録画中継

令和2年第3回(9月)近江八幡市議会定例会
9月9日(水) 一般質問
山本 英夫 議員
(1)空き町家・空き店舗活用について
(2)教育現場におけるICT化について
◆24番(山本英夫君) 個人質問をいたします。山本英夫です。
 まず、日本国中を今も震撼させておりますコロナの感染は全く予想だにしなかった展開を続け、各方面に多大な被害、影響をもたらしております。また、大変大きな2つの台風が襲来し、これも多大な被害をもたらしました。九州を中心とした地域においては、令和2年7月豪雨による甚大な被害に続くものであります。
 感染や被災によりお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、感染された、また災害を受けられた方々、大きな影響や被害等を受けておられる各業種の皆さんの少しでも早期の回復、立ち直りを祈るものであります。
 それでは、発言通告に従い、2点につき分割での質問でありますが、これらについてもコロナ関連の影響が見られるものでもあり、いろいろと思いがけもしない社会影響の強さを感じ、コロナ感染の問題の大きさ、深刻さを改めて痛感するものであります。
 まず、空き町家・空き店舗の活用について質問をさせていただきます。
 今年度においても、いろいろと対策事業のお取組をお考えいただいていたものと認識をいたしておりますが、どのような事業展開を考えておられたのか、そして現状の進捗についてお尋ねをいたします。明快なご答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(片岡信博君) 当局の回答を求めます。
 万野産業経済部長。
〔産業経済部長 万野藤治君 登壇〕
◎産業経済部長(万野藤治君) 山本議員の空き町家・空き店舗の活用についてお答えをいたします。
 本市に残存する町家は、八幡堀を中心とした重要伝統的建造物群保存地区の町並みを構成する重要な建築物であり、地域の共有財産であります。
 これらの町家を未来に継承していく必要があることから、令和元年度には事業の実施に向けて町家利活用検討事業関連業務委託及び町家利活用検討委員会を行い、町家所有者のニーズの実情や活用用途、民間事業者の公募等における課題などの調査と分析を行うとともに、町家の定義や事業対象エリアの検討を進めてまいりました。
 本年度も引き続き、空き町家、空き店舗支援施策の実施に向けて諸課題の整理を行っているところでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、事業内容の精査や実施時期について検討を重ねているところであります。
○議長(片岡信博君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) これまでから空き町家については答弁にありましたように旧市街地、八幡学区における取組が多くありました。
 今年度においては、観光面を含め、商店、商店街の経済悪化は大きなものがあります。いや応なく空き店舗も増加してあろうかと思いますが、そうしたことに対する現状の把握、空き店舗活用に対する現状についてご答弁をお願いします。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 万野産業経済部長。
◎産業経済部長(万野藤治君) 山本議員の再問にお答えをいたします。
 山本議員のご質問のとおり、事業者の多くは新型コロナウイルス感染症の影響を受け、厳しい状況下にあると、本市といたしましても認識をしているところでございます。
 地域経済団体からのヒアリングによりますと、新型コロナウイルス感染症関連の廃業は少なくとも管内で4件あったと報告を受けております。
 やむなく事業の廃業などの理由で空き店舗となる物件については、町のにぎわいが喪失されないよう、近江八幡商工会議所や安土町商工会などの経済団体と連携し、新たな入居につながるための取組を検討してまいります。
 また、多くの事業者が継続して事業を続けられるよう、セーフティーネット保証制度の認定業務や持続化助成金事業などを用いて事業者の支援を行っており、事業承継を含めまして事業者の課題に寄り添った支援を行いながら、今後も事業者が安心して本市で事業継続できるよう、商工業振興施策の推進に努めてまいります。
○議長(片岡信博君) 質問はありませんか。
 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) 観光駐車場の運営にもこのコロナ感染は大きな影響を与えましたが、空き店舗活用、もちろん既存の商店にとっても施設にとってもですが、駐車場の利用のしやすさは重要な問題になるかと考えております。
 周辺店舗、施設、住民がよりよく簡易に利用できる駐車場に対する考えがあればご答弁をお願いします。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 万野産業経済部長。
◎産業経済部長(万野藤治君) 再問にお答えをいたします。
 山本議員の周辺店舗、施設、住民がよりよく簡易に利用できる駐車場についてお答えをいたします。
 議員ご指摘のとおり、小幡観光駐車場は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、その利用率は前年度よりも減少をいたしております。
 また、旧市街地における簡易利用が可能な駐車場につきましては、民間事業者が新たにコインパーキングなどを導入されておりますが、地域住民からのニーズが大きいということは当局としても認識をいたしております。
 一方で、小幡観光駐車場は、観光客を対象として設置された駐車場であることから、施設の設置目的などを鑑み、関係各課と協議をする中で、新たな活用施策に対する課題の整理を行ってまいりたいというふうに考えております。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) 観光に関してということになりますと、指定管理の施設は大変な影響を受けておられますので、またその点についても考慮いただきたいと思います。
 もう長らく閉鎖されております。周辺住民からは再開の希望は大きなものがあります。小幡通り正神町角の元地元のスーパーでありました民間の大きな空き店舗ですが、高齢者福祉を含め、空き店舗のまま放置されていることは大きな課題であるかと考えます。
 行政、市長部局としても、まちづくり、経済活性化のために働きかけをお願いできないものかと思いますが、何かご答弁をいただけることがあればお願いいたします。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 万野産業経済部長。
◎産業経済部長(万野藤治君) 再問にお答えをいたします。
 山本議員の閉店をされた商業施設、これの跡地利用についてということだと思いますが、地域に根差した商業施設の跡地利用につきましては、さきにお答えしましたとおり、各種経済団体や関係部局と連携して取組を検討したいと考えております。
 個別の物件、一つ一つに対する方向性につきましては、その立地や所有者の意向及び活用方針がそれぞれ異なることが想定されますため、現状でお答えすることは困難であります。
 いずれにいたしましても、空き店舗に係る支援施策につきましては、課題と目的を整理した上で、現在策定中の商工業振興ビジョンの中で方向性の検討を進めてまいりたいと考えております。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) 観光駐車場前ということもあり、目立つ場所であります。立地的には恵まれたところであると思います。空き店舗対策の目玉でもあるかと思いますし、先ほども申しましたように、独居及び高齢者にとっては福祉上も必要とされる店舗です。広い意味での行政としてのお取組を要望いたしておきます。
 次に2問目、教育現場におけるICT化について質問させていただきます。
 まず、さきに発表された2019年度の文科省の行っている全国学力テスト都道府県別正答率ランキングにおいては、滋賀県は47番、最下位でありました。県レベルであり、直接市の評価ではありませんが、非常に残念な結果であるという気持ちにならざるを得ません。
 そうした中で、これからの教育を考えるときに、ICT対応を外しては考えられない時代になってきているように思います。また、ICTに関しては、コロナ感染からも大きく注目をされた課題であります。
 それが前提になったのかどうか分かりませんが、この夏、市内学校において家庭のネット環境について調査をされたことは、こうしたことを見据えたものと取ってよいものなのか。その趣旨についてまずお聞かせください。
○議長(片岡信博君) 当局の回答を求めます。
 日岡教育長。
             〔教育長 日岡 昇君 登壇〕
◎教育長(日岡昇君) 山本議員のネット環境調査に係るご質問にお答えします。
 本年はコロナウイルス感染症防止策により、長期間にわたる臨時休校措置が講じられましたことから、これまで以上にICTを活用して家庭と学校をつなぐ機会も増えてくることが想定されます。
 そこで本年6月に、インターネットの接続環境やお子さんが自由に利用できる端末の有無などの家庭におけるICT環境を調査しました。
 今後、臨時休校など学校で授業のできないときに、ICT環境の整っていない家庭に対し通信機器や端末の貸出しを行い、ICTにより家庭と学校をつなぐ環境を整えてまいりたいと考えていますので、今回の調査を実施したところです。
○議長(片岡信博君) 回答漏れはありませんか。
 質問はありませんか。
 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) 調査結果の分析については、どのような判断をされるようなものであったのか、これからの方針をどうお考えなのか、ご答弁をいただきたいと思います。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 日岡教育長。
◎教育長(日岡昇君) 再問にお答えします。
 調査結果についてお答えしたいと思います。
 無線Wi-Fiのない家庭が163件で、全体の約3%、児童・生徒が自由に利用できるタブレットかパソコンのない家庭が1,412件で全体の約26%でした。
 家庭における無線Wi-Fiの設置環境はかなり整っていると見受けられますが、端末については充足している状況ではありません。
 そこで無線Wi-Fiのない家庭については、近江八幡ロータリークラブ様よりいただきました寄附を活用し、貸出しできる無線Wi-Fiのモデムの整備を行ってまいりたいと考えています。
 端末につきましては、議第121号で提案させていただいております小中学校児童生徒1人1台端末整備契約にて、できるだけ早期に調達を行ってまいりたいと考えているところです。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) ありがとうございます。
 市内の中学校においても、ユーチューブ等の活用してホームページの利用の先進事例とも言えるものがあるともお聞きいたしますが、各校における取組状況についてお聞かせください。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 日岡教育長。
◎教育長(日岡昇君) 議員の再問にお答えします。
 ホームページでの学習保障の取組状況についてお答えします。
 学校では、臨時休校中はホームページ上に学習に係るスペースを作り、ユーチューブ動画へのリンクを設けたり教員が作成した動画を配信するなど、児童・生徒が繰り返し視聴し学習を進められるよう工夫をしながら、学習保障に努めました。
 教員が作成する動画については、児童・生徒への担任の励ましのメッセージなどがあるものについては、児童・生徒や保護者だけが視聴できるようパスワードをかけ、不特定多数の人が視聴できないよう配慮しました。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) ICT事業の各現場での比較、格差ということでは、6月定例会における教育委員会の答弁として述べられているものがあります。
 「ICT機器の指導の効果的な活用において、効果的な指導法を共有し、指導力の向上に取り組んでいきます」とされ、全ての教員が指導できるようにしていきたいとの答弁が見られますが、現状において保護者の方々の声をお聞きする中においては、指導による格差、指導力の結果の違いを言われることも多くお聞きをいたします。
 そういったことの把握はどうなっているのか、どう考えておられるのでしょうか。この議会において、議第121号小中学校児童生徒1人1台端末整備契約と第122号においてパソコン教室端末整備が議案上程され、これまで以上にICT関連の指導力の強化、同レベルであることが重要とされますが、これからのお取組の方針、計画についてはどのように考え取り組まれようとされているのか、お答えください。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 日岡教育長。
◎教育長(日岡昇君) 山本議員の再問にお答えします。
 ICT指導力の格差についてのことのご質問やと思います。
 1人1台が、1台端末の整備や中学校のコンピューター室の端末の整備など、今後新しい端末を児童・生徒が利用することから、教員のICT指導力向上が重要になってくるのはもちろんでございます。
 現在、教員は日常的にICT機器を活用し、指導力向上に努めています。また、平成27年度から3年間、研究推進校で取り組んだタブレット端末の効果的な活用について研究成果を各学校で共有しており、指導力の向上に取り組んでおります。
 教育委員会としましても、今後1人1台端末が整備されたときに活用できるよう、研修も進めています。この夏休みには、ICT教育推進リーダー対象のオンライン授業の研修会を行いました。
 その研修を基に、各学校でオンライン授業ができるように伝達研修を実施していただいているところです。
 また、教育研究所も希望する教員を対象としたタブレットの指導力向上研修を行いました。
 今後も、教員が効果的に活用し、指導ができるように研修を継続していきたいと考えております。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) 保護者の方からICTの活用の進捗状況について、市のホームページの中では令和になってから公開が停滞し、おざなりになってきてはいないかとの声もあります。
 ICT推進方針がアップされているのはこの1月までのように見受けられていましたし、どの部門が進み、どういう計画なのかが、進歩の著しい分野にあるにもかかわらず、更新があまりされず、内容を知ることができないとのことであります。そうした印象を保護者の方は持たれております。
 現状についてご説明をいただきたいと思います。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 日岡教育長。
◎教育長(日岡昇君) 再問にお答えします。
 ICT推進方針の公開についてのご質問と考えております。本市では、平成29年4月に、近江八幡市小中学校ICT教育・整備方針を策定し、令和3年度までの5年間において、段階的に整備を行う方針として取組を進めてまいりました。
 昨年12月に、国よりGIGAスクール構想の実現に向けた取組を示され、本市においても順次ネットワークや端末の整備に取組を進めています。
 方針においては、当初より段階的整備としていましたが、平成30年度に行いました校務系システムの整備に加え、GIGAスクール構想での学習系システムの整備の方針を加えさせていただいたものを令和2年7月に近江八幡市小中学校ICT教育・整備方針改訂版として公表をさせていただいたところです。
 日進月歩の世界であり、引き続き適宜見直しを行っていきながら進めていきたいと思っております。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) さきにお聞きした各校のホームページのことに戻りますが、現状では各校のホームページのPC版、デスクトップベースでしか上げられておらず、各保護者が手軽で見やすく検索もしやすいスマホベースのものになっていないとの声もお聞きしますが、そうしたことについて改善等についてお考えをお聞かせください。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 日岡教育長。
◎教育長(日岡昇君) 再問にお答えします。
 現在、教育委員会が契約しているホームページシステムは、スマートフォンやタブレットからも見られるようになっておりますが、スマートフォン版のような簡易表示ができるようなシステムにはなっておりません。
 現在、契約業者においてスマートフォン版を開発中との状況で、今後システムがバージョンアップされる中で対応できる予定です。
 学校のスマートフォン版ホームページの作成も必要となりますので、環境が整い次第順次対応していきたいと思っております。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) ホームページの取組方は、担当教員のスキルによるものが大きいのかもしれませんが、現状の中でも対応可能ではないかと思われる学校もあります。いろいろな方面からお考えいただき、対応をお願いしたいと思います。
 また、さきに質問いたしました1人1台のパソコン導入が進められていますが、教育現場ではこの早期導入に対応したインフラ整備、ネット環境整備に対し、今までの状態を考えると不安を感じずにはいられないのですが、1人1台のパソコン導入に対応した整備に関する取組計画はどのようなお考えで進められているものか、順調に進められ、完了済みとして捉えてもよいものか、お答えをいただきたいと思います。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 日岡教育長。
◎教育長(日岡昇君) 再問にお答えします。
 インフラ整備の取組計画についてお答えします。
 児童・生徒1人1台端末の整備に当たっては、学校内でネットワークの利用ができるように学校内のインフラ整備が必要不可欠なものとなります。
 本市では、平成30年度に教員が利用する校務系システムの整備を行う際に、各学校間及びインターネットを結んだ教育情報ネットワークを構築しています。
 現在、この教育情報ネットワークを拠点とした各学校内の無線ネットワークを整備しています。
 この無線ネットワークにより、普通教室や特別教室、体育館など、学校内の様々な教室で児童・生徒1人1台端末がネットワーク利用できることとなります。より多くの機会で端末が活用できるように取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) このコロナ問題は先を見通せないものですが、その関連というだけでなく、これからの方向性としてリモート授業の対応を考えざるを得ない面もあるかと思います。
 リモート授業は、日本という国自体が遅れているとされていますが、これからの取組としては進めざるを得ないものと感じるものです。
 そうした中で、当市の教育委員会としてのお考えがあればご答弁をお願いします。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 日岡教育長。
◎教育長(日岡昇君) リモート授業についてお答えします。
 以前、昨日でした、辻議員のご質問の中にオンライン授業云々があって、やっぱり対面授業の大切さというのをこのコロナ禍の中で子どもたちも先生方も感じられました。
 オンラインというのは、1つは動画配信をすること、1つは議員おっしゃるようにリモート授業ということの形なんですが、こういう授業がこれからは増えてくるやもしれませんが、できたら対面授業の中でこのタブレットの授業ができていったらいいのになというのが私の思いです。
 ただ、リモート授業のよい点や課題のある点を踏まえながら進めていきたいと考えております。
 リモート授業は、リアルタイムでつながることができるので、離れていても授業ができる利点はありますが、授業が深まりにくいことや同時に多くの人が使用するとうまくつながらないという課題もあります。
 このようなことから、リモート授業は、児童・生徒の様子を把握することや生活のリズムを整える手助けをすること、子どもたちの課題に取り組む動機づけをすること、これらに活用することが重要だと考えています。
 教科等の授業として実施する場合は、リモート授業と動画配信の組合せを行い、リモート授業で生徒の様子を把握し、学習の指示をした後、あらかじめ配信している動画を視聴するなど、使い分けることが必要かと考えております。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) 対面での授業を市の教育委員会として大事にされることは大切なことであることは認められるものであると思います。
 しかし、さきの国の補助事業、推進の方向からすると、またコロナ感染対応の現状からすると、早晩、リモート授業に対するしっかりした体制が必要とされるという可能性を考え、動き出しておくべきものとなっているのではないでしょうか。
 このコロナ問題の中で、家族に基礎疾患のある、また高齢者に対する心配から自主欠席をせざるを得ない子どもたちも全国の中では出ているように仄聞もいたします。
 こうしたことにも、また不登校の児童・生徒にも対応し、良好な教育環境を提供できる可能性もありますので、リモート授業に対して先進的なお取組を考えていただきたいとも思いますが、こういったことも含め、もう一度ご答弁をいただいてもよろしいでしょうか。
○議長(片岡信博君) 回答を求めます。
 日岡教育長。
◎教育長(日岡昇君) 再問にお答えします。
 不登校やコロナ感染の心配から欠席する子どもへのリモート授業の考えについてお答えしたいと思います。
 学校の教室と自宅をつなぐことで、教室に入りにくい子どもや感染の不安から登校できない子どもたちへの学習支援の一つの方法と考えています。
 しかし、学校に登校しにくい子どもたちの状況は一人一人違うことから、平常の授業とともに子ども個々の状況に合わせて異なる対応をすることは、現状では難しい面があります。
 今後、リモート授業に関わり、どのような活用ができるか、検討を行い、必要な対策を講じていきたいと考えております。
○議長(片岡信博君) 山本英夫君。
◆24番(山本英夫君) 教育委員会の思われていることは、十分理解した上ということでお聞きをいただきたいんですけれども、授業参観の回数も減り、保護者が授業内容を確認できなくもなってきている中では、リモート授業が学校と保護者をつなぐ役割も果たせるかもしれません。
 また、子どもたちの教育環境の先進性は、人口の増加、少子化を防ぐことにつながるものであるとも考えられますので、市として、教育委員会として積極的にお取組をお考えもいただきたいと思います。
 これで質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(片岡信博君) 以上で山本英夫君の個人質問を終わります。
ご利用について
  • この議会中継は近江八幡市議会の公式記録ではありません。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 「近江八幡市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。近江八幡市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。
  • 許可無く放送を中止させていただく場合がございます。