録画中継

令和元年第1回(6月)近江八幡市議会定例会
6月27日(木) 質疑
第3 質疑
第4 委員会付託
第5 委員会審査報告
第6 討論・採決
第7 市庁舎整備等特別委員会の設置及び同委員の選任
第8 委員会付託
△日程第3 質疑
○議長(北川誠次君) 次に、日程第3、質疑に入ります。
 6月25日に追加提案された会第6号の1件について、1名から発言通告がありましたので、これを許します。
 道下直樹君の発言を許します。
 道下直樹君。
◆1番(道下直樹君) 会第6号に関する案件に会派を代表して伺います。
 公政会、道下直樹です。昨日に引き続きよろしくお願いいたします。
 我々公政会は、どの会派のご提案、そして市長のご提案に関しても真剣に検討し、議論をして是は是、非は非と結論を出しております。また、それが市民に求められる議員の姿であると我々は信じております。
 今回、4件の意見書をいただき、真剣に一件一件4名で協議、そして議論をして結論を出させていただきました。2件については原案どおり賛成、同意させていただきました。しかし、幼・保無料化については「新たに」のところを「極力」という文言に変更していただければとお願いをいたしました。
 ただ、1件、加齢者補聴器については、我が会派と意見の違いが何点かございますので、質疑をさせていただきます。
 近年、難聴が大きく取り上げられていること、また会話によって脳に入ってくる情報が少なくなることが脳機能低下につながり、鬱や認知症につながるのではとのことから、補聴器の普及が求められていること、補聴器の価格が大変高額であることは我々の会派も十分理解することです。しかし、難聴者というのは高齢者に限られたものではありません。日常生活を不便に感じ、コミュニケーションを困難に思うのは年齢に関係ないのですが、なぜ加齢性難聴者に限定されるのか、お答えください。
 また、加齢性難聴者の定義について、何歳から加齢性難聴者なのか、お答えください。
 また、難聴者はデシベルごとに障害の範囲が決まっております。今回の提案はどのデシベルの範囲のことを想定しておられますでしょうか、お答えください。
 以上、3点について質問させていただきます。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 議案提出代表者檜山秋彦君。
             〔23番 檜山秋彦君 登壇〕
◆23番(檜山秋彦君) 質問にお答えします。
 加齢性難聴者になぜ限定したのかということですけれども、若年の方にも難聴というのは一定の疾病によるとかということになっておりまして、そういうものに対しては障害者としての対応とかという形で対応されています。加齢性難聴というのは圧倒的に多いと。65歳以上になると急激に人数がふえる、その辺あたりが高齢化に伴うという場合の年齢の区切りであろうというふうに思っています。したがいまして、基本的に圧倒的な高齢者に対する補助を実現していこうということであります。
 もう一つの質問については、今資料をもらっているんですけども、ちょっと見たらないもんで、後ほどまた議員にお伝えします。資料を向こうに置いてきたようなんで、済みません。
○議長(北川誠次君) 回答漏れはありませんか。
 質疑はありませんか。
 道下直樹君。
◆1番(道下直樹君) 済みません。ご回答ありがとうございます。
 先ほどちょっとまだ質問した際に伺った内容で、何歳から加齢性難聴者なのか、ちょっとお答えいただけますでしょうか。
○議長(北川誠次君) 檜山秋彦君。
◆23番(檜山秋彦君) 答えたつもりだったんですけれども、基本的には高齢者と呼ばれるのは65歳以上、75歳以上高齢とかいろいろ言いますけども、僕は難聴者が一気にふえるのは65歳からなので、基本的には65歳と考えております。
○議長(北川誠次君) 質疑はありませんか。
 道下直樹君。
◆1番(道下直樹君) 回答ありがとうございます。今後ともまた加齢性難聴、そういった形で補聴器の器具について、また我々議員で検討していかないといけないと思うので、慎重な検討のほどよろしくお願いします。
 また後ほど何デシベルか教えていただけるということで、また今後ともよろしくお願いします。
 質問は以上で終わります。
◆23番(檜山秋彦君) デシベルの件で向こうに置いてあった資料が届きましたので、世界保健機関のデシベル規定と身体障害者福祉法によるデシベル規定とがあります。聴力の分類としては、軽度難聴は26から40デシベル、中等度の難聴は、これは世界保健機関ですけども、中等度難聴は41から55デシベル、準重度難聴は56から70デシベル、重度難聴は71デシベルから90デシベル、91デシベル以上を最重度難聴と世界保健機関は定めています。
 それから、身体障害者福祉法による分類は、難聴の2級、級で定めておりまして、2級は両耳の聴力レベルがそれぞれ100以上のもの、これは両耳全聾というふうに呼ばれています。それから、3級は両耳の聴力レベルがそれぞれ90デシベル以上のもの、耳介に接しなければ大話声語を理解し得ないもの、大声でしゃべられても理解できないもの、これを3級、4級は、1つは4級の1が両耳の聴力レベルがそれぞれ80デシベル以上のもの、耳介に接しなければ話声語を理解し得ないもの、2は両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が50%以下のもの、6級は、1は両耳の聴力レベルが70デシベル以上のもの、40センチ以上の距離で発声された会話語が理解できないもの、2は一つの側の耳の聴力レベルが90デシベル以上、他側耳の聴力レベルが50デシベル以上のものを決めています。
 以上です。
○議長(北川誠次君) ほかに質疑はありませんか。
 道下直樹君。
◆1番(道下直樹君) 檜山議員、丁寧なご回答ありがとうございます。
 それでは、先ほどの質問に戻らさせていただきますけども、今回のご提案の内容で、大体どのデシベルの範囲のことを今想定されておりますか。ご回答お願いします。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 檜山秋彦君。
◆23番(檜山秋彦君) 基本的に大体このいわゆる高齢性難聴と呼ばれるのは、中等度以上ぐらいだというふうに基本的に考えております。私は理解しております。
○議長(北川誠次君) 質疑はありませんか。
 道下直樹君。
◆1番(道下直樹君) ご回答ありがとうございます。
 それでは、まずちょっと質問なんですけども、今回の補聴器についてどのような認識をされておりますか。まず、その原理原則からちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(北川誠次君) 檜山秋彦君。
◆23番(檜山秋彦君) 私はまだ補聴器を使ったことがない年齢でございまして、補聴器そのものの構造については理解しておりません。
○議長(北川誠次君) 質疑はありませんか。
 道下直樹君。
◆1番(道下直樹君) ありがとうございます。補聴器は加齢性難聴と言われます感音性難聴には全くとは言わないんですけれども、余り効果がないというふうに言われておりまして、耳の中の鼓膜が破けていたり、そういった方の伝音声難聴、それが大体5%なんですけども、その5%の方には効果があるんですけども、90%の感音性難聴、これはいわゆる加齢性難聴も含まれるんですけども、その方々には余り効果がないと。コミュニケーションがとれないというふうなデータも出ているんですけども、その件に関しては檜山議員どのようにお考えでしょうか。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 檜山秋彦君。
◆23番(檜山秋彦君) 当然ながら、聴覚が破壊されているといいましょうか、壊れている人には補聴器そのものは要らないわけで、全部聞こえない方には要らない、必要ないわけで、そういうことになるんじゃないでしょうか。
○議長(北川誠次君) 質疑はありませんか。
 道下直樹君。
◆1番(道下直樹君) 済みません。僕のちょっと質問の仕方が悪かったみたいで申しわけないです。
 まず、伝音声難聴というのは、外耳から内耳までの音を伝える部分に異常があると、そういった方には補聴器というのははっきり音が聞こえたり、コミュニケーションをとる話し声もよく聞こえるらしいんですね。感音性難聴というのは、聴神経が加齢になって、加齢で聞こえにくくなっていると、だからそのために補聴器というのはスピーカーの役割を行うので、音は大きく聞こえるんですけども、高音、低音というのが聞こえないらしいんですね。その感音性難聴では余り補聴器の効果がないというデータが出ているんですけども、その点に関してはもう一度質問させていただきます。
○議長(北川誠次君) 回答を求めます。
 檜山秋彦君。
◆23番(檜山秋彦君) 十分な理解のない提案者が提案しておりました。いろいろ教えていただきましてありがとうございます。ということでいいでしょうか。
○議長(北川誠次君) 質疑ありませんか。
 道下直樹君。
◆1番(道下直樹君) ご回答ありがとうございます。いま一度もうちょっと検討し直してから提案したほうがよい内容ではないかなと思うので、ぜひとももう一度ちょっと練り直していただけないかなと思います。
 これにて質疑を終わらさせていただきます。
○議長(北川誠次君) 檜山秋彦君。
◆23番(檜山秋彦君) 練り直せというご提案を受けとめました。いろいろ貴会派と相談させてもらいながら、もし修正できるなら修正する、そういう形で考えたいと思います。
○議長(北川誠次君) ほかに質疑はありませんか。
 以上で道下直樹君の質疑を終わります。
 ここでお諮りします。
 本定例会に上程しています議案のうち、議第64号の1件については、本日採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの1件について本日採決することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 委員会付託
○議長(北川誠次君) 次に、日程第4、委員会付託に入ります。
 本日採決します1件については、お手元に配付しました議案付託表のとおり、産業建設常任委員会に付託します。後刻、再開後に審査報告が願えますようよろしくお願い申し上げます。
 なお、産業建設常任委員会は第3・4委員会室にて開議されます。
 休憩します。
               午後5時2分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後5時55分 再開
○議長(北川誠次君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 委員会審査報告
○議長(北川誠次君) 日程第5、委員会審査報告に入ります。
 産業建設常任委員会に審査を付託していました案件を議題とし、委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員長井上芳夫君。
             〔11番 井上芳夫君 登壇〕
◆11番(井上芳夫君) それでは、ただいまから産業建設常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め、慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので、報告いたします。
議第64号 健康ふれあい公園クラブハウス・園路整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 なお、市民の皆さんが待ち望んでいる施設であり、安全対策に十分努めていただき、事業を進めてほしいという意見がありましたので、ご報告申し上げます。
 以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(北川誠次君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
 それでは、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午後5時58分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午後5時58分 再開
○議長(北川誠次君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第6 討論・採決
○議長(北川誠次君) それでは、日程第6、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 それでは、議第64号を起立により採決します。
 お諮りします。
 議第64号健康ふれあい公園クラブハウス・園路整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(北川誠次君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第64号は原案を可決することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第7 市庁舎整備等特別委員会の設置及び同委員の選任
○議長(北川誠次君) 次に、日程第7、市庁舎整備等特別委員会の設置及び同委員の選任を議題といたします。
 お諮りします。
 今後の庁舎整備に向けた取り組みを検討すべく、12人の委員をもって構成する市庁舎整備等特別委員会を設置することにご異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、12人の委員をもって構成する市庁舎整備等特別委員会を設置することに決しました。
 引き続き、お諮りします。
 ただいま設置されました市庁舎整備等特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、山本妙子君、大川恒彦君、森原陽子君、岡田彦士君、冨士谷英正君、小西励君、片岡信博君、平井せい治君、小川広司君、田中好君、檜山秋彦君、山本英夫君の以上12名を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました12人の方々を市庁舎整備等特別委員会委員に選任することに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 委員会付託
○議長(北川誠次君) 次に、日程第8、委員会付託に入ります。
 本定例会に上程しました案件は、お手元に配付しました議案付託表のとおり、所管の各常任委員会に付託します。
 来る7月5日の再開日に審査報告が願えますようよろしくお願い申し上げます。
 なお、各常任委員会は、28日に予算常任委員会を、7月1日に総務常任委員会を、2日に教育厚生常任委員会を、3日に産業建設常任委員会を、それぞれ第3・4委員会室で開議されます。各常任委員会はいずれも午前9時30分から開議されますので、ご留意願います。
 また、市庁舎整備等特別委員会は、本日、本会議散会後、第3・4委員会室で開議され、委員長及び副委員長の互選をよろしくお願いいたします。
 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。
 7月5日は定刻から本会議を再開することといたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 ご苦労さまでございました。
               午後6時2分 散会
ご利用について
  • この議会中継は近江八幡市議会の公式記録ではありません。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 「近江八幡市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。近江八幡市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。
  • 許可無く放送を中止させていただく場合がございます。