録画中継

平成26年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月18日(木) 個人質問
木俣 幾和 議員
(1)市内にある都市計画道路の整備事業進捗状況と今後の見通しについて
   ①近江八幡能登川線(都計道路3-4-1号)の整備事業について
   ②停車場南線(都計道路3-5-403号)の整備事業について
(2)市道の整備事業進捗状況と今後の見通しについて
   ①金剛寺中屋線(市道/事業番号26)の整備事業について
   ②小中中央線(市道)の道路拡幅整備事業について
(3)県道の整備事業推進と今後の見通しについて
   ①県道安土停車場(桑実寺本堂線198号)の交通安全事業について
   ②県道安土西生来線(201号)の上豊浦高架地下道の管理事業について
◆12番(木俣幾和君) 世翔会の木俣幾和でございます。発言の許可をいただきましたので、分割方式にて質問をさせていただきます。
 冨士谷市政におかれましては、学校給食センター建設等、教育施設の整備、学区単位に設置される防災機能、教育施設を含む多機能型コミュニティセンターの整備、篠原及び安土駅の同時改修、運動公園を付設した新ごみ処理センターの建設、総合医療センターの経営安定化、そして子ども・子育て支援制度の整備等々、数多くの事業が着々と実施され、安心・安全の町、住みよい魅力あるまちづくりを目標に、災害に強く、教育、医療、福祉制度の充実に向けてダイナミックに発展している私たちの近江八幡市の将来に、大きな期待を寄せているところでございます。
 このような中で、今後取り組んでいただきたい事業としまして、河川改修や道路整備があります。今回の質問では、道路整備についてお願いをしたいこと、市民の方からお聞きした要望事項を幾つかをお伝えして、市長初め担当部局の今後の取り組みについてのお考えをお尋ねいたします。
 河川や道路につきましては、国や県の事業との関連もあり、市単独では実施できないものが多いとは思いますが、納得、安心のできる明快なご回答をいただきますようよろしくお願いをいたします。
 滋賀県の道路整備計画は、アクションプログラム2013で平成25年度から平成34年度まで10年間の道路整備計画が示されていますが、この中には、市内の都市計画道路、県道、あるいは市道等も含まれております。これらの道路のうち、安土地域内にある幹線道路及び生活道路の整備推進状況と今後の見通しについて、3項目、6本の路線について質問をさせていただきます。
 まず1項目めは、都市計画道路が2本あるわけでございますけれども、これの整備事業推進状況と今後の見通しについてお尋ねをさせていただきます。
 1つ目は、近江八幡能登川線、これは都市計画道路3.4.1号でございますが、これの整備事業についてでございます。
 近江八幡能登川線は、県道2号大津能登川長浜線と並行して、常楽寺から平和堂フレンドマート安土店を過ぎたところで、県道201号安土西生来線から分離しまして、安土城麓で合流し、北腰越で県道2号と合流するバイパス道路として計画をされているところでございます。
 当地域は、県道2号の交通量増加による交通安全対策から、また今後のまちづくり計画や近江八幡市安土城下町再生構想等の事業を実現していく上でも中心的な重要な位置になりますので、一日も早い整備事業の実現を願っているところでございます。
 当整備事業計画は、さきのアクションプログラム2013で継続という扱いになっておりますけれども、現在の進捗状況と今後の見通しについてお尋ねをいたします。
 2つ目は、停車場南線、これは都市計画道路3.5.403号でございますが、これの整備事業についてでございます。
 この計画道路は、安土駅南口から安土町小中の中央部を通過して、安土保育園前を通り、県道安土西生来線201号の上豊浦信号交差点に至るもので、安土の町の発展には大変重要な幹線道路となるものでございます。この件につきましては、さきの6月定例会で質問をさせていただいておりますが、再度の質問になりますけれども、お許しを願いたいと思います。
 そのときの当局からのご回答では、停車場南線整備の重要性や費用対効果を十分に精査していく必要があるので、今年度策定される道路網マスタープランの中で、地元との調整を図りながら、安土駅南地域周辺の幹線道路や道路網のあり方を検討していくとのお考えを示していただきました。
 この道路の計画決定は35年前になされたものでございますが、なぜ今まで放置されていたのでしょうか。これから新駅が整備されるこの時期に、なぜ安土駅南地域周辺の幹線道路の整備事業が検討されていないのでしょうか。また、今年度策定される道路網マスタープランとはどのようなものなのか、以上3点について、再度お尋ねをさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 市長、冨士谷市長。
             〔市長 冨士谷英正君 登壇〕
◎市長(冨士谷英正君) 木俣議員の質問のうち都市計画道路の中の近江八幡能登川線、いわゆる都計道路3.4.1号の整備事業につきましてのご質問にお答えいたしたいと存じます。
 都市計画道路近江八幡能登川線、いわゆる主要地方道大津能登川長浜線のバイパス計画は、能登川工区と安土工区に分かれておりまして、現在、能登川工区において工事が施工されていることはご存じだと思います。県の情報によりますと、平成29年度に能登川工区が完了し、供用開始する予定でありまして、その後に、安土工区に取りかかれるように準備したいとのことでございますが、県はルート決定に向けまして、今年度はルート案の課題整理を行うと聞いているところであります。本市にとりましては、まちづくり計画の策定に重要な要素となることから、本市との協議を踏まえ、早急にルート決定を行うよう、強く県に求めていきたいと、かように考えているところでございます。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 都市産業部中塚部長。
             〔都市産業部長 中塚靖彦君 登壇〕
◎都市産業部長(中塚靖彦君) 木俣議員の都市計画道路停車場南線に関連するご質問にお答えします。
 都市計画道路停車場南線は、昭和53年2月に安土駅南広場を起点に県道安土西生来線上豊浦交差点に至って都市計画決定をしているものであります。都市計画道路は、都市の健全な発展と秩序ある整備を図るため、土地利用や交通事情等の現状及び将来を見据え、長期的かつ広域的な視点に立って定められており、都市の骨格をつくる上で重要な施設であります。しかし、計画当時との社会経済情勢の変化などに伴い、市内には都市計画決定から長期間未整備の路線がございます。
 まず、1つ目のご質問の当該都市計画道路の長期間にわたって未着手はなぜかという理由につきましては、沿道に市街地が形成していることなどにより、地元調整に時間を要することや、財政的な理由があります。また、計画路線の線形とは異なりますが、付近に一定規模の県道及び市道が存在していることにより、交通機能が代替されていることも大きな理由であります。
 2つ目のご質問の安土駅周辺整備と同時に駅南地域周辺の幹線道路として整備検討されないのかでありますが、安土駅南広場への進入道路につきましては、県道安土停車場桑実寺本堂線を考えております。しかし、周辺の土地利用の状況や今後の動向を把握し、当該都市計画道路の役割との整合性の観点から、必要性を検証し、その結果をもって、あるべき道路網、道路法線を構築するべきと考えております。
 3つ目のご質問の道路網マスタープランの策定につきましては、市内全域の都市計画道路、幹線道路、街区道路等を対象に、本市の将来にわたる道路網のあるべき姿を検討するものです。策定までには一定の期間を要することになりますが、策定委員会、庁内ワーキング等の意見を踏まえ、その中で地元との調整を図りながら、各視点から道路網の素案を検証し、市全体の道路網のあり方を検討したいと考えております。安土駅南周辺地域の道路網につきましても、その中で検討していきたいと考えております。なお、この策定には28年度ということでございますので、ご訂正のほうお願いいたします。
○議長(田中好君) この項目について回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 木俣幾和君。
◆12番(木俣幾和君) ありがとうございました。近江八幡能登川線につきましては、現在のルートのほかに2本の案があるというふうに市民の皆さんはおよその理解をされておりますけれども、どの線になるかがなかなか確定しないということで、地権者の方、あるいはその周辺を開発される方が、非常にその結果を待ち望んでおられますので、今、市長のご説明がありましたように、平成26年度中にはルート案がほぼ固まってきそうだというお話でございましたので、そのように承りました。ありがとうございます。
 2つ目の停車場南線につきましては、今ご説明がありましたように、35年間そのままで、図面上に道路の線があるだけで、何ら変更がなされてないわけですけれども、その間に住宅がいっぱい立ち並んで、この線はもうあってないようなもので、表現悪いですけど、死んでるのと一緒ですから、こういうふうな道路がたくさん近江八幡市の中にありますと、町の開発上、いろいろと問題が今後も起こってくると思われますけれども、このことについてはどういうふうにお考えでしょうか。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 都市産業部中塚部長。
◎都市産業部長(中塚靖彦君) これまで都市計画道路については、何度か見直しをして、廃止をしてきた部分がございます。しかし、今回のように、駅を中心にした市街化の真ん中にある大きな計画道路、こういうものについては、1つは確かに生活道路としての部分もありますけれども、もう一つは経済効果といいますか、そうした地域経済の活性化につながる起爆剤となるような、そういった一面も持っているように思います。そういったところから、この道路については廃止をするのか、あるいはそのまま、あるいはもっとルートを若干でも変更してするのかということについて、十分な検討をするということになろうと思います。また、もう一つ肝心なことなんですけれども、こういう道路をつくるには、やっぱり地元の皆様方、そういったところから、しっかりとしたそういったことについての取り組みといいますか、前向きな姿勢をいただくということが大きな要素にもなろうかと思いますので、そういった面では、議員ののほうにつきましても、またご協力のほうよろしくお願いしたいと思います。
○議長(田中好君) 質問はありませんか。
 木俣幾和君。
◆12番(木俣幾和君) ありがとうございました。
 2項目めは、市道2路線の整備事業推進状況と今後の見通しについてでございます。
 1つは、金剛寺中屋線の整備事業についてでございます。
 金剛寺中屋線は、近江八幡市と安土町区域を東西に結ぶ主要幹線道路として合併以前から整備計画がありましたが、実現の見通しがなかなか見えてまいりません。諸事情がいろいろとあろうかと思いますけれども、この道は大変交通アクセス上重要な道路だと思っておりますし、周辺地域の皆さんもその開通を日ごとに期待して待ってるところではないかと私は思っております。
 この道路は、滋賀県道路整備アクションプログラム2013で、東近江土木事務所管轄の整備事業対象道路26号としてリストアップされておりまして、平成25年着工の5カ年計画で実施されることになっております。平成25年度の事業着手以降の進捗状況と今後の見通しについてお尋ねをいたします。
 2つ目は、さきの井上佐由利議員のほうからもちょっとお話がありました安土小中中央線の道路拡幅整備事業についてでございます。
 安土小中中央線は、沙沙貴神社西角の交差点から、郷土館、安土保育園、安土学童ひまわりクラブに至る幅員4メートルの市道でございます。
 この道路の交通渋滞及び安全対策として、昨年11月には道路拡幅工事を地元及び関係諸団体から要望を出させていただいているものでございます。また、さきの6月定例会においても、事業の進捗について、当局担当者の方から、今年度策定される道路網マスタープランの中での検討という形にしたいとの回答をいただいております。どのような検討がなされるのかお尋ねをします。検討結果によっては、この道路の幅員拡幅整備工事はできなくなることもあるということでしょうか。再度、改めての質問になりますが、今後の見通しについてもあわせてお願いをいたします。
 今定例会で条例の制定を提案されております議第116号は、放課後児童クラブの受け入れ児童数を増員するための施設整備を実施するものですが、安土こどもの家においても、近年利用児童数が年々増加していることから、現施設を1室増築して、今年度10月1日より条例の改定を施行されるものでございます。
 施設の増築によって利用児童数が増加すれば、安土小中中央線を利用する児童送迎の車の通行量も増加しますので、この道路の交通渋滞及び安全対策はより緊急性が高くなるものと思われます。まずは、利用児童数の増員が本題であることは理解できますけれども、この施設を利用するための交通アクセスも同時に改善するべきではないかと考えますが、当局のお考えをお聞かせください。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 都市産業部中塚部長。
             〔都市産業部長 中塚靖彦君 登壇〕
◎都市産業部長(中塚靖彦君) ただいまのご質問の金剛寺中屋線の進捗状況と今後の見通しについて、まずお答えいたします。
 金剛寺中屋線は、近江八幡安土連絡道路として、平成24年度に概略設計を実施しました。本線ルートを金剛寺町中屋ルートで決定いたしました。また、平成25年には、滋賀県道路整備アクションプログラムに掲載していただきました。平成26年度におきましては、関係自治会等による地元推進協議会を立ち上げるとともに、社会資本整備総合交付金を活用して詳細設計を実施する予定となっております。事業の完成に向けて鋭意努力してまいりますが、計画ルートには、土地改良事業区域があり、一部課題も残されておりますことから、議員各位におかれましてもご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 次に、市道小中中央線の道路拡幅整備事業についてお答えいたします。
 当該市道の拡幅については、さきの井上議員にお答えさせていただいたとおりでございますが、幅員12メートルの都市計画街路の計画と重複している部分があることから、歩道等の設置も考慮した道路整備を視野に入れて検討してまいります。
 以上のとおりでございます。
○議長(田中好君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 木俣幾和君。
◆12番(木俣幾和君) 今の2つ目の件に関しまして、ちょっと質問を追加をさせていただきます。
 この----------------------------------------------------------------------------------------------------んですけれども、実はあそこ、沙沙貴神社から入り口は、アパートマンションが建ちまして、駐車場とマンション本体の部分の長さの部分は2メーター既に下がっていただいて、確実に6メーター幅になっております。その次の先に、近江八幡市の市有地の学習田がありまして、ちょっと面積はわかりませんけど、その部分とその次のある地主の方の田んぼがありまして、このときに、前の安土学区の自治区では、木野区長が中にも入っていただいて、市のほうからも担当の人が入っていただいて、地域の関係者、それから自治会の代表者を集めて協議、検討したものでございます。そのときに、保育園の前まで、つまり郷土館の前まで、今申しましたあたりを2メーター幅広げていただくと、大変道路の機能が上がって、小中の住民の方も初め、保育園あるいは学童、それから郷土館の交通量が一気に改善されるという話で、昨年の11月に地域の要望書として市のほうに要望を上げたところでございます。ところが、ことしの4月に人事異動がありまして、当時の担当部長はおかわりになりましたし、市のほうで出ていただいた職員の方も担当がかわったということで、この話が宙に浮いた形になりまして、再度、この質問をする前に、担当の中塚部長のところに何度も説明に行ったんですけれども、先ほど回答がありましたように、実現は無理だという話をお聞きしてるんですけれども、よく地図を見ていただくと、403号線は駅のほうから来まして、その道にかかってますけれども、全幅かかってるわけではありませんで、下のほうの1メーターか2メーター幅分は確実に外れておりまして、市道として生きておりますので、そこから幅を拡幅することは可能であるということと、入り口の部分で民間の方がそこまで協力していただいているということ、それから民間の私有地で2メーター幅の後退を了解していただいて、作付を昨年の秋からやめて、土地をあけて待っていただいているという状況もご説明したんですけれども、その状況をなかなか理解していただけませんで、宙に浮いた形になっております。このことにつきまして、再度、担当部長のほうから説明をお聞きしたいし、もし安土自治区の区長で前任者の木野区長からそういう申し送りを受けておられるんでしたら、大林区長のほうからもご意見を伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 市長、冨士谷市長。
◎市長(冨士谷英正君) 今、木俣議員がおっしゃいましたように、小中線、先日、議員さんと自治会長の方が要望をしていただきました。話はよく聞いておりますので、もう一度、産業部と少し意見交換をしながら善処したいと、かように思います。
○議長(田中好君) 質問はありませんか。
 木俣幾和君。
◆12番(木俣幾和君) 大林区長は何かお話を伺っておられますか。お聞きします。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 自治区長、大林区長。
◎区長(大林輝男君) このことについても、安土地域自治区内のことでございますので、状況は把握をしているところでもございます。先ほど、全体的ないろんな都市計画街路の計画もあるのでということでということなんですが、決して実現は無理ではないということを思っておりますので、今、市長が申しましたように、この件については、担当部局もあわせて、十分に慎重に検討を加えてまいりたいと、このように思っておりますので、木俣議員もぜひともひとつ、ご協力のほどをひとつよろしくお願いしたい、このように思っております。
○議長(田中好君) 質問はありませんか。
 木俣幾和君。
◆12番(木俣幾和君) ありがとうございました。ぜひとも実現できるよう、市長にもよろしくお願いいたします。
 安土学童につきましては、現場の方にお聞きしたら、現在90名前後の学童がおられて、増築されたのは20畳1室でございますので、20人分ぐらいの増員が可能だというふうにお話を聞いております。そうしますと、大体110人ぐらいの学童がそこへ来るわけですので、非常にここは道路の拡幅が重要かと思います。
 大林区長は、今言われましたけど、ここまで話を持ってくるまでに随分と動かせていただきましたが、引き続き頑張りますので、区長もよろしくお願いいたします。失礼いたしました。
 3項目めは、県道2路線の整備事業と今後の見通しについてでございますが、1つ目は県道安土停車場桑実寺本堂線198号の交通安全事業についてでございます。
 この計画道路は、安土駅南口からJR線沿いに東に向かって併走し、上豊浦区域内を通過して県道安土西生来線201号の加賀団地口信号交差点に至るもので、本件につきましても、6月議会で都計道路停車場南線403号線の今後の見通しについて質問させていただき、当局から、今年度策定の道路網マスタープランの中で地元調整を図りながら検討するとの回答を得ておりますけれども、この道路の今後の見通しがよくわからないわけでございます。恐らくこの停車場南線403号線は廃線となり、県道安土停車場桑実寺本堂線がこれにかわる停車場南線になるのではないかと思われます。現に、この道路はその機能を果たしているように思われますが、ニチユとかそういう企業の通勤者の送迎にも大型バスがここを既に使ってるわけでございますけども、道路整備の面で2カ所ほど課題が残ってるように思います。
 その一つが、旧上豊浦踏切跡のカーブ部分でございます。この部分の道路整備については、平成2年ころより、地域の住民の方の協力も得て、整備計画が進められてまいりましたが、現在、整備計画は中断しておりまして、工事は未実施の部分が残ってるわけでございます。安土小学校児童の通学道路にもなっておりまして、また安土駅整備が終了すれば、車の交通量も増加することが予測されますことから、交通安全対策としても、道路整備をお願いしたいところでございます。
 今後の見通しについて当局のお考えをお尋ねさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
◆12番(木俣幾和君) 済いません、1つ。
○議長(田中好君) ごめんなさい。もう一つ。
◆12番(木俣幾和君) 議長、済いません。1つ飛びました。
○議長(田中好君) 質問を許します。
◆12番(木俣幾和君) 2つ目は、県道安土西生来線201号の上豊浦高架地下道の管理事業についてでございます。
 県道の景観改善あるいは危険箇所の整備に関する近隣住民、関係団体等からの改善要望の具体例として、県道安土西生来線201号の上豊浦高架地下道の管理事業への要望が出ております。この地下道は、道路の傷みや壁面の汚れで景観が著しく損なわれていました。昨年の台風18号、あるいはことしの台風11号におきましても、いずれも浸水をしておりまして、そういうたびに汚れや傷みが進んでおる状況でございます。道路部分につきましては、八日市土木事務所で昨年実施していただきましたカラー舗装で大変きれいになりましたが、このことによって、これとは対照的に壁面の汚れが際立つようになっています。この改善をしていただくよう、本年5月に市当局のご相談いたしましたところ、早速に市の担当者の方が現地確認に来ていただいたのですが、対象部分が県道であるので、市の判断では改善のための工事ができない。今後どうするか検討中とのご回答をいただいております。その後の検討状況についてお伺いをするものでございます。よろしくお願いします。
○議長(田中好君) 失礼いたしました。
 当局の回答を求めます。
 都市産業部中塚部長。
             〔都市産業部長 中塚靖彦君 登壇〕
◎都市産業部長(中塚靖彦君) まず先に、県道安土西生来線201号の上豊浦高架地下道の管理事業についてお答えいたします。
 上豊浦高架地下道の管理につきましては、現在、市においてJR琵琶湖線横断部を年間4回の路面清掃を業者委託しております。議員ご指摘のとおり、県道である上豊浦高架地下道及び当該道路の取りつけ道路である市道地下道北線及び市道地下道南線の壁面の汚れが目立ってきております。本年5月に、壁面改善についての相談をいただいた後に、東近江土木事務所道路計画課と協議いたしましたところ、県においても検討することとなりました。何分大規模な補修となるため、引き続き県と施工方法、時期について調整等を図ってまいりたいと考えております。
 また、今後、上豊浦高架地下道及び市道地下道北線、市道地下道南線における県と市の管理区分について明確にした上で、おのおのが適切な管理を行うよう申し入れていきたいと考えております。
○議長(田中好君) 当局の回答を求めます。
 都市産業部水理事。
             〔都市産業部理事 水 平作君 登壇〕
◎都市産業部理事(水平作君) 木俣議員ご質問の県道安土停車場桑実寺本堂線の交通安全事業の推進と今後の見通しについてお答えします。
 県道安土停車場桑実寺本堂線につきましては、旧上豊浦踏切跡部のカーブで直角に曲がるため見通しが悪く、歩道のない区間もあり、また安土小学校の通学路となっています。このことから、昨年度、横断歩道や通学路看板の設置要望が出されましたので、東近江土木事務所に要望し、現在設置されています。当該県道につきましては、旧安土時代の平成2年ごろ、道路改良計画が進められていましたが、現在ではこの計画は休止状態となっているため、改めて県道路改良工事の再開を県に対して申し入れたところです。
 今後、本市としましても、一日も早く道路改良工事が計画され、地域の住民が安心して生活できますよう努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(田中好君) この項目について回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 木俣幾和君。
◆12番(木俣幾和君) 最後の3項目の2件につきましては、先般、土木事務所の担当課長のほうからもご連絡をいただきまして、八幡の担当の方が話に来ていただいたとか、この2件の内容については現場の状況はよくわかりましたと。今後、今、部長がおっしゃったように、対策の方向で進めていきたいというお声もいただいておりますので、ぜひとも市の担当部局あるいは土木事務所との連携をとって、話を進めていただきたいと思っております。
 また、桑実寺本堂線198号のカーブの分につきましては、今までは安土総合支所で担当の方がやっておった仕事でございますけれども、その後、人事異動とかありまして、今、安土の総合支所では、安土の道路事情とかそういうことをわかっている人がもういなくなりまして、なかなか話がわからなくなりました。区長のほうにお願いをしておきますけども、安土区域内のそういう工事なり道路事情なり、問題点に対しては、職員さんがある程度理解をしていただいてる、現場を見ていただいてる、そういった体制もある程度お願いしたいと思いますけども、いかがでしょうか。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 自治区長、大林区長。
◎区長(大林輝男君) 木俣議員ご指摘のとおり、十分その点も考慮しまして、対応をさせていただきたい、このように思っております。
○議長(田中好君) 質問ありませんか。
 木俣幾和君。
◆12番(木俣幾和君) いろいろと丁寧なご説明ありがとうございました。これで私の質問を終わらせていただきます。
○議長(田中好君) 以上で木俣幾和君の個人質問を終わります。
 じゃあ、以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
 明19日は定刻から再開し、個人質問の13番目大林宏君から続行することといたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 長時間ご苦労さまでございました。
               午後5時37分 散会
              ~~~~~~~~~~~
○議長(田中好君) まず最初に、木俣幾和君から発言を求められておりますので、これを許します。
 木俣幾和君。
◆12番(木俣幾和君) おはようございます。
 昨日の私の発言のうち、市道小中中央線の道路拡幅整備事業に関する質問におきまして、再問において担当部長から都市計画道路計画があるから、市道拡幅ができないとお聞きした旨の発言をいたしましたが、私の説明不足のため、担当部長の趣旨とは異なる発言となりましたこと、おわびして、この発言を削除をお願いいたします。どうぞよろしくお願いします。
 貴重なお時間を大変失礼いたしました。
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