらったんで。
 ここの今回の専決処分という扱いで補正が出て、これを基金に繰り入れられたと、繰り入れるという話ですから、これは例年こういう扱いになってるんで、それも大体減債基金と公共等の基金、その2つに積み立てると、それが大型事業を予定されてるようですけれども、市長に言わせればこれも市民のためだと、こういうことですけど、ちょっと私は市民のためと言ってもやっぱり市民の日常の生活、だから例えば保育所なんかでも、保育所に行きたいけれど、仕事したいけれども保育所に行けないからということで非常に苦しい状況に置かれてる市民さんがおられるんでしょ。だから、そういうところをやっぱり手を差し伸べなあかんの違うかという意味で言ってるわけで、だから大型事業でも何でも新しいものを建てて、これは市民のためやということをやってしまえば終わりですよ、これ。だから、後年度負担というて、やっぱり借金はほんなら次世代の人にかかってくるわけですから、そういうことまで次世代、あんたそれ受け持ってやということまで確認してやってるわけじゃないんで、だからやっぱりそういう大型の公共事業と市民の暮らしを守るという日常の生活、ここをどう見るかという違いがあるだけなんですよ。だから、私はそう思ってます。今回こういうことでこの減債基金、公共施設等整備基金、これについてどのような今後活用されてるのかということを今、これまでも言われてきましたしあれですけども、今回5億円、6億円の金はまず基金に積み立てるという扱いですよね。もう一度再度確認しておきます。この基金をどのように使うのかということですね、私と今議論した内容も踏まえて、それちょっとお答えください。
○議長(善住昌弘君) 川端部長。
◎総務部長(川端康仁君) 年度末の積み立てにつきましては、もう市長が申し上げたとおりでございます。ただ、通常は、減債基金というのはさまざまな事業で発行いたします起債の発行額も踏まえて減債基金に積み立ててまいりますので、逆に先ほどの話で申しますと大型事業がなければ違う基金に積み立てたりもしますので、その辺はご理解をお願い申し上げます。
○議長(善住昌弘君) 加藤議員。
◆18番(加藤昌宏君) これで質問終わります。
○議長(善住昌弘君) 以上で加藤昌宏議員の質疑を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 委員会付託
○議長(善住昌弘君) 次に、日程第5、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっております議第64号及び会第4号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議はございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(善住昌弘君) ご異議なしと認めます。よって、議第64号及び会第4号は委員会付託を省略することに決しました。
 それでは、ただいま議題となっております議第56号から議第63号までについては、お手元に配付いたしております議案の付託表のとおり、所管の各常任委員会に審査を付託いたします。
 なお、各委員会、これから少し休憩をいたしますので、各委員会の開会は13時ごろに各常任委員会を開いていただき、そこでご審議をいただきたい、このように思っております。その審査報告を求める再開については、また後刻皆様方にご連絡いたしますので、休憩後、各常任委員会開会ということでございます。1時ごろに開会をしていただければと思いますので、ひとつお間違いのないようによろしくお願いを申し上げます。
 じゃあ、ここで一旦休憩をさせていただきます。
               午前11時53分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後2時8分 再開
○議長(善住昌弘君) それでは、再開をいたします。
 その先に、冨士谷市長より発言の申し出がございましたので、これを許可いたします。
 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) 先ほど午前中の質疑の中で加藤議員の質問に対しまして、市債の関係で合併時が241億円と申し上げました。あれは僕が市長に就任しました18年12月現在が241億円で、合併当時は200億円でありました。したがいまして、訂正をしておわびを申し上げたいと存じます。
 以上です。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第6 委員会審査報告
○議長(善住昌弘君) それでは、次に日程第6、委員会審査報告に入ります。
 各常任委員会に審査を付託いたしました諸案件を一括議題とし、各常任委員会の報告を求めます。
 まず、総務常任委員会の報告を求めます。
 総務常任委員会小西励委員長。
             〔2番 小西 励君 登壇〕
◆2番(小西励君) ただいまから総務常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告をいたします。
議第56号 専決処分の承認を求めることについて
     (1) 平成25年度近江八幡市一般会計補正予算(第8号)
     (2) 平成25年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)
     (3) 近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定について
     (4) 近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について
     (5) 近江八幡市固定資産税の不均一課税条例を廃止する条例の制定について
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
 続いて、
議第62号 老蘇コミュニティセンター新築工事請負契約の変更につき議決を求めることについて
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(善住昌弘君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。
 教育厚生常任委員会西津善樹委員長。
             〔1番 西津善樹君 登壇〕
◆1番(西津善樹君) 引き続きまして、教育厚生常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会におきまして当委員会に付託されました案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第58号 近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について
議第59号 近江八幡市老人福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について
 以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(善住昌弘君) 次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員会北川誠次委員長。
             〔5番 北川誠次君 登壇〕
◆5番(北川誠次君) 引き続きまして、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告します。
議第57号 平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
議第60号 篠原駅周辺整備に伴う排水及び広場工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
議第61号 (仮称)市営武佐団地新築工事請負契約の変更につき議決を求めることについて
議第63号 財産を取得することにつき議決を求めることについて
 以上2件は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(善住昌弘君) ただいまの審査報告に対し質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(善住昌弘君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
 引き続きまして、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いをいたします。
 ここで休憩いたします。
               午後2時15分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後2時21分 再開
○議長(善住昌弘君) それでは、再開をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第7 討論・採決
○議長(善住昌弘君) 日程第7、討論・採決に入ります。
 1名の方から発言通告がありましたので、これを許します。
 加藤昌宏議員の発言を許します。
 加藤議員。
             〔18番 加藤昌宏君 登壇〕
◆18番(加藤昌宏君) 加藤昌宏でございます。
 議第56号専決処分の承認を求める議案のうち、(1)平成25年度近江八幡市一般会計補正予算(第8号)、議第57号平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)、議第61号(仮称)市営武佐団地新築工事請負契約の変更につき議決を求めることについて、議第62号老蘇コミュニティセンター新築工事請負契約の変更につき議決を求めることについて、議第63号財産を取得することにつき議決を求めることについて、以上5議案について反対の討論をいたします。
 議第56号の専決処分のうち、(1)平成25年度一般会計補正予算(第8号)については、今議会の質疑の中で、最終の歳入確定額のほとんど5億円を基金積み立てに回し、大型事業対応への準備金的な扱いとしていることが明らかになりました。約束したインフラ整備とはいえ、連続的に計画されている大型公共事業に優先的に回すことには納得できません。今市民の暮らしは、消費税の増税、医療、社会保障の負担増が続く中で、深刻な状況に置かれています。保育所の建設や子どもの医療費無料化など子育て支援を初め、国保料の引き下げなど市民の暮らし向きに目を向けるべきだと考えます。確保された財源を市民の暮らしを応援する財源に振り向けよとの立場から、そのような生かされ方になっていない補正予算に反対します。
 議第57、61、62号については、いずれも4月からの消費税増税による協定や契約の変更議案であります。老蘇コミュニティセンター新築工事、篠原駅自由通路整備工事、市営武佐団地新築工事で消費税増税分を試算しますと、それぞれ約1,000万円、2,000万円、2,800万円の合計で6,000万円にもなります。大型事業が続く中、この3つの事業だけでこれだけの負担がふえることになります。これだけ市民の税金から負担をふやすことになる、このように消費税増税の影響を広げることになり、消費税増税を許さないという立場から、この3つの議案に反対します。
 次に、議第63号は、桐原コミュニティエリア推進事業に係る用地取得の議決議案です。31件の土地取得の提案が、交渉の難航により29件となりました。未交渉部分もあり、中でも交差点部分の道路や進入口道路部分はまだとなっています。このように、新築移転に伴う問題点が浮かび上がっています。地権者の方はこの事業に反対ではないとの説明でありますが、当初より移転ではなく現地での建てかえ、改修、リフォーム仕様とした私どもの提案であれば、財政の節約、事業の難題解決にもつながります。どうしてもそこに学校を移転してまでという理由は見当たりません。土地収用法にかけてまでやる事業の推進に反対という立場から、本議案には反対をいたします。
 以上、反対討論といたします。
○議長(善住昌弘君) 以上で討論を終わり、これより採決をいたします。
 まず、市長提出議案の議第56号から議第64号までを順次起立により採決をいたします。
 お諮りします。
 議第56号専決処分の承認を求めることについて、(1)平成25年度近江八幡市一般会計補正予算(第8号)、次に平成25年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)、次に近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定について、次に近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、次に近江八幡市固定資産税の不均一課税条例を廃止する条例の制定について、以上は総務常任委員長の審査報告のとおり原案を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第56号は原案を承認することに決しました。
 次に、議第57号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第57号平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)は、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第57号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第58号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第58号近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定については、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。全員起立と認めます。よって、議第58号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第59号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第59号近江八幡市老人福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定については、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。全員起立と認めます。よって、議第59号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第60号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第60号篠原駅周辺整備に伴う排水及び広場工事請負契約の締結につき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。全員起立と認めます。よって、議第60号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第61号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第61号(仮称)市営武佐団地新築工事請負契約の変更につき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第61号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第62号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第62号老蘇コミュニティセンター新築工事請負契約の変更につき議決を求めることについては、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第62号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第63号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第63号財産を取得することにつき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第63号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第64号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第64号近江八幡市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。全員起立と認めます。よって、議第64号は原案に同意することに決しました。
 次に、議員提出議案について採決をいたします。
 お諮りします。
 会第4号近江八幡市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(善住昌弘君) ご着席ください。全員起立と認めます。よって、会第4号は原案を可決することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 諸般の報告
○議長(善住昌弘君) 次に、日程第8、諸般の報告を行います。
 まず、議会運営委員会委員の辞任願が、西津善樹議員、小西励議員、田中好議員、加藤昌宏議員から議長に、次に新クリーンセンター等整備特別委員会委員の辞任願が、今榮克博議員から議長に、次に市庁舎整備等特別委員会委員の辞任願が、池上知世議員から議長に、それぞれ提出され、いずれも許可いたしましたのでご報告をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第9 議長の辞職許可
○議長(善住昌弘君) 次に、このたび私は一身上の都合によりまして議長の辞職願を副議長に提出いたしました。よって、日程第9、議長の辞職許可を議題といたします。
 これより私の一身上の事件に関しますので、地方自治法第117条の規定により除斥のため退席することといたし、副議長と交代いたします。
 この場で休憩をいたします。
             〔議長 善住昌弘君 退席〕
               午後2時33分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
             (副議長と交代)
               午後2時34分 再開
○副議長(園田新一君) 再開します。
 ただいま善住昌弘議員から議長の辞職願が提出されましたので、地方自治法第106条第1項の規定に基づき、副議長の私が議長の職務を行います。
 事務局長に辞職願を朗読させます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎君) 朗読いたします。
辞職願
 今般、都合により議長の職を辞したく存じますので、許可されるよう願い出ます。
平成26年5月2日
近江八幡市議会
  副議長 園田新一様
 近江八幡市議会
  議長 善住昌弘
 以上でございます。
○副議長(園田新一君) お諮りします。
 善住昌弘議員の議長辞職を許可することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(園田新一君) ご異議なしと認めます。よって、善住昌弘議員の議長辞職を許可することに決しました。
 ここで善住昌弘議員の入場を許します。
             〔13番 善住昌弘君 入場〕
○副議長(園田新一君) 善住昌弘議員にお伝えします。
 さきに提出されました議長の辞職願は、ただいま許可されましたので、ご報告します。
 ここで、善住昌弘議員から議長退任の挨拶を許されたい旨の申し出がありますので、これを許します。
             〔13番 善住昌弘君 登壇〕
◆13番(善住昌弘君) ただいま副議長の許可をいただきまして、議長退任に際し、皆様方に御礼のご挨拶をさせていただきます。
 昨年4月臨時市議会におきまして、多くの議員の皆様方からのご推挙をいただき、名誉ある第4代近江八幡市議会議長に就任させていただきました。
 省みますれば、この1年間、本当に微力ながらも私なりに精魂込めて全力投球をいたしましたが、時には的を外したことも多々ございます。その都度、皆様方から本当に温かいお力、ご支援をいただきまして、それがあったればこそ今日を迎えることができましたことを改めてこの場をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 これからは一議員といたしまして、今までの貴重な経験を生かしながらも、常に二元代表制ということをもとに、住んでよかったまちづくりに努めてまいる所存でございます。これからも今まで以上に皆様方からご指導、ご鞭撻を切にお願い申し上げまして、言葉足らずではございますけども、議長退任の挨拶にかえさせていただきます。本当にこの1年間ありがとうございました。(拍手)
○副議長(園田新一君) 大変お疲れさまでございました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第10 選第1号 議長の選挙
○副議長(園田新一君) それでは、日程第10、選第1号議長の選挙を行います。
 なお、選挙は投票により行います。
 それでは、会議規則第27条の規定により事務局に議場の閉鎖を命じます。
             〔議場閉鎖〕
○副議長(園田新一君) ただいまの出席議員数は24名であります。
 投票用紙を配付させます。
             〔投票用紙配付〕
○副議長(園田新一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(園田新一君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
             〔投票箱点検〕
○副議長(園田新一君) 異状なしと認めます。
 なお、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人1名の姓と名を記載願います。
             〔投票記載〕
○副議長(園田新一君) それでは、点呼に従って順次投票願います。
 事務局長に点呼を命じます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎君) 点呼いたします。
             〔局長氏名点呼、投票〕
○副議長(園田新一君) 投票漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(園田新一君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了します。
 投票箱の閉鎖を命じます。
             〔投票箱閉鎖〕
○副議長(園田新一君) 議場の閉鎖を解きます。
             〔議場開鎖〕
○副議長(園田新一君) 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に善住昌弘議員、井狩光男議員を指名します。
 両人の立ち会いを求めます。
 開票を行います。
             〔開  票〕
○副議長(園田新一君) 立会人の方は席へお戻りください。
 選挙の結果を報告します。
 投票総数 24票
 これは先ほどの出席議員数と符合しています。
 そのうち
 有効投票 22票
 無効投票 2票
 有効投票中
  田中  好議員 16票
  山本 英夫議員 5票
  中村  巧議員 1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。よって、法定得票数を超え、かつ最高得票数でありました田中好議員が議長に当選されました。
 ただいま議長に当選されました田中好議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をします。
 ここで、議長に当選されました田中好議員のご挨拶をお願いします。
             〔11番 田中 好君 登壇〕
◆11番(田中好君) それでは、一言ご挨拶申し上げます。
 ただいまは、多くの議員の皆様方のご推挙によりまして、新市第5代目近江八幡市議会議長に選出をしていただきました。まことにありがとうございます。大変身に余る光栄でございます。また、責任の重さを痛感いたしておるところでございます。何分にも微力ではございますけども、議会運営円滑のために全力を注いでまいります。
 また、議会基本条例に、議会改革推進委員で、いろいろと議論をしてまいりましたことを生かして、市民の皆様方に開かれた議会、わかりやすい議会、充実した議会に向けて全身全霊をかけまして取り組んでまいりたい、かように思っております。どうか議員各位、そして冨士谷市長を初め当局の皆様方、そしてまた市民の皆様方の格別のお力添えとお支えをいただきますようよろしくお願いを申し上げまして、議長就任に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
○副議長(園田新一君) それでは、これをもちまして議長と交代しますので、この場で休憩します。
               午後2時51分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
             (新議長と交代)
               午後2時52分 再開
○議長(田中好君) それでは、再開をいたします。
 それでは、ただいまから議事運営を務めさせていただきますので、皆様方の格別なるご協力をよろしくお願いをいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第11 副議長の辞職許可
○議長(田中好君) ただいま副議長園田新一議員から副議長の辞職願が提出されました。よって、日程第11、副議長の辞職許可を議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、園田新一議員の退席を求めます。
             〔副議長 園田新一君 退席〕
○議長(田中好君) 事務局長に辞職願を朗読させます。
◎事務局長(西川昭一郎君) 朗読いたします。
辞職願
 今般、都合により副議長の職を辞したく存じますので、許可されるよう願い出ます。
平成26年5月2日
近江八幡市議会
  議長 田中 好様
 近江八幡市議会
  副議長 園田新一
 以上でございます。
○議長(田中好君) ここでお諮りをいたします。
 園田新一議員の副議長辞職を許可することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、園田新一議員の副議長辞職を許可することに決しました。
 園田新一議員の入場を許します。
             〔8番 園田新一君 入場〕
○議長(田中好君) 園田新一議員にお伝えいたします。
 さきに提出されました副議長の辞職願は、ただいま許可されましたので、ご報告をいたします。
 ここで、園田新一議員から副議長退任の挨拶を許されたい旨の申し出がありましたので、これを許します。
             〔8番 園田新一君 登壇〕
◆8番(園田新一君) 副議長退任に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。
 昨年4月に副議長という大役を仰せつかり、あっという間の1年が過ぎたわけでございますが、この間、議員の皆様方を初め、当局の皆様方にも大変なご支援、ご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。
 十分議長を支えられたかどうか疑問ではございますが、私なりに一生懸命務めさせていただきました。特に近江八幡市の場合、全国の議会の視察対応ということで副議長が対応しておりました。できる限り多くの視察対応に応えるように時間を割いて対応させていただきました。おかげさまで全国の市議会の議員の同僚の方々と親しく意見交換させていただく機会を設けていただきましたことに、私自身、この1年間大変充実した1年であったと思っております。今後は、多くの議員の皆様方との意見交換の知識を今後の議員活動に生かしてまいりたいと思っておりますので、どうぞ今後ともひとつよろしくお願いを申し上げます。1年間本当にありがとうございました。(拍手)
              ~~~~~~~~~~~
△日程第12 選第2号 副議長の選挙
○議長(田中好君) それでは、日程第12、選第2号副議長の選挙を行います。
 なお、選挙は投票により行います。
 それでは、会議規則第27条の規定により事務局に議場の閉鎖を命じます。
             〔議場閉鎖〕
○議長(田中好君) ただいまの出席議員数は24名であります。
 投票用紙を配付させます。
             〔投票用紙配付〕
○議長(田中好君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
             〔投票箱点検〕
○議長(田中好君) 異状なしと認めます。
 なお、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人1名の姓と名を記載願います。
             〔投票記載〕
○議長(田中好君) それでは、点呼に従って順次投票を願います。
 事務局長に点呼を命じます。
◎事務局長(西川昭一郎君) 点呼いたします。
             〔局長氏名点呼、投票〕
○議長(田中好君) 投票漏れはございませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 投票箱の閉鎖を命じます。
             〔投票箱閉鎖〕
○議長(田中好君) 議場の閉鎖を解きます。
             〔議場開鎖〕
○議長(田中好君) 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に中村巧議員、池上知世議員を指名いたします。
 両人の立ち会いを求めます。
 それでは、開票を行います。
             〔開  票〕
○議長(田中好君) 立ち会いの方は席へお戻りください。
 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数 24票
 これは先ほどの出席議員数と符合いたしております。
 そのうち
 有効投票 23票
 無効投票 1票
 有効投票中
  今榮 克博議員 17票
  加藤 昌宏議員 4票
  中村  巧議員 1票
  山本 英夫議員 1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。よって、法定得票数を超え、かつ最高得票数でありました今榮克博議員が副議長に当選されました。
 ただいま副議長に当選されました今榮克博議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
 ここで、副議長に当選されました今榮克博議員のご挨拶を願います。
             〔9番 今榮克博君 登壇〕
◆9番(今榮克博君) 一言お礼のご挨拶を申し上げます。
 ただいまは、多くの議員の皆様方から副議長のご推挙をいただきまして、まことにありがとうございました。微力ではございますが、議長をお支えし、開かれた議会、公正公平な議会をさらに発展させるべく職務を全うし、市民の皆様の負託にお応えしたい所存でございます。今後とも、どうか議員の皆様方を初め、冨士谷市長、当局のご各位、より一層のご指導、ご協力をお願い申し上げます。簡単措辞ではございますが、副議長就任のご挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。(拍手)
              ~~~~~~~~~~~
△日程第13 各常任委員会委員の改選
○議長(田中好君) 次に、日程第13、各常任委員会委員の改選を議題といたします。
 各常任委員につきましては、委員会条例第8条第3項の規定により、総務常任委員会には、平井せい治議員、園田新一議員、今榮克博議員、木俣幾和議員、中村巧議員、加藤昌宏議員、井上伊織議員、西居勉議員、以上8名を。
 教育厚生常任委員会には、西津善樹議員、小西励議員、中田幸雄議員、そして私田中でございます。池上知世議員、橋博議員、井上佐由利議員、山本英夫議員、以上8名を。
 産業建設常任委員会には、片岡信博議員、北川誠次議員、大林宏議員、深井幸則議員、善住昌弘議員、井狩光男議員、川崎益弘議員、塩田善弥議員、以上8名を、それぞれ指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました方々をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第14 議会運営委員会委員の選任
○議長(田中好君) 次に、日程第14、議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
 お諮りいたします。
 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、平井せい治議員、園田新一議員、井狩光男議員、中村巧議員、池上知世議員、井上佐由利議員、山本英夫議員、西居勉議員の以上8名を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました8人の方々を議会運営委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第15 新クリーンセンター等整備特別委員会委員の選任
○議長(田中好君) 次に、日程第15、新クリーンセンター等整備特別委員会委員の選任を議題といたします。
 お諮りします。
 新クリーンセンター等整備特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、小西励議員、片岡信博議員、北川誠次議員、私田中です。木俣幾和議員、中村巧議員、池上知世議員、川崎益弘議員の以上8名を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました8名の方々を新クリーンセンター等整備特別委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第16 市庁舎整備等特別委員会委員の選任
○議長(田中好君) 次に、日程第16、市庁舎整備等特別委員会委員の選任を議題といたします。
 市庁舎整備等特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、大林宏議員、園田新一議員、今榮克博議員、井狩光男議員、加藤昌宏議員、塩田善弥議員、井上伊織議員、西居勉議員の以上8名を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました8人の方々を市庁舎整備等特別委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第17 地域活性化特別委員会委員の選任
○議長(田中好君) 次に、日程第17、地域活性化特別委員会委員の選任を議題といたします。
 お諮りします。
 地域活性化特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、西津善樹議員、中田幸雄議員、平井せい治議員、深井幸則議員、善住昌弘議員、橋博議員、井上佐由利議員、山本英夫議員の以上8名を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました8人の方々を地域活性化特別委員会委員に選任することに決しました。
 それでは、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会は、後刻休憩中に委員会を開催され、委員長及び副委員長の互選を願います。
 なお、総務常任委員会は第1委員会室で、教育厚生常任委員会は第5委員会室で、産業建設常任委員会は第3・4委員会室でそれぞれ行います。また、新クリーンセンター等整備特別委員会は第1委員会室で、市庁舎整備等特別委員会は第5委員会室で、地域活性化特別委員会は第3・4委員会室で、また議会運営委員会は議長応接室で、それぞれ順次開議されます。
 休憩をいたします。
               午後3時16分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後4時30分 再開
○議長(田中好君) それでは、再開をいたします。
 先ほど休憩中に各常任委員会及び各特別委員会の委員長及び副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告いたします。
 総務常任委員会委員長に平井せい治議員、副委員長に西居勉議員。
 教育厚生常任委員会委員長に中田幸雄議員、副委員長に橋博議員。
 産業建設常任委員会委員長に片岡信博議員、副委員長に塩田善弥議員。
 新クリーンセンター等整備特別委員会委員長に木俣幾和議員、副委員長に北川誠次議員。
 市庁舎整備等特別委員会委員長に西居勉議員、副委員長に井狩光男議員。
 地域活性化特別委員会委員長に橋博議員、副委員長に西津善樹議員。
 以上のとおりであります。
 次に、議会運営委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を報告いたします。
 議会運営委員会委員長に園田新一議員、副委員長に池上知世議員。
 以上のとおりであります。
 なお、議会運営委員会委員長から、同委員会において、地方自治法第109条第3項に掲げる所管事項を、同条第8項の規定により、同委員会委員の任期中、閉会中の特定事件として審査したい旨の申し出があります。
 お諮りいたします。
 同委員長からの申し出のとおり、同委員の任期中、閉会中の特定事件として審査に付したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、本件については、同委員長の申し出のとおり、閉会中の特定事件として審査に付すことに決しました。
 次に、新クリーンセンター等整備特別委員会、市庁舎整備等特別委員会及び地域活性化特別委員会の各委員長から、設置目的における調査、検討については、同委員会委員の任期中、審査が終了するまで、閉会中も継続審査をしたい旨の申し出があります。
 お諮りいたします。
 各委員長の申し出のとおり、同委員会委員の任期中、審査が終了するまで、閉会中も継続審査を行うことができるものとしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、本件については、各委員長の申し出のとおり、同委員会委員の任期中、審査が終了するまで、閉会中も継続審査を行うことができるものと決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第18 議案の上程(提案理由説明)
       議第65号
○議長(田中好君) 次に、日程第18、議案の上程を行います。
 議第65号を上程し、件名を事務局から朗読させます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎君) 朗読いたします。
議第65号 近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについて
 以上であります。
○議長(田中好君) なお、本件については、地方自治法第117条の規定により、善住昌弘議員が除斥の対象となりますので、議員の退席を求めます。
             〔13番 善住昌弘君 退場〕
○議長(田中好君) それでは、提案理由の説明を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) それでは、追加提案させていただきます人事案件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議第65号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについてにつきましては、議員のうちから近江八幡市監査委員に善住昌弘氏を選任したく、本議案を提出するものでございます。
 慎重にご審議をいただき、同意賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(田中好君) 以上で議案の上程を終わります。
 それでは、ただいま上程いたしました議第65号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午後4時36分 休憩
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               午後4時36分 再開
○議長(田中好君) 再開をいたします。
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△日程第19 質疑
○議長(田中好君) 日程第19、質疑に入ります。
 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
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△日程第20 委員会付託
○議長(田中好君) 次に、日程第20、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっています議第65号について、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、議第65号は委員会付託を省略することに決しました。
 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩します。
               午後4時37分 休憩
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               午後4時37分 再開
○議長(田中好君) 再開いたします。
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△日程第22 討論・採決
○議長(田中好君) それでは、日程第22、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決をいたします。
 議第65号を起立により採決をいたします。
 お諮りします。
 議第65号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好君) 起立多数と認めます。よって、議第65号は原案に同意することに決しました。
 ここで除斥人の入場を許します。
             〔13番 善住昌弘君 入場〕
○議長(田中好君) この場で休憩いたします。
               午後4時38分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後4時38分 再開
○議長(田中好君) 再開いたします。
 以上で本日の日程の全部を終了し、本臨時会に付議されました案件は全て議了いたしました。
 ここで市長にご挨拶をいただきます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 平成26年第1回市議会臨時会の閉会に当たりまして、一言お礼とご挨拶を申し上げたいと存じます。
 本臨時会は、私が近江八幡市の市長に引き続き就任させていただき最初の議会でもございました。初議会に当たりまして、議員の皆さん方には熱心にご審議をいただき、まことにありがとうございました。
 提案させていただきました議案につきまして、慎重なるご審議をいただき、全議案とも原案どおりご承認、ご可決、ご同意を賜りましたことに対しまして、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。
 また、このたび新しく就任されました田中議長並びに今榮副議長におかれましては、ご就任まことにおめでとうございます。引き続き、円滑なる議会運営にご尽力を賜りたく存じます。
 また、善住前議長並びに園田前副議長におかれましては、今後とも、市政発展のため、なお一層のご支援、ご尽力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
 本日は、正副議長を初め、各常任委員会などの役員構成を終えられ、新たな議会構成のもとで今後の運営にお取り組みをいただくわけでございますが、市政発展のため、より一層の皆さん方のご尽力を賜りますよう改めてお願いを申し上げる次第でございます。
 本臨時会で議員の皆さん方からいただきましたご意見、ご提言は、今後のまちづくりに生かしてまいりたいとも考えております。
 議員の皆さん方の格別のご理解、ご支援によりまして、今後は、総仕上げの4年間としてまちづくりに邁進させていただく所存でございますので、なお一層のご支援、ご尽力を賜りますよう、これまたお願い申し上げる次第でございます。
 本日は、立春から数えて88日目の八十八夜であります。八十八という字を組み合わせますと米という字になることから、この日は農業に従事される人にとって特別重要な日とされてきたところでもございます。また、昔から夏も近づく八十八夜や、あるいは八十八夜の別れ霜などと言われ、八十八夜の霜のなくなる安定した気候の訪れる時期で、春から夏へ移る境目の日とされてきたものであります。八十八夜からは新茶の摘み取り等若々しい木々の葉が生い茂るこの季節であり、ご多用の日々が続くかとは存じますが、議員の皆さん方には、健康にはくれぐれもご留意をいただきまして、ご自愛いただきご活躍されますよう心からご祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼とご挨拶とさせていただきたいと存じます。まことにありがとうございました。
○議長(田中好君) それでは、平成26年第1回臨時議会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 本臨時会におきまして、皆様方の格別のご協力をいただきまして、ここに無事に閉会の運びとなりました。衷心より厚く御礼を申し上げます。
 また、本日は議員の皆様方のご推挙をいただきまして、図らずも私が議長の重責を担わせていただくことになりました。大変身の引き締まる思いでございます。この上は、皆様方のご指導をいただきながら、議会の円滑な運営に向け、誠心誠意努力をしてまいる所存でございます。皆様方のなお一層のご支援とご鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げたいと思います。
 議会をめぐる状況に当たりましては、本格化します地方分権時代の中、議会の機能強化、活性化が求められているところでありまして、議会基本条例の趣旨のもと、さらなる取り組みを進めてまいる所存でございますので、市長を初め当局の皆様方のご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 季節は立夏を間近に控えまして、晴れ渡るさつきの空に鳴り響く矢車の音が元気な子どもたちの声に重なり届き、ゆくりなく身心が踊るきょうこのごろとなりました。皆様方におかれましては、引き続きご健勝で市政の発展と市政福祉向上のためにご尽力賜りますようお願いを申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
 それでは、これをもちまして平成26年第1回近江八幡市議会臨時会を閉会させていただきます。
 大変ご苦労さまでございました。ありがとうございます。
               午後4時45分 閉会
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