録画中継

平成26年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月23日(月) 初日
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 諸般の報告
   議長報告、監査報告、市長報告
第4 議案の上程(提案理由説明)
   議第66号~議第84号
第5 質疑
第6 委員会付託
第7 委員会審査報告
第8 討論・採決
               午前9時29分 開会
○議長(田中好君) 皆さんおはようございます。
 本会議に先立ちまして、表彰状、感謝状の伝達をただいまから行いたいと存じます。
 このたび、全国市議会議長会から、長きにわたり市政の振興、発展に寄与されましたことに対しまして、西居勉議員、塩田善弥議員、井上伊織議員に表彰状が、また全国市議会議長会から、評議員として会務運営に寄与されましたことに対しまして、善住昌弘議員に感謝状が、それぞれ授与されますので、伝達を行います。
◎事務局長(西川昭一郎君) 失礼します。
 それでは、西居勉議員、塩田善弥議員、井上伊織議員、前のほうにお進みください。
 それではまず、西居議員からお願いいたします。
○議長(田中好君) 君)
      表 彰 状
  近江八幡市 西居 勉殿
 あなたは市議会議員として27年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第90回定期総会に当たり本会表彰規程によって特別表彰をいたします。
  平成26年5月28日
  全国市議会議長会会長 佐藤祐文
 おめでとうございます。
             (拍  手)
◎事務局長(西川昭一郎君) 続きまして、塩田議員。
○議長(田中好君) 君)
      表 彰 状
  近江八幡市 塩田善弥殿
 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第90回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。
  平成26年5月28日
  全国市議会議長会会長 佐藤祐文
 おめでとうございます。
             (拍  手)
◎事務局長(西川昭一郎君) 続きまして、井上議員。
○議長(田中好君) 君)
      表 彰 状
  近江八幡市 井上伊織殿
 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第90回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。
  平成26年5月28日
  全国市議会議長会会長 佐藤祐文
 おめでとうございます。
             (拍  手)
◎事務局長(西川昭一郎君) 続きまして、善住昌弘議員、前のほうにお進みください。
○議長(田中好君) 君)
      感 謝 状
  近江八幡市 善住昌弘殿
 あなたは、全国市議会議長会評議員として会務運営の重責に当たられ、本会の使命達成に尽くされた功績はまことに顕著なものがありますので、第90回定期総会に当たり、深甚なる感謝の意を表します。
  平成26年5月28日
  全国市議会議長会会長 佐藤祐文
 おめでとうございます。
             (拍  手)
○議長(田中好君) 表彰状並びに感謝状を授与されました議員の皆様、まことにおめでとうございます。
 今後、ますますのご活躍をご期待申し上げるものでございます。
 では、以上をもって表彰状並びに感謝状の伝達を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
               午前9時34分 開議
○議長(田中好君) これより本日招集されました平成26年第2回近江八幡市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(田中好君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 加藤昌宏君
 橋  博君
の両名を指名いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第2 会期の決定
○議長(田中好君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。
 お諮りします。
 本定例会の会期は、お手元に配付をいたしました案のとおり、本日から7月18日までの26日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から7月18日までの26日間と決定をいたしました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第3 諸般の報告
○議長(田中好君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
 まず、議長報告を行います。
 さきの定例会以降における議長の活動状況につきましては、お手元に配付をいたしました報告書のとおりでございますので、ご了承をお願いいたします。
 次に、監査報告に入ります。
 監査委員の報告を求めます。
 監査委員善住昌弘君。
             〔13番 善住昌弘君 登壇〕
◆13番(善住昌弘君) 皆さんおはようございます。
 それでは、監査報告をさせていただきます。
 例月の現金出納検査の結果について、次のとおりご報告申し上げます。
 地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、平成26年2月に1月分を、3月に2月分を、4月に3月分を、それぞれ執行いたしました一般会計、各特別会計、各基金会計並びに各公営企業会計の現金出納検査の結果、いずれの会計とも現金等のあり高を初め歳入歳出等の計数は正しく、かつ出納に係る事務処理も妥当と認めました。
 よって、同条第3項の規定に基づき、その結果を市長並びに議長に報告いたしました。
 この詳細な内容は、例月の現金出納検査報告書のとおりでございますので、ご確認をお願い申し上げます。
 以上をもちまして監査報告とさせていただきます。
○議長(田中好君) 次に、市長報告に入ります。
 地方自治法の規定に基づき、報第4号専決処分の報告について、報第5号平成25年度近江八幡市一般会計予算繰越明許費の繰越について、報第6号平成25年度近江八幡市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費の繰越について、報第7号平成25年度近江八幡市水道事業会計予算の繰越について、報第8号平成25年度近江八幡市病院事業会計予算の繰越について、報第9号近江八幡市土地開発公社の平成25年度決算及び平成26年度予算等について、報第10号公益財団法人近江八幡市国際協会の平成25年度決算及び平成26年度予算等について、報第11号公益財団法人安土町文芸の郷振興事業団の平成25年度決算及び平成26年度予算等について、報第12号請願の処理の経過及び結果について、以上9件の報告が提出されましたので、ご了承をお願いいたします。
 以上をもちまして諸般の報告を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 議案の上程(提案理由説明)
      議第66号~議第84号
○議長(田中好君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。
 議第66号から議第84号までの19件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎君) 朗読いたします。
 平成26年第2回(6月)近江八幡市議会定例会提出議案
議第66号 平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第2号)ほか補正予算案1件
議第68号 近江八幡市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定についてほか条例改廃案8件
議第77号 桐原コミュニティエリア整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについてほかその他案件3件
議第81号 近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてほか人事案件3件
 以上であります。
○議長(田中好君) 次に、提案理由の説明を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 皆さんおはようございます。
 平成26年第2回近江八幡市議会定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 去る21日は、一年の中で最も昼が長く夜の短い日となる夏至を迎えたところであります。暦の上では夏に当たるのですが、実際の季節では、梅雨の時期のため、本当の意味での太陽の出ている日照時間はそれほど長くは感じられないのが現実であります。
 また、ことしの梅雨は、昨年よりも8日遅く、平年よりも3日早く梅雨入りしたところでもあります。梅雨にぬれ、田んぼや木々の緑も一層深まったように感じられるきょうこのごろでございます。
 このような中、本日は、議員の皆さん方におかれましては、ことし4月の市長選挙の執行のため、今定例会を例年に比べて時期をずらして開会をさせていただいたにもかかわりませず、また公私何かとご多用の中、ご出席を賜りましたことまことにありがとうございます。厚くお礼を申し上げます。
 またあわせまして、平素は市政運営に格別のご理解とご協力を賜っておりますことに対しまして、これまた厚く感謝を申し上げる次第であります。
 初めに、先ほど表彰をお受けになられました西居勉議員、また井上伊織議員、また塩田善弥議員の各氏におかれましては、全国市議会議長会から表彰状をお受けになられましてまことにおめでとうございます。また、善住昌弘議員におかれましては、全国市議会議長会から感謝状をお受けになられました。まことにおめでとうございます。心よりお祝いを申し上げる次第であります。
 今後も、市政発展並びに市民福祉向上のためにご尽力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
 さて、地方行政を取り巻く財政状況は極めて厳しくなっておりますが、そのような中、先月に、民間の有識者らでつくる日本創造会議の人口減少問題検討分科会が、昨年3月に人口問題研究所が公表した将来推計人口のデータをもとに、最近の都市間の人口移動の状況を加味して2040年時点での日本の人口を市区町村別に試算され、公表されたところであります。
 その内容は、2010年から40年の間に、子どもを産む人の大多数を占めます20歳から39歳の女性の人口が半数以下に減る市区町村消滅可能性都市が、政令市の行政区を含む全国約1,800市区町村の49.8%に当たります896市区町村に上り、このうち523市区町村は2040年の人口が1万人を割り、消滅の可能性が高いとされているところであります。
 総人口が減る中で、とりわけ若年女性の人口が激減する市区町村では、一人の女性が生涯に産む子どもの平均数の推計値である合計特殊出生率が少々改善しても、流出する人口が上回って人が減り続け、消滅する可能性があると言われております。
 全国的に見ますと、青森、岩手、秋田、山形、島根の5県は、消滅可能性都市が8割以上に上り、24道県では5割以上を占めているところであります。また、滋賀県においては、3つの町が将来消滅の可能性があるとされたところでもあります。
 本市におきましては、今回の試算によりますと、消滅可能性都市に該当しないものの、何もしなければ将来的に福祉や学校運営など行政サービスの維持が難しくなるであろうと懸念され、この試算を一つの重い警告として受けとめてまいりたいと思います。
 しかしながら、消滅可能性都市とは衝撃的な言い方であり、全国各市町への波紋や衝撃は大きなものがあります。自治体が消滅するというのはショッキングでありますけれども、それは何もしなければであり、何もしなくていいわけではありません。そのようにならないように、地域の実情を踏まえた多様な取り組みが必要であるという警鐘が今回の発表であると考えます。
 さて、海外に目を向けますと、地球の反対側のブラジルではサッカーのワールドカップが華やかに開催されております。日本との時差は12時間で、毎朝早起きしてテレビにかじりつく人も多いかと思います。サッカーは世界で最も普及し、ファンが多いスポーツであり、国を代表するチーム同士がぶつかり合う最高峰の大会であるワールドカップは、オリンピックを上回る注目を集めております。
 一方、ウクライナやシリアを初めとしました紛争や対立が絶えない情勢もあり、また今回のワールドカップには政情不安を抱える出場国もあります。このワールドカップが政治の壁を越えて互いを認め合い、融和と友好を促す場となることを希望するものであります。
 また、5大会連続で5回目の出場をします日本代表、いわゆるサムライブルーも伸び伸びしたプレーでワールドカップを盛り上げていただいておりますが、残念なことには後がないところまで来ておりまして、どうか最後まで国民が納得するプレーを期待したいと思います。
 さて、今議会は、私が近江八幡市の2期目の市長に就任させていただき、最初の本議会となります。次代に誇れるまち近江八幡市をつくりたいと身の引き締まる思いでいっぱいでございますとともに、私が市長としての集大成と位置づけてまちづくりに取り組んでいきたいと思っております。
 まず、次世代に誇れるまち近江八幡市のシンボルとなります市庁舎の建てかえを中心とした官庁街のまちづくりにおいて、全国から注目されるようなにぎわいのあるまちづくりに取り組んでいくことであります。
 新たな官庁街は、市民の意見を聞きながら、新たなにぎわいとして、市の拠点として図書館機能、文化の拠点として文化創造機能、きずなの拠点として市民活動支援機能の3つの視点から、3つの機能を兼ね備えた拠点を併設し、いつでも、誰でも触れ合い、出会いがあり、子どもからお年寄まで市民の方々がくつろげる空間や癒やされる空間にしたいと考えております。
 そのことによりまして、官庁街が活性化し、商業施設が集まる駅周辺、観光拠点である八幡堀周辺を点から線へ、そして面に結びつけていくことで、当市全体がさらに活力ある町へと発展していくものと考えます。
 次に、行財政改革につきましては、昨年度までは、入りをはかりて出るを制するの精神で市政運営を進めた結果、県内においてもトップクラスで位置づけられております。しかしながら、そのことに溺れることなく、これまでの改革継続を進め、徹底した施策の見直し、庁舎整備等の事業を進める中で、持続可能な財政運営に向けて、引き続き行財政改革に取り組んでまいります。
 また、市民生活に密着した生活インフラ整備事業の対応は、市の最重要事項であり、その事業の実施時期となる正念場の4年間を迎えるに当たって、これまで市債残高を縮減し、基金を増強して、事業実施できる財政環境を整えてまいりました。
 当初予算は、生活インフラ整備事業の継続的な重点事業を含んだ骨格予算としましたが、今議会に提案いたします補正予算は、各種行政課題解決に向けた事業や新規事業等を盛り込んだ政策を重視した肉づけ予算と位置づけ、市政継続の選択と市庁舎整備の推進を初めとした必要性かつ有効性及び将来性の高い事業を優先するとともに、新市基本計画に掲げられた6つの基本目標に沿い、特に安全・安心、福祉・保健、教育・子育て分野を重点的に取り組みをしてまいりたいと思います。
 そこで、このたび次世代に誇れるまち近江八幡市を目指して、ローカルマニフェストとして7つの政策と44の施策を打ち出したところであり、先般、各所管課へマニフェストの実現に向けたスケジュールを検討作成するよう指示し、現在、ヒアリングを行っているところでございます。
 このローカルマニフェストにつきましては、市民の皆さんに今後の市政運営の具体的な取り組みをわかりやすくお知らせするとともに、それらの取り組みを市民との約束として明示したものであり、このローカルマニフェストを作成することによって、市民の皆様に市行政の目的、役割、進むべき方向を明らかにすることで情報の共有が図られ、市民が市行政の政策達成状況をわかりやすく把握でき、また市民と市行政が協働しながら、活力あるまちづくりを進める指針となるものと考えております。
 また、議員皆さん方ご承知のとおり、地方自治体が抱える課題は多く、また多様化しておりまして、県内におきましても、地域間での格差が広がりつつあります。
 このような状況のもと、国や県が行います画一的な制度や施策の中では、20年先、30年先の将来像を明確に描くことができない現状となっております。
 また、政府の地方分権改革推進委員会は、個性を生かした自立した地方をつくるためには、地方の声を踏まえつつ、社会経済情勢の変化に対応して、引き続き改革を着実に推進していく必要があるとしております。
 このため、新たな局面を迎える地方分権改革においては、従来からの課題への取り組みに加え、委員会勧告方式にかえて、地方の発意に根差した新たな取り組みを推進する提案募集方式を掲げまして、動き出したところでございます。
 これまでの委員会勧告方式にかわって導入された提案募集方式については、地方からの意見を尊重し、個々の提案が着実に改革に結びついていくような実効性のある方式となるよう、強く望むところであります。
 また加えて、特色ある地域づくりを進めるためには、個々の発意に根差した手挙げ方式によるものも必要であると考えます。
 本市におきましては、市の特性や市民の皆さん方の多様なニーズをあわせたまちづくりを進めていくために、また近江八幡市で暮らし、働き、学ぶことに魅力と誇りを感じることのできる個性豊かな地域社会の実現に向けて、次世代に誇れるまち近江八幡市を目指して、市民が参画するまちづくりを推し進めてまいりたいと考えております。
 私は、選挙時に、市民の皆さんにいろいろとお約束をいたしました。私の信条は、約束したことは必ず守る、そして結果を出すことでございます。約束をさせていただいたことは必ず実現させていただきたいと思っておりますので、今後も引き続き、議員皆さん方の一層のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきたいと存じます。
 それでは引き続きまして、提案説明をさせていただきます。
 議第66号平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ4億6,000万円を追加し、予算総額を295億6,000万円とさせていただくものでございます。
 主な内容といたしましては、総務費において、人事管理事業で特別職報酬等審議会の委員報酬、また住民防犯活動事業で篠原駅、近江八幡駅の防犯カメラ設置に伴う工事請負費と自治コミュニティ活動支援事業で自治会等の施設整備等に伴う負担金補助及び交付金、また沖島離島振興事業では沖島離島フォーラム等の離島活性化事業に伴う物件費等、また市庁舎整備推進事業で庁舎整備の基本計画、基本設計に伴う物件費等を追加。
 民生費において、地域介護・福祉空間整備事業で介護基盤施設等の整備に伴う負担金補助及び交付金、放課後児童クラブ施設整備事業で島子どもの家整備に伴う工事請負費等を追加。
 衛生費において、保健センター運営事業で市民の健康管理情報一元化のための健康管理システム導入に伴う物件費、またがん検診事業で働く世代の女性支援のためのがん検診未受診者の受診促進に伴う物件費等、また母性育成指導事業で妊婦健康診査費用の公費負担拡大に伴う物件費等、また火葬場施設維持管理事業で施設長寿命化計画の策定に伴う物件費を追加。
 さらに、農林水産業費において、農業振興事業及び担い手育成支援事業で施設整備等の支援に伴う負担金補助及び交付金を追加。
 商工費において、観光振興事業で観光客誘致促進に伴う物件費を追加。
 土木費において、安土城下町地区整備事業で安土城周辺公園の河川改修に伴う工事請負費等、また都市計画事務事業で道路網マスタープラン策定に伴う物件費を追加。
 消防費において、非常備消防推進事業で消防団員の処遇改善及び装備品等の充実に伴う物件費、防災活動事業で避難所施設の整備品充実に伴う物件費等を追加。
 また、教育費において、いじめ対策総合支援事業で近江八幡市いじめ防止基本方針策定に伴う物件費等、また小学校及び中学校施設整備事業でトイレ改修に伴う工事請負費と小学校及び中学校教育教材事業でICT機器の活用促進に伴う備品購入費、また文化会館整備推進事業で文化会館の改修計画策定に伴う物件費等を追加するとともに、各費目において物件費等を精査し補正させていただくものでございます。
 なお、これらの財源につきましては、市税、国庫支出金、県支出金、財産収入、繰入金、諸収入及び市債を充当させていただくものでございます。
 また、第2表債務負担行為の補正につきましては、庁舎整備に係る基本・実施設計業務委託事業及び道路網マスタープランの策定委託事業に係る債務負担行為を追加させていただくものでございます。
 また、第3表地方債の補正につきましては、安土城下町地区整備事業で安土城周辺公園の河川改修に伴い、公共事業等債を追加し、放課後児童クラブ施設整備事業で島子どもの家整備に伴い限度額の変更をさせていただくものでございます。
 次に、議第67号平成26年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、資本的収支予算のうち支出において、放射線科改修工事に伴うネットワーク変更委託料及び工事請負費を、並びに研修棟接続工事に伴う監理業務委託料及び工事請負費をそれぞれ追加するものでございます。
 それでは続きまして、条例の一部改正にかかわります議案についてのご説明をさせていただきます。
 まず、議第68号近江八幡市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定につきましては、平成26年10月より、新たに供用開始することになった近江八幡市老蘇コミュニティセンターの位置表示の変更及び新たに使用料を定めたく、提案させていただくものであります。
 次に、議第69号近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律の施行により、地方法人税の創設に対応して法人税割の標準税率及び制限税率が引き下げられたこと等に伴い、所要の改正を行いたく、提案させていただくものであります。
 次に、議第70号近江八幡市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、年度途中に竣工する施設に関する管理委託業務等の長期継続契約が実施可能となり、年度当初から委託が必要な業務で入札不調または中止が発生した場合であっても、再入札が可能となるよう、所要の改正を行いたく、提案させていただくものであります。
 次に、議第71号近江八幡市重要文化財旧西川家住宅条例の一部を改正する条例の制定につきましては、受益者負担の基本的な考え方に基づき、適正な受益者負担とするため、及び周辺施設との入館料の整合性を図るため、重要文化財旧西川家住宅の入館料の見直しを行いたく、提案させていただくものであります。
 次に、議第72号近江八幡市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、診療報酬改定による施設基準が変更されたことにより、健全経営確保に向けて適正な施設基準の水準を保つため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものであります。
 次に、議第73号近江八幡市消防団員の定員、任免、給与及び服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律の施行等に伴い、危険度の高い出動を行う消防団員の処遇改善を行うため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものであります。
 次に、議第74号近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、非常勤消防団員の処遇改善を図るため、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令が改正され、消防団員退職報償金支払い額が増額されたことから、本市非常勤消防団員の退職報償金支払い額についても増額したく、提案させていただくものであります。
 次に、議第75号近江八幡市福祉事務所設置条例及び近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につきましては、次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律の施行により、母子及び寡婦福祉法の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行いたく、提案させていただくものであります。
 次に、議第76号近江八幡市安土やすらぎホール条例を廃止する条例の制定につきましては、施設の設置目的が達成されたこと、並びに公の施設の管理運営に関する方針及び公共サービスの行政関与及び民間委託に関する指針に基づき、当該条例を廃止いたしたく、提案させていただくものであります。
 次に、議第77号桐原コミュニティエリア整備工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては、桐原コミュニティエリア整備工事請負契約を締結するに当たり、一般競争入札によって契約金額等が確定したので、条例の定めるところにより議案を提出させていただくものであります。
 次に、議第78号篠原駅南北自由通路整備工事委託契約の変更につき議決を求めることにつきましては、西日本旅客鉄道株式会社との当初基本協定では、駅舎の供用開始は平成26年度末日の予定でありましたが、さきの東日本大震災の影響による工事資材の入荷おくれ、また労務単価の上昇、材料費の高騰等の事由により、契約金額の変更について議会の議決を得たく、提案するものでございます。
 次に、議第79号財産を取得することにつき議決を求めることにつきましては、桐原コミュニティエリア整備事業の実施に当たり、財産の取得をしたく、地方自治法の定めるところにより、議会の議決を得たく、提案するものでございます。
 次に、議第80号市有財産の譲与をすることにつき議決を求めることにつきましては、市有財産を地縁による団体に譲与をしたく、地方自治法の定めるところにより、議会の議決を得たく、提案するものでございます。
 次に、議第81号、議第82号及び議第83号の近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることにつきましては、近江八幡市公平委員会委員の任期満了に伴い、山本美智子氏、また生駒英司氏を継続して、そして新たに木野和也氏を委員として、それぞれ選任することにつきまして議会の同意を求めるものであります。
 次に、議第84号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることにつきましては、近江八幡市監査委員の任期満了に伴いまして、新たに岡谷貞佳氏を近江八幡市監査委員に選任することにつきまして、議会の同意を求めるものであります。
 以上、19件につきまして、ご審議いただき、ご可決を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。
 なお、これら19議案のうち、議第77号桐原コミュニティエリア整備工事請負契約の締結につき議決を求めること、また議第79号財産を取得することにつき議決を求めることにつきましては、工事を早急に開始したいことから、議第81号から議第83号までの近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めること及び議第84号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることにつきましては、各委員の任期が平成26年7月1日からでございますことから、本日ご審議いただき、即決でご可決賜りますよう重ねてお願い申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(田中好君) 以上で議案の上程を終わります。
 ここでお諮りをいたします。
 ただいま上程いたしました議案のうち、議第77号、議第79号及び議第81号から議第84号までについては本日即決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、議第77号、議第79号及び議第81号から議第84号までについては本日即決することに決しました。
 それでは、ただいま上程いたしました議第77号、議第79号及び議第81号から議第84号までについて質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩します。
               午前10時16分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前10時28分 再開
○議長(田中好君) それでは、再開をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 質疑
○議長(田中好君) 日程第5、質疑に入ります。
 1名から発言通告がありますので、これを許します。
 まず、川崎益弘君の発言を許します。
 川崎益弘君。
◆17番(川崎益弘君) 日本共産党の川崎益弘です。
 では、本日即決される部分の議第77号と議第79号の議案は、それぞれ桐原コミュニティエリア事業に関連する議案でありますので、まとめて質問を行います。
 この事業については、日本共産党議員団は、現地建てかえを主張してきました。さきの市長選挙において、株式会社近江八幡市で行われている大型事業優先、福祉切り捨ての市政に対して多くの批判票がありました。また、投票率が全体的に低かったこと、特に桐原学区は低くなりました。
 このことは、桐原学区の住民の皆さんは、桐原コミュニティエリア事業に対して余りよく思っておられなかったのではないかと私は考えます。
 6月9日、市長と懇談会を行いました。その中で、桐原幼稚園の建てかえや幼稚園、保育園を統合して東と西に二分割する話も出てきました。小学校は既に分割されています。このことからすると、桐原学区を分割するという話は大変大きな問題であります。
 今後も、桐原コミュニティエリア事業、金田方式を各学区に行うのであれば、大変な事業であり、財政的にも破綻してしまいます。市全体を見た、今後の市を見据えた総合発展計画が必要と考えます。
 今回の桐原コミュニティエリア事業も、総合発展計画の中で基本的にやり直す必要があるのではないか。説明を求めます。
 このような大きな基本的な問題がある中でのこの事業は、まず小学校の現地建てかえを進めるべきであると考えます。また、用地については買収の話し合いが進み、既に買収が成立していることなど、今後の有効活用をされることを提案して、初問とします。
 次に、議第81号、議第82号、議第83号の近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて、公平委員会とはどのようなことをされるのか、具体的な説明を求めます。
 地方公務員法の第9条の2の4に、「委員の選任については、そのうち2人が同一の政党に属する者となることとなってはならない」と明記されているが、略歴書では政党に属しているのか不明である。政党に属していたのかを含めて、履歴を出すべきではないか。説明を求めます。
 以上、質問といたします。
○議長(田中好君) では、当局の回答を求めます。
 総合政策部野田部長。
             〔総合政策部長 野田健志君 登壇〕
◎総合政策部長(野田健志君) まず、政策懇談会につきまして、政策懇談会は、議員会派との意見交換の場でございまして、そのときに申し上げましたのは、桐原学区は本市において人口規模が最も大きな地域であり、自治連合会やまちづくり協議会がきめ細やかな地域づくり施策を展開していく上での課題も多々あると認識をいたしております。
 したがいまして、学区分割の検討につきましては、まずは学区住民の皆様の意向が重要であり、その意向に沿えるよう地域の声に耳を傾けながら、官民一体となって検討を進めていかなければならないというふうに考えておる次第でございます。
 次に、総合発展計画についてでございますが、地方分権の推進に伴いまして、平成23年度に地方自治法の改正により、総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想、いわゆる総合計画の策定義務づけが廃止となりました。
 地方行政の判断に、今後、策定は委ねられております。
 このような中、本市といたしましては、合併特例法に基づき、本市の基本的なまちづくりの方向性や将来像を定めた新市基本計画を総合発展計画に相当するまちづくりの総合的かつ基本的指針として位置づけ、各種施策事業を効率的に推進し、地域の魅力を高めるまちづくり、地域の均衡ある発展と住民福祉の向上に努めさせていただいております。
 また、行政は生き物と、こう申しますが、東日本大震災等を教訓として、安全・安心なまちづくりに向け、その時々の状況に応じてスピード感を持って対応していかなければなりません。そのため、桐原コミュニティエリア事業も新市基本計画のまちづくりの方向性に整合していることを見きわめ、実施を行っており、議員皆様方のご理解と議会の議決をいただき、取り組みを行っているものでございます。
 なお、総合計画の策定を否定するものではなく、総合計画並びに新市基本計画の変更につきましては、今後の必要性に応じて検討してまいりたいというふうに考えております。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 総務部川端部長。
             〔総務部長 川端康仁君 登壇〕
◎総務部長(川端康仁君) 皆さんおはようございます。
 それでは、川崎議員のご質問につきまして、公平委員会に関する部分についてお答えさせていただきます。
 公平委員会は、地方自治法及び地方公務員法により定められております各任命権者から独立した行政委員会でございまして、その職務は、職員の勤務条件に関する措置の要求、職員に対する不利益処分を審査、そしてこれに対する必要な措置を講ずることを主な職務とされております。
 また、所属政党の問題でございますが、確かにご指摘のとおり、履歴書に所属政党が書けておりませんでした。このことについては次回から改めさせていただきますが、当然選任のお願いに当たりましては各委員の候補者の皆様の所属政党を確認させていただいております。今回の場合は、3名様とも無所属ということでございますので、ご了承をお願い申し上げます。
 以上でございます。
○議長(田中好君) 回答漏れはありませんか。
 都市産業部辻本理事。
             〔都市産業部理事 辻本隆志君 登壇〕
◎都市産業部理事(辻本隆志君) 皆さんおはようございます。
 川崎議員のご質問の小学校は現地建てかえとし、桐原コミュニティエリア事業は基本的に有効活用、やり直す必要があるのではないかというご質問にお答えします。
 桐原コミュニティエリア整備事業は、これまで議会を初め地元や地権者の皆様にご説明を申し上げ、ご理解とご協力をいただき、現在に至っておりますので、5月の臨時議会においても議員にお答えしましたとおり、今後におきましても、計画の早期実現に向け、取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) 回答漏れはありませんか。
 質疑はありませんか。
 川崎益弘君。
◆17番(川崎益弘君) 議第77号と議第79号については、後、委員会付託がされると思いますので、その中で議論をまた深めていきたい、このように考えます。
 続いて、議第81号、議第82号、議第83号についての再質問を行います。
 先ほど公平委員会とはという説明で、公平的な立場でちゃんとした中で見ていくと、こういうことをおっしゃっていただきました。公平委員とは、この中では、職員と執行者の中間の立場で、中立的な立場で判断をされるものだ、こういうことが言われたわけです。
 このことからすると、議第83号の木野和也氏は、3月まで、近江八幡市安土地域自治区長をされていました。このことから、現在の方を見ていますと、行政側の方と見られます。これでは公平性が保てないと考えますが、説明を求めます。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 総務部川端部長。
◎総務部長(川端康仁君) 議員が引用されておられます地方公務員法には、委員の資格として、「人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、且つ、人事行政に関し識見を有する者」とされております。
 また、委員の適格条項の中に、現職の議員である者、現職の地方公務員の職にある者という表現がございますが、逆を考えますと、それらの職にあった方というのは特に人事行政に関して識見をお持ちということでも言えるかと存じます。
 当局としては、適任者と考え、議案を出させていただいたというところでございます。
○議長(田中好君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆17番(川崎益弘君) これはもういつまで議論やっても一緒だと思うんですが、最後にやっぱし地方公務員法の第9条の2の2のところにありますように、「委員は、人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、且つ、人事行政に関し見識を有する者」と、先ほど言われたようにこう書いてある。
 それともう一つは、どこの政党にも所属していないと言われましたが、それというのはきちっと最初に明記をされるべきであって、それは何かの証明みたいなものが必要ではないかと思うんです。そういったことについてはどのようにお考えか、お願いします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 総務部川端部長。
◎総務部長(川端康仁君) 公平委員会の委員さんにつきましては、基本的には一般職の職員と同じような服務が適用されます。例えば誠実性、中立性でございますとか、それ以前に、まず就任いただいた際に服務の宣誓というのをしていただきます。ご承知のように、日本国憲法を遵守し云々という文言でございますけれども、それに基づき宣誓されて職務についていただくということでございますので、公正かつ適切な対応、処理、職務を果たしていただけるものと期待しております。
 以上でございます。
○議長(田中好君) 質疑はありますか。
 川崎益弘君。
◆17番(川崎益弘君) もう一点、今、自治区長として任期が7月までありましたですよね。3月にやめておられるということなんですが、これは、じゃあ今後また公平委員というのは4年間行われるという任期が書かれているわけですが、こういった途中でやめられた方が果たしてどうなのかということも考えるんですが、その点ではどういうようにお考えですか。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 総務部川端部長。
◎総務部長(川端康仁君) 当然、ご本人さんに意思は確認しておりますけれども、常勤の特別職たる区長をやめられたと。非常勤特別職たる公平委員におつきいただくということで、退職に当たっては一身上の都合としかお伺いしておりませんが、一身上の都合はクリアできるものというふうに考えております。
 以上でございます。
○議長(田中好君) 質疑ありますか。
 川崎益弘君。
◆17番(川崎益弘君) 以上で質問を終わります。
○議長(田中好君) 以上で川崎益弘君の質疑を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第6 委員会付託
○議長(田中好君) 次に、日程第6、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっています議第81号から議第84号までについては、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいまの4件につきましては委員会付託を省略をいたします。
 それでは、議第77号及び議第79号については、お手元に配付をいたしました議案付託表のとおり、産業建設常任委員会に付託します。
 後刻再開後に審査報告が願えますようよろしくお願いをいたします。なお、産業建設常任委員会は第3・4委員会室にて開議されます。
 休憩します。
               午前10時44分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時37分 再開
○議長(田中好君) それでは、再開をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第7 委員会審査報告
○議長(田中好君) 次に、日程第7、委員会審査報告に入ります。
 産業建設常任委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員長片岡信博君。
             〔4番 片岡信博君 登壇〕
◆4番(片岡信博君) それでは、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された議第77号及び議第79号を審査のため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決まりましたので報告いたします。
議第77号 桐原コミュニティエリア整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
議第79号 財産を取得することにつき議決を求めることについて
 以上2件は、賛成多数で原案を可決するべきと決まりました。
 なお、整備事業については、計画に沿いながら進めていただきたいとの少数意見もありました。
 以上、産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午前11時39分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時43分 再開
○議長(田中好君) 再開をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 討論・採決
○議長(田中好君) それでは、日程第8、討論・採決に入ります。
 討論を行います。
 2名から発言通告がありましたので、順次これを許します。
 まず、川崎益弘君の発言を許します。
 川崎益弘君。
             〔17番 川崎益弘君 登壇〕
◆17番(川崎益弘君) 討論を行います。日本共産党の川崎益弘です。
 議第77号と議第79号の議案は、桐原コミュニティエリア事業に関連する議案でありますので、まとめて討論を行います。
 この事業については、日本共産党議員団は現地建てかえを主張してきました。さきの市長選挙において、株式会社近江八幡市で行われている大型事業優先、福祉切り捨ての市政に対して多くの批判票がありました。また、投票率が全体的に低かったこと、特に桐原学区は低くなりました。このことは、桐原学区の住民の皆さんは、桐原コミュニティエリア事業に対して余りよく思っておられなかったのではないかと私は考えます。
 6月9日、市長と懇談会を行いました。その中で、桐原幼稚園の建てかえや幼稚園、保育園を統合して東と西に分割する話も出てきました。小学校は既に分割されている。このことからするならば、桐原学区を分割するという話は大変大きな問題でありますし、またこの中で今出てまいりましたのは、その懇談会の中でこの桐原コミュニティエリアの事業の用地のすぐ南側にこども園を建設する。このような話も出てまいりました。
 こういったことからするならば、きちっと総合発展計画をこしらえて、そして議論をしていくべきである。このことを申し上げます。
 また、近江八幡市として、桐原学区の分割はどのようになるのか、住民の皆さんに提案し、住民の皆さんと議論をして、まず方向を定め、計画を進めていくべきものであります。
 今後も、桐原コミュニティエリア事業、金田方式を各学区に行うのであれば、大変な事業であり、財政的にも破綻してしまいます。
 これらのことから、市全体を見た、今後の市を見据えた総合発展計画が必要と考えます。今回の桐原コミュニティエリア事業も総合発展計画の中で基本的にやり直すことが必要であると考えます。
 このような大きな基本的な問題である中で、この事業は一度中断して、まず小学校の現地建てかえだけを進めるべきであると考えます。
 また、用地については、買収の話し合いが進み、既に買収が成立していることなどから、今後、有効活用されることを提案し、反対の討論といたします。
○議長(田中好君) 次に、井上佐由利君の発言を許します。
 井上佐由利君。
             〔22番 井上佐由利君 登壇〕
◆22番(井上佐由利君) 同じく日本共産党の井上佐由利です。
 私は、議第83号近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについての反対討論を行いたいと思います。どうぞ皆さんお静かにお聞きいただきたいと思います。
 まず、公平委員会制度とは、先ほど総務部長の答弁にありましたように、公平、公正な行政を確保するために必要なものとして、地方公務員法の定めるところにより、職員の勤務条件に関する措置の要求及び職員に対する不利益処分を審査するなど、必要な措置を講ずるために設置されております。まさに、準司法的な役割があり、市長その他の任命権者から拘束されない独立機関であります。
 今回、公平委員として3名の構成員の一人として、新たに木野和也氏に対し議会の同意が求められております。
 木野氏は、旧安土町時代の合併運動から推進の立場をとり、町長選挙に出馬され、また安土自治区長として冨士谷市長を支えてこられた人です。
 先ほど、市は適任者と言われますが、なぜだめかと申しますと、近江八幡市の政治のど真ん中におられた方であります。市長その他の任命権者から拘束されない独立した機関に最もふさわしくない方です。どうして木野氏が選任されるのか、このことに何とも思わない行政のこの提案は行政不信を招くだけであり、この人事案件撤回を求めたいほどです。
 先ほども言いましたように、準司法的な役割があるだけに、今回、公平委員人事3人のうち2人については、継続の社会保険労務士さんあるいは弁護士さんを選んでおられます。あと一人、本気で探すつもりなら、司法書士さんや、あるいは労働基準監督署のOBの方など、その道にたけた方が市内には多分たくさんいらっしゃいます。
 近年では、公務員のパワハラやセクハラなど複雑かつさまざまな訴えがある時代であり、過去の議会における答弁を見ておりましても、木野氏が到底物事を公正に見定めることができない方であることは明らかであります。
 よって、議第83号、木野氏を公平委員として据えることについては同意できないことを申し上げて、反対討論といたします。
○議長(田中好君) 以上で討論を終わり、採決いたします。
 それでは、議第77号を起立により採決いたします。
 お諮りします。
 議第77号桐原コミュニティエリア整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについては、産業建設常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第77号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第79号を起立により採決します。
 お諮りします。
 議第79号財産を取得することにつき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第79号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第81号を起立により採決します。
 お諮りします。
 議第81号近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第81号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第82号を起立により採決します。
 お諮りします。
 議第82号近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第82号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第83号を起立により採決します。
 お諮りします。
 議第83号近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第83号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第84号を起立により採決します。
 お諮りします。
 議第84号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第84号は原案に同意することに決しました。
 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
 明24日から7月1日までは議案熟読のため休会とし、7月2日定刻に再開をし、代表質問を行います。
 発言予定者は、発言通告書に発言内容を詳細かつ具体的に記入の上、6月25日正午までに事務局へ提出をお願いをいたします。
 本日はこれをもちまして散会をいたします。
 ご苦労さまでございました。
               午前11時54分 散会
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