録画中継

平成26年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
7月7日(月) 最終日
第1 会議録署名議員の指名
第2 委員会審査報告
第3 討論・採決
第4 議案の上程(提案理由説明)
   議第85号~議第88号
   会第5号~会第6号
第5 質疑
第6 委員会付託
第7 委員会審査報告
第8 討論・採決
第9 推第2号 近江八幡市農業委員会委員となるべき者の推薦
第10 選第3号 滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
第11 選第4号 近江八幡市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙
午前9時30分 開議
○議長(田中好君) 皆さんおはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(田中好君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 加藤昌宏議員
 橋  博議員
の両名を指名いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第2 委員会審査報告
○議長(田中好君) 次に、日程第2、委員会審査報告に入ります。
 各常任委員会に審査を付託していました諸案件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員会の報告を求めます。
 総務常任委員長平井せい治君。
             〔6番 平井せい治君 登壇〕
◆6番(平井せい治君) 皆さんおはようございます。
 ただいまから総務常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査のため、7月14日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告します。
 まず、予算関連議案について、
議第66号 平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第2号)
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
議第67号 平成26年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、条例関連議案について、
議第68号 近江八幡市コミュニティセンター条例の一部を改正する条の制定について
議第70号 近江八幡市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議第72号 近江八幡市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第76号 近江八幡市安土やすらぎホール条例を廃止する条例の制定について
 以上4件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
議第69号 近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定について
議第71号 近江八幡市重要文化財旧西川家住宅条例の一部を改正する条例の制定について
 以上2件は、賛成多数で原案を可決すべきと決しました。
 次に、その他議案について、
議第80号 市有財産の譲与をすることにつき議決を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、請願について、
請願第2号 「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」の提出を求める請願
は、賛成少数で原案を不採択すべきものと決しました。
 なお、請願第2号にあっては、国政にかかわり、行使容認に関する閣議決定がなされたことであり、国家、国民の安全にかかわる問題として慎重な議論を求むなどの意見もありました。
 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員各位のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(田中好君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。
 教育厚生常任委員長中田幸雄君。
             〔3番 中田幸雄君 登壇〕
◆3番(中田幸雄君) 皆さんおはようございます。
 引き続きまして、教育厚生常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された諸案件の審査のため、7月16日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告します。
 まず、予算関連議案について、
議第66号 平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第2号)
は、全員賛成で原案を可決するものと決しました。
 次に、条例関連議案につきまして、
議第75号 近江八幡市福祉事務所設置条例及び近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について
は、全員賛成で原案を可決するものと決しました。
 次に、請願につきまして、
請願第1号 「地方教育行政への国や首長の関与の強化に反対することに関する意見書」の提出を求める請願
は、賛成少数で原案を不採択とするものと決しました。
 なお、議第66号議案審査の中で、安土小学校のトイレ対策について、屋内運動場のトイレ改修工事については、非常時の避難所となることを踏まえ、電源確保や汚水槽などについて十分考慮して設計してほしいという意見や、母子相談員の名称について、時代に合った名称に変更すべきではないかとの意見がありました。
 請願第1号については、首長の権限強化による政治的中立性が損なわれることを危惧するという意見と、現行の教育委員会制度を抜本的に改革していくことは必要不可欠であり、教育行政における責任体制の明確化がされ、かつ任命に際しては議会の同意が必要なため、何ら変わらないとの意見がありましたことを報告いたします。
 以上、教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(田中好君) 次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員長片岡信博君。
             〔4番 片岡信博君 登壇〕
◆4番(片岡信博君) 続きまして、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査のため、7月15日、委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決まりましたので報告いたします。
 まず、予算関連議案について、
議第66号 平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第2号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、条例関連議案について、
議第73号 近江八幡市消防団員の定員、任免、給与及び服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第74号 近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、その他議案について、
議第78号 篠原駅南北自由通路整備工事委託契約の変更につき議決を求めることについて
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
 なお、審議の過程で、議第78号で消費税が平成26年4月からアップするのを見込んで契約すべきであったとの意見がありました。
 以上、産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(田中好君) ただいまの委員会報告に対して質疑はありませんか。
 加藤昌宏君。
◆18番(加藤昌宏君) 加藤昌宏でございます。ただいまの総務常任委員会の委員長の報告の中で、請願第2号「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」、これについて委員長の説明では、委員会の中で出された意見ということが出されました。
 国の安全を守る問題であり、慎重な審議が必要だという意味のことが出されたのですが、そのことについて再度説明をお願いしたいと思います。
○議長(田中好君) 総務常任委員長の説明を求めます。
 平井せい治君。
             〔6番 平井せい治君 登壇〕
◆6番(平井せい治君) お答えします。
 先ほども言いましたが、国政にかかわる問題ですので、慎重に国の動向を見ながら、地元としてはこれからももちろん慎重に審議していきたいと思っていますので、そういう意味で国の推移を見ていきたいと思っています。よろしく。
○議長(田中好君) 加藤昌宏君。
◆18番(加藤昌宏君) 国の問題なので慎重に審議をと、こういうことでした。この請願については、この委員会では否決をされております。
 この扱いということについて質問しますが、慎重に事態を見きわめるというのは、本議会として事態を見きわめる必要があると、こういうことで解釈、理解をしてよろしいんでしょうか。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 平井せい治君。
◆6番(平井せい治君) はい、そうです。
○議長(田中好君) 加藤昌宏君。
◆18番(加藤昌宏君) 今後、本議会でこの問題、またそういう議論をする、深める場をひとつ検討していただきたいと。これは国に出すわけで、国のほうについても世論調査では多くの方々が検討が十分に尽くされていないと、こういう世論調査の結果、多数の人がそう考えているわけですね。
 そういう意味で、国の大事な問題を国のレベルでも十分に尽くされていないという世論が、多くの意見があるという問題ですから、本市においても会派を超えて、党派を超えて、この問題は私たち日本国民の安全の問題、平和の問題として捉えて深い論議をするように、今後皆さん方もよろしくお願いしたいということを私は申し上げて、この質疑を終わります。
○議長(田中好君) ほかに質疑はありませんか。
◆18番(加藤昌宏君) はい。
○議長(田中好君) では、ないようでございますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第3 討論・採決
○議長(田中好君) それでは、日程第3、討論・採決に入ります。
 まず、市長提案議案のうち、発言通告がありました案件について、討論・採決を行います。
 それでは、予算関連議案について討論を行います。
 加藤昌宏君の発言を許します。
 加藤昌宏君。
             〔18番 加藤昌宏君 登壇〕
◆18番(加藤昌宏君) どうも失礼しました。日本共産党の加藤昌宏でございます。
 議第66号平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第2号)について反対討論を行います。
 本予算は、市長選挙前の3月議会での平成26年度当初予算骨格予算に続く、市長選挙後の肉づけ予算として提案されたものです。
 本市の財政運営は、冨士谷市長の大型の公共事業を軒並み並べた正念場の中間点に位置するところにあります。重点事業の本格化による事業費の増加、消費税増税による歳出予算の増加、保健医療会計への繰出金を含む社会保障関係費の増加、加えて市長選挙後には、これまでは財政計画には組み入れられていなかった市庁舎の建設が、にぎわいのまちづくりとも相まって浮上してきました。
 冨士谷市長は、官庁街エリアの構築は最も重要な事業として打ち出しました。まだまだ続く大型事業に、市議会としてはシビアにチェック機能を発揮して、市のお金の使い方を監視しなければなりません。
 消費税増税による影響や資材の高騰、技術者不足、入札の不調や不落という事態も今日の情勢の特徴となっています。議会の役割は重要であります。
 今議会への補正予算では、市庁舎整備推進事業につき基本実施設計、業務委託事業の平成27年度の債務負担行為として1億3,110万円が提案され、その設計委託費8,847万8,000円が予算として計上されています。
 これは、市新庁舎の建設場所を現庁舎の場所が最も適した場所とした上での提案であります。なぜ現庁舎の場所か、旧市民病院跡地に民間頼みありきのにぎわい創出が可能な最も適した場所となるからです。旧市民病院跡地への建設を考えた場合、町開きに時差が生じ、民間事業者の参加意欲に大きな影響を及ぼし、民間活力の効果が落ちると当局が説明していることからも明らかです。
 これは、旧市民病院跡地での建設の後に、現庁舎の解体をして、それから民間による事業コンペで、時間差が生まれて民間が乗ってこないという事情が考慮されているからです。ゆえに、現庁舎の場所を市の業務を進めながら建設にかかるほうがにぎわい創出の事業も同時進行で進められることを優先したからです。これは、これまでの市民の意向を踏まえたまちづくりから離れた民間主導のまちづくりを志向することになり、本予算化には反対です。
 次に、広聴広報活動事業100万円について、市公認のキャラクター赤コン君の着ぐるみを作成して、市のPRを促進するとしています。着ぐるみに入る人の人件費や啓発費などを尋ねましたが、自治会や市職員が回り持ちでかぶり、運用していくことが説明されました。これでは、中途半端の感は否めません。
 ほかの自治体でも、ひこにゃん、くまモンなどが多彩ですが、今さらこれらに追随しても二番煎じどころか100番煎じだとも市民からの指摘もあります。
 別のPR方法を検討すべきと考え、反対をいたします。
 以上、討論とさせていただきます。
○議長(田中好君) 以上で予算関連議案についての討論を終わり、これより採決をいたします。
 お諮りします。
 議第66号平成26年度近江八幡市一般会計補正予算(第2号)は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第66号は原案を可決することに決しました。
 次に、条例関連議案について討論を行います。
 まず、井上佐由利君の発言を許します。
 井上佐由利君。
             〔22番 井上佐由利君 登壇〕
◆22番(井上佐由利君) 日本共産党の井上佐由利です。私は、条例議案2本について反対討論を行います。
 まず最初に、議第69号近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。
 このたびの税条例の改正は、主に2つの事柄について認めることができませんので反対討論を行います。
 まず最初に、今回の税条例の改正案の主な点は、法人市民税割の税率を引き下げ、これを地方法人税として国税化し、地方交付税の財源に充てるというものであります。
 本市にとって、その影響は平成28年度より1億円弱の税の減収と報告がありました。今後、交付税として全額が返還されるという裏づけがあるのかどうかわかりません。税率が引き下げられた影響は市にとってかなりの痛手となると考えます。
 そして2つ目には、庶民の足である原動機付き自転車、そして二輪及び四輪の軽自動車等について、その税金を引き上げようとするものであります。
 2015年4月以降、購入の新車の場合、年間7,200円が1万800円となります。本市の税収額は平成26年ベースで見ますと、950万円の増収となると報告がありました。
 原動機付き自転車等、二輪及び四輪の軽自動車は市民の足であり、零細業者、農業従事者の営業を支える、なくてはならない車両であります。
 このたびの増税は、業界の強力な働きかけがあったと言われています。消費税増税に合わせ、県税である自動車取得税が減税され、それによる自治体の減収をカバーするために、軽自動車の税金が引き上げがされたものであります。
 今日の地方財政危機を打開するとして、国はこのたび税改正を行いました。この国の地方税改正は、政府が責任を持って財政保障をするという考え方ではなく、自治体間での調整と市民の増税で対応することが本質であります。庶民泣かせの税改正であることを申しまして、反対討論といたします。
 続きまして、議第71号近江八幡市重要文化財旧西川家住宅条例の一部を改正する条例の制定について反対討論を行います。
 このたびの条例改正は、旧西川家の入館料100円を300円に引き上げるという提案であります。旧西川家住宅の条例は、そもそも入館料は現行100円と条例で定められております。しかし、現状では条例どおり100円で旧西川家を見学することはできません。すなわち、条例と現行の運用が合致していないことをまず指摘を申し上げます。
 単独100円で入館できるところを、運用でこの共通チケットでしか入館を認めてこられなかったわけです。条例が正確に運用されていれば、100円の入館料で見学することができていたのです。見直すべきは、条例どおり100円の料金でまず旧西川家の入館ができるようにすることです。
 条例の正確な運用がなされないまま、300円の引き上げは納得がいかないし、その説明責任も、総務常任委員会を傍聴しておりまして説明はありませんでした。三方よしの精神で観光客をもてなすためにも、100円の入館料で行くべきと考えます。
 このたびの条例改正で4館500円の共通チケットが今後幾らに設定されるのかも総務常任委員会では明らかになっていません。
 近江商人ゆかりの町家と、そして資料館、それぞれの観光スポットとの連携で観光客をもてなすサービスが具体的につくられた上で、料金体制を考えるべきではないでしょうか。
 また、皆さんもご存じと思いますが、この4月から市立資料館4館、そしてかわらミュージアム、ロープウエーの入館料、合わせて1,800円の観光パスポートが、1,000円で観光物産協会から観光パスポートとして販売されてこられました。しかし、こちらも3月31日でもって廃止をされております。それにかわり得る市内の観光スポットの共通チケットも発売されておりません。
 観光行政の一環として、観光協会を初め、そしてまちづくり会社まっせと、そして公益法人の近江八幡教育会館とともに、市が積極的な指導性を発揮されることを求めて反対討論といたします。
 以上です。
○議長(田中好君) 中村巧君の発言を許します。
             〔15番 中村 巧君 登壇〕
◆15番(中村巧君) 地域力みんなの会の中村でございます。
 議第71号重要文化財旧西川家住宅条例の一部改正に反対する立場で討論します。
 旧西川家住宅は、江戸時代から明治前半の300年にわたる近江商人西川利右衛門氏の邸宅で、現在の建物は1706年に建てられたと言われています。同邸宅は、1983年に国の重要文化財に指定されていますが、滋賀県内でも数少ない貴重な建物でもあり、また本市の伝統的建造物群保存のシンボル的な存在となっています。
 ところで、同邸宅の入館料を受益者負担の基本的な考え方に基づいてとか、周辺施設との整合性を図るためとし、一般個人100円の入館料を一挙に3倍の300円に値上げするなどの改正案が提案されました。
 その理由は、周辺施設との整合性を図るためとか修繕費用のためにもという趣旨が述べられていますが、そのいずれも相当な理由とは考えられず、こうした横並びの入館料の見直しは論理性に欠けるものと考え、同邸宅の入館料値上げに賛成できるものではありません。
 また、昨年には、民間法人の指定管理者と入館料収入を含め、3年間の管理運営についての契約が交わされましたが、重要文化財としての文化伝承並びに管理及び運営に当たって、このたび催し物の新たな工夫なども定義されていません。単に入館料の値上げだけでは、市民初め観光客の皆様へのサービス向上にはつながるとは考えられないばかりか、サービスの低下を招くことになり、議第71号重要文化財旧西川家住宅条例の一部改正に反対し、討論を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) 以上で条例関連議案についての討論を終わり、これより採決いたします。
 お諮りします。
 議第69号近江八幡市税条例等の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第69号は原案を可決することに決しました。
 次に、お諮りいたします。
 議第71号近江八幡市重要文化財旧西川家住宅条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第71号は原案を可決することに決しました。
 次に、その他議案についての討論を行います。
 川崎益弘君の発言を許します。
 川崎益弘君。
             〔17番 川崎益弘君 登壇〕
◆17番(川崎益弘君) 日本共産党の川崎益弘です。
 議第78号篠原駅南北自由通路整備工事委託契約の変更につき議決を求めることについて、討論を行います。
 当初の契約は、平成24年7月27日に自由通路6億170万3,000円、橋上化が6億1,243万円で、合わせて12億1,350万3,000円で契約がされています。自由通路については、7億7,268万5,000円と変更し、増額は1億7,161万2,000円という大変高額な増額の契約変更です。平成24年7月に契約されています。駅利用者は早期の完成を待ち望んでおられます。
 工事が速やかに着工されていれば、このような増額はされなくてよかったのではないか。また、消費税増税による負担が2市1町の住民に対して1億7,000万円を超える大変高額な負担を押しつけることになります。消費税増税反対の立場から、このような契約には反対をいたします。議員皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) 以上でその他議案についての討論を終わり、これより採決いたします。
 お諮りします。
 議第78号篠原駅南北自由通路整備工事委託契約の変更につき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立多数〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第78号は原案を可決することに決しました。
 次に、市長提案議案のうち、反対討論のない案件を採決いたします。
 まず、予算関連議案について、議第67号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第67号平成26年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)は、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、議第67号は原案を可決することに決しました。
 次に、条例関連議案について、議第68号、議第70号及び議第72号から議第76号までを一括採決いたします。
 お諮りします。
 議第68号近江八幡市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について、議第70号近江八幡市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議第72号近江八幡市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第73号近江八幡市消防団員の定員、任免、給与及び服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第74号近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第75号近江八幡市福祉事務所設置条例及び近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、議第76号近江八幡市安土やすらぎホール条例を廃止する条例の制定について、以上7件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、議第68号、議第70号及び議第72号から議第76号までの7件は原案を可決することに決しました。
 次に、その他議案について、議第80号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第80号市有財産の譲与をすることにつき議決を求めることについては、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、議第80号は原案を可決することに決しました。
 次に、請願第1号について討論・採決を行います。
 それでは、請願第1号について討論を行います。
 まず、井上佐由利君の発言を許します。
 井上佐由利君。
             〔22番 井上佐由利君 登壇〕
◆22番(井上佐由利君) 日本共産党の井上佐由利です。
 私は、請願第1号「地方教育行政への国や首長の関与の強化に反対することに関する意見書」の提出を求める請願について、賛成討論を行いたいと思います。
 今回の国の教育委員会制度の見直しは、首長に権限を集中させ、権力機関の方針に沿う教育行政に変えようとしています。時の権力に振り回される教育行政であってはならないと考えます。
 教育厚生常任委員会でも議論になりましたけれども、今回の教育委員会の国の改正は、大津のいじめ事件に端を発しました。しかし、大津のいじめ第三者委員会は、教育委員会制度を問題にしていません。教育委員会事務局の隠蔽に問題があると指摘をしております。
 また、今日までも、現在も首長の意向に沿った人が根回しで教育長に選ばれている、何も変わらないという意見もありました。
 しかし、今回の改正で大きく事が変わることがあります。それは、従来の教育委員会の開く会議とは別に、首長は総合教育会議を招集し、そして首長も参加する。そして、その中で教育の基本的な施策の大綱をつくるのであります。ですから、首長の個性に引っ張られたり、あるいは首長がかわるたびに方針が変わったりする、そういうおそれがあるという意見が、今教育を心配する内外の方々から意見をいただきます。
 まさに、教育の独立性が保障されなくなる、こういう心配をいただいております。
 平和な国家を目指す主権者が育成する観点で、教育の独立性が確立されてきたのが今日の到達点です。教育には時間がかかります。政治的な思惑で教育内容が変わり、首長がかわるたびにその一存で教育現場が振り回されるという混乱は、結果として被害者は子どもたちであります。
 教育委員会制度改革を審議する中央教育審議会の臨時委員でありました門川京都市長は、首長がかわるたびに学校の教育方針から、あるいは教科書の教え方まで変わっては、保護者の信頼や教員のやる気につながらない。また、子どもの自立する力を育む取り組みについては、1期4年の任期で成果を求めてはいけないと語っています。
 今、見直すべきは教育委員会制度ではなく、県教委、そして本市の教育委員会事務局、学校現場、縦割り支配ではなく、現場の先生や、そして子どもたち、さらに保護者の声が風通しよく教育委員会に反映できるシステムが必要であります。
 そして、自主性が尊重される体制の整備が重要であるということを申し上げまして、私は請願第1号の賛成討論としたいと思います。
 以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) 次に、西津善樹君の発言を許します。
 西津善樹君。
             〔1番 西津善樹君 登壇〕
◆1番(西津善樹君) 皆さん、改めましておはようございます。世翔会の西津善樹でございます。
 請願第1号「地方教育行政への国や首長の関与の強化に反対することに関する意見書」の提出を求める請願について、反対の立場で討論をいたします。
 今日、社会問題化したいじめ事件を契機として、教育委員長と教育長の関係や責任の所在が曖昧でわかりにくい、いじめ等の危機管理問題に対して必ずしも迅速に対応できていない、地域の民意が十分に反映されていない、地方教育行政に問題がある場合、国が最終的に責任を果たせるようにする必要があるなど、現行の教育委員会制度について、従来から議論されてきた点を抜本的に改革することが必要になってきていると考えます。
 教育の再生を図るため、従来の教育委員長と教育長を一本化した新たな教育長を地方公共団体の長が議会の同意を得て直接任命し、また地方公共団体の長が主催する総合教育会議において、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を策定するとともに、首長の意向も反映させるなど、地方教育行政における権限と責任の所在をより明確にしつつ、戦後六十数年にわたり、教育委員会制度が果たしてきた教育の政治的中立性、継続性、安定性の確保や地域住民の意向の反映という趣旨を継承する点において、より現実的な前進と受けとめるべきものです。
 また、地方に対する国の教育行政の関与の見直しが図られることとなる抜本的な改革案と考えます。
 資源の乏しい我が国において、人材こそ国の宝であります。教育再生こそはこの国の将来を左右するものであり、教育の基盤が築かれるためには、地方教育行政制度の改革は必要不可欠です。
 以上の理由のもと、請願第1号「地方教育行政への国や首長の関与の強化に反対することに関する意見書」の提出を求める請願についての反対討論といたします。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(田中好君) 次に、小西励君の発言を許します。
 小西励君。
             〔2番 小西 励君 登壇〕
◆2番(小西励君) 世翔会の小西励でございます。
 請願第1号「地方教育行政への国や首長の関与の強化に反対することに関する意見書」の提出を求める請願に反対する立場から討論をいたします。
 首長の権限強化による政治的中立性への懸念が示されていますけれども、現在の制度も教育委員を選んで教育委員会が委員長を選んでおり、教育長にふさわしい人をあらかじめ議会の同意を得て任命している状態であり、現状と何ら変わらないとの声があります。
 また、教育行政における政治的中立性、継続性、安定性確保のため、地方教育行政法では、1、首長からの独立性、教育委員会単独で教育事務を執行する権限、2、合議制、多数決による意思決定、3、委員の交代による方針の急変を回避、4、委員の身分保障、一定の事由以外の失職、罷免不可、5、同一政党所属委員の制限、同一政党所属は委員の半数未満、6、委員の政治活動制限、政治団体役員就任、積極的政治活動禁止の各事項を規定しております。
 5と6のように、教育委員は政党に属することを否定されておらず、それぞれの教育委員が政治的信条を有していることを前提とすれば、長からの独立をもって直ちに政治的中立性が確保できているとは言えないという指摘もあり、政治的中立とは政治的に無色ということを意味するわけでなく、複数の委員の合議で意思決定することにより、仮に同じ結論に達したとしても、政治的背景を持った個人の独断や恣意の介入による決定との批判を逃れることが期待されている制度と言えることを申し上げ、反対の討論とします。議員皆様のご賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(田中好君) 以上で討論を終わり、これより請願第1号について採決いたします。
 念のため申し上げます。本件に対する教育厚生常任委員長の審査報告は不採択でありました。
 原案について採決いたします。
 お諮りします。
 請願第1号「地方教育行政への国や首長の関与の強化に反対することに関する意見書」の提出を求める請願は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立少数〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、請願第1号は不採択とすることに決しました。
 次に、請願第2号について討論・採決を行います。
 それでは、請願第2号について討論を行います。
 まず、中村巧君の発言を許します。
 中村巧君。
◆18番(加藤昌宏君) 議長、ちょっとよろしいですか。反対のほうから先に討論すべきだと、議会議事運営ではなかったんでしょうか。
             (事務局説明)
◆18番(加藤昌宏君) もともと委員会が可決の場合は反対からで、今回は否決なんで賛成という形でございますか。
○議長(田中好君) はい、それでいいです。
◆18番(加藤昌宏君) はい、了解。
○議長(田中好君) ご了承ください。
 では、中村巧君の発言を許します。
             〔15番 中村 巧君 登壇〕
◆15番(中村巧君) 地域力みんなの会の中村でございます。
 「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」の提出を求める請願に賛同し、賛成の立場で討論します。
 日本は、さきの戦争、アジア太平洋戦争の反省を原点として、民主主義を憲法の基本原理に、戦争を放棄、軍備も撤廃し平和主義を強調した民主、自由、平和を理想とする国づくりを目指してきました。そして、日本国憲法の前文には、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言して憲法を確定しました。
 また、第9条では国権の発動たる戦争と武力による威嚇または戦力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄すると宣言し、戦力も保持せず、交戦権も認めない絶対平和主義の道を歩むことを決意しました。
 平和主義に徹した戦後70年、日本の歩みは国際社会から高い評価と信頼を積み重ね、経済的にも発展してきました。しかしながら、安倍内閣は、歴代の政府が、これまで他国に加えられた武力攻撃を阻止することを内容とする集団的自衛権の行使は憲法上許されないとしてきた集団的自衛権の政府解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認する方向へ転換することを去る7月1日閣議で決めました。
 集団的自衛権の行使は、先ほど触れましたように日本国憲法前文及び第9条に明らかに違反するものであり、集団的自衛権の行使を容認しようとする政府解釈の変更は許されるものではありません。
 また、憲法改正手続を経ずして、そのときの政府と都合に合わせて日本国憲法の基本原則の解釈ができるとするなれば、立憲主義と法治主義を踏みにじるものであります。
 このたび提案されました請願趣旨にも、多数派が憲法の解釈を勝手に変えることができるなら、憲法が憲法でなくなってしまいます。内閣に憲法の内容を勝手に変える権限はありませんと立憲主義の原則を述べています。
 安倍首相は、集団的自衛権について、抑止力論を力説していますが、日本が米軍を守るために集団的自衛権の行使を行えば、抑止力よりも他国から日本への報復攻撃を誘発し、かえって危機を招き、アリの一穴が全面戦争につながるという認識が欠けているのではないでしょうか。
 言うまでもなく、今も武力衝突が絶えず、緊張が高まっている国際社会の中にあっても、平和主義を憲法の原則とし、武力を行使しない日本として、国際貢献に努め、高い評価と信頼を築き上げてきました。
 こうした70年にわたる実績をそのときの内閣によって崩壊させないため、集団的自衛権の政府解釈変更に反対し、「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」の提出を求める請願に賛同し、賛成討論とします。議員皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) 次に、西津善樹君の発言を許します。
 西津善樹君。
             〔1番 西津善樹君 登壇〕
◆1番(西津善樹君) 世翔会の西津善樹です。
 請願第2号「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」の提出を求める請願について、反対の立場で討論をいたします。
 集団的自衛権は、憲法第9条だけを見ると、政府は武力の行使を一切否定しているように見えますが、平和的生存権が前文にあり、第13条では生命、自由、幸福追求という国民の権利は政府が守っていかなければならないものだと示しています。
 憲法全体としては、国民の権利が根底から覆されようとしているときには、政府が何もしないのではなく、安全保障の環境が大きく変化する中、主権国家として国民の権利を守るため、当然対処する行動をとることが必要であると解釈するべきです。
 外国を守るために日本が戦争に巻き込まれるという誤解がありますが、むしろ万全の備えをすること自体が他国からの侵略に対する抑止力になります。
 現行の憲法解釈の基本的な考え方は、今回の閣議決定においても何ら変わることはなく、海外派兵は一般に許されないという従来からの原則も全く変わらない上、憲法が許すのはあくまで自衛の措置です。外国の防衛自体を目的とする武力行使は、今後とも行われないとされています。
 閣議決定文は、日本と密接な関係にある国が攻撃された場合、1、日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由と幸福の追求権が根底から覆される明白な危険がある、2、日本の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がない、3、必要最小限の実力行使にとどまる。この3条件を満たせば集団的自衛権は憲法上許容されると考えるべきであると判断するに至ったとしており、現在、国会において慎重に議論されていることから、このような意見書を提出するには、時期尚早で不適切であると考え、請願第2号「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」の提出を求める請願について、反対します。議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(田中好君) 次に、加藤昌宏君の発言を許します。
 加藤昌宏君。
             〔18番 加藤昌宏君 登壇〕
◆18番(加藤昌宏君) 請願第2号「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」の提出を求める請願につき、賛成の討論を行います。
 安倍自公政権は、7月1日に、集団的自衛権行使容認の閣議決定をしました。閣議決定に至る経過は、6月22日に通常国会が終了していますが、5月20日から始まった自・公の与党協議は閉会中も継続され、憲法解釈を変える閣議決定を行うための密室の協議が進められていました。閣議決定は公明党の了解が必要とする自民党が粘った結果、武力行使の3要件の文言が言葉遊びのように修正されたり、新3要件なるものが最後のカードとして決着に向かったと報じられました。
 憲法第41条、国会は国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。国会を軽視し、単なる行政機関である閣議で憲法の解釈を決定するということは、憲法の精神を無視した点でも安倍自公政権の暴走を指摘できます。
 自民党と公明党の茶番劇のような協議で必要最小限の武力行使に限定したとし、権力を縛るはずの憲法を読みかえることを一遍の閣議で決定するということは、余りにも暴挙であります。
 新聞には、平和の党陥落と書かれました。党是に反し、なぜ合意と公明党地方議員の憤りも報道されました。でも、何事もなかったかのようにおさまった様子です。
 閣議決定後の世論調査があります。共同通信社が7月1日と2日に実施した全国電話調査の結果です。82.1%もの人が検討が十分に尽くされていないと答えています。行使容認で抑止力が高まる、34%に対して、戦争に巻き込まれる可能性が高まるが61.2%、行使容認の範囲が広がるおそれがあるが73.9%と、閣議決定に対して多くの国民が不安を抱いている状況がうかがえます。
 滋賀県では、知事選挙が、6月26日告示、7月13日投票で行われました。結果は、7月1日の閣議決定で潮目が変わり、有権者の判断は集団的自衛権をめぐる国政の課題でも候補者の選択に動いたとも評されました。
 7月14日、衆議院予算委員会、7月15日、参議院予算委員会の2日間、閣議決定について短時間の審議が行われました。閣議決定後の最初の審議ですが、自衛隊の海外派遣へ恒久法の検討や武力行使は相手の攻撃に応じて変わるなど、安倍首相の答弁を通じても、幾らでも判断ができ、歯どめがきかない事態となるおそれがますます鮮明になりました。
 近江八幡市議会では、6月23日に6月議会が開会、7月2日、本請願は上程されました。解釈改憲を行わないことを求める請願であります。
 請願を審査した総務常任委員会では、集団的自衛権とはあくまでも自衛のための権利だと解釈したり、アメリカに守られているからとの理由で肯定したり、これから法律で具体化していくのだからと意見は分かれ、多数で請願は否決されました。閣議決定を認める立場であります。
 集団的自衛権とは、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利とされています。これまでの政府答弁でも、憲法第9条のもとにおいて許容されている自衛権の行使は我が国を防衛するために必要最小限度の範囲にとどまるものであると解しており、集団的自衛権を行使することはその範囲を超えるものであって、憲法上許されない、これがこれまで政府の基本的立場でありました。
 安倍政権は、閣議決定したその日に、もう一つの暴挙を開始しました。沖縄の名護市辺野古のキャンプ・シュワブで米軍新基地建設の工事に着工したのです。60年前にも、銃剣とブルドーザーで住民を追い出して土地を強奪して基地を拡大してきました。沖縄の人々はアメリカに守ってもらうどころか、危険と隣り合わせで生きてきたと言えます。何が日本を守ってくれたと言えるのでしょうか。
 地方の議会から国の危険な動きに歯どめをかけるべく意見を出すことは当然の権利であり、義務でもあります。現に集団的自衛権行使容認をめぐって各地の地方議会からも党派や会派を超えて反対、慎重審議を求める意見書が多数上がっています。近江八幡市議会でも、この意見書を国に上げることで市民の不安に応えて、国の暴走を許さない立場を打ち出すべきと考えます。
 以上、賛成討論といたします。
○議長(田中好君) 次に、池上知世君の発言を許します。
 池上知世君。
             〔16番 池上知世君 登壇〕
◆16番(池上知世君) 公明党を代表して、請願第2号「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」の提出を求める請願について、反対の討論をさせていただきます。
 解釈改憲を行わないことは当然であります。解釈改憲とは、解釈によって憲法の考え方の柱を変えてしまうことであります。今回の決定は、国民の命と平和な暮らしを守るため、自国防衛の場合に例外的に武力行使を認めた憲法第9条の柱はそのまま堅持されております。決定は、第9条の枠内で自国を守るための自衛の措置の限界について解釈の見直しをしたにすぎず、解釈改憲ではありません。
 請願書では、その時々の政権が解釈変更できることになる、拡大解釈を自由にやれるなら憲法改正は必要ないと言われてしまう、多数派が憲法の解釈を自由に変えることができると言われておりますが、今回の閣議決定では解釈変更の限界を示しており、自民党高村副総裁も、これ以上しようというならば憲法改正しかないと明言しております。
 内閣法制局長官は、単なる主観的な判断や推測などではなく、客観的かつ合理的に疑いなく認められるというものと見解を示しました。要するに、政府の恣意的な判断が入る余地はないということです。
 憲法第9条のもとで許容される自衛の措置については、政府の憲法解釈のベースとなっている1972年の政府見解の基本的な論理は、憲法第9条のもとでは今後とも維持されなければならないと明記されております。
 新3要件は、72年見解の論理をもとに、1、我が国に対する武力攻撃が発生した場合または我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福の権利が根底から覆される明白な危険がある場合に、2、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、3、必要最小限の実力を行使するという内容です。
 これによって、憲法上許される自衛権の発動は自国防衛に限られることが明記され、外国防衛それ事態を目的とする集団的自衛権の行使はできないことも確認されています。
 今回の決定で認められた憲法第9条のもとで許容される自衛の措置は、あくまでも国民の命と平和な暮らしを守る自衛のための措置であり、外国防衛それ自体を目的とする集団的自衛権の行使は認められておりません。
 外国に対する武力攻撃が発生しても、日本に対する武力攻撃に匹敵するような場合でなければ、自衛の措置は認められません。安倍首相も、閣議決定後の記者会見で、現在の憲法解釈の基本的な考え方は今回の閣議決定においても何も変わらないと断言しています。
 閣議決定には、力強い外交の推進による脅威の未然防止、紛争の平和的解決の努力も盛り込まれました。
 公明党は平和の党として日本と国際社会の平和を守るため、全力で取り組んでいくことを申し添え、今回の請願の内容における提出について反対するものです。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) 以上で討論を終わり、これより請願第2号について採決いたします。
 念のため申し上げます。本件に対する総務常任委員長の審査報告は不採択でありました。
 原案について採決いたします。
 お諮りします。
 請願第2号「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」の提出を求める請願は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立少数〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、請願第2号は不採択とすることに決しました。
 ここで休憩をいたします。
               午前10時40分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前10時51分 再開
○議長(田中好君) それでは、再開をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 議案の上程(提案理由説明)
      議第85号~議第88号
      会第5号~会第6号
○議長(田中好君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。
 議第85号から議第88号まで並びに会第5号及び会第6号の6件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 西川議会事務局長。
◎事務局長(西川昭一郎君) 朗読いたします。
 平成26年第2回(6月)近江八幡市議会定例会追加提出議案
市長提出議案
議第85号 近江八幡市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてほか人事案件3件
議員提出議案
会第5号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について
会第6号 「手話言語法」制定を求める意見書の提出について
 以上であります。
○議長(田中好君) 次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) それでは、本日追加いたします案件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 議第85号近江八幡市教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきましては、委員の任期満了に伴いまして、重田剛氏を、近江八幡市教育委員会委員として再任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 次に、議第86号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることにつきましては、委員の任期満了に伴いまして、北里学区から石橋利一氏を新たに人権擁護委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 議第87号及び議第88号の財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、小中及び上豊浦の財産区の財産区管理委員の任期満了に伴いまして、委員を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものであります。
 以上、追加いたしました4議案につきまして、よろしくご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。
○議長(田中好君) 次に、議員提出議案の提案理由の説明を求めます。
 まず、会第5号について提案理由の説明を求めます。
 井上佐由利君。
             〔22番 井上佐由利君 登壇〕
◆22番(井上佐由利君) 井上佐由利です。私のほうから、提出者6会派を代表いたしまして、会第5号の意見書を朗読をもって提案理由の説明とさせていただきたいと思います。
 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について
 わが国においてウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは、肝炎対策基本法や「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」でも確認されているところであり、国の法的責任は明確になっている。
 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、肝炎治療特別促進事業として実施されているが、対象となる医療が、B型・C型肝炎ウイルスの減少を目的とした抗ウイルス療法であるインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されているため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数にのぼる。特に、肝硬変・肝がん患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の方も多く、生活に困難を来している。
 また、現在は肝硬変を中心とする肝疾患も身体障害者福祉法上の障害認定(障害者手帳)の対象とされているものの、医学上の認定基準がきわめて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態が報告されるなど、現在の制度は、肝炎患者に対する生活支援の実効性を発揮していないとの指摘がなされているところである。
 他方、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の制定時(平成23年12月)には、「とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援の在り方について検討を進めること」との附帯決議がなされた。しかし、国においては、肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成を含む生活支援について、何ら新たな具体的措置を講じていない。
 肝硬変・肝がん患者は、毎日120人以上の方が亡くなっており、医療費助成を含む生活支援の実現は、一刻の猶予もない課題である。
 よって、国会及び政府におかれては、下記の措置を講じられるよう強く求める。
1 ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。
2 身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にすること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
 以上であります。どうぞ議員の皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(田中好君) 次に、会第6号について提案理由の説明を求めます。
 井狩光男君。
             〔14番 井狩光男君 登壇〕
◆14番(井狩光男君) 提出者を代表いたしまして、会第6号の意見書を朗読でもって提案理由の説明とさせていただきます。
 「手話言語法」制定を求める意見書の提出について
 手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系をもつ言語である。手話を使うろう者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきた。
 しかしながら、ろう学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があった。
 平成18年12月に採択された国連の障害者権利条約には、「手話は言語」であることが明記されている。
 障害者権利条約の批准に向けて日本政府は国内法の整備を進め、平成23年8月に成立した「改正障害者基本法」では「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められた。
 また、同法第22条では国・地方公共団体に対して情報保障施策を義務づけており、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考える。
 よって、国会及び政府におかれては、下記の措置を講じられるよう強く求める。
1 手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした「手話言語法(仮称)」を制定すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(田中好君) それでは、ただいま上程いたしました議第85号から議第88号まで並びに会第5号及び会第6号の6件について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午前11時3分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時8分 再開
○議長(田中好君) それでは、再開をいたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 質疑
○議長(田中好君) 日程第5、質疑に入ります。
 2名から発言通告がありますので、これを許します。
 まず、井上佐由利君の発言を許します。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利君) 井上佐由利です。
 それでは、先ほど提案されました議第85号近江八幡市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、質問させていただきたいと思います。
 今回、この教育委員さんの人事について、ただいま1名の提案があったところです。会派の説明の折にも、最終日には2名の教育委員さんを提案したいという説明もいただいてきたところでしたけれども、先ほど提案は1名でありました。もう一人のお方については、どのようになっているのか、まずこの点についてお聞きをしたいと思います。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 井上議員のご質問にお答えいたします。
 俗に言われる人事権というのは法的にはございません。これは管理運営権ということで、その中に包含されていると理解をしております。したがって、管理運営権というのは執行部側の専権事項であるということも理解をしております。したがって、現在は人事案件につきましての、なかなかご質疑というのはなかったように理解もしております。
 現在も、教育委員長の不在のところは滋賀県でも大津市、日野町もございます。そのような状況も鑑みて、私どもはできれば正規の姿でというように思いましたけれども、どうしても急遽、思っておった人が難しくなったということになりました。
 それで、人事権は、こういう本会議でやりますとどうかするとその方の人権にかかわる部分も出てまいりますので、だから今日まで議会のほうが、非常に、いわば高度な判断のもとに質疑をされなかったのではないのかなというふうに理解をしているところでありますが、したがって早急に人選をしたいと思っています。
 それとあわせまして、なぜ難しいかといいますのは、先ほども請願で出ておりましたように、ご存じのように来年4月からは教育委員会の制度が変わります。したがいまして、我々はもっともっと精査をしながら、あるいはその変わった、特にふさわしい人というのもさらに探していかなきゃならないというふうに思っておりますので、現在は熟慮中ということでございます。
 以上です。
○議長(田中好君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利君) 私自身も、人事についてですので非常に気を使いながら質問をしているつもりであります。ただ、今1名しか提案されなかったので、どういうことだったのかということでお聞きいたしました。
 早急に人選をしたいと、そして来年4月、制度が変わるということもあって熟慮中という答弁でありますが、そうであるならば、その間、人事は不在になるということであります。どれぐらい不在というふうに思っておられるのか、来年4月の段階では人事を据えようというふうに思っておられるのか。その辺のところをもう少しお聞きをしておきたいと思います。いつぐらいに据えようと思っておられるのか、お聞きしたいと思います。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) できるだけ速やかにというふうには思っております。
○議長(田中好君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利君) 速やかにお決めいただけたらありがたいんですけれども、私自身思うのは、本市の小・中学生というのは大体7,000人近く抱えておられます。修学旅行に行けば、行ったら行ったで、また何か事も起こるし、日々の学校運営でも何なと事が起こるというふうに私は思っています。
 そういう意味では、問題や課題が出てきたときに、学校も非常に教育委員会そのものを頼りにされると思いますし、教育長が不在というふうになるとなりますと、これまた大変なことにはなりはしないかと、このように私は心配しています。
 なおかつ、これから秋には、人事のことだとか、あるいは予算編成に係ることだとか、教育委員会の委員さんの仕事はたくさんあると思いますので、そういう意味では、全市民的にも不安に感じられるというふうに思いますけれども、その心配の声にはどのように教育委員会は応えていかれるのか、お聞きをしておきたいと思います。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) いわば提案権は、先ほど申し上げましたように、これは教育委員会にあるわけではございませんので、市長部局にあるわけですから、私のほうから答えさせていただきたいと存じます。
 ご心配をいただいていることに対しては、市民の皆さん方に不安や動揺をまず与えないように、これは努力をいたしたいと思います。
 別によそさんの言うことは要らないと思いますけれども、大津市さんの場合ももうこれで数カ月不在である。あそこは、しかも中核都市でございますから、我々のような基礎自治体と違って、いろんな権限も有されているところであります。
 やはり、組織というのは1人が欠ければ大変だと思いますけれども、全体で運営していくというのは、これは組織の大原則でございますから、1人欠けたからと、そういうふうな軽い気持ちでは僕は言う気はないんですけれども、それはぜひご理解をいただきたい。
 例えば病気で欠けるときもあります。そのとき、このような議論をされた記憶が一切ないと僕は思っております。いろんなケースがございますので、なぜ今回だけの質問なのか、僕は理解に苦しむんですけれども、人事に関しては。
 その点を別に反問する気はないですけれども、ぜひ良識あるご判断をいただきたいと存じます。
○議長(田中好君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利君) もう一度確認させてもらいたいですけど、今回1名の提案でしたけれども、この後、教育委員会、教育委員さんの中で、教育長が決まらないということの理解でよろしいですか。その点はいかがですか。互選で決めていくということですので、その点だけ明確にしてください。
○議長(田中好君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) そのことも含めて、これからも含めて、教育委員会と検討したいと思っています。いずれにしましても、支障の生じないようやらせていただくことだけは表明をしておきます。
○議長(田中好君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利君) もう少し理解を深めたいんですが、教育委員会というのは独立した執行機関ですよね。ですから、先ほどのいろんな討論の中でも独立した執行機関というふうに私は認識しているんですが、今回、教育委員会で1人委員さんが欠けるということになりますと、どういうことが、どういう事態が発生するのか、もう一度お答えいただきたいと思います。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) 先ほど申し上げましたように、5人おられた中で1人が病気で長期でいわゆる休まれたときと同じというふうにご理解を頂戴できればと思います。
○議長(田中好君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利君) それは教育長が不在になるのか、その辺はいかがですか。
 もう一つ、今回1名委員さんが選ばれていますので、今後は教育委員長はちゃんと選ばれるのか、その辺についてもお答えください。
○議長(田中好君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) 現時点では教育長が不在になろうと思います。そのかわり、教育委員長というのは、これはきちっとつくっていただけるもんだと思っております。
○議長(田中好君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利君) それと、先ほど市長のほうから、来年4月、制度が変わる、そういう中で熟慮中ということなんですけれども、そうなれば逆算すれば8カ月ぐらいあるので、その辺、不在ということにもしなれば、非常に、先ほども言うたように、市民は不安を感じるというふうに思いますけれども、その点のフォロー体制についてはどのように考えておられるのか、お聞かせください。
○議長(田中好君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) 何度も申し上げますけれども、組織が対応をするわけでありますから、全体でそれはカバーをしていくということになろうと思います。
○議長(田中好君) 井上佐由利君。
◆22番(井上佐由利君) それと、組織は全体でカバーするという答弁でしたけれども、もし教育長が不在ということになれば、教育長のお仕事というのは、地公法でも定められておりますけれども、教育委員会の全ての会議に出席されて、そして議事についても助言をするというふうに明記がされております。
 それほど重要な仕事であるわけですから、私は早急に教育長の人選を求めておきたいと思います。これにて質疑を終わらせていただきたいと思いますが、早急に、早い段階で選任をしていただきたいと思います。
 以上です。
○議長(田中好君) 以上で井上佐由利君の質疑を終わります。
 次に、中村巧君の発言を許します。
 中村巧君。
◆15番(中村巧君) 地域力みんなの会の中村巧でございます。
 議第85号市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて質疑いたします。
 先ほど井上議員から、どうして1名の提案になっているのかという質問がありましたので、これに市長の回答もございましたので、この点につきましてはそれを、回答を前提として質問させていただきます。
 先ほども1名であるということをおっしゃったんですけれども、教育委員は、いわゆる地方教育行政の組織及び運営に関する法律というのがございますが、その第3条に、教育委員は5人の委員をもって組織すると明記されているんですけれども、1名では、4名になってしまって、いわゆる法律の精神からいうとやはり欠員になって、5人いなければならないのではないでしょうか。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 先ほども申し上げましたように、法律では、5名というのは理解をしているところであります。しかし、人選中ということでございますので、やらないというわけじゃない。5人には必ず、これはもう選任をさせていただきたいと思います。だから、しばらくご容赦をいただきたい、こういうことを申し上げているところであります。
○議長(田中好君) 中村巧君。
◆15番(中村巧君) 今、人選中とおっしゃったんですけど、いわゆるこの今回の人事は2人が欠員になるということは、任期満了で事前にわかってあったことだと思うんですね。そういうことですので、やはりこれは欠けることになるので、法律の要件に従ってこれはせなきゃならないと思うんです。そこに市長の重大な責任があるんではないかと思うんですけれど、その辺のところについてもう一度、やはり5人の選任をせなきゃならない立場において、なぜおくれるのか、もし選任されるとすれば、めどとしていつされるのか、教えてください。
○議長(田中好君) 冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) その点につきましても、先ほど申し上げましたように、実は目安を立てていた方がどうしてもというような、急遽言われたわけであります。人事というのは、大変難しいというのは相手のあることなんですね。よその猫や犬をもらいに来るならば比較的簡単かもわかんないですが、そうじゃないんで、これは大事なことなんです。だから、相手のあることですから、相手の了解も得なきゃならないんですよ。その点はぜひご理解をいただきたい。
 だから、早急にこれは人選をさせていただくということを申し上げているんです。
○議長(田中好君) 中村巧君。
◆15番(中村巧君) それから、先ほどの法律の第16条第2項に、教育長は教育委員会の委員である者のうちから、教育委員会が任命をするとなっていますが、提案されました1名、この方が議会で同意されましたら臨時の教育委員会なり開かれて、4名の教育委員の互選で教育長が任命されるのか。先ほどもちょっと話もございましたが、やはりこれは任命せなきゃならないと思うんですね。その点で、教育委員会としてはどのように考えてらっしゃいますか。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 教育部廣瀬部長。
◎教育部長(廣瀬敏君) 今のことに答弁させていただきます。
 教育委員会の会議を開かさせていただきまして、そこでそういうことも含めまして教育委員さんにご協議をしたいと考えております。
○議長(田中好君) 中村巧君。
◆15番(中村巧君) 協議をされるということを今了解しましたけれども、そしたら教育長を選ばなければならないといういわゆる点については、やっぱりそういう認識として、ただ単に協議するだけでいいんでしょうか。
○議長(田中好君) 中村巧君に申し上げます。
 発言の途中でございますが、一般質問ではありません。議案に対する質疑にしてください。
◆15番(中村巧君) 質問を変えます。
 いわゆる先ほどの法律の第20条に、教育長が欠けた場合は職務代行を置くというふうになっておりますが、このいわゆる体制はどのようにされるんでしょうか。
○議長(田中好君) 一般質問ではありませんので、質疑でございますので、その辺は心得てください。
 中村巧君。
◆15番(中村巧君) やっぱり、教育委員が欠けて、やはり教育長がいわゆる欠けている場合に、やはり欠けた事由についてちょっと聞くのも私としては質疑の範疇だと思うんですけどね。
○議長(田中好君) 先ほど来から答弁はされております。
 議第85号につきましては、教育委員の任命についての質疑でございますので、質問ではありませんので心得てください。
◆15番(中村巧君) はい。そしたら、また改めて質問をいたしますので、またよろしく。
 きょうはこれで終わります。
○議長(田中好君) 以上で中村巧君の質疑を終わります。
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△日程第6 委員会付託
○議長(田中好君) 次に、日程第6、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっています議第85号から議第88号まで並びに会第5号及び会第6号の6件については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいまの6件については委員会付託を省略することに決しました。
 それでは、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
 休憩いたします。
               午前11時26分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時26分 再開
○議長(田中好君) 再開いたします。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 討論・採決
○議長(田中好君) それでは、日程第8、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決いたします。
 それでは、市長提出議案について順次起立により採決いたします。
 まず、議第85号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第85号近江八幡市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第85号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第86号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第86号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第86号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第87号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第87号財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第87号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第88号を採決いたします。
 お諮りします。
 議第88号財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第88号は原案に同意することに決しました。
 次に、議員提出議案について順次、起立により採決いたします。
 まず、会第5号を採決いたします。
 お諮りします。
 会第5号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第5号は原案を可決することに決しました。
 次に、会第6号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 会第6号「手話言語法」制定を求める意見書の提出については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(田中好君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第6号は原案を可決することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第9 推第2号 近江八幡市農業委員会委員となるべき者の推薦
○議長(田中好君) 次に、日程第9、推第2号近江八幡市農業委員会委員となるべき者の推薦を議題といたします。
 この件につきましては、議会推薦委員3名のうち、1名に欠員が生じましたので、新たに推薦をするものであります。
 お諮りします。
 農業委員会委員の議会推薦については、議長から指名することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) ご異議なしと認めます。よって、議会推薦の農業委員会委員は、議長から指名することにいたします。
 それでは、農業委員会委員に近江八幡市浅小井町119番地、東野俊一さんを推薦したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、議会推薦の農業委員会委員に、市内浅小井町119番地、東野俊一さんを推薦することに決しました。
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△日程第10 選第3号 滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
○議長(田中好君) 次に、日程第10、選第3号滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。
 広域連合議会議員につきましては、滋賀県後期高齢者医療広域連合規約第8条の規定により、「関係市町の議会の議員並びに長及び副市町長のうちから、各関係市町の議会において1人を選挙する」となっております。
 この際、選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選とすることに決しました。
 引き続きお諮りします。
 議長から指名することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、議長から指名することに決しました。
 それでは、滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員に冨士谷英正君を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま指名いたしました冨士谷英正君を滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました冨士谷英正君が滋賀県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。
 当選されました冨士谷英正君が議場におられますので会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選人に当選の告知をいたします。
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△日程第11 選第4号 近江八幡市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙
○議長(田中好君) 次に、日程第11、選第4号近江八幡市選挙管理委員会委員及び同補助員の選挙を行います。
 お諮りいたします。
 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 引き続きお諮りいたします。
 議長から指名することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、議長から指名することに決しました。
 この場で少し休憩いたします。
               午前11時34分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時35分 再開
○議長(田中好君) 再開をいたします。
 訂正をいたします。
 先ほど近江八幡市選挙管理委員会委員及び「補助員」と申し上げました。「補充員」でございます。訂正しておわびをいたします。
 それでは、今お手元に配付いたしました案のとおり、近江八幡市選挙管理委員会委員に、安川正樹さん、木村陽子さん、鶴房繁和さん、森健市郎さんの4名を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま指名いたしました4名を近江八幡市選挙管理委員会委員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました4名を近江八幡市選挙管理委員会委員の当選人と決定をいたしました。
 次に、近江八幡市選挙管理委員会補充員に、第1位安倍貞嗣さん、第2位に柳生博夫さん、第3位に森本秀夫さん、第4位に小西藤市さんの4名を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま指名いたしました4名を近江八幡市選挙管理委員会補充員の当選人に定めることにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました4名を近江八幡市選挙管理委員会補充員の当選人と決定いたしました。
 以上で近江八幡市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙を終わります。
 ここで、お諮りをいたします。
 本日意見書が可決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中好君) 異議なしと認めます。よって、字句その他の整理については、議長、私に一任願うことに決しました。
 以上をもって本日の日程は全て終了いたしまして、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。
 ここで冨士谷市長からご挨拶をいただきます。
 冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 平成26年第2回定例会の閉会に当たりまして、一言お礼とご挨拶を申し上げたいと存じます。
 議員の皆さん方には、熱心にご審議をいただきまして、補正予算案を初め、提出いたしました全ての案件につきまして、原案どおりご承認を賜りまして、まことにありがとうございました。
 さて、過日、県外からも注目され、国政選挙並みの激しい選挙戦となりました滋賀県知事選挙では、新人の三日月大造氏が見事当選されました。心よりお祝いを申し上げますとともに、今後は141万人の県民の命と暮らしを守り、選挙時に示された選挙公約となります「人と地域がキラリと輝く7つ星の滋賀」への推進に向けての取り組みを進めていただくことを期待しております。
 特に、その中に掲げておられる「県民、市町、職員とともに進める県政運営」では、具体的に市町との丁寧な対話と連携、自由度の高い交付金の検討を上げられておられます。
 ご自身が常に言われた「滋賀のことは滋賀で決める」、「地域のことは地域で決める」をぜひとも貫いていただき、真の地方分権、自治の確立をこの滋賀の地から発信していただきたいと思うところであります。今後は、基礎自治体との連携を密に県政運営を行っていただき、活力ある滋賀をともに築いていきたいと願っておるところであります。
 さて、本定例会では、それぞれの分野で、数多くのご質問、またご提言を頂戴しました。
 中でも、市庁舎の整備事業につきましては、議員の皆さん方から多くの質問やご提言をいただきました。新たな官庁街は、市民の意見を聞きながら、新たなにぎわいの創出として、3つの方針に基づき、多世代交流機能、文化振興機能、観光・産業振興機能、福祉機能、また民間活力導入による機能など5つの機能を兼ね備えた拠点を併設し、いつでも、誰でも、触れ合い、出会いがあり、高齢者など市民の方々の居場所にしたいと考えております。
 そのことにより官庁街が活性化し、商業施設が集まる駅周辺、新たなにぎわいのある官庁街周辺、観光拠点である八幡堀周辺を点から線へ結びつけ、そして、さらにはそれぞれが面へと広がることにより、当市の発展に寄与していくものであると考えております。
 次世代に、「住んでよかった、住んでみたい」と思ってもらえるまちづくりを目指していく所存でありますので、今後は、より一層、市民の皆さん方との意見交換を重ねながら、次世代に誇れるまち近江八幡の構築に向け、一歩一歩着実に各種施策や事業を進めてまいりたいと考えているところでございます。ぜひ、議員の皆さん方も、ご理解、ご協力を賜りますよう何とぞよろしくお願いを申し上げます。
 さて、先週、7月としては過去最強クラスであります台風8号が日本を縦断し、各地に大きな被害をもたらしたところであります。
 近畿地方接近時には勢力が弱まり、幸いにして本市におきましては、大きな被害は報告されておらず、安堵したところでございますが、一方では、沖縄地方や信越地方などでは、大雨による被害をもたらし梅雨どきの台風の威力を見せつけられたと感じたところでもあります。
 今回の台風は、猛烈な台風に発達するとの予想から沖縄各地に暴風や大雨などで重大な災害のおそれがあるとし、直ちに命を守る行動をとるように求めた特別警報を発表されたところでございます。
 この特別警報は、3年前に紀伊半島豪雨を機に導入された経緯がありますが、この特別警報は、必要以上に危機感をあおるとの観点から発表を差し控えるのではなく、むしろ命にかかわる情報だからこそ甚大な被害が想定されれば発表すべきではないかと考えております。
 台風シーズンは始まったばかりですが、常に最悪の事態を想定し、万全の対策、迅速な避難に努めるために、行政はもとより市民皆さん方におかれましても日々の暮らしのあり方まで立ち返った災害への備え方を、今日的視点で考え直すことが必要ではないかと考えます。
 さて、あさって20日からは立秋の18日前で土用入りとなります。季節ごとに土用の丑の日がありますが、その中でも、夏の土用の丑の日は梅雨明けと重なることも多く、気候も体調も変化する時期なので、夏に向かって栄養のあるものを食べたり、丑湯に入ったり、あるいは梅雨で湿った衣類などを乾かす土用干しをしたりして過ごすようになり、土用の丑の日といえば、夏の土用を指すようになったところであると聞き及んでおります。
 これから、日に日に暑さが厳しくなってまいります。議員の皆さん方におかれましては、ご多用の日々が続くかとは存じますが、健康にはくれぐれもご留意いただきまして、ますますのご活躍をいただきますよう心から念じ上げまして、閉会に当たりましてのお礼とご挨拶とさせていただきたいと存じます。ありがとうございました。
○議長(田中好君) 第2回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
 去る6月23日に開会をいたしました本定例会も、議員各位のご協力並びに市長初め当局の皆様方の格別のご協力をいただき、本日ここに無事閉会の運びとなりました。厚く御礼を申し上げます。
 開会の日に、この議場におきまして伝達をさせていただきましたが、全国市議会議長会から、長年にわたり市政の発展、振興に尽くされました功績に対し、西居勉議員、塩田善弥議員、井上伊織議員が表彰状を、また全国市議会議長会から、会務運営に寄与された功績から善住昌弘議員が感謝状を、それぞれお受けになられました。
 改めて、心からお祝いを申し上げますとともに、今後ますますのご活躍をご期待申し上げるものでございます。
 さて、先週の台風8号についてでございますが、全国の各地域において被害に遭われました方々に対し、心よりお見舞いを申し上げるものでございます。季節柄、台風が発生をし、また到来しやすい状況にあります。また、近年は大型化する傾向にもあります。
 当局におかれましては、引き続き災害に対する人命の安全確保を最優先に、防災・減災対策の推進に努めていただきますようによろしくお願いを申し上げます。
 暑さ大変厳しい季節になりますが、皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、本市発展のために、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
 それでは、これをもちまして平成26年第2回近江八幡市議会定例会を閉会といたします。
 大変ご苦労さまでございました。
               午前11時48分 閉会
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