令和2年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
5月29日(金) 初日
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 諸般の報告
議長報告、監査報告、市長報告
第4 議案の上程(提案理由説明)
議第77号~議第90号
第5 質疑
第6 委員会付託
第7 委員会審査報告
第8 討論・採決
午前9時30分 開会
○議長(片岡信博君) 皆さんおはようございます。
本日、22番田中好君から欠席の届けを受けておりますので、ご報告いたします。
これより本日招集されました令和2年第2回近江八幡市議会定例会を開会します。
直ちに会議を開きます。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(片岡信博君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、
辻 正隆君
岡田彦士君
の2名を指名します。
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△日程第2 会期の決定
○議長(片岡信博君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。
本定例会の会期は、お手元に配付しましたとおり、本日から6月19日までの22日間としたいと思いますが、これに異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から6月19日までの22日間と決定しました。
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△日程第3 諸般の報告
○議長(片岡信博君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
まず、議長報告を行います。
さきの定例会以降における議長等の活動状況につきましては、お手元に配付いたしました報告書のとおりでございます。ご了承をお願い申し上げます。
次に、監査報告に入ります。
監査委員の報告を求めます。
監査委員岡山かよ子君。
〔12番 岡山かよ子君 登壇〕
◆12番(岡山かよ子君) 皆様おはようございます。監査委員の岡山でございます。
例月の現金出納検査の結果について、次のとおりご報告を申し上げます。
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、一般会計、各特別会計、各基金会計並びに各公営企業会計につきまして、令和2年2月に1月分を、3月に2月分を、4月に3月分の現金出納検査を執行いたしました結果、いずれの会計とも現金等のあり高を初め歳入歳出等の計数は正しく、かつ出納に係る事務処理も妥当と認めました。
よって、同条第3項の規定に基づき、その結果を市長、議長にご報告をいたしました。
また、この詳細な内容につきましては、例月現金出納検査報告書のとおりでございますので、ごらんいただきたいと存じます。
以上をもちまして監査報告とさせていただきます。
○議長(片岡信博君) 次に、市長報告に入ります。
地方自治法の規定に基づき、報第4号平成31(令和元)年度近江八幡市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について、報第5号平成31(令和元)年度近江八幡市一般会計予算事故繰越し繰越計算書について、報第6号平成31(令和元)年度近江八幡市水道事業会計予算繰越計算書について、報第7号平成31(令和元)年度近江八幡市下水道事業会計予算繰越計算書について、報第8号公益財団法人近江八幡市国際協会の平成31(令和元)年度決算等及び令和2年度予算等について、報第9号公益財団法人安土町文芸の郷振興事業団の令和2年度予算等について、報第10号請願の処理の経過及び結果について、以上7件の報告が提出されましたのでご了承をお願いいたします。
以上をもちまして諸般の報告を終わります。
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△日程第4 議案の上程(提案理由説明)
議第77号~議第90号
○議長(片岡信博君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。
議第77号から議第90号までの14件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
山下事務局長。
◎事務局長(山下彰人君) 朗読いたします。
令和2年第2回(6月)近江八幡市議会定例会提出議案
議第77号 令和2年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)
議第78号 近江八幡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についてほか条例改正議案9件
議第88号 近江八幡市学校内ネットワーク構築業務委託契約の締結につき議決を求めることについてほかその他議案2件
以上であります。
○議長(片岡信博君) 次に、提案理由の説明を求めます。
小西市長。
〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) おはようございます。マスクをつけたままご挨拶させていただく失礼をご容赦いただきたいと思います。
令和2年第2回6月定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に関する市独自の各事業につきましては、さきの臨時議会においてご可決いただきました第一弾をスタートいたしました。国、県の施策の実施とともに、市民の皆様に確実かつ迅速に届くよう取り組んでまいりたいと思っております。引き続き、さらなる施策の打ち出し等を行っていきたいと考えておりますので、ご理解、ご協力のほどをよろしくお願いを申し上げます。
また、この間、さらに市民の皆様を初め、事業者や各種団体の皆様から、マスクや防じん服、つい立てなど、さまざまなご支援をいただきました。この場をおかりして御礼を申し上げます。福祉や子育て支援の現場などに配付して活用させていただいております。
特別定額給付金につきましては、本日まで既に4回、合計で2,382件、5億8,370万円を申請された方々に支給しております。なお、新型コロナウイルス感染症対策へのお問い合わせは、市の対応窓口につながる専用電話を開設しております。また、各種支援に関しては、市独自施策を含め、新型コロナウイルス感染症の影響に対する支援一覧保存版として、広報「おうみはちまん」6月号に掲載しておりますので、ご活用いただければ幸いでございます。
国による緊急事態宣言につきましては、一部を除き、5月14日に解除され、滋賀県でも同日、施設の使用制限、いわゆる休業要請が解除されました。21日には京都、大阪、兵庫の3府県が、25日には北海道及び首都圏の緊急事態宣言も解除され、全国的には4月中旬の極めて厳しい状況から幾分小康状態になったものの、本市におきましては、この2週間で3名の方の感染が確認されるなど、まだまだ安心できる状況ではございません。
そのような中ではございますけれども、感染拡大の防止に十分配慮した上で、幼稚園、こども園は5月25日から段階的に、小・中学校は6月1日からそれぞれ再開することといたしております。また、市内各施設についても、一部を除いて、順次休館を解除し、少しずつではありますが、社会活動の再始動に向けて取り組んでまいります。
一方、市内の事業者の皆様には、この間、県の休業要請等にご協力いただきましたことにつきまして、厚く御礼を申し上げたいと思います。人の交流が途絶えたことによる事業への影響は大きく、もとどおりになるには一定の期間が必要となると思います。しばらくは感染拡大防止と社会経済活動の両立をバランスよく進めていきたいと考えているところでございます。
それでは、本日提出いたします議案につきまして説明を申し上げます。
初めに、補正予算議案の提案説明をさせていただきます。
議第77号令和2年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ6,759万1,000円を追加し、予算総額を433億5,162万9,000円とさせていただくものでございます。
主な内容といたしましては、総務費におきまして、自治コミュニティー活動支援事業で自治総合センターの助成決定に伴います負担金補助及び交付金を追加。
民生費におきまして、子ども医療費助成事業で全ての子どもを助成対象とすることに伴います扶助費を追加するとともに、児童手当支払事務事業及びセーフティーネット支援対策等事業で、法改正に伴います必要なシステム改修費といたしまして物件費を追加。
農林水産業費におきまして、畜産業振興事業で肉用牛の肥育経営から繁殖一貫経営への転換を支援するための負担金補助及び交付金を追加。
教育費におきまして、社会体育施設整備事業でスポーツ振興くじの助成決定に伴います工事請負費等を追加させていただくものでございます。
これらの財源につきましては、国庫支出金、諸収入及び市債と繰入金で財源調整し、充当させていただくものでございます。
続きまして、条例の一部改正等にかかわります議案等についての説明をさせていただきます。
まず、議第78号近江八幡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定につきましては、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、当該法律の題名が改められ、及び条ずれが生じたことから、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第79号近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令の施行に伴い、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策を初めとして、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第80号近江八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に伴い地方税法等の一部を改正する法律が施行されたことから、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第81号近江八幡市手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、近江八幡市立看護専門学校条例を廃止する条例が令和2年4月1日に施行され、同条例附則第2項に規定する経過措置が適用される者が在学しなくなったことから、看護専門学校に係る手数料について所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第82号近江八幡市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、この基準に基づき規定している本市の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準についても同様の措置を講ずるため、所要の改正を行いたく提案させていただくものでございます。
次に、議第83号近江八幡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、この基準に基づき規定している本市の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準についても同様の措置を講ずるため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第84号近江八幡市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につきましては、小学校1年生から中学校3年生までの者が属する世帯に対する通院医療費の助成について、対象者の所得制限を撤廃し、助成対象者を拡大することにより、全ての子どもたちが同じ条件のもとで医療を受けることができ、安心して子育てができる環境を整えていくため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第85号近江八幡市介護基本条例の一部を改正する条例の制定につきましては、本条例に定める協議会に関し、災害、感染症の拡大等の理由により会議の開催が困難となる場合において、書面による意見聴取及び表決を可能とすること等、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第86号近江八幡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する攻令の一部を改正する政令の施行に伴い、低所得者の保険料の軽減を強化するため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第87号近江八幡市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、都市計画法に規定する地区計画の区域内における適正な都市機能及び健全な都市環境を確保するため、建築物に関する制限を定める区域を追加し、既存の区域内の地区区分を追加整理するため、所要の改正を行いたく、提案させていただくものでございます。
次に、議第88号近江八幡市学校内ネットワーク構築業務委託契約の締結につき議決を求めることにつきましては、近江八幡市学校内ネットワーク構築業務委託契約を締結するに当たり、一般競争入札によって契約金額等が確定したので、条例の定めるところにより提案させていただくものでございます。
次に、議第89号旧岡山小学校解体工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては、旧岡山小学校解体工事請負契約を締結するに当たり、一般競争入札によって契約金額等が確定したので、条例の定めるところにより提案させていただくものでございます。
次に、議第90号抗ウイルス性マスク物品供給契約の締結につき議決を求めることにつきましては、抗ウイルス性マスク物品供給契約を締結するに当たり、随意契約によって契約金額等が確定したので、条例の定めるところにより提案させていただくものでございます。
以上14件につきまして、ご審議いただきご可決を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、提案理由とさせていただきます。
なお、これらのうち、議第90号抗ウイルス性マスク物品供給契約の締結につき議決を求めることにつきましては、契約の関係上、本日ご可決賜りますよう、重ねてお願いを申し上げます。ありがとうございました。
○議長(片岡信博君) 以上で議案の上程を終わります。
ここでお諮りします。
ただいま上程しました議案のうち議第90号については、本日採決したいと思いますが、これに異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの議第90号については本日採決することに決しました。
それでは、本日採決します議第90号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
休憩します。
午前9時50分 休憩
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午前9時56分 再開
○議長(片岡信博君) 再開します。
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△日程第5 質疑
○議長(片岡信博君) それでは、日程第5、質疑に入ります。
1名から発言通告がありましたので、これを許します。
冨士谷英正君の発言を許します。
冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) マスクを外して質問をさせていただきますことを、まずお許しをいただきたいと存じます。
僕の理解では、マスクというのは、鼻や口に密着をする、そして自分がしゃべる飛沫を防ぐということのようでありますので、前へ向かってますから、大体2メートルのそれで間隔ありますから、被害はそうはないだろうということよりも、質問の語句がはっきりするように、マスクしてもどうしてもこもったりしますので、失礼をします。
まず、議第90号、即決、本日、それは先ほど異議なしとなったんですが、市長の提案理由で契約の関係上、即決をお願いしたい、こういうことを言われました。どういう関係上なのか、まずそれを明確にお答えをいただきたいと存じます。
もう一つ、このマスクにつきましては、これから質問しますことは、僕の事務所にいろんな方がいろんなことを言いにこられる、それを総合的に総合しまして質問をさせていただきます。そのことを冒頭、申し上げておきたいと存じます。
まず、言われましたことは、今さら45万枚、破格の枚数を買うということが理解に苦しむということであります。これは滋賀県下のも見せていただきましたけれども、破格で45万も買ってるところはどこもありません。それの根拠を聞きました。明確じゃないです。もう一度、45万枚、何で45万枚なのかということをはっきりとお答えをいただきたい。
そのときに、本会議では出されなかった資料が委員会で出されました。そのとき一応出たのが、医療機関、教育委員会あるいは子ども関係、そういったものの枚数が出ていました。でも、医療機関はN95という非常に比較にならない高性能のマスクを買うから45万枚も買われるというのは使用の予定はないということをはっきり言われました。また、教育委員会も同じように、これは小・中学校で1万枚、53円で予算化してる。だから、45万枚使う予定はない。そうしますと、資料自体が非常に曖昧模糊としているわけであります。そしてまた、次の会派説明会でまた違うような回答が出る。非常に不透明な内容ではないのかなと思います。
マスクは、今や50枚で1,000円、あるいはそれ以下でたくさん売っております。何で要るのか。
もう一つは、以前に小西市長が市長に立候補される前に、こういうことを言われました。1社入札、入札で1社は疑惑、疑惑だといって騒ぎ立てられました。これは小西市長だけじゃなくして、支持をされてる住みよい近江八幡をつくる会ですか、そこも同じように言われました。入札をしたんです。そして、1社しかなかった。それでも疑惑、疑惑と騒ぎ立てたんです。今回は、入札もせずして1社を指名してやる。これこそ疑惑そのものではないのかな。したがって、あのときは1社入札というのは疑惑や疑惑やということを解明する第三者委員会まで開催されました。議員はわずか1票差で、議会では第三者委員会の設置が決まったわけでありますけれども、今回も第三者委員会を設置されるのかどうなのか。みずから襟を正すならば、きっちりとやるべきではないのかということであります。
もう一つは、随意契約であります。この種のマスクの、消耗品でありますけれども、1日使ったら廃棄処分にするようなものであります。これを随意契約で今まで、長い歴史のあります議会、近江八幡市政で一度でもあったかどうか。みんな大なり小なり一般競争入札をしてるわけであります。しかも、このマスクは専門家、すなわち私が聞いたのは薬局にかなり聞きました。これはもう一般のマスクや、何ら変わらない。それよりも、我々が安心して買いに来られた人に紹介するのは、マスク工業会というところがあって、そこのマーク入りのは安心して、これは売る。しかし、このシキボウの、株式会社敷島紡績のこのマスクは、マスク工業会のマーク入りがない。ただあるのは、同じ仲間の繊維関係の組合でつくっておられる、そこが推奨しているだけや。これ普通の、何らマスクが市販されているのとそんな変わらないということを言われました。
それで、どこが利用してんの、ようやく実はきょう来ましたらあったんですけど、これはもう秘密でも何でもない、どこどこN社とかL社とかM社とかA社とか、これは資料にならないんです。非常に不透明な品物でもありますし、また買い方、購入の仕方もよそで1,741ある基礎自治体の中でも類を見ないような、まさに小西市長の税金の無駄遣いと言えば言葉きついかもわかりませんけれども、行いこそが疑惑そのものではないのかな、こんなことを市民が言われてきたことを申し上げて質問をしておきたいわけであります。
もう一つは、何で随意契約なんですか、これは。そこで、市長にぜひ聞きたいことは、随意契約の要件は何なんでしょうか。そのうちのどこにこれが該当するのか。まさに官製談合と言われるゆえんがそこにあるわけであります。随意契約の必要性、これは僕は、ある面では、いろんな部分でいろんな分野でも問題視される発想だと思います、随意契約というのは。税金を使うわけでありますから、やっぱり公正公平、平等に使わなきゃならん。そして、いいものに一円でも安く使う。これが執行部に課せられた課題だというふうに思います。
もう一つは、このマスク全体を見まして、先ほど言いましたように、病院は全然使う予定もない、教育委員会も別に予算化してんのや、内部で統一どこまでされたのか。どこでこれを買うことの政策決定をされたのか。ただ、内部でいろんな意見があったとしたら、それを封じ込めるために政策的判断だという発想がもしあるならば、これは中国の習近平さんや、あるいは北朝鮮の金正日さんと五十歩百歩の発想ではないのかな。そのために、優秀な幹部の皆さんがお見えであります。やはり職員の言われることには耳を傾けて執行されるのも、市長の任務の一つではないかと思う。これが本当に人命に係って、小西市長の言われているように、政治的判断や言われたら、どこにそれがあるのか。このマスクに関しては一切ない。それよりも、マスクを買うんじゃない、これは、シキボウ株式会社を買ってやんのやと、こんな発想でしか、我々思いつかないのであります。そうじゃないんだよ。
もし、買うならば、こういうのはシキボウに、しかも敷島紡績、近江八幡市の指定業者じゃないんです。にもかかわらず、これを買われた理由も、これも明らかにしていただきたい。だとするならば、指名業者でないのに、登録されてない業者から買うなら、それだけの理由も要るし、またこれからそういうのが横行しますと、市長が、ほな構へんがなというようになったら、2月に毎年、業者さんの登録、忙しい中で登録しに来られるわけであります。それの必要性がどこにあるのか。こういう問題にもなるわけであります。
先ほど言いましたように、内部の統一、あるいは内部崩壊が生じているのではないのか、このような危惧さえ感じるところであります。
もう一つは、契約も何も敷島紡績だけじゃなくして、薬剤師協会というて、日ごろから三師会、医師会、歯科医師会、薬剤師協会は、近江八幡市行政、大変、保育園も幼稚園も世話になってるんです。だから、そのためには、買うならば、薬剤師協会を通じて買うなら、これはわかります、私。市民のために、今のコロナで大変苦しんでいる。せめてもの薬局の皆さん方にも、少しはと言いませんけれども協力していただいて、それがペイになるだろうということで、薬剤師協会で契約される。このほうが順当だと思います。
シキボウ株式会社でやられる筋はどこにもない。市長が個人的にやるなら、これはもう犯罪行為に近いと言われても、これは仕方がないところであります。そのような、いわゆる疑惑が感じられる3点目であります。
1つは、ご存じのように、ヴォーリズさんが買われた、近江兄弟社さんが買われた円山地先、岩崎のあの土地であります。あれも官製談合と、メールが一番に入ってきました。そして、今回もそうであります。
もう一つは、バクタクリーンだって同じようなことが言えます。
そのように、官製談合的なことを……。
○議長(片岡信博君) 冨士谷議員、一般質問ではありません。議案に対する質疑にしてください。
◆15番(冨士谷英正君) だから、してますやんか、議長さん。どこが違うんですか。
ちょっと時間、悪いけど、とめてください。どこが違うんですか、議長。私の一般質問と言われたの。どこが違うんですか。マスクに関係したことでしょう。言うてください、ちょっと。
○議長(片岡信博君) 入札の、マスクのことをしゃべってください。
◆15番(冨士谷英正君) だから、マスクに関係してますやんか。だから、マスクも官製談合と言われるやろと。それだけじゃなくして、今のマスクと同じじゃないですかということなんです。どこが違うんですか、議長、それをはっきりしてください。
○議長(片岡信博君) マスクのとこだけ言ってください。
◆15番(冨士谷英正君) だから、そんなことを、まず関係したことだったらいいんじゃないですか。議長の権限外ですよ、それは。
○議長(片岡信博君) いやいや。
◆15番(冨士谷英正君) ほな、どこが違うんですか。私言うたら、これは官製談合だと言うてるんです、マスクも。これだけならまだしも、まだほかにもあるじゃないかということ、だから2回も3回も続けることがおかしいじゃないかということなんです。ほかも市民がこれ皆さん聞いてなさるんです。議長さんが発言を封じ込めることのほうが、何やということ、絶対言われますぞな。
○議長(片岡信博君) マスクのことだけをしゃべってください。
◆15番(冨士谷英正君) マスクのことだけです、そやから、これ。ほかのをしゃべってますか。市の庁舎の建設のこととかしゃべってますか。
○議長(片岡信博君) 質疑を続けてください。
◆15番(冨士谷英正君) だから、とめられたから聞いてるんじゃろ。それに回答してくださいな。議長さん。
マスクとどこが関係ないんですか、これ。
○議長(片岡信博君) 質疑を続けてください。
◆15番(冨士谷英正君) だから、質問したいけど、続けられない。あんたはやめよ言うたんや、僕に。質問を。だから、どこがマスクと関係ないかということを聞いてるんです。はっきり答えてください。
○議長(片岡信博君) 兄弟社のとことか関係ありませんので、質疑を続けてください。
◆15番(冨士谷英正君) 官製談合があったのは一緒なんです、これと。だから、それはどこや言われたらあかんから、例で言うてるんですやんか。
○議長(片岡信博君) 質疑を続けてください。
◆15番(冨士谷英正君) だから、僕の回答に、議長が議員の発言を封じ込めようとする、その発想のほうが問題違います。
○議長(片岡信博君) 質疑を続けてください。
◆15番(冨士谷英正君) だから、続けたいけど、回答がないじゃない、議長の。回答がないうちに、質疑が何でできるんですか。
○議長(片岡信博君) マスクの質疑をしてください。
◆15番(冨士谷英正君) マスクに関係ある。マスクの購入についてでしょう、今回は。違うんですか、議長。議第90号は何なんですか。言うてください、そしたら。議第90号の議案は。
○議長(片岡信博君) マスクの購入についてです。
◆15番(冨士谷英正君) だから、マスクの購入。
○議長(片岡信博君) それに対して質疑をしてください。
◆15番(冨士谷英正君) してますけど、あんた違う言うから、どこが違うんかと聞いてんのや。
○議長(片岡信博君) どうぞ続けてください。
◆15番(冨士谷英正君) 何を言うてんのや。そんな議長、問題で。官製談合の疑いがあるということを言うんです、マスクの購入について。それがただ1回なら別やけれども、過去もあったでしょうということを言うてるんですやんか。みんな関係してますやんか。どこが違うんですか。
○議長(片岡信博君) 質疑を続けてください。
◆15番(冨士谷英正君) まあしかし、それはちょっと議運でも整理を議長さん、それはしてもらわんとあきませんね。そうか、会派の代表者会議でも。そんな議長さんなら、我々安心して質問できませんやんか、これから。全く違う質問ならば言えますよ。市民が聞いてなさって、これはかなり聞いてなさる。なるほど、議長の言われてることがそやと言われたら別ですわ。みんな同じ関係するんや、官製談合は。
それはもうやりますわ。
誰が休憩言うた。
そんなことで、これは心して議長さんは議長職についてもらわんといけないと思います。そういう色眼鏡で見るかのようなことをやられたら、本当に民主的な議会運営ができません。市民のためになりません。これだけ申し上げて質問を続けます。
言いましたように、官製談合の疑い、これが2件、それで次のバクタクリーンも同じであります。随意契約。ヴォーリズの場合は随意契約じゃなかったけど、内容は同じであります。というふうに、これは官製談合の疑いが大なるものがあります。
そのことについて、これは何で薬剤師協会と契約されなかったのか。近江八幡市のために大変な今までご協力いただいているんです。そして、薬局だって、このコロナのために減収であることは間違いないんです。そしたら、ちょっとでも地元に落とす。シキボウ株式会社いいかもわからんけど、地元にどんだけ落ちるんですか。固定資産税だけじゃない。これはもうマスク買うも買わないも関係なく落ちるんです。収益には関係ない。近江八幡には本社もないわけでありますから。何でそこらは、市の最高責任者が地元のことをもっともっと考えないのか。そのところの質問を初問といたします。
○議長(片岡信博君) 当局の回答を求めます。
原田総合政策部長。
〔総合政策部長 原田智弘君 登壇〕
◎総合政策部長(原田智弘君) よろしくお願いいたします。冨士谷議員のご質問にお答えをさせていただきます。
まず、開会日即決が必要な理由ということでございますけれども、新型コロナウイルス感染症につきましては、2019年12月以降、中国湖北省武漢市を中心に発生をいたしまして、短期間で全世界に広がったところでございます。日本では、1月中旬に感染が初めて発生し、4月には感染が拡大したところでございます。世界中に感染が拡大したことに伴い、世界的にマスクの需要が高まり、日本でも3月、4月には深刻なマスク不足となったところでございます。このことから、感染拡大対策につきましては、市民の安全・安心につながる対応が必要ということでございまして、今後、発生するウイルス感染対策の備えを検討してきたところでございます。
5月に入りますと、国外からの安価なマスク、これが多く輸入され、急騰した価格も下落傾向が見られますけれども、一方で、今月中旬、本市がマスク購入を複数社と協議をする中で、国外のマスク輸出規制が医療マスクで始まるとの情報もございます。納入できないと断念された業者さんもございました。
このような状況の中、国では、5月25日、緊急事態宣言全面解除ということに当たりまして、感染リスクをコントロールしながら段階的に社会経済活動のレベルを引き上げるとし、引き続き3密の回避、人と人の距離の確保、マスクの着用を徹底するということとしております。また、出水期を迎える6月には、避難所の感染拡大防止策として、マスクの備蓄を求められているところでございます。
さらに、本市におきましても、今後、経済活動の再開及び学校の再開等に伴い、想定されます新型コロナウイルスの感染の第2波へ早急に備えることが重要であると考えております。
今回調達するマスクにつきましては、発注から納品までおよそ1カ月程度を要することを踏まえまして、緊急事態の備えということで早急に備蓄する必要がありまして、5月の臨時議会に予算を上程させていただきまして、議決をいただいたところでございます。今ある新型コロナ感染症の対応と今後予想されます第2波等の備えを一日も早く実現するために、本議会初日に上程させていただき、即決をお願いしているというところでございます。
それから、45万枚の根拠ということでございますけれども、1箱30枚入りで1万5,000箱ということですと、45万枚という形でまとまった枚数になってまいります。緊急事態への対応から、感染防止対策に効果のあるマスクを生産ラインを確保し、早期に調達するため必要な枚数を決定したところでございます。必要な枚数の考え方といたしましては、どれだけのマスクがあれば何ができるかの視点から検討を行っております。市民の皆様に10枚配付できる枚数とすれば、約82万枚。また、市の業務継続の観点から、職員に2カ月マスクを配付するということであれば約4万枚という、さまざまな考え方がございますけれども、検討を行いました結果、感染拡大時に感染リスクが高い職場で働く方々の感染予防対策を2カ月間確保することができる枚数としまして、サービス提供事業者数から総数を積算をいたしまして45万枚として概数を求めたところでございます。
医療機関といたしまして2,100人に月4万2,000枚、高齢者等施設1,400人で月当たり2万8,000枚、障害者福祉サービス施設で1,100人、月当たり2万2,000枚、教育施設で700人、月当たり1万4,000枚、保育所、認定こども園、放課後児童施設等で700人、1万4,000枚、庁内窓口等1,400人で2万8,000枚ということで、月当たり14万8,000枚、これの2カ月ということで29万6,000枚と、それから計画備蓄の分を含めまして、計画備蓄の分が15万2,600ということで、合計をいたしまして約45万枚というところを概数として出したところでございます。
それから、教育委員会のところでございますけども、小・中学校で1万枚購入するということでございますけれども、45万枚のまとまった数を6月末に納入を予定しておりますけれども、小・中学校では既に分散登校が始まっておりまして、6月から授業が再開されるということでございます。早急に先生と生徒のマスクを確保する必要があるため、45万枚とは別に1万枚を調達したということでございます。
それから、医療センターでございますけれども、N95が使えないということで今、議員からお話がございましたが、病院で使用するマスクにつきましては、N95あるいはサージカルマスクというものがございまして、N95マスクにつきましては、主に手術でありますとか、感染病棟で使用されるということでございます。それ以外の病棟では、サージカルマスクを主に使用されているというところでございます。なお、今回調達をいたしますマスクにつきましては、サージカルマスクの基準を十分備えているということで確認をしております。
今回、備蓄をいたします必要枚数につきましては、第2波、第3波、再びマスクの需要が高まった場合に、危機管理の観点から医療センターも算定に含めているということでございます。
それから、マスク工業会のマークがないということでお尋ねをいただいているところでございますけども、全国マスク工業会は一般社団法人日本衛生材料工業連合会の下部組織の一つでございまして、昭和25年に、衛生材料並びに衛生用品の製造販売者及び輸入販売業者が連絡を強固にし、衛生材料並びに衛生用品の品質の向上を図り、業界の発展を図るとともに、国民保健の向上に寄与するとして設立されたものでございます。
全国マスク工業会では、マスクの自主基準として、マスクの表示・広告自主基準、衛生マスクの安全・衛生自主基準、全国マスク工業会会員マークの運用基準を定め、活動をされています。全国マスク工業会会員マークの表示は、全国マスク工業会会員マークの運用基準により申請された商品などに表示されることとなります。
一方、一般社団法人繊維評価技術協議会は、昭和28年に、当時の通産省認可の公益法人として社団法人繊維検査懇話会が設置され、平成9年に現在の名称に変更されています。抗菌防臭加工、制菌加工、消臭加工などを施した新機能性繊維製品のより健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的として事業を行ってきた繊維製品新機能評価協議会と平成14年に統合が行われ、現在、評価・標準事業、試験・検査事業、マーク推進事業、製品認証事業の4事業が行われているところでございます。
SEK認証は、機能加工繊維製品の安全性の確保を基本として、確かな性能の確保に努めるため認証をされているところでございます。抗ウイルス加工マークは、平成27年から認証を開始され、国際標準ISO18184、繊維製品の抗ウイルス性試験方法に従い、評価され、認証されているものでございます。
いずれの法人におかれましても、認証基準により認証されたものでございまして、認証機関の認証を受けたマスクは、マスクを選択する際の一つの目安になり得るものと考えているところでございます。
それから、随意契約にするのはなぜかということでございますけれども、重ねて申し上げますけれども、現状、新型コロナウイルスの感染は一定の押さえ込みというものができておりますけれども、今後の経済活動の再開に向け、第2波、第3波への感染拡大防止対策を早急に行うこと、またいつ発生するか予測できないウイルス性感染症の早急な備えというものが必要でありますことから、緊急性がございます。また、マスク供給が乱高下する状況で競争入札を実施いたしますと、不信用または不誠実の者が入札に参加をすることも想定されました。調達期間及び品質面、さらに市場への影響など、本市が損害をこうむるおそれがあることにより入札に付することが不利ということにも該当してまいります。したがいまして、地方自治法施行令第167条の2第1項第5号及び第6号の規定に基づきまして、随意契約による備品調達という形にさせていただいたところでございます。
それから、薬剤師協会のことについてお尋ねをいただいております。地元の薬剤師協会に発注すればよいのではないかということをおっしゃっていただいていたかと思いますけれども、医療業界につきましては、国からのマスクの供給を受けるなど、現在においても十分な性能があるマスクが不足しているということから、医師会あるいは薬剤師協会からの調達は検討しておりません。感染拡大の第2波、第3波に早期に備える必要がありますことから、緊急的にまとまった枚数を、市場に影響を与えず確保することが重要でございまして、また品質に問題のないマスクを確実に調達することが必要でありますことから、製造元から直接調達するということでございます。
それから、内部協議ということでございますけれども、市の本部委員会の中で協議をしたものでございます。
それから、官製談合であるということをおっしゃっておりますけども、そのような事実は一切ないというところでございます。
以上でございます。
○議長(片岡信博君) 回答漏れはございませんか。
質疑はありませんか。
冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 再問をいたしますが、ちょっとマスクされてる関係だと思うんです。かなり聞き取れない部分がございましたので、再問で重複するかもわかりませんが、ご容赦いただきたいと存じます。
まず、契約の関係上、何でなのというところがもう一つわからなかったです。契約の関係上、これはきょうの提案で市長が言われてるわけです。どういう関係があるのかな。即決の。それをもう一度、ご答弁をいただきたいと存じます。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
原田総合政策部長。
◎総合政策部長(原田智弘君) 改めまして、冨士谷議員のご質問にお答えをさせていただきます。
即決につきましては、まず1つ、この今のコロナの状況でございますけども、今後、経済活動が再開され、それから学校が再開されるということに伴いまして、これ6月にということでございますので、余り日がないわけでございますけれども、想定されます新型コロナウイルス感染の第2波、これに早急に備えることが重要であるということでございます。今回、調達するマスクにつきましては、発注から納品までおよそ一月程度要するというふうなことでございますので、今の現在の緊急事態の備えとして、早急に備蓄する必要があるということでございます。このために、5月の臨時議会に予算を上程をさせていただきまして、議決を頂戴したというとこでございます。したがいまして、この議会の初日に上程をさせていただき、即決をお願いして、今後予想される第2波等への備えを一日も早く実施する、実現すると、このためでございます。
○議長(片岡信博君) 回答漏れはございませんか。
質疑はありませんか。
冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) もう一つわからないんですけれども、要は、一般市民が疑問に感じておられるのは、もう今やマスク、それぞれ市民が自己防衛のために持ってるじゃない。持ってますと。しかも、これは市民には配付されないということでしたよね。全国的に見て、少なくとも県下見ましても、45万枚も大量のマスクを購入されてるところも余り例にない。何で八幡だけなのと、こういう素朴な疑問があるわけです。市民の中には。だから、そういった素朴な疑問に答えられるような購入方法なりをしていただかないことには、余計不信の念が強くなるというだけではないのかなと思っています。
それで、45万枚の根拠だって言われたけど、それはもう一つ納得できない。いや医療機関にも、あるいは教育委員会にも、教育委員会はもう予算化してましたよね、53円で、1万枚。それは足らないというのは誰が判断するのか。教育委員会は、それで大丈夫だということで、この前、予算委員会では答弁があったと思うんですけれども。だから、そこら辺が連絡の不徹底。病院だって、じゃあ医療はN95やと。その他の人は何人で、しかもこれは3日も4日も1週間も使うわけじゃない、1日使ったら廃棄するんです、このマスクは。そういった点が非常に不透明です。何が何でもマスク買うんや。それもどこのマスクでもいいわけじゃない、シキボウのマスク買うんや、これが先にあるような気がしてならないんです。そこが僕は問題じゃないのかなと思ってる。
もう一つは、これは市長にぜひ答えてもらわなきゃいけないのは、市長選のときに、1社入札は疑惑、疑惑というて騒ぎ立てたんです、市長は。それから、ここにおられる議員の中にも、近江八幡市を守る会というか、住みよい会も騒ぎ立ててるんです。今回はくすっとも言わない。これよりまだひどいんです。これは入札されてないんです。随意契約されてるんです、これは。それについてのまさに市長こそが疑惑そのものではないのかな。これは市民が一番に言うてきはりました。あのときは疑惑、疑惑というて、フェイクニュースでぼんぼん出たけども、何も疑惑なかったやないか。これこそ疑惑、しかも共産党さんも何も言わない。一体どないなってんのや。こういうことまで、これは声高々に言われた人が数人おられます。ぜひご答弁を。
○議長(片岡信博君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 当マスクの件についてお答えを申し上げます。
まず、我々市政として一番に考えておかなければならないこととして、念頭に置いておりますのは、この新型コロナ感染症、これの拡大に伴います市民の健康と生命を最大限の努力をして守るというのが、私どものまず使命だというように考えております。そういう中で、他市町の話も出ましたけども、私ども近江八幡市としては、最も今可能な限り安全を確保できる方策として知恵を絞り、今回、このフルテクトマスク、シキボウ社の、ほかではこの枚数を調達することができない高性能なマスクというものに行き当たり、そこで市民の安全を確保するために、これを調達することがぜひとも必要という判断をし、この状況、危急の状況と、我々の置かれている立場、これを勘案した中で随意契約という判断をしたということでございます。したがいまして、議員がご指摘されるような疑惑というのは、本契約についてはないと理解をしております。過去の件につきましては、これまで議会で私からご答弁させていただいたとおりでございます。
○議長(片岡信博君) 質疑はありませんか。
冨士谷英正君。
◆15番(冨士谷英正君) 今、市長が答弁をされました。市民の安全は市長だけじゃなくてみんなが考えてる、議員も含めて。前に座ってなさる幹部の職員さんも考えてる。市長さんだけじゃないんです。このことは当然のことです。ただ、その中で、公正公平、税金の無駄遣いをしないことも条件なんです。だから、こういう状況だから何をしてもええというもんじゃないんですよ、市長それは。そのことは、為政者としての最低の資格要件だと僕は思ってるんです。だから、あれだけ1社入札、疑惑、疑惑と言うたんは市長なんです。今回は、入札せずに随契、しかも緊急性どこにある。今はどこの薬局へ行っても山盛りにマスクは全部あります。しかも、高性能ここしかない、それは敷島紡績のマスクはここしかない。でも、全国の薬局はこれ使わないんです。安心して使えませんよと言うてはりますんや。皆さんだけなんです、これええええ。だから、余計疑惑を感じる何か敷島、どんな関係あるんだろうなというふうにかえって勘ぐられるようなことを、何で近江八幡市はこの場で、しかも第2波、第3波はもう既に北九州で始まっていると言われてるんです。
だから、我々はこういうお金を使うなら、今一番大事なのは、PCRの検査は2週間もかかるんです、検査、だから速くしようということで、抗原あるいは抗体検査が非常に不足してると、今。そういうところに貴重なお金を使うべきじゃないのかと。マスクはもう市民が自己防衛、みんなしてるんです。僕のところに300枚くれはりました、ないやろというて。だから、事務所に来られたみんなに、3枚、5枚、もろてもろてますんや。そういう状況なんです。どこに緊急性があるんですかね。そういうところが、絶対いけない。
言いましたのは、やっぱり薬剤師協会さんであれば、自分ところにマスクがあるんです、たくさん。
もう一つは、この前も質問しましたけれども、給付が4万5,000枚いただいた、それもどこに配付されたか、行方がわからないんです。そういったことで、結局50万枚のマスクです。だから、そこのところは、もう少し市民にわかりやすいように、なるほど、透明感があるな、何で敷島、聞いたことないようなシキボウのマスクというのは。そんなに市が推奨されるならば、全国でもっともっと僕は敷島紡績のマスクが普及していると思います。してませんやん、ほとんど。だから、そういった点で、これは言うてもだめかもわかりません。市民はこれで大変疑惑、疑念を感じられているわけであります。特に、市長の都合のええことは疑惑、疑惑、これは緊急性、疑惑一切ない。みずから疑惑がありますと言えないと思います。しかし、市民は思ってることを強く申し上げます。何や、今、あんだけ市は入札して1社しか来なかったのは疑惑、こんなん疑惑の持ちようがない。これは、最初から入札せずして、最初から敷島紡績製を買う。だから、マスク買うのに敷島紡績買ってるようなもんなんです。敷島ありきのマスクだと。これがまかり通るんだったら、もうファシズムに近いような専制政治に近いような市議会だとやゆされても仕方がないことだと思います。
これだけ民主主義が進んでる時代になって、我が近江八幡市は大変寂しい発想だなと。もっともっと内部で、管理者の皆さんは、幹部の皆さんは、部下の皆さん方の声にも耳を傾けてもらう。そういうことをぜひやっていただかないことには、このコロナ、前に申し上げたと思いますけれども、全員野球で防がなきゃならないんです。市長一人で防げない。そのことを申し上げて、これは幾らやっても平行線ですから、この問題については、必ず尾を引くだろうし、そして歴史に汚点を残す一つであるということを申し上げて、質問はこれで終わります。
○議長(片岡信博君) 以上で冨士谷英正君の質疑を終わります。
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△日程第6 委員会付託
○議長(片岡信博君) 次に、日程第6、委員会付託に入ります。
本日採決します議第90号については、お手元に配付しました議案付託表のとおり、総務常任委員会に付託します。
後刻、再開後に審査報告が願えますようよろしくお願いいたします。
なお、総務常任委員会は第3・4委員会室にて開議されます。
休憩します。
午前10時42分 休憩
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午後0時2分 再開
○議長(片岡信博君) では、再開します。
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△日程第7 委員会審査報告
○議長(片岡信博君) 次に、日程第7、委員会審査報告に入ります。
総務常任委員会の報告を求めます。
総務常任委員長平井せい治君。
〔20番 平井せい治君 登壇〕
◆20番(平井せい治君) それでは、ただいまから総務常任委員会の審査報告を行います。
本定例会において、当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおりに決しましたので報告をします。
議第90号 抗ウイルス性マスク物品供給契約の締結につき議決を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
なお、審査過程における主な意見としては、45万枚という購入枚数の必要性と配付先の対象が明確でない。また、今回、1社の随意契約であるが、購入予定の性能マスクは他の業者において同等仕様のものを製造していないのか。今後においては、実情を十分精査、把握した上で購入計画を立て、市民に疑念を持たれるような手続については厳に慎むべきであるとの意見がありました。
一方で、第2波、第3波の感染拡大に備えて、感染拡大防止策に不足が生じないように、早期に確保することが必要であるなどの意見がありました。
以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同よろしくお願いします。
○議長(片岡信博君) ただいまの審査報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
それでは、討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。
休憩します。
午後0時5分 休憩
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午後0時11分 再開
○議長(片岡信博君) 再開します。
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△日程第8 討論・採決
○議長(片岡信博君) それでは、日程第8、討論・採決に入ります。
討論を行います。
3名から発言通告がありましたので、順次、これを許します。
まず、西津善樹君の発言を許します。
〔16番 西津善樹君 登壇〕
◆16番(西津善樹君) 志誠会の西津善樹でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、議第90号抗ウイルス性マスク物品供給契約の締結につき議決を求めることについて、反対の立場で討論をさせていただきます。
先ほどありましたように、マスクをしているとお聞き苦しいかと思いますので、マスクを外させていただきます。
まず、マスクの購入目的と45万枚の備蓄数量の積算根拠が、このたびの質疑でもありましたように明確に示されておらないということが明らかになりました。といいますのも、5月臨時議会の折に私たちに示された積算根拠の資料と、今議会で示されております45万枚の根拠に一貫性がなく、余りにずさんな計画ではないかとも言えるものであるからです。また、市民の皆様への配付用のマスクであるならまだしも、備蓄用として購入を計画されているということです。
第1波についての対応とするならば、市民の皆様が感染防止のためにみずからが購入をしたくても容易に購入しがたい状況下にあったため、このマスクの購入については大きな問題になっていたのでありまして、今日では既に、市内でもスーパーやコンビニ等でも販売されており、売り場では売り切れ状態にあるということもございません。新型コロナウイルスの猛威が現在やや落ちついてきているとはいうものの、第2波が来るのではないかということは、賢明である市民の皆様方も当然ご存じでございまして、第1波での経験からも、備蓄対策というものはおのおのに計画されているのではないかと考えます。いわば、第1波の対応としては、今さら感といいますか、本市の対応が余りにも遅過ぎたわけです。
このたびの契約について当局に説明を求めたところ、高品質マスクということでございます。当然市で購入するわけですから、ある程度の品質基準は設置するわけですが、少しでも多くの市民に配付できるように考慮して購入するべきであるというふうにも思います。
またさらに、このたび随意契約による購入ということでございますが、随意契約とは、地方自治法施行令第167条の2にありますように、この契約を行う場合は、緊急の必要により競争入札に付することが不利である場合でありますとか、時価に比して著しく有利な価格で契約を締結することができる見込みのあるとき、また競争入札に付し入札者がないとき、または再度の入札に付し落札者がないときでありますとか、落札者が契約を締結しないとき、このような場合が上げられております。このたびの随意契約には、いずれも該当しないというふうに私は判断しております。
いずれも該当しない第2波の備蓄というのであれば、公平公正の観点からも、一般競争入札での購入をするべきでございます。
以上、感染拡大防止に対しまして、確かに早期に対応するという思いも一定の理解は示しますが、今回の契約に関しましては、余りにも不明瞭な点が多いことから、議第90号抗ウイルス性マスク物品供給契約の締結につき議決を求めることにつきましては、反対の立場での討論とさせていただきます。議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(片岡信博君) 次に、森原陽子君の発言を許します。
〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 失礼します。議第90号抗ウイルス性マスク物品供給契約の締結につき議決を求めることについての賛成討論を行います。
今回の45万枚の購入について、市長も答弁されましたように、まず市民の命と健康を守ることが市の最大の職務であると考えます。梅雨入りを間近に控え、出水期となるため、洪水等での災害に際して、避難所での3密が大きな問題です。既に、緊急事態宣言は全国で解除されたものの、九州では新たにクラスターが発生したと報じられました。いつ第2波のコロナ感染が起きるのかは予断を許さない状況です。
3月の一律休校の折に、学童や福祉施設などへのマスクの配付はないでしょうかと担当課にお尋ねをいたしましたところ、備蓄はないとのことでした。今後の感染対策や災害対策にはマスクの備蓄は必要です。市が第1次対策を計画された4月中、下旬では、まだマスクの供給が危機的な状況でした。マスクの製造は、海外に大きく依存している現状で、国産で短期間に性能のよいものを納入していただけるということから、この計画がなされたと理解をしております。
本議案は、臨時議会での議決による執行であります。また、5月28日付の日本経済新聞でも、医療機関の第2波への備えは綱渡りと記事が出ております。備蓄ができるときにしっかりとしておくということは、市民の命と健康を守るためであり、迅速な対応がなされていると考えるものです。
この立場から、市の方針に対しまして賛成といたします。議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(片岡信博君) 次に、竹尾耕児君の発言を許します。
〔10番 竹尾耕児君 登壇〕
◆10番(竹尾耕児君) チームはちまんの竹尾耕児です。お聞き苦しい点があろうかと思いますので、マスクは一度外させていただきます。
議第90号抗ウイルス性マスク物品供給契約の締結につき議決を求めることについて、反対の立場で討論をいたします。
私は、当初、このマスクの購入については賛成の考えを持っておりました。しかし、各議員の質疑、また臨時議会での予算委員会の中での答弁の中で、賛成にまで私の心が持っていけなかったというのが最大の原因でございます。マスクの購入そのものは、私は問題だとは思っておりません。しかし、残念ながら、この間の議員間あるいは当局との議論の中で払拭できない疑問が存在し、またそれを払拭し切れない当局の説明があったということが、私に反対の立場をとらせてしまった要因となっております。
それは、政策としての評価でございます。それは、3点ございます。まずは、時期、そして目的、さらには手法、この3つが私には納得できない点がございます。
まず、時期です。仮にこの議案が、3月、4月の時期に講じられていた施策であるならば、私は専決であっても賛成していたことと思います。マスクの導入は、今議会で初日即決、仮に可決した場合でも、導入は6月末になるという説明でございました。今現在、市場でのマスクの供給ベースは、そして市民の皆様の需要ニーズはどの程度あるのでしょうか。私が見ておりますところ、民間でもマスクにつきましては、安定供給がなされ始めていると、このように感じております。また、私を初め、市民の生活感覚の中にも、マスクは常にもうストックしておくもの、そして洗って使える布のマスクの再評価なども高まってきておりますし、それは議員各位、皆さんご周知のことと思います。
当局は、このマスクの市場動向をどのようにどこまで分析されておられたのでしょうか。市民のマスクに対するニーズを、また市内小売店舗などにおいての供給量をどの程度調査をされたのでしょうか。そうした市民のニーズやマスクの供給の状況についてのアンケートの実施や調査の結果など、何ら数的根拠を示されることはありませんでした。すなわち、当局の判断としては、近江八幡市のマスクが足りているのか足りていないのか、数的には把握をしておられないという状況なんです。
また、視点を変えまして、行政当局内を見ていきましても、病院や教育委員会などは、各担当課が独自で感染予防策を講じ、マスクを初め、必要な物品の購入を計画されておることは、今月行われました臨時議会の中の予算委員会の中でも明らかになりました。すなわち、マスクについては、必要な課が必要な量を可能な予算で適切な製品を購入し、準備する状況が既に整っているわけです。総合政策部以外の各部署は、果たしてこの高性能マスクをどこまで評価されておられるのでしょうか。大変おこがましい言い方に聞こえるかもしれませんが、これは当局のどのレベルで政策合意ができた政策なのか、私にはわかりませんでした。
それぞれ、各部署の独自の感染防止策が既に進んでいることを見ますと、残念ながら、総合政策部さんだけがこのマスクを必要だと訴えておられるように見えます。これは、部長あるいは担当課部間の政策調整能力というものが果たして本当に機能しているのかどうか、私には不透明でした。
備蓄、非常用のものを備蓄するという考え方そのものは、私は否定しておりません。しかし、全世帯数分もないというものは、これはまた一つ備蓄という観点から見ると大きな問題なのです。これでは、いざというとき、配付先を選別することになります。マスクをもらえる人、もらえない人、その分断が市民レベルの中で生じてしまうわけです。これほど声高にマスクの高性能を喧伝されるということは、私がつけておるようなこうしたマスクとは、ほかのマスクとは違うんだという、他のマスクとの差別化を主張されておられるように聞こえます。それでは、この高性能マスクをもらえない市民には、何をもってどのように応えるのでしょうか。
自然災害に置きかえれば、避難所でおにぎりをもらえる人とおにぎりをもらえない人が出てくるのと同じになります。備蓄計画は配付計画と両輪であるべきです。この配付計画や管理計画は、どこの専門的なセクションで議論されたのでしょうか。申しわけございませんが、場当たり的な計画に映ってしまいます。緊急事態でそのいとまがなかったと、もし説明されるのであれば、緊急事態であるならば、備蓄という理由には沿いません。直ちに配付するべきです。備蓄というのであれば、配付計画、そして備蓄計画に沿って、しっかりと製品と価格を見きわめ、購入を検討されるべきだと考えます。そうした場合、やはり企業ありき、製品決め打ちの随意契約は問題ありです。
何より、およそ3,200万円というマスクは高過ぎるというような思いをお持ちの市民さんは多いのではないでしょうか。この事案は競争入札でされるべき事案だと、私は思います。
本当に市民の皆様からマスクの備蓄が、しかもコロナ対策の第1次案で求められる政策なのでしょうか。今は、生活保障や経済政策など、暮らしを中心とした支援策、またコロナ後の暮らし、これから待ち受けたことのない事態のために考えていかなければなりません。山積する課題を客観的に捉えて、より正確に把握し、何が必要な政策なのかピックアップするのが総合政策部の使命だと私は思います。有限な予算なのです。限られた予算なのです。行政の財布もより厳しい時代が必ずやってきます。一つ一つの政策を時期、目的、手法、本当に妥当かどうか見きわめなければいけない事態が来ています。ちなみに、ある報道機関の調査では、いわゆるアベノマスクの政策評価は評価しないと回答された方が76.2%にも上るそうです。
そして最後に、高性能と説明を受けてきましたマスクそのものについての疑問がございます。WHOの指針では、コロナに対するマスクの予防性というものは保証されておりません。前提は、マスクは飛沫拡散を防ぐためのものであるということをまず前提に置くべきです。そして、この高性能マスクですが、これは当局からいただいた資料でございますが、この当局からいただいた製品の資料によりますと、予防を目的とするものではありません。抗ウイルス加工はウイルスの働きを抑制するものではありませんと、この製品資料に書かれておるのです。
それでは、この高額なマスクと私たちがつけている一般的なマスクの決定的な違いは何なのか。私は価格が高いという以外の違いを見つけることはできませんでした。
近江八幡市の感染予防策とは、果たして一体何なのでしょうか。感染を予防するものではありません。ウイルスを抑制するものではありませんと書かれたマスクを備蓄することが果たして本当に感染予防策なのでしょうか。そして、3,200万円もの巨額を投じることが、経営に苦しむ事業者や友達に会うこともできない子どもたち、そして重症化しやすいと言われる高齢者、コロナに苦しむ今全ての市民の願いの形の策なのでしょうか。
市の感染予防策について、時期、需要供給の市場調査、マーケティングをしっかりとしていただきたい。目的、二重投資、他の課が準備されているわけです。二重投資、三重投資を避けるため、各部間での政策調整をしっかりと行っていただきたい。そして、手法、あらゆる疑義を挟まないために、一般競争入札を行うべき。この3点から、感染予防策、マスクの購入については再考すべきと結論づけます。
臨時会で予算を通してありますので、しっかりともう一度、この契約のあり方について議論をし直していただきたい。正直申し上げますと、1次対策につきましては、もっと即効性のある政策を期待していたのが、私の本音でもあります。議員の皆様、予算を通したという責任は私たちにあります。だからこそ、予算化された政策についてしっかりとチェックし、議論をしていく必要があります。予算につきましては、予算一体化議案となっており、これは市民の皆様にはなかなかわかりにくい仕組みになっておりますが、だからこそ、こうした契約についての予算については、改めてその契約のあり方についてチェックし、やはり意見を申すべきだと私は考えます。
第2波、第3波に備えて、時間はゆっくりありますので、しっかりと議論し、この契約について再考をしていただきたいと。また、議員の皆様に届いておられる声は、市民様の苦しむ声は、本当にこの3,200万円以上のマスクを購入してほしいという声が、本当に皆様に届いているのでしょうか。この点、この3点をしっかりと払拭していただいた上で、再度、上程していただきたいと。ですので、今回の議案については、私は強く反対を申し上げます。議員各位の賛同を求め、私の反対討論とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(片岡信博君) 以上で討論を終わり、これより採決します。
それでは、議第90号を起立により採決します。
お諮りします。
議第90号抗ウイルス性マスク物品供給契約の締結につき議決を求めることについては、総務常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第90号は原案を可決することに決しました。
以上をもって本日の日程は全て終了しました。
明30日から6月8日までは議案熟読のため休会とし、9日に定刻に再開し、個人質問を行います。
発言予定者は、発言通告書に発言内容を詳細かつ具体的に記入の上、2日正午までに事務局への提出をお願いします。
本日はこれをもちまして散会とします。
ご苦労さまでした。
午後0時33分 散会