録画中継

令和2年第4回(12月)近江八幡市議会定例会
12月18日(金) 最終日
第1 会議録署名議員の指名
第2 委員会審査報告
第3 討論・採決
第4 諸般の報告
   市長報告
第5 議案の上程(提案理由説明)
   議第158号~議第161号
   会第13号~会第14号
第6 質疑
第7 委員会付託
第8 委員会審査報告
第9 討論・採決
               午前9時31分 開議
○議長(片岡信博君) 皆さんおはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(片岡信博君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、
 平井せい治君
 小川広司君
の両名を指名します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第2 委員会審査報告
○議長(片岡信博君) 次に、日程第2、委員会審査報告に入ります。
 各常任委員会に審査を付託していました諸案件を一括議題とし、各常任委員長の報告を求めます。
 まず、予算常任委員会の報告を求めます。
 予算常任委員長小川広司君。
             〔21番 小川広司君 登壇〕
◆21番(小川広司君) 皆さんおはようございます。
 それでは、ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、12月10日及び11日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第132号 令和2年度近江八幡市一般会
     計補正予算(第9号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(片岡信博君) 次に、総務常任委員会の報告を求めます。
 総務常任委員長平井せい治君。
             〔20番 平井せい治君 登壇〕
◆20番(平井せい治君) おはようございます。
 続きまして、総務常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、12月14日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告をします。
 まず、予算関連議案につきまして、
議第139号 令和2年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第3号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、条例関連議案につきまして、
議第147号 近江八幡市特別史跡安土城跡ガイダンス施設条例の一部を改正する条例の制定について
議第150号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関連条例の整理に関する条例の制定について
 以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、その他議案につきまして、
議第154号及び議第155号、いずれも公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて
 以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、請願につきまして、
請願第1号 日本政府に核兵器禁止条約に参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願
請願第2号 日米地位協定の見直し・改定を求める意見書の提出を求める請願
 以上2件は、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同よろしくお願いします。
○議長(片岡信博君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。
 教育厚生常任委員長岩崎和也君。
             〔2番 岩崎和也君 登壇〕
◆2番(岩崎和也君) 皆さんおはようございます。
 続きまして、本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、12月15日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告いたします。
 まず、予算関連議案につきまして、
議第133号 令和2年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議第134号 令和2年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)
議第135号 令和2年度近江八幡市介護保険事業特別会計(サービス事業勘定)補正予算(第1号)
議第136号 令和2年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
 以上4件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、条例関連議案につきまして、
議第140号 近江八幡市岡山社会体育施設条例の制定について
議第146号 近江八幡市民アリーナ条例等の一部を改正する条例の制定について
議第149号 近江八幡市都市公園のうち有料施設の属する都市公園の管理及び運営に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 以上3件は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
議第145号 近江八幡市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について
議第148号 近江八幡市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
 以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 なお、審査過程における主な意見として、議第140号、議第146号、議第149号については、今回の見直しは、個々に設定されていた市内のスポーツ施設の使用料に規則性を持たせるために行うものであり、料金改定が目的ではないとしても、結果的に土日料金が平日の1.5倍となるなど値上げとなる部分があり、スポーツ振興という観点から、利用者の意見をよく聞いた上で再度使用料については検討する必要があるとの意見がありました。
 以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(片岡信博君) 次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員長井上芳夫君。
             〔11番 井上芳夫君 登壇〕
◆11番(井上芳夫君) おはようございます。
 続きまして、産業建設常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査するため、12月16日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
 まず、予算関連議案につきまして、
議第137号 令和2年度近江八幡市水道事業会計補正予算(第1号)
議第138号 令和2年度近江八幡市下水道事業会計補正予算(第1号)
 以上2件は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、条例関連議案につきまして、
議第151号 近江八幡市及び東近江市における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、その他議案につきまして、
議第152号 健康ふれあい公園サッカー場整備工事請負契約の変更につき議決を求めることについて
議第153号 公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて
議第156号 近江八幡市及び東近江市における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託の廃止に関する協議につき議決を求めることについて
議第157号 東近江市及び近江八幡市における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託に関する協議につき議決を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 最後に、請願につきまして、
請願第3号 気候非常事態宣言及び気候 変動に対する取り組みを推 進する請願
は、全員賛成で原案を採択すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(片岡信博君) ただいまの審査報告に対し、質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告は終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第3 討論・採決
○議長(片岡信博君) 次に、日程第3、討論・採決に入ります。
 まず、市長提出議案のうち、発言通告がありました案件について、討論・採決を行います。
 それでは、予算関連議案について討論を行います。
 森原陽子君の発言を許します。
             〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 皆さんおはようございます。日本共産党の森原陽子です。
 当議員団を代表いたしまして、議第132号令和2年度一般会計補正予算(第9号)に賛成の立場で討論をいたします。
 今回の補正予算では、障害者就労支援金事業として、コロナのために工賃が減収となった作業所の利用者に対し、温かい支援策が取られました。また、子育てサークル・子育て支援団体活動応援事業も、各団体の感染防止対策費として助成金が組み込まれました。つなごう「近江牛」支援事業補助金も、1頭10万円の補助金を1農家当たり5頭までだったものを30頭までに大きく拡大し、コロナで大変な減収となっている農家を支援する施策が拡充されました。
 既に、補正予算(第8号)として、今議会初日にコロナ対策のじもと応援クーポン事業及び観光振興事業のコロナ感染対策費が追加可決されています。
 このような大胆にしてきめ細やかなコロナ対策は、市民の合意と合理的な考えの下、大きな庁舎建設を取りやめたからこそ実現できたものです。まさに、小西市長が回答されたように、八十数億円の市庁舎を中止して正解であったのであり、来年度はコロナの影響で市税の減収はあろうと考えるが問題ないと思うと言われるゆえんです。これまで議会で何度も確認されたように、前契約の解除は市長の独断などではなく、コンパクトで機能的な庁舎建設と福祉の充実が多くの市民の願いであります。庁舎建設を縮小したからこそ、コロナ禍の下で市民のための施策へ迅速に財源を振り向けることができ、市民にとって大きな利益となりました。
 補正予算(第9号)は、コロナ禍の下での市の行政の執行を推進し、市民の生活を支える予算であることから、議第132号に賛成いたします。
○議長(片岡信博君) 以上で予算関連議案についての討論を終わり、これより採決します。
 お諮りします。
 議第132号令和2年度近江八幡市一般会計補正予算(第9号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立全員〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第132号は原案を可決することに決しました。
 次に、条例関連議案について討論を行います。
 檜山秋彦君の発言を許します。
             〔23番 檜山秋彦君 登壇〕
◆23番(檜山秋彦君) 檜山秋彦です。日本共産党議員団を代表して、議第140号、議第146号、議第149号について一括して反対討論を行います。
 3議案は、全て市内のスポーツ施設の利用料金改定のための条例改正提案であります。
 当局は、当初から、決して料金引上げのためではなく、安土、八幡の合併から10年、諸事情でそのままに据え置かれてきたスポーツ施設の料金を統一の取れた整合性のあるものにしたいと言われてきました。料金引上げを目的にやったのではないということをたとえ認めるとしても、結果として大幅な料金引上げになる施設があるのは事実であります。統一の取れた整合性のある料金制度を求めたということを認めるとしても、それならばなぜ利用者にとって有利な安土地区の料金体系に統一しなかったのか。合併は、あくまでも対等、平等の原則に基づいて行われたはずではなかったのか。わざわざ高額な利用料金を設定している近江八幡の制度に統一したのはなぜか。本議会での私の質問に、当局は明確な答弁ができませんでした。私が当局に取って代わって答弁しましょう。料金体系に全市的整合性を取るに当たって、結果としてスポーツ施設の料金収入総額が減ることがあってはならない。増えることはあっても減っては困る。これが前提ではなかったのでしょうか。
 では、スポーツ施設の使用料金は、一体どのような施設が幾らくらいの利用者負担に設定されねばならないのか。民間の施設の場合、建設費と運営経費と減価償却費と一定の利潤を稼ぎ出さねば、企業として存続できません。ですから、年間の入れ込み客数を仮定して入場料を設定することになります。
 しかし、市が建設し市民に提供している施設の場合、その建設費と運営経費と減価償却費は全て市民の血税であります。利潤を生み出す必要はありません。国や県の助成があったとしても、しょせんそれは税金で建設され、維持されているのであります。ですから、改めて利用者負担を課する必要はないのです。現に、同じ教育委員会の管轄下にある図書館は、利用料を徴収していません。スポーツ施設と文化教育施設にあるこの相違に合理性はありません。この点でも、当局は、私の質問に明快な答弁をできませんでした。
 当局は、全てのスポーツ施設の使用料が他市町と比較して低水準となっていると書いていますが、当局提示の資料をよく見ると、グラウンドでもテニスコートでも弓道場でも、八幡より安い施設が他市町にあるのです。全てのという言葉に偽りがあります。県内運動公園の利用料比較でも、他施設の利用料に比べて近江八幡の運動公園は安過ぎるというのですが、平均値を算出した県内運動公園10施設の中に国レベルの公認を得た3施設の利用料を含めていました。桁違いの施設の利用料を入れて平均を取ることによって、近江八幡運動公園の利用料の低さを演出したのです。同レベルの運動公園だけで比較すれば、本市の運動公園はむしろ高い利用料金を取っていたんです。
 さらに、土日、休日使用料の平日料金に対する倍率一覧表では、平日と土日、休日の倍率が他市町では平均1.40倍あるとして、本市は、全施設、土日、休日の利用料を平日の1.5倍に設定することにしたと当局は説明しました。ここにも許し難いごまかしがあります。そもそも土日、休日料金を設定していない、つまり平日も土日も同じ料金にしている市が12市中7市、多数派なのです。町は、全て土日、休日料金を設定していませんから、県内18自治体のうち、土日、休日料金を設定しているのは5市にしかすぎません。当局が言う平均値1.40というのは、この5市の平均であって、土日、休日料金を設定していない自治体を無視した平均であります。
 また、市立運動公園ほか社会体育施設等の使用料改定の変遷という文書によれば、これまで土日、休日の区別なく1時間当たり930円で利用され、99から100%の稼働率を誇ってきたあづちマリエートは、今回の改定で平日1,200円、土日、休日は実に1,800円になります。
 この議案を審議した教育厚生常任委員会では、玉木議員のいつ頃見直すのかという質問に、3年後と教育部長は返答されました。3年間これで行くと宣言されたのです。小西市政の1期目の間には、もう見直しはありません。
 教育は、真実を探求することを教える営みであります。しかし、人間ですから、過ちを犯すこともあります。そのときには、誤りを認めるにはばかることなかれと教えるのも教育であります。当議会と市民に責任を負う教育委員会が、謙虚に誠実に市民の声、議会の声に耳を傾け、自らの間違いを正す勇気を持たれることを切に求めます。
 私は、本議会に籍を置かれる議員各位に訴えます。これほど間違いだらけの当局提案は、一旦不採択にして当局にお返ししようではありませんか。もし、これをこのままで可決されることになれば、その責任は可決した議員にも及ぶことになる。このことを申し上げて、議第140号、議第146号、議第149号を可決することにした教育厚生常任委員会の決定に反対する討論といたします。
 以上です。
○議長(片岡信博君) 以上で条例関連議案についての討論を終わり、これより採決します。
 お諮りします。
 議第140号近江八幡市岡山社会体育施設条例の制定については、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立多数〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第140号は原案を可決することに決しました。
 次に、お諮りします。
 議第146号近江八幡市民アリーナ条例等の一部を改正する条例の制定については、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立多数〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第146号は原案を可決することに決しました。
 次に、お諮りします。
 議第149号近江八幡市都市公園のうち有料施設の属する都市公園の管理及び運営に関する条例の一部を改正する条例の制定については、教育厚生常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立多数〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第149号は原案を可決することに決しました。
 次に、市長提出議案のうち、討論のない案件について、予算関連議案、条例関連議案、その他議案の順に一括採決します。
 まず、予算関連議案について、議第133号から議第139号までを一括採決します。
 お諮りします。
 議第133号令和2年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議第134号令和2年度近江八幡市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)、議第135号令和2年度近江八幡市介護保険事業特別会計(サービス事業勘定)補正予算(第1号)、議第136号令和2年度近江八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議第137号令和2年度近江八幡市水道事業会計補正予算(第1号)、議第138号令和2年度近江八幡市下水道事業会計補正予算(第1号)、議第139号令和2年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第3号)、以上7件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) ご異議なしと認めます。よって、議第133号から議第139号までの7件は原案を可決することに決しました。
 次に、条例関連議案について、議第145号、議第147号、議第148号、議第150号及び議第151号を一括採決します。
 お諮りします。
 議第145号近江八幡市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について、議第147号近江八幡市特別史跡安土城跡ガイダンス施設条例の一部を改正する条例の制定について、議第148号近江八幡市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、議第150号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議第151号近江八幡市及び東近江市における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、以上5件は、総務、教育厚生及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) ご異議なしと認めます。よって、議第145号、議第147号、議第148号、議第150号及び議第151号の5件は原案を可決することに決しました。
 次に、その他議案について、議第152号から議第157号までを一括採決します。
 お諮りします。
 議第152号健康ふれあい公園サッカー場整備工事請負契約の変更につき議決を求めることについて、議第153号から議第155号、いずれも公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第156号近江八幡市及び東近江市における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託の廃止に関する協議につき議決を求めることについて、議第157号東近江市及び近江八幡市における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託に関する協議につき議決を求めることについて、以上6件は、総務及び産業建設の各常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) ご異議なしと認めます。よって、議第152号から議第157号までの6件は原案を可決することに決しました。
 次に、請願について討論・採決を行います。
 それでは、請願第1号について討論を行います。
 まず、玉木弘子君の発言を許します。
             〔9番 玉木弘子君 登壇〕
◆9番(玉木弘子君) 皆さんこんにちは。日本共産党、玉木弘子です。
 議員団を代表いたしまして、請願第1号日本政府に核兵器禁止条約に参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願に賛成の立場で討論いたします。
 今、世界では、核兵器禁止条約の発効から核兵器廃絶へ進もうという声が広がっています。多くの国々が被爆者の声に耳を傾け、核兵器による安全ではなく、核兵器のない世界による安全を選択し、核兵器禁止条約を支持し、参加しつつあります。2017年7月7日に国連で採択されました核兵器禁止条約は、同年9月から参加、調印、批准が開始され、今年10月に条約の発効に必要な条件である批准国が50か国に達し、12月11日にはさらに増えて51か国となり、来年の1月22日には条約が発効となります。
 唯一の戦争被爆国である日本政府は、核兵器廃絶の先頭に立つべき立場にあります。国内の世論調査におきましても、日本が核兵器禁止条約に参加すべきとの声は7割を超えております。滋賀県におきましても、さきの9月議会で、核兵器禁止条約の批准を目指し建設的議論を求める意見書が賛成多数で採択され、平和を求める県民を大きく励ましました。
 また、全国の地方議会におきまして、核兵器禁止条約への参加を求める意見書の採択は、12月15日時点の調査におきまして501議会に達し、全自治体の28%を超えたことが報道されております。
 今回の請願趣旨は、日本政府に被爆国として核兵器全面禁止のために真剣に努力するあかしとして核兵器禁止条約に参加、調印、批准することを求めるものです。
 平成27年3月18日に、当近江八幡市議会で決議されました核兵器廃絶平和都市宣言では、私たち近江八幡市民は、人類の恒久平和を実現するため、核兵器廃絶を目指し、平和を守ることを強く訴え、ここに近江八幡市を核兵器廃絶の平和都市とすることを宣言しますとあります。この決議にありますように、今回の請願趣旨は、私たち近江八幡市民の願いと一致していると言えます。
 以上のことから、総務常任委員会では不採択となりましたが、議員の皆様の賛同によりまして、この請願第1号を可決していただくよう申し上げまして、賛成討論といたします。
○議長(片岡信博君) 次に、西津善樹君の発言を許します。
             〔16番 西津善樹君 登壇〕
◆16番(西津善樹君) 皆さんおはようございます。志誠会の西津善樹です。
 請願第1号日本政府に核兵器禁止条約に参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願について、反対の立場から討論をさせていただきます。
 初めに、世界で唯一の核被爆国である我が国の立場として、核兵器のない世界の実現を訴え続けてこられた被爆者の方々や被爆地の努力に対しまして、心より敬意を表するとともに、核兵器禁止条約が目指す核兵器廃絶という目標の下、私は核兵器のない世界平和を切に願い、核軍縮に取り組むべきであると考えております。
 まず、核軍縮に取り組む上では、人道と安全保障の2つの観点を考慮することが重要となってまいります。
 しかし、核兵器禁止条約では、安全保障の観点が踏まえられておりません。国際情勢の劇的な変化により、北朝鮮の核ミサイル開発や度重なる弾道ミサイル発射やまた中国による尖閣諸島問題などは、日本及び国際社会の平和と安定に対しましてこれまでになく重大かつ差し迫った脅威でございます。
 北朝鮮のように核兵器の使用をほのめかす相手に対しては、通常兵器だけでは抑止を効かせることは大変困難であるため、日米同盟の下で核兵器を有する米国の抑止力を維持することが必要です。日米同盟を基軸とする米国をはじめとした諸外国との間における防衛協力なくして我が国の安全保障は成り立たないことからすれば、請願趣旨にある米国の核の傘に安全保障を委ねている日本政府の態度を改めるべきというこの主張は、我が国の領土と国民の生命と財産を他国からの脅威にさらすことに直結するばかりか、現在の国際社会が保っている安全保障上のバランスを崩すことになり、逆に不安定な状況をつくり出してしまうことは、核兵器使用のリスクが高まるばかりか、核廃絶への道筋も大きく遠ざかるものであると考えます。核兵器を直ちに違法化する条約に参加すれば、米国による抑止力の正当性を損ない、日本国民の生命、財産を危険にさらすことを容認することになりかねず、日本の安全保障にとっての問題を招きます。
 また、核兵器禁止条約は、現実に核兵器を保有する核兵器保有国のみならず、日本と同様に核の脅威にさらされている非核兵器保有国からも支持を得られておらず、そのような条約を推進していくことは、残念ながら分断を生み出し、核兵器の廃絶から遠ざかるばかりであります。
 日本をいかに守るかという安全保障面をどのように考え、北朝鮮の脅威からどのように守ろうとされているのか全く分かりませんし、国民の生命と財産を守る安全保障についての考えが記されていない請願を近江八幡市議会として採択することはあってはならないと考えます。
 国民の生命と財産を守ることを最優先にすべき観点から、現実の安全保障上の脅威に適切に対処しながら、地道に現実的な核軍縮を前進させる道筋を追求していくことが重要であり、むしろ日本は唯一の被爆国であるからこそ、世界平和のために核兵器保有国や核兵器禁止条約支持国を含む国際社会における橋渡し役を現実的かつ実践的に取り組むべきと考え、この請願には賛同をいたしかねます。
 以上のことから、請願第1号日本政府に核兵器禁止条約に参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願についての反対討論とさせていただきます。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(片岡信博君) 以上で討論を終わり、これより請願第1号について起立による採決をします。
 念のために申し上げます。
 本件に対する総務常任委員長の審査報告は不採択であります。
 原案について採決します。
 お諮りします。
 請願第1号日本政府に核兵器禁止条約に参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立少数〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、請願第1号は不採択とすることに決しました。
 次に、請願第2号について討論・採決を行います。
 まず、森原陽子君の発言を許します。
             〔8番 森原陽子君 登壇〕
◆8番(森原陽子君) 日本共産党の森原陽子です。当議員団を代表して、請願第2号日米地位協定の見直し・改定を求める意見書の提出を求める請願に対し、賛成討論いたします。
 戦後75年を経た今日でも、日本には、沖縄は言うに及ばず、首都東京をはじめとして全国各地に在日米軍基地が存在しています。基地内はおろか、周辺地域で住民との間に事故が起きても、我が国の警察の捜査権すら及ばない。およそ独立国とは言い難い治外法権状態にあります。NATOにも米軍基地は存在しますが、原子力空母の海外母港、殴り込み部隊である海兵隊の海外基地、首都への基地配備は唯一日本だけです。しかも、特殊作戦部隊のオスプレイが配備されるなど、近年日本の米軍基地は増強されています。
 そして、増強された在日米軍と自衛隊との軍事の一体化も進んでおり、本年10月26日から11月5日かけて行われた日米合同演習、キーンソード21では、自衛隊約3万7,000人、米軍約9,000人が参加し、日本全土を使っての大規模演習が行われました。訓練の日時、経路など、地方自治体が事前情報を求めても提供されないこと、米国内でも許可されていない低空飛行訓練も日本ではどこでも自由放題となっていることなども異常です。ドイツ、イタリア、ベルギー、イギリスなど、いずれも自由勝手な訓練を認めておらず、当然のことながら当該国の軍の承認や内容の規制などが定められています。事故の際にも、欧州では地方自治体の立入調査権を認めています。
 このような中で、請願書にもあったように、在日米軍による深刻な被害が激化しています。コロナ感染対策でも、米軍人は旅券法や出入国管理法から除外されているため、感染対策や実態を明らかにされていないまま、周辺地域へ自由に外出しています。今こそ、請願者が求めているように、日米双方が対等、平等な立場から、日米地位協定の見直しと改定をすることが必要であり、住民の福祉と安全そして人権を守る地方自治体として、国に意見書を提出すべきと考えます。
 以上のことから、請願第2号に賛成いたします。良識ある議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(片岡信博君) 次に、西津善樹君の発言を許します。
             〔16番 西津善樹君 登壇〕
◆16番(西津善樹君) 志誠会の西津善樹です。請願第2号日米地位協定の見直し・改定を求める意見書の提出を求める請願について、反対の立場から討論をさせていただきます。
 この請願には、昭和35年の締結以降一度も改正されていないとされておりますが、政府では、地位協定が適用される範囲の見直しについて、米国政府と協議し、おととし1月に適用範囲の厳格化を含めた地位協定の軍属に関する補足協定に署名するなど、適切な改善が行われています。
 このように、日米同盟が深まるような内容で適切に見直しを行うことが重要と考えます。米国政府と連携して、米軍人、軍属の綱紀粛正及び事件、事故防止を徹底し、日米地位協定については本来あるべき姿を目指すべきなのです。
 よって、本案が求められている地位協定の抜本的な見直しは、日米同盟を悪化させないという観点から受け入れられないものと考えます。
 以上、請願第2号日米地位協定の見直し・改定を求める意見書の提出を求める請願についての反対討論とさせていただきます。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(片岡信博君) 以上で討論を終わり、これより請願第2号について起立により採決します。
 念のため申し上げます。
 本件に対する総務常任委員長の審査報告は不採択であります。
 原案について採決します。
 お諮りします。
 請願第2号日米地位協定の見直し・改定を求める意見書の提出を求める請願は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立少数〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立少数と認めます。よって、請願第2号は不採択とすることに決しました。
 次に、請願第3号について討論・採決を行います。
 西津善樹君の発言を許します。
             〔16番 西津善樹君 登壇〕
◆16番(西津善樹君) 志誠会の西津善樹です。請願第3号気候非常事態宣言及び気候変動に対する取り組みを推進する請願について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
 地球温暖化により、近年では異常なまでの猛暑や熱波そして大規模な台風や集中豪雨、海水温上昇など異常気象が当たり前のように襲ってくるようになりました。昨年の台風19号や本年、令和2年7月豪雨は、まさにその象徴であり、大きな教訓でもあります。
 また、請願趣旨にも述べられているように、琵琶湖の全層循環が2年連続でされていないことなどからも、地球温暖化による気候変動の危機感はもはや他人事ではなく、我が事として捉えざるを得ません。
 また、世界気象機関からは、CO2の世界平均濃度は昨年過去最高を更新したと発表されました。
 このような危機的状況の中、世界中で気候非常事態宣言を出し、CO2削減に向けた取組を強化されています。もちろん、この宣言そのものが目的ではありませんが、市長であれ議会であれ、気候非常事態宣言という行為そのものが、具体的な行動をより大きく、より確実に物事を動かす原力になります。市民の皆さんとともに、市全体で認識を共有するための効果的な起爆剤になると考えるものです。
 私は、近江八幡市が自然環境にも恵まれたすばらしい町だと思っています。この環境を次の世代へと引き継いでいくことは我々の責務であり、またそのために我々が取り組めることは率先して取り組むべきであるということを申し上げながら、以上をもって請願第3号気候非常事態宣言及び気候変動に対する取り組みを推進する請願についての賛成討論とさせていただきます。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(片岡信博君) 以上で討論を終わり、これより請願第3号について起立により採決します。
 原案について採決します。
 お諮りします。
 請願第3号気候非常事態宣言及び気候変動に対する取り組みを推進する請願は、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立全員〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、請願第3号は採択とすることに決しました。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第4 諸般の報告
○議長(片岡信博君) 次に、日程第4、諸般の報告を行います。
 市長報告を行います。
 地方自治法の規定に基づき、報第17号専決処分の報告について和解及び損害賠償の額を定めることについて、以上1件の報告が提出されましたのでご了承をお願いします。
 以上をもちまして諸般の報告を終わります。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第5 議案の上程(提案理由説明)
     議第158号~議第161号
     会第13号・会第14号
○議長(片岡信博君) 次に、日程第5、議案の上程を行います。
 議第158号から議第161号並びに会第13号から会第14号の6件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。
 山下議会事務局長。
◎事務局長(山下彰人君) 朗読いたします。
 令和2年第4回(12月)近江八幡市議会定例会追加提出議案
市長提出議案
議第158号 令和2年度近江八幡市一般会計補正予算(第10号)
議第159号 健康ふれあい公園グラウンドゴルフ場他整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
議第160号 円山財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてほか人事議案1件
議員提出議案
会第13号 すべての医療機関、介護・障がい等の事業所への緊急財政支援を求める意見書の提出について
会第14号 地方自治法第180条議会の委任による専決処分事項の指定についての一部を改正することについて
 以上であります。
○議長(片岡信博君) 次に、市長提出議案の提案理由の説明を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 皆さんおはようございます。
 本日追加いたします案件につきまして提案理由のご説明を申し上げます。
 議第158号令和2年度近江八幡市一般会計補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,737万9,000円を追加し、予算総額を454億7,427万5,000円とさせていただくものでございます。
 主な内容といたしましては、民生費におきまして、ひとり親世帯臨時特別給付事業で国の新型コロナウイルス感染症追加対策として、年内に給付金の再支給を実施するため、負担金補助及び交付金等を追加させていただくものでございます。
 この財源につきましては、国庫支出金を充当させていただくものでございます。
 次に、議第159号健康ふれあい公園グラウンドゴルフ場他整備工事請負契約の締結につき議決を求めることにつきましては、一般競争入札によって契約金額等が確定しましたので、条例の定めるところにより提案させていただくものでございます。
 次に、議第160号円山財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、円山財産区の財産区管理委員の任期満了に伴いまして、委員を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。
 次に、議第161号牧財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、牧財産区の財産区管理委員の任期満了に伴いまして、委員を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。
 以上、追加いたしました議案につきましてご審議賜り、ご可決賜りますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(片岡信博君) 次に、議員提出議案会第13号及び会第14号について提案理由の説明を求めます。
 北川誠次君。
             〔19番 北川誠次君 登壇〕
◆19番(北川誠次君) 提出者を代表し、会第13号の意見書について、朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
 すべての医療機関、介護・障がい等の事業所への緊急財政支援を求める意見書の提出について
 今般の新型コロナウイルス感染症の拡大が続くなか、医療、介護・障がい等の事業所は、自らの感染リスクと闘いながら、国民の生命と健康を守るために日々奮闘しています。
 医療機関では、入院・外来ともに患者数の厳しい減少が見られ、介護や障がい等の事業所でも利用を控える人が増えており、事業収入が大幅に減少しています。一方で、事業所内で感染を引き起こさないための経費も増大しており、本市の市立総合医療センターにおいても、3月から10月の診療報酬請求ベースでの入院収益は8,637万3,000円の減収、外来収益は2億3,571万5,000円の減収となっています。また、市内の介護・障がい等の事業所でも、新型コロナウイルス感染症が拡大する前に比べ、多少の変動はあるものの、3月から10月で46%程度減少した事業所もあります。
 とりわけ新型コロナウイルス感染症患者のうち、重症者を受け入れている医療機関における、逼迫した状況が報道等で取り上げられていますが、地域医療や介護・障がい等の福祉を支えているのは、所在や規模を問わず、全ての病院、診療所、歯科、保険薬局、介護・障がい等の事業所です。
 これまで、関係団体等から事業収益の減少に対する財政支援を求めていますが、新型コロナウイルス感染症の治療に対する診療報酬は手厚くなったものの、未だ多くの医療機関、介護、障がい等の事業所が切望する事業収益の減少に対する財政支援は実施されていません。
 仮に、事業収入が平常時の状態に戻ったとしても、医療、介護・障がい等の事業所の自助努力だけでは、今般のコロナ禍による減益を挽回するだけの事業収入を確保することは不可能であり、もともと深刻な人材不足が叫ばれていた介護・障がい等の事業所においては、廃業せざるを得ない事業所が予想されるなど、福祉制度の基盤崩壊につながりかねない状況となっています。
 先般実施された緊急融資は、資金繰りにおける一時凌ぎであり、このままコロナ禍が収束しないのであれば、医療のみならず、介護・障がい等福祉の崩壊を避けることはできません。
 医療、介護・障がい等福祉の崩壊を食い止め、最前線で国民の生命と健康を守るために奮闘している医療機関、介護・障がい等の事業所を支援するために、国の責任による迅速かつ大規模な財政支援策が必要です。
 以上のことから次の事項を実現するよう強く要請します。
        記
1、国において、すべての医療機関、介護・障がい等の事業所への大幅な緊急財政支援を行うこと。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 議員の皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。
 引き続きまして、提出者を代表し、会第14号について提案理由の説明をさせていただきます。
 地方自治法第180条議会の委任による専決処分事項の指定についての一部を改正することについては、地方自治法等の一部を改正する法律(平成29法律第54号)の施行に伴い、地方自治法の一部が改正され、本則第5号中の引用条文に条ずれが生じたことから所要の改正を行いたく、本議案を提出するものであります。
 議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(片岡信博君) 以上で議案の上程を終わります。
 それでは、ただいま上程しました議第158号から議第161号並びに会第13号から会第14号の6件について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午前10時41分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前10時41分 再開
○議長(片岡信博君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第6 質疑
○議長(片岡信博君) それでは、日程第6、質疑に入ります。
 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。
              ~~~~~~~~~~~
日程第7 委員会付託
○議長(片岡信博君) 次に、日程第7、委員会付託に入ります。
 お諮りします。
 ただいま議題となっています議第160号から議第161号並びに会第13号から会第14号の4件については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの4件については委員会付託を省略することに決しました。
 なお、議第158号及び議第159号については、お手元に配付しました議案付託表のとおり、予算常任委員会及び産業建設常任委員会に付託をします。
 後刻、再開後に審査報告が願えますようよろしくお願いします。
 予算常任委員会は、この後、本会議場にて開議され、予算常任委員会終了後、産業建設常任委員会は第3・第4委員会室にて開議されます。
 休憩します。
               午前10時43分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時49分 再開
○議長(片岡信博君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第8 委員会審査報告
○議長(片岡信博君) それでは、日程第8、委員会審査報告に入ります。
 まず、予算常任委員会の報告を求めます。
 予算常任委員長小川広司君。
             〔21番 小川広司君 登壇〕
◆21番(小川広司君) それでは、ただいまから予算常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第158号 令和2年度近江八幡市一般会計補正予算(第10号)
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で予算常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(片岡信博君) 次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員長井上芳夫君。
             〔11番 井上芳夫君 登壇〕
◆11番(井上芳夫君) 続きまして、ただいまから産業建設常任委員会の審査報告を行います。
 本定例会において当委員会に付託された案件を審査するため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。
議第159号 健康ふれあい公園グラウンドゴルフ場他整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについて
は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(片岡信博君) ただいまの審査報告に対し、質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。
 それでは、議第158号から議第161号並びに会第13号から会第14号の6件について討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。
 休憩します。
               午前11時53分 休憩
              ~~~~~~~~~~~
               午前11時53分 再開
○議長(片岡信博君) 再開します。
              ~~~~~~~~~~~
△日程第9 討論・採決
○議長(片岡信博君) それでは、日程第9、討論・採決に入ります。
 発言通告がありませんので、討論なしと認め、これより採決します。
 まず、市長提出議案について、議第158号から議第161号までの4件を順次、起立により採決します。
 まず、議第158号を採決します。
 お諮りします。
 議第158号令和2年度近江八幡市一般会計補正予算(第10号)は、予算常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立全員〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第158号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第159号を採決します。
 お諮りします。
 議第159号健康ふれあい公園グラウンドゴルフ場他整備工事請負契約の締結につき議決を求めることについては、産業建設常任委員長の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立全員〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第159号は原案を可決することに決しました。
 次に、議第160号を採決します。
 お諮りします。
 議第160号円山財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立全員〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第160号は原案に同意することに決しました。
 次に、議第161号を採決します。
 お諮りします。
 議第161号牧財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立全員〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第161号は原案に同意することに決しました。
 次に、議員提出議案について、会第13号及び会第14号を起立により採決します。
 まず、会第13号を採決します。
 お諮りします。
 会第13号すべての医療機関、介護・障がい等の事業所への緊急財政支援を求める意見書の提出については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立全員〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第13号は原案を可決することに決しました。
 次に、会第14号を採決します。
 お諮りします。
 会第14号地方自治法第180条議会の委任による専決処分事項の指定についての一部を改正することについては、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔起立全員〕
○議長(片岡信博君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、会第14号は原案を可決することに決しました。
 ここでお諮りします。
 本日意見書が可決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(片岡信博君) ご異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に一任願うことに決しました。
 以上をもって本日の日程は全て終了し、本定例会に付議されました案件は全て議了しました。
 ここで市長からご挨拶をいただきます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 議員の皆様方におかれましては、去る11月26日、令和2年第4回市議会定例会を招集させていただきましたところ、令和2年度一般会計補正予算案など提案させていただきました議案につきまして、原案どおりご可決、ご同意を賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。誠にありがとうございました。
 今議会の審議の過程におきまして、議員の皆様方から賜りましたご意見やご提言につきましては、これを真摯に受け止め、今後の市政運営に当たり、反映できますよう鋭意努力してまいりたいと存じております。
 また、本日採択いただきました気候非常事態宣言及び気候変動に対する取り組みを推進する請願につきましては、さらに取組を加速してまいりたいと思いますので、ぜひ皆様方のご協力をよろしくお願いを申し上げます。
 さて、今月1日には、近江八幡警察署におきまして、歳末特別警戒出動式が行われました。平成防犯見廻り隊をはじめとした自主防犯組織の方々が見守る中、近江八幡観光物産協会の信長隊安土衆の掛け声とともに、本市加茂町の御猟野乃杜牧場の2頭の日本馬がパトカーを先導し、歳末の警戒ムードを盛り上げていただいたところでございます。
 また、13日には、近江八幡SDGsこども特派員の任命式がございました。子どもたちが記者となり、生産者やお店を取材し、見つけたこだわりや秘密についての発表をお聞きし、私自身も学ぶところが多いものでございました。私たちの暮らす社会や未来がよくなるよう、気づき、考え、行動できる人たちが増えていっていただくことを願うところでございます。
 また、シルバー人材センターの会員の皆様に年末恒例の官庁街清掃奉仕作業を行っていただきました。200名余りの方々のお力できれいになり、新しい年を気持ちよく迎える準備が整いました。
 来年はうし年でございます。旧伴家住宅、いわゆる八幡教育会館の展示の左義長の山車飾りがネズミから牛に交換する山車引継ぎ式行われたところでございます。牛歩千里という言葉にもありますよう、様々な課題に対しても歩みをやめることなく、一歩一歩着実に進めてまいりたいと考えております。
 これから先、ますます寒さが厳しくなる中、議員の皆様方におかれましては、年末年始の行事等で何かとご多忙の日々が続くとは存じますが、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなど気をつけながら、くれぐれもご自愛いただきまして、輝かしい新春をお迎えになられますとともに、新年のなお一層のご活躍をご祈念し、あわせまして市政発展への一層のご協力をお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
○議長(片岡信博君) 第4回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
 去る11月26日に開会いたしました本定例会も議員各位のご協力並びに市長をはじめ当局の皆様方の格別のご協力をいただき、本日ここに無事閉会の運びとなりましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。
 当局の皆様方におかれましては、本定例会の中、各議員から出されました意見や要望を十分に尊重され、市政の一層の発展に努められますようにお願い申し上げるものであります。
 本年は、新型コロナウイルス感染症のため、市民の皆様や事業者の皆様にとって、仕事や日々の生活などライフスタイルの環境は大きく変わったことと存じます。このような中、感染防止、拡大防止にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
 また、当局におかれましては、市民の安心・安全を守るために日々その職務に当たっていただき、感謝を申し上げるとともに、今後も引き続きご対応いただきますようお願い申し上げます。
 結びになりますが、新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束を祈念するとともに、皆様方におかれましては、時節柄ご自愛をいただき、本市発展のため、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。
 それでは、これをもちまして令和2年第4回近江八幡市議会定例会を閉会といたします。
 ご苦労さまでした。
               午後0時3分 閉会
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