近江八幡市議会
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令和元年第3回(12月)近江八幡市議会定例会
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12月20日(金) 最終日
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内容
会議録
令和元年第3回(12月)近江八幡市議会定例会
12月20日(金) 最終日
第1 会議録署名議員の指名
第2 委員会の閉会中の継続審査
第3 委員会審査報告
第4 討論・採決
第5 議案の上程(提案理由説明)
議第139号
会第14号
第6 質疑
第7 委員会付託
第8 委員会審査報告
第9 討論・採決
午前9時30分 開議
○議長(北川誠次君) 皆さんおはようございます。
これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(北川誠次君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、
大川恒彦君
森原陽子君
の両名を指名します。
~~~~~~~~~~~
△日程第2 委員会の閉会中の継続審査
○議長(北川誠次君) 次に、日程第2、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
教育厚生常任委員長から、お手元に配付のとおり、委員会において審査中の議第124号近江八幡市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定については、制度の永続性を維持するためにも、将来の財源確保の見通し等を含め慎重に審査する必要があり、審査に時間を要するため、会議規則第111条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。
ここでお諮りします。
同委員長からの申し出のとおり、議第124号は閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(北川誠次君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第124号は、同委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。
~~~~~~~~~~~
△日程第3 委員会審査報告
○議長(北川誠次君) 次に、日程第3、委員会審査報告に入ります。
各常任委員会に審査を付託していました諸案件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求めます。
まず、予算常任委員会の報告を求めます。
予算常任委員長小川広司君。
〔21番 小川広司君 登壇〕
◆21番(小川広司君) 皆さんおはようございます。
それでは、ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、12月12日、13日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第110号 平成31(令和元)年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)
は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
なお、審査過程における主な意見として、まず自由討議の中で、広域観光ブランディング推進事業における嘱託職員の採用については、今回公募がなされていなかったが、適正かつ公正な人事が行われていることを誰に対しても明確に説明するよう、市長には義務があるとの意見が複数の委員より出ていました。当局に対しては、今後の事務執行において市民への明確な説明ができるようお願いするものであります。
また、債務負担行為補正における幼稚園、認定こども園及び小・中学校用務員業務委託事業については、現在の用務員が仮に令和2年4月から始まる会計年度任用職員制度に移行した場合の試算を行ったところ、民間委託が決して安くなる状況ではないこと、また現在学校のチームの一員としてきめ細かな対応をしている用務員を雇いどめすることにつながることになるとの意見がありました。
一方、当局が用務員業務を民間委託する背景には、用務員が急に退職などをされた場合の人員補充ができづらい状況になっており、子ども第一を考えて安定的な状況を確保するべきであって、決してコストを下げることが目的ではないのではないかという意見もありました。
続いて、討論の中で、債務負担行為補正における幼稚園、認定こども園及び小・中学校用務員業務委託事業については、これまで働いてきた用務員を一斉に解雇することになり、業務委託の仕様書以外の業務を現場で依頼することができなくなり、仮に依頼すれば偽装請負になるのではないか、また当事者である用務員に一切知らせず、民間委託を提案するのはもってのほかであり、民間委託しても経費削減にならないため、会計年度任用職員制度に移行することを強く求めて議案には反対し、今回の委員会で議論があったことから予算を執行しないように求めるとの反対討論がありました。
以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(北川誠次君) 次に、総務常任委員会の報告を求めます。
総務常任委員長岡田彦士君。
〔14番 岡田彦士君 登壇〕
◆14番(岡田彦士君) 続きまして、総務常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、12月16日に委員会を開催し、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
まず、予算関連議案につきまして、
議第113号 平成31(令和元)年度近江八幡市文化会館事業特別会計補正予算(第1号)
議第114号 平成31(令和元)年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)
以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、条例関連議案につきまして、
議第115号 近江八幡市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について
議第118号 近江八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第138号 近江八幡市特別史跡安土城跡ガイダンス施設条例の一部を改正する条例の制定について
以上3件は、全員賛成で可決をすべきものと決しました。
最後に、その他議案につきまして、
議第126号 近江八幡市国土利用計画(第2次)を策定することにつき議決を求めることについて
議第127号及び議第128号、いずれも公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて
以上3件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
なお、審査の過程で議第126号に関して、今後、市街化区域や農振地等の面積の目標割合を明らかにすることや住宅地の中における優良農地の転用緩和政策の検討が必要であるという意見がありました。
また、議第138号に関して、ガイダンス施設のトイレについて、現在維持管理経費は全額を市税で賄っているが、応益負担の観点から何らかの形で転嫁するなど、今後分析が必要であるという意見が出されました。
以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(北川誠次君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。
教育厚生常任委員長岡山かよ子君。
〔12番 岡山かよ子君 登壇〕
◆12番(岡山かよ子君) おはようございます。
引き続きまして、教育厚生常任委員会の審査報告を行います。
本定例会におきまして当委員会に付託をされました諸案件を審査するため、12月17日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告をいたします。
まず、予算関連議案につきまして、
議第111号 平成31(令和元)年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議第112号 平成31(令和元)年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)
以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、条例関連議案につきまして、
議第121号 近江八幡市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について
議第122号 近江八幡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第123号 近江八幡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
以上3件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、その他議案につきまして、
議第132号から議第136号まで、いずれも公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて
以上5件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、議員提出議案につきまして、
会第12号 介護保険制度 要介護1・2は介護保険給付で行うことを求める意見書の提出について
会第13号 後期高齢者医療制度の窓口負担の現行1割継続を求める意見書の提出について
以上2件は、賛成少数で原案を否決すべきものと決しました。
最後に、請願につきまして、
請願第3号 精神障がい者に対する福祉医療費助成制度の充実を求め、県に対し意見書の提出を求める請願
は、賛成多数で原案を採択すべきものと決しました。
なお、審査過程における主な意見といたしまして、請願第3号については、精神障害者の医療費助成においては既に精神科通院は自己負担が1割で済むように自立支援医療制度が行われており、他の診療科で受診されている割合を明確にしないといけないこと、また制度を県に要望しても市の負担が必要になることから、概算の予算を明確にすることが必要であるとの意見、また全国で同じように悩んでいる人がいるから、国に対する意見書に変えてもらいたいとの意見がございました。
一方で、今回の請願については、請願者の請願趣旨を受け、市議会が意見書を県に提出するかどうかの論議をするものであり、請願採択の後、意見書を提出する際には当然意見書の記述内容の精査を行うものであるから、請願採択の今の段階では財源のことまで論議する必要はないのではないかという意見や、障害者総合支援法では、身体、知的、精神の3つの障害制度を同等に扱わなければいけないが、精神障害制度については他の2つの障害制度に追いついていない状況であり、そのことで苦しんでいる人を助けたいという真摯な市民の要望に議会はお応えするべきだという意見がございました。
以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同よろしくお願いをいたします。
○議長(北川誠次君) 最後に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
産業建設常任委員長井上芳夫君。
〔11番 井上芳夫君 登壇〕
◆11番(井上芳夫君) 続きまして、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査のため、12月18日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告いたします。
まず、条例関連議案につきまして、
議第125号 近江八幡市給水条例の一部を改正する条例の制定について
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
次に、その他議案につきまして、
議第129号から議第131号まで及び議第137号、いずれも公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて
以上4件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
なお、審査の過程において、議第125号近江八幡市給水条例の一部を改正する条例の制定については、今回の改正に伴い対象となる事業者に対して周知徹底していただきたいという意見がありましたので、ご報告させていただきます。
以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様方のご賛同よろしくお願いいたします。
○議長(北川誠次君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
~~~~~~~~~~~
△日程第4 討論・採決
○議長(北川誠次君) 次に、日程第4、討論・採決に入ります。
まず、市長提出議案のうち、発言通告がありました案件について、討論・採決を行います。
それでは、予算関連議案について討論を行います。
まず、檜山秋彦君の発言を許します。
檜山秋彦君。
〔23番 檜山秋彦君 登壇〕
◆23番(檜山秋彦君) 議第110号について反対討論を行います。
今回、当局提案の特別会計補正あるいは事業会計補正等の提案に対しては賛同いたしますし、議第110号についても第2表債務負担行為補正の幼稚園及び小・中学校用務員委託事業以外の事業については、意義を認め賛成するものであります。
しかしながら、この幼稚園及び小・中学校用務員委託事業については、以下に述べる理由からこれを容認することができません。したがって、補正予算案全体に、そのものに反対することになります。
これまで公立幼・小・中校園の用務員は、半年雇用の1回更新、毎年採用試験をするという不利益な雇用形態でありながらも、雇用が継続されるという実態ゆえに安心して勤めてこられました。平均6.3年、10年以上の方が6人もおられて、最年長者で15年という勤続年数はそのことを何よりも物語っております。
学校の中で、建物の細部にわたって熟知し、誰よりも用具、備品の管理状況を把握し、頼られている用務員を29人中26人、一気に雇いどめ状況にするとは暴挙と言う以外にありません。
何よりも児童・生徒の安全・安心を第一に考えての民営化だと教育長は答弁しましたが、そう考えるなら逆に現在の用務員を引き続き雇用するのが筋ではありませんか。
教育委員会は、あれこれ言いわけされましたが、民間委託にすれば基本的に校園長を初め教職員は用務員に仕事を直接依頼できなくなります。校園長は、用務員の上司ではなくなり、用務員を雇う民間企業の責任者を通じて用務員に指示をしてもらう以外にないからです。
用務員は、教育環境の整備、管理運営業務の一端を担っているので、日々の行事日程の進行に合わせて常に教職員と緊密な連携を図らなければなりません。仕様書によって対応すると教育委員会は説明されましたが、仕様書に書き切れない事態が日々生起するのが教育の現場です。目前の状況にたまらず、教職員が用務員に仕事を頼むことが必ず起こるでしょう。それが偽装請負という違法行為になります。
各地で労働局からの指導を受け、偽装請負の是正を求められることが起こっています。偽装請負によって、中には一度民間委託した用務員を直接雇用に戻した自治体も出てきています。
また、教育長は、市費による直接雇用の場合、欠員が生じたときに補充することが極めて困難であり、現場の子どもたちや教職員に多大な迷惑がかかると強調されました。しかし、欠員が埋まらない本当の原因は、用務員職場が既に低賃金で不安定な身分になっているからです。加えて、もともと2人職場だった大規模校を1.5人にして苛酷な業務を押しつけるからです。
この問題の真の解決は、用務員の待遇改善と身分の安定を図ることにより、教育現場の期待に応えることではなかったでしょうか。現に、教育長や私が教育現場にいたころの用務員はほとんど終身雇用であり、給与も職場も住まいも安定的に保障されていたではありませんか。そのころには、そんな非常事態はほとんど起こりませんでした。
さらに、看過できないのは、今回の仕打ち、あえて仕打ちと言いますが、用務員という市の基礎的職場の職員に対して、余りに卑劣で冷酷なやり方で執行されたことであります。
今回の制度変更は、12月議会の提案によって当事者である用務員も知ることになったと、当事者と組合員から聞いています。これは極めて理不尽なやり方であると言わねばなりません。
11月以来、市の総務課は、非常勤職員に対して会計年度任用職員制度についての説明会を数回開催されました。用務員職場からも何人かが参加され、やった、ボーナスが出る、給与が上がると喜んで帰っていかれました。本当はこのとき既に雇いどめ、失職が決まっていたんです。そうじゃありませんか。
教育現場を底辺で支える仕事に、近江八幡市公務員として意義と使命を感じて安月給の中でも懸命に働いてこられた用務員に、余りと言えば余りにひどい仕打ちです。これがハートフル小西理市政の実態だとは悲しくて涙もかれます。
小西市長は、さきの9月議会で私の質問に答えて、行政改革については民でできることは民で、官でなければならないことは官で、できる限り民間の力を活用しながら、官では少ない人員において高度なサービスの提供できるような体制を進めてまいりたいと述べておられます。
市長は、用務員の仕事を高度なサービスの提供に当たらない単純な肉体労働程度にお考えのように見えます。幼児期から思春期前期にわたる教育は、極めて高度な知識と経験を要する仕事であると私は考えます。用務員は、それを支える、さらに高度なサービスを提供する仕事なのです。
子どもを大切にしない市政に未来はないと市長は幾度も言われました。それなら、用務員は市の直接雇用でなくてはならないのではないでしょうか。
行政改革に臨む姿勢として、市長はさきの市長の行政改革大綱とその基本政策を期間の終わる来年度まで踏襲すると言われました。行政改革は一般的にはコスト削減を目指して行われます。ところが、委員会審議等で明らかになったことは、必ずしも民営化がコスト削減につながらないということでした。結局のところ、コストは逆に増嵩するということです。これらは本来の行革にならないということにはならないでしょうか。
私は、人減らし、合理化の行革は近江八幡市を市民社会の活力を奪う負のスパイラルに落ち込ませると9月議会で警告しました。徐々に私の警告が現実になっていくように思われてなりません。小西市長は、間違いは間違いとして正す勇気をお持ちの方であると確信しています。直ちにもとに戻されることを求めます。
私たち日本共産党は、働く人の生活と権利を守る立場から、事実上の雇いどめになる今回の民間委託に断じて反対します。当事者の同意なく、民間委託に移行されることがないよう強く求めるものです。学校園の用務員を会計年度任用職員として直接雇用することを強く求めます。
以上で反対討論を終わります。
○議長(北川誠次君) 次に、山本妙子君の発言を許します。
山本妙子君。
〔3番 山本妙子君 登壇〕
◆3番(山本妙子君) 改めまして、皆様おはようございます。公明党の山本妙子でございます。
議第110号平成31(令和元)年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)について賛成討論をさせていただきます。
このたび幼稚園及び小・中学校用務員業務委託事業といたしまして、令和2年度から令和4年度の3年間において、1億7,788万5,000円の補正予算が組まれております。
この事業に取り組む一番の要因は人員確保であります。いつ何どき、予期せぬことが起こるかわからないのが常であります。そうしたときに、今の体制では人員確保が大変難しいということであります。こうしたことが現場の教員、ひいては子どもたちに一番大きく影響すると考えたからであります。
何かあったときに今の体制では人員を即座に確保することが難しく、それを回避するのに補充人員を常に確保しておくことは不可能なことであります。しかし、その点において業務委託した場合、契約期間である間は責任を持って常に人員を確保できるという点であります。
また、各幼稚園、小・中学校において一貫した事業内容が提供できるということも一つの利点であります。
そこで、今現在働いておられる用務員の方々の最も重大な心配事は、来年度4月になって働き口がなくなるのではないかということであります。しかし、この点においても、公募型プロポーザルにより、受託業者を選考する際に、現在雇用している用務員の方々への配慮のあり方が審査の対象とされているということであり、ご本人が希望される場合、継続して働けるよう進めていきたいということであります。
今現在、用務員として働いておられる方々は市の用務員業務を十分に熟知されており、安心して任せられるということもあります。決して、今雇用されている方々が路頭に迷うことなく、安心して働けるような環境を整えていただくことを最大限に配慮していただきますよう強く要望いたします。
そして、学校現場において子どもたち、教員、用務員の方々がより一層すばらしい環境で過ごせるよう願っております。まずは、3年間ということで聞いておりますが、教育委員会事務局の各課と各園、学校、そして受託業者が常に連携をとりながら慎重に取り組んでいただきたいことを申し添え、賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(北川誠次君) 以上で予算関連議案についての討論を終わり、これより採決します。
お諮りします。
議第110号平成31(令和元)年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(北川誠次君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第110号は原案を可決することに決しました。
次に、市長提出議案のうち、討論のない案件について、予算関連議案、条例関連議案、その他議案の順に一括採決します。
まず、予算関連議案について、議第111号から議第114号までを一括採決します。
お諮りします。
議第111号平成31(令和元)年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議第112号平成31(令和元)年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)、議第113号平成31(令和元)年度近江八幡市文化会館事業特別会計補正予算(第1号)、議第114号平成31(令和元)年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)、以上4件は、総務及び教育厚生の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) ご異議なしと認めます。よって、議第111号から議第114号までの4件は原案を可決することに決しました。
次に、条例関連議案について、議第115号、議第118号、議第121号から議第123号まで、議第125号及び議第138号を一括採決します。
お諮りします。
議第115号近江八幡市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について、議第118号近江八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第121号近江八幡市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について、議第122号近江八幡市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第123号近江八幡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議第125号近江八幡市給水条例の一部を改正する条例の制定について、議第138号近江八幡市特別史跡安土城跡ガイダンス施設条例の一部を改正する条例の制定について、以上7件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) ご異議なしと認めます。よって、議第115号、議第118号、議第121号から議第123号まで、議第125号及び議第138号の7件は原案を可決することに決しました。
次に、その他議案について、議第126号から議第137号までを一括採決します。
お諮りします。
議第126号近江八幡市国土利用計画(第2次)を策定することにつき議決を求めることについて、議第127号から議第137号まで、いずれも公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて、以上12件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) ご異議なしと認めます。よって、議第126号から議第137号までの12件は原案を可決することに決しました。
次に、議員提出議案について討論・採決を行います。
まず、会第12号について討論を行います。
森原陽子君の発言を許します。
森原陽子君。
〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 日本共産党の森原陽子です。
会第12号介護保険制度 要介護1・2は介護保険給付で行うことを求める意見書についての賛成討論を行います。
少子・高齢化において高齢者介護は重要な課題です。高齢期を住みなれた地域で生き生きと暮らすためには、健康寿命を引き上げていくことが重要です。介護状態になることを予防し、要介護状態になっても適切なサービスを受けることにより重度化を防ぐことが本人や家族、事業者や社会全体にとって必要です。
安倍政権は、2015年の法改悪で要支援1・2について介護保険給付から自治体の裁量で運営する総合事業に移行しました。保険給付であれば全国どこに住んでいてもサービスを受けることができますが、総合事業では市町村に裁量が発生し、それぞれの市町村で違った運用、サービス提供の違いが生じています。総合事業では、卒業を前提とするため、サービスの利用が抑制されます。
さらに、要介護1・2まで総合事業へと移行することになれば、社会保険制度の体をなさなくなると言えます。この間、進められてきた介護保険法の改悪のたびに、配偶者や扶養家族に与える経済的な影響が問題になってきましたが、要介護1・2まで総合事業に移行すれば、さらなる利用者負担増だけでなく、適切なサービスが受けられない要介護者の増加や重度化が懸念されます。
要介護1・2は決して軽度者ではありません。総合事業への移行は、介護離職、老老介護、孤立死などを増加させ、生活や家族関係を破綻させることにもつながる国民全体への重大な問題です。
今回の厚生労働省の介護保険制度の見直しに関する取りまとめ案を提示した12月16日の社会保障審議会において、要介護1・2の介護給付外し、総合事業への移行は引き続き検討事項となりました。しかし、経団連の委員などから、さらなる給付抑制を求める意見が相次ぎました。介護の実情からは到底受け入れられるものではありません。
介護保険制度創立時の趣旨を鑑み、介護が必要になったとき、国民誰もが安心してサービスを受け、重度化を防げるように、現行どおり要介護1・2は介護保険給付で行うことを強く求めます。
以上、賛成討論といたします。
○議長(北川誠次君) 以上で討論を終わり、これより会第12号について起立により採決します。
念のため申し上げます。
本件に対する教育厚生常任委員長の審査報告は否決であります。
原案について採決します。
お諮りします。
会第12号介護保険制度 要介護1・2は介護保険給付で行うことを求める意見書の提出については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(北川誠次君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、会第12号は原案を否決することに決しました。
次に、会第13号について討論・採決を行います。
それでは、会第13号について討論を行います。
玉木弘子君の発言を許します。
玉木弘子君。
〔9番 玉木弘子君 登壇〕
◆9番(玉木弘子君) 皆さんおはようございます。日本共産党玉木弘子です。
会第13号後期高齢者医療制度の窓口負担の現行1割継続を求める意見書の提出について賛成討論を行います。
ことし10月からの消費税の引き上げにより、またこの間の毎年の公的年金の引き下げで、年金生活者の生活困窮はさらに拍車がかかり、高齢者の貧困は深刻となっています。
厚労省の試算によりますと、現在窓口1割負担の患者について一律に2割に引き上げた場合、1年間の平均自己負担額は75歳から79歳では4万7,000円から7万1,000円ふえるとしています。
ただでさえも出費を抑えようとしている高齢者に、医療費の窓口負担が現行の1割から2割になれば、診療を必要とするときに受診を控え重症化を招くことは明らかです。
戦後の焼け野原から奇跡的な発展を遂げた我が国を支えてこられた高齢者の方々の命と健康を守るとりでである後期高齢者医療制度は、今後も窓口負担の1割を堅持すべきです。
よって、意見書に上げられているとおり、後期高齢者医療制度の窓口負担の現行1割継続を求める意見書に賛成いたします。
以上、賛成討論といたします。
○議長(北川誠次君) 以上で討論を終わります。
これより会第13号について起立により採決します。
念のため申し上げます。
本件に対する教育厚生常任委員長の審査報告は否決であります。
原案について採決します。
お諮りします。
会第13号後期高齢者医療制度の窓口負担の現行1割継続を求める意見書の提出については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立少数〕
○議長(北川誠次君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、会第13号は原案を否決することに決しました。
次に、請願について討論・採決を行います。
それでは、請願第3号について討論を行います。
まず、道下直樹君の発言を許します。
道下直樹君。
〔1番 道下直樹君 登壇〕
◆1番(道下直樹君) 皆様おはようございます。公政会道下直樹でございます。
請願第3号精神障がい者に対する福祉医療費助成制度の充実を求め、県に対し意見書の提出を求める請願について、公政会を代表して、請願書の内容については反対をするものではなく、審議不十分でやむを得ず反対の立場で討論させていただきます。
公政会では、この請願書について大変重く受けとめており、私も教育厚生常任委員会において慎重な審議をしなければならないと思い、請願趣旨の数字などの事前質問を提出していました。
しかし、残念ながらその事前質問に対する回答を紹介議員代理委員から得ることができず、請願書について十分な理解を深められないまま審議をすることになり、市民の皆様に説明責任を果たせないため、反対せざるを得ない状況に陥ってしまいました。
教育厚生常任委員会でも申し上げましたが、精神障害者への理解を深めることが大切であり、内容を十分に理解した上で納得して賛成すべきものだと考えております。
また、ほかの議員の皆様も精神障害に対してどれだけの理解を持っていらっしゃるのか、私自身この案件が出された後、必死に精神障害への理解を深めるために勉強しました。しかしながら、まだまだ理解不足なところがたくさんあります。
このまま請願書が採択された場合、県に対し意見書を求める際には精神科医や学識経験者等の意見を求め、しっかりと議員全員で勉強してから意見書提出を求めることが、精神障害者のみならず市民の皆様に対して責任を果たすことにつながると我々は考えております。
我々公政会は、この問題を滋賀県や地方自治体のみならず全国で困っている精神障害者の方に対して国の施策として考えていくべきだと我々は考えております。そのほうが全ての精神障害者の方にとってよいのではないかと考えております。
もしこのたび議決され、県に提出し採択されれば、長浜市さんベースでございますけども、1級、2級の方を対象にして計算しますと最大1億円が自治体の負担になり、財政負担が大きくなるため実施できない自治体も出てくる可能性があります。
このことからも、国の施策でなければ公平かつ公正な施策にならないと考えております。
賛成される議員の方々は、困っている精神障害者のためには直ちに実施すべき施策であると述べられるかもしれません。しかし、請願者の方は、精神障害者に対して滋賀県や奈良県のみならず全国的に平等な救済を望んでいらっしゃるのが本意なのではないでしょうか。もちろん、我々もそれを望んでおります。
以上のことから、今回理解が深まらず、審議不十分であると判断し、やむを得ず賛成できないことはとても残念でございますが、今後我々の会派でもしっかりと勉強した後に厚生労働省に出向き、国に対して精神障害者に対する福祉医療助成制度の充実を求める要望書を次の議会以降、提案させていただこうと考えております。
以上のことをお伝え申し上げるとともに、議員の皆様の良識あるご判断とご賛同を求めて反対討論とさせていただきます。ありがとうございます。
○議長(北川誠次君) 次に、山本英夫君の発言を許します。
山本英夫君。
〔24番 山本英夫君 登壇〕
◆24番(山本英夫君) チームはちまんの山本英夫です。
私は、請願第3号精神障がい者に対する福祉医療費助成制度の充実を求め、県に対し意見書の提出を求める請願について賛成の立場で討論をいたします。
上程されました請願趣旨にありますように、精神障害者の就労実態及びその収入状況は困難を伴う現状であると推察することができます。
教育厚生常任委員会の審査報告でも触れておられた2018年に改正された障害者総合支援法では、その対象を身体障害者、知的障害者、精神障害者及び難病患者とされており、障害の有無にかかわらず全ての国民が基本的人権を持つ個人として尊厳を尊重され、ともに生きる社会を実現すること、そのために障害のある人が地域社会で日常生活や社会生活を営むための支援を受けることができること、妨げとなる物事や制度、観念など、あらゆるものの除去に努めることとこの法の理念が定義づけされています。
今回の請願の趣旨にあります福祉医療制度が県の制度であることは十分承知されていることと思いますが、この福祉医療制度の身体障害者と知的障害者の助成の範囲が精神障害者には適用されていないということが、この法律の理念に照らし合わせて考えると不平等、不公平な状態にあることは理解できるものと考えます。
当事者の立場をおもんぱかればこうした状況に不平等を感じ、是正を求める行動をされることは必然であることと思います。
また、この請願が通れば、議会として意見書を検討していく段階で当市の実態やさまざまな状況がより一層解明され、その実態に応じた施策のあり方なども議論されることとなります。
よって、この請願に対し、チームはちまんとして賛成の意をあらわし、討論といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(北川誠次君) 以上で討論を終わり、これより請願第3号について起立により採決します。
原案について採決します。
お諮りします。
請願第3号精神障がい者に対する福祉医療費助成制度の充実を求め、県に対し意見書の提出を求める請願は、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(北川誠次君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、請願第3号は採択することに決しました。
~~~~~~~~~~~
△日程第5 議案の上程(提案理由説明)
議第139号
会第 14号
○議長(北川誠次君) 次に、日程第5、議案の上程を行います。
議第139号及び会第14号の2件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
山下議会事務局長。
◎事務局長(山下彰人君) 朗読いたします。
令和元年第3回(12月)近江八幡市議会定例会追加提出議案
市長提出議案
議第139号 馬淵財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて
議員提出議案
会第14号 合併処理浄化槽の更新にかかる交付金の復活に関する意見書の提出について
以上であります。
○議長(北川誠次君) 次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 皆さんおはようございます。
本日追加いたします案件につきまして提案理由のご説明を申し上げます。
議第139号馬淵財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、馬淵財産区の財産区管理委員の任期満了に伴いまして、委員を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。
以上、追加いたしました議案につきましてご審議いただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。ありがとうございます。
○議長(北川誠次君) 次に、議員提出議案の提案理由の説明を求めます。
辻正隆君。
〔13番 辻 正隆君 登壇〕
◆13番(辻正隆君) 提出者を代表いたしまして、会第14号の意見書について朗読をもちまして提案理由の説明とさせていただきます。
合併処理浄化槽の更新にかかる交付金の復活に関する意見書の提出について
平成31年1月24日、環境省より「循環型社会形成推進交付金等の財源には限りがあることから、単独処理浄化槽やくみ取り便槽の合併処理浄化槽への転換に予算を重点化していく」との方向性が示されました。そのことにより、浄化槽の更新時や新たな開発時については交付対象から除外されることになり、本年4月1日から適用するとされました。
全国的に公共下水道の整備が見込まれない地域に対して浄化槽の設置が進められてきました。浄化槽の耐用年数は約30年と言われており、今後、順々に更新時期を迎えることが予想されます。
従来、真に社会的便益に相当する一定割合(4割)を公費負担するとの考え方に基づき、浄化槽の設置に対して国庫補助を受けてきました。浄化槽に流入する汚濁負荷のうち社会的便益に相当する分(生活雑排水由来の汚濁負荷を除去したうち、家庭内の努力によっても削減できない分)が約4割であることを根拠としてきた経緯に鑑みれば、汚水処理未普及解消に繋がらない場合であっても等しく公費負担を受けられるべきと考えます。
災害時において、下水道は局所的な被災であっても広範囲に影響を及ぼしますが、浄化槽は線的・面的に影響を及ぼすことなく継続して汚水処理ができることが評価されており、浄化槽を整備すること自体が防災・減災対策の一つでもあると考え、本市では浄化槽設置に関して面的整備事業を推進してまいりました。現在では、浄化槽による汚水処理人口が市民の約23%を占めている状況であります。また、財政面においても人口減少問題を鑑み、合併処理浄化槽の方が優位性があることから本市では推進しており、この本市の施策は全国的にも模範となっております。
一方で、下水道事業においては老朽化に伴う更新のような汚水処理未普及解消に繋がらない場合であっても、ストックマネジメント計画を策定することによって公費負担が可能な制度となっており、浄化槽設置整備事業についても下水道事業における公費負担の考え方に準じるべきであると考えます。
よって、国におかれましては、汚水処理未普及解消に繋がらない場合であっても従来通りの国庫補助が受けられるよう、合併処理浄化槽の更新にかかる交付金の復活について格段のご配慮をよろしくお願い申し上げます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(北川誠次君) 以上で議案の上程を終わります。
それでは、ただいま上程しました議第139号及び会第14号の2件について、質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
休憩します。
午前10時36分 休憩
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午前10時36分 再開
○議長(北川誠次君) 再開します。
~~~~~~~~~~~
△日程第6 質疑
○議長(北川誠次君) それでは、日程第6、質疑に入ります。
発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
~~~~~~~~~~~
△日程第7 委員会付託
○議長(北川誠次君) 次に、日程第7、委員会付託に入ります。
お諮りします。
ただいま議題となっています議第139号及び会第14号の2件については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) ご異議なしと認めます。よって、議第139号及び会第14号の2件については委員会付託を省略することに決しました。
それでは、議第139号及び会第14号の2件について、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
休憩します。
午前10時37分 休憩
~~~~~~~~~~~
午前10時37分 再開
○議長(北川誠次君) 再開します。
~~~~~~~~~~~
△日程第9 討論・採決
○議長(北川誠次君) それでは、日程第9、討論・採決に入ります。
発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
それでは、市長提出議案について起立により採決します。
お諮りします。
議第139号馬淵財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(北川誠次君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第139号は原案に同意することに決しました。
次に、議員提出議案について起立により採決します。
お諮りします。
会第14号合併処理浄化槽の更新にかかる交付金の復活に関する意見書の提出については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立全員〕
○議長(北川誠次君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第14号は原案を可決することに決しました。
ここで、お諮りします。
本日意見書が可決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(北川誠次君) ご異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は、議長に一任願うことに決しました。
以上をもって本日の日程は全て終了し、本定例会に付議されました案件は全て議了しました。
ここで、市長からご挨拶をいただきます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
議員の皆さん方におかれましては、去る11月28日、令和元年第3回市議会定例会を招集させていただきましたところ、平成31(令和元)年度一般会計補正予算案など提案させていただきました議案につきましては、継続審議となりました議第124号近江八幡市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例を除き、原案どおりご可決を賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。
今議会の審議の過程におきまして、議員の皆さん方から賜りましたご意見やご提案につきましては、私以下全ての職員がこれを真摯に受けとめ、今後の市政運営に当たり反映できますよう鋭意努力してまいりたいと存じます。
さて、先日15日に駅前のアクア21において、地域型利用者支援事業拠点施設「はちはぴひろば」がオープンいたしました。駅前の商業施設という立地のよい場所をお借りし、子どもの遊び場と保護者向けの相談窓口を併設しております。お買い物やお出かけの折には、気軽にお立ち寄りいただき、多くの方々に利用していただきたいと存じます。
若い世代の話題といたしましては、八幡中学校の生徒会新聞「輝け!八中みんなの学校」が創刊から35年を迎え、今まで7,500号以上発刊されてきているということをお聞きいたしました。学校の文化としていつまでも続けていっていただきたいと思います。
また、近江兄弟社高校女子バレーボール部が来年1月5日に東京で開催される第72回全日本バレーボール高等学校選手権に出場されることや、本市にお住まいの看護師北川木之美さんが成年海外協力隊員として西アフリカのガーナ共和国へ派遣され、現地の小・中学校に保健室をつくる活動に従事されるというお話をお聞きし、市内の若者が全国や世界で活躍されていることをとても喜ばしく感じておるところでございます。
一方、今月の初めには、シルバー人材センター会員の皆様によって年末恒例の官庁街清掃奉仕作業を行っていただきました。大変寒い中、200名を超える方々がご参加いただき、とてもきれいになりました。シルバー世代の方々も若い世代に負けず、いつまでもお元気で活躍されることを願っております。
このように、子どもからお年寄りまで全ての世代で生き生きと過ごせるようなまちづくりを進めてまいりたいと考えております。議員の皆様のご理解、ご協力、今後ともよろしくお願いを申し上げます。
これから先、ますます寒さが厳しくなる中、議員の皆さん方におかれましては年末年始の行事等で何かとご多忙の日々が続くとは存じますけれども、どうかくれぐれもご自愛いただき、ご家族おそろいで輝かしい初春をお迎えになられますとともに、新年のなお一層のご活躍を祈念し、あわせまして市政発展へのより一層のご協力もお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
○議長(北川誠次君) それでは、第3回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
去る11月28日に開会しました本定例会も、議員各位を初め市長並びに当局の皆様方のご協力によりまして、本日ここに無事、閉会の運びとなりました。厚く御礼を申し上げたいと存じます。
当局におかれましては、今定例会の中で各議員から出されました意見や要望を十分尊重され、市政の一層の発展に努められますようお願い申し上げるものであります。
議会といたしましても、引き続き市民福祉の向上、市民生活の充実に向けて一層努めてまいる所存であります。
いよいよ本年も残りわずかとなり、寒さも一段と厳しくなってまいります。皆様方におかれましては、健康に十分ご留意をいただき、どうぞよい新年をお迎えになられますようご祈念を申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
それでは、これをもちまして令和元年第3回近江八幡市議会定例会を閉会いたします。
皆さん大変ご苦労さまでございました。
午前10時44分 閉会
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