録画中継

平成26年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
7月4日(金) 個人質問
北川 誠次 議員
(1)(仮称)竹町都市公園整備事業について
   ①事業計画、進捗状況、財源内訳について
   ②施設の詳細について
(2)桐原コミュニティエリア整備事業について
   ①桐原小学校、桐原幼稚園、桐原コミュニティセンター跡地利用について
(3)医療センター駐車場等整備について
   ①障がい者駐車場について
   ②障がい者等のための玄関先改善について
(4)市内の道路整備の現状について
   ①国道8号線バイパス計画について
   ②県道竜王、近江八幡線等の岩倉バイパスについて
   ③通称ふるさと農道の県道昇格について
◆5番(北川誠次君) 世翔会の北川誠次でございます。議長のお許しをいただきましたので、ただいまから大きく4点につきまして個人質問をさせていただきます。
 質問の形式は、従来のとおり一括質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 今、地球の裏側、ブラジルではサッカーのワールドカップが開催をされ、熱戦が繰り広げられております。日本代表は、健闘いたしましたものの、世界の壁は厚く、予選リーグでの敗退となり、決勝トーナメントには進めませんでしたが、日本中の多くの人たちに夢と感動を与えました。スポーツの持つ爽やかさ、すばらしさを改めて感じたところです。今後、2020年に東京オリンピック、2024年にはびわこ国体と大きなイベントが予定されており、スポーツのさらなる振興が図られるものと考えます。また、この波及効果で、国、県、市の経済の活性化、にぎわいが大いに期待されるものと思っております。
 当市も、議員提案によるスポーツ推進条例の制定をしたところであり、議会の請願事項でありました(仮称)竹町都市公園にサッカー場建設も計画されております。後にこのグラウンドからワールドカップの日本代表選手なり、なでしこジャパン、Jリーグ等で活躍する選手が輩出されることに希望と夢を持って見守っていかなければと思っているところでございます。
 それでは、まず1点目の質問でございますが、新エネルギーパーク事業につきましては、現在アクセス道路の整備、調整池の整備等の造成工事、7月26日には本体工事の起工式が予定されており、順調に事業進捗をいただいておりますことに対し、感謝申し上げます。
 その隣接に整備予定の(仮称)竹町都市公園事業についてでございますが、平成28年8月に供用開始、新一般廃棄物処理施設の余熱を利用した温水プールを初め、屋根つき多目的広場、先ほど申しましたサッカー場、グラウンドゴルフ場、児童遊戯場等、防災機能も完備した施設整備が計画をされており、市の重点事業に位置づけられています。子どもから高齢者までが利用できる健康増進施設の整備となることを多くの市民の皆様が期待を寄せられておられるものであり、私自身もこの都市公園の一日も早いオープンを心待ちにしている一人でもございます。
 そこで、お尋ねをいたしますが、現在の進捗状況と今後の事業計画、あわせましてこれらの整備に係る総事業費と財源内訳についてお尋ねをいたします。
 次に、2点目の桐原小学校の改築と桐原コミュニティエリア整備についてでございますが、施設等にかかります用地取得にもめどがつき、順調に進捗をいただいており、ありがとうございます。また、学区民の願いでありました桐原小学校区にも就学前教育の場であります認定こども園等の新設も考えていただいているということで、感謝申し上げます。
 しかしながら、この事業に対し、今議会でも議論されておりますが、一部の議員さんが異を唱えられております。まことに残念でなりません。桐原コミュニティエリア整備は、桐原学区連合自治会を初め、桐原学区まちづくり協議会、学区民の大多数の人たちがこの事業計画に賛同し、歓迎し、期待を持って一日も早い完成を待ち望んでいるものでございます。完成後は桐原学区のまちづくりの拠点、中心地になるものであり、また防災機能も兼ね備えておりますことから、学区民の命と暮らしを守る重要な施設整備でもあります。多くの学区民の夢を壊すような発言はいかがなものかと考えます。
 それはさておきまして、この事業に関し1点質問をさせていただきます。
 少し早いかもわかりませんが、桐原小学校、桐原幼稚園、桐原コミュニティセンター等の跡地活用でございますが、どのような利用を考えておられるのか。この周辺には、桐原を二分するその一つであります菅田神社、熊沢蕃山の住居跡、忠魂碑が建立されており、桐原学区にとりましては文化的、歴史的資産が集中しているところでございます。ところが、神社は幼稚園園舎等で隠された存在であり、出入り口もどこにあるかわかりません。また、熊沢蕃山住居跡は一部民間宅地開発がなされ、荒れた状態にあります。跡地を利用して熊沢蕃山ゆかりの地としての歴史公園的な整備をとの地元住民から声が上がっております。当局の見解についてお尋ねをいたします。
 次に、3点目で、総合医療センター一般駐車場整備工事についてでございますが、この件につきましてはさきに質問者がありましたので、私は障害者駐車場に限っての質問をさせていただきます。
 現在設置されている駐車場はいつも満杯になっております。絶対数が足りないのではと考えます。現在、入り口周辺の改修工事がなされておりますが、障害者駐車場の増設もこの計画に入っているのかどうか、また玄関先でございますが車椅子患者さんなり老人、子どもさんなど弱者と呼ばれる患者さんの来院時に、建物の構造上、乗りおりのスペースが手狭になっています。特に雨降りのときには大変不便を感じておられます。現在工事がなされている整備でこのことも解消されるのかどうかお尋ねをいたします。
 次に、4点目でございますが、市内の道路網でございます。今回の補正で道路網マスタープラン策定業務委託事業806万8,000円の債務負担行為の追加予算を計上され取り組まれようとしておりますが、何点か質問をさせていただきます。
 まず、国道8号線のバイパスの計画はどのようになっているのか。
 滋賀県の東側では、長浜市、米原市、彦根市さんが米原バイパスとして法線が決定され、工事着工もされております。さらには、一部供用開始をされているところもあります。
 一方、西側では、野洲市、栗東市さんで野洲栗東バイパスとして法線が決定され、工事着工をされる段階であります。
 その中間に位置する当市では、話が全くございません。この区間は竜王町、東近江市、近江八幡市と行政区域の違いがあり、誘致が競合する場所であり、法線の決定次第で当市にもたらす恩恵が大きく変わってくると考えます。単なる国道8号線の渋滞解消だけに終わるのか、産業道路、生活道路となり当市の活性化に寄与するのか、当市の道路行政を左右するかと思います。竜王町でも取り組みを進められていると仄聞しております。当市においても早急な対応が必要と考えますが、見解をお尋ねいたします。
 次に、野洲市、安養寺町を経由して若宮町までの通称ふるさと農道を県道にとの昇格問題があると仄聞しておりますが、現在どのような状況になっているのか。県道になれば市道上田若宮線の工事進捗も早まると考えますし、上田町地先から東向きに金剛寺町、旧安土町地域、旧五個荘町へとつながっていくという広がりが期待できると考えますが、見解をお願いいたします。
 もう一点、県道近江八幡竜王線、県道土山蒲生近江八幡線、通称日八線に関連します岩倉バイパスですが、びわこ空港が事業廃止になったためか、その後、事業の進捗は一向に進んでおりません。岩倉の交差点付近、馬身岡神社前では朝夕の通勤時間帯には相当な渋滞が見受けられます。国道8号線を横断し市道新上田出町線への連結が計画にあったと思いますが、法線事業計画は現在どのような状況にあるのかお尋ねをいたします。
 以上、大きく4点につきまして初問を終わります。回答のほどよろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) それでは、北川議員の(仮称)竹町都市公園に関しますご質問にお答えいたしたいと存じます。
 まず、現在の進捗状況と今後の事業計画についてでございますが、地元地権者の皆さん方のご理解、ご協力によりまして、昨年度には事業用地の全筆について買収を終えさせていただきましたので、いよいよ公園全体の実施設計に着手してまいりたいと考えております。
 今年度中には実施設計を完了し、来年度中に造成工事を行い、その後、新一般廃棄物処理施設の供用開始時期を勘案しながら、まずは余熱利用をいたします温水プール施設の整備に着手してまいりたいと考えております。
 なお、都市公園全体の整備には、国の交付金の状況にもよりますが、今後三、四年の期間を要するものと考えております。
 次に、都市公園の整備に係る総事業費とその財源についてでございますが、今年度中に実施をします詳細設計で全体事業費を算出する予定でございますが、現時点では28億円程度を想定しております。
 この主な財源といたしましては、国土交通省が所管いたします社会資本整備総合交付金を活用いたしたいと思います。この交付金は、交付対象事業費の2分の1以内で交付されるもので、交付対象とならない部分を勘案いたしますと12億円程度の交付金を見込んでおります。その他の財源といたしましては、市債を約11億円、一般財源を約5億円見込んでいるところでございます。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 総合政策部野田部長。
             〔総合政策部長 野田健志君 登壇〕
◎総合政策部長(野田健志君) 北川議員ご質問のうち、桐原コミュニティエリア整備事業にかかります桐原コミュニティセンターなど跡地利用についてご回答申し上げます。
 既存の小学校体育館につきましては、社会体育施設として利用を検討しています。その他の具体的な土地利用は決定しておりませんが、まとまりのある土地でありますことから、周辺集落のことも考えながら有効利用に取り組んでまいります。
 なお、熊沢蕃山跡地につきましては、地域文化を守り育むには地元の協力と環境条件の整備が不可欠であり、行政も地域とともに多くの業績を残された方々の偉業を顕彰し、地域文化の向上に努めてまいりたいというふうに存じます。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 都市産業部中塚部長。
             〔都市産業部長 中塚靖彦君 登壇〕
◎都市産業部長(中塚靖彦君) 議員ご質問のうち、4点目の市内道路網に関するご質問をいただきました。その中で、通称ふるさと農道の県道昇格についてお答えいたします。
 若宮町を起点として、安養寺町を経由して野洲市大篠原に至るふるさと農道については、現在、野洲市域の全区間は野洲市が市道認定しており、また野洲市との行政区域界から近江八幡市側の安養寺町地先、国道477号線まではふるさと農道として県より管理委託を受け、農業振興課において所管しております。さらに、国道477号線から若宮町地先の県道大房東横関線までは市道若宮安養寺線として市道認定しております。ふるさと農道全線については、行政区域をまたぐ道路であり、国道8号をバイパスする道路として以前から交通量も多い上、野洲市域の県道野洲中主線とつながったことでさらに交通量が増加していることから、野洲市と調整、協力しながら県道昇格となるよう県に働きかけていきたいと考えております。
 また、ふるさと農道から東への延伸区間に当たる若宮町地先より旧安土町域までについては、市道若宮上田線道路改良事業、また近江八幡安土連絡道路事業として取り組んでおりますが、県道の昇格に当たっては、県道から県道までをつなぐことが前提であるということになっております。また、当該区間には住宅密集地が間にあること等、技術的に検討すべき課題が多くあると考えております。
 しかしながら、安土から野洲市に至る本市中央部の幹線道路として県道昇格に値する路線であると認識しております。通称ふるさと農道の県道昇格については、議員各位におかれましても、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 都市産業部水理事。
             〔都市産業部理事 水 平作君 登壇〕
◎都市産業部理事(水平作君) 北川議員ご質問の市内の道路整備の現状のうち、国道8号線バイパス計画と岩倉バイパスについてお答えします。
 国道8号線のバイパス計画につきましては、当市の北側では米原バイパスが、当市の南側では野洲栗東バイパスの計画があります。米原バイパスは、昭和41年に事業化され、昭和48年に都市計画決定された延長10.3キロメートル、4車線の道路で、一部が供用されています。野洲栗東バイパスは、昭和57年に事業化され、平成12年に都市計画決定された延長4.7キロメートル、4車線の道路で、用地測量、用地交渉に取り組んでおられます。
 議員ご指摘のとおり、東近江地域の拡幅やバイパスの計画については情報をいただいておりません。さきの議員のご質問でお答えしましたように、渋滞対策については国土交通省近畿地方整備局、滋賀国道事務所、滋賀県土木交通部道路課、警察や道路を利用する業界の団体などによります滋賀県渋滞対策協議会において協議を進めているところであります。今後は、県内の市町を6つの地域に分けたこの渋滞対策協議会の下部組織であるワーキンググループにより各地域の渋滞対策の要因や渋滞対策について議論し、対策の検討、効果検証を行う予定となっております。当市は、東近江市や栗東市など6つの市町で構成される南部東近江地域のワーキンググループに含まれる予定でありますので、この中で渋滞対策やバイパスの必要性について議論を重ねていきたいと考えております。
 次に、県道近江八幡竜王線などの岩倉バイパスについてお答えします。
 県道近江八幡竜王線及び土山蒲生近江八幡線は、六枚橋交差点及び岩倉交差点付近においてほぼ毎日朝夕の通勤時間帯に渋滞が発生している状態であります。特に岩倉交差点につきましては、交通量が多いにもかかわらず、右折だまりがない、道路幅員が狭い、また変則の3差路であるなどの多くの問題があるため、関係する地元の住民により(仮称)岩倉バイパス検討協議会を設立し、バイパスのルートを提案していただいております。このバイパスは、滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけられておりますが、今年度は提案していただいたルートについて滋賀県において検証すると聞いております。
 本市といたしましても、県と連携を密にし、(仮称)岩倉バイパスが一日も早く工事着手されますよう強く要望してまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 総合医療センター奥山事務長。
             〔総合医療センター事務長 奥山文市郎君 登壇〕
◎総合医療センター事務長(奥山文市郎君) 北川議員の医療センター駐車場整備についてのご質問にお答えします。
 さきの井上伊織議員にお答えさせていただいたとおり、現在、慢性的な駐車場不足を解消するため、第1期工事として患者さん用の駐車場整備をいたしております。この工事の中には、障害者用駐車場の増設分の工事は含んでおりません。障害者用駐車場につきましては、現在救急入り口付近に6台分確保しておりますが、不足していることは認識しております。
 このため、正面玄関前の進入道路の動線変更や石垣を撤去することによりまして駐車スペースを確保することができるため、この病院に最も近い場所での障害者専用駐車場を増設する計画がございます。したがいまして、この第2期工事の中で10台分以上確保すべく、第1期工事が終了し、具体的な計画がまとまりましたら、速やかに事業実施してまいりたいと考えております。
 また、玄関先の屋根の下での車の乗降場所につきましては、場所が狭く、また車の通行量も多く、現在、大変なご不便をおかけしております。これもさきに申し上げました今後の障害者駐車場整備を進めていく中において改善できるよう検討してまいりたいと考えております。
○議長(田中好君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございました。
 それでは、質問順位に従いまして再問なり要望をさせていただきます。
 まず、都市公園についてでございますが、この複合施設のネーミングはどのように考えられているのか。
 昨日の本議会で議会バスの利用についての議論がありましたが、有効利用をさせていただき、先日、世翔会、当局等で埼玉県の川越市、静岡県の袋井市の先進地視察をさせていただきました。川越では、地名をとってなぐわし公園PiKOA(ピコア)、袋井市では設置場所の地形から風見の丘とネーミングをされておりました。市民の皆さんに親しみやすい名称をと考えますが、どのような見解かお尋ねをいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 市民部小西理事。
◎市民部理事(小西正彦君) 公園全体の名称や複合施設の名前についてでございますが、議員ご提案のとおり、他市の事例を見ましても、施設の所在地、また風土にちなんだ名称など、市民にとって愛着のある名称とされている例が多くございます。(仮称)竹町都市公園におきましても、公園全体の名称や複合施設の愛称につきまして、市民に親しんでいただけるネーミングができればと考えております。ネーミングの手法といたしましては、今年度中に完成をいたします全体設計ができましたら、その後、手法等を含めまして検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 以上でございます。
○議長(田中好君) 質問はありますか。
 北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) 庁内で十分検討いただくというふうなことでございますんで、一般公募等も視野に入れまして、市民の皆さんに慕われるようなネーミングをぜひお願いいたします。
 次に、多目的グラウンドにグラウンドゴルフ場を計画されておりますが、グラウンドゴルフの愛好者は近江八幡市の協会に入会されている会員さんは2,000名程度おられ、会員以外の愛好者も含めますと相当な人数になります。
 現在、日野川沿いにあります野村町等施設の利用は相当な数に上り、順番待ちの状態であるというふうに仄聞しております。今回計画されます施設は公式試合に認定される施設になるのかどうか、またフルコース16ホールになるのかどうか、多くの方が関心を持たれております。計画はどのようになっているのかお尋ねいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 市民部小西理事。
◎市民部理事(小西正彦君) グラウンドゴルフ場についてでございますが、日本グラウンド・ゴルフ協会によりますと、標準コースが50メートル、30メートル、25メートル、15メートルの各2ホールの合計8ホールで構成することになります。2コース16ホールを整備する方向で考えているところでございます。
 また、認定コースになりますには、標準コースを初め幾つかの条件がございますが、これらの条件をクリアしたコースとして整備ができるよう検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○議長(田中好君) 質問はありますか。
 北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございました。設置のスペースの問題があるかと思いますけども、グラウンドゴルフ愛好者は期待をされておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、施設内にジョギングコースを考えておられるのか、施設周辺には新興住宅地の密集地であり、人口密度の高いところにあります。現在も歩道、農道を利用し、健康を意識してか、ジョギング、散歩をされている方がたくさんおられます。施設用地に限りがありますが、可能な限りの整備をお願いしたいと考えますが、見解をお尋ねいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 市民部小西理事。
◎市民部理事(小西正彦君) 今ご質問いただきましたジョギングコースでございます。今議員が申されましたように敷地内には限度があるものでございますが、ジョギングを兼ねたコースとして都市公園内を整備する中で検討してまいりたいと、そのように考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○議長(田中好君) 質問ありますか。
 北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 次に、入浴施設、風呂の整備でございますが、政策懇談会等で前向きに検討するとお答えをいただいておりますが、他市の同施設の状況、また他施設の補完的な施設、浴場が持つ集客能力等を勘案いたしますと、必要な施設と考えます。熱エネルギー等を勘案しながら、設置に向けた取り組みをぜひお願いをいたします。これは要望とさせていただきます。
 最後の質問になりましたが、先ほど申しましたようにこの施設に対する市民の皆様の期待は大きなものがございます。総事業費28億円と巨額の費用を投資する施設でございます。費用対効果の面からも、大いに利用してもらわなければならないと考えます。利用しやすい親しみやすい施設建設にご尽力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
 次に、桐原幼稚園等の跡地利用でございますが、時期が少し早いのか、具体的な土地利用は決定していないとのことですが、周辺集落のことを考えて有効利用を考えていただけるとのことで、今後の課題になるかと思いますが、周辺住民、桐原学区まちづくり協議会等のご意見、願いを十分に聞いていただき、よりよい活用をよろしくお願いいたします。これも要望とさせていただきます。
 次に、医療センターの障害者駐車場でございますが、今回の事業には入っていないと、次の事業であるとのことでございますが、患者さんの利用は毎日のことでございます。一日も早い改修をお願いいたします。
 また、医療センターでは、患者さん、利用者の声を直接に聞くということで、声の駅という投書箱が置かれております。医療センターに対するご意見、苦情等多くあるかと思います。施設に関すること、医療に関すること、接客に対すること等さまざまであると推測されます。企業という性質もあり、全てに対応は難しいと思いますが、市民の病院という性格も持ち合わせております。市民の皆様に愛される運営をよろしくお願いいたします。これも要望とさせていただきます。
 次に、道路関係でございますが、1点だけ再問をさせていただきます。
 国道8号線のバイパス計画についてでございますが、先ほどの答弁、またさきの質問者の回答の中にもありましたように、滋賀県渋滞対策協議会及びワーキンググループについて、その組織構成、役割などもう少し詳細についてお尋ねをいたします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 都市産業部水理事。
◎都市産業部理事(水平作君) ただいま議員から受けてました再問でございます。
 協議会とワーキンググループにつきまして、もう少し詳細にご説明をさせていただきたいというふうに思います。
 まず、滋賀県渋滞対策協議会につきましては、滋賀県内の道路交通における渋滞の解消、緩和に向け、道路事業者、道路利用者団体など関係機関の連携による検討体制を整え、課題の状況を継続的に把握、共有し、効果的な渋滞対策の推進を図ることを目的に組織された協議会でございます。
 この協議会の中で、地域の主要渋滞箇所の選定が行われており、主要渋滞箇所として、高速道路で9カ所、一般道路で74カ所が選ばれております。当市では、国道8号線の友定町及び六枚橋の交差点の2カ所となっております。この主要渋滞箇所は平成25年1月23日に公表されております。
 地域のより詳しい状況を把握するため、渋滞対策協議会の下部組織として、協議会の構成機関及び基礎自治体であります市町が参加するワーキンググループ、先ほども申しましたが県内6地域に設置することになっております。本市は南部、東近江地域のワーキンググループに属し、そのグループには本市以外に東近江市、竜王町、栗東市、野洲市、守山市、草津市が関連市町になっております。
 このワーキンググループの開催の目的は、情報の共有化や都市計画マスタープランなどの地域の計画を踏まえ、ハード、ソフト両面から渋滞対策の方向性を議論することであると聞いております。
 以上でございます。
○議長(田中好君) 質問はありますか。
 北川誠次君。
◆5番(北川誠次君) ありがとうございます。国道、県道の事業主体は国、県であります。市だけの思いだけでは事業は進められないことは十分に承知しておりますが、市民にとりましては国道、県道、市道、農道であっても道路には変わりありません。今議会でも多くの議員さんから市内各所の道路問題に質問が出されております。それだけ市民要望が強い行政課題であります。
 また、道路は、一本の道路をとりましても、延べにすると何万、何十万、何百万人の人が利用されます。費用対効果で言えば一番大きいのではと考えます。市長も常々次の行政課題は道路であると明言をされております。安全・安心、また利便性、また活性化のためにも、道路行政のさらなる推進をお願い申し上げまして、私の個人質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(田中好君) 以上で北川誠次君の個人質問を終わります。
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