録画中継

令和2年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月7日(月) 一般質問
第1 会議録署名議員の指名
第2 請願の上程
   請願第1号~請願第3号
第3 個人質問
               午前9時31分 開議
○議長(片岡信博君) 皆さんおはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(片岡信博君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 平井せい治君
 小川広司君
の両名を指名します。
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△日程第2 請願の上程(提案理由説明)
     請願第1号~請願第3号
○議長(片岡信博君) 次に、日程第2、請願の上程を行います。
 請願第1号から請願第3号の3件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 山下議会事務局長。
◎事務局長(山下彰人君) 朗読いたします。
受理番号  請願第1号
請願者   近江八幡市江頭町
      原水爆禁止近江八幡市協議会
           木 田 昌 志
請願件名  日本政府に核兵器禁止条約に参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願
受理番号  請願第2号
請願者   近江八幡市北之庄町
      近江八幡市平和委員会
      代表   奥 野 昭 夫
請願件名  日米地位協定の見直し・改定を求める意見書の提出を求める請願
受理番号  請願第3号
請願者   近江八幡市中小森町
           丸 柱 真優佳
請願件名  気候非常事態宣言及び気候変動に対する取り組みを推進する請願
 以上であります。
○議長(片岡信博君) 次に、請願第1号及び請願第2号について、紹介議員の説明を求めます。
 森原陽子君。
             〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 皆さんおはようございます。
 請願第1号について、請願趣旨を朗読いたしまして説明とさせていただきます。
 日本政府に核兵器禁止条約に参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願
 請願趣旨
 広島県と長崎県にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経た2017年7月7日、歴史的な核兵器禁止条約が採択されました。
 条約は、核兵器について破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章、国際法、国際人道法、国際人権法に反するものであると断罪して、これに「悪の烙印」を押しました。核兵器は今や不道徳であるだけでなく、歴史上初めて明文上も違法なものとなりました。
 条約は、開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用とその威嚇に至るまで、核兵器に関わるあらゆる活動を禁止し、「抜け穴」を許さないものとなっています。
 また、条約は、核保有国の条約への参加の道を規定するなど核兵器完全廃絶への枠組みを示しています。同時に、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記され、被爆国、被害国の国民の切望に応えるものとなっています。
 このように、核兵器禁止条約は、被爆者とともに私たち日本国民が長年にわたり熱望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものです。
 2017年9月20日、核兵器禁止条約への調印・批准・参加が開始されて以降、国際政治でも各国でも、前向きな変化が生まれてきました。そして、2020年10月24日に条約発効に必要な条件である批准国が50カ国になり、2021年1月22日には発効となります。
 アメリカの「核の傘」に安全保障を委ねている日本政府は、核兵器禁止条約に背を向け続けています。こうした態度を直ちに改め、被爆国として核兵器全面禁止のために真剣に努力する証として、核兵器禁止条約に参加、調印、批准することを強く求めます。
 以上の理由により、国に対し、意見書を提出していただくよう請願いたします。
 以上で説明とさせていただきます。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いします。
 引き続きまして、請願第2号について、請願趣旨を朗読いたしまして説明とさせていただきます。
 日米地位協定の見直し・改定を求める意見書の提出を求める請願
 請願趣旨
 在日米軍は、日米安保条約第6条に基づく「日米地位協定」を根拠に日本国内に駐留しており、米軍基地を抱える地方公共団体は、基地の存在及びその運用に伴う諸問題によって地域の生活環境の整備等、様々な障害を受けています。このため、米軍基地が集中する沖縄県をはじめ、平成7年から平成8年にかけては、在沖縄米兵による少女暴行事件を機に、多くの自治体が地位協定の見直しを求めてきました。しかし、昭和35年の締結以降一度も改正されておらず、この間、在日米軍の兵士らによる事件・事故、米軍の低空飛行訓練等、いまだに米軍基地被害は後を絶たない状況が続いています。最近では、米海兵隊岩国基地所属の戦闘機部隊で、手放しの操縦や飛行中の読書など重大事故になる規律違反が横行していたことが明らかになっています。
 こうした中で、2018年7月、全国知事会が、日米地位協定の抜本改定を含む「米軍基地負担に関する提言」を全会一致で採択しました。この提言は「日米地位協定を見直し、航空法や環境法令など国内法を原則として適用させることや、事件・事故時の自治体職員の迅速かつ円滑な立入りの保障などを明記すること」を盛り込んでいます。このことは、住民の福祉と安全を守ることを任務とする地方自治体として当然の提言であり、早急に実現しなければならない問題と考えるものです。
 以上の趣旨を踏まえ、国(政府)に対して、「日米地位協定の見直し・改定を求める意見書」を提出していただくよう請願します。
 請願事項
1.「全国知事会」や「全国市議会議長
  会」が求める地位協定見直し・改定
  要求を真摯に受け止め、早急に実現
  すること。
 以上で説明とさせていただきます。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いします。
○議長(片岡信博君) 次に、請願第3号について紹介議員の説明を求めます。
 岩崎和也君。
             〔2番 岩崎和也君 登壇〕
◆2番(岩崎和也君) 皆さんおはようございます。
 請願第3号について、請願趣旨を朗読いたしまして説明とさせていただきます。
 気候非常事態宣言及び気候変動に対する取り組みを推進する請願
 請願趣旨
 地球温暖化とは、温室効果ガス(大気中にある二酸化炭素(CO2)やメタン、フロン等)が増えすぎ、宇宙に逃げようとしていた熱が地表に溜まり起こる気温の上昇や気候の変化をさします。
 また昨今の急激な気温上昇や気候変化は「気候変動」、「気候危機」とも呼ばれています。
 滋賀県でも、年平均気温は約100年間で1.35℃上昇しており、このまま新たな対策を追加せずにいれば今世紀後半には最大で4.6℃上昇すると言われています。
 さらに気候変動の影響として、琵琶湖の全層循環が2019、2020年と2年連続でされていないこと、2013年県内で全国初の「大雨特別警報」発令、2017年竜王町の新川の堤防が決壊し近隣工場の油が琵琶湖に流出するといった台風の被害があったこと、高温による熱中症で搬送される人の増加や農作物収穫の減少や品質低下等、気候変動の影響は既に私たちの暮らしの中にも表れています。
 これらの事態を受け、今全世界でSDGs(持続可能な開発目標)の取組がなされています。このSDGsの17の目標の中には「気候変動に具体的な対策を」があり、私たちがこの地球で暮らし続けていくために、緊急で取り組むべき課題とされています。滋賀県においては持続可能な社会実現に向け、三日月知事より本年1月に「しがCO2ネットゼロムーブメント」が宣言され、それに次いで10月には県議会にて「気候非常事態宣言と着実な目標達成をめざす政策をすすめる請願」が採択されました。さらには、菅首相が10月に「2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする」と表明されています。
 約40年前、琵琶湖を守るために「せっけん運動」が滋賀県から全国へ広まっていきました。私たちが今琵琶湖と共に生きていけるのはその時代に行動を起こしていただいた県民(市民)の皆さんのおかげだと思います。今度は私たちが子どもたちに持続可能な未来をつなげていく番ではないでしょうか。
 「気候非常事態宣言」を出すことで、市民に気候変動による危機を広く知らせるきっかけとなり、現在市で取り組まれている対策のさらなる推進にもつながっていくと思います。
 以上のことから、気候変動の原因となっている諸課題の解決に向けて、市、団体、個人が一丸となって、できることから積極的に取り組んでいけるよう「気候非常事態宣言」及び気候変動に対する次の取組の推進、普及について請願します。
 請願事項
1.気候変動が起きている現状を広く知らせ、市民が持続可能な暮らしの実現に向けて行動していけるよう、「気候非常事態宣言」を行うこと。
2.「気候非常事態宣言」及び気候変動に伴い、次の取り組みの推進を行うこと。
   (1)ゴミ削減への取り組みの推進
   (2)フードロス削減への取り組みの推進
   (3)地産地消の取り組みの推進
   (4)森や琵琶湖のヨシを守ることによるCO2を吸収する地域の植物を守る取り組み
   (5)気候変動対策に取り組む事業者および団体に対する支援
   (6)多世代に対するCO2削減の啓発活動への取り組み
   (7)市民と行政が共に歩むCO2削減の取り組み
 以上で説明とさせていただきます。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(片岡信博君) 以上で請願の上程を終わります。
 それでは、ただいま上程いたしました請願第1号から請願第3号の3件について質疑のある方は、明日午後5時までに事務局へ発言通告をお願いします。
 なお、ただいま上程しました3件に対する質疑は、9日の個人質問終了後に行いますのでご了承をお願いします。
◆15番(冨士谷英正君) 議長、発言したいんですが。
 議長に質問したいのですが、議長に。質問したいんです。今の請願のことについて。
○議長(片岡信博君) 登壇して発言どうぞ。
             〔15番 冨士谷英正君 登壇〕
◆15番(冨士谷英正君) おはようございます、皆さん。
 今、立派な請願が1号から3号まで上程をされました。ここでまず、議長さんにお尋ねをしたいことがございます。
 請願というのは、ご存じのように、これは憲法で全国民に保障されたものであります。必ず、そこにはどこに、請願の持っていく先ですね、それがなけりゃあ分かりません。内容は分かったとしても。
 だとしますと、この3号を読ませていただきますと、内容は分かるんですけども、誰に請願されたのか。これを上程されるには、議長さんのいわゆる判断があったと思うんですね。議長が、これだったら議案として上程しましょうということで。
 だから、議長に聞きたいのは、これはどこに請願をされるというふうに理解をされて、どこの文言で、またそれが理解できるのか。それをぜひ議長に質問したいと思います。
 以上です。
○議長(片岡信博君) ここで暫時休憩いたします。
               午前9時48分 休憩
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               午前10時41分 再開
○議長(片岡信博君) 再開します。
 先ほど冨士谷議員より請願第3号について、本請願の請願先が不明瞭との意見がございましたので、私より後ほど請願者へその意図を確認させていただきますので、このまま議事を進行します。
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△日程第3 個人質問
○議長(片岡信博君) 次に、日程第3、個人質問に入ります。
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