録画中継

平成27年第1回(3月)近江八幡市議会定例会
3月4日(水) 代表質問
西津 善樹 議員
関連質問
(3)まち・ひと・しごと創生について
◆1番(西津善樹君) 皆さんこんにちは。
 世翔会、西津善樹でございます。世翔会の関連質問をさせていただきます。
 ただいま議長に発言の許可をいただきましたので、関連質問させていただきます。
 私は、さきの12月定例本会議において、国における地域創生という観点から、地域経済を支える中小企業や、また小規模事業者も含め、地域が潤う好循環の実現のため、アンケートの検証も踏まえ、以前までの助成制度ではなく、新たに充実改良させたリフォーム助成制度を実施すべきであるということを訴えさせていただき、非常に前向きな答弁をいただきました。つまり継続ではなく、今の時代に合ったリフォーム事業にしなければならないと考えているわけです。また、昨年度の検証期間はそのために生かされなければならないと私は考えております。
 国においても大きく情勢は変動し、地方創生という概念から、ひと・まち・しごと創生という考え方が求められています。今後、後期高齢化社会問題が深刻化していく中で、高齢者への補助だけではなく、少子化問題に対応するためにも、子育て世代に対しての負担軽減も必要な時代なのではないでしょうか。
 3月補正予算で、国の地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策としての補正予算対応事業として、地方創生先行型の地域はつらつ住宅リフォーム事業が上程されていますが、詳しい内容をお示しいただけますか。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 都市産業部水理事。
◎都市産業部理事(水平作君) 西津議員ご質問の地域はつらつ住宅リフォーム事業についてお答えをいたします。
 平成27年度に実施を予定しています地域はつらつ住宅リフォーム促進事業は、国の平成26年度補正予算の地域住民生活など緊急支援のための交付金のうち、地方創生先行型を活用して実施するものです。
 このリフォーム促進事業の具体的な内容は、本市に現住所がある個人の方に加え、平成27年度内に本市に住所を移す予定のある方を補助対象者とします。補助対象となる住宅は、市内にあり、補助対象者が所有する住宅または所有者の承諾を得た借家とします。また、このリフォーム促進事業として施工を行う業者は、元請、下請業者にかかわらず市内に本社がある法人、個人で、対象工事は10万円以上の住宅改修リフォーム工事です。補助金額は工事費の15%で、補助金の上限額は30万円と考えています。
 また、以前の生活支援対策に当たる部分は、地方創生事業で策定される近江八幡市版総合戦略を見据えて見直し、18歳以下の者が同居する子育て世帯特例加算を新設して、子育て世帯への支援を厚くするとともに、同一住所に65歳以上の高齢者が居住し、かつその子、孫世代のいずれかと同居する高齢者など同居世帯特例加算を新設し、親世帯と同居するためのIターン、Uターンなどに結びつけたいと考えています。
 受け付け期間は、平成27年4月10日から4月24日までを予定しています。
 過去5年間の平均で見ますと、リフォーム促進事業補助金に対して約20倍の経済効果を得ています。今回の地域はつらつ住宅リフォーム促進事業においても同程度の効果を期待しており、地域経済の活性化はもちろん、子どもを産み育てやすいまちづくり、また高齢者も安心して暮らせるまちづくりの一助としたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(田中好君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆1番(西津善樹君) ありがとうございました。
 以前の行われておりましたリフォーム事業と、今回のまち・ひと・しごと創生の中で実施されます地域はつらつ住宅リフォーム事業の大きく異なる点についてお示し願えますか。
○議長(田中好君) 回答を求めます。
 都市産業部水理事。
◎都市産業部理事(水平作君) 今回のリフォーム促進事業につきましては、大きく2点の違いがあると思います。
 1点は、仕組みの簡素化でございます。今回は、従来、3万円以上で補助対象工事費の50%を補助金の額としておりました高齢者、障害者に係る生活支援対策部分を見直しまして、先ほども申し上げましたが、子育て世帯への支援や親世帯と同居するためのIターン、Uターンなどに結びつけるための支援となる特例加算という方式に変えまして、補助金の額は、補助対象工事費の15%を補助する共通工事部分と、その共通工事部分で算出した補助額から算出する補助金を加算する特例加算方式という形にしております。
 もう一点の違いは、申請時期の早期化でございます。従来は5月連休明けから受け付けをしておりましたが、今回は4月10日から4月24日までの間というふうに早めさせていただきました。
 以上でございます。
○議長(田中好君) 質問はありませんか。
 西津善樹君。
◆1番(西津善樹君) ありがとうございます。
 安心・安全なまちづくりという本市の考え方の中で、防犯ガラスやカメラつきインターホンなど防犯対策に係るものや、またエネルギー問題を抱える今日、節水型トイレや断熱ガラス窓などエコ対策に付随するものにも対応させるということをまた今後ご検討いただきたいと思います。
 これは北九州市の一例なんですけども、住まい向上リフォーム促進事業として、このように非常にわかりやすい見やすいリーフレットをつくられておられます。このような、利用する市民にとってもわかりやすくて、また利用しやすくなるような取り組みも参考にしていただきまして、市民に対して優しい行政であってほしいと願いますので、ぜひ今後参考にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上をもちまして私の関連質問とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(田中好君) 以上で西津善樹君の関連質問を終わります。
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