録画中継

令和3年第2回(6月)近江八幡市議会定例会
6月16日(水) 一般質問
西津 善樹 議員
(1)市役所新庁舎建設について
(2)気候非常事態宣言について
(3)安土小学校建設と安土コミュニティエリア整備について
◆16番(西津善樹君) 皆さんおはようございます。志誠会のやる気と元気の西津善樹でございます。
 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告の順に従いまして発言させていただきます。私の今回の質問は、市役所新庁舎建設について、気候非常事態宣言について、安土小学校建設と安土コミュニティエリア整備についての大きく3項目を分割方式により質問させていただきます。さきの質問内容と重複する点もありますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、この6月定例本会議開会日初日には、この本会議場におきまして、市議会議員在職10年の表彰を行っていただきました。私も初めのうち、議員になった当初は、まだ若さもあり、納得のいかないこともたくさんありましたが、先輩諸兄から、1期目は見習と勉強、2期目は見聞広げて、3期目で一人前やと、今は我慢の時期やぞというふうに励まされながら、悔しい思いなどもたくさんしてまいりましたけども、何とか乗り越えることができました。しかしながら、10年が経過し、本日もこの質問席に立たせていただいているということは、これもひとえに市当局、また、市の職員の皆様方をはじめ、先輩議員や議員仲間、もちろん市民の皆様方からの叱咤激励、ご指導、さらにご協力があったからだと、このように思っております。
 やる気と元気でスタートしてから早くも10年かと、このように実感するとともに、改めて初心に返り、ぶれることなく真っすぐに今後も市民の皆様のための政治を目指して、やる気と元気で頑張っていく所存でございます。今後とも皆様の叱咤、ご指導をよろしくお願い申し上げます。
 それでは、質問に移ります。
 まず、大きく1項目めの質問です。単刀直入に申し上げます。市役所新庁舎建設事業を一旦見送ってください。
 理由といたしましては、まず第1に、現在コロナ禍状況下にあること。また、基本設計のままなら反対だと、このような市民の声が大きいこと。そして現在の本市の財政状況が、基金の取崩しに頼り切っていることなどからです。
 それよりも、今は、コロナ禍の今だからこそ市民への救済措置をすべく、妊婦へのタクシー代支援や学業資金の無利息貸付け、小規模事業者への家賃緊急支援など、コロナ対策の本市独自施策を充実させていくべきではないかと、このように思っております。当局のお考えをお示しください。
 以上、初問です。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
 小西市長。
             〔市長 小西 理君 登壇〕
◎市長(小西理君) 西津議員お尋ねの新庁舎建設に関するご質問にお答えを申し上げます。
 まず、さきの岩崎議員のご質問にもお答えしたように、コロナウイルス感染症関連の対策と庁舎関係含めまして、他の施策との関係はないということで我々施策を実行し、予算を組ませていただいております。まずもって、そのことをご理解いただければというように思います。
 次に、3月議会でもお答えしましたとおり、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、全国各自治体において歳出が増え、税収が減る厳しい財政運営を強いられることが予想されております。
 これまでも申し上げてきましたとおり、現本庁舎の老朽化、前回計画の工事着手に伴う都市整備部や産業経済部の安土町総合支所への一時移転、デジタル社会の進展、防災対策をはじめとする多くの課題に対応していくためには、新庁舎整備事業の推進が必要であり、現時点において事業の延期等は考えておりません。
 また、今回の基本設計の内容に対し、ご理解をいただけていない市民の方がおられることは認識をしておりますけれども、一方で、基本設計内容を評価され、このまま進めてもらいたいとの意見もいただいているところでございます。今後も市民や議会、職員等の意見を踏まえ、ご理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。
 なお、新庁舎整備事業は、令和3年3月作成の中期財政計画において最優先事業として、現時点で見込まれる事業費46.3億円プラス12.9億円を盛り込んでおり、今後の財政見通しに大きな問題はないものと考えておりますが、適宜、決算成果の反映、景気・経済情勢の見極め、大型施設整備事業全体の平準化等を実施し、リスク管理を図ってまいります。
 議員もご承知のとおり、新庁舎整備は、長年にわたって取り組んでまいりました本市における重要課題であり、事業推進においては、建設費及び将来的な維持管理費等を含め、それぞれ経費抑制に努めるとともに、有効な補助金などの活用による財源確保を行い、基金や市債のバランスに留意しながら、後年度負担の抑制を図りたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
 さらに、議員ご指摘のように、基金に頼り切った財政というような表現されているんですけど、これは当市の財政の組み方の問題でございまして、これいろいろございます。当初、何といいますかね、厳しめに予算を組んで、後で足りない分を基金で補うよというような予算の組み方をされている自治体もございますけども、当市はリスクを最大限見込むような形で、まず基金を使いながら予算を組み、最終的にどれだけ剰余金が出るかということで、基金に戻すと、こういう形の予算の編成をしております。
 このことは、議員の皆さん方にも当市の予算編成の在り方として、これを機会にご理解をいただければと思います。
 以上でございます。
○議長(平井せい治君) 質問ありますか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) それでは、再問させていただきます。
 初問でも述べましたが、現在の社会状況下において市民が求めているのは、新庁舎建設ではありません。
 新庁舎建設に投じる余力や財力があるならば、今は、仮に市が負債を抱えたとしても、コロナ禍による圧迫された市民生活の救済措置を求められているということがお分かりにならないでしょうか。ハートフルな市民のための政治を目指されているのではなかったのでしょうか。市長の見解を求めます。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答え申し上げます。
 先ほどの初問の答弁でもお答え申し上げましたように、新型コロナ対策で必要な施策は講じております。このことと新庁舎整備事業というのは、切り離して考えるべきものだというように考えております。
 また、新庁舎整備事業の工事を発注することによりまして、一種、コロナ禍の打撃によって落ち込んだ市内経済の活性化にも寄与するものだとも考えております。
 また、新庁舎整備事業は、来庁者の目的に応じ、できるだけ移動をなくし、職員が市民に寄り添う行政サービスの提供により、今より格段に利便性や案内機能を向上させるなど必要な施策と考えております。また、ハートフルな行政を目指す施策の一つであるとも考えております。
 いずれにいたしましても、市民の安心、また安全に対する信頼に応えられるよう、様々な施策を確実に進めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
○議長(平井せい治君) 質問ありますか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 再問です。
 2万1,000平米という当時の大規模な前庁舎計画ではなく、半分以下の9,000平米の新庁舎建設により財源を抑制し、その浮いた財源によって子ども医療費の窓口完全無料化をはじめとする市民福祉の向上に努めると、このように市長は主張されてまいりました。市長ご自身は、そのようなことは申し上げていないと、このように、いつものようにおっしゃるのかもしれませんが、多くの市民は、小西市長にその部分を期待されてきたのだと思っております。
 しかし、実際は、老朽化した既存施設を活用しながら本庁舎のみを縮小して建設するため、面積的にも前の計画とあまり変わりはない。しかも、既存施設の老朽化も進んでおり、これらの建て替えや維持費にもコストが生じる。さらに、行政機能が分散化されているため、市民サービスは相変わらずたらい回しにされる。極めつけに、庁舎建設に関わる全てを比較して考慮すると、前の市庁舎建設計画と、トータルコストはほぼ変わりはない。むしろ、現新庁舎建設計画が高くなるのではないかとまで言われております。
 初問答弁でありましたように、今回の基本設計に対し、ご理解をいただけていない市民の方がおられることは認識されておられるのに、なぜ今立ち止まって考え直そうとせず、かたくなに新庁舎建設を推し進められるのか、お聞かせください。
○議長(平井せい治君) 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 再問にお答えいたします。
 まず、トータルコストについてですけれども、これまでの市庁舎整備等特別委員会でもご説明申し上げてきましたとおり、ライフサイクルコストに関する経費につきましては、前計画を大幅に上回る、優位性のある考え方の下で進めさせていただいておりますので、ご理解をお願いいたします。
 また、現在のこの新庁舎整備の基本設計進めている段階におきまして、この新庁舎整備というのは、先ほどの市長答弁にもありましたとおり、現状の様々な課題、それを解決するため、また、長年本市が抱えております課題を解決するための重点施策、重要施策でもあり、速やかに推進する必要があるというふうに考えております。
 設計内容につきまして、まだ十分に市民の理解が得られていないというご指摘は十分承知いたしておりますので、この市民理解という部分につきましては、引き続き、設計内容の理解をしていただけるような周知に努めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 先ほど市長の答弁にもありました行政機能の分散や老朽化、防災機能不足が、長年本市が抱えている課題で、新庁舎整備において課題解決することが重要施策であるという答弁いただきました。
 昨日の質問にもありましたが、新計画では、庁舎機能が分散化されています。さらに老朽化、防災機能不足と言いながら、基本設計の中に、例えば、庁舎屋上にヘリポートを設置するなど、特にこの防災機能に特化した目をみはるような設計とは、庁舎には見られません。答弁と実際の計画には、かなり乖離があるように思いますが、なぜ、課題解決が重要施策だと言いながら庁舎機能を分散させ、防災機能に特化させた庁舎にしないのか、お答えください。
○議長(平井せい治君) 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 令和元年度に策定いたしました市庁舎整備基本計画におきまして、この分散につきましては、市民サービスに必要な機能は新庁舎に集中しながらも、それぞれのところで、先ほどありましたとおり、市民の皆さんができるだけ移動することなく手続や相談ができるように進めていく。そうしたことと併せて、コスト削減を図っていくために耐震性能を満たしており、まだまだ使える南別館、ひまわり館については、引き続き活用するという方針の下で進めさせていただいております。
 そうした中でも、先ほど来からの答弁等にもありましたとおり、ICT化の推進、情報化社会のさらなる進展に合わせた行政サービスをきちんと提供していくために、新庁舎が必要になるという部分もあるというふうにご理解いただきたいと思います。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) では、1億円もかけて実施された本庁舎の耐震工事のことを、市民の皆さんがどのように言われているか、ご存じでしょうか。
 あの水色の筋交いしたということは、もう庁舎建設はせえへんのやろうと、このようにまで言われているんです。いや、あと二、三年後には建て替える計画ですよと、このように私が答えると、何でそんなもったいないことすんねんと、わしら今コロナで生活苦しんでんのん分からんのかと、このようにお叱りを受けたんです。この言葉を市長、どのように受け止められますか。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答えを申し上げます。
 私が選挙に打って出る以前からも様々なご意見はございまして、この庁舎を耐震して使い続けりゃいいんだというご意見もあれば、また、実際に新庁舎の検討を始めてからも、改修し足らないものを建てればいいんだ、様々なご意見、様々な皆さんの考え方というのはあろうかというふうに思います。
 そういう中で、将来の行政ニーズ、我々が行政として達成しなければならない様々な課題、そういう中で、一体何が、どのポイントが一番最良なのかというのを求めた結果が、一つここにあるということでございます。行政として責任を果たすための最良点という部分で、ご理解をいただけたらというように思います。
 ここの耐震、1億何がしかかけたわけでございますけども、やっぱり曲がりなりにも、いつ地震が起こるか分からないという状況があるわけでございまして、行政を預かる者として、やはり市民、職員の方の安全というものは必ず確保していかなければならない。これは、手を打つことが可能であれば必ず確保しなければいけないものだというように、私は認識しております。
 例えば、私がこれをやらずに万が一事故が起こった場合、私がどういうことになるかというのは、ご想像に難くないことだというように思います。長としての責任を果たすという意味で、耐震はさせていただいたというふうにご理解をいただければと思います。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) では、デジタル社会の進展によるICT化で庁舎機能が削減できるとのことですが、確かに、今後もICT化はますます加速することが予想されます。しかし、市役所業務の多くは、窓口相談業務なんじゃないでしょうか。幾らAI、人工知能が進んでも人の心や気持ちを理解することはできないです。ハートフルな市政とは、逆行しているようにも思います。
 先ほど竹尾議員も同様のことをおっしゃっておりましたが、直接市民の皆様からの困り事相談に乗りながら対話をしていく、これが本来の窓口業務であり、それこそが本来のハートフルな行政なのではないでしょうか。お考えをお示しください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 ICTというもの、これ何度もご説明申し上げているんですけれども、単にICT機械を使うだけではなくて、例えば、今相談業務というのは本庁舎に来ていただいていますけれども、例えば、データベースが搭載された端末があれば、ある程度専門的な者がお宅を訪問しながら、その場でお話をすることができる等、より市民の方の身近なところに我々が出ていくという、そういう一つの手段にもなりますし、一つ庁舎の面積が減るということは、できる限り、オフィスワークはオフィスワークですけれども、できるだけ市民の近いところで我々は活動の拠点を移していく。
 そういう意味では、ハートフルな市政を実現するためには、ICT技術というのは当然必要になってまいりますし、併せて庁舎の面積というのも、将来的には削減されていくものだというふうにご理解をいただけたらと思います。
○議長(平井せい治君) 質問ありますか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) では、ICT化による機能強化を図られるのであれば、それに対応できる庁舎にしなければなりませんし、かなり高額な設備投資も必要になってくると考えますが、お考えお示しください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答えを申し上げます。
 現在はネットワーク社会でございますので、庁舎内に巨大なサーバーを置いたり、また汎用機を置いたりするような状況ではございません。
 そういう意味で、ICT化が進むことイコール設備投資というものには直接つながらないというふうに、ご理解をいただければと思います。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) では、市長が考えられる業務の効率化による市民サービス向上のために必要不可欠となる設備投資として、今答弁された時代が求める必要経費の積算金額をお示しください。
○議長(平井せい治君) 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 再問にお答えいたします。
 これまでの市庁舎整備等特別委員会でもご説明させていただいた部分にはなるんですけれども、具体内容につきましては、今後、また実施設計等の中で詳細な検討、積算が必要になってきます。
 現時点での想定として、情報システム関連全体で約6億円を見込んでおります。この6億円というのは、前計画で試算された部分でもございまして、内訳といたしますと、防災関連で1億8,000万円程度、それから議会関連、議会の情報システムで7,000万円ぐらい、それからネットワーク構築、これは庁内全体のものですが、これで約3億5,000万円程度というのを参考に見込んでおるところでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 新庁舎にICT化を求める以前に、現在、それに向けた取組はあまり見受けられないように感じています。
 市民の皆様や庁舎内での職員に向けたICT講習などはされていますか。
○議長(平井せい治君) 吉田総務部理事。
◎総務部理事(吉田逸美君) 西津議員の再問にお答えします。
 平成30年10月の基幹系システムのクラウド化を行ったわけですけれども、それ以降、新庁舎整備を見据えた中で、そのほかのシステムについても、更新に合わせて順次クラウド化を進めてきたところでございます。
 また、令和元年に策定いたしましたICT推進ビジョン及びICT推進方針に基づきまして、現在、各所属にICT推進員というものを配置しております。その職員向けに、昨年度につきましては業務効率化、業務改善に向け、AI-OCR、RPAに関する研修を実施し、各所属への意向調査を行うとともに、その導入の支援を行ってきたところでございます。
 また、総務課による幹部職員対象の研修や一般職員対象の研修も含め、ICTに係る講習につきましては、合計6回開催してきたところでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 職員の皆様に対することは分かりましたが、市民の皆様に向けた対応はどうですか。
○議長(平井せい治君) 吉田総務部理事。
◎総務部理事(吉田逸美君) 西津議員の再問にお答えします。
 今市民の方々にということでご質問頂戴したわけですけれども、確かにこれまで、市民の方向けのICTに関する研修というのはできておりませんでした。ただ、今年度、国で行いますデジタル活用支援推進事業という取組がございます。それによりますと、高齢者対象のスマホの操作研修というか講習ですね、そういったものについてやるメニューがあるんですけれども、これを活用した中で、デジタル技術を使いこなせない、特に高齢者の方に対して、デジタル格差の解消のため講習会を取り組んでいきたいと考えているところです。
 ただ、現状、進めるためには事業の採択が必要となってまいります。この事業採択され次第、具体的なスケジュールについては詰めさせていただいて、広報等を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) では、職員や庁内での講習は実施されているということですけども、その成果はどのように現れていますか。
○議長(平井せい治君) 嵐総合政策部理事。
◎総合政策部理事(嵐孝雄君) 再問にお答えいたします。
 成果というのは、数値的なものという形でのお示しはできないんですけれども、先ほど答弁にもありましたとおり、AI-OCR、それからRPAというICT化の取組を昨年度試行でスタートし、本年度、それをさらに拡大という形で実行させていただいているわけです。
 その中で、ICT推進員というのを各所属に配置している中で、それらの意識が非常に高まっておる。このAI-OCR、RPAを取っかかりでやっているわけですけれども、これらに対する参加意欲というのが、特に若年層の中で高まっていることが十分把握できているという意味で言いますと、十分な評価できる取組が進んでいるというふうに考えております。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 議会だけを取り上げてみましても、議員控室のパソコンでさえも、起動するのに5分から10分かかることもあります。見てください、この議場。今の時代、企業でも会議にはノートパソコンぐらいは持って入りますよ。これは議会改革にもなるのかもしれませんけども、さらに統計資料等につきましても、製本された後に毎回訂正が添付され、データ入力に危機感もチェック機能も不十分だと、このように私認識しております。
 ペーパーレス化さえも進まないような、このような本市におきまして、どうやってICT化を今後取り入れられた庁舎を目指すおつもりなのか、お答えください。
○議長(平井せい治君) 吉田総務部理事。
◎総務部理事(吉田逸美君) 議員の再問にお答えいたします。
 議員ご指摘のとおり、本市におけるICT化の現状は、進んでいるとは言えないというふうに私どもも思っております。
 デジタル化時代を迎える中、市としましては、近江八幡市ICT推進方針を令和元年度に策定し、次の視点を基に優先順位を設け、順次進めていくものとしております。
 その1点目としましては、国や県及び本市の上位計画における方針に基づき、速やかに導入または検討が必要とされるもの。2つ目に、新庁舎における本格導入を前提とし、試行を含め順次拡大する必要があるもの。3つ目に、新庁舎への移行を踏まえ導入や投資が妥当であるもの。この3つの方向で、本市のICT化を進めているところでございます。
 ICT化につきましては、新庁舎整備に向けて進めるべきもののほか、庁舎整備を待たずにできるところは、各システムのクラウド化のように順次進めさせていただいているところであります。
 例えば、本年1月に開始しましたコンビニ交付サービスでの住民票や税証明の発行、また、今年度に導入を予定しております行政手続における電子申請サービスなど、ICTを用いた市民の利便性向上への取組と併せてペーパーレス化など、職員の事務効率化向上への取組も進めてまいりたいと考えているところでございます。
 なお、庁舎整備に向けて、どのようにICT化を取り入れるかにつきましては、今後も窓口の対応方策の検討につきましては、日進月歩するICT技術の進展に留意しつつ実施設計や施行段階において、関係者と連携して柔軟に対応できるよう進めてまいりまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、新庁舎整備とそれに伴う業務形態の移行につきましては、ICT技術の一層の活用、導入により業務改革と生産性の向上を図りながら、行政サービスの充実につなげてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ICT化に少し議論が偏ってしまいましたが、新庁舎ではICT化による業務効率化を図るとおっしゃりつつも、私には、庁内のICT化一つを取ってみても、現在に至って、あまり計画的に進められているようには見受けられません。
 このように、場当たり的な新庁舎計画は、直ちに立ち止まって計画の見直しをされるべきだということ。さらに、コロナ禍に苦しむ市民の皆様の現状の声にもっと耳を傾けるべきであるということを提言させていただきまして、次の質問に移りたいと思います。
 大きく2項目めは、気候非常事態宣言についての質問です。
 昨年の12月定例本会議におきまして、請願第3号気候非常事態宣言及び気候変動に対する取組を推進する請願について、私も賛成の立場から討論させていただきましたし、また、全員賛成で可決された請願が今議会におきまして、気候非常事態宣言の発令というこの議案が上程されたことは、非常に喜ばしくもあり、当局におかれましては一人の市民の請願を真摯に受け止めていただきましたことに、心より感謝と敬意を表するものでございます。
 さて、地球温暖化により、近年では異常なまでの猛暑や熱波、そして大規模な台風や集中豪雨、海水温上昇など、異常気象が当たり前のように襲ってくるようになりました。一昨年の台風19号や令和2年7月豪雨からも見受けられるように、地球温暖化による気候変動の危機感は、もはや他人事ではなく、我が事として捉えざるを得ません。
 そこで、この宣言を発令することが最終目的になってしまうのではなく、気候非常事態宣言というこの行為そのものが、本市全体で認識を共有するための効果的な起爆剤になり、具体的な行動をより大きく、より確実に物事を動かす原動力にならなければなりません。
 本市は、自然環境にも恵まれたすばらしい町でございます。この環境を次の世代へと引き継いでいくことは我々の責務であります。また、そのために、我々が取り組めることは率先して取り組むべきであるという観点から、この気候非常事態宣言を発令後に、近江八幡市として全市的に取り組んでいこうとされる具体的取組についてお示しください。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
 田村市民部長。
 〔市民部長 田村裕一君 登壇〕
◎市民部長(田村裕一君) 西津議員の気候非常事態宣言についてのご質問にお答えいたします。
 議員のご質問にもございましたように、地球温暖化の影響と見られる記録的な猛暑や局地的な集中豪雨による洪水など、世界各地で毎年のように発生しており、現在の気候変動が地球規模で危機的状況であることを認識するとともに、市民、事業者及び行政が一体となって環境に対する意識を高め、一人一人が自分の問題として捉え、積極的かつ継続的に行動することが重要であると考えております。
 この宣言の目標としているところは、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることであり、具体的な施策につきましては、既に実施している公共交通機関の利用促進や、ごみ減量に向けた施策はもとより、新たな施策につきましても各課に照会を行い、環境審議会でもご意見を伺った上で、今年度末に更新を迎えます地球温暖化対策実行計画としてまとめてまいりたいと考えております。
○議長(平井せい治君) 質問はありますか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 再問に移ります。
 気候非常事態宣言後、具体的にはどのような取組を実施されますでしょうか。ごみ削減の取組やフードロス削減への取組、また森林保護やヨシ愛護、さらに気候変動対策に取り組む事業者や団体への支援や官民連携など、計画をお持ちでしたら、お示しください。
○議長(平井せい治君) 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 具体的な取組の詳細につきましては、今後決定してまいりたいと考えているところではございます。
 議員からもございましたように、ごみ削減につきましては、資源化の徹底や生ごみひとしぼり運動、マイボトル、マイ箸、マイバッグ推進などの取組のほか、フードロス削減につきましても、おうみはちまん食品ロス撲滅作戦や一期一会(15・18)運動のさらなる啓発等について、継続して取り組んでまいりたいと考えております。
 あわせまして、今までから実施されています西の湖ヨシ灯り展の開催を支援することによりまして、CO2を吸収するヨシの普及促進にもつなげてまいりたいと考えております。
 こうしたこれらの事業は、現在既に取り組んでいるものではございますが、新たな取組につきましても検討してまいりたいと考えております。
 また、地産地消の推進や子どもたちへの教育などを含めまして、全庁的に事業の洗い出しを行った上で取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ありがとうございます。
 初問答弁でお答えいただきました地球温暖化対策実行計画、これは5年に一度更新されるんやったと思うんですが、どのようなものか、いま一度分かりやすくお示しください。
○議長(平井せい治君) 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 本市が策定しております地球温暖化対策実行計画には、2つの種類がございまして、事務事業編と区域施策編と、この2つがございます。
 事務事業編は、事業所として策定しているものでございまして、市の施設におけるCO2の排出量のほか、市が一事業所として行う取組の方針や施策などを示しております。一方、区域施策編は、市全体におけるCO2排出量の推移のほか、市、市民、事業所のそれぞれの役割を示しております。また、産業活動や家庭での生活における取組などをまとめておりまして、それぞれの立場での具体的な行動例も示されているところでございます。
 この計画に基づきまして、様々な所属におきまして地球温暖化防止につながる事業を行っており、これらの事業につきまして、毎年実施状況を確認いたしまして、環境審議会において事業についてのご意見を伺いながら、進捗管理に努めているところでございます。
 初問でも申し上げましたように、この地球温暖化対策実行計画が今年度末で更新を迎えますので、具体的な取組につきましては、事務事業編、区域施策編とも、計画として改めてまとめてまいりたいと考えております。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 環境改善の取組は、行政だけでなく、市民の皆様と一体となって取り組まなければなりません。
 気候非常事態宣言後、どのようにして行政と市民、さらに各種団体を巻き込んで取り組んでいくのか、また、今日までの活動と同様では、何のための気候非常事態宣言なのか分かりません。
 今日までと何が変わり、何を強化していくのか、お示しください。
○議長(平井せい治君) 田村市民部長。
◎市民部長(田村裕一君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 気候非常事態宣言につきましては、議員おっしゃるとおり、宣言して終わりではなくて、現在の状況が危機的であるということを市民一人一人がご認識いただいて、行動に結びつけていただく必要があるというふうに考えてございます。
 こうしたことから、例えば、のぼり旗などによる視覚的に訴えられるような啓発など、こういったことにまずは工夫してまいりたいというふうに考えております。
 あわせまして、CO2の削減につきましては、特に産業分野においての取組も重要であるというふうに考えておりますので、商工会議所さんであるとか商工会さんとも連携を図りながら、取組を進めてまいりたいと考えております。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ありがとうございます。
 本当に、市民一人の方から発したもので、全議員が賛同して、可決したものが基になってのこの気候非常事態宣言でございます。決して絵に描いた餅で終わらせるようなことのないように、当局におかれましては賢明なお取組をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。
 それでは最後に、大きく3項目めの安土小学校建設とコミュニティエリア整備についての質問です。
 この質問は、これまでにも幾度となく質問も要望もさせていただいておりますが、安土小学校建設とコミュニティエリア整備事業はそれだけ重要なことでございまして、必ず実現させなければ、安土地域の発展、いや本市の発展はあり得ないと考えております。
 そもそも本市では、防災機能を持たせつつ、多世代地域コミュニティーを目指すためにコミュニティエリア整備を進めておりまして、このエリア整備事業も、残すところ、安土学区と北里学区になってまいりました。
 安土学区につきましては、合併後、平成25年当初から既に8年が経過しております。様々な諸団体の代表から成る検討委員会や建設委員会など形を変えつつ準備を重ねて、市に対して他学区同様に早急なコミュニティエリア整備を実施していただけるように要望しているにもかかわらず、この8年の間に、馬渕学区、老蘇学区、島学区、武佐学区、桐原学区、岡山学区など、続々とコミュニティセンターも建て直され、エリア整備が進んでまいりました。
 このような経緯の中において、安土学区のエリア整備がなかなか進まないことから、せめて子どもたちの教育環境向上のための小学校建設だけでもと、先に進めようということで、日岡前教育長にご尽力いただき、移転建設の場合の地質調査を行い、安土小学校整備地検討委員会が設置され、小学校建て替えについて、現地で行うのか、移転するのか、検討されてきた。この経緯があるわけです。
 これらの経緯は本会議でも発言されていることから、承認されてきましたので、市長を含め皆さんもご承知のことだと思います。つまり市として、安土小学校の建て替えはすることが大前提にあり、公的に安土小学校整備地検討委員会に諮問を投げかけたということです。
 この委員会は、小学校建設に関わる各種団体の代表により構成され、秘密会ではなく全てオープンにして、様々な議論をされた上で結論を出されました。その答申で、移転建設が望ましいとして出された以上、直ちに安土小学校の移転建設を推し進めるのが行政の役割なのではないでしょうか。整備地検討委員会の在り方に疑義がない以上、市長が決断するかしないかだけなんです。
 ありもしないレッテルを貼られながらも、わざわざ貴重な時間を割いて地域のためにとお集まりいただいた各種団体代表、つまり市民の代表である整備地検討委員会の皆さんには本当にご苦労いただいたと思っておりますが、その議論を何だと思っておられるのか、ないがしろにされるおつもりなのか、お考えをお示しいただきたい。
 今年度から、安土教育施設整備準備室が設置され、いよいよ前進するのかと、このように思い、私は今議会にでも安土小学校建設に関わる予算が上程されるものと、このように期待をしていましたが、予算どころか何ひとつ前進している様子も見受けられません。
 準備室の職員は5名、他の業務との兼務職員が4名と専属職員が1名、市としてのやる気すら見えてきませんが、名ばかりで設置されただけなのでしょうか。どのような業務をされているのでしょうか。
 また、3月議会では反対署名2,014筆に理解を求めていくと、このようにおっしゃいましたが、今日までの反対者に対する理解度の進捗状況はどのようになっていますか。さらに、事業予算の議会上程はいつになりますか。
 以上、初問とさせていただきます。
○議長(平井せい治君) 当局の回答を求めます。
 浪江総合政策部長。
〔総合政策部長 浪江尚史君 登壇〕
◎総合政策部長(浪江尚史君) 西津議員お尋ねの安土小学校建設と安土コミュニティエリア整備についてお答えいたします。
 まず、1点目の整備地検討委員会の議論を何だと思っているのかということにつきましては、安土小学校の老朽化や教室数の不足、市内の他校に比べて狭隘であることなどの課題を早急に解決するため、学校関係者及び地域の意見を反映した整備地を選定することを目的に、教育委員会の職務権限において、教育委員会が安土小学校整備地選定委員会を立ち上げました。その後、選定委員会において全4回にわたる議論を進められ、決定された内容について教育委員会において慎重に審議された結果、承認され、令和2年12月16日付で市長へ報告されたところでございます。
 この教育委員会より提出された報告につきましては、法に基づく教育委員会の職務権限において出された結果であり、市といたしましても、協議の過程を含め、しっかりと受け止めさせていただいております。
 次に、2点目の準備室でどのような業務をされ、反対者に対する理解度の進捗状況はどのようになっているのかのご質問でございますが、岡山議員のご質問の際にも答弁をさせていただきましたとおり、教育委員会の整備地選定委員会において出された附帯意見でございますとか、あるいは移転案に対し寄せられている水害対策などの不安の声、現地建て替え案に対し、要望のある敷地の拡張の可能性等について詳細な資料を作成いたしまして、現在小学校を利用されている、また、これから利用されるお子様の保護者の方を対象に、4月から公平な立場でしっかりと説明をさせていただき、移転建て替え案、現地建て替え案の両案についてご意見を伺っていくという予定にしております。
 最後に、3点目の事業予算の議会上程はいつかということにつきましては、安土小学校の整備方針が決定後にスケジュールをお示しし、事業予算についても、それに基づき議会上程をさせていただきたいというふうに考えてございます。
○議長(平井せい治君) 回答漏れはありませんか。
 質問ありますか。
 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 今の答弁でいただきました。整備地検討委員会での答申をしっかり受け止めさせていただいているとおっしゃいながら、移転建て替え、現地建て替えの両案について意見を伺っていくと、この辺が私には納得いかないんですよね。
 市長、何を戸惑っておられるんでしょうか。来年の選挙気にしておられるんでしょうか。
 3月議会では、2,014筆の反対署名を無視できないとおっしゃっていました。それを上回る賛成署名が提出されれば、どうなさるおつもりでしょうか。そんなことをやっていれば、いつまでたっても事業は進みません。
 安土小学校の建て替え問題だけでなく、本市の全ての事業において市長のリーダーシップ、そして責任感がなければ何ひとつ前に進まないんです。しかも、本会議において、この整備地検討委員会でありますとか、このような発言が教育長の中で行われているんです。
 つまり、議会が承認している以上、署名を優先されるのであれば、これはまさに議会軽視、単なるワンマン市政です。二元代表制のあるべき姿と今回の署名の取扱いについてのお考え、お示しください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答えを申し上げます。
 岡山議員でのご質問にもお答えしましたとおり、教育委員会としては、選定地は決定いただいたということでございます。私どもとしては、そこで進めるべく検討するという状況ではございますが、一方で、地域から、議員もご指摘いただいた2,014筆は非常に大きな、無視できない数の反対意見が私どものところに届けられたということでございます。
 これにつきましては、議員もおっしゃっているように、小学校というのは、多世代地域のコミュニティー、これからコミュニティ・スクールという言葉がありますように、地域と一体で教育を進めていくというものもクローズアップされている中で、地域の協力をやっぱり学校としても求めていかなければならない、こういう情勢なんだろうなというふうに思います。
 そういう中で、この方々に対してもしっかりとご理解をいただく。また、教育委員会で出された答申につきましても、先ほど浪江部長から回答させていただきましたように、様々附帯意見ついております。
 これらにつきまして、私どもとして、より詳細にきっちりとしたデータなり答えなりを持ちながら、学区民の方にしっかりと理解をいただいた中で、私どもとしては進めてまいりたい、こういうことでございます。
 一方で、それぞれですね、一刻も早くという思いを持っておられる市民の皆さん、学区民の皆さん、多数おられることも承知しておりますので、そこら辺りを兼ね合いながら、今後対応してまいりたいと考えております。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 初問答弁で、現地建て替え案に対し、要望のある敷地の拡張の可能性等について詳細な資料を作成いたしましてと、このようにご答弁いただきましたが、そもそもそれがおかしいんです。
 何を今さら現地建て替え、拡張した場合の資料を作成する必要があるんですか。お考えをお示しください。
○議長(平井せい治君) 回答を求めます。
 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 再問にお答えいたします。
 現地建て替えの拡張の可能性につきましては、そういった現地建て替えの要望と併せて、そういったことも要望がされておりますので、具体的に周りの地権者等、そういったところのご意向とかそういったところを調査した上で、比較検討していくというのがやり方ではないかということで、そのように考えてございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) いえいえ、ですから、8年間の間にこんな議論はあったわけじゃないですか。整備地検討委員会を設置する前に、その調査されればよかったんですよ。
 検討委員会済んで、答申受けてから、何で今さら調査するんですかってお伺いしているんです。
○議長(平井せい治君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 再問にお答えいたします。
 教育委員会としては、整備地の移転候補地ということで決定されたわけですが、先ほど申しましたように、市の、市長の公有財産の総合調整権というものがございまして、そういった中で、より公有財産を効率的に取得する、あるいは業務目的のために効率的に利用するということのための調整権でございますので、そういった観点から、市としては移転候補地と、それから拡張可能性のある現地の建て替え案ということで比較して説明していくというようなことでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 何をおっしゃっているんですか。それやったら何で最初から、教育委員会じゃなくて市長当局でやらはらへんかったんですか。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答えを申し上げます。
 これまでの議会でもお答え申し上げていますように、小学校の場所というのは、法的に教育委員会で決めることになっております。それを受けて、私どもは学校を建設して、また教育委員会に戻すわけでございますけども、そういう中で、実際それが妥当なのか妥当でないのかという、今回、本来であればすっと建てればよいわけでございますけども、地元の方から建設に反対の非常に根強い声があるという中で、ここについてはしっかり説明し、ご理解いただく、そういう中で進めていく必要があるだろうということで、今回こういう取組をさせていただいているわけでございます。
 それについて、市長が決めりゃいいじゃないかと、ご意見の方もいらっしゃるとは思いますけども、私どもとしましてはやっぱり、先ほども申し上げましたように、地域あっての学校という部分もございますので、そこは私どもが、独断といいますか、えいっと決めりゃいいというだけのものではないというように理解をしております。
 また、現地建て替え案の検討ということでございますけど、現地建て替えを主張されている方がここでもできるんじゃないかと、安くできるんじゃないかと、問題なくできるんじゃないかというご意見いただいておりますので、それに対して、それが一体どういうものなのかと、本当にそれが可能なものなのか、可能でないものなのかと、いま一度私どもとしてしっかりお示しする必要があるだろうということで、出させていただいているところのものでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) だから、いま一度戻るというのがおかしいって言うているんです。前から分かっていた話じゃないですか。何で、それを先に調査せずに教育委員会に責任を押しつけて、この検討委員会設置されたんですか。
 市長、もう一回確認させていただきますけど、3月議会で、安土小学校建設について数名の議員が同様の質問させていただきましたし、今回でもされておられます。その3月議会の答弁の中で、できるだけ早く住民の皆さんにきっちりした説明をし、本当に不安なく移転ということに納得いただける時期をつくるために最大限の努力をさせていただく、こういうような内容、多少はしょってはいますが、こういった内容の答弁されているんです。
 つまり、今さら現地建て替えを見直すとか、別の候補地を検討し直すということはないはずです。ここについて、現地建て替えをもう一回見直すんか、それとも移転建設をするのか、どっちかはっきりお答えください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 繰り返し申し上げますけれども、教育委員会としての答申は、今回の移転案ということで私どもは答申を受けております。これが安土学区、また、地域として受け入れられるものであるのかどうかということに関して、地域から反対のご意見がありましたので、その点を再度しっかりご納得、ご理解いただくように、説明すべく努力をしているところでございます。
 これはもう一貫して、3月議会の答弁、そして今議会の他議員へのお答えを含めまして、一貫したところだと理解をしております。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ですから、はっきり明言してください。どっちですか。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 現状で明言できるものではございません。今申し上げたとおりのことでございます。私が決める、決めないというものではございません。最終的にどういう形で判断するかというのはありますけれども、現状においては、地域の方のご理解を得ながら進めるというのが、我々の基本スタンスでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 昨日の岡山議員の質問に対する市長の答弁に、本当に開いた口が塞がらないくらいびっくりしました。今の答弁にしても、しかりです。
 安土小学校移転整備地検討委員会に諮問かけたのは、幾ら教育委員会の職務権限といえども、この議場において、教育長が移転地の地質調査の後に検討委員会に諮問する旨の答弁されて、市長もその発言に対し異を唱えることもなく、市の予算を投じてきた以上ですよ、市長は知らぬ存ぜぬで済みませんよ。市長はいつまで、こういうふうに責任を教育委員会になすりつけはるんですか。
 この議場での当局側の全責任は市長にあるということを、しっかり自覚していただきたい。全ての安土学区民が納得いただけるようにとおっしゃいましたが、この議場において全員賛成でない議決案に対し、市長それほど重く受け止めておられますか。我々議員にも、それぞれ多くの市民が支援者としてついているんですよ。
 移転地、検討委員会に差し戻すと、これどういうことなんでしょうか。もう議論されて答えを出されたじゃないですか。それなら、なぜ検討委員会にかける前に、現地建て替えの場合の資料作らなかったんでしょうか。昨日の岡山議員の質問にもありました。なぜコミュニティエリアも含めた準備委員会を市長直轄部局として、もっと前になぜ設置されなかったんですか。そういうところなんですよ。
 市長の政策全てにおいて場当たり的で、賛成派にも反対派にもいい顔して、いつまでたってもこれ前に進まないのは、市長なら、はっきりとリーダーシップと決断力を持ってくださいよ。それこそ議会が責任を持って是は是、非は非で、市長が上程されれば決断しますよ。
 いま一度市長は、移転建て替えするのか、現地建て替えするのか、どっちに決断されるんか、お答えください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 繰り返し申し上げていますように、これまで申し上げたように、決める教育委員会で、候補地としてふさわしいところを答申いただいたと。
 私ども行政としましては、行政は、取りあえず民主主義の基本として、やはり地域の方がどのように考えているかというのを酌み取っていくというのが基本、行政としての機能であります。
 行政は、行政として勝手に決めて、あと議会で地域の声聞いて決めりゃいいやという、そういう話には、これはなっていかないものでございまして、私どもとしましては、やはり地域の声、学区民として何が本当によいのか、どういう方向がいいのかというのをしっかり見極めた上で、議会には提案をさせていただくというのが我々としてあるべき姿勢だというふうに思っておりますし、やみくもに、こう考えるからこうだというのを議会に提案して、そこでけんけんがくがく議論すりゃいいやというように私は考えておりませんので、そういう中で、できる限り安土学区の皆さんの気持ちが一つになって、子どもたちの教育に今後いい影響が出るような形で進めたいという、こういう思いでやらせていただいているところでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 市長、国会議員までされていて間接制民主主義、理解されていないようですね。
 では、取りあえず理解を求めることが最優先とされるのであれば、今日まで、どのようにして理解を求める動きをされてこられましたか。
○議長(平井せい治君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 今日までの動きにつきましては、令和3年1月16日及び同月22日の2回にわたり、安土小学校移転に係る住民説明会を開催してまいりました。
 また、繰り返しになりますけれども、整備地選定委員会において附帯意見が出されていることですとか、2,014筆の署名が提出されたことから、市長の公有財産に関する総合調整権の規定に基づき調整を行うべく、まずは、公平な立場で、現地建て替え案及び移転候補地での建て替え案の両案につきまして、現在小学校を利用されている、また、今後利用されるお子様の保護者の皆様のご意見を伺うため、準備を進めてきたというところでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 3月議会以降といいますか、準備室を設置されて以降、理解を求めるための住民説明会等は実施されましたか。されたのであれば何回されたのか、お示しください。
○議長(平井せい治君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 3月以降は、住民説明会等は実施をしておりません。
 4月に安土教育施設等整備準備室を立ち上げ、まずは、公平な立場で両案の説明をすべく資料等の準備をしていると、説明会の開催に向けて準備をしているというところでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 3月議会以降3か月ですよ。いつまで説明資料を作ってはるんですか。
 署名、2,014筆の署名っておっしゃいます。署名には、住所、氏名の記載があるはずです。2月議会から3か月間、一月20日として、1日8時間勤務の職員さんが1時間に1人に対して説明したとして、3掛ける20掛ける8で480人、これが5人とすれば2,400人は説明できると思います。しかも、私が聞く限り、実際には付き合いで仕方なく署名したという方もおられますし、もう十分に説明はできていると思います。
 2,014人の反対者のうち、何%程度の理解を得られましたか。現在の状況をお伺いします。
○議長(平井せい治君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 これまで、移転は反対されている、その2,014名の方に対して、特定した説明というのは行ってございません。
 本市としては、その署名をしっかりと受け止めさせていただいて、まずは原点に立ち返りまして、子どもたちの未来のことを第一と考え、繰り返しになりますけれども、保護者の皆様方にしっかり説明し、ご意見を伺ってまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 子どもたちの未来とか、ええことはぎょうさん言わはるんですけど、全然進まないですよね。
 安土小学校の新築、防災機能を備えた安土コミセンの整備に優先的に取り組むと言われた市長は、本当に事業を進める気はあるんでしょうか。お伺いします。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答えを申し上げます。
 私が就任するまで、どこまで進んでいたかという議論ありますけども、こうして議員と議論させていただき、こうやって実際に組織をつくり、前に進んでいるということで、取組はさせていただいているもんだと理解しております。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 結局、誰のための小学校なんかということを第一に考えられておられない。口では、さっき将来の子どものためとかおっしゃっていますけど、肝腎の子どもたちが置き去りになっているんではないですか。もう一回お答えください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 先ほども申し上げましたように、教育というのは一体何のためにあるのかという、こういう教育委員会での根本的な課題でありますけども、一応私ども社会生活を営んでおります。社会コミュニティー、子どもたちの未来、国、県、市、様々な団体、活動団体、また、いわゆる統一体っていいますかね、団体あるわけでございますけども、社会の構造あるわけでございますけども、その中において、子どもたちの未来を当然一番に考えなきゃいけないことでございますけども、そこだけが切り離されてあるわけでは決してございませんので、そういう中で、一体どういう社会を子どもたちのためにつくり上げていくのか、また、それとどういうふうに子どもたちが関わっていくのか、また、地域として、どういう地域をこれから未来の子どもたちと一緒につくり上げていくのか、様々なところを考えていかなきゃいけないですし、今まで以上にその部分がクローズアップされているのが、現代の状況ではないかというふうに思います。
 そういう中で、議員もおっしゃっていただいていますように、小学校建設というのは非常に重要なことだということを、我々も当然認識しておるわけでございまして、そういう中でやっぱりしっかりした合意といいますかね、しっかりとした地域として受け入れられる形のものをつくり上げていきたいというふうに思っております。
 例えば、今の移転候補地というのは、例を挙げますと、水害が危惧されているというようなことでございますけども、例えば、ここに通われる保護者の方が本当に水害を危惧されているのであれば、そこに子どもは通わせたくないと思われる方もいらっしゃるかもしれない。そういう方の疑問にもきっちり答えていくということが必要だということで、できる限りの努力を今させていただいているということでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) そんだけ水害あるときに、誰も小学校へ通いませんよ。
 市長、誰がリーダーシップを取って、誰が主体となって、誰が責任取るんか、もう一回教えていただいていいですか。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 教育の主体という中では、今立てつけ的には教育委員会ということになっております。
 この小学校の建設という、施設を建設するということにつきましては、私はじめこの近江八幡市、私がその責任者ということになろうかというように思います。
 しかしながら、責任を持つからといって一方的に決めていいもんだというふうには、私は思っておりません。できる限り、これまでもずっとご説明してきておりますとおり、できるだけ幅多くの人に納得し、そしてよいもんだということで受け入れていただきたいという思いで活動させていただいております。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) ですから、全然一方的じゃないじゃないですか。安土学区から要望出ているんでしょう。そこ、置き去りになっていますやん。
 大事大事とおっしゃっている。無視できないとおっしゃっている署名、2,014筆の。この正当性、有効性の検証はもちろんされたものだと思いますが、されておられますか。お伺いします。
○議長(平井せい治君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 署名の正当性、有効性の検証につきましては、地域の方から寄せられた要望であり、大変重く受け止めておりますが、法的に強制力があるものではございませんので、署名の有効性についての検証は行ってございません。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) おかしいじゃないですか。署名署名とおっしゃっているのに。
 同じ字体であるとか、同じ人が勝手に書くこともできるんですよ、署名って。そこの検証もされずにですよ、署名が原因で、そこを大事にしたいって、なぜ、その検証されないんですか。
○議長(平井せい治君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 再問にお答えいたします。
 繰り返しになりますけれども、法的に強制力がないということですので、正確な筆数の把握ですとか、そういったことも必要がないため、検証は行っていないということでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 今後も、署名の検証はされないおつもりですか。
○議長(平井せい治君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 再問にお答えいたします。
 現在のところは、そういう予定はございません。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) そしたら、賛成派の人が適当な名前を書いて3,000筆持ってきても、検証はされないんですか。3,000筆、5,000筆、1万筆持ってきても検証はされないんですか。
○議長(平井せい治君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 再問にお答えいたします。
 もちろん、そういった適当に持ってこられるというか、明らかに違うご意見の方が適当に持ってこられたというような、ちょっと検証しようがないんですけれども、そういったものであれば扱いが違うかもしれませんけれども、今は法的にではありませんけれども、きちんとした署名として、私どもは受け取っているところでございます。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 法的とおっしゃいながら検証していないって、どういうことなんですか。どれが正しくて、どれが間違っているなんて、分からないじゃないですか。もう一回お答えください。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 西津議員の再問にお答え申し上げます。
 署名の有効性ということでございますけど、これもう一般に署名の中で、今言ったような代筆されるとか、様々な要因でいろんなのが混入するということは、私どもも承知をしております。
 しかしながら、今回2,014筆という署名が提出されまして、私も中身をざくっと見させてはいただいておりますけども、それが全て全て真正かどうかと言うつもりもございませんけども、そういう中で、地域の声として大きくあるということは認識をさせていただいたところでございます。そういう意味で、こういう取扱いをさせていただいておるということでございます。
 また、そうでないものが1万、1万5,000とか出てきたとき、どうするかと。それは常識的に考えて、それがどういう過程で署名が集められたかどうかとか、そういうものは、当然のことながら我々の耳にも入るわけでございまして、そういう中で、常識的な判断をさせていただくことになろうかというふうに思います。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 常識的に考えて言っているんですよ。この2,014筆が根本になって前に進まない。でしたら、2,014筆の署名がちゃんとしたものであるのか、同じ名前が重なっていないか、同じ字体がかぶっていないか、こういったことを検証された上で根拠にされるんなら、まだ分かりますよ。その根拠もなしに2,014名の方がっておっしゃったところでね、賛成派の人たちは納得しませんやん。
 検証してくださいよ。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 何回も繰り返し申し上げますけども、検証する意味がございませんので、検証はいたしません。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 意味ないことないですよ。意味があるから言っているんです。恐らくこの議場におられる方、皆さん思ってはりますよ。意味ありますよ。検証して正当性がある。有効性があるということをちゃんと証明してくださいよ。なぜ、その証明をしてくださらないんですか。
 うそついている人が、うそついていませんって言うてんのと一緒ですやん。その証拠出してくださいって言うているんですよ。検証してくださいよ。
○議長(平井せい治君) 小西市長。
◎市長(小西理君) 何回も繰り返し申し上げておりますけども、地域として無視できない声があるということで、我々は理解させていただいておるところでございます。
 今までも部長からご答弁申し上げていますように、法的拘束力のあるものではございませんので、検証はいたしません。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) いつまでたっても、これ押し問答になりそうですね。
 さて、そしたら先日、安土学区においてコミュニティエリア整備の特別委員会、これが新たに設立されました。
 なぜ市長は、出席要請があったにもかかわらず欠席されたのか、住民理解を最優先にされるというんであれば、せめて代理として副市長でも教育長でも担当職員でも、なぜ出席して理解を求めるようにしていただけなかったのか、出席して安土小学校建設について住民に説明する絶好の機会であったと思われますが、5月22日18時、市長はどのような公務があって出席できなかったのか、それとも意図として住民に理解を求めようともせず、市長代理を立てられないほどの欠席された大きな理由も、併せてお聞かせください。
○議長(平井せい治君) 浪江総合政策部長。
◎総合政策部長(浪江尚史君) 西津議員の再問にお答えいたします。
 まず現在、岡山議員のご質問にもお答えいたしましたとおり、安土学区の皆様にご判断いただくことが重要であると。その後、小学校の整備方針を決定した後に、今後コミュニティエリア整備の一体化についても検討していくということでございますので、今回の特別委員会でございますが、小学校移転決定後の一体化整備の検討の場として開催されるということでございましたので、ご辞退させていただく旨をまちづくり協議会へお伝えした上で、ご欠席をさせていただいておりますので、議員におかれましてはご理解いただければと思います。
○議長(平井せい治君) 西津善樹君。
◆16番(西津善樹君) 理解を求めるとおっしゃいながら、全然動かれないじゃないですか。
 これ、市長の決断が遅れるたびに、子どもが新しい学校に入れるのが遅れるということをしっかりと再認識していただきまして、市長の政策理念に、移転建設が気に入らないとおっしゃるんであれば、謝罪して現地建て替えをするべきであります。本当に安土学区の代表として申し上げておきます。
 以上で終わります。
○議長(平井せい治君) 以上で西津善樹君の個人質問を終わります。
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