録画中継

令和2年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月9日(火) 2日目
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案の上程(提案理由説明)
   議第91号
   会第5号~会第8号
第3 質疑
第4 委員会付託
第5 委員会審査報告
第6 討論・採決
               午前9時30分 開議
○議長(片岡信博君) 皆さんおはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(片岡信博君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 辻 正隆君
 岡田彦士君
の両名を指名します。
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△日程第2 議案の上程(提案理由説明)
     議第91号
     会第5号~会第8号
○議長(片岡信博君) 次に、日程第2、議案の上程を行います。
 議第91号並びに会第5号から会第8号までの5件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 山下議会事務局長。
◎事務局長(山下彰人君) 朗読いたします。
 令和2年第2回(6月)近江八幡市議会定例会追加提出議案
市長提出議案
議第91号 近江八幡市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
議員提出議案
会第5号 近江八幡市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
会第6号 新型コロナ感染から国民の命と暮らしを守る意見書の提出について
会第7号 選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出について
会第8号 自家増殖を原則禁止とする種苗法改正の取りやめを求める意見書の提出について
 以上であります。
○議長(片岡信博君) 次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 皆さんおはようございます。
 本日追加いたします案件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議第91号近江八幡市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う市民生活への影響に対する支援策の財源とすべく、近江八幡市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例及び近江八幡市教育長の給与及び旅費に関する条例をそれぞれ改正し、市長、副市長及び教育長の令和2年6月に支給する予定の期末手当について、その全額を不支給とするため、所要の改正を行いたく提案させていただくものでございます。よろしくお願いをいたします。
○議長(片岡信博君) 次に、議員提出議案会第5号について提案理由の説明を求めます。
 北川誠次君。
             〔19番 北川誠次君 登壇〕
◆19番(北川誠次君) 皆さんおはようございます。
 提出者を代表し、会第5号について提案理由の説明をさせていただきます。
 近江八幡市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 本条例の改正は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、市民生活を3カ月に及ぶ自粛をお願いしたこと、また、市民生活が厳しい状況となっていることから、感染拡大防止に係る財源とするべく、議員報酬の額を、令和2年7月1日から令和2年9月30日までの3カ月間、10%減額するため、本議案を提出するものです。
 議員皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(片岡信博君) 次に、議員提出議案、会第6号から会第8号について提案理由の説明を求めます。
 玉木弘子君。
             〔9番 玉木弘子君 登壇〕
◆9番(玉木弘子君) 皆さんおはようございます。日本共産党、玉木弘子です。
 提出者を代表して、会第6号の意見書について朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 新型コロナ感染から国民の命と暮らしを守る意見書の提出について
 安倍政権は5月25日に新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言を全国で解除しました。首相はこの会見で「感染はほぼ終息できた」と述べましたが、感染は完全に収まっておらず、次の感染の波がいつどのように起きるのか予断を許しません。第2波への備えを急ぐことが不可欠です。
 緊急事態宣言が出された4月7日から約50日間、国民は感染拡大を抑え込むために外出自粛・休業要請などにこたえ、生活の先行きに強い不安を抱えつつ人との接触を極力減らすよう我慢と忍耐の生活を続けてきました。感染を減少させてきたのは、国民の大変な努力と医療機関の方々の昼夜を問わずご尽力いただいた賜物です。
 しかし、外出自粛と休業による雇用、中小商店・企業の経営、文化・芸術、教育での大打撃を受けているにもかかわらず、国民の深刻な事態に見合った対策が講じられていません。国民世論により「一人一律10万円の給付金」の実現をはじめ、雇用調整助成金の上限引き上げ、業者の家賃支援などが一定図られましたがあまりにも後手の対応で、国民生活も地域経済も瀕死の状態です。
 コロナ感染は長期化が不可避と言われており、補償と支援の構築は待ったなしです。直ちに国民が「新しい生活様式」を不安なく選択できるよう政府の財政措置が強く求められています。感染の第2波に備えるためにも、経済の再開を支えるためにもPCR検査や抗体検査等の抜本的な拡充も必要です。
 また、3月の一律休校以来、子どもたちの生活と学習は危機的な状況です。目の前の子どもたちが安心して学べるよう大幅な教員の増員で未来を担う子どもたちの教育権を保障することが重要です。
 よって、国に対して、新型コロナウイルスの感染を防ぎ、国民の命と健康、暮らしを守るために、以下の対策を求めます。
        記
1、自粛と補償は一体に、減収になったすべての事業者への給付金措置を行うこと。また、手続きを簡素化し速やかに給付を実施すること。
2、医師会や自治体の努力で設置が進められているPCR検査センターへの十分な財政支援や人的体制の強化を行い、医療・検査体制を抜本的に拡充すること。
3、コロナ対応等で減収になっているすべての医療機関へ財政支援をすること。
4、再開した学校で子どもたちが安心して生活し学習に向かえるよう、中学校3年生・小学校6年生だけでなくすべての学年で三密を避け少人数での学習を実施すること。
5、世界的に問題となっているDVや虐待増加の実態をつかみ、シェルターを設置すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
 続きまして、会第7号の意見書について、朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出について
 平成27年12月、最高裁判所において、「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」と定める民法第750条の規定が憲法に違反するかどうかが争われた訴訟について、合憲とする判決が示された。
 しかし、結婚に際し夫婦のいずれか一方が改姓しなければならない現行の夫婦同姓制度においては、改姓に伴う社会的な不利益や精神的な苦痛が生じる事例は避けられないことから、判決においても、夫婦が同姓・別姓の選択を可能とする選択的夫婦別姓制度を導入することを含めて、氏制度の在り方は国会で論ぜられ、立法措置されるべきであるとされた。
 平成29年末に内閣府が実施した世論調査では、選択的夫婦別姓制度の導入を容認する回答が、導入に否定的な回答を大きく上回った。さらに、夫婦や親子で姓が異なると家族の一体感が損なわれるとの意見もあるが、同世論調査では、家族の一体感に「影響がないと思う」とする回答が6割を超え、「弱まると思う」とする回答の倍以上となり、夫婦で姓が異なることへの抵抗感も弱くなっている。
 また、一人っ子同士の結婚が珍しくない現代においては、姓を途絶えさせないために別姓制度を望む声も聞かれるところである。
 もとより、夫婦同姓が社会的に定着していることに十分留意する必要があり、夫婦が異なる姓を名乗ることによる子どもへの影響など、別姓制度の導入に向けての入念な調査および検討は、決して欠かされてはならない。
 よって、国会および政府におかれては、最近における国民の価値観の多様化およびこれを反映した世論の動向等に鑑み、制度導入に係る検討を慎重に進めるとともに、選択的夫婦別姓制度の法制化に取り組まれるよう強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
 続きまして、会第8号の意見書について、朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 自家増殖を原則禁止とする種苗法改正の取りやめを求める意見書の提出について
 農林水産省は種苗法の現行制度の見直しを検討し、今後、種苗法改正案が国会で審議される予定となっている。原則として農家に認められてきた登録品種の自家増殖を「許諾制」という形で事実上一律禁止する改正案により、これまで認められてきた農家のタネ取り(自家増殖)の権利が著しく制限され、許諾手続き、費用、種子を毎年購入しなければならないなど、日本の農業を支えてきた圧倒的多数の小規模農家にとって大打撃である。これは農家の経営を圧迫し、地域農業の衰退を招きかねず「国連家族農業の10年」、「小農の権利宣言」の精神と相反する。地域の中小の種苗会社が品種登録をする余裕がない場合、高額の登録料を支払うことのできる特定の民間企業による種子の独占、市場の寡占化が進み、農家や消費者の選択肢をより一層制限する事態が予想される。
 自家増殖禁止は種子の多様化や地域に適した作物栽培を阻害しかねず、地球規模の気候変動による食糧不足が懸念される中、食料安全保障の観点にも逆行している。
 よって、国においては地域農業や農家、消費者の権利を守り、安定した農作物、食料を確保する観点から、農家の権利を制限する種苗法改正を取りやめることを強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(片岡信博君) 以上で議案の上程を終わります。
 ここでお諮りします。
 ただいま上程しました議案のうち、会第5号については本日採決したいと思いますが、これに異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの会第5号については本日採決することに決しました。
 それでは、本日採決します会第5号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局への発言通告をお願いいたします。
 休憩します。
               午前9時46分 休憩
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               午前9時46分 再開
○議長(片岡信博君) 再開します。
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△日程第3 質疑
○議長(片岡信博君) それでは、日程第3、質疑に入ります。
 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
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△日程第4 委員会付託
○議長(片岡信博君) 次に、日程第4、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっています会第5号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの1件については委員会付託を省略することに決しました。
 それでは、ただいま議題となっております議案について討論のある方は、後刻休憩中に事務局に発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午前9時47分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前9時47分 再開
○議長(片岡信博君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第6 討論・採決
○議長(片岡信博君) それでは、日程第6、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 それでは、会第5号について起立により採決します。
 お諮りします。
 会第5号近江八幡市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
             〔起立全員〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第5号は原案を可決することに決しました。
 それでは、本日上程いたしました議第91号並びに会第6号から会第8号の4件について質疑のある方は、明日午後5時までに事務局へ発言通告をお願いします。
 なお、議第91号並びに会第6号から会第8号に対する質疑は11日の個人質問終了後に行いますので、ご了承お願いいたします。
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