録画中継

平成27年第2回(5月)近江八幡市議会臨時会
5月14日(木)  
第1 仮議席の指定
第2 選第3号 議長の選挙
第3 議席の指定
第4 会議録署名議員の指名
第5 会期の決定
第6 選第4号 副議長の選挙
第7 各常任委員会委員の選任
第8 議会運営委員会委員の選任
第9 選第5号 東近江行政組合議会議員の選挙
第10 選第6号 八日市布引ライフ組合議会議員の選挙
第11 選第7号 中部清掃組合議会議員の選挙
第12 諸般の報告
第13 議案の上程
    議第60号
第14 質疑
第15 委員会付託
第16 委員会審査報告
第17 討論・採決
               午前9時32分 開会
◎事務局長(西川昭一郎 君) 皆さんおはようございます。
 本日招集されました臨時会は、一般選挙後、最初の議会でありますので、議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定により、年長議員が臨時に議長の職務を行うこととなっております。
 出席議員中、橋博議員が年長者でありますので、ご紹介申し上げます。
 橋議員、議長席にご登壇をお願いいたします。
             〔臨時議長、議長席へ登壇〕
○臨時議長(橋博 君) 皆さんおはようございます。
 ただいまご紹介をいただきました橋博でございます。地方自治法第107条の規定により、臨時に議長の職務を行いますので、皆さん方のご協力をよろしくお願いを申し上げます。
               午前9時33分 開議
○臨時議長(橋博 君) それでは、本日招集されました平成27年第2回近江八幡市議会臨時会をただいまから開会をいたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 仮議席の指定
○臨時議長(橋博 君) まず、日程第1、仮議席の指定を行います。
 議事の進行上、仮議席はただいまご着席の議席を指定いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第2 選第3号 議長の選挙
○臨時議長(橋博 君) 次に、日程第2、選第3号議長の選挙を行います。
 なお、選挙は投票により行います。
 それでは、会議規則第27条の規定により事務局に議場の閉鎖を命じます。
             〔議場閉鎖〕
○臨時議長(橋博 君) ただいまの出席議員数は24名であります。
 投票用紙を配付させます。
             〔投票用紙配付〕
○臨時議長(橋博 君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○臨時議長(橋博 君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
             〔投票箱点検〕
○臨時議長(橋博 君) 異状なしと認めます。
 なお、念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人1名の姓と名を記載お願いします。
             〔投票記載〕
○臨時議長(橋博 君) それでは、点呼に従い順次投票を願います。
 事務局長に点呼を命じます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎 君) 点呼いたします。
             〔局長氏名点呼、投票〕
○臨時議長(橋博 君) 投票漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○臨時議長(橋博 君) 投票漏れはなしと認めます。
 投票を終了します。
 投票箱の閉鎖を命じます。
             〔投票箱閉鎖〕
○臨時議長(橋博 君) 議場の閉鎖を解きます。
             〔議場開鎖〕
○臨時議長(橋博 君) 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に竹尾耕児君、重田剛君を指名します。
 両人の立ち会いを求めます。
 開票を行います。
             〔開  票〕
○臨時議長(橋博 君) 立会人の方は席へお戻りください。
 それでは、選挙の結果を報告します。
 投票総数 24票
 これは先ほどの出席議員数と符合しています。
 そのうち
 有効投票 24票です。
 有効投票中
  園田 新一君 21票
  井上佐由利君 3票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。よって、法定得票数を超え、かつ最高得票数でありました園田新一君が議長に当選されました。
 ただいま議長に当選されました園田新一君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をします。
 ここで、議長に当選されました園田新一君のご挨拶をお願いします。
             〔15番 園田新一君 登壇〕
◆15番(園田新一 君) 皆さんおはようございます。
 ただいまは大変多くの議員の皆様方からご推挙をいただきまして、議長という大役を仰せつかりました。身に余る光栄と大変厚く感謝を申し上げたいと思っております。大変ありがとうございました。
 議長就任に当たりまして、今私が思っていることを申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。
 ご存じのように、地方政治は首長も議員もどちらも市民から選ばれた代表であり、二元代表制であります。しかしながら、車の両輪と言いながら、地方自治体を動かしているのは、やはり首長の権限は大きいものがございます。ともすれば車の両輪どころか大輪と小輪と言ってもいいでしょう。それゆえに議会は首長の追認機関かと市民からの不信感の思いがあるというのも事実であろうと思っております。それではいけない、二元代表制を有効に生かすにはどうすればよいかということで、さまざまな議会改革が全国で進んでおります。当市議会もいろいろと議会改革に取り組んでまいりました。このことは、今後も引き続き私たち議員の使命であろうと思っております。私も引き続き議会改革につきましては、議会本来の姿を求めて改革を進めていかなければならないと思っております。
 もう一点は、人口減少化や超高齢社会が進行している中、また消滅自治体がうわさされる中、地方自治体をどのように運営していったらよいのか、まさに自治の基本が今問われていると思っております。首長も議員も選挙で選ばれている以上、どうしても短期的な成果を出すことに力を注ぐことになります。しかし、これではいけないと思っております。これからは長期的な視野に立って将来の近江八幡市を思いながら、具体的な施策を複合的に展開していく必要があると思っております。首長と議会が個人的な政治対決をやっている場合ではありません。具体的な政策論議を二元代表制の重みを生かしつつ、官民挙げての政策として遂行できるよう、切磋琢磨しながら市民の負託に応える議会であると思っております。
 どうぞ議員お一人お一人の英知を結集していただき、議会として行政とともに市民福祉の向上を合い言葉に、この難局を乗り切りたいと考えておりますので、皆様のお力をどうぞおかしくださいますようお願いを申し上げます。
 簡単でございますけども、議長就任に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。(拍手)
○臨時議長(橋博 君) 私、年長ゆえをもちまして臨時議長の職務を務めさせていただきましたところ、議員各位の格別なるご協力によりまして新議長が選出の運びとなりましたこと、心から厚く御礼を申し上げます。
 それでは、これをもちまして議長と交代をいたします。
 この場で休憩をいたします。
               午前9時52分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
             (新議長と交代)
               午前9時53分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
 それでは、ただいまから議事運営を務めさせていただきますので、皆様の格別なるご協力をよろしくお願いいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第3 議席の指定
○議長(園田新一 君) それでは、日程第3、議席の指定を行います。
 会議規則第4条第1項の規定により、ただいまご着席の仮議席を議席に指定します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 会議録署名議員の指名
○議長(園田新一 君) 次に、日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 竹尾耕児君
 重田 剛君
の両名を指名します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 会期の決定
○議長(園田新一 君) 次に、日程第5、会期の決定を議題とします。
 お諮りします。
 本臨時会の会期は、本日1日としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) 異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日とすることに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第6 選第4号 副議長の選挙
○議長(園田新一 君) 次に、日程第6、選第4号副議長の選挙を行います。
 なお、選挙は投票により行います。
 事務局に議場の閉鎖を命じます。
             〔議場閉鎖〕
○議長(園田新一 君) ただいまの出席議員数は24名であります。
 投票用紙を配付させます。
             〔投票用紙配付〕
○議長(園田新一 君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
             〔投票箱点検〕
○議長(園田新一 君) 異状なしと認めます。
 なお、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人1名の姓と名を記載願います。
             〔投票記載〕
○議長(園田新一 君) それでは、点呼に従って順次投票願います。
 事務局長に点呼を命じます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎 君) それでは、点呼いたします。
             〔局長氏名点呼、投票〕
○議長(園田新一 君) 投票漏れはありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了します。
 投票箱の閉鎖を命じます。
             〔投票箱閉鎖〕
○議長(園田新一 君) 議場の閉鎖を解きます。
             〔議場開鎖〕
○議長(園田新一 君) 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に井上芳夫君、岡山かよ子君を指名します。
 両人の立ち会いを求めます。
 開票を行います。
             〔開  票〕
○議長(園田新一 君) 立会人の方は席へお戻りください。
 選挙の結果を報告します。
 投票総数 24票
 これは先ほどの出席議員数と符合しています。
 そのうち
 有効投票 24票です。
 有効投票中
  平井せい治君 18票
  井上佐由利君 3票
  山本 英夫君 3票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。よって、法定得票数を超え、かつ最高得票数でありました平井せい治君が副議長に当選されました。
 ただいま副議長に当選されました平井せい治君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をします。
 ここで、副議長に当選されました平井せい治君のご挨拶をお願いします。
             〔13番 平井せい治君 登壇〕
◆13番(平井せい治 君) 皆様ご信任ありがとうございます。身に余る光栄です。今後は議長を助けて議会運営を円滑に進めていきますので、今後ともよろしくお願いします。(拍手)
              ~~~~~~~~~~~
△日程第7 各常任委員会委員の選任
○議長(園田新一 君) 次に、日程第7、各常任委員会委員の選任を議題とします。
 お諮りします。
 各常任委員会委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、総務常任委員会委員に竹尾耕児君、岡田彦士君、片岡信博君、北川誠次君、園田新一、池上知世君、加藤昌宏君、西居勉君、以上8名を。
 教育厚生常任委員会委員に重田剛君、井上芳夫君、岡山かよ子君、西津善樹君、小西励君、橋博君、井上佐由利君、山本英夫君、以上8名を。
 産業建設常任委員会委員に辻正隆君、奥田孝司君、中田幸雄君、平井せい治君、大林宏君、田中好君、井狩光男君、川崎益弘君、以上8名を、それぞれ指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました方々をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 議会運営委員会委員の選任
○議長(園田新一 君) 次に、日程第8、議会運営委員会委員の選任を議題とします。
 お諮りします。
 議会運営委員会委員については、委員会条例第8条第1項の規定により、西津善樹君、中田幸雄君、北川誠次君、田中好君、井上佐由利君、山本英夫君、西居勉君、以上7名を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました7人の方々を議会運営委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第9 選第5号 東近江行政組合議会議員の選挙
○議長(園田新一 君) 次に、日程第9、選第5号東近江行政組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りします。
 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 引き続き、お諮りします。
 本件については、議長から指名することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、議長から指名することに決しました。
 それでは、東近江行政組合議会議員に重田剛君、岡山かよ子君、小西励君、片岡信博君、加藤昌宏君の以上5名を指名します。
 お諮りします。
 ただいま指名しました5名を東近江行政組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました5名を東近江行政組合議会議員の当選人と決定しました。
 会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選人に当選の告知をします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第10 選第6号 八日市布引ライフ組合議会議員の選挙
○議長(園田新一 君) 次に、日程第10、選第6号八日市布引ライフ組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りします。
 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 引き続き、お諮りします。
 本件については、議長から指名することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、議長から指名することに決しました。
 それでは、八日市布引ライフ組合議会議員に岡田彦士君、西津善樹君の以上2名を指名します。
 お諮りします。
 ただいま指名しました2名を八日市布引ライフ組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました2名を八日市布引ライフ組合議会議員の当選人と決定しました。
 会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選人に当選の告知をします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第11 選第7号 中部清掃組合議会議員の選挙
○議長(園田新一 君) 次に、日程第11、選第7号中部清掃組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りします。
 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 引き続き、お諮りします。
 本件については、議長から指名することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、議長から指名することに決しました。
 それでは、中部清掃組合議会議員に井上芳夫君、橋博君の以上2名を指名します。
 お諮りします。
 ただいま指名しました2名を中部清掃組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました2名を中部清掃組合議会議員の当選人と決定しました。
 会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選人に当選の告知をします。
 それでは、各常任委員会及び議会運営委員会においては、直ちに委員会を開催され、委員長及び副委員長の互選をお願いします。
 なお、総務常任委員会は第1委員会室で、教育厚生常任委員会は第5委員会室で、産業建設常任委員会は第3・4委員会室で、また議会運営委員会は議長応接室でそれぞれ開議をお願いします。
 休憩します。
               午前10時14分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時3分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
 先ほどの休憩中に各常任委員会の委員長及び副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告します。
 総務常任委員会委員長に片岡信博君、副委員長に池上知世君。
 教育厚生常任委員会委員長に西津善樹君、副委員長に岡山かよ子君。
 産業建設常任委員会委員長に中田幸雄君、副委員長に井狩光男君。
 以上のとおりであります。
 次に、議会運営委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を報告します。
 議会運営委員会委員長に北川誠次君、副委員長に田中好君。
 以上のとおりであります。
 なお、議会運営委員会委員長から、同委員会において、議会の運営に関する事項など地方自治法第109条第3項に掲げる所管事項を、同条第8項の規定により、同委員会委員の任期中、閉会中の特定事件として審査したい旨の申し出があります。
 お諮りします。
 同委員長からの申し出のとおり、同委員会に地方自治法第109条第3項に掲げる所管事項を、同条第8項の規定により、同委員の任期中、閉会中の特定事件として審査に付したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、同委員長の申し出のとおり、閉会中の特定事件として審査に付すことに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第12 諸般の報告
○議長(園田新一 君) 次に、日程第12、諸般の報告を行います。
 市長報告を申し上げます。
 地方自治法の規定に基づき、報第1号専決処分の報告について、和解及び損害賠償の額を定めることについて、以上1件の報告が提出されましたので、ご了承をお願いいたします。
 以上をもちまして諸般の報告を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第13 議案の上程(提案理由説明)
       議第60号
○議長(園田新一 君) 次に、日程第13、議案の上程を行います。
 議第60号を上程し、件名を事務局から朗読させます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎 君) 朗読します。
 平成27年第2回(5月)近江八幡市議会臨時会提出議案
議第60号 専決処分の承認を求めることについて
     (1) 平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第10号)
     (2) 近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定について
     (3) 近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について
     (4) 近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
     (5) 平成27年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)
 以上であります。
○議長(園田新一 君) 次に、提案理由の説明を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) それでは、平成27年第2回市議会臨時会の開会に当たりまして、初めでございます。一言ご挨拶申し上げたいと存じます。
 まず、議員各位におかれましては、公私何かとご多用のところを当臨時会にご出席をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。
 さて、4月に実施されました統一地方選挙の後半戦となりました市議会議員一般選挙は、本市にとりまして合併後2回目となり、本日ご参集いただきました議員各位におかれましては、厳しい選挙戦を見事に勝ち抜かれまして、当選の栄に輝かれましたこと、改めまして心よりお喜びを申し上げますとともに、あわせまして、近江八幡市政の発展のためにともに汗を流していただきますことをまず心から切にお願い申し上げる次第でございます。
 また、先ほどは、お決めになられました正副議長を初め、各常任委員会正副委員長に新しくご就任されました皆さん方におかれましては、まことにおめでとうございます。心からお祝いを申し上げますとともに、あわせまして、市政発展へのこれまた絶大なるお力添えを賜りますことを心からお願いいたすものであります。特に、園田議長並びに平井副議長におかれましては、今日までの貴重なる経験と、また積み重ねてこられました卓越された識見と手腕を十分に発揮いただき、議会の円滑な運営にご尽力を賜りますようお願い申し上げる次第でもあります。
 あわせまして、議長就任でのご挨拶の中でも申されましたように、議員各位におかれましては、議会は対立の場ばかりではないと思います。自浄作用を大いに発揮され、政策論争を中心に、そのためには議会改革も大いに必要かと存じます。あわせて可能な限り政策を中心とする議員提案を大いに期待させていただきたいとも存じております。
 さて、5月もはや半ばに差しかかりました。田植えの終わった水田の稲の新緑が目にもまばゆい爽やかな初夏の季節となってまいりました。しかし、国内外に目を転じますと、ネパールで発生しました大地震や、箱根の山での活発化した火山活動が連日テレビや新聞紙上をにぎわしております。しかも、ネパールでの地震は再度という本当に史上空前の災害ではないかと思います。人口が集中しました首都カトマンズを直撃した、いわゆる国難とも言えますネパールの大地震は、既に発生からおよそ20日が経過し、その被害の全容が明らかになりつつあります。ネパール国内におきましては既に判明しただけでも犠牲者の数は7,000人を超え、また隣国のインドや中国、さらにはバングラデシュにも人的、物的被害の広がりを見せております。
 既に我が国においては地震が発生した当時、直ちに国際緊急援助隊の派遣を決定し、自衛隊による救援隊を派遣するとともに、国際協力機構などを通じて緊急援助物資の供与や緊急無償資金の協力が行われたところでありますが、阪神・淡路大震災や東日本大震災での教訓をもとに培われた国境を越えた人と人とのきずな、また相手を思いやる心によって、義援金を初め何らかの形でお役に立ちたいと、さまざまな行動を起こしていただいている方が大勢おられるところでありまして、国内各地におきましては支援の輪がどんどん広がりつつありますこと、大変喜ばしいことであり、また心強く受けとめているところでもございます。
 いずれにしましても、とうとい命を落とされた多くの皆さん方に哀悼の誠をささげるとともに、被災されました皆さん方に心よりお見舞い申し上げ、あわせて一日も早い復興を望んでやみません。
 その一方で、国内におきましては箱根山で活発化しつつあります火山活動は、現在噴火警戒レベルが2に引き上げられたところでありますが、昨年秋の御嶽山の噴火によります戦後最大規模の惨劇が記憶に新しいところでありまして、そのエネルギーの規模は御嶽山に比べれば小さいものと言われてはいるものの、今後の動向を注視し、警戒を続けるべきものであると考えるものでもございます。
 また、地震の話題といえば、このたびの総合医療センターにおきます東洋ゴム工業株式会社の免震材料不正事案につきましては、患者の皆さん方はもちろん、議員各位並びに市民の皆さん方にも大変ご心配をおかけをして申しわけなく思っているところであります。議会には去る4月30日に開催されました全員協議会にて経過をご報告させていただきましたが、この11月に改めて東洋ゴム工業から構造安全性を検証した結果が出されましたので、これについてご報告申し上げたいと存じます。
 当医療センターには220基の免震装置がありますが、今回問題となりました弾性滑り支承と言われます製品はそのうち22基で、この全てにおいて免震構造計算をされた結果、22基全てにおいて国土交通省の目標値をクリアしており、レベル2、すなわち震度6強から7程度の大地震に対しても倒壊しない構造であることが確認されました。患者の皆さん方や関係者の皆さん方、改めてご安心いただきたいと存じます。
 なお、今後についてでございますが、東洋ゴム工業によりますと、国交省の生産出荷停止命令が6月中旬には解除される予定とのことで、その後大臣認定の再取得をし、早ければ年内にも順次取りかえ工事をさせていただきたいとのことでもございます。本市としましては、東洋ゴム工業及び施工業者であります大林組など関係者と速やかに協議をし、病院に悪影響が出ない工法であることが確認され次第、改めて議員各位並びに市民の皆さん方にご報告をさせていただきますので、ご理解をお願い申し上げたいと存じます。
 そのようにご心配をおかけをした一方で、本市にとりましてはうれしいニュースもございました。地域の特色ある文化財や伝承文化をテーマや地域ごとに一括認定して、観光資源として地域活性化に活用する日本遺産第1号の全国18件の一つに、本市を初め県内6市共同による琵琶湖とその水辺景観が認定されたことであります。この日本遺産は文化庁が地域の特色ある文化財を初め地域で継承、保存されている建造物や遺跡、景観などを構成文化財としてまとめ、それらを通じて日本の魅力を世界に発信するストーリーとして認定するもので、全国40都道府県から83件の申請が行われた中で、このたびの認定がされたものでございます。文化庁としましては、今後毎年認定を行い、将来的には2020年の東京オリンピック、さらにはパラリンピックまでに100件程度にふやす構想があるとのことでございますが、本市の代表的な観光資源であります八幡堀や水郷、また長命寺、沖島、さらには米と魚を活用したフナずしなどの独自の食文化が、他市の文化財とともに滋賀の水の文化の認定に大きく貢献したのではないかと考えているところでもあります。
 今後、本市としましても今回の認定を大きな励みとして、構成します他の5市や県と連携を図りながら、湖国の宝とも言うべきそれぞれの自然、歴史、文化遺産に一層磨きをかけ、国内外に積極的に情報発信を行い、さらなる観光客誘致、地域活性化を図り、魅力あふれるまちづくりにつなげてまいりたいと考えているところでございまして、議員各位のご理解とご協力をお願いいたすものでもございます。
 それでは、本日提出いたします議案につきまして説明させていただきます。
 議第60号専決処分の承認を求めることにつきましては、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 まず、平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出予算総額の変更はなく、内容といたしましては歳入予算において3月20日に特別交付税が、また3月26日に地方譲与税等が確定しましたことにより、市税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、自動車取得税交付金、地方交付税と地方譲与税、地方消費税交付金、繰入金等との財源調整を行うとともに、歳出予算において関係事業の財源組み替えを行ったものでございます。
 次に、近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、法人市民税均等割の税率適用区分である資本金等の額に係る改正に伴う所要の規定の整備、地方税法の改正に伴う引用条項のずれ等の措置、事業所内保育事業等の用に供する固定資産について、固定資産税の非課税措置が新設されることに伴う所要の規定の整備、個人住民税におきます住宅ローン減税措置について、対象期間を1年半延長されることに伴う所要規定の整備、またふるさと納税の申告特例が導入されることに伴う所要の規定の整備、評価がえに伴う対象年度の改正及び一定の環境性能を有する軽四輪等についてグリーン化特例が導入されることに伴う規定の新設、原動機付自転車及び二輪車等に係る税率引き上げ時期を平成27年4月1日から平成28年4月1日に延長されることに伴う所要の整備を行ったものでございます。
 次に、近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律の施行により、地方税法349条の3に規定する固定資産税の課税標準額の特例条項が追加されたこと、同法附則第15条に規定する固定資産税等の課税標準額の特例条項が追加されたこと及び評価がえに伴う特例対象年度が改正されたこと等に伴い、所要の改正を行ったものでございます。
 次に、近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令第6条の2第1項の規定に基づき、総務大臣が定める金額を定める件の改正に伴い、介護補償の額が引き上げられたことから、所要の改正を行ったものでございます。
 最後に、平成27年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれに300万円を追加し、予算総額を304億2,300万円とさせていただいたものでございます。内容といたしましては、平成27年4月3日告示の滋賀県議会議員一般選挙へ琵琶湖海区漁業調整委員会委員が立候補し、委員に欠員が生じたことに伴い、5月21日執行予定の琵琶湖海区漁業調整委員会委員補欠選挙経費として、総務費において県選挙執行事業で人件費及び物件費等を追加し、これらの財源については県支出金を充当させていただいたものであります。
 以上、専決処分の承認を求めます予算2件及び条例3件につきましてご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(園田新一 君) 以上で議案の上程を終わります。
 ただいま上程しました議第60号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午前11時25分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時35分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第14 質疑
○議長(園田新一 君) それでは、日程第14、質疑に入ります。
 1名から発言通告がありますので、これを許します。
 加藤昌宏君の発言を許します。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 日本共産党の加藤昌宏でございます。今議会に提案されました議第60号専決処分を求めることについてのうち、1つとして平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第10号)について、2点目として近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定についてのうち、近江八幡市条例の一部改正のふるさと納税の改正部分について、軽自動車見直しについてのうちのグリーン化特例の導入について、2つ目に原付自転車、二輪車の税率引き上げ時期の延期について質問をいたします。
 まず1点目の質問として、平成26年度最終の補正予算(第10号)についてですが、その特徴について説明してください。
 平成26年度最終の補正予算として、補正額はゼロとなっていますが、6億円もの財源調整、補正予算説明書には財源更正と示されていますが、このことについて当局として財政運営上どのような感想を持っておられるか、考えをお聞かせください。
 2点目の質問として、市税条例の一部改正についてです。
 これは2015年度の地方税法改正案がさきの第189通常国会で審議され、3月31日に成立しました。4月1日からの施行に伴い、本市の関連条例、市税条例等の改正が求められているものと理解しています。この中の一つとして、ふるさと納税制度について4月1日からの施行とされましたが、今回の改正でどのような扱いになるのか、拡充される内容、新規に創設される内容について説明を求めます。
 あわせて、近江八幡市のこれまでの実績について説明を求めます。
 2つ目として、軽自動車税の見直しについて、環境性能を有する軽四輪等についてはグリーン化特例が導入されるということですが、このグリーン化特例について説明をお願いします。
 また、二輪車に係る税率引き上げの延期が決まったとされていますが、そのことについて理由について説明を求めます。
 以上を初問とします。明快な回答をお願いします。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 野田総合政策部長。
             〔総合政策部長 野田健志君 登壇〕
◎総合政策部長(野田健志 君) 加藤議員ご質問のふるさと納税の中で、まずこれまでのふるさと納税の実績についてのご質問について回答させていただきます。
 平成26年度に全国から本市にお寄せいただいたふるさと応援寄附金は合計で2,914件、総額1億2,706万6,654円でございます。月別の寄附内訳につきましては、平成26年4月から11月までの8カ月間で206万円、11月以降、12月からリニューアルをさせていただきまして、それ以降12月に9,837万7,034円、平成27年1月に482万8,020円、2月に1,098万1,000円、3月に1,082万500円でございます。12月から寄附が大きく伸びている要因といたしましては、先ほど申し上げましたように、本市におけるふるさと納税の仕組みを刷新したためと考えているところでございます。
 以上が実績でございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 川端総務部長。
             〔総務部長 川端康仁君 登壇〕
◎総務部長(川端康仁 君) それでは、加藤議員の平成26年度一般会計補正予算(第10号)の専決についての質問にお答えを申し上げます。
 この補正予算につきましては、3月18日に3月市議会定例会が閉会となりました。その閉会後、歳入予算において、提案説明にもございましたように3月20日に特別交付税が、3月26日に地方譲与税や各種交付金が、その交付金の額が確定しましたことにより市税、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、自動車取得税交付金、地方交付税と地方譲与税、地方消費税交付金、繰入金等の財源調整を行うとともに、歳出予算において関係事業の財源組み替えを行ったものでございます。
 その歳入の特徴といたしましては、地方交付税におきましては皆様の記憶に新しいところでございますが、昨年8月には広島市の豪雨による土砂災害なり、先ほど市長の挨拶にもございましたように、9月の御嶽山の噴火被害、またその後台風、地震等の災害、さらには今冬の大雪による被害による除雪経費等、26年度も自然災害が非常に多く発生をし、特別交付税も相当額減額されると聞き及んでおりましたが、改選前の市議会各派の皆様の国への要望等を初めといたしまして、ご努力をいただいたことにより、前年度よりわずか減額とはなりましたが、一定額を確保できましたこと、また国の補正によりまして普通交付税の調整額1,078万7,000円が復活交付された、また昨今の景気上昇に伴います景気回復基調等に基づきます株価の上昇等によりまして、配当割交付金や株式等譲渡所得割交付金において予算を上回る交付がありました。さらに、年度末の市税収入の収入額見込みを踏まえまして、総額6億円の追加歳入を見込める状況になったため、平成26年度予算の決算を見据えまして、予定しておりました基金の繰入金を減額し、本年度以降の財政運営に備えるための補正をさせていただいたものでございまして、例年3月専決補正ということで歳入調整をさせていただいているものでございます。
 以上でございます。
○議長(園田新一 君) 当局の回答を求めます。
 姓農総務部理事。
             〔総務部理事 姓農彰宏君 登壇〕
◎総務部理事(姓農彰宏 君) 総務部理事の姓農でございます。初めて答弁をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
 加藤議員ご質問のまずふるさと納税の拡充ということですが、2点ございます。
 まず、ふるさと納税は正確には税法上における寄附金控除のことを言います。この寄附金控除の中に基本分と特例分というものがあるわけですが、この特例分につきまして、今回27年度改正において特例控除額の上限を個人住民税所得割の1割から2割に拡充することになりました。この2割に拡充したことの内容につきましては28年度分、来年度分の個人住民税から適用になります。
 次に、新しい制度ということで、申告手続の簡素化ということで、昨年まではふるさと納税をしていただくと確定申告の必要があったんですけれども、この仕組みに加えまして、地方税法上の特例を創設するということで、確定申告の不要な給与所得者等がふるさと納税を行う場合には、寄附先が5団体までであれば当分の間ワンストップで寄附金の税額控除を受けることができる仕組み、ふるさと納税ワンストップ特例制度と申しておりますが、これを導入することにいたしました。
 次に、軽自動車税の見直しでございますが、グリーン化特例ということで、お手元議案書お配りしております9ページから10ページの条文、表を見ていただきたいと思います。このグリーン化特例につきましては、この平成27年4月1日から平成28年3月31日までに新規取得した軽四輪、新車に限ります。初回登録でございますが、新車に限りますが、排出ガス性能及び燃費性能のすぐれた環境負荷の小さいものについて、28年度分の、来年度の軽自動車税の税率を軽減する特例措置を講ずるということになりました。
 具体的に説明をしていきます。10ページの一番上の表なんですが、このところが電気自動車及び天然ガス自動車について税率をおおむね100分の75軽減するということで、それぞれ上から三輪、3,900円が1,000円に、乗用営業用が6,900円が1,800円、それから2番のところ、次の表は排出ガス75%以上の排出量、乗用のものについては20%以上燃費性能のよいもの、貨物用については35%以上燃費性能のよいものということでなっております。下の3番目の表も75%以上ということで、環境性能のあるものについてグリーン化の特例を行うということでございます。
 二輪車に係る軽自動車税の見直しでございますが、これは税率引き上げ延期ということでございます。消費税率8%から10%の引き上げ時期が27年10月1日から29年4月1日に変更されることを踏まえての措置ということと考えております。
 以上で初問の答弁を終わらさせていただきます。
○議長(園田新一 君) 回答漏れはありませんか。
 質疑はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) まず、補正予算の件についてですけども、今回指摘させてもらったように、補正額はゼロやけれども6億円、これを繰入金から減額をすると、こういう措置をとったわけですね。こういう事例というのはこれまでにございましたか。こういう扱いをしたという事例は。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 新市発足後、全て承知しておりませんが、例えば昨年度につきましては基金の繰り入れではなく、逆に基金への積み立てを実施いたしました。
○議長(園田新一 君) 質疑ありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 私もこれ補正予算の流れ、今回10号まで来たんですけども、時系列にずっと並べてみますと、3月補正で繰入金6億8,000万円積んでいるんですね。今回5月の臨時で6億円減額と、これ余りにもちょっと短期の間にこういう事態、最終の今回の5月の臨時で市税が9,696万円、約1億円、これが入ってきたと、それと地方交付税が4億円入ってきて、そのほか一連の金融取引ですか、そういうところの交付金が一定入ってきていると、これは大体年末の最終の段階で計算されて入ってくると思うんですけども、こういうところからして6億円が新たに最終の補正が入ってきたと、そこを調整するために繰入金をマイナスにしたと、こういうふうに理解をしているんですけれども、そういうことでよろしいですね。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) ただいま議員がおっしゃいましたように、今回歳入として補正させていただいた部分につきましては、これまでの26年度の補正予算について国の動向、さらにはこれまでの金額等を参考にしながら歳入額を計上させていただいたんですが、先ほど初問でお答えいたしましたように、本市にとってはプラスの面に働いたということで、多くの額をいただいたということでこのような補正にさせていただいたものでございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 前年度は5月の臨時補正では市税の収入116万円なんですよね。3月補正で5億3,000万円ほどという補正になっているわけです。このように市税の部分で金額がばらついてるというか、今回は1億円ぐらいは入っていると、こういうことですけど、こういう形で、要は6億円が浮いたというか、新たに新しい財源が最終に加わったと、こういうことですよね。この扱いについてですけれども、これ恐らくいわゆる繰入金を減らしているわけですから、公共施設等整備基金、この基金のほうに戻したと、そして新たに入ってきた財源は一般財源として今後活用すると、こういう判断でよろしいですかね。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 加藤議員おっしゃいましたように、今回の補正につきましては基金、おっしゃいましたように公共施設整備基金からの繰り入れを取りやめたという、6億円取りやめたというものでございます。今後新たに発生する一般財源とおっしゃいました。ちょっと質問の趣旨がわかりかねる部分があるんですが、予算額より多くさらに歳入が得られるようでしたら、それはこの5月末の出納閉鎖をもちまして26年度予算の収支ということで、決算見込みでプラスに働いた場合は法定に基づきまして基金への積み立て、また27年度予算への繰り越しの対応をさせていただくものでございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) これ今年度の最終ですから、あと出納閉鎖があって決算という作業に入ってくるわけで、このお金をどうこうということはもうできないわけですよね。決算の中で黒字になれば、これは9月の段階で今度はまた予算の中に補正予算として計上されると、こういう扱いですよね。したがいまして、これ最終に私6億円もこれだけ生まれてきたということですね。これは当初の予算編成のときには各部署で、例えば枠配分方式でやって、それぞれ何%減らせと、こういうことで予算編成をやったと思うんですよ。そういう中でこれだけ最終に財源としては生まれてきたということですから、この辺のやっぱり使い方をどういうふうにするかというのは、やっぱり議論の余地があるんではないかと思っているんですよ。
 例えばですよ、これまでも議論されてきたように、小1のすこやか支援員制度、これをカットしたという話がありましたね。例えばそういうところに、次年度になるかもしれませんけれども、そういうほうに使おうとか、私もこの間市民さんから聞きましたけれども、近江八幡市の豊かな子ども作品展というのが毎年やられているようです。これも参加者も多くて、これも……。
 だからちょっと待ってくださいよ。年間4万円ほどかかっていると。そういうところに使うという議論が可能ではないかと思うんですけど、次年度ですけど、そういうふうなことの議論というのはないんでしょうか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) ただいま加藤議員がおっしゃられましたように、26年度の収支につきましては出納閉鎖を待って決算を受けまして、また補正なりで提案させていただくものでございます。その部分については、今後そのようなお金をどのように使っていくというのはまた当局で検討させていただいて、また必要があれば補正予算として提案させていただいて、議会の審議をいただくという流れになろうかと思います。ただいま個々具体的にどれがどうということは現時点では申し上げられない。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 私もちょっと具体例を出したんですけども、やっぱりそういうことがあってもいいんではないかという思いで今回のこの補正予算の最終の段階を見まして、これだけの財源更正をやられたということですから、ぜひとも次年度にこの結果を生かしてもらって、そういう議論を深めていただきたいなというふうに思いますので、それは1つ要望としてさせていただきたいと思います。
 続きまして、ふるさと納税ですが、これ昨年の12月に非常に好評だったと。最近の報道、テレビ報道なんかでもいろいろと近江八幡の問題も取り上げられているようですけれども、このふるさと納税の集まったお金ですね、これをどのように使うかということですが、この辺についての考えをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 寄附金をどのように事業に使うかというご質問でございますが、ご寄附いただきました貴重な寄附金は、各分野のまちづくりに活用をさせていただきたい。本市においては寄附者のご希望を聞いた上で、次の6つの分野の事業に充てさせていただいております。1つには自然環境及び地域の歴史的遺産の保全、2つには医療及び福祉の充実、3つには教育及び文化の振興、4つには産業の振興、5つには安全及び安心の都市づくり、6つにはその他市長が特に必要と認める事業でございます。この分類に基づいて事業に今後ともご寄附者の希望に基づいて、各分野に該当する事業を選択してまいりたいというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 加藤議員に申し上げます。
 議案に直結した質疑をお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 今回のこの改正ですね。ふるさと納税の改正についてですけども、控除額が1割から2割に拡充されるということが決められました。このことについて、本市においてこれが市民さんにとっては税金の控除という形になってくるんですけれども、これは寄附した自治体に対して減額されるわけですね、控除されるわけですね。そういう意味からすると本市のほうはマイナスということにはなりませんか。その辺の調整は、調整というか、いわば自治体間の競争みたいな形になりますよね、この制度は。この辺はどのように考えておられるか。今うちは成績がいいからあれなんですけれども、そういうところの問題点をどのように考えておられるか、説明できたらしていただきたいと思います。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 野田総合政策部長。
◎総合政策部長(野田健志 君) 総務省の研究会では、このふるさと納税はあくまでも寄附の税制制度でございますので、寄附は個人の自由意思に基づくものでございますので、また地域の公平感といいますか、公平性については、この研究会の中でも許容される範囲がこの3月までは1割でございまして、また地方創生の推進ということから、この4月以降は2割までというふうに定められ、国のほうとしてもその辺は、公平性については許容の範囲内であるというような見解をされておられるというふうに存じるところでございます。
○議長(園田新一 君) 質疑はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 自由意思に基づくということでの制度ですけれども、やはり自治体間の差が出てくるんではないかというふうに思うんで、その辺が1つは問題点ということで指摘されてる部分もあるようです。
 それともう一つ、先ほどワンストップ特例のところで確定申告を自動的にやってもらえるということですけど、先ほど5団体以内ということで説明されましたかね。一定の制限があるんですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 姓農総務部理事。
◎総務部理事(姓農彰宏 君) もともと申告不要な給与所得者等の場合につきまして、寄附先が5団体までであれば確定申告は不要になります。したがいまして、6団体を超えますと確定申告が必要になってくるということでございます。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) そのときは自分でやらなければならないと、こういうことですね。
 今後、ふるさと納税のこれで本市の歳入の寄附金という項目のところに入ってくると思うんですけども、今後これの財政運営ということはどのように考えておられるんですか。それの使途ですね。使途をどのような段階でどのように判断されるかという、その辺のところを財政サイドの仕事になると思うんですけども。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 川端総務部長。
◎総務部長(川端康仁 君) 制度改正のご質問ではないんですが、27年度予算におきましても一定ふるさと基金から充当している事業もございます。先ほど総合政策部長が申し上げましたように、特定目的基金に近い基金形態をしておりますので、寄附者のご意向に沿うような事業の財源充当にしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 質疑はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) ふるさと納税については、本市において県下でも一番成績を上げているということで、この税収をどう生かすかというのは一つの大きい課題かなというふうに考えております。
 次に、軽自動車税の見直しですけれども、これはグリーン化特例ということを先ほど説明していただきました。これは一定の環境性能を有する軽四輪の自動車ですね。ここに対して軽自動車税が軽減されるということで、何段階かに分かれて軽減措置がとられると、税金のですね、ということなんですが、これとあわせて今国会の中でエコカー減税ということが、これも一緒に議論されたと思うんですけれども、エコカー減税とグリーン化特例の違いですね。この辺についてもしわかれば教えていただきたいんですけど。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 姓農総務部理事。
◎総務部理事(姓農彰宏 君) エコカー減税というのは、今このグリーン化特例ということであったあれではなくして、数年前からもうあるもので、徐々に徐々に削減をされてきてこうなっております。軽自動車税だけではなくて、いわゆる登録車ですね。白ナンバーといいますか、滋賀県でしたら滋賀ナンバー、県税になりますが、その枠になっておりますので、ここについてはちょっと発言を控えたいと思います。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 本市にはここに書いてる軽自動車税の見直しということで、これは市町村税ですよね。だから、本市にこういう条例の改正が求められていると思うんですけども、これ自動車の税金全体を見ながら判断をしていかなきゃならんのじゃないかと思っているんです。これは消費税が10%になるという中で自動車取得税、これは県税ですけれども、これが廃止されると、こういう流れの中で私は出てきたんだというふうに理解をしているんですけれども、こういう中で軽自動車についてもグリーン化特例として、一定の環境性能を有するもの、排ガス規制とか、それから燃費ですね、こういうところが基準を満たせば軽減措置がとられるということで、本市の軽自動車税にかかわるところでの今回の条例改正ということで理解してよろしいですかね。県とは別に本市の中での市町村税ということで今回の提案があるということで理解してよろしいですか。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 姓農総務部理事。
◎総務部理事(姓農彰宏 君) そのとおりでございます。
○議長(園田新一 君) 質疑はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) もう一点の二輪車に係る税率の引き上げ時期が、これは1年延期されたわけですね。これ延期された事情についてわかれば教えてください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 姓農総務部理事。
◎総務部理事(姓農彰宏 君) 初問でも申し上げましたとおり、27年度分の軽自動車税から本来税率を1.5倍にする予定でございましたが、消費税率8%から10%への引き上げ時期が29年4月1日に変更されたことを踏まえてのことだというふうに考えております。
○議長(園田新一 君) 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) これの軽自動車税の税額をちょっと教えてください。
○議長(園田新一 君) 回答を求めます。
 姓農総務部理事。
◎総務部理事(姓農彰宏 君) 二輪車ですが、50㏄以下が1,000円から2,000円、50から90㏄以下、1,200円から2,000円、排気量90㏄を超え125㏄以下は2,400円です。125を超え250㏄以下は2,400円から3,600円、排気量250㏄を超える二輪車は4,000円から6,000円ということになっております。
○議長(園田新一 君) 質疑はありますか。
 加藤昌宏君。
◆20番(加藤昌宏 君) 今回、私提案された内容で補正予算の部分と、それから本市に係るふるさと納税の改正部分と、それから軽自動車税の見直しの部分、質問させていただきました。できるだけ市民にもわかりやすく理解をしてもらうということが必要やと思いますので、その辺また市のほうもその内容について広報などをあれして、具体的に時期も含めて啓発をお願いしたいということで質問を終わります。
○議長(園田新一 君) 以上で加藤昌宏君の質疑を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第15 委員会付託
○議長(園田新一 君) 次に、日程第15、委員会付託に入ります。
 それでは、ただいま議題となっています議第60号については、お手元に配付しました議案付託表のとおり、総務常任委員会に審査を付託します。
 後刻再開後に審査報告が願えますようよろしくお願いします。なお、総務常任委員会は第1委員会室で開議されますので、よろしくお願いします。
 休憩します。
               午後0時12分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時46分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第16 委員会審査報告
○議長(園田新一 君) 次に、日程第16、委員会審査報告に入ります。
 総務常任委員会に審査を付託していました議第60号の審査報告を求めます。
 総務常任委員長片岡信博君。
             〔11番 片岡信博君 登壇〕
◆11番(片岡信博 君) ただいまから総務常任委員会の審査報告を行います。
 本臨時会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決まりましたので報告いたします。
議第60号 専決処分の承認を求めることについて
     (1) 平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第10号)
     (2) 近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定について
     (3) 近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について
     (4) 近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
     (5) 平成27年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)
は、全員賛成で原案を承認すべきものと決しました。
 以上、総務常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(園田新一 君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会審査報告を終わります。
 次に、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午後1時50分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時50分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第17 討論・採決
○議長(園田新一 君) それでは、日程第17、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 それでは、議第60号を起立により採決します。
 お諮りします。
 議第60号専決処分の承認を求めることについては、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(園田新一 君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第60号は原案を承認することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第18 議案の上程(提案理由説明)
       議第61号
○議長(園田新一 君) 次に、日程第18、議案の上程を行います。
 議第61号を上程し、件名を事務局から朗読させます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎 君) 朗読します。
 平成27年第2回(5月)近江八幡市議会臨時会追加提出議案
議第61号 近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについて
 以上であります。
○議長(園田新一 君) なお、本件については、地方自治法第117条の規定により、小西励議員が除斥の対象となりますので、議員の退席を求めます。
             〔9番 小西 励君 退場〕
○議長(園田新一 君) それでは、提案理由の説明を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) それでは、追加提案させていただきます人事案件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議第61号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについてにつきましては、議員のうちから近江八幡市監査委員に小西励氏を選任したく、本議案を提出するものでございます。
 慎重にご審議をいただき、同意賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 以上です。
○議長(園田新一 君) 以上で議案の上程を終わりました。
 それでは、ただいま上程しました議第61号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午後1時52分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時52分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第19 質疑
○議長(園田新一 君) それでは、日程第19、質疑に入ります。
 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第20 委員会付託
○議長(園田新一 君) 次に、日程第20、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっています議第61号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(園田新一 君) ご異議なしと認めます。よって、議第61号は委員会付託を省略することに決しました。
 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午後1時54分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時54分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第22 討論・採決
○議長(園田新一 君) それでは、日程第22、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 それでは、議第61号を起立により採決します。
 お諮りします。
 議第61号近江八幡市監査委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(園田新一 君) ご着席願います。起立多数と認めます。よって、議第61号は原案に同意することに決しました。
 ここで除斥人の入場を許します。
             〔9番 小西 励君 入場〕
○議長(園田新一 君) この場で休憩します。
               午後1時55分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後1時55分 再開
○議長(園田新一 君) 再開します。
 以上で本日の日程は全て終了し、本臨時会に付議されました案件は全て議了しました。
 ここで市長のご挨拶をいただきます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正 君) 閉会に当たりまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。
 本日、平成27年度第1回臨時会を招集させていただきましたところ、提案させていただきました議案につきまして各議案とも原案どおりご承認、ご可決を賜りましたことに対しまして、心から厚くお礼を申し上げます。まことにありがとうございました。
 さて、先般の文化会館で開催をさせていただきました議員歓迎式の際のご挨拶でも少し触れさせていただきましたが、本格的な人口減少時代に突入した中で、雇用や定住人口の増加を目指し、昨年末閣議決定された国の地方創生総合戦略に基づき、地域の特性に応じた近江八幡市版の総合戦略を立てるべく、市民や学識経験者、関係各種団体、行政の協働によるまち・ひと・しごと創生市民会議を3月16日に立ち上げたところであります。
 この市民会議と連動しました7つの専門部会での議論も踏まえながら、本年度中に総合戦略を策定してまいる所存でありますが、このまち・ひと・しごと創生事業のいわばキックオフとも言える取り組みとして、来る5月17日日曜日午後2時より市文化会館小ホールにおきまして、近江八幡発まち・ひと・しごと創生フォーラムを開催させていただきます。このフォーラムが人口減少時代において自立して発展を続け、持続可能な地域のモデルとなるようなこれからの近江八幡市のあり方をともに考え、つくり出すきっかけづくりになればと開催するものでもあります。基調講演には、皆さん方ご存じのように元総務大臣で、現在慶應大学法学部教授の片山善博氏をお招きし、自治とは何か、市民が実践する地域づくりと題してご講演をいただき、また対談にもご参加いただく予定をしております。議員各位の皆さんにおかれましても何かとご多用なこととは存じますが、万障お繰り合わせの上ぜひご出席いただき、魅力あふれる町の創生についてともに考えていただければと願っているところでもあります。
 また、この地方創生と連動した事業でもありますが、市内の消費拡大を喚起、促進し、地域経済の活性化を図ることを目的としました近江八幡市地域はつらつ商品券の発売が、今月末の5月30日土曜日から市役所のロビーや、あるいは各学区のコミュニティセンターで始まります。今回は、6年前に定額給付金と連動して発売されたものの、結果的に大型小売店舗での使用が大半を占めたがんばる応援お買い物券とは異なり、1万円で購入できる1万3,000円の商品券の額面のうち6,000円分が商店街など地域の事業所、店舗でのみ使用可能にするなど、地域活性化への工夫を凝らしたものとなっております。ぜひ議員の皆さん方におかれましても奮ってお買い求めいただく一方で、それぞれの地域で購入をお勧めいただき、地域経済発展の起爆剤となりますことを切に願う次第でございます。
 最後になりましたが、議員の皆さん方におかれましては、今後ともさらなるご支援とご協力を賜りますことを切にお願い申し上げまして、簡単ではありますが、閉会のご挨拶とさせていただきたいと存じます。
 本日はまことにありがとうございました。
○議長(園田新一 君) 平成27年第2回臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 本臨時会におきましては、皆様方の格別のご協力をいただき、ここに無事閉会の運びとなりました。衷心より厚くお礼を申し上げます。
 また、本日は議員の皆様方のご推挙をいただき、図らずも私が議長の重責を担わせていただくことになり、大変身の引き締まる思いでございます。この上は皆様方のご指導をいただきながら、議会の円滑な運営に向け、誠心誠意努力してまいる所存でございますので、皆様方の一層のご支援とご鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 議会をめぐる状況にあっては、全国的な人口減少の加速など社会を取り巻く状況や地方分権の進展などから、地方自治体ではより多くの政策決定をしていくことになろうと思います。議会が果たすべき役割と責任はますます今後重要になってまいります。引き続き議会基本条例の趣旨のもと、議会運営を進めてまいる所存でございますので、市長初め当局の皆さん方のご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
 5月も半ば、青葉が美しい季節となりました。皆様方におかれましては引き続きご健勝で、市政の発展と市民福祉の向上のためにご尽力賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
 それでは、これをもちまして平成27年第2回近江八幡市議会臨時会を閉会いたします。
 皆様大変ご苦労さまでございました。
               午後2時1分 閉会
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